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JPH09123566A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

Info

Publication number
JPH09123566A
JPH09123566A JP28767395A JP28767395A JPH09123566A JP H09123566 A JPH09123566 A JP H09123566A JP 28767395 A JP28767395 A JP 28767395A JP 28767395 A JP28767395 A JP 28767395A JP H09123566 A JPH09123566 A JP H09123566A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
print head
winding
ink ribbon
gear
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28767395A
Other languages
English (en)
Inventor
Wataru Futamura
渉 二村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP28767395A priority Critical patent/JPH09123566A/ja
Publication of JPH09123566A publication Critical patent/JPH09123566A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Electronic Switches (AREA)
  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
  • Common Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷ヘッドを記録紙に接触させる接離機構
と、インクリボンを巻き取る巻取機構を単一の駆動源で
駆動させ、構造を簡素化する。 【解決手段】 印刷ヘッド4を上下動させる接離機構4
0と、インクリボン6を巻き取る巻取機構30との間に
切換機構50を配置する。切換機構50をモーター17
の駆動ギヤ18に歯合する太陽ギヤ51と、太陽ギア5
1に歯合して巻取機構30と接離機構40との間を揺動
する遊星ギヤ52とにより構成し、モーター17に回転
方向に応じて、遊星ギヤ52を巻取機構30及び接離機
構40との間で切り換える。切換機構50によって単一
のモーターとの接続を切り換えて、巻取機構30及び接
離機構40を駆動するため、構造が簡単となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は印刷ヘッドがインク
リボンに接触することで記録紙に印刷を行う印刷装置に
関し、特にカラー印刷を行うためのインクリボンを使用
した印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パソコン、ワードプロセッサ、ファクシ
ミリ等には、熱転写等により記録紙にカラー印刷を行う
プリンタが内蔵されている。このプリンターはイエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の色の三原色を
交互に設けたインクリボンを用い、このインクリボンと
記録紙との積層体をプラテン及び印刷ヘッドで両側から
圧接し、この圧接状態で印刷ヘッドを駆動することによ
り、カラー印刷を行うものである。
【0003】かかる印刷は記録紙の同じ部分に対して、
三原色の各色を重ね印刷することで目的の色を調合する
ものである。このため、インクリボンのある色を記録紙
の所定部分に印刷した後は、印刷ヘッドを圧接状態から
離して記録紙を戻すと共に、インクリボンを巻き取っ
て、次の色を繰り出し、その後、印刷ヘッドを圧接させ
て次の色を印刷する。この作動を記録紙の同一箇所に3
回行うことでカラー印刷を施すことができる。
【0004】図5〜図8は以上の作動を行うための従来
の機構を示し、図5は記録紙の紙送り機構、図6はイン
クリボンの巻き取り機構、図7及び図8は印刷ヘッドの
上下機構である。従来はこれらの機構を個々、独立的に
設け、これらの連動をコンピュータその他の連動機構
(いずれも図示省略)によって制御する構造となってい
る。
【0005】図5に示す紙送り機構において、100は
記録紙であり、機器本体(図示省略)内に配置した紙送
りローラ110及びニップローラー120に上下面が挟
