JPH085107B2 - 電動式射出成形機における位置決め方式 - Google Patents
電動式射出成形機における位置決め方式Info
- Publication number
- JPH085107B2 JPH085107B2 JP63193347A JP19334788A JPH085107B2 JP H085107 B2 JPH085107 B2 JP H085107B2 JP 63193347 A JP63193347 A JP 63193347A JP 19334788 A JP19334788 A JP 19334788A JP H085107 B2 JPH085107 B2 JP H085107B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- positioning
- injection
- molding machine
- injection molding
- completion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/76—Measuring, controlling or regulating
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B19/00—Programme-control systems
- G05B19/02—Programme-control systems electric
- G05B19/18—Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
- G05B19/19—Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by positioning or contouring control systems, e.g. to control position from one programmed point to another or to control movement along a programmed continuous path
- G05B19/21—Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by positioning or contouring control systems, e.g. to control position from one programmed point to another or to control movement along a programmed continuous path using an incremental digital measuring device
- G05B19/23—Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by positioning or contouring control systems, e.g. to control position from one programmed point to another or to control movement along a programmed continuous path using an incremental digital measuring device for point-to-point control
- G05B19/231—Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by positioning or contouring control systems, e.g. to control position from one programmed point to another or to control movement along a programmed continuous path using an incremental digital measuring device for point-to-point control the positional error is used to control continuously the servomotor according to its magnitude
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Human Computer Interaction (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電動式射出成形機における射出軸や型締軸
等のサーボモータで駆動される軸の位置決め方式に関す
