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JPH0858362A - 溶融処理可能なガスケット材料を使用したグレージング - Google Patents

溶融処理可能なガスケット材料を使用したグレージング

Info

Publication number
JPH0858362A
JPH0858362A JP7226962A JP22696295A JPH0858362A JP H0858362 A JPH0858362 A JP H0858362A JP 7226962 A JP7226962 A JP 7226962A JP 22696295 A JP22696295 A JP 22696295A JP H0858362 A JPH0858362 A JP H0858362A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gasket
vehicle
panel assembly
wind panel
window
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7226962A
Other languages
English (en)
Inventor
Raj K Agrawal
ケイ アグラワル ラジ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Magna Donnelly Corp
Original Assignee
Donnelly Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Donnelly Corp filed Critical Donnelly Corp
Publication of JPH0858362A publication Critical patent/JPH0858362A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J10/00Sealing arrangements
    • B60J10/70Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J10/00Sealing arrangements
    • B60J10/15Sealing arrangements characterised by the material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J10/00Sealing arrangements
    • B60J10/30Sealing arrangements characterised by the fastening means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J10/00Sealing arrangements
    • B60J10/30Sealing arrangements characterised by the fastening means
    • B60J10/34Sealing arrangements characterised by the fastening means using adhesives
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10T428/24777Edge feature
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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    • Y10T428/31504Composite [nonstructural laminate]
    • Y10T428/31551Of polyamidoester [polyurethane, polyisocyanate, polycarbamate, etc.]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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    • Y10T428/31504Composite [nonstructural laminate]
    • Y10T428/31725Of polyamide

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Sealing Material Composition (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車輛用のウインド・パネル・アセンブリに於
いて、短期間と長期間の動的及び静的負荷の両方に抗し
てガスケットと上記のウインド・パネルの間に長期間に
渡って阻害されることのない接合性を与える。 【構成】 車輛用のウインド・パネル・アセンブリは、
ウインド・パネル、上記のウインド・パネルの少なくと
も1つの面に取付けたガスケットであって、多相組織を
有する溶融処理可能材料から形成した上記のガスケッ
ト、及び上記のウインド・パネル・アセンブリをに取付
けるために上記のガスケット内に部分的に包み込まれて
当該ガスケット内で浮動する少なくとも1つの取付部材
によって構成される。また上記のガスケットを選択する
方法は、温度の関数としての溶融処理可能材料の弾力性
保存係数を測定するステップ、上記の測定ステップによ
って集めたデータ点をプロットして第1曲線を作成する
ステップ、上記のデータ点によって作成した上記の第1
曲線が、ガラス質の領域、ゴム質の台地、及び粘性流動
領域を示しているかどうかを判定するステップによって
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車輛用のウインド用パ
ネルに関し、更に詳しくは、1つの側部または2つの側
部にガスケットを設けたウインド・アセンブリとこのよ
うなアセンブリ用の溶融処理可能な材料を選択する方
法、並びに長期間及び短期間に渡って静的負荷と動的負
荷が加わる車輛のウインド・パネルを長期間確実に取付
けることを可能にする材料を選択する方法に関する。
【0002】
【従来技術】従来のモジュール式の車輛用ウインド・パ
ネルは、車輛の板金によって形成した開口部に一般的に
適合するような形状に形成した少なくとも1枚のガラス
・パネルによって構成され、このガラス・パネルはその
周縁部に取付けたガスケットによってこの開口部内にシ
ールする。伝統的に、このガスケットは、パネルの周縁
部を完全に取り囲みこのパネルの両面で内側に延びるフ
ランジを有するように形成していた。このように「3つ
の側部で包み込むこと」によって、ガスケットをパネル
に対して機械的に固定していた。
【0003】最近のモジュール式の車輛用ウインド・パ
ネルは、パネルの少なくとも1つの面上でこのパネルの
周縁部に沿って形成したガスケットを有するが、外側の
面に延びるガスケット材料は有していない。このような
ガスケットは周縁部の近傍のパネルの内面に沿って形成
するのもであり、技術上1つの側部に於ける包み込みと
して知られている。他の形状または形態のガスケット
は、周縁部の周囲を部分的に包む部分を有するが外側の
面には延びないものであり、これは技術上2つの側部で
の包み込みとして知られている。周縁部に沿って2つの
側部で包み込みを行うガスケットは、パネルの外側の面
と面一に形成することができる。1つの側部または2つ
の側部にガスケットを設けたパネルは、時として「面一
のグレージングまたはパネル」と呼ぶが、これはパネル
の外側の面に延びるガスケット材料が存在せず、また車
輛の板金のボディーの外部と一般的に面一にウインドの
グレージングを取付けることができるからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】1つの側部または2つ
の側部の包み込み型グレージングまたはパネルの場合の
問題点は、これらによって「3つの側部の包み込み」モ
ジュール型ウインドによって得られるウインドの機械的
な保持ができないことである。1つの側部または2つの
側部にガスケットを設けたパネルの場合には、ガスケッ
トは板金に接合することができ、またはガラス・パネル
を板金に接合してガラスを接着剤等を使用してウインド
の開口部のガラスに保持することができる。モジュール
型のパネルをウインドの開口部に保持するために、また
メカニカル・ファスナーを使用している。1つの特定の
メカニカル・ファスナーの例は、パネルの周縁部の周囲
または近くに取付けたガスケット材料によって部分的に
包み込んだスタッドを有している。このスタッドはパネ
ルから間隔を開けてガスケット材料内に包み込んだヘッ
ドを有し、その結果、このスタッドはパネルに対して浮
動することができる。このスタッドは、またウインドの
開口部の板金を介して延び、パネルを車輛内に保持する
ためにナット等によって固定したシャフトをまた有して
いる。スタッドは使用しているファスナの1つの形態で
あるが、クリップ及びラッチしたスタッドまたはツリー
等の他のファスナもまた使用することができる。
【0005】ガスケット材料の選択に関し、従来の技術
者はウインドを包み込むために種々の溶融処理可能材料
を使用し、特に3つの側部に対して包み込みを行う場合
には、可塑化したポリ塩化ビニル(PVC)を射出成形
して使用して商業的に成功し、また溶融処理可能ではな
い主として熱硬化性ウレタンのような材料を使用してい
るが、この場合にはポリウレタンの反応射出成形(RI
M)のような液体射出成形によってこれを形成してい
た。溶融処理は、種々の理由のため、本発明のガスケッ
トの製作には望ましい技術である。例えば、溶融処理に
は、100℃を超えるような高温処理が含まれ、これは
それ自身が加熱されているような基板に対するガスケッ
トの形成になじみ易い。このような高温は、ガスケット
とウインド・パネルの間の接着を強化するのに有用であ
る。また、熱硬化性ウレタンのRIMと違って、溶融処
理では、また熱可塑性と熱硬化性の両方の幅広い種々の
材料を使用することが潜在的に可能になり、また溶融処
理を行うことによってリサイクル可能なガスケットを形
成することができるという付加的な利点が得られ、これ
は環境の保全に役立つので好ましい。
【0006】しかし、過去に於いてPVC等の幅広い種
々の溶融処理可能材料が1つの側部、または2つの側部
に設けるガスケット等のガスケットを形成するために提
案されているが、アセンブリをガスケット材料の中で浮
動しているメカニカル・ファスナによって車輛に取付け
た場合、ガラスに対するガスケットの長期間に渡る接合
特性については特に注意が払われていなかった。ガスケ
ット内に埋め込んだファスナにかかる負荷はパネルとガ
スケットの間の接合線に伝えられる。これらの負荷の種
類には、ウインド・パネルと板金の開口部の形の差や変
化に起因する引張負荷または不定形負荷、ファスナ上の
グレージングの重量に起因してパネル・アセンブリ自身
にかかる静的負荷、と車輛の振動、車輛の加減速、車輛
の内外部に対する風圧と空気圧、及び車輛のドアの開閉
等のその他の動作を含む通常の車輛の使用によってスタ
ッドに課せられる動的負荷が含まれる。
【0007】上述したような1つの側部または2つの側
部に設けた包み込み体の場合、パネルとガスケットの間
の接合は、ファスナの周囲に対して局部的に限定される
領域での接着性の低下によって阻害される可能性のある
ことが長年分かっている。このような不具合の結果、水
の漏洩、風によるノイズ、車輛の開口部に於けるウイン
ド・パネルのがたつきが生じる。これらの問題に対する
以前の解決策には、負荷がガスケットではなくてウイン
ド・パネルに直接伝わるようにファスナをガラス・パネ
ルに直接取付ける方法またはガスケットと車輛の開口部
の間に実質的に塗布した接着剤を使用して車輛にガスケ
ットを直接接着する方法を使用してファスナを無くする
方法が含まれる。このような取付方法の結果、余分の工
程が必要になり、また時間がかかる結果パネルのコスト
が追加される。他の解決策には、プレスの精度とウイン
ドの開口部の溶接による製作の精度を高めることが含ま
れるが、これもまた時間と労務費の増加につながり、そ
の結果、製品価額が更に高くなる。これ以外の解決策に
は、熱硬化性ウレタンのRIMのような溶解処理不能ガ
スケット材料の使用が含まれるが、その結果、上述した
溶融処理と関連する利点が失われることになる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、車輛のウイン
ド・アセンブリと1つの側部または2つの側部に設けた
車輛用パネルのガスケットまたはグロメット用の材料の
選択を含む方法に関し、これらのガスケットはパネルの
周縁部の周囲または近傍でガスケット材料によって部分
的に包み込まれた少なくとも1つのメカニカル・ファス
ナによって構成される。このファスナはパネルから間隔
を有しガスケット材料の中に包み込まれたアンカまたは
ヘッドをしばしば有し、その結果、このファスナはパネ
ルに対して浮動する。本発明は、動的負荷と長期間の静
的負荷のかかった状態に於けるガスケットのグレージン
グに対する長期間に渡る接合を提供するものである。こ
のような長期間に渡る接合は、多相組織を有し、引張ク
リープに対する抵抗を有する1つの側部または2つの側
部に設けた包み込み体を形成するための溶融処理可能材
料を選択する方法を使用することによって達成する。材
料の多相組織は温度の関数としての弾力性保持係数の変
化によって示し、ここでこの材料は低温転移点と高温転
移点の間に位置するゴム質の台地を示し、このゴム質の
台地は約50℃未満(好ましくは、約30℃未満)の温
度で始まる。低温転移点は、材料の性質が非常に高い剛
性を示す状態から非常に高い可撓性を示す状態に変化す
る転移温度をマークし、一方高温転移点は、材料の性質
が非常に高い可撓性を示す状態から非常に高い粘性流動
を示す状態に変化する転移温度をマークしている。低温
転移点は、24℃未満であるが、これは0℃未満である
のが好ましく、−20℃未満であるのが最も好ましく、
一方高温転移点は、60℃超であるが、これは80℃超
であるのが好ましく、100℃超であるのが最も好まし
い。低温転移点と高温転移点は、いずれも自動車にとっ
て関心のある範囲内の温度で発生し、この温度は約−5
0℃乃至約+150℃である。
【0009】本発明の他の形態は、車輛のウインド・パ
ネルを製作する方法に関し、この方法は、周縁部を有す
るウインド・パネルを製作するステップと多相組織を有
する溶融処理可能材料からウインド・パネルのガスケッ
トを形成するステップを有する。多相組織は、24℃未
満、好ましくは0℃未満、最も好ましくは−20℃未満
の温度を有する低温転移点と60℃超、好ましくは80
℃超、最も好ましくは100℃超の温度を有する高温転
移点の間に位置するゴム質の台地を示すのが好ましい。
【0010】本発明の他の形態は、パネルの少なくとも
1つの側部に取付けたガスケットを有する車輛用のウイ
ンド・パネルを有し、ここでこのガスケットは多相組織
を示す溶融処理可能材料から作る。この多相組織は、上
で説明したように転移点の間に位置するゴム質の台地を
有する。
【0011】本発明の更に他の形態は、動的負荷と長期
間の静的負荷のかかった状態でガスケットの長期間に渡
る接合を行うため、架橋することのできる溶融処理可能
ガスケット材料を経済的に使用することに関する。
【0012】本発明の更に他の形態は、本発明の1つの
側部または2つの側部に取付けた包み込み式のウインド
のような面積の大きい自動車用のモジュール型ウインド
を経済的に成形するのに特に適した新規なモールドの設
計に関する。
【0013】本発明の提供する利点には、射出成形、圧
縮成形、押し出し等の溶融工程によって形成することが
でき、種々の態様のウインド・パネルに取付けることの
できるウインド・パネル用のガスケット材料の提供が含
まれる。更に、スタッドまたはその他の取付部材をガス
ケット材料によって部分的に包み込み、短期または長期
の静的及び動的負荷に起因するガスケットとウインド・
パネルの接合を局部的に阻害することなく、ウインド・
パネルを車輛に取付けるためにこれらの取付部材を使用
することができる。車輛のウインド・パネルと車輛自身
の間のシールの一体性は、スタッドを別個に直接ウイン
ド・パネルに接合することに起因する追加コストを発生
すること無く、または車輛のパネルの開口部の形状とウ
インド・パネル自身の間の許容誤差を実質的に小さくす
ることなく、保持することができる。改良した性能を有
するウインド・パネルは、低コストで製作することがで
きる。
【0014】
【実施例】本発明とこれによって提供される利点は、明
細書と添付図を参照することによってよりよく理解する
ことができる。
【0015】以下の説明の目的のため、「上部」、「下
部」、「右側」、「左側」、「前部」、「後部」、「垂
直」、「水平」という用語及びこれらの用語から派生す
る用語またはこれらの用語と同等の用語は、図2乃至図
27に示す方向で本発明に関係するものである。しか
し、特に別段の指定をしない場合には、本発明は種々の
代替方向をとることができることを理解しなければなら
ない。添付図に示し以下の明細書で説明する特定の装置
とプロセスは、添付の請求項で明らかにした本発明の思
想についての単なる具体例としての実施例に過ぎないこ
とをまた理解しなければならない。従って、ここに開示
した実施例に関連する特定の寸法及びその他の物理的特
性は、請求項で別段の規定を行わない場合には、限定的
な意味を有していると考えるべきではない。
【0016】図1を参照して、車輛10は車輛のボディ
ーの板金の外装によって形成したウインドの開口部12
内に取付けた少なくとも1つの固定ウインド・パネル・
アセンブリ14を有する。伝統的に、車輛のウインド・
アセンブリ14は、一般的にウインドの開口部に適合す
る形状に形成した1枚以上の透明ガラスを有している。
最近の傾向として、ウインド・パネルの外面が一般的に
板金のボディーの外面と面一になるように、面一のグレ
ージングを製作するようにガスケットをこのパネルの少
なくとも内面に取付けた車輛用のパネルが製作されるよ
うになっている。このような面一のグレージングは接着
剤及び/または機械的な取付具を含む種々の技術を使用
してウインドの開口部に保持する。
【0017】ウインド・パネル14(図2)の好適な実
施例は、従来の技術と原理を使用して好ましくは透明で
あり、焼鈍を施し、ラミネートされ、さもなければ強化
したパネルまたはシートを有し、これは2つの実質的に
平行な側部、表面即ち面18と20を有し、これらの面
は周縁部22で終わっている。透明ガラスが好ましい
が、他のシート状のパネル材料も使用することができ、
これには不透明またはコーティングを施したガラス、透
明なコーティングを施したまたは不透明のプラスチック
材料、または透明ガラスとプラスチックのような多重複
合ラミネート材料が含まれる。オプションとして、及び
好ましくは、内側の周縁部22から一定の領域を覆って
隠す不透明のブラックアウト層をパネル16の表面18
に堆積させて接合するのが好ましく、この不透明のブラ
ックアウト層には黒色のフリット層と最も好ましくはセ
ラミックのフリット層またはコーティング24が含まれ
る。または、フリット層24は、面18全体を全てまた
は実質的に覆ってもよい。しかし、通常は、このフリッ
ト層24は、縁部22の近くの面18の周辺領域を、例
えば、この縁部22から2インチ程度を覆うものであ
る。
【0018】セラミックのフリット層24に固定され、
シート16の少なくと一部に沿って及びこれの周囲に延
び、周縁部22から間隔を有しているのは、可撓性と弾
力性を有するのが好ましい重合体の形態またはビーズで
あり、これは、取付けた場合、ウインドの開口部のピン
チ・ウエルド・フランジ12′と係合することを意図し
た静的スペーサ、ガスケットまたはグロメット26(以
下「ガスケットと呼ぶ」)を形成する。本発明では、こ
の重合体のガスケット26は、以下で非常に詳細に説明
する溶融処理可能材料から形成するのが好ましい。
【0019】1つの実施例(図2)では、ガスケット2
6は、一般的に台形の断面を有する本体28を有し、こ
の本体28はセラミックのフリット層24と密着してこ
れに接合された第1面30を有している。反対面32
は、スペーサ即ちガスケット26の全長に沿って延びる
一般的に長方形のチャンネル34を有している。ガスケ
ット26は、本体28に対してスペーサ・シールを形成
する。次に、チャンネル34は、第1及び第2フランジ
36、38をそれぞれ形成し、これらのフランジはこの
チャンネル34の近傍に配設される。スペーサ・シール
・ガスケット26は1.00インチ以下(好ましくは約
0.75インチ未満、更に好ましくは約0.5インチ未
満)の幅と1.0インチ以下の厚さを有するのが好まし
いが、このガスケット本体28とフランジ36、38の
厚さと幅は、ウインド・パネル・アセンブリ14の用途
によって異なる。
【0020】ガスケット26内には取付部材40を配設
し、これによってウインドの開口部12内にパネル・ア
センブリ14を位置決め、案内及び固定する。取付部材
40は、シャフト部42を有する位置決め及び/または
取付用スタッドを有し、このシャフト部42は円形また
は長方形のヘッド部44内の一端で終了している。ヘッ
ド部44とシャフト42の一部はガスケット26内で浮
動するように包み込まれ、その結果、このシャフトの残
りの部分はガスケット26からパネル16を離れる方向
に延びている。このシャフト42は表面32からパネル
16と実質的に直角の方向に延びるのが好ましい。ヘッ
ド部44及び/またはシャフト42は金属、プラスチッ
ク、複合体、またはこれらを組み合わせたものから製作
するのが好ましい。もし希望するなら、ナットまたは同
様の固定部材45をピンチ・フランジ12′の反対側で
シャフトに取付けてもよく、これによってガスケット2
6をピンチ・フランジ12′に抗してしっかりと引っ張
り、パネル・アセンブリ14を所定の位置に保持する。
接着剤のビーズ(図示せず)をパネル16またはガスケ
ット26のいずれかの上に位置させ、更にウインドの開
口部12内に於けるパネル・アセンブリの保持とシール
を支援してもよい。または、ブチルのテープをスタッド
・シャフト42の近傍またはその周囲でチャンネル34
内に張り付け、ピンチ・フランジ12′に対して耐水シ
ールを形成してもよい。
【0021】ウインド・パネルと組み合わせて使用する
ことのできるガスケットの他の実施例は、エンドレスの
ガスケットであり、これは専ら製造上の技術によって決
まるものである。産業上受け入れられているこのような
溶融処理技術には、射出成形、圧縮成形、押し出し、ブ
ロー成形等が含まれる。異なった実施例の例は、フリッ
ト層24と接触した面48を有する一般的に断面が台形
の本体46を有するものである(図3)。反対面50は
フランジ54、56によって形成されたガスケットの長
手方向に沿って延びるチャンネル52を有する。チャン
ネル52から延びるのは前に説明したような取付部材4
0aであり、これはヘッド44aとシャフト42aを有
し、このヘッド44aとシャフト42aの一部はガスケ
ット材料によって包み込まれ、これらはガスケット本体
46a内で浮動するように内面18aから間隔を有して
いる。周縁部22aの周囲で内面18aから離れるよう
に弓状に本体46aと外部フランジ56から延びている
のは、フランジ58であり、このフランジ58は車輛の
板金とウインド・パネルの間のギャップを埋めてこれを
閉鎖し、リップ・シールを形成するものである。この実
施例では、ガラス・パネル16aの周縁部22aは露出
している。
【0022】2つの側部に設けた包み込み体の形をした
ガスケット60の他の形態(図4)は、前に述べたよう
な取付部材を包み込んだ本体を有しているが、これは弓
状のフランジ62が本体46bから延びてパネル16b
の周縁部22bを隠すかまたはカバーし、表面18bと
周縁部22bの一部を包み込んでいる点で異なってい
る。この弓状のフランジ62は車輛用のウインドの開口
部の縁部とウインド・パネルの間の空間を埋めてこれを
閉鎖し、ウインドの開口部からごみを搬送する機能を果
たす。この形状はガスケット60′内で反転させること
ができ(図5)、その結果、フランジ64は車輛の内部
に向かう凹部66を有し、一方凸部68は車輛と周縁部
22cの間の空間を埋めてこれを閉鎖する。凸部68の
外部によって、車輛の板金の外部とパネル16cの面2
0cの間は面一の状態で移行する。
【0023】更に他の実施例のガスケット69(図6)
は、本体46dと外部フランジ54dから延びるバブル
・シール70を有し、このシールは車輛の窓の開口部の
縁部とウインド・パネルの間のギャップを埋めている。
【0024】これらの各実施例は例示として示したもの
であり、本発明の範囲を完全に包含するか、さもなけれ
ば限定することを意図するものではない。各実施例は種
々の溶融処理技術によって形成することができ、これら
の技術には、以下で説明する特性を有する溶融処理可能
材料から成形を行うための好適な技術である射出成形、
圧縮成形、ブロー成形、押し出しが含まれる。更に、本
発明のガスケットを取付けたアセンブリは、溶融処理技
術(付属の取付部材と共に射出成形を行うような)を使
用してガスケットを形成することによって製作すること
ができ、この場合ウインドのガラス・パネルから切り離
してガスケットをモールド内で形成し、その後この形成
したガスケット上にパネルを取付け、次にこのガスケッ
トをパネルに対して圧着してガスケットとパネルの接着
を促進させる。
【0025】上述した1つ以上の実施例では、ウインド
・パネル上にガスケットを載置するかまたは形成するの
に先だって、このパネル及び/またはガスケットにプラ
イマ即ち接着促進コンパウンド25(図2)を塗布する
ことが考えられ、またこれが好ましい。このようなプラ
イマ即ち接着促進コンパウンドによって、ウインド・パ
ネルに対するガスケットの接着性が改善される。一般的
に、このようなプライマ即ちコンパウンド25は、ガス
ケット26を受け入れる前に、面18(図2)またはそ
の上の表面フリット層24に塗布する。このようなコン
パウンドの1例はエポキシ成分を含有するアクリル・ベ
ースを有し、更にシラン結合剤、チタン結合剤及びジル
コニウム結合剤のような接着促進剤を含有してもよい。
このようなプライマは以下で更に詳しく説明する。
【0026】本発明に従って使用すると考えられるガス
ケット26、46、60、60′と69は、材料に流動
性を持たせる即ちこの材料を溶融するために熱を加える
必要のある溶融処理可能な材料から製作する。射出成
形、押し出し、ブロー成形、圧縮成形及び同様の技術の
ような従来の成形技術を使用して溶融処理可能な材料を
処理するには、熱が必要である。
【0027】この方法の一実施例では、面18にフリッ
ト層を設けてまたはこれを設けないでパネルを準備す
る。ガスケットを受け入れるこのパネルの面は、イソプ
ロピル・アルコールのような適当な溶剤でふき取ること
によってクリーニングするのが好ましく、この溶剤は油
またはその他の塵やごみを除去するものである。アルコ
ールは全ての汚染を可動化させて短時間の内に蒸発し、
プロセスに干渉するまたはこのプロセスを劣化させるい
ずれの残留物も実質的に残さない。パネルのクリーニン
グに続いて、且つ全ての残留溶剤が蒸発するのに必要な
時間を十分経過させた後、プライマ接着剤を成形したガ
スケットを受け入れる部分またはこの部分よりも大きい
部分に塗布する。図2に示すようなガスケットを有する
実施例の場合、プライマ接着剤の塗布はガラスの周縁部
の近傍のフリット層上の直線経路に限定するのが好まし
く、このプライマ接着剤は約0.01乃至5.0ミルの
範囲内の塗布厚を有し、約0.1乃至1.0ミルの範囲
内の塗布厚を有するのが好ましい。
【0028】1つの実施例では、プライマ接着剤は、噴
霧器、ワイパ、ローラ、押出器またはその他の技術を使
用して好適な厚さに塗布する。本発明を使用することに
よって一般的に大量のパネルを製作することが期待され
ているので、自動化した塗布技術を使用するのが好まし
い。1つの自動化したプロセスはロボット塗布装置によ
るものであり、この装置によれば、正確な塗布量のプラ
イマ接着剤がパネルの所定の部分に押し出される。ロボ
ットによるプライマ接着剤の塗布を正確に再現するた
め、従来のロボット装置とロボット塗布装置に対するパ
ネルの正確な位置決めを使用する。
【0029】プライマ接着剤の塗布に続いて、このプラ
イマ接着剤を250°F超の温度に加熱するのが好まし
く、この温度は250°Fと350°Fの間であるのが
最も好ましく、通常は325°Fである。約325°F
に加熱することによって、十分な熱がパネル、プライマ
及びフリット層の中に保持され、その結果、このパネル
を熱源からモールド・アセンブリに移動した後の成形プ
ロセスの期間中、この温度は約250°Fになる。パネ
ルとプライマ接着剤を225°F超の温度に加熱し、こ
の温度をガスケットをパネル上に形成する時間の間保持
することによって、極めて強力な接合と耐水障壁がパネ
ルとガスケットの間に形成されることが分かっている。
このような接合の発生するプライマ接着剤の最小温度
は、「プライマ転移温度」として知られている。このプ
ライマ転移温度は、また接着剤の質が大きく変化する所
定のプライマに対する温度として定義することができ
る。
【0030】
【0031】表1に示すようなプライマ接着剤は、その
転移温度(通常少なくとも200゜F)を超える温度に
加熱されその温度に加熱された後成形したガスケットを
受け入れると、接着力の大きな改善を示す。表1に示す
プライマの場合、プライマ転移温度は、一般的に200
°F超である。改良した接着特性とプライマの転移温度
の定義は、図26に示すグラフを参照することによって
よりよく理解することができる。
【0032】図26は、フリット層24をその上に有す
る16のようなガラス・パネルの1つの面にガスケット
を接合する場合に表1のプライマを使用した実験の結果
をグラフによって示す。横座標即ちX軸はガスケットを
パネル16の上に成形する前にこのパネル16と各プラ
イマを加熱する温度をプロットしたものである。このグ
ラフの縦座標即ちY軸は、80℃の温度を有する水に浸
した後ガスケットが剪断及び剥離テストに耐えた時間数
である。ガスケットの結合力の無くなった点をプロット
したが、もしパネルとガスケットの間の接合が無くなっ
ても、これはプロットしなかった。剪断と90°に於け
る剥離テストを行うと、80%以上のガスケットがパネ
ル上に保持されている場合に結合不良が発生した。現
在、自動車メーカが準拠すべきものとして知られている
最も厳しい基準は100時間である。即ち、ガスケット
とパネルの間の接合は、80℃の水に浸した場合、少な
くとも100時間これに耐えなければならず、好ましく
は、80℃の水に浸した場合、少なくとも200時間こ
れに耐えなければならない。
【0033】矛盾のない結果を得るために、剪断テスト
はガラスのプラックにガスケットを接着して行い、各ガ
スケットは約1.0インチの長さ、0.75インチの幅
と0.50インチの厚さを有していた。剪断テストは、
毎分25ミリメートルの速度でガスケットの長さ方向の
軸を横切って行った。剥離テストは、幅が0.75イン
チ、厚さが0.50インチであり、毎分25ミリメート
ルの速度でガスケットに沿ってその一端を180°後方
に引っ張るのに十分な長さを有するガスケットに対して
行った。
【0034】グラフから分かるように、水をベースにし
たウレタンである従来のプライマ(曲線E)を例外とし
て、200゜F超の温度に於いて実質的に全てのプライ
マ接着剤の接着の質は改良された。A−1100(曲線
B)で示すプライマ接着剤の場合、250°Fの付近で
曲線の勾配の顕著な増加がみられ、この勾配は290°
Fの付近で別の顕著な変化を示している。A−47で示
すプライマ接着剤(曲線D)は、A−57(曲線C)で
示す好適なプライマ接着剤と同様の曲線に従う。プライ
マ接着剤541(曲線A)は、約250°Fに加熱した
場合にその最大の接着力を得るが、約200°Fでその
曲線の勾配に顕著な変化を示す。
【0035】パネル、フリット層及びプライマ接着剤層
をプライマの転移温度以上の温度に加熱した直後、この
パネルをヒータから搬送してモールド・アセンブリに取
付ける。射出成形の場合、このモールド・アセンブリは
パネルを中心にして閉じる。パネルを取付ける前に使用
することのできるオプションは、モールドのキャビティ
内にスタッド、受座等のいずれかの位置決めまたは取付
用の金物を取付けることであり、その結果、これは以下
で分かるように成形したガスケットの内部に位置するか
及び/または少なくとも部分的にこのガスケットによっ
て包み込まれる。取付用の金物を取付けて位置決めする
には、種々の方法が知られている。
【0036】一般的にPVCのような多くの熱可塑性材
料は、その性質がホモポリマーまたはランダム・コポリ
マーである。更に、このような材料は単相組織のみを有
し、この単相組織は本発明の目的に適さない。所望の特
性は、多相組織を有する溶融処理可能材料によって与え
られる。特定の溶融処理可能材料の多相組織は顕微鏡法
(例えば、透過電子顕微鏡を使用するような)を含む幾
つかの技術によって判定することができ、好ましくは動
機械的分析(DMA)を使用して判定し、この分析から
得られる出力は、縦座標に所定の材料を示し横座標に温
度を示した場合に、弾力性保存係数の対数をプロットす
ることによってグラフで示すことができる。適当な動機
械的分析装置の1例は、ミズリー州、サッピントン所在
のセイコー計器USA社から発売されているDMS−1
10である。
【0037】多相組織を有する溶融処理可能材料のDM
A曲線は、ほぼ図7に示すものであり、ここで弾力性保
存係数の対数を温度に対してプロットして曲線78を形
成し、この曲線はゴム質の台地84を示すゴム質の領域
83に通じるガラス質の領域80を有し、次にこのゴム
質の領域83は粘性流動領域88に通じる。ガラス質の
領域80とゴム質の領域83の間の領域82は、第1熱
転移温度(T)で示し、ここで材料の性質は非常に高
い剛性を示す状態から非常に高い可撓性を示す状態に変
化する。この可撓性のある状態は、第2熱転移温度(T
)に達するまで、ゴム質の領域を介して保持される。
第2熱転移温度は、ゴム質領域83と粘性流動領域88
の間で発生し、ここで材料の性質は、非常に高い可撓性
を示す状態から非常に大きい粘性流動を示す状態に変化
する。この第2熱転移温度は、接線交差法によって決ま
る。この方法では、接線は、できるだけ多くのゴム質の
台地の曲線の点を含むゴム質の領域を規定する曲線の部
分に沿って描く。第2線は、上記の台地から延びる接線
と交差するため、粘性流動領域の曲線に接するように描
く。これらの2つの線の交点によって第2熱転移温度を
規定する。本発明を車輛に適用する場合、第1熱転移温
度は24℃未満で発生するのが理想的であり、これは好
ましくは0℃未満で発生し、最も好ましくは−20℃で
発生するのが理想的である。第2熱転移温度は60℃を
超える温度で発生しなければならず、好ましくは80℃
超の温度、最も好ましくは100℃超の温度で発生しな
ければならない。このような温度によって、−40℃乃
至100℃の典型的な車輛の動作温度範囲に渡って所望
のゴム質の台地を与えることができる。2つの転移温度
の間のゴム質の台地は200万パスカルを超える最小弾
力性保存係数を達成しなければならず、この係数は最も
好ましくは300万パスカル超である。
【0038】適当な多相組織を有する溶融処理可能材料
は、一般的にスチレン/ブタジエン/スチレン(SB
S)エラストマ、スチレン/エチレン/ブタジエン/ス
チレン(SEBS)エラストマ、共重合体エラストマ、
ポリエーテル・ブロック・アミド及び熱可塑性ウレタン
のようなブロック共重合体を含む。適当な多相組織を有
する溶融処理可能材料は、またポリプロピレンとEPD
Mのようなポリ塩化ビニリデンとエチレン・ビニル・ア
セテートの物理的混合物とアロイ、熱可塑性オレフィン
とEPDM、及びPVCとニトリル・ゴムを含む。他の
種類の適用な多相溶融処理可能材料には、メタクリレー
ト/ブタジエン/スチレン(MSB)のような多相グラ
フト共重合体が含まれる。また、上記の重合体をそれら
自身の間に混合した混合物や上記の重合体と他の重合体
との混合物も、また本発明による適当な材料になること
ができる。
【0039】多相組織を有するブロック共重合体の例に
は、いずれもミシガン州、トロイ所在のシェル化学会社
から市販されているKRATONTMD(これはSBS
である)とKRATONTMG(これはSEBSであ
る)、デラウェア州、ウイルミントン所在のデュポン化
学から市販されているHYTRELTM(コポリエステ
ル・エラストマ)、ペンシルバニア州、フィラデルフィ
ア所在のエルフ・アトケム・ノース・アメリカ会社から
市販されているPEBAXTM(ポリエーテル・ブロッ
ク・アミド)、ミシガン州、ワンドット所在のBASF
から市販されているELASTOLLANTM(熱可塑
性ウレタン)、及びミシガン州、ミッドランド所在のダ
ウ化学会社から市販されているPELLETHANE
TM(熱可塑性ウレタン)がある。
【0040】物理的混合物とアロイの例には、ミシガン
州、アーバン・ヒル所在のアドバンスド・エラストマか
ら市販されているSANTOPRENETM(ポリプロ
ピレンとEPDMの混合物)、デラウェア州、ウイルミ
ントン所在のデュポン化学から市販されているALCR
YNTM(ポリ塩化ビニリデンとエチレン・ビニル・ア
セテートの混合物)、オハイオ州、アクロン所在のグッ
ドイヤ・タイヤ&ラバー会社から市販されているCHE
MIGUMTM(PVCとニトリル・ゴムの混合物)、
テキサス州、ヒューストン所在のビスタ化学会社から市
販されているVINYPRENETM(PVCとエチレ
ン・ターポリマの混合物)、ロードアイランド州、ポー
タケット所在のテクノール・アペックス会社から市販さ
れている93−X0401 A−80(ポリプロピレン
とEPDMの混合物)、及びマサチューセッツ州、レオ
ミンスター所在のDSMサーモプラスチック・エラスト
マ社から市販されているSARLINKTM3000
(ポリプロピレンとEPDMの混合物)がある。
【0041】このような溶融処理可能材料は液体射出成
形プロセスで使用されているような溶融処理可能でない
ガスケット材料、即ち、RIMウレタンから識別可能で
ある。本発明は、静的負荷及び動的負荷の両方を長時間
受けた場合に優れた接着特性を示すガスケットを形成す
る溶融処理可能材料を選択する方法を達成する。
【0042】これに対して、ケンタッキー州、ジェファ
ーソンタウン所在のビスタ・パフォーマンス・ポリマ社
から市販されているVISTATMブランドの481.
51という可塑化されたPVCのような典型的な単相組
織材料の場合、DMAのグラフ(図8)は、部分72に
よって示すガラス質領域と曲線部分74によって示す粘
性流動領域の間で着実に下降する曲線部分76によって
示すように、十分に形成されたゴム質の台地を欠いた曲
線71である。このような曲線は、1つの熱転移温度
(T)を有しているが、約−50℃乃至約+150℃
の間の自動車の関心のある領域内に上述したような第2
転移温度(T)を欠いた材料の特徴を示している。1
つの熱転移温度は、タンジェントδ対温度をプロットす
ることによって形成した曲線上のピーク73の位置によ
って、設定する。タンジェントδは、E′に対するE″
の比として定義し、ここでE′は弾力性保存係数であ
り、E″は材料の損失係数である。もし第1転移領域内
にタンジェントδ対温度のピークが2つ以上存在すれ
ば、最も顕著なピークによって、この熱転移温度を設定
する。
【0043】または、加硫等によって架橋可能な溶融処
理可能材料を使用するのも望ましい。架橋は、重合体配
合物の溶融処理可能な重合体のバックボーンに反応可能
な部位を含めることによっておよび/または重合体の配
合物自身に反応可能な成分を添加することによって達成
することができ、これらの反応可能な成分はその後成形
工程自身の硬化局面の間に成形されたガスケットのネッ
トワーク内に含有される。重合体のバックボーンに含ま
れている反応可能な部位は、一般的に不飽和の形をと
り、ブタジエン、イソプレン、ジシクロペンタジエン、
エチリデン、ノルボルナン、ヘキサジエン等のような複
数の不飽和部位を含むモノマを添加することによってこ
の重合体の開始モノマの重合期間中に含有させることが
できる。重合体の配合物に添加した反応可能な成分であ
る架橋手段の例には、ディクミル・プレオキサイドのよ
うなプレオキサイドが含まれる。
【0044】重合体のバックボーンに不飽和部分を有す
る配合物から形成した架橋構造を有する溶融処理可能な
ガスケット材料の例は、スチレン・ブタジエン・ゴム
(SBR)エラストマとエチレン・プロピレン・ジエン
・ターポリマ(EPDM)エラストマである。近傍の重
合体の鎖の不飽和部位の間の架橋は、一般的に知られて
いるように、硫黄の加硫によって行うのが好ましい。プ
レオキサイドによって架橋可能なシステムである配合物
から形成したガスケット材料の例は、エチレン・プロピ
レン共重合体(EPM)エラストマである。
【0045】このような架橋することのできる溶融処理
可能材料の場合、形成プロセスの間に成形材料はその溶
融相(射出成形装置のバレル内のような)内であまり架
橋しないが、モールド内に一度射出されてモールドのキ
ャビティに充填されると加硫等によって急速に架橋を行
ってガスケットを形成するのが更に好ましい。射出成形
プロセスでこれを達成するには、架橋することのできる
溶融処理可能な材料が射出バレル内でゲル化しないよう
に、このバレルに於けるこの架橋可能材料の温度を約1
00℃乃至120℃の比較的低い温度に保持する。これ
に対して、モールドの温度は、材料がモールドのキャビ
ティに充填されるかなり前ではなくこれに充填されるや
否や、架橋してこのキャビティの形を取るよう、約15
0℃乃至220℃(好ましくは、約180℃乃至200
℃)に保持する。材料を充填したモールドのキャビティ
内で一度架橋が実質的に進行すると、このモールド・キ
ャビティ内に於ける硬化時間は、モールド内の滞在時間
を最小にするため、1分乃至8分(好ましくは1分乃至
5分、最も好ましくは1分乃至3分)に短くするのが更
に好ましい。硬化のためにモールド内に滞在する時間が
長くなれば、サイクル・タイムが長くなって望ましくな
く、従って完成したウインド・アセンブリのコストが高
くなる。
【0046】モールド装置 各成形部品当たりのサイクル・タイムを短くするため、
従来技術では、複数隣接型のキャビティ・モールドを使
用している。例えば、モジュール化したウインドを製作
するため、2個隣接型キャビティ・モールド90を使用
することができる。フォース・ダイアグラムから、2個
隣接型キャビティ・モールド90は、射出サイクル中に
これを閉じた状態で保持するには、シングル・キャビテ
ィ・モールド92(図17)に必要なクランプ・トン数
の2倍のトン数を必要とすることが分かる。このような
クランプ・トン数の増加は、特に、乗用車、ミニバン、
軽トラック等の側部及びリア・ウインドとして使用する
大型のウインド(例1で説明するようなタイプの)では
不利であり、2個隣接型キャビティ・モールド90の場
合これには1,500トンを超えるクランプ・トン数が
必要になる。このような大きなクランプ・トン数の油圧
プレスは高価である。これに加えて、このような自動車
用のウインドのシヤーのサイズは過度に大きな板の寸法
を必要とし、複数隣接型キャビティ・モールドに関連す
る板は特別に製作する必要があり、これには床のスペー
スの追加がまた必要になり、コスト上不利になる。
【0047】これらの欠点を克服するため、面積の大き
いモジュール型のウインドを製作する新規なスタック型
キャビティによる成形のコンセプトを図19に概略的に
示す。モジュール型のウインド・アセンブリを成形する
この新規なスタック型キャビテ・モールド100は、図
18に示す従来の隣接型キャビティ・モールド90の欠
点を克服する。モールド100は、横方向に大きく寸法
を取ることなく、複数のガラス・パネル16a、16b
を受け入れることができる。このようにすることによっ
て、モールド・プレート102a、102bと102c
の有効寸法は、図17に示す従来のシングル・キャビテ
ィ・モールド92と同一のままになる。また、図17、
図18と図19のフォース・ダイアグラムを比較する
と、スタック型キャビテ・モールドの設計100に必要
なクランプ・トン数の合計は、図17に示すシングル・
キャビティ・モールド92に必要なクランプ・トン数と
実質的に同じであり、図18の隣接型キャビティ・モー
ルド構成90の約1/2であることが分かる。
【0048】図19のスタック型キャビテ・モールド構
成100は、それぞれ下部及び上部離間線104a、1
04bによって相互に分離された下部、中部及び上部プ
レート102a、102bと102cをそれぞれ有して
いる。下部プレート102aはガラス・パネル16aま
たはその他のパネル状の材料を受け入れるためにその上
部表面108に形成したキャビティ106を有してい
る。キャビティ16は比較的平坦なものとして図示して
いるが、これは例示に過ぎず、いずれの所望の曲線また
は形状のパネルも受け入れることができるように形成す
ることができる。キャビティ106は車輛のウインドと
して使用するための湾曲したガラス・シートまたはその
他の材料を受け入れるように形成することができる。図
示の実施例では、上部プレート102cはプレート10
2aの鏡像であり、従って、モールド・キャビティ11
0はプレート102cの下部表面112に形成し、その
中にガラス・シート16bを受け入れる形状に形成す
る。プレート102aと102cの間には中間プレート
102bを配設し、この中間プレート102bは、図示
のように共にクランプした場合、面108と112とそ
れぞれ係合してこれらをシールするような形状にそれぞ
れ形成された下部表面と上部表面114a、114bを
有している。ウインドを包み込む場合、中間プレート1
02bは、面114a、114bにそれぞれ形成されて
所望のガスケットの形状を形成するような形状を有する
鏡像のモールド・キャビティ116a、116bを有す
ることができる。または、この実施例のスタック型キャ
ビティ成形装置を使用して2つの異なったモジュール型
ウインド・アセンブリを前後一列に成形することができ
る。左手側と右手側のウインド・アセンブリが一般的に
類似しているが対称形ではない場合に、車輛の左手側の
ウインドと右手側のウインドを成形する場合、これは特
に有用である。図19のスタック型キャビティ・モール
ドの場合のように、前後一列に成形することによって、
図17に示す従来のシングル・キャビティ・モールドを
使用した場合の1部品当たりの従来のサイクル・タイム
の約1/2の成形サイクル・タイムで1組のウインド・
アセンブリの両方を製作することが可能になる。更に、
左側と右側のモジュール型ウインドのセットを前後1列
に成形することによって、製造プラント内に於ける在庫
管理が容易になる。
【0049】図19に示す実施例では、キャビティ11
6a、116bは図2に示すガスケット26と同様のガ
スケットの形状を製作する。各モールド・キャビティ1
16a、116bは一連の湯道118を介して湯口12
0と流体によって連通し、次にこの湯口は従来のプラス
チック射出装置のノズル(図示せず)を受け入れる。湯
口120と湯道は中央に位置し、溶融処理可能材料がキ
ャビティ116a、116b内に均一に射出されるよう
に、中間プレート102b内に形成するのが好ましい。
【0050】スタック型キャビティ・モールド100が
垂直の形状を有することによって、パネル16aと16
bをプレート102aと102b上でそれぞれ重力によ
って支持するという利点が更に得られ、その結果、真空
等の助けを借りこと無く取付と位置合わせが容易にな
る。同様に、射出成形の前にスタッド119aと119
bをモールド・キャビティ内に取付ると、これらのスタ
ッドもまた重力によって支持することができる。溶融処
理可能材料を射出成形する前に、スタッド119cと1
19dを固定し、位置決めし位置合わせするため、磁力
による保持、クランプ、真空による補助等のような適当
な支持手段を使用することができる。
【0051】図20は、中間プレートをここでは202
b、202cとして示す2つの構成部品に分割する第3
離間線204cを有するスタック型キャビティ・モール
ド200の他の実施例を示す。離間線204cを設ける
ことによって、各サイクルの後で湯道218と湯口22
0を取り外すことが可能になる。更に、下部及び上部プ
レート202a、202dはそれぞれ面208と212
に沿って形成されてモールド・キャビティ216a、2
06bと協働するモールド・キャビティ217a、21
7bをそれぞれ形成し、これによってガラス・パネル1
6a、16bの周縁部の周りに3側部の包み込みをそれ
ぞれ形成する。216a、217aのような各モールド
・キャビティ・アセンブリに対して各ガラス・シート1
6a、16bを取付けるため、各ガラス・シートを受け
入れるキャビティ206、210は、202a、202
bのようなプレートの一方または両方の中に形成するこ
とができる。図20に示すように、キャビティ206、
210は、プレート202bの下部表面214aとプレ
ート202cの上部表面214bに形成する。
【0052】スタック型キャビティ・モールド300の
更に他の実施例を図21に示す。この構成では、上部プ
ラテンと下部プラテン302と304は、それぞれ少な
くとも2本のタイ・ロッド306によって相互に接続さ
れている。一方のプラテン(302のような)は、プレ
ス装置等で周知のように、他方のプラテン(304)に
対してこれらのタイ・ロッド306に沿って移動する。
下部のモールド・プレート308はプラテン304の上
部表面310上に配設され、この下部モールド・プレー
ト308自身は中間プレート316の下部表面314と
協働してこれをシールするように形成された上部表面3
12を有し、ガラス・シート16aを収容してこのガラ
スの1つの表面上またはこのガラスの周縁部の周りにモ
ールド・キャビティ318aを形成する。中間プレート
316は、次に、上部プレート326内に形成された円
筒形の孔324の中のブッシュ322によって摺動可能
に保持されているガイド・ピン320によって懸垂す
る。上部プレート326は、上部プラテン302の下部
表面328に取付る。この上部プレート326はまた下
部表面330を有し、この下部表面330は中間プレー
ト316の上部表面332と協働し、ガラス・シート1
6bを収容し、このガラスの表面及び/または縁部の近
傍にモールド・キャビティ318bを形成する。以前の
実施例のように、ガラス・パネル16a、16bは、従
来の取り付けピン、スプリング等を使用してモールド内
に取り付けることができる。
【0053】図19と図20に示すようなスタック型キ
ャビティ・モールドの設計は、モールドに於ける架橋ス
テップのため一般的に長いサイクル・タイムを必要とす
る架橋可能且溶融処理可能材料に特に有用である。この
ような材料の場合、本発明のスタック型のモールド構成
は、生産性を大幅に向上させ、経済的な製作を可能にす
る。例えば、スタック型キャビティ・モールドは、シン
グル・キャビティ・モールドと比較して、1成形部品当
たりのサイクル・タイムを殆ど1/2に削減することが
可能である。
【0054】ガラスを挿入し取り外すための開閉は、幾
つかの方法で行うことができる。図21を参照して、中
間プレート316は上部プレートまたは下部プレート3
26、308のいずれかに取付けることができ、またガ
イド・ピン、油圧シリンダ等320によって案内するこ
とができる。または、鋏機構(図示せず)のようなヒン
ジ機構をまた上部プレートまたは下部プレート326、
308と共に使用して中間プレート316の移動を制御
することができる。この中間プレート316は、上部プ
レート326に取付けるのが好ましい。図21は、適当
な長いガイド・ピン320を使用して上部プレート32
6に取付けた中間プレート316を示す。この構成で
は、モールド300を開放すると、中間プレート316
は、それ自身の重量で上部プレート326から離れる。
図22乃至図25は、スタック型キャビティによる成形
プロセスの1例を示す。モールドを完全に開放した位置
では、複数のガラス・パネル16a、16bとその他の
付属品がスタック型キャビティ・モールドに取付けられ
る。これに続いてモールド300を閉じ、溶融処理可能
ガスケット材料をモールド・キャビティ318a、31
8b内に射出する。このモールドを充填してガスケット
材料内で全ての架橋反応が実質的に終了すると、このモ
ールドを開放する。図24の部分的に開放した位置は、
モールドを開放すると、上部プレート326と中間プレ
ート316の間で完全な離間が達成される迄、これらの
プレートの間で最初の分離が行われることを示す。その
後、上部プラテン302を更に移動させると、中間プレ
ート316と下部プレート308の間で分離が開始さ
れ、これはモールドが完全に開放される迄継続する。成
形したウインド・アセンブリ16a、16bを次にスタ
ック型キャビティから取り外し、次にこのキャビティは
新しいサイクルで他のガラス・パネルのセットと付属品
を受け入れる体制を整える。この種のモールドの開閉機
構は、複雑ではなく且つ経済的である。
【0055】プレート308、316と326は、同一
の材料または異なった材料から作ることができる。適当
な材料には、工具鋼と充填エポキシのような複合体が含
まれる。EPDMガスケットの形成中等に架橋可能な重
合体の配合物を成形する場合、モールドを150℃乃至
220℃程度に加熱するのが好ましい。この点に関し、
プレート材料を使用するのが好ましく、特に、経済性の
ため中間プレートの材料には高い熱伝導率を有するもの
を使用するのが好ましい。プレート材料は、モールド内
で加熱した場合、約80W/m.Kを超える熱伝導率を
有するものから選択するのが好ましく、この熱伝導率は
約100W/m.Kを超えるのが更に好ましく、約12
0W/m.Kを超えるのが最も好ましい。適当な材料に
は、銅ベリリウム合金のような銅合金、アルミ、アルミ
合金等が含まれる。
【0056】このようなスタック型キャビティ・モール
ド構成は、全ての面積の大きい面一のグレージング・ウ
インドを製作するのに適している。更に、このようなス
タック型キャビティ・モールド構成は、3つの側部の包
み込みウインド・アセンブリを製作するのにまた有用で
あり、特にEPDM、SBRのような架橋可能且つ溶融
処理可能な材料を成形する場合に有用である。
【0057】図19乃至図25に示すスタック型キャビ
ティ・モールド構成は、垂直方向のモールドの開閉を示
している。同様のスタック型キャビティ・モールド構成
に適当な変更を加えることによって水平に成形動作を行
うことができ、これによってモールドを水平方向に開閉
する場合にモジュール型ウインドを製作することができ
る。
【0058】本発明によるガスケットを形成するための
適当な材料を選択する方法の有効性を示すため、多相組
織を示す溶融処理可能材料または架橋可能材料、及び上
述した材料から選択した材料を使用して幾つかのウイン
ド・パネル・アセンブリを製作した。
【0059】例1 商用ミニバン車輛の固定リア・ウインドとして使用する
のに適し、図2に示すのと同様の車輛に取付けたウイン
ド・パネル・アセンブリは、このウインド・パネルに直
接射出成形したPVCのガスケットとPVCによって部
分的に包み込まれパネルのガラス面に対してこのPVC
内で浮動しているスタッドの形態の複数のファスナを有
していた。図17に示すような従来のシングル・キャビ
ティ・モールド内に取付ける前に、その周囲にセラミッ
ク・フリット・ブラックアウト層を塗布し、この層には
A−57アクリル・プライマを塗布したガラス・パネル
を約325°Fにプレヒートした。PVC化合物は、ケ
ンタッキー州、ジェファーソンタウン所在のビスタ・パ
フォーマンス・ポリマ社から市販されているVISTA
TMブランドの481.51であった。このガスケット
は約0.5インチに等しい幅と約0.375インチの厚
さを有し、パネルの周縁部全体の周りでセラミックのブ
ラックアウト・フリット上に延びていた。ガラス・パネ
ルは厚さが約0.15インチ、幅が約24インチ、長さ
が約39インチで、焼鈍し複合曲率を有していた。ガス
ケット材料の分析は、ミズリー州、サッピントン所在の
セイコー計器USA社製の計測器DMS−110によっ
て、毎分10℃の加熱速度で周波数を1Hzに固定して
行った。その結果得られた図8に示す曲線は、上で定義
したようなゴム質の台地を示さず、曲線75で示すよう
に約30℃で1つの熱転移温度のみが発生した。このウ
インド・パネル・アセンブリは包み込み体内で浮動し2
5インチ−ポンドのトルク負荷に締め付けたファスナに
よって車輛のウインドの開口部に取付け、80℃の温度
に200時間超の間曝した。単相組織のガスケットとガ
ラス・パネルの間で接着不良が多くの機械的ファスナの
下で発生した。
【0060】例2 上で説明し図2に示したのと同じ寸法のガスケットを、
BASFから市販されているELASTOLLANTM
SP−806の熱可塑性ウレタンを使用して同じサイズ
のウインド・パネルに直接射出成形した。ガスケットを
パネルに成形する前に、ミシガン州、ホーランド所在の
ドネリー社から市販されている結合材を更に追加したア
クリル・ベースのA−57プライマを面18上のフリッ
ト層の面に塗布し、次にAP−134プライマをオーバ
コートしたが、これはペンシルバニア州、エリー所在の
ロード社から市販されている低沸点有機溶剤中のシラン
結合剤の溶液である。ガスケットを形成した後、ウイン
ド・パネルを25インチ−ポンドのトルク負荷に締め付
けたファスナによって車輛のウインド・フレームに取付
け、80℃の温度に200時間超の間曝した。多相組織
のガスケットとガラス・パネルの間の接合の一体性は、
機械的ファスナの下部に於いてこのようなテストの後も
実質的に保持された。
【0061】例3 図2に示すものと実質的に同じものであり、例1に示す
寸法のガスケットを、ペンシルバニア州、フィラデルフ
ィア所在のエルフ・アトケム・ノース・アメリカ会社か
ら市販されているPEBAXTMブランドの3533ポ
リエーテル・ブロック・アミドを使用して同様のサイズ
のウインド・パネルに射出成形した。このガスケットを
受け入れる前に、ウインド・パネルにはBESTSEA
TMブランドの435.18結合剤の溶液をプライマ
として塗布し、次にこれにはBESTSEALTMブラ
ンドの435.20Aのウレタン・ベースのプライマを
塗布したが、これらはいずれもニュージャーシ州、セイ
ヤビール所在のエセックス化学会社から市販されている
ものである。ガスケットを形成した後、ウインド・パネ
ルは、25インチ−ポンドのトルクに締め付けた取り付
け部材を使用して車輛のドア・フレームに取付けた。こ
のウインド・パネル・アセンブリは、次に80℃の温度
に200時間超の間曝した。多相組織のガスケットとガ
ラス・パネルの間の接合の一体性は、機械的ファスナの
下部に於いてこのようなテストの後も実質的に保持され
た。
【0062】例4 例1で説明したのと同じ寸法を有するが、12×12の
平坦で焼鈍しフリットをコーティングしたガラス基板に
取付けられ、図2に示すのと同様のガスケットを、SA
NTOPRENETMブランドの111.73溶解処理
可能なEPDMとポリプロプレンの配合材料を使用して
ガラス・パネルに射出成形したが、この場合このガラス
・パネルにはBESTSEALTMブランドの435.
18シラン結合剤をプライマとして塗布し、これにはロ
ード社から市販されているCHEMLOKTMブランド
の487プライマをオーバコートした。射出成形装置の
モールドに取付ける前に、プライマを塗布したパネル
は、約275°Fにプレヒートした。ウインド・パネル
をガスケット内で浮動し25インチ−ポンドのトルクに
締め付けたスタッド取付部材を使用して模擬的に製作し
たドア・フレームの部分に取付けた。このウインド・パ
ネル・アセンブリは、次に80℃の温度に200時間超
の間曝した。多相組織のガスケットとガラス・パネルの
間の接合の一体性は、機械的ファスナの下部に於いてこ
のようなテストの後も実質的に保持された。
【0063】例5 図2に示すものと実質的に同じガスケットを、BASF
から市販されているELASTOLLANTMブランド
のSP−806熱可塑性ウレタンからガラス・パネルに
直接射出成形した。ガスケットとパネルの寸法は、例1
と同じである。ガスケットを受け入れる前に、ウインド
・パネルにBETASEALTMブランドの435.1
8をプライマとして塗布し、これに続いてBETASE
ALTMブランドの435.20Aのプライマをその上
にオーバコートした。ガスケットのパネルに対する成形
に続いて、40ポンドのウエイトをガスケット内に包み
込んだ取付部材の1つから懸垂した。アセンブリ全体を
次に80℃の温度に200時間超の間曝した。多相組織
のガスケットとガラス・パネルの間の接合の一体性は、
機械的ファスナの下部に於いてこのようなテストの後も
実質的に保持された。
【0064】例6 オハイオ州、ブルトン所在のブルトン・ラバー・プロセ
ッシング社からWT−2321(550−6171)の
商標名で供給されているエチレン・プロピレン・ヂエン
・ターポリマ(EPDM)のエラストマを使用して溶融
処理可能且つ架橋可能なガスケット材料を15分間38
0°Fで圧縮してガラス・パネルに圧縮成形し、幅が約
1インチ、厚さが約1/8インチのガスケットを形成し
た。成形の前に、フリットをオーバコートしたガラス面
にAP−134のプライマを塗布し、これに他のプライ
マCHEMLOKTM250を塗布して(オーバコート
として)パネルを準備したが、これらはいずれもペンシ
ルパニア州所在のロード社から市販されているものであ
る。パネルにEPDMのガスケットを成形したのに続い
て、8ポンドのウエイトを1インチ幅の成形したEPD
Mガスケットから90°のT−ピール形状で懸垂した。
次に、全体のアセンブリを80℃の温度に300時間超
の間曝した。EPDMガスケットとガラス・パネルの間
の接合の一体性は、テスト期間の終了時点でも保持され
た。
【0065】更に3つの異なった温度(60℃、80℃
と100℃)に於いてEPDM材料の引張クリープ・デ
ータを測定し、これを図16に示す。これは、この溶融
処理可能且つ架橋可能なEPDM材料はいずれの大きな
範囲にも引張クリープ歪みを受けないこと、クリープの
挙動は温度が増加してもそんなに変化しないこと、及び
EPDMは本発明の目的を達成することを示している。
【0066】例7 図2に示すのと同様のものであり、商用ミニバンの固定
サイド・ウインドとして使用するのに適したウインド・
パネル・アセンブリをミシガン州、ミッドランド所在の
ダウ化学会社から市販されているPELLETHANE
TMブランドの2103−80AE熱可塑性ウレタン
(TPU)を射出成形して製作した。成形の前に、メー
カの処理上のリコメンドに従って、含湿量が約0.02
%未満程度であることを保証するために、TPUを乾燥
させた。成形装置は、図17に概略的に示すように、従
来の700トン立て型プレスであり、これにはシングル
・キャビティ・モールドを設けた。ウインド・アセンブ
リ用のガラス・パネルは、ミシガン州、デトロイト所在
のアクスター社のマグロー・ガラス・ディビジョンから
入手した。このガラス・パネルは、幅が約24インチ、
長さが約39インチ、厚さが約0.15インチの焼鈍し
た複合曲率を有するソーダ石灰フロート・ガラスであっ
た。ほぼ2乃至4インチ幅の黒色のセラミック・フリッ
ト・ブラックアウト層をまたガラス・パネルの内面(凹
面)の周囲に設けた。このガラス・パネルに対してガス
ケットを成形する前に、このガスケットを受け入れる黒
色のフリット層の部分には、BETASEALTMブラ
ンドの435.18シラン溶液をプライマとして塗布
し、これには別のBETASEALTMブランドの43
5.20Aウレタン・ベースのプライマを(オーバコー
ト)する形で塗布したが、これらはいずれもミシガン
州、トロイ所在のエセックス・スペシアリティ・プロダ
クト社から市販されているものである。プライマを塗布
したガラス・パネルは赤外線ヒータを使用して約325
°Fの温度に加熱し、射出用モールド内に載置した。こ
のガラス・パネルを載置する前に、10本の金属スタッ
ドをモールド・キャビティ内に取付けたが、この金属ス
タッドは、約3/4インチ×3/8インチの長方形のア
ンカー即ちベース部、円筒形の肩部とこのベース部から
延び1/2の長さのねじを切ったシャフトを有するもの
である。これらのスタッドは相互に約8乃至12インチ
離れるようにモールド内に取り付けた。次に、熱可塑性
ウレタン材料をガスケットを形成するシングル・キャビ
ティ・モールド内に射出し、全てのスタッドのベース部
と肩部の上部リム迄を包み込んだ。このようにして成形
したスタッドはガラス・パネルから間隔の開いたアンカ
ー/ベース部を有し、その結果、このスタッドは、図2
に概略的に示すように、パネルに対して浮動した。モー
ルド内でガスケットの形成が終了すると、このモールド
を開放し、成形したウインド・アセンブリを取り外し
た。
【0067】成形したウインド・アセンブリは、模擬的
に製作したミニバン車輛のドア・フレームに、ウインド
のガスケット内に埋め込んだ取付け用スタッドのシャフ
トに固定したナットを使用して取付けた。これらのナッ
トは、20乃至30インチ−ポンドのトルクに締め付け
た。このようにして成形したウインド・アセンブリに対
して、これらを車輛内で使用しようとする用途に適した
テストを行った。これらのテストには、長時間に渡る熱
によるエージング(例えば80℃で300時間)、冷却
テスト(例えば、−30°Fに於ける保管)、高温高湿
に対する曝露、水に対する浸漬(例えば、80℃で20
0時間超)、熱循環、高温/低温振動、及びキセノン・
ウエザロメータ(SAE J1960、2500KJ)
によるUV弾性テストが含まれる。種々のテストの完了
後、ガラス・パネルとスタッドの下部にあるガスケット
の間の接合の一体性は、阻害されなかった。この例のウ
インドは動的負荷と長時間に渡る静的負荷を受ける車輛
に使用するのに適していることが分かった。
【0068】上述したガスケット材料のサンプルは、前
に説明した動機械的分析装置を使用して、更に分析し
た。例2−5に従って形成したサンプルは多相組織の特
性を示す曲線を表示し、図8に見られる単相組織を示す
例1のPVCとは違って2つの熱転移温度の特性を示し
た。図9−図12に示すのは、例2−5で使用した各別
個の材料の温度に対してプロットした弾力性保存係数の
対数のDMA曲線である。動機械的分析に続いて、各材
料は、米国材料試験協会(ASTM)の引張クリープに
関するプロトコールを使用してテストした。このテスト
の基準は1991年11月15日に承認され、1992
年1月にASTMによって刊行されたASTM指示D2
990−91で詳細に設定さ、その内容はここに参考と
して包含する。
【0069】図9を参照して、曲線100は、ELAS
TOLLANTMブランドのSP−806熱可塑性ウレ
タンに対する弾力性保存係数の対数と温度の関係をプロ
ットしたものでり、一方曲線102は、温度に対するダ
ンジェントδ(即ち、ダンジェント・デルタ)をプロッ
トしたものである。上の方法を使用して、下部熱転移温
度(T)を材料のガラス質領域とゴム領域の間の転移
点を示す曲線102のピーク(P)によって示し、こ
れは約−7°で発生する。この点により、またゴム質の
台地によって達成された低い領域の範囲を示す。上部熱
転移温度(T)は、接線交差法によって設定し、これ
は約144℃で発生し、Pで示す。点Pは、曲線1
00のゴム質の台地によって達成された最高の範囲を示
す。
【0070】図10は、HYTRELTMHTRブラン
ドの8122ブロック共重合体材料について行った同様
のプロットを示す。この例では、下部熱転移温度T
は、曲線106(ダンジェントδ対温度)のピークP
によってマークした約−58℃に於て−50℃未満で
発生し、DMA曲線104上のゴム質の台地によって達
成された低い範囲の領域を示す。上部熱転移温度
(T)は、接線交差法によって設定したPによって
マークした約134℃に於いて125℃超で発生する。
【0071】図11は、PEBAXTMブランドの35
33ブロック強重合体材料の弾力性保存係数の対数(l
ogE′)、温度(℃)とダンジェントδの関係を示す
曲線108と110をそれぞれ示す。前の2つの例に対
して、ダンジェントδの曲線110は、下部熱転移温度
の顕著な点Pを示していないことに留意のこと。
この下部転温度の位置は、データによって数値的に決め
るのが好ましいが、目視によってアプローチすることも
できる。この場合、PEBAXTMブランドの3533
重合体は、−54℃に下部熱転移温度を有している。接
線交差法を使用して、点Pによってマークした上部熱
転移温度Tは、約132℃で発生する。
【0072】これに対して、SANTOPRENETM
ブランドの111.73の重合アロイは、2つ以上のピ
ークを有する良好に生成されたダンジェントδの曲線1
12(図12)を示す。上で概略的に説明した手法に従
って、最も顕著なピークP1によって、約−47℃に下
部熱転移温度Tをマークし、これはDMA曲線114
上のゴム質の台地によって達成された低い範囲の領域で
ある。ゴム質の台地と第2熱転移温度Tによって達成
された高い領域の範囲は、曲線114のゴム質の台地の
接線と粘性流動領域の接線との交点Pに於ける150
℃で発生する。
【0073】図13−図15は、クリープ歪みのテスト
の結果を示し、ここでクリープ歪みのパーセントを異な
った温度に於いて対数尺上に時間に対して示す。即ち、
60℃、80℃、100℃の温度に於いて約85psi
の歪みでこれを表示する。符号VISTATM85によ
って示す曲線(VISTATMブランドの481.5
1)は、代表的な単相組織のPCV材料の曲線である。
VISTATM曲線の急峻な勾配は、この単相の溶融処
理可能材料が特に高温度の負荷を加えた場合に過度のク
リープを受けやすいことを示している。他の曲線は、上
述したSANTOPRENETM、ELASTOLLA
TM、(TPU)、PEBAXTM、及びHYTRE
TM(HYTRELTMブランドのHTR8122)
材料の引張クリープを示す。これらの曲線を比較する
と、単相組織の材料は本発明に従って選択した多相組織
の材料と比較してよりクリープ歪みを受けやすいことが
分かり、特に高温ではこれを受けやすいことがわかる。
一般的に、本発明の目的を達成するには、約85psi
の歪みで上述したようにテストを行った場合、100℃
に於ける材料のクリープが約50%未満のクリープ歪み
であるように、溶融処理可能材料を選択するのが好まし
い。
【0074】図27は、上記の例とクリープの研究に使
用した5種類の材料、VISTATMブランドの48
4.51(曲線201)、SANTROPRENETM
ブランドの117−73(曲線202)、PEBAX
TMブランドの3533(曲線203)HYTREL
TMブランドのHTR8122(曲線204)、及び
ELASTOLLANTM、ブランドのSP806(曲
線205)の弾力性保存係数と温度の関係を表すプロッ
トを示す。4種類の多相材料(SANTROPRENE
TMブランドの111−73、PEBAXTMブランド
の3533、HYTRELTMブランドのHTR812
2、及びELASTOLLANTMブランドのSP80
6の示すゴム質の台地は、明らかに顕在し、約30℃で
約5000万パスカルの弾力性保存係数に於ける線L
と約120℃で約1000万パスカルの弾力性保存係数
に於ける線Lとのほぼ間で開始される。
【0075】これに対して、単相のVISTATMブラ
ンドの484.51の可塑化したPVC材料の曲線20
1は、自動車で関心のある温度範囲内(約−50℃乃至
約+150℃の間)でゴム質の台地を示すのではなく、
自動車で関心のある温度範囲内でゴム質の台地を示すこ
となく約−40℃に於ける約300万パスカルから約+
140℃に於ける100万パスカル未満に係数が急激且
つ着実に降下することを示している。
【0076】上の説明から、車輛に対するウインド・パ
ネルの長時間の接合を可能にするガスケット付きの車両
用ウインド・パネル・アセンブリを製作する場合に使用
する溶融処理可能材料を選択する方法が提供される。こ
の方法は、温度の関数としての溶融処理可能材料の弾力
性保存係数を測定するステップ、上記の測定ステップか
ら集めたデータの点をプロットして5つの曲線を作成す
るステップ、及び上記のデータ点によって作成した第1
曲線がガラス質領域を示すか、ゴムの台地を表すゴム質
領域を示すか、及び粘性流動領域を示すかを判定するス
テップを有する。このプロットから、この方法は、材料
の弾力性保存係数に対するこの材料の損失係数の比率と
温度との関係をプロットした第2曲線の最も顕著なピー
クによって設定するのが好ましいガスケット材料に対す
る第1熱転移温度を設定するステップを有する。この第
1熱転移温度の選択に続いて、第1曲線のゴム質の台地
に接する第1線、と第2曲線の粘性流動領域に接し第1
線と交差する第2線によって、第2熱転移温度を設定す
る。この第2熱転移温度は、第1及び第2線の交点によ
って識別する。
【0077】上述した説明によってまたウインド・パネ
ル・アセンブリを製作する方法が提供され、この方法
は、周縁部を有するウインド・パネルを設けるステッ
プ、多相組織を有する溶融処理可能材料を選択するステ
ップ及び上記の選択した溶融処理可能材料からウインド
・パネルの少なくとも1つの面上にその周縁部に沿って
またはその近傍にガスケットを形成するステップによっ
て構成される。この方法は、ガスケット内に取付部材を
取付けるステップとウインド・パネルから上記の取付部
材の間隔を開けるステップを更に有する。上で概略的に
説明したステップ以外に、この方法では、ウインド・パ
ネルの少なくとも1つの面またはこのパネルのフリット
層に接着促進化合物を塗布するステップが更に考えられ
る。溶融処理可能材料を選択するステップには、ブロッ
ク共重合体、物理的混合物及びアロイ、2相のグラフト
共重合体、及びこれらの相互の混合物によって基本的に
構成される重合体のグループから選択を行うステップが
含まれる。この溶融処理可能材料を選択するステップ
は、ガラス相、ゴム質の台地及び粘性流動相を有する重
合体のグループから材料を選択するステップを更に有す
る。
【0078】本発明の結果、ウインド・パネルの少なく
とも1つの面に取付けたガスケットを有するウインド・
パネルを含む車輛用ウインド・パネルのアセンブリが得
られ、このガスケットは多相組織を有する溶融処理可能
材料から形成する。このガスケットを形成するために使
用する溶融処理可能材料は、ガラス質領域と粘性流動領
域によって境界を設定され、熱転移温度の点の間に位置
するゴム質の台地を表す特性を更に示す。車輛用パネル
・アセンブリの好適な実施例では、ガスケット材料は、
24℃未満の第1熱転移温度を有し、これは0℃未満で
あるのが好ましく、−20℃未満であるのが最も好まし
い。第2熱転移温度は60℃超であり、これは80℃超
であるのが好ましく、100℃超であるのが最も好まし
い。これらの熱転移温度を有する溶融処理可能材料は、
ブロック共重合体、物理的混合物とアロイ、多相グラフ
ト共重合体と上記を相互に混合したまたは他の重合体を
混合した混合物によって基本的に構成された重合体のグ
ループから選択するのが好ましく、この場合この結果得
られた混合物によって本発明の目的が達成される。この
車輛用ウインド・パネル・アセンブリは、ウインド・パ
ネルとガスケットの間でこのウインド・パネルの少なく
とも1つの面に接合したフリット層を有するのが更に好
ましい。更に、接着促進化合物をガスケットとフリット
層の間またはガスケットとこのガスケットを受け入れる
ウインド・パネルの1つの面の間に堆積させることがで
きる。1つ以上の取付部材をガスケット部材内でこれか
ら延びるように取付、これによってウインド・パネル・
アセンブリを車輛内に取付ける。このような取付部材
は、ガスケット内に包み込まれたベース部とガスケット
から延びて車輛と係合するシャフト部を有する。このよ
うな取付部材は、少なくとも部分的にガスケット材料に
よって取り囲まれたヘッド部とこのヘッドからガスケッ
トの外に延びて車輛と係合するシャフトを有するスタッ
ドを有する。このスタッドのヘッドは、ガスケット材料
によってウインド・パネルから間隔を有しているのが好
ましい。スタッドのヘッド部を少なくとも部分的に包み
込む代替案として、このヘッド部を、ウレタン系、アク
リル系、シリコーン系またはエポキシ系の接着剤のよう
な適当な接着剤を使用して直接ガスケット材料に接着す
ることもできる。
【0079】
【発明の効果】本発明によるガスケット材料の選択方法
を使用し、これによって選択した材料を使用してウイン
ドに1つの側部、2つの側部または3つの側部に包み込
み体を製作すれば、モジュール型のウインド・アセンブ
リを作ることができ、このウインド・アセンブリは車輛
がその有効寿命中に遭遇する広範な環境に対してよりよ
く適合するものであり、この場合ガスケット・アセンブ
リがウインド・パネルを車輛に接着しなくなるという危
険は大幅に削減される。ここで説明した方法と教示に従
ってガスケット材料を選択することによって、1つの側
部、2つの側部または3つの側部にガスケットを設けた
ウインド・パネルをガスケット材料とウインド・パネル
・アセンブリの間の接合を劣化させることなく取付部材
を使用してウインドの開口部に取付けることができる。
このような選択を行う結果、接合を阻害することなく長
期間に渡る動的及び静的負荷に耐えることのできる改良
したウインド・パネル・アセンブリが得られ、この場合
部分的にガスケットに包み込まれたまたはガスケット内
で浮動しているスタッドのような全ての取付部材は確実
に保持することができる。ウインド・パネル・アセンブ
リの寿命が長くなる結果、車輛の所有者は実質的な倹約
が可能になりまたメーカにとっては保証作業に由来する
修理コストが削減される。このような改良したモジュー
ル型のウインド・パネル・アセンブリは種々の車輛に有
用であり、特にこれが有用であるのは面積の大きいウイ
ンドであり、また特に乗用車、ミニバン、バン、トラッ
ク及びバスのフロント・ウインド、リア・ウインド、サ
イド・ウインド、及びサンルーフのような面積の大きい
面一に取付けたグレージング(フロント及びリア・ウイ
ンド及びミニバンと大型のサイド・ウインドの場合いず
れもウインド・パネルの重量は少なくとも5Kgであ
る)であり、これらのウインド・パネルの面積は少なく
とも約350平方インチである。
【0080】上記の説明は、好適な実施例のみに関する
ものであると考えられる。本発明の変形例は当業者と本
発明を利用する人々によって起想することが可能であ
る。従って、図面に示し上で説明した実施例は単に例示
目的のためのみのものであり、上記の請求項によって規
定した本発明の範囲を限定することを意図するものでは
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】車輛のウインド・パネルの斜視図である。
【図2】ウインドの開口部を形成する貫通するウインド
・パネルのガスケット内の取付部材を示すウインド・パ
ネルの周縁部の断面図である。
【図3】本発明による種々の1つの側部と2つの側部の
包み込みガスケットの他の形状を示す。
【図4】本発明による種々の1つの側部と2つの側部の
包み込み体ガスケットの他の形状を示す。
【図5】本発明による種々の1つの側部と2つの側部の
包み込み体ガスケットの他の形状を示す。
【図6】本発明による種々の1つの側部と2つの側部の
包み込み体ガスケットの他の形状を示す。
【図7】多相組織を有するモデルとしての材料の弾力性
保存係数と温度の関係の曲線を示すグラフである。
【図8】従来のPVC(単相)ガスケット材料の弾力性
保存係数と温度の関係を示すグラフである。
【図9】幾つかの材料の多相組織を示す。
【図10】幾つかの材料の多相組織を示す。
【図11】幾つかの材料の多相組織を示す。
【図12】幾つかの材料の多相組織を示す。
【図13】種々の温度に於ける種々の材料の温度の関数
としてのクリープ歪みを示すグラフである。
【図14】種々の温度に於ける種々の材料の温度の関数
としてのクリープ歪みを示すグラフである。
【図15】種々の温度に於ける種々の材料の温度の関数
としてのクリープ歪みを示すグラフである。
【図16】種々の温度に於ける種々の材料の温度の関数
としてのクリープ歪みを示すグラフである。
【図17】ウインド・パネルの1つの面上に静的スペー
サ、ガスケット、またはグロメットを挿入して成形する
のに適した射出成形装置の1実施例の側部断面図であ
る。
【図18】2枚のガラス・パネルの上に静的スペーサ、
ガスケット、またはグロメットを同時に挿入して成形す
るのに適した射出成形装置の他の実施例の側部断面図で
ある。
【図19】2枚のガラス・パネルの上にスペーサ、また
はガスケットを同時に挿入して成形するのに適した射出
成形装置の更に他の実施例の側部断面図であり、尚モー
ルド・キャビティ内に懸垂した取付部材を示す。
【図20】少なくと2枚のガラス・パネルの周辺に同時
に3つの側部の包み込み体を挿入して成形するのに適し
た射出成形装置の更に他の実施例の側部断面図である。
【図21】少なくとも2つのウインド・パネル・アセン
ブリに静的スペーサまたはガスケットを同時に形成する
ために使用するスタック型キャビティの射出成形装置の
1実施例と、どのように各ウインド・パネルをモールド
内に取付けるかを示す側部断面図である。
【図22】スタック型キャビティの射出成形装置の動作
とウインド・パネルにガスケットを同時に形成する成形
プロセスを示す。
【図23】スタック型キャビティの射出成形装置の動作
とウインド・パネルにガスケットを同時に形成する成形
プロセスを示す。
【図24】スタック型キャビティの射出成形装置の動作
とウインド・パネルにガスケットを同時に形成する成形
プロセスを示す。
【図25】スタック型キャビティの射出成形装置の動作
とウインド・パネルにガスケットを同時に形成する成形
プロセスを示す。
【図26】本発明で使用する幾つかの接着剤プライマの
接着特性を示すグラフである。
【図27】種々の材料の弾力性保存係数と温度の関係を
プロットしたグラフを示す。
【符号の説明】
10 車輛 12′ピンチフランジ 12 ウインドの開口部 14 ウインド・アセンブリ 16 パネル 18、20、32 表面 22 周縁部 24 フリット層 25 接着促進化合物 26、46、60、60′、69 ガスケット 28 ガスケット本体 30 第1面 34 チャンネル 36、38 フランジ 40 取り付け部材 42 シャフト 44 ヘッド部 45 固定部材

Claims (114)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウインド・パネル;上記のウインド・パ
    ネルの少なくとも1つの面に取付けたガスケットであっ
    て、多相組織を有する溶融処理可能材料から形成した上
    記のガスケット;及び上記のウインド・パネル・アセン
    ブリを車輛に取付けるために上記のガスケット内に部分
    的に包み込まれて当該ガスケット内で浮動する少なくと
    も1つの取付部材;によって構成されることを特徴とす
    る車輛用ウインド・パネル・アセンブリ。
  2. 【請求項2】 上記の溶融処理可能材料は:上記の溶融
    処理可能材料がより剛性の高い相からより可撓性の高い
    相に転移する第1熱転移温度;及び上記の溶融処理可能
    材料がより可撓性の高い相からより粘性の高い流動相に
    転移する第2熱転移温度;を更に有することを特徴とす
    る請求項1記載の車輛用ウインド・パネル。
  3. 【請求項3】 上記の溶融処理可能材料は、その弾力性
    保存係数内にゴム質の台地を更に示し、上記のゴム質の
    台地は−50℃乃至+150℃の温度範囲に現れ、上記
    のゴム質の台地は約50℃以下で現れ始めることを特徴
    とする請求項2記載の車輛用ウインド・パネル・アセン
    ブリ。
  4. 【請求項4】 上記の第1熱転移温度は24℃未満であ
    ることを特徴とする請求項3記載の車輛用ウインド・パ
    ネル・アセンブリ。
  5. 【請求項5】 上記の第1熱転移温度は0℃未満である
    ことを特徴とする請求項3記載の車輛用ウインド・パネ
    ル・アセンブリ。
  6. 【請求項6】 上記の第1熱転移温度は−20℃未満で
    あることを特徴とする請求項3記載の車輛用ウインド・
    パネル・アセンブリ。
  7. 【請求項7】 上記の第2熱転移温度は60℃超である
    ことを特徴とする請求項3記載の車輛用ウインド・パネ
    ル・アセンブリ。
  8. 【請求項8】 上記の第2熱転移温度は80℃超である
    ことを特徴とする請求項3記載の車輛用ウインド・パネ
    ル・アセンブリ。
  9. 【請求項9】 上記の第2熱転移温度は100℃超であ
    ることを特徴とする請求項3記載の車輛用ウインド・パ
    ネル・アセンブリ。
  10. 【請求項10】 上記の溶融処理可能材料は、ブロック
    共重合体、物理的混合物とアロイ、2相のグラフト共重
    合体、及びこれらの組み合わせによって構成されたグル
    ープから選択した重合体材料によって構成されることを
    特徴とする請求項1記載の車輛用ウインド・パネル・ア
    センブリ。
  11. 【請求項11】 上記のウインド・パネルと上記のガス
    ケットの間で上記のウインド・パネルの上記の少なくと
    も1つの面に接合されたフリット層を更に有することを
    特徴とする請求項1記載の車輛用ウインド・パネル・ア
    センブリ。
  12. 【請求項12】 上記のガスケットと上記のフリット層
    の間に堆積した接着促進化合物を更に有することを特徴
    とする請求項11記載の車輛用ウインド・パネル・アセ
    ンブリ。
  13. 【請求項13】 上記のガスケットと上記のウインド・
    パネルの上記の1つの面の間に堆積した接着促進化合物
    を更に有することを特徴とする請求項1記載の車輛用ウ
    インド・パネル・アセンブリ。
  14. 【請求項14】 上記のガスケットに取付られ上記のガ
    スケットから延びて上記のウインド・パネル・アセンブ
    リを上記の車輛に取付ける複数の取付部材を更に有する
    ことを特徴とする請求項13記載の車輛用ウインド・パ
    ネル・アセンブリ。
  15. 【請求項15】 上記の少なくとも1つの取付部材は、
    上記のガスケット内で浮動するベース部と上記のガスケ
    ットから延びて上記の車輛に係合するシャフト部を有す
    るファスナを有することを特徴とする請求項1記載の車
    輛用ウインド・パネル・アセンブリ。
  16. 【請求項16】 上記の少なくとも1つの取付部材は、
    上記のガスケット内で浮動すると共に上記のガスケット
    によって少なくとも部分的に取り囲まれたヘッド部と上
    記のヘッド部から上記のガスケット外に延びて上記の車
    輛に係合するシャフトを有するスタッドを有することを
    特徴とする請求項14記載の車輛用ウインド・パネル・
    アセンブリ。
  17. 【請求項17】 上記のスタッドは上記のガスケットの
    一部によって上記のウインド・パネルから間隔を有して
    いることを特徴とする請求項16記載の車輛用ウインド
    ・パネル・アセンブリ。
  18. 【請求項18】 上記の重合体材料は、スチレン/ブタ
    ジエン/スチレン・エラストマ、スチレン/エチレン/
    ブタジエン/スチレン・エラストマ、コポリエステル・
    エラストマ、ポリエーテル・ブロック・アミド、熱可塑
    性ウレタン、メタクリレート/ブタジエン/スチレン・
    エラストマ、ポリプロピレン/EPDM混合物、ポリ塩
    化ビニリデン/エチレン・ビニル・アセテート混合物、
    PVC/エチレン・ターポリマ混合物、及びPVC/ニ
    トリルゴム混合物の1つによって構成されることを特徴
    とする請求項10記載の車輛用ウインド・パネル。
  19. 【請求項19】 上記の重合体材料は、熱可塑性ウレタ
    ン、ポリエーテル・ブロック・アミド、ポリプロピレン
    /EPDM混合物、及びコポリエステルの1つであるこ
    とを特徴とする請求項10記載の車輛用ウインド・パネ
    ル。
  20. 【請求項20】 上記の重合体材料は、熱可塑性ウレタ
    ンであることを特徴とする請求項10記載の車輛用ウイ
    ンド・パネル・アセンブリ。
  21. 【請求項21】 上記の重合体材料は、ポリエーテル・
    ブロック・アミドであることを特徴とする請求項10記
    載の車輛用ウインド・パネル。
  22. 【請求項22】 上記の重合体材料は、ポリプロピレン
    /EPDM混合物であることを特徴とする請求項10記
    載の車輛用ウインド・パネル。
  23. 【請求項23】 上記の車輛は、乗用車、ミニバン、バ
    ン、トラック及びバスの1つであることを特徴とする請
    求項1記載の車輛用ウインド・パネル。
  24. 【請求項24】 上記のウインド・パネルは、上記の車
    輛のサイド・ウインド、フロント・ウインド、サンルー
    フ、及びリア・ウインドの1つであることを特徴とする
    請求項23記載の車輛用ウインド・パネル。
  25. 【請求項25】 上記のウインド・パネルは、少なくと
    も約3Kgの重量と少なくとも約350平方インチの面
    積を有することを特徴とする請求項24記載の車輛用ウ
    インド・パネル。
  26. 【請求項26】 車輛に対してウインド・パネルを長期
    間に渡って接合するガスケットを設けた車輛用ウインド
    ・パネル・アセンブリを製作する場合に使用する溶融処
    理可能材料を選択する方法に於いて、上記の方法は:温
    度の関数としての溶融処理可能材料の弾力性保存係数を
    測定するステップ;上記の測定ステップによって集めた
    データ点をプロットして第1曲線を作成するステップ;
    及び上記のデータ点によって作成した上記の第1曲線
    が、ガラス質の領域、ゴム質の台地、及び粘性流動領域
    を示しているかどうかを判定するステップ;によって構
    成されることを特徴とする方法。
  27. 【請求項27】 等式タンジェントδ=E″/E′によ
    って表すプロットと温度の関係によって定義した第2曲
    線の最も顕著なピークによってガスケット材料に対する
    第1熱転移温度を選択するステップを更に有し、ここで
    E′は上記のガスケット材料の弾力性保存係数であり、
    E″は上記のガスケット材料の損失係数であることを特
    徴とする請求項26記載の方法。
  28. 【請求項28】 上記の第1曲線の上記のゴム質領域の
    第1接線と上記の第1曲線の上記の粘性流動領域の第2
    接線を設定することによって第2熱転移温度を選択する
    ステップを更に有し、上記の第2熱転移温度は上記の第
    1及び第2線の交点によって識別することを特徴とする
    請求項26記載の方法。
  29. 【請求項29】 周縁部を有するウインド・パネルを設
    けるステップ;多相組織を有する溶融処理可能材料を選
    択するステップ;及び上記の選択した溶融処理可能材料
    から上記の周縁部に沿ってまたはその近傍で上記のウイ
    ンド・パネルの少なくとも1つの面にガスケットを形成
    するステップ;によって構成されることを特徴とする車
    輛用ウインド・パネル・アセンブリを製作する方法。
  30. 【請求項30】 上記のガスケット内に取付部材を配設
    するステップを更に有し、上記の取付部材は上記のウイ
    ンド・パネルから間隔を有していることを特徴とする請
    求項29記載の方法。
  31. 【請求項31】 上記の溶融処理可能材料を選択する上
    記のステップは、スチレン/ブタジエン/スチレン・エ
    ラストマ、スチレン/エチレン/ブタジエン/スチレン
    ・エラストマ、コポリエステル・エラストマ、ポリエー
    テル・ブロック・アミド、熱可塑性ウレタン、メタクリ
    レート/ブタジエン/スチレン・エラストマ、ポリプロ
    ピレン/EPDM混合物、ポリ塩化ビニリデン/エチレ
    ン・ビニル・アセテート混合物、PVC/エチレン・タ
    ーポリマ混合物、及びPVC/ニトリルゴム混合物によ
    って基本的に構成されるグループから重合体を選択する
    ステップを有することを特徴とする請求項30記載の方
    法。
  32. 【請求項32】 上記の重合体材料を選択するステップ
    は、上記の熱可塑性ウレタン、上記のポリエーテル・ブ
    ロック・アミド、上記のポリプロピレン/EPDM混合
    物、及び上記のコポリエステル・エラストマの1つを選
    択するステップを有することを特徴とする請求項31記
    載の方法。
  33. 【請求項33】 上記の重合体材料を選択するステップ
    は、上記の熱可塑性ウレタンを選択するステップを有す
    ることを特徴とする請求項32記載の方法。
  34. 【請求項34】 上記の重合体材料を選択するステップ
    は、上記のポリエーテル・ブロック・アミドを選択する
    ステップを有することを特徴とする請求項32記載の方
    法。
  35. 【請求項35】 上記の重合体材料を選択するステップ
    は、、ポリプロピレン/EPDM混合物を選択するステ
    ップを有することを特徴とする請求項32記載の方法。
  36. 【請求項36】 上記の車輛は、乗用車、ミニバン、バ
    ン、トラック及びバスの1つを有することを特徴とする
    請求項30記載の方法。
  37. 【請求項37】 上記のウインド・パネルを設けるステ
    ップは、上記の車輛のサイド・ウインド、フロント・ウ
    インド、サンルーフ、及びリア・ウインドの少なくとも
    1つを設けるステップを有することを特徴とする請求項
    36記載の方法。
  38. 【請求項38】 上記のウインド・パネルを設けるステ
    ップは、少なくとも約3Kgの重量と少なくとも約35
    0平方インチの面積を有する上記のウインド・パネルを
    設けるステップを有することを特徴とする請求項37記
    載の方法。
  39. 【請求項39】 上記のウインド・パネルの上記の少な
    くとも1つの面に接着促進化合物を塗布するステップを
    更に有することを特徴とする請求項30記載の方法。
  40. 【請求項40】 上記のウインド・パネルの上記の少な
    くとも1つの面にフリット層を有する上記のウインド・
    パネルを設けるステップを有することを特徴とする請求
    項30記載の方法。
  41. 【請求項41】 上記の溶融処理可能材料を選択するス
    テップは、ブロック共重合体、物理的混合物とアロイ、
    2相のグラフト共重合体、及びこれらを相互に混合した
    混合物から基本的に構成された重合体のグループから選
    択を行うステップを有することを特徴とする請求項29
    記載の方法。
  42. 【請求項42】 上記の溶融処理可能材料を選択する上
    記のステップは、スチレン/ブタジエン/スチレン・エ
    ラストマ、スチレン/エチレン/ブタジエン/スチレン
    ・エラストマ、コポリエステル・エラストマ、ポリエー
    テル・ブロック・アミド、熱可塑性ウレタン、メタクリ
    レート/ブタジエン/スチレン・エラストマ、ポリプロ
    ピレン/EPDM混合物、ポリ塩化ビニリデン/エチレ
    ン・ビニル・アセテート混合物、PVC/エチレン・タ
    ーポリマ混合物、及びPVC/ニトリルゴム混合物によ
    って基本的に構成されるグループから選択を行うステッ
    プを有することを特徴とする請求項41記載の方法。
  43. 【請求項43】 上記の溶融処理可能材料を選択する上
    記のステップは、熱可塑性ウレタン、ポリエーテル・ブ
    ロック・アミド、ポリプロピレン/EPDM混合物、及
    びコポリエステルの1つを選択するステップを有するこ
    とを特徴とする請求項41記載の方法。
  44. 【請求項44】 上記の溶融処理可能材料を選択する上
    記のステップは、熱可塑性ウレタンを選択するステップ
    を有することを特徴とする請求項41記載の方法。
  45. 【請求項45】 上記の溶融処理可能材料を選択する上
    記のステップは、ポリエーテル・ブロック・アミドを選
    択するステップを有することを特徴とする請求項41記
    載の方法。
  46. 【請求項46】 上記の溶融処理可能材料を選択する上
    記のステップは、ポリプロピレン/EPDM混合物を選
    択するステップを有することを特徴とする請求項41記
    載の方法。
  47. 【請求項47】 上記の溶融処理可能材料は、硝子質
    相、ゴム質の台地、及び粘性流動相を有する重合体材料
    から選択することを特徴とする請求項29記載の方法。
  48. 【請求項48】 上記の選択ステップは、第1および第
    2熱転移温度を有する溶融処理可能材料を選択するステ
    ップを更に有することを特徴とする請求項47記載の方
    法。
  49. 【請求項49】 上記の第1熱転移温度は、24℃未
    満、好ましくは0℃未満、最も好ましくは−20℃未満
    であることを特徴とする請求項48記載の方法。
  50. 【請求項50】 上記の第2熱転移温度は、60℃超、
    好ましくは80℃超、最も好ましくは100℃超である
    ことを特徴とする請求項49記載の方法。
  51. 【請求項51】 ウインド・パネル;上記のウインド・
    パネルの少なくとも1つの面に取付けたガスケットであ
    って、温度の関数としての溶融処理可能材料の弾力性保
    存係数の対数を測定することによって選択した多相組織
    を有する溶融処理可能材料から形成した上記のガスケッ
    ト;上記のガスケット内で浮動する一端と上記のガスケ
    ットから延びてウインドの開口部内で上記のウインド・
    パネルを保持する他端を有する少なくとも1つのファス
    ナ;を有することを特徴とする請求項26記載の方法に
    よって製作した製品。
  52. 【請求項52】 周縁部を有するウインド・パネル;少
    なくとも1つの多相組織を有する溶融処理可能材料から
    上記の周縁部の周囲またはその近傍で上記のウインド・
    パネルの少なくとも1つの面に形成した重合体のガスケ
    ット;および上記の重合体のガスケット内で浮動し上記
    のガスケットから延びる複数のファスナ;を有すること
    を特徴とする請求項28記載の方法によって製作した製
    品。
  53. 【請求項53】 上記の溶融処理可能材料は、熱可塑性
    ウレタンを有することを特徴とする請求項1記載の車両
    用ウインド・パネル・アセンブリ。
  54. 【請求項54】 上記の溶融処理可能材料は、ポリプロ
    ピレン/EPDM混合物を有することを特徴とする請求
    項1記載の車両用ウインド・パネル・アセンブリ。
  55. 【請求項55】 上記の溶融処理可能材料は、ポリエー
    テル・ブロック・アミドを有することを特徴とする請求
    項1記載の車両用ウインド・パネル・アセンブリ。
  56. 【請求項56】 上記のガスケットは、1つの側部を有
    する包み込み体と2つの側部を有する包み込み体の1つ
    であることを特徴とする請求項1記載の車両用ウインド
    ・パネル・アセンブリ。
  57. 【請求項57】 ウインド・パネル;上記のウインド・
    パネルの面に取付けたガスケット;及び上記のガスケッ
    トによって部分的に包み込まれ、上記のガスケット内に
    浮動して上記のウインド・パネルを車輛に取付ける少な
    くとも1つの取付部材;によって構成され、 上記のガスケットは1つの側部を有する包み込み体と2
    つの側部を有する包み込み体の1つであり;上記のガス
    ケットは多相組織と架橋可能な重合体の配合物の少なく
    とも1つを有する溶融処理可能材料から形成した;こと
    を特徴とする車両用ウインド・パネル・アセンブリ。
  58. 【請求項58】上記のガスケットは、多相組織を有する
    溶融処理可能材料から形成したことを特徴とする請求項
    57記載の車両用ウインド・パネル・アセンブリ。
  59. 【請求項59】 上記の溶融処理可能材料は、ブロック
    共重合体、物理的混合物とアロイ、2相のグラフト共重
    合体、及びこれらの組み合わせによって構成されたグル
    ープから選択した重合体材料によって構成されることを
    特徴とする請求項58記載の車両用ウインド・パネル・
    アセンブリ。
  60. 【請求項60】 上記の重合体材料は、スチレン/ブタ
    ジエン/スチレン・エラストマ、スチレン/エチレン/
    ブタジエン/スチレン・エラストマ、コポリエステル・
    エラストマ、ポリエーテル・ブロック・アミド、熱可塑
    性ウレタン、メタクリレート/ブタジエン/スチレン・
    エラストマ、ポリプロピレン/EPDM混合物、ポリ塩
    化ビニリデン/エチレン・ビニル・アセテート混合物、
    PVC/エチレン・ターポリマ混合物、及びPVC/ニ
    トリルゴム混合物の1つによって構成されることを特徴
    とする請求項59記載の車両用ウインド・パネル・アセ
    ンブリ。
  61. 【請求項61】 上記の重合体は、上記の熱可塑性ウレ
    タン、上記のポリエーテル・ブロック・アミド、上記の
    ポリプロピレン/EPDM混合物、及び上記のコポリエ
    ステル・エラストマの少なくとも1つを有することを特
    徴とする請求項60記載の車両用ウインド・パネル・ア
    センブリ。
  62. 【請求項62】 上記の重合体は、上記の熱可塑性ウレ
    タンであることを特徴とする請求項61記載の車両用ウ
    インド・パネル・アセンブリ。
  63. 【請求項63】 上記の重合体は、上記のポリエーテル
    ・ブロック・アミドであることを特徴とする請求項62
    記載の車両用ウインド・パネル・アセンブリ。
  64. 【請求項64】 上記の重合体は、上記のポリプロピレ
    ン/EPDM混合物であることを特徴とする請求項62
    記載の車両用ウインド・パネル・アセンブリ。
  65. 【請求項65】 上記のガスケットは、架橋可能な配合
    物を有する溶融処理可能材料から形成することを特徴と
    する請求項57記載の車両用ウインド・パネル・アセン
    ブリ。
  66. 【請求項66】 上記の架橋可能な配合物は、不飽和領
    域を有する重合体のバックボーンを有することを特徴と
    する請求項65記載の車両用ウインド・パネル・アセン
    ブリ。
  67. 【請求項67】 上記の架橋可能な配合物は、SBRエ
    ラストマとEPDMエラストマの1つを有することを特
    徴とする請求項66記載の車両用ウインド・パネル・ア
    センブリ。
  68. 【請求項68】 上記のガスケットは、上記のEPDM
    エラストマによって構成されることを特徴とする請求項
    67記載の車両用ウインド・パネル・アセンブリ。
  69. 【請求項69】 上記の架橋可能な配合物は、反応可能
    な成分を有する重合体の配合物によって構成されること
    を特徴とする請求項65記載の車両用ウインド・パネル
    ・アセンブリ。
  70. 【請求項70】 上記の反応可能な成分は、プレオキサ
    イドによって構成されることを特徴とする請求項69記
    載の車両用ウインド・パネル・アセンブリ。
  71. 【請求項71】 上記のガスケットは、EPMエラスト
    マによって構成されることを特徴とする請求項70記載
    の車両用ウインド・パネル・アセンブリ。
  72. 【請求項72】 上記のガスケットは、成形装置によっ
    て形成することを特徴とする請求項57記載の車両用ウ
    インド・パネル・アセンブリ。
  73. 【請求項73】 上記の成形装置は、射出成形装置によ
    って構成されることを特徴とする請求項72記載の車両
    用ウインド・パネル・アセンブリ。
  74. 【請求項74】 上記の射出成形装置は、スタック型キ
    ャビティ・モールドによって構成されることを特徴とす
    る請求項73記載の車両用ウインド・パネル・アセンブ
    リ。
  75. 【請求項75】 上記のスタック型キャビティ・モール
    ドは少なくとも2つのキャビティによって構成され、上
    記のモールドは成形期間中約150℃乃至220℃の範
    囲の温度に保持することを特徴とする請求項74記載の
    車両用ウインド・パネル・アセンブリ。
  76. 【請求項76】 上記のスタック型キャビティ・モール
    ドは、1,500トン以下のクランプ・トン数によって
    閉じることを特徴とする請求項74記載の車両用ウイン
    ド・パネル・アセンブリ。
  77. 【請求項77】 上記のガスケットは、熱可塑性ウレタ
    ン、ポリプロピレン/EPDM混合物、コポリマ・エラ
    ストマ、ポリエーテル・ブロック・アミド及びEPDM
    エラストマの少なくとも1つから形成することを特徴と
    する請求項57記載の車両用ウインド・パネル・アセン
    ブリ。
  78. 【請求項78】 上記のガスケットは、上記の熱可塑性
    ウレタンから形成することを特徴とする請求項77記載
    の車両用ウインド・パネル・アセンブリ。
  79. 【請求項79】 上記のガスケットは、上記のポリプロ
    ピレン/EPDM混合物から形成することを特徴とする
    請求項77記載の車両用ウインド・パネル・アセンブ
    リ。
  80. 【請求項80】 上記のガスケットは、上記のEPDM
    エラストマから形成することを特徴とする請求項77記
    載の車両用ウインド・パネル・アセンブリ。
  81. 【請求項81】 上記のガスケットは、上記のポリエー
    テル・ブロック・アミドから形成することを特徴とする
    請求項77記載の車両用ウインド・パネル・アセンブ
    リ。
  82. 【請求項82】 上記の車輛は、乗用車、ミニバン、バ
    ン、トラック及びバスの1つであることを特徴とする請
    求項57記載の車両用ウインド・パネル・アセンブリ。
  83. 【請求項83】 上記のウインド・パネルは、上記の車
    輛のサイド・ウインド、フロント・ウインド、サンルー
    フ、及びリア・ウインドの少なくとも1つを有すること
    を特徴とする請求項82記載の車両用ウインド・パネル
    ・アセンブリ。
  84. 【請求項84】 上記のウインド・パネルは、少なくと
    も約3Kgの重量と少なくとも約350平方インチの面
    積を有することを特徴とする請求項83記載の車両用ウ
    インド・パネル・アセンブリ。
  85. 【請求項85】 上記のガスケットは、スペーサ・シー
    ルであることを特徴とする請求項84記載の車両用ウイ
    ンド・パネル・アセンブリ。
  86. 【請求項86】 上記のガスケットは、リップ・シール
    であることを特徴とする請求項84記載の車両用ウイン
    ド・パネル・アセンブリ。
  87. 【請求項87】 上記のガスケットは、バルブ・シール
    であることを特徴とする請求項84記載の車両用ウイン
    ド・パネル・アセンブリ。
  88. 【請求項88】 上記のウインド・パネルは、上記の車
    輛と面一に取付けることを特徴とする請求項84記載の
    車両用ウインド・パネル・アセンブリ。
  89. 【請求項89】 上記の少なくとも1つの取付部材は、
    上記のガスケット内で浮動すると共に上記のガスケット
    によって少なくとも部分的に取り囲まれたヘッドと上記
    のヘッドから上記のガスケット外に延びて上記の車輛に
    係合するシャフトを有するスタッドを有することを特徴
    とする請求項57記載の車両用ウインド・パネル・アセ
    ンブリ。
  90. 【請求項90】 上記の少なくとも1つの取付部材は、
    上記のガスケット内で浮動するベースと上記のガスケッ
    トから延びて上記の車輛に係合するシャフト部を有する
    ファスナを有することを特徴とする請求項57記載の車
    両用ウインド・パネル・アセンブリ。
  91. 【請求項91】 ウインド・パネル;上記のウインド・
    パネルの面に取付けたガスケットであって、溶融処理可
    能材料から形成した上記のガスケット;及び上記のガス
    ケットによって部分的に包み込まれ、上記のガスケット
    内で浮動して上記のウインド・パネルを車輛に取付ける
    少なくとも1つの取付部材;によって構成され、 上記のガスケットは1つの側部を有する包み込み体と2
    つの側部を有する包み込み体の少なくとも1つであり;
    ここで、上記の溶融処理可能材料は、熱可塑性ウレタ
    ン、ポリエーテル・ブロック・アミド、ポリプロピレン
    /EPDM混合物、コポリエステル、SBR、EPD
    M、EPM、及びこれらの組み合わせの少なくとも1つ
    によって構成されることを特徴とする車両用ウインド・
    パネル・アセンブリ。
  92. 【請求項92】 上記の溶融処理可能材料は、上記の熱
    可塑性ウレタン、上記のポリプロピレン/EPDM混合
    物及び上記のEPDMの少なくとも1つによって構成さ
    れることを特徴とする請求項91記載の車両用ウインド
    ・パネル・アセンブリ。
  93. 【請求項93】 乗用車、ミニバン、バン、トラック及
    びバスによって基本的に構成されたグループから選択し
    た車輛を更に有することを特徴とする請求項91記載の
    車両用ウインド・パネル・アセンブリ。
  94. 【請求項94】 上記のウインド・パネルは、上記の車
    輛のサイド・ウインド、フロント・ウインド、サンルー
    フ、及びリア・ウインドの少なくとも1つを有すること
    を特徴とする請求項93記載の車両用ウインド・パネル
    ・アセンブリ。
  95. 【請求項95】 上記のウインド・パネルは、少なくと
    も約3Kgの重量と少なくとも約350平方インチの面
    積を有することを特徴とする請求項94記載の車両用ウ
    インド・パネル・アセンブリ。
  96. 【請求項96】 上記の少なくとも1つの取付部材は、
    上記のガスケット内で浮動すると共に上記のガスケット
    によって少なくとも部分的に取り囲まれたヘッドと上記
    のヘッドから上記のガスケット外に延びて上記の車輛に
    係合するシャフトを有するスタッドを有することを特徴
    とする請求項91記載の車両用ウインド・パネル・アセ
    ンブリ。
  97. 【請求項97】 上記の少なくとも1つの取付部材は、
    上記のガスケット内で浮動するベース部と上記のガスケ
    ットから延びて上記の車輛に係合するシャフト部を有す
    るファスナを有することを特徴とする請求項91記載の
    車両用ウインド・パネル・アセンブリ。
  98. 【請求項98】 上記のガスケットは、スペーサ・シー
    ルであることを特徴とする請求項95記載の車両用ウイ
    ンド・パネル・アセンブリ。
  99. 【請求項99】 上記のガスケットは、リップ・シール
    であることを特徴とする請求項95記載の車両用ウイン
    ド・パネル・アセンブリ。
  100. 【請求項100】 上記のガスケットは、バルブ・シー
    ルであることを特徴とする請求項95記載の車両用ウイ
    ンド・パネル・アセンブリ。
  101. 【請求項101】 上記のウインド・パネルは、上記の
    車輛と面一に取付けることを特徴とする請求項95記載
    の車両用ウインド・パネル・アセンブリ。
  102. 【請求項102】 上記のガスケットは、成形装置によ
    って形成することを特徴とする請求項91記載の車両用
    ウインド・パネル・アセンブリ。
  103. 【請求項103】 上記の成形装置は、射出成形装置に
    よって構成されることを特徴とする請求項102記載の
    車両用ウインド・パネル・アセンブリ。
  104. 【請求項104】 上記の射出成形装置は、スタック型
    キャビティ・モールドによって構成されることを特徴と
    する請求項103記載の車両用ウインド・パネル・アセ
    ンブリ。
  105. 【請求項105】 上記のスタック型キャビティ・モー
    ルドは、少なくとも2つのキャビティによって構成さ
    れ、上記のモールドは成形期間中約150℃乃至220
    ℃の範囲の温度に保持することを特徴とする請求項10
    4記載の車両用ウインド・パネル・アセンブリ。
  106. 【請求項106】 上記のスタック型キャビティ・モー
    ルドは、1,500トン以下のクランプ・トン数によっ
    て閉じることを特徴とする請求項104記載の車両用ウ
    インド・パネル・アセンブリ。
  107. 【請求項107】 上記の溶融処理可能材料は、SB
    R、EPDM、EPM、熱可塑性ウレタン、ポリプロピ
    レン/EPDM混合物及びこれらの組み合わせの」少な
    くとも1つによって構成されることを特徴とする請求項
    103記載の車両用ウインド・パネル・アセンブリ。
  108. 【請求項108】 上記の溶融処理可能材料は、上記の
    EPDMによって構成されることを特徴とする請求項1
    07記載の車両用ウインド・パネル・アセンブリ。
  109. 【請求項109】 上記の溶融処理可能材料は、上記の
    熱可塑性ウレタンによって構成されることを特徴とする
    請求項96記載の車両用ウインド・パネル・アセンブ
    リ。
  110. 【請求項110】 上記の溶融処理可能材料は、上記の
    熱可塑性ウレタによって構成されることを特徴とする請
    求項97記載の車両用ウインド・パネル・アセンブリ。
  111. 【請求項111】 上記のウインド・パネルは、乗用
    車、ミニバン、バン、トラック及びバスの1つのサイド
    ・ウインド、フロント・ウインド、リア・ウインド、及
    びサンルーフの少なくとも1つであることを特徴とする
    請求項30記載の車両用ウインド・パネル・アセンブ
    リ。
  112. 【請求項112】 上記のウインド・パネルは、少なく
    とも約3Kgの重量と少なくとも約350平方インチの
    面積を有することを特徴とする請求項111記載の車両
    用ウインド・パネル・アセンブリ。
  113. 【請求項113】 上記のガスケットは、1つの側部を
    有する包み込み体と2つの側部を有する包み込み体の1
    つであることを特徴とする請求項25記載の車両用ウイ
    ンド・パネル・アセンブリ。
  114. 【請求項114】 上記の重合体ガスケットは、1つの
    側部を有する包み込み体と2つの側部を有する包み込み
    体の1つであることを特徴とする請求項52記載の車両
    用ウインド・パネル・アセンブリ。
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