JPH09111609A - 織機の遊星耳糸切れ停止方法と装置 - Google Patents
織機の遊星耳糸切れ停止方法と装置Info
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- JPH09111609A JPH09111609A JP7291991A JP29199195A JPH09111609A JP H09111609 A JPH09111609 A JP H09111609A JP 7291991 A JP7291991 A JP 7291991A JP 29199195 A JP29199195 A JP 29199195A JP H09111609 A JPH09111609 A JP H09111609A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】織機の主軸が2回転する間に一対の耳組用ボビ
ンを自転させながら1回転公転させてからみ耳組織を形
成するとともに前記所定の公転位相で該耳組用ボビンの
耳糸切れを検知して糸切れ信号を出力する形態の遊星式
耳組装置において、耳糸切れが発生した場合に必ず補修
作業がやり易い送出側で耳組用ボビンを停止させるこ
と。 【解決手段】織機の主軸が2回転する間に一対の耳組用
ボビンを自転させながら1回転公転させてからみ耳組織
を形成するとともに前記所定の公転位相で該耳組用ボビ
ンの耳糸切れを検知して糸切れ信号を出力する形態の遊
星式耳組装置において、前記糸切れ信号出力後、その糸
切れ検知クランク角度の次のクランクサイクルの糸切れ
検知クランク角度より後ろに設定される所定の時期に織
機停止指令信号を出力する。
ンを自転させながら1回転公転させてからみ耳組織を形
成するとともに前記所定の公転位相で該耳組用ボビンの
耳糸切れを検知して糸切れ信号を出力する形態の遊星式
耳組装置において、耳糸切れが発生した場合に必ず補修
作業がやり易い送出側で耳組用ボビンを停止させるこ
と。 【解決手段】織機の主軸が2回転する間に一対の耳組用
ボビンを自転させながら1回転公転させてからみ耳組織
を形成するとともに前記所定の公転位相で該耳組用ボビ
ンの耳糸切れを検知して糸切れ信号を出力する形態の遊
星式耳組装置において、前記糸切れ信号出力後、その糸
切れ検知クランク角度の次のクランクサイクルの糸切れ
検知クランク角度より後ろに設定される所定の時期に織
機停止指令信号を出力する。
Description
【0001】
【発明の技術分野】この発明は織機の遊星耳糸切れ停止
方法と装置に関するものであり、さらに詳しくは織機が
2回転する間に一対の耳組用ボビンを自転させながら1
回転公転させてからみ耳組織を形成する形態の遊星式耳
組装置における耳組糸切れ停止時の糸切れ補修作業の改
善に係わるものである。
方法と装置に関するものであり、さらに詳しくは織機が
2回転する間に一対の耳組用ボビンを自転させながら1
回転公転させてからみ耳組織を形成する形態の遊星式耳
組装置における耳組糸切れ停止時の糸切れ補修作業の改
善に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】上記のような型式の遊星式耳組装置とし
ては例えば実公昭57−40318号に記載されたもの
が知られている。この従来技術について図1に示すよう
にセルベージカバー1により覆われたセルベージギア3
の側面には直径方向対称の位置に、一対のボビンホルダ
8が載設されている。そのボビンホルダ4には、耳組糸
を巻いた耳組用ボビン4が回転可能に支持されている。
ヤーンガイド5はボビンホルダ8に回動可能に支持され
ており、さらに耳組糸の張力に対抗させて図示しないス
プリングで付勢されている。そのヤーンガイド5は先端
に糸誘導孔9が設けられている。そして各耳糸Yは耳組
用ボビン4から糸誘導孔9を通過し引き出されていく。
なお、ボビンホルダ4上の図示しない機構により各耳糸
Yが所定の張力に達したら、耳組用ボビン4を所定量回
転させて耳糸Yを送り出す。また、ヤーンガイド5の中
央部に近接体6が固定されている。一方、セルベージカ
バー1に固定されたブラケット2には、センサ20が支
持されている。
ては例えば実公昭57−40318号に記載されたもの
が知られている。この従来技術について図1に示すよう
にセルベージカバー1により覆われたセルベージギア3
の側面には直径方向対称の位置に、一対のボビンホルダ
8が載設されている。そのボビンホルダ4には、耳組糸
を巻いた耳組用ボビン4が回転可能に支持されている。
ヤーンガイド5はボビンホルダ8に回動可能に支持され
ており、さらに耳組糸の張力に対抗させて図示しないス
プリングで付勢されている。そのヤーンガイド5は先端
に糸誘導孔9が設けられている。そして各耳糸Yは耳組
用ボビン4から糸誘導孔9を通過し引き出されていく。
なお、ボビンホルダ4上の図示しない機構により各耳糸
Yが所定の張力に達したら、耳組用ボビン4を所定量回
転させて耳糸Yを送り出す。また、ヤーンガイド5の中
