JPH0868955A - M×n個の薄膜アクチュエーテッドミラーアレイの製造方法 - Google Patents
M×n個の薄膜アクチュエーテッドミラーアレイの製造方法Info
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- JPH0868955A JPH0868955A JP7206548A JP20654895A JPH0868955A JP H0868955 A JPH0868955 A JP H0868955A JP 7206548 A JP7206548 A JP 7206548A JP 20654895 A JP20654895 A JP 20654895A JP H0868955 A JPH0868955 A JP H0868955A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 薄膜アクチュエーテッドミラーを構成する
薄膜層の化学的腐食を最小化できる、M×N個の薄膜ア
クチュエーテッドミラーアレイの製造方法を提供する。 【解決手段】 能動マトリックス202を形成し、能
動マトリックス202の上面に薄膜犠牲層221を形成
し、各接続端子210を被覆している薄膜犠牲層の部分
を除去し、除去された部分に支持部204を形成して支
持層222を形成し、支持層222の上部に弾性層を形
成し、各支持部と弾性層にコンジット104を形成し、
弾性層の上部に第2薄膜層223を形成し、第2薄膜層
をM×N個の第2薄膜電極層のアレイにパターニングし
て、M×N個の第2薄膜電極のアレイ及び弾性層の上部
に電気的に変形可能な薄膜層225を形成し、電気的に
変形可能な薄膜層をM×N個の電気的に変形可能な薄膜
部235のアレイにパターニングして、薄膜犠牲層22
1を除去してM×N個の薄膜アクチュエーテッドミラー
アレイを完成する。
薄膜層の化学的腐食を最小化できる、M×N個の薄膜ア
クチュエーテッドミラーアレイの製造方法を提供する。 【解決手段】 能動マトリックス202を形成し、能
動マトリックス202の上面に薄膜犠牲層221を形成
し、各接続端子210を被覆している薄膜犠牲層の部分
を除去し、除去された部分に支持部204を形成して支
持層222を形成し、支持層222の上部に弾性層を形
成し、各支持部と弾性層にコンジット104を形成し、
弾性層の上部に第2薄膜層223を形成し、第2薄膜層
をM×N個の第2薄膜電極層のアレイにパターニングし
て、M×N個の第2薄膜電極のアレイ及び弾性層の上部
に電気的に変形可能な薄膜層225を形成し、電気的に
変形可能な薄膜層をM×N個の電気的に変形可能な薄膜
部235のアレイにパターニングして、薄膜犠牲層22
1を除去してM×N個の薄膜アクチュエーテッドミラー
アレイを完成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光投射形システム
に関し、とくに、そのシステムに用いるM×N個の薄膜
アクチュエーテッドミラーアレイを製造する改善された
方法に関する。
に関し、とくに、そのシステムに用いるM×N個の薄膜
アクチュエーテッドミラーアレイを製造する改善された
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の様々なビデオディスプレイシステ
ムの中で、光投射形システムは大画面(large s
cale)における高画質ビデオディスプレイを提供す
るものとして知られている。このような光投射形システ
ムでは、ランプから投射される光は、例えば、M×N個
のアクチュエーテッドミラーアレイ上に一様に照射され
るが、かかる状態のもとに、各々のミラーは各々のアク
チュエータと結合されている。これらのアクチュエータ
はそれに印加された電界に応答して、変形する圧電材料
または電歪材料のような電気的に変形可能な物質で変形
されている。
ムの中で、光投射形システムは大画面(large s
cale)における高画質ビデオディスプレイを提供す
るものとして知られている。このような光投射形システ
ムでは、ランプから投射される光は、例えば、M×N個
のアクチュエーテッドミラーアレイ上に一様に照射され
るが、かかる状態のもとに、各々のミラーは各々のアク
チュエータと結合されている。これらのアクチュエータ
はそれに印加された電界に応答して、変形する圧電材料
または電歪材料のような電気的に変形可能な物質で変形
されている。
【0003】これらの各々のミラーから反射された光ビ
ームは、例えばバッフルの開口に投射される。電気信号
を各々のアクチュエータに印加することによって、光線
が投射される各々のミラーの相対的な位置が変更され、
それによって、各ミラーから反射されるビームの光路に
おける偏向(deviation)が生じる。反射され
た各々の光の光路が偏向される場合、各々のミラーから
反射され開口を通過する光量は変化し、それによって光
の強さが調節される。開口を通じて光量が調節された光
は、投射レンズのような適切な光学装置を通じて投射ス
クリーン上へ伝送され、その上に像をディスプレイす
る。
ームは、例えばバッフルの開口に投射される。電気信号
を各々のアクチュエータに印加することによって、光線
が投射される各々のミラーの相対的な位置が変更され、
それによって、各ミラーから反射されるビームの光路に
おける偏向(deviation)が生じる。反射され
た各々の光の光路が偏向される場合、各々のミラーから
反射され開口を通過する光量は変化し、それによって光
の強さが調節される。開口を通じて光量が調節された光
は、投射レンズのような適切な光学装置を通じて投射ス
クリーン上へ伝送され、その上に像をディスプレイす
る。
【0004】図1乃至図10は、M×N個の薄膜アクチ
ュエーテッドミラー101からなるアレイ100の製造
方法に係わる過程を図解する図であって、本特許出願と
出願を同じくする係属中の米国特許出願第08/43
0,628号明細書に、「THIN FILM ACT
UATED MIRROR ARRAY」の名称で開示
されている。ここで、M及びNは正の整数である。
ュエーテッドミラー101からなるアレイ100の製造
方法に係わる過程を図解する図であって、本特許出願と
出願を同じくする係属中の米国特許出願第08/43
0,628号明細書に、「THIN FILM ACT
UATED MIRROR ARRAY」の名称で開示
されている。ここで、M及びNは正の整数である。
【0005】図1に示したように、アレイ100の製造
過程は、基板108、M×N個のトランジスタのアレイ
(図示せず)及びM×N個の接続端子110のアレイ1
09から成り、上面120を有する能動マトリックス1
02の形成から始まる。
過程は、基板108、M×N個のトランジスタのアレイ
(図示せず)及びM×N個の接続端子110のアレイ1
09から成り、上面120を有する能動マトリックス1
02の形成から始まる。
【0006】次に、図2に示したように、薄膜犠牲層1
21が能動マトリックス102の上面120の上に形成
されるが、ここで、この薄膜犠牲層121が金属からな
る場合には、スパッタリング法、あるいは真空蒸着法
を、燐珪酸ガラス(phosphor−silicat
e glass:PSG)からなる場合はスピンコーデ
ィング法あるいは化学蒸着(CVD)法を、ポリシリコ
ンからなる場合は、化学蒸着法を用いて形成される。
21が能動マトリックス102の上面120の上に形成
されるが、ここで、この薄膜犠牲層121が金属からな
る場合には、スパッタリング法、あるいは真空蒸着法
を、燐珪酸ガラス(phosphor−silicat
e glass:PSG)からなる場合はスピンコーデ
ィング法あるいは化学蒸着(CVD)法を、ポリシリコ
ンからなる場合は、化学蒸着法を用いて形成される。
【0007】次に、図3を参照すると、薄膜犠牲層12
1とM×N個の支持部104のアレイ103とを含む第
1の支持層122が形成されるが、ここで、第1の支持
層122は、薄膜犠牲層121にフォトリソグラフィー
法を用いて各接続端子110の周囲に位置するM×N個
の空スロット(図示せず)のアレイを形成する過程と、
各接続端子110の周囲に位置する前記各空スロットに
支持部104をスパッタリング法またはCVD法を用い
て形成する過程とによって形成される。
1とM×N個の支持部104のアレイ103とを含む第
1の支持層122が形成されるが、ここで、第1の支持
層122は、薄膜犠牲層121にフォトリソグラフィー
法を用いて各接続端子110の周囲に位置するM×N個
の空スロット(図示せず)のアレイを形成する過程と、
各接続端子110の周囲に位置する前記各空スロットに
支持部104をスパッタリング法またはCVD法を用い
て形成する過程とによって形成される。
【0008】次に、図4を参照すると、絶縁物質からな
る弾性層55が支持部104を含む薄膜犠牲層121の
上部に形成される。その後、金属からなるコンジット5
4が各支持部104に形成されるが、このコンジット5
4は、まず、エッチング法を用いて弾性層55の上部か
ら各接続端子110の上部まで延在する孔(図示せず)
を作る過程と、その孔内に金属を満たす過程とによって
形成される。
る弾性層55が支持部104を含む薄膜犠牲層121の
上部に形成される。その後、金属からなるコンジット5
4が各支持部104に形成されるが、このコンジット5
4は、まず、エッチング法を用いて弾性層55の上部か
ら各接続端子110の上部まで延在する孔(図示せず)
を作る過程と、その孔内に金属を満たす過程とによって
形成される。
【0009】次に、図5を参照すると、導電性物質から
なる第2薄膜層123が、スパッタリング法を用いてM
×N個のコンジット54を含む弾性層55の上部に形成
される。この第2薄膜層123は、各支持部104に形
成されるコンジット54を通じてM×N個のトランジス
タに電気的に接続されている。
なる第2薄膜層123が、スパッタリング法を用いてM
×N個のコンジット54を含む弾性層55の上部に形成
される。この第2薄膜層123は、各支持部104に形
成されるコンジット54を通じてM×N個のトランジス
タに電気的に接続されている。
【0010】次に、図6に示したように、圧電材料ある
いは電歪材料からなる電気的に変形可能な薄膜層125
は、第2薄膜層123の上部に、ゾル−ゲル法、スパッ
タリング法、あるいはCVD法を用いて形成されること
によって、準完成状態の駆動構造150を形成する。
いは電歪材料からなる電気的に変形可能な薄膜層125
は、第2薄膜層123の上部に、ゾル−ゲル法、スパッ
タリング法、あるいはCVD法を用いて形成されること
によって、準完成状態の駆動構造150を形成する。
【0011】次に、図7を参照すると、準完成状態の駆
動構造150の弾性層55、第2薄膜層123及び電気
的に変形可能な薄膜層125がフォトリソグラフィー法
またはレザー切断法を用いて、M×N個の支持部104
のアレイ103と薄膜犠牲層121とを含む第1の支持
層122が露出されるまでパターニングされることによ
って、電気的に変形可能な薄膜層154、第2電極層1
53及び弾性層155を含むM×N個の準完成状態のア
クチュエーテッドミラー152のアレイ151を形成す
る。
動構造150の弾性層55、第2薄膜層123及び電気
的に変形可能な薄膜層125がフォトリソグラフィー法
またはレザー切断法を用いて、M×N個の支持部104
のアレイ103と薄膜犠牲層121とを含む第1の支持
層122が露出されるまでパターニングされることによ
って、電気的に変形可能な薄膜層154、第2電極層1
53及び弾性層155を含むM×N個の準完成状態のア
クチュエーテッドミラー152のアレイ151を形成す
る。
【0012】次に、準完成状態の各アクチュエーテッド
ミラー152における電気的に変形可能な薄膜層154
は、相転移が起こるように熱処理される。
ミラー152における電気的に変形可能な薄膜層154
は、相転移が起こるように熱処理される。
【0013】次に、図8に示したように、導電性及び反
射性物質からなる第1電極層126が、スパッタリング
法を用いて、準完成状態のアクチュエーテッドミラー1
52における電気的に変形可能な薄膜層154の上部に
形成され、その結果、上面及び4つの側面を有するM×
N個のアクチュエーテッドミラー166のアレイ164
を形成する。
射性物質からなる第1電極層126が、スパッタリング
法を用いて、準完成状態のアクチュエーテッドミラー1
52における電気的に変形可能な薄膜層154の上部に
形成され、その結果、上面及び4つの側面を有するM×
N個のアクチュエーテッドミラー166のアレイ164
を形成する。
【0014】次に、図9を参照すると、各アクチュエー
テッドミラー166における上面及び4つの側面は、フ
ォトレジスタ、酸化シリコン(SiO2)または窒化シ
リコンからなる薄膜保護層160にて完全に取り囲まれ
ることによって、M×N個のの保護されたアクチュエー
テッドミラー構造168のアレイ167を形成する。
テッドミラー166における上面及び4つの側面は、フ
ォトレジスタ、酸化シリコン(SiO2)または窒化シ
リコンからなる薄膜保護層160にて完全に取り囲まれ
ることによって、M×N個のの保護されたアクチュエー
テッドミラー構造168のアレイ167を形成する。
【0015】最後に、図10を参照すると、第1の支持
層122の薄膜犠牲層121は、その後エッチング法を
用いて除去される。保護された各アクチュエーテッドミ
ラー構造168における薄膜犠牲層121を除去した後
に、各構造168内の薄膜保護層160を除去すること
によって、M×N個の薄膜アクチュエーテッドミラー1
01のアレイ100を形成する。
層122の薄膜犠牲層121は、その後エッチング法を
用いて除去される。保護された各アクチュエーテッドミ
ラー構造168における薄膜犠牲層121を除去した後
に、各構造168内の薄膜保護層160を除去すること
によって、M×N個の薄膜アクチュエーテッドミラー1
01のアレイ100を形成する。
【0016】しかし、M×N個の薄膜アクチュエーテッ
ドミラー101のアレイ100の製造に関する上記した
方法は、多くの問題点を有している。その中で最も大き
い問題点は、薄膜保護層160の形成によって全体的な
製造過程が複雑になることにある。
ドミラー101のアレイ100の製造に関する上記した
方法は、多くの問題点を有している。その中で最も大き
い問題点は、薄膜保護層160の形成によって全体的な
製造過程が複雑になることにある。
【0017】なお、第1の支持層122の薄膜犠牲層1
21の除去過程に用いられるエッチング液または化学薬
品が、薄膜アクチュエーテッドミラー101を構成する
薄膜層を化学的に腐食させ、構造的な完全性及び性能を
低下させて、それによって、アレイ100の全体的な性
能を低下させる。
21の除去過程に用いられるエッチング液または化学薬
品が、薄膜アクチュエーテッドミラー101を構成する
薄膜層を化学的に腐食させ、構造的な完全性及び性能を
低下させて、それによって、アレイ100の全体的な性
能を低下させる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の主な
目的は、支持層において薄膜犠牲層の除去の際、各薄膜
アクチュエーテッドミラーを構成する薄膜層上における
化学的腐食の可能性を最小化できる、M×N個の薄膜ア
クチュエーテッドミラーアレイの製造方法を提供するこ
とにある。
目的は、支持層において薄膜犠牲層の除去の際、各薄膜
アクチュエーテッドミラーを構成する薄膜層上における
化学的腐食の可能性を最小化できる、M×N個の薄膜ア
クチュエーテッドミラーアレイの製造方法を提供するこ
とにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明によれば、光投射形システムに用いられる
M×N個の薄膜アクチュエーテッドミラーアレイ(M及
びNは正の整数)の製造方法は、
めに、本発明によれば、光投射形システムに用いられる
M×N個の薄膜アクチュエーテッドミラーアレイ(M及
びNは正の整数)の製造方法は、
【0020】上面を有し、その上面の上にM×N個の接
続端子のアレイ、基板及びM×N個のトランジスタのア
レイ有する能動マトリックスを形成する過程と、
続端子のアレイ、基板及びM×N個のトランジスタのア
レイ有する能動マトリックスを形成する過程と、
【0021】前記能動マトリックスの上面に、前記M×
N個の接続端子のアレイを完全に被覆するように薄膜犠
牲層を形成する過程と、
N個の接続端子のアレイを完全に被覆するように薄膜犠
牲層を形成する過程と、
【0022】前記接続端子の各々を取り囲んでいる薄膜
犠牲層の部分を除去する過程と、
犠牲層の部分を除去する過程と、
【0023】前記除去部分に第1の絶縁物質を満たして
各接続端子の周囲に支持部を形成することによって、M
×N個の支持部のアレイ及び薄膜犠牲層を有する支持層
を形成する過程と、
各接続端子の周囲に支持部を形成することによって、M
×N個の支持部のアレイ及び薄膜犠牲層を有する支持層
を形成する過程と、
【0024】前記支持層の上部に、第2の絶縁物質から
なる弾性層を形成する過程と、
なる弾性層を形成する過程と、
【0025】前記支持部においてコンジットを形成する
過程であって、前記各コンジットは弾性層の上部から各
支持部を貫通して、前記各接続端子の上部まで延在する
コンジットを形成する過程と、
過程であって、前記各コンジットは弾性層の上部から各
支持部を貫通して、前記各接続端子の上部まで延在する
コンジットを形成する過程と、
【0026】前記弾性層の上部に、導電性物質からなる
第2薄膜層を形成する過程と、
第2薄膜層を形成する過程と、
【0027】前記第2薄膜層を前記各コンジットに電気
的に接続されるM×N個の第2薄膜電極層のアレイにパ
ターニングする過程と、
的に接続されるM×N個の第2薄膜電極層のアレイにパ
ターニングする過程と、
【0028】前記M×N個の第2薄膜電極層のアレイ及
び弾性層の上部に電気的に変形可能な薄膜層を形成する
過程と、
び弾性層の上部に電気的に変形可能な薄膜層を形成する
過程と、
【0029】相転移が起こるように電気的に変形可能な
薄膜層を熱処理する過程と、
薄膜層を熱処理する過程と、
【0030】前記電気的に変形可能の薄膜層を、前記第
2薄膜電極の各々取り囲むM×N個の電気的に変形可能
な薄膜部のアレイにパターニングする過程と、
2薄膜電極の各々取り囲むM×N個の電気的に変形可能
な薄膜部のアレイにパターニングする過程と、
【0031】前記弾性層をM×N個の弾性部のアレイに
パターニングする過程と、
パターニングする過程と、
【0032】前記電気的に変形可能な薄膜部、前記弾性
部及び前記支持層の上部に第1薄膜層を形成する過程
と、
部及び前記支持層の上部に第1薄膜層を形成する過程
と、
【0033】前記第1薄膜層を、電気的に変形可能な薄
膜部の各々を取り囲んで、かつ各弾性部の部分を被覆す
るM×N個の第1薄膜電極層のアレイにパターニングす
る過程と、
膜部の各々を取り囲んで、かつ各弾性部の部分を被覆す
るM×N個の第1薄膜電極層のアレイにパターニングす
る過程と、
【0034】前記薄膜犠牲層を除去することによって、
M×N個の薄膜アクチュエーテッドミラーアレイを形成
する過程とからなる。
M×N個の薄膜アクチュエーテッドミラーアレイを形成
する過程とからなる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施例につ
いて図面を参照しながらより詳しく説明する。
いて図面を参照しながらより詳しく説明する。
【0036】図11乃至図16は、本発明の好適な実施
例によって、光投射形システムで用いられ、M×N個の
薄膜アクチュエーテッドミラー201からなるアレイ2
00を製造する改善された方法を説明する断面図であ
る。ここで、M及びNは正の整数である。図11乃至図
16に示した同一の部分は等しい符号を付して示されて
いる。
例によって、光投射形システムで用いられ、M×N個の
薄膜アクチュエーテッドミラー201からなるアレイ2
00を製造する改善された方法を説明する断面図であ
る。ここで、M及びNは正の整数である。図11乃至図
16に示した同一の部分は等しい符号を付して示されて
いる。
【0037】図11を参照すると、アレイ200の製造
過程は、上面を有し、M×N個のトランジスタのアレイ
(図示せず)及びM×N個の接続端子210のアレイを
有する基板を含む能動マトリックス202の形成から始
まる。ここで、基板はガラスのような絶縁物質からな
る。
過程は、上面を有し、M×N個のトランジスタのアレイ
(図示せず)及びM×N個の接続端子210のアレイを
有する基板を含む能動マトリックス202の形成から始
まる。ここで、基板はガラスのような絶縁物質からな
る。
【0038】その後、銅(Cu)あるいはニッケル(N
i)のような金属、PSGあるいはポリシリコンからな
る薄膜犠牲層221が1〜2μmの厚さで能動マトリッ
クス202の上面に形成される。この薄膜犠牲層221
が金属からなる場合にはスパッタリング法を、PSGか
らなる場合にはスピンコーディング法または化学蒸着
(CVD)法を、そしてポリシリコンからなる場合には
化学蒸着(CVD)法を用いて、薄膜犠牲層221が形
成される。
i)のような金属、PSGあるいはポリシリコンからな
る薄膜犠牲層221が1〜2μmの厚さで能動マトリッ
クス202の上面に形成される。この薄膜犠牲層221
が金属からなる場合にはスパッタリング法を、PSGか
らなる場合にはスピンコーディング法または化学蒸着
(CVD)法を、そしてポリシリコンからなる場合には
化学蒸着(CVD)法を用いて、薄膜犠牲層221が形
成される。
【0039】次に、薄膜犠牲層221とM×N個の支持
部204のアレイとを含む支持層222を形成する。こ
の支持層222は、薄膜犠牲層221にフォトリソグラ
フィー法を用いて各接続端子210の周囲に位置するM
×N個の空スロット(図示せず)のアレイを形成する過
程と、各接続端子210の周囲に位置する各空スロット
に、スパッタリング法または化学蒸着法を用いて窒化シ
リコンのような第1絶縁物質からなる支持部204を形
成する過程とによって形成される。
部204のアレイとを含む支持層222を形成する。こ
の支持層222は、薄膜犠牲層221にフォトリソグラ
フィー法を用いて各接続端子210の周囲に位置するM
×N個の空スロット(図示せず)のアレイを形成する過
程と、各接続端子210の周囲に位置する各空スロット
に、スパッタリング法または化学蒸着法を用いて窒化シ
リコンのような第1絶縁物質からなる支持部204を形
成する過程とによって形成される。
【0040】図12を参照すると、Si3N4のような第
2の絶縁物質からなる弾性層105が500〜2000
Åの厚さで、ゾル−ゲル法、スパッタリング法または化
学蒸着法を用いて支持層222の上部に形成されてい
る。
2の絶縁物質からなる弾性層105が500〜2000
Åの厚さで、ゾル−ゲル法、スパッタリング法または化
学蒸着法を用いて支持層222の上部に形成されてい
る。
【0041】次に、M×N個のコンジット304のアレ
イが形成されるが、各コンジット304はアルミニウム
(Al)のような金属からなり、各アクチュエーテッド
ミラー201に対して電気信号を供給するために用いら
れる。このM×N個のコンジット304のアレイは、ま
ず、エッチング法を用いて弾性層105の上部から各支
持部204を貫通して各接続端子210の上部まで延在
するM×N個の孔のアレイ(図示せず)を形成する過程
と、その孔内にスパッタリング法を用いて金属を満たす
過程とによって形成される。
イが形成されるが、各コンジット304はアルミニウム
(Al)のような金属からなり、各アクチュエーテッド
ミラー201に対して電気信号を供給するために用いら
れる。このM×N個のコンジット304のアレイは、ま
ず、エッチング法を用いて弾性層105の上部から各支
持部204を貫通して各接続端子210の上部まで延在
するM×N個の孔のアレイ(図示せず)を形成する過程
と、その孔内にスパッタリング法を用いて金属を満たす
過程とによって形成される。
【0042】次に、白金(Pt)または白金/チタニウ
ム(Pt/Ti)のような導電性物質からなる第2薄膜
層223がスパッタリング法または真空蒸着法を用い
て、0.7〜2μmの厚さで弾性層105の上部に形成
されている。
ム(Pt/Ti)のような導電性物質からなる第2薄膜
層223がスパッタリング法または真空蒸着法を用い
て、0.7〜2μmの厚さで弾性層105の上部に形成
されている。
【0043】図13を参照すると、第2薄膜層223
は、リフト・オフ(lift−off)法を用いてM×
N個の第2薄膜電極層233のアレイにパターニングさ
れるが、ここで各々の第2薄膜電極層233は、各コン
ジット304を通じて各トランジスタに電気的に接続さ
れている。前記各第2薄膜電極層233は、薄膜アクチ
ュエーテッドミラー201における信号電極として機能
する。
は、リフト・オフ(lift−off)法を用いてM×
N個の第2薄膜電極層233のアレイにパターニングさ
れるが、ここで各々の第2薄膜電極層233は、各コン
ジット304を通じて各トランジスタに電気的に接続さ
れている。前記各第2薄膜電極層233は、薄膜アクチ
ュエーテッドミラー201における信号電極として機能
する。
【0044】図14を参照すると、PZTのような圧電
物質またはPMNのような電歪物質からなる電気的に変
形可能な薄膜層225が、ゾル−ゲル法またはスパッタ
リング法を用いて、0.7−2μmの厚さで弾性層10
5及びM×N個の第2薄膜電極層233のアレイの上部
に形成される。その後、この電気的に変形可能な薄膜層
225は相転移が起こるように熱処理される。
物質またはPMNのような電歪物質からなる電気的に変
形可能な薄膜層225が、ゾル−ゲル法またはスパッタ
リング法を用いて、0.7−2μmの厚さで弾性層10
5及びM×N個の第2薄膜電極層233のアレイの上部
に形成される。その後、この電気的に変形可能な薄膜層
225は相転移が起こるように熱処理される。
【0045】図15を参照すると、電気的に変形可能な
薄膜層225は、フォトリソグラフィー法またはレザー
切断法を用いてM×N個の電気的に変形可能な薄膜部2
35のアレイにパターニングされるが、ここで電気的に
変形可能な薄膜部235の各々は、第2薄膜電極層23
3の各々を取り囲む。しかる後、弾性層105がフォト
リソグラフィー法またはレザー切断法を用いて、M×N
個の弾性部205のアレイにパターンニングされること
によって、支持層222の部分を露出させる。各電気的
に変形可能な薄膜部235が充分に薄いため、各々の電
気的に変形可能な薄膜部235が、圧電物質からなる場
合にその分極は必要ではなく、アクチュエーテッドミラ
ー201の駆動時に印加された電気信号によって分極さ
れる。相転移を起こすための熱処理は、M×N個の電気
的に変形可能な薄膜部235のアレイの形成後またはM
×N個の弾性部205のアレイの形成後にもできる。
薄膜層225は、フォトリソグラフィー法またはレザー
切断法を用いてM×N個の電気的に変形可能な薄膜部2
35のアレイにパターニングされるが、ここで電気的に
変形可能な薄膜部235の各々は、第2薄膜電極層23
3の各々を取り囲む。しかる後、弾性層105がフォト
リソグラフィー法またはレザー切断法を用いて、M×N
個の弾性部205のアレイにパターンニングされること
によって、支持層222の部分を露出させる。各電気的
に変形可能な薄膜部235が充分に薄いため、各々の電
気的に変形可能な薄膜部235が、圧電物質からなる場
合にその分極は必要ではなく、アクチュエーテッドミラ
ー201の駆動時に印加された電気信号によって分極さ
れる。相転移を起こすための熱処理は、M×N個の電気
的に変形可能な薄膜部235のアレイの形成後またはM
×N個の弾性部205のアレイの形成後にもできる。
【0046】次に、アルミニウム(Al)、金(Au)
または白金(Pt)のような導電性及び光反射性物質か
らなる第1薄膜層(図示せず)が、500乃至2000
Åの厚さで、スパッタリング法または真空蒸着法を用い
て電気的に変形可能な薄膜部235、支持層222の露
出された部分、及び弾性部205の上部に形成されてい
る。
または白金(Pt)のような導電性及び光反射性物質か
らなる第1薄膜層(図示せず)が、500乃至2000
Åの厚さで、スパッタリング法または真空蒸着法を用い
て電気的に変形可能な薄膜部235、支持層222の露
出された部分、及び弾性部205の上部に形成されてい
る。
【0047】次に、第1薄膜層はリフト・オフ法を用い
て、M×N個の第1薄膜電極層226のアレイにパター
ニングされるが、ここで、各々の第1薄膜電極層226
は電気的に変形可能な薄膜部235の各々を取り囲み、
かつ各弾性部205の部分を被覆する。第1薄膜電極層
226の各々は、薄膜アクチュエーテッドミラー201
におけるバイアス電極のみならず、ミラーとしてもその
機能を行う。
て、M×N個の第1薄膜電極層226のアレイにパター
ニングされるが、ここで、各々の第1薄膜電極層226
は電気的に変形可能な薄膜部235の各々を取り囲み、
かつ各弾性部205の部分を被覆する。第1薄膜電極層
226の各々は、薄膜アクチュエーテッドミラー201
におけるバイアス電極のみならず、ミラーとしてもその
機能を行う。
【0048】次に、図16を参照すると、薄膜犠牲層2
21がエッチング法を用いて除去されることによって、
M×N個の薄膜アクチュエーテッドミラー201のアレ
イ200を形成する。
21がエッチング法を用いて除去されることによって、
M×N個の薄膜アクチュエーテッドミラー201のアレ
イ200を形成する。
【0049】上記に於いて、本発明の実施例について説
明したが、請求項に記載の本発明の範囲を逸脱すること
なく当業者は種々の改変をなし得るであろう。
明したが、請求項に記載の本発明の範囲を逸脱すること
なく当業者は種々の改変をなし得るであろう。
【0050】
【発明の効果】従って、本発明によれば、従来のM×N
個の薄膜アクチュエーテッドミラーアレイの製造方法と
は異なり、各第1薄膜電極層226が、各電気的に変形
可能な薄膜部235と各弾性部205の部分とを取り囲
むように形成されるため、支持層222における薄膜犠
牲層221を除去する際、薄膜層上における化学的な腐
食の発生を防止できる。
個の薄膜アクチュエーテッドミラーアレイの製造方法と
は異なり、各第1薄膜電極層226が、各電気的に変形
可能な薄膜部235と各弾性部205の部分とを取り囲
むように形成されるため、支持層222における薄膜犠
牲層221を除去する際、薄膜層上における化学的な腐
食の発生を防止できる。
【図1】従来のM×N個の薄膜アクチュエーテッドミラ
ーアレイの製造方法を説明するための概略断面図であ
る。
ーアレイの製造方法を説明するための概略断面図であ
る。
【図2】従来のM×N個の薄膜アクチュエーテッドミラ
ーアレイの製造方法を説明するための概略断面図であ
る。
ーアレイの製造方法を説明するための概略断面図であ
る。
【図3】従来のM×N個の薄膜アクチュエーテッドミラ
ーアレイの製造方法を説明するための概略断面図であ
る。
ーアレイの製造方法を説明するための概略断面図であ
る。
【図4】従来のM×N個の薄膜アクチュエーテッドミラ
ーアレイの製造方法を説明するための概略断面図であ
る。
ーアレイの製造方法を説明するための概略断面図であ
る。
【図5】従来のM×N個の薄膜アクチュエーテッドミラ
ーアレイの製造方法を説明するための概略断面図であ
る。
ーアレイの製造方法を説明するための概略断面図であ
る。
【図6】従来のM×N個の薄膜アクチュエーテッドミラ
ーアレイの製造方法を説明するための概略断面図であ
る。
ーアレイの製造方法を説明するための概略断面図であ
る。
【図7】従来のM×N個の薄膜アクチュエーテッドミラ
ーアレイの製造方法を説明するための概略断面図であ
る。
ーアレイの製造方法を説明するための概略断面図であ
る。
【図8】従来のM×N個の薄膜アクチュエーテッドミラ
ーアレイの製造方法を説明するための概略断面図であ
る。
ーアレイの製造方法を説明するための概略断面図であ
る。
【図9】従来のM×N個の薄膜アクチュエーテッドミラ
ーアレイの製造方法を説明するための概略断面図であ
る。
ーアレイの製造方法を説明するための概略断面図であ
る。
【図10】従来のM×N個の薄膜アクチュエーテッドミ
ラーアレイの製造方法を説明するための概略断面図であ
る。
ラーアレイの製造方法を説明するための概略断面図であ
る。
【図11】本発明によるM×N個の薄膜アクチュエーテ
ッドミラーアレイの製造方法を説明する概略断面図であ
る。
ッドミラーアレイの製造方法を説明する概略断面図であ
る。
【図12】本発明によるM×N個の薄膜アクチュエーテ
ッドミラーアレイの製造方法を説明する概略断面図であ
る。
ッドミラーアレイの製造方法を説明する概略断面図であ
る。
【図13】本発明によるM×N個の薄膜アクチュエーテ
ッドミラーアレイの製造方法を説明する概略断面図であ
る。
ッドミラーアレイの製造方法を説明する概略断面図であ
る。
【図14】本発明によるM×N個の薄膜アクチュエーテ
ッドミラーアレイの製造方法を説明する概略断面図であ
る。
ッドミラーアレイの製造方法を説明する概略断面図であ
る。
【図15】本発明によるM×N個の薄膜アクチュエーテ
ッドミラーアレイの製造方法を説明する概略断面図であ
る。
ッドミラーアレイの製造方法を説明する概略断面図であ
る。
【図16】本発明によるM×N個の薄膜アクチュエーテ
ッドミラーアレイの製造方法を説明する概略断面図であ
る。
ッドミラーアレイの製造方法を説明する概略断面図であ
る。
【符号の説明】 54 コンジット 55 弾性層 100 アレイ 102 能動マトリックス 103 M×N個の支持部104のアレイ 105 弾性層 108 基板 109 M×N個の接続端子110のアレイ 110 接続端子 120 能動マトリックス102の上面 121 薄膜犠牲層 122 第1の支持層 200 M×N個の薄膜アクチュエーテッドミラー20
1からなるアレイ 201 アクチュエーテッドミラーアレイ 202 能動マトリックス 204 支持部 205 弾性部 208 基板 210 接続端子 221 薄膜犠牲層 222 支持層 223 第2薄膜層 225 電気的に変形可能な薄膜層 226 第1薄膜電極層 233 第2薄膜電極層 235 電気的に変形可能な薄膜部 304 コンジット
1からなるアレイ 201 アクチュエーテッドミラーアレイ 202 能動マトリックス 204 支持部 205 弾性部 208 基板 210 接続端子 221 薄膜犠牲層 222 支持層 223 第2薄膜層 225 電気的に変形可能な薄膜層 226 第1薄膜電極層 233 第2薄膜電極層 235 電気的に変形可能な薄膜部 304 コンジット
Claims (10)
- 【請求項1】 光投射形システムに用いられるM×N
個の薄膜アクチュエーテッドミラーアレイ(M及びNは
正の整数)の製造方法であって、 上面を有し、その上面の上にM×N個の接続端子のアレ
イ、基板及びM×N個のトランジスタのアレイを有する
能動マトリックスを形成する過程と、 前記能動マトリックスの上面に、前記M×N個の接続端
子のアレイを完全に被覆するように薄膜犠牲層を形成す
る過程と、 前記接続端子の各々を取り囲んでいる薄膜犠牲層の部分
を除去する過程と、 前記除去部分に第1の絶縁物質を満たして各接続端子の
周囲に支持部を形成することによって、M×N個の支持
部のアレイ及び薄膜犠牲層を有する支持層を形成する過
程と、 前記支持層の上部に、第2の絶縁物質からなる弾性層を
形成する過程と、 前記支持部においてコンジットを形成する過程であっ
て、前記各コンジットは弾性層の上部から各支持部を貫
通して、前記各接続端子の上部まで延在する、前記コン
ジットを形成する過程と、 前記弾性層の上部に、導電性物質からなる第2薄膜層を
形成する過程と、 前記第2薄膜層を前記各コンジットに電気的に接続され
るM×N個の第2薄膜電極層のアレイにパターニングす
る過程と、 前記M×N個の第2薄膜電極層のアレイ及び弾性層の上
部に電気的に変形可能な薄膜層を形成する過程と、 相転移が起こるように電気的に変形可能な薄膜層を熱処
理する過程と、 前記電気的に変形可能な薄膜層を、前記第2薄膜電極の
各々を取り囲むM×N個の電気的に変形可能な薄膜部の
アレイにパターンニングする過程と、 前記弾性層をM×N個の弾性部のアレイにパターンニン
グする過程と、 前記電気的に変形可能な薄膜部、前記弾性部及び前記支
持層の上部に第1薄膜層を形成する過程と、 前記第1薄膜層を、前記電気的に変形可能な薄膜部の各
々を取り囲み、かつ各々の前記弾性部の部分を被覆する
M×N個の第1薄膜電極層のアレイにパターニングする
過程と、 前記薄膜犠牲層を除去することによって、M×N個の薄
膜アクチュエーテッドミラーアレイを形成する過程とを
有することを特徴とするM×N個の薄膜アクチュエーテ
ッドミラーアレイの製造方法。 - 【請求項2】 前記第1薄膜電極の各々が、導電性及
び光反射性を有する物質(例えば、アルミニウム(A
l)、金(Au)、白金(Pt))からなることを特徴
とする請求項1に記載のM×N個の薄膜アクチュエーテ
ッドミラーアレイの製造方法。 - 【請求項3】 前記第1及び第2薄膜電極層の各々
が、スパッタリング法または真空蒸着法を行った後に、
リフト・オフ(lift−off)法を行いて形成され
ることを特徴とする請求項1に記載のM×N個の薄膜ア
クチュエーテッドミラーアレイの製造方法。 - 【請求項4】 前記電気的に変形可能な薄膜部の各々
が、圧電物質からなることを特徴とする請求項1に記載
のM×N個の薄膜アクチュエーテッドミラーアレイの製
造方法。 - 【請求項5】 前記電気的に変形可能な薄膜部の各々
が、電歪物質からなることを特徴とする請求項1に記載
のM×N個の薄膜アクチュエーテッドミラーアレイの製
造方法。 - 【請求項6】 前記電気的に変形可能な薄膜部の各々
が、ゾル−ゲル(sol−gel)法またはスパッタリ
ング法を行った後に、フォトリソグラフィー法またはレ
ザー切断法を行いて形成されることを特徴とする請求項
1に記載のM×N個の薄膜アクチュエーテッドミラーア
レイの製造方法。 - 【請求項7】 前記弾性部の各々が、絶縁物質からな
ることを特徴とする請求項1に記載のM×N個の薄膜ア
クチュエーテッドミラーアレイの製造方法。 - 【請求項8】 前記弾性部の各々が、ゾル−ゲル法、
スパッタリング法または化学蒸着(CVD)法を行った
後、フォトリソグラフィー法またはレザー切断法を用い
て形成されることを特徴とする請求項1に記載のM×N
個の薄膜アクチュエーテッドミラーアレイの製造方法。 - 【請求項9】 前記M×N個の電気的に変形可能な薄
膜部のアレイを形成した後に、相転移を引き起こすため
の熱処理を行うことを特徴とする請求項1に記載のM×
N個の薄膜アクチュエーテッドミラーアレイの製造方
法。 - 【請求項10】 前記M×N個の弾性部をアレイの形
成した後に、相転移を引き起こすための熱処理を行うこ
とを特徴とする請求項1に記載のM×N個の薄膜アクチ
ュエーテッドミラーアレイの製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1019940017571A KR100209401B1 (ko) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | 광로조절장치의 제조방법 |
KR1994P17571 | 1994-07-21 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0868955A true JPH0868955A (ja) | 1996-03-12 |
Family
ID=19388443
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7206548A Pending JPH0868955A (ja) | 1994-07-21 | 1995-07-20 | M×n個の薄膜アクチュエーテッドミラーアレイの製造方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US5608569A (ja) |
JP (1) | JPH0868955A (ja) |
KR (1) | KR100209401B1 (ja) |
CN (1) | CN1057392C (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998008127A1 (en) * | 1996-08-21 | 1998-02-26 | Daewoo Electronics Co., Ltd. | Thin film actuated mirror array for use in an optical projection system |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100209401B1 (ko) * | 1994-07-21 | 1999-07-15 | 전주범 | 광로조절장치의 제조방법 |
KR0150541B1 (ko) * | 1995-03-31 | 1998-10-15 | 배순훈 | 광로조절장치와 그 제조방법 |
US5701192A (en) * | 1995-05-26 | 1997-12-23 | Daewoo Electronics Co., Ltd. | Thin film actuated mirror array and method of manufacturing the same |
US6969635B2 (en) * | 2000-12-07 | 2005-11-29 | Reflectivity, Inc. | Methods for depositing, releasing and packaging micro-electromechanical devices on wafer substrates |
US5834163A (en) * | 1995-08-22 | 1998-11-10 | Daewoo Electronics Co., Ltd. | Method for forming an electrical connection in a thin film actuated mirror |
WO1998033327A1 (en) * | 1997-01-23 | 1998-07-30 | Daewoo Electronics Co., Ltd. | Thin film actuated mirror array in an optical projection system and method for manufacturing the same |
CN1169375C (zh) * | 1997-06-30 | 2004-09-29 | 株式会社大宇电子 | 薄膜致动反射镜阵列及其制造方法 |
WO1999023832A1 (en) * | 1997-10-31 | 1999-05-14 | Daewoo Electronics Co., Ltd. | Method for manufacturing thin film actuated mirror array in an optical projection system |
US6947201B2 (en) * | 2003-12-08 | 2005-09-20 | Xinetics, Inc. | Transverse electrodisplacive actuator array |
CN108604637B (zh) | 2016-02-11 | 2023-04-07 | 新加坡科技研究局 | 控制电磁波的设备和装置及其形成和操作方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5454906A (en) * | 1994-06-21 | 1995-10-03 | Texas Instruments Inc. | Method of providing sacrificial spacer for micro-mechanical devices |
KR100209401B1 (ko) * | 1994-07-21 | 1999-07-15 | 전주범 | 광로조절장치의 제조방법 |
US5485304A (en) * | 1994-07-29 | 1996-01-16 | Texas Instruments, Inc. | Support posts for micro-mechanical devices |
US5526951A (en) * | 1994-09-30 | 1996-06-18 | Texas Instruments Incorporated | Fabrication method for digital micro-mirror devices using low temperature CVD |
-
1994
- 1994-07-21 KR KR1019940017571A patent/KR100209401B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1995
- 1995-07-20 US US08/504,874 patent/US5608569A/en not_active Expired - Lifetime
- 1995-07-20 JP JP7206548A patent/JPH0868955A/ja active Pending
- 1995-07-21 CN CN95109991.4A patent/CN1057392C/zh not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-12-27 US US08/774,835 patent/US5841569A/en not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998008127A1 (en) * | 1996-08-21 | 1998-02-26 | Daewoo Electronics Co., Ltd. | Thin film actuated mirror array for use in an optical projection system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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US5608569A (en) | 1997-03-04 |
CN1057392C (zh) | 2000-10-11 |
KR100209401B1 (ko) | 1999-07-15 |
CN1122005A (zh) | 1996-05-08 |
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