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JPH08505773A - 乾燥フルーツ製品の製法 - Google Patents

乾燥フルーツ製品の製法

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JPH08505773A
JPH08505773A JP6516503A JP51650393A JPH08505773A JP H08505773 A JPH08505773 A JP H08505773A JP 6516503 A JP6516503 A JP 6516503A JP 51650393 A JP51650393 A JP 51650393A JP H08505773 A JPH08505773 A JP H08505773A
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JP
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flavor
dried
raisins
acid
product
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Pending
Application number
JP6516503A
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English (en)
Inventor
メイジン,ジャック・ジイ
ラルジ,アミアー
Original Assignee
アメイジン・レーズンズ・インターナショナル・インコーポレイテッド
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Publication date
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Application filed by アメイジン・レーズンズ・インターナショナル・インコーポレイテッド filed Critical アメイジン・レーズンズ・インターナショナル・インコーポレイテッド
Publication of JPH08505773A publication Critical patent/JPH08505773A/ja
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    • A23B7/00Preservation of fruit or vegetables; Chemical ripening of fruit or vegetables
    • A23B7/02Dehydrating; Subsequent reconstitution
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    • AHUMAN NECESSITIES
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Abstract

(57)【要約】 乾燥フルーツの天然香味に実質的に対応しない香味を有する香味乾燥フルーツ製品の製法を提供する。第一工程として、乾燥フルーツの天然香味を実質的に除去するのに十分な量および時間にて、酒石酸、リンゴ酸、クエン酸、アスコルビン酸、リン酸およびフマル酸よりなる群から選択される酸味料で乾燥フルーツを処理する。第二工程として、次いで、処理した乾燥フルーツを脱水して所望の水分含量とする。第一工程の間または第二工程の後に、乾燥フルーツの天然香味に実質的に対応しない香味を有する香味料で乾燥フルーツを処理する。香味料は、該香味料と実質的に同一である香味を乾燥フルーツに付与するのに十分な量および時間にて用いる。

Description

【発明の詳細な説明】 乾燥フルーツ製品の製法発明の背景 本発明は、乾燥フルーツの分野、特に該乾燥フルーツの天然香味に実質的に対 応しない香味を有する新規な乾燥フルーツ製品、ならびに該製品の製法に関する 。 干しブドウ、スモモ、リンゴ、アンズおよびモモのごとき乾燥フルーツは、高 栄養食品製品として認識されている。干しブドウは、例えば、鉄イオンの良好な 摂取源であり、それは、カルシウム、マグネシウム、カリウム、リン、ビタミン B、蛋白質およびダイエット繊維を供給する(フーズ・アンド・フード・プロダ クション・エンサイクロペディア(Foods and Food Production Encyclopedia) 、コンシジン,ディイ・エム(Considine,D.M.)編、バン・ノストランド ・レインホールド・カンパニー社(Van Nostrand Reinhold Company)、ニュー ヨーク(New York)1982年、1639−1942頁)。乾燥フルーツは、ス ナック食品、糖菓等、およびスナック食品、糖菓、ビスケット、クッキー、ケー キ、日常製品、穀物食品等のごとき食品における成分として利用されている。 安価で、興味をそそる味覚、芳香および食感を有し、かつ栄養価の高い乾燥フ ルーツ製品に対する要望がある。販売されているフルーツ・レザー製品は高価で あって、それを栄養的に望ましくないものとする甘味料のごとき成分が含まれて いる。販売されている日干しまたは人工乾燥させたフルーツの多くは、興味をそ そる味覚、芳香または食感を有しておらず、よってスナック食品として容易に消 費できないか、あるいは糖菓、ビスケット、穀物食品等のごとき食品に容易に導 入されていない。 また、望ましい味覚、食感および芳香質を乾燥フルーツ製品に付与しつつ、そ れらの形、サイズおよび天然栄養分をいっそう保持する乾燥フルーツ製品を製造 できる新規かつ有用な製法に対する要望もある。 (1929年6月18日にバーロウ社(Barlow)に発行された)米国特許第1 ,7 17,489号は、1種のフルーツの絞り出した果汁と、日干しもしくは蒸発さ せたか、または乾燥工程中のもう1種のフルーツとを組み合わせることよりなる 乾燥フルーツの香味を変化させる方法を開示している。1の開示された方法にお いて、乾燥もしくは乾燥中のフルーツをもう1種のフルーツの果汁に短時間浸漬 し、次いで、再度乾燥に付す;望ましい結果が十分に得られるまで該工程を繰り 返えす。参考文献に開示された方法には、加工効率および加工コストの点で望ま れることが多く残されており、果汁を長期にわたって発酵させるとアルコール性 味覚を有する製品となり得る傾向にある。さらに、果汁に保存料を含ませないこ とおよび/または乾燥もしくは乾燥中のフルーツヘ果汁を繰り返し適用すること は、望ましくない微生物を該乾燥フルーツ製品に導入して該製品の寿命を短くし 、さらに重大なことには、消費者に対して該製品を有害なものとしかねない。さ らに、乾燥または乾燥中のフルーツへの果汁の繰り返し適用は、砂糖含量を増加 させ、その結果栄養的に望ましくない粘着性製品となる。フルーツの繰り返し乾 燥は、フルーツ製品の栄養、ならびに芳香および香味の品質に各々影響する、該 フルーツ中の栄養分および揮発物の含量も減少させる。発明の概要 本発明は、乾燥フルーツの天然香味に対応しない香味を有し、かつ望ましい栄 養、食感および芳香の品質を有する乾燥フルーツ製品、特に干しブドウ;ならび に該乾燥フルーツ製品の製法を提供する。先行技術製品に比して本発明の乾燥フ ルーツ製品により提供される製品特質における改善点は、食感、香味、栄養分お よび芳香である。該改善点は、本発明を容易に実施できる製法を用いれば認識さ れる。 概して、本発明は、付香乾燥フルーツ製品の製法を提供し、該製法は、 (a)乾燥フルーツの天然香味を実質的に除去するのに十分な量および時間に て、酒石酸、リンゴ酸、クエン酸、アスコルビン酸、リン酸およびフマル酸より なる群から選択される酸味料で該乾燥フルーツを処理し; (b)処理した乾燥フルーツを脱水して所望の水分含量を得;次いで、 (c)工程(a)の間または工程(b)の後に、乾燥フルーツを該乾燥フルー ツの天 然香味に実質的に対応しない香味を有する香味料で処理し、ここに該香味料は、 実質的に当該香味料と同一である香味を該乾燥フルーツに付与するのに十分な量 および時間にて用いて;該香味料の香味と実質的に同一である香味を有し、かつ 実質的に非粘着性の外表面を有し、それによって該付香乾燥フルーツ製品を容易 に扱うことができる香味乾燥フルーツ製品を得ることよりなる。 本発明の一具体例において、付香干しブドウ製品の製法が提供され、該製法は 、水、酸味料、および香味料、ならびに所望により甘味料および着色料の一方ま たは両方よりなる香味溶液中で干しブドウを一工程で再水和し、ここに、該香味 溶液は最終製品の約10ないし100%重量の量で用いられ、該酸味料は酒石酸 、リンゴ酸、クエン酸、アスコルビン酸、リン酸およびフマル酸よりなる群から 選択され、かつ最終製品の0.1ないし2.5重量%の量で用いられ、該香味料 は干しブドウの天然香味に実質的に対応しない香味を有し、該再水和工程は該香 味溶液を干しブドウ中に安定化し、かつ該香味料と実質的に同一である香味を干 しブドウに付与できる時間にて用いられ、次いで、再水和した干しブドウを洗浄 して干しブドウの外表面または表皮上の香味溶液の残留物を実質的に全て除去し 、次いで、洗浄した再水和干しブドウを一工程水和して所望の水分含量を得て、 該香味料の香味よりなる付香果肉を有し、かつ実質的に非粘着性の外表面を有し 、それによって該干しブドウ製品を容易に取り扱うことができる付香干しブドウ 製品を得ることよりなる。 本発明の第二の好ましい具体例において、香味干しブドウ製品の製法が提供さ れ、該製法は、酒石酸、リンゴ酸、クエン酸、アスコルビン酸、リン酸およびフ マル酸よりなる群から選択される酸味料で干しブドウを処理し、ここに、該酸味 料は干しブドウの天然香味が実質的に除去された当該干しブドウを得るのに十分 な量および時間にて用いられ;かく処理した干しブドウを脱水して所望の干しブ ドウ中水分含量を得、該干しブドウの天然香味に実質的に対応しない香味を有す る香味料で脱水干しブドウを処理し、ここに、該香味料は当該香味料と実質的に 同一である香味を干しブドウに付与するのに十分な量および時間用いて;香味料 の香味と実質的に同一である香味を有し、かつ実質的に非粘着性である外表面を 有し、それによって香味干しブドウ製品を容易に取り扱うことができる香味干し ブドウ製品を得ることができる。 本発明の製法は、最小限の工程を用いることにより、所望の味覚、芳香および 食感を有する乾燥フルーツ製品を得るのに必要な時間および成分を経済的に減少 させる。加工温度および時間も、天然栄養分がほとんどまたは全く失れない付香 乾燥フルーツ製品を製造することを可能としている。本発明のもう一つの特徴は 、該製法を用いた場合に達成される改善された流動特性である。バーロウ(Barl ow)のごとき常法を用いると、取り扱い、パッキング、正確な製品重量を得るこ と、および他の食品材料に導入することにおいて困難を引き起こす塊りを生じか ねない。また、本発明を用いれば、先行技術に比した場合に、サイズおよび形に おいてより均一である付香乾燥フルーツ製品を得ることもできる。さらに、酸味 料の存在によって、汚染および発酵の生じる可能性が顕著に減少する。 本発明の好ましい製法は、多くのさらなる利点を有する。香味料を加熱しない ので、最終製品の香味および芳香に寄与する香味料の揮発性構成物をほとんどま たは全く失うことがない。従って、香味料の香味および芳香は、香味乾燥フルー ツ製品がかなり容易に保持される。また、香味および芳香は保存中の乾燥フルー ツに浸透し、より十分に熟成した香味および芳香を有する香味乾燥フルーツも提 供するであろう。本発明の好ましい製法において、乾燥フルーツに甘味料を接触 させないか、または適用しないことにより、さらに栄養的に望ましい製品が提供 される。好ましい製法において甘味剤を添加しないことは、該製品を取り扱い易 くし、消費製品として、または他の食品材料中の成分としてさらに加工するのに おけるその使用を補助する優れた流動特性を有する製品も提供する。 また、本発明は、本発明の製法によって製造される付香乾燥フルーツ製品、特 に香味干しブドウ製品にも関する。本発明の付香乾燥フルーツ製品は、従来の乾 燥フルーツ製品よりもさらに興味をそそる味覚、芳香および食感を有し、よって 、スナック食品としてさらに容易に消費でき、または糖菓、ビスケット、穀物食 品等のごとき食品にさらに容易に導入できる。発明の詳細な説明 本発明の製法を用いて香味付与できる乾燥フルーツには、モモ、リンゴ、ナシ 、干しブドウ、スモモ、アンズおよびサクランボが含まれる。約10%ないし1 8%の間の水分量を含むいずれの乾燥フルーツも用いることができる。該製法は 、乾燥フルーツ全体もしくは細断した断片にて用いることができる。 好ましくは、該乾燥フルーツは、トンプソン(Thompson)種無し干しブドウ、 ゴールデン種無し干しブドウ、マスカット干しブドウまたはサルタナ(sultana )干しブドウを含む干しブドウである。本発明の製法に用いるべき干しブドウの 品種は、所望の目的製品の色によって判断されよう。本発明の製法に用いるべき 特に好ましい干しブドウは、オーストラリア・サルタナ(Austra1ian sultanas )、カリフォルニア産のビスタ(VISTA)*干しブドウ、オーストラリア産の種有 り干しブドウおよびメキシコ産のダナス(Dunas)種無し干しブドウである。 多くの異なった乾燥フルーツの製法には、該乾燥フルーツに特別に適応させた 条件が必要であろう。以下の記載は、干しブドウ製品の製造に特に適する条件に 限定されようが、この一般的な説明ならびに実施例に記載されている特別の製法 条件および工程が本発明の製法から他の乾燥フルーツにも容易に適用できること は当業者には理解されよう。 前記したように、本発明の一具体例において、香味溶液中の干しブドウの一工 程再脱水を含む付香干しブドウ製品の製法を提供する。用いる香味溶液の量は、 最終製品の約10ないし100重量%、好ましくは、最終製品の約15ないし2 0重量%である。干しブドウおよび香味溶液は、該干しブドウを崩壊することな く、例えば、ホバート(Hobart)のごときミキサー中にて混合できる。干しブド ウ中に香味を安定化できるのに十分な時間;一般的には、約70゜ないし120 ゜Fにて、約3時間ないし48時間、好ましくは4ないし6時間、干しブドウを 香味溶液中にて再水和する。また、真空ポンプを備えた蒸気ケトル中で、干しブ ドウおよび香味溶液を混合することもできる。干しブドウおよび香味溶液は、該 干しブドウを崩壊することなく、5ないし10分間、好ましくは7分間混合し、 次いで、約15''ないし30''、好ましくは21''ないし28''水銀の真空に約 2ないし4分間付す。 香味溶液は、水、酸味料、香味料を含んでおり、望むなら、甘味料または着色 料の一方または両方を含んでいてもよい。前記で論じたごとく、酸味料は香味溶 液のpHを低下させ、望ましくない微生物による汚染および発酵の可能性を顕著 に低下させる。また、酸味料は、乾燥フルーツの天然香味を実質的に除去する。 さらに、酸味料は、乾燥フルーツ製品に酸っぱい味覚を付与し、香味料の吸収を 阻害し得る干しブドウの前加工により干しブドウ外表面に生じ得るいずれのアル カリのフィルム状物の崩壊を補助することもできる。本発明の製法で用いること ができる適当な酸味料には、酒石酸、リンゴ酸、クエン酸、アスコルビン酸、リ ン酸またはフマル酸が含まれる。特定の酸味料は、酸味料と香味付与すべき特定 の乾燥フルーツとの香味親和性および香味料の知識で選択されるであろう。かく して、本発明の製法を用いる特定の乾燥フルーツまたは特定の干しブドウの香味 付与でさえ、望ましい結果を達成するために該香味料および酸味料のバランスを 取ることが必要であろう。例えば、サクランボ香味を有するオーストラリア産の 香味種有り干しブドウの場合における好ましい酸味料はマレイン酸である。一般 的に、酸味料は最終製品の0.1ないし2.5重量%配合する。望ましい結果な らびに酸味料の性質は、いずれかの特定の場合において用いる実際量を決定する であろう。 本発明の製法で用いる香味料は、本発明の製法にて香味付与すべきフルーツの 香味に実質的に対応しない香味を有する。香味料は、一もしくはそれを超える天 然香味料または合成香味料、または天然および合成香味料の組合せとすることが できる。天然香味料には、果汁、濃縮物および販売されている天然香味料が含ま れる(例えば、フライズ・アンド・チーノ(Fries & Cino)、サクランボ・フレ イバー(Cherry Flavor)番号96243;ナーデンズ・ナチュラル・バナナ・ フレイバー(Naarden's Natural Banana Flavor)番号D014654;および ビイビイエイス・ナチュラル・レモン/ライム・フレイバー(BBA’s Natural Lemon/Lime Flavor)番号5−9591)。本発明の製法で用いることができる 合成香味料には、フロラシンスス・アーティフィシャル・ラズベリー・フレイバ ー(Florasynth's Artifitia1 Raspberry Flavor)番号W388076、 アイエフエフ・アーティフィシャル・パイナップル・フレイバー(IFF Artif icial Pieapple Flavor)番号IC578122、ビイビイエイス・アーティフ ィシャル・ココナッツ・フレイバー(BBA’s Artificial Coconut Flavor) 番号M5、ビイビイエイス・アーティフィシアル・ココナッツ・フレイバー(B BA’s Artificial Coconut Flavor)M5(ピナ・コラーダ(Pina Colada)) と組み合わせたアイエフエフス・アーティフィシャル・パイナップル・香味(I FF’s Artificial Pineapple Flavor)番号IC578122、ならびにエフ ディイオウ・パッション・フルーツ・フレイバー(FDO Artificial Passion Fruit Flavor)番号987114が含まれる。本発明の製法に用いることができ る他の天然または合成フルーツ香味料は、オレンジ、グレープフルーツ、タンジ ェリン(tangerine)、グアバおよびキウイである。ピーナッツ・バターおよび シナモンのごとき非フルーツ香味料も本発明の製法に用いることができる。本発 明の第一の具体例において用いる場合、香味料は、本発明の製法を実施する温度 にて熱安定でなければならない。一般的に香味料は、最終製品の約.05ないし 3重量%の量で配合する。望ましい結果ならびに香味料の性質は、特定の場合に おいて用いる実際の量を決定するであろう。香味料には、ビタミンA、ビタミン C、カルシウム、ナトリウム、チアミン、リボフラビン、ビタミンB、ビタミン B2等のごときビタミンおよびミネラルのプレミックスをさらに含ませることが できる。 望むなら、香味料溶液は、甘味料または着色料の一方または両方を含んでいて もよい。甘味料は、スクロース、フラクトースもしくはグルコースのごとき天然 甘味料またはアスパルテームのごとき合成甘味料とすることができる。一般的に 、天然甘味料には、最終製品の約0ないし15重量%の量を用いる。着色料は、 天然または合成の着色料とすることができる。添加すべき着色料の量は、視覚の 要望によって決定できる。 香味溶液は、グリセリンおよびソルビトールのごとき保湿剤をさらに含んでい てもよい。また、例えば、レモン/ライム付香乾燥フルーツ製品を製造する場合 、クエン酸ナトリウムを香味料溶液に添加してさらに酸っぱい味覚を得ることも で きる。 本発明の製法の第一の具体例における処理干しブドウは、空気-オーブン乾燥 および真空乾燥のごとき当業分野で知られている方法を用いて脱水する。特に、 処理干しブドウは、約125°ないし175゜Fにて約4ないし6時間、好まし くは、145°ないし150゜Fにて5ないし6時間、製品に約12%の水分が 残るまで、約20m.p.h.風速で適当に通気しつつ、家庭用脱水器で脱水できる。 また、乾燥前の処理干しブドウを、約15''ないし30''、好ましくは21''な いし28''水銀の真空に約2ないし4分間付して、香味溶液の吸収を促進するこ ともできる。香味溶液が甘味料を含んでいる場合、乾燥させる前に処理干しブド ウを洗浄するのが有利である。 本発明の好ましい具体例によれば、香味干しブドウの製法が提供され、該製法 は、酒石酸、リンゴ酸、クエン酸、アスコルビン酸、リン酸およびフマル酸より なる群から選択される酸味料で干しブドウを処理し、ここに、該酸味料は干しブ ドウの天然香味が実質的に除去された干しブドウを得るのに十分な量および時間 用いられ;かく処理した干しブドウを脱水して望ましい水分含量を該干しブドウ に与え、次いで、干しブドウの天然香味に実質的に対応しない香味を有する香味 料で該脱水した処理干しブドウを処理し、ここに、該香味料は当該香味料と実質 的に同一である香味を干しブドウに付与するのに十分な量および時間にて用いて ;該香味料の香味と実質的に同一である香味を有し、かつ実質的に非粘着性であ る外表面を有し、それによって該香味干しブドウ製品を容易に取り扱うことがで きる香味干しブドウ製品を得ることよりなる。 第二の本発明の好ましい具体例における第一工程として、干しブドウを酸味料 で処理する。出発干しブドウを、酸味料を含む水溶液と共にホバート・ミキサー (Hobart mixer)のごときミキサー中で混合する。酸味料は、好ましくは、最終 製品の0.1ないし2.5重量%の量で、干しブドウの天然香味を実質的に除去 するのに十分な時間;一般的には約2ないし3時間、好ましくは2.5時間用い る。混合は約20℃ないし50℃、好ましくは20℃の温度にて行う。出発干し ブドウが油性物で被覆されている場合には、混合する前に干しブドウを洗浄して 該油 性物皮膜を除去するのが有利である。次いで、酸味料処理干しブドウを脱水して 、所望の水分含量を処理干しブドウに与える。特に、干しブドウは、約145゜ ないし150゜F、好ましくは約145゜Fにて1ないし3時間、好ましくは2 時間、約12ないし18%、好ましくは15%の水分が該製品に残るまで、約2 0m.p.h.風速で適当に通気しつつ、家庭用脱水器で脱水できる。干しブドウは、 約12ないし18%水分、好ましくは15%の水分が残るまで、約18''ないし 30''、好ましくは28''水銀の真空に約1ないし3時間、好ましくは2時間付 すことによって真空乾燥し、110ないし160゜F、好ましくは110ないし 120゜Fの内部製品温度を提供することができる。酸味料処理工程および脱水 工程は、ロータ・コーン・ドライヤー(Rota-Cone Dryer)およびプロセッサー (ポール・オウ,エイブ・インコーポレイションズ社(Paul O.Abbe Inc.)、 ニュージャージー州、リトル・フォールズ(Little Falls,N.J.))のごとき 機器中でも行うことができる。 脱水した処理干しブドウを香味料と共に混合する。香味料は、香味料と実質的 に同一である香味を該脱水干しブドウに付与するのに十分な量および時間にて用 いる。一般的には、脱水干しブドウおよび香味料を回転式ミキサーのごときミキ サー中で混合して、脱水干しブドウを均一に被覆する。一般的に、干しブドウを 実質的に被覆する量の香味料を用い、特に、該香味料は、最終製品の約0.5な いし3重量%の量で配合することができる。本発明の好ましい製法において、甘 味料を干しブドウに接触させないか、または適用しない。 本発明の好ましい製法で用いることができる酸味料および香味料の性質は、本 発明の製法の第一の具体例で本明細書中に前記した酸味料および香味料に同一で ある。 本発明の製法により製造した乾燥干しブドウは、スナック食品もしくは糖菓ま たはケーキ、クッキー、スナック食品、糖菓、乳製品等のごとき製品中の成分と して用いることができる。乾燥干しブドウは、チョコレートで被覆することもで きる。 以下の非限定的な実施例は本発明の例示である: 実施例1 4.0gのリンゴ酸、3.0gのフライズ・アンド・チーノ・ナチュラル・サ クランボ・フレイバー(Fries & Cino Natural Flavor)番号96243および 73.0gの水を含む溶液を、400gのオーストラリア産種有り干しブドウに 添加した。その混合物を、間欠的に混合しつつ、室温(70゜F)にて6時間放 置し、溶液を干しブドウに吸収させた。次いで、処理干しブドウを、該製品に1 2%の水分が残るまで145°Fにて51/2ないし6時間、20m.p.h.風速で適 当に換気しつつ、家庭用脱水器中で脱水した。次いで、乾燥し処理した干しブド ウを冷却した。得られた製品は望ましいサクランボ香味を有していた。 実施例2 実施例1に記載したサクランボ香味溶液を、400gのオーストラリア産成種 有り干しブドウに添加し、ホバート・ミキサー中で約10分間混合し、該溶液を 干しブドウに均一に分散させた。次いで、混合物を21''ないし28''水銀の真 空に約4分間付して、溶液の吸収を促進させた。次いで、乾燥処理した干しブド ウを実施例1に記載したごとく脱水した。得られた製品は、実施例1で記載した 方法により製造した製品と同様な望ましいサクランボ香味を有していた。 実施例3 1.20gのクエン酸、0.80gのフロラシンス・アーティフィシャル・ス トロベリー・フレイバー(Florasynth Artificial Strawberry Flavor)番号W L16103および78.0gの水を、400gのオーストラリア産種有り干し ブドウに添加した。続く処理は実施例1または実施例2に記載したごとく行い、 各工程で得られた干しブドウ製品は、同様の望ましいイチゴの味覚を有していた 。 実施例4 2.25gのクエン酸、2.50gのフロラシンス・アーティフィシャル・ラ ズベリー・フレイバー(Florasynth Artificial Raspberry Flavor)番号W38 8076および75.25gの水を、400gのオーストラリア産種有り干しブ ドウに添加した。続く処理は、実施例1または実施例2に記載したごとく行い、 各工程から得られた干しブドウ製品は、同様の望ましいラズベリー味覚を有して いた。 実施例5 1.00gのクエン酸、7.00gのナーデン・ナチュラル・バナナ・フレイ バー(Naarden Natural Banana Flavor)番号DQ146654および72.0 0gの水を含むバナナ香味溶液を、400gのカリフォルニア産ビスタ(VISTA )干しブドウに添加した。続く処理は、実施例1または2に記載のごとく行い、 各工程から得られた干しブドウ製品は、同様の望ましいバナナ味覚を有していた 。 実施例6 3.0gのクエン酸、4.0gのアイエフエフ・アーティフィシャル・パイナ ップル・フレイバー(IFF Artificial Pineapple Flavor)番号157881 22および0.4gのビイビイエイ・アーティフィシャル・ココナッツ・香味番 号M%および72.6gの水を含むピナ・コラダ(pina colada)香味溶液を、 400gのカリフォルニア産ビスタ(VISTA)干しブドウに添加した。続く処理 は、実施例1または2に記載したごとく行い、各工程から得られた干しブドウ製 品は、同様な望ましいパイナップル味覚を有していた。 実施例7 5.0gのクエン酸、0.5gのクエン酸ナトリウム、1.5gのビイビイエ イ・ナチュラル・レモン/ライム・フレイバー(BBA Natural Lemon/Lime Fla vor)番号5-9591および73.0gの水を含むレモン/ライム香味溶液を、 400gのカリフォルニア産サルタナ(sultana)干しブドウに添加した。続く 処理は、実施例1または2に記載したごとく行い、各工程から得られた干しブド ウ製品は、同様の望ましいレモン/ライム味覚を有していた。 実施例8 3.0gのクエン酸、0.8gのエフディイ・アンド・オウ・アーティフィシ ャル・パッション・フルーツ・フレイバー(FD & O Artificial Passiion F ruit Flavor)番号987114、8.0gのトケイソウ濃縮液および68.2 gの水を含むトケイソウ香味溶液を、400gのカリフォルニア産ビスタ・干し ブドウに添加した。続く処理は、実施例1または実施例2に記載したごとく行い 、 各工程から得られた干しブドウ製品は、同様の望ましいトケイソウ味覚を有して いた。 実施例9 2000gのオーストラリア・サルタナ干しブドウを水添植物油(0.5%) で処理し、次いで、熱水で処理して乾燥した。洗浄した干しブドウ(2060g )を10%無水クエン酸溶液20mlで2時間処理し、次いで、得られた酸性化 干しブドウ(2310g)を、145°Fにて3時間、20m.p.h.風速で適当に 換気しつつ、家庭用脱水機で脱水した。得られた脱水干しブドウ製品(1970 -1980g)は、実質的に全く天然干しブドウ香味を含んでいなかった。ブッ シュ・ブローク・アレン・フレイバー(Bush Brooke Allen Flavor)番号5-9 591の0.4%香味溶液を添加して、脱水干しブドウ製品を被覆した。トンプ ソン種なし干しブドウの試料2000gを用いて該工程を繰り返した。オースト ラリア・サルタナ・干しブドウおよびトンプソン種無し干しブドウの各2000 gの試料ならびに250mlの8%無水クエン酸溶液および冷凍圧縮カリフォル ニア・オレンジ油(シーレイ(Seeley))の0.7%香味溶液を用い、記載した 工程を用いてオレンジ付香干しブドウ製品を製造した。 比較として、バーロウに与えられた米国特許第1,717,489号に記載さ れている製法を用いて、レモン香味よびオレンジ香味の干しブドウを製造した。 特に、オーストラリア・サルタナ干しブドウおよびトンプソン種無し干しブドウ の2000gの試料を熱水で洗浄し乾燥した。洗浄した干しブドウ試料(206 0g)を、次いで、フロリダレモンから搾った新鮮なレモン果汁か、またはスワ ジランドオレンジから搾った新鮮なオレンジ果汁のいずれか250ml中に浸漬 し、次いで、145°Fにて3時間の期間、20m.p.h.風速で適当に通気しつつ 、家庭用脱水器で脱水した。得られた干しブドウは、その天然香味特性を保持し ていた。 本発明の製法により製造した干しブドウ製品は、バーロウに開示された製法に より製造した干しブドウに比した場合、より優れたオレンジまたはレモン香味を 有していた。本発明の干しブドウ製品およびバーロウの製法によって製造した干 しブドウの色に差は認められなかった。 本発明のオレンジ付香干しブドウ製品の場合において、それは、バーロウの製 法を用いて製造した干しブドウよりも粘着性が低い食感を有していた。 本発明の干しブドウ製品およびバーロウ製法を用いて製造した干しブドウの砂 糖および酸の含量を算出した。 表1に示すごとく、本発明のオレンジおよびレモン香味干しブドウ製品に比し た場合、バーロウ製法を用いて製造したオレンジおよびレモン香味干しブドウは 、低い酸含量および高い砂糖含量を有している。バーロウの干しブドウの酸含量 が、オレンジまたはレモン果汁中に干しブドウをさらに浸漬することによって増 加した場合には、望ましくないが、これは、干しブドウの砂糖含量を実質的に増 加させることを必要とするであろう。 実施例10 水添植物油(0.5%)で被覆したオーストラリア・サルタナ干しブドウの試 料2000gを熱水で洗浄し乾燥した。洗浄した干しブドウを250mlの8% リンゴ酸溶液で2時間処理し、次いで、145゜Fにて3時間、20m.p.h.風速 で適当に換気しつつ、家庭用脱水器で脱水した。別法として、約28''水銀の真 空に2時間の期間付する真空乾燥によって干しブドウを脱水し、約110ないし 160゜Fの内部干しブドウ温度が得られる。得られた脱水干しブドウ製品は、 実質的に天然干しブドウ香味が全くない。エフ・アンド・シイ・インターナショ ナル(F & C International)製のナチュラル・サクランボ・フレイバー番号 77742の1.0%溶液を添加して、脱水干しブドウ製品を被覆した。 実施例11 8%クエン酸溶液250mlおよびフリッチェ,ドッジ・アンド・オルコット (Fritzsche,Dodge & Olcott)製のアーティフィシャル・フレイバー番号98 7114の0.6%溶液を用い、実施例10に記載の製法を利用してトケイソウ ・干しブドウ製品を製造した。 実施例12 0.8%クエン酸250ml、ならびにインターナショナル・フレイバー・ア ンド・フレグランシーズ(International Flavor & Fragrances)製のアーティ フィシャル・パイナップル番号IC5−78122を1.0%およびブッシュ・ ブルーク・アレン(Bush Brooke Allen)製のアーティフィシャル・ココナッツ 番号M5を0.1%含有する溶液を用い、実施例10に記載の製法を利用してピ ナ・コラダ干しブドウ製品を製造した。 実施例13 0.8%クエン酸250mlおよびエフ・アンド・シイ・インターナショナル (F & C International)製のナチュラル・バナナ・香味番号82641の0 .5%溶液を用い、実施例10に記載の製法を利用してバナナ香味干しブドウ製 品を製造した。 実施例14 1%リンゴ酸250mlおよびエフディイ・アンド・オウ・インターナショナ ル(FD & O International)製のストロベリー番号987148の溶液を用 い、実施例10に記載の製法を利用してイチゴ香味干しブドウ製品を製造した。 説明する目的のために、本発明のある種の代表的な具体例を本明細書に記載した が、本発明の趣旨および範囲から離れることなしに、これに変形を施すことがで きることは当業者に明らかであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,SN,TD, TG),AT,AU,BB,BG,BR,CA,CH, CZ,DE,DK,ES,FI,GB,HU,JP,K P,KR,LK,LU,MG,MN,MW,NL,NO ,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SK, UA,US (72)発明者 ラルジ,アミアー カナダ、エム9アール・1ティー9、オン タリオ、ウェストン、キングスビュー・ブ ールバード92エイ番

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(a)乾燥フルーツの天然香味を実質的に除去するのに十分な量および時間 にて、酒石酸、リンゴ酸、クエン酸、アスコルビン酸、リン酸およびフマル酸よ りなる群から選択される酸味料で乾燥フルーツを処理し; (b)処理した乾燥フルーツを脱水して望ましい水分含量とし;次いで、 (c)工程(a)の間または工程(b)の後の乾燥フルーツを、該乾燥フルー ツの天然香味に実質的に対応しない香味を有する香味料で処理し、ここに該香味 料は当該香味料と実質的に同一である香味を乾燥フルーツに付与するのに十分な 量および時間にて用られ; 香味料の香味と実質的に同一である香味を有し、かつ実質的に非粘着性である 外表面を有し、それによって付香乾燥フルーツ製品を容易に取り扱うことができ る付香乾燥フルーツ製品を得ることを特徴とする付香乾燥フルーツ製品の製法。 2.水、酸味料、および香味料、ならびに所望により甘味料および着色料の一方 または両方よりなる香味溶液中で干しブドウを一工程で再水和し、ここに、該香 味溶液は最終製品の約10ないし100重量%の量で用いられ、該酸味料は酒石 酸、リンゴ酸、クエン酸、アスコルビン酸、リン酸およびフマル酸よりなる群か ら選択され、かつ最終製品の0.1ないし2.5重量%で用いられ、該香味料は 干しブドウの天然香味に実質的に対応しない香味を有し、該再水和工程は干しブ ドウ中に香味溶液を安定化でき、かつ香味料と実質的に同一である香味を干しブ ドウに付与することができる時間にて用いられ、次いで、再水和干しブドウを洗 浄して該干しブドウの外表面もしくは表皮上の該香味溶液を実質的に全て除去し 、次いで、かかる洗浄した再水和干しブドウを一工程で脱水して所望の水分含量 とし、香味料の香味よりなる香味果肉を有し、かつ実質的に非粘着性である外表 面を有し、それによって当該干しブドウ製品を容易に取り扱うことができる香味 干しブドウ製品を得ることを特徴とする香味干しブドウ製品の製法。 3.酒石酸、リンゴ酸、クエン酸、アスコルビン酸、リン酸およびフマル酸より なる群から選択される酸味料で干しブドウを処理し、ここに、該酸味料は干しブ ドウの天然香味が実質的に除去された該干しブドウを得るのに十分な量および時 間にて用いられ;かく処理した干しブドウを脱水して所望の干しブドウ中水分含 量とし、次いで、該干しブドウの天然香味に実質的に対応しない香味を有する香 味料で当該干しブドウを処理し、ここに、該香味料は当該香味料と実質的に同一 である香味を干しブドウに付与するのに十分な量および時間にて用いられ;該香 味料の香味と実質的に同一である香味を有し、かつ実質的に粘着性である外表面 を有し、それによって当該付香干しブドウ製品を容易に取り扱うことができる付 香干しブドウを得ることを特徴とする香味干しブドウ製品の製法。 4.酸味料を最終製品の0.1ないし2.5重量%の量で用い、かつ香味料を最 終製品の.05ないし3重量%の量で用いる請求項3記載の製法。 5.香味料が、1またはそれを超える天然ならびに合成のサクランボ、イチゴ、 ラズベリー、バナナ、パイナップル、ココナッツ、レモン/ライム、オレンジ、 グレープフルーツ、タンジェリン、グアバ、キウイまたはトケイソウの香味であ る請求項3または4記載の製法。 6.酒石酸、リンゴ酸、クエン酸、アスコルビン酸、リン酸およびフマル酸より なる群から選択される酸味料で干しブドウを処理し、ここに、該酸味料は干しブ ドウの天然香味が実質的に除去された、かく処理された干しブドウを得るのに十 分な量および時間にて用いられ;かく処理した干しブドウを脱水して所望の干し ブドウ水分含量とし、次いで、干しブドウの天然香味に実質的に対応しない香味 を有する香味料で該脱水干しブドウを処理し、ここに、香味料は該香味料と実質 的に同一である香味を該干しブドウに付与するのに十分な量および時間にて用い て;香味料の香味と実質的に同一である香味を有し、かつ実質的に非粘着性であ る外表面を有し、それによって該香味干しブドウを容易に取り扱うことができる 香味干しブドウ製品を得る製法により製造した香味干しブドウ製品。 7.甘味料を乾燥フルーツに接触させないか、またはそれに適用しない請求項1 記載の製法。
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