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JPH09120354A - 情報処理装置および情報処理装置の拡張ユニット - Google Patents

情報処理装置および情報処理装置の拡張ユニット

Info

Publication number
JPH09120354A
JPH09120354A JP7277265A JP27726595A JPH09120354A JP H09120354 A JPH09120354 A JP H09120354A JP 7277265 A JP7277265 A JP 7277265A JP 27726595 A JP27726595 A JP 27726595A JP H09120354 A JPH09120354 A JP H09120354A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speaker
information processing
housing
processing device
speakers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7277265A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Aizawa
力 相澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Citizen Watch Co Ltd filed Critical Citizen Watch Co Ltd
Priority to JP7277265A priority Critical patent/JPH09120354A/ja
Publication of JPH09120354A publication Critical patent/JPH09120354A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯時には突出部の無い、収納性および携帯
性に優れた薄型化が可能で、ステレオ演奏時等におい
て、音質の優れた臨場感あふれる音声出力が可能な携帯
型の情報処理装置を提供する。 【解決手段】 音声出力のための複数のスピーカと、こ
のスピーカを収納する複数のスピーカ収納部を備えた携
帯型の情報処理装置において、各スピーカ収納部は、情
報処理装置の筐体の両側面部の内側に配置され、スピー
カ収納部より各スピーカを引き出し可能にするために情
報処理装置の筐体の両側面部に設けられた開口部と、各
スピーカの外周を摺動させ、スピーカの収納および引き
出しを容易にするために各スピーカ収納部に設けたスピ
ーカ案内部材と、各スピーカをそれぞれスピーカ収納部
に収納した位置である第1スピーカ位置への係止と、各
スピーカが情報処理装置の筐体の外に引き出された位置
である第2スピーカ位置とを係止するためのスピーカ係
止機構を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声出力のために
スピーカを内蔵した携帯型のノートパソコン等の情報処
理装置や、この情報処理装置の拡張ユニットのスピーカ
の収納および引出構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年コンピュータ等の情報処理装置では
マルチメディアと呼ばれる、映像や音声の処理や、デー
タ通信等への対応した機能が携帯型の情報処理装置にも
装備されるようになってきている。こうした中で音声面
においては、従来の携帯型情報処理装置であるノートパ
ソコン等では、音声のための内蔵スピーカは、スピーカ
が搭載され始めた当時の単に警告音を発生させるブザー
程度のものから、順次高機能化して、音楽用CDやCD
−ROM等を音源としたステレオ音声の高音質の音声を
出力する音響装置を装備したものへと発展してきてい
る。しかしながら、携帯型の情報処理装置は一方で、携
帯性、および軽量化が要求されるので、内蔵されたスピ
ーカもその制約の範囲で設計されている。
【0003】この中では、携帯型の情報処理装置のスピ
ーカもステレオ音声のため2つ以上のスピーカが必要と
なり、スピーカ収納部の場所を工夫したり、音声用の外
部端子を設けて、外部スピーカとの接続したりしてい
る。
【0004】図5(a)および図5(b)は、携帯型情
報処理装置にスピーカを内蔵させた従来例の外観斜視図
である。図5(a)で、1は情報処理装置であり、キー
ボード3が搭載された筐体2、液晶表示装置4等があ
り、スピーカ(図示省略)はスピーカのスピーカ振動面
5aの下部に設けられている。図5(b)ではスピーカ
のスピーカ振動面5aの位置が表示装置4を搭載した第
2筐体2’に内蔵されており、他の構成は図5(a)と
同様である。
【0005】一方、携帯型の情報処理装置1の携帯性お
よび、軽量化を図るために、情報処理装置1は最小限の
機能に絞り込んで、多機能化へはドッキングステーショ
ン等と呼ばれる情報処理装置1の拡張ユニットを接続す
る手段も多く採用されている。
【0006】情報処理装置1の拡張ユニットは携帯型の
情報処理装置1の省スペースという側面を損なわないた
めに情報処理装置1の底部に配置して拡張ユニットと情
報処理装置1を積み重ねる構成が多く採用されている。
【0007】またステレオ音声の臨場感を向上させるた
めには、スピーカの間隔を一定程度確保する必要がある
が、現在のノートパソコンの幅は、A4サイズと呼ばれ
るサイズの長手方向の幅がほぼ上限なので、スピーカの
間隔としては十分な間隔とはいえない。また、情報処理
装置1の底部に配置した拡張ユニットに内蔵されたスピ
ーカは、従来例では拡張ユニットの前面もしくは側面に
面するように配置されるが、拡張ユニットの薄型化とス
ピーカに振動面の大きさを確保するため、情報処理装置
1の拡張ユニットの内蔵スピーカをA4サイズの側面の
外側へ配置した拡張ユニットも見られる。
【0008】図6(a)、(b)、(c)は携帯型の情
報処理装置1の底部に積み重ねられた拡張ユニットにス
ピーカを内蔵させた従来例の外観斜視図である。図6
(a)では、情報処理装置1の底部には拡張ユニット2
1が配置されている。情報処理装置1と拡張ユニット2
1は、コネクタ(図示せず)等によって音声出力端子を
含む各入出力端子が接続されている。スピーカ(図示せ
ず)は音声出力部5aの内側に内蔵されているが、スピ
ーカの振動面の面積を確保するために情報処理装置1の
筐体2の前部に突出させている。
【0009】図6(b)では、音声出力部5aは、拡張
ユニット21の側面部に張り出していて、情報処理装置
1よりもスピーカの分だけ突出している。このため拡張
ユニット21の薄型化は可能であるが、情報処理装置1
の平面サイズの統一性が無く携帯性に難点がある。また
音声出力部が上方にセットされているので、ユーザーに
対する直接音は聴き取りにくい。他は図6(a)と同様
である。
【0010】図6(c)では、音声出力部は、情報処理
装置1の底部の拡張ユニット21の前面に面するように
配置したものである。この場合は、情報処理装置1と拡
張ユニット21の平面サイズが統一され、突出部が無い
ので、スッキリしているが、ある程度の音質を確保しよ
うとするために、音声出力部5aのスピーカの振動面を
大きくしようとすると、拡張ユニット21の厚みを大き
くしなければならないので、情報処理装置1の載置面か
らキーボード3までの高さが高くなってしまい、タイピ
ングに難点が出てくる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上述べてきたよう
に、従来のスピーカ内蔵の携帯型の情報処理装置では本
発明の目的は、携帯時には突出部の無い、収納性および
携帯性に優れた薄型化が可能で、ステレオ演奏時等にお
いて、音質の優れた臨場感あふれる音声出力が可能な携
帯型の情報処理装置を提供することにある。
【0012】また、携帯型の情報処理装置に替えて、情
報処理装置の拡張ユニットにスピーカを内蔵する場合に
おいても、前述の携帯型の情報処理装置と同様に、携帯
時には突出部の無い、収納性および携帯性に優れた薄型
化が可能で、ステレオ演奏時等において、音質の優れた
臨場感あふれる音声出力が可能な携帯型の情報処理装置
の拡張ユニットを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明における情報処理
装置は、音声出力のための複数のスピーカと、このスピ
ーカを収納する複数のスピーカ収納部を備えた携帯型の
情報処理装置において、各スピーカ収納部は、情報処理
装置の筐体の両側面部の内側に配置され、スピーカ収納
部より各スピーカを引き出し可能にするために情報処理
装置の筐体の両側面部に設けられた開口部と、各スピー
カの外周を摺動させ、スピーカの収納および引き出しを
容易にするために各スピーカ収納部に設けたスピーカ案
内部材と、各スピーカをそれぞれスピーカ収納部に収納
した位置である第1スピーカ位置への係止と、各スピー
カが情報処理装置の筐体の外に引き出された位置である
第2スピーカ位置とを係止するためのスピーカ係止機構
を備えたことを特徴とする。
【0014】本発明における情報処理装置は、前記係止
機構に、各スピーカを情報処理装置の第1スピーカ位置
より第2スピーカ位置への移動を補助するための付勢バ
ネを備えたことを特徴とする。
【0015】本発明における情報処理装置は、前記の第
2スピーカ位置より各スピーカを任意の角度に回動可能
にした回動機構を備えたことを特徴とする。
【0016】本発明における情報処理装置の拡張ユニッ
トは、音声出力のための複数のスピーカと、このスピー
カを収納する複数のスピーカ収納部を備えた携帯型の情
報処理装置の拡張ユニットにおいて、各スピーカ収納部
は、情報処理装置の拡張ユニットの筐体の両側面部の内
側に配置され、スピーカ収納部より各スピーカを引き出
し可能にするために情報処理装置の拡張ユニットの筐体
の両側面部に設けられた開口部と、各スピーカの外周を
摺動させ、スピーカの収納および引き出しを容易にする
ために各スピーカ収納部に設けたスピーカ案内部材と、
各スピーカをそれぞれスピーカ収納部に収納した位置で
ある第1スピーカ位置への係止と、各スピーカが情報処
理装置の拡張ユニットの筐体の外に引き出された位置で
ある第2スピーカ位置とを係止するためのスピーカ係止
機構を備えたことを特徴とする。
【0017】本発明における情報処理装置の拡張ユニッ
トは、前記係止機構に、各スピーカを情報処理装置の第
1スピーカ位置より第2スピーカ位置への移動を補助す
るための付勢バネを備えたことを特徴とする。
【0018】本発明における情報処理装置の拡張ユニッ
トは、前記の第2スピーカ位置より各スピーカを任意の
角度に回動可能にした回動機構を備えたことを特徴とす
る。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1(a)、(b)、(c)は本発明
における携帯型の情報処理装置に内蔵されたスピーカの
3つの位置を図示した外観斜視図である。図1(a)
で、1は情報処理装置であり、筐体2、キーボード3、
液晶表示装置4等を備えている。さらに情報処理装置1
は、筐体2の前部の左右にそれぞれスピーカ5を内蔵し
ておりこの状態を第1スピーカ位置とする。スピーカ5
が内蔵された位置の筐体2の左右の側面部にはスピーカ
5を引き出し可能にするための開口部2aが形成されて
いる(左側面部の開口部2aは図示省略)。また開口部
2aの近くにスピーカ5を引き出すためのイジェクトボ
タン6を設けており。後述する係止部材により係止され
ている。
【0020】図1(b)は、図1(a)よりイジェクト
ボタン6を操作して第1スピーカ位置における係止状態
を解除し、スピーカ5を筐体2の左右の開口部2aより
引き出した状態である第2スピーカ位置を図示してい
る。このとき、スピーカ5のスピーカ振動面5aが筐体
2の外部に露出されている。また図示していないが、イ
ジェクトボタン6はこの第2スピーカ位置でスピーカ5
を係止している。
【0021】図1(c)は、図1(b)の第2スピーカ
位置より、後述するスピーカ5の取付部に設けてある回
動機構用いて回動させたスピーカ5の第3スピーカ位置
を図示したものである。
【0022】3つのスピーカ位置を備えることによっ
て、図1(a)の第1スピーカ位置では、特に音声を聴
く必要が無い場合に携帯型の情報処理装置1の省スペー
スを優先させることができる。この場合でも警告音等は
音量は小さくなるが、開口部2aから聴き取ることは可
能である。筐体2のスピーカ上部にもスピーカの音声用
の小孔を設けて聴き易くすることは可能であるが、図1
(a)の実施例では、筐体2のスピーカ上部ではアーム
レストの場所を兼用しているので、汗等による汚れが生
じるおそれがあるので好ましくない。
【0023】図1(b)の第2スピーカ位置では、スピ
ーカ5が筐体2の外部に引き出され、スピーカ振動面5
aが筐体2の外部に露出しているので、スピーカ5の音
声出力が筐体2によって遮断されることが無いので、ス
ピーカ5の音声をフルに聴くことが可能となる。しかし
スピーカ振動面5aは上方に向いているので、情報処理
装置1のユーザーは、スピーカ5の直接音は聴き取りづ
らいという欠点がある。
【0024】図1(c)の第3スピーカ位置では、スピ
ーカ5を回動させて、スピーカ5のスピーカ振動面5a
を任意の角度に設定しており、情報処理装置1のユーザ
ーは、図1(b)第2スピーカ位置と比較して、スピー
カ5からより多く直接音を聴くことができるので、より
臨場感の溢れた音声出力を享受することができる。
【0025】図2(a)、(b)、(c)は図1
(a),(b),(c)で述べた、携帯型の情報処理装
置1におけるスピーカ5の3つスピーカ位置を提供した
構造を、携帯型の情報処理装置1の拡張ユニットに実施
した場合の外観斜視図である。拡張ユニットは携帯型の
情報処理装置1をより高機能化するために、スピーカ5
や、CD−ROMドライブ、外部記憶装置等を装備した
ものであり、情報処理装置1と拡張ユニットはコネクタ
等によって音声出力端子等の各入出力端子が接続されて
いる(図示せず)。図2(a)は図1(a)の第1スピ
ーカ位置、図2(b)は図1(b)の第2スピーカ位
置、図2(c)は図1(c)第3スピーカ位置にそれぞ
れ対応している。
【0026】図2(a)で、21は情報処理装置1の底
部に配置された拡張ユニットである。拡張ユニット21
の筐体22にはスピーカ5が内蔵された第1スピーカ位
置を図示しており、筐体22の側面部にはスピーカ5を
引き出すための開口部22aが設けられており、開口部
22aよりイジェクトボタン6を操作してスピーカ5が
引き出し可能になっている。他は図1(a)と同様であ
り説明を省略する。図2(b)及び図2(c)は図1
(b)及び図1(c)の第2スピーカ位置および第3ス
ピーカ位置の説明と同様であるので説明を省略する。
【0027】図2おいて、拡張ユニット21は、スピー
カ5に薄型スピーカを採用することにより、拡張ユニッ
ト21の厚みを薄くすることが可能になった。拡張ユニ
ット21を薄型化することにより、拡張ユニット21と
情報処理装置1とを積み重ねた場合に、情報処理装置
1、拡張ユニット21の載置面からのキーボード3の高
さを低くすることが可能である。また、スピーカ5を収
納した第1スピーカでは、情報処理装置1と同じ平面サ
イズに設定できるので、情報処理装置1の省スペース化
を妨げることが無い。
【0028】図3(a)及び図3(b)は、図1
(a)、(b)に対応した本発明における実施例の左側
に図示したスピーカ5の取付構造を示す詳細な平面図で
あり、右側も反転させた状態に置き換えれば、基本的に
同一の構造であるので省略する。また下記では情報処理
装置1の場合を述べているが、拡張ユニット21での場
合も同様なので、拡張ユニット21にスピーカ5を収納
した詳細な説明は省略する。図3(a)では、前記の第
1スピーカ位置を図示したものであり、情報処理装置1
の筐体2のスピーカ収納部2bにはスピーカ5が収納さ
れており、スピーカ収納部2bの左には、筐体2の開口
部2aが設けられ、スピーカ5の底部にはスピーカ摺動
部2cが形成されている。筐体2の開口部2aの上方に
は筐体2のイジェクトボタン取付部2dが形成され、イ
ジェクトボタン6が取り付けられ、イジェクトボタン6
にはスピーカ係止部6aが形成され、スピーカ係止部6
aの反対側には係止バネ7が取り付けられている。また
スピーカ5は、上下の側面に第1係止溝5bが設けら
れ、上面はスピーカ振動面5aが配置され、スピーカ5
の右側面にはスピーカ回動部材8が回動中心軸9および
回動ガイド軸10によって取り付けられている。またス
ピーカ回動部材8には、第2係止溝8bが形成されてい
る。さらにスピーカ回動部材8の右側面には、イジェク
トバネ11がスピーカ収納部2bに固定されている(詳
細は省略)。イジェクトバネ11は第1スピーカ位置で
はスピーカ回動部材8を介して、スピーカ5を開口部2
a方向に付勢しており。イジェクトボタン6の係止を解
除したときにスピーカ5の少なくとも1部が筐体2から
飛び出す機能を有している。一方、スピーカ5に音声出
力信号を送りこむために、情報処理装置1より出力され
た音声出力信号は、回路基板12を介して音声出力端子
部12aから接続ケーブル13によってスピーカ5に送
り込まれる。接続ケーブル13は、スピーカ5の摺動に
追従させるので、可撓性に優れ、塑性変形の少ないFP
C等が望ましい。また図3(a)では、第1係止溝5b
とイジェクトボタン6のスピーカ係止部6aとが係止バ
ネ7に付勢されて係合しており、スピーカ5が筐体2の
スピーカ収納部2bに第1スピーカ位置に係止されてい
る。
【0029】図3(b)は、スピーカ5が、本発明の実
施例におけるスピーカ収納部2bより第2スピーカ位置
に係止された状態を示す平面図である。図3(b)では
スピーカ回動部材8の第2スピーカ係止溝8bにイジェ
クトボタン6のスピーカ係止部6aが係合されている。
図3(a)の第1スピーカ位置より、第2スピーカ位置
へ移動させるにはイジェクトボタン6を矢印Aの方向へ
摺動させることでイジェクトボタン6のスピーカ係止部
6aとスピーカ5のスピーカ係止溝5bとの係合を解除
する。解除されたスピーカ5およびスピーカ回動部材8
はイジェクトバネ11の付勢力によって矢印Bのスピー
カ開口部2aの方向へ押し出される。押し出されたスピ
ーカ5の先端をつまんでスピーカ5及びスピーカ回動部
材8を引き出す。引き出されたスピーカ及びスピーカ回
動部材8は、スピーカ回動部材8の第2スピーカ係止溝
の位置まで引き出された時にイジェクトボタン6のスピ
ーカ係止部6aが第2スピーカ係止溝8bに係止バネ7
によって差し込まれて、第2スピーカ溝8bとスピーカ
係止部6aとが係合して、スピーカ5は第2スピーカ位
置に係止する。第2スピーカ位置では、スピーカ5の全
体と、スピーカ回動部材8左側面の一部が筐体2の外側
に引き出され、スピーカ5とスピーカ回動部材8との間
で回動可能な状態が得られる。
【0030】図4(a)、図4(b)は本発明の実施例
における第2スピーカ位置からスピーカ5を、第3スピ
ーカ位置に回動させるための回動機構を示す側面図であ
る。図3では図1において左側のスピーカ5の側面図を
図示している。右側も反転する図となるだけであるので
右側のスピーカ5の図は省略する。図4(a)は、第2
スピーカ位置を示す側面図であり、スピーカ5の奥に配
置されているスピーカ回動部材8の円弧状の回動ガイド
孔8cが破線で図示され、回動ガイド孔8cの円弧中心
には回転中心軸9が設けられ、回動ガイド孔8cには回
動ガイド軸10がはめ込まれている。
【0031】図4(b)は図4(a)の第2スピーカ位
置よりスピーカ5を矢印C方向に回動させた第3スピー
カ位置を示す側面図である。このとき回動ガイド軸10
と回動ガイド孔8cとの間にゴムなどの摩擦力が高い部
材を用いればスピーカ5を任意の角度に傾斜させて止め
て置くことが可能である。より確実には、回動ガイド孔
8cに複数のクリック設けて傾斜角度を設定することも
可能である。
【0032】以上、実施例の各図面に即して、説明を行
ってきたが、スピーカ5を収納する場所は、筐体2の側
面方向に引き出し可能で有れば、他の場所でも構わない
例えば筐体本体の最後部でも良いし、液晶表示装置4が
内蔵された第2筐体に設けることも考えられる。この場
合は、前述の回動機構は不要になる。
【0033】
【発明の効果】以上述べてきたように本発明は、携帯型
の情報処理装置にスピーカを内蔵する場合に、情報処理
装置の筐体に収納された第1スピーカ位置と、第1スピ
ーカ位置より情報処理装置の側面にスピーカを引き出し
た第2スピーカ位置と、第2スピーカ位置よりスピーカ
を回動させた第3スピーカ位置と、スピーカの位置をユ
ーザーの情報処理装置の用途に応じて設定することが可
能とした。従って、内蔵するスピーカも極薄型のスピー
カを採用することによってスピーカ収納時は、薄型の携
帯型の情報処理装置を提供することを可能とするととも
に、ステレオ音声の演奏時には収納されたスピーカを引
き出して、任意の角度に傾斜させることで、音楽等を楽
しむことを可能にしたマルチメディアに対応した情報処
理装置を提供することを可能にした。
【0034】またこのスピーカの取付構造を携帯型の情
報処理装置の拡張ユニットに実施することで、薄型の拡
張ユニットを実現することを可能とした。この薄型の拡
張ユニットと機能を限定した薄型の携帯型の情報処理装
置との組み合わせにより、情報処理装置と拡張ユニット
を積み重ねて使用した場合でも、情報処理装置と拡張ユ
ニットとの重ね厚をより一層薄くすることが可能であ
り、キーボードの高さも低く抑えられ、快適なタイピン
グを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における携帯型の情報処理装置の外観斜
視図。
【図2】本発明における拡張ユニットと携帯型の情報処
理装置とを重ねた外観斜視図。
【図3】本発明におけるスピーカ収納部の詳細な平面
図。
【図4】本発明におけるスピーカの回動機構を図示した
側面図。
【図5】従来の携帯型の情報処理装置の外観斜視図。
【図6】従来の拡張ユニットと携帯型の情報処理装置と
を重ねた外観斜視図。
【符号の説明】
1 情報処理装置 2 情報処理装置の筐体 2’ 第2筐体 2a 情報処理装置の筐体の開口部 2b 情報処理装置の筐体のスピーカ収納部 2c 情報処理装置の筐体のスピーカ摺動部 2d イジェクトボタン取付部 3 キーボード 4 液晶表示装置 5 スピーカ 5a スピーカ振動面 5b 第1係止溝 6 イジェクトボタン 6a スピーカ係止部 7 係止バネ 8 スピーカ回動部材 8b 第2係止溝 8c 回動ガイド孔 9 回動中心軸 10 回動ガイド軸 11 イジェクトバネ 12 回路基板 12a 音声出力端子部 13 接続ケーブル 21 拡張ユニット 22 拡張ユニットの筐体 22a 拡張ユニットの筐体の開口部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声出力のための複数のスピーカと、こ
    のスピーカを収納する複数のスピーカ収納部を備えた携
    帯型の情報処理装置において、各スピーカ収納部は、情
    報処理装置の筐体の両側面部の内側に配置され、スピー
    カ収納部より各スピーカを引き出し可能にするために情
    報処理装置の筐体の両側面部に設けられた開口部と、各
    スピーカの外周を摺動させ、スピーカの収納および引き
    出しを容易にするために各スピーカ収納部に設けたスピ
    ーカ案内部材と、各スピーカをそれぞれスピーカ収納部
    に収納した位置である第1スピーカ位置への係止と、各
    スピーカが情報処理装置の筐体の外に引き出された位置
    である第2スピーカ位置とを係止するためのスピーカ係
    止機構を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記係止機構に、各スピーカを情報処理
    装置の第1スピーカ位置より第2スピーカ位置への移動
    を補助するための付勢バネを備えたことを特徴とする前
    記請求項1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記の第2スピーカ位置より各スピーカ
    を任意の角度に回動可能にした回動機構を備えたことを
    特徴とする前記請求項1及び請求項2記載の情報処理装
    置。
  4. 【請求項4】 音声出力のための複数のスピーカと、こ
    のスピーカを収納する複数のスピーカ収納部を備えた携
    帯型の情報処理装置の拡張ユニットにおいて、各スピー
    カ収納部は、情報処理装置の拡張ユニットの筐体の両側
    面部の内側に配置され、スピーカ収納部より各スピーカ
    を引き出し可能にするために情報処理装置の拡張ユニッ
    トの筐体の両側面部に設けられた開口部と、各スピーカ
    の外周を摺動させ、スピーカの収納および引き出しを容
    易にするために各スピーカ収納部に設けたスピーカ案内
    部材と、各スピーカをそれぞれスピーカ収納部に収納し
    た位置である第1スピーカ位置への係止と、各スピーカ
    が情報処理装置の拡張ユニットの筐体の外に引き出され
    た位置である第2スピーカ位置とを係止するためのスピ
    ーカ係止機構を備えたことを特徴とする情報処理装置の
    拡張ユニット。
  5. 【請求項5】 前記係止機構に、各スピーカを情報処理
    装置の第1スピーカ位置より第2スピーカ位置への移動
    を補助するための付勢バネを備えたことを特徴とする前
    記請求項4記載の情報処理装置の拡張ユニット。
  6. 【請求項6】 前記の第2スピーカ位置より各スピーカ
    を任意の角度に回動可能にした回動機構を備えたことを
    特徴とする前記請求項1及び請求項2記載の情報処理装
    置の拡張ユニット。
JP7277265A 1995-10-25 1995-10-25 情報処理装置および情報処理装置の拡張ユニット Pending JPH09120354A (ja)

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JP7277265A JPH09120354A (ja) 1995-10-25 1995-10-25 情報処理装置および情報処理装置の拡張ユニット

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