JPH0895611A - プログラマブルコントローラおよびその保守ツール - Google Patents
プログラマブルコントローラおよびその保守ツールInfo
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- JPH0895611A JPH0895611A JP6257289A JP25728994A JPH0895611A JP H0895611 A JPH0895611 A JP H0895611A JP 6257289 A JP6257289 A JP 6257289A JP 25728994 A JP25728994 A JP 25728994A JP H0895611 A JPH0895611 A JP H0895611A
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- data
- simulation
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- memory
- control program
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- 238000004088 simulation Methods 0.000 claims abstract description 149
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims abstract description 33
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 35
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 27
- 238000013500 data storage Methods 0.000 claims description 13
- 230000002401 inhibitory effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 17
- 238000000034 method Methods 0.000 description 14
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- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
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- 238000012795 verification Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Programmable Controllers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 条件メモリ部7は、データメモリ部9の演算
用データと模擬用データのいずれのデータを用いて演算
処理するか、演算処理結果を書込禁止するか否かを模擬
実行情報として予め設定し、保守伝送部8は、模擬実行
のために保守ツール10から入力された模擬用データを
データメモリ部9の模擬用メモリへ格納する一方、模擬
実行情報を条件メモリ部7へ格納する。データメモリ部
9は、演算用メモリと、この演算用メモリとビットアド
レスが対応する模擬用メモリとからなっている。主制御
部8は制御プログラムがデータの書込み命令で、かつ、
条件メモリ部の対応するビットアドレスが模擬実行のと
きデータの書込みを禁止する。 【効果】 デバック時間の短縮を図る。
用データと模擬用データのいずれのデータを用いて演算
処理するか、演算処理結果を書込禁止するか否かを模擬
実行情報として予め設定し、保守伝送部8は、模擬実行
のために保守ツール10から入力された模擬用データを
データメモリ部9の模擬用メモリへ格納する一方、模擬
実行情報を条件メモリ部7へ格納する。データメモリ部
9は、演算用メモリと、この演算用メモリとビットアド
レスが対応する模擬用メモリとからなっている。主制御
部8は制御プログラムがデータの書込み命令で、かつ、
条件メモリ部の対応するビットアドレスが模擬実行のと
きデータの書込みを禁止する。 【効果】 デバック時間の短縮を図る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、監視や制御のためのプ
ログラマブルコントローラの制御プログラムをデバック
するのに好適なプログラマブルコントローラおよびその
保守ツールに関する。
ログラマブルコントローラの制御プログラムをデバック
するのに好適なプログラマブルコントローラおよびその
保守ツールに関する。
【0002】
【従来の技術】図15に従来のプログラマブルコントロ
ーラのブロック構成図を示す。
ーラのブロック構成図を示す。
【0003】図において、プログラマブルコントローラ
1は、主制御部2と外部入出力部3とプログラム格納部
4とデータメモリ部5とから構成され、データ線6によ
って接続されている。
1は、主制御部2と外部入出力部3とプログラム格納部
4とデータメモリ部5とから構成され、データ線6によ
って接続されている。
【0004】主制御部2は、演算処理部としてのマイク
ロプロセッサを備え、プログラム格納部4に格納された
制御プログラムに従ってデータメモリ部5の演算用デー
タを用いて演算処理を実行してその結果をデータメモリ
部5へ格納する。
ロプロセッサを備え、プログラム格納部4に格納された
制御プログラムに従ってデータメモリ部5の演算用デー
タを用いて演算処理を実行してその結果をデータメモリ
部5へ格納する。
【0005】外部入出力部3は、プラントのデータを取
り込みデータメモリ部5へ格納する一方、データメモリ
部5へ格納されたデータをプラントへ出力するインター
フェースである。
り込みデータメモリ部5へ格納する一方、データメモリ
部5へ格納されたデータをプラントへ出力するインター
フェースである。
【0006】プログラム格納部4は、後述する保守ツー
ルにより作成された制御プログラムを格納する。データ
メモリ部5は、演算用のデータを格納する。
ルにより作成された制御プログラムを格納する。データ
メモリ部5は、演算用のデータを格納する。
【0007】上記したプログラマブルコントローラ1で
は、図16に示す制御プログラムによる処理が実行さ
れ、まず、外部入出力部3を介してプラントから取込ま
れたデータがデータメモリ部5の指定されたビットアド
レスへ順次格納される(S1)。
は、図16に示す制御プログラムによる処理が実行さ
れ、まず、外部入出力部3を介してプラントから取込ま
れたデータがデータメモリ部5の指定されたビットアド
レスへ順次格納される(S1)。
【0008】次に、プログラム格納部4から制御プログ
ラムが順次取出され(S2)、命令コードに従ってデー
タメモリ部5へ格納されたデータを用いて演算処理が順
次実行され、演算処理された結果がデータメモリ部5の
指定されたビットアドレスへ格納される(S3,S
4)。
ラムが順次取出され(S2)、命令コードに従ってデー
タメモリ部5へ格納されたデータを用いて演算処理が順
次実行され、演算処理された結果がデータメモリ部5の
指定されたビットアドレスへ格納される(S3,S
4)。
【0009】全ての制御プログラムの命令の処理が終了
すると、データメモリ部5の内容が外部入出力部3から
プラントへ出力される(S5)。これによって、プラン
ト機器の制御がプログラマブルコントローラ1によって
される。上記処理は、所定周期で繰り返し実行される。
すると、データメモリ部5の内容が外部入出力部3から
プラントへ出力される(S5)。これによって、プラン
ト機器の制御がプログラマブルコントローラ1によって
される。上記処理は、所定周期で繰り返し実行される。
【0010】例えば、制御プログラムの一部分が図17
に示すものとすると、主制御部2は、命令P1で外部入
力データに対応するデータメモリ部5のビットアドレス
「0001」と「0002」のAND(論理積)を演算
出力し、その結果をビットアドレス「0006」へ格納
する。
に示すものとすると、主制御部2は、命令P1で外部入
力データに対応するデータメモリ部5のビットアドレス
