JPH09130031A - 電子部品の実装方法 - Google Patents
電子部品の実装方法Info
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- JPH09130031A JPH09130031A JP27953795A JP27953795A JPH09130031A JP H09130031 A JPH09130031 A JP H09130031A JP 27953795 A JP27953795 A JP 27953795A JP 27953795 A JP27953795 A JP 27953795A JP H09130031 A JPH09130031 A JP H09130031A
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- H05K1/02—Details
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- H05K1/141—One or more single auxiliary printed circuits mounted on a main printed circuit, e.g. modules, adapters
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- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/303—Surface mounted components, e.g. affixing before soldering, aligning means, spacing means
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- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/34—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
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- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/36—Assembling printed circuits with other printed circuits
- H05K3/368—Assembling printed circuits with other printed circuits parallel to each other
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- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 はんだバンプの過度のバンプ潰れを防止して
バンプ高さを制御することによって、バンプの形状を樽
型から円柱状または鼓型にし、接続部の接続信頼性を向
上させることができる電子部品の実装方法を提供する。 【解決手段】 電子部品に設けられたはんだバンプを介
して、この電子部品を実装基板に実装する電子部品の実
装方法による実装構造であって、表面実装型の電子部品
1と、この電子部品1を実装するプリント板2と、電子
部品1に設けられるチップ型部品3とから構成され、電
子部品1のプリント板2へのはんだ付け時に、溶融して
電子部品1の重量で潰れようとするはんだバンプ6をチ
ップ型部品3が支えることで、はんだバンプ6は接続バ
ンプ9のような円柱状または鼓型形状に形成され、電子
部品1とプリント板2の間隙寸法がチップ型部品3の高
さによって決定されるようになっている。
バンプ高さを制御することによって、バンプの形状を樽
型から円柱状または鼓型にし、接続部の接続信頼性を向
上させることができる電子部品の実装方法を提供する。 【解決手段】 電子部品に設けられたはんだバンプを介
して、この電子部品を実装基板に実装する電子部品の実
装方法による実装構造であって、表面実装型の電子部品
1と、この電子部品1を実装するプリント板2と、電子
部品1に設けられるチップ型部品3とから構成され、電
子部品1のプリント板2へのはんだ付け時に、溶融して
電子部品1の重量で潰れようとするはんだバンプ6をチ
ップ型部品3が支えることで、はんだバンプ6は接続バ
ンプ9のような円柱状または鼓型形状に形成され、電子
