JPH088879Y2 - 球状石の回転装置 - Google Patents
球状石の回転装置Info
- Publication number
- JPH088879Y2 JPH088879Y2 JP1990053404U JP5340490U JPH088879Y2 JP H088879 Y2 JPH088879 Y2 JP H088879Y2 JP 1990053404 U JP1990053404 U JP 1990053404U JP 5340490 U JP5340490 U JP 5340490U JP H088879 Y2 JPH088879 Y2 JP H088879Y2
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- Japan
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- spherical
- stone
- water
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は公園やその他、人が多く集まる場所等に設置
して和やかな雰囲気を醸し出すために設ける石の動態芸
術品に関する。
して和やかな雰囲気を醸し出すために設ける石の動態芸
術品に関する。
(従来の技術とその課題) 従来、石の動態芸術品の一つとして、第1図に示すよ
うに、球状石1を台座2の球状凹部21に遊挿し、球状凹
部21の中心の下側から水をポンプ3で導水管4を通して
圧入し、球状石1を浮上、回転せしめる球状石の回転装
置が使用されていた。
うに、球状石1を台座2の球状凹部21に遊挿し、球状凹
部21の中心の下側から水をポンプ3で導水管4を通して
圧入し、球状石1を浮上、回転せしめる球状石の回転装
置が使用されていた。
この水を圧入する導水管4は球状石1を一定方向に回
転せしめるために、球状凹部21の開口部分4aが僅かに一
方向に傾斜せしめてある。
転せしめるために、球状凹部21の開口部分4aが僅かに一
方向に傾斜せしめてある。
このため、圧入された水は球状石1を押上げると共
に、開口部分4aの傾斜方向に多くの水流が発生し、球状
石1を一方向(太矢印)に回転させ、球状凹部21と球状
石1との隙間を通って台座2の上に流出し、球状凹部21
の周囲に開設してある環状溝22から排水管23を通って細
矢印のようにポンプ3に循環する。
に、開口部分4aの傾斜方向に多くの水流が発生し、球状
石1を一方向(太矢印)に回転させ、球状凹部21と球状
石1との隙間を通って台座2の上に流出し、球状凹部21
の周囲に開設してある環状溝22から排水管23を通って細
矢印のようにポンプ3に循環する。
この結果、球状石1の回転方向は一定で、一見珍しい
が、長く見ていると飽きることがある。
が、長く見ていると飽きることがある。
又、球状石1は自然石を使用しているので、明るく照
明しないと回転が認識し難いことがある。
明しないと回転が認識し難いことがある。
本考案は上述の問題を解決して、芸術的表現手段を構
じて雰囲気のアクセントとしての効果を強調する石の動
態芸術品を提供することを課題とする。
じて雰囲気のアクセントとしての効果を強調する石の動
態芸術品を提供することを課題とする。
(課題を達成するための手段) 上述の課題を達成するために、球状石1と、この球状
石1の下部を遊挿する球状凹部21を設けた台座2よりな
り、この台座2の球状凹部21の中心に下側から水を圧入
する導水管4を具備している球状石の回転装置におい
て、前記球状石1若しくは台座2に特定の芸術的表現手
段を設けたものである。
石1の下部を遊挿する球状凹部21を設けた台座2よりな
り、この台座2の球状凹部21の中心に下側から水を圧入
する導水管4を具備している球状石の回転装置におい
て、前記球状石1若しくは台座2に特定の芸術的表現手
段を設けたものである。
上述の芸術的表現手段として (1)台座5の球状凹部51に完全に埋設され、かつ表面
が前記球状凹部51の表面と一致するように構成された照
明装置52を設けたもの (2)前記球状石1の表面に象嵌模様を施し、この象嵌
模様の充填物質は実質的に球体と同密度のもので、研磨
後の表面は完全に元の球面で凹凸がなく、かつ象嵌後の
球体の重心と象嵌前の球体の重心との位置が実質的に同
一としたもの (3)台座6の球状凹部61の中心に下側から水を圧入す
る主導水管62の他に、前記球状凹部61の中間部に前記球
状凹部61の中心線に対して反れた方向に向いている複数
の補助導水管63を設け、前記球状石1の回転方向を制御
可能としたもの がある。
が前記球状凹部51の表面と一致するように構成された照
明装置52を設けたもの (2)前記球状石1の表面に象嵌模様を施し、この象嵌
模様の充填物質は実質的に球体と同密度のもので、研磨
後の表面は完全に元の球面で凹凸がなく、かつ象嵌後の
球体の重心と象嵌前の球体の重心との位置が実質的に同
一としたもの (3)台座6の球状凹部61の中心に下側から水を圧入す
る主導水管62の他に、前記球状凹部61の中間部に前記球
状凹部61の中心線に対して反れた方向に向いている複数
の補助導水管63を設け、前記球状石1の回転方向を制御
可能としたもの がある。
(作用) 上述のように、従来の緩慢な、かつ一様な動きに対し
て、種々の変わった動きや、光並びに象嵌模様等の視覚
強調機能を備えることにより、表現機能を強化出来る。
て、種々の変わった動きや、光並びに象嵌模様等の視覚
強調機能を備えることにより、表現機能を強化出来る。
(実施例) 実施例1 第2図は本実施例の台座部分の要部断面図である。こ
の実施例の台座5には、その球状凹部51の内面に向かっ
て照明装置52が設けられており、照明装置52の投光面は
球状凹部51に面して、同一球面となるように構成されて
いる。
の実施例の台座5には、その球状凹部51の内面に向かっ
て照明装置52が設けられており、照明装置52の投光面は
球状凹部51に面して、同一球面となるように構成されて
いる。
その他は従来例と同一であるので、同一部分の説明は
省略する。
省略する。
次にこの装置の動作について説明する。
球状石1の回転動作は前述の通りであるので、説明は
省略する。
省略する。
循環する水は照明装置52で照明されるので、球状石1
と球状凹部51との隙間から流出する水は光の屈折によ
り、流出部分に光が到達し、芸術的表現効果を強調す
る。
と球状凹部51との隙間から流出する水は光の屈折によ
り、流出部分に光が到達し、芸術的表現効果を強調す
る。
実施例2 本実施例は球状石1の表面に彫刻を施し、この彫刻し
た部分にプラスチックや金属等の前記球状石1の素材と
異なる色調の素材を充填し、再び球状に研磨して仕上げ
る。
た部分にプラスチックや金属等の前記球状石1の素材と
異なる色調の素材を充填し、再び球状に研磨して仕上げ
る。
なお、この場合には、仕上げ後の重心が彫刻前の重心
と一致するように、充填素材の選択が必要である。
と一致するように、充填素材の選択が必要である。
この実施例の場合には、球状石1の表面の模様によ
り、回転状態が明瞭になり、芸術的表現効果の強調が可
能である。その一例として、地球儀のような模様にする
ことにより、回転している地球を模する等の強調手段が
考えられる。
り、回転状態が明瞭になり、芸術的表現効果の強調が可
能である。その一例として、地球儀のような模様にする
ことにより、回転している地球を模する等の強調手段が
考えられる。
実施例3 本実施例は第3図に示すように、台座6の導水管には
球状凹部61の中央部に設けられた主導水管62と、この主
導水管62を取り巻くように球状凹部61の球面部分に開口
を持った複数の補助導水管63を設けてある。この場合、
主導水管62は上端の開口部は従来例、及び上記各実施例
の場合と異なり、傾斜せずに真上に向いている。
球状凹部61の中央部に設けられた主導水管62と、この主
導水管62を取り巻くように球状凹部61の球面部分に開口
を持った複数の補助導水管63を設けてある。この場合、
主導水管62は上端の開口部は従来例、及び上記各実施例
の場合と異なり、傾斜せずに真上に向いている。
これらの主導水管62には主ポンプ64が、複数の補助導
水管63、63、・・にはそれぞれ別個に補助ポンプ64a、6
4a、・・が設けてある。
水管63、63、・・にはそれぞれ別個に補助ポンプ64a、6
4a、・・が設けてある。
なお、環状溝65、排水管66は従来例、及び他の実施例
と同じであるので、説明は省略する。
と同じであるので、説明は省略する。
次にこの実施例の場合の動作について説明する。
主導水管62に水を主ポンプ64で圧入すると、球状石1
は水圧で多少持ち上げられ、圧力水は球状石1と球状凹
部61の隙間から溢れ出し、環状溝65から排水管66を通っ
て回収される。
は水圧で多少持ち上げられ、圧力水は球状石1と球状凹
部61の隙間から溢れ出し、環状溝65から排水管66を通っ
て回収される。
この時、補助導水管63のうち、何れか1本のみに圧力
水を送入すると、球状石1はこの補助導水管63の方向に
垂直面で回転する。
水を送入すると、球状石1はこの補助導水管63の方向に
垂直面で回転する。
ここで、若し各補助導水管63の開口部を横方向に傾斜
させておくと、この補助導水管63からの圧力水では球状
石1は横方向に回転する。
させておくと、この補助導水管63からの圧力水では球状
石1は横方向に回転する。
このため、各補助導水管63の開口方向をそれぞれ異な
った方向に向けておくことにより、各補助導水管63の圧
力水の出し方を制御することにより、球状石の回転方向
を自由に制御することが出来る。
った方向に向けておくことにより、各補助導水管63の圧
力水の出し方を制御することにより、球状石の回転方向
を自由に制御することが出来る。
(考案の効果) 上述のように、従来の球状石の回転装置に各種の芸術
的手段を取れるので、表現効果の増大が可能である。
的手段を取れるので、表現効果の増大が可能である。
第1図は本考案の実施例2、3及び従来例の球状石の回
転装置の断面図、第2図は実施例1の台座部分の要部断
面図、第3図は実施例4の台座部分の要部断面図であ
る。 1:球状石、2:台座、21:球状凹部、4:導水管、5:台座、5
1:球状凹部、52:照明装置、6:台座、61:球状凹部、62:
主導水管、63:補助導水管、64:主ポンプ、64a:補助ポン
プ。
転装置の断面図、第2図は実施例1の台座部分の要部断
面図、第3図は実施例4の台座部分の要部断面図であ
る。 1:球状石、2:台座、21:球状凹部、4:導水管、5:台座、5
1:球状凹部、52:照明装置、6:台座、61:球状凹部、62:
主導水管、63:補助導水管、64:主ポンプ、64a:補助ポン
プ。
Claims (3)
- 【請求項1】球状石と、この球状石の下部を遊挿する球
状凹部を設けた台座よりなり、この台座の球状凹部の中
心に下側から水を圧入する導水管を具備している球状石
の回転装置において、特定の芸術的手段として前記台座
の球状凹部に完全に埋設され、かつ表面が前記球状凹部
の表面と一致するように構成された照明装置を設けたこ
とを特徴とする球状石の回転装置。 - 【請求項2】球状石と、この球状石の下部を遊挿する球
状凹部を設けた台座よりなり、この台座の球状凹部の中
心に下側から水を圧入する導水管を具備している球状石
の回転装置において、特定の芸術的手段として前記球状
石の表面に象嵌模様を施したもので、この象嵌模様の充
填物質は実質的に球体と同密度のもので、研磨後の表面
は完全に元の球面で凹凸がなく、かつ象嵌後の球体の重
心と象嵌前の球体の重心との位置が実質的に同一である
ことを特徴とする球状石の回転装置。 - 【請求項3】球状石と、この球状石の下部を遊挿する球
状凹部を設けた台座よりなり、この台座の球状凹部の中
心に下側から水を圧入する導水管を具備している球状石
の回転装置において、特定の芸術的手段として前記球状
凹部の中心に下側から水を圧入する導水管の他に、前記
球状凹部の中間部に前記球状凹部の中心線に対して反れ
た方向に向いている複数の補助導水管を設けたことを特
徴とする球状石の回転装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990053404U JPH088879Y2 (ja) | 1990-05-21 | 1990-05-21 | 球状石の回転装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990053404U JPH088879Y2 (ja) | 1990-05-21 | 1990-05-21 | 球状石の回転装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0411698U JPH0411698U (ja) | 1992-01-30 |
JPH088879Y2 true JPH088879Y2 (ja) | 1996-03-13 |
Family
ID=31574557
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990053404U Expired - Fee Related JPH088879Y2 (ja) | 1990-05-21 | 1990-05-21 | 球状石の回転装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH088879Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113071258A (zh) * | 2021-04-29 | 2021-07-06 | 广州市安创文化传播有限公司 | 一种基于帕斯卡原理的tod转动雕塑 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0417260Y2 (ja) * | 1987-12-16 | 1992-04-17 |
-
1990
- 1990-05-21 JP JP1990053404U patent/JPH088879Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0411698U (ja) | 1992-01-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |