JPH09121514A - 整流子電動機のブラシ保持装置 - Google Patents
整流子電動機のブラシ保持装置Info
- Publication number
- JPH09121514A JPH09121514A JP30346395A JP30346395A JPH09121514A JP H09121514 A JPH09121514 A JP H09121514A JP 30346395 A JP30346395 A JP 30346395A JP 30346395 A JP30346395 A JP 30346395A JP H09121514 A JPH09121514 A JP H09121514A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brush
- shank
- support
- pigtail
- pigtail support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 4
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 2
Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ブラシホルダへのブラシ及びピグテール支え
挿入作業を容易にし作業能率の向上をはかることを目的
とする。 【構成】 ピグテール支え3の側面に1個以上の係止用
突起6または係止孔を設け、かつ、ブラシシャンク4の
前記ブラシ2がスライドする面に1個以上の係止孔7ま
たは係止用突起を設けることにより、ブラシシャンク4
にピグテール支え3を挿入したときにこの孔7に突起6
が係合しピグテール支え3が係止され、ピグテール支え
3の浮きがなくなり、組立の作業性がよくなる。このよ
うな構成のブラシ保持装置1である。
挿入作業を容易にし作業能率の向上をはかることを目的
とする。 【構成】 ピグテール支え3の側面に1個以上の係止用
突起6または係止孔を設け、かつ、ブラシシャンク4の
前記ブラシ2がスライドする面に1個以上の係止孔7ま
たは係止用突起を設けることにより、ブラシシャンク4
にピグテール支え3を挿入したときにこの孔7に突起6
が係合しピグテール支え3が係止され、ピグテール支え
3の浮きがなくなり、組立の作業性がよくなる。このよ
うな構成のブラシ保持装置1である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】整流子電動機の整流子に摺接する
ブラシ装置に関する。
ブラシ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ブラシ装置はブラシ部とこのブラシ部を
保持するブラシホルダ部とからなり、ブラシ部はブラシ
とピグテール、ピグテール支え及びバネ部材とで構成さ
れ、また、ブラシホルダ部はブラシホルダと保持筒(以
下、ブラシシャンクという)及びキャップとで構成され
ているものが多く使用されている。
保持するブラシホルダ部とからなり、ブラシ部はブラシ
とピグテール、ピグテール支え及びバネ部材とで構成さ
れ、また、ブラシホルダ部はブラシホルダと保持筒(以
下、ブラシシャンクという)及びキャップとで構成され
ているものが多く使用されている。
【0003】整流子電動機に、このブラシ装置部を取付
けるときに、ブラシとピグテール支えの間にブラシを押
圧する目的のバネ部材が設けてあるために、ブラシシャ
ンクにブラシ及びピグテール支えを挿入した後、ピグテ
ール支えがバネ圧で飛び出してこないように、ピグテー
ル支えを手か棒などで押さえながらキャップの締付けを
行っていた。
けるときに、ブラシとピグテール支えの間にブラシを押
圧する目的のバネ部材が設けてあるために、ブラシシャ
ンクにブラシ及びピグテール支えを挿入した後、ピグテ
ール支えがバネ圧で飛び出してこないように、ピグテー
ル支えを手か棒などで押さえながらキャップの締付けを
行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ブラシホルダにブラシ
及びピグテール支えを取付けるときに、ピグテール支え
がバネの弾性力で押し返されるので大変作業性が悪く、
また、ブラシシャンクのとキャップのネジ部との境界の
段にピグテール支えの端部が引掛かった状態で締付けら
れることがあり締付不良になることも多かった。
及びピグテール支えを取付けるときに、ピグテール支え
がバネの弾性力で押し返されるので大変作業性が悪く、
また、ブラシシャンクのとキャップのネジ部との境界の
段にピグテール支えの端部が引掛かった状態で締付けら
れることがあり締付不良になることも多かった。
【0005】本発明は、この様な事情を鑑みてなされた
ものであり、ブラシシャンクのブラシがスライドする面
に係止孔または係止用突起を設け、そして、ピグテール
支えの側面に係止用突起または係止孔を設け、それぞれ
の突起及び孔間でピグテール支えを係止するこのような
構造の整流子電動機のブラシ保持装置を提供することを
課題としている。
ものであり、ブラシシャンクのブラシがスライドする面
に係止孔または係止用突起を設け、そして、ピグテール
支えの側面に係止用突起または係止孔を設け、それぞれ
の突起及び孔間でピグテール支えを係止するこのような
構造の整流子電動機のブラシ保持装置を提供することを
課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】ピグテール支えの側面に
1個以上の係止用突起または係止孔を設け、かつ、ブラ
シシャンクの前記ブラシがスライドする面に1個以上の
係止孔または係止用突起を設けることにより、ブラシシ
ャンクにピグテール支えを挿入したときにこの孔に突起
が係合しピグテール支えが係止される。従って、ピグテ
ール支えの浮きがなくなり、組立の作業性が良好で、さ
らに組立不良もなくなり課題を解決している。
1個以上の係止用突起または係止孔を設け、かつ、ブラ
シシャンクの前記ブラシがスライドする面に1個以上の
係止孔または係止用突起を設けることにより、ブラシシ
ャンクにピグテール支えを挿入したときにこの孔に突起
が係合しピグテール支えが係止される。従って、ピグテ
ール支えの浮きがなくなり、組立の作業性が良好で、さ
らに組立不良もなくなり課題を解決している。
【0007】
【作用】組立時にフレームなどに支持されているブラシ
ホルダ部のブラシシャンクにブラシ及びピグテール支え
を挿入する。ブラシとピグテール支えとの間にブラシ押
圧用のバネ部材が設けてあるので、このバネ力によりピ
グテール支えが外部に飛び出すように押される。このピ
グテール支えを指で押圧し、ブラシシャンク内に押し込
むことにより、ピグテール支えの側面に設けた係止用突
起または係止穴とブラシシャンクに設けた係止孔または
係止用突起が係合し、ピグテール支えが係止される。次
に、ピグテール支えより手を離し、キャップをブラシホ
ルダのネジ部にねじ込み締付けをおこなうことにより、
ブラシはバネ部材により安定した状態でコンミテータに
押圧される。
ホルダ部のブラシシャンクにブラシ及びピグテール支え
を挿入する。ブラシとピグテール支えとの間にブラシ押
圧用のバネ部材が設けてあるので、このバネ力によりピ
グテール支えが外部に飛び出すように押される。このピ
グテール支えを指で押圧し、ブラシシャンク内に押し込
むことにより、ピグテール支えの側面に設けた係止用突
起または係止穴とブラシシャンクに設けた係止孔または
係止用突起が係合し、ピグテール支えが係止される。次
に、ピグテール支えより手を離し、キャップをブラシホ
ルダのネジ部にねじ込み締付けをおこなうことにより、
ブラシはバネ部材により安定した状態でコンミテータに
押圧される。
【0008】
【実施例】本発明を図面に示された一実施例に基づいて
説明すると、図1は本発明の一実施例によるブラシ装置
(ピグテール支え係止前)の縦断面図であり、図2は本
発明の一実施例によるブラシ装置(ピグテール支え係止
後)の縦断面図である。
説明すると、図1は本発明の一実施例によるブラシ装置
(ピグテール支え係止前)の縦断面図であり、図2は本
発明の一実施例によるブラシ装置(ピグテール支え係止
後)の縦断面図である。
【0009】図1、図2において、ブラシ保持装置1は
ブラシ部とこのブラシ部を保持するブラシホルダ部とか
ら構成されており、そして、ブラシ部はブラシ2とピグ
テール8、ピグテール支え3及びバネ部材9とから構成
され、さらに、ブラシホルダ部はブラシホルダ5とブラ
シシャンク4及びキャップ10とから構成されている。
ブラシ部とこのブラシ部を保持するブラシホルダ部とか
ら構成されており、そして、ブラシ部はブラシ2とピグ
テール8、ピグテール支え3及びバネ部材9とから構成
され、さらに、ブラシホルダ部はブラシホルダ5とブラ
シシャンク4及びキャップ10とから構成されている。
【0010】また、ブラシシャンク4はブラシホルダ5
に固定されており、このブラシホルダ5は整流子電動機
の外郭であるフレームやブラケットなどに装着されてい
る。さらに、ブラシシャンク4はガータースプリング1
3を介しリード線14に接続されている。このような構
成のブラシシャンク4にブラシ2とピグテール8、ピグ
テール支え3及びバネ部材9が配設されキャップ10で
締付けられている。そして、ブラシ2の一面とコンミテ
ータ11とが接触している。
に固定されており、このブラシホルダ5は整流子電動機
の外郭であるフレームやブラケットなどに装着されてい
る。さらに、ブラシシャンク4はガータースプリング1
3を介しリード線14に接続されている。このような構
成のブラシシャンク4にブラシ2とピグテール8、ピグ
テール支え3及びバネ部材9が配設されキャップ10で
締付けられている。そして、ブラシ2の一面とコンミテ
ータ11とが接触している。
【0011】このような構成において、図1のようにブ
ラシ2とバネ部材9をブラシシャンク4に挿入し、さら
に、ピグテール支え3を指などでブラシシャンク4に挿
入することにより、ピグテール支え3に設けた係止用突
起6とブラシシャンク4に設けた係止孔7とが係合し、
ピグテール支え3がブラシシャンク4に係止される。こ
の係止された状態が図2である。次に、ピグテール支え
3より手を離し、キャップ10をブラシホルダ5のネジ
部12にねじ込みキャップ10の締付けをおこなう。
ラシ2とバネ部材9をブラシシャンク4に挿入し、さら
に、ピグテール支え3を指などでブラシシャンク4に挿
入することにより、ピグテール支え3に設けた係止用突
起6とブラシシャンク4に設けた係止孔7とが係合し、
ピグテール支え3がブラシシャンク4に係止される。こ
の係止された状態が図2である。次に、ピグテール支え
3より手を離し、キャップ10をブラシホルダ5のネジ
部12にねじ込みキャップ10の締付けをおこなう。
【0012】電動機のスイッチを入れることにより電流
がリード線14を通りガータスプリング13を介してブ
ラシシャンク4に流れ、このブラシシャンク14よりブ
ラシ2に流れコンミテータ11に伝達されアーマチュア
が回転する。なお、この電流の流れはリード線14より
ピグテール支え3及びピクテール8を経由してブラシ2
に到達するなど種々の経路が考えられる。
がリード線14を通りガータスプリング13を介してブ
ラシシャンク4に流れ、このブラシシャンク14よりブ
ラシ2に流れコンミテータ11に伝達されアーマチュア
が回転する。なお、この電流の流れはリード線14より
ピグテール支え3及びピクテール8を経由してブラシ2
に到達するなど種々の経路が考えられる。
【0013】そして、係止孔7は貫通孔又は盲穴いづれ
でもよいことはいうまでもない。また、ピグテール支え
3とブラシシャンク4とに設けた係止用突起6と係止孔
7との関係は実施例と逆にして設けてもよい。さらに、
場合によっては係止用突起6と係止孔7との数をそれぞ
れ複数個設けてもよい。
でもよいことはいうまでもない。また、ピグテール支え
3とブラシシャンク4とに設けた係止用突起6と係止孔
7との関係は実施例と逆にして設けてもよい。さらに、
場合によっては係止用突起6と係止孔7との数をそれぞ
れ複数個設けてもよい。
【0014】このように、ピグテール支え3とブラシシ
ャンク4に係止用の孔及び突起を設けることにより、ピ
グテール支え3をブラシシャンク4に挿入した後、手を
離してもピグテール支え3が飛び出すことがなくなり作
業性が向上する。
ャンク4に係止用の孔及び突起を設けることにより、ピ
グテール支え3をブラシシャンク4に挿入した後、手を
離してもピグテール支え3が飛び出すことがなくなり作
業性が向上する。
【0015】
【発明の効果】以上の通り、本願発明の整流子電動機の
ブラシ保持装置はピグテール支えとブラシシャンクとに
係止孔及び係止用突起を設けることにより、ピグテール
支えをブラシシャンクに挿入した後、手を離してもピグ
テール支えの飛び出しがなくなり作業性が大幅に向上す
る。
ブラシ保持装置はピグテール支えとブラシシャンクとに
係止孔及び係止用突起を設けることにより、ピグテール
支えをブラシシャンクに挿入した後、手を離してもピグ
テール支えの飛び出しがなくなり作業性が大幅に向上す
る。
【0016】また、ピグテール支え3の端部がブラシホ
ルダ5のネジ部12とブラシシャンク4の境界部に挟ま
ったままで締付けられることがなくなり、ブラシ2の取
付不良が解消される。
ルダ5のネジ部12とブラシシャンク4の境界部に挟ま
ったままで締付けられることがなくなり、ブラシ2の取
付不良が解消される。
【0017】
【図1】本発明の一実施例によるブラシ装置(ピグテー
ル支え係止前)の縦断面図である。
ル支え係止前)の縦断面図である。
【図2】本発明の一実施例によるブラシ装置(ピグテー
ル支え係止後)の縦断面図である。
ル支え係止後)の縦断面図である。
1.・・・・ブラシ保持装置 2.・・・・ブラシ 3.・・・・ピグテール支え 4.・・・・保持筒(ブラシシャンク) 5.・・・・ブラシホルダ 6.・・・・係止用突起 7.・・・・係止孔 8.・・・・ピグテール 9.・・・・バネ部材 10.・・・・キャップ 11.・・・・コンミテータ
Claims (1)
- 【請求項1】整流子にバネ付勢されたブラシを摺接させ
るようにした整流子電動機のブラシ部構造において、ピ
グテール支えの側面に1個以上の係止用突起または係止
孔を設け、かつ、保持筒(ブラシシャンク)の前記ブラ
シがスライドする面に1個以上の係止孔または係止用突
起を設け、前記保持筒に前記ピグテール支えを係止する
ことを特徴とする整流子電動機のブラシ保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30346395A JPH09121514A (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | 整流子電動機のブラシ保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30346395A JPH09121514A (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | 整流子電動機のブラシ保持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09121514A true JPH09121514A (ja) | 1997-05-06 |
Family
ID=17921274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30346395A Pending JPH09121514A (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | 整流子電動機のブラシ保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09121514A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100448395B1 (ko) * | 2002-10-29 | 2004-09-10 | 현대자동차주식회사 | 차량용 발전기의 브러시 홀딩장치 |
JP2008148525A (ja) * | 2006-12-13 | 2008-06-26 | Sadayuki Amiya | 給電装置 |
-
1995
- 1995-10-26 JP JP30346395A patent/JPH09121514A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100448395B1 (ko) * | 2002-10-29 | 2004-09-10 | 현대자동차주식회사 | 차량용 발전기의 브러시 홀딩장치 |
JP2008148525A (ja) * | 2006-12-13 | 2008-06-26 | Sadayuki Amiya | 給電装置 |
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