る。
等のサーボモータで駆動される軸の位置決め方式に関す
る。
従来の技術 電動式射出成形機においては、射出軸や型締軸等の各
被駆動部の軸をサーボモータで駆動し、各軸の位置を位
置決め制御している。この位置決め制御は上記サーボモ
ータに指令された指令位置(目標位置)とサーボモータ
の現在位置(サーボモータで駆動される軸の現在位置)
との差が設定された位置決め幅内にあるか否かによって
位置決め完了か否かを判断している。即ち、第4図
(イ)に示すように、指令位置PSに対し、±W/2の設定
された位置決め幅内の位置決め完了区間W内にサーボモ
ータで駆動される軸が達すると位置決め完了として、次
の動作を開始するようになっている。この場合、第4図
(イ)に示されるように、位置決め幅W/2は指令位置
(目標位置)の前後に同一であり、指令位置とサーボモ
ータで駆動される軸の現在位置との差の絶対値が、位置
決め幅W/2より小さくなったとき位置決め完了としてい
る。
被駆動部の軸をサーボモータで駆動し、各軸の位置を位
置決め制御している。この位置決め制御は上記サーボモ
ータに指令された指令位置(目標位置)とサーボモータ
の現在位置(サーボモータで駆動される軸の現在位置)
との差が設定された位置決め幅内にあるか否かによって
位置決め完了か否かを判断している。即ち、第4図
(イ)に示すように、指令位置PSに対し、±W/2の設定
された位置決め幅内の位置決め完了区間W内にサーボモ
ータで駆動される軸が達すると位置決め完了として、次
の動作を開始するようになっている。この場合、第4図
(イ)に示されるように、位置決め幅W/2は指令位置
(目標位置)の前後に同一であり、指令位置とサーボモ
ータで駆動される軸の現在位置との差の絶対値が、位置
決め幅W/2より小さくなったとき位置決め完了としてい
る。
発明が解決しようとする課題 上述したように、従来の位置決め方式では、サーボモ
ータで駆動される軸の現在位置が指令位置まで達しなく
ても、または、指令位置を超えたとしても、指令位置前
後の同一の位置決め幅W/2内の位置決め完了区間W内な
らば位置完了としているが、サーボモータで駆動される
軸によっては、指令位置PSに必ず達するように制御した
方がよい場合がある。例えば、射出工程から保圧工程に
切換える射出完了位置PSに対しては、設定された射出完
了位置PSまで必ず射出軸を駆動し射出制御を行い、射出
完了位置PSを超えて始めて保圧工程へ移行した方がよい
場合や、型締軸においては、金型によっては型開き完了
位置をあまり超えない方がよい場合など、軸の移動方向
性に応じて位置決め精度を変えた方がよい場合がある。
ータで駆動される軸の現在位置が指令位置まで達しなく
ても、または、指令位置を超えたとしても、指令位置前
後の同一の位置決め幅W/2内の位置決め完了区間W内な
らば位置完了としているが、サーボモータで駆動される
軸によっては、指令位置PSに必ず達するように制御した
方がよい場合がある。例えば、射出工程から保圧工程に
切換える射出完了位置PSに対しては、設定された射出完
了位置PSまで必ず射出軸を駆動し射出制御を行い、射出
完了位置PSを超えて始めて保圧工程へ移行した方がよい
場合や、型締軸においては、金型によっては型開き完了
位置をあまり超えない方がよい場合など、軸の移動方向
性に応じて位置決め精度を変えた方がよい場合がある。
しかし、従来の方式では位置決め完了区間が、指令位
置前後の同一の所定位置決め幅W/2であるため、指令位
置(目標位置)の前後に応じて位置決め精度を変えるこ
とができなかった。そのため、指令位置PSを必ず超えて
位置決め完了とする場合には、例えば、第4図(ロ)に
示すように、軸の駆動方向がプラス方向であれば、位置
決めW/2を考慮して指令位置をPS+W/2とすれば良い。ま
た、軸の駆動方向がマイナス方向であれば、第4図
(ハ)に示すように指令位置をPS−W/2とすれば必ず指
令位置(目標位置)PSを超えて位置決め完了信号を得る
ことができる。しかし、このような方法では位置決め幅
を考慮しなければならないこと、及び、軸の移動方向を
も考慮して指令位置を決めねばならないことから、非常
に位置決め精度が難しくなり、オペレータの負担を増大
させることとなる。また、指令位置が位置決め幅W/2だ
けシフトすることから、位置決め誤差が増大する結果に
もなる。
置前後の同一の所定位置決め幅W/2であるため、指令位
置(目標位置)の前後に応じて位置決め精度を変えるこ
とができなかった。そのため、指令位置PSを必ず超えて
位置決め完了とする場合には、例えば、第4図(ロ)に
示すように、軸の駆動方向がプラス方向であれば、位置
決めW/2を考慮して指令位置をPS+W/2とすれば良い。ま
た、軸の駆動方向がマイナス方向であれば、第4図
(ハ)に示すように指令位置をPS−W/2とすれば必ず指