部品1とプリント板2の間隙寸法がチップ型部品3の高
さによって決定されるようになっている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面実装型の電子
部品の実装技術に関し、特に発熱量の多いBGA(Ball
Grid Array)型などの電子部品に用いて好適な電子部品
の実装方法に適用して有効な技術に関する。
部品の実装技術に関し、特に発熱量の多いBGA(Ball
Grid Array)型などの電子部品に用いて好適な電子部品
の実装方法に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、発明者が検討した技術とし
て、発熱量の多いBGA型などの電子部品の実装方法は
図6に示すような技術が考えられる。この電子部品の実
装方法は、図6(a) 〜(d) において工程順に例示するよ
うに、セラミックまたは有機材料で形成された電子部品
1のサブストレートに、熱拡散用に銅またはアルミニウ
ムなどの熱伝導性の良い金属板4を張り合わせ、はんだ
バンプ6を設けた構造のBGA型などの電子部品1を接
続バンプ9aを介してプリント板2に実装するような構
造となっている。
て、発熱量の多いBGA型などの電子部品の実装方法は
図6に示すような技術が考えられる。この電子部品の実
装方法は、図6(a) 〜(d) において工程順に例示するよ
うに、セラミックまたは有機材料で形成された電子部品
1のサブストレートに、熱拡散用に銅またはアルミニウ
ムなどの熱伝導性の良い金属板4を張り合わせ、はんだ
バンプ6を設けた構造のBGA型などの電子部品1を接
続バンプ9aを介してプリント板2に実装するような構
造となっている。
【0003】なお、このようなBGA型などの電子部品
の実装方法に関する技術については、たとえば平成6年
9月1日、工業調査会発行の「電子材料 1994年9
月号」P44〜P54などの文献に記載されている。
の実装方法に関する技術については、たとえば平成6年
9月1日、工業調査会発行の「電子材料 1994年9
月号」P44〜P54などの文献に記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
な電子部品の実装技術においては、BGA型などの熱伝
導性の良い金属板が張り合わされた電子部品をプリント
板にそのまま実装するため、接続バンプは電子部品の重
量をバンプの表面張力で支えて、この接続バンプは球を
押し潰したような樽型の断面形状となることが考えられ
る。
な電子部品の実装技術においては、BGA型などの熱伝
導性の良い金属板が張り合わされた電子部品をプリント
板にそのまま実装するため、接続バンプは電子部品の重
量をバンプの表面張力で支えて、この接続バンプは球を
押し潰したような樽型の断面形状となることが考えられ
る。
【0005】すなわち、電子部品の重量によっては、は
んだ付け時にBGA型などのはんだバンプが溶融して変
形する際、はんだの濡れ角がなくなり、はんだ接続部で
滑りが発生し、電子部品を実装位置に搭載できないとい
うことや、電子部品の重量がはんだバンプの表面張力を
超え、潰れて隣接するバンプとショートするということ
などが予想される。
んだ付け時にBGA型などのはんだバンプが溶融して変
形する際、はんだの濡れ角がなくなり、はんだ接続部で
滑りが発生し、電子部品を実装位置に搭載できないとい
うことや、電子部品の重量がはんだバンプの表面張力を
超え、潰れて隣接するバンプとショートするということ
などが予想される。
【0006】そこで、本発明の目的は、はんだバンプの
過度のバンプ潰れを防止してバンプ高さを制御すること
によって、バンプの形状を樽型から円柱状または鼓型に
し、接続部の接続信頼性を向上させることができる電子
部品の実装方法を提供することにある。
過度のバンプ潰れを防止してバンプ高さを制御すること
によって、バンプの形状を樽型から円柱状または鼓型に
し、接続部の接続信頼性を向上させることができる電子
部品の実装方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電子部品の実装
方法は、電子部品をこの電子部品に設けられたはんだバ
ンプを介して実装基板に実装する場合に適用されるもの
であり、BGA型などの電子部品の一部にチップ型部品
を設けるか、または基板の一部にチップ型部品を設ける
ものである。これにより、はんだ付け時にはんだバンプ
が溶融し、電子部品の重量により潰れようとするはんだ
バンプをチップ型部品で支えてはんだバンプの高さを制
御することができる。
方法は、電子部品をこの電子部品に設けられたはんだバ
ンプを介して実装基板に実装する場合に適用されるもの
であり、BGA型などの電子部品の一部にチップ型部品
を設けるか、または基板の一部にチップ型部品を設ける
ものである。これにより、はんだ付け時にはんだバンプ
が溶融し、電子部品の重量により潰れようとするはんだ
バンプをチップ型部品で支えてはんだバンプの高さを制
御することができる。
【0008】よって、前記した電子部品の実装方法によ
れば、過度のバンプ潰れを防止するため、電子部品の滑
りなどによる実装位置ずれ、および隣接バンプ間のショ
ートをなくすことができ、はんだ接続不良の少ない実装
が実現できる。
れば、過度のバンプ潰れを防止するため、電子部品の滑
りなどによる実装位置ずれ、および隣接バンプ間のショ
ートをなくすことができ、はんだ接続不良の少ない実装
が実現できる。
【0009】また、チップ型部品で支えることで、はん
だバンプの形状を樽型から円柱状または鼓型に形成する
ことができ、はんだ接続信頼性の良い実装が実現でき
る。さらに、チップ型部品を電子部品の下部に実装する
ので、このチップ型部品を電源ノイズ抑制のためのバイ
パスコンデンサなどとして利用することができる。
だバンプの形状を樽型から円柱状または鼓型に形成する
ことができ、はんだ接続信頼性の良い実装が実現でき
る。さらに、チップ型部品を電子部品の下部に実装する
ので、このチップ型部品を電源ノイズ抑制のためのバイ
パスコンデンサなどとして利用することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
に基づいて詳細に説明する。
【0011】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1である電子部品の実装方法を工程順に示す概略断面
図、図2はチップ型部品の実装状態を示す電子部品の裏
面図である。
態1である電子部品の実装方法を工程順に示す概略断面
図、図2はチップ型部品の実装状態を示す電子部品の裏
面図である。
【0012】まず、図1により本実施の形態1の電子部
品の実装方法による実装構造の構成を説明する。
品の実装方法による実装構造の構成を説明する。
【0013】本実施の形態1の電子部品の実装方法によ
る実装構造は、たとえば電子部品に設けられたはんだバ
ンプを介して、この電子部品を実装基板に実装する電子
部品の実装構造とされ、表面実装型の電子部品1と、こ
の電子部品1を実装するプリント板2(実装基板)と、
電子部品1に設けられるチップ型部品3とから構成さ
れ、このチップ型部品3により電子部品1のプリント板
2へのはんだ付け時にはんだバンプの高さが制御される
ようになっている。
る実装構造は、たとえば電子部品に設けられたはんだバ
ンプを介して、この電子部品を実装基板に実装する電子
部品の実装構造とされ、表面実装型の電子部品1と、こ
の電子部品1を実装するプリント板2(実装基板)と、
電子部品1に設けられるチップ型部品3とから構成さ
れ、このチップ型部品3により電子部品1のプリント板
2へのはんだ付け時にはんだバンプの高さが制御される
ようになっている。
【0014】電子部品1は、たとえば発熱量の多い表面
実装型のBGA型パッケージとされ、セラミックまたは
有機材料で形成された電子部品1のサブストレートの表
面に、熱拡散用に銅またはアルミニウムなどの熱伝導性
の良い金属板4が張り合わされている。
実装型のBGA型パッケージとされ、セラミックまたは
有機材料で形成された電子部品1のサブストレートの表
面に、熱拡散用に銅またはアルミニウムなどの熱伝導性
の良い金属板4が張り合わされている。
【0015】さらに、電子部品1の裏面中央部には、ア
レイ状に複数個の接続パッド5が形成され、これらの接
続パッド5上にはんだバンプ6が形成されている。ま
た、電子部品1の裏面周辺部には、少なくとも2個所以
上、本実施の形態1においては、図2に示すように対角
線方向の二隅の接続パッド5上にチップ型部品3が実装
されている。
レイ状に複数個の接続パッド5が形成され、これらの接
続パッド5上にはんだバンプ6が形成されている。ま
た、電子部品1の裏面周辺部には、少なくとも2個所以
上、本実施の形態1においては、図2に示すように対角
線方向の二隅の接続パッド5上にチップ型部品3が実装
されている。
【0016】プリント板2には、電子部品1のはんだバ
ンプ6に対応する位置に複数個の接続パッド7が形成さ
れ、これらの接続パッド7にはんだペースト8が供給さ
れてはんだ付けが行われ、プリント板2に電子部品1が
接続バンプ9を介して電気的に接続されている。
ンプ6に対応する位置に複数個の接続パッド7が形成さ
れ、これらの接続パッド7にはんだペースト8が供給さ
れてはんだ付けが行われ、プリント板2に電子部品1が
接続バンプ9を介して電気的に接続されている。
【0017】チップ型部品3は、たとえば電源ノイズ抑
制のためのバイパスコンデンサとされ、特にこのチップ
型部品3は電子部品1をプリント板2に実装した際の間
隙寸法に応じて所定の高さのチップ型部品3が用いられ
る。このチップ型部品3は、電子部品1をプリント板2
に実装する際に、予めはんだ付けにより電子部品1の接
続パッド5上に実装されている。
制のためのバイパスコンデンサとされ、特にこのチップ
型部品3は電子部品1をプリント板2に実装した際の間
隙寸法に応じて所定の高さのチップ型部品3が用いられ
る。このチップ型部品3は、電子部品1をプリント板2
に実装する際に、予めはんだ付けにより電子部品1の接
続パッド5上に実装されている。
【0018】次に、本実施の形態1の作用について、電
子部品1をプリント板2に実装する場合の実装方法を図
1に基づいて工程順に説明する。
子部品1をプリント板2に実装する場合の実装方法を図
1に基づいて工程順に説明する。
【0019】まず、プリント板2の表面に、実装される
電子部品1のはんだバンプ6に対応する位置に接続パッ
ド7を形成する(図1(a))。これらの接続パッド7が形
成されるプリント板2は、一般的に知られている方法、
たとえばサブトラクティブ法などで作成することができ
る。そして、プリント板2の接続パッド7にはんだペー
スト8を供給する(図1(b))。
電子部品1のはんだバンプ6に対応する位置に接続パッ
ド7を形成する(図1(a))。これらの接続パッド7が形
成されるプリント板2は、一般的に知られている方法、
たとえばサブトラクティブ法などで作成することができ
る。そして、プリント板2の接続パッド7にはんだペー
スト8を供給する(図1(b))。
【0020】続いて、電子部品1の接続パッド5上に、
チップ型部品3をはんだ付けにより実装し、その後、は
んだバンプ6を形成する。そして、プリント板2上に形
成された接続パッド7に電子部品1のはんだバンプ6が
対応するように位置決めし、重ね合わせることにより電
子部品1をプリント板2上に搭載する(図1(c))。
チップ型部品3をはんだ付けにより実装し、その後、は
んだバンプ6を形成する。そして、プリント板2上に形
成された接続パッド7に電子部品1のはんだバンプ6が
対応するように位置決めし、重ね合わせることにより電
子部品1をプリント板2上に搭載する(図1(c))。
【0021】さらに、電子部品1を搭載したプリント板
2を、たとえばはんだバンプ6やはんだペースト8の組
成などに応じた所定の温度の加熱炉内に入れる。これに
より、はんだバンプ6やはんだペースト8を加熱して溶
融させるリフロー操作によって、図1(d) に例示される
ように電子部品1はプリント板2にはんだ付けされる。
2を、たとえばはんだバンプ6やはんだペースト8の組
成などに応じた所定の温度の加熱炉内に入れる。これに
より、はんだバンプ6やはんだペースト8を加熱して溶
融させるリフロー操作によって、図1(d) に例示される
ように電子部品1はプリント板2にはんだ付けされる。
【0022】この時、本実施の形態1の場合には、溶融
して電子部品1の重量で潰れようとするはんだバンプ6
をチップ型部品3が支えることで、はんだバンプ6は接
続バンプ9のような円柱状または鼓型形状に形成でき、
電子部品1とプリント板2の間隙寸法(スタンドオフ)
を、このチップ型部品3によって決定することができ
る。
して電子部品1の重量で潰れようとするはんだバンプ6
をチップ型部品3が支えることで、はんだバンプ6は接
続バンプ9のような円柱状または鼓型形状に形成でき、
電子部品1とプリント板2の間隙寸法(スタンドオフ)
を、このチップ型部品3によって決定することができ
る。
【0023】たとえば、はんだペースト8を接続パッド
7と同形、同サイズ、高さ200μmで形成する。電子
部品1に実装されたチップ型部品3が1608型(1.6
mm×0.8mm)で高さが0.5mmの場合、はんだバン
プ6はチップ型部品3と同一の高さで形成する。前記電
子部品1をプリント板2に搭載した際、はんだバンプ6
ははんだペースト8に接触し、リフロー操作によっては
んだ付けされると、はんだバンプ6は図1(d) の接続バ
ンプ9のようなチップ型部品3の高さの円柱状または中
心部の凹んだ鼓型形状に形成することができる。
7と同形、同サイズ、高さ200μmで形成する。電子
部品1に実装されたチップ型部品3が1608型(1.6
mm×0.8mm)で高さが0.5mmの場合、はんだバン
プ6はチップ型部品3と同一の高さで形成する。前記電
子部品1をプリント板2に搭載した際、はんだバンプ6
ははんだペースト8に接触し、リフロー操作によっては
んだ付けされると、はんだバンプ6は図1(d) の接続バ
ンプ9のようなチップ型部品3の高さの円柱状または中
心部の凹んだ鼓型形状に形成することができる。
【0024】従って、本実施の形態1の電子部品1の実
装方法によれば、電子部品1に設けられるチップ型部品
3によって接続バンプ9を円柱状または鼓型形状に形成
することにより、過渡のバンプ潰れを防止できるため、
電子部品1の実装位置ずれおよび隣接バンプ間ショート
をなくすことができ、はんだ接続不良の少ないBGA型
の電子部品1のプリント板2への実装を実現することが
できる。
装方法によれば、電子部品1に設けられるチップ型部品
3によって接続バンプ9を円柱状または鼓型形状に形成
することにより、過渡のバンプ潰れを防止できるため、
電子部品1の実装位置ずれおよび隣接バンプ間ショート
をなくすことができ、はんだ接続不良の少ないBGA型
の電子部品1のプリント板2への実装を実現することが
できる。
【0025】また、はんだバンプ6は接続バンプ9のよ
うな円柱状または鼓型形状に形成でき、樽型バンプのよ
うに電子部品1とプリント板2との熱収縮の違いにより
発生するせん断応力が接続バンプ9と接続パッド5,7
の界面に集中することがないので、よりはんだ接続信頼
性の高い実装を行うことができる。
うな円柱状または鼓型形状に形成でき、樽型バンプのよ
うに電子部品1とプリント板2との熱収縮の違いにより
発生するせん断応力が接続バンプ9と接続パッド5,7
の界面に集中することがないので、よりはんだ接続信頼
性の高い実装を行うことができる。
【0026】さらに、バイパスコンデンサのチップ型部
品3を電子部品1に実装することで、電子部品1自体、
さらには電子部品1を実装したプリント板2の電源ノイ
ズを抑制して特性を向上させることができる。
品3を電子部品1に実装することで、電子部品1自体、
さらには電子部品1を実装したプリント板2の電源ノイ
ズを抑制して特性を向上させることができる。
【0027】(実施の形態2)図3は本発明の実施の形
態2である電子部品の実装方法を工程順に示す略断面図
である。
態2である電子部品の実装方法を工程順に示す略断面図
である。
【0028】本実施の形態2の電子部品の実装方法によ
る実装構造は、前記実施の形態1と同様に、電子部品に
設けられたはんだバンプを介して、この電子部品を実装
基板に実装する電子部品の実装構造とされ、表面実装型
の電子部品1と、この電子部品1を実装するプリント板
2(実装基板)と、バイパスコンデンサのチップ型部品
3とから構成され、前記実施の形態1との相違点は、チ
ップ型部品3を電子部品1に代えてプリント板2に設け
るようにした点である。
る実装構造は、前記実施の形態1と同様に、電子部品に
設けられたはんだバンプを介して、この電子部品を実装
基板に実装する電子部品の実装構造とされ、表面実装型
の電子部品1と、この電子部品1を実装するプリント板
2(実装基板)と、バイパスコンデンサのチップ型部品
3とから構成され、前記実施の形態1との相違点は、チ
ップ型部品3を電子部品1に代えてプリント板2に設け
るようにした点である。
【0029】すなわち、本実施の形態2における電子部
品1の実装方法においては、図3に示す工程順に基づい
て電子部品1がプリント板2に実装されるようになって
おり、まずプリント板2の表面に、実装される電子部品
1のはんだバンプ6と、チップ型部品3に対応する位置
に接続パッド7を形成する(図3(a))。そして、プリン
ト板2にチップ型部品3を搭載してはんだ付けする(図
3(b))。
品1の実装方法においては、図3に示す工程順に基づい
て電子部品1がプリント板2に実装されるようになって
おり、まずプリント板2の表面に、実装される電子部品
1のはんだバンプ6と、チップ型部品3に対応する位置
に接続パッド7を形成する(図3(a))。そして、プリン
ト板2にチップ型部品3を搭載してはんだ付けする(図
3(b))。
【0030】続いて、プリント板2の、電子部品1のは
んだバンプ6に対応した接続パッド5に、はんだペース
ト8を供給する(図3(c))。そして、プリント板2上に
形成された接続パッド7に電子部品1のはんだバンプ6
が対応するように位置決めし、重ね合わせることにより
電子部品1をプリント板2上に搭載する(図3(d))。
んだバンプ6に対応した接続パッド5に、はんだペース
ト8を供給する(図3(c))。そして、プリント板2上に
形成された接続パッド7に電子部品1のはんだバンプ6
が対応するように位置決めし、重ね合わせることにより
電子部品1をプリント板2上に搭載する(図3(d))。
【0031】その後は、前記実施の形態1と同様に、リ
フロー操作によってはんだバンプ6やはんだペースト8
を加熱して溶融させ、はんだバンプ6をチップ型部品3
が支えることで、はんだバンプ6は接続バンプ9のよう
な円柱状または鼓型形状に形成することができる(図3
(e))。
フロー操作によってはんだバンプ6やはんだペースト8
を加熱して溶融させ、はんだバンプ6をチップ型部品3
が支えることで、はんだバンプ6は接続バンプ9のよう
な円柱状または鼓型形状に形成することができる(図3
(e))。
【0032】従って、本実施の形態2の電子部品1の実
装方法によれば、プリント板2に設けられるチップ型部
品3によって接続バンプ9を円柱状または鼓型形状に形
成することにより、前記実施の形態1と同様に、電子部
品1の実装位置ずれおよび隣接バンプ間ショートの防
止、せん断応力の緩和によってはんだ接続信頼性の高い
電子部品1のプリント板2への実装を実現でき、さらに
電子部品1を実装したプリント板2の電源ノイズを抑制
して特性を向上させることができる。
装方法によれば、プリント板2に設けられるチップ型部
品3によって接続バンプ9を円柱状または鼓型形状に形
成することにより、前記実施の形態1と同様に、電子部
品1の実装位置ずれおよび隣接バンプ間ショートの防
止、せん断応力の緩和によってはんだ接続信頼性の高い
電子部品1のプリント板2への実装を実現でき、さらに
電子部品1を実装したプリント板2の電源ノイズを抑制
して特性を向上させることができる。
【0033】特に、本実施の形態2のようにバイパスコ
ンデンサのチップ型部品3をプリント板2に設ける場合
には、電源ノイズの抑制によって特性の向上が可能にな
るとともに、チップ型部品3を回路構成部品と共用して
プリント板2の実装面積を大きくとることができるの
で、チップ型部品3、さらに電子部品1の実装効率を向
上させることができる。
ンデンサのチップ型部品3をプリント板2に設ける場合
には、電源ノイズの抑制によって特性の向上が可能にな
るとともに、チップ型部品3を回路構成部品と共用して
プリント板2の実装面積を大きくとることができるの
で、チップ型部品3、さらに電子部品1の実装効率を向
上させることができる。
【0034】本発明は前記実施の形態1および2に限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々
変更可能であることはいうまでもない。たとえば、前記
実施の形態においては、電子部品1に対してチップ型部
品3を2個所に設ける場合について説明したが、本発明
は前記実施の形態に限定されるものではなく、特性上必
要な数に応じて図4のように3個所または4個所にチッ
プ型部品3を設けたり、さらにそれ以上に設けることも
可能であり、またはんだバンプ6の配列に応じても変形
可能であり、たとえば図5のように中央部にチップ型部
品3を設ける場合などについても広く適用可能である。
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々
変更可能であることはいうまでもない。たとえば、前記
実施の形態においては、電子部品1に対してチップ型部
品3を2個所に設ける場合について説明したが、本発明
は前記実施の形態に限定されるものではなく、特性上必
要な数に応じて図4のように3個所または4個所にチッ
プ型部品3を設けたり、さらにそれ以上に設けることも
可能であり、またはんだバンプ6の配列に応じても変形
可能であり、たとえば図5のように中央部にチップ型部
品3を設ける場合などについても広く適用可能である。
【0035】また、チップ型部品3としては、バイパス
コンデンサに限らず、たとえばダイオード、抵抗などの
他のチップ型部品3についても適用可能であり、この場
合にはチップ型部品3を回路構成部品の一部として共用
することができるので、実装効率の向上を図ることがで
きる。
コンデンサに限らず、たとえばダイオード、抵抗などの
他のチップ型部品3についても適用可能であり、この場
合にはチップ型部品3を回路構成部品の一部として共用
することができるので、実装効率の向上を図ることがで
きる。
【0036】さらに、このチップ型部品3の高さについ
ても、0.5mmの場合の他に、電子部品1の大きさ、接
続パッド5のピッチサイズなどに伴う電子部品1とプリ
ント板2の間隙寸法に応じて、既存のチップ型部品、さ
らに新規に製作するチップ型部品を用いて、種々の高さ
に制御可能であることはいうまでもない。
ても、0.5mmの場合の他に、電子部品1の大きさ、接
続パッド5のピッチサイズなどに伴う電子部品1とプリ
ント板2の間隙寸法に応じて、既存のチップ型部品、さ
らに新規に製作するチップ型部品を用いて、種々の高さ
に制御可能であることはいうまでもない。
【0037】
【発明の効果】本発明の電子部品の実装方法によれば、
電子部品を実装基板にはんだ付けする際に、電子部品ま
たは実装基板の一部に設けたチップ型部品によりはんだ
バンプの高さを制御して、過度のバンプ潰れを防止する
ことができるので、電子部品の滑りなどによる実装位置
ずれ、および隣接バンプ間のショートを低減することが
可能となる。
電子部品を実装基板にはんだ付けする際に、電子部品ま
たは実装基板の一部に設けたチップ型部品によりはんだ
バンプの高さを制御して、過度のバンプ潰れを防止する
ことができるので、電子部品の滑りなどによる実装位置
ずれ、および隣接バンプ間のショートを低減することが
可能となる。
【0038】この結果、はんだバンプの接続不良を少な
くすることができるので、はんだバンプを介して電子部
品を実装基板に実装する際の接続信頼性を向上させるこ
とが可能となる。
くすることができるので、はんだバンプを介して電子部
品を実装基板に実装する際の接続信頼性を向上させるこ
とが可能となる。
【0039】また、本発明によれば、チップ型部品を電
子部品またはプリント基板に実装することで、チップ型
部品を回路構成部品と共用してプリント板の実装面積を
大きくとることができるので、チップ型部品、さらに電
子部品の実装効率を向上させることが可能となる。
子部品またはプリント基板に実装することで、チップ型
部品を回路構成部品と共用してプリント板の実装面積を
大きくとることができるので、チップ型部品、さらに電
子部品の実装効率を向上させることが可能となる。
【0040】特に、チップ型部品をバイパスコンデンサ
とする場合には、このチップ型部品を電源ノイズ抑制の
ために利用することができるので、電子部品自体、さら
には電子部品を実装したプリント板の電源ノイズを抑制
して特性を向上させることが可能となる。
とする場合には、このチップ型部品を電源ノイズ抑制の
ために利用することができるので、電子部品自体、さら
には電子部品を実装したプリント板の電源ノイズを抑制
して特性を向上させることが可能となる。
【図1】本発明の実施の形態1である電子部品の実装方
法を工程順に示す概略断面図である。
法を工程順に示す概略断面図である。
【図2】実施の形態1において、チップ型部品の実装状
態を示す電子部品の裏面図である。
態を示す電子部品の裏面図である。
【図3】本発明の実施の形態2である電子部品の実装方
法を工程順に示す略断面図である。
法を工程順に示す略断面図である。
【図4】前記実施の形態において、他のチップ型部品の
実装状態を示す電子部品の裏面図である。
実装状態を示す電子部品の裏面図である。
【図5】前記実施の形態において、さらに他のチップ型
部品の実装状態を示す電子部品の裏面図である。
部品の実装状態を示す電子部品の裏面図である。
【図6】本発明の実施の形態に対応する比較例である電
子部品の実装方法を工程順に示す概略断面図である。
子部品の実装方法を工程順に示す概略断面図である。
1…電子部品、2…プリント板(実装基板)、3…チッ
プ型部品、4…金属板、5…接続パッド、6…はんだバ
ンプ、7…接続パッド、8…はんだペースト、9…接続
バンプ。
プ型部品、4…金属板、5…接続パッド、6…はんだバ
ンプ、7…接続パッド、8…はんだペースト、9…接続
バンプ。
フロントページの続き (72)発明者 上村 康浩 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立コンピュータエレクトロニクス内 (72)発明者 坂上 雅一 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内
Claims (1)
- 【請求項1】 電子部品に設けられたはんだバンプを介
して、この電子部品を実装基板に実装する電子部品の実
装方法であって、前記電子部品の前記はんだバンプが設
けられた以外の場所、または前記実装基板の前記電子部
