JPH0880847A - 長尺物の搬送方法および搬送装置 - Google Patents
長尺物の搬送方法および搬送装置Info
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- JPH0880847A JPH0880847A JP21982294A JP21982294A JPH0880847A JP H0880847 A JPH0880847 A JP H0880847A JP 21982294 A JP21982294 A JP 21982294A JP 21982294 A JP21982294 A JP 21982294A JP H0880847 A JPH0880847 A JP H0880847A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】地下鉄の線路に使用する長尺の分岐器を基地か
ら搬送し、隣接する線路、特に2つの線路の間に柱が有
る線路に据付ける装置を提供する。 【構成】一対の搬送台車31a,31bに載せ据付け位
置に搬送する。搬送台車31a,31bのガーダ53を
線路12側に回転させ、ウインチ55で線路12側に分
岐機を降ろす。次に、架台45を同様にして分岐器20
の上に載せ、両者を連結する。次に、いっ方の搬送台車
31aと補助台車60のそれぞれのウインチ55,65
によって、架台45の搬送装置46を吊り上げ、搬送装
置の車輪47から架台45を吊り下げる。次に、搬送装
置の車輪を回転させて、架台45を線路12の方向に移
動させ、下降させる。これによって、柱16の横に分岐
器を据え付けることができる。
ら搬送し、隣接する線路、特に2つの線路の間に柱が有
る線路に据付ける装置を提供する。 【構成】一対の搬送台車31a,31bに載せ据付け位
置に搬送する。搬送台車31a,31bのガーダ53を
線路12側に回転させ、ウインチ55で線路12側に分
岐機を降ろす。次に、架台45を同様にして分岐器20
の上に載せ、両者を連結する。次に、いっ方の搬送台車
31aと補助台車60のそれぞれのウインチ55,65
によって、架台45の搬送装置46を吊り上げ、搬送装
置の車輪47から架台45を吊り下げる。次に、搬送装
置の車輪を回転させて、架台45を線路12の方向に移
動させ、下降させる。これによって、柱16の横に分岐
器を据え付けることができる。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,長尺物の運搬方法およ
び運搬装置、特に地下鉄用の複数路線間を継ぐ分岐器を
運搬し、所定位置に設置する運搬装置に関するものであ
る。
び運搬装置、特に地下鉄用の複数路線間を継ぐ分岐器を
運搬し、所定位置に設置する運搬装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】レールと枕木とを組み合わせた長尺で幅
広の分岐器等の組立て体を水平状態で搬送しょうとする
と、鉄道車両の車両限界を超える。このため、この組立
て体を斜めにして搬送することが行われている。この組
立て体を運搬車両に斜めにして載せて搬送する。据付け
現場では運搬車両に設置したクレーのガーダを隣接した
線路側に水平旋回させると共に延ばし、先端を地面から
支える。次に、組立て体を載せた架台を水平にし、そし
てガータに設置した吊り上げ装置で組立て体を吊りあ
げ、ガーダに沿って隣接する線路側に搬送する。そして
下降させ、据付けする。このような装置は特公昭62−
20945号公報に示されている。
広の分岐器等の組立て体を水平状態で搬送しょうとする
と、鉄道車両の車両限界を超える。このため、この組立
て体を斜めにして搬送することが行われている。この組
立て体を運搬車両に斜めにして載せて搬送する。据付け
現場では運搬車両に設置したクレーのガーダを隣接した
線路側に水平旋回させると共に延ばし、先端を地面から
支える。次に、組立て体を載せた架台を水平にし、そし
てガータに設置した吊り上げ装置で組立て体を吊りあ
げ、ガーダに沿って隣接する線路側に搬送する。そして
下降させ、据付けする。このような装置は特公昭62−
20945号公報に示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記運搬装置において
は線路間を接続する横移動の機能しかない。このため、
運搬装置が地下鉄の分岐器を搬送する装置の場合におい
ては、地下鉄において分岐器が据付けられる場所には柱
があるので、分岐器をそのまま横移動させようとすると
柱に当たり、分岐器を搬送できない。
は線路間を接続する横移動の機能しかない。このため、
運搬装置が地下鉄の分岐器を搬送する装置の場合におい
ては、地下鉄において分岐器が据付けられる場所には柱
があるので、分岐器をそのまま横移動させようとすると
柱に当たり、分岐器を搬送できない。
【0004】そのため,柱のない場所で分岐器を降ろ
し、別の重機やホイスト等をセットして、分岐器を縦送
りすることになる。
し、別の重機やホイスト等をセットして、分岐器を縦送
りすることになる。
【0005】しかしながら、地下鉄のように限られた空
間においては、別の重機を使うとその分作業スペースが
なくなってしまう。又、ホイストを使うと、ビームや支
柱を立てなくてはいけなくなり、交換作業以外の時間や
スペースが必要となる。
間においては、別の重機を使うとその分作業スペースが
なくなってしまう。又、ホイストを使うと、ビームや支
柱を立てなくてはいけなくなり、交換作業以外の時間や
スペースが必要となる。
【0006】本発明の目的は、地下鉄のように柱の有る
個所において、長尺物を隣接する線路に容易に据付けで
きるようにすることに有る。
個所において、長尺物を隣接する線路に容易に据付けで
きるようにすることに有る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、長尺物を吊り
下げた架台を搬送装置の回転体に載せた状態で、前記搬
送装置を吊り下げ、前記回転体を回転させて前記架台を
移動させ、前記搬送装置を下降させ、前記架台と前記長
尺物とを分離すること、を特徴とする。
下げた架台を搬送装置の回転体に載せた状態で、前記搬
送装置を吊り下げ、前記回転体を回転させて前記架台を
移動させ、前記搬送装置を下降させ、前記架台と前記長
尺物とを分離すること、を特徴とする。
【0008】
【作用】搬送台車に長尺物を載せて据付け位置の近くに
停止する。超尺物をウインチで吊り下げて線路の幅方向
に搬送し、その後、搬送装置の回転体を回転させて架台
を線路の長手方向に移動させる。これによって架台に吊
り下げられた長尺物も前記長手方向に移動する。据付け
位置の上方に位置したならば、ウインチによって搬送装
置を下降させ、据え付ける。
停止する。超尺物をウインチで吊り下げて線路の幅方向
に搬送し、その後、搬送装置の回転体を回転させて架台
を線路の長手方向に移動させる。これによって架台に吊
り下げられた長尺物も前記長手方向に移動する。据付け
位置の上方に位置したならば、ウインチによって搬送装
置を下降させ、据え付ける。
【0009】
【実施例】図1〜図7によって本発明の一実施例を説明
する。図1〜図3において、11は分岐器20を載せた
運搬装置30が走行する線路である。12は隣接する線
路であり、範囲Lの部分の分岐器20を新設する。線路
11と線路12との間に柱16がある。柱16は範囲L
の一端側に範囲Lと重なって設置されている。線路11
と線路12との間には分岐器20の長さよりも長い範囲
において柱16がない。運搬装置30は分岐器20を載
せた2つの運搬台車31a,31bと、2つの運搬台車
31a,31bの間に配置した補助台車60とからな
る。
する。図1〜図3において、11は分岐器20を載せた
運搬装置30が走行する線路である。12は隣接する線
路であり、範囲Lの部分の分岐器20を新設する。線路
11と線路12との間に柱16がある。柱16は範囲L
の一端側に範囲Lと重なって設置されている。線路11
と線路12との間には分岐器20の長さよりも長い範囲
において柱16がない。運搬装置30は分岐器20を載
せた2つの運搬台車31a,31bと、2つの運搬台車
31a,31bの間に配置した補助台車60とからな
る。
【0010】図1〜図6において、運搬台車31a,3
1bは、線路11を走行する台車32と、台車32の上
に設置され、水平旋回する旋回台33と、旋回台33の
上に設置され、上下方向に回動自在である傾斜台40
と、旋回台33に設置した橋型クレーン50とからな
る。
1bは、線路11を走行する台車32と、台車32の上
に設置され、水平旋回する旋回台33と、旋回台33の
上に設置され、上下方向に回動自在である傾斜台40
と、旋回台33に設置した橋型クレーン50とからな
る。
【0011】傾斜台40はシリンダ装置41によってピ
ン42を中心として水平状態から傾斜状態(図3におい
て右端側が上。)まで回動できる。傾斜台40は傾斜状
態で固定する装置を設けている。傾斜台40には水平状
態において分岐器20を線路の幅方向に水平方向に移動
させる移動台43を設置している。移動台43の右端と
傾斜台40の左端とをシリンダ装置(図示せず)で接続
し、移動台43を水平移動させる。移動台43の上に分
岐器20を実際に載せる架台45を設置している。架台
45は2つの運搬台車31a,31bの移動台43,4
3に載せている。架台45の長さは分岐器20の長さと
実質的に同一である。橋型クレーン50の一方の脚51
は旋回台33に水平回転自在に設置している。他方の脚
52はガーダ53に着脱自在である。走行時には、脚5
2を外し、ガーダ53を線路11の長手方向に向けて固
定する。2つの運搬台車31a,31bは連結棒36で
連結されている。運搬台車31aは連結棒38で牽引さ
れる。補助台車60は運搬台車31bに連結部材37に
よって着脱自在に連結されている。ここまでの構成は従
来と実質的に同一である。
ン42を中心として水平状態から傾斜状態(図3におい
て右端側が上。)まで回動できる。傾斜台40は傾斜状
態で固定する装置を設けている。傾斜台40には水平状
態において分岐器20を線路の幅方向に水平方向に移動
させる移動台43を設置している。移動台43の右端と
傾斜台40の左端とをシリンダ装置(図示せず)で接続
し、移動台43を水平移動させる。移動台43の上に分
岐器20を実際に載せる架台45を設置している。架台
45は2つの運搬台車31a,31bの移動台43,4
3に載せている。架台45の長さは分岐器20の長さと
実質的に同一である。橋型クレーン50の一方の脚51
は旋回台33に水平回転自在に設置している。他方の脚
52はガーダ53に着脱自在である。走行時には、脚5
2を外し、ガーダ53を線路11の長手方向に向けて固
定する。2つの運搬台車31a,31bは連結棒36で
連結されている。運搬台車31aは連結棒38で牽引さ
れる。補助台車60は運搬台車31bに連結部材37に
よって着脱自在に連結されている。ここまでの構成は従
来と実質的に同一である。
【0012】架台45は2本のガーダ45a,45bと
両者の下部を接続する連結部材45cとからなる。ガー
ダ45a,45bの断面はH状である。2本のガーダ4
5a,45bの間には搬送装置46を配置している。搬
送装置46は線路の幅方向の両端に車輪47を有してい
る。車輪47a,47bは線路の長手方向にも複数有
る。搬送装置の上面には吊り下げ用の金具48を設けて
いる。搬送装置46を水平に吊り下げるために、金具4
8は前記幅方向の2つ設けている。金具48の上端はガ
ーダ45a,45bの上面よりも下方に位置している。
搬送装置46を吊り下げると、ガーダ45a,45bの
上部のフランジが車輪47a,47bに載る。それ以外
の時は車輪47a,47bはガーダ45a,45bの下
部のフランジに載っている。搬送装置46には前記2つ
のフランジを接続する垂直面に接触する車輪を設けてい
る。前記上部のフランジおよび前記2つのフランジを接
続する垂直面は搬送装置46のレールとなる。搬送装置
46はそれぞれの傾斜台40の位置に移動しないように
固定している。
両者の下部を接続する連結部材45cとからなる。ガー
ダ45a,45bの断面はH状である。2本のガーダ4
5a,45bの間には搬送装置46を配置している。搬
送装置46は線路の幅方向の両端に車輪47を有してい
る。車輪47a,47bは線路の長手方向にも複数有
る。搬送装置の上面には吊り下げ用の金具48を設けて
いる。搬送装置46を水平に吊り下げるために、金具4
8は前記幅方向の2つ設けている。金具48の上端はガ
ーダ45a,45bの上面よりも下方に位置している。
搬送装置46を吊り下げると、ガーダ45a,45bの
上部のフランジが車輪47a,47bに載る。それ以外
の時は車輪47a,47bはガーダ45a,45bの下
部のフランジに載っている。搬送装置46には前記2つ
のフランジを接続する垂直面に接触する車輪を設けてい
る。前記上部のフランジおよび前記2つのフランジを接
続する垂直面は搬送装置46のレールとなる。搬送装置
46はそれぞれの傾斜台40の位置に移動しないように
固定している。
【0013】補助台車60には橋型クレーン70を設置
している。橋型クレーン70の一方の脚71は補助台車
60に水平回転自在に設置している。他方の脚72はガ
ーダ73に着脱自在に設置している。走行時には、脚7
2を外し、ガーダ73を線路11の長手方向に向けて固
定する。ガーダ73の位置はガーダ53の位置よりも下
方である。
している。橋型クレーン70の一方の脚71は補助台車
60に水平回転自在に設置している。他方の脚72はガ
ーダ73に着脱自在に設置している。走行時には、脚7
2を外し、ガーダ73を線路11の長手方向に向けて固
定する。ガーダ73の位置はガーダ53の位置よりも下
方である。
【0014】かかる構成において、傾斜台40を水平と
し、移動台43に架台45を取り付け、その上に分岐器
20を載せ固定する。次に、傾斜台40をシリンダ装置
41によって傾斜させ、車両限界内に収める。傾斜台を
固定して、据付け位置に向けて、搬送装置30を走行さ
せる。
し、移動台43に架台45を取り付け、その上に分岐器
20を載せ固定する。次に、傾斜台40をシリンダ装置
41によって傾斜させ、車両限界内に収める。傾斜台を
固定して、据付け位置に向けて、搬送装置30を走行さ
せる。
【0015】図1のように柱16を有する位置に分岐器
20を据え付けるとする。以下、図7と共に説明する。
据付け位置の柱16の近くには分岐器20の長さL以上
の空間L1(柱16がない空間)の位置に搬送装置30
を停止させる(ステップS10)。
20を据え付けるとする。以下、図7と共に説明する。
据付け位置の柱16の近くには分岐器20の長さL以上
の空間L1(柱16がない空間)の位置に搬送装置30
を停止させる(ステップS10)。
【0016】次に、搬送台車31a,31bをアウトト
リガーによって支持する。橋型クレーン50のガーダ5
3を線路12側に回転させ、脚52で支持する。傾斜台
43を水平とし、分岐器20の固定を解除する(ステッ
プS20)。
リガーによって支持する。橋型クレーン50のガーダ5
3を線路12側に回転させ、脚52で支持する。傾斜台
43を水平とし、分岐器20の固定を解除する(ステッ
プS20)。
【0017】また、補助台車60を搬送台車31bから
外し、搬送台車31aに向けて走行させ、所定位置で固
定する。現在の搬送装置60の停止位置における分岐器
20の左端の位置がPとすると、分岐器20を左方に移
動させる必要量はL2であるので、これを基準として決
める。すなわち、固定位置は、分岐器20を線路12の
長手方向に移動させるに当たって、搬送装置46,46
で分岐器20(架台45)を支持できる位置である。そ
して、補助台車60をアウトトリガーによって支持す
る。橋型クレーン70のガーダ73を線路12側に回転
させ、脚72で支持する。(ステップS30)。
外し、搬送台車31aに向けて走行させ、所定位置で固
定する。現在の搬送装置60の停止位置における分岐器
20の左端の位置がPとすると、分岐器20を左方に移
動させる必要量はL2であるので、これを基準として決
める。すなわち、固定位置は、分岐器20を線路12の
長手方向に移動させるに当たって、搬送装置46,46
で分岐器20(架台45)を支持できる位置である。そ
して、補助台車60をアウトトリガーによって支持す
る。橋型クレーン70のガーダ73を線路12側に回転
させ、脚72で支持する。(ステップS30)。
【0018】この状態で、分岐器20をウインチ55で
吊りあげ、ガーダ53に沿って走行させ、線路12の上
に降ろす。搬送台車31a,31bのそれぞれのウイン
チ55,55は同期して走行できる(ステップS4
0)。
吊りあげ、ガーダ53に沿って走行させ、線路12の上
に降ろす。搬送台車31a,31bのそれぞれのウイン
チ55,55は同期して走行できる(ステップS4
0)。
【0019】次に、架台45を移動台43から外し、ま
た、脚51側に戻したウインチ55によって架台45を
吊りあげ、地上に置いた分岐器20の上に置く。架台4
5を分岐器20に載せる位置(線路の幅方向の位置。)
は分岐器20を線路12の長手方向に搬送した際に線路
12に接続できる位置である。この状態で、分岐器20
を架台45に固定する(ステップS50)。
た、脚51側に戻したウインチ55によって架台45を
吊りあげ、地上に置いた分岐器20の上に置く。架台4
5を分岐器20に載せる位置(線路の幅方向の位置。)
は分岐器20を線路12の長手方向に搬送した際に線路
12に接続できる位置である。この状態で、分岐器20
を架台45に固定する(ステップS50)。
【0020】次に、搬送台車31b側の奔走装置46を
補助台車60のガーダ73の下方に向けて走行させる。
この状態の搬送装置46は走行装置である。この状態
で、搬送台車31aのウインチ55のロープを搬送台車
31aの搬送装置46の金具48に結合し、吊り上げ
る。補助台車60のウインチ65を架台45の上方に移
動させ、補助装置31bの搬送装置46の金具48に結
合し、吊り上げる。ウインチ65の走行および吊り上げ
は手動で十分である。これによって、架台45は搬送装
置46の車輪47に載る。また、搬送装置46,46に
ウインチ55,65から吊り下げた動力線に接続する。
搬送装置46内には車輪47を駆動するモータがある
(ステップS60)。
補助台車60のガーダ73の下方に向けて走行させる。
この状態の搬送装置46は走行装置である。この状態
で、搬送台車31aのウインチ55のロープを搬送台車
31aの搬送装置46の金具48に結合し、吊り上げ
る。補助台車60のウインチ65を架台45の上方に移
動させ、補助装置31bの搬送装置46の金具48に結
合し、吊り上げる。ウインチ65の走行および吊り上げ
は手動で十分である。これによって、架台45は搬送装
置46の車輪47に載る。また、搬送装置46,46に
ウインチ55,65から吊り下げた動力線に接続する。
搬送装置46内には車輪47を駆動するモータがある
(ステップS60)。
【0021】次に、搬送装置46,46のモータによっ
て車輪47を回転させる。これによって、架台45すな
わち分岐器20は据付け位置に向けて移動する。所定位
置で停止し、ウインチ55,65のロープを延ばし、架
台45を下降させ、据え付ける(ステップS70)。
て車輪47を回転させる。これによって、架台45すな
わち分岐器20は据付け位置に向けて移動する。所定位
置で停止し、ウインチ55,65のロープを延ばし、架
台45を下降させ、据え付ける(ステップS70)。
【0022】次に、撤収作業を行う。すなわち、架台4
5を分岐器20から外し、再度吊り上げ、搬送装置4
6,46によって架台45を元に戻す。以下同様に逆に
移動させ、架台45を搬送台車31a,31bに載せ
る。橋型クレーン50,70、補助台車60を元に戻
し、基地に向けて移動する(ステップS80)。
5を分岐器20から外し、再度吊り上げ、搬送装置4
6,46によって架台45を元に戻す。以下同様に逆に
移動させ、架台45を搬送台車31a,31bに載せ
る。橋型クレーン50,70、補助台車60を元に戻
し、基地に向けて移動する(ステップS80)。
【0023】上記のように、分岐器20及び架台45を
搬送台車31a,31bから線路の幅方向にクレーン5
0で移動させ、次に、分岐器20を吊り下げた架台45
を搬送装置46(車輪47)によって長手方向に移動さ
せるので、柱16が有っても機械力によって移動させる
ので、容易に据え付けることができるものである。
搬送台車31a,31bから線路の幅方向にクレーン5
0で移動させ、次に、分岐器20を吊り下げた架台45
を搬送装置46(車輪47)によって長手方向に移動さ
せるので、柱16が有っても機械力によって移動させる
ので、容易に据え付けることができるものである。
【0024】上記実施例では、架台45の上に分岐器2
0を載せて線路11を走行するようにしている。このた
め、据付け位置の近くで、分岐器20の上に架台45を
載せる作業が必要になっている。このため、搬送台車3
1a,31bの移動台43の上に分岐器20を載せ、こ
の上に架台45を載せて走行させれば、前記の載せ替え
作業が不要になる。このため、このようにすることがで
きる。しかし、分岐器20の重量が過大な場合は架台4
5の高さが高くなり、また両者を固定する金具が大きく
なる。このため分岐器20を傾斜させても、車両限界内
に納めることができない。しかし、図示の実施例によれ
ば、このような問題がないものである。
0を載せて線路11を走行するようにしている。このた
め、据付け位置の近くで、分岐器20の上に架台45を
載せる作業が必要になっている。このため、搬送台車3
1a,31bの移動台43の上に分岐器20を載せ、こ
の上に架台45を載せて走行させれば、前記の載せ替え
作業が不要になる。このため、このようにすることがで
きる。しかし、分岐器20の重量が過大な場合は架台4
5の高さが高くなり、また両者を固定する金具が大きく
なる。このため分岐器20を傾斜させても、車両限界内
に納めることができない。しかし、図示の実施例によれ
ば、このような問題がないものである。
【0025】また、分岐器20を線路の長手方向に移動
させる距離が短い場合は、補助台車60は必要がない。
また、移動距離が大きい場合は、搬送台車31a,31
bの間隔を短くして走行することが考えられる。これに
よれば、補助台車6は不要になるが、ガーダ53が斜め
になり、車両限界の点から好ましくない。また、搬送台
車31a,31bの間隔を大きくして走行し、分岐器2
0を載せ替えた後、搬送台車31bを前記補助台車60
の位置に走行させることも良い。これによれば根補助台
車60が不要になるが、搬送台車31bのクレーン50
の設置しなおしが必要になり、作業として好ましくな
い。補助台車60を設ければ、このような問題がない。
させる距離が短い場合は、補助台車60は必要がない。
また、移動距離が大きい場合は、搬送台車31a,31
bの間隔を短くして走行することが考えられる。これに
よれば、補助台車6は不要になるが、ガーダ53が斜め
になり、車両限界の点から好ましくない。また、搬送台
車31a,31bの間隔を大きくして走行し、分岐器2
0を載せ替えた後、搬送台車31bを前記補助台車60
の位置に走行させることも良い。これによれば根補助台
車60が不要になるが、搬送台車31bのクレーン50
の設置しなおしが必要になり、作業として好ましくな
い。補助台車60を設ければ、このような問題がない。
【0026】
【発明の効果】本発明の目的は、地下鉄のように柱の有
る個所において、長尺物を隣接する線路に容易に据付け
できるものである。
る個所において、長尺物を隣接する線路に容易に据付け
できるものである。
【図1】本発明による搬送装置による据付け作業の途中
の状態を示す平面図である。
の状態を示す平面図である。
【図2】本発明の搬送装置を据付け位置の近くに停止さ
せた状態の平面図である。
せた状態の平面図である。
【図3】図2の運搬装置の側面図である。
【図4】図1の4−4線の断面図である。
【図5】図1の5−5線の断面図である。
【図6】図1の搬送台車の要部の側面図である。
【図7】本発明による搬送装置による据付け作業を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
11,12…線路、20…分岐器、30…搬送装置、3
1a,31b…搬送台車、45…架台、46…搬送装
置、47…車輪、48…吊り金具、50,70…橋型ク
レーン、51,52,71,72…脚、53,73…ガ
ーダ、55,75…ウインチ、60…補助台車。
1a,31b…搬送台車、45…架台、46…搬送装
置、47…車輪、48…吊り金具、50,70…橋型ク
レーン、51,52,71,72…脚、53,73…ガ
ーダ、55,75…ウインチ、60…補助台車。
Claims (7)
- 【請求項1】長尺物を吊り下げた架台を搬送装置の回転
体に載せた状態で、前記搬送装置を吊り下げ、 前記回転体を回転させて前記架台を移動させ、 前記搬送装置を下降させ、 前記架台と前記長尺物とを分離すること、 を特徴とする長尺物の搬送方法。 - 【請求項2】搬送台車の架台に長尺物を載せた状態で、
搬送台車を走行させ、 前記長尺物を吊り下げて、前記搬送台車から線路の幅方
向の位置に降ろし、 前記架台を吊り下げて前記搬送台車から前記長尺物の上
に載せ、両者を固定し、 前記架台に配置した搬送装置を吊り下げ、前記搬送装置
の回転体を回転させて前記架台を線路の長手方向に移動
させ、 前記架台を下降させ、 前記架台と前記長尺物とを分離すること、 を特徴とする長尺物の搬送方法。 - 【請求項3】長尺物を載せて搬送した一対の搬送台車の
間の補助台車を所定位置に移動させ、 一方の搬送台車と前記補助台車とによって、搬送装置を
吊り下げ、この状態で、搬送装置の回転体は長尺物を吊
り下げた架台を載せており、 前記回転体を回転させて前記架台を移動させ、 前記搬送装置を下降させ、 前記架台と前記長尺物とを分離すること、 を特徴とする長尺物の搬送方法。 - 【請求項4】長尺物と実質的に同一の長さを有し、長尺
物を吊り下げた架台と、長尺物の長手方向に沿って前記
架台に設けたレールと、該レールを載せる回転体を備え
た搬送装置と、該搬送装置を吊り下げるウインチと、か
らなる長尺物の搬送装置。 - 【請求項5】請求項4に記載の搬送装置において、前記
架台および長尺物を載せる一対の搬送台車を備え、該搬
送台車は前記ウインチを支えるものであって水平旋回す
るガーダと、該ガーダの一端を支える脚とを備えている
こと、を特徴とする長尺物の搬送装置。 - 【請求項6】請求項5に記載の搬送装置において、前記
架台はその上面および下面に長尺物を取り付け可能であ
り、前記搬送装置を吊り下げていない状態において該搬
送装置の上面は前記架台の上面よりも下方に位置させて
いること、を特徴とする長尺物の搬送装置。 - 【請求項7】請求項5に記載の搬送装置において、前記
一対の搬送台車の間に、前記搬送台車に対して走行可能
な補助台車を設けており、該補助台車は前記ウインチを
支えるものであって水平旋回するガーダと、該ガーダの
一端を支える脚とを備えていること、を特徴とする長尺
物の搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21982294A JPH0880847A (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | 長尺物の搬送方法および搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21982294A JPH0880847A (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | 長尺物の搬送方法および搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0880847A true JPH0880847A (ja) | 1996-03-26 |
Family
ID=16741588
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21982294A Pending JPH0880847A (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | 長尺物の搬送方法および搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0880847A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007146443A (ja) * | 2005-11-25 | 2007-06-14 | Noda Jidosha Kogyosho:Kk | 橋桁の架設および撤去方法と橋桁工事用装置 |
JP2010053557A (ja) * | 2008-08-27 | 2010-03-11 | Kajima Corp | 鉄道桁移動設置装置、鉄道桁移動設置方法および鉄道桁撤去方法 |
-
1994
- 1994-09-14 JP JP21982294A patent/JPH0880847A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007146443A (ja) * | 2005-11-25 | 2007-06-14 | Noda Jidosha Kogyosho:Kk | 橋桁の架設および撤去方法と橋桁工事用装置 |
JP2010053557A (ja) * | 2008-08-27 | 2010-03-11 | Kajima Corp | 鉄道桁移動設置装置、鉄道桁移動設置方法および鉄道桁撤去方法 |
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