令位置(目標位置)PSを超えて位置決め完了信号を得る
ことができる。しかし、このような方法では位置決め幅
を考慮しなければならないこと、及び、軸の移動方向を
も考慮して指令位置を決めねばならないことから、非常
に位置決め精度が難しくなり、オペレータの負担を増大
させることとなる。また、指令位置が位置決め幅W/2だ
けシフトすることから、位置決め誤差が増大する結果に
もなる。
そこで、本発明の目的は、位置決め誤差が簡単でかつ
指令位置からの方向に応じて位置決め精度を変える位置
決め方式を提供することにある。
指令位置からの方向に応じて位置決め精度を変える位置
決め方式を提供することにある。
課題を解決するための手段 本発明は、位置決め完了区間を形成する位置決め幅
を、指令位置からの方向別に各々設定することにより上
記課題を解決した。
を、指令位置からの方向別に各々設定することにより上
記課題を解決した。
作 用 第3図は本発明の位置決め方式の説明図で、指令位置
に対し、プラス方向に位置決め幅W1,マイナス方向に位
置決め幅W2を各々設定して位置決め完了区間Wを設け
る。これにより、指令位置を含む任意の幅を位置決め完
了区間とすることができるので、射出成形機により適し
た位置決めを行うことができる。
に対し、プラス方向に位置決め幅W1,マイナス方向に位
置決め幅W2を各々設定して位置決め完了区間Wを設け
る。これにより、指令位置を含む任意の幅を位置決め完
了区間とすることができるので、射出成形機により適し
た位置決めを行うことができる。
実施例 以下、本発明の一実施例について射出軸を例にとって
説明する。
説明する。
第2図は、本発明の方式を実施する一実施例の電動式
射出成形機及び該射出成形機の制御系要部を示す図で、
符号1はスクリュー、符号4は加熱シリンダ、符号2は
スクリュー1を軸方向に駆動する射出用サーボモータで
あり、該サーボモータ2にはパルスコーダ3が装着され
ている。
射出成形機及び該射出成形機の制御系要部を示す図で、
符号1はスクリュー、符号4は加熱シリンダ、符号2は
スクリュー1を軸方向に駆動する射出用サーボモータで
あり、該サーボモータ2にはパルスコーダ3が装着され
ている。
符号100は射出成形機を制御する数値制御装置(以
下、NC装置という)で、該NC装置100はNC用のマイクロ
プロセッサ(以下、CPUという)108とプログラマブルマ
シンコントローラ(以下、PMCという)用のCPU110を有
しており、PMC用のCPU110には射出成形機のシーケンス
動作を制御するシーケンスプログラム等を記憶したROM1
13とデータの一時記憶に用いられるRAM106が接続されて
いる。
下、NC装置という)で、該NC装置100はNC用のマイクロ
プロセッサ(以下、CPUという)108とプログラマブルマ
シンコントローラ(以下、PMCという)用のCPU110を有
しており、PMC用のCPU110には射出成形機のシーケンス
動作を制御するシーケンスプログラム等を記憶したROM1
13とデータの一時記憶に用いられるRAM106が接続されて
いる。
NC用CPU108には射出成形機を全体的に制御する管理プ
ログラムを記憶したROM111及び射出用,クランプ用,ス
クリュー回転用,エジェクタ用等の各軸のサーボモータ
を駆動制御するサーボ回路101がサーボインタフェイス1
07を介して接続されている。なお、第2図では、射出用
サーボモータ2,該サーボモータ2のサーボ回路101のみ
図示している。また、103はバブルメモリやCMOSメモリ
で構成される不揮発性の共有RAMで、射出成形機の各動
作を制御するNCプログラム等を記憶するメモリ部と各種
設定値,パラメータ,マクロ変数を記憶する設定メモリ
部とを有する。
ログラムを記憶したROM111及び射出用,クランプ用,ス
クリュー回転用,エジェクタ用等の各軸のサーボモータ
を駆動制御するサーボ回路101がサーボインタフェイス1
07を介して接続されている。なお、第2図では、射出用
サーボモータ2,該サーボモータ2のサーボ回路101のみ
図示している。また、103はバブルメモリやCMOSメモリ
で構成される不揮発性の共有RAMで、射出成形機の各動
作を制御するNCプログラム等を記憶するメモリ部と各種
設定値,パラメータ,マクロ変数を記憶する設定メモリ
部とを有する。
109はバスアービタコントローラ(以下、BACという)
で、該BAC109にはNC用CPU108及びPMC用CPU110,共有RAM1
03,入力回路104,出力回路105の各バスが接続され、該BA
C109によって使用するバスを制御するようになってい
る。また、114はオペレータパネルコントローラ112を介
してBAC109に接続されたCRT表示装置付手動データ入力
装置(以下、CRT/MDIという)であり、ソフトキーやテ
ンキー等の各種操作キーを操作することにより様々な指
令及び設定データの入力ができるようになっている。な
お、102はNC用CPU108にバス接続されたRAMで、データの
一時記憶等に利用されるものである。
で、該BAC109にはNC用CPU108及びPMC用CPU110,共有RAM1
03,入力回路104,出力回路105の各バスが接続され、該BA
C109によって使用するバスを制御するようになってい
る。また、114はオペレータパネルコントローラ112を介
してBAC109に接続されたCRT表示装置付手動データ入力
装置(以下、CRT/MDIという)であり、ソフトキーやテ
ンキー等の各種操作キーを操作することにより様々な指
令及び設定データの入力ができるようになっている。な
お、102はNC用CPU108にバス接続されたRAMで、データの
一時記憶等に利用されるものである。
第2図では、射出成形機の射出軸に関するもの、即
ち、スクリュー1を駆動して射出させるための射出用サ
ーボモータ2,射出用サーボモータ2に取付けられ、該サ
ーボモータの回転を検出しスクリュー位置を検出するパ
ルスコーダを示しており、他の型締軸,スクリュー回転
軸,エジェクタ軸等は省略している。そのため、NC装置
100内のサーボ回路101も射出用サーボモータ用のものだ
けを示し、他の軸のサーボ回路は省略している。
ち、スクリュー1を駆動して射出させるための射出用サ
ーボモータ2,射出用サーボモータ2に取付けられ、該サ
ーボモータの回転を検出しスクリュー位置を検出するパ
ルスコーダを示しており、他の型締軸,スクリュー回転
軸,エジェクタ軸等は省略している。そのため、NC装置
100内のサーボ回路101も射出用サーボモータ用のものだ
けを示し、他の軸のサーボ回路は省略している。
以上の構成において、各軸への移動指令に対し、NC用
CPU108はサーボインタフェイス,各軸のサーボ回路を介
してパルス分配を行い、各軸のサーボモータを駆動し、
サーボモータの駆動によりパルスコーダから発生したフ
ィードバックパルスはサーボ回路を介してサーボインタ
フェイス内のレジスタ内に加算され、現在位置が求めら
れ、NC用CPU108はこの現在位置を読取り、BAC109を介し
て共有RAM103内の現在値レジスタに書込む。射出軸の例
で述べると、射出指令で前述のようにNC用CPU108は射出
用のサーボモータ2に対し、パルス分配を開始し、射出
軸即ちスクリュー1を駆動し、該スクリュー1の現在位
置は共有RAM103内の射出軸の現在値レジスタに書込まれ
る。一方、PMC用CPU110は射出開始後所定周期で、第1
図に示す処理を行い、PMC用CPU110はBAC109を介して共
有RAM103内の射出軸の現在値レジスタより射出軸の現在
位置PAを読取り、指令位置PS即ち射出工程から保圧工程
への切換位置PSに設定された正方向の位置決め幅W1を加
算した値(PS+W1)以上に現在位置PAが達したか否か判
断する(ステップS2)。射出軸の原点はスクリュー1の
先端位置が加熱シリンダ4の先端に達した点とし、該原
点からスクリュー1の先端が遠ざかる方向をプラス方向
としているので、射出方向は第3図に示す矢印aの方向
であり、マイナス方向であるから、スクリュー1の現在
位置PAが指令位置(射出工程から保圧工程への切換位
置)PSの位置決め完了区間W内に入るのは、PS+W1の位
置側からである。そして、ステップS2でスクリュー1の
現在位置PAがPS+W1の位置より大きいとき、即ち、ま
だ、位置決め完了区間W内に達してなければ、当該周期
の処理はそのまま終了する。上記処理を所定周期毎繰返
し行い、ステップS2でスクリュー1の現在位置PAが指令
位置PSと正方向の位置決め幅W1の加算値より小さくなっ
たことが判断されると、次に、指令位置PSから負方向の
位置決め幅W2を減算した値(PS−W2)より現在位置PAが
大きいか否か判断され(ステップS3)、スクリュー1が
オーバーシュートしてなければ、通常、(PS−W2)≦PA
であるので(オーバーシュートしていれば、(PS−W2)
≦PAになるまで待つこととなる)、位置決め完了区間W
中にスクリュー位置が達したとして位置決め完了信号を
出力し(ステップS4)、次の工程へ移行する。
CPU108はサーボインタフェイス,各軸のサーボ回路を介
してパルス分配を行い、各軸のサーボモータを駆動し、
サーボモータの駆動によりパルスコーダから発生したフ
ィードバックパルスはサーボ回路を介してサーボインタ
フェイス内のレジスタ内に加算され、現在位置が求めら
れ、NC用CPU108はこの現在位置を読取り、BAC109を介し
て共有RAM103内の現在値レジスタに書込む。射出軸の例
で述べると、射出指令で前述のようにNC用CPU108は射出
用のサーボモータ2に対し、パルス分配を開始し、射出
軸即ちスクリュー1を駆動し、該スクリュー1の現在位
