[go: up one dir, main page]

JPH0898344A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

Info

Publication number
JPH0898344A
JPH0898344A JP6231357A JP23135794A JPH0898344A JP H0898344 A JPH0898344 A JP H0898344A JP 6231357 A JP6231357 A JP 6231357A JP 23135794 A JP23135794 A JP 23135794A JP H0898344 A JPH0898344 A JP H0898344A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switchgear
gas
group
insulated
cable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6231357A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Okuwa
博 大桑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP6231357A priority Critical patent/JPH0898344A/ja
Publication of JPH0898344A publication Critical patent/JPH0898344A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gas-Insulated Switchgears (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 開閉設備等を設ける地下構造物に、上下方向
に余分な部屋を設ける必要がないガス絶縁開閉装置を提
供する。 【構成】 低電圧開閉装置、高電圧開閉装置の線路回線
41,51の線路回線41の一端を、計器用変圧器6、
線路側接地開閉器5、線路側断路器4、点検用接地開閉
器3、変流器2を介して遮断器1に接続する。線路回線
41,51の他端をユニット連結母線31,32を乗り
越えた位置においてケーブル接続装置7に接続する。ケ
ーブル接続装置7、ユニット連結母線31,32を開閉
装置が配置された部屋に水平方向に隣接するケーブル洞
道15に配置する。ケーブル接続装置7の上部に、電力
ケーブル8の一端を接続し、他端を上方へ延ばして外部
のブッシングに接続する。遮断器1は、点検用接地開閉
器9、母線側断路器10を介して遮断器1に主母線11
に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は開閉装置に係り、特に地
下変電所や開閉所に配置されるガス絶縁開閉装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】変電所等においては、隣接発電所等から
の架空送電線より引き込まれた架線がブッシングに接続
され、このブッシングからの架線が開閉装置を介して変
圧器に接続されている。開閉装置は、このようなブッシ
ングと変圧器との間に介在して、異常電圧が発生した時
や点検作業時に、電路の開閉を行うものである。この開
閉装置の種類は様々であるが、中でもガス絶縁開閉装置
は、空気の数倍の絶縁能力を有するSF6 ガスを用いる
ため、他の開閉装置と比べて絶縁性能、消弧性能に優れ
ているという利点を有する。また、ガス絶縁開閉装置
は、その充電部がすべて完全に金属容器内に収納されて
いるため、外界の影響を受けにくく、消弧媒体を外部に
噴出することがない。よって、ガス絶縁機器を用いたガ
ス絶縁開閉装置は、寸法縮小とあいまって環境調和上優
れている。このため、近年の変電所等においては、ほと
んどガス絶縁開閉装置が使用されている。
【0003】そして、近年では、電力需要の増加に伴
い、電力系統は高電圧・大電流送電が益々必要となる一
方で、特に大都市周辺に変電所等を建設する場合におい
ては、用地取得が非常に困難となってきている。そこ
で、大都市における住宅等との環境調和や安全性の確保
の点から、さらに保守点検のより一層の合理化を図るた
めに、ガス絶縁開閉装置を地下の構造物内に配設する場
合が増加してきている。ただし、地下に構造物を設け、
その内部にガス絶縁開閉装置を配設するためには、それ
だけ地下を掘削する必要がありコストがかかる。このた
め、ガス絶縁開閉装置の配置構成をいかに合理的にし、
設置面積、容積を縮小するかは、変電所全体に要求され
た課題となっている。また、ガス絶縁開閉装置を構成す
る遮断器や開閉器等の開閉設備を立体的に配置し、各機
器相互間の寸法をつめることが行われている。
【0004】このような従来のガス絶縁開閉装置の配置
例を図面にしたがって以下に説明する。すなわち、図
9、図10に示すように、遮断器1の上部端子に線路側
の機器、つまり、計器用変流器2、遮断器1の線路側の
保守用接地開閉器3、線路側断路器4、線路側接地開閉
器5が接続されている。また、遮断器1の下部端子に
は、図11に示すように、遮断器1の母線側保守用接地
開閉器9と母線側断路器10および計器用変圧器6が設
けられ、1回線の機器が構成され、他の回線は母線11
により接続されている。また、遮断器1の水平方向には
電力ケーブル接続部7が設けられている。そして、ケー
ブル接続装置7には、電力ケーブル8の一端が接続さ
れ、他端は下方に延びている。
【0005】以上のような開閉設備群は、地下構造物内
に収容されている。すなわち、地下構造物内には、仕切
壁によって仕切られた複数の部屋が構成され、その一室
の床14に開閉設備群が固定されている。床14には、
電力ケーブル8を通すための穴14aがあけられてい
る。床14の下部には、図12に示すように、ケーブル
処理室12が設けられ、ケーブル処理室12に隣接する
位置にはケーブル洞道13が設けられている。ケーブル
接続装置7は、床14の穴14aを通ってケーブル処理
室12に導かれ、さらにケーブル洞道13を通過して、
外部に引き出されている。また、開閉設備群が複数組あ
る場合には、これらを連絡母線によって接続することに
なるが、この連絡母線や開閉設備群と変圧器との接続用
の電力ケーブルも同様に設置されている。そして、地下
構造物内には、開閉設備群、変圧器それぞれの搬出入の
ためのスペースが設けられている。なお、開閉設備群は
搬出入時には分解することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような従来のガス絶縁開閉装置の一例には、以下のよう
な問題点があった。すなわち、電力ケーブル8はケーブ
ル接続装置7から下方に延びているので、開閉設備群を
設けた部屋の下部には、ケーブル処理室12やケーブル
洞道13等の部屋を設ける必要がある。このように、上
下方向に別の部屋を設けるということは、その分だけ深
く掘削して地下構造物を建設する必要があり、コスト高
となる。
【0007】開閉設備群が複数組ある場合には、これら
を連絡母線によって接続することになるが、この連絡母
線を配設するための部屋を別に設けると、製造コストが
余分にかかる。また、開閉設備群の数が多いと、連絡母
線が長くなり、製造コストアップになる。
【0008】ケーブル接続装置7が開閉設備群と同室
に、かつ接近した位置に設けられているので、ケーブル
接続装置7の周囲に広いスペースを確保することができ
ず、電力ケーブルの端末処理作業がしにくい。
【0009】また、地下構造物内には、防災上の問題よ
り、変圧器室を仕切って消火装置を付ける必要があり、
さらに、開閉設備群、変圧器それぞれの搬出入のための
スペースが必要なため、その分だけ地下構造物が大型化
する。
【0010】本発明は、以上のような従来技術の問題点
を解決するために提案されたものであり、その主たる目
的は、開閉設備等を設ける地下構造物に、上下方向に余
分な部屋を設ける必要がなく、掘削のためのコストが節
約できるガス絶縁開閉装置を提供することである。
【0011】第2の目的は、地下構造物内に、複数組の
開閉設備群を接続するための連絡母線のための部屋を特
別に設ける必要がないガス絶縁開閉装置を提供すること
である。
【0012】第3の目的は、ケーブル接続装置の周囲に
広いスペースを確保することができ、電力ケーブルの端
末処理作業がしやすいガス絶縁開閉装置を提供すること
である。
【0013】第4の目的は、開閉設備群の組数が多くと
も、これらを接続する連絡母線の長さを節約することが
できるガス絶縁開閉装置を提供することである。
【0014】第5の目的は、変圧器室を仕切って消化設
備を設ける必要のないガス絶縁開閉装置を提供すること
である。
【0015】第6の目的は、開閉設備群、変圧器の搬出
入のためのスペースを節約することができるガス絶縁開
閉装置を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】以上のような目的を達成
するために、請求項1記載の発明は、主母線によって互
いに接続されたガス絶縁式の開閉設備群と、前記開閉設
備群を送電線に接続する電力ケーブルと、前記電力ケー
ブルの端部と開閉設備群とを接続するケーブル接続装置
と、前記ケーブル接続装置と前記開閉設備群とを接続す
る線路回線とを有し、前記開閉設備群が仕切壁によって
複数の部屋に仕切られた地下構造物内に設置されたガス
絶縁開閉装置において、前記電力ケーブルが、前記ケー
ブル接続装置から上方に向かって延長する方向に接続さ
れていることを特徴とする。
【0017】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
ガス絶縁開閉装置において、前記開閉設備群が複数組設
けられ、前記地下構造物内における前記開閉設備群が設
置された部屋に対して水平方向に隣接する部屋に前記ケ
ーブル接続装置が配置され、前記主母線に平行な方向に
配置され、前記複数組の開閉設備群を互いに接続する連
絡母線が、前記ケーブル接続装置と同じ部屋に設けら
れ、前記連絡母線に直交する方向に配置され、前記連絡
母線と前記複数組の開閉設備群とを接続する連絡回線が
設けられていることを特徴とする。
【0018】請求項3記載の発明では、請求項2記載の
ガス絶縁開閉装置において、前記線路回線が前記連絡母
線に直交する方向に設けられ、前記ケーブル接続装置が
前記連絡母線を乗り越えた位置に配置されていることを
特徴とする。
【0019】請求項4記載の発明では、請求項3記載の
ガス絶縁開閉装置において、前記開閉設備群の組が同一
直線上に配置され、両端の開閉設備群の組における前記
連絡回線が、中間の開閉設備群の組の側に寄せて配置さ
れていることを特徴とする。
【0020】請求項5記載の発明では、主母線によって
互いに接続されたガス絶縁式の開閉設備群と、前記開閉
設備群を送電線に接続する電力ケーブルと、前記電力ケ
ーブルの端部と開閉設備群とを接続するケーブル接続装
置と、前記ケーブル接続装置と前記開閉設備群とを接続
する線路回線とを有し、前記開閉設備群を仕切壁によっ
て複数の部屋に仕切られた地下構造物内に設置されたガ
ス絶縁開閉装置において、前記地下構造物内における前
記開閉設備群が設置された部屋に対して水平方向に隣接
する部屋にガス絶縁変圧器が配置され、前記開閉設備群
と前記ガス絶縁変圧器とがガス絶縁母線で接続されてい
ることを特徴とする。
【0021】請求項6記載の発明は、請求項5記載のガ
ス絶縁開閉装置において、前記地下構造物内に、ガス絶
縁変圧器および開閉設備群兼用の搬出入スペースが設け
られ、前記ガス絶縁変圧器が前記搬出入スペース近傍に
配置され、前記開閉設備群が前記搬出入スペースから離
れた位置に配置されていることを特徴とする。
【0022】
【作用】以上のような本発明の作用は以下の通りであ
る。すなわち、請求項1記載の発明では、ケーブル接続
装置に接続された電力ケーブルは上方に向かって延びて
いる。したがって、ケーブル処理室等を開閉設備の下部
の部屋に配置する必要はなく、地下構造物に必要な深さ
が低減する。
【0023】請求項2記載の発明では、開閉設備群が設
置された部屋とケーブル接続装置を設置した部屋は水平
方向に隣接し、複数の開閉設備群の間を接続する連絡母
線が、ケーブル接続装置と同じ部屋に設けられているの
で連絡母線用の部屋を特別に設ける必要がない。
【0024】請求項3記載の発明では、ケーブル接続装
置が、連絡母線を乗り越えて開閉設備とは離れた位置に
設置されているので、ケーブル接続装置の周囲には広い
空間が確保できる。したがって、電力ケーブルの端末処
理時のスペースが十分にとれる。
【0025】請求項4記載の発明では、開閉設備群が複
数組連なっている場合に、両端の開閉設備群の組におけ
る連絡回線が、中間にある開閉設備群の組の側に寄せて
配置されている。したがって、開閉設備群を互いに接続
する連絡母線の長さを、複数組連なった開閉設備群の全
長まで長くする必要はない。
【0026】請求項5記載の発明では、ガス絶縁変圧器
が開閉設備群と水平方向に隣接する位置に配置され、互
いの接続をガス絶縁母線で行っているので、変圧器室を
区切って消火装置をつける必要がなくなる。
【0027】請求項6記載の発明では、地下構造物にガ
ス絶縁変圧器および開閉設備群兼用の搬出入スペースが
設けられているので、開閉設備群およびガス絶縁変圧器
それぞれに搬出入のためのスペースをとる必要がない。
また、ガス絶縁変圧器を搬出入スペース近傍に設け、分
解可能な開閉設備群は搬出入スペースから離れた位置に
設けられているので、搬出入に支障はない。
【0028】
【実施例】本発明の一実施例を図面にしたがって以下に
説明する。なお、請求項1〜6記載の開閉設備群は、高
電圧用と低電圧用の2種の開閉設備を1組のユニットと
して、全体として3組のユニットによって構成されてい
るものとする。また、請求項2〜4記載のケーブル接続
装置が配置された部屋はケーブル洞道、連絡母線はユニ
ット連絡母線、連絡回線はユニット連絡回線とする。
【0029】(1)実施例の構成 まず、本実施例の全体の構成を説明する。すなわち、図
1に示すように、ガス絶縁開閉装置は第1ユニット、第
2ユニットおよび第3ユニットによって構成されてい
る。各ユニットは、それぞれを構成する高圧用開閉装置
と低圧用開閉装置とが交互に、且つその主母線軸が平行
となるように配置されている。つまり、図1において左
から、第1ユニットの高電圧開閉装置101a、低電圧
開閉装置102a、第2ユニットの高電圧開閉装置10
1b、低電圧開閉装置102b、第3ユニットの高電圧
開閉装置101c、低電圧開閉装置102cが配置され
ている。以上のような各ユニットは地下構造物内に設置
されている。
【0030】これらの各ユニットには、ユニット同士を
接続するために、ユニット連絡回線およびユニット連結
母線が設けられている。すなわち、高電圧開閉装置には
それぞれユニット連絡回線52a,52b,52cが設
けられ、低電圧開閉装置においてはユニット連絡回線4
2a,42b,42cが設けられている。そして、ユニ
ット連絡回線52a,52b,52cは、ユニット連絡
母線31により連結され、ユニット連絡回線42a,4
2b,42cは、ユニット連結母線32により連絡され
ている。特に、第1ユニットおよび第3ユニットのユニ
ット連絡回線52a,42a,52c,42cは、第2
ユニットよりに配置され、ユニット連結母線31,32
の端部に接続されている。
【0031】さらに、高電圧開閉装置は、遮断器等の開
閉器、ガス絶縁母線25a,25b,25cを介してガ
ス絶縁変圧器21a,21b,21cに接続されてい
る。ガス絶縁変圧器21a,21b,21cは、ガス絶
縁母線24a,24b,24c、遮断器等の開閉器を介
して低電圧開閉装置に接続されている。また、高電圧開
閉装置は、遮断器等の開閉器、ガス絶縁母線23a,2
3b,23cを介してガス絶縁変圧器22a,22b,
22cに接続されている。
【0032】以上のように配置されたガス絶縁開閉装置
には、開閉装置が不適合時や保守点検時に搬出入できる
ように、ガス絶縁変圧器22a,22b,22c,21
a,21b,21cによって平面的空きスペース図中
(X)部が形成されている。この搬出入スペースXに対
して、ガス絶縁変圧器は近接しているが、開閉設備群は
搬出入スペースXから離れた奥側に配置されている。
【0033】次に、各ユニットにおける低電圧開閉装
置、高電圧開閉装置の構成を説明する。すなわち、低電
圧開閉装置は、図2、図3に示すように、ユニット連結
母線31,32に対して直交する方向に設けられた8つ
の線路回線41を有している。これらの線路回線41の
一端は、図5、図6に示すように、計器用変圧器6、線
路側接地開閉器5、線路側断路器4、点検用接地開閉器
3、変流器2を介して遮断器1に接続されている。線路
回線41の他端はユニット連結母線31,32を乗り越
えてケーブル接続装置7に接続されている。ケーブル接
続装置7およびユニット連結母線31,32は開閉装置
が配置された部屋に水平方向に隣接するケーブル洞道1
5に配置されている。
【0034】ケーブル接続装置7の上部には、電力ケー
ブル8の一端が接続され、電力ケーブル8の他端は上方
へ延びて外部に引き出され、ブッシングに接続されてい
る。また、遮断器1は、点検用接地開閉器9、母線側断
路器10をを介して主母線11に接続されている。さら
に、ユニット連結回線42の一端はユニット連結母線3
2に接続され、他端は計器用変圧器6、線路側接地開閉
器5、線路側断路器4、点検用接地開閉器3、変流器2
を介して遮断器1に接続されている。
【0035】高電圧開閉装置は、図2、図4に示すよう
に、ユニット連結母線31,32に対して直交する方向
に設けられた2つの線路回線51を有している。これら
の線路回線41の一端は、図7、図8に示すように、計
器用変圧器6、接地開閉器5、断路器4、点検用接地開
閉器3を介して遮断器1に接続されている。線路回線4
1の他端は、ユニット連結母線31,32を乗り越えて
ケーブル接続装置7に接続されている。ケーブル接続装
置7およびユニット連結回線31,32はケーブル洞道
15に揃えて配置されている。ケーブル接続装置7上部
には、電力ケーブル8の一端が接続され、電力ケーブル
8の他端は上方へ延びて外部に引き出され、ブッシング
に接続されている。また、遮断器1は母線側断路器10
を介して主母線11に接続され、その間には点検用設置
開閉器9が設けられている。
【0036】さらに、ユニット連結回線52の一端は、
ユニット連結母線31に接続され、他端は計器用変圧器
6、接地開閉器5、断路器4、点検用接地開閉器3を介
して遮断器1に接続されている。なお、第1ユニットお
よび第3ユニットにおけるユニット連結回線52は、第
2ユニット側に配置され、それぞれユニット連結母線3
1の端部に接続されている。
【0037】(2)実施例の作用、効果 以上のような構成を有する本実施例の作用、効果は以下
の通りである。すなわち、開閉設備群の部屋に水平方向
に隣接するケーブル洞道15にケーブル接続装置7が設
けられ、電力ケーブル8は上向きに接続されているの
で、ケーブル洞道等をを開閉設備群の下部に設けるより
も地下構造物の高さを低減することができる。したがっ
て、掘削する深度を浅くすることができ、建設費のコス
トダウンを図ることができる。また、各ユニットを接続
するユニット連絡母線31,32を、ケーブル洞道15
に設けたので、ユニット連絡母線31,32の設置スペ
ースを特別に設ける必要がなく、地下構造物全体の縮小
化を図ることができる。
【0038】ケーブル接続装置7は、ユニット連絡母線
31,32を乗り越えて、開閉設備等とは遠く離れた位
置に設置されているので、ケーブル接続装置7の周囲に
広い空間を確保できる。したがって、電力ケーブル8の
端末処理時のスペースが十分にとれ、作業がしやすい。
【0039】第1ユニットおよび第3ユニットにおける
ユニット連絡回線42,52を、第2ユニット側に配置
したので、ユニット連絡母線31,32を第1ユニット
から第3ユニットまでの全長を必要としない。したがっ
て、ユニット連絡母線31,32の長さを短くすること
ができる。
【0040】ガス絶縁変圧器を、開閉設備群に隣接する
部屋に配置し、ガス絶縁変圧器と開閉設備群接続との接
続をガス絶縁母線で行っているので、消化装置等を付け
なくとも防災上問題はなく、変電所の安全性が向上す
る。また、ガス処理等の保守点検設備が共用でき、保守
点検の合理化を図ることができる。
【0041】不適合や保守点検時により分解できるガス
絶縁開閉装置をガス絶縁変圧器よりも搬出入スペースX
に対して奥側に配置し、しかも、開閉設備の搬出入をガ
ス絶縁変圧器間のスペースよりできるようにしたので、
開閉設備とガス絶縁変圧器それぞれに搬出入スペースを
とる必要がなく建屋スペースを縮小できる。
【0042】(3)他の実施例 本発明は以上のような実施例に限定されるものではな
く、各部材の数、大きさ、形状、材質等は適宜変更可能
である。たとえば、開閉設備群を構成する遮断器や開閉
器の数は上記実施例に限定されるものではなく、増減は
自由である。また、開閉設備群のユニットは三つに限定
されるものではなく、増減可能である。
【0043】
【発明の効果】以上説明したような本発明によれば、電
力ケーブルをケーブル接続装置に上方に向かって延びて
いくように接続するという単純な構成によって、開閉設
備等を設ける地下構造物に上下方向に余分な部屋を設け
る必要がなく、掘削のためのコストが節約可能なガス絶
縁開閉装置を提供することができる。
【0044】連絡母線とケーブル接続装置とを同室に設
けるという単純な構成によって、地下構造物内に複数組
の開閉設備群を接続するための連絡母線のための部屋を
特別に設ける必要がないガス絶縁開閉装置を提供するこ
とができる。
【0045】ケーブル接続装置を、連絡母線を乗り越え
て開閉設備とは離れた位置に設置するという単純な構成
によって、ケーブル接続装置の周囲に広いスペースを確
保することができ、電力ケーブルの端末処理作業がしや
すいガス絶縁開閉装置を提供することができる。
【0046】開閉設備群の組数が多くとも、両端の開閉
設備群の組における連絡回線を、中間にある開閉設備群
の組の側に寄せて配置するという単純な構成によって、
連絡母線の長さを節約可能なガス絶縁開閉装置を提供す
ることができる。
【0047】ガス絶縁変圧器を開閉設備群と水平方向に
隣接する位置に配置し、互いの接続をガス絶縁母線で行
うという単純な構成によって、変圧器室を仕切って消化
設備を設ける必要のないガス絶縁開閉装置を提供するこ
とができる。
【0048】地下構造物にガス絶縁変圧器および開閉設
備群兼用の搬出入スペースを設けるという単純な構成に
よって、地下構造物内のスペースを節約可能なガス絶縁
開閉装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のガス絶縁開閉装置全体の平面
図である。
【図2】図1における第2ユニットの詳細を示す平面図
である。
【図3】図2における低電圧開閉装置の平面図である。
【図4】図2における高電圧開閉装置の平面図である。
【図5】図3の線路回線を示す矢視A−A側面図であ
る。
【図6】図3のユニット連絡回線を示す矢視B−B側面
図である。
【図7】図4の線路回線を示す矢視C−C側面図であ
る。
【図8】図4のユニット連絡回線を示す矢視D−D側面
図である。
【図9】従来の低電圧ガス絶縁開閉装置を示す平面図で
ある。
【図10】従来の高電圧開閉装置を示す平面図である。
【図11】従来の低電圧開閉装置の線路回線を示す側面
図である。
【図12】従来の高電圧開閉装置の線路回線を示す側面
図である。
【符号の説明】
1…遮断器 2…変流器 3…保守用接地開閉器 4…線路側断路器 5…線路側接地開閉器 6…計器用変圧器 7…ケーブル接続装置 8…電力ケーブル 9…保守用接地開閉器 10…母線側断路器 11…主母線 12…ケーブル処理室 13,15…ケーブル洞道 14…床 21,22…変圧器 23,24,25…ガス絶縁母線 31,32…ユニット連絡母線 41,51…線路回線 42,52…ユニット連絡回線 43,53…変圧器回線 101…高電圧開閉装置 102…低電圧開閉装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主母線によって互いに接続されたガス絶
    縁式の開閉設備群と、前記開閉設備群を送電線に接続す
    る電力ケーブルと、前記電力ケーブルの端部と開閉設備
    群とを接続するケーブル接続装置と、前記ケーブル接続
    装置と前記開閉設備群とを接続する線路回線とを有し、
    前記開閉設備群が仕切壁によって複数の部屋に仕切られ
    た地下構造物内に設置されたガス絶縁開閉装置におい
    て、 前記電力ケーブルが、前記ケーブル接続装置から上方に
    向かって延長する方向に接続されていることを特徴とす
    るガス絶縁開閉装置。
  2. 【請求項2】 前記開閉設備群が複数組設けられ、前記
    地下構造物内における前記開閉設備群が設置された部屋
    に対して水平方向に隣接する部屋に前記ケーブル接続装
    置が配置され、 前記主母線に平行な方向に配置され、前記複数組の開閉
    設備群を互いに接続する連絡母線が、前記ケーブル接続
    装置と同じ部屋に設けられ、 前記連絡母線に直交する方向に配置され、前記連絡母線
    と前記複数組の開閉設備群とを接続する連絡回線が設け
    られていることを特徴とする請求項1記載のガス絶縁開
    閉装置。
  3. 【請求項3】 前記線路回線が前記連絡母線に直交する
    方向に設けられ、 前記ケーブル接続装置が前記連絡母線を乗り越えた位置
    に配置されていることを特徴とする請求項2記載のガス
    絶縁開閉装置。
  4. 【請求項4】 前記開閉設備群の組が同一直線上に配置
    され、 両端の開閉設備群の組における前記連絡回線が、中間の
    開閉設備群の組の側に寄せて配置されていることを特徴
    とする請求項3記載のガス絶縁開閉装置。
  5. 【請求項5】 主母線によって互いに接続されたガス絶
    縁式の開閉設備群と、前記開閉設備群を送電線に接続す
    る電力ケーブルと、前記電力ケーブルの端部と開閉設備
    群とを接続するケーブル接続装置と、前記ケーブル接続
    装置と前記開閉設備群とを接続する線路回線とを有し、
    前記開閉設備群を仕切壁によって複数の部屋に仕切られ
    た地下構造物内に設置されたガス絶縁開閉装置におい
    て、 前記地下構造物内における前記開閉設備群が設置された
    部屋に対して水平方向に隣接する部屋にガス絶縁変圧器
    が配置され、 前記開閉設備群と前記ガス絶縁変圧器とがガス絶縁母線
    で接続されていることを特徴とする請求項4記載のガス
    絶縁開閉装置。
  6. 【請求項6】 前記地下構造物内に、ガス絶縁変圧器お
    よび開閉設備群兼用の搬出入スペースが設けられ、 前記ガス絶縁変圧器が前記搬出入スペース近傍に配置さ
    れ、 前記開閉設備群が前記搬出入スペースから離れた位置に
    配置されていることを特徴とする請求項5記載のガス絶
    縁開閉装置。
JP6231357A 1994-09-27 1994-09-27 ガス絶縁開閉装置 Pending JPH0898344A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6231357A JPH0898344A (ja) 1994-09-27 1994-09-27 ガス絶縁開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6231357A JPH0898344A (ja) 1994-09-27 1994-09-27 ガス絶縁開閉装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0898344A true JPH0898344A (ja) 1996-04-12

Family

ID=16922357

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6231357A Pending JPH0898344A (ja) 1994-09-27 1994-09-27 ガス絶縁開閉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0898344A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6134101A (en) * 1998-02-06 2000-10-17 Asea Brown Boveri Ag Gas-insulated, metal-enclosed switchgear assembly
CN104167680A (zh) * 2014-07-30 2014-11-26 国家电网公司 一种电缆沟槽嵌入式变电站二次设备地下布置系统及方法
CN104538873A (zh) * 2014-07-30 2015-04-22 国家电网公司 一种管道式变电站二次设备地下布置系统及方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6134101A (en) * 1998-02-06 2000-10-17 Asea Brown Boveri Ag Gas-insulated, metal-enclosed switchgear assembly
CN104167680A (zh) * 2014-07-30 2014-11-26 国家电网公司 一种电缆沟槽嵌入式变电站二次设备地下布置系统及方法
CN104538873A (zh) * 2014-07-30 2015-04-22 国家电网公司 一种管道式变电站二次设备地下布置系统及方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR0126219B1 (ko) 가스절연 개폐장치
US9472926B2 (en) Gas-insulated switchgear arrangement
JP5484638B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
WO1998036480A1 (en) Substation
JPWO2009057218A1 (ja) ガス絶縁開閉装置
US4237520A (en) Gas insulated switch-gear apparatus
JPH0898344A (ja) ガス絶縁開閉装置
JP3357750B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
KR100271678B1 (ko) 가스 절연 금속 폐쇄형 스위치기어
JP2672666B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
JPS5915445B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
US3252055A (en) Polyphase electric switchgear arrangement
JPH0152961B2 (ja)
JP4346172B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
JP2000134732A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH04368404A (ja) ガス絶縁受電設備
JPH02262808A (ja) 集合形変電設備
JP2024000830A (ja) ガス絶縁開閉装置および受変電設備
RU1771028C (ru) Комплектное распределительное устройство наружной установки
JPH1032905A (ja) 集合形変電設備
JPH10295008A (ja) 複合形ガス絶縁変電設備
JPH10108327A (ja) ガス絶縁開閉装置
JP2851125B2 (ja) 集合形変電設備
JPH0442710A (ja) 多段積閉鎖配電盤
JP2013027062A (ja) ガス絶縁開閉装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20040116

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040302

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040629