JPH0863884A - ディジタル情報符号化・復号装置 - Google Patents
ディジタル情報符号化・復号装置Info
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
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Abstract
信号を得ることができるディジタル情報符号化・復号装
置を得ることを目的とする。 【構成】 データの先頭が同じ時刻であるビデオ符号化
データ列とオーディオ符号化データ列において、オーデ
ィオ符号化データ列をビデオ符号化データ列より先に配
列して符号化多重データを作成するマルチプレクサ11
と、上記ビデオ符号化データ列とオーディオ符号化デー
タ列の各先頭データを同時にデコード開始するビデオデ
コーダ14とオーディオデコーダ18を備えた。
Description
よび音声信号の符号化・復号装置に関するものである。
タル符号化技術は、放送、通信、情報機器等の多くのメ
ディアで利用されている。特にAV機器の分野では、M
PEGによるディジタル符号化方式を利用し、1枚のC
Dに最大74分の動画像と音声を記録できる「ビデオC
D」が規格化され、普及しつつある。
を示す。ビデオCDのディジタルデータは、1つのパッ
クの中に1つのパケットを含む構成になる。1パックは
1セクタ中の2324バイトで構成される。
ディオのデータを時系列記録しており、平均すると6対
1の割合で配置されている。
合、VHSに代表されるアナログ記録のVTRとは異な
り、ビデオデータとオーディオデータが時系列に並ぶ。
そのため、出力される映像信号と音声信号の同期処理を
行う必要がある。
を行うために、3つの時間情報を用いている。まず、パ
ックヘッダ内にあって復号装置の基準クロックを設定す
るSCR(システム・クロック・リファレンス)、次に
パケットヘッダ内にあってビデオ・オーディオ信号のデ
コード開始時刻を示すDTS(デコーディング・タイム
・スタンプ)、そして同じくパケットヘッダ内にあって
デコード結果の出力時刻を示すPTS(プレゼンテーシ
ョン・タイム・スタンプ)である。
示す。1はアナログビデオ信号入力をディジタルビデオ
信号に変換するビデオA/D変換器、2はディジタルビ
デオ信号を符号化ビデオ信号に変換するビデオエンコー
ダ、3は符号化ビデオ信号を一時的に蓄えるビデオバッ
ファ、4はアナログオーディオ信号入力をディジタルオ
ーディオ信号に変換するオーディオA/D変換器、5は
ディジタルオーディオ信号を符号化ビデオ信号に変換す
るオーディオエンコーダ、6は符号化オーディオ信号を
一時的に蓄えるオーディオバッファ、24は符号化ビデ
オデータと符号化オーディオデータを時系列に並べ、S
CR・DTS・PTSを付加して符号化多重データを作
成するマルチプレクサ、8は符号化多重データを蓄積す
るディジタル蓄積メディアである。
デオデータはビデオバッファ3に、オーディオエンコー
ダ5で作成された符号化オーディオデータはオーディオ
バッファ6に、それぞれ一時的に蓄積される。マルチプ
レクサ24は、符号化ビデオデータと符号化オーディオ
データを、図14に示した符号化多重データのフォーマ
ットに合うように分割し、並べ換え、それぞれのデータ
に時間情報を付加することにより、図14に示した符号
化多重データを出力する。
す。8は図14に示した符号化多重データを蓄積するデ
ィジタル蓄積メディアと同じものである。9はディジタ
ル蓄積メディア8からのデータを蓄えるバッファ、10
はバッファ9の出力信号を制御するバッファ切り換え
器、25はディジタル蓄積メディアに記録されている符
号化多重データから符号化ビデオデータと、符号化オー
ディオデータと、SCR・DTS・PTSなどの時間情
報とを分離して出力するデマルチプレクサ、12は符号
化ビデオデータを蓄えるビデオバッファ、13はビデオ
バッファ12の出力信号を制御するビデオバッファ切り
換え器、14は符号化ビデオデータを復号するビデオデ
コーダ、15は復号されたビデオデータをアナログ信号
に変換するビデオD/A変換器、16は符号化オーディ
オデータを蓄えるオーディオバッファ、17はオーディ
オバッファ16の出力信号を制御するオーディオバッフ
ァ切り換え器、18は符号化オーディオデータを復号す
るオーディオデコーダ、19は復号されたオーディオデ
ータをアナログ信号に変換するオーディオD/A変換
器、20はデマルチプレクサ11から出力されたSCR
・DTS・PTSなどの時間情報をもとにビデオバッフ
ァ制御器13とオーディオバッファ制御器17を制御す
るマイクロコンピュータである。
たデータはバッファ9に入力される。バッファ9はディ
ジタル蓄積メディア8からのデータ読みだし速度とデマ
ルチプレクサのデータ読みだし速度の差を吸収する。デ
マルチプレクサ25では、ディジタル蓄積メディア8か
ら読みだされたデータからビデオデータ、オーディオデ
ータ、SCR・DTS・PTSの時間情報等を分離す
る。その結果、ビデオデータはビデオバッファ12に、
オーディオデータはオーディオバッファ16に、SCR
・DTS・PTSの時間情報はマイクロコンピュータ2
0に、それぞれ出力される。
25から間欠的に出力されるビデオ符号化データを、ビ
デオバッファ切り換え器13を通して、連続してビデオ
デコーダに出力する。ビデオデコーダ14は、入力され
たビデオ符号化データをデコードし、ディジタル映像信
号をビデオD/A変換器15に出力する。ビデオD/A
変換器15は、ビデオデコーダ14から出力されたディ
ジタル映像信号をアナログ映像信号に変換し、映像信号
出力として出力する。
チプレクサ25から間欠的に出力されるオーディオデー
タを、オーディオバッファ切り換え器17を通して、連
続してオーディオデコーダに出力する。オーディオデコ
ーダ18は、入力されたオーディオ符号化データをデコ
ードし、ディジタル音声信号をオーディオD/A変換器
19に出力する。オーディオD/A変換器19は、オー
ディオデコーダ18から出力されたディジタル音声信号
をアナログ音声信号に変換し、音声信号出力として出力
する。
R・DTS・PTSの時間情報は、マイクロコンピュー
タ20に入力される。マイクロコンピュータ20では、
SCRをもとにシステム全体のクロックの時刻を合わせ
る。そして、DTSまたはPTSの情報を用いてビデオ
バッファ切り換え器13とオーディオバッファ切り換え
器17の接続を調整し、出力信号の出力タイミングを調
整することにより、映像信号と音声信号の出力を同期さ
せる。
たようなビデオCDの符号化・復号回路における同期処
理では、映像と音声の同期の精度は同期に用いるクロッ
クの周波数で決定され、非常に高い精度で同期を行うこ
とが可能になる。しかし、マルチプレクサによるタイム
スタンプの挿入、デマルチプレクサによる時間情報の分
離、タイムスタンプ制御部による同期処理などが必要に
なり、復号装置が複雑なものになり、高価なものになっ
てしまうという問題があった。
なされたものであり、タイムスタンプが不用で、かつ、
簡単な構成でビデオとオーディオの同期制御を行なう装
置を得ることを目的とする。
ィジタル情報符号化・復号装置は、データの先頭が同じ
時刻であるビデオ符号化データ列とオーディオ符号化デ
ータ列において、オーディオ符号化データ列をビデオ符
号化データ列より先に配列して符号化多重データを作成
するマルチプレクサと、上記ビデオ符号化データ列とオ
ーディオ符号化データ列の各先頭データを同時にデコー
ド開始するビデオデコーダとオーディオデコーダを備え
たものである。
情報符号化・復号装置は、データの先頭が同じ時刻であ
るビデオ符号化データ列とオーディオ符号化データ列に
おいて、オーディオ符号化データ列をビデオ符号化デー
タ列の分割と同じかあるいは映像と音声の同期ずれが検
知できない程度の時間差で早い時刻で分割し、分割した
各データ列を縦列に配列することにより符号化多重デー
タを作成するマルチプレクサと、上記ビデオ符号化デー
タ列とオーディオ符号化データ列の各先頭データを同時
にデコード開始するビデオデコーダとオーディオデコー
ダを備えたものである。
情報符号化・復号装置は、データの先頭が同じ時刻であ
るビデオ符号化データ列とオーディオ符号化データ列に
おいて、オーディオ符号化データ列をビデオ符号化デー
タ列の分割と同じかあるいは映像と音声の同期ずれが検
知できない程度の時間差で早い時刻で分割し、分割した
各データ列を縦列に配列することにより符号化多重デー
タを作成するマルチプレクサと、上記ビデオ符号化デー
タ列中のスタートコードを受け取ることによりデコード
を開始するビデオデコーダと、ビデオデコーダのデコー
ド開始と同時にデコードを開始するオーディオデコーダ
を備えたものである。
情報符号化・復号装置は、データの先頭が同じ時刻であ
るビデオ符号化データ列とオーディオ符号化データ列に
おいて、オーディオ符号化データ列をビデオ符号化デー
タ列の分割と同じかあるいは映像と音声の同期ずれが検
知できない程度の時間差で早い時刻で分割し、分割した
各データ列を縦列に配列し、ビデオ符号化データ中のス
タートコードを同じ時刻のオーディオデータの直前に配
列することにより符号化多重データを作成するマルチプ
レクサと、上記ビデオ符号化データ列中のスタートコー
ドを受け取ることによりデコードを開始するビデオデコ
ーダと、ビデオデコーダのデコード開始と同時にデコー
ドを開始するオーディオデコーダを備えたものである。
情報符号化・復号装置は、データの先頭が同じ時刻であ
るビデオ符号化データ列とオーディオ符号化データ列に
おいて、オーディオ符号化データ列をビデオ符号化デー
タ列の分割と同じかあるいは映像と音声の同期ずれが検
知できない程度の時間差で早い時刻で分割し、分割した
各データ列を縦列に配列し、ビデオ符号化データ中のス
タートコードを同じ時刻のオーディオデータの直前に配
列することにより符号化多重データを作成するマルチプ
レクサと、最初に上記オーディオ符号化データ列が入力
されその直後の上記ビデオ符号化データ列の先頭にスタ
ートコードが存在しないときに最初に入力されたオーデ
ィオ符号化データ列を破棄するデマルチプレクサと、上
記ビデオ符号化データ列中のスタートコードを受け取る
ことによりデコードを開始するビデオデコーダと、ビデ
オデコーダのデコード開始と同時にデコードを開始する
オーディオデコーダを備えたものである。
てオーディオ符号化データ列をビデオ符号化データ列よ
り先に配列することにより、ディジタル情報復号装置に
おけるメモリの量を少なくすることができる。
ータ列をビデオ符号化データ列と同じかあるいは映像と
音声の同期ずれが検知できない程度の時間差の早い時刻
で分割し、分割された各符号化データを配列して符号化
多重データを作成することにより、符号化多重データの
途中から復号を開始して映像と音声の同期ずれが発生し
たときには、必ず音声が検知限以下の遅れになる。
中のスタートコードを受信することによりビデオデコー
ダでのデコードを開始し、ビデオデコーダのデコード開
始と同時にオーディオデコーダのデコードを開始するこ
とにより、符号化多重データの途中から復号を開始して
も、映像と音声の同期ずれがほとんど無い復号信号を得
ることができる。
のスタートコードをオーディオデータの直前に配置する
ことにより、符号化多重データの途中の任意の位置から
復号したときにも、映像と音声の同期ずれがほとんど発
生しない復号信号を得ることができる。
のスタートコードをオーディオデータの直前に配置して
符号化多重データを作成し、ビデオ符号化データのスタ
ートコードがビデオデコーダに入力されないときに対応
するオーディオ符号化データを破棄することにより、符
号化多重データの途中の任意の位置から復号したときに
も、同期ずれのほとんど無い復号信号を得ることができ
る。
報符号化装置の構成を示すブロック図である。図1を従
来例の図15と比べると、マルチプレクサ7が簡易型マ
ルチプレクサ7になっている以外は図15と同じであ
る。
ついて図2を用いて説明する。
と音声信号を適当な時間で切り分ける。本実施例1で
は、0.5秒ごとに切り分けるものとする。このとき、
映像信号と音声信号の先頭時刻は、一致するようにす
る。
時刻のそれぞれ分割された符号化ビデオデータとオーデ
ィオ符号化データを、オーディオデータの次にビデオデ
ータが配列した符号化多重データを作成し、出力する。
図3を用いて説明する。まず、それぞれのオーディオ符
号化データとビデオ符号化データの先頭には、データの
長さやオーディオ符号化データかビデオ符号化データか
の区別を表わす情報などを含んだパックヘッダおよびパ
ケットヘッダが付加される。
が簡易型マルチプレクサより出力される。
図3では、0.5秒分に分割されたオーディオ符号化デ
ータをさらにN個に分割し、それぞれにパックヘッダと
パケットヘッダを付加して出力している。
号化データ1.1からビデオ符号化データ1.Nまでの
N個に分割されているが、分割せずに1つのデータとし
て出力してもよい。
号化データが出力された後、繰り返し、オーディオ符号
化データ、ビデオ符号化データの順番でデータが出力さ
れる。
の一例を図4に示す。パケットヘッダの中のIDは、そ
のパケットに含まれているデータがビデオデータなのか
オーディオデータなのかを示している。また、SCR・
PTSといった時間情報のフィールドを設定している
が、簡易型マルチプレクサでは、“0”といった意味の
無いデータを出力してもよい。ただし、SCR・PTS
といった時間情報を必要とする復号装置においても復号
を行ないたい場合、すなわち互換性を持たせたい場合
は、簡易型マルチプレクサにおいて時間情報を出力す
る。
て説明する。ディジタル記録媒体8より読みだされた符
号化多重信号はバッファ9に入力される。バッファ9
は、ディジタル記録媒体8からのデータ読みだし速度
と、ビデオデコーダ14およびオーディオデコーダ18
におけるデコード処理に必要なデータの速度との差を吸
収するものである。
ータは、切り換え器10を通って簡易型デマルチプレク
サ11に入力される。簡易型デマルチプレクサ11は、
符号化多重データのパケットヘッダを読み取り、オーデ
ィオ符号化データのパケットかビデオ符号化データのパ
ケットかを判断し、ビデオ符号化データはビデオバッフ
ァ12に出力し、オーディオ符号化データはオーディオ
バッファ16に出力する。
ファ16は、簡易型デマルチプレクサ11から出力され
る不連続なビデオデータおよびオーディオデータを、連
続なデータとしてビデオデコーダ、オーディオデコーダ
のそれぞれが必要とするデータ読みだし速度でそれぞれ
のデコーダに出力するためのものである。
バッファ12のデータ蓄積量を監視する。ビデオバッフ
ァ12のデータ蓄積量があらかじめ定めた閾値以上にな
ると、ビデオ切り換え器13を閉じてビデオ符号化デー
タをビデオバッファ12からビデオデコーダ14に出力
し、ビデオデコーダ14でのデコードを開始する。
閉じて符号化オーディオデータをオーディオバッファ1
6からオーディオデコーダに出力し、オーディオデコー
ダ18でのデコードを開始する。すなわち、ビデオデコ
ーダとオーディオデコーダでのデコードが、同時に開始
される。これにより、映像と音声の同期のあった出力信
号を得ることができる。
力してから映像データが出力されるまでの時間、すなわ
ちビデオデコーダディレイと、オーディオデコーダに符
号化オーディオデータが入力してから音声データが出力
されるまでの時間、すなわちオーディオデコーダディレ
イとの間に差がある場合、ビデオ切り換え器13とオー
ディオ切り換え器17を閉じるタイミングをずらす。例
えば、ビデオデコーダディレイがオーディオデコーダデ
ィレイよりt[sec]長い場合、ビデオ切り換え器1
3を閉じたt[sec]後にオーディオ切り換え器17
を閉じるものとする。これにより、ビデオデコーダとオ
ーディオデコーダのディレイに差がある場合でも、映像
と音声の同期のあった出力信号を得ることができる。
4によって復号され、ビデオD/A変換器15によって
アナログビデオ信号に変換されて出力される。符号化オ
ーディオデータは、オーディオデコーダ18によって復
号され、オーディオD/A変換器19によってアナログ
オーディオ信号に変換されて出力される。
ーディオデータがビデオデータより先に出力されるよう
になっている。符号化多重データは同じ時刻のオーディ
オデータとビデオデータが、時系列に多重化されてい
る。ここで、時系列の多重化としては、大きく分けて、
オーディオデータを先に送る場合と、ビデオデータを先
に送る場合の2つの場合が考えられる。例えば、ビデオ
データが先に送られた場合、復号装置側ではビデオデー
タを受け取った後に同じ時刻のオーディオデータが送ら
れて来るまで、先に受け取ったビデオデータをデコード
せずに保持している必要がある。ここで、オーディオデ
ータとビデオデータのデータ量を比べると、通常の場
合、オーディオデータの方がビデオデータよりはるかに
少ない。そのため、一定時間の情報を蓄えるとき、ビデ
オデータを蓄えるよりオーディオデータを蓄えた方が必
要とするメモリ量がはるかに少ないものとなる。
オデータをビデオデータより先に送ることにより、復号
装置全体で必要となるメモリの量が非常に少ないものと
なる。その結果、非常に簡単な構成で復号装置を構成す
ることができる。
置において、ディジタル蓄積メディア8から符号化多重
データを読み出すときに、データの途中から読み出す場
合を考える。これは、記録した映像および音声信号の途
中からの復号を行なう場合である。データの途中からの
復号を考えたとき、一組となっているオーディオ符号化
データとビデオ符号化データをもってデコードを始めれ
ば、すなわち図3に示すA点から読み出したとき、ビデ
オデータとオーディオデータは図2で示したように同じ
時刻のデータが一組になって記録されているので、映像
と音声の同期の合った復号信号を得ることができる。
体に記録されたビデオ符号化データとオーディオ符号化
データの復号を同期ずれを起こすことなく行なう装置に
ついて説明したが、記録されるデータはこれに限るもの
ではない。例えば、様々な楽器からの音声信号や、ボー
カルの音声信号を個別に符号化し、同期再生を行なって
もよい。
をディジタル蓄積メディアから読み出す構成について説
明したが、これ限るものではない。例えば、ケーブルテ
レビ等の通信メディアから符号化多重データを読み出し
てもよい。
ータからのビデオ符号化データとオーディオ符号化デー
タの切り分けをマイクロコンピュータの外部のマルチプ
レクサを用いて行なう構成を説明したが、同一のマイク
ロコンピュータ内で切り分けを行なってもよい。
タル情報符号化・復号装置において、ビデオ符号化デー
タとオーディオ符号化データが全く同じ時刻で分割でき
ない場合にも、映像と音声の同期のあった復号信号を得
ることができる機能を組み入れた場合について説明す
る。
に示した実施例1のディジタル情報符号化装置と同じ構
成である。ただし、ビデオデータおよびオーディオデー
タの構成が制限を受けたものになっている。これについ
て以下に説明する。
オデータの構成を示し、あわせて本実施例2による簡易
型マルチプレクサ7によるデータ分割の様子を示す。図
6のように、符号化する映像信号の1フレームを1ピク
チャという単位とし、例えば15ピクチャを1つのGO
P(グループ・オブ・ピクチャ)という単位として映像
信号全体を切り分ける。1GOPは、時間にして約0.
5secである。
画像符号化データの構成について説明する。本実施例2
では、各GOPの先頭に画像符号化データの先頭を表わ
すシーケンスヘッダを付加するものとする。シーケンス
ヘッダの次にGOPヘッダが続き、その後に15ピクチ
ャ分のピクチャデータが続く。これらシーケンスヘッダ
ではじまる一連の画像符号化データを1GOPの画像符
号化データとする。
を15ピクチャで構成するものとしているが、これに限
るものではない。
頭のピクチャと時間的に一致したところから1フレーム
毎に分ける。ここでの1フレームとは、例えば、48k
Hzサンプリングされたディジタルオーディオデータの
1152サンプル分のことを表わしている。
ムを48kHzサンプリングの1152サンプル分とし
たが、サンプリング周波数や1フレームのサンプル数は
これに限るものではない。
コーダ2によって作成されたビデオ符号化データを1G
OPごとに分割する。
されたオーディオ符号化データは、ビデオ符号化データ
の時間的なGOPの境界線と必ず一致させてデータを分
割することは不可能である。よって、本実施例2では、
オーディオ符号化データは、ビデオ符号化データの時間
的なGOPの境界線と一致するオーディオフレームの境
界線、もしくは境界線が一致しない場合はGOPの境界
線よりも時間的に先行するオーディオフレームの境界線
のなかでGOPの境界線に最も近いオーディオフレーム
の境界線で分割する。
1.0秒のところにあるGOPの境界線で分割される。
オーディオデータはオーディオフレームの20と21の
間、そしてオーディオフレーム41と42の間で分割さ
れる。すなわち、ビデオ符号化データの最初の分割され
たデータは、第1ピクチャから第15ピクチャにより構
成されるGOPであり、オーディオ符号化データの最初
の分割されたデータは、第1フレームから第20フレー
ムで構成される一連のオーディオ符号化データである。
この分割方法では、オーディオ符号化データの1分割単
位中にあるフレーム数は20または21となる。
同じ時刻のそれぞれの分割されたビデオ符号化データと
オーディオ符号化データを、オーディオデータの次にビ
デオデータが出力されるような順番で出力する。
図8を用いて説明する。まず、それぞれのオーディオ符
号化データとビデオ符号化データの先頭には、データの
長さやオーディオデータかビデオデータかの区別を表わ
す情報などを含んだパックヘッダ、およびパケットヘッ
ダが付加される。
ームから第20フレームを符号化したデータが出力され
る。
わち第1ピクチャから第15ピクチャを符号化したデー
タが適度な大きさに分割されて出力される。なお、本実
施例2では、ビデオ符号化データを適度な大きさに分割
して出力しているが、分割せずに出力してもよい。
出力された後、繰り返し、オーディオデータ、ビデオデ
ータの順番でデータが出力される。
ータとビデオデータの先頭時刻のずれは、オーディオデ
ータの1フレーム分以下になっている。本実施例2で
は、オーディオデータの1フレームは48kHzサンプ
リングの1152サンプル分なので、時間として24m
secである。すなわち、オーディオデータの先頭は、
ビデオデータの先頭に対して24msec以下のずれで
先行したものとなっている。
については、実施例1で示した図4と同じものを用い
る。
は、実施例1で示した図5と同じものを用いる。
装置において、ディジタル蓄積メディア8から符号化多
重データを読み出すときに、データの途中から読み出す
場合を考える。これは、記録した映像および音声信号の
途中からの復号を行なう場合である。データの途中から
の復号を考えたとき、一組となっているオーディオ符号
化データとビデオ符号化データをもってデコードを始め
れば、すなわち図8に示すA点から読み出したとき、ビ
デオデータとオーディオデータは図6で示したようにほ
ぼ同じ時刻のデータが一組になって記録されているの
で、ほぼ同期の合った復号信号を得ることができる。
界線とオーディオ符号化データの分割の境界線との時間
的なずれが、最大でオーディオ符号化データの1フレー
ム分、すなわち24msecなので、復号される映像信
号と音声信号の同期のずれは、最大24msecであ
る。
界線は、必ずビデオ符号化データの境界線より早い時刻
に設定してあるので、復号信号で同期ずれが発生した場
合、必ず音声が遅れる方向になり、音声が映像より早く
出力されることはない。
いるオーディオ符号化データとビデオ符号化データをも
ってデコードを始めれば、同期ずれが発生した場合で
も、必ず音声が遅れる方向で、最大でも24msecの
遅れとなる。これは、人間が映像と音声の同期ずれを検
知できる能力以下であり、同期がずれていることに気が
つかない程度のものである。よって、本実施例2による
ディジタル信号符号化・復号装置を用いれば、簡単な回
路構成でありながら、データの途中から読み出した場合
でも映像信号と音声信号のほとんど同期の合った復号信
号を得ることができる。
に記録されたビデオ符号化データとオーディオ符号化デ
ータの復号を同期ずれを起こすことなく行なう装置につ
いて説明したが、記録されるデータはこれに限るもので
はない。例えば、様々な楽器からの音声信号や、ボーカ
ルの音声信号を個別に符号化し、同期再生を行なっても
よい。
ディジタル蓄積メディアから読み出す構成について説明
したが、これ限るものではない。例えば、ケーブルテレ
ビ等の通信メディアから符号化多重データを読み出して
もよい。
タからのビデオ符号化データとオーディオ符号化データ
の切り分けをマイクロコンピュータの外部のマルチプレ
クサを用いて行なう構成を説明したが、同一のマイクロ
コンピュータ内で切り分けを行なってもよい。
タル情報符号化・復号装置において、符号化多重データ
の途中から読みだしても映像と音声の同期がほとんどあ
った復号信号が得られる機能を組み入れた場合について
説明する。
に示した実施例1のディジタル情報符号化装置と同じも
のを用いるものとする。
復号装置の構成を示すブロック図である。図9を実施例
1の図5と比べると、ビデオデコーダ14が改良型ビデ
オデコーダ22になっている以外は図5と同じである。
について説明する。簡易型デマルチプレクサで分割され
ビデオバッファ12、ビデオ切り換え器13を通って改
良型ビデオデコーダ22に入力されるデータは図7に示
すようなビデオ符号化データである。改良型ビデオデコ
ーダ22は、図7で示されるデータの中で、シーケンス
ヘッダをスタートコードとして、シーケンスヘッダを入
力されることによりデコードを開始する。すなわち、ビ
デオ符号化データの途中からのデータを受け取った場
合、最初にシーケンスヘッダを探し、シーケンスヘッダ
を見つけた後にそれに続くデータのデコードを開始す
る。
化・復号装置を用いて、ディジタル蓄積メディア8の途
中の位置からデータを読み出した場合の動作について説
明する。
であるB点からデータを読みだした場合を考える。この
ときには、途中から読みだされたビデオ符号化データ
は、パックヘッダ・パケットヘッダが無いため、簡易型
デマルチプレクサ11でビデオ符号化データともオーデ
ィオ符号化データとも判断されず、破棄される。次に、
パックヘッダ・パケットヘッダを伴っているビデオ符号
化データは、デマルチプレクサ11によってビデオバッ
ファ12に出力される。
符号化データおよびビデオ符号化データは、順次、オー
ディオバッファ16およびビデオバッファ12に出力さ
れる。
ッファ12のデータ蓄積量を常に監視しており、ビデオ
バッファ12のデータ蓄積量があらかじめ定めた閾値以
上になると、ビデオ切り換え部を閉じて、ビデオ符号化
データをビデオバッファ12から改良型ビデオデコーダ
22に出力する。
8に示すビデオ符号化データの中で、1つめのGOPの
データの一部が入力される。ここで、改良型ビデオデコ
ーダ22は、シーケンスヘッダをスタートコードとして
デコードをスタートするようになっている。そのため、
最初に入力されたビデオ符号化データにはシーケンスヘ
ッダが無いため、シーケンスヘッダが入力されるまでビ
デオ符号化データを読み飛ばし、デコードを行わない。
そして、次に表われる第2シーケンスヘッダが入力され
たときに、それに続くビデオ符号化データのデコードを
開始する。すなわち、改良型ビデオデコーダ22では、
ビデオ符号化データの途中からのデータが入力された場
合、次のGOPの先頭からデコードを開始する。
データの2番目のGOPデータと時刻がほぼ一致するデ
ータから正常に読みだされることになる。改良型ビデオ
デコーダ22がデコードを開始すると同時にオーディオ
デコーダ18もデコードを開始する。その結果、対にな
った2番目のオーディオ符号化データとビデオ符号化デ
ータから読み出されたのと同じ状態になる。
オーディオ符号化データとビデオ符号化データは、オー
ディオ符号化データの1フレーム分以下の時間、すなわ
ち24msec以下のずれでオーディオ符号化データが
時間的に先行したものとなっている。そのため、これら
のデータを同時にデコードを開始すると、24msec
以下の同期ずれでオーディオ信号出力が遅れたものにな
る。24msecいかのオーディオ信号出力の遅れは、
検知限界以下であり、同期ずれは分からない。以上のこ
とから、同期ずれの分からない再生信号が得られること
になる。
ば、符号化多重データを途中から読み出し、映像と音声
の同期のあった復号化信号を得ようとするとき、対にな
ったオーディオ符号化データとビデオ符号化データの先
頭から正確に読み出す必要はなく、オーディオ符号化デ
ータとビデオ符号化データの先頭の大体の位置が分かっ
ていれば、その位置の少し前の適当な位置から読み出せ
ばよい。
ダ22はシーケンスヘッダをスタートコードとしてデコ
ードスタートすると説明したが、これに限るものではな
く、シーケンスヘッダをGOPヘッダ、ピクチャヘッダ
に置き換えてもよい。
に記録されたビデオ符号化データとオーディオ符号化デ
ータの復号を同期ずれを起こすことなく行なう装置につ
いて説明したが、記録されるデータはこれに限るもので
はない。例えば、様々な楽器からの音声信号や、ボーカ
ルの音声信号を個別に符号化し、同期再生を行なっても
よい。
ディジタル蓄積メディアから読み出す構成について説明
したが、これ限るものではない。例えば、ケーブルテレ
ビ等の通信メディアから符号化多重データを読み出して
もよい。
タからのビデオ符号化データとオーディオ符号化データ
の切り分けをマイクロコンピュータの外部のマルチプレ
クサを用いて行なう構成を説明したが、同一のマイクロ
コンピュータ内で切り分けを行なってもよい。
タル情報符号化・復号装置において、符号化多重データ
の任意の位置から読み出しても映像と音声の同期がとれ
る機能を組み入れた場合について説明する。
示した実施例3のディジタル情報復号装置と同じものを
用いるものとする。
報符号化装置の構成を示すブロック図である。図10を
実施例1の図1と比べると、簡易型マルチプレクサ7が
改良型マルチプレクサ21になっている以外は図1と同
じである。
は、図6に示すビデオ符号化データおよびオーディオ符
号化データの分割、図7に示すビデオ符号化データの構
成、図4に示すパックヘッダおよびパケットヘッダの構
成については、実施例3の図1に示した簡易型マルチプ
レクサ7と同じである。ただし、パケットヘッダに続く
データの構成が簡易型マルチプレクサ7とは異なる。改
良型マルチプレクサ21が作成するデータの構成につい
て図11を用いて説明する。
デオ符号化データについては、図7に示したシーケンス
ヘッダで始まり、GOPヘッダ、15個分のピクチャデ
ータが続き、最後に次のGOPのシーケンスヘッダまで
を含むものとする。そして、2つ目以降に出力される1
GOP分のビデオ符号化データでは、GOPヘッダで始
まり、15個分のピクチャデータが続き、最後に次のG
OPのシーケンスヘッダまでを含むものとする。
化・復号装置を用いて、ディジタル蓄積メディア8の途
中の任意の位置からデータを読み出した場合の動作につ
いて説明する。
号化データの途中であるB点からデータを読みだした場
合を考える。この時には、第2シーケンスヘッダが読み
出されるため、実施例3と同様に、2つめのGOPから
映像と音声の同期がほとんどあった復号信号を得ること
ができる。
データの途中であるC点からデータを読み出した場合を
考える。そのときには、途中から読み出されたオーディ
オデータはパックヘッダ・パケットヘッダが読み込まれ
ていないため、簡易型デマルチプレクサ11でビデオ符
号化データでもオーディオ符号化データでもないデータ
として、破棄される。
簡易型デマルチプレクサ11によってビデオバッファ1
2に送られ、それに続くオーディオ符号化データ・ビデ
オ符号化データが順次簡易型デマルチプレクサ11によ
ってオーディオバッファ16とビデオバッファ12に送
られる。
11に示す第2GOPヘッダで始まる一連のデータを読
み込む。しかし、シーケンスヘッダが無いために、シー
ケンスヘッダが現れるまでビデオ符号化データを読み飛
ばし、デコードを行わない。そして、次に現れる第3シ
ーケンスヘッダを受け取ったときに、それに続くビデオ
符号化データのデコードを開始する。すなわち、改良型
ビデオデコーダ22では、3番目のGOPデータからデ
コードを始めることになる。
データの3番目のGOPデータと時刻が一致するデータ
から正常に読み出されることになる。改良型ビデオデコ
ーダ22がデコードを開始すると同時にオーディオデコ
ーダ18もデコードを開始する。その結果、対になった
3番目のオーディオ符号化データとビデオ符号化データ
から読み出されたのと同じ状態になる。この場合、図6
に示すように、対になったオーディオ符号化データとビ
デオ符号化データは、オーディオ符号化データの1フレ
ーム分以下の時間、すなわち24msec以下のずれで
オーディオ符号化データが時間的に先行したものとなっ
ている。そのため、これらのデータを同時にデコードを
開始すると、24msec以下の同期ずれでオーディオ
信号出力が遅れたものになる。24msec以下のオー
ディオ信号出力の遅れは、検知限界以下であり、同期ず
れは分からない。以上のことから、同期ずれの分からな
い再生信号が得られることになる。
報符号化・復号装置によれば、簡単な回路構成で、ディ
ジタル蓄積メディア8の任意の位置から読み出しても映
像と音声の同期ずれがほとんど無い復号信号を得ること
ができる。
ダ22はシーケンスヘッダをスタートコードとしてデコ
ードスタートすると説明したが、これに限るものではな
く、シーケンスヘッダをGOPヘッダ、ピクチャヘッダ
に置き換えてもよい。
に記録されたビデオ符号化データとオーディオ符号化デ
ータの復号を同期ずれを起こすことなく行なう装置につ
いて説明したが、記録されるデータはこれに限るもので
はない。例えば、様々な楽器からの音声信号や、ボーカ
ルの音声信号を個別に符号化し、同期再生を行なっても
よい。
ディジタル蓄積メディアから読み出す構成について説明
したが、これ限るものではない。例えば、ケーブルテレ
ビ等の通信メディアから符号化多重データを読み出して
もよい。
タからのビデオ符号化データとオーディオ符号化データ
の切り分けをマイクロコンピュータの外部のマルチプレ
クサを用いて行なう構成を説明したが、同一のマイクロ
コンピュータ内で切り分けを行なってもよい。
タル情報符号化・復号装置において、デマルチプレクサ
を改良した例について説明する。なお、ディジタル情報
符号化装置は、図10に示した実施例4のディジタル情
報符号化装置を用いることとする。
報復号装置の構成を示すブロック図である。図12を実
施例4の図9と比べると、簡易型デマルチプレクサ11
が改良型デマルチプレクサ23になっている以外は図9
と同じである。
作について説明する。改良型デマルチプレクサ23に
は、実施例4と同じように図11に示されるような符号
化多重データが入力される。図11で示したような多重
化構造の場合、符号化オーディオデータが含まれている
データのパックヘッダの先頭、すなわちD点から読み出
した場合、最初に読み出されるオーディオ符号化データ
はデコードされるが、それに続くビデオ符号化データは
シーケンスヘッダが無いためにデコードされず、その結
果、復号信号における映像信号と音声信号の同期が1G
OP分ずれてしまうという現象が起こってしまう。
チプレクサ23の動作を図13のフローチャートで示さ
れるようなものにする。まず、読み出し開始時にビデオ
符号化データが入力された場合、通常の動作をすること
により映像信号と音声信号の同期のとれた復号信号を得
ることができる。次に、読み出し開始時にオーディオ符
号化データが入力された場合、すなわち、符号化多重デ
ータの先頭から読み出すか、またはD点から読み出した
場合は、入力されたオーディオ符号化データをオーディ
オバッファ16に出力した後、入力されるビデオ符号化
データの先頭を確認し、シーケンスヘッダが存在した場
合、すなわち符号化多重データの先頭から読み出してい
ると確認できた場合は通常の処理を行なう。シーケンス
ヘッダが存在しなかった場合は、D点から読み出したも
のと判断し、オーディオバッファ16に対して現在保持
しているデータをすべて破棄するように指示する。以上
の処理により、符号化多重データのどの位置から読み出
しても、同期のあった復号信号を得ることができる。
在保持しているデータを破棄するように指示するという
処理は、改良型デマルチプレクサ23がオーディオバッ
ファ16にオーディオ符号化データを出力しないという
処理に置き換えることもできる。
報符号化・復号装置によれば、簡単な回路構成で、ディ
ジタル蓄積メディア8の任意の位置から読み出しても同
期ずれの無い再生信号が得られる。
ダ22はシーケンスヘッダをスタートコードとしてデコ
ードスタートすると説明したが、これに限るものではな
く、シーケンスヘッダをGOPヘッダ、ピクチャヘッダ
に置き換えてもよい。
に記録されたビデオ符号化データとオーディオ符号化デ
ータの復号を、同期ずれを起こすことなく行なう装置に
ついて説明したが、記録されるデータはこれに限るもの
ではない。例えば、様々な楽器からの音声信号や、ボー
カルの音声信号を個別に符号化し、同期再生を行なって
もよい。
ディジタル蓄積メディアから読み出す構成について説明
したが、これ限るものではない。例えば、ケーブルテレ
ビ等の通信メディアから符号化多重データを読み出して
もよい。
からのビデオ符号化データとオーディオ符号化データの
切り分けを、マイクロコンピュータの外部のマルチプレ
クサを用いて行なう構成を説明したが、同一のマイクロ
コンピュータ内で切り分けを行なってもよい。
化データを破棄する一連の処理を、マイクロコンピュー
タの外部の改良型デマルチプレクサで行なう構成を説明
したが、同一のマイクロコンピュータ内で行なってもよ
い。
ディジタル情報符号化・復号装置で、復号装置を少ない
メモリで構成することができる。
ィジタル情報符号化・復号装置で、符号化多重信号の途
中から復号するとき、映像と音声の同期ずれが発生して
も検知限界以下の遅れであるため、同期ずれが分からな
い。
ィジタル情報符号化・復号装置で、符号化多重データの
途中から復号するとき、読み出し開始位置の指定を正確
に行なわなくても、同期ずれのほとんど無い復号信号を
得ることができる。
ィジタル情報符号化・復号装置で、符号化多重データの
途中の任意の位置から復号してもほとんど同期ずれの無
い復号信号を得ることができる。
ィジタル情報符号化・復号装置で、符号化多重データの
途中の完全に任意の位置から復号しても同期ずれのほと
んど無い復号信号を得ることができる。
符号化装置の構成を示すブロック図である。
ィオ符号化データの分割の様子を説明するための図であ
る。
す図である。
よびパケットヘッダの構成を示す図である。
装置の構成を示すブロック図である。
ーディオ符号化データの分割の様子を説明するための図
である。
成を示す図である。
を示す図である。
装置の構成を示すブロック図である。
号化装置の構成を示すブロック図である。
の構成を示す図である。
の構成を示すブロック図である。
作を説明するフローチャートである。
示す図である。
ロック図である。
ック図である。
ビデオバッファ、4オーディオA/D変換器、5 オー
ディオエンコーダ、6 オーディオバッファ、7 簡易
型マルチプレクサ、8 ディジタル蓄積メディア、9
バッファ、10 切り換え器、11 簡易型デマルチプ
レクサ、12 ビデオバッファ、13 ビデオ切り換え
器、14 ビデオデコーダ、15 ビデオD/A変換
器、16 オーディオバッファ、17 オーディオ切り
換え器、18 オーディオデコーダ、19 オーディオ
D/A変換器、20 マイクロコンピュータ、21改良
型マルチプレクサ、22 改良型ビデオデコーダ。
Claims (5)
- 【請求項1】 データの先頭が同じ時刻であるビデオ符
号化データ列とオーディオ符号化データ列において、オ
ーディオ符号化データ列をビデオ符号化データ列より先
に配列して符号化多重データを作成するマルチプレクサ
と、上記ビデオ符号化データ列とオーディオ符号化デー
タ列の各先頭データを同時にデコード開始するビデオデ
コーダとオーディオデコーダを備えたことを特徴とする
ディジタル情報符号化・復号装置。 - 【請求項2】 データの先頭が同じ時刻であるビデオ符
号化データ列とオーディオ符号化データ列において、オ
ーディオ符号化データ列をビデオ符号化データ列の分割
と同じかあるいは映像と音声の同期ずれが人間の検知で
きない程度の時間差だけ早い時刻で分割し、分割した各
データ列を縦列に配列することにより符号化多重データ
を作成するマルチプレクサと、上記ビデオ符号化データ
列とオーディオ符号化データ列の各先頭データを同時に
デコード開始するビデオデコーダとオーディオデコーダ
を備えたことを特徴とするディジタル情報符号化・復号
装置。 - 【請求項3】 データの先頭が同じ時刻であるビデオ符
号化データ列とオーディオ符号化データ列において、オ
ーディオ符号化データ列をビデオ符号化データ列の分割
と同じかあるいは映像と音声の同期ずれが人間の検知で
きない程度の時間差だけ早い時刻で分割し、分割した各
データ列を縦列に配列することにより符号化多重データ
を作成するマルチプレクサと、上記ビデオ符号化データ
列中のスタートコードを受け取ることによりデコードを
開始するビデオデコーダと、ビデオデコーダのデコード
開始と同時にデコードを開始するオーディオデコーダを
備えたことを特徴とするディジタル情報符号化・復号装
置。 - 【請求項4】 データの先頭が同じ時刻であるビデオ符
号化データ列とオーディオ符号化データ列において、オ
ーディオ符号化データ列をビデオ符号化データ列の分割
と同じかあるいは映像と音声の同期ずれが人間の検知で
きない程度の時間差だけ早い時刻で分割し、分割した各
データ列を縦列に配列し、ビデオ符号化データ中のスタ
ートコードを同じ時刻のオーディオ符号化データの直前
に配列することにより符号化多重データを作成するマル
チプレクサと、上記ビデオ符号化データ列中のスタート
コードを受け取ることによりデコードを開始するビデオ
デコーダと、ビデオデコーダのデコード開始と同時にデ
コードを開始するオーディオデコーダを備えたことを特
徴とするディジタル情報符号化・復号装置。 - 【請求項5】 データの先頭が同じ時刻であるビデオ符
号化データ列とオーディオ符号化データ列において、オ
ーディオ符号化データ列をビデオ符号化データ列の分割
と同じかあるいは映像と音声の同期ずれが人間の検知で
きない程度の時間差だけ早い時刻で分割し、分割した各
データ列を縦列に配列し、ビデオ符号化データ中のスタ
ートコードを同じ時刻のオーディオデータの直前に配列
することにより符号化多重データを作成するマルチプレ
クサと、最初に上記オーディオ符号化データ列が入力さ
れ、その直後の上記ビデオ符号化データ列の先頭にスタ
ートコードが存在しないときに、最初に入力されたオー
ディオ符号化データ列を破棄するデマルチプレクサと、
上記ビデオ符号化データ列中のスタートコードを受け取
ることによりデコードを開始するビデオデコーダと、ビ
デオデコーダのデコード開始と同時にデコードを開始す
るオーディオデコーダを備えたことを特徴とするディジ
タル情報符号化・復号装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6198458A JPH0863884A (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | ディジタル情報符号化・復号装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6198458A JPH0863884A (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | ディジタル情報符号化・復号装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005011693A Division JP2005168048A (ja) | 2005-01-19 | 2005-01-19 | ディジタル情報符号化・復号装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0863884A true JPH0863884A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16391445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6198458A Pending JPH0863884A (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | ディジタル情報符号化・復号装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH0863884A (ja) |
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