央部に近接体6が固定されている。一方、セルベージカ
バー1に固定されたブラケット2には、センサ20が支
持されている。
【0003】また、セルベージギア3は主軸に連結され
たドライブシャフト10上のドライブギア11と噛合さ
れている。さらに、セルベージギア3には、ボビンホル
ダ8および図示しない周知の遊星ギアが組み付けられて
いる。例えば、織機が回転してドライブシャフト10が
図中のA方向に回転すると、セルベージギア3はB方向
に回転し、これにともなってボビンホルダ8もC方向に
回転する。この結果、ボビンホルダ8はセルベージギア
3の回転にともない公転しながら自転することになる。
ここで耳組糸が切断もしくは弛緩が発生していないとき
のヤーンガイド5の糸誘導孔と近接体6の軌跡を図1上
で2点鎖線にて示す。セルベージギア3が図中のB方向
に回転すると前記糸誘導孔および近接体6はE方向に回
転し、この結果、耳組用ボビン4が上死点に達すると糸
誘導孔9および近接体6は上死点に達する。なお、ヤー
ンガイド5は図示されないスプリングで付勢されてお
り、開口歪の吸収体として作用する。
たドライブシャフト10上のドライブギア11と噛合さ
れている。さらに、セルベージギア3には、ボビンホル
ダ8および図示しない周知の遊星ギアが組み付けられて
いる。例えば、織機が回転してドライブシャフト10が
図中のA方向に回転すると、セルベージギア3はB方向
に回転し、これにともなってボビンホルダ8もC方向に
回転する。この結果、ボビンホルダ8はセルベージギア
3の回転にともない公転しながら自転することになる。
ここで耳組糸が切断もしくは弛緩が発生していないとき
のヤーンガイド5の糸誘導孔と近接体6の軌跡を図1上
で2点鎖線にて示す。セルベージギア3が図中のB方向
に回転すると前記糸誘導孔および近接体6はE方向に回
転し、この結果、耳組用ボビン4が上死点に達すると糸
誘導孔9および近接体6は上死点に達する。なお、ヤー
ンガイド5は図示されないスプリングで付勢されてお
り、開口歪の吸収体として作用する。
【0004】ところが耳組糸が切断もしくは弛緩が発生
したとき、上記ヤーンガイド5がスプリングの付勢力で
回動し、ヤーンガイド5に支持されている近接体6もセ
ンサ20を作動させるに充分な距離に移動する。その後
さらに耳組装置が駆動され耳組用ボビン4が上死点に達
したとき、近接体6はセンサ20に接近し、センサ20
はこの近接体6の存在を検知して糸切れ信号を発生す
る。なお、近接体6は前記図1で示した軌跡をたどるた
め、糸切れ検知は耳組用ボビン4が上死点もしくは下死
点で可能だが、一般にはセンサ取付時の位置調整の問題
もあり、上死点で行われている。ここで、上死点、下死
点は本来クランク機構で定義されるが、本願では側面か
らみたときの対象物の変位点を意味する。また本願で
は、以下、耳組糸が切断もしくは弛緩が発生した耳組用
ボビンを総称して糸切れボビンと称する。
したとき、上記ヤーンガイド5がスプリングの付勢力で
回動し、ヤーンガイド5に支持されている近接体6もセ
ンサ20を作動させるに充分な距離に移動する。その後
さらに耳組装置が駆動され耳組用ボビン4が上死点に達
したとき、近接体6はセンサ20に接近し、センサ20
はこの近接体6の存在を検知して糸切れ信号を発生す
る。なお、近接体6は前記図1で示した軌跡をたどるた
め、糸切れ検知は耳組用ボビン4が上死点もしくは下死
点で可能だが、一般にはセンサ取付時の位置調整の問題
もあり、上死点で行われている。ここで、上死点、下死
点は本来クランク機構で定義されるが、本願では側面か
らみたときの対象物の変位点を意味する。また本願で
は、以下、耳組糸が切断もしくは弛緩が発生した耳組用
ボビンを総称して糸切れボビンと称する。
【0005】一方織機では、耳糸切れ信号が発生した
ら、速やかに織機を停止させ、その後の作業者が補修す
るまでの間、織段防止のために経糸を閉口状態にして待
機させる。このため、織機は糸切れ信号検知後、運転を
続け織機の所定クランク角度で織機停止指令信号を発し
て直ちに織機を停止させ、その後経糸閉口状態で待機さ
せる。従って、糸切れボビンは糸切れを検知した位置、
言い換えれば耳組装置の上死点よりもさらに公転した位
置で待機していることになる。例えば、糸切れボビンが
上死点に達するクランク角度は120度で、織機が経糸
閉口状態になるクランク角度は300度であるとする
と、糸切れ検知から織機が待機するまでさらに180度
回転し、糸切れボビンも糸切れ検知位置からさらに90
度公転した織前側になる。
ら、速やかに織機を停止させ、その後の作業者が補修す
るまでの間、織段防止のために経糸を閉口状態にして待
機させる。このため、織機は糸切れ信号検知後、運転を
続け織機の所定クランク角度で織機停止指令信号を発し
て直ちに織機を停止させ、その後経糸閉口状態で待機さ
せる。従って、糸切れボビンは糸切れを検知した位置、
言い換えれば耳組装置の上死点よりもさらに公転した位
置で待機していることになる。例えば、糸切れボビンが
上死点に達するクランク角度は120度で、織機が経糸