まれて移動力が付与される。130は正逆回転駆動され
るステッピングモーター等の送りモーターであり、その
出力軸にギヤ列140が連結され、このギヤ列140を
介して紙送りローラ110に回転力が伝達される。この
紙送り機構はモーター130の正逆回転によって、記録
紙100の順方向の送り及び逆方向の送りを行うもので
ある。
【0006】図6に示すインクリボンの巻き取り機構に
おいて、150は三原色のインクが交互に含浸されたイ
ンクリボンである。このインクリボン150はリボンカ
セット(図示省略)に取り付けられた巻戻しロール(図
示省略)及び巻取ロール160に掛け渡されており、巻
取ロール160の回転で三原色のインク含浸部分が徐々
に引き出される。
【0007】図6において、170はDCモーター等の
巻取モーターであり、機器本体に取り付けられている。
この巻取モーター170には複数のギヤからなるギヤ列
180が連結されており、ギヤ列180の最終段のギヤ
181のギヤ軸181aがリボンカセットの巻取ロール
160に係合するようになっている。この機構はリボン
カセットを機器本体に装着することで、最終段のギヤ1
81が巻取ロール160と係合し、これにより巻取モー
ター170の回転が巻取ロール160に伝達されて、イ
ンクリボン150の巻き取りが行われる。
【0008】図7及び図8に示す印刷ヘッドの上下機構
において、200はプラテン210の情報に位置するよ
うに機器本体に取り付けられた印刷ヘッドであり、プラ
テン210との間で記録紙を挟み、記録紙への圧接状態
で記録紙に印刷を行う。この印刷ヘッド200はヘッド
アーム230の一端側部に取り付けられている。このヘ
ッドアーム230は機器本体の蓋体(図示省略)の一部
を構成するヘッド取付部材231に軸体13を介して正
逆方向へ回動可能に取付けられ、これらのヘッドアーム
230は印刷ヘッド200がプラテン210に当接する
ようにばね(図示省略)によって付勢されている。
【0009】かかる印刷ヘッド200の上下動はDCモ
ーター等の作動モーター240によって行われるもので
あり、この作動モーター240の出力ギヤ241には、
複数のギヤからなるギヤ列250が連結されている。ギ
ヤ列250の最終段のギヤはカムプレート260となっ
ており、このカムプレート260のプレート面にはカム
溝261が形成されている。カム溝261には連結アー
ム230に取り付けられたカムピン270が摺動可能に
係合しており、カムプレート260が回転すると、印刷
ヘッド200がプラテン210に当接することによる記
録紙への印刷可能状態(図7参照)と、印刷ヘッド20
0がプラテン210から離反することによる記録紙の紙
送り可能状態とが交互に繰り返される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の印刷装
置では、記録紙の紙送り、インクリボンの巻き取り及び
印刷ヘッドの上下動の各機構に対して、モーターをそれ
ぞれ配置すると共に、各モーターの回転力を伝達するた
めのギヤ列をそれぞれ配置した構造となっている。この
ため部品点数が多く、印刷装置全体の構造が複雑となる
ばかりでなく、大型化及び大重量化する問題を有してい
る。また各機構を連動させるための制御も複雑であり、
制御が難しい問題をも有している。また、コスト高とな
る問題も有している。
【0011】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、駆動源を少なくして構造の簡素化を行
い、これにより、小型化及び軽量化を可能とし、さらに
は制御性を向上させた印刷装置を提供することを目的と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の印刷装置は、イ
ンクが含浸したインクリボンを回転によって巻き取る巻
取機構と、前記インクリボンと接触するように供給され
る記録紙に対して印刷を行う印刷ヘッドと、この印刷ヘ
ッドに連結され、回転により印刷ヘッドを前記インクリ
ボンに対して接触及び離反させる接離機構と、正逆回転
駆動され、前記巻取機構及び接離機構を回転させる駆動
モーターと、この駆動モーターに連結された状態で前記
巻取機構及び接離機構の間に配置され、巻取機構及び接
離機構への前記駆動モーターの回転力の伝達を当該駆動
モーターの正逆回転と連動して切り換える切換部材と、
を備えていることを特徴とする。
【0013】この装置において、前記切換部材を前記駆
動モーターの正逆回転が伝達される太陽ギヤと、この太
陽ギヤに噛合し、前記巻取機構と接離機構との間を移動
する遊星ギヤと、により構成することができる。また、
前記接離機構を前記印刷ヘッドが取り付けられると共
に、機器本体に揺動自在に配置されたヘッドアームと、
このヘッドアームが係合すると共に、回転によってヘッ
ドアームを揺動させるカム部材と、このカム部材に前記
駆動モーターの回転を伝達するギヤ列と、により構成す
ることができる。
【0014】本発明の印刷装置は、接離機構が印刷ヘッ
ドをインクリボンに対して接触させて、記録紙への印刷
可能状態とする。一方、印刷ヘッドのインクリボンから
の離反状態では、巻取機構によるインクリボンの巻き取
りが可能となる。切換部材は駆動モーターの回転力を接
離機構及び巻取機構に伝達するが、各機構への伝達は駆
動モーターの回転方向に応じて切り換えるようになって
いる。すなわち駆動モーターの一方向への回転では、そ
の回転力を接離機構に伝達し、他方向への回転では、巻
取機構に伝達する。従って、切換部材を介することで、
一の駆動モーターの回転を接離機構及び巻取機構の双方
に伝達でき、これらを個々に回転させる駆動源が不要と
なり、構造を簡素化することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態の全体
構成を示し、機器本体1と、支持軸3を中心に回動して
開閉作動する蓋体2とを備えている。蓋体2には図2に
示すようにこの蓋体2の一部を構成するヘッド取付部材
19に軸部13を介して、正逆方向へ回動可能にヘッド
アーム11が取付けられている。ヘッドアーム11の一
端部に取付けられた印刷ヘッド4は、このヘッドアーム
11の時計方向への回動によりプラテン8に圧接する一
方、図3に示すようにヘッドアーム11の反時計方向へ
の回動によりプラテン8から離隔する。機器本体1の側
面にはリボンカセット20(図2参照)の出し入れを行
う出入口5が形成されている。この装置では、リボンカ
セット20が出入口5を介して機器本体1内にセットさ
れ、或いは取り出される。
【0016】図2は機器本体1内にリボンカセット20
をセットした後、蓋体2を閉じた状態を示す。リボンカ
セット20は印刷ヘッド4が進入する開口部22を有し
たカセットケース21と、このカセットケース21の両
端部分に回転可能に配設された巻戻しロール23及び巻
取ロール24とを備えている。インクリボン6はY、
M、Cの色の三原色が交互に含浸された長尺状となって
おり、巻戻しロール23及び巻取ロール24に掛け渡さ
れている。このインクリボン6は巻取ロール24の回転
で、同ロール24方向に走行して巻き取られ、この走行
により印刷される色の変更が行われる。この巻取ロール
24の回転を行うため、機器本体1内には巻取ロール2
4に係合する巻取ギヤ33(図3及び図4参照)が配置
されている。このような構造では、巻取ロール24及び
巻取ギヤ33はインクリボン6を巻き取る巻取機構30
の一部を構成する。
【0017】印刷ヘッド4の下方には、図2に示すよう
に同ヘッド4が圧接するプラテン8が配置されており、
このプラテン8と印刷ヘッド4とによって記録紙7を挟
み込み、この挟み込み状態で印刷が可能となる。この印
刷ヘッド4は後述する接離機構40の作動により、上下
動して記録紙7への接触及びその離反を行う。9は下方
のニップローラ10との間で記録紙7を挟み、その正逆
回転で順方向及び逆方向の走行力を記録紙7に付与する
紙送りローラであり、図示を省略したモーターの駆動に
よって回転する。
【0018】印刷ヘッド4はヘッドアーム11の一端部
に取り付けられており、ヘッドアーム11はヘッド取付
部材19に軸部13を介して正逆方向へ回動可能に取付
けられている。(図1参照)このアーム11は印刷ヘッ
ド4がプラテン8に当接するようにばね(図示省略)に
よって付勢されている。かかるヘッドアーム11の他端
部には、カムピン14が取り付けられ、このカムピン1
4が接離機構40のカムプレート43のプレート面に形
成されたカム溝44に係合している。
【0019】巻取機構30はインクリボン6の巻き取り
を行うものであり、図4の二点鎖線で示すように、相互
に噛合した状態で機器本体1に取り付けられた第1及び
第2のサブギヤ31、32を有すると共に、第2のサブ
ギヤ32に巻取ギヤ33が噛合している。このような巻
取機構に対して、リボンカセット20を機器本体1にセ
ットすると、巻取ギヤ33のギヤ軸33aに巻取ロール
24が係合する。そしてこの噛合状態で、巻取ギヤ33
が回転することでインクリボン6の巻き取りが行われ
る。かかる巻取機構30によるインクリボン6の巻き取
りは後述する切換部材50が巻取機構30の第1のサブ
ギヤ31と係合することで行われるものである。
【0020】接離機構40は印刷ヘッド4をプラテン8
に当接及び離反させるものであり、このプラテン8への
当接及び離反によって印刷ヘッド4はインクリボン6と
接触及び離反する。この接離機構40は図3の二点鎖線
で示すように、相互に噛合した状態で機器本体1に取り
付けられた第1のサブギヤ41及び第2のサブギヤ42
からなるギヤ列と、ギヤ列の第2のサブギヤ42に噛合
するカム部材としてのカムプレート43とを備えてい
る。カムプレート43のプレート面にはカム溝44が形
成されており、このカム溝44には連結アーム12のカ
ムピン14が摺動可能に係合している。カム溝44はカ
ムプレート43が回転すると、軸部13を中心に、ヘッ
ドアーム11が正逆方向に回動する形状に形成されてお
り、これにより、ヘッドアーム4がインクリボン6に接
触及び離反する。かかる接離機構40の作動は切換機構
50が第1のサブギヤ41に係合することで行われる。
【0021】以上のような巻取機構30及び接離機構4
0は単一の駆動モーターによって作動するものである。
図3及び図4において、17はこの駆動モーターとして
のDCモーターである。このモーター17は機器本体1
に取り付けられており、電力の印加によって矢印b(図
3参照)及びa(図4参照)で示す正逆方向に回転駆動
する。かかるモーター17の出力軸には、ウォームギヤ
等の駆動ギヤ18が取り付けられ、この駆動ギヤ18に
切換機構50が係合している。
【0022】切換機構50はモーター17の駆動ギヤ1
8に噛合する太陽ギヤ51と、この太陽ギヤ51に噛合
する遊星ギヤ52とによって構成されている。太陽ギヤ
51は駆動ギヤ18に噛合することにより、モーター1
7の正逆方向の回転が伝達されて正逆回転する。遊星ギ
ヤ52の回転軸52aは連結プレート53によって太陽
ギヤ51の回転軸51aと連結されており、太陽ギヤ5
1の回転方向によって太陽ギヤ51の周囲で左右方向に
揺動し、この揺動で遊星ギヤ52は巻取機構30の第1
のサブギヤ31又は接離機構40の第1のサブギヤ41
と噛合する。そして、この噛合により、遊星ギヤ52は
各機構30又は40に対してモーター17の回転力を伝
達する
【0023】以上の構成による記録紙への印刷を説明す
る。図2はリボンカセット20を機器本体1にセットし
た状態であり、この状態では印刷ヘッド4がばね(図示
省略)の付勢力によって、記録紙7及びインクリボン6
をプラテン8との間で挟み込む。この状態で印刷ヘッド
4が駆動して記録紙7への印刷が行われる。この印刷時
において、モーター17は図4に示すように、矢印a方
向に回転する。この方向への回転で、切換機構50の太
陽ギヤ51が時計方向に回転するため、遊星ギヤ52が
同方向に揺動して巻取機構30の第1のサブギヤ31と
噛合する。この状態でモーター17が回転すると、その
回転力が巻取機構30の巻取ギヤ33に伝達され、これ
によりインクリボン6が巻き取られて記録紙7に対し
て、Y、M、Cのいずれかの色が印刷される。
【0024】次の色を印刷する場合は記録紙7のみを印
刷前の元の位置に戻す必要があり、この場合は、モータ
ー17が図3に示すように、矢印b方向に回転する。こ
の回転によって切換機構50の太陽ギヤ51が反時計方
向に回転するため、遊星ギヤ52が同方向に揺動する。
これにより遊星ギヤ52は接離機構40の第1のサブギ
ヤ41と噛合する。この噛合により、接離機構40のカ
ムプレート43が回転する。このカムプレート43のカ
ム溝44にはカムピン14が係合しているため、連結ア
ーム12及びヘッドアーム11がばね(図示省略)の付
勢力に抗して、軸部13を回転軸にしてヘッドアーム1
1のカムピン14側が下方に回動する。これにより印刷
ヘッド4はプラテン8から離れて、記録紙7をその接触
状態から解放する。
【0025】かかる状態で、紙送りローラ9が逆方向に
回転し、この回転で記録紙7が元の位置に戻される。そ
の後、モーター17が矢印a方向に回転して、図4に示
す状態となる。そしてモーター17がさらに、同方向に
回転するため、インクリボン6が巻き取られ、この巻き
取り時に印刷ヘッド4が駆動するため、インクリボン6
の次の色が記録紙7に印刷される。以下、このような作
動を繰り返すことで、記録紙7にカラー印刷を施すこと
ができる。
【0026】以上のような印刷装置では、駆動モーター
17の正逆回転に連動して切換機構50が巻取機構30
又は接離機構40のいずれかに係合して、モーター17
の回転力をこれらの機構30又は40に伝達することが
できる。このため一つの駆動モーター17を共有するこ
とで、インクリボン6の巻き取りと、印刷ヘッド4の上
下動とを行うことができ、巻取機構30及び接離機構4
0を駆動するための駆動源を別個に設ける必要がなくな
る。従って駆動源が少なくなって、構造が簡素化でき、
これにより装置の小型化及び軽量化を行うことができ
る。また、コストを下げることもできる。
【0027】本発明は以上の実施の態様に限定されるこ
となく、種々変更が可能である。例えば、カラー印刷以
外のモノクロ印刷に適用することができる。また、切換
機構50として、太陽ギヤ、遊星ギヤ以外の他の機構、
例えば、駆動モーター17の回転方向を検出するセンサ
ーを組み込んだ回転力伝達機構を使用しても良い。
【0028】
【発明の効果】本発明は切換機構を用いて、インクリボ
ンを巻き取る巻取機構及び印刷ヘッドを記録紙に接触さ
せる接離機構への駆動力の伝達を切り換えるため、単一
の駆動モータのみでこれらの機構を駆動することができ
る。このため、印刷に必要な駆動源を少なくできるた
め、部品点数が少なくなり、構造が簡単となり、小型化
及び軽量化が可能となる。また、駆動モーターが少なく
なるため、その制御も容易となり、制御性が向上する。
また、コストを下げることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の態様の全体構成を示す側面図で
ある。
【図2】印刷ヘッドとインクリボンとの相関を示す断面
図である。
【図3】巻取機構を選択的に駆動する構造を示す断面図
である。
【図4】接離機構を選択的に駆動する構造を示す断面図
である。
【図5】従来装置における紙送り機構を示す断面図であ
る。
【図6】従来装置におけるインクリボンの巻取機構を示
す断面図である。
【図7】従来装置における印刷ヘッドの上下動機構を示
す断面図である。
【図8】図7の作動を示す断面図である。
【符号の説明】
1 機器本体 2 印刷ヘッド 6 インクリボン 7 記録紙 8 プラテン 11 ヘッドアーム 17 モーター 30 巻取機構 40 接離機構 50 切換機構

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクが含浸したインクリボンを回転に
    よって巻き取る巻取機構と、 前記インクリボンと接触するように供給される記録紙に
    対して印刷を行う印刷ヘッドと、 この印刷ヘッドに連結され、回転により前記印刷ヘッド
    を前記インクリボンに対して接触及び離反させる接離機
    構と、 正逆回転駆動され、前記巻取機構及び前記接離機構を回
    転させる駆動モーターと、 この駆動モーターに連結された状態で前記巻取機構及び
    前記接離機構の間に配置され、前記巻取機構及び前記接
    離機構への前記回転部材の回転力の伝達を当該回転部材
    の正逆回転と連動して切り換える切換部材と、を備えて
    いることを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記切換部材は前記回転部材の正逆回転
    が伝達される太陽ギヤと、 この太陽ギヤに噛合し、前記巻取機構と前記接離機構と
    の間を移動する遊星ギヤと、を備えていることを特徴と
    する請求項1記載の印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記接離機構は前記印刷ヘッドが取り付
    けられると共に、機器本体に揺動自在に配置されたヘッ
    ドアームと、 このヘッドアームが係合すると共に、回転によってヘッ
    ドアームを揺動させるカム部材と、 このカム部材に前記回転部材の回転を伝達するギヤ列
    と、を備えていることを特徴とする請求項1記載の印刷
    装置。
JP28767395A 1995-11-06 1995-11-06 印刷装置 Pending JPH09123566A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28767395A JPH09123566A (ja) 1995-11-06 1995-11-06 印刷装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28767395A JPH09123566A (ja) 1995-11-06 1995-11-06 印刷装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09123566A true JPH09123566A (ja) 1997-05-13

Family

ID=17720242

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28767395A Pending JPH09123566A (ja) 1995-11-06 1995-11-06 印刷装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH09123566A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103192615A (zh) * 2012-01-05 2013-07-10 诚研科技股份有限公司 热升华式印表机的传动机构及其相关热升华式印表机

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