JPH0912327A - ガラス切断方法および装置 - Google Patents
ガラス切断方法および装置Info
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Abstract
切断システムにおいて、切断速度を向上する。 【解決手段】 ガラスシートを横断する部分的クラック
を形成するために、高次の(TEM00モードより高次
の)パワー分布を有するレーザを使用する。ガラスシー
トはその後、その部分的クラックの領域でシートを折曲
することにより分割される。
Description
断方法に関するものであり、特にガラス切断作業中にお
いてガラスシートを保護する方法に関するものである。
使用されてきた。PCT特許第WO93/20015号
には、ガラスシートを2分割するために、いわゆるブラ
インドクラックをガラスシートに横断して伝搬させる際
にレーザ光を使用することが述べられている。この特許
の一つの具体的形態としては、小さな切り目や切り込み
目をガラスシートの片側につけ、その後レーザ光を使用
して、ガラスシートを通じてクラックを形成してこの切
り目や切り込み目を広げる。そのシートをその後、レー
ザ切り込みラインに沿って機械的切断により二つの小さ
なシートの分割する。そのような方法を効果的にするた
め、レーザ光を切り目や切り込み目の領域内においてガ
ラスシートに接触させて、レーザとガラスシートを相対
的に動かし、切り込みラインの所望行路において、二つ
の小さなシートを形成するためレーザ光を伝搬させる。
レーザより下流にあるガラスの加熱表面部分に流体冷却
剤の流れを向けることが望ましく、それによりレーザ光
がガラスシートを加熱後に、ガラスシートはすばやく冷
却される。このようにレーザによるガラスシートの加熱
と水性冷却剤によるガラスシートの冷却により、ガラス
シートを歪ませ、レーザ光と冷却剤が通った方向にクラ
ックを広げる。
GB93/00699号に述べられているような方法の
一つの問題点としては、従来のガラス切断方法のタイプ
と匹敵するに十分な製造速度が得られないことがある。
のレーザを使用した際には、レーザが良好に作用する作
業範囲が狭くなってしまう。それゆえ、この作業範囲を
広げることには利点がある。
の切断方法に関するものであり、レーザビームの行路に
沿ってクラックを誘導するために、ガラスシートを横断
する所望行路においてレーザビーム(および冷却剤は任
意)を移動させる。これにより生じた熱勾配により、材
料の表面層に引っ張り応力を発生させ、この応力がガラ
スの引っ張り強さを超えると、その材料はブラインドク
ラックが圧縮状態の領域へと下降して材料に入り込むよ
うになる。その後レーザ光がガラスを横断すると、クラ
ックがレーザ光に追従する。そのクラックの深さ、形
状、方向は、応力の分布により決定され、ビームスポッ
トのパワー密度、寸法、形状や、ビームスポットと材料
の相対速度、加熱領域へ供給される冷却剤の性質や特
性、クラックが入れられる材料の熱物理および機械的特
性やその厚みなど、複数の要素に依存する。ガラス上に
おけるレーザスポットの強度形状もまた、使用できる最
大速度を決定する際に重要な要素であることがわかっ
た。本発明においては、レーザは非ガウシアンの強度形
状を有する。一つの具体的形態において、レーザビーム
の強度は2ピークモード、すなわちTEM01*モードも
しくはTEM10モードで動作する。切断ラインに沿って
表面層の非常に局所的な冷却を引き起こすために、ビー
ムスポットの進行方向に沿って適当な冷却剤の流れを材
料の領域に向けることが望ましい。
ガラス切断工程において、切断精度やガラスの切断面を
損なうことなく、向上した切り込み速度が達成できると
いう点で優れている。
して所望切断ラインに沿ってガラスシートを切断するシ
ステムに関するものである。図1に示すように、本発明
のガラス切断システムにおいて、ガラスシート10は上
面および下面の主面11を有する。ガラスシート10は
まず、ガラスシート10の一端にクラック開始点19を
形成するため、ガラスシートの一端に沿って切り目や切
り込み目がいれられる。このクラック開始点19はその
後、所望切断ラインの行路でガラスシートを横切ってレ
ーザビーム16を移動してクラック20を形成するため
に用いられる。レーザ光は、所望切断ラインに沿った局
所領域においてガラスシートを効果的に熱する。その結
果生じた局所加熱領域内のガラスシートの温度拡張によ
り、レーザが伝搬する行路に沿ってクラックを広げる応
力が生じる。応力分布を高めそれによりクラックの伝搬
を促進するため、水ジェット22により水冷却剤を付加
することが望ましい。機械的な切り込みを使用する従来
の方法よりもこのレーザ切断方法を使用することによ
り、機械的な切り込みにより生じる多くのガラスチップ
が除去される。
16は、カットするガラス表面を熱しなければならな
い。結果的に、レーザの放射光はガラスが吸収する波長
であることが望ましい。このことが生じるためには、放
射光は2μm以上の波長の赤外線であることが望まし
く、例えば波長9−11μmのCO2レーザ、波長5−
6μmのCOレーザ、波長2.6−3.0μmのHFレ
ーザ、波長約2.9μmのエルビウムYAGレーザなど
のビームが望ましい。材料表面が加熱される際には、そ
の最大温度は材料の融点を超えてはならない。もし材料
の融点を超えると、ガラスが冷却した後に残留熱応力が
生じ、クラックが生じてしまう。
加熱および冷却領域の界面に向かってガラス中に形成さ
れる。クラックの深さ、形状、方向は、熱弾性応力の分
布により決定され、主に以下の複数の要素に基づく。
状; −ビームスポットと材料の相対速度; −熱物理特性、質、加熱領域に対する冷却剤の供給条
件; −クラックが入る材料の熱物理的および機械的特性、そ
の厚み、および表面状態 異なる材料に対してカットサイクルを最適化するために
は、主なるパラメータとカット工程の変数間の適当な関
係を確立することが必要である。国際特許第WO93/
20015号に説明されているように、ビームスポット
18の寸法と冷却水が流れる領域からの間隔に依存し
て、ガラス10を横切るレーザ16の相対変位の速度V
とクラック20の深さdは次式の関係である。
は材料の熱物理特性とビームのパワー密度に依存する比
例係数であり、aはビームスポットの幅、bはビームス
ポットの長さ、lはビームスポットの近接端から冷却領
域の前端までの距離、dはブラインドクラック4の深さ
である。
の最大パワー密度の決定において、材料表面層の最大温
度はその融点を超えてはならない。したがって、低い熱
分割速度で、厚いガラスの低溶解度に対して、約0.3
×106W/m2の最小パワー密度でも許容できる。高融
点や高い熱伝導を有する高溶解の石英ガラスやコランダ
ムや他の材料を分割する際にも、例えば20×106W
/m2のより大きなパワー密度のレーザビームが使用で
きる。本実験のほとんどにおいては、150〜300ワ
ットのパワーのCO2レーザを使用したが、より高いパ
ワーのレーザを使用すればより成功したと思われる。
共振器内で生じるレーザ発振により動作する。安定な共
振器の概念は、共振器を通る光線の光路の追跡により最
も明確化することができる。安定性の閾値には、レーザ
共振器の軸に平行な光線が二つのミラー間を前後に永久
にその間を損失なく反射した場合に達する。
それるため不安定共振器と呼ばれる。不安定共振器には
多くの種類がある。一つの簡単な例としては平面ミラー
に対する凸面球面ミラーのタイプがある。異なる直径の
凹面ミラー(大きなミラーからの反射光が小さなミラー
の端部周辺から逃げてしまう)や、対の凸面ミラーなど
が他に含まれる。
異なるモードパターンを有する。安定な共振器はレーザ
軸に沿って光を集中させ、その領域から効率よくエネル
ギーを抽出するが、軸から離れた外周領域からは抽出さ
れない。それにより生じるビームは中心に強度ピークを
有し、軸から離れるにつれ強度がガウシアン的に減衰す
る。これは低利得の持続波レーザとともに使用される標
準的なタイプのものである。
てレーザ共振器の内部の光を広げようとしてしまう。例
えば、出力ビームは、軸周りにリング状の強度ピークを
有する環状の形状を有したりする。
の二つのタイプの異なるモードがある。ビームの断面形
状すなわち強度パターンにおいて、横モードが存在す
る。縦モードは、レーザの利得帯域内の異なる周波数も
しくは波長で生じるレーザ共振器長による異なる共振モ
ードに相当する。単一縦モードで発振する単一横モード
レーザは単一周波数で発振し、二つの縦モードで発振す
るものは二つの独立した波長で(通常近接した間隔で)
同時に発振する。
ーの曲率、間隔、放電管の空洞直径に依存する。ミラー
の配列や間隔および波長がわずかに変化しても、レーザ
ビームの「形状」(電磁界)は大きく変化してしまう。
その「形状」やビームの空間エネルギー分布を述べる際
に特別な術語を展開したが、ここでは横モードは二方向
のビーム断面に表れる極小値の数に従って分類される。
最も低次モードすなわち基本モードは中心に強度のピー
クがあり、TEM00モードとして知られる。これは図3
に示されるようなガウシアン強度分布を有する従来使用
されてきたレーザである。一軸に沿っては極小値が一つ
で、その垂直方向の軸に沿っては極小値のないモード
は、TEM01*またはTEM10であり、それらはその方
位によって決定される。TEM01*モードの強度分布の
例が図2に図示されている(ビームを横切る距離dに対
するビーム強度I)。ほとんどのレーザのアプリケーシ
ョンでは、TEM00モードが最も望ましいと考えられて
いる。しかしながら非ガウシアンモード例えばTEM
01*モードやTEM10モードのビームが、ガラス表面へ
より均一にレーザエネルギーを送り込むために使用でき
ることがわかった。結果的に、レーザがガウシアン強度
分布を有する場合よりも低いパワーでより高いレーザ切
り込み速度が達成できることがわかった。さらに、レー
ザ切り込み工程を拡大したその動作範囲により、レーザ
パワーをより広い範囲で使用することができる。これは
非ガウシアンレーザビームにより、ビーム全体にわたっ
てエネルギー分布の均一性をより向上することができる
ためだと思われる。
らなる。このように、図2に示されるパワー分布はリン
グ状のレーザビームのパワー分布の断面である。少なく
とも一対の強度ピークが、それより低いパワー分布であ
る中心領域の外周部に位置するような非ガウシアンビー
ムが本発明において望ましい。このように、レーザビー
ムの中心がレーザビームの少なくとも複数の外周領域の
パワー強度よりも低いパワー強度を有することが望まし
い。この低いパワー中心領域は、0パワーレベルに完全
になってもよく、その場合レーザビームは100%のT
EM01*パワー分布となる。しかしながら、レーザビー
ムは2ピークモード、すなわち図2に示されるように、
中心領域のパワー分布が単に外周領域のパワー分布以下
に低下しているTEM01*モードとTEM00モードの組
み合わせといった一つ以上のモードのレベルを組み合わ
せたものでもよい。ビームが2ピークモードの場合、そ
のビームは、50%以上がTEM01*モード、さらに好
ましくは70%以上がTEM01*モードで、その残りが
TEM00モードとする組み合わせが望ましい。
らされる時間に直接依存するので、円形断面の代わりに
楕円形状のビームを使用することにより、同じ相対速度
においては、切断ラインに沿ったガラス表面の各点の加
熱時間を広げられる。このように、レーザビーム16の
規定のパワー密度で、ガラス10を熱するために必要な
深さを維持するために重要であるレーザビームスポット
から冷却スポットの前面端部までの距離が同じでありな
がら、レーザビームスポットがより移動方向に広がり、
そしてまたレーザビームスポットと材料との相対速度を
より許容可能なものとするでだろう。
に細長い形状、例えば楕円形状を有し、この細長い形状
の長軸は、20mm以上、より好ましくは30mm以
上、さらには40mmから100mm以上であることが
望ましい。レーザビームスポットの長軸は、ガラスシー
トを横切る所望切断ラインの伝搬方向にする。ガラスが
薄いシート(1.1mmもしくはもっと薄い)に対して
は、レーザビームスポットの長軸の最適長が所望伝搬速
度に関係し、長軸bは一秒あたりの所望レーザ切り込み
速度の10%より大きいことが望ましい。このように、
0.7mmの厚みのガラスで所望レーザ切り込み速度5
00mmでは、レーザの長軸は少なくとも50mmの長
さであることが望ましい。
て、クラック20はガラスシート10の深さ方向のみに
拡がることが望ましい。ガラスシートをさらに小さいシ
ートに最終的に分割するには、クラック20に曲げモー
メントを付与することによりなされることが望ましい。
その曲げは、従来の機械的表面切り込み方法を使用する
工程においてガラスを切断するために使用されるような
従来の曲げ装置(図示していない)や技術により達成で
きる。クラック20は機械的切り込みではなくレーザに
よる切断技術を使用しているので、機械的切断工程中に
生じるガラスのチップの形成を、従来の技術と比較して
最小限にできる。
て、デジタルコンピュータのようなシステム制御装置
(図示していない)を、レーザやガラスシート、システ
ム上の他の可動部品などの移動を制御するシステムに接
続する。そのシステム制御装置はシステムの様々な部品
の移動を制御するために従来の機械制御技術を用いてい
る。システム制御装置はそのメモリ内に蓄積された様々
な製造作動プログラムを使用し、各プログラムは、特定
サイズのガラスシート用にレーザやガラスシート(さら
には必要ならば他の可動部品)の移動を適切に制御する
よう設計されることが望ましい。
ている。
ザの動作を示す比較例である。
造したモデル1200の軸流2ビームCO2レーザであ
った。そのビームは約12mmのスポットサイズ(レー
ザの放出点でのレーザビームの直径)でガラス表面から
約2メートルの場所に配置した。一対のシリンドリカル
レンズを、レーザとガラス表面との間のレーザの光路内
に配置し、レーザスポットを変形した。これによりレー
ザをガラスにあてるレーザスポットを、長さ約45−5
0mmで、その中間点で幅約0.1−0.15cmの細
長く楕円形のビームとした。このレーザの共振器の基本
モードはTEM00である。これが共振器は発振可能な唯
一のモードであるとき、共振する00モードレーザは可
能な限り小さな発散で伝搬し、最も小さなスポットサイ
ズで集光されるであろう。例1では、レーザのパワー分
布は、小さな内部開口とともにレーザ前端面で「平面」
光カップラを利用することによりガウシアン(TEM00
モードで動作する)となった。
を形成するためガラスシートの端部に手動で切り込みを
いれた。これにより、ガラスの上面の一端に、約8mm
長で約0.1mmの深さの小さな切り込みラインを形成
してクラック開始点19をつくった。ガラスシート10
は、レーザ16がクラック開始点19に接触するように
配置され、ガラスシート10を、以下の表1に記載され
たパワーと速度で、レーザ16の行路がガラスシートを
横切る直線行路に沿うように移動させた。
成された最もよいパフォーマンスを表す。100%の成
功率は、記述されたパワー範囲において、レーザがガラ
スシートを実質的に時間中100%成功した動作パラメ
ータがあったことを示している。
し、レーザのパワー分布を変化させた。異なる光学形態
として、より高次のモードを共振器内に発生させた。こ
れらのモードは、例1で使用した00モードと同一軸状
に重畳し、00モードと比較して特定のサイズを有し
た。このような複数のサブビームからなり各々が独自の
強度形状を有するビームは、マルチモードビームと呼ば
れる。これらのビームは独立であるので、その正味の分
布は個々の形状の代数和であり、各モードのパワーの率
により重みづけされる。それゆえ、TEM00モードの量
は光カップラの曲率を変えたり、開口部の直径を大きく
することにより低減できる。例2では、レーザのパワー
分布は約60対40のTEM01*とTEM00モードの混
合比に変化させた。これは、20メートルの曲率半径の
凹面光カップラを「平面」光カップラに置き換え、より
大きな開口部にすることにより達成された。そのレーザ
のパワーと速度は表2に記載されるように変化した。
ンレーザは475mm/secまでのカット速度で10
0%の切断(ほぼ全てのサンプルを刻むことに成功し
た)が達成できた。これらの速度以上で、堅実に満足し
た結果を得ることは困難であった。例えば500mm/
secでは、非常に小さな範囲のレーザパワーでしか切
り込みに成功せず、全サンプル中33%以下でしか、そ
のパワー範囲内において切り込みが成功しなかった。
M00モードの混合に変換すると、低いレーザパワーを使
用してもより高い切断速度が達成できた。さらに、満足
した切り込み端を達成するためにも、より広い範囲のレ
ーザパワーが許容可能であると思われる。
ラフ図。
たグラフ図。
Claims (8)
- 【請求項1】 ガラスシートを横断するクラックを形成
するためガラスシートを横断するレーザビームの移動工
程からなる平面ガラスシート製造方法において、 該レーザがTEM01*モードおよびTEM00モードの混
合成分からなるパワー分布を有することを特徴とする平
面ガラスシート製造方法。 - 【請求項2】 前記移動工程における前記レーザビーム
が、少なくとも50%のTEM01*モードの成分を有
し、残成分がTEM00モードであることを特徴とする請
求項1記載の平面ガラスシート製造方法。 - 【請求項3】 前記移動工程における前記レーザビーム
が、少なくとも70%のTEM01*モードの成分を有
し、残成分がTEM00モードであることを特徴とする請
求項1記載の平面ガラスシート製造方法。 - 【請求項4】 前記レーザ移動工程が、前記ガラスシー
トの深さ方向へ部分的にのみ拡がり該シートを横断する
クラックを形成することからなることを特徴とする請求
項2記載の平面ガラスシート製造方法。 - 【請求項5】 前記シートを二つのさらに小さなシート
に分割するため前記クラックに沿って該シートを折曲す
る工程がさらに加わることを特徴とする請求項4記載の
平面ガラスシート製造方法。 - 【請求項6】 前記移動工程における前記レーザビーム
の断面パワー分布が、該パワー分布の外周領域よりも該
パワー分布の中心領域が小さいことを特徴とする請求項
1記載の平面ガラスシート製造方法。 - 【請求項7】 ガラスシートを横断するクラックを形成
するためガラスシートを横断するレーザビームの移動工
程からなる平面ガラスシート製造方法において、 該レーザのパワー分布が、該パワー分布の外周領域の少
なくとも一部よりも該パワー分布の中心領域が小さいこ
とを特徴とする平面ガラスシート製造方法。 - 【請求項8】 前記移動工程が、前記パワー分布の中心
領域のパワー強度が0であるレーザビームを移動するこ
とからなることを特徴とする請求項7記載の平面ガラス
シート製造方法。
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