JPH09100072A - 印字装置 - Google Patents
印字装置Info
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- JPH09100072A JPH09100072A JP25893795A JP25893795A JPH09100072A JP H09100072 A JPH09100072 A JP H09100072A JP 25893795 A JP25893795 A JP 25893795A JP 25893795 A JP25893795 A JP 25893795A JP H09100072 A JPH09100072 A JP H09100072A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 用紙を逆搬送することなく、簡単な構成で用
紙の反転を行なうことができ、容易に、かつ、確実に裏
面印字を行なうこと 【解決手段】 印字情報のうち少なくとも1頁分の印字
情報を記憶するメモリ21を配設し、印字後の用紙5を
用紙挿入部14に排出する排紙ローラ15を配設し、こ
の排紙ローラ15により排紙された用紙5を再度搬送
し、印字ヘッド2により前記用紙5の裏面に印字を行な
うように前記印字情報に基づいて紙送りローラ3と前記
印字ヘッド2を制御する制御手段を配設したことを特徴
とする。
紙の反転を行なうことができ、容易に、かつ、確実に裏
面印字を行なうこと 【解決手段】 印字情報のうち少なくとも1頁分の印字
情報を記憶するメモリ21を配設し、印字後の用紙5を
用紙挿入部14に排出する排紙ローラ15を配設し、こ
の排紙ローラ15により排紙された用紙5を再度搬送
し、印字ヘッド2により前記用紙5の裏面に印字を行な
うように前記印字情報に基づいて紙送りローラ3と前記
印字ヘッド2を制御する制御手段を配設したことを特徴
とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は印字装置に係り、特
に、用紙の両面に所望の印字を行なう印字装置に関す
る。
に、用紙の両面に所望の印字を行なう印字装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、所望の印字信号に基づいて印
字ヘッドを駆動することにより、用紙に対して所望の印
字を行なう印字装置において、両面印字を行なう場合
は、まず、用紙の表面に所望の印字情報に基づいて印字
を行なった後、この表面印字後の用紙を一度装置の外部
に排出し、装置使用者がこの表面印字後の用紙を裏返し
て記録装置に挿入することにより、裏面の印字を行なう
ようにしていた。
字ヘッドを駆動することにより、用紙に対して所望の印
字を行なう印字装置において、両面印字を行なう場合
は、まず、用紙の表面に所望の印字情報に基づいて印字
を行なった後、この表面印字後の用紙を一度装置の外部
に排出し、装置使用者がこの表面印字後の用紙を裏返し
て記録装置に挿入することにより、裏面の印字を行なう
ようにしていた。
【0003】しかし、このような両面印字手段では、常
に使用者により用紙を裏返すという作業が必要であるた
め、極めて使い勝手が悪く、取扱いが不便であるという
問題があった。
に使用者により用紙を裏返すという作業が必要であるた
め、極めて使い勝手が悪く、取扱いが不便であるという
問題があった。
【0004】そのため、従来から、表面に印字した用紙
を反転させて逆搬送し、この逆搬送された用紙に対して
裏面印字を行なうことにより、両面印字を自動的に行な
うようにした印字装置が開発されている。
を反転させて逆搬送し、この逆搬送された用紙に対して
裏面印字を行なうことにより、両面印字を自動的に行な
うようにした印字装置が開発されている。
【0005】図6はこのような従来の印字装置を示した
もので、平板状のプラテン1が横方向に延在するように
配設されており、このプラテン1の前方には、図示しな
い駆動機構によりプラテン1に対して接離動作自在とさ
れた印字ヘッド2が配設されている。また、プラテン1
の下方には、円柱状の紙送りローラ3が回転駆動自在に
配設されており、この紙送りローラ3の下方には、前記
紙送りローラ3の周面に圧接される2つの小ローラ4,
4が用紙搬送方向に所定間隔を有するように配設されて
いる。これら各小ローラ4の間には、所定の用紙5の先
端位置を検出する用紙検出スイッチ6が配設されてい
る。
もので、平板状のプラテン1が横方向に延在するように
配設されており、このプラテン1の前方には、図示しな
い駆動機構によりプラテン1に対して接離動作自在とさ
れた印字ヘッド2が配設されている。また、プラテン1
の下方には、円柱状の紙送りローラ3が回転駆動自在に
配設されており、この紙送りローラ3の下方には、前記
紙送りローラ3の周面に圧接される2つの小ローラ4,
4が用紙搬送方向に所定間隔を有するように配設されて
いる。これら各小ローラ4の間には、所定の用紙5の先
端位置を検出する用紙検出スイッチ6が配設されてい
る。
【0006】また、前記紙送りローラ3の後方には、複
数の用紙5を収納する給紙カセット等の給紙装置7が配
設されており、この給紙装置7の先端部には、この給紙
装置7に収納された用紙5を最上位の用紙5から1枚ず
つ分離して紙送りローラ3と小ローラ4との間に搬送す
る給紙ローラ8が回転駆動自在に配設されている。
数の用紙5を収納する給紙カセット等の給紙装置7が配
設されており、この給紙装置7の先端部には、この給紙
装置7に収納された用紙5を最上位の用紙5から1枚ず
つ分離して紙送りローラ3と小ローラ4との間に搬送す
る給紙ローラ8が回転駆動自在に配設されている。
【0007】また、前記プラテン1の上方には、後方に
延在する第1排紙カセット9および前方に延在する第2
排紙カセット10がそれぞれ配設されており、これら各
排紙カセット9,10の間には、仕切板11が配設され
ている。この仕切板11の前記第1排紙カセット9側に
は、第1排紙ローラ12が回転駆動自在に配設されてお
り、前記仕切板11の前記第2排紙カセット10側に
は、第2排紙ローラ13が回転駆動自在に配設されてい
る。
延在する第1排紙カセット9および前方に延在する第2
排紙カセット10がそれぞれ配設されており、これら各
排紙カセット9,10の間には、仕切板11が配設され
ている。この仕切板11の前記第1排紙カセット9側に
は、第1排紙ローラ12が回転駆動自在に配設されてお
り、前記仕切板11の前記第2排紙カセット10側に
は、第2排紙ローラ13が回転駆動自在に配設されてい
る。
【0008】このような従来の印字装置において、所望
の両面印字を行なう場合は、給紙ローラ8を回転駆動す
ることにより、給紙装置7の用紙5を最上位の用紙5か
ら1枚ずつ分離して紙送りローラ3と小ローラ4との間
に搬送し、紙送りローラ3により、プラテン1と印字ヘ
ッド2との間に搬送する。
の両面印字を行なう場合は、給紙ローラ8を回転駆動す
ることにより、給紙装置7の用紙5を最上位の用紙5か
ら1枚ずつ分離して紙送りローラ3と小ローラ4との間
に搬送し、紙送りローラ3により、プラテン1と印字ヘ
ッド2との間に搬送する。
【0009】続いて、所定の印字情報に基づいて印字ヘ
ッド2を動作させるとともに、キャリッジを移動させる
ことにより、前記用紙5に対して所望の印字を行なうも
のである。そして、用紙5を送りながら印字が進行する
と、用紙5の先端部は、第1排紙ローラ12により第1
排紙カセット9側に送られる。
ッド2を動作させるとともに、キャリッジを移動させる
ことにより、前記用紙5に対して所望の印字を行なうも
のである。そして、用紙5を送りながら印字が進行する
と、用紙5の先端部は、第1排紙ローラ12により第1
排紙カセット9側に送られる。
【0010】その後、印字が終了したら、印字後の用紙
5は、第1排紙ローラ12により上方に搬送されなが
ら、第1排紙カセット9の上面に用紙5の印字面が上面
に位置した状態で送られ、表面の印字が完了する。
5は、第1排紙ローラ12により上方に搬送されなが
ら、第1排紙カセット9の上面に用紙5の印字面が上面
に位置した状態で送られ、表面の印字が完了する。
【0011】続いて、裏面印字を行なう場合は、まず、
前記第1排紙ローラ12を逆方向に回転駆動するととも
に、第2排紙ローラ13を回転駆動して印字後の用紙5
を第2排紙カセット10の上面に搬送する。続いて、第
2排紙ローラ13を逆方向に回転駆動させるとともに、
紙送りローラ3を逆方向に回転駆動させることにより、
第2排紙カセット10に搬送された印字後の用紙5をプ
ラテン1と印字ヘッド2との間を逆方向に搬送し、この
用紙5の後端が用紙検出スイッチ6を通過するまで逆搬
送したら、紙送りローラ3および第2排紙ローラ13を
停止させ、用紙5の搬送を停止する。
前記第1排紙ローラ12を逆方向に回転駆動するととも
に、第2排紙ローラ13を回転駆動して印字後の用紙5
を第2排紙カセット10の上面に搬送する。続いて、第
2排紙ローラ13を逆方向に回転駆動させるとともに、
紙送りローラ3を逆方向に回転駆動させることにより、
第2排紙カセット10に搬送された印字後の用紙5をプ
ラテン1と印字ヘッド2との間を逆方向に搬送し、この
用紙5の後端が用紙検出スイッチ6を通過するまで逆搬
送したら、紙送りローラ3および第2排紙ローラ13を
停止させ、用紙5の搬送を停止する。
【0012】その後、紙送りローラ3を正方向に回転駆
動して表面印字後の用紙5を搬送し、用紙検出スイッチ
6が用紙5の先端を検出してON状態となったら、この
位置から、紙送りローラ3を所定量回転駆動させ、前記
用紙5をプラテン1と印字ヘッド2との間に搬送し、裏
面の印字を行なうものである。そして、印字後の用紙5
は、第1排紙ローラ12により第1排紙カセット9に排
出され、これにより、両面印字が完了する。
動して表面印字後の用紙5を搬送し、用紙検出スイッチ
6が用紙5の先端を検出してON状態となったら、この
位置から、紙送りローラ3を所定量回転駆動させ、前記
用紙5をプラテン1と印字ヘッド2との間に搬送し、裏
面の印字を行なうものである。そして、印字後の用紙5
は、第1排紙ローラ12により第1排紙カセット9に排
出され、これにより、両面印字が完了する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の印字装置においては、表面印字後の用紙5を反転さ
せるために、2つの排紙カセットを設ける必要があり、
しかも、紙送りローラ3や各排紙ローラ12,13を正
逆回転させるように駆動制御する必要があるため、用紙
5の搬送機構が極めて複雑となり、この搬送機構の制御
も複雑となってしまうという問題を有している。また、
裏面印字を行なう場合に、用紙5を逆搬送する必要があ
るため、この逆搬送時に用紙5の先端が印字ヘッド2等
に引っ掛かり、安定した紙送りを行なうことができない
という問題をも有している。
来の印字装置においては、表面印字後の用紙5を反転さ
せるために、2つの排紙カセットを設ける必要があり、
しかも、紙送りローラ3や各排紙ローラ12,13を正
逆回転させるように駆動制御する必要があるため、用紙
5の搬送機構が極めて複雑となり、この搬送機構の制御
も複雑となってしまうという問題を有している。また、
裏面印字を行なう場合に、用紙5を逆搬送する必要があ
るため、この逆搬送時に用紙5の先端が印字ヘッド2等
に引っ掛かり、安定した紙送りを行なうことができない
という問題をも有している。
【0014】本発明は前記した点に鑑みてなされたもの
で、用紙を逆搬送することなく、簡単な構成で用紙の反
転を行なうことができ、容易に、かつ、確実に裏面印字
を行なうことのできる印字装置を提供することを目的と
するものである。
で、用紙を逆搬送することなく、簡単な構成で用紙の反
転を行なうことができ、容易に、かつ、確実に裏面印字
を行なうことのできる印字装置を提供することを目的と
するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に記載の発明に係る印字装置は、所定の用紙を
挿入する用紙挿入部を配設するとともに、この用紙挿入
部から挿入された用紙を印字ヘッド部分に搬送する用紙
搬送機構を配設し、所定の印字情報に基づいて前記印字
ヘッドを動作させて前記用紙に所望の印字を行なう印字
装置であって、前記印字情報のうち少なくとも1頁分の
印字情報を記憶する記憶手段を配設し、印字後の用紙を
前記用紙挿入部に排出する排紙機構を配設し、この排紙
機構により排紙された用紙を再度搬送し、前記印字ヘッ
ドにより前記用紙の裏面に印字を行なうように前記印字
情報に基づいて前記用紙搬送機構と前記印字ヘッドを制
御する制御手段を配設したことを特徴とするものであ
る。
請求項1に記載の発明に係る印字装置は、所定の用紙を
挿入する用紙挿入部を配設するとともに、この用紙挿入
部から挿入された用紙を印字ヘッド部分に搬送する用紙
搬送機構を配設し、所定の印字情報に基づいて前記印字
ヘッドを動作させて前記用紙に所望の印字を行なう印字
装置であって、前記印字情報のうち少なくとも1頁分の
印字情報を記憶する記憶手段を配設し、印字後の用紙を
前記用紙挿入部に排出する排紙機構を配設し、この排紙
機構により排紙された用紙を再度搬送し、前記印字ヘッ
ドにより前記用紙の裏面に印字を行なうように前記印字
情報に基づいて前記用紙搬送機構と前記印字ヘッドを制
御する制御手段を配設したことを特徴とするものであ
る。
【0016】また、請求項2に記載の発明は、複数の所
定の用紙を収納しこの用紙を1枚ずつ分離して給紙する
給紙装置を配設するとともに、この給紙装置により給紙
された用紙を印字ヘッド部分に搬送する用紙搬送機構を
配設し、所定の印字情報に基づいて前記印字ヘッドを動
作させて前記用紙に所望の印字を行なう印字装置であっ
て、前記印字情報のうち少なくとも1頁分の印字情報を
記憶する記憶手段を配設し、所定の用紙を前記用紙搬送
機構部分に挿入する用紙挿入部を配設するとともに、印
字後の用紙を前記用紙挿入部に排出する第1の排紙機構
を配設し、この第1の排紙機構により排紙された用紙を
再度搬送し、前記印字ヘッドにより前記用紙の裏面に印
字を行なうように前記印字情報に基づいて前記用紙搬送
機構と前記印字ヘッドを制御する制御手段を配設し、裏
面印字後の用紙を排出する第2の排紙機構を配設したこ
とを特徴とするものである。
定の用紙を収納しこの用紙を1枚ずつ分離して給紙する
給紙装置を配設するとともに、この給紙装置により給紙
された用紙を印字ヘッド部分に搬送する用紙搬送機構を
配設し、所定の印字情報に基づいて前記印字ヘッドを動
作させて前記用紙に所望の印字を行なう印字装置であっ
て、前記印字情報のうち少なくとも1頁分の印字情報を
記憶する記憶手段を配設し、所定の用紙を前記用紙搬送
機構部分に挿入する用紙挿入部を配設するとともに、印
字後の用紙を前記用紙挿入部に排出する第1の排紙機構
を配設し、この第1の排紙機構により排紙された用紙を
再度搬送し、前記印字ヘッドにより前記用紙の裏面に印
字を行なうように前記印字情報に基づいて前記用紙搬送
機構と前記印字ヘッドを制御する制御手段を配設し、裏
面印字後の用紙を排出する第2の排紙機構を配設したこ
とを特徴とするものである。
【0017】さらに、請求項3に記載の発明は、表面印
字後の用紙に裏面印字を行なう際に、前記制御手段によ
り、前記記憶手段に記憶された1頁分の印字情報を最後
から読出して印字ヘッドを制御するようにしたことを特
徴とするものである。
字後の用紙に裏面印字を行なう際に、前記制御手段によ
り、前記記憶手段に記憶された1頁分の印字情報を最後
から読出して印字ヘッドを制御するようにしたことを特
徴とするものである。
【0018】また、請求項4に記載の発明は、前記制御
手段により、前記記憶手段に記憶された1頁分の印字情
報を最初から読出して印字制御することと、最後から読
出して印字制御することとを印字頁毎に交互に行なうよ
うにしたことを特徴とするものである。
手段により、前記記憶手段に記憶された1頁分の印字情
報を最初から読出して印字制御することと、最後から読
出して印字制御することとを印字頁毎に交互に行なうよ
うにしたことを特徴とするものである。
【0019】本発明に係る印字装置によれば、排紙機構
により表面印字後の用紙を用紙挿入部に排出することに
より、用紙を反転させ、この表面印字後の用紙を用紙搬
送機構により印字ヘッド部分に搬送し、制御手段によ
り、記憶手段に記憶された1頁分の印字情報を最後から
読出して印字ヘッドを制御して裏面印字を行なうもので
あり、裏面印字を適正に行なうことができ、容易に、か
つ、確実に両面印字を行なうことができるものである。
により表面印字後の用紙を用紙挿入部に排出することに
より、用紙を反転させ、この表面印字後の用紙を用紙搬
送機構により印字ヘッド部分に搬送し、制御手段によ
り、記憶手段に記憶された1頁分の印字情報を最後から
読出して印字ヘッドを制御して裏面印字を行なうもので
あり、裏面印字を適正に行なうことができ、容易に、か
つ、確実に両面印字を行なうことができるものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1乃
至図5を参照して説明する。
至図5を参照して説明する。
【0021】図1は本発明に係る印字装置の第1の実施
形態を示したもので、平板状のプラテン1が横方向に延
在するように配設されており、このプラテン1の前方に
は、図示しない駆動機構によりプラテン1に対して接離
動作自在とされた印字ヘッド2が配設されている。ま
た、プラテン1の下方には、用紙搬送機構としての円柱
状の紙送りローラ3が回転駆動自在に配設されており、
この紙送りローラ3の下方には、前記紙送りローラ3の
周面に圧接される2つの小ローラ4が用紙搬送方向に所
定間隔を有するように配設されている。この紙送りロー
ラ3の後方には、用紙挿入部14が配設されており、こ
の用紙挿入部14に設置される所定の用紙5を1枚ずつ
前記紙送りローラ3と小ローラ4との間に供給するよう
になされている。さらに、前記プラテン1の上方には、
印字後の用紙5を上方に搬送する排紙機構としての排紙
ローラ15が配設されており、この排紙ローラ15の前
方には、この印字後の用紙5を前記用紙挿入部14に向
けて案内する排紙ガイド16が配設されている。
形態を示したもので、平板状のプラテン1が横方向に延
在するように配設されており、このプラテン1の前方に
は、図示しない駆動機構によりプラテン1に対して接離
動作自在とされた印字ヘッド2が配設されている。ま
た、プラテン1の下方には、用紙搬送機構としての円柱
状の紙送りローラ3が回転駆動自在に配設されており、
この紙送りローラ3の下方には、前記紙送りローラ3の
周面に圧接される2つの小ローラ4が用紙搬送方向に所
定間隔を有するように配設されている。この紙送りロー
ラ3の後方には、用紙挿入部14が配設されており、こ
の用紙挿入部14に設置される所定の用紙5を1枚ずつ
前記紙送りローラ3と小ローラ4との間に供給するよう
になされている。さらに、前記プラテン1の上方には、
印字後の用紙5を上方に搬送する排紙機構としての排紙
ローラ15が配設されており、この排紙ローラ15の前
方には、この印字後の用紙5を前記用紙挿入部14に向
けて案内する排紙ガイド16が配設されている。
【0022】また、図2は本発明の印字装置の制御装置
の実施の一形態を示したもので、所定の印字制御を行な
う制御手段としてのCPU17には、印字ヘッド2を駆
動制御する印字ヘッド駆動回路18、印字ヘッド2が搭
載されたキャリッジを移動制御するキャリッジモータ駆
動回路19および紙送りローラ3および排紙ローラ15
をそれぞれ駆動制御する紙送りモータ駆動回路20がそ
れぞれ接続されている。また、CPU17には、所定の
印字情報を記憶する記憶手段としてのメモリ21が接続
されており、本実施形態においては、このメモリ21
は、1頁分の印字情報を記憶できる記憶容量とされてい
る。さらに、CPU17には、両面印字か片面印字かを
選択する印字選択部22が接続されている。
の実施の一形態を示したもので、所定の印字制御を行な
う制御手段としてのCPU17には、印字ヘッド2を駆
動制御する印字ヘッド駆動回路18、印字ヘッド2が搭
載されたキャリッジを移動制御するキャリッジモータ駆
動回路19および紙送りローラ3および排紙ローラ15
をそれぞれ駆動制御する紙送りモータ駆動回路20がそ
れぞれ接続されている。また、CPU17には、所定の
印字情報を記憶する記憶手段としてのメモリ21が接続
されており、本実施形態においては、このメモリ21
は、1頁分の印字情報を記憶できる記憶容量とされてい
る。さらに、CPU17には、両面印字か片面印字かを
選択する印字選択部22が接続されている。
【0023】次に、本実施形態の作用について説明す
る。
る。
【0024】まず、所望の両面印字を行なう場合は、用
紙挿入部14の上面に所定の用紙5を設置し、この状態
で、CPU17から紙送りモータ駆動回路20に動作信
号を出力して紙送りローラ3を駆動することにより、前
記用紙挿入部14に設置された用紙5を取出し、紙送り
ローラ3と小ローラ4との間で挟持してプラテン1と印
字ヘッド2との間に搬送する。
紙挿入部14の上面に所定の用紙5を設置し、この状態
で、CPU17から紙送りモータ駆動回路20に動作信
号を出力して紙送りローラ3を駆動することにより、前
記用紙挿入部14に設置された用紙5を取出し、紙送り
ローラ3と小ローラ4との間で挟持してプラテン1と印
字ヘッド2との間に搬送する。
【0025】続いて、所定の印字情報に基づいてCPU
17から印字ヘッド駆動回路18に動作信号を出力して
印字ヘッド2を動作させるとともに、キャリッジモータ
駆動回路19に動作信号を出力してキャリッジを移動さ
せることにより、図3(a)に示すように、前記用紙5
に対して所望の印字を行なうものである。そして、1行
の印字が終了したら、CPU17から紙送りモータ駆動
回路20に動作信号を出力して紙送りローラ3を駆動す
ることにより、用紙5を1行分紙送りし、前記印字ヘッ
ド2およびキャリッジを駆動して次の行の印字を行な
う。前記動作を繰り返して行なうことにより、印字が進
行し、用紙5の先端部が排紙ローラ15部分に位置した
ら、紙送りローラ3とともに排紙ローラ15により、用
紙5を上方に搬送し、この用紙5は、排紙ガイド16に
より、用紙挿入部14に向けて案内される。その後、印
字が終了したら、印字後の用紙5は、排紙ローラ15に
より上方に搬送されながら、排紙ガイド16により用紙
挿入部14の上面に送られ、表面の印字が完了する。こ
のとき、表面印字後の用紙5は、その印字面が上面に位
置するとともに、用紙5の後端が紙送りローラ3側に位
置することになる。
17から印字ヘッド駆動回路18に動作信号を出力して
印字ヘッド2を動作させるとともに、キャリッジモータ
駆動回路19に動作信号を出力してキャリッジを移動さ
せることにより、図3(a)に示すように、前記用紙5
に対して所望の印字を行なうものである。そして、1行
の印字が終了したら、CPU17から紙送りモータ駆動
回路20に動作信号を出力して紙送りローラ3を駆動す
ることにより、用紙5を1行分紙送りし、前記印字ヘッ
ド2およびキャリッジを駆動して次の行の印字を行な
う。前記動作を繰り返して行なうことにより、印字が進
行し、用紙5の先端部が排紙ローラ15部分に位置した
ら、紙送りローラ3とともに排紙ローラ15により、用
紙5を上方に搬送し、この用紙5は、排紙ガイド16に
より、用紙挿入部14に向けて案内される。その後、印
字が終了したら、印字後の用紙5は、排紙ローラ15に
より上方に搬送されながら、排紙ガイド16により用紙
挿入部14の上面に送られ、表面の印字が完了する。こ
のとき、表面印字後の用紙5は、その印字面が上面に位
置するとともに、用紙5の後端が紙送りローラ3側に位
置することになる。
【0026】続いて、裏面印字を行なう場合は、CPU
17から紙送りモータ駆動回路20に動作信号を出力し
て紙送りローラ3を駆動することにより、前記用紙挿入
部14に設置された表面印字後の用紙5を取出し、プラ
テン1と印字ヘッド2との間に搬送する。この場合に、
前記用紙5は、印字面が上面に位置するとともに、用紙
5の後端が紙送りローラ3側に位置するように用紙挿入
部14に配置されているので、紙送りローラ3を駆動す
ることにより、表面印字後の用紙5は、その後端から搬
送されることになり、そのため、裏面印字を行なう場合
は、用紙5の後端から印字を開始することになる。
17から紙送りモータ駆動回路20に動作信号を出力し
て紙送りローラ3を駆動することにより、前記用紙挿入
部14に設置された表面印字後の用紙5を取出し、プラ
テン1と印字ヘッド2との間に搬送する。この場合に、
前記用紙5は、印字面が上面に位置するとともに、用紙
5の後端が紙送りローラ3側に位置するように用紙挿入
部14に配置されているので、紙送りローラ3を駆動す
ることにより、表面印字後の用紙5は、その後端から搬
送されることになり、そのため、裏面印字を行なう場合
は、用紙5の後端から印字を開始することになる。
【0027】そのため、本実施形態においては、メモリ
21に1頁分の印字情報を記憶させておき、このメモリ
21に記憶された印字情報のうち用紙5の後端側に印字
すべき印字情報すなわち1頁分の印字情報のうち最終の
印字情報から読出し、この印字情報に基づいて、図3
(b)に示すように、用紙5の後端側から印字を行なう
ようになっている。
21に1頁分の印字情報を記憶させておき、このメモリ
21に記憶された印字情報のうち用紙5の後端側に印字
すべき印字情報すなわち1頁分の印字情報のうち最終の
印字情報から読出し、この印字情報に基づいて、図3
(b)に示すように、用紙5の後端側から印字を行なう
ようになっている。
【0028】そして、前記印字動作と同様に、順次用紙
5の後端側から印字を行ない、印字が終了したら、排紙
ローラ15により用紙挿入部14に送られ、これによ
り、両面印字が完了する。
5の後端側から印字を行ない、印字が終了したら、排紙
ローラ15により用紙挿入部14に送られ、これによ
り、両面印字が完了する。
【0029】したがって、本実施形態においては、表面
印字後の用紙5を排紙ガイド16により用紙挿入部14
に搬送することにより、用紙5を反転させるようにして
おり、従来のように用紙5を逆搬送する必要がないの
で、用紙5の搬送機構が簡単となり、制御も容易とな
り、しかも、逆搬送による用紙5の引っ掛かり等を確実
に防止することができ、安定した紙送りを行なうことが
できる。また、裏面印字を行なう場合は、用紙5の後端
から印字を開始することになるが、メモリ21に1頁分
の印字情報を記憶させておき、このメモリ21に記憶さ
れた印字情報のうち最終の印字情報から読出し、この印
字情報に基づいて、用紙5の後端側から印字を行なうよ
うにしているので、裏面印字を適正に行なうことがで
き、容易に、かつ、確実に両面印字を行なうことができ
る。
印字後の用紙5を排紙ガイド16により用紙挿入部14
に搬送することにより、用紙5を反転させるようにして
おり、従来のように用紙5を逆搬送する必要がないの
で、用紙5の搬送機構が簡単となり、制御も容易とな
り、しかも、逆搬送による用紙5の引っ掛かり等を確実
に防止することができ、安定した紙送りを行なうことが
できる。また、裏面印字を行なう場合は、用紙5の後端
から印字を開始することになるが、メモリ21に1頁分
の印字情報を記憶させておき、このメモリ21に記憶さ
れた印字情報のうち最終の印字情報から読出し、この印
字情報に基づいて、用紙5の後端側から印字を行なうよ
うにしているので、裏面印字を適正に行なうことがで
き、容易に、かつ、確実に両面印字を行なうことができ
る。
【0030】また、図4は本発明に係る印字装置の第2
の実施形態を示したもので、本実施形態においては、紙
送りローラ3の後方には、複数の用紙5を収納する給紙
カセット等の給紙装置7が配設されており、この給紙装
置7の先端部には、この給紙装置7に収納された用紙5
を最上位の用紙5から1枚ずつ分離して紙送りローラ3
と小ローラ4との間に搬送する給紙ローラ8が回転駆動
自在に配設されている。さらに、前記給紙装置7の上方
には、所定の用紙5を1枚ずつ給送する用紙挿入部14
が配設されており、この用紙挿入部14の先端部には、
この用紙挿入部14に設置される所定の用紙5を1枚ず
つ前記紙送りローラ3と小ローラ4との間に供給する給
紙ローラ23が配設されている。
の実施形態を示したもので、本実施形態においては、紙
送りローラ3の後方には、複数の用紙5を収納する給紙
カセット等の給紙装置7が配設されており、この給紙装
置7の先端部には、この給紙装置7に収納された用紙5
を最上位の用紙5から1枚ずつ分離して紙送りローラ3
と小ローラ4との間に搬送する給紙ローラ8が回転駆動
自在に配設されている。さらに、前記給紙装置7の上方
には、所定の用紙5を1枚ずつ給送する用紙挿入部14
が配設されており、この用紙挿入部14の先端部には、
この用紙挿入部14に設置される所定の用紙5を1枚ず
つ前記紙送りローラ3と小ローラ4との間に供給する給
紙ローラ23が配設されている。
【0031】また、前記プラテン1の上方には、ほぼ逆
三角形状を有する排紙ガイド24が回転軸25を中心と
して図において左右に揺動駆動自在に配設されており、
この排紙ガイド24の前側には、印字後の用紙5を排出
する排紙カセット26が配設されている。前記排紙ガイ
ド24の前後側近傍には、印字後の用紙5を前記用紙挿
入部14に向けて排紙する戻し排紙ローラ27および印
字後の用紙5を前記排紙カセット26側に排紙する排紙
ローラ28がそれぞれ配設されている。
三角形状を有する排紙ガイド24が回転軸25を中心と
して図において左右に揺動駆動自在に配設されており、
この排紙ガイド24の前側には、印字後の用紙5を排出
する排紙カセット26が配設されている。前記排紙ガイ
ド24の前後側近傍には、印字後の用紙5を前記用紙挿
入部14に向けて排紙する戻し排紙ローラ27および印
字後の用紙5を前記排紙カセット26側に排紙する排紙
ローラ28がそれぞれ配設されている。
【0032】また、図5は本発明の印字装置の制御装置
の実施の一形態を示したもので、本実施形態において
は、所定の印字制御を行なうCPU17には、印字ヘッ
ド駆動回路18、キャリッジモータ駆動回路19、紙送
りモータ駆動回路20およびメモ21リの他に排紙ガイ
ド24を揺動動作させる排紙ガイド駆動回路29が接続
されている。
の実施の一形態を示したもので、本実施形態において
は、所定の印字制御を行なうCPU17には、印字ヘッ
ド駆動回路18、キャリッジモータ駆動回路19、紙送
りモータ駆動回路20およびメモ21リの他に排紙ガイ
ド24を揺動動作させる排紙ガイド駆動回路29が接続
されている。
【0033】その他の部分は、前記実施形態のものと同
様であるため、同一部分には、同一符号を付してその説
明を省略する。
様であるため、同一部分には、同一符号を付してその説
明を省略する。
【0034】次に、本実施形態の作用について説明す
る。
る。
【0035】本実施形態において、所望の両面印字を行
なう場合は、印字選択部22により両面印字を選択し、
この選択信号をCPU17に送る。
なう場合は、印字選択部22により両面印字を選択し、
この選択信号をCPU17に送る。
【0036】まず、表面印字を行なうものであるが、こ
の場合には、CPU17から排紙ガイド駆動回路29に
動作信号を出力して排紙ガイド24を図において反時計
方向に揺動させておく。
の場合には、CPU17から排紙ガイド駆動回路29に
動作信号を出力して排紙ガイド24を図において反時計
方向に揺動させておく。
【0037】そして、手差しにより用紙5を供給する場
合は、用紙挿入部14の上面に所定の用紙5を設置し、
この状態で、CPU17から紙送りモータ駆動回路20
に動作信号を出力して給紙ローラ23を回転駆動すると
ともに、紙送りローラ3を駆動することにより、前記用
紙挿入部14に設置された用紙5を取出し、紙送りロー
ラ3と小ローラ4との間で挟持してプラテン1と印字ヘ
ッド2との間に搬送する。一方、給紙装置7から用紙5
を供給する場合は、給紙ローラ8を回転駆動することに
より、給紙装置7の用紙5を最上位の用紙5から1枚ず
つ分離して紙送りローラ3と小ローラ4との間に搬送
し、紙送りローラ3により、プラテン1と印字ヘッド2
との間に搬送するようになっている。
合は、用紙挿入部14の上面に所定の用紙5を設置し、
この状態で、CPU17から紙送りモータ駆動回路20
に動作信号を出力して給紙ローラ23を回転駆動すると
ともに、紙送りローラ3を駆動することにより、前記用
紙挿入部14に設置された用紙5を取出し、紙送りロー
ラ3と小ローラ4との間で挟持してプラテン1と印字ヘ
ッド2との間に搬送する。一方、給紙装置7から用紙5
を供給する場合は、給紙ローラ8を回転駆動することに
より、給紙装置7の用紙5を最上位の用紙5から1枚ず
つ分離して紙送りローラ3と小ローラ4との間に搬送
し、紙送りローラ3により、プラテン1と印字ヘッド2
との間に搬送するようになっている。
【0038】続いて、所定の印字情報に基づいてCPU
17から印字ヘッド駆動回路18に動作信号を出力して
印字ヘッド2を動作させるとともに、キャリッジモータ
駆動回路19に動作信号を出力してキャリッジを移動さ
せることにより、前記用紙5に対して所望の印字を行な
うものである。そして、用紙5を送りながら印字が進行
すると、用紙5の先端部が排紙ガイド24部分に位置す
ることになるが、表面印字においては、排紙ガイド24
が反時計方向に揺動されているので、印字後の用紙5の
先端部は、排紙ガイド24と戻し排紙ローラ27の間に
案内されることになる。
17から印字ヘッド駆動回路18に動作信号を出力して
印字ヘッド2を動作させるとともに、キャリッジモータ
駆動回路19に動作信号を出力してキャリッジを移動さ
せることにより、前記用紙5に対して所望の印字を行な
うものである。そして、用紙5を送りながら印字が進行
すると、用紙5の先端部が排紙ガイド24部分に位置す
ることになるが、表面印字においては、排紙ガイド24
が反時計方向に揺動されているので、印字後の用紙5の
先端部は、排紙ガイド24と戻し排紙ローラ27の間に
案内されることになる。
【0039】その後、印字が終了したら、印字後の用紙
5は、戻し排紙ローラ27により上方に搬送されなが
ら、排紙ガイド24により用紙挿入部14の上面に送ら
れ、表面の印字が完了する。このとき、表面印字後の用
紙5は、その印字面が上面に位置するとともに、用紙5
の後端が紙送りローラ3側に位置することになる。
5は、戻し排紙ローラ27により上方に搬送されなが
ら、排紙ガイド24により用紙挿入部14の上面に送ら
れ、表面の印字が完了する。このとき、表面印字後の用
紙5は、その印字面が上面に位置するとともに、用紙5
の後端が紙送りローラ3側に位置することになる。
【0040】続いて、裏面印字を行なう場合は、CPU
17から排紙ガイド駆動回路29に動作信号を出力して
排紙ガイド24を図において時計方向に揺動させてお
く。
17から排紙ガイド駆動回路29に動作信号を出力して
排紙ガイド24を図において時計方向に揺動させてお
く。
【0041】そして、CPU17から紙送りモータ駆動
回路20に動作信号を出力して紙送りローラ3を駆動す
ることにより、前記用紙挿入部14に設置された表面印
字後の用紙5を取出し、プラテン1と印字ヘッド2との
間に搬送する。この場合に、前記表面印字後の用紙5
は、前記実施形態と同様に、その後端から搬送されるこ
とになるため、メモリ21に記憶された1頁分の印字情
報のうち用紙5の後端側に印字すべき印字情報すなわち
最終の印字情報から取出し、この印字情報に基づいて用
紙5の後端側から印字を行なうものである。
回路20に動作信号を出力して紙送りローラ3を駆動す
ることにより、前記用紙挿入部14に設置された表面印
字後の用紙5を取出し、プラテン1と印字ヘッド2との
間に搬送する。この場合に、前記表面印字後の用紙5
は、前記実施形態と同様に、その後端から搬送されるこ
とになるため、メモリ21に記憶された1頁分の印字情
報のうち用紙5の後端側に印字すべき印字情報すなわち
最終の印字情報から取出し、この印字情報に基づいて用
紙5の後端側から印字を行なうものである。
【0042】そして、前記印字動作と同様に、順次用紙
5の後端側から印字を行なうものであり、このとき、排
紙ガイド24が時計方向に揺動されているので、印字後
の用紙5の先端部は、排紙ガイド24と排紙ローラ28
の間に案内され、この印字後の用紙5は、排紙ローラ2
8により排紙カセット26に送られ、これにより、両面
印字が完了する。
5の後端側から印字を行なうものであり、このとき、排
紙ガイド24が時計方向に揺動されているので、印字後
の用紙5の先端部は、排紙ガイド24と排紙ローラ28
の間に案内され、この印字後の用紙5は、排紙ローラ2
8により排紙カセット26に送られ、これにより、両面
印字が完了する。
【0043】また、片面印字を行なう場合は、印字選択
部22により片面印字を選択し、この選択信号をCPU
17に送り、CPU17から排紙ガイド駆動回路29に
動作信号を出力して排紙ガイド24を図において時計方
向に揺動させておく。
部22により片面印字を選択し、この選択信号をCPU
17に送り、CPU17から排紙ガイド駆動回路29に
動作信号を出力して排紙ガイド24を図において時計方
向に揺動させておく。
【0044】そして、CPU17から紙送りモータ駆動
回路20に動作信号を出力して紙送りローラ3を駆動す
ることにより、前記用紙挿入部14に設置された用紙5
または給紙装置7の用紙5のいずれかを取出し、紙送り
ローラ3と小ローラ4との間で挟持してプラテン1と印
字ヘッド2との間に搬送する。
回路20に動作信号を出力して紙送りローラ3を駆動す
ることにより、前記用紙挿入部14に設置された用紙5
または給紙装置7の用紙5のいずれかを取出し、紙送り
ローラ3と小ローラ4との間で挟持してプラテン1と印
字ヘッド2との間に搬送する。
【0045】続いて、所定の印字情報に基づいてCPU
17から印字ヘッド駆動回路18に動作信号を出力して
印字ヘッド2を動作させるとともに、キャリッジモータ
駆動回路19に動作信号を出力してキャリッジを移動さ
せることにより、前記用紙5に対して所望の印字を行な
い、その後、印字が終了したら、印字後の用紙5は、排
紙ローラ28により排紙カセット26に排紙される。
17から印字ヘッド駆動回路18に動作信号を出力して
印字ヘッド2を動作させるとともに、キャリッジモータ
駆動回路19に動作信号を出力してキャリッジを移動さ
せることにより、前記用紙5に対して所望の印字を行な
い、その後、印字が終了したら、印字後の用紙5は、排
紙ローラ28により排紙カセット26に排紙される。
【0046】したがって、本実施形態においても、前記
実施形態と同様に、表面印字後の用紙5を戻し排紙ロー
ラ27により用紙挿入部14に搬送することにより、用
紙5を反転させるようにしているので、用紙5の搬送機
構が簡単で制御も容易となり、しかも、安定した紙送り
を行なうことができる。また、裏面印字を適正に行なう
ことができ、容易に、かつ、確実に両面印字を行なうこ
とができる。
実施形態と同様に、表面印字後の用紙5を戻し排紙ロー
ラ27により用紙挿入部14に搬送することにより、用
紙5を反転させるようにしているので、用紙5の搬送機
構が簡単で制御も容易となり、しかも、安定した紙送り
を行なうことができる。また、裏面印字を適正に行なう
ことができ、容易に、かつ、確実に両面印字を行なうこ
とができる。
【0047】なお、本発明は前記実施形態のものに限定
されるものではなく、必要に応じて種々変更することが
可能である。
されるものではなく、必要に応じて種々変更することが
可能である。
【0048】
【発明の効果】以上述べたように本発明に係る印字装置
は、表面印字後の用紙を排紙機構により用紙挿入部に搬
送することにより、用紙を反転させるようにしており、
従来のように用紙を逆搬送する必要がないので、用紙の
搬送機構が簡単となり、制御も容易となり、しかも、逆
搬送による用紙の引っ掛かり等を確実に防止することが
でき、安定した紙送りを行なうことができる。また、裏
面印字を行なう場合は、用紙の後端から印字を開始する
ことになるが、メモリに1頁分の印字情報を記憶させて
おき、このメモリに記憶された印字情報のうち最終の印
字情報から取出し、この印字情報に基づいて、用紙の後
端側から印字を行なうようにしているので、裏面印字を
適正に行なうことができ、容易に、かつ、確実に両面印
字を行なうことができる等の効果を奏する。
は、表面印字後の用紙を排紙機構により用紙挿入部に搬
送することにより、用紙を反転させるようにしており、
従来のように用紙を逆搬送する必要がないので、用紙の
搬送機構が簡単となり、制御も容易となり、しかも、逆
搬送による用紙の引っ掛かり等を確実に防止することが
でき、安定した紙送りを行なうことができる。また、裏
面印字を行なう場合は、用紙の後端から印字を開始する
ことになるが、メモリに1頁分の印字情報を記憶させて
おき、このメモリに記憶された印字情報のうち最終の印
字情報から取出し、この印字情報に基づいて、用紙の後
端側から印字を行なうようにしているので、裏面印字を
適正に行なうことができ、容易に、かつ、確実に両面印
字を行なうことができる等の効果を奏する。
【図1】本発明に係る印字装置の一実施形態を示す概略
構成図
構成図
【図2】図1の印字装置の制御装置の一実施形態を示す
ブロック図
ブロック図
【図3】図3(a)は表面印字状態を示す説明図、図3
(b)は裏面印字状態を示す説明図
(b)は裏面印字状態を示す説明図
【図4】本発明の印字装置の他の実施形態を示す概略構
成図
成図
【図5】図4の印字装置の制御装置の一実施形態を示す
ブロック図
ブロック図
【図6】従来の印字装置を示す概略構成図
1 プラテン 2 印字ヘッド 3 紙送りローラ 5 用紙 14 用紙挿入部 15 排紙ローラ 16 排紙ガイド 17 CPU 21 メモリ 24 排紙ガイド 27 戻し排紙ローラ 28 排紙ローラ
Claims (4)
- 【請求項1】 所定の用紙を挿入する用紙挿入部を配設
するとともに、この用紙挿入部から挿入された用紙を印
字ヘッド部分に搬送する用紙搬送機構を配設し、所定の
印字情報に基づいて前記印字ヘッドを動作させて前記用
紙に所望の印字を行なう印字装置であって、前記印字情
報のうち少なくとも1頁分の印字情報を記憶する記憶手
段を配設し、印字後の用紙を前記用紙挿入部に排出する
排紙機構を配設し、この排紙機構により排紙された用紙
を再度搬送し、前記印字ヘッドにより前記用紙の裏面に
印字を行なうように前記印字情報に基づいて前記用紙搬
送機構と前記印字ヘッドを制御する制御手段を配設した
ことを特徴とする印字装置。 - 【請求項2】 複数の所定の用紙を収納しこの用紙を1
枚ずつ分離して給紙する給紙装置を配設するとともに、
この給紙装置により給紙された用紙を印字ヘッド部分に
搬送する用紙搬送機構を配設し、所定の印字情報に基づ
いて前記印字ヘッドを動作させて前記用紙に所望の印字
を行なう印字装置であって、前記印字情報のうち少なく
とも1頁分の印字情報を記憶する記憶手段を配設し、所
定の用紙を前記用紙搬送機構部分に挿入する用紙挿入部
を配設するとともに、印字後の用紙を前記用紙挿入部に
排出する第1の排紙機構を配設し、この第1の排紙機構
により排紙された用紙を再度搬送し、前記印字ヘッドに
より前記用紙の裏面に印字を行なうように前記印字情報
に基づいて前記用紙搬送機構と前記印字ヘッドを制御す
る制御手段を配設し、裏面印字後の用紙を排出する第2
の排紙機構を配設したことを特徴とする印字装置。 - 【請求項3】 表面印字後の用紙に裏面印字を行なう際
に、前記制御手段により、前記記憶手段に記憶された1
頁分の印字情報を最後から読出して印字ヘッドを制御す
るようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2
に記載の印字装置。 - 【請求項4】 前記制御手段により、前記記憶手段に記
憶された1頁分の印字情報を最初から読出して印字制御
することと、最後から読出して印字制御することとを印
字頁毎に交互に行なうようにしたことを特徴とする請求
項1または請求項2に記載の印字装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25893795A JPH09100072A (ja) | 1995-10-05 | 1995-10-05 | 印字装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25893795A JPH09100072A (ja) | 1995-10-05 | 1995-10-05 | 印字装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09100072A true JPH09100072A (ja) | 1997-04-15 |
Family
ID=17327120
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25893795A Pending JPH09100072A (ja) | 1995-10-05 | 1995-10-05 | 印字装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09100072A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102633703A (zh) * | 2012-04-01 | 2012-08-15 | 山东京博控股股份有限公司 | 一种氧气法合成二氧化硫脲的方法 |
-
1995
- 1995-10-05 JP JP25893795A patent/JPH09100072A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102633703A (zh) * | 2012-04-01 | 2012-08-15 | 山东京博控股股份有限公司 | 一种氧气法合成二氧化硫脲的方法 |
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