[go: up one dir, main page]

JPH09128916A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

Info

Publication number
JPH09128916A
JPH09128916A JP7283574A JP28357495A JPH09128916A JP H09128916 A JPH09128916 A JP H09128916A JP 7283574 A JP7283574 A JP 7283574A JP 28357495 A JP28357495 A JP 28357495A JP H09128916 A JPH09128916 A JP H09128916A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
disk device
fpc
disk
correction data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7283574A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Endo
遠藤  憲志
Atsushi Sato
佐藤  敦司
Kazuhide Oba
大場  一秀
Takao Abe
阿部  隆夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP7283574A priority Critical patent/JPH09128916A/ja
Priority to US08/694,674 priority patent/US5978167A/en
Publication of JPH09128916A publication Critical patent/JPH09128916A/ja
Priority to US09/318,110 priority patent/US6172838B1/en
Priority to US09/640,677 priority patent/US6556386B1/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B21/00Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
    • G11B21/02Driving or moving of heads
    • G11B21/10Track finding or aligning by moving the head ; Provisions for maintaining alignment of the head relative to the track during transducing operation, i.e. track following
    • G11B21/106Track finding or aligning by moving the head ; Provisions for maintaining alignment of the head relative to the track during transducing operation, i.e. track following on disks
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/4806Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed specially adapted for disk drive assemblies, e.g. assembly prior to operation, hard or flexible disk drives
    • G11B5/4846Constructional details of the electrical connection between arm and support
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/596Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on disks
    • G11B5/59605Circuits
    • G11B5/59611Detection or processing of peak/envelop signals
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/596Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on disks
    • G11B5/59688Servo signal format patterns or signal processing thereof, e.g. dual, tri, quad, burst signal patterns

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
  • Moving Of Heads (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ヘッドのFPC接続構造、オフセット補正値の
RAM格納、ポジション感度測定、及びエンコード/デ
コードロスによるフォーマット効率の改善を図る。 【解決手段】アクチュエータの段部を設け、リードライ
ト用FPCバンドと中継用FPCのFPC装着面を同じ
高さとする。ROMテーブル62のポインタ情報P4に
よりRAMテーブル64を参照してオフセット補正デー
タを取得する。2相サーボ信号N,Qのクロス点にオン
トラック制御し、このクロス点の値を測定してポシショ
ン感度補正値を求める。セクタ最終位置にライトのエン
コードロス分のギャップを設け、リード動作時に、デコ
ードロス分遅延させてセクタパルスを発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘッドとIC回路の間
のFPC接続構造、各種のオフセット補正値のRAM格
納、ポジション感度測定処理、及びリード時のエンコー
ドロスとリード時のデコードロスを考慮したセクタパル
スの発生を行う改良された小型のディスク装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気ディスク装置のコストダウン
が大きく進み、これに伴い製造組立のコストダウンも強
く要求されている。従来、ヘッドアクチュエータの先端
に支持されたヘッドとベース上に設置したヘッドICの
FPCの接続は、ヘッドICのFPCからフレキシブル
なリードライト用のFPCバンドを延ばし、一方、ヘッ
ドから中継用のFPCをアクチュエータのヘッドアーム
側面に接着し、ヘッドアーム側面で両方のFPCの端子
パターンを形成したランド部を互いに重ね合わせること
で接続固定している。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、従来
のFPC取付構造にあっては、ヘッドアームのフラット
な装着面上で、2つのFPCの端部を重ね合わせて電気
的且つ機械的に接続固定していたため、一方のFPCの
ランド部は装着面に接着されるが、他方のFPCのラン
ド部は、接着面から浮き上がった状態で重ね合わされ
る。
【0004】このように2つのFPCが接続面が同一面
上にないため、重ね合せの際にランド部に位置ズレが起
き易く、高精度の位置決めを必要とし、作業工数が多く
なり、製造組立のコストを充分に低減できない問題があ
った。従って本発明の目的は、アクチュエータの装着面
でのベース側の中継用FPCとヘッド側のリードライト
用FPCの位置決めが簡単にできる構造を備えたディス
ク装置を提供する。
【0005】また磁気ディスク装置は、環境温度あるい
は湿度が大きく変化する場所でも使用されることが予想
されるが、正常な動作を保証するために各種のヘッド位
置の補正を行っている。このヘッド補正を行うシリンダ
位置が細かいほど高精度の補正が可能となる。しかし、
高精度の補正を行うためには補正値を記憶するRAMの
容量が増加し、コストを下げることができない。このた
め補正の精度を損うことなくRAMの使用容量を低減で
きる補正が求められる。
【0006】従来の磁気ディスク装置は、ディスク媒体
の全シリンダ範囲を等間隔のゾーンに区切ってゾーンの
境界位置での補正値を測定してメモリに記憶し、ゾーン
内の任意の位置の補正値は、両側のゾーン境界位置につ
いて記憶した補正値から直線補間によって補正値を求め
るようにしている。しかし、シリンダ位置に対する補正
値の特性は、非線形となる場合が多い。等間隔のゾーン
に区切る場合、非線形部分を正確に測定するためのゾー
ン間隔を細かくしなければならない。このため線形部分
でのゾーン間隔も細くなり、ゾーン数が増加し、これに
伴って測定した補正値を記憶するメモリ容量が増加し、
コスト上昇を招いている。
【0007】特に近年にあっては、コストダウンのため
に、ディスクコントローラに使用しているMCUの内蔵
メモリであるRAMの容量を減らしており、補正値の格
納に使用できるRAM領域が少なく、効率よく補正値を
格納する必要が生じている。従って本発明の他の目的
は、補正値を測定して記憶保持するゾーン間隔を任意に
可変でき、更に、ゾーンの補正値を記憶したRAMの使
用容量を必要最小限にできるディスク装置を提供する。
【0008】一方、近年の磁気ディスク装置は、小型化
・大容量化に伴いトラックピッチが詰まってきており、
オントラック精度の向上が要求されている。また、イン
ダクティブヘッドを使用したライトヘッドに対し、リー
ドヘッドとしてコア幅の狭いMRヘッドを採用している
ことにより、ライトヘッドとリードヘッドとの間のコア
ずれ補正が必須であり、ポジションの相の切り替わり位
置がオントラック位置になる可能性がある。
【0009】このため従来、1/2トラックピッチで2
相サーボパターンの相を変化させていたものを、1/3
トラックピッチで相を変化させる2相サーボ情報が提案
されている。従来のディスク装置におけるポジション感
度補正値の測定は、2相サーボ信号N,Qのクロス点を
測定すればよいが、サーボ信号N,Qが所定のサンプル
周期毎に離散的に得られることから、クロス点を直接測
定できない。そこで、等速シークを行った際に得られる
2相サーボ信号N,Qのクロス点を横切る前と横切った
後の値から、直線補間によりクロス点の値を求めていた
ため、誤差が発生する。
【0010】またトラックピッチを詰めて1/3トラッ
クピッチで相を変化させる2相サーボ信号にあっては、
1トラック移動する間に、クロス点が2回あり、1/2
トラックピッチの場合に比べてクロス点の密度が倍にな
ったことで、ポジション感度補正値の測定に時間がかか
りすぎ、また直線補間であるために測定精度の向上は望
めないという問題があった。
【0011】本発明の他の目的は、2相サーボ情報のト
ラックピッチが詰まっても、ポジション感度補正値の測
定時間と測定精度を向上してオントラック精度を高める
ようにしたディスク装置を提供する。更に、従来、ディ
スク装置の小型・高容量化を図るために、ディスクサイ
ズの小型化を進め、ディスクの高密度記録による高容量
化を行っており、更に、リード、ライトの信号処理系に
ついても、パーシャルレスポンス最尤法(PRML)等
の採用による高機能化が進められている。
【0012】このような信号処理系の高機能化に伴い、
従来の1−7RLL等では問題にならなかったエンコー
ド及びデコードに時間的なロスが大きくなっている。例
えば1−7RLLでは5ビッs程度のロスにすぎなかっ
たものが、パーシャルレスポンス最尤法による信号処理
では例えば44ビットと約10倍もあり、その分のギャ
ップ領域を設けなければならないことから、フォーマッ
ト効率が低下する問題がある。
【0013】特に、従来のエンコード及びデコードのロ
スを考慮したフォーマットにあっては、ライト動作時に
NRZデータを入力し終ってからディスク媒体に書込み
が終了するまでの時間の延びるエンコードロスと、リー
ド動作時に読取信号が得られてから実際にNRZデータ
が復調出力されるまでのデコードロスの両方を加えたロ
ス分のギャップ領域を設けており、フォーマット効率が
低下する問題がある。