置は共有RAM103内の射出軸の現在値レジスタに書込まれ
る。一方、PMC用CPU110は射出開始後所定周期で、第1
図に示す処理を行い、PMC用CPU110はBAC109を介して共
有RAM103内の射出軸の現在値レジスタより射出軸の現在
位置PAを読取り、指令位置PS即ち射出工程から保圧工程
への切換位置PSに設定された正方向の位置決め幅W1を加
算した値(PS+W1)以上に現在位置PAが達したか否か判
断する(ステップS2)。射出軸の原点はスクリュー1の
先端位置が加熱シリンダ4の先端に達した点とし、該原
点からスクリュー1の先端が遠ざかる方向をプラス方向
としているので、射出方向は第3図に示す矢印aの方向
であり、マイナス方向であるから、スクリュー1の現在
位置PAが指令位置(射出工程から保圧工程への切換位
置)PSの位置決め完了区間W内に入るのは、PS+W1の位
置側からである。そして、ステップS2でスクリュー1の
現在位置PAがPS+W1の位置より大きいとき、即ち、ま
だ、位置決め完了区間W内に達してなければ、当該周期
の処理はそのまま終了する。上記処理を所定周期毎繰返
し行い、ステップS2でスクリュー1の現在位置PAが指令
位置PSと正方向の位置決め幅W1の加算値より小さくなっ
たことが判断されると、次に、指令位置PSから負方向の
位置決め幅W2を減算した値(PS−W2)より現在位置PAが
大きいか否か判断され(ステップS3)、スクリュー1が
オーバーシュートしてなければ、通常、(PS−W2)≦PA
であるので(オーバーシュートしていれば、(PS−W2)
≦PAになるまで待つこととなる)、位置決め完了区間W
中にスクリュー位置が達したとして位置決め完了信号を
出力し(ステップS4)、次の工程へ移行する。
以上のような位置決め完了検出処理が行われるので、
射出成形機の動作に応じて位置決めの幅W1,W2をその動
作に最適な値にして行うことにより、最適な位置決め動
作を行わせることができる。例えば、射出工程から保圧
工程への切換指令位置PSに必ず達してから保圧工程に移
行するように設定する場合には、上記正方向の位置決め
幅W1を「0」とすれば、保圧工程の切換えは切換指令位
置PSまたはそれを超えてから行われることとなる。
射出成形機の動作に応じて位置決めの幅W1,W2をその動
作に最適な値にして行うことにより、最適な位置決め動
作を行わせることができる。例えば、射出工程から保圧
工程への切換指令位置PSに必ず達してから保圧工程に移
行するように設定する場合には、上記正方向の位置決め
幅W1を「0」とすれば、保圧工程の切換えは切換指令位
置PSまたはそれを超えてから行われることとなる。
なお、射出軸以外の位置決めにおいても、第1図に示
す位置決め完了検出処理を行い、指令位置PS,正方向の
位置決め幅W1,負方向の位置決め幅W2に対し、当該軸の
現在値PAがPS−W2≦PA≦PS+W1のとき(ステップS2,S3
の判断)、位置決め完了信号を送出(ステップS4)する
ようにすればい。
す位置決め完了検出処理を行い、指令位置PS,正方向の
位置決め幅W1,負方向の位置決め幅W2に対し、当該軸の
現在値PAがPS−W2≦PA≦PS+W1のとき(ステップS2,S3
の判断)、位置決め完了信号を送出(ステップS4)する
ようにすればい。
上記実施例においては、位置決め完了を指令位置PS,
現在地PA,正,負の位置決め幅W1,W2によって検出するよ
うにしたが、位置偏差量をもって位置決め完了を検出す
るようにしてもよい。この場合、出力された指令位置に
対する分配パルス量からパルスコーダの出力であるフィ
ードバックパルス量を減算して得られる位置偏差量は、
サーボ回路内またはサーボインタフェイス内の位置偏差
レジスタ内に格納されているから、この位置偏差レジス
タの値即ち即ち位置偏差量を共有RAM102内に取込み、こ
の位置偏差量が設定された値−W1と+W2(但しW1≧0,W2
≧0)間にあるか否かによって位置決め完了を判断する
ようにしてもよい。
現在地PA,正,負の位置決め幅W1,W2によって検出するよ
うにしたが、位置偏差量をもって位置決め完了を検出す
るようにしてもよい。この場合、出力された指令位置に
対する分配パルス量からパルスコーダの出力であるフィ
ードバックパルス量を減算して得られる位置偏差量は、
サーボ回路内またはサーボインタフェイス内の位置偏差
レジスタ内に格納されているから、この位置偏差レジス
タの値即ち即ち位置偏差量を共有RAM102内に取込み、こ
の位置偏差量が設定された値−W1と+W2(但しW1≧0,W2
≧0)間にあるか否かによって位置決め完了を判断する
ようにしてもよい。
また、上記実施例では、位置決め幅W1,W2をプログラ
ム化した例を示したが、この各軸の位置決め幅W1,W2を
共有RAM103の設定データ記憶部にCRT/MDI114により設定
し、この設定された位置決め幅W1,W2によって位置決め
完了検出処理を行うようにして、位置決め幅を任意に変
更できるようにしてもよい。
ム化した例を示したが、この各軸の位置決め幅W1,W2を
共有RAM103の設定データ記憶部にCRT/MDI114により設定
し、この設定された位置決め幅W1,W2によって位置決め
完了検出処理を行うようにして、位置決め幅を任意に変
更できるようにしてもよい。
発明の効果 以上述べたように、本発明においては、指令位置(目
標位置)に対し、前後に位置決め幅をそれぞれ設け、該
2つの位置決め幅区間を位置決め完了区間としたので、
射出成形機の各軸の動作,制御目的に応じ、指令位置前
後の各々の指令位置決め幅を最適状態が得られるように
設定でき、最適な位置決め制御を行うことができる。
標位置)に対し、前後に位置決め幅をそれぞれ設け、該
2つの位置決め幅区間を位置決め完了区間としたので、
射出成形機の各軸の動作,制御目的に応じ、指令位置前
後の各々の指令位置決め幅を最適状態が得られるように
設定でき、最適な位置決め制御を行うことができる。
第1図は本発明の一実施例の位置決め完了検出処理のフ
ローチャート、第2図は同一実施例を実施する射出成形
機の要部ブロック図、第3図は本発明の位置決め方式の
説明図、第4図(イ),(ロ),(ハ)は従来の位置決
め方式の説明図である。 1……スクリュー、2……射出用サーボモータ、3……
パルスコーダ、4……加熱シリンダ、100……数値制御
装置。
ローチャート、第2図は同一実施例を実施する射出成形
機の要部ブロック図、第3図は本発明の位置決め方式の
説明図、第4図(イ),(ロ),(ハ)は従来の位置決
め方式の説明図である。 1……スクリュー、2……射出用サーボモータ、3……
パルスコーダ、4……加熱シリンダ、100……数値制御
装置。
Claims (1)
- 【請求項1】サーボモータで駆動される軸を有し、該軸
が指令位置における設定された位置決め完了区間内に達
したことを検出して位置決め完了とする電動式射出成形
機における位置決め方式において、指令位置に対し、該
指令位置から正方向,負方向に夫々独立して設定された
位置決め幅によって位置決め完了区間として、位置決め
完了を検出するようにした電動式射出成形機における位
置決め方式。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63193347A JPH085107B2 (ja) | 1988-08-04 | 1988-08-04 | 電動式射出成形機における位置決め方式 |
PCT/JP1989/000772 WO1990001405A1 (en) | 1988-08-04 | 1989-07-27 | Positioning method for an electrically-driven injection molding machine |
KR1019900700627A KR960015298B1 (ko) | 1988-08-04 | 1989-07-27 | 전동식 사출 성형기에 있어서의 위치 결정방법 |
US07/457,778 US5028365A (en) | 1988-08-04 | 1989-07-27 | Positioning method for an electrically-operated injection molding machine |
DE89908875T DE68910500T2 (de) | 1988-08-04 | 1989-07-27 | Ortungsverfahren für eine elektrisch angetriebene einspritzformgiessvorrichtung. |
EP89908875A EP0382857B1 (en) | 1988-08-04 | 1989-07-27 | Positioning method for an electrically-driven injection molding machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63193347A JPH085107B2 (ja) | 1988-08-04 | 1988-08-04 | 電動式射出成形機における位置決め方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0243019A JPH0243019A (ja) | 1990-02-13 |
JPH085107B2 true JPH085107B2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=16306388
