JPH0895024A - カラーフィルター、その製造方法、及び同カラーフィルターを組込んだ液晶表示パネル - Google Patents
カラーフィルター、その製造方法、及び同カラーフィルターを組込んだ液晶表示パネルInfo
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- JPH0895024A JPH0895024A JP23306094A JP23306094A JPH0895024A JP H0895024 A JPH0895024 A JP H0895024A JP 23306094 A JP23306094 A JP 23306094A JP 23306094 A JP23306094 A JP 23306094A JP H0895024 A JPH0895024 A JP H0895024A
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- color filter
- black matrix
- ink
- substrate
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 R、G、B層がそれらの境界で互に重なるこ
とにより生じるカラーフィルター表面の凹凸を防止した
カラーフィルターの製造方法を提供する。 【構成】 ブラックマトリクス15を形成した基板1上
に、紫外線硬化性R、G、Bインクをインクジェット方
式で供給後、ブラックマトリクスをマスクとして基板1
の下面から紫外線照射してR、G、Bインクを硬化させ
る(図1(3))。次いで、エッチングすることによ
り、未硬化インクの重なり部分16が除去され平滑化さ
れる(図1(4))。
とにより生じるカラーフィルター表面の凹凸を防止した
カラーフィルターの製造方法を提供する。 【構成】 ブラックマトリクス15を形成した基板1上
に、紫外線硬化性R、G、Bインクをインクジェット方
式で供給後、ブラックマトリクスをマスクとして基板1
の下面から紫外線照射してR、G、Bインクを硬化させ
る(図1(3))。次いで、エッチングすることによ
り、未硬化インクの重なり部分16が除去され平滑化さ
れる(図1(4))。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子機器の表示装置等に
重要なカラーフィルター、その製造方法、及び同カラー
フィルターを組込んだ液晶表示パネルに関する。
重要なカラーフィルター、その製造方法、及び同カラー
フィルターを組込んだ液晶表示パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶表示パネル用カラーフィルタ
ーの製造方法には、以下の様な方式が提案されている。
ーの製造方法には、以下の様な方式が提案されている。
【0003】まず、電着方式であるが、この場合には透
明電極のパターン形成工程、電着層の形成工程の後、電
着、次いで焼成の各工程をカラーフィルターの色の数と
同じ回数くり返すものである。しかしこの方法は上述の
様に工程が極めて煩雑である上、電着工程の欠点として
大面積カラーフィルターを形成すると表面に電着ムラが
生じ易く、また微細化が困難であることがあげられる。
明電極のパターン形成工程、電着層の形成工程の後、電
着、次いで焼成の各工程をカラーフィルターの色の数と
同じ回数くり返すものである。しかしこの方法は上述の
様に工程が極めて煩雑である上、電着工程の欠点として
大面積カラーフィルターを形成すると表面に電着ムラが
生じ易く、また微細化が困難であることがあげられる。
【0004】次に、感光性樹脂をベースに染料又は顔料
を混合したカラーインクを基板の一面に塗布し、フォト
リソグラフィーを用いてカラーフィルターパターンを形
成する方式がある。
を混合したカラーインクを基板の一面に塗布し、フォト
リソグラフィーを用いてカラーフィルターパターンを形
成する方式がある。
【0005】この方式の場合は、画素の微細化には有利
であるが、カラーフィルターパターンを形成するのにカ
ラーインクの塗布、仮焼成、露光、現像、本焼成の各工
程が必要であり、更にこれらの工程を形成する色の数と
同じ回数くり返すことになり、電着法と同様に工程がか
なり煩雑である。さらに、インクを全面に塗布した後、
不要部分を除去するため、インクの使用効率が悪く、材
料費の低減が問題となっている。
であるが、カラーフィルターパターンを形成するのにカ
ラーインクの塗布、仮焼成、露光、現像、本焼成の各工
程が必要であり、更にこれらの工程を形成する色の数と
同じ回数くり返すことになり、電着法と同様に工程がか
なり煩雑である。さらに、インクを全面に塗布した後、
不要部分を除去するため、インクの使用効率が悪く、材
料費の低減が問題となっている。
【0006】最後に、インクジェット方式を用いる場合
について説明する。この方式は、始めから必要な部分に
だけインクを供給してカラーフィルターパターンを形成
する為、工程が合理的で、かつ簡略化された方式になっ
ている。従って、インクの使用量も少なくてすみ、また
大面積カラーフィルターの製造も有利である。
について説明する。この方式は、始めから必要な部分に
だけインクを供給してカラーフィルターパターンを形成
する為、工程が合理的で、かつ簡略化された方式になっ
ている。従って、インクの使用量も少なくてすみ、また
大面積カラーフィルターの製造も有利である。
【0007】インクジェット方式同様に必要な部分のみ
にパターン形成する方法としてパターン印刷法もある
が、インクジェット方式に比べて形成可能なパターン寸
法が非常に粗く、また精度も悪いので高精細液晶用カラ
ーフィルターの形成には不向きである。
にパターン形成する方法としてパターン印刷法もある
が、インクジェット方式に比べて形成可能なパターン寸
法が非常に粗く、また精度も悪いので高精細液晶用カラ
ーフィルターの形成には不向きである。
【0008】インクジェット方式でカラーフィルターを
形成する場合、パターンの微細化にともない、各色カラ
ーフィルターパターン同志の重なりが生じ易くなる。カ
ラーフィルターを液晶表示素子(特に、STNや強誘電
性液晶素子)に使用する場合は、カラーフィルター表面
の平たん性が必要であるが、特にカラーフィルターの色
の重なり部分で生じた突起部(カラーフィルター層の重
なり厚さ分に相当する高さ)は大きな問題である。
形成する場合、パターンの微細化にともない、各色カラ
ーフィルターパターン同志の重なりが生じ易くなる。カ
ラーフィルターを液晶表示素子(特に、STNや強誘電
性液晶素子)に使用する場合は、カラーフィルター表面
の平たん性が必要であるが、特にカラーフィルターの色
の重なり部分で生じた突起部(カラーフィルター層の重
なり厚さ分に相当する高さ)は大きな問題である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みなされたもので、その目的とする所は、カラーフィル
ターの形成において、工程の簡略化、インク材料の利用
効率の向上、大面積化の点で有利なインクジェット方式
において、さらにパターンの微細化を可能とすると共
に、液晶表示パネルに組込まれる場合に問題となるカラ
ーフィルターの突起をなくすことにある。
みなされたもので、その目的とする所は、カラーフィル
ターの形成において、工程の簡略化、インク材料の利用
効率の向上、大面積化の点で有利なインクジェット方式
において、さらにパターンの微細化を可能とすると共
に、液晶表示パネルに組込まれる場合に問題となるカラ
ーフィルターの突起をなくすことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、所定数の画素孔を配列したブラックマト
リクスを基板上に形成し、次いで前記画素孔にインクジ
ェット方式によってカラーインクを供給してカラーフィ
ルター層を形成後、カラーフィルター層相互の重なり部
分を除去することを特徴とするカラーフィルターの製造
方法を提案するもので、カラーフィルター層相互の重な
り部分を除去する方法が、カラーフィルター層及びブラ
ックマトリクス上に紫外線硬化型材料を塗布し、次いで
基板の下方から紫外線を照射することによってブラック
マトリクスをマスクとして紫外線硬化型材料を露光し、
その後重なり部分を溶解除去するものであること、カラ
ーフィルター層相互の重なり部分を除去する方法が、カ
ラーインクに紫外線硬化型のものを用いてカラーフィル
ター層を形成した後、基板の下方から紫外線を照射する
ことによってブラックマトリクスをマスクとしてカラー
フィルター層を露光し、その後重なり部分を溶解除去す
るものであることを含む。
に、本発明は、所定数の画素孔を配列したブラックマト
リクスを基板上に形成し、次いで前記画素孔にインクジ
ェット方式によってカラーインクを供給してカラーフィ
ルター層を形成後、カラーフィルター層相互の重なり部
分を除去することを特徴とするカラーフィルターの製造
方法を提案するもので、カラーフィルター層相互の重な
り部分を除去する方法が、カラーフィルター層及びブラ
ックマトリクス上に紫外線硬化型材料を塗布し、次いで
基板の下方から紫外線を照射することによってブラック
マトリクスをマスクとして紫外線硬化型材料を露光し、
その後重なり部分を溶解除去するものであること、カラ
ーフィルター層相互の重なり部分を除去する方法が、カ
ラーインクに紫外線硬化型のものを用いてカラーフィル
ター層を形成した後、基板の下方から紫外線を照射する
ことによってブラックマトリクスをマスクとしてカラー
フィルター層を露光し、その後重なり部分を溶解除去す
るものであることを含む。
【0011】また本発明は、上記のいずれかの方法で製
造したカラーフィルターである。
造したカラーフィルターである。
【0012】また更に本発明は、上記のいずれかの方法
で製造したカラーフィルターと、これと対向して設けた
基板と、これらの間に封入した液晶とを少なくとも有し
てなる液晶表示パネルである。
で製造したカラーフィルターと、これと対向して設けた
基板と、これらの間に封入した液晶とを少なくとも有し
てなる液晶表示パネルである。
【0013】
【作用】本発明においては、インクジェット方式で形成
したカラーフィルター層の重なり部分に起因して生じた
突起部分をブラックマトリクスをマスクパターンとして
利用して、重なり部分のみを選択的にエッチングするこ
とにより簡単に除去するものである。
したカラーフィルター層の重なり部分に起因して生じた