【0014】従って本発明の他の目的は、ライト動作時
のエンコードロス及びリード動作時のデコードロスが大
きくなっても、必要とするギャップ領域を低減してフォ
ーマット効率を高めるようにしたディスク装置を提供す
る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】まず本発明によれば、
アクチュエータの装着面でのベース側のリードライト用
FPCとヘッド側の中継用FPCの位置決めが簡単にで
きる構造を備えたディスク装置が提供される。即ち、ヘ
ッドアクチュエータのFPC装着面上で、ベース側のF
PCから延在されたリードライト用FPCバンドの接続
パターンを備えたランド部と、ヘッド側に装着した中継
用FPCの接続パターンを備えたランド部とを重ね合せ
て接続固定するディスク装置について、ヘッドアクチュ
エータのFPC装着面に、リードライト用FPCバンド
側に段下げされた段部を形成し、この段部の段下げ位置
にリードライト用FPCバンドのランド部を、中継用F
PCのFPC装着面と同じ高さになるよう配置した状態
で、中継用FPCのランド部を重ね合わせて接続固定し
たことを特徴とする。
【0016】またリードライト用FPCバンドは、FP
C装着面の段部に支持部材としてのリテーナと重ね合わ
せて装着される。このFPC取付構造によれば、段部の
段差によってリードライト用FPCバンドと支持部材と
してのリテーナの厚さ分を吸収し、リーライト用FPC
バンドと中継用FPCの各ランド部を同一面上に配置
し、接続面での段差をなくすことができる。このため重
ね合わせで接続する2つのFPCのランド部に段差がな
いので、置決め作業が容易となり、位置決め精度も向上
できる。
【0017】図1は本発明の原理説明図である。本発明
は、補正値を測定して記憶保持するゾーン間隔を任意に
可変でき、更に、ゾーンの補正値を記憶したRAMの使
用容量を必要最小限にできるディスク装置を提供する。
本発明は、ディスク媒体に記録されたサーボ情報に基づ
いてヘッド位置を検出し、ヘッド位置毎に予め定めた所
定のオフセット補正データを使用して前記ヘッド位置を
補正して制御するディスク装置を対象とする。
【0018】このようなディスク装置につき本発明は、
図1(A)のように、ディスク媒体の記憶エリアを複数
ゾーンZ1〜Z8に分割し、各ゾーン毎に割り当てられ
たメモリエリアにポインタ情報P1〜P4を格納したR
OMテーブル62と、ROMテーブル62の各ポインタ
情報P1〜P4で指定される1又は複数のメモリエリア
に、ポインタ情報に対応するヘッド位置のオフセット補
正データG1〜G4を格納したRAMテーブル64を設
ける。
【0019】そして、オフセット補正データ生成部によ
り、ディスク媒体に対する現在のヘッド位置Xから求め
たゾーンZi、例えはゾーンZ5に基づき、ROMテー
ブル62を参照してポインタ情報P4を求め、このポイ
ンタ情報P4によりRAMテーブル64を参照してオフ
セット補正データG4を取得し、取得したオフセット補
正データG4の補間計算により現在のヘッド位置Xでの
オフセット補正データを生成する。
【0020】ここで、ROMテーブル62は、等間隔に
分割された複数ゾーンZ1〜Z8に対応するメモリエリ
アを有し、同じオフセット補正データを有するゾーン、
例えばゾーンZ4,Z5,Z6については、同一のポイ
ンタ情報P4を格納してRAMテーブル64の同一ポイ
ンタのオフセット生成データG4を取得させる。またR
AMテーブル64は、分割された複数ゾーンZ1〜Z8
の一方の境界位置のオフセット補正データG1〜G4を
格納している。この場合、オフセット補正データ生成部
は、現在のヘッド位置がゾーンZ2に属していたとする
と、ゾーンZ2に基づいたROMテーブル62及びRA
Mテーブル64の参照で一方のゾーン境界位置での第1
オフセット補正データG2を取得する。
【0021】次に、ROMテーブル62の参照に使用す
るゾーンの値を1つ変化させてZ+1とし、ゾーンZ+
1に基づいたROMテーブル62及びRAMテーブル6
4の参照で他方のゾーン境界位置での第2オフセット補
正データG3を取得し、第1及び第2オフセット補正デ
ータG2,G3、ゾーンの間隔512、及び現在のヘッ
ド位置Xに基づいて、現在のヘッド位置でのオフセット
補正データを直線補間により算出する。
【0022】RAMテーブル64に格納するオフセット
補正データとしては、 ヘッドアクチュエータに加わる機械的な外力を補正す
るための外力オフセット補正データ、 ディスク媒体に記録したサーボ情報の読取信号から生
成したヘッド位置データを、理論的な正しいヘッド位置
に変換する際に使用するポジション感度補正データ、又
は、 アクチュエータを駆動するモータの磁力に依存したB
L(磁束Bとコイル長Lの乗算値)の影響を補正するた
めのBL補正データ、とする。
【0023】ROMテーブル62およびRAMテーブル
64は、ディスクコントローラのマイクロコントロール
ユニットに内蔵されたROM素子及びRAM素子を使用
する。ディスク媒体はサーボ情報を専用のディスク面に
記録するサーボ面サーボか、又はデータ面のセクタ間に
サーボ情報を埋め込み記録するデータ面サーボ(セクタ
サーボ)を記録している。
【0024】このようにROMテーブルのポインタ情報
によって、補正データを格納したRAMテーブルの格納
位置を任意に指定可能とすることで、補正を行う間隔を
可変でき、またRAMの使用領域を最小限に低減でき
る。また本発明は、ディスク面に記録された2相サーボ
情報の読取信号から検出された2相サーボ信号N,Q
を、予め測定されたポジション感度補正値を使用して正
しいヘッド位置情報に変換するディスク装置を対象とす
る。
【0025】このようなディスク装置につき本発明は、
図1(B)のように、ディスク媒体のディスク面に1/
3シリンダピッチで相が変化するように2相サーボ情報
が記録されており、ポジション感度測定部により、ポジ
ション感度補正値を測定する際に、2相サーボ信号N,
Qのクロス点102,104にオントラック制御し、こ
のクロス点102.104の値を測定してポジション感
度補正値を求めることを特徴とする。
【0026】ここでポジション感度測定部は、クロス点
がプラス側となる位置102での測定値と2トラック離
れたクロス点がマイナスとなる位置104での測定値を
求め、2つの測定値の絶対値の平均値をポジション感度
補正値とする。これによりMRヘッドによる読取波形の
上下非対称性が緩和できる。またポジション感度測定部
は、クロス点の測定値を理論値に補正するための補正係
数をポジション感度補正値として算出する。
【0027】更に、ポジション感度測定部は、ディクス
媒体の記録領域を複数ゾーンに分割して各ゾーン境界位
置毎のポジション感度補正値を測定して記憶し、ヘッド
位置制御の際には、ヘッドの位置するゾーンの2つのゾ
ーン境界位置のポジション感度補正値から直線補間によ
り現在位置のポジション感度補正値を算出する。更に、
本発明は、ディスク媒体のトラックを複数セクタに分割
して各セクタの先頭位置にセクタマークを記録し、ディ
スク媒体のリード動作又はライト動作時に、セクタマー
クの読取りで得られるセクタパルスに基づいてライトゲ
ート信号又はリードゲート信号を発生するディスク装置
について、エンコードロス及びデコードロスによるフォ
ーマット効率の低下を改善する。
【0028】このため本発明のディスク装置は、ディス
ク媒体の各セクタの最終位置にライト動作によるエンコ
ードロスに相当する時間分のギャップ領域を設け、ライ
トゲート発生部により、ライト動作時に、セクタパルス
に同期してライトゲート信号を発生し、ギャップ領域の
検出信号によってライトゲート信号を停止させる。また
リードゲート発生部により、リード動作時に、リード動
作によるデコードロスに相当する時間分遅延させたセク
タパルスに同期してリードゲート信号を発生し、ギャッ
プ領域の検出信号を前記デコードロスに相当する時間分
遅延させた信号によって停止させる。
【0029】このため各セクタのキャップ領域がライト
動作時のエンコードロス分の領域で済み、従来、エンコ
ードロスとデコードロスの両方を加えたロス分のギャッ
プ領域を設けていた場合に比べ、フォーマット効率の低
下を改善し、ディスク容量の増加を図ることができる。
またエンコードロス及びデコードロスは、シリンダ位置
によって異なることから、エンコードロスに相当する時
間分のギャップ領域、及びデコードロスに相当する遅延
時間の各々を、ヘッドのシリンダ位置に応じた値、例え
ばゾーン毎に定めた値とする。
【0030】
【発明の実施の形態】
<目次> 1.全体構造 2.FPC取付構造 3.オフセット補正データのRAM格納 4.ポジジョン感度補正値の測定 5.エンコード/デコードロス 1.全体構造 図2は本発明のディスク装置の全体的な回路構成のブロ
ック図である。本発明のディスク装置であるディスクド
ライブ10は、コントロールユニット12とエンクロー
ジャ14で構成される。エンクロージャ14には、スピ
ンドルモータ16により回転される記憶媒体としてのデ
ィスク18が設けられている。
【0031】本発明にあっては、2.5インチの磁気デ
ィスクを例えば2枚使用している。またエンクロージャ
14には、ヘッドアクチュエータを駆動するためのボイ
スコイルモータ(以下「VCM」という)20が設けら
れ、ディスク18のデータ面に対し、ヘッド22を位置
決め可能としている。この実施例にあっては、ディスク
18は2枚であることからデータ面は4面となり、ヘッ
ド22は4つ使用される。更にエンクロージャ14には
ヘッドIC27が設けられ、ヘッド22に対するコント
ロールユニット12との間のリードライト、サーボ情報
の読取り、ヘッド切替え等を行っている。
【0032】コントロールユニット12にはMCU24
が設けられる。MCU24は、CPUに加え、図示のよ
うにROM62a及びRAM64aを内蔵している。こ
のROM62a,ROM64aは、MCU24に内蔵し
てものであってもよし、外部に設けたものであってもよ
い。MCU24に対しては、所定のクロックを発振する
発振器26、発振器26からのクロックに基づいて各種
のコントロールに必要なクロックを発生する論理IC2
8、外部ROMとしてのプログラムメモリ30、エンク
ロージャ14のスピンドルモータ16及びVCM20を
制御するサーボコントローラ32、ホストシステム40
との間で入出力に必要な各種のコマンド,データの転送
を行うハードディスクコントローラ34、バッファメモ
リ36、更にディスク18に対するリードライトを行う
ためのリード/ライトユニット38が設けられる。
【0033】これに加えて、本発明のディスクドライブ
10にあってはショックセンサ41を設けており、ショ
ックセンサ41の検出信号をセンサIC42で処理して
MCU24に与えている。ショックセンサ41としては
例えば圧電素子が使用され、外部からの衝撃による一定
方向の加速度がセンサIC42で規定値を超えると、衝
撃検出信号をMCU24に出力し、もしディスク18に
対するライト動作中であれば、このライト動作を強制終
了させる。
【0034】ショックセンサ41として使用した圧電素
子は方向性をもっており、この実施例にあっては、ヘッ
ドアクチュエータによるヘッド12の回動方向即ちディ
スク18のトラックを横切る方向の衝撃を検出できるよ
うに配置している。更にディスクドライブ10の外部に
は、必要に応じてコンソール43を設けることができ、
装置立上げ時あるいはメンテナンスに必要なMCU24
に対する入出力ができる。
【0035】図3は、図2のディスクドライブ10にお
けるエンクロージャ14の内部構造である。エンクロー
ジャのベース21上にはスピンドルモータによりディス
ク18が設けられ、所定速度で回転される。ディスク1
8に対し、ベース21のコーナ部にアクチュエータ44
が設置され、後部に設置したVCM20によりアクチュ
エータ44を回動して、先端のヘッド22をディスク1
8の半径方向に位置決め移動できるようにしている。
【0036】アクチュエータ44の近くには、ヘッドI
C23を実装したベース側FPC48が設置される。ベ
ース側FPC48からはリードライト用FPCバンド4
6が引き出され、アクチュエータ44のヘッド22側の
側面に支持固定されている。図4は、図3のA−A断面
である。ベース21上にはアクチュエータ44が回転自
在に装着され、後部にVCM20が設置される。アクチ
ュエータ44の先端は3つのヘッドアームに分けられて
おり、ヘッドアームの先端にヘッド22を設置してい
る。スピンドルモータ16の回転部には2枚のディスク
18が接続され、ディスク18の両面のデータ面に対し
4つのヘッド22が相対配置されている。ベース21の
上部にはカバー23が装着され、下側には図2のコント
ロールユニット12を実装したプリント基板25が装着
される。 2.FPC取付構造 図5は、図3のエンクロージャに設けたアクチュエータ
44をベース側FPC48と共に取り出している。ベー
ス側FPC48からはリードライト用FPCバンド46
が引き出され、アクチュエータ44の回転軸の側面でリ
テーナ45により挟み込まれ、リテーナ45から取り出
された先端部分を、ヘッドアーム60のFPC接続部5
0においてヘッド22側に装着されている中継用FPC
と重ね合せにより接続している。
【0037】図6は図5のアクチュエータ44のFPC
接続部50側の側面であり、リテーナ45はネジ54に
よりアクチュエータ44の側面に固定される。このリテ
ーナ45の固定によりFPC接続部50においてリード
ライト用FPCバンド46の先端とヘッド22側に装着
している中継用FPC52の端部を重ね合わせることで
電気的且つ機械的に接続固定している。
【0038】図7は、図5のFPC接続部50を拡大し
ている。アクチュエータ44のヘッドアーム60の側面
となるFPCの装着面は、リードライト用FPCバンド
46の装着側に段下げされた段部56を形成している。
この段部56の中には、リテーナ45に先端が装着され
たリードライト用FPCバンド46の先端46aが設置
される。
【0039】即ち、リードライト用FPCバンド46は
先端側でリテーナ45の挟み込み部45aに挟み込まれ
た後、引き出され、先端部46aをリテーナ45に例え
ば両面テープで接着した状態で、ヘッドアーム60の側
面に形成した段部56の中に装着される。この段部56
に対するリテーナ45及びリードライト用FPCバンド
46の先端部46aの装着状態で、リードライト用FP
Cバンド先端部46aの表面、即ち接続パターンを形成
したランド部は、中継用FPC52が接着固定される装
着面と同一面となるように設置される。段部56におけ
るリテーナ45に接着したリードライト用FPCバンド
先端部46aに対する中継用FPC52の接続固定は、
リテーナ45をアクチュエータ44に対しネジ54でネ
ジ止めすることで行う。
【0040】図8は、図6のアクチュエータ44のヘッ
ド側の側面に両面テープ等で接着固定される中継用FP
C52を取り出している。この中継用FPC52は、F
PC52a,52b,52cの3つに分かれている。各
FPC52a〜52cは、中継用FPCバンド46の接
続側にランド部58a,58b,58cを形成し、ヘッ
ド側にランド部59a〜59cを形成している。ランド
58a〜58c,59a〜59cの各々には、矩形の接
続パターンが設けられる。
【0041】この実施形態において、ヘッド18は複合
ヘッドであり、インダクティブヘッドを用いたライトヘ
ッド、MRヘッドを用いたリードヘッドを備えている。
このため図8のランド部59a〜59cには、4組のラ
イトヘッドとリードヘッドに対応して各々4つの矩形接
続パターンが形成されている。また、この4つの矩形接
続パターンに対応してリードライト用FPCバンドが重
ね合せにより接続されるランド部58a〜58c側に
も、各々4つの矩形接続パターンが形成されている。
【0042】図9は、図7に示した本発明におけるFP
C取付構造を従来構造と対比して示している。図9
(A)は本発明のFPC構造であり、ヘッドアーム60
の装着面に段部56を形成し、その中にリテーナ45と
リードライト用FPCバンド46のランド部を重ね合わ
せた状態で入れることで、リードライト用FPCバンド
46の表面側のランド部接続面はヘッドアーム60に対
する中継用FPC52の装着面52aと同一面に位置す
る。このため、リードライト用FPCバンド46と中継
用FPC52の端部のランド部の接続面を同一面とする
ことができる。
【0043】これに対し従来構造にあっては、図9
(B)(C)もしくは(D)のように、ヘッドアーム6
0のフラットな装着面にリテーナ45及びリードライト
用FPCバンド46を重ね合わせ、その先端に反対側か
ら中継用FPC52の先端を浮き上がらせた状態でラン
ド部を重ね合わせて接続固定している。このため、中継
用FPC52の先端のランド部を浮き上がらせた分だけ
左右方向の位置ズレがおき、設計上のランド部の寸法と
実際の位置決め寸法との間にズレを生じ、図8に示した
ようなランド部58a〜58cの接続パターンが互いに
ズレて接触不良を起こし、このためランド部に形成して
いる矩形接続パターンを正確に位置合せする高精度の位
置決めが必要であった。このような問題は、図9(A)
における本発明のFPC構造において全て解消されてい
る。 3.オフセット補正値のRAM格納 図10は、図2のコントロールユニット12に設けたM
CU24で行われるヘッド位置のオフセット補正に使用
されるオフセット補正データの記憶と生成処理の機能ブ
ロックである。
【0044】図10において、オフセット補正データの
記憶にはROMテーブル62とRAMテーブル64が使
用される。ROMテーブル62及びRAMテーブル64
は、図2のMCU24に内蔵されたROM素子62a及
びRAM素子64aを使用している。本発明のディスク
ドライブ10にあっては、コストダウンのために、MC
U24に内蔵したRAMにメモリ容量の少ないものを使
用しており、オフセット補正データの格納に使用できる
領域は制限されており、この制限されたRAM領域を有
効に活用したオフセット補正データの格納を行う。
【0045】図11は、ディスク媒体のシリンダ位置に
対する機械的なバイアス力を補正するためのオフセット
補正データのゾーン分割による測定と、ROMテーブル
62及びRAMテーブル64の実施形態である。図11
(A)は、シリンダ位置に対する図4に示した2枚のデ
ィスク18に対する機械的な外力を除去するためにVC
M20に流すオフセット電流の測定値を示している。本
発明のディスク18にあっては、例えば4096シリン
ダの記憶領域をもつことから、まず512シリンダ単位
に8つのゾーンZ1〜Z8に分割している。
【0046】この機械的なバイアス力は、図3に示した
ように、アクチュエータ44にベース側FPC48を接
続している中継用FPCバンド46の撓み力に依存して
いる。このため、アウタ側及びインナ側の両端で外力が
増加することから、これを補正するために大きなオフセ
ット電流が必要となり、中央部分では外力が安定してい
ることから比較的少なく、且つ変化量もほぼ直線となっ
た外力補正のオフセット電流となっている。
【0047】図11(A)について、外力のオフセット
特性75A側を例にとると、本発明にあっては、4つの
ゾーンZ1〜Z8のうち中央のゾーンZ4,Z5につい
てはオフセット電流の変化がほとんどなく、直線である
ことから、この2つのゾーンを1つのゾーンと見なして
オフセット補正電流の値を格納している。ここで、各ゾ
ーンZ1〜Z8ごとに測定されたオフセット特性75A
の各オフセット補正電流をI1〜I7としている。
【0048】図11(B)はROMテーブル62であ
り、シリンダ位置の8つのゾーンZ1〜Z8に対応した
8つのメモリエリアをもっている。ここで、図2のMC
U24に内蔵したROM素子62aは、RAM素子64
aに比べ記憶容量に十分な余裕があることから、ゾーン
Z1〜Z8についてメモリエリアを設けても容量上の問
題はない。
【0049】ROMテーブル62の8つのメモリエリア
には、図11(C)に示すRAMテーブル64に格納し
ているバイアス力補正電流I1〜I7の格納位置を示す
ポインタ情報P1〜P7が格納されている。このうちゾ
ーンZ4,Z5の2つについては1つのゾーンと見なし
ていることから、同じポインタ情報P4が格納され、ポ
インタ情報P4によってRAMテーブル64の4番目の
メモリエリアのバイアス力補正電流I4を参照できるよ
うにしている。
【0050】このようにシリンダ方向に対するゾーンZ
1〜Z8でのオフセットデータの特性に応じて、もし複
数ゾーンを1つのゾーンとしたい場合には、ROMテー
ブル62に同じポインタ情報を格納して、ROMテーブ
ル64の同じ格納エリアのオフセット補正データを参照
できるようにすれば良く、この分だけRAMテーブル6
4のメモリエリアの数を減らすことができる。
【0051】再び図10を参照するに、ROMテーブル
62及びRAMテーブル64に対しては、オフセット補
正データ生成部65が設けられる。オフセット補正デー
タ生成部65は、レジスタ66にヘッド位置信号から検
出された現在シリンダ位置Xがセットされており、ゾー
ンアドレス生成部68でまず現在シリンダ位置Xの属す
るゾーンZiを求めてレジスタ70にセットし、ROM
テーブル62を参照する。
【0052】ROMテーブル62には、図11に示した
ようにポインタ情報が格納されており、このポインタ情
報を読み出してROMテーブル64の対応するオフセッ
ト補正データを読み出す。最初に読み出されたオフセッ
ト補正データAは、レジスタ74に保持される。続いて
ゾーンアドレス生成部68より現在ゾーンZiの1つ隣
のゾーンZi+1 を生成してレジスタ72にセットし、ゾ
ーンZi+1 によってROM62を参照してポインタ情報
を求め、このポインタ情報によりRAMテーブル64を
参照して、対応するオフセット補正データBを求めて、
レジスタ76に格納する。
【0053】即ち、図11(A)から明らかなように、
ゾーンZ1〜Z8については例えば右側のゾーン境界位
置について測定したバイアス力補正電流をオフセット補
正データI1〜I7としてRAM64に格納している。
例えばゾーンZ1内に現在シリンダ位置Xにヘッドが存
在したとすると、このゾーンZ1によるROMテーブル
62の参照で得られたポインタ情報P1からはRAMテ
ーブル64の参照でゾーンZ1の左側のゾーン境界位置
のオフセット補正データI1しか求めることができな
い。
【0054】本発明にあっては、ゾーン内の任意のシリ
ンダ位置でのオフセット補正データは両側のゾーン境界
の測定値の直線補間で求めていることから、隣接するゾ
ーンZ2について2回目のROMテーブル62の参照で
ポインタ情報P2を求めて、RAMテーブル64の参照
でオフセット補正データI2を求め、このゾーンZ1の
両側のゾーン境界位置でのオフセット補正データI1,
I2を直線補間のために取得している。これが図10に
示したゾーンZ1によるオフセット補正データAの取得
と次のゾーンZi+1 によるオフセット補正データBの取
得である。
【0055】レジスタ74,76に現在シリンダ位置X
が属するゾーンZiの両側のゾーン境界位置でのオフセ
ット補正データA,Bが求められたならば、補間計算部
78において、現在シリンダ位置X及びゾーンZiの間
隔Cを使用して、現在シリンダ位置Xでのオフセット補
正データを補間データとして算出する。即ち、 補間データ=A+[{(B−A)/C}×(X−A)] として補間データを算出できる。
【0056】このようにオフセット補正データ生成部6
5で生成された補間データは、例えばシーク制御の際に
はVCMに対する外力による影響を除去するためのオフ
セット補正電流を、速度制御による電流に加えて流され
る。またオントラック制御中にあっては、ヘッド位置信
号に基づいた位置サーボ制御のループに対し、求めたオ
フセットデータを加えて外力によるアクチュエータへの
影響を除去する。
【0057】図12は、図10のオフセット補正データ
生成処理部65による処理動作のフローチャートであ
る。まずステップS1で、現在シリンダ位置Xからゾー
ンZiを判別し、ROMテーブル62を参照してRAM
テーブル64のポインタ情報Piを取得する。続いてス
テップS3で、隣接ゾーンZi+1 でROMテーブル62
を参照し、RAMポインタ情報Pi+1 を取得する。
【0058】続いてステップS4で、ポインタ情報P
i,Pi+1 によりRAMテーブル64を参照して、ステ
ップS5で補正値A,Bを取得する。続いてステップS
6で、現在シリンダ位置の補正値を求めるための直線補
間計算を行い、ステップS7で、算出された補間データ
を出力する。図13は、ポジション感度補正データを対
象に、図10の実施例によるゾーン分割とROMテーブ
ル62及びRAMテーブル64の内容を示している。
【0059】図13(A)は、シリンダ位置に対するポ
ジション感度補正値である。ポジション感度補正値は、
ディスク媒体のサーボ情報から読み出されたヘッド位置
を、理論的に決った正しいヘッド位置に変換する係数で
あり、これをポジション感度補正値Kとしている。ポジ
ション感度補正値Kは、例えば図13(A)のように、
比較的緩やかな変化をしている。そこで図13(A)に
あっては、シリンダ方向について図11の外力補正の場
合と同様、8つのゾーンZ1〜Z8に等間隔に分割し、
これに対応して図13(B)のように、8つのメモリエ
リアをもったROMテーブル62を準備している。ここ
でポジション感度補正値のシリンダ方向での特性は、ゾ
ーンZ1〜Z5では直線的に増加し、残りのゾーンZ6
〜Z7については直線的に減少している。
【0060】ここで、ゾーンZ8については、システム
ゾーンとしてユーザの利用できない領域であり、ゾーン
Z8についてはゾーン境界の測定値を固定的に使用す
る。そこで、ゾーンZ1〜Z5をまとめて1つのゾーン
と見なす。このため、図13(B)のROMテーブルの
ゾーンZ1〜Z5に対応した領域にはポインタ情報P1
が全て格納される。ポインタ情報P1は、図13(C)
のRAMテーブル64の最初の位置に格納したポジショ
ン感度補正値K1を参照している。
【0061】次にゾーンZ6,Z7を1つのゾーンと見
なし、ROMテーブル62の対応するメモリエリアに同
じポインタ情報P2を格納し、ポインタ情報P2により
RAMテーブル64のゾーンZの左側のゾーン境界位置
で測定したポジション感度補正値K2を参照させるよう
にしている。ゾーンZ3については、ポインタ情報P3
をROMテーブル62に格納し、RAMテーブル64の
3番目のメモリエリアのポジション感度補正値K3を参
照できるようにしている。
【0062】このような線形で変化するようなポジショ
ン感度補正値については、直線部分を1つのゾーンと見
なすことで、この場合には8つのゾーンZ1〜Z8に対
しRAMテーブル64のメモリエリアを3つに減らすこ
とができる。図14は、VCMに使用している永久磁石
によるBL(自作Bとコイル長Lの乗算値)のシリンダ
方向における変動を補正するためのBL補正データを例
にとって、そのゾーン分割とROMテーブル62及びR
AMテーブル64の内容を示している。
【0063】図14(A)は、シリンダ位置に対するバ
イアス力のオフセット補正特性であり、バイアス力のオ
フセットは、通常、オープンループゲインGの測定値と
して求められる。このBLによるオフセットを示すオー
プンループゲインGは、インナ及びアウタ側のシリンダ
位置で小さく、中央部分でフラットとなり、その間は非
線形に変化している。
【0064】図14(A)のBLを補正するためのオー
プンループゲインについては、まず8つのゾーンZ1〜
Z8に分割してROMテーブル62に対応するメモリエ
リアを確保する。ここで、Z1〜Z8の各境界での測定
値をG1,G2,G3,G4としており、ほぼ左右対称
のオフセット特性となっている。したがって、中央のゾ
ーンZ4,Z5,Z6の3つについては1つのゾーンと
見なしてROMテーブル62に同じポインタ情報P4を
格納し、RAMテーブル64のオープンループゲインG
4を参照できるようにしている。また、左右のゾーンZ
3とZ7を対称と見なし、同じポインタ情報P3を格納
してRAMテーブル64のオープンループゲインG3を
参照させている。
【0065】同様にゾーンZ2とZ8を対称ゾーンと見
なし、同じポインタ情報P2を格納し、RAMテーブル
64のオープンループゲインG2を参照させている。更
にゾーンZ1については、それ自身のオープンループゲ
インG1をRAMテーブル64に格納している。更に図
14の中央にフラットな直線部分をもつ場合の特性につ
いては、ゾーンZ4,Z5については補間計算を行わな
くても良い。補間計算はゾーンZ1,Z2,Z3,Z
6,Z7の非直線部分についてのみ行う。またゾーンZ
8はユーザ領域でないことから、固定的に例えばオープ
ンループゲインG1を使用しており、一定値であること
から、この部分に着いても直線補間は必要ない。
【0066】尚、上記の実施例はオフセット補正データ
として外力オフセット補正データ、ポジション感度補正
データ及びバイアス力補正データを例にとるものであっ
たが、これ以外にディスク装置で使用されるシリンダ位
置に対応した適宜のオフセット補正データについてその
まま適用できる。 4.ポジション感度補正値の測定 図15は、本発明のディスク装置におけるポジション感
度補正値の測定機能のブロック図である。図15におい
て、ポジション感度測定部80は、ディスクドライブの
出荷時、立上げ時あるいは所望のキャリブレーションタ
イミング等で起動し、ディスクのデータ面のセクタに分
けて記録された2相サーボ情報の読出信号から得られた
2相サーボ信号N,Qに基づいてポジション感度補正値
を測定する。
【0067】このポジション感度補正値の測定は、ディ
スクをシリンダ方向に例えば図13のように8つのゾー
ンZ1〜Z8に分割し、各ゾーン境界のシリンダ位置に
ついて行う。まず、本発明のポジション感度補正値補正
値の測定に使用する磁気ディスク上の2相サーボパター
ンは、図16(A)のようになる。図16(A)は、横
軸をディスク半径方向、縦軸をディスク回転方向(トラ
ック方向)として、1サーボフレーム分のサーボパター
ンをシリンダ番号1〜4について示している。例えばシ
リンダ番号1番に注目すると、2相サーボパターンは
A,B,C,Dの4つのパターンであり、1トラックピ
ッチを1/3トラックピッチに分けて相を切り替えてい
る。
【0068】即ち、パターンAがまず1/3トラックピ
ッチ幅で記録され、続いて1/3トラックピッチずらし
てパターンBが2/3ピッチ幅で記録され、続いてパタ
ーンAに対し1/3トラックピッチずらしてパターンC
が2/3トラックピッチ幅で記録され、更にパターンB
に対し同じく1/3トラックピッチずらしてパターンD
が2/3ピッチ幅で記録されている。
【0069】最後のAGCパターンは、ディスク半径方
向に連続的に記録される。このような図16(A)の1
〜3トラックピッチで相が変化する2相サーボパターン
A〜Cに対し、リードヘッドとしてのMRヘッド18a
をディスク半径方向に一定速度でシークしたときに得ら
れる2相サーボ信号N,Qは、図16(B)のようにな
る。ここで、サーボ信号NはパターンA,Bの読取信号
の差であり、またサーボ信号QはパターンC,Dの読取
信号の差である。即ち、 N=A−B Q=C−D として得られる。この2相サーボパターンA〜Cの読取
信号に基づく2相サーボ信号N,Qの生成は、図15の
サーボ信号生成部84で行われる。
【0070】図16(B)の1〜3トラックピッチで相
が変化する2相サーボ信号から得られたサーボ信号N,
Qは、リードライト時のオントラック位置はシリンダ番
号1〜4の○で示すサーボ信号Qのゼロクロス位置10
0となる。これに対し本発明のポジション感度補正値の
測定処理の際には、サーボ信号N,Qのクロス点となる
シリンダ番号2,4の測定位置102,104にオント
ラックするようにヘッドをオントラック制御し、このと
き得られるクロス点の信号値からポジション感度補正値
を求める。
【0071】ここでシリンダ番号2のクロス点の測定位
置102は+側にあり、シリンダ番号4のクロス点の測
定位置104は−側にあり、+のクロス点と−のクロス
点の各々を測定することでMRヘッド18aの読取信号
における上下非対称性による誤差を緩和する。即ち、測
定位置102で得られた+のクロス点の測定値と測定位
置104で得られた−のクロス点の測定値の絶対値の平
均値からクロス点の測定値を求める。この測定値でクロ
ス点の理論値を割ることで、ポジション感度補正値を算
出する。
【0072】図17は、図15のポジション感度測定部
80により測定位置のクロス点にオントラック制御する
ための2相サーボ信号N,Q、2相サーボ信号N,Qか
ら生成されるヘッド位置信号、更にヘッド位置信号を繋
げた信号の説明図である。図17(A)は、図16
(B)と同じ図16(A)の1〜2トラックピッチで相
変化する2相サーボパターンA〜CからMRヘッド18
aで読み取った信号により得られる2相サーボN,Qで
ある。この2相サーボ信号N,Qは、図17(B)のシ
リンダ番号1,3即ち非測定シリンダについて示すよう
に、−から+に直線的に変化するヘッド位置信号に変換
され、リードライト時のオントラック位置100につい
ても、その部分での特性直線は零点を通っている。
【0073】実際のヘッド位置制御にあっては、図17
(C)に示すように、図17(B)で得られた1トラッ
クピッチの間の各ヘッド位置信号を所定のオフセットを
加えることで連続的に繋げた信号として処理する。しか
しながら通常のオントラック位置100のヘッド位置信
号では、測定シリンダ2,4のように2相サーボ信号
N,Qがクロスする測定位置102,104にオントラ
ック制御させることはできない。
【0074】そこで本発明のポジション感度補正値の測
定処理にあっては、クロス点102,104が存在する
測定シリンダ2,4について、測定シリンダ固有の2相
サーボ信号N,Qからヘッド位置信号を求める条件式を
設定する。図18は、測定シリンダ2,4で使用する図
17(B)のヘッド位置信号を生成するための2相サー
ボ信号N,Qの条件と、各条件におけるヘッド位置信号
の算出式である。この図18の条件に従った算出式を図
17(A)の測定シリンダ2,4について適用すること
で、図17(B)のようにクロス点の測定位置102,
104について、それぞれヘッド位置信号が零点を通る
信号に変換することができる。
【0075】この測定シリンダ2,4で得られた図17
(B)の1/3トラックピッチごとの各信号曲線は、図
17(A)における2相サーボ信号N,Qのフラットな
部分を含んで求めていることから、傾きがゼロクロスの
部分で45°、両端で傾きが鈍った折れ線変化となって
いる。更に、この測定シリンダ2,4で得られたヘッド
位置信号を図19に示す第1オフセットテーブル90及
び第2オフセットテーブル92に定めた2相サーボ信号
N,Qの条件に従ったオフセット値を使用して繋ぎ合わ
せると、図17(C)のようになる。
【0076】図17(C)は、測定シリンダ2のトラッ
クピッチについて、図19の第1オフセットテーブル9
0を使用して図17(B)のヘッド位置信号を繋げた状
態を表わしている。このように測定シリンダ2,4につ
いて図18の条件に従った算出式と図19に従ったオフ
セット値を使用することで、クロス点となる測定値10
2,104でヘッド位置信号を零としてオントラック制
御できるヘッド位置信号を作り出す。
【0077】図17(A)(B)(C)に示したヘッド
位置信号の生成は、図15のヘッド位置生成部86で行
われ、マルチプレクサ88を介して、測定シリンダ2に
ついては第1オフセットテーブル90のオフセット値が
使用され、測定シリンダ4については第2オフセットテ
ーブル92のオフセット値が使用される。ヘッド位置生
成部86で得られたオフセット測定時に使用するヘッド
位置信号は加算点94に与えられ、ポジション感度測定
部80より与えられているクロス点の測定位置を示す目
標位置信号との偏差が取り出され、この偏差が位置サー
ボ制御部96に与えられ、加算点98よりVCMに電流
を供給して、クロス点となる目標位置102または10
4へのオントラック制御を行う。
【0078】そして、測定位置となるゼロクロス点への
オントラック状態でポジション感度補正値測定部80
は、そのとき得られるサーボ信号生成部84からの2相
サーボ信号N,Qの値からクロス点の値を測定し、+の
クロス点の測定値及び−のクロス点の測定値が得られた
ときに、両者の絶対値の和の平均値を算出し、クロス点
の理論値を割ることで、ポジション感度補正値を求め
る。実際のポジション感度測定にあっては、測定シリン
ダにオントラックした状態で得られる複数のクロス点の
測定値の平均値を使用する。
【0079】またポジション感度測定部80は、シーク
制御部82に対し測定シリンダ位置へのシーク制御を指
示する。即ち本発明のポジション感度測定にあっては、
シリンダ位置を例えば8つのゾーンに分割してゾーン境
界のシリンダ位置ごとにポジション感度補正値を測定し
ていることから、ポジション感度測定ごとにシーク制御
部82にゾーン境界のシリンダアドレスをセットしてシ
ーク制御を行い、シーク制御完了後に位置サーボ制御部
96による測定シリンダへのオントラック制御を行う。
【0080】また図17のように、シリンダ番号2で最
初の測定位置102における+側のクロス点の測定が済
んだならば、次にシーク制御部82に2トラックシーク
を指示して、次の測定値104をもつ測定シリンダ4に
シークした後に、測定値104となるクロス点にオント
ラックするためのヘッド位置信号の作成を行って測定す
る処理を行うことになる。
【0081】図20は、図15におけるポジション感度
補正値の測定処理のフローチャートである。まずステッ
プS1で測定ゾーンをセットし、続いてステップS2
で、測定ゾーンの境界位置となる最初の測定シリンダを
セットする。続いてステップS3で測定シリンダにシー
クし、ステップS4で、測定シリンダのクロス点となる
測定位置にオントラック制御し、ステップS5でクロス
点の電圧+Vcを測定する。
【0082】続いてステップS6で、次の測定シリンダ
に+2トラックシークし、ステップS7で、シークした
測定シリンダのゼロクロス点の位置にオントラックし、
ステップS8で、そのクロス点の電圧−Vcを測定す
る。続いてステップS9で、正負の測定電圧+Vcと−
Vcの絶対値の平均値を求め、この平均値で予め定めた
クロス点の理論値を割ることで、その位置でのポジショ
ン感度補正値を算出し、テーブルに格納する。続いてス
テップS10で全ゾーンの終了の有無をチェックし、同
様の処理を全ゾーンの境界シリンダ位置について行うこ
とになる。
【0083】このように2相サーボ信号のサーボパター
ンを1/3トラックピッチの相変化に詰めて記録してい
ても、オントラック制御により測定対象となるクロス点
の位置は1トラックおきに存在することとなり、クロス
点の間隔が広がることで、クロス点の測定対象となる密
度が低減し、測定時間が短縮できる。またクロス点に合
致する位置にオントラックしてクロス点の値を直接測定
しているため、従来のクロス点の前後の値から直線補間
により求めた場合に比べ、ゼロクロス点の測定精度が各
段に向上し、この測定結果により求めたポジション感度
補正値の測定精度を大幅に向上できる。
【0084】更に、ポジション感度補正値の測定をゾー
ンに分けて行っていることから、シリンダ数が増加して
も測定点はそれほど増加せず、その間は直線補間により
求めていることで、ポジション感度測定を簡単にし、ま
たポジション感度補正値を格納するRAMテーブルの容
量を低減できる。 5.エンコード/デコードロス 図21は、本発明のディスク装置で使用されるライトゲ
ート信号とリードゲート信号を発生する回路部のブロッ
ク図である。
【0085】まず本発明のディスク媒体は、トラック上
に所定間隔でサーボフレームを記録し、サーボフレーム
の間を複数セクタに分割したデータ面サーボを採用して
いる。このため、サーボフレームに続いて設けられた各
セクタの先頭位置にはセクタマークが記録されており、
このセクタマークを読み取ることでセクタパルスが得ら
れる。
【0086】また図2に示した本発明のディスク装置に
あっては、コントロールユニット12のリード/ライト
ユニット38において、パーシャルレスポンス最尤法に
従った信号処理、即ち書込時のNRZデータのエンコー
ドと、リード動作時のヘッド読出信号からNRZへの復
調を行っており、エンコード時及びデコード時のそれぞ
れにおいて、例えば40ビット程度のロスを生ずる。
【0087】このようなエンコードロス及びデコードロ
スに対し、従来は図22(A)のタイムチャートに示す
処理を行っている。図22(A)は、サーボ検出信号、
セクタパルス、ライトゲート及びリードゲートの各信号
を示している。サーボフレーム信号は、サーボフレーム
の検出により得られる。サーボフレーム信号の間は、こ
の従来例にあっては4セクタに分けられており、各セク
タ先頭位置にセクタマークを記録しており、これが番号
1,2,3,4で示すセクタパルスとして得られる。
【0088】ライトゲート信号は、ライト動作時におけ
るサーボフレーム信号に続くセクタパルスの立上がりで
発生し、書込用のNRZ信号が図2のライト状態にある
リード/ライトユニット38に1セクタ分入力するまで
の間、オンしている。ライトゲート信号がオフすると、
その後ろにライト動作時のエンコードロス時間Tw分の
ギャップ領域が設けられている。
【0089】一方、リードゲート信号は、リード動作時
のセクタパルスの立上がりからヘッド読取信号が得られ
てからハードディスクコントローラ34にNRZ信号が
出力するまでのデコードロス時間Trだけセクタパルス
に対しリードゲート信号の発生を遅延させ、1セクタ分
のリード時間に亘りオンしている。再びライトゲート信
号を参照するに、ライトゲート信号がオフした後のエン
コードロス時間Twに相当するギャップ領域に続いて
は、リードゲート信号について生じたデコードロス時間
Trに相当するギャップ領域を設けている。
【0090】即ち、従来のセクタサーボのフォーマット
にあっては、ライトゲート信号がオフしてからライト動
作時のエンコードロス時間Twとリード動作時のデコー
ドロス時間Trを加算したロス時間To(=Tw+T
r)分のギャップ領域を設けている。このため、セクタ
領域はエンコードロスとデコードロス分を加えたロス分
のギャップ領域を確保しなければならず、フォーマット
効率が低下している。
【0091】そこで本発明にあっては、まず図22
(B)のライト動作時のサーボフレーム、セクタパル
ス、ライトゲートの各信号のタイムチャートに示すよう
に、ディスク媒体のセクタフォーマットにおいて、ライ
トゲート信号がオンしてからオフした後のギャップ領域
をライト動作におけるエンコードロス時間Twのみとし
ている。
【0092】このような各セクタの最終位置のギャップ
領域をライト動作時のエンコードロス時間Twとしたセ
クタフォーマットに対し、リード動作時については、図
22(C)のように、サーボフレーム信号に続いて検出
されるセクタパルスをリード動作時のエンコードロス時
間Tr分だけ遅延させ、遅延したセクタパルスの立上が
りに同期してリードゲート信号を発生している。
【0093】このようなリード動作時におけるセクタパ
ルスのデコードロス時間Tr分の遅延により、図22
(B)のように、セクタフォーマットの終端位置に、エ
ンコードロス時間Twにデコードロス時間Trを加えた
ギャップ領域を設ける必要がなく、デコードロス時間T
r分のギャップ領域を必要としない分、ディスク媒体の
フォーマット効率を高めることができる。
【0094】例えば図22の場合にあっては、従来は図
22(A)のようにサーボフレーム間が4セクタであっ
たものが、図22(B)の本発明によるフォーマットに
あっては2〜3%のセクタ領域を増加することができ
る。図21の回路部の動作を説明する。ライト時は、エ
ンコード・ロス分を考慮したセクタパルレステーブル1
00をセクタパルス発生回路102にロードし、セクタ
パルスによりシーケンサ104が起動され、ライトゲー
ト信号かアクティブとなる。続いて、エンコードロス分
に対応したギャップ領域までのバッファRAM108か
らデータを送出したことをバッファマネージャ106が
認識すると、シーケンサ104により、ライトゲート信
号を停止する。これをセクタパルス毎に繰り返す。
【0095】リード時は、デコードロスを考慮したセク
タパルステーブル100をセクタパルス生成回路102
にロードし、セクタパルスによりシーケンサ104が起
動され、リードゲート信号がアクティブとなる。続い
て、バッファRAM108に必要なデータが受領された
ことをバッファマネージャ106が認識すると、シーケ
ンサ104によりリードゲート信号を停止する。
【0096】ここでライト時とリード時に使用する各セ
クタパルステーブル100は、ゾーン毎に決められた値
をプログラム上に保持しており、そのときのゾーンに対
応した値をセットする。尚、図21の実施例は、データ
面にサーボフレームを一定間隔で記録したデータ面サー
ボを例にとっているが、専用のサーボ情報の記録面を用
いたサーボ面サーボについても、データ面のセクタフォ
ーマットについて全く同様に適用することができる。
【0097】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、ヘッドアクチュエータにおけるベース側からのリー
ドライト用FPCとヘッド側の中継用FPCにおける両
方の端部の接続パターンを形成した接続面を同一取付面
とすることができるため、設計上の位置決め寸法と実際
の組立時の位置決め寸法が同じにでき、簡単に位置決め
精度を向上することができる。
【0098】また、リードライト用FPCバンド側はリ
テーナと共にアクチュエータのFPC装着面に段下げに
より形成した段部に組み込まれるため、リードライト用
FPCのヘッドアクチュエータに対する取付けを安定し
て行うことができるまた本発明によれば、ROMテーブ
ルのポインタ情報によって、補正データを格納したRA
Mテーブルの格納位置を任意に指定可能とすることで、
補正を行う間隔を可変でき、またRAMの使用領域を最
小限に低減できる。
【0099】また本発明によれば、2相サーボ信号のサ
ーボパターンを1/3トラックピッチの相変化に詰めて
記録していても、オントラック制御により測定対象とな
るクロス点の位置は1トラックおきに存在することとな
り、クロス点の間隔が広がることで、クロス点の測定対
象となる密度が低減し、測定時間が短縮できる。更に、
本発明によれば、トラック上の各セクタの最終位置に設
けるギャップ領域がライト動作時のエンコードロス分の
ギャップ領域で済み、従来のエンコードロスとデコード
ロスの両方を加えたロス分のギャップ領域を設けた場合
に比べフォーマット効率の低下が改善でき、ディスク容
量の増加を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明の全体構成を示したブロック図
【図3】図3のディスクエンクロージャの構造説明図
【図4】図3の断面図
【図5】図3のアクチュエータをFPCと共に取り出し
た説明図
【図6】図5のアクチュエータのFPC装着面側の側面
【図7】図5のFPC取付構造の拡大図
【図8】図6の中継用FPCの説明図
【図9】本発明のFPC取付構造を従来構造と対比して
示した説明図
【図10】本発明のオフセット補正データの記憶と補間
生成の機能ブロック図
【図11】外力オフセット補正データを例にとった図1
0のROMテーブルとRAMテーブルの説明図
【図12】図10のオフセット補正データの生成処理の
フローチャート
【図13】ポジション感度補正データを例にとった図1
0のROMテーブルとRAMテーブルの説明図
【図14】BL補正データを例にとった図10のROM
テーブルとRAMテーブルの説明図
【図15】本発明のポジション感度測定処理の機能ブロ
ック図
【図16】2相サーボパターンと復調した2相サーボ信
号の説明図
【図17】図15のポジション感度測定時の2相サーボ
信号、ヘッド位置信号、ヘッド位置信号を繋げた信号の
説明図
【図18】図17のクロス点の測定シリンダ位置でのヘ
ッド位置信号の算出に使用する条件テーブルの説明図
【図19】図17のクロス点のヘッド位置信号を繋げる
ために使用するオフセットテーブルの説明図
【図20】図15のポジション感度測定処理のフローチ
ャート
【図21】本発明で用いるリードゲート及びライトゲー
トの発生部のブロック図
【図22】図22によるリードケートとライトゲートの
発生を従来と対比して示したタイムチャート
【符号の説明】
10:ディスクドライブ 12:コントロールユニット 14:エンクロージャ 16:スピンドルモータ(SPM) 18:ディスク 20:ボイスコイルモータ(VCM) 22:ヘッド 23:カバー 24:MCU(マイクロコントロールユニット) 26:発振器 27:ヘッドIC 28:論理IC 30:プログラムメモリ 32:サーボコントローラ 34:ハードディスクコントローラ(HDC) 36:バッファメモリ 38:リード/ライトユニット 40:ホストシステム 41:ショックセンサ 42:センサIC 43:コンソール 44:アクチュエータ 45:リテーナ 46:リードライト用FPCバンド 48:ベース側FPC 50:FPC接続部 52;52:中継用FPC 54:ネジ 56:段部 58a〜58c,59a〜59c:ランド部 60:ヘッドアーム 62:ROMテーブル 64:RAMテーブル 66,70,72,74,76:レジスタ 68:ゾーンアドレス生成部 78:補間計算部 80:ポジション感度測定部 82:シーク制御部 84:サーボ信号生成部 86:ヘッド位置生成部 88:マルチプレクサ 90:第1オフセットテーブル 92:第2オフセットテーブル 100:セクタパルステーブル 102:セクタパルス生成回路 104:シーケンサ 106:バッファマネージャ 108:バッファRAM
【手続補正書】
【提出日】平成7年11月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明の全体構成を示したブロック図
【図3】図2のディスクエンクロージャの構造説明図
【図4】図3のA−A断面図
【図5】図3のアクチュエータをFPCと共に取り出し
た説明図
【図6】図5のアクチュエータのFPC装着面側の側面
【図7】図5のFPC取付構造の拡大図
【図8】図6の中継用FPCの説明図
【図9】本発明のFPC取付構造を従来構造と対比して
示した説明図
【図10】本発明のオフセット補正データの記憶と補間
生成の機能ブロック図
【図11】外力オフセット補正データを例にとった図1
0のROMテーブルとRAMテーブルの説明図
【図12】図10のオフセット補正データの生成処理の
フローチャート
【図13】ポジション感度補正データを例にとった図1
0のROMテーブルとRAMテーブルの説明図
【図14】BL補正データを例にとった図10のROM
テーブルとRAMテーブルの説明図
【図15】本発明のポジション感度測定処理の機能ブロ
ック図
【図16】2相サーボパターンと復調した2相サーボ信
号の説明図
【図17】図15のポジション感度測定時の2相サーボ
信号、ヘッド位置信号、ヘッド位置信号を繋げた信号の
説明図
【図18】図17のクロス点の測定シリンダ位置でのヘ
ッド位置信号の算出に使用する条件テーブルの説明図
【図19】図17のクロス点のヘッド位置信号を繋げる
ために使用するオフセットテーブルの説明図
【図20】図15のポジション感度測定処理のフローチ
ャート
【図21】本発明で用いるリードゲート及びライトゲー
トの発生部のブロック図
【図22】図21によるリードゲートとライトゲートの
発生を従来と対比して示したタイムチャート ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年11月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【図1】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図18】
【図7】
【図8】
【図19】
【図9】
【図10】
【図11】
【図13】
【図12】
【図14】
【図15】
【図21】
【図16】
【図17】
【図20】
【図22】
【手続補正書】
【提出日】平成8年8月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
FPC取付構造にあっては、ヘッドアームのフラットな
装着面上で、2つのFPCの端部を重ね合わせて電気的
且つ機械的に接続固定していたため、一方のFPCのラ
ンド部は装着面に接着されるが、他方のFPCのランド
部は、接着面から浮き上がった状態で重ね合わされる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】
問題点を解決するための手段】まず本発明によれば、
アクチュエータの装着面でのベース側のリードライト用
FPCとヘッド側の中継用FPCの位置決めが簡単にで
きる構造を備えたディスク装置が提供される。即ち、ヘ
ッドアクチュエータのFPC装着面上で、ベース側のF
PCから延在されたリードライト用FPCバンドの接続
パターンを備えたランド部と、ヘッド側に装着した中継
用FPCの接続パターンを備えたランド部とを重ね合わ
せて接続固定するディスク装置について、ヘッドアクチ
ュエータのFPC装着面に、リードライト用FPCバン
ド側に段下げされた段部を形成し、この段部の段下げ位
置にリードライト用FPCバンドのランド部を、中継用
FPCのFPC装着面と同じ高さになるよう配置した状
態で、中継用FPCのランド部を重ね合わせて接続固定
したことを特徴とする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大場 一秀 山形県東根市大字東根元東根字大森5400番 2(番地なし) 株式会社山形富士通内 (72)発明者 阿部 隆夫 山形県東根市大字東根元東根字大森5400番 2(番地なし) 株式会社山形富士通内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘッドアクチュエータのFPC装着面上
    で、ベース側から延在されたリードライト用FPCバン
    ドの接続パターンを備えたランド部と、ヘッド側に装着
    した中継用FPCの接続パターンを備えたランド部とを
    重ね合せて接続固定するディスク装置に於いて、 前記ヘッドアクチュエータのFPC装着面に、前記リー
    ドライト用FPCバンド側に段下げされた段部を形成
    し、該段部の段下げ位置に前記リードライト用FPCバ
    ンドのランド部を前記中継用FPCのFPC装着面と同
    じ高さになるよう配置した状態で、前記中継用FPCの
    ランド部を重ね合わせて接続固定したことを特徴とする
    ディスク装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のディスク装置に於いて、前
    記リードライト用FPCバンドは、前記段部に支持部材
    としてのリテーナと重ね合わせて装着されたことを特徴
    とするディスク装置。
  3. 【請求項3】ディスク媒体に記録されたサーボ情報に基
    づいてヘッド位置を検出し、ヘッド位置毎に予め定めた
    所定のオフセット補正データを使用して検出したヘッド
    位置を補正するディスク装置に於いて、 前記ディスク媒体の記憶領域を複数ゾーンに分割し、各
    ゾーン毎に割り当てられた記憶エリアにポインタ情報を
    格納したROMテーブルと、 前記ROMテーブルの各ポインタ情報で指定される1又
    は複数のメモリエリアに、ポインタ情報に対応するヘッ
    ド位置のオフセット補正データを格納したRAMテーブ
    ルと、 現在のヘッド位置に基づいて、前記ROMテーブルを参
    照してポインタ情報を求め、該ポインタ情報により前記
    RAMテーブルを参照してオフセット補正データを取得
    し、取得した該オフセット補正データの補間計算により
    前記ヘッド位置でのオフセット補正データを生成するオ
    フセット補正データ生成部と、を備えたことを特徴とす
    るディスク装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載のディスク装置に於いて、前
    記RAMテーブルは、等間隔に分割された複数ゾーンに
    対応するメモリエリアを有し、同じオフセット補正デー
    タを有するゾーンについては、同一のポインタ情報を格
    納して前記RAMテーブルの同一ポインタのオフセット
    生成データを取得させることを特徴とするディスク装
    置。
  5. 【請求項5】請求項3又は4記載のディスク装置に於い
    て、前記ROMテーブルは、分割された複数ゾーンの一
    方の境界位置のオフセット補正データを格納し、 前記オフセット補正データ生成部は、現在のヘッド位置
    に基づいた前記ROMテーブル及びRAMテーブルの参
    照で一方のゾーン境界位置での第1オフセット補正デー
    タを取得した後に、前記ROMテーブルの参照に使用す
    るゾーンの値を1つ変化させて前記ROMテーブル及び
    RAMテーブルの参照で他方のゾーン境界位置での第2
    オフセット補正データを取得し、前記第1及び第2オフ
    セット補正データ、ゾーンの間隔、及び現在のヘッド目
    標位置に基づいて、現在のヘッド位置でのオフセット補
    正データを直線補間により算出することを特徴とするデ
    ィスク装置。
  6. 【請求項6】請求項3乃至5記載のディスク装置に於い
    て、前記オフセット補正データは、ヘッドアクチュエー
    タに加わる機械的な外力を補正するの外力オフセット補
    正データ、ディスク媒体に記録したサーボ情報の読取信
    号から生成したヘッド位置データを正しいヘッド位置に
    変換するポジション感度補正データ、又は、アクチュエ
    ータを駆動するモータの磁力に依存したBLの影響を補
    正するBL補正データであることを特徴とするディスク
    装置。
  7. 【請求項7】請求項1乃至6記載のディスク装置におい
    て、前記ROMテーブル及びRAMテーブルは、ディス
    クコントローラのマイクロコントロールユニットに内蔵
    されたROM素子及びRAM素子を使用したことを特徴
    とするディスク装置。
  8. 【請求項8】請求項1乃至7記載のディスク装置におい
    て、ディスク媒体はサーボ情報を専用のディスク面に記
    録するサーボ面サーボか、又はデータ面のセクタ間にサ
    ーボ情報を埋め込み記録しているデータ面サーボである
    ことを特徴とするディスク装置。
  9. 【請求項9】ディスク面に記録された2相サーボ情報の
    読取信号から検出された2相サーボ信号N,Qを、予め
    測定されたポジション感度補正値を使用して正しいヘッ
    ド位置情報に変換するディスク装置に於いて、 前記ディスク面に1/3シリンダピッチで相が変化する
    ように前記2相サーボ情報が記録されたディスク媒体
    と、 前記ポジション感度補正値を測定する際に、前記サーボ
    情報から得られた2相サーボ信号N,Qのクロス点にオ
    ントラック制御し、該クロス点の値を測定してポジショ
    ン感度補正値を求めるポジション感度測定部と、を備え
    たことを特徴とするディスク装置。
  10. 【請求項10】請求項9記載のディスク装置に於いて、
    前記ポジション感度測定部は、前記クロス点がプラス側
    となる位置での測定値と2トラック離れた前記クロス点
    がマイナスとなる位置での測定値を求め、該2つの測定
    値の絶対値の平均値として前記ポジション感度補正値を
    算出することを特徴とするディスク装置。
  11. 【請求項11】請求項9又は10記載のディスク装置に
    於いて、前記ポジション感度測定部は、前記クロス点の
    測定値を理論値に補正するための補正係数をポジション
    感度補正値として算出することを特徴とするディスク装
    置。
  12. 【請求項12】請求項9乃至11記載のディスク装置に
    於いて、前記ポジション感度測定部は、ディクス媒体の
    記録領域を複数ゾーンに分割して各ゾーン境界位置毎に
    ポジション感度補正値を測定して記憶し、ヘッド位置制
    御の際には、ヘッドの位置するゾーンの2つの境界位置
    のポジション感度補正値から直線補間により現在位置の
    ポジション感度補正値を求めて補正することを特徴とす
    るディスク装置。
  13. 【請求項13】ディスク媒体のトラックを複数セクタに
    分割して各セクタの先頭位置にセクタマークを記録し、
    前記ディスク媒体のリード動作又はライト動作時に、前
    記セクタマークの読取りで得られるセクタパルスに基づ
    いてライトゲート信号又はリードゲート信号を発生する
    ディスク装置に於いて、 前記ディスク媒体の各セクタの最終位置にライト動作に
    よるエンコードロスに相当する時間分設けられたギャッ
    プ領域と、 ライト動作時に、前記セクタパルスに同期してライトゲ
    ート信号を発生し、前記ギャップ領域の検出信号によっ
    てライトゲート信号を停止させるライトゲート発生部
    と、 リード動作時に、リード動作によるデコードロスに相当
    する時間分遅延させたセクタパルスに同期してリードゲ
    ート信号を発生し、前記ギャップ領域の検出信号を前記
    デコードロスに相当する時間分遅延させた信号によって
    リードゲート信号を停止させるリードゲート発生部と、
    を設けたことを特徴とするディスク装置。
  14. 【請求項14】請求項13記載のディスク装置に於い
    て、前記エンコードロスに相当する時間分のギャップ領
    域、及び前記デコードロスに相当する遅延時間の各々
    を、ヘッドのシリンダ位置に応じた値に設定することを
    特徴とするディスク装置。
JP7283574A 1995-10-31 1995-10-31 ディスク装置 Pending JPH09128916A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7283574A JPH09128916A (ja) 1995-10-31 1995-10-31 ディスク装置
US08/694,674 US5978167A (en) 1995-10-31 1996-08-09 Disk unit creating a position sensitivity correction value using positive and negative cross point values of two-phase servo signals
US09/318,110 US6172838B1 (en) 1995-10-31 1999-05-24 Disk unit creating a position sensitivity correction value using positive and negative cross points values of two-phase servo signals
US09/640,677 US6556386B1 (en) 1995-10-31 2000-08-18 FPC connection arrangement for a disk unit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7283574A JPH09128916A (ja) 1995-10-31 1995-10-31 ディスク装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001339510A Division JP3718158B2 (ja) 2001-11-05 2001-11-05 ディスク装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09128916A true JPH09128916A (ja) 1997-05-16

Family

ID=17667294

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7283574A Pending JPH09128916A (ja) 1995-10-31 1995-10-31 ディスク装置

Country Status (2)

Country Link
US (3) US5978167A (ja)
JP (1) JPH09128916A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6556367B2 (en) 1998-07-10 2003-04-29 Fujitsu Limited Storage apparatus and position sensitivity setting method
US7245448B2 (en) 2003-02-20 2007-07-17 Fujitsu Limited Information recording apparatus and data writing control device therefor

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6785072B1 (en) * 1999-07-23 2004-08-31 Seagate Technology Llc Disc drive stiction/friction characterization utilizing piezoelectric microactuators
US6744577B1 (en) * 2001-03-23 2004-06-01 Maxtor Corporation Piezoelectric actuator and shock sensor
JPWO2002091381A1 (ja) * 2001-04-27 2004-08-26 富士通株式会社 磁気ディスク装置および高周波振動観測方法
JP3927438B2 (ja) * 2001-12-06 2007-06-06 富士通株式会社 光学的記憶装置及び光学装置
US6856490B2 (en) * 2002-02-07 2005-02-15 Seagate Technology Llc Flex cable assembly with improved flex cable dynamic loop characteristics
US20030163746A1 (en) * 2002-02-22 2003-08-28 Yi-Chung Lee Power-saving method for an optical disc drive
US6865052B2 (en) * 2002-06-27 2005-03-08 International Business Machines Corporation Apparatus and method to calibrate servo sensors in a noisy environment
JP4106487B2 (ja) * 2002-10-24 2008-06-25 株式会社日立グローバルストレージテクノロジーズ 位置決め制御装置
JP3826901B2 (ja) * 2003-06-04 2006-09-27 船井電機株式会社 光ディスク装置
US6963466B2 (en) * 2003-06-25 2005-11-08 Seagate Technology Llc Radial dependent low frequency repeatable run out compensation apparatus and method
JP2005078774A (ja) * 2003-09-03 2005-03-24 Toshiba Corp ディスクドライブ及びヘッド位置決め制御方法
US7375911B1 (en) 2003-11-25 2008-05-20 Maxtor Corporation Piezoelectric actuator and sensor for disk drive dual-stage servo systems
US20060098344A1 (en) * 2004-11-05 2006-05-11 Frank Morris Method and apparatus providing head suspension sag control reducing off-track motion due to disk flutter in a hard disk drive
US7474487B2 (en) * 2005-12-19 2009-01-06 Broadcom Corporation Read/write timing generator and methods for use therewith
US7529052B2 (en) * 2005-12-19 2009-05-05 Broadcom Corporation Disk controller and methods for use therewith
KR100744142B1 (ko) * 2006-07-24 2007-08-01 삼성전자주식회사 헤드 스택 구조체 및 이를 구비한 하드 디스크 드라이브
US8064168B1 (en) * 2007-11-30 2011-11-22 Western Digital Technologies, Inc. Head stack assembly with flexure tail retention features
CN104715762A (zh) * 2013-12-13 2015-06-17 株式会社东芝 磁盘装置及读写偏移的修正方法
WO2016065457A1 (en) 2014-10-29 2016-05-06 Intellijoint Surgical Inc. Systems, methods and devices for anatomical registration and surgical localization
JP7077256B2 (ja) * 2019-03-15 2022-05-30 株式会社東芝 ディスク装置

Family Cites Families (49)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4327408A (en) * 1979-04-17 1982-04-27 Data General Corporation Controller device with diagnostic capability for use in interfacing a central processing unit with a peripheral storage device
US4551776A (en) * 1982-12-20 1985-11-05 International Business Machines Corporation Automatic reference adjustment for position error signal on disk file servo system
JPS619876A (ja) * 1984-06-25 1986-01-17 Toshiba Corp ヘツドの位置決め制御方式
US4783705A (en) * 1986-02-27 1988-11-08 Quantum Corporation High capacity disk file with embedded sector servo and SCSI interface
US4669004A (en) * 1986-02-27 1987-05-26 Quantum Corporation High capacity disk file with embedded sector servo
US4969056A (en) * 1986-07-26 1990-11-06 Canon Denshi Kabushiki Kaisha Apparatus for recording information on a disc
JPS6355787A (ja) * 1986-08-25 1988-03-10 Sony Corp 磁気デイスクシステムのヘツド位置制御装置
JPH01223677A (ja) * 1988-03-01 1989-09-06 Mitsubishi Electric Corp 磁気デイスク装置
JPH0236887A (ja) * 1988-07-28 1990-02-06 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 空中遊泳模擬体験装置
JPH02236887A (ja) 1989-03-10 1990-09-19 Hitachi Ltd 磁気ディスク装置
JPH02306471A (ja) * 1989-05-22 1990-12-19 Canon Inc 光学式記録再生装置
US5121262A (en) * 1989-10-12 1992-06-09 Conner Peripherals, Inc. Disk drive system employing adaptive read/write channel controls and method of using same
US5130895A (en) * 1989-11-08 1992-07-14 Teac Corporation Apparatus having rotary member
JPH0782647B2 (ja) * 1989-11-08 1995-09-06 富士通株式会社 光ディスク装置
JPH03176872A (ja) * 1989-12-05 1991-07-31 Hitachi Ltd 磁気ディスク装置の制御方式
JPH03237667A (ja) * 1990-02-14 1991-10-23 Hitachi Ltd 磁気ディスク装置の磁気ヘッド位置決め制御装置
JP2946636B2 (ja) * 1990-05-21 1999-09-06 ソニー株式会社 磁気ディスク装置のトラックアドレスパターン
JPH0485765A (ja) * 1990-07-26 1992-03-18 Fujitsu Ltd セクタマーク検出タイミング補正方式
US5245595A (en) * 1990-08-22 1993-09-14 Seiko Epson Corporation Zone miss recovery system for disk drives using a modified constant angular velocity (MCAV) method of data recording
JPH04134679A (ja) * 1990-09-26 1992-05-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気デイスク装置
JP2560143B2 (ja) * 1990-10-19 1996-12-04 富士通株式会社 直接アクセス装置の制御方式
JPH04232676A (ja) * 1990-12-28 1992-08-20 Fujitsu Ltd 磁気ディスク装置のヘッド支持アーム外力補正方式
US5233486A (en) * 1991-06-06 1993-08-03 Seagate Technology, Inc. Method for correcting track counting errors during seeks in a hard disc drive
JPH0512805A (ja) * 1991-07-02 1993-01-22 Fujitsu Ltd デイスク装置
US5517371A (en) * 1991-10-18 1996-05-14 Teac Corporation Track sector detection system for rotating disk data storage apparatus
JP2608220B2 (ja) * 1992-01-31 1997-05-07 富士通株式会社 磁気ディスク装置のポジション感度調整方法
JPH05225725A (ja) * 1992-02-14 1993-09-03 Nec Corp 磁気ディスク装置のオフトラック補正機構及びオフトラック補正方法
JPH05225731A (ja) * 1992-02-17 1993-09-03 Fuji Electric Co Ltd ディスク記憶装置のセクタパルス発生方式
JPH05234288A (ja) * 1992-02-19 1993-09-10 Nec Corp 磁気ディスク装置の位置決め回路
JPH05258547A (ja) * 1992-03-10 1993-10-08 Toshiba Corp 記録再生装置のフレキシブルケーブル
JPH05303834A (ja) * 1992-04-25 1993-11-16 Victor Co Of Japan Ltd 磁気ディスク及びその駆動装置
JPH0684515A (ja) * 1992-09-03 1994-03-25 Sanyo Electric Co Ltd 非水電解液二次電池
JPH0696542A (ja) * 1992-09-14 1994-04-08 Toshiba Corp データ記録再生装置のヘッド位置決め制御装置
JPH06187688A (ja) * 1992-12-18 1994-07-08 Nikon Corp マルチビーム記録再生信号処理回路
KR960013486B1 (ko) * 1992-12-23 1996-10-05 현대전자산업 주식회사 광헤드 장치 및 이를 이용한 위치설정 시간 측정방법
US5384671A (en) * 1993-12-23 1995-01-24 Quantum Corporation PRML sampled data channel synchronous servo detector
US5584451A (en) * 1994-03-02 1996-12-17 Seagate Technology, Inc. Apparatus for attaching a printed circuit cable to an actuator arm in a disc drive assembly using formed PCC bracket
US5995325A (en) * 1994-04-20 1999-11-30 Seagate Technology, Inc. Transducer signal wire termination
US5631786A (en) * 1994-05-19 1997-05-20 International Business Machines Corporation Termination pad manipulator for a laminated suspension in a data storage system
US5587850A (en) * 1994-08-26 1996-12-24 Quantum Corporation Data track pattern including embedded servo sectors for magneto-resistive read/inductive write head structure for a disk drive
US5602693A (en) * 1994-12-14 1997-02-11 Micropolis (S) Pte Ltd. Method and apparatus for sensing position in a disk drive
US5818667A (en) * 1995-03-31 1998-10-06 Western Digital Corporation Retaining apparatus for a disk drive actuator assembly electrical flex circuit
US5600506A (en) * 1995-05-10 1997-02-04 Conner Peripherals, Inc. Apparatus and method for determining the position of a transducer relative to a disk surface in a disk drive system
EP0772195B1 (en) * 1995-11-02 2003-03-12 Fujitsu Limited Carriage structure for a disk drive
JPH103758A (ja) * 1996-06-14 1998-01-06 Fujitsu Ltd ディスク装置
JP3176872B2 (ja) 1996-07-18 2001-06-18 東京瓦斯株式会社 燃焼機器修理支援システム
US5781380A (en) * 1997-04-01 1998-07-14 Western Digital Corporation Swing-type actuator assembly having internal conductors
JP3923174B2 (ja) * 1998-04-28 2007-05-30 富士通株式会社 ヘッドアセンブリ及びサスペンション
JP3237667B2 (ja) 1999-11-12 2001-12-10 富士ゼロックス株式会社 光触媒を用いた新規な着膜方法およびこの方法を使用するカラーフィルターの製造方法、それに使用する電解液、ならびに製造装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6556367B2 (en) 1998-07-10 2003-04-29 Fujitsu Limited Storage apparatus and position sensitivity setting method
US7245448B2 (en) 2003-02-20 2007-07-17 Fujitsu Limited Information recording apparatus and data writing control device therefor

Also Published As

Publication number Publication date
US5978167A (en) 1999-11-02
US6172838B1 (en) 2001-01-09
US6556386B1 (en) 2003-04-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09128916A (ja) ディスク装置
US5381281A (en) Disk drive system using multiple embedded quadrature servo fields
US6738215B2 (en) Method and system for accurate self-servo writing by using relative position between head and writing surface
KR0160001B1 (ko) 헤드의 판독 소자 및 기록 소자간 간격 결정 방법과 데이타 배치시의 조직적 에러 정정 방법 및 자기 서보 기록 방법
JP3759711B2 (ja) 磁気ディスクシステム
US7489464B1 (en) Servo writing a disk drive using a secondary actuator to control skew angle
US7463438B2 (en) Information storage apparatus, and control method and program for the same
JPH10505446A (ja) ディスクドライブ用磁気抵抗ヘッド構造のための埋込サーボセクタを含むデータトラックパターン
US6747833B2 (en) Magnetic disk drive with a head oscillation function and the control method thereof
US6259576B1 (en) Method and apparatus for hard disk drive with self-servowriting capability
JP4166021B2 (ja) 磁気ディスクドライブシステム
US7023648B2 (en) Method and apparatus for writing servo data in a disk drive
US9245560B1 (en) Data storage device measuring reader/writer offset by reading spiral track and concentric servo sectors
JPH09167456A (ja) ディスク装置及びディスク媒体
US7532424B2 (en) Method of writing pattern on media and data storage device
US6954325B2 (en) Method and disc drive for writing servo wedges
US7532426B2 (en) Method for erase process on recording surface of disk and disk drive apparatus
US6646824B1 (en) Head-positioning control method and device for a disk device
US7567406B2 (en) Method of writing pattern on magnetic disk and device therefor
JP3718158B2 (ja) ディスク装置
JP3781029B2 (ja) ディスク装置
JPH0945025A (ja) ディスク装置およびヘッド間ずれ量計測方法
JP3321295B2 (ja) ディスク装置
US12211529B1 (en) Fast characterization of media-noise-induced repeatable runout
US6865041B1 (en) Method and apparatus for servowriting using a unipolar write current

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020430