JPH08512335A - 底部供給−上部抜出しガス化装置 - Google Patents
底部供給−上部抜出しガス化装置Info
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Abstract
(57)【要約】
熱反応器と機械式ガスクリーナー、間接熱交換冷却器、及び生成したガスを清浄化し、冷却するための静電沈降分離器を備えた、固体廃棄物のためのガス化装置。供給物質は、空気導入マニホールド及びノズル上で上方向に熱反応器の中央セクションへ連続的に供給され、層状仕込みを形成する。供給物質は、上方に反応器中心から外側へ移動するにつれ、灰に還元される。攪拌器が、熱粒子生成物及び熱ガスとの間の接触を確保し、供給物質のガス化と熱反応器の側壁への総運動をもたらし、灰を生成させる。空気導入ノズルは火格子として作用する。灰は側壁に沿って反応器ベースへ下降し、除去される。機械式クリーナーは、高速回転ブラシ状ガス分離部材とスクレーパーとの組み合わせを有し、これにより凝縮タール及び粒子が生成ガス流から除去される。本装置は、凝縮したタール及び粒子が高速回転ブリストル部材上に凝集し、適切な大きさ及び塊となったとき遠心力により筒状側壁へ投棄されそこでスクレーパーが蓄積した物質を除去しこれが分離器ベースに落下して除去されるという点で、自己清浄化性のものである。絶縁されたアームにより一端から懸垂された筒状ブラシ状電極により、残りの粒子もしくはエーロゾルが生成物ガスから除去される。
Description
【発明の詳細な説明】
底部供給−上部抜出しガス化装置
発明の背景
技術分野
本発明は固体有機物質のガス化に関する。特に、本発明は、エネルギー製造に
用いられる燃焼性ガスを製造し及び/又は熱分解有機物質からの化学成分を回収
する有機固体物質のガス化に関する。
従来の技術
有機固体物質の分解蒸留から燃焼性ガスを製造するガス化は従来技術において
知られており、熱分解反応を維持するために有機物質の少なくとも一部の燃焼熱
の利用を伴っている。ガス化する有機物質はガス化反応器に、典型的にはその頂
部から導入される。空気のような酸素含有ガスが熱反応器に有機物質の下から導
入されて燃焼帯を形成し、そこでガス化工程の残部が燃焼してガス化反応に必要
な熱を生成する。燃焼帯からの熱ガスは導入空気によって有機物質塊を通って上
部に送られる。加熱空気とガスは有機物質の分解蒸留、及び、次の式:
CxHyOz+O
=C+CO+CO2+Cx1-xnHy1-ynOz1-zn
のような反応に従って水素、一酸化炭素及び炭化水素を含む他の炭素含有ガスの
発生を生じる。
所望の出力が内燃機関、ボイラー、タービン又は加熱装置
に用いるのに適した燃焼性生成物ガスである効率的なガス化装置においては、燃
焼性生成物中の遊離炭素は最小限にするか効率的にゼロにすべきである。更に、
二酸化炭素の量は最小限にすべきである。
熱ガス化反応器の設計の重要な観点は、熱反応用の熱を生成する燃料を提供す
る燃焼帯へガス化帯から炭素含有固体生成物の効率的な取出しを図りながら効率
的なガス化を促進するために、新たに導入される有機物質と燃焼帯からの熱空気
及びガスの緊密な接触のための装置である。有機物質の多くはガス化反応器の作
業条件下で大きな凝集塊又はクリンカーを形成して、反応器を通る物質及び撹拌
機のような移動部品の動作を停止させることがある。
米国特許第4,445,910号明細書(1984)でツインマーマンは、おがくずのよう
なセルロース系廃棄物を処理するのに特に適したガスを発生しかつ炭(char)を
製造する熱分解システムを示し、反応器室の基部に供給物質を上向に供給し、空
気を室の側壁の回りに放射状に供給している。生成物ガスをクリーニングするシ
ステムも開示されている。ツインマーマンのシステムはおがくずのような微細に
分割された物質の処理には効率的であるが、粒径が大きい物質やクリンカーを形
成し易い物質は、固体取出し機構の配置がかなり制限されているためにツインマ
ーマンの反応器に供給するには不適当である。ツインマーマンのシステムは、ツ
インマーマンの反応器配置が炭に反応して灰(ash)にしないので、本発明のガ
ス化方法よりは熱分解方法を実施することを指向している。
米国特許第4,614,523号明細書(1986)でソアレスは、下向きの空気導入ノズ
ル及び反応器冷却ジャケットを有する廃木材及びバイオマス用の下流ガス化機(
gasifier)を開示している。然し、ソアレスのシステムは複雑な構造で、一定の
供給物質が用いられたときに生成物ガス状流出物が運ぶタールや微粒子(partic
ulates)の沈積によってガス流通路が詰まることがあり、微細物質の多くが床を
通る空気流を制限する。
米国特許第4,971,599号明細書(1990)でコルデル等は、供給物質が反応器の
基部に上向きに供給されるバイオマスガス化機を開示している。コルデル等の反
応器における(火)格子(grate)の存在は、一定の供給物質が用いられるとき
にクリンカーによる詰まりを生じる。
固体のガス化及び熱蒸留システムで遭遇する他の問題は、微粒子及びタールの
あるガス状流出物の取扱いである。エネルギー回収に有用な生成物になる前に、
タール及び微粒子は除かなければならないし、ガスは冷却しなければならない。
微粒子及び凝縮タールは導管、冷却器、及び分離器を詰まらせ易い。米国特許第
4,069,133号明細書(1978)でウンバーフェルスは、熱蒸留ユニットの頭上導管
をクリーニングし凝縮タール及び微粒子を工程に戻す回転らせん形装置を示して
いる。ウンバーフェルスの装置は、蒸留ユニットに戻るガス状流出物からタール
及び微粒子を除くために蒸留ユニットからのガス状流出物出口の点で活性凝縮及
びクリーニング装置を用いていない。ツインマーマンの上記の’910特許は、広
範囲のガス−液体接触装置を用いる典型的なガス精製システムを示している。こ
れらのシステムは、サイズ、高エネルギー損失、複雑さ、高液体使用、蒸発液体
からの荷重、及び詰まりと維持の問題の欠点をかかえている。
従来のガス化システムのこれらの欠点及び他の欠点が本発明のガス化システム
で対処される。本発明のガス化熱反応器は、木材及びバイオマス物質から都市固
体廃棄物、脱水下水スラッジ、中古タイヤのような物品から破棄されたゴム、プ
ラスチック、エ業工程廃棄物、医療/病院廃棄物、及び油頁岩の蒸留にわたる広
範囲の供給物質を処理する能力を提供する。本発明のシステムは、導管を通って
熱反応器の中心区画の中心に上向きに物質を連続的に供給する。供給物質がオー
ガ(auger)システムで供給点に移送されるので、燃焼帯で熱固体に露出される
導管を通して予熱される。次いで予熱された供給物質は続いて導入される供給物
質によって上向きにされてガス化帯に入り、そこで階層化投入物を形成し、燃焼
帯から上方に移動する熱ガス及びガス化反応の熱(微)粒子生成物と接触する。
供給物質は反応器の中心部から上方及び外部に移動するので灰になり、既知の他
のガス化器に比較して出力ガス状流出物のタール及び油が少なくなる。撹拌機は
熱微粒子生成物と物質のガス化で生じる熱ガスとの効率的な接触、及び熱微粒子
生成物の熱反応器の側壁へのネット移動を確保する。微粒子物質が最終的に側壁
に到達すると灰が生成され重力で下に落下する。物質の完全揮発化はこの段階で
起こり、製造されるガスが部分的に揮発するので、熱反応器
からの出力ガス状流出物は既知のガス化器で製造されるより少ないタールを含ん
でいる。この微粒子物質と灰の熱混合物は側壁に沿い、供給導管の周囲及び空気
導入ノズルの間を燃焼帯に降下する。空気導入ノズルのデザインが特異であるた
め、通常の格子は必要でない。空気導入ノズルは、格子として機能するように反
応器側壁の内面と一体化したマニホールドから放射状に内側に向いている。然し
、ノズルは反応器壁の近傍により広いスペースがあるので、クリンカーはノズル
構造を通って容易に移動する。反応器の中心近傍で形成されるクリンカーはゆっ
くりと外側へ側壁に向かって移動し、そこでノズルの間を落下する。熱マニホー
ルド及びノズルを通って移動することによって予熱された空気はノズルによって
燃焼帯に下向きに向けられる。灰は反応器の下部区域から除かれ、機械式ブレー
カーを用いて灰の除去を妨げることになる凝集体(agglomerates)又はクリンカ
ーを破壊し細かく砕く。攪拌機も灰の流動の助けになる。本発明の反応器は、コ
ルデル等の上記’599特許のような降下固体物質にクリンカーによる詰まりを起
こさせる格子の使用を避けると共に、ソアレスの上記’523特許におけるような
生成物ガス状流出物の除去に伴う複雑さを有する頂部供給システムを回避してい
る。本発明反応器には固体移動用の直接及び開放路が設けられており、複雑な固
体移動路が凝集物又はクリンカー含有灰を生じやすい嵩高な供給物質の処理を妨
げるツインマーマンの上記の’910特許とは対照的である。
本発明の装置は、ツインマーマンの上記の’910特許のよ
うに液体と直接接触することなくガス状流出物の効率的冷却及びクリーニングを
設けており、より効率的で信頼性のあるガス処理システムとなっている。蒸発液
体からの追加的ガスの投入はなく、液体再循環及びスプレー装置の詰まりも起こ
らない。本発明の独創的な高速回転ブラシ状分離器要素とスクレーパの組合せは
、上述したような直接液体接触の問題がなく、間接冷却ガス流から効率的にター
ル及び微粒子を除く。冷却は、内部に設けた冷却管又はユニットの外壁の冷却ジ
ャケットで提供される。ガス分離用のブラシ状要素の使用は、ホリングワースの
米国特許第2,998,099号明細書(1961)及び米国特許第2,922,489号明細書(1960
)及びモーアの米国特許第5,111,547号明細書(1992)に示されているように、
従来技術で知られているが、本発明の高速ブラシ回転と壁スクレーパの新規な組
合せは、本発明の困難なタール及び微粒子環境において極めて効率的なガス分離
を提供する。この装置はセルフクリーニングであり、凝縮したタール及び微粒子
が高速回転剛毛(ブリストル:bristle)要素に凝集し、適当な大きさで塊にな
ると遠心力によって剛毛からクリーナー側壁にとばされ、そこでスクレーパが凝
集物質を除き、分離機基部に落ちて除去される。反応器への分離されたタール及
び微粒子の再循環のための設備が設けられて、副産物を減らし、本発明システム
の効率を改良する。自動制御は、本発明の熱反応器の安全で効率的な操業を提供
する。
既知の設計の冷却モデュールを、機械分離機を出るガス状流出物を冷却するた
めに本発明システムに設ける。この冷却
モデュールは間接熱交換タイプのもので、直接にガス流への流体冷却の付加を回
避する。
新規な静電沈降分離器(electrostatic precipitator)を設けて、生成物ガス
流から残留固体及び凝縮粒子又はエアロゾルを更に除く。本発明の静電沈降分離
器はセルフクリーニングであって、そのコレクター電極の非回転円筒状ブラシ状
配置及び電極が吊下げられる独特の態様のためであり、即ち、腕の一端から一端
で垂直に吊下げられ、他の端は温度制御油浴に浸漬され、油浴の基部を通って突
出した絶縁体を介して電力源に接続されている。荷電粒子は沈降分離器の外壁に
集積し、重力によって沈降分離器の基部の回収点に流れて、回収機電極のセルフ
クリーニングを行う。静電的な荷電ブラシ状回収機要素の使用は、米国特許第2,
780,009号明細書(1957)のスティッケルの乾燥機に示されているように既知で
あるが、重力誘導セルフクリーニングを可能にする本発明のサスペンションシス
テムを教示していない。スターバの米国特許第3,111,024号明細書には、垂直に
吊下げたブラシ状ガス分離機が示されているが、静電的に荷電していないし、ガ
スの逆流を有し、そのクリーニングサイクルに活性オシレータを用いている。本
発明のシステムには、それぞれ冷却モデュールの基部及び静電沈降分離器からタ
ール及び粒子の入った凝縮物を回収し、タール、油及び微粒子を熱反応器に再循
環しながら、凝縮水を分離して除去する設備が設けられている。
発明の概要
本発明は広範囲の固体有機物質をガス化して有用な生成物ガス出力を得るシス
テム(装置)に関し、従来技術のガス化システムにおけるガスのクリーニング及
び冷却の問題及び閉塞固体の詰まりの問題を克服するものである。
本発明の目的は、処理固体による詰まりのない有機固体ガス化システムを提供
することである。
本発明の他の目的は、生成ガスの間接冷却を用いて再循環液体スプレーシステ
ムの蒸気導入及び詰まり又は取扱いの複雑な問題を回避したガス化システムを提
供することである。
本発明の更に他の目的は、固体及び供給空気の予熱における熱効率を維持する
ガス化システムを提供することである。
本発明の更に他の目的は、空気流速、入力物質供給速度の調節及び均衡化を可
能にし、炭素及び二酸化炭素出力を最小にすると共に容積生成物ガス出力及び品
質を最大にするガス化システムを提供することである。
本発明のその他の目的、利点及び新規な特徴は、以降の記載を検討することに
よって当業者に明白になるであろうし、本発明の実施によって理解できるであろ
う。本発明の目的及び利点は、特許請求の範囲に特に指摘した手段及び結合によ
って実現され、達成できる。
上記の及びその他の目的を達成するため、具体化され広く記載された本発明の
目的に従って、本発明は次のものを包含することができる。即ち、(a)出口か
ら上の熱反応器の中央区域(セクション)内に上向きにかつ空気マニホールドか
らは間隔をおいて、オーガ及び下からの供給システムで供給
される入来固体廃棄物を支持する下向きの空気入力を有する空気マニホールドを
収容した、好ましくはコニカル又は逆ピラミッド状の、テーパー付き下部ボディ
を有する円筒状熱反応器、(b)入力空気容積制御を備えた空気マニホールド注
入システム、(c)ガス化反応の大きな固体微粒子副産物を破壊するための水平
軸の回りを回転するクリンカーブレーカーシステム、(d)空気マニホールド及
び供給オーガ出口の上で作動する回転撹拌システム、(e)生成物ガスの損失を
妨げるシールを形成し、下部の予め定めた距離で終りかつ出口を有しない回転部
分を有する供給オーガ、(f)反応器内の固体物質のレベルを検知(検出)し、
空気流に対するオーガ入力速度及び物質消費速度を変更し及び均衡化するフィー
ドバック及び制御システム、(g)生成物ガス圧力を測定し、空気注入及び供給
速度を変えて一定生成物ガス圧力を維持するフィードバック及び制御システム、
(h)反応器温度を測定し、供給速度及び空気及び/又は水注入速度を変えて工
程を最適にするフィードバック及び制御システム、(i)クリーナーの壁に集積
し、遠心力でブラシからクリーナーの壁に移される微粒子を回収する、高速回転
金属ブラシ及び同心及び同軸スクレーパ機構を用いる機械式クリーナー、(j)
生成物ガスから微粒子及びエアロゾルを分離するための荷電金属ブラシを用いる
静電沈降分離器システム、(k)電気的に絶縁された沈降分離器ブラシ支持シス
テム、(l)機械式クリーナーと静電沈降分離器との間の処理ガスの冷却のため
の間接熱交換冷却機、(m)機械式クリーナーから熱反応器
へ回収固体を戻す再循環オーガ、及び(n)冷却機及び静電沈降分離器から熱反
応器へ凝縮タール及び油を戻す再循環導管である。
図面の簡単な説明
明細書に含まれ、その一部分を構成する添付の図面は、明細書の記載と共に本
発明の態様を図解するもので、本発明の原理を説明することに供される。
図1は、本発明のガス化システム10全体の正面図の略図である。
図2は、図1のオーガー供給取入れシステム(feederinput auger system)の
詳細な正面図である。
図3は、図1の熱反応器の詳細な正面図である。
図4aは、図3の空気取入れマニホールドの正面図である。
図4bは、図3の空気取入れマニホールドの底部の詳細な平面図である。
図5は、図1の機械式クリーナーの詳細な正面図である。
図6は、図1の機械式クリーナーのA−Aにおける断面図である。
図7は、図5の機械式クリーナーのフィン付管式冷却ケージの詳細な正面図で
ある。
図8は、図1の静電沈降分離器の静電絶縁及び懸架システムの詳細な正面図で
ある。
図9は、自動式固体及び空気供給制御システムを図解する本発明のガス化シス
テムの部分的正面図である。
発明の詳細な説明
本発明は、供給システム、ガス化反応器、機械式クリーナー、冷却モデュール
及び静電沈降分離器を用い、廃棄物を可燃焼ガス又は可燃焼固体材料に転換する
ためのガス化システムを提供する。廃棄物は、閉じられた反応容器内に導入され
、高められた温度において撹拌される。容器への空気入口は、3つの異なるフィ
ードバックシステムデザインの組合わせの1つにより制御され、その結果、廃棄
物材料を部分的に酸化し、及び粒子含有ガス状流出物を生産する。ガス状流出物
は、付加的な装置により機械的に洗浄され、冷却され、静電的に洗浄され、清浄
な燃焼生成物ガスが生産される。ガス化反応器のガス状流出物から除去された粒
子、タール及び油は、熱反応器内に再循環され、付加的なガス抽出に供される。
ガス状流出物から除去された水は放出される。
1ポンド当り少なくとも5,000BTUの発熱量をそれ自体又は組合わせて
有する広範な種類の固体又は半固体の有機供給原料が本発明において有用である
。有用な原料には、分類された都市及び商業廃棄物、裂かれた紙、木材廃棄物、
脱水された汚水スラッジ、廃棄タイヤ、農業廃棄物、自動車の裂かれた「くず(f
luff)」、塗料スラッジ、石炭、油田廃棄物及び炭化水素混入土壌、並びに油母
頁岩(oil shale)が含まれる。本発明のシステム内で処理する前に、液体廃棄
物を固体と混合することができる。
原料の性質に依存し、エネルギー生産のための低BTUガス、又は(タイヤあ
るいは油母頁岩からの)アスファルト材
料及びディーゼル燃料のような一連の副生成物、(多くの原料からの)アンモニ
ア、(多くの原料からの)水素、窒素、二酸化炭素などの液化ガス、並びに多様
な他の化合物を本発明のシステムの生成物として得ることができる。
図1、2及び3を参照すると、本発明のガス化システム、オーガー供給システ
ム、及び熱反応器の断面の正面図がそれぞれ示されている。本発明のガス化シス
テム(装置)10は、オーガー供給取入れシステム12により供給され、オーガ
ー供給取入れシステム12は、ガス化システム10に搭載するための廃棄物材料
投入物及び再循環された固体、タール並びに油を受容する。オーガー供給取入れ
システム12には、逆角錐台状構造の頂部供給容器(tip feeder bin)14が含
まれ、通常のデザインの箱状ロックホッパー16内に下方向に、続いて、斜めに
配置された主供給オーガー18に入る。
熱反応器20は、円錐壁23を有する逆円錐状の下方部分22、及び円柱壁2
6を有する円柱状の上方部分24を有する。熱反応器20の上方部分は、カバー
プレート28により閉じられている。熱反応器20の下方部分は、灰放出オーガ
ー30及びロックホッパー(示されず)内で終結する。上方円柱部分24には、
上方部分32及び中央部分34が含まれる。下方部分36は、上方円柱部分24
の下方部分及び下方円錐部分22に含まれる。放射状(半径方向)に延びる空気
導入ノズル40を有する空気取入れマニホールド38は、中央部分34を下方部
分36から分割するように、円柱壁26の内側表面と一体を成す。灰クリンカー
(ash clinker)破
砕器44は、灰放出オーガー30の上方の、円錐下方部分22内にある。反応器
出口ポート48は、カバープレート28内にある。反応器導管50は、反応器出
口ポート48において熱反応器20に連結される。
主供給オーガー18は、円錐壁23を貫通し、下方部分36を貫通し延び、中
央部分(セクション)34内にその中心軸に沿い上方に供給オーガー出口52を
通して排出を行う。材料撹拌機54は、中央部分34内において、供給オーガー
出口52の上に距離を保って位置する。灰放出オーガー30及びロックホッパー
(示されず)は、熱反応器20内の圧力を維持し、ガス状流出物の損失を防止す
るために閉じられている。
反応器導管50は、反応器導管50中の屈曲部62に配置される油圧(hydrau
lic)管クリーナー駆動装置60により駆動される内部回転ブラシ58を含有す
る。電動装置のような他の適切な駆動装置を用いることができる。反応器導管5
0は、機械式クリーナー70の円柱状ベース74に位置するタンジェンシャル入
口ポート72において機械式クリーナー70に連結される。機械式クリーナー7
0は、ベース74のタンジェンシャル入口ポート72の上方に位置する下方円錐
状部分76、及び円錐部分76の上方の上方円柱部分78を含む。カバープレー
ト82により機械式クリーナー70の頂部が構成される。機械式クリーナー70
の底部排出口84は開口し、供給ロックホッパー16への再循環のために、固体
が固体オーガー返路85を通過することを許容する。
機械式クリーナー70は、シャフト90上に据付けられた剛毛(ブリストル:
bristle)88を有する高速回転金属製ブラシ状エレメント(部材)86を収容
する。ブラシ状エレメント86は、上方円柱部分78内の、据えつけのフィン付
冷却ケージ92内で、1分当り約3000回転で回転する。円盤状の金属製エレ
メントであるハーモニックバランサー93は、シャフト90の下方末端に固定さ
れ、高速動作中にブラシ状エレメント86内の振動及びホイッピング(whipping
)を減少させることに役立つ。上方スクレーパーブラシ94は、フィン付冷却ケ
ージ92の外部において低速で回転する。上方スクレーパーブラシ94は、機械
式クリーナー70の上方円柱部分78の内部を掃き、下方スクレーパーブラシ9
6は、機械式クリーナー70の下方円錐部分76の内部を掃く。高速ブラシ86
は、カバープレート82に搭載された油圧モーター98により駆動される。低速
の上方及び下方スクレーパーブラシ94及び96は、モーター(示されず)によ
り1分当り約1回転で、機械式クリーナー70の円柱状ベース74から駆動され
る。機械式クリーナー70の開口底部排出口84は、固体再循環回路100に通
じる。熱反応器20及び/又は機械式クリーナー70は、熱除去のための付加的
な装置として、ボイラー−管型熱放散水ジャケット102及び104内にそれぞ
れ包まれ得る。
機械式クリーナー導管106は、インプットポート122において機械式クリ
ーナー70の出口ポート108を間接冷却モデュール120と連通する。冷却モ
デュール120は、
既知の構造(図示せず)の液体冷却式間接熱交換器を含有する。凝縮水は、冷却
器排水路124を通り冷却モデュール120を出、排水管126を通る。冷却モ
デュール120のガス出口ポート128は、冷却モデュール導管128により、
円錐状ベース132のタンジェンシャル入口ポート134において静電沈降分離
器130に同様に連結される。
静電沈降分離器130は、シールプレート138により蓋をされた円柱壁13
6を支持する円錐状ベース132により構成される。静電沈降分離器130もま
た、絶縁及び懸架システム146から懸架されたシャフト144上に固定された
剛毛142を有する絶縁され、懸架された据えつけブラシ140を含有する。絶
縁及び懸架システム146は、シールプレート138において、静電沈降分離器
130に固定される。冷却ジャケット139は、付加的な冷却のために円柱壁1
36を囲む。生成物ガスは、システム10を離れ、静電沈降分離器130の円柱
壁136の上方のシールプレート138の直下に配置される生成物ガス出口ポー
ト148を通り、生成物ガス導管149内に入る。
静電沈降分離器130の沈降分離器ベース132は、凝縮物排水管150及び
タール/油/水導管152により、既知の構造のタール/油/水分離器154に
連結される。タール/油/水分離器154は、タール/油再循環導管156によ
り、タール/油再循環ポート158において主供給オーガー18に連結され、タ
ール/油再循環回路160が完成される。タール/油/水分離器154は、放出
導管163へ導く放水
ポート162を含有する。
図2をさらに具体的に参照すると、図1の供給取入れオーガーシステムの詳細
な正面図が示されている。取入れオーガーシステム12の主供給オーガー18は
、供給管として供され、3つの材料源、すなわちロック−ホッパー16に連結さ
れた頂部供給容器14、タール/油再循環回路160及び固体再循環回路100
の固体オーガー返路85に連結される。ロックホッパー16は、オーガーの下方
起点166において、主供給オーガー18に接合する。タール/油再循環回路1
60は、タール/油再循環ポート158において主供給オーガー18に接合する
。固体オーガー返路85は、固体再循環取入れポート168において主供給オー
ガー18に接合する。主供給オーガー刃(blade)170は、主供給オーガー1
8内で回転し、供給オーガー出口52(図1参照)から特定の距離(約1.5オ
ーガー刃直径)短いところで終結する。
図3をさらに詳細に参照すると、図1の熱反応器20の詳細な正面図が示され
ている。熱反応器20の円錐状下方部分22のベース172は、灰放出オーガー
30を有する。灰クリンカー破砕機44は、円錐部分22内で灰放出オーガー3
0上に距離を保って配置される。空気マニホールド38及び空気入口174は、
熱反応器20の円柱状上方部分24の底付近に配置され、中央部分34を下方部
分36から分割する。耐火性裏打177が上方円柱部分24の内壁上に配置され
得、これは、耐火煉瓦製であり得る。材料撹拌機54及び放射状に配置された撹
拌刃178が、空気取入れマニホールド38
及び供給オーガー出口52の上方に距離を保って配置される。好ましい態様にお
いて、スクレーパー刃179が熱反応器20の上方部分32の内部壁を掃き、刃
179は、1分当り約1ないし2回転で回転する材料撹拌機54の回転シャフト
180に連結され、これにより駆動される。熱反応器20の円柱状上方部分24
のカバープレート28は、反応器出口ポート48、及びシャフト180を駆動す
る撹拌機油圧駆動モータ55を含有する。
図4aおよび4bを参照すると、図3の熱反応器の空気流入(取入れ)マニホ
ールドシステムの詳細な立面図および底面図がそれぞれ示されている。簡略にす
るために、ある種のノズルは、図4aから削除されている。空気マニホールドシ
ステム38には、酸素、酸素を含有する他のガスまたは酸化性ガスが、空気入口
174を通して供給される。空気入口マニホールド38は、断面において直交し
ている環状チャンバー182、および、環状チャンバー182から中心軸に向か
う放射状(半径方向)のマルチノズル40を有している。環状チャンバー182
は、下向きの複数の空気出口183を有し、各ノズル40は、複数の下向きの空
気出口184を有している。ノズル40は、所望の空気分布および固体流を与え
るために、種々の長さとすることができる。
図5を参照すると、図1のメカニカル(機械式)クリーナーの詳細な立面図が
示されている。熱反応器から延びている(図1参照)反応器導管50は、タンジ
ェンシャルクリーナー入口ポート185において、メカニカルクリーナー70に
接続されている。タンジエンシャルポート185は、図1のポート72の好まし
い態様であり、メカニカルクリーナー70を通過する上方への渦ガス流を引き起
こす。垂直駆動シャフト186は、メカニカルクリーナー70の下方からのび、
モーター(図示せず)によって駆動されるものであり、アーム188によって2
組のスクレーパーブラシ96に接続されている。このスクレーパーブラシは、下
部円錐状セクション76の内壁を払い除く。スクレーパーブラシ94は、アーム
189によって駆動シャフト186に接続されており、メカニカルクリーナー7
0の上部円筒セクション78の内壁を払い除く。スクレーパーブラシ94は、上
方の円筒区画78の内壁の全てを実質的に払い除くための垂直に揺れる剛い毛の
部分を有している。円筒状セクション78内には、定置フィン付き管状冷却ケー
ジ92がスクレーパーブラシ94内に吊り下げられている。フィン付き管状冷却
ケージ92は、高速で回転するブラシ状部材86を包囲し、この部材86は、カ
バープレート82上に位置する水圧駆動モーター98によって作動する。メカニ
カルクリーナー70の底部は底部排出部84に連通しており、リサイクルシステ
ム100の固体オーガー帰還85に固体を放出する(図1参照)。ガスは、クリ
ーナー出口ポート80を通過して、メカニカルクリーナー70を離れる。
図6を参照すると、図5のA−A部の平面図が示されている(ハーモニックバ
ランサー、下部スクレーパーブラシ、スクレーパーアームは図示されていない)
。上部スクレーパー
ブラシ94は、定置フィン付き管状冷却ケージ92の外側で回転する。高速ブラ
シ86は、定置フィン付き管状冷却ケージ92の内側で回転する。反応器導管5
0は、円筒状ベース84のタンジェンシャルポート185において、メカニカル
クリーナー60に接線方向で接続されている。
図7を参照すると、図5のフィン付き管状冷却ケージの立面図の詳細が示され
ている。フィン付き管状冷却ケージ92は、一連の垂直放熱部材192の1つに
供給するための水入口190を有する。放熱部材192は、円形の下部管マニホ
ールド194によって、冷却ケージ92の底部に接続されている。放熱部材19
2は、円形の上部管マニホールド196によって、フィン付き管状冷却ケージ9
2の頂部に同様に接続されている。水は、残りの放熱部材192を通って上部の
管マニホールド196まで上昇し、この上部管マニホールド196に接続された
水出口198を通過して、フィン付き管状冷却ケージ92を離れる。
図8を参照すると、静電ブラシの吊り下げ、および図1の静電沈降分離器の分
離システムの詳細が示されている。定置金属製ブラシ140は、分離および懸架
システム146の導電性支持体200によって、沈降分離器130の中心から吊
り下げられている(図1参照)。このシステム146は、静電沈降分離器130
の頂部に設けられている。この導電性支持体200は、分離固着機構202内で
、沈降分離器130の外側端部付近まで延びている。機構202は、油浴204
に浸潰させることによって、システムの残り部分から分離さ
れている。温度センサー205は、油浴204を所望の温度に維持するために、
オイルヒーター206を作動させている。ブラシ140は、円筒状壁136から
約3インチのところまで延びている。沈降分離器130の内部の定置ブラシ14
0に正電荷を誘起させるために、高電圧/低電流(25〜50KV DC)の電
源(図示せず)が、導電性支持体200の陽極に接続されている。円筒壁136
(図1参照)は、接地されている。
図9を参照すると、ガス化システム10の操作のための自動制御システムの模
式的な立面図が示されている。温度センサー210は、熱反応器20内でガス化
プロセスの温度を検出するために、上部区画32と中央区画34とをほぼ分割す
る位置で、熱反応器20の円筒状の壁26に取り付けられている。レベルセンサ
ー212は、温度センサー210と同等の高さにおいて、この温度センサー21
0から離れた位置で、熱反応器20の円筒状壁に取り付けられており、熱反応器
20内で固体物質レベルを検出する。固体供給量コントローラー214は、例え
ば、駆動モーター(図示せず)を制御することによって、主供給オーガー18の
回転速度を制御するために、供給入口オーガーシステム12配置されている。圧
力センサー216は、静電沈降分離器130の生成ガス導管149の生成ガス出
口ポート148に設けられている。空気入口コントローラー218は、空気供給
導管222の空気バルブ220に接続されており、この導管は、熱反応器20の
空気流量マニホールドシステム38の空気入口174に接続さ
れている。温度センサー制御ライン224は、温度センサー210を固体供給量
コントローラー214につないでいる。レベルセンサー制御ライン226は、レ
ベルセンサー212を固体供給量コントローラー214につないでいる。圧力セ
ンサー制御ライン228は、圧力センサー216を空気入口コントローラー21
8に接続している。減速水制御バルブ242を有する減速水供給導管240は、
空気供給導管222に接続されている。減速制御ライン234は、温度センサー
210を冷却水制御バルブ242につないでいる。センサー210、212およ
び216、コントローラー214および218、バルブ242は、制御ライン2
24、226および228とともに、所望に応じて電気的、空気圧式、または水
圧式で操作することができる。
操作において、主傾斜供給オーガー18は、供給容器14からロックホッパー
16を通して廃棄物質が供給される。主供給オーガー16は、また、固体循環経
路100から輸送された、プロセスの固体副生成物が供給される。副生成物であ
るタールおよびオイルは、タール/オイル循環経路160から、あるいはシステ
ムから排出されて、主供給オーガーに仕込まれる。既知の構成(図示せず)のロ
ックホッパー機構は、廃棄物質供給システム12および灰分除去システム30の
ために用いられ、これは、熱反応器20の内部を外部雰囲気から隔離して、圧力
を維持し、生成ガスの損失を防止する。また、主供給オーガー18は、主供給オ
ーガー出口52の下方の所定の位置まで延びて、主供給オーガー出口52の開口
部
近傍における流入物質の意図的な渋滞を引き起こし、さらに、外部雰囲気からシ
ステムを密閉する。廃棄物質は、空気マニホールド38の直上、かつ、撹拌ブレ
ード178から離れた下方において熱反応器20に導入される。このブレードは
、流入された物質およびガス化された微粒子を撹拌する。空気は、放射状マニホ
ールド40の底部から熱反応器20に流入し、そこで予備加熱される。この供給
形態は、層状の物質の床を生じさせ、この底部から上昇する材料のガス化を促進
する。空気マニホールド38の放射状ノズル40の間の空間は、ガス化プロセス
からの残留物が、クリンカーブレイカー44を通過した後に、反応器20の底2
2へ落下することを可能にする。なお、クリンカブレイカー44は、一体化した
物質またはクリンカー(存在すれば)を、微細なサイズの通過可能な集合体まで
減少させる。
気相流出物が、熱反応器20とメカニカルクリーナー70との間を移動する際
に、粒子は、この2つのユニットを接続する反応器導管50の壁に堆積する。堆
積した粒子は、反応器導管50の内部のクリーナーブラシ56で回収され、循環
される。クリーナーブラシは、メカニカルクリーナー70の円筒状ベース74ま
で粒子を移動させる。反応器の頂部のガスは、円筒状ベース74でメカニカルク
リーナー70に接線方向に注入される。渦状のガス流がメカニカルクリーナー7
0内を上昇する際に、高速で回転するブラシ86が、粒子のため、またはガスか
ら抽出された濃縮タールのための回収ポイントとして作用する。遠心力は、得ら
れた塊状の堆積物を、
メカニカルクリーナー70の内壁に移動させる。堆積した粒子は、低速で回転す
るブラシ94によって、メカニカルクリーナー70の壁から除去され、底部排出
口84への粒子の落下が引き起こされる。粒子のわずかなフィルムがメカニカル
クリーナー70の内壁で継続して維持され、これは、低速回転する金属製ブラシ
94との金属−金属接触を防止する。本発明の好ましい態様は、プロセスガスか
らの熱抽出、および低速回転ブラシから導かれる熱の除去のための、フィン付き
管状冷却ケージ92を含む。他の態様においては、熱抽出プロセスを補助するた
めに、水冷ジャケット104内にメカニカルクリーナー70の外側を包囲する。
プロセスガスの冷却は、静電沈降分離器130への途中で、ガスが冷却モデュ
ール120を通過する際も継続される。冷却モデュール120が存在するので、
生成ガスの温度は、予めガスによって輸送されたオイル、タールおよび水の蒸発
温度(露点)より低い。これらの3つの成分の凝縮物は、冷却モデュール120
の底部および沈降分離器130で回収される。水抽出後、タールおよびオイルは
、熱反応器20で付加的に処理するために主供給オーガー16に戻される。ある
いは、副生成物の処理のために放出される。プロセスガスは、静電沈降分離器1
30内でさらに冷却され、洗浄される。この静電沈降分離器は、ガス流からエア
ロゾルを除去して、清浄な冷却された生成ガスを生じさせる。清浄な生成ガスは
、静電ガス出口ポート148においてシステムから放出される。
熱反応器20への固体物質の供給量は、温度センサー21
0と、固体供給量コントローラー214を操作するレベルセンサー212とによ
って制御される。反応器温度が上昇すると、温度センサー210は、制御ライン
224を通して供給オーガーコントローラー214に制御信号を送る。この信号
は、オーガー回転速度を減少させることなどによって、固体供給量を増加させる
ように供給オーガー18に作用する。熱反応器温度が低下した場合には、温度セ
ンサー210は、制御ライン224を通して供給オーガーコントローラー214
に制御信号を送る。この信号は、固体供給量を減少させるよう供給オーガー18
に作用する。熱反応器20内の固体レベルが上昇するにつれて、レベルセンサー
212は、主供給オーガー18の固体供給量を減少させるという信号を、制御ラ
イン226を通して固体供給オーガーコントローラー214に送る。熱反応器2
0内の固体が低下した場合には、レベルセンサー212は、主供給オーガー18
の固体供給量を増加させるという信号を、制御ライン226を通して固体供給オ
ーガーコントローラー214に送る。生成ガス導管149内の生成ガスポート1
48におけるガス圧が上昇すると、圧力センサー216は、制御ライン228を
通して空気入口コントローラー218に信号を送る。この信号は、空気供給導管
222内の空気バルブ220に作用して、空気流入マニホールド38の空気入口
174への空気の供給量、そして、熱反応器20への空気の供給量を減少させる
。生成ガスポート148内のガス圧力が減少すると、圧力センサー216は、制
御ライン228を通して空気入口コントローラー218に信
号を送る。この信号は、空気供給導管222内の空気バルブ220に作用して、
空気流入マニホールド38の空気入口174への空気の供給量、そして、熱反応
器20への空気の供給量を減少させる。温度センサー210が、熱反応器20内
の暴走反応を示す温度のような予め設定された最大温度を測定すると、この温度
センサー210は、冷却水導管240内の冷却水制御バルブ242へ、冷却制御
ライン234を通して信号を送る。通常の操作においては、水制御バルブ242
は閉じられた状態にあるが、熱反応器20内の最大温度を示す信号を温度センサ
ー210から受け取ることによって、この水制御バルブ242は開かれる。そし
て、水導管240を通して空気供給導管222へ、空気入口174を通して空気
流入マニホールドシステム38へ、そして、熱反応器20内へ水が流れるのを可
能にして、熱反応器内の反応を遅らせる。水は、ガス化プロセスを緩和するため
に、熱反応器に加えることができる。コールおよびタールのような低水素原料で
の操作については、連続的に水を加えてプロセスに水素を供給することができる
。
本発明のガス化システムのための典型的な廃棄固体供給速度は、粒径、原料の
熱含量および水分含量に応じて、300〜6000 lb/hrである。固体原料は
、好ましくは、2インチ未満の粒径を有し、30%未満の水分を含有して、10
〜80 lb/cu.ftの範囲である。約2.0〜1.0ポンドの空気に対して約1
.6〜1.0の固体燃料という、固体供給量に対する供給空気の比が典型的に維
持され、これは
特に固体燃料に依存する。システムは、好ましくは常圧より僅かに高い圧力で操
作され、これは、高圧で操作され、かつ、より高価な装置が必要とされる多くの
ガス化システムに有利である。
本発明の熱反応器の操作温度は、典型的には、熱反応器内の入口空気ノズル4
0の頂部近傍での測定で、約1000°F〜約2400°Fである。流出生成ガ
ス温度は、周囲の温度およびガス生成物の所望の用途に応じて、約50〜100
°Fである。本発明のガス化システムにおけるガス化は、従来の廃棄固体ガス化
器よりもメタン含有量の高い生成ガスをもたらすことがわかる。すなわち、約1
76〜約200BTU/st.cu.ft.の生成ガス熱価(原料としての木材廃棄物で)が
得られ、これは、約150 BTU/st.cu.ft.の典型的な木材ガスの熱価より実質
的に高い。
システム中の中間の温度は、固体原料および、熱反応器からの未生成ガス流出
物の特性に依存する。露出した金属導管、冷却ジャケット、冷却ケージ、および
他の間接的な熱交換器等の種々の冷却機構が与えられ、それらの間の温度は、所
望に応じて操作することができる。清浄プロセスの初期において、原料プロセス
ガスを冷却するのが望ましいと一般に考えられている。プロセスガスがメカニカ
ルクリーナーを離れる際の、このガスの温度の実質的な減少を保つことが望まし
いとされている。冷却部材からの排出熱は、他の用途のために回収され、システ
ム全体の効率を向上させる。
本発明のガス化システムの操作の例においては、1 lb
当たり6000BTUのBTU熱価を有する、1cu.ft当たり20 lbの材料の
6000lbs/hrの固体供給量においては、1800〜2400KWHrの出力と同
等の21.6MMBTU/hrのBTU値を有する、毎分2400std.cu.ft.のガス出
力が現実的である。
上述の特定の大きさおよび装置は、本発明の特定の態様を単に例示するための
ものである。本発明の態様は、下降するガス化された固体によって取り囲まれた
上昇する層状床の中での低圧ガス化;固体、灰分および凝縮物の効率のよい取扱
い;ガスの洗浄;および上述のようなガスの冷却の原則に従う限りは、異なるサ
イズおよび形状の部材を含むことが予測される。本発明の範囲は、請求の範囲に
よって定義されることが意図される。
─────────────────────────────────────────────────────
【要約の続き】
より一端から懸垂された筒状ブラシ状電極により、残り
の粒子もしくはエーロゾルが生成物ガスから除去され
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. a.垂直の中心軸及び垂直の側壁を有し、上部セクション、中央セクショ ン及び下部セクションを有し、該上部セクションはその上端に閉塞手段を有する ものである一般的に筒状の熱反応器、 b.該熱反応器に固体物質を供給するための手段、 c.該中央セクションを該下部セクションから分離するように配置された 、空気等の酸化性ガスを予熱し供給するための手段であって、該酸化性ガスを予 熱し供給するための手段は、該熱反応器の中央セクションの壁の下部と一体のガ ス予熱マニホールドを含み及び該予熱マニホールドと連通する入口ノズルを有し 、該酸化性ガスを予熱し供給するための手段は、半径方向に延び該中心軸に向か って収束する複数の酸化性ガス供給ノズルであって該ガス予熱マニホールドに沿 って離間しかつそれと流体連通し、及びその上に複数の酸化性ガス出口を規定す る手段を有するものをさらに含み、 d.該固体物質供給手段は、その中に配置された入口、出口及び回転オー ガーを有する固体物質供給導管を備え、該入口は該熱反応器の外部にある固体物 質の供給源に接続され、該出口は、該酸化性ガス供給ノズル上に離間し、該中央 セクション内で該熱反応器への固体物質の導入を上方方向において該中心軸に実 質的に沿うように思考するように配置及び配列され、 e.該下部セクション内に配置された、使用済固体を排出するための手段 、 f.該固体物質供給導管は、使用済固体が該使用済固体排出手段に向かっ て下降するときそれと熱移動接触し、 g.該使用済固体排出手段内に配置された、溶融物質を粉砕するための手 段、 h.該閉塞手段内に配置された、ガス状流出物出口ポートを規定する手段 、及び i.該熱反応器の該ガス状流出物出口ポートと動作的に絶族された、ガス 状流出物を清浄化し、冷却するための手段 を備え、該固体物質は該供給手段により該熱反応器中に導入され、かつ熱分解的 に分解されて粒子担持ガス状流出物と固体残渣を生成し、該固体担持ガス状流出 物は該清浄化手段に指向されそこで該粒子は該ガス状流出物から分離され、及び 該ガス状流出物は該冷却手段に指向されそこで該ガス状流出物は凝縮物と生成物 ガスとに分離されることを特徴とするガス化装置。 2.該冷却手段及び分離手段が、 a.該熱反応器と動作的に接続された機械式クリーナー、 b.該機械式クリーナーと動作的に接続した冷却モデュール、及び c.該冷却モデュールに動作的に接続された静電沈降分離器 を包含し、該粒子担持ガス状流出物は該機械式クリーナーを通って指向され、該 粒子は該ガス状流出物から分離され、該 ガス状流出物は、該冷却モデュールを通って該静電沈降分離器中に指向され、該 ガス状流出物は該凝縮物及び該生成物ガスに分離される請求項1記載のガス化装 置。 3.該下部セクションが逆円錐形状の壁であり、該使用済固体排出手段が該下部 セクションの底に配置された灰排出オーガーをさらに包含し、該粉砕手段が該灰 排出オーガー上に配置された灰クリンカーブレーカーである請求項1記載のガス 化装置。 4.該酸化性ガス出口が下方に面している請求項1記載のガス化装置。 5.該熱反応器が、該環状酸化性ガス供給マニホールド上にそれから離間して該 中央セクション内に配置された撹拌手段であって、該固体物質が該供給導管から 該中央セクションに入るとき該固体物質を撹拌し分配するための撹拌手段をさら に備える請求項1記載のガス化装置。 6.該撹拌手段が、該軸に沿って配置された回転撹拌器シャフト、及び該中央セ クションを横断して半径方向に延びる垂直な複数の撹拌刃を包含する請求項5記 載のガス化装置。 7.該壁の該上部セクションの内表面を掃引するように位置された、該上部セク ション内に配置されたスクレーパ手段をさらに有する請求項6記載のガス化装置 。 8.該スクレーパ手段が、複数のスクレーパ刃及び半径方向刃支持体を包含し、 該スクレーパ手段は、該回転シャフト上にマウントされ、該支持体によって該回 転シャフトにより駆動される請求項7記載のガス化装置。 9.該反応器内の操作温度を検出するための、該熱反応器の該中央セクション内 に配置された温度検出手段、及び該温度検出手段に応答して該固体物質供給手段 を制御するための供給制御手段をさらに包含し、該供給制御手段は、該温度検出 手段が該熱反応器内の温度低下を検出したとき該熱反応器への固体供給速度を増 加させ、該温度検出手段が該熱反応器内の温度上昇を検出したとき該熱反応器へ の固体供給速度を減少させるものである請求項1記載のガス化装置。 10.該熱反応器の該中央セクション内でその頂部近傍に配置された、固体仕込 みレベルを検出するためのレベル検出手段、及び該レベル検出手段に応答して該 固体物質供給手段を制御するための供給制御手段をさらに包含し、該供給制御手 段は、該レベル検出手段が該熱反応器内の固体仕込みの低下を検出したとき該熱 反応器への固体供給速度を増加させ、該レベル検出手段が該熱反応器内の固体仕 込みの増加を検出したとき該熱反応器への固体供給速度を減少させるものである 請求項1記載のガス化装置。 11.該静電沈降分離器に接続した生成物ガス導管内に配置された、生成物ガス 圧を検出するための圧力検出手段、及び該酸化性ガス供給手段を制御するための 空気供給制御手段をさらに包含し、該空気供給制御手段は、該圧力検出手段が生 成物ガス圧力の低下を検出したとき該熱反応器への酸化性ガス供給速度を増加さ せ、該圧力検出手段が生成物ガス圧力の増加を検出したとき該熱反応器への酸化 性ガス供給速度を減少させるものである請求項2記載のガス化装置。 12.該垂直壁と一体の冷却ジャケットをさらに包含する請求項1記載のガス化 装置。 13.該熱反応器の該上部セクションを該機械式クリーナーと接続し、該粒子担 持ガス状流出物を該熱反応器から該機械式クリーナーへ導くための反応器導管を さらに包含する請求項2のガス化装置。 14.該反応器導管内に軸方向に配置された、該熱反応器から該機械式クリーナ ーへの該粒子担持ガス状物質の流れを維持するための内部回転ブラシをさらに包 含する請求項13記載のガス化装置。 15.該機械式クリーナーが、上部及び下部セクション、垂直中心軸を有し該上 部セクションを形成する一般的に筒状の側壁、及び該上部セクション内で該軸に 沿って配置された高速回転ブラシ状部材をさらに包含する請求項2記載のガス化 装置。 16.該高速回転ブラシ状部材が、筒形状であって、該軸に沿って配置された高 速回転シャフトと該高速回転シャフトに取り付けられそこから半径方向に延びる 伸長した部材を有する請求項15記載のガス化装置。 17.該高速回転ブラシ部材上の該伸長部材が、該高速回転シャフトに沿った軸 を有し、該粒子担持ガス状流出物を該上部セクションから該下部セクションへ移 動する補助となるヘリックスを形成するように配置されている請求項16記載の ガス化装置。 18.該高速回転ブラシ状部剤が、該高速回転シャフトの下 端に配置されたハーモニックバランサ、及び該高速回転シャフトの上端に配置さ れた駆動手段をさらに包含する請求項17記載のガス化装置。 19.該機械式クリーナーが、該筒状壁の内表面を掃引するように該機械式クリ ーナーの上部セクション内に配置されたスクレーパー手段をさらに包含する請求 項15記載のガス化装置。 20.該スクレーパー手段が、該筒状壁を掃引するためのスクレーパー刃、該ス クレーパー刃を支持するための支持部材、及び該スクレーパー手段を回転させて 該筒状壁の掃引を行わせるための、低速駆動手段に接続した低速回転シャフトを さらに包含し、該支持部材は、該低速回転シャフトに半径方向に結合している請 求項20記載のガス化装置。 21.該スクレーパー手段が、該スクレーパー刃の部分長上にそれに沿って延び るように配置されたブラシをさらに包含し、該ブラシは、協働して該スクレーパ ー刃の長さに沿って該筒状壁の全表面を掃引するように配設されている請求項2 0記載のガス化装置。 22.該機械式クリーナーの下部セクションが、該上部セクションの下でそれに 接続された逆切頭円錐状側壁部、及び該円錐状側壁部の下側に配置されこれと連 通する筒状側壁部を包含する請求項20記載のガス化装置。 23.該スクレーパー手段が、下部スクレーパー刃及び該低速回転シャフト上に マウントされた下部支持部材をさらに包含し、該下部スクレーパー刃は、該機械 式クリーナーの該逆 切頭円錐状側壁部の内表面を掃引するように配置されている請求項22記載のガ ス化装置。 24.該機械式クリーナーの該下部セクションの該筒状側壁部内に配置された、 ガス状流出物が該機械式クリーナー内を上方移動するとき該ガス状流出物内に渦 を誘起するための粒子担持ガス状流出物用タンジェンシャル入口をさらに包含し 、該入口は、該熱反応器と動作的に連結している請求項23記載のガス化装置。 25.該機械式クリーナーの該上部セクションと流体連通した、清浄化されたガ ス状流出物を該機械式クリーナーから除去するための機械式クリーナー導管をさ らに包含し、該機械式クリーナー導管は、該冷却モデュールと流体連通している 請求項15記載のガス化装置。 26.該機械式クリーナーの該上部セクションの該筒状壁と一体の冷却ジャケッ ト、及び該高速回転ブラシ状部材と該スクレーパー刃との間に同軸的に該上部セ クション内に配置された冷却ケージをさらに包含する請求項20記載のガス化装 置。 27.該静電沈降分離器が、垂直な中心軸を有する一般的に筒状の側壁、中心シ ャフトを有し一般的に筒状金属ブラシ状部材として設けられた電極、及び該中心 シャフトに対して半径方向にかつ実質的に垂直に延びるブリストルを包含し、該 中心シャフトは該垂直中心軸に沿って懸垂され、さらに該電極に正電荷を、該筒 状壁に負電荷を提供するように配置された電源を包含する請求項2記載のガス化 装置。 28.該ブリストルが、該静電沈降分離器を実質的に横断し、かつ該筒状壁に実 質的に垂直に延びる請求項27記載のガス化装置。 29.該静電沈降分離器が、該筒状側壁の下側に配置された切頭円錐状ベース、 該冷却モデュールと接続された冷却モデュール導管にこれと流体連通して接続さ れた、冷却されたガス状流出物を該冷却モデュールから該静電沈降分離器へ導入 するためのタンジェンシャル入口をさらに包含し、該タンジェンシャル入口は、 該ガス状流出物が該静電沈降分離器内を上方移動するとき該ガス状流出物内に渦 を誘起する請求項28記載のガス化装置。 30.該静電沈降分離器が、該電極を懸垂する懸垂手段であってベース及び側壁 を有する温度調整式加熱油浴及び該ベースに取り付けられた絶縁部材を包含する 懸垂手段、該絶縁部材及び該電極に懸垂アームを取り付けるための手段、及び該 絶縁部材を介して該電源から該懸垂アームにリードを取り付けるための手段をさ らに包含する請求項27記載のガス化装置。 31.該機械式クリーナーのベース及び該供給手段と動作的に接続された、分離 された粒子を該機械式クリーナーからガス化熱反応器へ戻すための固体再循環手 段をさらに包含する請求項2記載のガス化装置。 32.該固体再循環手段が、該機械式クリーナー及び該供給手段と接続された固 体導管、及び該固体導管内に軸方向に配置された、該分離された粒子を該供給手 段中に移動させるた めのオーガーを包含する請求項31記載のガス化装置。 33.該冷却モデュールのベース、該静電沈降分離器のベース及び該供給手段と 動作的に接続された、分離されたタール、油及び懸濁粒子を該冷却モデュール及 び該静電沈降分離器から該ガス化熱反応器へ戻すためのタール再循環手段をさら に包含する請求項2記載のガス化装置。 34.該タール再循環手段が、タール/水分離器、該静電沈降分離器のベース及 び該タール/水分離器を接続する静電沈降分離器ドレイン導管、該冷却モデュー ル及び該タール/水分離器を接続する冷却モデュールドレイン導管、該タール/ 水分離器の下部セクションに接続された水ドレイン導管、及び該タール/水分離 器の上部セクションと該供給手段との間に接続された、タール、油、懸濁粒子を 該タール/水分離器から該ガス化熱反応器へ戻すためのタール再循環導管を包含 する請求項33記載のガス化装置。 35.該温度検出手段に応答し、該温度検出手段が該熱反応器内の所定の高温を 検出したとき該酸化性ガス供給手段へ冷却水を導入する冷却手段をさらに包含す る請求項8記載のガス化装置。
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