JPH0851447A - 通信システム - Google Patents
通信システムInfo
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- JPH0851447A JPH0851447A JP6204567A JP20456794A JPH0851447A JP H0851447 A JPH0851447 A JP H0851447A JP 6204567 A JP6204567 A JP 6204567A JP 20456794 A JP20456794 A JP 20456794A JP H0851447 A JPH0851447 A JP H0851447A
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- output
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の電子機器をP1394シリアルバス等
の通信制御バスで接続し、これら電子機器間で通信を行
うシステムにおいて、各機器の論理名を用いずにデータ
のソースとなる入力機器を選択する。 【構成】 P1394シリアルバスに接続されている機
器A〜Eに、入力選択キー1及び出力状態表示LED2
を設ける。出力状態表示LED2は同期通信データを出
力していない時は消灯している。また、出力中の時は点
灯している。さらに、他の機器から入力機器として選択
された時は点滅する。
の通信制御バスで接続し、これら電子機器間で通信を行
うシステムにおいて、各機器の論理名を用いずにデータ
のソースとなる入力機器を選択する。 【構成】 P1394シリアルバスに接続されている機
器A〜Eに、入力選択キー1及び出力状態表示LED2
を設ける。出力状態表示LED2は同期通信データを出
力していない時は消灯している。また、出力中の時は点
灯している。さらに、他の機器から入力機器として選択
された時は点滅する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、制御信号とデータを混
在させることのできる通信制御バスで複数の電子機器
(以下「機器」という。)を接続し、これらの機器間で
データの通信を行うシステム、特に各々の機器がシステ
ム内の他の所望の機器からデータを入力する際に、デー
タのソースとなる入力機器を選択する方法に特徴を有す
る通信システムに関する。
在させることのできる通信制御バスで複数の電子機器
(以下「機器」という。)を接続し、これらの機器間で
データの通信を行うシステム、特に各々の機器がシステ
ム内の他の所望の機器からデータを入力する際に、デー
タのソースとなる入力機器を選択する方法に特徴を有す
る通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオテープレコーダ(以下「V
TR」という。)、テレビ受信機(以下「TV」とい
う。)、カメラ一体型VTR(以下「CAM」とい
う。)、コンピュータ等の機器を制御信号とデータを混
在させることのできる通信制御バスで接続し、これらの
機器間で制御信号及びデータを送受信する通信システム
としては、P1394シリアルバスを用いた通信システ
ムが考えられている。
TR」という。)、テレビ受信機(以下「TV」とい
う。)、カメラ一体型VTR(以下「CAM」とい
う。)、コンピュータ等の機器を制御信号とデータを混
在させることのできる通信制御バスで接続し、これらの
機器間で制御信号及びデータを送受信する通信システム
としては、P1394シリアルバスを用いた通信システ
ムが考えられている。
【0003】まず、図8を参照しながらこのような通信
システムの一例を説明する。この通信システムは、機器
A,B,C,D,Eを備えている。これらの機器は、前
記したように、VTR、CAM、コンピュータ等であ
る。そして、機器Aと機器Bの間、機器Aと機器Cの
間、機器Cと機器Dの間、及び機器Cと機器Eの間は、
P1394シリアルバスのケーブルで接続されている。
各機器はP1394シリアルバスのケーブルから入力さ
れる制御信号及びデータを中継する機能を備えているの
で、このシステムは、図9のように各機器が共通のP1
394シリアルバスに接続されている通信システムと等
価である。
システムの一例を説明する。この通信システムは、機器
A,B,C,D,Eを備えている。これらの機器は、前
記したように、VTR、CAM、コンピュータ等であ
る。そして、機器Aと機器Bの間、機器Aと機器Cの
間、機器Cと機器Dの間、及び機器Cと機器Eの間は、
P1394シリアルバスのケーブルで接続されている。
各機器はP1394シリアルバスのケーブルから入力さ
れる制御信号及びデータを中継する機能を備えているの
で、このシステムは、図9のように各機器が共通のP1
394シリアルバスに接続されている通信システムと等
価である。
【0004】バスを共有している機器における信号の伝
送は、図10に示すように、所定の通信サイクル(例、
125μs)毎に時分割多重によって行われる。そし
て、デジタルAV信号のようなデータを一定のデータレ
ートで連続的に伝送する同期(Isochronou
s)通信と、接続制御コマンドなどの制御信号を必要に
応じて不定期に伝送する非同期(Asynchrono
us)通信の両方を行うことができる。
送は、図10に示すように、所定の通信サイクル(例、
125μs)毎に時分割多重によって行われる。そし
て、デジタルAV信号のようなデータを一定のデータレ
ートで連続的に伝送する同期(Isochronou
s)通信と、接続制御コマンドなどの制御信号を必要に
応じて不定期に伝送する非同期(Asynchrono
us)通信の両方を行うことができる。
【0005】通信サイクルの始めにはサイクルスタート
パケットCSPがあり、それに続いて同期通信パケット
を送信する期間が設定される。同期通信パケットそれぞ
れにチャンネル番号1,2,3 ,・・・Nを付けること
により、複数の同期通信を行うことが可能である。そし
て、送信すべき全てのチャンネルの同期通信パケットの
送信が終了した後、次のサイクルスタートパケットCS
Pまでの期間が非同期通信に使用される。
パケットCSPがあり、それに続いて同期通信パケット
を送信する期間が設定される。同期通信パケットそれぞ
れにチャンネル番号1,2,3 ,・・・Nを付けること
により、複数の同期通信を行うことが可能である。そし
て、送信すべき全てのチャンネルの同期通信パケットの
送信が終了した後、次のサイクルスタートパケットCS
Pまでの期間が非同期通信に使用される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように構成された
通信システムにおいて、各機器で入力機器、すなわち自
分にデータを入力するソースとなる相手の機器、を選択
する場合について考える。
通信システムにおいて、各機器で入力機器、すなわち自
分にデータを入力するソースとなる相手の機器、を選択
する場合について考える。
【0007】複数のアナログAV機器をアナログAVケ
ーブルで接続し、その間でアナログAV信号の送受信を
行うシステムであれば、接続相手毎に入力端子を設ける
ことによりのその入力端子の番号(ライン1,2,・・
・)から入力機器を区別することが可能である。
ーブルで接続し、その間でアナログAV信号の送受信を
行うシステムであれば、接続相手毎に入力端子を設ける
ことによりのその入力端子の番号(ライン1,2,・・
・)から入力機器を区別することが可能である。
【0008】ところが、前記P1394シリアルバスを
用いた通信システムでは、各機器は同じ入力端子から他
の機器が送信したデータを受信するので、入力端子の番
号から入力機器を区別することはできない。そこで、ユ
ーザーが予め各機器に論理名(VTR1,VTR2,T
V1等)を設定すると共に、各機器での入力機器の選択
時に設定した論理名を表示することが考えられている。
用いた通信システムでは、各機器は同じ入力端子から他
の機器が送信したデータを受信するので、入力端子の番
号から入力機器を区別することはできない。そこで、ユ
ーザーが予め各機器に論理名(VTR1,VTR2,T
V1等)を設定すると共に、各機器での入力機器の選択
時に設定した論理名を表示することが考えられている。
【0009】しかしながら、このようにするためには、
各機器に論理名の設定及び表示の機能が必要である。ま
た、ユーザーは設定した論理名を正確に記憶しているこ
とが必要であるため、通信システムを構成する機器数が
多くなった場合には、記憶違いによる選択の誤りを起こ
す恐れがある。
各機器に論理名の設定及び表示の機能が必要である。ま
た、ユーザーは設定した論理名を正確に記憶しているこ
とが必要であるため、通信システムを構成する機器数が
多くなった場合には、記憶違いによる選択の誤りを起こ
す恐れがある。
【0010】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであって、各機器の論理名を用いずに
入力機器の選択を可能にした通信システムを提供するこ
とを目的とする。
めになされたものであって、各機器の論理名を用いずに
入力機器の選択を可能にした通信システムを提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、複数の機器を通信制御バスで接続し、こ
れら機器間で通信を行うシステムにおいて、通信制御バ
スに対してデータを出力する機能を有する機器に、通信
制御バスに対するデータの出力状態を表示する手段を設
けたことを特徴とするものである。
に、本発明は、複数の機器を通信制御バスで接続し、こ
れら機器間で通信を行うシステムにおいて、通信制御バ
スに対してデータを出力する機能を有する機器に、通信
制御バスに対するデータの出力状態を表示する手段を設
けたことを特徴とするものである。
【0012】ここで、データの出力状態を表示する手段
は、例えばLED等の発光素子である。そして、入力機
器として選択された時には、データが出力可能か不可能
かに応じて異なる表示を行う。また、データ出力中にさ
らに入力機器として選択された時には、表示状態を一時
的に変化させる。
は、例えばLED等の発光素子である。そして、入力機
器として選択された時には、データが出力可能か不可能
かに応じて異なる表示を行う。また、データ出力中にさ
らに入力機器として選択された時には、表示状態を一時
的に変化させる。
【0013】
【作用】本発明によれば、通信制御バスに対してデータ
を出力する機能を有する機器では、データの出力状態が
表示される。データの出力状態の表示は、例えばLED
等の発光素子により、データを出力していない時には消
灯し、出力している時には点灯し、他の機器から入力機
器として選択された時には、点滅するように構成する。
また、他の機器から入力機器として選択された時に、デ
ータ出力が可能な場合には点滅後点灯し、データ出力が
不可能な場合には点滅後消灯する。そして、データ出力
中にさらに入力機器として選択された時には、点滅後再
び点灯する。
を出力する機能を有する機器では、データの出力状態が
表示される。データの出力状態の表示は、例えばLED
等の発光素子により、データを出力していない時には消
灯し、出力している時には点灯し、他の機器から入力機
器として選択された時には、点滅するように構成する。
また、他の機器から入力機器として選択された時に、デ
ータ出力が可能な場合には点滅後点灯し、データ出力が
不可能な場合には点滅後消灯する。そして、データ出力
中にさらに入力機器として選択された時には、点滅後再
び点灯する。
【0014】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照しな
がら詳細に説明する。図1は本発明を適用した機器の構
成を示すブロック図である。各機器は、入力選択キー
1、出力状態表示LED2、マイクロコントローラ3、
同期通信データ処理ブロック4、及び通信レイヤー処理
ブロック5を備えている。
がら詳細に説明する。図1は本発明を適用した機器の構
成を示すブロック図である。各機器は、入力選択キー
1、出力状態表示LED2、マイクロコントローラ3、
同期通信データ処理ブロック4、及び通信レイヤー処理
ブロック5を備えている。
【0015】入力選択キー1は、ユーザーが入力機器を
選択する際に操作するキーである。また、出力状態表示
LED2は、その機器における同期通信データの出力状
態を表示する素子である。
選択する際に操作するキーである。また、出力状態表示
LED2は、その機器における同期通信データの出力状
態を表示する素子である。
【0016】マイクロコントローラ3は、入力選択キー
1の状態を読み込み、他の機器に対して同期通信データ
の出力要求や同期通信データの出力停止要求を行うため
のコマンドを作成する。また、他の機器から、同期通信
データの出力要求や出力停止要求を受け取ると、通信レ
イヤー処理ブロック5に通信チャンネルの獲得要求や通
信チャンネルの放棄要求を送出する。さらに、同期通信
データの出力状態に応じて出力状態表示LED2の表示
状態を制御する。
1の状態を読み込み、他の機器に対して同期通信データ
の出力要求や同期通信データの出力停止要求を行うため
のコマンドを作成する。また、他の機器から、同期通信
データの出力要求や出力停止要求を受け取ると、通信レ
イヤー処理ブロック5に通信チャンネルの獲得要求や通
信チャンネルの放棄要求を送出する。さらに、同期通信
データの出力状態に応じて出力状態表示LED2の表示
状態を制御する。
【0017】同期通信データ処理ブロック4は、この機
器がVTRであればデジタルAV信号の記録・再生処理
部やチューナー部であり、TVであればモニター部やチ
ューナー部である。
器がVTRであればデジタルAV信号の記録・再生処理
部やチューナー部であり、TVであればモニター部やチ
ューナー部である。
【0018】通信レイヤー処理ブロック5は、同期通信
パケットや非同期通信パケットのフォーマットをP13
94シリアルバス上のフォーマットと同期通信データ処
理ブロック4やマイクロコントローラ3におけるフォー