閉口状態になるクランク角度は300度であるとする
と、糸切れ検知から織機が待機するまでさらに180度
回転し、糸切れボビンも糸切れ検知位置からさらに90
度公転した織前側になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、織機が耳糸
切れで停止後の補修作業時、糸切れボビンが織機の織前
側にあるとき、この後の糸切れ補修作業が織機構造上の
問題により困難であるという問題があった。つまり、こ
の位置では、セルベージカバー7の存在で織前からは糸
切れボビン上の糸端が良く見えず、さらに織前側に図示
しない筬、綜絖の存在により糸切れ補修作業に充分な作
業スペースが得られないことが原因で、糸切れボビンか
ら糸端を引き出し、ヤーンガイド5の糸誘導孔9に引き
通す、一連の補修作業が困難であった。このため、この
待機状態での補修作業においては、織機を一旦寸動操作
によりさらに1回転、言い換えれば耳組装置を1/2回
転させて糸切れボビンを糸切れ補修が容易な送出側に移
動させ、その後糸切れ補修し、さらにこの糸切れ補修の
ために行った前記織機1回転を元の位相に戻す逆転操
作、いわゆる位相合わせが行われていた。しかし、上記
織機を1回転させることが原因で織段が発生することが
あった。これは、例えば緯入れされない状態の織り口に
対して筬打ちされることや織機の回転にともなう開口運
動で経糸張力が変化するために織り口が移動してしまう
ことが原因として考えられている。さらに糸切れ補修後
の位相合わせ作業を忘れて織機を起動すると、口合わせ
違い、いわゆる同口2本という織物品質上の重大な欠点
が発生するという問題があった。
切れで停止後の補修作業時、糸切れボビンが織機の織前
側にあるとき、この後の糸切れ補修作業が織機構造上の
問題により困難であるという問題があった。つまり、こ
の位置では、セルベージカバー7の存在で織前からは糸
切れボビン上の糸端が良く見えず、さらに織前側に図示
しない筬、綜絖の存在により糸切れ補修作業に充分な作
業スペースが得られないことが原因で、糸切れボビンか
ら糸端を引き出し、ヤーンガイド5の糸誘導孔9に引き
通す、一連の補修作業が困難であった。このため、この
待機状態での補修作業においては、織機を一旦寸動操作
によりさらに1回転、言い換えれば耳組装置を1/2回
転させて糸切れボビンを糸切れ補修が容易な送出側に移
動させ、その後糸切れ補修し、さらにこの糸切れ補修の
ために行った前記織機1回転を元の位相に戻す逆転操
作、いわゆる位相合わせが行われていた。しかし、上記
織機を1回転させることが原因で織段が発生することが
あった。これは、例えば緯入れされない状態の織り口に
対して筬打ちされることや織機の回転にともなう開口運
動で経糸張力が変化するために織り口が移動してしまう
ことが原因として考えられている。さらに糸切れ補修後
の位相合わせ作業を忘れて織機を起動すると、口合わせ
違い、いわゆる同口2本という織物品質上の重大な欠点
が発生するという問題があった。
【0007】かかる従来技術の現状に鑑みてこの発明の
目的は、前記型式の遊星耳組装置において耳糸切れが発
生した場合に必ず補修作業がやり易い送出側で糸切れボ
ビンを織機に待機させることにある。
目的は、前記型式の遊星耳組装置において耳糸切れが発
生した場合に必ず補修作業がやり易い送出側で糸切れボ
ビンを織機に待機させることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、織機
の主軸が2回転する間に一対の耳組用ボビンを自転させ
ながら1回転公転させてからみ耳組織を形成するととも
に前記所定の公転位相で該耳組用ボビンの耳糸切れを検
知して糸切れ信号を出力する形態の遊星式耳組装置にお
いて、前記糸切れ信号出力後、その糸切れ検知クランク
角度の次のクランクサイクルの糸切れ検知クランク角度
より後ろに設定される所定の時期に織機停止指令信号を
出力することを第1の要旨とする。この所定の時期は、
糸切れを検知する時期を基準として決められるもので、
例えば、予め糸切れ検知クランク角度よりも後ろに織機
停止タイミングを設定しておき、前記所定の時期は糸切
れ信号発生の次のクランクサイクルの織機停止タイミン
グ発生時としてもよい。また、糸切れ信号発生から所定
時間経過後としても良い。
の主軸が2回転する間に一対の耳組用ボビンを自転させ
ながら1回転公転させてからみ耳組織を形成するととも
に前記所定の公転位相で該耳組用ボビンの耳糸切れを検
知して糸切れ信号を出力する形態の遊星式耳組装置にお
いて、前記糸切れ信号出力後、その糸切れ検知クランク
角度の次のクランクサイクルの糸切れ検知クランク角度
より後ろに設定される所定の時期に織機停止指令信号を
出力することを第1の要旨とする。この所定の時期は、
糸切れを検知する時期を基準として決められるもので、
例えば、予め糸切れ検知クランク角度よりも後ろに織機
停止タイミングを設定しておき、前記所定の時期は糸切
れ信号発生の次のクランクサイクルの織機停止タイミン
