JPH0895834A - システムダンプ採取方法 - Google Patents
システムダンプ採取方法Info
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- JPH0895834A JPH0895834A JP6232715A JP23271594A JPH0895834A JP H0895834 A JPH0895834 A JP H0895834A JP 6232715 A JP6232715 A JP 6232715A JP 23271594 A JP23271594 A JP 23271594A JP H0895834 A JPH0895834 A JP H0895834A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 26
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 claims abstract description 16
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000011835 investigation Methods 0.000 description 2
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
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- Debugging And Monitoring (AREA)
- Multi Processors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】異常終了時の主記憶装置上のデータを消失する
ことなくシステムダンプを取得することを可能とするシ
ステムダンプ採取方法を提供する。 【構成】計算機システムが異常終了したときに、異常終
了時のシステムダンプを外部記憶装置に採取する手段を
有する計算機システムにおいて、上記計算機システムの
主記憶装置1上に、通常稼働時には使用されないシステ
ムダンプ採取プログラム使用領域3を設け、ハングアッ
プ等によりシステムダンプが採取できないときに、上記
計算機システムをリセットした後、オペレーティングシ
ステムをオペレーティングシステム使用領域2に再ロー
ドする前に、外部記憶装置からシステムダンプ採取プロ
グラムをシステムダンプ採取プログラム使用領域3にロ
ードして実行することによりオペレーティングシステム
使用領域2のシステムダンプを採取することを特徴とす
る。
ことなくシステムダンプを取得することを可能とするシ
ステムダンプ採取方法を提供する。 【構成】計算機システムが異常終了したときに、異常終
了時のシステムダンプを外部記憶装置に採取する手段を
有する計算機システムにおいて、上記計算機システムの
主記憶装置1上に、通常稼働時には使用されないシステ
ムダンプ採取プログラム使用領域3を設け、ハングアッ
プ等によりシステムダンプが採取できないときに、上記
計算機システムをリセットした後、オペレーティングシ
ステムをオペレーティングシステム使用領域2に再ロー
ドする前に、外部記憶装置からシステムダンプ採取プロ
グラムをシステムダンプ採取プログラム使用領域3にロ
ードして実行することによりオペレーティングシステム
使用領域2のシステムダンプを採取することを特徴とす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、計算機システムに適用
して好適なシステムダンプ採取方法に係り、特に計算機
システムがハングアップしてしまった場合においても、
異常終了時の主記憶装置上のデータを消失することなく
システムダンプを取得することを可能とするシステムダ
ンプ採取方法に関する。
して好適なシステムダンプ採取方法に係り、特に計算機
システムがハングアップしてしまった場合においても、
異常終了時の主記憶装置上のデータを消失することなく
システムダンプを取得することを可能とするシステムダ
ンプ採取方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の計算機システムに適用されるシス
テムダンプ採取方法において、異常終了時の記憶情報の
採取、即ちシステムダンプの採取を行う場合、システム
ダンプ採取プログラムを実行することにより、異常終了
した時点での主記憶装置上の記憶情報をシステムダンプ
として磁気テープ装置等の外部記憶装置に退避させてい
た。
テムダンプ採取方法において、異常終了時の記憶情報の
採取、即ちシステムダンプの採取を行う場合、システム
ダンプ採取プログラムを実行することにより、異常終了
した時点での主記憶装置上の記憶情報をシステムダンプ
として磁気テープ装置等の外部記憶装置に退避させてい
た。
【0003】しかし、計算機システムがハングアップし
てしまったような場合には、システムダンプ採取プログ
ラムを実行することができず、かつ、計算機システムを
リセットしてオペレーティングシステムを主記憶装置上
に再ロードしなければならないために、異常終了時のシ
ステムダンプを外部記憶装置へ退避させることができず
に消失してしまい、これによりハングアップの要因を調
査することが非常に困難となり、又は不可能となるとい
った問題があった。
てしまったような場合には、システムダンプ採取プログ
ラムを実行することができず、かつ、計算機システムを
リセットしてオペレーティングシステムを主記憶装置上
に再ロードしなければならないために、異常終了時のシ
ステムダンプを外部記憶装置へ退避させることができず
に消失してしまい、これによりハングアップの要因を調
査することが非常に困難となり、又は不可能となるとい
った問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のシステムダンプ採取方法においては、計算機システム
がハングアップしてしまったような場合に、異常終了時
のシステムダンプを外部記憶装置へ退避させることがで
きずに消失してしまい、これによりハングアップの要因
を調査することが非常に困難となり、又は不可能となる
といった問題があった。
のシステムダンプ採取方法においては、計算機システム
がハングアップしてしまったような場合に、異常終了時
のシステムダンプを外部記憶装置へ退避させることがで
きずに消失してしまい、これによりハングアップの要因
を調査することが非常に困難となり、又は不可能となる
といった問題があった。
【0005】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であり、計算機システムがハングアップしてしまった場
合においても、異常終了時の主記憶装置上のデータを消
失することなくシステムダンプを取得することを可能と
するシステムダンプ採取方法を提供することを目的とす
る。
であり、計算機システムがハングアップしてしまった場
合においても、異常終了時の主記憶装置上のデータを消
失することなくシステムダンプを取得することを可能と
するシステムダンプ採取方法を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるシステムダ
ンプ採取方法は、計算機システムが異常終了したとき
に、異常終了時のシステムダンプを外部記憶装置に採取
する手段を有する計算機システムにおいて、上記計算機
システムの主記憶装置上の領域に、通常稼働時には使用
されない空き領域を設け、ハングアップ等によりシステ
ムダンプが採取できないときに、上記計算機システムを
リセットした後、オペレーティングシステムを上記主記
憶装置上に再ロードする前に、外部記憶装置からシステ
ムダンプ採取プログラムを上記空き領域にロードして実
行することによりシステムダンプを採取することを特徴
とする。
ンプ採取方法は、計算機システムが異常終了したとき
に、異常終了時のシステムダンプを外部記憶装置に採取
する手段を有する計算機システムにおいて、上記計算機
システムの主記憶装置上の領域に、通常稼働時には使用
されない空き領域を設け、ハングアップ等によりシステ
ムダンプが採取できないときに、上記計算機システムを
リセットした後、オペレーティングシステムを上記主記
憶装置上に再ロードする前に、外部記憶装置からシステ
ムダンプ採取プログラムを上記空き領域にロードして実
行することによりシステムダンプを採取することを特徴
とする。
【0007】また、本発明によるシステムダンプ採取方
法は、静的又は動的にアロケーションされた上記主記憶
装置上の領域を管理するテーブル情報からシステムダン
プを取得すべき領域のリストを予め作成しておき、この
リストに示された領域のみシステムダンプを採取するこ
とを特徴とする。
法は、静的又は動的にアロケーションされた上記主記憶
装置上の領域を管理するテーブル情報からシステムダン
プを取得すべき領域のリストを予め作成しておき、この
リストに示された領域のみシステムダンプを採取するこ
とを特徴とする。
【0008】また、本発明によるシステムダンプ採取方
法は、上記主記憶装置上の領域に、計算機システムの実
行履歴を記憶するリングバッファ領域を設け、この実行
履歴をシステムダンプとして採取することを特徴とす
る。
法は、上記主記憶装置上の領域に、計算機システムの実
行履歴を記憶するリングバッファ領域を設け、この実行
履歴をシステムダンプとして採取することを特徴とす
る。
【0009】また、本発明によるシステムダンプ採取方
法は、上記空き領域に、まず外部記憶装置からデータ圧
縮プログラムをロードして、このデータ圧縮プログラム
を実行し上記主記憶装置上のデータを圧縮した後、拡張
された空き領域に上記システムダンプ採取プログラムを
ロードして実行することによりシステムダンプを採取す
ることを特徴とする。
法は、上記空き領域に、まず外部記憶装置からデータ圧
縮プログラムをロードして、このデータ圧縮プログラム
を実行し上記主記憶装置上のデータを圧縮した後、拡張
された空き領域に上記システムダンプ採取プログラムを
ロードして実行することによりシステムダンプを採取す
ることを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明の構成によれば、計算機システムがオペ
レーションシステムの障害等によりハングアップして異
常終了してしまったような場合に、まずオペレータは、
システムダンプ退避用の例えば磁気テープ等を磁気テー
プ装置に装着するとともに、システムダンプ採取プログ
ラムの格納された例えばフロッピィディスク等をフロッ
ピィディスク装置に装着する。この後オペレータは、コ
ンソールパネルを操作して所定の設定を行い、計算機シ
ステムをリセットするが、この操作により計算機システ
ムは、まず、主記憶装置上の領域に設けられた通常稼働
時には使用されない空き領域に、フロッピィディスク等
に格納されたシステムダンプ採取プログラムをロードし
て、このシステムダンプ採取プログラムを実行する。即
ち、計算機システムは、この空き領域にロードされたシ
ステムダンプ採取プログラムを実行することにより、主
記憶装置上に記憶されている異常終了時のシステムダン
プを磁気テープ等に退避してシステムダンプの採取を行
う。そして、このシステムダンプの採取後に、オペレー
ティングシステムを上記主記憶装置上に再ロードし、計
算機システムの復旧作業を終了する。
レーションシステムの障害等によりハングアップして異
常終了してしまったような場合に、まずオペレータは、
システムダンプ退避用の例えば磁気テープ等を磁気テー
プ装置に装着するとともに、システムダンプ採取プログ
ラムの格納された例えばフロッピィディスク等をフロッ
ピィディスク装置に装着する。この後オペレータは、コ
ンソールパネルを操作して所定の設定を行い、計算機シ
ステムをリセットするが、この操作により計算機システ
ムは、まず、主記憶装置上の領域に設けられた通常稼働
時には使用されない空き領域に、フロッピィディスク等
に格納されたシステムダンプ採取プログラムをロードし
て、このシステムダンプ採取プログラムを実行する。即
ち、計算機システムは、この空き領域にロードされたシ
ステムダンプ採取プログラムを実行することにより、主
記憶装置上に記憶されている異常終了時のシステムダン
プを磁気テープ等に退避してシステムダンプの採取を行
う。そして、このシステムダンプの採取後に、オペレー
ティングシステムを上記主記憶装置上に再ロードし、計
算機システムの復旧作業を終了する。
【0011】これにより、計算機システムがハングアッ
プしてしまったような場合であっても、異常終了時の主
記憶装置上のデータを消失することなくシステムダンプ
を取得することが可能となり、ハングアップの要因の調
査の効率を飛躍的に向上させることができる。
プしてしまったような場合であっても、異常終了時の主
記憶装置上のデータを消失することなくシステムダンプ
を取得することが可能となり、ハングアップの要因の調
査の効率を飛躍的に向上させることができる。
【0012】また、本発明の構成によれば、ハングアッ
プの要因の調査に必要と思われる主記憶装置上の領域に
ついて、予めそのアロケーション情報を管理するテーブ
ル情報からダンプ取得リストを作成しておき、例えばシ
ステムダンプ採取プログラムとともにフロッピィディス
ク等に格納しておく。そして、システムダンプ採取プロ
グラムのロード時に、同時にこのリストを空き領域に取
り込み、システムダンプ採取プログラムは、このリスト
に示された領域のシステムダンプのみの採取を行う。
プの要因の調査に必要と思われる主記憶装置上の領域に
ついて、予めそのアロケーション情報を管理するテーブ
ル情報からダンプ取得リストを作成しておき、例えばシ
ステムダンプ採取プログラムとともにフロッピィディス
ク等に格納しておく。そして、システムダンプ採取プロ
グラムのロード時に、同時にこのリストを空き領域に取
り込み、システムダンプ採取プログラムは、このリスト
に示された領域のシステムダンプのみの採取を行う。
【0013】これにより、不要なシステムダンプの取得
を防止でき、処理時間の短縮、磁気テープ等の有効利
用、及び処理効率の向上が図られる。また、本発明の構
成によれば、計算機システムの実行履歴を所定量、主記
憶装置上の領域に設けたリングバッファ領域内に採取し
ておく。そして、異常終了時に、システムダンプとして
外部記憶装置に退避させる。
を防止でき、処理時間の短縮、磁気テープ等の有効利
用、及び処理効率の向上が図られる。また、本発明の構
成によれば、計算機システムの実行履歴を所定量、主記
憶装置上の領域に設けたリングバッファ領域内に採取し
ておく。そして、異常終了時に、システムダンプとして
外部記憶装置に退避させる。
【0014】これにより、異常終了時の計算機システム
の実行内容が取得でき、ハングアップの要因の調査の効
率をより向上させることができることとなる。また、本
発明の構成によれば、ハングアップが発生した際、主記
憶装置上の領域に設けられた空き領域に、まず、外部記
憶装置からデータ圧縮プログラムをロードする。そし
て、このデータ圧縮プログラムを実行し主記憶装置上の
データを圧縮する。
の実行内容が取得でき、ハングアップの要因の調査の効
率をより向上させることができることとなる。また、本
発明の構成によれば、ハングアップが発生した際、主記
憶装置上の領域に設けられた空き領域に、まず、外部記
憶装置からデータ圧縮プログラムをロードする。そし
て、このデータ圧縮プログラムを実行し主記憶装置上の
データを圧縮する。
【0015】さらに、この圧縮を行うことにより拡大し
た空き領域に、今度はシステムダンプ採取プログラムを
ロードして実行することにより、上述したようなシステ
ムダンプの採取を行う。これにより、予め確保すべき空
き領域を小さくすることができ、主記憶装置の有効利用
が図られることになる。
た空き領域に、今度はシステムダンプ採取プログラムを
ロードして実行することにより、上述したようなシステ
ムダンプの採取を行う。これにより、予め確保すべき空
き領域を小さくすることができ、主記憶装置の有効利用
が図られることになる。
【0016】
【実施例】以下図面を参照して本発明の一実施例を説明
する。図1は本発明の実施例に係るシステムダンプ採取
方法を適用してなる計算機システムの概略構成を示すブ
ロック図である。
する。図1は本発明の実施例に係るシステムダンプ採取
方法を適用してなる計算機システムの概略構成を示すブ
ロック図である。
【0017】図1に示すように、本発明の実施例に係る
システムダンプ採取方法を適用してなる計算機システム
は、主記憶装置1、プロセッサ4、コンソールパネル
5、磁気ディスク装置6、フロッピィディスク装置7、
及び磁気テープ装置8により構成されている。また、主
記憶装置1上の領域は、通常稼働時にオペレーティング
システムに使用されるオペレーティングシステム使用領
域2と、ハングアップ時に稼働するシステムダンプ採取
プログラムに使用されるシステムダンプ採取プログラム
使用領域3とに分けられている。そして、プロセッサ4
と、主記憶装置1、磁気ディスク装置6、フロッピィデ
ィスク装置7、及び磁気テープ装置8とのデータの送受
信は、データバス9を介して行われる。
システムダンプ採取方法を適用してなる計算機システム
は、主記憶装置1、プロセッサ4、コンソールパネル
5、磁気ディスク装置6、フロッピィディスク装置7、
及び磁気テープ装置8により構成されている。また、主
記憶装置1上の領域は、通常稼働時にオペレーティング
システムに使用されるオペレーティングシステム使用領
域2と、ハングアップ時に稼働するシステムダンプ採取
プログラムに使用されるシステムダンプ採取プログラム
使用領域3とに分けられている。そして、プロセッサ4
と、主記憶装置1、磁気ディスク装置6、フロッピィデ
ィスク装置7、及び磁気テープ装置8とのデータの送受
信は、データバス9を介して行われる。
【0018】このコンソールパネル5は、計算機システ
ムのリセットやブートを制御するものであり、ディップ
スイッチ等により処理の設定を行う。また、磁気ディス
ク装置6には同実施例に係る計算機システムのオペレー
ティングシステムが格納されている。
ムのリセットやブートを制御するものであり、ディップ
スイッチ等により処理の設定を行う。また、磁気ディス
ク装置6には同実施例に係る計算機システムのオペレー
ティングシステムが格納されている。
【0019】次に、図2を参照して同実施例に係るシス
テムダンプ採取方法の動作手順を説明する。図2は、同
実施例に係るシステムダンプ採取方法の動作手順を説明
するためのフローチャートである。
テムダンプ採取方法の動作手順を説明する。図2は、同
実施例に係るシステムダンプ採取方法の動作手順を説明
するためのフローチャートである。
【0020】計算機システムが、オペレーティングシス
テムのバグ等によりハングアップして異常終了してしま
った場合、オペレータは、まずシステムダンプ退避用の
磁気テープを磁気テープ装置8に装着する(図2のステ
ップA1)。そして、これとともに、システムダンプ採
取プログラムの格納されたフロッピィディスクをフロッ
ピィディスク装置7に装着する(図2のステップA
2)。
テムのバグ等によりハングアップして異常終了してしま
った場合、オペレータは、まずシステムダンプ退避用の
磁気テープを磁気テープ装置8に装着する(図2のステ
ップA1)。そして、これとともに、システムダンプ採
取プログラムの格納されたフロッピィディスクをフロッ
ピィディスク装置7に装着する(図2のステップA
2)。
【0021】このシステムダンプ退避用の磁気テープ、
及びシステムダンプ採取プログラムの格納されたフロッ
ピィディスクの装着後、オペレータは、コンソールパネ
ルを操作して、フロッピィディスクから再ブートされる
ように設定して計算機システムのリセットを行う(図2
のステップA3)。
及びシステムダンプ採取プログラムの格納されたフロッ
ピィディスクの装着後、オペレータは、コンソールパネ
ルを操作して、フロッピィディスクから再ブートされる
ように設定して計算機システムのリセットを行う(図2
のステップA3)。
【0022】この操作により、計算機システムは、フロ
ッピィディスク装置7に装着されたフロッピィディスク
内のシステムダンプ採取プログラムを主記憶装置1上の
システムダンプ採取プログラム使用領域3にロードし、
これを実行することによりオペレーティングシステム使
用領域2のシステムダンプを磁気テープ装置8に装着さ
れた磁気テープに退避する(図2のステップA4)。
ッピィディスク装置7に装着されたフロッピィディスク
内のシステムダンプ採取プログラムを主記憶装置1上の
システムダンプ採取プログラム使用領域3にロードし、
これを実行することによりオペレーティングシステム使
用領域2のシステムダンプを磁気テープ装置8に装着さ
れた磁気テープに退避する(図2のステップA4)。
【0023】このシステムダンプの採取が終了した後、
今度は磁気ディスク装置6に格納されたオペレーティン
グシステムを主記憶装置1上のオペレーティングシステ
ム使用領域2に再ロードすることにより計算機システム
の復旧作業を終了する(図2のステップA5)。
今度は磁気ディスク装置6に格納されたオペレーティン
グシステムを主記憶装置1上のオペレーティングシステ
ム使用領域2に再ロードすることにより計算機システム
の復旧作業を終了する(図2のステップA5)。
【0024】これにより、計算機システムがハングアッ
プしてしまったような場合であっても、異常終了時の主
記憶装置上のデータを消失することなくシステムダンプ
を取得することが可能となる。
プしてしまったような場合であっても、異常終了時の主
記憶装置上のデータを消失することなくシステムダンプ
を取得することが可能となる。
【0025】また、例えば、主記憶装置1上のオペレー
ティングシステム使用領域2内が、図3の(a)に示す
ようにアロケーションされていた場合に、ハングアップ
の要因の調査に必要と思われる主記憶装置上の領域、即
ち、オペレーティングシステム使用領域2内のダンプエ
リア13a〜13cについて、予め図3の(b)に示す
ようなダンプアドレス11及びダンプサイズ12からな
るダンプリスト10を作成しておき、例えばシステムダ
ンプ採取プログラムを格納したフロッピィディスク内に
ともに格納しておく。そして、上述した手順でフロッピ
ィディスクから再ブートされた際に、システムダンプ採
取プログラムとともにシステムダンプ採取プログラム使
用領域3に取り込む。ここで、システムダンプ採取プロ
グラムは、このダンプリスト10の内容に従って、主記
憶装置1上のオペレーティングシステム使用領域2内か
らダンプエリア13a〜13cのみを磁気デープ装置8
に装着された磁気デープに退避する。
ティングシステム使用領域2内が、図3の(a)に示す
ようにアロケーションされていた場合に、ハングアップ
の要因の調査に必要と思われる主記憶装置上の領域、即
ち、オペレーティングシステム使用領域2内のダンプエ
リア13a〜13cについて、予め図3の(b)に示す
ようなダンプアドレス11及びダンプサイズ12からな
るダンプリスト10を作成しておき、例えばシステムダ
ンプ採取プログラムを格納したフロッピィディスク内に
ともに格納しておく。そして、上述した手順でフロッピ
ィディスクから再ブートされた際に、システムダンプ採
取プログラムとともにシステムダンプ採取プログラム使
用領域3に取り込む。ここで、システムダンプ採取プロ
グラムは、このダンプリスト10の内容に従って、主記
憶装置1上のオペレーティングシステム使用領域2内か
らダンプエリア13a〜13cのみを磁気デープ装置8
に装着された磁気デープに退避する。
【0026】これにより、ハングアップの要因の調査に
必要と思われる領域のシステムダンプのみを採取するこ
ととなり、処理時間の短縮、磁気テープ等の有効利用、
及び処理効率の向上が図られる。
必要と思われる領域のシステムダンプのみを採取するこ
ととなり、処理時間の短縮、磁気テープ等の有効利用、
及び処理効率の向上が図られる。
【0027】また、例えば図4に示すように、主記憶装
置1上のオペレーティングシステム使用領域2内に、オ
ペレーティングシステムにて発生したイベント情報を実
行履歴として格納する記憶領域14を設ける。
置1上のオペレーティングシステム使用領域2内に、オ
ペレーティングシステムにて発生したイベント情報を実
行履歴として格納する記憶領域14を設ける。
【0028】そして、例えばオペレーティングシステム
が、割り込み処理、コンテキストスイッチ処理等を行っ
た際に、処理した内容を示す情報を実行履歴として記憶
領域14に格納する。この記憶領域14は、リングバッ
ファとして使用され、巡回して所定量の実行履歴を記憶
する。
が、割り込み処理、コンテキストスイッチ処理等を行っ
た際に、処理した内容を示す情報を実行履歴として記憶
領域14に格納する。この記憶領域14は、リングバッ
ファとして使用され、巡回して所定量の実行履歴を記憶
する。
【0029】これにより、計算機システムがハングアッ
プしてしまったような場合であっても、異常終了時にお
けるオペレーティングシステムの実行内容を取得するこ
とが可能となり、ハングアップの要因の調査の効率をよ
り飛躍的に向上させることができる。
プしてしまったような場合であっても、異常終了時にお
けるオペレーティングシステムの実行内容を取得するこ
とが可能となり、ハングアップの要因の調査の効率をよ
り飛躍的に向上させることができる。
【0030】また、例えば、システムダンプ採取プログ
ラムを格納したフロッピィディスク内にデータ圧縮プロ
グラムを格納しておき、上述した手順でフロッピィディ
スクから再ブートされた際に、まず、データ圧縮プログ
ラムが主記憶装置1上のシステムダンプ採取プログラム
使用領域3にロードされるように設定する。そして、こ
のデータ圧縮プログラムを実行することにより、オペレ
ーティングシステム使用領域上のデータを圧縮し、これ
により拡大したシステムダンプ採取プログラム使用領域
3に、今度はシステムダンプ採取プログラムをロードし
て実行する。
ラムを格納したフロッピィディスク内にデータ圧縮プロ
グラムを格納しておき、上述した手順でフロッピィディ
スクから再ブートされた際に、まず、データ圧縮プログ
ラムが主記憶装置1上のシステムダンプ採取プログラム
使用領域3にロードされるように設定する。そして、こ
のデータ圧縮プログラムを実行することにより、オペレ
ーティングシステム使用領域上のデータを圧縮し、これ
により拡大したシステムダンプ採取プログラム使用領域
3に、今度はシステムダンプ採取プログラムをロードし
て実行する。
【0031】これにより、予め確保すべきシステムダン
プ採取プログラム使用領域3を小さくすることができ、
主記憶装置1の有効利用が図られることになる。なお、
同実施例では、システムダンプ採取プログラム、ダンプ
リスト、及びデータ圧縮プログラムをフロッピィディス
クに格納する場合を示したが、これに限るものではな
く、コンソールパネル上の設定によっては、磁気ディス
ク装置等であっても何等問題はない。
プ採取プログラム使用領域3を小さくすることができ、
主記憶装置1の有効利用が図られることになる。なお、
同実施例では、システムダンプ採取プログラム、ダンプ
リスト、及びデータ圧縮プログラムをフロッピィディス
クに格納する場合を示したが、これに限るものではな
く、コンソールパネル上の設定によっては、磁気ディス
ク装置等であっても何等問題はない。
【0032】
【発明の効果】以上詳記したように本発明のシステムダ
ンプ採取方法によれば、計算機システムがオペレーティ
ングシステムの障害発生等によりハングアップした状態
で異常終了した場合においても、異常終了時の主記憶装
置上のデータを消失することなくシステムダンプを取得
することが可能となり、ハングアップの要因の調査の効
率を飛躍的に向上させることができる。
ンプ採取方法によれば、計算機システムがオペレーティ
ングシステムの障害発生等によりハングアップした状態
で異常終了した場合においても、異常終了時の主記憶装
置上のデータを消失することなくシステムダンプを取得
することが可能となり、ハングアップの要因の調査の効
率を飛躍的に向上させることができる。
【0033】また、予めハングアップの要因の調査に必
要と思われる主記憶装置上の領域についてのリストを作
成しておくことにより、不要なシステムダンプの取得を
防止でき、処理時間の短縮、磁気テープ等の有効利用、
及び処理効率の向上が図られる。
要と思われる主記憶装置上の領域についてのリストを作
