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JPH09102975A - カード形無線受信機 - Google Patents

カード形無線受信機

Info

Publication number
JPH09102975A
JPH09102975A JP7278236A JP27823695A JPH09102975A JP H09102975 A JPH09102975 A JP H09102975A JP 7278236 A JP7278236 A JP 7278236A JP 27823695 A JP27823695 A JP 27823695A JP H09102975 A JPH09102975 A JP H09102975A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bottom plate
wiring board
printed wiring
hole
insulating frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7278236A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadafumi Sakamoto
貞文 坂本
Kiminari Nanao
仁斉 七尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Denki Electric Inc
Original Assignee
Kokusai Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Electric Co Ltd filed Critical Kokusai Electric Co Ltd
Priority to JP7278236A priority Critical patent/JPH09102975A/ja
Publication of JPH09102975A publication Critical patent/JPH09102975A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】情報端末機のカードスロットに挿入接続するコ
ネクタ21を有し、900MHz帯の平板状ループアン
テナを備えた薄形カード状無線受信機を提供する。 【解決手段】コネクタ21が取付けられ受信機回路が実
装された印刷配線板4を有底フレーム3に収容する。金
属性雌ねじ18,19が取付けられた下板2を下側から
固着し、印刷配線板4に設けたスルーホールを貫通する
ねじ13,14でスルーホール底面ランドと雌ねじ1
8,19を締め付け導通させる。給電端側の可変容量リ
アクタンス素子6、及び遠端側のアンテナ共振波長短縮
用の容量性リアクタンス素子8を、それぞれ金属アーム
5,7を介して止めねじ11,12で上板1と底板2と
の間に接続する。印刷配線板3と底板2との間に金属ば
ね20を設けて利得を改善し上板1と底板2を平板状ア
ンテナ素子とするように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薄形構造の無線受
信機に関し、特に、受信機ケースをアンテナ素子として
兼用するカード形無線受信機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、250〜300MHz帯の無線
呼出用受信機は、小形化,カード化が進み、そのアンテ
ナとして、受信機ケースの上板と底板をアンテナ素子と
して兼用した断面“コ”の字状のループアンテナが実用
されている。
【0003】図4は従来のカード形無線呼出用受信機の
外観斜視図(A)と説明用断面図(B)である。図にお
いて、44は受信機回路が搭載された印刷配線板、41
はケースの上板、42はケースの底板、43は絶縁枠
(フレーム)である。この受信機のアンテナは、上板4
1と底板42をアンテナ素子として兼用し、角部A−
A’近傍を給電点とし、角部C−C’近傍を短絡点とし
た断面“コ”の字状のループアンテナである。受信機を
薄形カード状にするため、底板42は、周囲の絶縁枠4
3に固定された印刷配線板44の底面(接地面)に導電
接着剤などで貼り付け固定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、情報機器の多様
化,情報通信のネットワーク化に伴って、ノートパソコ
ン等の携帯用情報端末機で無線呼出しサービスによる情
報が受けられるようにするため、無線呼出用受信機を情
報端末機のカードスロットに挿入して用いる実験が試み
られている。カード形無線呼出受信機をパソコンに挿入
しておき、受信時にパソコンを起動して受信メッセージ
を入力し表示させるものである。
【0005】このような用途に対応するためには、パソ
コンのカードスロットに挿入してインタフェース(I/
F)用コネクタと接続させるコネクタを無線呼出受信機
に設ける必要がある。しかし、無線呼出受信機の印刷配
線板にコネクタを取付けるためには、底板を印刷配線板
の裏面に接着剤で貼り付けた従来の構造では難しく、底
板と印刷配線板との間に間隙を設けなければならない。
【0006】さらに、例えば、900MHz帯の無線回
線を介してデータサービスを受けるには、受信周波数帯
を現在の250〜300MHz帯から900MHz帯ま
たは準マイクロ波帯の電波を受けることのできるアンテ
ナ構造に変更する必要がある。
【0007】本発明の目的は、情報端末機のカードスロ
ットに挿入接続するためのコネクタを有し、900MH
z帯または準マイクロ波帯の電波を受信することのでき
る構造のループアンテナを備えた薄形カード状無線受信
機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
したカード形無線受信機は、無線受信機回路が実装され
た印刷配線板と、該印刷配線板が収容され波長に比べて
十分短い高さの絶縁フレームと、前記受信機回路を覆っ
て該絶縁フレームの上側から角部と辺部の複数個所がね
じで固定された方形状の金属製上板と、前記印刷配線板
の裏面を覆って前記絶縁フレームの下側から貼り付け固
定された方形状の金属製底板と、前記印刷配線板の長手
方向の一端側に接続され外部の情報端末に挿入接続する
ために設けられたコネクタとを備え、前記上板と前記底
板の相対する一端の角部近傍が前記無線受信機回路の給
電端子に接続され該上板と底板をアンテナ素子としてル
ープアンテナを形成するように構成されたカード形無線
受信機において、前記絶縁フレームは、前記コネクタ側
の枠を開口にするとともに、前記印刷配線板を上から嵌
め込んで収容するための底板部が設けられて一体化形成
され、前記印刷配線板に、長手方向の一端側に外部の情
報端末のカードスロットに挿入接続して受信データを入
力するためのコネクタを設けるとともに、裏面の接地配
線導体部分に一端が固定され、前記絶縁フレームの底板
部に設けられた穴を貫通して他端が前記底板に圧接され
る金属ばねが設けられ、前記コネクタと対向する長手方
向の他端側の角部近傍に配置された前記印刷配線板の給
電端子側に前記上板を接続するとともに該上板の給電端
子側と前記底板の間にアンテナ同調用の可変容量リアク
タンス素子を並列接続し、前記上板と底板の辺部の前記
角部近傍から所定の間隔をおいた部分にアンテナ共振波
長短縮用の容量性リアクタンス素子を接続し前記上板と
底板をそれぞれアンテナ素子とする平板状ループアンテ
ナを形成するように構成されたことを特徴とするもので
ある。
【0009】さらに詳細な構成を示す本発明の請求項2
に記載したカード形無線受信機は、無線受信機回路が実
装された印刷配線板と、該印刷配線板が収容され波長に
比べて十分短い高さの絶縁フレームと、前記受信機回路
を覆って該絶縁フレームの上側から角部と辺部の複数個
所がねじで固定された方形状の金属製上板と、前記印刷
配線板の裏面を覆って前記絶縁フレームの下側から貼り
付け固定された方形状の金属製底板と、前記印刷配線板
の長手方向の一端側に接続され外部の情報端末に挿入接
続するために設けられたコネクタとを備え、前記上板と
前記底板の相対する一端の角部近傍が前記無線受信機回
路の給電端子に接続され該上板と底板をアンテナ素子と
してループアンテナを形成するように構成されたカード
形無線受信機において、前記絶縁フレームは、前記コネ
クタ側の枠を開口にするとともに、前記印刷配線板を上
から嵌め込んで収容するための底板部が設けられて一体
化形成され、前記印刷配線板には、長手方向の一端側に
外部の情報端末のカードスロットに挿入接続して受信デ
ータを入力するためのコネクタと、該コネクタと対向す
る長手方向の他端側の角部近傍を給電端側として該角部
近傍に設けられた第1のスルーホールめっき穴と、該第
1のスルーホールめっき穴と所定の間隔をおいて設けら
れた第2のスルーホールめっき穴と、前記上板の給電端
側の角部を前記絶縁フレームに固定する金属ねじに係合
して一端が締付け固定され他端が給電端子の導体ランド
に接続された第1の金属アームと、前記給電端子の導体
ランドと前記第1のスルーホールめっき穴の導体ランド
との間に接続されたアンテナ同調用の可変容量リアクタ
ンス素子と、前記第2のスルーホールめっき穴に近い前
記上板の辺部を前記絶縁フレームに固定する金属ねじに
係合して一端が締付け固定され他端がすぐ近くの中継導
体ランドに接続された第2の金属アームと、前記中継導
体ランドと前記第2のスルーホールめっき穴の導体ラン
ドとの間に接続されたアンテナ共振波長短縮用の容量性
リアクタンス素子と、裏面の接地配線導体部分に一端が
固定され、前記絶縁フレームの底板部に設けられた穴を
貫通して他端が前記底板に圧接される金属ばねとが設け
られ、前記底板には、前記印刷配線板に設けられた前記
第1および第2のスルーホールめっき穴にそれぞれ対応
する位置に、前記絶縁フレームの底板部の厚さと等しい
厚さの金属製雌ねじが固定され、前記絶縁フレームに前
記印刷配線板を上から嵌め込んで収容し、前記底板を下
側から貼り付け固定し前記雌ねじが前記絶縁フレームの
底板部に設けられた穴を貫通して前記第1および第2の
スルーホールめっき穴の裏面導体ランドに当接した状態
で、金属製ねじを前記第1および第2のスルーホールめ
っき穴に挿入して締め付け固定することにより、前記上
板と前記底板とがそれぞれアンテナ素子となり給電端側
に前記アンテナ同調用の可変容量リアクタンス素子が接
続され所定の間隔をおいて前記アンテナ共振波長短縮用
の容量性リアクタンス素子が接続された平板状ループア
ンテナを形成するように構成されたことを特徴とするも
のである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
示例と共に説明する。図1は本発明のカード形無線受信
機の外観を示す斜視図であり、図2はその分解組立構造
例図、図3は本発明の要部をなすアンテナ部分の断面図
と説明図である。これらの図において、共通部分には同
符号を付してある。
【0011】図2において、1および2は薄鋼板などの
導電体により形成された方形状の上板および底板であ
る。3は樹脂などの絶縁体により形成された有底フレー
ム、4は受信機回路や機能回路部品が実装された印刷配
線板である。9は受信機回路を動作させるための小形電
池である。10〜12は上板1を有底フレーム3に固定
するための金属製ねじであり、有底フレーム3の角と辺
の部分に設けられた雌ねじ穴15〜17に、その当該位
置と合致するように設けられた上板1の穴を遊貫して上
板1を上から載せて締め付け固定する。電子部品が実装
された印刷配線板4は、有底フレーム3の内側に収まる
形状であり、有底フレーム3に収容した状態で底板2が
取付けられる。底板2は、有底フレーム3の下側から、
接着剤または両面粘着絶縁シートなどにより有底フレー
ム3の裏面に貼付け固定されている。18,19は底板
2に固定された雌ねじである。有底フレーム3の底面に
は雌ねじ18,19の対応する位置に穴が設けられてい
る。23は有底フレーム3の底面に設けられた穴であ
り、後述する金属ばね20を貫通させる穴である。
【0012】図3は本発明のアンテナ部分の構造を示す
断面図である。図において、金属アーム5は、ねじ11
を有底フレーム3の雌ねじ穴17に締め付けた時、上板
1と印刷配線板4のアンテナ給電回路の入力端子部とを
電気的に接続するための金具であり、その一端にはねじ
11が貫通する穴が設けられており、ねじ11を上板1
の穴に貫通すると同時に金属アーム5の穴に重ねてフレ
ーム3に締め付けることにより、上板1と金属アーム5
が導通状態になっている。また金属アーム5の他端は、
印刷配線板4のアンテナ給電回路の入力端子部の導体ラ
ンドaに半田付けなどにより電気的に接続されている。
【0013】6は可変容量リアクタンス素子であり、例
えば、積層セラミックチップトリマコンデンサである。
可変容量リアクタンス素子6の一端は入力端子部の導体
ランドaに半田付けされ、金属アーム5の他端に接続さ
れる。一方、印刷配線板4の金属製ねじ13と14が挿
入される穴にはスルーホールめっきが施されており、ね
じ13と14を印刷配線板4のスルーホールを通して底
板2に設けられた金属製雌ねじ18,19に締め付け固
定したとき、スルーホールの底面ランドと雌ねじ18,
19とが接触導通状態となる。上記の可変容量リアクタ
ンス素子6の他端は、ねじ13が挿入される穴のスルー
ホール導体の上面ランドに半田付けされる。
【0014】同様に、金属アーム7は、ねじ12を有底
フレーム3の雌ねじ穴16に締め付けた時、上板1と印
刷配線板4の容量性リアクタンス素子8とを電気的に接
続するための金具であり、その一端にはねじ12が貫通
する穴が設けられており、ねじ12を上板1の穴に貫通
すると同時に金属アーム7の一端の穴に重ねてフレーム
3に締め付けることにより、上板1と金属アーム7が導
通状態になっている。また金属アーム7の他端は、ねじ
14が貫通する穴のスルーホールの上面ランドbの部分
で容量性リアクタンス素子8の一端が半田付けされてい
る同一導体パターンに半田付けされる。また容量性リア
クタンス素子8の他端は、金属製ねじ14が貫通する穴
のスルーホールの上面ランドに半田付けされる。この容
量性リアクタンス素子8はアンテナ共振波長を短縮する
役割を果たす。
【0015】20は金属ばねであり、印刷配線板4の裏
面のグランド(接地)パターン面にその1端が半田付け
され、有底フレーム3の穴23を貫通して他端がc点で
底板2に接触導通するようになっている。この金属ばね
20は、底板2を給電端子の接地側に接続するととも
に、印刷配線板4の裏面と底板2との間の分布容量によ
るアンテナ利得の低下を軽減する誘導性リアクタンスの
役割を果たすものであり、その長さは実験によって決め
られる。また、その取付け位置は、図2に示すように底
板2の中央部分よりやや偏った位置c点に圧接されるよ
うに設定される。このc点の位置は実験によってアンテ
ナ特性が最良になる点が選ばれる。
【0016】図3(B)はアンテナ形状の説明図であ
り、LAは本発明の平板状ループアンテナの形状を示
す。上板1の角部が金属アーム5で導通されたa点で受
信機回路の給電端子のホット側に接続され、そのa点と
底板2との間に可変容量リアクタンス6が接続されてい
る。さらにa点から所定の間隔をおき金属アーム7で導
通されたb点と底板2との間に容量リアクタンス素子8
が接続され、底板2はその中央部分c点で金属ばね20
により印刷配線板4の接地導体に導通され、給電端子の
接地側に接続されている。以上のように、受信機回路の
給電端子からアンテナ側をみると、上板1と底板2を平
板状アンテナ素子とし、給電端側に同調用の可変容量リ
アクタンス6が設けられ、所定の間隔でアンテナ共振波
長短縮用の容量リアクタンス素子8が装荷された平板状
ループアンテナが形成される。
【0017】印刷配線板4に設けられた金属製ねじ13
と14が貫通するスルーホールめっき穴の位置および間
隔は、次のようにして決められる。まず、コネクタ21
の反対側の端部近傍に給電端側を配置し、その角部の上
板1の固定ねじ11の近傍に金属製ねじ13を貫通する
スルーホールめっき穴を設ける。次に、2つのスルーホ
ールめっき穴の間隔は、上板1のねじ11と12の間隔
と、底板2の雌ねじ18と19の間隔と、そして上板1
と底板2との間隔の2倍とを合計した断面ループの長さ
が、受信周波数の波長の1/2以下になるように決めら
れる。
【0018】上板1及び底板2は平板状ループアンテナ
素子として用いるため薄い鋼板、例えば、厚さ約0.3
mmのステンレス鋼板に高周波抵抗を小さくするための
銀めっき又は金めっきが施されている。
【0019】以上の構成による本発明を適用した930
MHz帯薄形受信機において、厚さ(h)約5mm,幅
(W)約45mm,長さ(L)約60mmの大きさの薄
形板状ループアンテナの実測による特性は、ループ面積
が充分大きくとれる厚い箱形の受信機に従来の板状ルー
プアンテナを用いた時の利得と比べて同等の値を得るこ
とができた。
【0020】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、受信機回路
が実装された印刷配線板4を有底フレーム3に収容する
ことでコネクタ21の取付けを可能にするとともに、上
板1と底板2をループ接続する遠端側にアンテナ共振波
長短縮用の容量性リアクタンス素子8を設け、かつ、金
属ばね20による利得改善が施された開口面積の広い薄
形平板状のループアンテナが構成されるため実用上の効
果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の外観を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施例の分解組立構造例図である。
【図3】本発明の要部であるアンテナ部分の断面図とア
ンテナ形状説明図である。
【図4】従来のカード形無線呼出受信機の斜視図と断面
図である。
【符号の説明】
1 上板 2 底板 3 有底フレーム 4 印刷配線板 5,7 金属アーム 6 可変容量リアクタンス素子 8 容量性リアクタンス素子 9 電池 10,11,12,13,14 金属製ねじ 15,16,17 雌ねじ穴 18,19 雌ねじ 20 金属ばね 21 コネクタ 22 コネクタピン 23 穴 41 上板 42 下板 43 フレーム 44 印刷配線板

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線受信機回路が実装された印刷配線板
    と、該印刷配線板が収容され波長に比べて十分短い高さ
    の絶縁フレームと、前記受信機回路を覆って該絶縁フレ
    ームの上側から角部と辺部の複数個所がねじで固定され
    た方形状の金属製上板と、前記印刷配線板の裏面を覆っ
    て前記絶縁フレームの下側から貼り付け固定された方形
    状の金属製底板と、前記印刷配線板の長手方向の一端側
    に接続され外部の情報端末に挿入接続するために設けら
    れたコネクタとを備え、 前記上板と前記底板の相対する一端の角部近傍が前記無
    線受信機回路の給電端子に接続され該上板と底板をアン
    テナ素子としてループアンテナを形成するように構成さ
    れたカード形無線受信機において、 前記絶縁フレームは、前記コネクタ側の枠を開口にする
    とともに、前記印刷配線板を上から嵌め込んで収容する
    ための底板部が設けられて一体化形成され、 前記印刷配線板に、長手方向の一端側に外部の情報端末
    のカードスロットに挿入接続して受信データを入力する
    ためのコネクタを設けるとともに、裏面の接地配線導体
    部分に一端が固定され、前記絶縁フレームの底板部に設
    けられた穴を貫通して他端が前記底板に圧接される金属
    ばねが設けられ、 前記コネクタと対向する長手方向の他端側の角部近傍に
    配置された前記印刷配線板の給電端子側に前記上板を接
    続するとともに該上板の給電端子側と前記底板の間にア
    ンテナ同調用の可変容量リアクタンス素子を並列接続
    し、前記上板と底板の辺部の前記角部近傍から所定の間
    隔をおいた部分にアンテナ共振波長短縮用の容量性リア
    クタンス素子を接続し前記上板と底板をそれぞれアンテ
    ナ素子とする平板状ループアンテナを形成するように構
    成されたことを特徴とするカード形無線受信機。
  2. 【請求項2】 無線受信機回路が実装された印刷配線板
    と、該印刷配線板が収容され波長に比べて十分短い高さ
    の絶縁フレームと、前記受信機回路を覆って該絶縁フレ
    ームの上側から角部と辺部の複数個所がねじで固定され
    た方形状の金属製上板と、前記印刷配線板の裏面を覆っ
    て前記絶縁フレームの下側から貼り付け固定された方形
    状の金属製底板と、前記印刷配線板の長手方向の一端側
    に接続され外部の情報端末に挿入接続するために設けら
    れたコネクタとを備え、 前記上板と前記底板の相対する一端の角部近傍が前記無
    線受信機回路の給電端子に接続され該上板と底板をアン
    テナ素子としてループアンテナを形成するように構成さ
    れたカード形無線受信機において、 前記絶縁フレームは、前記コネクタ側の枠を開口にする
    とともに、前記印刷配線板を上から嵌め込んで収容する
    ための底板部が設けられて一体化形成され、 前記印刷配線板には、長手方向の一端側に外部の情報端
    末のカードスロットに挿入接続して受信データを入力す
    るためのコネクタと、該コネクタと対向する長手方向の
    他端側の角部近傍を給電端側として該角部近傍に設けら
    れた第1のスルーホールめっき穴と、該第1のスルーホ
    ールめっき穴と所定の間隔をおいて設けられた第2のス
    ルーホールめっき穴と、前記上板の給電端側の角部を前
    記絶縁フレームに固定する金属ねじに係合して一端が締
    付け固定され他端が給電端子の導体ランドに接続された
    第1の金属アームと、前記給電端子の導体ランドと前記
    第1のスルーホールめっき穴の導体ランドとの間に接続
    されたアンテナ同調用の可変容量リアクタンス素子と、
    前記第2のスルーホールめっき穴に近い前記上板の辺部
    を前記絶縁フレームに固定する金属ねじに係合して一端
    が締付け固定され他端がすぐ近くの中継導体ランドに接
    続された第2の金属アームと、前記中継導体ランドと前
    記第2のスルーホールめっき穴の導体ランドとの間に接
    続されたアンテナ共振波長短縮用の容量性リアクタンス
    素子と、裏面の接地配線導体部分に一端が固定され、前
    記絶縁フレームの底板部に設けられた穴を貫通して他端
    が前記底板に圧接される金属ばねとが設けられ、 前記底板には、前記印刷配線板に設けられた前記第1お
    よび第2のスルーホールめっき穴にそれぞれ対応する位
    置に、前記絶縁フレームの底板部の厚さと等しい厚さの
    金属製雌ねじが固定され、 前記絶縁フレームに前記印刷配線板を上から嵌め込んで
    収容し、前記底板を下側から貼り付け固定し前記雌ねじ
    が前記絶縁フレームの底板部に設けられた穴を貫通して
    前記第1および第2のスルーホールめっき穴の裏面導体
    ランドに当接した状態で、金属製ねじを前記第1および
    第2のスルーホールめっき穴に挿入して締め付け固定す
    ることにより、前記上板と前記底板とがそれぞれアンテ
    ナ素子となり給電端側に前記アンテナ同調用の可変容量
    リアクタンス素子が接続され所定の間隔をおいて前記ア
    ンテナ共振波長短縮用の容量性リアクタンス素子が接続
    された平板状ループアンテナを形成するように構成され
    たことを特徴とするカード形無線受信機。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の金属ばねは、前記底板に
    一端が固定され、前記絶縁フレームの底板部に設けられ
    た穴を貫通して他端が前記印刷配線板の裏面の接地配線
    導体部分に圧接されるようにしたことを特徴とする請求
    項2記載のカード形無線受信機。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の第2のスルーホールめっ
    き穴の位置は、前記印刷配線板の長手方向の縁部に沿っ
    て、前記第1のスルーホールめっき穴との距離の2倍と
    前記上板と底板との間隔の2倍を加算したループの長さ
    が受信周波数の波長の1/2以下となるように設定され
    たことを特徴とする請求項2記載のカード形無線受信
    機。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の給電端子の位置およびそ
    の近傍の第1のスルーホールめっき穴の位置は、前記上
    板の辺部を絶縁フレームに固定する金属ねじの近傍に配
    置したことを特徴とする請求項2記載のカード形無線受
    信機。
  6. 【請求項6】 請求項2記載の上板と底板は、金,銀な
    どの伝導度の大きい金属めっきが施されていることを特
    徴とする請求項2記載のカード形無線受信機。
JP7278236A 1995-10-03 1995-10-03 カード形無線受信機 Pending JPH09102975A (ja)

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JP7278236A JPH09102975A (ja) 1995-10-03 1995-10-03 カード形無線受信機

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