「0001」と「0002」のAND(論理積)を演算
出力し、その結果をビットアドレス「0006」へ格納
する。
【0011】次に、主制御部2は命令P2で外部入力デ
ータに対応するデータメモリ部5のビットアドレス「0
003」と「0004」のOR(論理和)を演算し、そ
の結果をビットアドレス「0007」へ格納する。
ータに対応するデータメモリ部5のビットアドレス「0
003」と「0004」のOR(論理和)を演算し、そ
の結果をビットアドレス「0007」へ格納する。
【0012】さらに、命令P3でビットアドレス「00
06」と「0007」と外部入力データに対応する「0
005」とのOR(論理和)を演算し、その結果をビッ
トアドレス「0008」へ格納する。
06」と「0007」と外部入力データに対応する「0
005」とのOR(論理和)を演算し、その結果をビッ
トアドレス「0008」へ格納する。
【0013】そして、主制御部2はビットアドレス「0
008」のデータに応じて命令P4でオンディレイタイ
マを動作または不動作させる。制御プログラムは、この
ような演算処理が多数組合せられた多数の処理ステップ
からなり、大規模で、かつ、複雑な構成となっている。
008」のデータに応じて命令P4でオンディレイタイ
マを動作または不動作させる。制御プログラムは、この
ような演算処理が多数組合せられた多数の処理ステップ
からなり、大規模で、かつ、複雑な構成となっている。
【0014】ところで、プログラマブルコントローラ1
が用いる制御プログラムは外部の図示省略するプログラ
ム作成装置によって作成されて伝送手段によってプログ
ラマブルコントローラ1のプログラム格納部4に格納さ
れる。このとき、作成された制御プログラムに誤りがな
いように、いわゆるデバックが、従来、次のように実行
されていた。
が用いる制御プログラムは外部の図示省略するプログラ
ム作成装置によって作成されて伝送手段によってプログ
ラマブルコントローラ1のプログラム格納部4に格納さ
れる。このとき、作成された制御プログラムに誤りがな
いように、いわゆるデバックが、従来、次のように実行
されていた。
【0015】まず、プログラマブルコントローラ1に設
ける外部入出力部3との接続部にプラントを模擬するス
イッチや電圧発生器等を接続し、また、表示灯やブザー
等を接続して外部入出力部3を介してデータメモリ部5
へ外部入出力データを格納していた。また、プログラマ
ブルコントローラ1と図示省略する保守ツールを接続し
て、保守ツールから外部入出力部3をバイパスさせて外
部入出力部3からのデータに相当する模擬用データを格
納していた。
ける外部入出力部3との接続部にプラントを模擬するス
イッチや電圧発生器等を接続し、また、表示灯やブザー
等を接続して外部入出力部3を介してデータメモリ部5
へ外部入出力データを格納していた。また、プログラマ
ブルコントローラ1と図示省略する保守ツールを接続し
て、保守ツールから外部入出力部3をバイパスさせて外
部入出力部3からのデータに相当する模擬用データを格
納していた。
【0016】そして、データメモリ部5に格納された外
部入出力データと模擬用データとを用いて制御プログラ
ムのデバックが実行されていた。
部入出力データと模擬用データとを用いて制御プログラ
ムのデバックが実行されていた。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のプログラマブルコントローラ1では、デバック
のために煩雑な手間と多大の時間を要し、効率が大変悪
いという問題がある。
た従来のプログラマブルコントローラ1では、デバック
のために煩雑な手間と多大の時間を要し、効率が大変悪
いという問題がある。
【0018】まず、第1に、デバックのために模擬用デ
ータを全ての処理ステップについて設定することができ
ないという問題がある。
ータを全ての処理ステップについて設定することができ
ないという問題がある。
【0019】一般に、制御プログラムは、外部入力デー
タを用いて第一段の処理がされた後にその演算の結果デ
ータを用いて次段の条件判定や演算処理がされるという
多数の処理ステップから構成されている。
タを用いて第一段の処理がされた後にその演算の結果デ
ータを用いて次段の条件判定や演算処理がされるという
多数の処理ステップから構成されている。
【0020】このような場合に、外部入出力部3から入
力可能な外部入力データに対応するビットアドレスでは
模擬用データの設定が容易にできるが、演算処理結果に
対応するビットアドレスへの模擬用データの設定は簡単
ではなかった。
力可能な外部入力データに対応するビットアドレスでは
模擬用データの設定が容易にできるが、演算処理結果に
対応するビットアドレスへの模擬用データの設定は簡単
ではなかった。
【0021】これを簡単な例で説明すると、図17に示
す制御プログラムでは、外部入力データに対応するビッ
トアドレス「0001」,「0002」,「000
3」,「0004」,「0005」のビットの内容は、
外部入出力部3から任意に設定することができるが、命
令P3による演算出力であるビットアドレス「000
8」のビットの内容を任意に設定することができなかっ
た。
す制御プログラムでは、外部入力データに対応するビッ
トアドレス「0001」,「0002」,「000
3」,「0004」,「0005」のビットの内容は、
外部入出力部3から任意に設定することができるが、命
令P3による演算出力であるビットアドレス「000
8」のビットの内容を任意に設定することができなかっ
た。
【0022】この場合、従来、強制的に模擬のためビッ
トアドレス「0008」を「1」にしようとすると、前
段の処理ステップの内容に応じて、例えば、ビットアド
レス「0005」を「1」あるいは、命令P1または命
令P2のビットアドレス「0006」,「0007」の
いずれかが「1」となるようにビットアドレス「000
1」「0002」若しくはビットアドレス「0003」
「0004」のビットの内容を設定する手間を要した。
トアドレス「0008」を「1」にしようとすると、前
段の処理ステップの内容に応じて、例えば、ビットアド
レス「0005」を「1」あるいは、命令P1または命
令P2のビットアドレス「0006」,「0007」の
いずれかが「1」となるようにビットアドレス「000
1」「0002」若しくはビットアドレス「0003」
「0004」のビットの内容を設定する手間を要した。
【0023】このような模擬データの設定作業は、制御
プログラムのアルゴリズムが大規模で複雑となると、デ
バックのための模擬データの設定に多大な時間を要する
という問題があった。
プログラムのアルゴリズムが大規模で複雑となると、デ
バックのための模擬データの設定に多大な時間を要する
という問題があった。
【0024】また、第2に、プログラマブルコントロー
ラ1をデバックするとき専用の保守ツールや専用の各種
試験器が占有され、上記のようにデバックに多くの時間
を要するとその間次のプログラマブルコントローラ1の
デバックに移ることができず、生産効率が悪いという問
題があった。
ラ1をデバックするとき専用の保守ツールや専用の各種
試験器が占有され、上記のようにデバックに多くの時間
を要するとその間次のプログラマブルコントローラ1の
デバックに移ることができず、生産効率が悪いという問
題があった。
【0025】また、第3に、図17で説明した制御プロ
グラムでは、命令P3のビットアドレス「0008」へ
ビット「1」を設定しても、一度演算すれば更新されて
ビットアドレス「0008」がビット「0」となってし
まうことがあり再び設定し直す必要があった。
グラムでは、命令P3のビットアドレス「0008」へ
ビット「1」を設定しても、一度演算すれば更新されて
ビットアドレス「0008」がビット「0」となってし
まうことがあり再び設定し直す必要があった。
【0026】また、第4に、デバック作業は、例えば、
1ケ月に亘ることもあり、その間にプログラマブルコン
トローラ1の電源を切る必要となる場合も少なくない。
この場合に、データメモリ部5はメモリのバックアップ
がされていないため、電源を切れば、次の日に再度デバ
ックのための模擬データを設定し直す手間を要するとい
う問題があった。
1ケ月に亘ることもあり、その間にプログラマブルコン
トローラ1の電源を切る必要となる場合も少なくない。
この場合に、データメモリ部5はメモリのバックアップ
がされていないため、電源を切れば、次の日に再度デバ
ックのための模擬データを設定し直す手間を要するとい
う問題があった。
【0027】そこで、本発明は、簡単で、かつ、短時間
にしかも効率的に、デバックのための模擬用データを設
定可能とするプログラマブルコントローラおよびその保
守ツールを提供することを目的とする。
にしかも効率的に、デバックのための模擬用データを設
定可能とするプログラマブルコントローラおよびその保
守ツールを提供することを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、プラ
ントデータを取込みプラントへデータを出力する外部入
出力部と、演算処理のための制御専門言語による制御プ
ログラムを格納するプログラム格納部と、演算用データ
とその演算結果データを格納する演算用メモリと制御プ
ログラムの動作模擬をする模擬用データを格納する演算
用メモリとビットアドレスが対応して設けられる模擬用
メモリとからなるデータメモリ部と、演算用メモリと模
擬用メモリのそれぞれにビットアドレスが対応して設け
られビットアドレス毎にいずれの演算用メモリまたは模
擬用メモリのデータを取出すか、あるいはデータの書込
みを禁止する情報を模擬実行情報として予め設定する条
件メモリ部と、保守ツールから入力された動作模擬のた
めの模擬用データを模擬用メモリへ格納する一方、模擬
実行情報を条件メモリ部へ格納する保守伝送部と、演算
用メモリの演算用データを用いて制御プログラムによっ
て演算を実行し、その演算結果データを演算用メモリへ
格納する一方、制御プログラムがデータ取出し命令で、
かつ、条件メモリ部の対応するビットアドレスが模擬実
行のとき模擬用メモリの模擬用データを取出して制御プ
ログラムによって演算し、制御プログラムがデータの書
込み命令で、かつ、条件メモリ部の対応するビットアド
レスが模擬実行のときデータの書込みを禁止する主制御
部とを設けるようにしたものである。
ントデータを取込みプラントへデータを出力する外部入
出力部と、演算処理のための制御専門言語による制御プ
ログラムを格納するプログラム格納部と、演算用データ
とその演算結果データを格納する演算用メモリと制御プ
ログラムの動作模擬をする模擬用データを格納する演算
用メモリとビットアドレスが対応して設けられる模擬用
メモリとからなるデータメモリ部と、演算用メモリと模
擬用メモリのそれぞれにビットアドレスが対応して設け
られビットアドレス毎にいずれの演算用メモリまたは模
擬用メモリのデータを取出すか、あるいはデータの書込
みを禁止する情報を模擬実行情報として予め設定する条
件メモリ部と、保守ツールから入力された動作模擬のた
めの模擬用データを模擬用メモリへ格納する一方、模擬
実行情報を条件メモリ部へ格納する保守伝送部と、演算
用メモリの演算用データを用いて制御プログラムによっ
て演算を実行し、その演算結果データを演算用メモリへ
格納する一方、制御プログラムがデータ取出し命令で、
かつ、条件メモリ部の対応するビットアドレスが模擬実
行のとき模擬用メモリの模擬用データを取出して制御プ
ログラムによって演算し、制御プログラムがデータの書
込み命令で、かつ、条件メモリ部の対応するビットアド
レスが模擬実行のときデータの書込みを禁止する主制御
部とを設けるようにしたものである。
【0029】請求項2の発明は、制御プログラムを画面
に表示する表示部と、オペレータが情報を入力する入力
部と、制御プログラムを格納するプログラム格納部と、
模擬用データを設定する模擬データ設定部と、設定され
た模擬用データと模擬実行情報とをプログラマブルコン
トローラへ伝送する伝送部と、入力部を介してプログラ
ム格納部から制御プログラムを取り出して、表示部へ表
示すると共に、表示された制御プログラムに基づいて入
力部から入力された模擬用データと模擬実行情報とを模
擬データ設定部へ設定し、この模擬データ設定部に設定
された模擬データと模擬実行情報とを伝送部へ渡す制御
部とを設けるようにしたものである。
に表示する表示部と、オペレータが情報を入力する入力
部と、制御プログラムを格納するプログラム格納部と、
模擬用データを設定する模擬データ設定部と、設定され
た模擬用データと模擬実行情報とをプログラマブルコン
トローラへ伝送する伝送部と、入力部を介してプログラ
ム格納部から制御プログラムを取り出して、表示部へ表
示すると共に、表示された制御プログラムに基づいて入
力部から入力された模擬用データと模擬実行情報とを模
擬データ設定部へ設定し、この模擬データ設定部に設定
された模擬データと模擬実行情報とを伝送部へ渡す制御
部とを設けるようにしたものである。
【0030】請求項3の発明は、請求項2記載のプログ
ラマブルコントローラの保守ツールにおいて、プログラ
マブルコントローラに設定された模擬実行のためのデー
タを格納する模擬データ保存部を設け、要求により模擬
実行のためのデータを伝送部を介して取込んで模擬デー
タ保存部へ格納する一方、この模擬データ保存部に格納
されたデータを取出しプログラマブルコントローラへ設
定するように伝送部へ出力する手段を制御部に設けるよ
うにしたものである。
ラマブルコントローラの保守ツールにおいて、プログラ
マブルコントローラに設定された模擬実行のためのデー
タを格納する模擬データ保存部を設け、要求により模擬
実行のためのデータを伝送部を介して取込んで模擬デー
タ保存部へ格納する一方、この模擬データ保存部に格納
されたデータを取出しプログラマブルコントローラへ設
定するように伝送部へ出力する手段を制御部に設けるよ
うにしたものである。
【0031】請求項4の発明は、請求項2または請求項
3記載のプログラマブルコントローラの保守ツールにお
いて、模擬用データと模擬実行によって得られる演算結
果データを予め想定してデータベースに登録する模擬デ
ータ登録部を設け、この模擬データ登録部に登録された
模擬用データを順次プログラマブルコントローラへ設定
して制御プログラムの模擬実行によって得られた演算結
果データと想定した演算結果データとから制御プログラ
ムの検証をする手段を制御部に設けるようにしたもので
ある。
3記載のプログラマブルコントローラの保守ツールにお
いて、模擬用データと模擬実行によって得られる演算結
果データを予め想定してデータベースに登録する模擬デ
ータ登録部を設け、この模擬データ登録部に登録された
模擬用データを順次プログラマブルコントローラへ設定
して制御プログラムの模擬実行によって得られた演算結
果データと想定した演算結果データとから制御プログラ
ムの検証をする手段を制御部に設けるようにしたもので
ある。
【0032】
【作用】請求項1の発明によれば、制御プログラムがデ
ータの取出し命令で、かつ、条件メモリ部の対応するビ
ットアドレスが模擬実行でないとき、演算用メモリのデ
ータを用いて命令の実行がされる。また、制御プログラ
ムがデータ取出し命令で、かつ、条件メモリ部の対応す
るビットアドレスが模擬実行のとき、模擬用メモリのデ
ータを用いて命令の実行がされる。一方、制御プログラ
ムがデータの書込み命令で、かつ、条件メモリ部の対応
するビットアドレスが模擬実行でないとき、演算用メモ
リへデータの書込みが実行される。また、制御プログラ
ムがデータ書込み命令で、かつ、条件メモリ部の対応す
るビットアドレスの模擬実行のとき、データの書込みが
禁止される。これによって、予め条件メモリ部の所定の
ビットアドレスに模擬実行を設定すれば制御プログラム
の命令がデータの取出しのとき、模擬用メモリのデータ
が用いられ、データの書込みのときは、書込み禁止され
る。従って、制御プログラムの前の処理でされた結果に
より所定のビットアドレスのデータが上書きされること
がなく、任意のビットアドレスに模擬データを設定で
き、デバック時間の大幅な短縮が図られる。
ータの取出し命令で、かつ、条件メモリ部の対応するビ
ットアドレスが模擬実行でないとき、演算用メモリのデ
ータを用いて命令の実行がされる。また、制御プログラ
ムがデータ取出し命令で、かつ、条件メモリ部の対応す
るビットアドレスが模擬実行のとき、模擬用メモリのデ
ータを用いて命令の実行がされる。一方、制御プログラ
ムがデータの書込み命令で、かつ、条件メモリ部の対応
するビットアドレスが模擬実行でないとき、演算用メモ
リへデータの書込みが実行される。また、制御プログラ
ムがデータ書込み命令で、かつ、条件メモリ部の対応す
るビットアドレスの模擬実行のとき、データの書込みが
禁止される。これによって、予め条件メモリ部の所定の
ビットアドレスに模擬実行を設定すれば制御プログラム
の命令がデータの取出しのとき、模擬用メモリのデータ
が用いられ、データの書込みのときは、書込み禁止され
る。従って、制御プログラムの前の処理でされた結果に
より所定のビットアドレスのデータが上書きされること
がなく、任意のビットアドレスに模擬データを設定で
き、デバック時間の大幅な短縮が図られる。
【0033】請求項2の発明によれば、表示部に表示さ
れる制御プログラムを見ながら任意のビットアドレスに
模擬用データを設定することができるからデバック時間
の短縮が図れる。
れる制御プログラムを見ながら任意のビットアドレスに
模擬用データを設定することができるからデバック時間
の短縮が図れる。
【0034】請求項3の発明によれば、必要なときプロ
グラマブルコントローラの模擬用データを保守ツールへ
取込み保存し、デバック時に再びプログラマブルコント
ローラへ設定するようにしたからデバックが即座に開始
することができ、デバック作業が効率的となる。
グラマブルコントローラの模擬用データを保守ツールへ
取込み保存し、デバック時に再びプログラマブルコント
ローラへ設定するようにしたからデバックが即座に開始
することができ、デバック作業が効率的となる。
【0035】請求項4の発明によれば、予め保守ツール
に模擬用データを登録しておき、順次模擬用データをプ
ログラマブルコントローラへ設定してデバックするため
にデバック時間の短縮が図られる。
に模擬用データを登録しておき、順次模擬用データをプ
ログラマブルコントローラへ設定してデバックするため
にデバック時間の短縮が図られる。
【0036】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0037】図1は、本発明の第1実施例を示すプログ
ラマブルコントローラのブロック構成図であり、従来例
を示す図15と同一符号は同一部分または相当部分を示
し、図1において、図15と異なる点は、条件メモリ部
7と保守伝送部8を追設すると共に、データメモリ部5
の構成を異にしデータメモリ部9として保守ツール10
を接続している。
ラマブルコントローラのブロック構成図であり、従来例
を示す図15と同一符号は同一部分または相当部分を示
し、図1において、図15と異なる点は、条件メモリ部
7と保守伝送部8を追設すると共に、データメモリ部5
の構成を異にしデータメモリ部9として保守ツール10
を接続している。
【0038】ここで、条件メモリ部7は、データメモリ
部9に格納される演算用データと模擬用データのいずれ
のデータを用いて演算処理するか、あるいは、演算処理
結果を書込禁止するか否かを模擬実行情報として予め設
定するものである。
部9に格納される演算用データと模擬用データのいずれ
のデータを用いて演算処理するか、あるいは、演算処理
結果を書込禁止するか否かを模擬実行情報として予め設
定するものである。
【0039】保守伝送部8は、模擬実行のために保守ツ
ール10から入力された模擬用データをデータメモリ部
9の模擬用メモリへ格納する一方、模擬実行情報を条件
メモリ部7へ格納するものである。
ール10から入力された模擬用データをデータメモリ部
9の模擬用メモリへ格納する一方、模擬実行情報を条件
メモリ部7へ格納するものである。
【0040】データメモリ部9は、演算用データを格納
する演算用メモリと、この演算用メモリとビットアドレ
スが対応して模擬用データを格納する模擬用メモリとか
らなっている。
する演算用メモリと、この演算用メモリとビットアドレ
スが対応して模擬用データを格納する模擬用メモリとか
らなっている。
【0041】次に、デバックに先立って保守ツール10
とプログラマブルコントローラ1Aとが接続される。そ
して、保守ツール10からオペレータの操作によりデー
タメモリ部9の模擬用メモリのビットアドレスに模擬デ
ータが格納され、条件メモリ部7の対応するビットアド
レスに模擬実行情報が格納される。
とプログラマブルコントローラ1Aとが接続される。そ
して、保守ツール10からオペレータの操作によりデー
タメモリ部9の模擬用メモリのビットアドレスに模擬デ
ータが格納され、条件メモリ部7の対応するビットアド
レスに模擬実行情報が格納される。
【0042】すなわち、データメモリ部9は、図2に示
すように、ビットアドレス0〜nに対してビット「1」
または「0」を格納するエリアを有する演算用メモリ9
aと、この演算用メモリ9aと同一のアドレス空間とし
てビットアドレスが対応する模擬用メモリを設け、ビッ
トアドレス0〜nに対してビット「1」または「0」の
模擬データを格納するエリアを有している。
すように、ビットアドレス0〜nに対してビット「1」
または「0」を格納するエリアを有する演算用メモリ9
aと、この演算用メモリ9aと同一のアドレス空間とし
てビットアドレスが対応する模擬用メモリを設け、ビッ
トアドレス0〜nに対してビット「1」または「0」の
模擬データを格納するエリアを有している。
【0043】また、条件メモリ部7は、図3に示すよう
に、保守ツール10の演算用メモリ9aおよび模擬用メ
モリ9bと同一アドレス空間としてビットアドレスが対
応してビットアドレス0〜nに対してビット「1」また
は「0」を格納するようになっている。
に、保守ツール10の演算用メモリ9aおよび模擬用メ
モリ9bと同一アドレス空間としてビットアドレスが対
応してビットアドレス0〜nに対してビット「1」また
は「0」を格納するようになっている。
【0044】上記構成のプログラマブルコントローラ1
Aへ模擬データを設定するとき、データメモリ部9の模
擬用メモリ9bのビットアドレスへ模擬用データを設定
すると共に、模擬実行情報として条件メモリ部7の模擬
用メモリ9bに対応するビットアドレスに「1」とし模
擬実行を設定する。
Aへ模擬データを設定するとき、データメモリ部9の模
擬用メモリ9bのビットアドレスへ模擬用データを設定
すると共に、模擬実行情報として条件メモリ部7の模擬
用メモリ9bに対応するビットアドレスに「1」とし模
擬実行を設定する。
【0045】例えば、図17で説明した制御プログラム
の場合、図4に示すように命令P1,P2,P3,P4
に対応して処理ステップ毎に命令AND,OUT等とビ
ットアドレスが記述されている。ビットアドレス「00
08」にビット「0」を模擬設定するとき、保守ツール
10から保守伝送部8を介してデータメモリ部9の模擬
用メモリ9bのビットアドレス「0008」にビット
「0」を設定し、さらに、条件メモリ部7の同じビット
アドレス「0008」にビット「1」を設定しておく。
の場合、図4に示すように命令P1,P2,P3,P4
に対応して処理ステップ毎に命令AND,OUT等とビ
ットアドレスが記述されている。ビットアドレス「00
08」にビット「0」を模擬設定するとき、保守ツール
10から保守伝送部8を介してデータメモリ部9の模擬
用メモリ9bのビットアドレス「0008」にビット
「0」を設定し、さらに、条件メモリ部7の同じビット
アドレス「0008」にビット「1」を設定しておく。
【0046】次に、プログラマブルコントローラ1Aを
デバックするとき、図5に示す手順により処理がされ、
外部入出力部3を介してデータがデータメモリ部9の演
算用メモリ9aへ格納される(S11)。
デバックするとき、図5に示す手順により処理がされ、
外部入出力部3を介してデータがデータメモリ部9の演
算用メモリ9aへ格納される(S11)。
【0047】続いて、図6に示す如く、命令コードとビ
ットアドレスとからなる制御プログラムの処理ステップ
50の1行がプログラム格納部4から取り出される(S
12)。
ットアドレスとからなる制御プログラムの処理ステップ
50の1行がプログラム格納部4から取り出される(S
12)。
【0048】このとき、取り出された制御プログラムの
命令が書込みでないとき、命令の中のビットアドレスが
取出され、条件メモリ部7から対応するビットアドレス
の模擬実行か否かの情報が取り出される(S13〜S1
6)。
命令が書込みでないとき、命令の中のビットアドレスが
取出され、条件メモリ部7から対応するビットアドレス
の模擬実行か否かの情報が取り出される(S13〜S1
6)。
【0049】ここで、模擬実行でない、つまり、条件ビ
ット=1でないとき、演算用メモリ9aからデータを取
り出して命令コードに従った演算がされる(S17〜S
19)。また、模擬実行、つまり、条件ビット=1のと
き模擬用メモリに予め設定されたデータが取出され命令
コードに従った演算がされる(S17,S19,S2
0)。
ット=1でないとき、演算用メモリ9aからデータを取
り出して命令コードに従った演算がされる(S17〜S
19)。また、模擬実行、つまり、条件ビット=1のと
き模擬用メモリに予め設定されたデータが取出され命令
コードに従った演算がされる(S17,S19,S2
0)。
【0050】一方、判断S14の処理で制御プログラム
の命令が書込みのとき、命令の中のビットアドレスが取
出され条件メモリ部7から対応するビットアドレスから
模擬実行か否かの情報が取り出される。
の命令が書込みのとき、命令の中のビットアドレスが取
出され条件メモリ部7から対応するビットアドレスから
模擬実行か否かの情報が取り出される。
【0051】ここで、模擬実行、つまり、条件ビット=
1のときデータの書込みがされず、次の処理に移行し、
模擬実行でない、つまり、条件ビット=1でないとき、
演算用メモリ9aへデータが書き込まれる(S21〜S
24)。
1のときデータの書込みがされず、次の処理に移行し、
模擬実行でない、つまり、条件ビット=1でないとき、
演算用メモリ9aへデータが書き込まれる(S21〜S
24)。
【0052】例えば、図17で説明すると、処理S12
でビットアドレス「0008」の命令は「OUT」書込
みである。このため、判断S14で処理S21,S22
へ移行する。これにより、条件メモリ部7について取り
出されたビットアドレスに対応するビット情報が取り出
される(S22)。
でビットアドレス「0008」の命令は「OUT」書込
みである。このため、判断S14で処理S21,S22
へ移行する。これにより、条件メモリ部7について取り
出されたビットアドレスに対応するビット情報が取り出
される(S22)。
【0053】ここで、条件メモリ部7のビットアドレス
「0008」がビット「1」とすると、データの書込み
が禁止され、次の処理に移行する(S23)。次の処理
に移行するとプログラム格納部4から次の命令「TS
W」が取り出される(S12)。これは、書込み命令で
ないから命令の中からビットアドレス「0008」が取
り出される(S13〜S15)。
「0008」がビット「1」とすると、データの書込み
が禁止され、次の処理に移行する(S23)。次の処理
に移行するとプログラム格納部4から次の命令「TS
W」が取り出される(S12)。これは、書込み命令で
ないから命令の中からビットアドレス「0008」が取
り出される(S13〜S15)。
【0054】続いて、条件メモリ部7のビットアドレス
「0008」にはビット「1」が設定されている。これ
により、模擬用メモリ9bからビット「0」が取り出さ
れる(S16〜S20)。命令コードに従って処理がさ
れ、ビット「0」の実行のためオンディレイタイマが不
動作の状態となる。
「0008」にはビット「1」が設定されている。これ
により、模擬用メモリ9bからビット「0」が取り出さ
れる(S16〜S20)。命令コードに従って処理がさ
れ、ビット「0」の実行のためオンディレイタイマが不
動作の状態となる。
【0055】全ての制御プログラムの処理が終了する
と、データメモリ部9の内容が外部へ出力される(S2
5)。
と、データメモリ部9の内容が外部へ出力される(S2
5)。
【0056】このように、データメモリ部9の模擬用メ
モリ9bの任意のビットアドレスのビット内容を設定
し、これをデバック時に模擬用データとして実行するか
条件メモリ部7へ設定することができる。
モリ9bの任意のビットアドレスのビット内容を設定
し、これをデバック時に模擬用データとして実行するか
条件メモリ部7へ設定することができる。
【0057】この結果、プログラマブルコントローラ1
Aは、図17のビットアドレス「0008」のような場
合、前段の演算処理によって模擬用データの内容が書換
えられることがなく、任意の処理ステップについて実行
条件に左右されない模擬用データの設定ができ、デバッ
ク作業の効率化が図られる。
Aは、図17のビットアドレス「0008」のような場
合、前段の演算処理によって模擬用データの内容が書換
えられることがなく、任意の処理ステップについて実行
条件に左右されない模擬用データの設定ができ、デバッ
ク作業の効率化が図られる。
【0058】次に、本発明の第2実施例を図7を参照し
て説明する。
て説明する。
【0059】図7は、本発明に適用する保守ツールのブ
ロック構成図を示し、保守ツール10は、表示部11と
入力部12とプログラム格納部13と模擬データ設定部
14と伝送部15と制御部16とからなっている。
ロック構成図を示し、保守ツール10は、表示部11と
入力部12とプログラム格納部13と模擬データ設定部
14と伝送部15と制御部16とからなっている。
【0060】ここで、表示部11は、制御プログラム等
を表示するものである。入力部12はオペレータが表示
部11の表示に従って情報を入力するものである。
を表示するものである。入力部12はオペレータが表示
部11の表示に従って情報を入力するものである。
【0061】プログラム格納部13は、プログラマブル
コントローラ1Aのプログラム格納部4に格納されてい
る制御プログラムと同じプログラムを格納する。模擬デ
ータ設定部14は、模擬用データを設定する。
コントローラ1Aのプログラム格納部4に格納されてい
る制御プログラムと同じプログラムを格納する。模擬デ
ータ設定部14は、模擬用データを設定する。
【0062】伝送部15は、模擬データ設定部14によ
って設定された模擬データと模擬実行情報とをプログラ
マブルコントローラ1Aへ伝送する。制御部16は、入
力部12を介してプログラム格納部13から制御プログ
ラムを取出し表示部11へ表示すると共に、表示された
制御プログラムに基づいて入力部12によって模擬デー
タと模擬実行情報とを模擬データ設定部14へ設定し、
設定された模擬データと模擬実行情報を伝送部15へ渡
す。
って設定された模擬データと模擬実行情報とをプログラ
マブルコントローラ1Aへ伝送する。制御部16は、入
力部12を介してプログラム格納部13から制御プログ
ラムを取出し表示部11へ表示すると共に、表示された
制御プログラムに基づいて入力部12によって模擬デー
タと模擬実行情報とを模擬データ設定部14へ設定し、
設定された模擬データと模擬実行情報を伝送部15へ渡
す。
【0063】以上のように構成される保守ツール10
は、具体的に図8に示すような外観となっており、本体
部17に図7に示すプログラム格納部13と模擬データ
設定部14と伝送部15と制御部16とが内装され、表
示部11には、前面に表示画面11aを有して、入力部
12としてキーホード12aとマウス12bを備えてい
る。
は、具体的に図8に示すような外観となっており、本体
部17に図7に示すプログラム格納部13と模擬データ
設定部14と伝送部15と制御部16とが内装され、表
示部11には、前面に表示画面11aを有して、入力部
12としてキーホード12aとマウス12bを備えてい
る。
【0064】上記する保守ツール10では、図9に示す
手順により処理がされ、まず、オペレータがキーホード
12aからデバックの模擬データ設定のための要求をす
ると、制御部16がプログラム格納部13から制御プロ
グラムの一部を取出す。そして、制御部16が表示部1
1の表示画面11aに図10に示すように制御プログラ
ムを図をもって表示する(S31)。この表示画面51
には、図17に示す制御プログラムの一部分が表示さ
れ、プログラマブルコントローラ1Aのデータメモリ部
9の演算用メモリ9aの対応するビットアドレスに各ビ
ット内容(1)または(0)が表示されている。
手順により処理がされ、まず、オペレータがキーホード
12aからデバックの模擬データ設定のための要求をす
ると、制御部16がプログラム格納部13から制御プロ
グラムの一部を取出す。そして、制御部16が表示部1
1の表示画面11aに図10に示すように制御プログラ
ムを図をもって表示する(S31)。この表示画面51
には、図17に示す制御プログラムの一部分が表示さ
れ、プログラマブルコントローラ1Aのデータメモリ部
9の演算用メモリ9aの対応するビットアドレスに各ビ
ット内容(1)または(0)が表示されている。
【0065】この状態で、命令P3のビットアドレス
「0008」へ模擬データを設定するとき、オペレータ
がキーホード12aまたはマウス12bを用いて表示画
面51上の「0008」の表示部分を特定して選択する
(S32)。これに応じて、制御部16は表示部11の
表示画面51の「0008」へ模擬用データを入力する
キー入力の促す模擬用設定ウィンドウが図11に示すよ
うに表示される(S33)。この表示画面52の模擬用
設定ウィンドウ52aは、「命令」「ビットアドレス」
52a1と模擬用データのビット内容を設定するエリア
52a2と模擬実行を設定するエリア52a3となって
いる。
「0008」へ模擬データを設定するとき、オペレータ
がキーホード12aまたはマウス12bを用いて表示画
面51上の「0008」の表示部分を特定して選択する
(S32)。これに応じて、制御部16は表示部11の
表示画面51の「0008」へ模擬用データを入力する
キー入力の促す模擬用設定ウィンドウが図11に示すよ
うに表示される(S33)。この表示画面52の模擬用
設定ウィンドウ52aは、「命令」「ビットアドレス」
52a1と模擬用データのビット内容を設定するエリア
52a2と模擬実行を設定するエリア52a3となって
いる。
【0066】ここで、オペレータがキーホード12aま
たはマウス12bによりビットアドレス「0008」へ
ビット「0」を模擬データとして設定入力する。さら
に、模擬実行情報として「実行」のエリア52a3をマ
ウス12b等で選択する(S34)。
たはマウス12bによりビットアドレス「0008」へ
ビット「0」を模擬データとして設定入力する。さら
に、模擬実行情報として「実行」のエリア52a3をマ
ウス12b等で選択する(S34)。
【0067】こうして設定された模擬データと模擬実行
情報とが模擬データ設定部14から伝送部15へ渡さ
れ、保守ツール10からプログラマブルコントローラ1
Aの保守伝送部8へ伝送される(S35,S36)。
情報とが模擬データ設定部14から伝送部15へ渡さ
れ、保守ツール10からプログラマブルコントローラ1
Aの保守伝送部8へ伝送される(S35,S36)。
【0068】これにより、プログラマブルコントローラ
1Aでは、図2で説明したデータメモリ部9の模擬用メ
モリ9bのビットアドレス「0008」にビット「0」
を設定し、さらに図3で説明した条件メモリ部7のビッ
トアドレス「0008」にビット「1」を設定する。
1Aでは、図2で説明したデータメモリ部9の模擬用メ
モリ9bのビットアドレス「0008」にビット「0」
を設定し、さらに図3で説明した条件メモリ部7のビッ
トアドレス「0008」にビット「1」を設定する。
【0069】この結果設定されたビットアドレス「00
08」のビットは、前段の演算結果に無関係にビット
「1」として模擬することができる。
08」のビットは、前段の演算結果に無関係にビット
「1」として模擬することができる。
【0070】このように、保守ツール10に表示される
表示画面11aの制御プログラムの図を見ながら入力部
12からの操作によって簡単に短時間に模擬データと模
擬実行情報を設定できるからデバックの効率を向上させ
ることができる。
表示画面11aの制御プログラムの図を見ながら入力部
12からの操作によって簡単に短時間に模擬データと模
擬実行情報を設定できるからデバックの効率を向上させ
ることができる。
【0071】次に、本発明の第3実施例を図12を参照
して説明する。
して説明する。
【0072】図示する保守ツール20は、表示部11と
入力部12とプログラム格納部13と模擬データ設定部
14と伝送部15と制御部21と模擬データ保存部22
とからなっている。
入力部12とプログラム格納部13と模擬データ設定部
14と伝送部15と制御部21と模擬データ保存部22
とからなっている。
【0073】ここで、表示部11は、制御プログラムを
図式化して表示するものである。入力部12は、オペレ
ータが表示部11に表示された制御プログラムに従って
情報を入力するものである。
図式化して表示するものである。入力部12は、オペレ
ータが表示部11に表示された制御プログラムに従って
情報を入力するものである。
【0074】プログラム格納部13は、プログラマブル
コントローラ1Aの制御プログラムと同じ制御プログラ
ムを格納するものである。模擬データ設定部14は模擬
用データを設定するものである。模擬データ保存部22
は、プログラマブルコントローラ1Aのデータメモリ部
9と条件メモリ部7との内容を格納するものである。伝
送部15は、プログラマブルコントローラ1Aと保守ツ
ール20との間でデータ伝送するものである。
コントローラ1Aの制御プログラムと同じ制御プログラ
ムを格納するものである。模擬データ設定部14は模擬
用データを設定するものである。模擬データ保存部22
は、プログラマブルコントローラ1Aのデータメモリ部
9と条件メモリ部7との内容を格納するものである。伝
送部15は、プログラマブルコントローラ1Aと保守ツ
ール20との間でデータ伝送するものである。
【0075】制御部21は、要求によりプログラマブル
コントローラ1Aのデータメモリ部9と条件メモリ部7
の内容を読出し模擬データ保存部22へ格納すると共
に、模擬データ保存部22へ格納されたデータを取出し
プログラマブルコントローラ1Aのデータメモリ部9と
条件メモリ部7へデータを設定するものである。
コントローラ1Aのデータメモリ部9と条件メモリ部7
の内容を読出し模擬データ保存部22へ格納すると共
に、模擬データ保存部22へ格納されたデータを取出し
プログラマブルコントローラ1Aのデータメモリ部9と
条件メモリ部7へデータを設定するものである。
【0076】以上の構成で、デバックのとき、保守ツー
ル20にプログラマブルコントローラ1Aを接続し、模
擬用データが作成され、模擬データ設定部14によって
伝送部15を介してプログラマブルコントローラ1Aへ
伝送される。次に、入力部12から要求があると、制御
部21がプログラマブルコントローラ1Aの条件メモリ
部7とデータメモリ部のデータの伝送要求を伝送部15
を介してプログラマブルコントローラ1Aの保守伝送部
へ出力する。
ル20にプログラマブルコントローラ1Aを接続し、模
擬用データが作成され、模擬データ設定部14によって
伝送部15を介してプログラマブルコントローラ1Aへ
伝送される。次に、入力部12から要求があると、制御
部21がプログラマブルコントローラ1Aの条件メモリ
部7とデータメモリ部のデータの伝送要求を伝送部15
を介してプログラマブルコントローラ1Aの保守伝送部
へ出力する。
【0077】これに対して、プログラマブルコントロー
ラ1Aの保守伝送部がデータメモリ部と条件メモリ部の
データを保守ツール20の伝送部15へ伝送する。伝送
された上記データは制御部21により模擬データ保存部
22へ格納される。
ラ1Aの保守伝送部がデータメモリ部と条件メモリ部の
データを保守ツール20の伝送部15へ伝送する。伝送
された上記データは制御部21により模擬データ保存部
22へ格納される。
【0078】また、入力部12から要求があると、模擬
データ保存部22に保存されたデータを伝送部15を介
してプログラマブルコントローラ1Aへ伝送する。プロ
グラマブルコントローラ1Aの保守伝送部はデータをデ
ータメモリ部と条件メモリ部へ設定する。
データ保存部22に保存されたデータを伝送部15を介
してプログラマブルコントローラ1Aへ伝送する。プロ
グラマブルコントローラ1Aの保守伝送部はデータをデ
ータメモリ部と条件メモリ部へ設定する。
【0079】例えば、デバックのための模擬データと模
擬実行情報の設定やデバック作業が遅れ次の日に持ち越
すようなとき、一般に、プログラマブルコントローラ1
Aの電源が切られるためにプログラマブルコントローラ
1Aのデータメモリ部と条件メモリ部の内容を伝送部1
5を介して読み出して模擬データ保存部22へ保存す
る。
擬実行情報の設定やデバック作業が遅れ次の日に持ち越
すようなとき、一般に、プログラマブルコントローラ1
Aの電源が切られるためにプログラマブルコントローラ
1Aのデータメモリ部と条件メモリ部の内容を伝送部1
5を介して読み出して模擬データ保存部22へ保存す
る。
【0080】次の日になると、プログラマブルコントロ
ーラ1Aの電源投入後に保守ツール20から前日保存さ
れたデータをデータ伝送部15を介してプログラマブル
コントローラ1Aへ伝送し、データメモリ部と条件メモ
リ部へデータを格納する。
ーラ1Aの電源投入後に保守ツール20から前日保存さ
れたデータをデータ伝送部15を介してプログラマブル
コントローラ1Aへ伝送し、データメモリ部と条件メモ
リ部へデータを格納する。
【0081】これにより、プログラマブルコントローラ
1Aのデータメモリ部と条件メモリ部の内容が直ちに電
源遮断前の状態に復元される。従って、即座にデバック
の作業を実行することができる。
1Aのデータメモリ部と条件メモリ部の内容が直ちに電
源遮断前の状態に復元される。従って、即座にデバック
の作業を実行することができる。
【0082】このようにプログラマブルコントローラ1
Aのデータメモリ部と条件メモリ部との内容を保守ツー
ル20が保存し、復元するためにデバック時の中断また
は再開が容易にできデバックの効率が向上する。特に、
大規模の制御プログラムを保存するプログラマブルコン
トローラのデバックでは、1ケ月もの長期に亘るものが
あり、デバック作業は中断や再開の繰り返しの連続的作
業であるため模擬用データが確実に保存できれば作業能
率が一層向上する。
Aのデータメモリ部と条件メモリ部との内容を保守ツー
ル20が保存し、復元するためにデバック時の中断また
は再開が容易にできデバックの効率が向上する。特に、
大規模の制御プログラムを保存するプログラマブルコン
トローラのデバックでは、1ケ月もの長期に亘るものが
あり、デバック作業は中断や再開の繰り返しの連続的作
業であるため模擬用データが確実に保存できれば作業能
率が一層向上する。
【0083】次に、本発明の第4実施例を図13を参照
して説明する。
して説明する。
【0084】図示する保守ツール30は、表示部11と
入力部12とプログラム格納部13と模擬データ設定部
14と伝送部15と制御部31と模擬データ登録部32
とからなっている。
入力部12とプログラム格納部13と模擬データ設定部
14と伝送部15と制御部31と模擬データ登録部32
とからなっている。
【0085】ここで、模擬データ登録部32は、予め実
行しようとする模擬用データを作成して内部のファイル
に格納しておくものである。
行しようとする模擬用データを作成して内部のファイル
に格納しておくものである。
【0086】以上の構成で、保守ツール30では、模擬
データ登録部32によってデバック対象の制御プログラ
ムの部分について予め複数の模擬用データを作成して模
擬用ファイルへ格納しておく。
データ登録部32によってデバック対象の制御プログラ
ムの部分について予め複数の模擬用データを作成して模
擬用ファイルへ格納しておく。
【0087】例えば、図17に示すような制御プログラ
ムでは、ビットアドレス「0008」のビットが「1」
となる条件を想定する。この場合、ビットアドレス「0
006」または「0007」あるいはビットアドレス
「0008」のいずれかがビット「1」となるときであ
る。
ムでは、ビットアドレス「0008」のビットが「1」
となる条件を想定する。この場合、ビットアドレス「0
006」または「0007」あるいはビットアドレス
「0008」のいずれかがビット「1」となるときであ
る。
【0088】この制御プログラムの一部分をデバックす
るために保守ツール30のみによって図14に示す如く
のケース1〜ケース8を想定し、ビットアドレス「00
05」「0006」「0007」にビットを設定すると
共に、期待結果データとしてビットアドレス「000
8」にビットを設定した模擬用データを作成し、模擬デ
ータファイルに格納しておく。
るために保守ツール30のみによって図14に示す如く
のケース1〜ケース8を想定し、ビットアドレス「00
05」「0006」「0007」にビットを設定すると
共に、期待結果データとしてビットアドレス「000
8」にビットを設定した模擬用データを作成し、模擬デ
ータファイルに格納しておく。
【0089】次に、プログラマブルコントローラ1Aと
保守ツール30とを接続したとき、制御部31によって
模擬データ登録部32の模擬データファイルから模擬用
データが取出され伝送部15を介して伝送される。プロ
グラマブルコントローラ1Aでは、模擬用データが条件
メモリ部とデータメモリ部へ格納される。
保守ツール30とを接続したとき、制御部31によって
模擬データ登録部32の模擬データファイルから模擬用
データが取出され伝送部15を介して伝送される。プロ
グラマブルコントローラ1Aでは、模擬用データが条件
メモリ部とデータメモリ部へ格納される。
【0090】そして、プログラマブルコントローラ1A
で制御プログラムにより処理が実行される。その後に保
守ツール30がプログラマブルコントローラ1Aの処理
結果を取込み期待結果データとの比較をして検証する。
これを模擬データファイルの最後の模擬用データまで順
次実行する。
で制御プログラムにより処理が実行される。その後に保
守ツール30がプログラマブルコントローラ1Aの処理
結果を取込み期待結果データとの比較をして検証する。
これを模擬データファイルの最後の模擬用データまで順
次実行する。
【0091】例えば、図14の例では、ケース1から開
始してケース8まで順次模擬用データを設定し、処理実
行し、結果の検証がされる。これによって、デバック作
業が効率的に行われる。
始してケース8まで順次模擬用データを設定し、処理実
行し、結果の検証がされる。これによって、デバック作
業が効率的に行われる。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、予め条件メモリ部の所定のビットアドレスに模擬
実行を設定すれば制御プログラムの命令がデータの取出
しのとき、模擬用メモリのデータが用いられ、データの
書込みのときは、書込み禁止される。従って、制御プロ
グラムの前の処理でされた結果により所定のビットアド
レスのデータが上書きされることがなく、任意のビット
アドレスに模擬データを設定でき、デバック時間の短縮
が図られる。
れば、予め条件メモリ部の所定のビットアドレスに模擬
実行を設定すれば制御プログラムの命令がデータの取出
しのとき、模擬用メモリのデータが用いられ、データの
書込みのときは、書込み禁止される。従って、制御プロ
グラムの前の処理でされた結果により所定のビットアド
レスのデータが上書きされることがなく、任意のビット
アドレスに模擬データを設定でき、デバック時間の短縮
が図られる。
【0093】請求項2の発明によれば、表示部に表示さ
れる制御プログラムを見ながら任意のビットアドレスに
模擬用データを設定することができるからデバック時間
の短縮が図れる。
れる制御プログラムを見ながら任意のビットアドレスに
模擬用データを設定することができるからデバック時間
の短縮が図れる。
【0094】請求項3の発明によれば、必要なときプロ
グラマブルコントローラの模擬用データを保守ツールへ
取込み保存し、デバック時に再びプログラマブルコント
ローラへ設定するようにしたからデバックが即座に開始
することができ、デバック作業が効率的となる。
グラマブルコントローラの模擬用データを保守ツールへ
取込み保存し、デバック時に再びプログラマブルコント
ローラへ設定するようにしたからデバックが即座に開始
することができ、デバック作業が効率的となる。
【0095】請求項4の発明によれば、予め保守ツール
に模擬用データを登録しておき、順次模擬用データをプ
ログラマブルコントローラへ設定してデバックするため
にデバック時間の短縮が図られる。
に模擬用データを登録しておき、順次模擬用データをプ
ログラマブルコントローラへ設定してデバックするため
にデバック時間の短縮が図られる。
【図1】本発明の第1実施例を示すプログラマブルコン
トローラの構成図である。
トローラの構成図である。
【図2】図1に備えるデータメモリ部のファイル構成図
である。
である。
【図3】図1に備える条件メモリ部のファイル構成図で
ある。
ある。
【図4】制御プログラムの一例を示す説明図である。
【図5】図1のプログラマブルコントローラの処理手順
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図6】制御プログラムの1行を示す説明図である。
【図7】本発明の第2実施例を示す保守ツールの構成図
である。
である。
【図8】図7の保守ツールの外観図である。
【図9】図7の保守ツールの処理手順を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図10】図7に備える表示部の表示画面の第1の例を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図11】図7に備える表示部の表示画面の第2の例を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図12】本発明の第3実施例を示す保守ツールの構成
図である。
図である。
【図13】本発明の第4実施例を示す保守ツールの構成
図である。
図である。
【図14】図13の模擬データ登録部に備える模擬デー
タファイルを示す説明図である。
タファイルを示す説明図である。
【図15】従来例を示すプログラマブルコントローラの
構成図である。
構成図である。
【図16】図15の処理手順を示すフローチャートであ
る。
る。
【図17】制御プログラムの一例を示す説明図である。
1 プログラマブルコントローラ 2 主制御部 3 外部入出力部 4 プログラム格納部 7 条件メモリ部 8 保守伝送部 9 データメモリ部 10,20 保守ツール 11 表示部 12 入力部 13 プログラム格納部 14 模擬データ設定部 15 伝送部 16,21,31 制御部 22 模擬データ保存部 32 模擬データ登録部
Claims (4)
- 【請求項1】 プラントデータを取込みプラントへデー
タを出力する外部入出力部と、 演算処理のための制御専門言語による制御プログラムを
格納するプログラム格納部と、 演算用データとその演算結果データを格納する演算用メ
モリと前記制御プログラムの動作模擬をする模擬用デー
タを格納し前記演算用メモリとビットアドレスが対応し
て設けられる模擬用メモリとからなるデータメモリ部
と、 前記演算用メモリと前記模擬用メモリのそれぞれにビッ
トアドレスが対応して設けられビットアドレス毎にいず
れの前記演算用メモリまたは前記模擬用メモリのデータ
を取出すか、あるいは、データの書込みを禁止する情報
を模擬実行情報として予め設定する条件メモリ部と、 保守ツールから入力された動作模擬のための前記模擬用
データを前記模擬用メモリへ格納する一方、前記模擬実
行情報を前記条件メモリ部へ格納する保守伝送部と、 前記演算用メモリの演算用データを用いて制御プログラ
ムによって演算を実行し、その演算結果データを前記演
算用メモリへ格納する一方、制御プログラムがデータ取
出し命令で、かつ、前記条件メモリ部の対応するビット
アドレスが模擬実行のとき前記模擬用メモリの模擬用デ
ータを取出して制御プログラムによって演算し、制御プ
ログラムがデータの書込み命令で、かつ、前記条件メモ
リ部の対応するビットアドレスが模擬実行のときデータ
の書込みを禁止する主制御部とを備えたことを特徴とす
るプログラマブルコントローラ。 - 【請求項2】 制御プログラムを画面に表示する表示部
と、 オペレータが情報を入力する入力部と、 前記制御プログラムを格納するプログラム格納部と、 模擬用データを設定する模擬データ設定部と、 設定された模擬用データと模擬実行情報とをプログラマ
ブルコントローラへ伝送する伝送部と、 前記入力部を介して前記プログラム格納部から制御プロ
グラムを取り出して、前記表示部へ表示すると共に、表
示された制御プログラムに基づいて入力部から入力され
た模擬用データと模擬実行情報とを前記模擬データ設定
部へ設定し、この模擬データ設定部に設定された模擬デ
ータと模擬実行情報とを前記伝送部へ渡す制御部とを備
えたことを特徴とするプログラマブルコントローラの保
守ツール。 - 【請求項3】 前記プログラマブルコントローラに設定
された模擬実行のためのデータを格納する模擬データ保
存部を設け、要求により前記模擬実行のためのデータを
前記伝送部を介して取込んで前記模擬データ保存部へ格
納する一方、この模擬データ保存部に格納された前記デ
ータを取出し前記プログラマブルコントローラへ設定す
るように前記伝送部へ出力する手段を前記制御部に設け
ることを特徴とする請求項2記載のプログラマブルコン
トローラの保守ツール。 - 【請求項4】 模擬用データと模擬実行によって得られ
る演算結果データを予め想定してデータベースに登録す
る模擬データ登録部を設け、この模擬データ登録部に登
録された模擬用データを順次前記プログラマブルコント
ローラへ設定して制御プログラムの模擬実行によって得
られた演算結果データと前記想定した演算結果データと
から制御プログラムの検証をする手段を前記制御部に設
けたことを特徴とする請求項2または請求項3記載のプ
ログラマブルコントローラの保守ツール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6257289A JPH0895611A (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | プログラマブルコントローラおよびその保守ツール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6257289A JPH0895611A (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | プログラマブルコントローラおよびその保守ツール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0895611A true JPH0895611A (ja) | 1996-04-12 |
Family
ID=17304312
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6257289A Pending JPH0895611A (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | プログラマブルコントローラおよびその保守ツール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0895611A (ja) |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5523563A (en) * | 1978-08-09 | 1980-02-20 | Hitachi Ltd | Computer system |
JPS57185511A (en) * | 1981-05-11 | 1982-11-15 | Sharp Corp | Loader for sequence controller |
JPS62271003A (ja) * | 1986-05-20 | 1987-11-25 | Toshiba Corp | プログラマブルコントロ−ラ |
JPS6368904A (ja) * | 1986-09-10 | 1988-03-28 | Asahi Chem Ind Co Ltd | プログラマブルコントロ−ラのチエツク方法及び装置 |
JPS63316105A (ja) * | 1987-06-18 | 1988-12-23 | Mitsubishi Electric Corp | プログラマブルコントロ−ラのシミュレ−ション装置 |
JPH0458303A (ja) * | 1990-06-28 | 1992-02-25 | Toshiba Corp | プログラマブルコントローラ |
JPH05282163A (ja) * | 1992-03-30 | 1993-10-29 | Hitachi Ltd | 情報処理装置 |
JPH05297913A (ja) * | 1992-04-17 | 1993-11-12 | Toshiba Corp | プログラマブルコントロ−ラ |
JPH06242819A (ja) * | 1993-02-18 | 1994-09-02 | Fanuc Ltd | Pcの信号状態制御方式 |
-
1994
- 1994-09-28 JP JP6257289A patent/JPH0895611A/ja active Pending
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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