成しておくことにより、不要なシステムダンプの取得を
防止でき、処理時間の短縮、磁気テープ等の有効利用、
及び処理効率の向上が図られる。
【図1】本発明の実施例に係るシステムダンプ採取方法
を適用してなる計算機システムの概略構成を示すブロッ
ク図。
を適用してなる計算機システムの概略構成を示すブロッ
ク図。
【図2】同実施例に係るシステムダンプ採取方法を説明
するためのフローチャート。
するためのフローチャート。
【図3】同実施例に係る主記憶装置のメモリマップを説
明するための概念図。
明するための概念図。
【図4】同実施例に係る主記憶装置のメモリマップを説
明するための概念図。
明するための概念図。
1…主記憶装置、2…オペレーティングシステム使用領
域、3…システムダンプ採取プログラム使用領域、4…
プロセッサ、5…コンソールパネル、6…磁気ディスク
装置、7…フロッピィディスク装置、8…磁気テープ装
置、9…データバス、10…ダンプリスト、11…ダン
プアドレス、12…ダンプサイズ、13a,13b,1
3c…ダンプエリア、14…記憶領域。
域、3…システムダンプ採取プログラム使用領域、4…
プロセッサ、5…コンソールパネル、6…磁気ディスク
装置、7…フロッピィディスク装置、8…磁気テープ装
置、9…データバス、10…ダンプリスト、11…ダン
プアドレス、12…ダンプサイズ、13a,13b,1
3c…ダンプエリア、14…記憶領域。
Claims (4)
- 【請求項1】 計算機システムが異常終了したときに、
異常終了時のシステムダンプを外部記憶装置に採取する
手段を有する計算機システムにおいて、 上記計算機システムの主記憶装置上の領域に、通常稼働
時には使用されない空き領域を設け、ハングアップ等に
よりシステムダンプが採取できないときに、上記計算機
システムをリセットした後、オペレーティングシステム
を上記主記憶装置上に再ロードする前に、外部記憶装置
からシステムダンプ採取プログラムを上記空き領域にロ
ードして実行することによりシステムダンプを採取する
ことを特徴とするシステムダンプ採取方法。 - 【請求項2】 静的又は動的にアロケーションされた上
記主記憶装置上の領域を管理するテーブル情報からシス
テムダンプを取得すべき領域のリストを予め作成してお
き、このリストに示された領域のみシステムダンプを採
取することを特徴とする請求項1記載のシステムダンプ
採取方法。 - 【請求項3】 上記主記憶装置上の領域に、計算機シス
テムの実行履歴を記憶するリングバッファ領域を設け、
この実行履歴をシステムダンプとして採取することを特
徴とする請求項1記載のシステムダンプ採取方法。 - 【請求項4】 上記空き領域に、まず外部記憶装置から
データ圧縮プログラムをロードして、このデータ圧縮プ
ログラムを実行し上記主記憶装置上のデータを圧縮した
後、拡張された空き領域に上記システムダンプ採取プロ
グラムをロードして実行することによりシステムダンプ
を採取することを特徴とする請求項1記載のシステムダ
ンプ採取方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6232715A JPH0895834A (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | システムダンプ採取方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6232715A JPH0895834A (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | システムダンプ採取方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0895834A true JPH0895834A (ja) | 1996-04-12 |
Family
ID=16943656
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6232715A Pending JPH0895834A (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | システムダンプ採取方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0895834A (ja) |
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-
1994
- 1994-09-28 JP JP6232715A patent/JPH0895834A/ja active Pending
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