グ発生時としてもよい。また、糸切れ信号発生から所定
時間経過後としても良い。
【0009】また、織機の主軸が2回転する間に一対の
耳組用ボビンを自転させながら1回転公転させるととも
に前記所定の公転位相で該耳組用ボビンの耳糸切れを検
知して糸切れ信号を出力する形態の遊星式耳組装置にお
いて、耳糸切れを検知するセンサと、前記耳糸切れ検知
時期よりも後ろに設定される織機主軸の所定クランク角
度を検知してタイミング信号を出力するタイミング信号
発生器と、上記耳糸切れ信号を受けてその耳糸切れ信号
発生の次のクランクサイクル中でタイミング信号を受け
た時点で織機停止指令信号を出力する停止指令信号発生
器とを含むことを第2の要旨とする。
耳組用ボビンを自転させながら1回転公転させるととも
に前記所定の公転位相で該耳組用ボビンの耳糸切れを検
知して糸切れ信号を出力する形態の遊星式耳組装置にお
いて、耳糸切れを検知するセンサと、前記耳糸切れ検知
時期よりも後ろに設定される織機主軸の所定クランク角
度を検知してタイミング信号を出力するタイミング信号
発生器と、上記耳糸切れ信号を受けてその耳糸切れ信号
発生の次のクランクサイクル中でタイミング信号を受け
た時点で織機停止指令信号を出力する停止指令信号発生
器とを含むことを第2の要旨とする。
【0010】
【作用】停止指令信号発生器は、センサからの耳糸切れ
信号を一旦記憶し、本来の織機停止すべき時期よりもさ
らに1回転させた所定の時期で織機停止指令信号を出力
する。したがって、例えば耳糸切れを検知した後の織機
待機時に糸切れボビンが織前側になる場合についても、
その位置から織機をさらに1回転した位置で織機を停止
させるから、その後の糸切れボビンは1/2回転さらに
公転した送出側で停止する。
信号を一旦記憶し、本来の織機停止すべき時期よりもさ
らに1回転させた所定の時期で織機停止指令信号を出力
する。したがって、例えば耳糸切れを検知した後の織機
待機時に糸切れボビンが織前側になる場合についても、
その位置から織機をさらに1回転した位置で織機を停止
させるから、その後の糸切れボビンは1/2回転さらに
公転した送出側で停止する。
【0011】
【実施例】図2に示すのは、本発明を実施する装置の構
成を示すもので、耳糸切れを検知するセンサ20とタイ
ミング信号発生器21と停止指令信号発生器30とで構
成するものである。
成を示すもので、耳糸切れを検知するセンサ20とタイ
ミング信号発生器21と停止指令信号発生器30とで構
成するものである。
【0012】センサ20、タイミング発生器21は停止
指令信号発生器30に接続されている。さらに、停止指
令信号発生器30は信号発生器31と遅延出力器32と
遅延回路29とで構成されている。この信号発生器31
は、第1のパルス発生器22、第2のパルス発生器2
3、フリップフロップ24およびアンド回路25で構成
され、遅延出力器32はフリップフロップ26、アンド
回路27およびフリップフロップ28とで構成される。
指令信号発生器30に接続されている。さらに、停止指
令信号発生器30は信号発生器31と遅延出力器32と
遅延回路29とで構成されている。この信号発生器31
は、第1のパルス発生器22、第2のパルス発生器2
3、フリップフロップ24およびアンド回路25で構成
され、遅延出力器32はフリップフロップ26、アンド
回路27およびフリップフロップ28とで構成される。
【0013】図においてセンサ20には第1のパルス発
生器22が接続されており、その出力端子は第1のフリ
ップフロップ24のセット端子Sに接続されている。こ
のフリップフロップ24の出力端子Qはアンド回路25
の一方の入力に接続されている。
生器22が接続されており、その出力端子は第1のフリ
ップフロップ24のセット端子Sに接続されている。こ
のフリップフロップ24の出力端子Qはアンド回路25
の一方の入力に接続されている。
【0014】織機の主軸に対応して設けられたタイミン
グ信号発生器21はドグ21aおよびこれを検知する検
知器21bで構成され、この検知器21bの出力は第2
のパルス発生器23に接続されており、その出力はアン
ド回路25のもう一方の入力にも接続され、このアンド
回路25の出力は第2のフリップフロップ26のセット
端子Sに接続されている。
グ信号発生器21はドグ21aおよびこれを検知する検
知器21bで構成され、この検知器21bの出力は第2
のパルス発生器23に接続されており、その出力はアン
ド回路25のもう一方の入力にも接続され、このアンド
回路25の出力は第2のフリップフロップ26のセット
端子Sに接続されている。
【0015】第2のフリップフロップ26の出力端子Q
はアンド回路27の一方の入力に接続される。さらに上
記第2のパルス信号発生器23の出力端子がアンド回路
27のもう一方の入力に接続され、このアンド回路27
の出力は第3のフリップフロップ28のセット端子Sに
接続されている。
はアンド回路27の一方の入力に接続される。さらに上
記第2のパルス信号発生器23の出力端子がアンド回路
27のもう一方の入力に接続され、このアンド回路27
の出力は第3のフリップフロップ28のセット端子Sに
接続されている。
【0016】第3のフリップフロップ28の出力端子Q
は、織機停止指令信号の出力端子に接続されるととも
に、一方では遅延回路29を介して第1のフリップフロ
ップ24、第2のフリップフロップ26および第3のフ
リップフロップ28の各リセット端子Rに接続されてい
る。
は、織機停止指令信号の出力端子に接続されるととも
に、一方では遅延回路29を介して第1のフリップフロ
ップ24、第2のフリップフロップ26および第3のフ
リップフロップ28の各リセット端子Rに接続されてい
る。
【0017】次にかかる構成の装置の動作を説明する。
なお、この例では耳組用ボビンの公転軌道上の上死点で
耳糸切れの検出が行われ、かつタイミング信号発生器2
1はこの検知タイミングより後ろに設定される織機の所
定クランク角度を検知してタイミング信号を出力する。
ここで、遊星耳組装置において、織機クランク角度の1
20度で耳組用ボビンが上死点に達するように、そして
タイミング信号発生器21には織機クランク角度で30
0度から60度の間でタイミング信号S2を出力するよ
うに設定されている場合を考える。
なお、この例では耳組用ボビンの公転軌道上の上死点で
耳糸切れの検出が行われ、かつタイミング信号発生器2
1はこの検知タイミングより後ろに設定される織機の所
定クランク角度を検知してタイミング信号を出力する。
ここで、遊星耳組装置において、織機クランク角度の1
20度で耳組用ボビンが上死点に達するように、そして
タイミング信号発生器21には織機クランク角度で30
0度から60度の間でタイミング信号S2を出力するよ
うに設定されている場合を考える。
【0018】遊星耳組装置において耳組糸が切断もしく
は弛緩が発生し、いわゆる糸切れボビンが発生すると、
図1に示すようにヤーンガイド5が図示しないスプリン
グからの付勢力で回動し、これにともない近接体6が付
勢力の動く方向に移動する。このあと織機がさらに回転
して織機クランク角度120度の位置になると近接体6
がセンサ20に接近し、センサ20はこの近接体6の存
在を検知して糸切れ信号S1を第1のパルス発生器22
に出力する。図3の(1)に停止指令信号発生器30の
動作タイミングチャートを示す。第1のパルス発生器2
2は糸切れ信号S1が入力されたとき、一定時間幅のパ
ルス信号S3を第1段のフリップフロップ24のセット
端子Sに出力する。すると第1段のフリップフロップ2
4は、このパルス信号S3を受けて自己の状態をセット
状態とするとともに、信号S5をアンド回路25の一方
の入力端子に出力する。
は弛緩が発生し、いわゆる糸切れボビンが発生すると、
図1に示すようにヤーンガイド5が図示しないスプリン
グからの付勢力で回動し、これにともない近接体6が付
勢力の動く方向に移動する。このあと織機がさらに回転
して織機クランク角度120度の位置になると近接体6
がセンサ20に接近し、センサ20はこの近接体6の存
在を検知して糸切れ信号S1を第1のパルス発生器22
に出力する。図3の(1)に停止指令信号発生器30の
動作タイミングチャートを示す。第1のパルス発生器2
2は糸切れ信号S1が入力されたとき、一定時間幅のパ
ルス信号S3を第1段のフリップフロップ24のセット
端子Sに出力する。すると第1段のフリップフロップ2
4は、このパルス信号S3を受けて自己の状態をセット
状態とするとともに、信号S5をアンド回路25の一方
の入力端子に出力する。
【0019】一方、織機の主軸がクランク角度300度
になるとタイミング信号発生器21がこれを検知してタ
イミング信号S2を出力し、クランク角度60度になる
と出力をOFFする。これを受ける第2のパルス信号発
生器23はタイミング信号出力OFF時、すなわちクラ
ンク角度60度で一定時間幅のパルス信号S4をアンド
回路25に出力する。
になるとタイミング信号発生器21がこれを検知してタ
イミング信号S2を出力し、クランク角度60度になる
と出力をOFFする。これを受ける第2のパルス信号発
生器23はタイミング信号出力OFF時、すなわちクラ
ンク角度60度で一定時間幅のパルス信号S4をアンド
回路25に出力する。
【0020】アンド回路25では、既に一方の入力には
第1のフリップフロップ24から出力信号S5が入力さ
れて開ゲート状態となっており、もう一方の入力にパル
ス信号S4が入力されるとこれに応じた信号S6が出力
される。このようにして、信号出力部31から信号S6
が出力される。
第1のフリップフロップ24から出力信号S5が入力さ
れて開ゲート状態となっており、もう一方の入力にパル
ス信号S4が入力されるとこれに応じた信号S6が出力
される。このようにして、信号出力部31から信号S6
が出力される。
【0021】信号S6は、遅延出力部32の第2のフリ
ップフロップ26のセット端子Sに入力される。第2の
フリップフロップ26は信号S6が入力されたとき自己
の状態をセット状態にするとともに、信号S7をアンド
回路27の一方の入力に出力する。
ップフロップ26のセット端子Sに入力される。第2の
フリップフロップ26は信号S6が入力されたとき自己
の状態をセット状態にするとともに、信号S7をアンド
回路27の一方の入力に出力する。
【0022】一方で、織機の回転が糸切れ検知したクラ
ンクサイクルの次のクランクサイクルに入り、再びクラ
ンク角度300度になると、タイミング信号発生器21
が再びタイミング信号S2を出力する。このタイミング
信号S2は、さらにアンド回路27に入力される。アン
ド回路27は、一方の入力には既に第2のフリップフロ
ップ26からの信号S7が入力されていて開ゲート状態
となっており、もう一方の入力のタイミング信号S2が
入力されたとき、信号8を第3のフリップフロップ28
のセット端子Sに出力する。そして、第3のフリップフ
ロップ28は、信号8が入力されると自己の状態をセッ
ト状態とするとともに織機停止指令信号S9を出力す
る。このようにして遅延出力部32は、信号S6が出力
されてから織機を1回転させた後に織機停止指令信号S
9を出力することができる。この織機停止指令信号S9
を図示しない織機運転制御装置機構が受けて図示しない
織機停止信号を出力するとともに直ちに停止動作に入
り、織機は制動されてクランク角度の240度で停止す
る。その後例えば、織機に自動口合わせ装置が付加され
ている場合、その後経糸が閉口状態になる位置の織機ク
ランク角度300度まで自動的に逆転して織機待機状態
になる。
ンクサイクルの次のクランクサイクルに入り、再びクラ
ンク角度300度になると、タイミング信号発生器21
が再びタイミング信号S2を出力する。このタイミング
信号S2は、さらにアンド回路27に入力される。アン
ド回路27は、一方の入力には既に第2のフリップフロ
ップ26からの信号S7が入力されていて開ゲート状態
となっており、もう一方の入力のタイミング信号S2が
入力されたとき、信号8を第3のフリップフロップ28
のセット端子Sに出力する。そして、第3のフリップフ
ロップ28は、信号8が入力されると自己の状態をセッ
ト状態とするとともに織機停止指令信号S9を出力す
る。このようにして遅延出力部32は、信号S6が出力
されてから織機を1回転させた後に織機停止指令信号S
9を出力することができる。この織機停止指令信号S9
を図示しない織機運転制御装置機構が受けて図示しない
織機停止信号を出力するとともに直ちに停止動作に入
り、織機は制動されてクランク角度の240度で停止す
る。その後例えば、織機に自動口合わせ装置が付加され
ている場合、その後経糸が閉口状態になる位置の織機ク
ランク角度300度まで自動的に逆転して織機待機状態
になる。
【0023】ここで、従来技術および本発明適用時の耳
糸切れ停止時の織機動作を図3の(3)および(2)に
示す。従来技術適用時において(2)に示すように、区
間で耳糸切れが発生したとき、糸切れ検知から待機位相
まで織機を180度回転させている。しかし、本発明の
場合には図3の(2)に示すように織機を540度回転
させており、従来に比べ織機をさらに1回転させて停止
させることができる。つまり、従来技術適用時の糸切れ
検知するクランク角度から織機が180度回転した位
置、言い換えれば糸切れボビンが糸切れ検知位置から9
0度回転した位置が補修作業において作業しづらい位置
であったとしても、本発明により織機がこの位置からさ
らに360度回転した位置、言い換えれば糸切れボビン
がこの位置からさらに180度回転した補修作業が作業
し易い位置で織機を待機させることができる。
糸切れ停止時の織機動作を図3の(3)および(2)に
示す。従来技術適用時において(2)に示すように、区
間で耳糸切れが発生したとき、糸切れ検知から待機位相
まで織機を180度回転させている。しかし、本発明の
場合には図3の(2)に示すように織機を540度回転
させており、従来に比べ織機をさらに1回転させて停止
させることができる。つまり、従来技術適用時の糸切れ
検知するクランク角度から織機が180度回転した位
置、言い換えれば糸切れボビンが糸切れ検知位置から9
0度回転した位置が補修作業において作業しづらい位置
であったとしても、本発明により織機がこの位置からさ
らに360度回転した位置、言い換えれば糸切れボビン
がこの位置からさらに180度回転した補修作業が作業
し易い位置で織機を待機させることができる。
【0024】織機停止指令信号S9はさらに遅延回路2
9にも出力され、一定時間Tだけ遅れてリセット信号S
10を出力する。なお、この一定時間Tは図示しない織
機運転制御装置が織機停止指令信号S9を受け取るため
に必要な時間が予め設定されている。このリセット信号
S10は、第1のフリップフロップ24、第2のフリッ
プフロップ26および第3のフリップフロップ28の各
リセット端子Rに入力されており、リセット信号S10
を出力すると前記各フリップフロップをリセット状態に
する。この結果、織機停止指令信号S9が出力OFFさ
れる。なお、このリセット信号S10の代わりに後段の
織機運転制御機構から出力される織機停止信号で代用す
