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JPH09120212A - 電子写真プロセス用のローラ装置 - Google Patents

電子写真プロセス用のローラ装置

Info

Publication number
JPH09120212A
JPH09120212A JP26267996A JP26267996A JPH09120212A JP H09120212 A JPH09120212 A JP H09120212A JP 26267996 A JP26267996 A JP 26267996A JP 26267996 A JP26267996 A JP 26267996A JP H09120212 A JPH09120212 A JP H09120212A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
roller
hollow roller
diameter
ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26267996A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Shinozaki
淳 篠崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP26267996A priority Critical patent/JPH09120212A/ja
Publication of JPH09120212A publication Critical patent/JPH09120212A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 弾性円筒体を心ずれのない状態で簡単に軸に
一体化することである。 【解決手段】 表面が弾性を有する中空ローラ1と、こ
の中空ローラ1中を長手方向に貫通する軸2と、自由状
態で前記中空ローラ1の内径よりも小径に形成されて前
記中空ローラ1の両端部の前記軸2上に取付けられる半
径方向に変形自在な弾性円筒体4と、取付け後のこの弾
性円筒体4を前記中空ローラ1の内径程度に大径化変形
させて前記軸2と前記中空ローラ1とを一体化する変形
手段8とよりなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現像ローラ、帯電
ローラ又は転写ローラ等に用いられる電子写真プロセス
用のローラ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば電子写真プロセスをとる複
写機等の現像装置において、ドラム状の感光体に対して
トナーを供給させる方式として種々のものが提案されて
いる。その一つとして、弾性ローラ上にトナー薄層を形
成し、弾性ローラの弾性を利用してトナーを感光体表面
に押し当てる方式がある。この方式の場合、弾性ローラ
は柔らかいほうがローラの精度を緩くできる、現像トル
クを小さくできる、ローラ軸を固定(回転のみ可能)す
ることができる、等のメリットを有する。弾性材料とし
ては、ゴム、スポンジ等が提案されているが、ゴムによ
ると十分なる柔らかさを確保できず、スポンジでは永久
歪が残りやすい等の問題がある。
【0003】このようなことから、例えば特開昭51−
65940号公報によれば、表面に弾性材料からなる薄
肉筒を有する中空ローラを用いるようにしたものが提案
されている。このような弾性を有する中空ローラによれ
ば、柔軟であり、永久歪の小さいローラとすることがで
きる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、中空ローラ
を軸に固定支持させる際に、中空ローラの弾性を維持し
たまま固定することが困難であり、かつ、軸心と中空ロ
ーラ軸心とを高精度に一致させることも困難である。即
ち、弾性を有する中空ローラの支持機構について十分な
検討がなされていないものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】表面が弾性を有する中空
ローラと、この中空ローラ中を長手方向に貫通する軸
と、自由状態で前記中空ローラの内径よりも小径に形成
されて前記中空ローラの両端部の前記軸上に取付けられ
る半径方向に変形自在な弾性円筒体と、取付け後のこの
弾性円筒体を前記中空ローラの内径程度に大径化変形さ
せて前記軸と前記中空ローラとを一体化する変形手段と
により構成した。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の第一の形態を図1
及び図2に基づいて説明する。まず、弾性を有する中空
ローラ1と、この中空ローラ1の内部を貫通する軸2と
が設けられている。ここに、この軸2の中空ローラ1の
端部付近にはストッパ部2aで位置決めされる座金3を
介して弾性円筒体としてのゴムリング4が挿入取付けさ
れ、その外側にも座金5が取付けられている。ゴムリン
グ4は自由状態(自然状態)では前記中空ローラ1の内
径よりも少し小径に形成されたものが用いられている。
また、前記軸2の端部側には雄ねじ6が形成され、前記
座金5を内部方向に押付けるための締付けナット7が設
けられている。これらの雄ねじ6と締付けナット7とに
より変形手段8が構成されている。
【0007】このような構成において、まず、軸2に対
してゴムリング4を2つの座金3,5により挾み、締付
けナット7で軽く止めておく。この状態で、中空ローラ
1を通して位置合わせし、締付けナット7を適度なトル
クで締める。これにより、当初は中空ローラ1の内径よ
りも小径であったゴムリング4が軸方向に圧縮されて半
径方向に伸長し(大径化変形)、中空ローラ1の内面に
密着する状態となり、その圧力で軸2上に固定支持でき
ることになる。この時、ゴムリング4の表面に予め接着
剤を塗布しておけば、中空ローラ1内面が接着固定され
ることになり、より確実な固定支持が可能となる。
【0008】なお、ゴムリング4としては、シリコンゴ
ム、ウレタンゴム、NSR、天然ゴム等を適宜用いれば
よく、特に限定されない。また、中空ローラ1と軸2と
の間に電気的な導通をとりたい場合には、カーボン等の
導電性粒子を分散させたゴムリングを用いればよい。
【0009】また、本実施の形態にあっては、ゴムリン
グ4を軸方向に押付けることにより大径化変形させてい
るが、この際、回転対称な変形とするためには、ゴムリ
ング4が座金5に対して回転しないようにする必要があ
る。このためには、例えば図2(a)に示すように軸2と
ゴムリング4との嵌合部分(軸2断面形状及びゴムリン
グ4の中央孔)を多角形状とするか、又は、同図(b)に
示すように座金5に軸2のキー溝2bに対する突起5a
を形成すればよい。何れにしても、ゴムリング4の締付
け時に回転対称に均一に変形することになり、中空ロー
ラ1軸心と軸2との心ずれのない固定支持が可能とな
る。
【0010】つづいて、本発明の実施の第二の形態を図
3により説明する。本実施の形態は、軸2のゴムリング
4取付け個所に中央側に向けて径大となるテーパ部2c
を形成し、座金3を省略したものである(座金5も省略
するようにしてもよい)。
【0011】また、本発明の実施の第三の形態を図4に
より説明する。本実施の形態は、軸2に対して十分大き
な内径を持つゴムリング9とし、このゴムリング9を軸
2上で支持する一対の挾持体10,11を設け、締付け
ナット7を締付けることにより、挾持体10,11を介
してゴムリング8を大径化変形させるようにしたもので
ある。
【0012】さらに、本発明の実施の第四の形態を図5
により説明する。本実施の形態は、軸方向に二重構造の
ゴムリング12を弾性円筒体として設け、ゴムリング1
2自体に変形手段の機能を持たせたものである。即ち、
このゴムリング12は軸2に嵌合する2つの摺動部12
a,12bを有し、その間を変形連結部12cにより連
結したものである。よって、摺動部12a,12b間を
軸方向に離間させた状態では図5(a)に示すように中空
ローラ1の内径よりも小径状態となり、この状態で同図
(b)に示すように摺動部12b側を摺動部12a側に押
込み摺動させることにより、変形連結部12cが大径化
変形して、中空ローラ1内面に密着することになる。
【0013】
【発明の効果】本発明は、上述したように自由状態で中
空ローラの内径よりも小径に形成されて中空ローラの両
端部の前記軸上に取付けられる半径方向に変形自在な弾
性円筒体と、取付け後のこの弾性円筒体を中空ローラの
内径程度に大径化変形させて前記軸と前記中空ローラと
を一体化する変形手段とを設けたので、弾性円筒体は中
空ローラ内径より小径であるので、この中空ローラの両
端部の軸上に中空ローラ内部まで支障なく挿入セットし
た後、変形手段により弾性円筒体を大径化変形させれ
ば、その外面が中空ローラ内面に密着することになり、
中空ローラを軸上に弾性を維持した状態で支持させるこ
とができ、かつ、弾性円筒体が回転対称に大径化変形す
るので、軸心と中空ローラ軸心との心ずれのない支持状
態を確保できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第一の形態を示す縦断側面図で
ある。
【図2】その回り止め方式例を示す縦断正面図である。
【図3】本発明の実施の第二の形態を示す縦断側面図で
ある。
【図4】本発明の実施の第三の形態を示す縦断側面図で
ある。
【図5】本発明の実施の第四の形態を示す縦断側面図で
ある。
【符号の説明】
1 中空ローラ 2 軸 4 弾性円筒体 8 変形手段 9 弾性円筒体 12 弾性円筒体兼変形手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面が弾性を有する中空ローラと、この
    中空ローラ中を長手方向に貫通する軸と、自由状態で前
    記中空ローラの内径よりも小径に形成されて前記中空ロ
    ーラの両端部の前記軸上に取付けられる半径方向に変形
    自在な弾性円筒体と、取付け後のこの弾性円筒体を前記
    中空ローラの内径程度に大径化変形させて前記軸と前記
    中空ローラとを一体化する変形手段とよりなることを特
    徴とする電子写真プロセス用のローラ装置。
JP26267996A 1996-10-03 1996-10-03 電子写真プロセス用のローラ装置 Pending JPH09120212A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26267996A JPH09120212A (ja) 1996-10-03 1996-10-03 電子写真プロセス用のローラ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26267996A JPH09120212A (ja) 1996-10-03 1996-10-03 電子写真プロセス用のローラ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09120212A true JPH09120212A (ja) 1997-05-06

Family

ID=17379091

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26267996A Pending JPH09120212A (ja) 1996-10-03 1996-10-03 電子写真プロセス用のローラ装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH09120212A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3048193A1 (fr) * 2015-01-20 2016-07-27 SUPERBA (Société par Actions Simplifiée) Rouleau pour dispositif d'alimentation de fil

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3048193A1 (fr) * 2015-01-20 2016-07-27 SUPERBA (Société par Actions Simplifiée) Rouleau pour dispositif d'alimentation de fil
US9994417B2 (en) 2015-01-20 2018-06-12 Superba S.A.S. Roller for a wire-feed device

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