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JPH09124468A - 薬剤内包外皮用貼付剤 - Google Patents

薬剤内包外皮用貼付剤

Info

Publication number
JPH09124468A
JPH09124468A JP7303840A JP30384095A JPH09124468A JP H09124468 A JPH09124468 A JP H09124468A JP 7303840 A JP7303840 A JP 7303840A JP 30384095 A JP30384095 A JP 30384095A JP H09124468 A JPH09124468 A JP H09124468A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drug
blister
coating film
medicine
permeable layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7303840A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Wakizaka
秀樹 脇阪
Yusuke Sato
裕介 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Zoki Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Nippon Zoki Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Zoki Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Nippon Zoki Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP7303840A priority Critical patent/JPH09124468A/ja
Publication of JPH09124468A publication Critical patent/JPH09124468A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【解決手段】粘着シートと剥離シートとからなり、該粘
着シートには、ブリスターとその下面をシールする薬剤
被覆膜によって形成されかつ突起物を有しているブリス
ター部と、薬剤被覆膜の下側に薬剤透過層とが設けられ
ている薬剤内包外皮用貼付剤。 【効果】この薬剤内包外皮用貼付剤は、ブリスターと薬
剤被覆膜とにより形成されるブリスター部により薬剤を
外部と隔離し、薬剤の変質や効力の失活等が起きにく
く、常に効力の安定した新鮮な薬剤を提供可能であり、
また薬剤がブリスター部に密封されているため、従来品
において利用できなかった液状、ゲル状等の流動性を有
する薬剤を利用可能である。さらに、ブリスターに設け
られた凹状もしくは凸状の突起あるいはブリスター部の
内部に装填された突起体が皮膚面を押圧することによ
り、指圧効果あるいはツボ刺激効果を生じる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療その他に用い
られる消炎鎮痛剤や殺菌消毒剤等の薬剤を内包すると共
に、指圧効果あるいはツボ刺激効果を有する外皮用貼付
剤に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に繁用されている医療用の外皮用貼
付剤としては、粘着シートの粘着剤中にサリチル酸メチ
ルやサリチル酸グリコール、メントールあるいはその他
の消炎鎮痛剤等を含有させたハップ剤やブラスター等が
市販されており、近年では全身用薬物を粘着剤中に含有
させて薬物を経皮吸収によって体内へ投与する外皮用貼
付剤も各種開発されている。また、永久磁石や遠赤外線
放射性物質等を有する外皮用貼付剤も知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこれら従
来品においては、予め粘着剤中に薬剤を混入させておく
ため、薬剤の変質や効力の失活等をきたすという問題が
あり、また液状、ゲル状、軟膏状、クリーム状等流動性
を有する薬剤は利用できないという欠点があった。さら
には、薬剤の効果に加えて、指圧効果あるいはツボ刺激
効果をも有する外皮用貼付剤は知られていなかった。
【0004】本発明は、上記した従来技術の欠点を解決
する薬剤内包外皮用貼付剤を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の薬剤
内包外皮用貼付剤は粘着シートと剥離シートとからな
り、該粘着シートには、ブリスターとその下面をシール
する薬剤被覆膜によって形成されかつ突起物を有してい
るブリスター部と、薬剤被覆膜の下側に薬剤透過層とが
設けられていることを特徴とする。
【0006】本発明薬剤内包外皮用貼付剤は、使用に際
してブリスターを指で押圧して薬剤被覆膜を破壊し、新
鮮な薬剤を薬剤透過層に移動させ、該薬剤透過層を通し
て薬剤を皮膚(患部又はツボ)に適用するものである。
薬剤は液状、ゲル状、軟膏状、クリーム状等流動性を有
していれば如何なる剤型でも利用可能である。
【0007】本発明薬剤内包外皮用貼付剤において突起
物とは、ブリスターに設けられた凹状もしくは凸状の突
起又はブリスター部内部に装填された突起体を指す。突
起物は薬剤被覆膜を容易に、かつ確実に破壊する役割を
果たすと共に、これにより直接的な指圧効果あるいはツ
ボ刺激効果をも有する。
【0008】本発明薬剤内包外皮用貼付剤において薬剤
透過層は、薬剤の剤型にかかわらず薬剤の皮膚への適用
量・適用時間等を調節する役割を果たす。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明薬剤内包外皮用貼付剤の粘
着シートの基剤としては、種々の公知のものが利用可能
であるが、柔軟性を有し、貼付される皮膚表面の伸縮、
屈曲によく順応して密着でき、必要な引張り強度を有す
るものが好ましい。このような基剤としては、例えばポ
リウレタン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化
ビニル、ポリアミド、ポリ塩化ビニリデン、エチレンビ
ニルアセテート、グラフト化エチレンビニルアセテー
ト、ポリブタジエン等がある。また粘着剤としては、ア
クリル系、天然ゴム系、合成ゴム系、シリコーン系、ビ
ニルエーテル系等種々の公知のものが利用可能である。
【0010】剥離シートとしては、種々の公知のものが
利用可能であり、例えば紙、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、ポ
リイミド、酢酸繊維素系等のプラスチックフィルム、各
種複合フィルム等がある。そして剥離シートには、めく
りやすくするためにスリットを設けるのが好ましい。
【0011】ブリスターは塩化ビニル樹脂その他の合成
樹脂等の材質により成形され、粘着シートに1箇所又は
複数箇所設けられる。ブリスターはいかなる形状であっ
てもよいが、円形、楕円形もしくは矩形状であるのが好
ましい。また、通常の方法により裏面を防水処理しても
よく、所望の場所の薬剤被覆膜を容易に、かつ確実に破
壊するためにブリスターの頂部に凹状もしくは凸状突起
を設けたり、ブリスター部の内部に突起体を装填したり
することができる。
【0012】ブリスター部の内部に装填される突起体は
いかなる形状であってもよいが、円錐、角錐、角柱、円
柱、球状であるのが好ましい。また内包される薬剤の性
状に影響を与えない材質であればいかなる材質を用いて
もよく、磁性体を用いると患部の血行が促進され薬剤の
効果と合まってより良い効果が得られる。
【0013】また、薬剤被覆膜を破壊するためにブリス
ターをその上方より押圧すると、ブリスター部に設けら
れた突起物により皮膚面に圧力が伝わることにより指圧
効果あるいはツボ刺激効果を生じるものである。着衣及
び必要に応じてサポーター等により本発明薬剤内包外皮
用貼付剤を上部より圧迫することにより、前記効果は増
強され、長期間持続させることができる。ブリスターの
塑性的な変形を保つために、ブリスター側面をギャザー
構造に形成してもよい。
【0014】ブリスター下面には薬剤被覆膜がシールし
てある。薬剤被覆膜はアルミニウム箔、コーティングア
ルミニウム箔、グラシン紙等の破壊されやすい膜が採用
される。
【0015】薬剤透過層は、薬剤の性状に影響を与えず
に薬剤を透過する材質であればいかなるものであっても
よいが、例えば脱脂綿その他各種の綿、不織布、細孔を
有する各種ポリマー膜又はこれらの積層膜等がある。そ
の目的に応じて薬剤透過層をパッド状にしてもよく、さ
らには薬剤透過層に薬剤徐放効果を持たせてもよい。
【0016】薬剤被覆膜は防湿性、耐腐食性等を高める
ために熱可塑性樹脂をラミネート加工してもよい。ま
た、薬剤被覆膜にアルミニウムを用いる場合はアルマイ
ト加工してもよい。ラミネート加工は通常の接着剤ラミ
ネート加工(湿式、乾式又は加熱溶解式ラミネート加
工)、押し出しラミネート加工等の公知の方法を利用可
能であるが、ラミネート皮膜の厚さを薄くし易いこと、
接着剤が不要であること、溶剤・希釈剤等の蒸発、乾燥
等の工程を要しないことなどから、特に押し出しラミネ
ート加工が好ましい。熱可塑性樹脂としては、ビニル系
樹脂、ポリエステル系樹脂、セルロースエステル系樹脂
等がある。アルマイト加工もまた公知の方法を利用可能
である。即ち、シュウ酸、クロム酸、硫酸等を電解液と
してアルミニウム又はアルミニウム合金を陽極酸化した
後、水蒸気加熱する方法が通常用いられる。薬剤被覆膜
を加工するのに加えて、さらに前述の方法でブリスター
に熱可塑性樹脂をラミネート加工してもよい。
【0017】本発明薬剤内包外皮用貼付剤に使用する薬
剤は、液状、ゲル状、軟膏状、クリーム状等流動性を有
していればいかなる剤型であってもよく、剤型によって
はブリスター部の内部に配置されたスポンジ等の、薬剤
の性状に影響を与えない材質よりなる薬剤含有素材に含
浸させておいてもよい。
【0018】本発明薬剤内包外皮用貼付剤に使用する薬
剤の具体例としては、殺菌消毒剤としては、グルコン酸
クロルヘキシジン、塩化ベンザルコニウム、クロルキシ
レノール、アクリノール、チアントーン、塩化デカリニ
ウム、スルフイソミジン、スルフアミン、ニトロフラゾ
ン、ホウ酸、ホモスルフアミン、トリクロカルバン等が
あり、創傷部収斂治療促進剤としては、酸化亜鉛、塩酸
ピリドキシン、酢酸トコフェロール、ジパルミチン酸ピ
リドキシン等、止血剤としては、塩酸ナフアゾリン、硫
酸亜鉛、塩酸エフェドリン等、抗炎症剤としては、プレ
ドニゾロン、デキサメサゾン、酢酸コルチゾン等のステ
ロイド剤、グリチルレチン、塩化リゾチーム等、抗ヒス
タミン剤としては、マレイン酸クロルフェニラミン、塩
酸ジフェンヒドラミン等がある。
【0019】また、局麻剤としては、リドカイン、アミ
ノ安息香酸エチル、塩酸プロカイン、塩酸ジプカイン、
塩酸テトラカイン、塩酸パラブチルアミノ安息香酸ジエ
チルアミノアチル等がある。
【0020】外用鎮痛消炎剤としては、サリチル酸メチ
ル、サリチル酸グリコール、1−メントール、dl−カ
ンフル、ノニル酸ワニリルアミド、オウバク末、ジクロ
フェナックナトリウム等がある。
【0021】また、その他経皮吸収可能な薬剤であれば
治療目的に応じて任意に選択することができる。具体的
には、コルチコステロイド類、鎮痛消炎剤、精神安定
剤、催眠鎮静剤、精神安定剤、抗高血圧剤、降圧利尿
剤、抗生物質、麻酔剤、抗菌剤、抗真菌剤、ビタミン
剤、冠血管拡張剤、抗ヒスタミン剤、鎮咳剤、性ホルモ
ン、抗鬱剤、脳循環改善剤、制吐剤、抗腫瘍剤、生体医
薬等の種類の薬剤である。
【0022】これらの薬剤は目的に合わせ、単独でまた
は複数の配合剤とすることができる。
【0023】
【実施例】以下、図面を参照して本発明をさらに詳細に
説明する。図1はブリスターに凹状突起を設け薬剤透過
層をパッド状にした本発明薬剤内包外皮用貼付剤の一実
施例の断面図である。図2はブリスター部内部に球状の
突起体を装填した本発明薬剤内包外皮用貼付剤の一実施
例の断面図である。図3はブリスターに凸状突起を設け
ブリスター部内部に薬剤含有素材を装填した本発明薬剤
内包外皮用貼付剤の一実施例の断面図である。図4はブ
リスター部内部に突起体を装填すると共に、ブリスター
側面をギャザー構造に形成した本発明薬剤内包外皮用貼
付剤の一実施例の断面図である。
【0024】(実施例1)図1において、1はパッド状
の薬剤透過層2と、熱可塑性樹脂をラミネート加工した
薬剤被覆膜5と熱可塑性樹脂をラミネート加工したブリ
スター6とにより形成されるブリスター部を装着した粘
着シートである。ブリスター6には凹状突起8が設けら
れており、また剥離シート4にはスリット7が刻設して
ある。この外皮用貼付剤を使用する場合、ブリスター6
の凹状突起8の窪み部分に指をかけて、凹状突起8を薬
剤透過層2に向けて押圧して、凹状突起8の先端で薬剤
被覆膜5を破壊することにより、薬剤3を薬剤透過層2
に移動させる。次いで、スリット7から剥離シート4を
粘着シート1より剥がし、新鮮な薬剤を含む薬剤透過層
2の部分を皮膚に当接させ使用する。或いは、剥離シー
ト4を粘着シート1より剥がし、薬剤透過層2の部分を
皮膚に当接させ粘着させた後に、同様に薬剤被覆膜5を
破壊することにより、薬剤3を薬剤透過層2に移動させ
使用してもよい。
【0025】(実施例2)図2において、1は薬剤透過
層2とアルマイト加工したアルミニウム箔の薬剤被覆膜
5とブリスター6とにより形成されるブリスター部を装
着した粘着シートであり、薬剤透過層上部には薬剤3と
球状の突起体9がブリスター部に内包されている。剥離
シート4の端部にはスリット7が刻設してある。この外
皮用貼付剤の使用にあたっては、ブリスター6を薬剤透
過層2に向けて押圧して、突起体9により薬剤被覆膜5
を破壊することにより、薬剤3を薬剤透過層2に移動さ
せる。以下、実施例1と同様に使用する。
【0026】(実施例3)図3において、1は薬剤透過
層2と薬剤被覆膜5とブリスター6とにより形成される
ブリスター部を装着した粘着シートであり、薬剤透過層
上部には薬剤3を含浸させたスポンジ状の薬剤含有素材
10と凸状突起8’がブリスター頂部にブリスターと一
体に形成して設けられている。剥離シート4の端部には
スリット7が刻設してある。この外皮用貼付剤の使用に
あたっては、ブリスター6を薬剤透過層2に向けて押圧
して、凸状突起8’の先端で薬剤被覆膜5を破壊するこ
とにより、薬剤3を薬剤透過層2に移動させる。以下、
実施例1と同様に使用する。
【0027】(実施例4)図4において、1は薬剤透過
層2と薬剤被覆膜5とブリスター6とにより形成される
ブリスター部を装着した粘着シートであり、薬剤透過層
上部には薬剤3と先端がやや鋭利な突起体9がブリスタ
ー頂部からブリスター部内部に向かって垂設されてい
る。ブリスター6の側面はギャザー構造10に形成され
ており、また剥離シート4の端部にはスリット7が刻設
してある。この外皮用貼付剤の使用にあたっては、ブリ
スター6を薬剤透過層2に向けて押圧してギャザー構造
11を圧縮し、突起体9により薬剤被覆膜5を破壊する
ことにより、薬剤3を薬剤透過層2に移動させる。以
下、実施例1と同様に使用する。
【0028】
【発明の効果】本発明の効果は次のとおりである。 (1)新鮮な薬剤を提供できる:本発明の薬剤内包外皮
用貼付剤は、ブリスターと薬剤被覆膜とにより形成され
るブリスター部内に薬剤を充填することにより、薬剤を
外部と隔離している。従って、使用時まで薬剤の変質や
効力の失活等が起きにくく、常に効力の安定した新鮮な
薬剤を提供可能である。この効果はブリスター(及び薬
剤被覆膜)をラミネート加工或いはアルマイト加工する
ことにより顕著になる。
【0029】(2)種々の剤型の薬剤を利用可能:上記
のように薬剤がブリスター部に密封されているため、従
来品において利用できなかった液状、ゲル状、軟膏状、
クリーム状等の流動性を有する薬剤を利用可能である。
また薬剤透過層を調整することにより薬剤徐放効果を持
たせることもできる。
【0030】(3)指圧効果、ツボ刺激効果:本発明の
薬剤内包外皮用貼付剤においては、薬剤被覆膜を破壊す
るためにブリスターをその上方より押圧することによ
り、ブリスターが塑性的に変形し、ブリスターに設けら
れた凹状もしくは凸状の突起あるいはブリスター部の内
部に装填された突起体が皮膚面を押圧することにより、
指圧効果あるいはツボ刺激効果をも生じるようにでき
る。
【0031】
【図面の簡単な説明】
【図1】ブリスターに凹状突起を設け薬剤透過層をパッ
ド状にした本発明薬剤内包外皮用貼付剤の一実施例の断
面図である。
【図2】ブリスター部内部に球状の突起体を装填した本
発明薬剤内包外皮用貼付剤の一実施例の断面図である。
【図3】ブリスターに凸状突起を一体形成して設けブリ
スター部内部に薬剤含有素材を装填した本発明薬剤内包
外皮用貼付剤の一実施例の断面図である。
【図4】ブリスター部内部に突起体を装填すると共に、
ブリスター側面をギャザー構造に形成した本発明薬剤内
包外皮用貼付剤の一実施例の断面図である。
【図5】図1の本発明薬剤内包外皮用貼付剤の斜視図で
ある。
【符号の説明】
1・・・・粘着シート 2・・・・薬剤透過層 3・・・・薬剤 4・・・・剥離シート 5・・・・薬剤被覆膜 6・・・・ブリスター 7・・・・スリット 8・・・・凹状突起 8’・・・凸状突起 9・・・・突起体 10・・・薬剤含有素材 11・・・ギャザー

Claims (10)

    【整理番号】 PM−41 【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粘着シートと剥離シートとからなり、該
    粘着シートには、ブリスターとその下面をシールする薬
    剤被覆膜によって形成されかつ突起物を有し薬剤を内包
    しているブリスター部と、薬剤被覆膜の下側に薬剤透過
    層とが設けられている外皮用貼付剤。
  2. 【請求項2】 薬剤透過層がパッド状である請求項1記
    載の外皮用貼付剤。
  3. 【請求項3】 薬剤透過層が薬剤徐放効果を有する請求
    項1又は請求項2記載の外皮用貼付剤。
  4. 【請求項4】 突起物がブリスターに設けられた凹状又
    は凸状の突起である請求項1乃至請求項3記載の外皮用
    貼付剤。
  5. 【請求項5】 突起物がブリスター部の内部に装填され
    た突起体である請求項1乃至請求項3記載の外皮用貼付
    剤。
  6. 【請求項6】 薬剤がブリスター部内に配置された薬剤
    含有素材に含浸されている請求項1乃至請求項5記載の
    外皮用貼付剤。
  7. 【請求項7】 ブリスター側面がギャザー構造に形成さ
    れている請求項1乃至請求項6記載の外皮用貼付剤。
  8. 【請求項8】 薬剤被覆膜に熱可塑性樹脂をラミネート
    加工することを特徴とする請求項1又は請求項7記載の
    外皮用貼付剤。
  9. 【請求項9】 薬剤被覆膜にアルマイト加工することを
    特徴とする請求項1又は請求項7記載の外皮用貼付剤。
  10. 【請求項10】 ブリスターに熱可塑性樹脂をラミネー
    ト加工することを特徴とする請求項8又は請求項9記載
    の外皮用貼付剤。
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