品を実装する場所のうちのどちらか一方に、所定の高さ
のチップ型部品を少なくとも2個所以上に設け、前記電
子部品の前記実装基板へのはんだ付け時に前記はんだバ
ンプが溶融し、前記電子部品の重量により潰れようとす
る前記はんだバンプを前記チップ型部品で支えて前記は
んだバンプの高さを制御することを特徴とする電子部品
の実装方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27953795A JPH09130031A (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | 電子部品の実装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27953795A JPH09130031A (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | 電子部品の実装方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09130031A true JPH09130031A (ja) | 1997-05-16 |
Family
ID=17612387
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27953795A Pending JPH09130031A (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | 電子部品の実装方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09130031A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000047027A1 (fr) * | 1999-02-05 | 2000-08-10 | Novatec S.A. | Procede de realisation de modules electroniques a connecteur a billes ou a preformes integrees brasables sur circuit imprime et dispositif de mise en oeuvre |
JP2003526221A (ja) * | 2000-03-03 | 2003-09-02 | アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ・インコーポレイテッド | Bgaパッケージのためのバイパス減結合が改良されたプリント回路基板アセンブリ |
JP2007173669A (ja) * | 2005-12-26 | 2007-07-05 | Murata Mfg Co Ltd | 多層回路基板及びicパッケージ |
-
1995
- 1995-10-27 JP JP27953795A patent/JPH09130031A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000047027A1 (fr) * | 1999-02-05 | 2000-08-10 | Novatec S.A. | Procede de realisation de modules electroniques a connecteur a billes ou a preformes integrees brasables sur circuit imprime et dispositif de mise en oeuvre |
US7032306B1 (en) | 1999-02-05 | 2006-04-25 | Societe Novatec S.A. | Method for producing module |
JP2003526221A (ja) * | 2000-03-03 | 2003-09-02 | アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ・インコーポレイテッド | Bgaパッケージのためのバイパス減結合が改良されたプリント回路基板アセンブリ |
JP2007173669A (ja) * | 2005-12-26 | 2007-07-05 | Murata Mfg Co Ltd | 多層回路基板及びicパッケージ |
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