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63193347A Expired - Fee Related JPH085107B2 (ja) | 1988-08-04 | 1988-08-04 | 電動式射出成形機における位置決め方式 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5028365A (ja) |
EP (1) | EP0382857B1 (ja) |
JP (1) | JPH085107B2 (ja) |
KR (1) | KR960015298B1 (ja) |
DE (1) | DE68910500T2 (ja) |
WO (1) | WO1990001405A1 (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4409823C1 (de) * | 1994-02-08 | 1995-01-19 | Procontrol Ag | Regelantrieb |
DE4429304C1 (de) * | 1993-09-11 | 1995-06-14 | Procontrol Ag | Regelantrieb für mehrere Regelgrößen |
JP2838647B2 (ja) * | 1994-05-16 | 1998-12-16 | 住友重機械工業株式会社 | 射出成形機におけるエジェクタ機構のエジェクタ戻限完了位置設定方法及び装置 |
US20030048624A1 (en) * | 2001-08-22 | 2003-03-13 | Tessera, Inc. | Low-height multi-component assemblies |
DE102005023919A1 (de) * | 2005-05-24 | 2006-11-30 | Krauss-Maffei Kunststofftechnik Gmbh | Verfahren zur Ablaufprogrammierung eines Spritzgießzyklus einer Spritzgießmaschine |
DE102006055330A1 (de) * | 2006-11-23 | 2008-05-29 | Kraussmaffei Technologies Gmbh | Verfahren zur Ablaufprogrammierung eines Spritzgießzyklus einer Spritzgiessmaschine |
CN105759715A (zh) * | 2016-02-23 | 2016-07-13 | 柳州职业技术学院 | 智能自整定注塑机控制方法 |
MX2022016063A (es) | 2020-06-18 | 2023-04-11 | Akagera Medicines Inc | Compuestos de oxazolidinona, composiciones de liposomas que comprenden compuestos de oxazolidinona y metodos de uso de los mismos. |
CN117098541A (zh) | 2020-11-25 | 2023-11-21 | 阿卡格拉医药公司 | 用于递送核酸的脂质纳米粒及相关使用方法 |
CN119562806A (zh) | 2022-05-25 | 2025-03-04 | 阿卡格拉医药公司 | 用于递送核酸的脂质纳米粒及其使用方法 |
CN116619712B (zh) * | 2023-07-17 | 2023-10-17 | 广东伊之密高速包装系统有限公司 | 一种注塑机的轴定位系统及其控制方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59224323A (ja) * | 1983-06-03 | 1984-12-17 | Tekunopurasu:Kk | 型内圧波形による監視方法 |
JPS62290513A (ja) * | 1986-06-11 | 1987-12-17 | Japan Steel Works Ltd:The | 射出成形機の工程制御方法 |
JPS62299320A (ja) * | 1986-06-19 | 1987-12-26 | Fanuc Ltd | 射出成形機の自動原点調整方式 |
DE3827285A1 (de) * | 1987-08-13 | 1989-02-23 | Toshiba Machine Co Ltd | Steuervorrichtung fuer eine spritzgiessmaschine |
-
1988
- 1988-08-04 JP JP63193347A patent/JPH085107B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1989
- 1989-07-27 US US07/457,778 patent/US5028365A/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-07-27 WO PCT/JP1989/000772 patent/WO1990001405A1/ja active IP Right Grant
- 1989-07-27 EP EP89908875A patent/EP0382857B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-07-27 DE DE89908875T patent/DE68910500T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1989-07-27 KR KR1019900700627A patent/KR960015298B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0382857A1 (en) | 1990-08-22 |
JPH0243019A (ja) | 1990-02-13 |
EP0382857B1 (en) | 1993-11-03 |
DE68910500D1 (de) | 1993-12-09 |
KR960015298B1 (ko) | 1996-11-07 |
EP0382857A4 (en) | 1991-01-02 |
US5028365A (en) | 1991-07-02 |
WO1990001405A1 (en) | 1990-02-22 |
DE68910500T2 (de) | 1994-03-03 |
KR900701502A (ko) | 1990-12-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR960016026B1 (ko) | 토글식 향체결장치에 있어서의 자동 형두께 조정방법 | |
JPS61220817A (ja) | 射出成形機の計量混練方式 | |
JP2608784B2 (ja) | 電動式射出成形機 | |
JPH085107B2 (ja) | 電動式射出成形機における位置決め方式 | |
KR970008251B1 (ko) | 전동사출 성형기의 제어방법 | |
EP0396770B1 (en) | Back pressure control method and apparatus for electric injection molding machine | |
US5251146A (en) | Injection compression molding method and an apparatus therefor | |
EP0247207B1 (en) | Injection control method and injection controller in an injection molding machine | |
JPH07112711B2 (ja) | デジタルサ−ボによる射出成形機制御方式 | |
EP0362395B1 (en) | Method and apparatus for injection compression molding | |
JP2759888B2 (ja) | 保圧から計量への切換制御方法 | |
JP2859615B2 (ja) | 射出成形機の各種工程タイマの残り時間表示方法及び装置 | |
JP2597920B2 (ja) | 射出成形機の温度制御方法 | |
JP2640680B2 (ja) | 保圧速度の多段制御方法 | |
JP2544654B2 (ja) | 電動式射出成形機の射出制御方式 | |
JP3366921B2 (ja) | 圧縮成形制御方法 | |
JP2660570B2 (ja) | 電動式射出成形機における手動計量方法 | |
JP2552549B2 (ja) | 電動射出成形機における射出・計量制御方法 | |
JP2601680B2 (ja) | 射出成形機の射出速度・圧力制御方式 | |
JP2525727B2 (ja) | 射出成形方法 | |
JPH0813485B2 (ja) | 電動式射出成形機の保圧制御方法 | |
JP2839480B2 (ja) | 射出成形機における力のフィードバック制御方法 | |
JP2652274B2 (ja) | 電動射出成形機における保圧制御方法 | |
JP2869391B2 (ja) | 射出成形機における力のフィードバック制御方法 | |
JPH0752210A (ja) | 射出成形機の射出制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |