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JPH08504350A - 内外部に汚染のない既充填放出装置の製法 - Google Patents

内外部に汚染のない既充填放出装置の製法

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JPH08504350A
JPH08504350A JP6514391A JP51439194A JPH08504350A JP H08504350 A JPH08504350 A JP H08504350A JP 6514391 A JP6514391 A JP 6514391A JP 51439194 A JP51439194 A JP 51439194A JP H08504350 A JPH08504350 A JP H08504350A
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filled
secondary package
sterile
dispenser
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JP6514391A
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ヘーゲン、ロナルド・ダブリュー
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マリンクロット・メディカル・インコーポレイテッド
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Abstract

(57)【要約】 外部または内部の汚染のない既充填滅菌放出装置(10)の製法であって、組み立てて封止した既充填放出装置(10)を調製し、組み立てて封止した既充填放出装置(10)とその内容物(24)を滅菌し、さらに既充填放出装置(10)を、既充填放出装置(10)を取り囲む滅菌バリアを供給する二次パッケージ(30)内に無菌的に置くことを含む方法。所望によっては、既充填放出装置(10)は、滅菌後に非無菌的に二次パッケージ(30)内に置いてもよく、それから、放出装置(10)の外面と二次パッケージ(30)の内部を、放出装置(10)が二次パッケージ(30)内にある間に、滅菌しても良い。さらに、所望によっては、既充填放出装置(10)を滅菌前に二次パッケージ(30)内に置くこともでき、かくして、最初のオートクレーブ処理中に放出装置(10)の外部および内部、並びに二次パッケージ(30)内部の滅菌を可能し、それによって、更なる滅菌の必要性を排除する。

Description

【発明の詳細な説明】 内外部に汚染のない既充填放出装置の製法 発明の分野 本発明は、一般に注射器などのイン・ビボでの流体放出用既充填放出装置に関 し、より詳しくは、内外部に汚染のない滅菌既充填放出装置の製法に関する。 従来技術の説明 既充填注射器などの既充填放出装置は、当該技術分野において様々な医療操作 に使用されることが知られている。このような放出装置を製造するにあたり、放 出装置を予め投与されるべき流体で充たし、その後、放出装置およびその内容物 を含めてその全体アセンブリーを滅菌して、最終的に使用に供する。例えば、こ の型の既充填滅菌注射器は、米国特許第4,628,969号および第4,718, 463号に開示されている。 このような放出装置の内容物および内面は、一般に、滅菌状態を維持されてい るが、放出装置の外面は、最終使用時点にいたる前に、製造者、医者または医療 関係従事者によって取り扱われている間に汚染されてしまうことがある。従って 、後日、完全な滅菌環境、即ち、滅菌室で医者が操作を行うとき、このような汚 染された既充填放出装置の外面を取り扱うことは、容易ならない汚染の危険を生 ずる。 そうでなければ、滅菌環境にあるところでの放出装置外部の汚染は、重篤な疾 患、時には死さえも引き起こす可能性がある。重大な医療操作は、患者が確実に 感染要因にさらされないよう、典型的には滅菌環境で行われる。しかしながら、 放出装置外部が、感染要因によって汚染されていた場合、さらには、その放出装 置を重大な医療操作中に使用した場合、患者が感染要因にさらされ、かつ感染し てしまう見込みは、非常に増大するであろう。このような医療操作を受ける無防 備な患者への感染は、明らかに、患者が迅速に回復する能力、またはおそらくは 、回復能力そのものに影響を及ぼすであろう。現在までのところ、放出装置の内 外面双方をそれらの製造時点で確実に汚染せず、汚染された放出装置を介して感 染要因および同等物が、滅菌環境へ混入することを確実に起こさなくする方法は な い。 上記から、当該分野では、製造時点で滅菌され、かつ最終使用時に汚染の危険 なく取り扱えるように調整された、内外面に汚染のない既充填滅菌放出装置の製 法に対する要求が残っていることは明らかである。 発明の概要 本発明によれば、内外部に汚染のない既充填滅菌放出装置の製法が提供され、 それは、組み立てて封止した既充填放出装置の調製、組み立てて封止した既充填 放出装置およびその内容物の滅菌、および既充填放出装置を無菌的に、放出装置 を取り囲む滅菌バリアを提供する滅菌二次パッケージ内へ配置することを含む。 所望によっては、既充填放出装置を滅菌後、非無菌的に二次パッケージ内に配置 しても良く、その後、放出装置の外面と二次パッケージの内部を、放出装置が放 出装置を取り囲む滅菌バリアを供給する滅菌二次パッケージ内にある間に滅菌し ても良い。もう一つの選択としては、滅菌前に二次パッケージ内に既充填装置を 配置し、そうして、最初のオートクレーブ処理中に放出装置の内外部、並びに二 次パッケージの内部を滅菌し、それによって、更なる滅菌の必要性を排除しても よい。 図面の簡単な説明 図1は、本発明によって製造した既充填滅菌放出装置の断面図である。 図2は、本発明による、放出装置を取り囲む滅菌バリアを提供する二次パッケ ージ内にある既充填滅菌放出装置の断面図である。 好ましい実施態様の説明 図1に示したように、一般に10で示される、かつ、本発明の一つの実施態様 に従い製造される、流体物質を注入するための既充填滅菌放出装置は、封止され た先端部16によって閉塞されている開口または通口14を一端に持つハウジン グ部12を含む。ハウジング部12の開口端18は、内容物24を開口または通 路14から排出するためのハンドル22により操作できるゴムピストン20によ り閉塞および封止されている。好ましい実施態様では、ハウジング部12を、ポ リプロピレンなどの適切なポリマーの射出成型、またはポリプロピレンおよびポ リエチレンのコポリマー法などの適切なプラスチック成型法により製造する。好 ましい実施態様において、キャップ15およびピストン20などの適切な封止手 段を含む封止した先端部16もまた、同様にして適切なエラストマープラスチッ クまたはゴム物質を所望の形に射出成型することにより製造できる。 内容物24は、これに限定されるわけではないが、造影剤を含むどのような医 療用または診断用流体物質であってもよい。本明細書で使用するとき、流体の用 語は、医療用流体を意味しており、薬剤を含んで成る、または含有する、液体、 気体またはそれらの組み合わせを包含している。 内外部に汚染のない既充填滅菌放出装置10の製法で、既充填放出装置は製造 される。好ましい実施態様では、既充填放出装置は、注射器である。 本発明の一つの実施態様によれば、放出装置の各パーツを個々に製造し、その 後で組み立てることが出来る。この実施態様では、放出装置を適切な任意の手段 によって組み立て、予め充填できる。例えば、本明細書中に参照して組み込んで ある、米国特許第4,628,969号および第4,718,463号では、放出装 置の各パーツを個々に製造し、洗浄し、そして組み立てており;組み立てた放出 装置を予め充填し;その後、ピストン20をハウジング部12の開口端18へ挿 入して、既充填放出装置を形成し、そして放出装置中に流体内容物24を封止す る。ピストン20の組み立ては、排出システムを介するハウジング部12からの 空気の排出を含んでおり、かくして、流体内容物24の液面上に最大量の酸素非 含有気体を含めてピストン20をハウジング部12の開口端18内に挿入出来る 。 本発明のもう一つの実施態様によれば、ハウジング部12、開口または通路1 4、および封止された先端部16を、単一のユニットに製造でき、このようにし て、これらのパーツを組み立てる必要を無くすことが出来る。この単一ユニット は、予め充填でき、その後、ピストン20をハウジング部12の開口端18に挿 入して、上記の既充填放出装置を形成出来る。 本発明の好ましい実施態様の一つによれば、既充填放出装置を製造した後に、 組み立てた既充填放出装置は、何らかの適切な手段によって滅菌する。例えば、 組み立てた既充填放出装置を、既充填放出装置とその内容物が蒸気/空気混合オ ートクレーブ内の圧力下で加熱され得るようなオートクレーブ内に置いても良い 。 滅菌後、この滅菌状態の既充填放出装置10は、これらに限定するわけではな いが、滅菌環境において、放出装置を滅菌器具で取り扱うとか、滅菌手袋および /または滅菌服を着用するなど、または放出装置取り扱い後に滅菌溶液を使用す ることを含む適切な何らかの手段により、無菌的に処理でき、また放出装置を取 り囲む滅菌バリアを提供する適切な滅菌二次パッケージ30内に置くことも出来 、そのようにして、図2に示したように、内外部に汚染のない滅菌既充填放出装 置を提供する。滅菌既充填放出装置を取り囲む滅菌バリアを提供し得る適切な滅 菌二次パッケージの例としては、汚染のない滅菌既充填放出装置の輸送および貯 蔵を可能、および容易にすると思われる、通気可能な(気密でない)または通気 不能の(気密である)適切な任意のパッケージがある。 本発明のもう一つの好ましい実施態様によれば、予め充填し、組み立てた放出 装置を滅菌した後、滅菌状態の既充填放出装置を非無菌的に処理し、放出装置を 取り囲む滅菌バリアを提供する二次パッケージ30内に置くことが出来る。滅菌 既充填放出装置を取り囲む滅菌バリアを提供し得る二次パッケージの例としては 、汚染のない滅菌既充填放出装置の輸送および貯蔵を可能、および容易にすると 思われる通気可能な(気密でない)または通気不能な(気密である)適切な任意 のパッケージがある。この時点では、放出装置の内面とその中の流体含有物は滅 菌状態にあっても、既充填放出装置の外面および二次パッケージの内部は、非無 菌的処理により汚染されている可能性がある。 この既充填放出装置および二次パッケージ30は、次いで何らかの適切な手段 で滅菌し、既充填放出装置の外面に、または二次パッケージ30の内部に存在す る可能性のある汚染を排除して、図2に示したように、内外部に汚染のない滅菌 放出装置を提供できる。既充填放出装置をそれが二次パッケージ中にある間に適 切に滅菌する手段の例として、これに限られるわけではないが、過酸化水素、電 子ビーム放射、ガンマ線放射、紫外線放射、酸化エチレン、オゾン処理、ガスプ ラズマ、過酢酸、パラホルムアルデヒド、グルタルアルデヒド、またはベータプ ロピオラクトンの使用が挙げられる。 二次パッケージが通気可能であるか通気不能であるかにかかわらず二次パッケ ージ内部に入ることが出来る、電子ビーム照射、ガンマ照射、紫外線照射または 他の同様の線源を使用して、放出装置および二次パッケージを滅菌する場合には 、いかなる適切な通気可能または通気不能のパッケージでも使用できる。しかし ながら、二次パッケージ内部に入れることが必要な滅菌剤を使用する場合は、適 切な通気可能パッケージだけが二次パッケージとして使用できる。この場合、通 気可能なパッケージは、滅菌剤が二次パッケージ内部に入り得る程度に十分大き い孔または開口を有するような構造でなければならず、一方で、その孔は、汚染 物質、発熱性物質、および類似物が二次パッケージ内に入るのは妨げるだけ十分 に小さいものでもある。適切な通気可能な二次パッケージの一例は、デュ・ポン 社製のタイベックTM(TyvekTM)である。 更に、既充填放出装置の外面および二次パッケージ30の内部は、オートクレ ーブ処理することによって滅菌できる。二次パッケージ30内の放出装置の滅菌 をオートクレーブ処理によって行う場合、二次パッケージ30は、オートクレー ブ処理に耐え得る樹脂性材料によって作られていることが好ましく、このように 既充填放出装置の外面および二次パッケージ30を、放出装置内容物24の量ま たは組成に影響を与える程厳しくないオートクレーブ条件、即ち、流体内容物2 4および/またはピストン20の移動を誘起する程厳しくない条件下で滅菌でき る。 更に、また、二次パッケージ30内の放出装置の滅菌をオートクレーブ処理に より行う場合、二次パッケージは、内外部に汚染のない滅菌放出装置の迅速かつ 容易な品質管理検査を可能にするためにも透明でることが好ましく、それは品質 管理検査の目的の一つが、ピストン20および/または流体内容物24の実質的 な移動が、放出装置内の流体容量に影響を与えると思われるオートクレーブ処理 中に起こらなかったことを保証することであるからである。 本発明のまた別の好ましい実施態様では、放出装置を組み立て、予め充填した 後、但し、その中の流体内容物24を滅菌する前に、既充填放出装置を放出装置 を取り囲む滅菌バリアを提供する適切な任意の二次パッケージ30内に非無菌的 に置くことが出来る。この二次パッケージ30内の既充填放出装置は、それから オートクレーブ処理などの適切な任意の手段で滅菌でき、そのようにして、既充 填放出装置の外面および内面、その中の流体内容物24、および二次パッケージ 30全てが、最初の滅菌操作中に滅菌され、図2に示したように、内外部に汚染 のない滅菌既充填放出装置を提供される。従って、この実施態様では、もはやそ の後の滅菌操作は必要でない。 この実施態様では、滅菌をオートクレーブ処理によって行うが、既充填放出装 置および二次パッケージ30は、オートクレーブ処理工程中、流体内容物24お よび/またはピストン20を移動させることなく既充填放出装置を滅菌できるよ うな材料で作られているのが好ましい。更に、二次パッケージ30は、また上述 の理由により透明であるのが好ましい。 図2に示しているように、内外部に汚染のない滅菌既充填放出装置を上記開示 したいずれかの方法によっていったん得さえすれば、この放出装置は、容易に最 終使用場所まで運搬出来、かつ最終使用時点まで放出装置が内外部に汚染のない 放出装置の滅菌状態を維持できるような態様で貯蔵出来る。即ち、最終使用時点 で、本発明の放出装置は、その外面が汚染されている可能性のあるような放出装 置との接触なしに、完全滅菌の環境で“手袋をはめて”医者により取り扱われる ことが出来る。 理解されるとおり、本発明は、流体注入用滅菌既充填放出装置の独創的な製法 を提供するものである。上記方法を構成する各段階を組み合わせることにより、 これまで標準製法では製造不可能であった、内外部に汚染のない滅菌既充填放出 装置の製造が可能となる。 多くの細部にわたる変形、修飾、および変化を、本発明の範囲および精神から 離れることなく上記実施態様に施すことができるため、上記したおよび図面と共 に示した全ての事項は、下記請求の範囲において定義される本発明の多くの可能 な実施態様の1つまたはそれ以上の例示説明にすぎないと解釈されることを意図 するものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.内外部に汚染のない滅菌既充填放出装置の製法であって: a)組み立てて、封止した既充填放出装置を調製する; b)組み立てて、封止した放出装置とその内容物を滅菌する; c)既充填放出装置を放出装置を取り囲む滅菌バリアを提供する二次パッケ ージ内に置く; d)既充填放出装置と二次パッケージ内部を該放出装置が該二次パッケージ 内にある状態で、滅菌する、 各段階を含んで成る、方法。 2.該放出装置が注射器である、請求の範囲第1項記載の方法。 3.該放出装置の該内容物が造影剤である、請求の範囲第1項記載の方法。 4.該組み立てて、封止した放出装置の滅菌をオートクレーブ処理により行う 、請求の範囲第1項記載の方法。 5.該二次パッケージ内の該放出装置を過酸化水素、電子ビーム照射、ガンマ 線照射、紫外線照射、酸化エチレン、オゾン処理、ガスプラズマ、過酢酸、パラ ホルムアルデヒド、グルタルアルデヒド、またはベータプロピオラクトンを用い るか、またはオートクレーブ処理して滅菌する、請求の範囲第1項記載の方法。 6.内外部に汚染のない滅菌既充填放出装置の製法であって: a)組み立てて、封止した既充填放出装置を調製する; b)既充填放出装置を放出装置を取り囲む滅菌バリアを提供する二次パッケ ージ内に置く; c)既充填放出装置および既充填放出装置の内容物、および二次パッケージ 内部を、該放出装置が該二次パッケージ内にある状態で、滅菌する、 各段階を含んで成る、方法。 7.該放出装置が注射器である、請求の範囲第6項記載の方法。 8.該放出装置の該内容物が造影剤である、請求の範囲第6項記載の方法。 9.該組み立てて、封止した放出装置の滅菌をオートクレーブ処理により行う 、請求の範囲第6項記載の方法。 10.内外部に汚染のない滅菌既充填放出装置の製法であって: a)組み立てて、封止した既充填放出装置を調製する; b)組み立てて、封止した放出装置とその内容物を滅菌する; c)既充填放出装置を放出装置を取り囲む滅菌バリアを提供する滅菌二次パ ッケージ内に無菌的に置く; 各段階を含んで成る、方法。 11.該放出装置が注射器である、請求の範囲第10項記載の方法。 12.該放出装置の該内容物が造影剤である、請求の範囲第10項記載の方法。 13.該組み立てて、封止した放出装置の滅菌をオートクレーブ処理により行う 、請求の範囲第10項記載の方法。 14.請求の範囲第1項記載の方法に従い製造された、内外部に汚染のない滅菌 既充填放出装置。 15.請求の範囲第6項記載の方法に従い製造された、内外部に汚染のない滅菌 既充填放出装置。 16.請求の範囲第10項記載の方法に従い製造された、内外部に汚染のない滅 菌既充填放出装置。 17.a)既充填放出装置;および b)該放出装置を取り囲む滅菌バリアを提供するような二次パッケージで あって、その中に該既充填放出装置が置かれている二次パッケージ、 を含んで成る、内外部に汚染のない滅菌既充填放出装置。 18.該放出装置が注射器である、請求の範囲第17項記載の放出装置。
JP6514391A 1992-12-14 1993-12-09 内外部に汚染のない既充填放出装置の製法 Pending JPH08504350A (ja)

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JP (1) JPH08504350A (ja)
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