れば、この遅延回路29は省略しても良い。
9にも出力され、一定時間Tだけ遅れてリセット信号S
10を出力する。なお、この一定時間Tは図示しない織
機運転制御装置が織機停止指令信号S9を受け取るため
に必要な時間が予め設定されている。このリセット信号
S10は、第1のフリップフロップ24、第2のフリッ
プフロップ26および第3のフリップフロップ28の各
リセット端子Rに入力されており、リセット信号S10
を出力すると前記各フリップフロップをリセット状態に
する。この結果、織機停止指令信号S9が出力OFFさ
れる。なお、このリセット信号S10の代わりに後段の
織機運転制御機構から出力される織機停止信号で代用す
れば、この遅延回路29は省略しても良い。
【0025】例えば、上記遅延出力部32の変形例とし
て図4に示すように、アンド回路27、第3のフリップ
フロップ28の代わりに限時動作するタイマー33で構
成しても良い。このタイマー33には限時動作時間を設
定する設定器34が接続されている。このタイマー33
は、第2のフリップフロップ26からの信号S7が入力
されてから設定時間経過後、織機停止指令信号S9を出
力する。なおこの時間は、織機の回転数を考慮し、前記
タイミング信号が入力されてから織機が1回転する時間
が適切に設定される。
て図4に示すように、アンド回路27、第3のフリップ
フロップ28の代わりに限時動作するタイマー33で構
成しても良い。このタイマー33には限時動作時間を設
定する設定器34が接続されている。このタイマー33
は、第2のフリップフロップ26からの信号S7が入力
されてから設定時間経過後、織機停止指令信号S9を出
力する。なおこの時間は、織機の回転数を考慮し、前記
タイミング信号が入力されてから織機が1回転する時間
が適切に設定される。
【0026】また、図2に示した停止指令信号発生器3
0の代わりに図5に示す停止指令信号発生器30を設け
ても良い。この停止指令信号発生器30は、図3に示し
た第1のフリップフロップより後段の回路を前記タイマ
ー33と同様の限時動作するタイマー35に置き換えた
ものである。このタイマー35には限時動作時間を設定
する設定器34が接続されている。このタイマー35
は、第1のフリップフロップ24からの信号S5が入力
されてから設定時間経過後、織機停止指令信号S9を出
力する。なおこの時間は、同様に織機の回転数を考慮し
て糸切れを検知してから次のクランクサイクルの織機停
止指令信号を出力時期までの所要時間が適切に設定され
る。
0の代わりに図5に示す停止指令信号発生器30を設け
ても良い。この停止指令信号発生器30は、図3に示し
た第1のフリップフロップより後段の回路を前記タイマ
ー33と同様の限時動作するタイマー35に置き換えた
ものである。このタイマー35には限時動作時間を設定
する設定器34が接続されている。このタイマー35
は、第1のフリップフロップ24からの信号S5が入力
されてから設定時間経過後、織機停止指令信号S9を出
力する。なおこの時間は、同様に織機の回転数を考慮し
て糸切れを検知してから次のクランクサイクルの織機停
止指令信号を出力時期までの所要時間が適切に設定され
る。
【0027】また、これまで糸切れ検知時を基準として
考えてきたが、従来技術、つまり糸切れ検知後の所定時
期に停止指令信号出力する技術に前記記載の遅延出力す
る回路を付加することで、従来技術の信号出力から織機
1回転する所定の時期に停止指令信号を出力するように
して実現しても良い。以上の各構成について、例えばC
PUとメモリとからなるマイクロプロセッサを用い、こ
の一連の動作をソフトウエア処理により実現しても良
く、内部の構成は特に限定されない。
考えてきたが、従来技術、つまり糸切れ検知後の所定時
期に停止指令信号出力する技術に前記記載の遅延出力す
る回路を付加することで、従来技術の信号出力から織機
1回転する所定の時期に停止指令信号を出力するように
して実現しても良い。以上の各構成について、例えばC
PUとメモリとからなるマイクロプロセッサを用い、こ
の一連の動作をソフトウエア処理により実現しても良
く、内部の構成は特に限定されない。
【0028】また、本発明を適用するにあたり、以下の
事例が考えられる。例えば、左右の耳組装置のそれぞれ
について糸切れによる停止時に糸切れボビンが左右とも
に補修作業しにくい織前側の位置になる場合、左右の耳
組装置の両方に本発明を適用すれば良いし、左右の耳組
装置のうちどちらか一方についてその位置になる場合に
は、その耳組装置についてのみ適用すれば良い。
事例が考えられる。例えば、左右の耳組装置のそれぞれ
について糸切れによる停止時に糸切れボビンが左右とも
に補修作業しにくい織前側の位置になる場合、左右の耳
組装置の両方に本発明を適用すれば良いし、左右の耳組
装置のうちどちらか一方についてその位置になる場合に
は、その耳組装置についてのみ適用すれば良い。
【0029】
【発明の効果】以上のように、耳糸切れ検知してから織
機が停止、待機するまでに耳組装置がさらに回転し、そ
の糸切れボビンの待機位置が補修作業が困難な位置であ
っても、本発明により織機をさらに1回転させ、補修作
業が容易な待機位置で織機を停止、待機させることがで
きる。このため、従来の糸切れ補修作業時における織機
1回転操作が省略され省力化されるとともに、その1回
転操作により織段が発生したり、操作ミスによる口合わ
せ違いを発生しないなどの優れた効果がある。
機が停止、待機するまでに耳組装置がさらに回転し、そ
の糸切れボビンの待機位置が補修作業が困難な位置であ
っても、本発明により織機をさらに1回転させ、補修作
業が容易な待機位置で織機を停止、待機させることがで
きる。このため、従来の糸切れ補修作業時における織機
1回転操作が省略され省力化されるとともに、その1回
転操作により織段が発生したり、操作ミスによる口合わ
せ違いを発生しないなどの優れた効果がある。
【図1】この発明の前提となる従来技術の遊星耳組装置
の斜視図である。
の斜視図である。
【図2】この発明の装置の構成を示すブロック線図であ
る。
る。
【図3】各信号のタイミングダイアグラムである。
【図4】遅延出力器の変形例を示すブロック線図であ
る。
る。
【図5】停止指令信号発生器の変形例を示すブロック線
図である。
図である。
4 耳組用ボビン 5 ヤーンガイド 6 近接体 7 織機主軸 8 ボビンホルダ 9 糸誘導孔 10 ドライブシャフト 11 ドライブギア Y 耳糸 20 センサ 21 タイミング信号発生器 22、23 パルス信号発生器 24、26、28 フリップフロップ 25、27 アンド回路 29 遅延回路 30 停止指令信号発生器 31 信号発生器 32 遅延出力器 S1 糸切れ信号 S2 タイミング信号 S3、S4 パルス信号 S5、S6、S7、S8 信号 S9 織機停止指令信号 S10 リセット信号
Claims (2)
- 【請求項1】織機の主軸が2回転する間に一対の耳組用
ボビンを自転させながら1回転公転させてからみ耳組織
を形成するとともに前記所定の公転位相で該耳組用ボビ
ンの耳糸切れを検知して糸切れ信号を出力する形態の遊
星式耳組装置において、前記糸切れ信号出力後、その糸
切れ検知クランク角度の次のクランクサイクルの糸切れ
検知クランク角度より後に設定される所定の時期に織機
停止指令信号出力することを特徴とする織機の遊星耳糸
切れ停止方法。 - 【請求項2】織機の主軸が2回転する間に一対の耳組用
ボビンを自転させながら1回転公転させるとともに前記
所定の公転位相で該耳組用ボビンの耳糸切れを検知して
糸切れ信号を出力する形態の遊星式耳組装置において、
耳糸切れを検知するセンサと、前記耳糸切れ検知時期よ
りも後ろに設定される織機主軸の所定クランク角度を検
知してタイミング信号を出力するタイミング信号発生器
と、上記耳糸切れ信号を受けてその耳糸切れ信号発生の
次のクランクサイクル中でタイミング信号を受けた時点
で織機停止指令信号を出力する停止指令信号発生器とを
含んでなる織機の遊星耳糸切れ停止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7291991A JPH09111609A (ja) | 1995-10-13 | 1995-10-13 | 織機の遊星耳糸切れ停止方法と装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7291991A JPH09111609A (ja) | 1995-10-13 | 1995-10-13 | 織機の遊星耳糸切れ停止方法と装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09111609A true JPH09111609A (ja) | 1997-04-28 |
Family
ID=17776110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7291991A Pending JPH09111609A (ja) | 1995-10-13 | 1995-10-13 | 織機の遊星耳糸切れ停止方法と装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09111609A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113060602A (zh) * | 2021-05-06 | 2021-07-02 | 泉州精准机械有限公司 | 一种电子式输纱器 |
-
1995
- 1995-10-13 JP JP7291991A patent/JPH09111609A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113060602A (zh) * | 2021-05-06 | 2021-07-02 | 泉州精准机械有限公司 | 一种电子式输纱器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |