JPH088949B2 - 電気かみそりの外刃 - Google Patents
電気かみそりの外刃Info
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- JPH088949B2 JPH088949B2 JP63050915A JP5091588A JPH088949B2 JP H088949 B2 JPH088949 B2 JP H088949B2 JP 63050915 A JP63050915 A JP 63050915A JP 5091588 A JP5091588 A JP 5091588A JP H088949 B2 JPH088949 B2 JP H088949B2
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- JP
- Japan
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- outer blade
- central portion
- blade
- top side
- whisker
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- Expired - Lifetime
Links
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 20
- 238000007747 plating Methods 0.000 description 17
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 9
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 8
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 7
- 238000005323 electroforming Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
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- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Dry Shavers And Clippers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電気鋳造法によって作られる電気かみそりの
外刃に関する。
外刃に関する。
電気かみそりの外刃は以下のような電気鋳造法により
製作されている。つまり、金属基板の上面にレジスト層
を被着してから、この層を所定のパターンで露光する。
次に、露光された部分における金属基板の表面をエッチ
ング処理してから、レジスト層を除去する処理を行う。
この後、金属基板に一次メッキを施して、金属基板の上
記露光部分に相当した位置において、金属基板の表面よ
り下側に被着される一次メッキ層部分Aを形成するとと
もに、非露光部分に相当した位置において、金属基板の
表面より上側に被着される一次メッキ層部分Bを形成す
る。最後に、一次メッキ層の全面に対して剥離剤を被着
してから、その上に二次メッキを施す。このメッキ処理
により一次メッキ層部分Bに被着する二次メッキ層(つ
まり外刃)が形成される。二次メッキ層の一次メッキ層
部分Aに対向する部分はひげが通る孔となるとともに、
その孔縁は一次メッキ層部分Bの高さに相当する切れ刃
部分となる。このようにして形成された外刃としての二
次メッキ層は、上記金属基板から剥離されて外刃として
提供されるものである。
製作されている。つまり、金属基板の上面にレジスト層
を被着してから、この層を所定のパターンで露光する。
次に、露光された部分における金属基板の表面をエッチ
ング処理してから、レジスト層を除去する処理を行う。
この後、金属基板に一次メッキを施して、金属基板の上
記露光部分に相当した位置において、金属基板の表面よ
り下側に被着される一次メッキ層部分Aを形成するとと
もに、非露光部分に相当した位置において、金属基板の
表面より上側に被着される一次メッキ層部分Bを形成す
る。最後に、一次メッキ層の全面に対して剥離剤を被着
してから、その上に二次メッキを施す。このメッキ処理
により一次メッキ層部分Bに被着する二次メッキ層(つ
まり外刃)が形成される。二次メッキ層の一次メッキ層
部分Aに対向する部分はひげが通る孔となるとともに、
その孔縁は一次メッキ層部分Bの高さに相当する切れ刃
部分となる。このようにして形成された外刃としての二
次メッキ層は、上記金属基板から剥離されて外刃として
提供されるものである。
そして、このような製法により得られた従来の外刃は
特公昭53-47745号公報に例示されるように、ひげが通る
大きさの孔が無数に設けられた中央部分と、その周囲に
設けられる盲板状部分と、この盲板状部分の縁部側に複
数設けられた取付け板装着用の固定孔と、必要により中
央部分と盲板状部分との境界をなす部分を形成して設け
られる遷移部分とから形成されている。遷移部分には例
えば上記中央部分の孔よりも小さく、かつひげが通る孔
が無数に設けられるが、この部分は内刃に接しないか
ら、ひげそりが行われることはないとともに、このよう
な遷移部分によって外刃における縁部の強度を高めるよ
うにしている。
特公昭53-47745号公報に例示されるように、ひげが通る
大きさの孔が無数に設けられた中央部分と、その周囲に
設けられる盲板状部分と、この盲板状部分の縁部側に複
数設けられた取付け板装着用の固定孔と、必要により中
央部分と盲板状部分との境界をなす部分を形成して設け
られる遷移部分とから形成されている。遷移部分には例
えば上記中央部分の孔よりも小さく、かつひげが通る孔
が無数に設けられるが、この部分は内刃に接しないか
ら、ひげそりが行われることはないとともに、このよう
な遷移部分によって外刃における縁部の強度を高めるよ
うにしている。
このような往復動式電気かみそり用の外刃は、その縁
部に装着された取付け板の両端部を外刃台の内面に設け
られた係合溝に係合させることで、外刃台に対して半円
筒状に曲げた状態にして取付けられる。この外刃の中央
部分の内面には内刃が摺接されて、この内刃により中央
部分の孔を通ったひげを内刃と上記孔の切れ刃部分とに
より切断するようになっているから、上記中央部分はひ
げ切断領域を形成している。そして、このような従来の
外刃にあって、そのひげ切断領域の各部における単位面
積当りの開口率は同一になっていた。
部に装着された取付け板の両端部を外刃台の内面に設け
られた係合溝に係合させることで、外刃台に対して半円
筒状に曲げた状態にして取付けられる。この外刃の中央
部分の内面には内刃が摺接されて、この内刃により中央
部分の孔を通ったひげを内刃と上記孔の切れ刃部分とに
より切断するようになっているから、上記中央部分はひ
げ切断領域を形成している。そして、このような従来の
外刃にあって、そのひげ切断領域の各部における単位面
積当りの開口率は同一になっていた。
ところで、電気鋳造法による二次メッキの付着の際に
おいて、そのメッキ層の厚みは、メッキ時間と電流密度
に大きく左右される。そして、上記従来構成の外刃によ
れば、その無数の孔を有した中央部分とその周囲の盲板
状部分とでは電流密度が均一にならず、盲板状部分の電
流密度が急激に小さくなる。このため、盲板状部分が薄
く、かつ中央部分が厚く形成され、しかも、中央部分は
盲板状部分の影響が及びずらい頂部側程厚く形成される
傾向があった。
おいて、そのメッキ層の厚みは、メッキ時間と電流密度
に大きく左右される。そして、上記従来構成の外刃によ
れば、その無数の孔を有した中央部分とその周囲の盲板
状部分とでは電流密度が均一にならず、盲板状部分の電
流密度が急激に小さくなる。このため、盲板状部分が薄
く、かつ中央部分が厚く形成され、しかも、中央部分は
盲板状部分の影響が及びずらい頂部側程厚く形成される
傾向があった。
以上のような厚み傾向をもつ従来の外刃においては、
ひげそりの際に最も多用する外刃の頂部側程その厚みが
大きいから、深ぞりしずらいという問題があった。な
お、深ぞりができるようにするためには、ひげが通る無
数の孔を大きく、したがってひげ切断領域の開口率を大
きくすることが考えられるが、そのようにした場合に
は、皮膚の一部が孔を通って押し入れられて、皮膚が内
刃により傷付けられしまうおそれが高くなるから、実際
上は好ましくない。また、既述のように外刃の頂部部分
の厚みが大きいために撓みずらかった。したがって内刃
との馴染みがよくなく、切れ味が良くないという問題も
あった。
ひげそりの際に最も多用する外刃の頂部側程その厚みが
大きいから、深ぞりしずらいという問題があった。な
お、深ぞりができるようにするためには、ひげが通る無
数の孔を大きく、したがってひげ切断領域の開口率を大
きくすることが考えられるが、そのようにした場合に
は、皮膚の一部が孔を通って押し入れられて、皮膚が内
刃により傷付けられしまうおそれが高くなるから、実際
上は好ましくない。また、既述のように外刃の頂部部分
の厚みが大きいために撓みずらかった。したがって内刃
との馴染みがよくなく、切れ味が良くないという問題も
あった。
本発明の目的は、皮膚を傷付けることなく深ぞりがで
きるとともに、切れ味も向上できる電気かみそりの外刃
を提供することにある。
きるとともに、切れ味も向上できる電気かみそりの外刃
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するために、本発明の電気かみそりの
外刃においては、内刃が摺接するひげ切断領域のうちの
頂部側中央部分の単位面積当りの開口率を、上記ひげ切
断領域のうちの上記中央部分の外側に位置された裾野部
分の単位面積当りの開口率よりも小さくしたものであ
る。
外刃においては、内刃が摺接するひげ切断領域のうちの
頂部側中央部分の単位面積当りの開口率を、上記ひげ切
断領域のうちの上記中央部分の外側に位置された裾野部
分の単位面積当りの開口率よりも小さくしたものであ
る。
上記構成の外刃は電気鋳造法により作られるが、ひげ
切断領域における頂部側中央部分と裾野部分との開口率
の差によって、その製造における二次メッキの際、ひげ
切断領域のうちの単位面積当りの開口率が小さい頂部側
中央部分の電流密度が小さくなるから、この頂部側中央
部分を薄く形成できる。そして、このように頂部側中央
部分が薄いことにより、ひげを深くそることができる。
これとともに、以上のように薄い上記頂部側中央部分が
きわめて容易に撓んで内刃に良く馴染むから、切れ味を
向上できる。
切断領域における頂部側中央部分と裾野部分との開口率
の差によって、その製造における二次メッキの際、ひげ
切断領域のうちの単位面積当りの開口率が小さい頂部側
中央部分の電流密度が小さくなるから、この頂部側中央
部分を薄く形成できる。そして、このように頂部側中央
部分が薄いことにより、ひげを深くそることができる。
これとともに、以上のように薄い上記頂部側中央部分が
きわめて容易に撓んで内刃に良く馴染むから、切れ味を
向上できる。
第1図から第3図を参照して本発明の一実施例を以下
説明する。
説明する。
第3図中1は往復動式電気かみそりの本体ケースで、
その上面から突出されるとともに左右方向(なお、第3
図においては紙面の表裏方向)に往復動される内刃支持
軸2には、内刃3が取付けられている。内刃3は上記軸
2を巻装して設けられたコイルバネ4により上方に付勢
されている。さらに本体ケース1の上部には内刃3を覆
って外刃体5が着脱可能に取付けられている。この外刃
体5は、樹脂又は軽金属製の外刃台6と、略半円筒状に
曲げられて外刃台6の開口6aを塞いで取付けられた外刃
7とから形成されている。外刃7の両側縁には樹脂製の
取付け板8が熱かしめ等の手段によって装着されてお
り、これら取付け板8の両端部を外刃台6の両端部内面
に夫々設けた図示しない係合溝に着脱可能に係合させる
ことによって、外刃7は外刃台5に取付けられている。
この外刃7の内面には、上記内刃3がコイルバネ4によ
り押し付けられた状態で摺接するようになっている。
その上面から突出されるとともに左右方向(なお、第3
図においては紙面の表裏方向)に往復動される内刃支持
軸2には、内刃3が取付けられている。内刃3は上記軸
2を巻装して設けられたコイルバネ4により上方に付勢
されている。さらに本体ケース1の上部には内刃3を覆
って外刃体5が着脱可能に取付けられている。この外刃
体5は、樹脂又は軽金属製の外刃台6と、略半円筒状に
曲げられて外刃台6の開口6aを塞いで取付けられた外刃
7とから形成されている。外刃7の両側縁には樹脂製の
取付け板8が熱かしめ等の手段によって装着されてお
り、これら取付け板8の両端部を外刃台6の両端部内面
に夫々設けた図示しない係合溝に着脱可能に係合させる
ことによって、外刃7は外刃台5に取付けられている。
この外刃7の内面には、上記内刃3がコイルバネ4によ
り押し付けられた状態で摺接するようになっている。
外刃7は電気鋳造法によって作られたものである。こ
の外刃7は、その外形形状を形取る周縁9によって囲ま
れる内側全面に、ひげが通る大きさの孔を無数に設けて
形成されている。なお、ひげが通る無数の孔は本実施例
の場合には、同一形状であるが、これに限らず複数種類
の異なる形状の孔を組合わせるようにしても差支えな
い。周縁9は縁取りをなしており、それによって外刃7
内部への引裂きを防止するようになっている。
の外刃7は、その外形形状を形取る周縁9によって囲ま
れる内側全面に、ひげが通る大きさの孔を無数に設けて
形成されている。なお、ひげが通る無数の孔は本実施例
の場合には、同一形状であるが、これに限らず複数種類
の異なる形状の孔を組合わせるようにしても差支えな
い。周縁9は縁取りをなしており、それによって外刃7
内部への引裂きを防止するようになっている。
このような外刃7において第1図中二点鎖線で囲まれ
た範囲は、内刃3が内面に摺接するひげ切断領域Aを示
しており、この領域Aは、頂部側中央部分Bと、その外
側に位置された裾野部分Cとから形成されている。な
お、第1図中一点鎖線は頂部側中央部分Bと裾野部分C
との境目を示しているとともに、第3図中θ1は頂部側
中央部分Bが占める角度範囲、θ2はひげ切断領域Aが
占める角度範囲を夫々を示している。そして、頂部側中
央部分Bはその単位面積当りの開口率を、裾野部分Cの
単位面積当りの開口率よりも小さくして形成されてい
る。したがって、頂部側中央部分Bにおける無数の孔に
おける隣接する孔縁間のブリッジの幅は、裾野部分Cに
おける無数の孔における隣接する孔縁間のブリッジの幅
よりも大きくなっている。
た範囲は、内刃3が内面に摺接するひげ切断領域Aを示
しており、この領域Aは、頂部側中央部分Bと、その外
側に位置された裾野部分Cとから形成されている。な
お、第1図中一点鎖線は頂部側中央部分Bと裾野部分C
との境目を示しているとともに、第3図中θ1は頂部側
中央部分Bが占める角度範囲、θ2はひげ切断領域Aが
占める角度範囲を夫々を示している。そして、頂部側中
央部分Bはその単位面積当りの開口率を、裾野部分Cの
単位面積当りの開口率よりも小さくして形成されてい
る。したがって、頂部側中央部分Bにおける無数の孔に
おける隣接する孔縁間のブリッジの幅は、裾野部分Cに
おける無数の孔における隣接する孔縁間のブリッジの幅
よりも大きくなっている。
また、本実施例の場合には、外刃7における周縁部分
Dの開口率も、上記裾野部分Cの単位面積当りの開口率
よりも小さく形成されている。この周縁部分Dの境目は
第1図中点線で示されているとともに、この周縁部分D
における外刃7の長さ方向に沿う両縁部には複数の固定
孔10が設けられている。これらの固定孔10は上記ひげが
通る孔よりも遥かに大きいとともに、その孔10はその孔
縁10aにより形取られている。そして、この孔縁10aによ
り外刃7内部への引裂きを防止するようになっている。
これらの固定孔10には上記取付け板8の熱かしめ用の図
示しない突起が挿通されるものである。なお、このよう
な多孔構造の周縁部分Dとすることは、それに隣接した
部分Eとの間に急激な厚み変化を少なくするのに有利で
あって、上記点線で示した境目部分に撓みや応力が局部
的に集中することを防止できるが、本発明において、こ
の周縁部分Dおよび上記部分Eは盲板状に形成しても差
支えない。
Dの開口率も、上記裾野部分Cの単位面積当りの開口率
よりも小さく形成されている。この周縁部分Dの境目は
第1図中点線で示されているとともに、この周縁部分D
における外刃7の長さ方向に沿う両縁部には複数の固定
孔10が設けられている。これらの固定孔10は上記ひげが
通る孔よりも遥かに大きいとともに、その孔10はその孔
縁10aにより形取られている。そして、この孔縁10aによ
り外刃7内部への引裂きを防止するようになっている。
これらの固定孔10には上記取付け板8の熱かしめ用の図
示しない突起が挿通されるものである。なお、このよう
な多孔構造の周縁部分Dとすることは、それに隣接した
部分Eとの間に急激な厚み変化を少なくするのに有利で
あって、上記点線で示した境目部分に撓みや応力が局部
的に集中することを防止できるが、本発明において、こ
の周縁部分Dおよび上記部分Eは盲板状に形成しても差
支えない。
このような構成の外刃7によれば、内刃3が摺接する
ひげ切断領域Aのうちの頂部側中央部分Bの単位面積当
りの開口率を、ひげ切断領域Aのうちの裾野部分Cの単
位面積当りの開口率よりも小さくしたから、この外刃7
の製造における二次メッキの際、単位面積当りの開口率
が小さい頂部側中央部分Bの電流密度が、裾野部分Cの
電流密度よりも小さくなる。このため、頂部側中央部分
Bは薄く形成され、その厚さを裾野部分Cの厚さと同様
かそれ以下とでき、例えば外刃7の厚みは概略第2図に
示すようになる。
ひげ切断領域Aのうちの頂部側中央部分Bの単位面積当
りの開口率を、ひげ切断領域Aのうちの裾野部分Cの単
位面積当りの開口率よりも小さくしたから、この外刃7
の製造における二次メッキの際、単位面積当りの開口率
が小さい頂部側中央部分Bの電流密度が、裾野部分Cの
電流密度よりも小さくなる。このため、頂部側中央部分
Bは薄く形成され、その厚さを裾野部分Cの厚さと同様
かそれ以下とでき、例えば外刃7の厚みは概略第2図に
示すようになる。
このようにひげ切断領域Aにおける頂部側中央部分B
が薄いことにより、ひげを深くそることができる。これ
とともに、以上のように薄い頂部側中央部分Bはきわめ
て容易に撓むことができるから、その内面は内刃3の頂
部付近にきわめて良く密接して馴染み、切れ味を向上で
きる。
が薄いことにより、ひげを深くそることができる。これ
とともに、以上のように薄い頂部側中央部分Bはきわめ
て容易に撓むことができるから、その内面は内刃3の頂
部付近にきわめて良く密接して馴染み、切れ味を向上で
きる。
また、本発明は往復動式電気かみそり用の外刃だけに
適用を制約されるものではなく、回転式電気かみそり用
の外刃にも適用できる。
適用を制約されるものではなく、回転式電気かみそり用
の外刃にも適用できる。
以上説明したように構成した本発明によれば、ひげ切
断領域における頂部側中央部分を薄く形成できるから、
この薄い頂部側中央部分においてひげを深くそることが
できるとともに、深ぞりのためにひげが通る孔を大きく
する必要もないので皮膚を傷付けることもなく、そして
上記頂部側中央部分の撓みがきわめて容易となるから、
内刃との馴染みが良くなって、切れ味を向上できる。
断領域における頂部側中央部分を薄く形成できるから、
この薄い頂部側中央部分においてひげを深くそることが
できるとともに、深ぞりのためにひげが通る孔を大きく
する必要もないので皮膚を傷付けることもなく、そして
上記頂部側中央部分の撓みがきわめて容易となるから、
内刃との馴染みが良くなって、切れ味を向上できる。
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は往復動式電気
かみそり用外刃の平面図、第2図は第1図中II-II線に
沿って外刃の厚み変化を概略的に示した断面図、第3図
は往復動式電気かみそりの上部を一部断面して示す断面
図である。 7……外刃、A……ひげ切断領域、B……頂部側中央部
分、C……裾野部分。
かみそり用外刃の平面図、第2図は第1図中II-II線に
沿って外刃の厚み変化を概略的に示した断面図、第3図
は往復動式電気かみそりの上部を一部断面して示す断面
図である。 7……外刃、A……ひげ切断領域、B……頂部側中央部
分、C……裾野部分。
Claims (1)
- 【請求項1】電気鋳造法によって作られるとともに、内
刃が摺接するひげ切断領域にひげが通る大きさの孔が無
数に設けられたものにおいて、上記ひげ切断領域のうち
の頂部側中央部分の単位面積当りの開口率を、上記ひげ
切断領域のうちの上記中央部分の外側に位置された裾野
部分の単位面積当りの開口率よりも小さくしたことを特
徴とする電気かみそりの外刃。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63050915A JPH088949B2 (ja) | 1988-03-04 | 1988-03-04 | 電気かみそりの外刃 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63050915A JPH088949B2 (ja) | 1988-03-04 | 1988-03-04 | 電気かみそりの外刃 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01227788A JPH01227788A (ja) | 1989-09-11 |
JPH088949B2 true JPH088949B2 (ja) | 1996-01-31 |
Family
ID=12872081
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63050915A Expired - Lifetime JPH088949B2 (ja) | 1988-03-04 | 1988-03-04 | 電気かみそりの外刃 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH088949B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8104181B2 (en) | 2006-10-13 | 2012-01-31 | Panasonic Electric Works Co., Ltd. | Outer blade for reciprocation-type electric shaver and method of producing the same |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AT400690B (de) * | 1992-11-25 | 1996-02-26 | Philips Electronics Nv | Rasiergerät mit einem folienartigen obermesser und einem folienartigen untermesser |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS628779A (ja) * | 1985-07-05 | 1987-01-16 | 九州日立マクセル株式会社 | 往復動式電気かみそりの網目状外刃 |
JPS63102786A (ja) * | 1986-10-18 | 1988-05-07 | 九州日立マクセル株式会社 | 電気かみそりの網目状外刃 |
-
1988
- 1988-03-04 JP JP63050915A patent/JPH088949B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS628779A (ja) * | 1985-07-05 | 1987-01-16 | 九州日立マクセル株式会社 | 往復動式電気かみそりの網目状外刃 |
JPS63102786A (ja) * | 1986-10-18 | 1988-05-07 | 九州日立マクセル株式会社 | 電気かみそりの網目状外刃 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8104181B2 (en) | 2006-10-13 | 2012-01-31 | Panasonic Electric Works Co., Ltd. | Outer blade for reciprocation-type electric shaver and method of producing the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01227788A (ja) | 1989-09-11 |
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