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JPH0877596A - 光学情報記録媒体 - Google Patents

光学情報記録媒体

Info

Publication number
JPH0877596A
JPH0877596A JP6230671A JP23067194A JPH0877596A JP H0877596 A JPH0877596 A JP H0877596A JP 6230671 A JP6230671 A JP 6230671A JP 23067194 A JP23067194 A JP 23067194A JP H0877596 A JPH0877596 A JP H0877596A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
recording
protective layer
amorphous
optical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6230671A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Okubo
修一 大久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP6230671A priority Critical patent/JPH0877596A/ja
Publication of JPH0877596A publication Critical patent/JPH0877596A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 波長670〜690nmの光ヘッドを用いた
マークエッジ記録において、オーバライトジッタの小さ
な光学情報記録媒体を提供する。 【構成】 反射層をSiとし、各層の膜厚をそれぞれ、
下部保護層を180〜260nm、記録層を10〜13
nm、上部保護層を13〜25nm、反射層を55〜6
5nmとする。波長690nm近傍において、非晶質と
結晶の反射率変化を大きくしたまま、結晶の吸収率を非
晶質の吸収率より高くすることが可能となるので、消去
率が高く、かつオーバライトによるジッタ増加の小さな
光学情報記録媒体を提供することが可能となる。また、
反射層での光吸収も小さいために、レーザ照射後の記録
層の冷却速度を遅くすることもなく、良好な非晶質マー
クを形成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱履歴の違いにより誘
起される相変化に伴う光学定数の変化を利用して情報の
記録・消去を行う光学情報記録媒体、すなわち相変化光
ディスクに関する。
【0002】
【従来の技術】レーザ光の照射によって情報の記録・消
去・再生を行う光学情報記録媒体としては、光磁気ディ
スクや相変化光ディスクなどが知られている。このう
ち、例えば相変化光ディスクでは、図2に示すように、
基板1上に下部保護層2、記録層3、上部保護層4、反
射層5がこの順に設けられた4層構成が通常用いられ
る。情報の記録・消去は、レーザ光の照射による昇温・
冷却の熱履歴の違いによって誘起される記録層の非晶質
・結晶間の相変化を利用して行われる。すなわち、記録
層を溶融し急冷することにより非晶質化させ記録を行
い、また、結晶化温度以上に一定時間保持することによ
り結晶化させ、消去を行う。信号の再生は非晶質・結晶
間の反射率差を利用して行われる。下部保護層2、記録
層3、上部保護層4および反射層5のそれぞれの膜厚
は、感度、C/N、消去率、書換可能繰り返し回数など
の観点から最適化される。
【0003】高密度化には、記録マークの両端に情報を
持たせるマークエッジ記録が有効である。しかし、信号
の再生に結晶・非晶質間の反射率差を利用している相変
化光ディスクでは、結晶状態の吸収率と非晶質状態の吸
収率が異なる場合が多く、一般に、非晶質状態の吸収率
が結晶状態の吸収率より大きくなっている。このような
場合、形成されるマークの幅や長さは、新たに記録する
前の状態が結晶であったか、非晶質であったかによって
影響され、オーバライトによってジッタが大きく増加し
てしまう。従って、相変化光ディスクにおいてジッタを
低減し、マークエッジ記録を実現するには、非晶質状態
と結晶状態の吸収率を等しくする必要がある。結晶状態
の方が融解に伴う潜熱が大きいことを考慮すると、結晶
状態の吸収率が非晶質状態の吸収率より大きくなるよう
に設計するのが望ましい。このような媒体を提供する手
段として、特開平2−218334号公報に記載されて
いるSiのような透過性の反射層を用いた吸収率制御法
が有効であることが知られている。また、この方法を用
いて波長830nmにおいてオーバライトジッタを低減
した相変化光ディスクが報告されている(ISOM/O
DS '93 Conference Digest p.72)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】現在、製品化されてい
る光ディスクの光ヘッド光源には、波長780〜830
nmのレーザダイオードが用いられている。さらに記録
密度を向上させるために、レーザダイオード短波長化が
計られており、波長690nm前後の高パワ赤色レーザ
ダイオードが実用化に供されつつある。相変化光ディス
クの記録層や反射層の光学定数は、780〜830nm
と690nmでは異なる値をもつ。そのため、780〜
830nmに適した従来構成の媒体では、690nmの
光ヘッドに対して良好なオーバライト特性を確保するこ
とが困難であり、オーバライトによってジッタが増加し
てしまうという問題があった。本発明は、波長690n
m近傍の光ヘッドを用いたマークエッジ記録において、
良好なオーバライト特性を得ることができる相変化光デ
ィスクを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、情報の記録・
消去・再生を行う相変化光ディスクにおいて、基板上に
下部保護層、記録層、上部保護層およびSiよりなる反
射層が順次形成された構造を有し、前記下部保護層の膜
厚が180〜260nm、前記記録層の膜厚が10〜1
3nm、前記上部保護層の膜厚が13〜25nm、前記
反射層の膜厚が55〜65nmであることを特徴とする
光学情報記録媒体である。ここで、相変化光ディスク
は、波長670〜695nmの光ヘッドを用いて、マー
クエッジ記録を利用し、情報の記録・消去・再生を行う
ものであることを好適とする。
【0006】本発明によれば、波長690nm近傍にお
いて、非晶質と結晶の反射率変化を大きくしたまま、結
晶の吸収率を非晶質の吸収率より高くすることが可能と
なるので、消去率が高く、かつオーバライトによるジッ
タ増加の小さな光学情報媒体を提供することが可能とな
る。
【0007】
【作用】記録層として一般に用いられているGeSbT
eの690nm近傍における光学定数の相変化に伴う変
化は、780〜830nm近傍に比べて小さい。例えば
Ge2Sb2Te5では、波長830nmにおける光学定
数(n,k)は、非晶質では(4.6,1.06)、結
晶では(5.89,3.47)である。これに対し、波
長690nmでは、非晶質では(4.36,1.7
2)、結晶では(4.46,4.0)であり、nの変化
が小さくなる。そのため、透過光を利用して吸収率を制
御するには、780〜830nmの時に比べて記録層の
膜厚を薄くしなければならない。ただし、感度・膜質の
観点から10nm以上は必要である。また、波長690
nmにおけるSiの光学定数(n,k)は、作成方法に
よって多少異なるが、(4.0〜4.6,0.1〜0.
4)であり、780〜830nmに比べて消衰係数kが
大きくなる。Si反射層での光吸収は、レーザ光反射後
の記録層の冷却速度を遅くし、良好な非晶質マーク形成
を阻害する要因となるので、できるだけ低くする必要が
ある。従って、690nm近傍ではSiの膜厚を薄くし
なければならない。
【0008】図1にSiを反射層とした相変化光ディス
クの690nmにおける光学特性の例を示す。媒体構成
は、Si(60nm)反射層/ZnS−SiO2(18
nm)上部保護層/GeSbTe(13nm)記録層/
ZnS−SiO2下部保護層/ポリカーボネート基板で
ある。図中、Acは結晶の吸収率、Aaは非晶質の吸収
率、Rcは結晶の反射率、Raは非晶質の反射率を示
す。記録層を13nmと薄くすることによって、下部保
護層の広い膜厚範囲にわたって結晶の吸収率を非晶質の
吸収率より高くすることが可能となっている。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面に基づ
いて説明する。 実施例1 図2は本発明に係る光学情報記録媒体の断面を示す図で
ある。基板1上に下部保護層2、記録層3、上部保護層
4、反射層5を順次積層した構成である。基板1として
ポリカーボネート(PC)を用い、下部保護層2として
ZnS−SiO2を240nm、記録層3としてGe2
2Te5を12nm、上部保護層4としてZnS−Si
2を18nm、反射層5としてSiを60nmを順次
スパッタリングにより積層した。この構成では、非晶質
状態の記録層の吸収率および結晶状態の記録層の吸収率
はそれぞれ50%と63%であった。上記ディスクを線
速10m/sで回転させ、波長690nmの半導体レー
ザを用いて記録・消去を行った。1.88MHz,du
ty=50%の信号に3.03MHz,duty=50
%の信号をオーバライトして、C/N、消去率、ジッタ
を測定した。図3に示すように、オーバライト後でもジ
ッタは3ns以下と良好な値を示した。
【0010】比較例1 波長830nmにおいて良好な特性を示したディスクを
用いて、波長690nmにおけるオーバライト特性を測
定した。ディスクは、下部保護層2としてZnS−Si
2を250nm、記録層3としてGe2Sb2Te5を1
5nm、上部保護層4としてZnS−SiO2を18n
m、反射層5としてSiを65nmを順次スパッタリン
グにより積層した構成である。この構成では、波長69
0nmにおける非晶質状態の吸収率および結晶状態の吸
収率はどちらも60%であり、結晶状態の吸収率を非晶
質状態の吸収率より高くすることはできなかった。上記
ディスクのオーバライト特性を実施例1と同じ条件で測
定した結果を図4に示す。ジッタは4nsであり、初記
録時のジッタ2nsに比べて大きく増加することが確認
された。
【0011】比較例2 オーバライトジッタに及ぼす記録層の膜厚の影響を調べ
るため、実施例1とほぼ同様の構成で、記録層の膜厚を
15nmとしたディスクを作成し、オーバライト特性を
測定した。実施例1と同じ条件で、C/N、消去率、ジ
ッタを測定した結果を図5に示す。消去率はほぼ同等で
あり、C/Nは向上している。しかしながら、ジッタは
大きく増加しており、高密度化は困難である。
【0012】比較例3 再生信号品質に及ぼすSi反射層の膜厚の影響を調べる
ため、実施例1と同様の構成で、Siの膜厚を70n
m,80nmとしたディスクを作成し、再生波形を観察
した。図6はその結果を示したもので、図6(a)は6
0nm、図6(b)は70nm、図6(c)は80nm
の場合である。同図に示すように、Si反射層の膜厚が
厚くなるにつれ、再生波形の歪みが大きくなる。この歪
みは、冷却速度低下のために生じる記録非晶質マーク中
央部での再結晶化によるものであることが、TEM観察
から確認された。
【0013】実施例2 下部保護層の最適膜厚を調べるため、実施例1と同様の
構成で下部保護層の膜厚を150〜300nmの間で変
化させたディスクを作成し、オーバライト特性の測定を
行った。非晶質状態および結晶状態の吸収率の下部保護
層厚依存性を測定したところ、図7のようになった。図
7において、○は結晶状態の吸収率、□は非晶質状態の
吸収率を示す。180〜260nmの範囲で結晶状態の
吸収率が非晶質状態の吸収率より高くなった。各ディス
クを実施例1と同じ条件でオーバライトし、ジッタの下
部保護層厚依存性を測定した結果、図7の●印で示すよ
うに、結晶状態の吸収率が非晶質状態の吸収率より高い
範囲で低ジッタとなった。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
波長670〜695nm近傍の光ヘッドを用いたマーク
エッジ記録において、オーバライトジッタを低減するこ
とが可能となり高密度化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光学情報記録媒体の一例の吸収率
および反射率の下部保護層厚依存性を示す図である。
【図2】本発明による光学情報記録媒体の基本構成図で
ある。
【図3】本発明による光学情報記録媒体の一例の光学特
性図である。
【図4】従来例による光学情報記録媒体の一例の光学特
性図である。
【図5】従来例による光学情報記録媒体の一例の光学特
性図である。
【図6】再生波形のSi反射層厚依存性を示す図であ
る。
【図7】結晶状態と非晶質状態での吸収率およびジッタ
の下部保護層厚依存性を示す図である。
【符号の説明】
1 基板 2 下部保護層 3 記録層 4 上部保護層 5 反射層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報の記録・消去・再生を行う相変化光
    ディスクにおいて、基板上に下部保護層、記録層、上部
    保護層およびSiよりなる反射層が順次形成された構造
    を有し、前記下部保護層の膜厚が180〜260nm、
    前記記録層の膜厚が10〜13nm、前記上部保護層の
    膜厚が13〜25nm、前記反射層の膜厚が55〜65
    nmであることを特徴とする光学情報記録媒体。
  2. 【請求項2】 相変化光ディスクが、波長670〜69
    5nmの光ヘッドを用いて、マークエッジ記録を利用
    し、情報の記録・消去・再生を行うものである請求項1
    記載の光学情報記録媒体。
JP6230671A 1994-08-31 1994-08-31 光学情報記録媒体 Pending JPH0877596A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6230671A JPH0877596A (ja) 1994-08-31 1994-08-31 光学情報記録媒体

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JP6230671A JPH0877596A (ja) 1994-08-31 1994-08-31 光学情報記録媒体

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ID=16911482

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JP6230671A Pending JPH0877596A (ja) 1994-08-31 1994-08-31 光学情報記録媒体

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5862122A (en) * 1996-05-27 1999-01-19 Nec Corporation Phase change optical disk and a method for recording and playbacking optical information on or from an optical disk

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JPH01149238A (ja) * 1987-12-04 1989-06-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光学的情報記録媒体
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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19971209