マットとの間で相互に変換する処理、バスの使用権の獲
得・放棄等の物理レイヤー及びリンクレイヤーの処理を
行う。
パケットや非同期通信パケットのフォーマットをP13
94シリアルバス上のフォーマットと同期通信データ処
理ブロック4やマイクロコントローラ3におけるフォー
マットとの間で相互に変換する処理、バスの使用権の獲
得・放棄等の物理レイヤー及びリンクレイヤーの処理を
行う。
【0019】図2に本発明を適用したAV通信システム
の一例を示す。このAV通信システムは5台のVTR
(VTR−A、VTR−B、VTR−C、VTR−D、
VTR−E)を備えている。そして、この通信システム
では、各VTRはバス上に独立に2チャンネル(チャン
ネル1、チャンネル2)の同期通信データを流すことが
できる。
の一例を示す。このAV通信システムは5台のVTR
(VTR−A、VTR−B、VTR−C、VTR−D、
VTR−E)を備えている。そして、この通信システム
では、各VTRはバス上に独立に2チャンネル(チャン
ネル1、チャンネル2)の同期通信データを流すことが
できる。
【0020】図3に本発明を適用したVTRにおける出
力状態表示LED2の表示状態と同期通信データの出力
状態との関係を示す。同期通信データを出力していない
時は消灯している。また、出力中の時は点灯している。
さらに、他の機器から入力機器として選択された時は点
滅する。
力状態表示LED2の表示状態と同期通信データの出力
状態との関係を示す。同期通信データを出力していない
時は消灯している。また、出力中の時は点灯している。
さらに、他の機器から入力機器として選択された時は点
滅する。
【0021】以下図4を参照しながら、VTR−Cから
出力されたデジタルAV信号をVTR−Dが入力する場
合について具体的に説明する。なお、この図において、
実線で表示されている入力選択キーは現在押されている
ことを示す。
出力されたデジタルAV信号をVTR−Dが入力する場
合について具体的に説明する。なお、この図において、
実線で表示されている入力選択キーは現在押されている
ことを示す。
【0022】まず、VTR−Dの入力選択キーを一回押
す。すると、図4(a)のようにVTR−Aの出力状態
表示LEDが点灯する。この時、VTR−Aからデジタ
ルAV信号が出力され、VTR−Dはこれを受信してい
る。〔図4(a)〕
す。すると、図4(a)のようにVTR−Aの出力状態
表示LEDが点灯する。この時、VTR−Aからデジタ
ルAV信号が出力され、VTR−Dはこれを受信してい
る。〔図4(a)〕
【0023】次にもう一度VTR−Dの入力選択キーを
押す。すると、VTR−AはデジタルAV信号の出力を
停止し、その出力状態表示LEDが消灯する。そして、
VTR−BからデジタルAV信号が出力され、その出力
状態表示LEDが点灯する。〔図4(b)〕
押す。すると、VTR−AはデジタルAV信号の出力を
停止し、その出力状態表示LEDが消灯する。そして、
VTR−BからデジタルAV信号が出力され、その出力
状態表示LEDが点灯する。〔図4(b)〕
【0024】さらにもう一度VTR−Dの入力選択キー
を押す。今度は同様にVTR−Cが選択され、VTR−
DはVTR−Cが出力したデジタルAV信号を受信する
ことができる。〔図4(c)〕
を押す。今度は同様にVTR−Cが選択され、VTR−
DはVTR−Cが出力したデジタルAV信号を受信する
ことができる。〔図4(c)〕
【0025】また、VTR−BがすでにデジタルAV信
号を出力中であり、それをVTR−Eが受信していた時
に、さらにVTR−DがVTR−Bを選択した場合は、
VTR−Bの出力表示状態LEDはすでに点灯している
ので、再選択されたことをユーザーに知らせるために5
秒間点滅し再び点灯する。〔図4(d)〕
号を出力中であり、それをVTR−Eが受信していた時
に、さらにVTR−DがVTR−Bを選択した場合は、
VTR−Bの出力表示状態LEDはすでに点灯している
ので、再選択されたことをユーザーに知らせるために5
秒間点滅し再び点灯する。〔図4(d)〕
【0026】また、各VTRがデジタルAV信号の入力
と出力を同時に行えないものとすると、VTR−CがV
TR−BからデジタルAV信号を受信中の時に、VTR
−DがVTR−Cを選択した場合、VTR−Cの出力状
態表示LEDは5秒間点滅し再び消灯する。〔図4
(e)〕
と出力を同時に行えないものとすると、VTR−CがV
TR−BからデジタルAV信号を受信中の時に、VTR
−DがVTR−Cを選択した場合、VTR−Cの出力状
態表示LEDは5秒間点滅し再び消灯する。〔図4
(e)〕
【0027】次に図5〜図7を参照しながら、図4の動
作を実現するためのマイクロコントローラの処理を説明
する。入力選択を行う機器では、図5のS1で入力選択
キーを監視し、押されるとS2へ移る。S2では、出力
要求先の機器である機器Xを設定する。本実施例では機
器XにはまずVTR−Aが設定される。そして、次にこ
の処理を行う時はVTR−Bに設定され、以下VTR−
C,VTR−Eが設定され、さらにまたVTR−Aに設
定される。
作を実現するためのマイクロコントローラの処理を説明
する。入力選択を行う機器では、図5のS1で入力選択
キーを監視し、押されるとS2へ移る。S2では、出力
要求先の機器である機器Xを設定する。本実施例では機
器XにはまずVTR−Aが設定される。そして、次にこ
の処理を行う時はVTR−Bに設定され、以下VTR−
C,VTR−Eが設定され、さらにまたVTR−Aに設
定される。
【0028】なお、ここでVTR−A,B,C,Eに出
力要求を送信するためには、バス上で各VTRを識別す
ることが必要であるが、それにはP1394シリアルバ
ス上のノードIDを用いればよい。このノードIDは、
各機器をP1394シリアルバスで接続して通信システ
ムを構成した時に、IEEE−P1394で規定する手
法により各機器に自動的に付与される物理アドレスであ
る。
力要求を送信するためには、バス上で各VTRを識別す
ることが必要であるが、それにはP1394シリアルバ
ス上のノードIDを用いればよい。このノードIDは、
各機器をP1394シリアルバスで接続して通信システ
ムを構成した時に、IEEE−P1394で規定する手
法により各機器に自動的に付与される物理アドレスであ
る。
【0029】S2で出力要求先機器を設定したら、S3
でいま自分がデジタルAV信号を受信しているチャンネ
ルがあるかどうか調べる。受信していなければ、S6で
機器Xへ出力要求を送信する。もし受信していれば、S
4でそのチャンネルに出力している機器へ出力停止要求
を送信する。そして、S5で要求先の機器から処理終了
を受信した後にS6へ移る。
でいま自分がデジタルAV信号を受信しているチャンネ
ルがあるかどうか調べる。受信していなければ、S6で
機器Xへ出力要求を送信する。もし受信していれば、S
4でそのチャンネルに出力している機器へ出力停止要求
を送信する。そして、S5で要求先の機器から処理終了
を受信した後にS6へ移る。
【0030】ここで図6を参照しながら、S5の出力停
止要求を受けた機器の処理を説明する。まず、S11で
出力停止要求コマンドが来ていれば、S12へ移る。そ
して、S12で出力停止要求を送信した機器以外の機器
から出力要求を受けて出力しているかどうか確認する。
(各機器は、出力要求を受けた場合、要求元の機器を出
力停止要求を受けるまで記憶しているので、出力要求を
受けて出力しているかどうかわかる。)そして、出力し
ていなければ、S13で出力を停止し、出力状態表示L
EDを消灯した後、S15で出力停止要求コマンドを送
信した機器へ処理終了を送信する。S12でYESの場
合には、S14で出力状態表示LEDを5秒間点滅し、
その後点灯する。そして、S15へ移る。
止要求を受けた機器の処理を説明する。まず、S11で
出力停止要求コマンドが来ていれば、S12へ移る。そ
して、S12で出力停止要求を送信した機器以外の機器
から出力要求を受けて出力しているかどうか確認する。
(各機器は、出力要求を受けた場合、要求元の機器を出
力停止要求を受けるまで記憶しているので、出力要求を
受けて出力しているかどうかわかる。)そして、出力し
ていなければ、S13で出力を停止し、出力状態表示L
EDを消灯した後、S15で出力停止要求コマンドを送
信した機器へ処理終了を送信する。S12でYESの場
合には、S14で出力状態表示LEDを5秒間点滅し、
その後点灯する。そして、S15へ移る。
【0031】次に、図7を参照しながら、S6の出力要
求を受けた機器の処理を説明する。まず、S21で出力
要求を受けていれば、S22へ移る。S22では、すで
にデジタルAV信号を出力中かどうか調べる。
求を受けた機器の処理を説明する。まず、S21で出力
要求を受けていれば、S22へ移る。S22では、すで
にデジタルAV信号を出力中かどうか調べる。
【0032】そして、出力中でなければ、S23で出力
可能かどうか調べる。例えば自分が入力中であるか、ま
たはバスのチャンネルが2つとも使用されていて出力で
きないかどうか調べる。その結果出力可能であれば、S
24で出力状態表示LEDを点灯し、出力を開始する。
そして、S27でVTR−Dへ出力チャンネル番号を知
らせる。S23で出力不可能であれば、S25で出力状
態表示LEDを5秒間点滅し、その後消灯する。そし
て、S28でVTR−Dへ出力不可を知らせる。
可能かどうか調べる。例えば自分が入力中であるか、ま
たはバスのチャンネルが2つとも使用されていて出力で
きないかどうか調べる。その結果出力可能であれば、S
24で出力状態表示LEDを点灯し、出力を開始する。
そして、S27でVTR−Dへ出力チャンネル番号を知
らせる。S23で出力不可能であれば、S25で出力状
態表示LEDを5秒間点滅し、その後消灯する。そし
て、S28でVTR−Dへ出力不可を知らせる。
【0033】S22で出力中であれば、S26で出力状
態表示LEDを5秒間点滅し、その後点灯する。そし
て、S27へ移る。
態表示LEDを5秒間点滅し、その後点灯する。そし
て、S27へ移る。
【0034】再び図5の説明を行う。VTR−Dは、S
7で、出力要求を行った機器Xから応答を待つ。そし
て、応答が来たらS8へ移る。S8では応答の内容から
機器XがデジタルAV信号の出力に成功したかどうか識
別し、成功していれば、すなわち機器Xがチャンネル番
号を知らせて来ていれば、S9でそのチャンネルを受信
する。もしS8で機器XがデジタルAV信号の出力が不
可であれば、入力を行わずにS1へ移る。
7で、出力要求を行った機器Xから応答を待つ。そし
て、応答が来たらS8へ移る。S8では応答の内容から
機器XがデジタルAV信号の出力に成功したかどうか識
別し、成功していれば、すなわち機器Xがチャンネル番
号を知らせて来ていれば、S9でそのチャンネルを受信
する。もしS8で機器XがデジタルAV信号の出力が不
可であれば、入力を行わずにS1へ移る。
【0035】なお、出力状態の表示はLEDだけでな
く、ランプ、LCD等により行うことも可能である。ま
た、文字を表示できる表示デバイスの場合、「出力
中」、「選択された」等の文字を表示することも可能で
ある。さらに、前記実施例は5台のVTRを備えたAV
通信システムであったが、本発明はTV、CAM等を備
えたAV通信システム、コンピュータデータの通信シス
テム等にも適用できる。
く、ランプ、LCD等により行うことも可能である。ま
た、文字を表示できる表示デバイスの場合、「出力
中」、「選択された」等の文字を表示することも可能で
ある。さらに、前記実施例は5台のVTRを備えたAV
通信システムであったが、本発明はTV、CAM等を備
えたAV通信システム、コンピュータデータの通信シス
テム等にも適用できる。
【0036】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、通信制御バスに対してデータを出力する機能を有
する機器において、データの出力状態(出力していな
い、出力中、選択された等)が表示される。したがっ
て、各機器の論理名を設定し、それらを表示する機能が
不要になるので、機器の設計が容易になり、コストを抑
えられる。また、入力機器の選択操作を行うと、選択さ
れた機器自身が選択されたことを表示するので、入力機
器を誤選択する恐れがなくなる。
れば、通信制御バスに対してデータを出力する機能を有
する機器において、データの出力状態(出力していな
い、出力中、選択された等)が表示される。したがっ
て、各機器の論理名を設定し、それらを表示する機能が
不要になるので、機器の設計が容易になり、コストを抑
えられる。また、入力機器の選択操作を行うと、選択さ
れた機器自身が選択されたことを表示するので、入力機
器を誤選択する恐れがなくなる。
【図1】本発明を適用した機器の構成を示すブロック図
である。
である。
【図2】本発明を適用したAV通信システムの一例を示
す図である。
す図である。
【図3】本発明を適用したVTRにおける出力状態表示
LED2の表示状態と同期通信データの出力状態との関
係を示す図である。
LED2の表示状態と同期通信データの出力状態との関
係を示す図である。
【図4】入力選択の具体例を示す図である。
【図5】入力選択を行う機器の処理を示すフローチャー
トである。
トである。
【図6】出力停止要求を受けた機器の処理を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図7】出力要求を受けた機器の処理を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図8】P1394シリアルバスを用いた通信システム
の一例を示す図である。
の一例を示す図である。
【図9】図10の通信システムを等価的に記載した図で
ある。
ある。
【図10】P1394シリアルバスを用いた通信システ
ムにおける通信サイクルの一例を示す図である。
ムにおける通信サイクルの一例を示す図である。
1…入力選択キー、2…出力状態表示LED
Claims (4)
- 【請求項1】 複数の電子機器を通信制御バスで接続
し、該電子機器間でデータの通信を行うシステムにおい
て、 前記通信制御バスに対してデータを出力する機能を有す
る電子機器に、前記通信制御バスに対するデータの出力
状態を表示する手段を設けたことを特徴とする通信シス
テム。 - 【請求項2】 データの出力状態を表示する手段が発光
素子である請求項1記載の通信システム。 - 【請求項3】 入力機器として選択された時には、デー
タが出力可能か不可能かに応じて異なる表示を行う請求
項1又は2記載の通信システム。 - 【請求項4】 データ出力中にさらに入力機器として選
択された時には、表示状態を一時的に変化させる請求項
1、2又は3記載の通信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6204567A JPH0851447A (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | 通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6204567A JPH0851447A (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | 通信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0851447A true JPH0851447A (ja) | 1996-02-20 |
Family
ID=16492613
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6204567A Pending JPH0851447A (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | 通信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0851447A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002509628A (ja) * | 1997-06-25 | 2002-03-26 | サムソン エレクトロニクス カンパニー リミテッド | ブラウザー基盤の改善されたホームネットワーク命令及び制御 |
US6574741B1 (en) | 1998-10-13 | 2003-06-03 | Yamaha Corporation | Communications apparatus with light emitting elements |
WO2005018223A1 (ja) * | 2003-08-19 | 2005-02-24 | Olympus Corporation | ネットワークシステム及びネットワークシステムの操作対象装置識別方法 |
JP2013093911A (ja) * | 2013-02-18 | 2013-05-16 | Hitachi Ltd | Av機器 |
-
1994
- 1994-08-05 JP JP6204567A patent/JPH0851447A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002509628A (ja) * | 1997-06-25 | 2002-03-26 | サムソン エレクトロニクス カンパニー リミテッド | ブラウザー基盤の改善されたホームネットワーク命令及び制御 |
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US7518633B2 (en) | 2003-08-19 | 2009-04-14 | Olympus Corporation | Network system for identifying controlled device selected as operating target by control device on network, and identifying method of device as operating target on network system |
JP2013093911A (ja) * | 2013-02-18 | 2013-05-16 | Hitachi Ltd | Av機器 |
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Date | Code | Title | Description |
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A02 | Decision of refusal |
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