突起部分をブラックマトリクスをマスクパターンとして
利用して、重なり部分のみを選択的にエッチングするこ
とにより簡単に除去するものである。
【0014】以下、本発明を図面を参照して詳細に説明
する。 (実施態様1)図1は本発明のカラーフィルターの製造
工程の一態様を示すもので、図1(1)中、1はガラス
基板である。
する。 (実施態様1)図1は本発明のカラーフィルターの製造
工程の一態様を示すもので、図1(1)中、1はガラス
基板である。
【0015】まず図1(1)に示すように、ガラス基板
上に厚さ0.03〜0.30μmの金属膜をスパッタリ
ングにより形成し、通常のフォトリソグラフィーの手法
を用いて多数の画素孔15を配列してなるブラックマト
リクス2をパターン形成した後、同じくスパッタリング
法により0.01〜2.00μmの膜厚で全面に透明絶
縁膜3を成膜した。ブラックマトリクス2の材料は、M
o・Ta合金、Mo、Ta、W、Cr等が使用できる。
又、透明絶縁膜3の材料としては、SiO2 、SiN
x 、Al2 O3 、TaOx 、SiC等が使用可能であ
る。透明絶縁膜3を形成する目的は後述するカラーフィ
ルター層4,5,6の材料のぬれ性がブラックマトリク
ス2の部分とブラックマトリクス2以外の部分で均一に
なる様にすること、及びガラス基板1からのアルカリイ
オンが拡散することを防止することにある。従って、ガ
ラス基板1、ブラックマトリクス2、カラーフィルター
層の材料によっては、透明絶縁膜3が不要の場合もあ
る。
上に厚さ0.03〜0.30μmの金属膜をスパッタリ
ングにより形成し、通常のフォトリソグラフィーの手法
を用いて多数の画素孔15を配列してなるブラックマト
リクス2をパターン形成した後、同じくスパッタリング
法により0.01〜2.00μmの膜厚で全面に透明絶
縁膜3を成膜した。ブラックマトリクス2の材料は、M
o・Ta合金、Mo、Ta、W、Cr等が使用できる。
又、透明絶縁膜3の材料としては、SiO2 、SiN
x 、Al2 O3 、TaOx 、SiC等が使用可能であ
る。透明絶縁膜3を形成する目的は後述するカラーフィ
ルター層4,5,6の材料のぬれ性がブラックマトリク
ス2の部分とブラックマトリクス2以外の部分で均一に
なる様にすること、及びガラス基板1からのアルカリイ
オンが拡散することを防止することにある。従って、ガ
ラス基板1、ブラックマトリクス2、カラーフィルター
層の材料によっては、透明絶縁膜3が不要の場合もあ
る。
【0016】次に、インクジェット方式、即ちバブルジ
ェットプリンター等に赤、緑、青の各インクを備え、こ
れを用いて図1(2)に示すようにブラックマトリクス
2に形成した画素孔15にインクを供給するものである
が、前記各インクは紫外線硬化型樹脂等の紫外線硬化材
料を含むものが用いられる。上記インクの供給により、
ブラックマトリクス2を境界とし、一定のピッチでドッ
ト状に赤(R)、緑(G)、青(B)の各インクからな
るカラーフィルター層4、5、6が形成されるが、この
場合、赤、緑、青のカラーフィルター層の境界部分はイ
ンク噴射位置の精度やインク自体の拡がりの影響でイン
クが相互に重なった状態のインク重なり部分16が存在
する。この重なり部分16はインクが相互に重なる結
果、インクの層厚が大きくなり、カラーフィルター層の
表面から突き出した突起形状となる。
ェットプリンター等に赤、緑、青の各インクを備え、こ
れを用いて図1(2)に示すようにブラックマトリクス
2に形成した画素孔15にインクを供給するものである
が、前記各インクは紫外線硬化型樹脂等の紫外線硬化材
料を含むものが用いられる。上記インクの供給により、
ブラックマトリクス2を境界とし、一定のピッチでドッ
ト状に赤(R)、緑(G)、青(B)の各インクからな
るカラーフィルター層4、5、6が形成されるが、この
場合、赤、緑、青のカラーフィルター層の境界部分はイ
ンク噴射位置の精度やインク自体の拡がりの影響でイン
クが相互に重なった状態のインク重なり部分16が存在
する。この重なり部分16はインクが相互に重なる結
果、インクの層厚が大きくなり、カラーフィルター層の
表面から突き出した突起形状となる。
【0017】次に、インクの溶剤等を除去するためのプ
レキュアー等を行なった後、図1(3)に示すように、
基板1の下方(基板のブラックマトリクス2を形成した
面と反対面の方向)から紫外線を照射する。この場合、
紫外線はブラックマトリクス2の画素孔15の部分を通
ってカラーフィルター層4,5,6を照射し、カラーフ
ィルター層4,5,6を硬化するが、前記重なり部分1
6はブラックマトリクス2がマスクとなるため、硬化し
ない。
レキュアー等を行なった後、図1(3)に示すように、
基板1の下方(基板のブラックマトリクス2を形成した
面と反対面の方向)から紫外線を照射する。この場合、
紫外線はブラックマトリクス2の画素孔15の部分を通
ってカラーフィルター層4,5,6を照射し、カラーフ
ィルター層4,5,6を硬化するが、前記重なり部分1
6はブラックマトリクス2がマスクとなるため、硬化し
ない。
【0018】その後、基板にエッチング液を作用させる
ことにより、図1(4)に示すように、重なり部分16
が除去される。
ことにより、図1(4)に示すように、重なり部分16
が除去される。
【0019】最後に、必要によりカラーフィルター層の
保護のためにオーバーコート層7を設け、図1(5)に
示すカラーフィルター19が製造される。
保護のためにオーバーコート層7を設け、図1(5)に
示すカラーフィルター19が製造される。
【0020】インクに用いられる染料としては、酸性染
料、直接染料、反応性染料などがある。さらに具体的に
は、酸性染料としてスミノール・ファーストレッドG
(C.I.Acid Red 118、住友化学工業社
製)、アリザリングリーン(C.I.Acid Gre
en 9、東京化成工業社製)、ブリリアント・インド
・ブルー5G(C.I.Acid Blue 103、
ヘキスト社製)などがある。又、直接染料としてスミラ
イト・レッド4B(C.I.Direct Red 8
1、住友化学工業社製)、カヤラス・スプラ・ブルーB
WL(C.I.Direct Blue 237、日本
化薬社製)、アイゼン・グリーンGX(C.I.Dir
ect Green 8、住友化学工業社製)等の公知
のものがある。 (実施態様2)本態様においては、カラーインクが紫外
線硬化材料を含まない場合の製造方法を図2に示す製造
工程例に従って説明する。なお、図2中、図1と同一部
分には同一番号を付して、その説明を省略する。
料、直接染料、反応性染料などがある。さらに具体的に
は、酸性染料としてスミノール・ファーストレッドG
(C.I.Acid Red 118、住友化学工業社
製)、アリザリングリーン(C.I.Acid Gre
en 9、東京化成工業社製)、ブリリアント・インド
・ブルー5G(C.I.Acid Blue 103、
ヘキスト社製)などがある。又、直接染料としてスミラ
イト・レッド4B(C.I.Direct Red 8
1、住友化学工業社製)、カヤラス・スプラ・ブルーB
WL(C.I.Direct Blue 237、日本
化薬社製)、アイゼン・グリーンGX(C.I.Dir
ect Green 8、住友化学工業社製)等の公知
のものがある。 (実施態様2)本態様においては、カラーインクが紫外
線硬化材料を含まない場合の製造方法を図2に示す製造
工程例に従って説明する。なお、図2中、図1と同一部
分には同一番号を付して、その説明を省略する。
【0021】本態様においては、まず図2(1)に示す
ようにガラス基板1上にブラックマトリクス2を形成
し、次いで透明絶縁膜3を設ける。次いで、図2(2)
に示すようにインクジェット方式で赤、緑、青のカラー
フィルター層4、5、6を形成するが、この場合、前述
のようにインク重なり部分16が存在する。
ようにガラス基板1上にブラックマトリクス2を形成
し、次いで透明絶縁膜3を設ける。次いで、図2(2)
に示すようにインクジェット方式で赤、緑、青のカラー
フィルター層4、5、6を形成するが、この場合、前述
のようにインク重なり部分16が存在する。
【0022】次に、図2(3)に示すように紫外線硬化
型樹脂材料層9をフィルター層4,5,6の上面に形成
する。材料層9の材料としてはネガ型の紫外線硬化型樹
脂が好ましく、具体的にはネガ型フォトレジストPME
R N−2025(東京応化(株)製)等が好ましい。
型樹脂材料層9をフィルター層4,5,6の上面に形成
する。材料層9の材料としてはネガ型の紫外線硬化型樹
脂が好ましく、具体的にはネガ型フォトレジストPME
R N−2025(東京応化(株)製)等が好ましい。
【0023】材料層の形成方法としては、スピンコート
等が好ましい。
等が好ましい。
【0024】材料層9の厚さは0.4〜4.0μmが好
ましい。
ましい。
【0025】次いで、図2(3)に示すように基板の下
方向(カラーフィルター層4,5,6を形成した面と反
対面側)から、紫外線を照射し、材料層9を硬化させ
る。この場合、ブラックマトリクスがマスクとして機能
するため、インク重なり部分16の上面に位置する部分
の材料層は硬化しない。
方向(カラーフィルター層4,5,6を形成した面と反
対面側)から、紫外線を照射し、材料層9を硬化させ
る。この場合、ブラックマトリクスがマスクとして機能
するため、インク重なり部分16の上面に位置する部分
の材料層は硬化しない。
【0026】その後、材料層9を現像して未硬化部を除
去して硬化部9aを得た後、エッチングをすることによ
り、図2(4)に示すようにインク重なり部分16を除
去する。
去して硬化部9aを得た後、エッチングをすることによ
り、図2(4)に示すようにインク重なり部分16を除
去する。
【0027】最後に硬化部9aを除去し、更にオーバー
コート層7を基板上面側に形成することにより、重なり
部分に起因する突起形状を有さない平面性の良好なカラ
ーフィルター19を得る。
コート層7を基板上面側に形成することにより、重なり
部分に起因する突起形状を有さない平面性の良好なカラ
ーフィルター19を得る。
【0028】オーバーコート層の材料としてはV−25
9−PA(新日鉄化学(株)製)等が好ましい。
9−PA(新日鉄化学(株)製)等が好ましい。
【0029】本態様の場合には、カラーインクは紫外線
硬化性を必要としないので、カラーインク材料(顔料、
染料、ベースの樹脂等)を広範囲から任意に選択できる
ので、インクジェット方式を採用する本発明においては
都合の良いものである。 (実施態様3)本態様は実施態様1の応用と言える。実
施態様1で示した方法で、図3(1)に示すように、ブ
ラックマトリクス3と紫外線硬化型樹脂材料8とを有す
る基板1を製造し、次いで、図3(2)に示すように、
画素孔15を通して基板1をエッチングすることによ
り、ドット状の深溝17を形成する。深溝17の深さは
0.5〜3.0μmとすることが好ましい。
硬化性を必要としないので、カラーインク材料(顔料、
染料、ベースの樹脂等)を広範囲から任意に選択できる
ので、インクジェット方式を採用する本発明においては
都合の良いものである。 (実施態様3)本態様は実施態様1の応用と言える。実
施態様1で示した方法で、図3(1)に示すように、ブ
ラックマトリクス3と紫外線硬化型樹脂材料8とを有す
る基板1を製造し、次いで、図3(2)に示すように、
画素孔15を通して基板1をエッチングすることによ
り、ドット状の深溝17を形成する。深溝17の深さは
0.5〜3.0μmとすることが好ましい。
【0030】次いで、図3(2)に示すように、インク
ジェット方式で紫外線硬化性インクを深溝17に供給す
る。
ジェット方式で紫外線硬化性インクを深溝17に供給す
る。
【0031】その後、インクのプレキュア、ブラックマ
トリクスをマスクとする基板1の下方向からの紫外線露
光(図3(3))、現像(図3(4))、本キュアー、
最後にオーバーコート層7の形成(図3(5))を行な
って、カラーフィルター19を得る。
トリクスをマスクとする基板1の下方向からの紫外線露
光(図3(3))、現像(図3(4))、本キュアー、
最後にオーバーコート層7の形成(図3(5))を行な
って、カラーフィルター19を得る。
【0032】次に、上記カラーフィルターを組込んだ液
晶表示パネルについて説明する。
晶表示パネルについて説明する。
【0033】図5に本発明のカラーフィルター19を組
込んだTFTカラー液晶表示パネル30の断面図を示
す。
込んだTFTカラー液晶表示パネル30の断面図を示
す。
【0034】パネル30はカラーフィルター19とガラ
ス基板24とを対向させ、その間に液晶組成物22を封
入することにより形成される。ガラス基板24にTFT
(不図示)と透明な画素電極23がマトリクス状に形成
されている。また、もう一方の基板1の内側には、画素
電極23に対向してカラーフィルター19が配設され、
その上に透明な共通電極20が一面に形成されている。
更に、両基板の対向する面側には配向膜21,21aが
形成されており、これをラビング処理することにより、
液晶の分子を一定の方向に配列させることができる。ま
た、それぞれのガラス基板1,24の外側には偏光板2
5,26が接着されており、液晶組成物22はこれらの
基板1,24の間隙(2〜5μm)に充填される。ま
た、バックライト26としては、蛍光燈と散乱板(不図
示)の組み合わせが用いられ、液晶組成物をバックライ
ト光の透過率を変化させる光シャッターとして機能させ
ることにより表示を行なう。
ス基板24とを対向させ、その間に液晶組成物22を封
入することにより形成される。ガラス基板24にTFT
(不図示)と透明な画素電極23がマトリクス状に形成
されている。また、もう一方の基板1の内側には、画素
電極23に対向してカラーフィルター19が配設され、
その上に透明な共通電極20が一面に形成されている。
更に、両基板の対向する面側には配向膜21,21aが
形成されており、これをラビング処理することにより、
液晶の分子を一定の方向に配列させることができる。ま
た、それぞれのガラス基板1,24の外側には偏光板2
5,26が接着されており、液晶組成物22はこれらの
基板1,24の間隙(2〜5μm)に充填される。ま
た、バックライト26としては、蛍光燈と散乱板(不図
示)の組み合わせが用いられ、液晶組成物をバックライ
ト光の透過率を変化させる光シャッターとして機能させ
ることにより表示を行なう。
【0035】液晶組成物としては、ZLI−2310
(メルク社製)が使用できるが、特に以下の様な相転移
温度を有する例えばピリミジン系混合液晶が好ましい。
(メルク社製)が使用できるが、特に以下の様な相転移
温度を有する例えばピリミジン系混合液晶が好ましい。
【0036】
【化1】 以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
【0037】
(実施例1)図1に示す工程に従って、カラーフィルタ
ーを製造した。
ーを製造した。
【0038】まず、ガラス基板上にMo−Ta合金(T
a 20wt%)をスパッタリングにより100nmの
厚さ形成し、通常のフォトリソグラフィーを用いてパタ
ーン形成した後、同じくスパッタリング法により50n
mの膜厚で全面にSiO2 を成膜した。次に、バブルジ
ェットプリンターを改造したカラーフィルターインク噴
射装置を用い、ブラックマトリクスを境界にした一定ピ
ッチのドット形状に赤、緑、青の順でUV硬化型カラー
インクを噴射塗布した。その後、クリーンオーブンで8
0℃、7分間プレキュアーを行なったところ、インク噴
射の位置精度やインク自体の拡がりの影響でブラックマ
トリクス上でカラーインクの重なり部分が形成された
(図1(2))。この重なり部分は画素部のカラーフィ
ルター面よりもカラーフィルターの膜厚分の高さで突起
形状となっていた。カラーインクは、アルカリ現像型・
ネガ型材料である新日鉄化学(株)製V−259−R、
V−259−G、V−259−Bを使用した。その後
に、形成済のブラックマトリクスを露光用マスクとして
用いて基板の下面から500mJ/cm2 の露光量でU
Vを照射した。0.4% Na2 CO3 水溶液中に約3
分間浸漬して、UV未露光部を現像除去した後、200
℃、30分間本キュアーを行なった。さらに、オーバー
コート材料として新日鉄化学(株)製V−259−PA
をスピンコートし、クリーンオーブンにて200℃、3
0分間ベークした。
a 20wt%)をスパッタリングにより100nmの
厚さ形成し、通常のフォトリソグラフィーを用いてパタ
ーン形成した後、同じくスパッタリング法により50n
mの膜厚で全面にSiO2 を成膜した。次に、バブルジ
ェットプリンターを改造したカラーフィルターインク噴
射装置を用い、ブラックマトリクスを境界にした一定ピ
ッチのドット形状に赤、緑、青の順でUV硬化型カラー
インクを噴射塗布した。その後、クリーンオーブンで8
0℃、7分間プレキュアーを行なったところ、インク噴
射の位置精度やインク自体の拡がりの影響でブラックマ
トリクス上でカラーインクの重なり部分が形成された
(図1(2))。この重なり部分は画素部のカラーフィ
ルター面よりもカラーフィルターの膜厚分の高さで突起
形状となっていた。カラーインクは、アルカリ現像型・
ネガ型材料である新日鉄化学(株)製V−259−R、
V−259−G、V−259−Bを使用した。その後
に、形成済のブラックマトリクスを露光用マスクとして
用いて基板の下面から500mJ/cm2 の露光量でU
Vを照射した。0.4% Na2 CO3 水溶液中に約3
分間浸漬して、UV未露光部を現像除去した後、200
℃、30分間本キュアーを行なった。さらに、オーバー
コート材料として新日鉄化学(株)製V−259−PA
をスピンコートし、クリーンオーブンにて200℃、3
0分間ベークした。
【0039】得られたカラーフィルターは、上面の突起
がなく、このため上面の凹凸は0.1μm以下にするこ
とができ、液晶表示パネルに用いて好適なものであっ
た。 (比較例1)重なり部分の除去(図1(3),(4)の
工程)を行なわないこと以外は実施例1と同様の方法で
カラーフィルターを製造した。即ち、図4(1)に示す
重なり部分16を除去することなく、オーバーコート層
7を形成したものである(図4(2))。この場合、上
面の凹凸は最大1.5μmであった。このカラーフィル
ターを用いて図4(3)に示す液晶表示パネル30を製
造した。基板24と基板1とのセルギャップは通常1〜
4μmである。また、カラーフィルターの膜厚は、通常
1〜2μm程度である。このため、基板表面に凹凸があ
ると、STNや強誘電液晶表示パネルに組込む場合、画
素電極23と共通電極20との間にショート部11が発
生する問題や、セルギャップ不良等の重大な問題を生じ
る場合がある。
がなく、このため上面の凹凸は0.1μm以下にするこ
とができ、液晶表示パネルに用いて好適なものであっ
た。 (比較例1)重なり部分の除去(図1(3),(4)の
工程)を行なわないこと以外は実施例1と同様の方法で
カラーフィルターを製造した。即ち、図4(1)に示す
重なり部分16を除去することなく、オーバーコート層
7を形成したものである(図4(2))。この場合、上
面の凹凸は最大1.5μmであった。このカラーフィル
ターを用いて図4(3)に示す液晶表示パネル30を製
造した。基板24と基板1とのセルギャップは通常1〜
4μmである。また、カラーフィルターの膜厚は、通常
1〜2μm程度である。このため、基板表面に凹凸があ
ると、STNや強誘電液晶表示パネルに組込む場合、画
素電極23と共通電極20との間にショート部11が発
生する問題や、セルギャップ不良等の重大な問題を生じ
る場合がある。
【0040】本比較例においては、凹凸が大きいため、
電極間でショートを起こしていた。
電極間でショートを起こしていた。
【0041】なお、12はスペーサである。 (実施例2)図2に示す工程に従って、カラーフィルタ
ーを製造した。
ーを製造した。
【0042】ガラス基板上に形成したブラックマトリク
ス上にインクジェット方式でカラーインク(カラーフィ
ルター材料)を噴射してカラーフィルターパターンを形
成した。ブラックマトリクスの画素孔の径は100μm
のドット状で、120μmの繰返し単位で繰返されたも
のであった。また、カラーインクはゼラチン、ポリビニ
ルアルコール、ポリアクリロニトリル等の水溶性高分子
に染料を混合したインクを用いて、画素孔に各2×10
-5μlずつ供給した。次にネガ型フォトレジスト(東京
応化製PMER N−2025)を全面にスピンコート
し(膜厚1.5μm)、ブラックマトリクスを通して基
板下面から露光した。TMAH 2.35%溶液に浸漬
して現像し、ネガ型フォトレジストのパターンを形成
後、エッチングによりカラーフィルターパターンの露出
した部分を除去した(図2(4))。さらにオーバーコ
ート材料としてV−259−PA(新日鉄化学(株)
製)を基板全面に厚さ2.0μmになるように塗布し
て、突起部分のない良好なカラーフィルター基板を得
た。
ス上にインクジェット方式でカラーインク(カラーフィ
ルター材料)を噴射してカラーフィルターパターンを形
成した。ブラックマトリクスの画素孔の径は100μm
のドット状で、120μmの繰返し単位で繰返されたも
のであった。また、カラーインクはゼラチン、ポリビニ
ルアルコール、ポリアクリロニトリル等の水溶性高分子
に染料を混合したインクを用いて、画素孔に各2×10
-5μlずつ供給した。次にネガ型フォトレジスト(東京
応化製PMER N−2025)を全面にスピンコート
し(膜厚1.5μm)、ブラックマトリクスを通して基
板下面から露光した。TMAH 2.35%溶液に浸漬
して現像し、ネガ型フォトレジストのパターンを形成
後、エッチングによりカラーフィルターパターンの露出
した部分を除去した(図2(4))。さらにオーバーコ
ート材料としてV−259−PA(新日鉄化学(株)
製)を基板全面に厚さ2.0μmになるように塗布し
て、突起部分のない良好なカラーフィルター基板を得
た。
【0043】このものの上面の凹凸は0.1μm以下で
あった。 (実施例3)図3に示す工程に従って、カラーフィルタ
ーを製造した。
あった。 (実施例3)図3に示す工程に従って、カラーフィルタ
ーを製造した。
【0044】まず、ブラックマトリクス形成に使用した
フォトレジスト(東京応化 OFPR−800)とブラ
ックマスクパターンを利用し、ガラス基板をエッチング
し、深さ1.8μmのドット状の深溝を形成した。本実
施例においては、実施例1と異なり、ブラックマトリク
ス上に透明絶縁膜を形成していない。エッチング液はフ
ッ化水素酸(55wt%)と水とを1:20(容量比)
の割合で混合したものであった。
フォトレジスト(東京応化 OFPR−800)とブラ
ックマスクパターンを利用し、ガラス基板をエッチング
し、深さ1.8μmのドット状の深溝を形成した。本実
施例においては、実施例1と異なり、ブラックマトリク
ス上に透明絶縁膜を形成していない。エッチング液はフ
ッ化水素酸(55wt%)と水とを1:20(容量比)
の割合で混合したものであった。
【0045】次に実施例1と同様のインクジェット方式
によって、ドット状の深溝にカラーインク(新日鉄化学
製V−259−R、V−259−G、V−259−B)
を噴射した。インクジェット方式の特徴として、噴射す
るインクの容積を精密に制御可能なことに加え、噴射イ
ンク容積と形成した深溝の容積をほぼ同じにすること
で、カラーインクの重なりにより生じる突起の高さを実
施例1より小さくすることができた。その後、実施例1
と同様にしてプレキュアー、ブラックマトリクスをマス
クとして利用した裏面露光、現像、本キュアー、オーバ
ーコート材形成の手順でカラーフィルター基板を完成し
た。
によって、ドット状の深溝にカラーインク(新日鉄化学
製V−259−R、V−259−G、V−259−B)
を噴射した。インクジェット方式の特徴として、噴射す
るインクの容積を精密に制御可能なことに加え、噴射イ
ンク容積と形成した深溝の容積をほぼ同じにすること
で、カラーインクの重なりにより生じる突起の高さを実
施例1より小さくすることができた。その後、実施例1
と同様にしてプレキュアー、ブラックマトリクスをマス
クとして利用した裏面露光、現像、本キュアー、オーバ
ーコート材形成の手順でカラーフィルター基板を完成し
た。
【0046】
【発明の効果】本発明方法によれば、カラーフィルター
層の重なり部分に起因して生じる突起を簡単に除去で
き、このため製造されるカラーフィルターはその表面が
平滑なものである。
層の重なり部分に起因して生じる突起を簡単に除去で
き、このため製造されるカラーフィルターはその表面が
平滑なものである。
【0047】このカラーフィルターを液晶表示パネルに
組込む場合には、カラーフィルターの表面が平滑なた
め、以下の効果を奏する。 (1)画素電極と共通電極との間のショートによる製造
歩留りの低下を抑制できる。 (2)突起部分で生ずる表示品位不良がなくなる。
組込む場合には、カラーフィルターの表面が平滑なた
め、以下の効果を奏する。 (1)画素電極と共通電極との間のショートによる製造
歩留りの低下を抑制できる。 (2)突起部分で生ずる表示品位不良がなくなる。
【図1】本発明のカラーフィルターの製造方法の一例を
示す製造工程図である。
示す製造工程図である。
【図2】本発明のカラーフィルターの製造方法の他の例
を示す製造工程図である。
を示す製造工程図である。
【図3】本発明のカラーフィルターの製造方法の更に他
の例を示す製造工程図である。
の例を示す製造工程図である。
【図4】比較例のカラーフィルターの製造方法を示す製
造工程図である。
造工程図である。
【図5】カラーフィルターを組込んだ本発明液晶表示パ
ネルの構成例を示す概略断面図である。
ネルの構成例を示す概略断面図である。
1 ガラス基板 2 ブラックマトリクス 2a 金属膜 3 透明絶縁膜 4 カラーフィルター層 5 カラーフィルター層 6 カラーフィルター層 7 オーバーコート層 11 ショート部 12 スペーサ 15 画素孔 16 インク重なり部分 19 カラーフィルター 22 液晶組成物 24 基板 30 液晶パネル
Claims (5)
- 【請求項1】 所定数の画素孔を配列したブラックマト
リクスを基板上に形成し、次いで前記画素孔にインクジ
ェット方式によってカラーインクを供給してカラーフィ
ルター層を形成後、カラーフィルター層相互の重なり部
分を除去することを特徴とするカラーフィルターの製造
方法。 - 【請求項2】 カラーフィルター層相互の重なり部分を
除去する方法が、カラーフィルター層及びブラックマト
リクス上に紫外線硬化型材料を塗布し、次いで基板の下
方から紫外線を照射することによってブラックマトリク
スをマスクとして紫外線硬化型材料を露光し、その後重
なり部分を溶解除去するものである請求項1に記載のカ
ラーフィルターの製造方法。 - 【請求項3】 カラーフィルター層相互の重なり部分を
除去する方法が、カラーインクに紫外線硬化型のものを
用いてカラーフィルター層を形成した後、基板の下方か
ら紫外線を照射することによってブラックマトリクスを
マスクとしてカラーフィルター層を露光し、その後重な
り部分を溶解除去するものである請求項1に記載のカラ
ーフィルターの製造方法。 - 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかの方法で製造
したカラーフィルター。 - 【請求項5】 請求項1乃至3のいずれかの方法で製造
したカラーフィルターと、これと対向して設けた基板
と、これらの間に封入した液晶とを少なくとも有してな
る液晶表示パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23306094A JPH0895024A (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | カラーフィルター、その製造方法、及び同カラーフィルターを組込んだ液晶表示パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23306094A JPH0895024A (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | カラーフィルター、その製造方法、及び同カラーフィルターを組込んだ液晶表示パネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0895024A true JPH0895024A (ja) | 1996-04-12 |
Family
ID=16949175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23306094A Pending JPH0895024A (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | カラーフィルター、その製造方法、及び同カラーフィルターを組込んだ液晶表示パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0895024A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20000070618A (ko) * | 1997-02-28 | 2000-11-25 | 데이비드 엘. 화이트 | 편평한 패널 디스플레이 스크린 구조상에 컬러 필터 층을 형성하는 방법 |
US6969948B2 (en) * | 2001-12-06 | 2005-11-29 | Sony Corporation | Display and method of manufacturing the same |
KR100546701B1 (ko) * | 1998-11-25 | 2006-03-23 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 액정표시장치의 칼라필터 제조방법 |
JP2007264640A (ja) * | 2007-04-05 | 2007-10-11 | Sharp Corp | 表示パネルの製造方法 |
WO2011030604A1 (ja) * | 2009-09-09 | 2011-03-17 | シャープ株式会社 | カラーフィルタ基板、液晶表示パネル及び液晶表示装置 |
JP2012242840A (ja) * | 2011-05-19 | 2012-12-10 | Boe Technology Group Co Ltd | カラーフィルタ基板及びその製造方法 |
CN107369777A (zh) * | 2017-08-31 | 2017-11-21 | 京东方科技集团股份有限公司 | 一种oled基板及其制备方法、显示装置 |
WO2020052066A1 (zh) * | 2018-09-13 | 2020-03-19 | 惠科股份有限公司 | 一种显示面板和显示装置 |
-
1994
- 1994-09-28 JP JP23306094A patent/JPH0895024A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107369777B (zh) * | 2017-08-31 | 2020-01-03 | 京东方科技集团股份有限公司 | 一种oled基板及其制备方法、显示装置 |
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