JPH086945Y2 - 化粧縁材 - Google Patents
化粧縁材Info
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- JPH086945Y2 JPH086945Y2 JP4786991U JP4786991U JPH086945Y2 JP H086945 Y2 JPH086945 Y2 JP H086945Y2 JP 4786991 U JP4786991 U JP 4786991U JP 4786991 U JP4786991 U JP 4786991U JP H086945 Y2 JPH086945 Y2 JP H086945Y2
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- JP
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- decorative
- interior
- edge
- skirting board
- board
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- Expired - Lifetime
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 title claims description 89
- 238000004381 surface treatment Methods 0.000 claims description 9
- 229910052602 gypsum Inorganic materials 0.000 description 32
- 239000010440 gypsum Substances 0.000 description 32
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 13
- 239000011120 plywood Substances 0.000 description 6
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 238000007688 edging Methods 0.000 description 3
- 239000011505 plaster Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
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- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
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Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、化粧縁材に関し、特に
内装下地材の下側あるいは上側に床または天井と連接さ
せて取付ける化粧幅木や廻り縁などの化粧縁材に関す
る。
内装下地材の下側あるいは上側に床または天井と連接さ
せて取付ける化粧幅木や廻り縁などの化粧縁材に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来この種の化粧縁材としては、例え
ば、図4に示すような化粧幅木が知られている。
ば、図4に示すような化粧幅木が知られている。
【0003】この化粧幅木10は、内装下地材としての
石膏ボ−ド12の厚さに相応した厚さに形成されてお
り、かつその表面の高さ方向ほぼ中央位置に、内装材と
してのクロス14の下縁部を巻き込んで貼り付けるため
の凹溝16が長さ方向にわたって形成されている。
石膏ボ−ド12の厚さに相応した厚さに形成されてお
り、かつその表面の高さ方向ほぼ中央位置に、内装材と
してのクロス14の下縁部を巻き込んで貼り付けるため
の凹溝16が長さ方向にわたって形成されている。
【0004】そして、施工に際しては、張設した床パネ
ル18上に、壁パネル20を立設固定し、この壁パネル
20の室内側面に、石膏ボ−ド12を取付け、かつこの
石膏ボ−ド12の下部側に、化粧幅木10の上端面が石
膏ボ−ド12の下端面と対応するようにして突合せ連接
し、石膏ボ−ド12と化粧幅木10の表面が一致するよ
うにしておく。
ル18上に、壁パネル20を立設固定し、この壁パネル
20の室内側面に、石膏ボ−ド12を取付け、かつこの
石膏ボ−ド12の下部側に、化粧幅木10の上端面が石
膏ボ−ド12の下端面と対応するようにして突合せ連接
し、石膏ボ−ド12と化粧幅木10の表面が一致するよ
うにしておく。
【0005】次いで、石膏ボ−ド12の室内側面にクロ
ス14を貼り付け、このクロス14の下縁部を、石膏ボ
−ド14と化粧幅木16の連設部を乗り越えて、化粧幅
木10の凹溝16内に巻き込んで接着するようにしてい
た。
ス14を貼り付け、このクロス14の下縁部を、石膏ボ
−ド14と化粧幅木16の連設部を乗り越えて、化粧幅
木10の凹溝16内に巻き込んで接着するようにしてい
た。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】前記従来の化粧幅木1
0にあっては、その室内側面と、石膏ボ−ド12の室内
側面との表面を一致させるようにしているが、石膏ボ−
ド12と化粧幅木10の端部同士を単に当接させている
のみであり、しかも石膏ボ−ド12と化粧幅木10の材
質が異なるため、温度や湿度の変化、あるいは石膏ボ−
ド12や化粧幅木10の反りなどによって、石膏ボ−ド
12と化粧幅木10の境界部分に隙間や段差が生じる。
その結果、クロス14に境界部分の線ができて、見苦し
くなったり、隙間や段差が激しい場合には、クロス14
が薄い材質で形成されていることから、クロス14に亀
裂が入ってしまうことがあるという問題があった。
0にあっては、その室内側面と、石膏ボ−ド12の室内
側面との表面を一致させるようにしているが、石膏ボ−
ド12と化粧幅木10の端部同士を単に当接させている
のみであり、しかも石膏ボ−ド12と化粧幅木10の材
質が異なるため、温度や湿度の変化、あるいは石膏ボ−
ド12や化粧幅木10の反りなどによって、石膏ボ−ド
12と化粧幅木10の境界部分に隙間や段差が生じる。
その結果、クロス14に境界部分の線ができて、見苦し
くなったり、隙間や段差が激しい場合には、クロス14
が薄い材質で形成されていることから、クロス14に亀
裂が入ってしまうことがあるという問題があった。
【0007】本考案は、前記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、その目的は、シ−ト状の内装材の表面に、
内装下地材と化粧縁材との境界部の線が現われたり、そ
の境界部の材質の違いによる段差や隙間によってシ−ト
状の内装材に亀裂が入ったりするのを防止することので
きる化粧縁材を提供することにある。
れたもので、その目的は、シ−ト状の内装材の表面に、
内装下地材と化粧縁材との境界部の線が現われたり、そ
の境界部の材質の違いによる段差や隙間によってシ−ト
状の内装材に亀裂が入ったりするのを防止することので
きる化粧縁材を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は、前記目的を達
成するためになしたもので、壁材の室内側面に取付けた
内装下地材の上端面または下端面に突合せ、かつ表面を
一致させて連結し、前記内装下地材表面からシ−ト状の
内装材を貼り渡し可能にした化粧縁材において、前記内
装下地材と隣接する表面縁部に、前記内装下地材との間
に連設部表面を埋める表面処理材注入用の凹部を形成す
る面取り部を備えることを特徴とする。
成するためになしたもので、壁材の室内側面に取付けた
内装下地材の上端面または下端面に突合せ、かつ表面を
一致させて連結し、前記内装下地材表面からシ−ト状の
内装材を貼り渡し可能にした化粧縁材において、前記内
装下地材と隣接する表面縁部に、前記内装下地材との間
に連設部表面を埋める表面処理材注入用の凹部を形成す
る面取り部を備えることを特徴とする。
【0009】
【作用】前記構成の本考案にあっては、まず、壁材の室
内側面に内装下地材を取付け、この内装下地材の上端面
または下端面に化粧縁材を突合せ連設する。
内側面に内装下地材を取付け、この内装下地材の上端面
または下端面に化粧縁材を突合せ連設する。
【0010】この場合、化粧縁材の内装下地材と隣接す
る表面縁部に形成した面取り部、あるいはこれに加え
て、内装下地材の化粧縁材との隣接表面縁部に形成した
面取り部によって凹部が形成されることとなる。
る表面縁部に形成した面取り部、あるいはこれに加え
て、内装下地材の化粧縁材との隣接表面縁部に形成した
面取り部によって凹部が形成されることとなる。
【0011】次いで、前記面取り部によって形成される
境界部表面の凹部内に、パテなどの表面処理材を注入
し、化粧縁材と内装下地材との間の連設部表面を埋めて
平坦に形成する。
境界部表面の凹部内に、パテなどの表面処理材を注入
し、化粧縁材と内装下地材との間の連設部表面を埋めて
平坦に形成する。
【0012】そして、表面処理材によって化粧縁材と内
装下地材の連設部表面を平坦に形成した状態において、
内装下地材表面から化粧縁材側にかけてシ−ト状の内装
材を貼り渡すことにより、シ−ト状の内装材表面に内装
下地材と化粧縁材との境界部の線が生じることがない。
しかも、内装下地材と化粧縁材の材料の違いによる膨張
収縮率の相違あるいは反りなどによって境界部に隙間や
段差が生じても、表面処理材によってシ−ト状の内装材
にその影響が生じて亀裂が生じたりするのを防止するこ
とが可能となる。
装下地材の連設部表面を平坦に形成した状態において、
内装下地材表面から化粧縁材側にかけてシ−ト状の内装
材を貼り渡すことにより、シ−ト状の内装材表面に内装
下地材と化粧縁材との境界部の線が生じることがない。
しかも、内装下地材と化粧縁材の材料の違いによる膨張
収縮率の相違あるいは反りなどによって境界部に隙間や
段差が生じても、表面処理材によってシ−ト状の内装材
にその影響が生じて亀裂が生じたりするのを防止するこ
とが可能となる。
【0013】
【実施例】以下、本考案の好適な実施例について、図面
を参照して詳細に説明する。
を参照して詳細に説明する。
【0014】図1及び図2は、本考案の一実施例を示す
図である。
図である。
【0015】本実施例は、構造材としての複数のパネル
を組み合わせて建物を構成するパネル工法の壁面下部の
内装処理に、化粧縁材としての化粧幅木22を用いた状
態を示している。
を組み合わせて建物を構成するパネル工法の壁面下部の
内装処理に、化粧縁材としての化粧幅木22を用いた状
態を示している。
【0016】図1に示すように、化粧幅木22は、床パ
ネル24上に立設固定した壁材としての壁パネル26の
室内側面に取付けた内装下地材としての石膏ボード28
の下部に取付けられており、この石膏ボード28から化
粧幅木22の上部に渡ってシート状の内装材であるクロ
ス30が貼着されるようになっている。
ネル24上に立設固定した壁材としての壁パネル26の
室内側面に取付けた内装下地材としての石膏ボード28
の下部に取付けられており、この石膏ボード28から化
粧幅木22の上部に渡ってシート状の内装材であるクロ
ス30が貼着されるようになっている。
【0017】また、化粧幅木22は、図2に示すよう
に、幅木本体32と、この幅木本体32に取付けられた
化粧板34及び合板36とから構成されている。
に、幅木本体32と、この幅木本体32に取付けられた
化粧板34及び合板36とから構成されている。
【0018】幅木本体32は、壁パネル26の室内側面
の下縁部にはり渡されるもので、長尺の板材にて形成さ
れている。また、幅木本体32は、前記化粧板34及び
合板36を取付けた状態で、石膏ボード28の厚さに相
応した厚さに形成されるようになっており、その上端面
が石膏ボード28の下端面に突き合せ連結されるように
なっている。
の下縁部にはり渡されるもので、長尺の板材にて形成さ
れている。また、幅木本体32は、前記化粧板34及び
合板36を取付けた状態で、石膏ボード28の厚さに相
応した厚さに形成されるようになっており、その上端面
が石膏ボード28の下端面に突き合せ連結されるように
なっている。
【0019】更に、幅木本体32の室内側面には、その
高さ方向中央位置に、長さ方向に渡って連続する凹溝3
8が形成され、この凹溝38内に前記クロス30の下縁
部が挿入貼着されるようになっている。
高さ方向中央位置に、長さ方向に渡って連続する凹溝3
8が形成され、この凹溝38内に前記クロス30の下縁
部が挿入貼着されるようになっている。
【0020】そして更に、石膏ボード28と隣接する幅
木本体32の室内側面の上縁部に、面取り部40を形成
し、石膏ボード28との間に、連設部表面を埋める表面
処理材としてのパテ42を注入するための凹部44を形
成するようにしている。
木本体32の室内側面の上縁部に、面取り部40を形成
し、石膏ボード28との間に、連設部表面を埋める表面
処理材としてのパテ42を注入するための凹部44を形
成するようにしている。
【0021】化粧板34は、室内側に露出する幅木本体
32を覆って幅木本体32の外観を良好にするためのも
ので、幅木本体32の凹部38よりも下方位置の室内側
面に接着等により取付けられるようになっている。
32を覆って幅木本体32の外観を良好にするためのも
ので、幅木本体32の凹部38よりも下方位置の室内側
面に接着等により取付けられるようになっている。
【0022】合板36は、クロス30の下縁部を貼り付
けるためのもので、幅木本体32の凹溝38よりも上方
位置の室内側面に接着等により取付けられるようになっ
ている。
けるためのもので、幅木本体32の凹溝38よりも上方
位置の室内側面に接着等により取付けられるようになっ
ている。
【0023】次に、前記化粧幅木22を用いた壁面下部
の内装処理状態について説明する。
の内装処理状態について説明する。
【0024】まず、床パネル24上に壁パネル26を立
設固定し、床パネル24上に床仕上を施しておく。
設固定し、床パネル24上に床仕上を施しておく。
【0025】次に、壁パネル26の室内側面に石膏ボー
ド28を取付け、この石膏ボード28の下端面に化粧幅
木22の上端面を突合せ連設する。この場合、石膏ボー
ド28の室内側面の下縁部に、化粧幅木22に形成した
面取り部40と対応する面取り部46を施工時に形成し
ておくか、あるいは既に面取り部が形成された状態で市
販されている石膏ボードを用いるようにしている。
ド28を取付け、この石膏ボード28の下端面に化粧幅
木22の上端面を突合せ連設する。この場合、石膏ボー
ド28の室内側面の下縁部に、化粧幅木22に形成した
面取り部40と対応する面取り部46を施工時に形成し
ておくか、あるいは既に面取り部が形成された状態で市
販されている石膏ボードを用いるようにしている。
【0026】すると、化粧幅木22の石膏ボード28と
隣接する室内側面の上縁部に形成した面取り部40と、
石膏ボード28の化粧幅木22と隣接する室内側面の下
縁部に形成した面取り部46によって、石膏ボード28
と化粧幅木22との連設部に凹部44が形成されること
となる。
隣接する室内側面の上縁部に形成した面取り部40と、
石膏ボード28の化粧幅木22と隣接する室内側面の下
縁部に形成した面取り部46によって、石膏ボード28
と化粧幅木22との連設部に凹部44が形成されること
となる。
【0027】次いで、前記面取り部40、46によって
形成される表面の凹部44内に、パテ42を注入し、化
粧幅木22と石膏ボード28との間の連設部表面を埋め
て平坦に形成する。
形成される表面の凹部44内に、パテ42を注入し、化
粧幅木22と石膏ボード28との間の連設部表面を埋め
て平坦に形成する。
【0028】そして、パテ42によって化粧幅木22と
石膏ボード28の連設部表面を平坦に形成した状態にお
いて、石膏ボード28の表面から化粧幅木22側にかけ
てクロス30を貼り渡し、その下端部を凹溝38内に挿
入して接着する。この場合、化粧幅木22の室内側上部
に、合板が取付けられているので、クロス30の接着性
と仕上がりがよい。
石膏ボード28の連設部表面を平坦に形成した状態にお
いて、石膏ボード28の表面から化粧幅木22側にかけ
てクロス30を貼り渡し、その下端部を凹溝38内に挿
入して接着する。この場合、化粧幅木22の室内側上部
に、合板が取付けられているので、クロス30の接着性
と仕上がりがよい。
【0029】このように、パテ42によって化粧幅木2
2と石膏ボード28の連設部表面を平坦に形成している
ことにより、クロス30に石膏ボード28と化粧幅木2
2との境界部の線が生じることがなく、しかも石膏ボー
ド28と化粧幅木22の材料の違いによる膨張収縮率の
相違あるいは反りなどによって境界部に隙間や段差が生
じても、パテ42によってクロス30にその影響が生じ
て亀裂が生じたりするのを防止することが可能となる。
2と石膏ボード28の連設部表面を平坦に形成している
ことにより、クロス30に石膏ボード28と化粧幅木2
2との境界部の線が生じることがなく、しかも石膏ボー
ド28と化粧幅木22の材料の違いによる膨張収縮率の
相違あるいは反りなどによって境界部に隙間や段差が生
じても、パテ42によってクロス30にその影響が生じ
て亀裂が生じたりするのを防止することが可能となる。
【0030】図3には、本考案の他の実施例を示す。
【0031】この実施例では、壁面上部の内装処理に、
化粧縁材としての廻り縁50を用いた状態を示してい
る。
化粧縁材としての廻り縁50を用いた状態を示してい
る。
【0032】この廻り縁50は、廻り縁本体52の室内
側面の高さ方向中央位置に長さ方向に渡る凹溝54を形
成すると共に、その下縁部に面取り部56を形成するよ
うにしている。また、廻り縁本体52の室内側面には、
凹溝54より上部に化粧板58、凹溝54より下部に合
板60を取付けるようにしている。
側面の高さ方向中央位置に長さ方向に渡る凹溝54を形
成すると共に、その下縁部に面取り部56を形成するよ
うにしている。また、廻り縁本体52の室内側面には、
凹溝54より上部に化粧板58、凹溝54より下部に合
板60を取付けるようにしている。
【0033】そして、壁パネル26の室内側面に取付け
た石膏ボード28の上端面に下端面が当接するように廻
り縁50を取付け、この廻り縁50と石膏ボード28と
の連設部に形成される凹部62内にパテ64を注入して
表面を平坦にした後、石膏ボード28から廻り縁50の
下部に渡ってクロス30を貼り渡し、その上端部を凹溝
54内に挿入して貼着するようにしている。
た石膏ボード28の上端面に下端面が当接するように廻
り縁50を取付け、この廻り縁50と石膏ボード28と
の連設部に形成される凹部62内にパテ64を注入して
表面を平坦にした後、石膏ボード28から廻り縁50の
下部に渡ってクロス30を貼り渡し、その上端部を凹溝
54内に挿入して貼着するようにしている。
【0034】他の構成及び作用は前記実施例と同様に付
き、説明を省略する。
き、説明を省略する。
【0035】なお、前記各実施例においては、パネル工
法の建物の壁面内装処理に用いた例について説明した
が、これに限らず、一般の建物の内装処理にも用いるこ
とが可能である。
法の建物の壁面内装処理に用いた例について説明した
が、これに限らず、一般の建物の内装処理にも用いるこ
とが可能である。
【0036】また、化粧板34,58あるいは合板3
6,60は、幅木本体32あるいは廻り縁本体52の材
質によっては必ずしも設ける必要がない。
6,60は、幅木本体32あるいは廻り縁本体52の材
質によっては必ずしも設ける必要がない。
【0037】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の化粧縁材
は、内装下地材の上端面または下端面に化粧縁材を突合
せ連設することにより、化粧縁材の内装下地材と隣接す
る表面縁部に形成した面取り部あるいはこれに加えて内
装下地材の化粧縁材との隣接表面縁部に形成した面取り
部によって凹部が形成されることとなり、この境界部表
面の凹部内に、パテなどの表面処理材を注入し、化粧縁
材と内装下地材との間の連設部表面を埋めて平坦に形成
することができる。その結果、内装下地材表面から化粧
縁材側にかけてシ−ト状の内装材を貼り渡した場合、シ
−ト状の内装材表面に内装下地材と化粧縁材との境界部
の線が生じることがなく、しかも内装下地材と化粧縁材
の材料の違いによる膨張収縮率の相違あるいは反りなど
によって境界部に隙間や段差が生じても、表面処理材に
よってシ−ト状の内装材にその影響が生じて亀裂が生じ
たりするのを防止することができるという効果がある。
は、内装下地材の上端面または下端面に化粧縁材を突合
せ連設することにより、化粧縁材の内装下地材と隣接す
る表面縁部に形成した面取り部あるいはこれに加えて内
装下地材の化粧縁材との隣接表面縁部に形成した面取り
部によって凹部が形成されることとなり、この境界部表
面の凹部内に、パテなどの表面処理材を注入し、化粧縁
材と内装下地材との間の連設部表面を埋めて平坦に形成
することができる。その結果、内装下地材表面から化粧
縁材側にかけてシ−ト状の内装材を貼り渡した場合、シ
−ト状の内装材表面に内装下地材と化粧縁材との境界部
の線が生じることがなく、しかも内装下地材と化粧縁材
の材料の違いによる膨張収縮率の相違あるいは反りなど
によって境界部に隙間や段差が生じても、表面処理材に
よってシ−ト状の内装材にその影響が生じて亀裂が生じ
たりするのを防止することができるという効果がある。
【図1】本考案の一実施例に係る化粧幅木を用いて壁面
内装下部の仕上げ処理を行なった状態を示す断面図であ
る。
内装下部の仕上げ処理を行なった状態を示す断面図であ
る。
【図2】図1の化粧幅木の拡大断面図である。
【図3】本考案の他の実施例に係る廻り縁を用いて壁面
の内装上部の処理を行なった状態を示す断面図である。
の内装上部の処理を行なった状態を示す断面図である。
【図4】従来の化粧幅木を用いて壁面内装下部の仕上げ
処理を行なった状態を示す断面図である。
処理を行なった状態を示す断面図である。
22 化粧幅木 26 壁パネル 28 石膏ボード 30 クロス 40、56 面取り部 42 パテ 44、62 凹部 50 廻り縁
MH013502
MH013502
Claims (1)
- 【請求項1】 壁材の室内側面に取付けた内装下地材の
上端面または下端面に突合せ、かつ表面を一致させて連
結し、前記内装下地材表面からシ−ト状の内装材を貼り
渡し可能にした化粧縁材において、前記内装下地材と隣
接する表面縁部に、前記内装下地材との間に連設部表面
を埋める表面処理材注入用の凹部を形成する面取り部を
備えることを特徴とする化粧縁材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4786991U JPH086945Y2 (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | 化粧縁材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4786991U JPH086945Y2 (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | 化粧縁材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04132142U JPH04132142U (ja) | 1992-12-07 |
JPH086945Y2 true JPH086945Y2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=31926716
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4786991U Expired - Lifetime JPH086945Y2 (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | 化粧縁材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH086945Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5793659B2 (ja) * | 2010-07-16 | 2015-10-14 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 入巾木及びこれを用いた床壁境界部納め構造 |
-
1991
- 1991-05-27 JP JP4786991U patent/JPH086945Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04132142U (ja) | 1992-12-07 |
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