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JPH08503551A - 画像再生 - Google Patents

画像再生

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Publication number
JPH08503551A
JPH08503551A JP6512884A JP51288494A JPH08503551A JP H08503551 A JPH08503551 A JP H08503551A JP 6512884 A JP6512884 A JP 6512884A JP 51288494 A JP51288494 A JP 51288494A JP H08503551 A JPH08503551 A JP H08503551A
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JP
Japan
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algorithm
data vector
back projection
formulated
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Application number
JP6512884A
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English (en)
Inventor
バーバー,デービッド・チャールズ
ブラウン,ブライアン・ヒルトン
Original Assignee
ブリティッシュ・テクノロジー・グループ・リミテッド
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 B(FB)-1g=c、但し、cは再生される画像データベクトルであり、gは、適当な形式に配列されて、画像データベクトルcが再生される測定データベクトルであり、Fはcからgへの前進演算を表す行列であり、Bは対応する直接バックプロジェクション演算を表す行列であるバックプロジェクション画像再生方法またはアルゴリズムにおいて、同値で、計算上はより扱い易い行列積WQ-1が行列(FB)-1を置換し、WはWの複素共役であり、Q-1は演算Q=W(FB)Wにより行列FBから得られる行列Qの逆であり、Wはフーリエ変換(Fourier Transform)に関連し且つ明細書中で定義される行列である。

Description

【発明の詳細な説明】 画像再生 本発明は、画像、特に被検体の一断面の周囲を測定して該断面における特性分 布を表す断層画像に関する。 本発明は、特に、単光子射出コンピュータ連動断層撮影(SPECT(sin gle photon emission computed tomogra phy))及び陽電子射出断層撮影(PET(positron emissi on tomography))と言った断層撮影技術並びに電気インピーダン ス断層撮影または応用電位断層撮影として様々に公知であり、且つ、被検体のあ る部位の周囲に充てられた電気信号が該被検体の別の部位において電圧または電 流を生じ、該電圧または電流の値を測定処理して斯かる被検体の一部分における 導電率または抵抗率分布を表す画像を形成する本書において以後EITと称され る断層撮影技術に関するものであるが、それに限定されるものではない。斯かる 技術は、例えば、サイエンスインスツルメント(J.Phys.E: Sci. Instrum.)第17巻(1984年)の723頁から733頁に亙り公表 されているD.C.バーバー(D.C.Barber)及びB.H.ブラウン( B.H.Brown)による「応用電位断層撮影」と題する論文及び該出版物及 び以後に発刊された出版物中において言及された論文に記載されている。 EITは、必要とする機器類の面において比較的廉価な断層撮影技術であり、 本質的には非浸襲性であり、データの収集及び処理が迅速にでき、且つ、連続監 視に使用できる等のことから人体の臨床調査の面において約束された未来を有し ていると言える。 EIT技術を臨床目的に使用する典型的な例では、例えば、16本の電極が胸 廓等の人体部分の回りに該部分と接触するように環状に隔置され、例えば、周波 数50キロヘルツ(kHz)で数ミリアンペアの交流電流駆動信号が前記電極の 中の2本間に印加される一方で、それにより残りの電極対の間に生じる電流また は電圧が測定されて、その測定値が記憶されて処理される。駆動信号は、電極の 異なる対に連続して印加され、各段階でその他の残った電極対における信号が測 定され且つ測定値が記憶されて、得られて且つ再生画像の最大解像度を得るのに 処理される独立したデータの量の最大化がなされる。使用される電極数により得 られる独立データの量の上限が決定され、利用可能なデータ量、即ち、達成可能 な画像解像度を増大するためには、使用電極数を増大することが必要となる。し かしながら、別の問題が生じてくる。即ち、測定データから画像を再生すること は、本質的には行列代数の問題であり、処理するデータ量が増大するにつれて、 現在使用されている再生アルゴリズムの応用が不均衡に困難になる。この問題は 、EITに関係して現出するものではなく、測定データからのバックプロジェク ション(back−projection)を用いて再生画像を得るSPECT やPET等のその他の断層撮影技術に関係しても現出するものである。 従って、関連の基本測定データから再生断層撮影画像を得るための改良された 再生方法またはアルゴリズム及び斯かるアルゴリズムの重要な部分を系統的に表 す改良された方法を提供することが本発明の目的である。 本発明によれば、B(FB)-1g=c、但し、cは再生される画像データベク トルであり、gは、適当な形式に配列されて、画像データベクトルcが再生され る測定データベクトルであり、Fはcからgへの前進演算を表す行列であり、B は対応する直接バックプロジェクション演算を表す行列、であるバックプロジェ クション画像再生方法またはアルゴリズムにおいて、同値で、計算上はより扱い 易い行列積WQ-1が行列(FB)-1を置換し、WはWの複素共役であり、 Q-1は演算Q=W(FB)Wにより行列FBから得られる行列Qの逆であり、 Wはフーリエ変換(Fourier Transform)に関連し且つ下記の 如く定義される行列であり、 Wの要素Wnの各々はN×Nの下記の如き対角行列であり、 n=exp(−2jπn/N)であり、Nは整数の重積分べきであって、測定 データベクトルgを形成するのに収集かつ集合されるデータプロファイル数と等 しいことを特徴とするバックプロジェクション画像再生方法またはアルゴリズム が提供される。 若干異なる観点から見れば、本発明によれば、B(FB)-1g=c、但し、c は再生される画像データベクトルであり、gは、適当な形式に配列されて、画像 データベクトルcが再生される測定データベクトルであり、Fはcからgへの前 進演算を表す行列であり、Bは対応する直接バックプロジェクション演算を表す 行列であるバックプロジェクション画像再生方法またはアルゴリズムを実行する のに使用される行列(FB)-1を定式化する方法において、同値で、計算上はよ り扱い易い行列積WQ-1が定式化されて行列(FB)-1を置換し、WはW の複素共役であり、Q-1は演算Q=W(FB)Wにより行列FBから得られる 行列Qの逆であり、Wはフーリエ変換(Fourier Transform) に関連し且つ下記の如く定義される行列であり、 Wの要素Wnの各々はN×Nの下記の如き対角行列であり、 n=exp(−2jπn/N)であり、Nは整数の重積分べきであって、測定 データベクトルgを形成するのに収集かつ集合されるデータプロファイル数と等 しいことを特徴とするバックプロジェクション画像再生方法またはアルゴリズム が提供される。 本発明による改良された再生方法またはアルゴリズムは、上記の電気インピー ダンスまたは応用電位断層撮影技術への応用に限定されるものではなく、全ての コンピュータ連動断層撮影技術に応用可能な一般的な方法であり、例えば、ラジ オアイソトープ断層撮影に応用することが可能である。しかしながら、本書にお いては、主にEITへの応用について開示及び説明を行う。 公知のEITへの応用においては、上記した如く、16本の電極が被検体の回 りに環状に配置され、駆動電流が16本の互いに隣接する電極対の各々に交互に 印加され、各段階において、前記16対の各々で生じ且つ受けた信号が測定され て.、記録される。前記環状になった連続した電極対に1、2、...16とラ ベルを張るとすれば、駆動信号が対kに印加される間に対mで受信される信号を 表すデータ要素には(k,m)のラベルを張ることができる。各駆動毎に、例え ば、電極対1における駆動では、信号を16の電極対で受信することが可能とな る。従って、全ての受信データを下記の如く16×16の配列で書くことができ る。即ち、 1,1、 1,2、 1,3、....1,16 2,1、 2,2、.........2,16 ・ ・ 16,1..............16,16. この形式では、同一の電極対での駆動及び受信を表すデータ値は配列の主軸対角 線上にあることが分かる。 しかしながら、後段において明白となる理由により、本発明の目的上この配列 を、i番目の行(i−1)に配置された全ての要素を左へ循環させて、元々配列 の対角線上にあった要素(i,i)が該行の左側端の要素になり、且つ、該要素 の左にあった要素が前記行の右側へ循環されるように修正することが好ましい。 この再配置された配列を「左そろえ」された配列と呼ぶことができる。 左そろえされた配列の行は、次いで、次々に並べられてデータベクトルg、即 ち、(1,1、1,2 ...1,16 2,2、2,3 ...2,16 2 ,1 ....16,16 16,1 ...16,15)を提供することが可 能である。 gの要素は、(k,m)=(m,k)であり、且つ、(k,k)がデータ配列 の同一行のデータの残りから得ることができることから、全て互いに独立してい るというわけではない。実際、16本の電極を備えた装置では、可能な測定値数 は256であるが、独立したものは120個のみである。 データベクトルgの要素により表される測定データの値は、検査中の人体部分 の抵抗率分布の関数であり、検査の目的は、抵抗率分布を表す画像を画定する画 像データであるベクトルcを測定データのベクトルgから得ることである。ベク トルgの測定データは、(画像ベクトルCにより表される)人体部分に下記の関 係により関係させられる、 g=Fc、 但し、Fはcからgまでの「前進(forward)」演算を表す行列である。 測定データであるベクトルgから画像ベクトルcの要素を再生する好適な方法は 、バックプロジェクションとして公知の方法であり、バックプロジェクション演 算が行列Bにより表されるとしたなら、次の如く表すことが可能である、 B(FB)-1g=c. 上記演算において、(FB)-1はデータベクトルgを、バックプロジェクション を行った時に画像データベクトルcを生むデータベクトルg′に変換する行列で ある。この演算を実施するには、行列(FB)-1を計算する必要がある。行列F Bの計算は割に簡単ではあるが、該行列の次元が大きい可能性があることから、 該行列を逆にすることは困難な問題である。上記した如く、16本の電極を備え た装置では、可能測定値数を256とすることが可能であり、中120個が独立 しており、これは、行列FBが120×120のサイズであることを意味してい るが、電極数が32本に増加した場合には、行列FBのサイズは496×496 に増大し、可能性としては存在する64本の電極が交互に配置された装置では、 行列FBのサイズは1024×1024となる。後者2例のいずれにおいても、 行列FBは、直接逆にするのは困難なサイズにされている。しかしながら、本発 明では、以下に説明するように、斯かる困難な問題の回答が提供される。 B(FB)-1g=cで表されるバックプロジェクション方法は、第一の段階と して(FB)-1g=g′の演算が必要となり、実際、これが行列(FB)-1が必 要となる理由である。上記演算において、g’は必要な画像データベクトルcを 直接Bg′=cにより表されるバックプロジェクションにより得ることが可能な 修正データベクトルである。 演算(FB)-1g=g′は、概念上は、逆演算(FB)g′=gを暗示してお り、斯かる概念的演算の性質を考えることは有益なことである。16本の電極の 例を参照してこれを説明することが可能であり、斯かる例では、(256個のデ ータ測定値が全て独立しているわけではないことを無視して)データベクトルg は16×16の左そろえ配列の行を一緒に並べて得られる一連となった256個 のデータ要素であり、FBは256×256のサイズの行列である。(FB)g ′=gの概念演算では、gの第1要素、即ち、(1,1)は、g′をFBの第1 行で乗することにより得られる。同様に、gの第17要素、即ち、(2,2)は 、g′をFBの第17要素で乗することにより得られる。しかしながら、電極が 1位置分右に回転されると、再生の事実を変えることなく (2,2)が(1, 1)になり、従って、FBの行17がFBの行1と同一とならなければならない が、それには右に16位置分回転または循環させられなければならない。同様の 推論をgのその他の要素に当てはめると、FBの行17乃至32までは、行1乃 至16までを取って右に16位置分回転または循環させて得られ、行33乃至4 8まては、行1乃至16までを右に32位置分循環させて得られ、順次同様にな されることか分かる。明らかに、FBはその逆(FB)-1を発見する際に有利と な るように引っ繰り返すことが可能な高度に規則正しい構造、事実を有している。 即ち、FBは256×256のサイズであり、以下の形式を有している、 但し、Aiはサイズ16×16の小行列であり、N=16である。 良く公知の如く、正方行列A(例えばFB)は、原則的に、最初に3つの行列 に分解することで逆にすることが可能であり、従って、 A=UtRV、 但し、U及びVは逆(それそれの逆はそれそれの転置である)にするのが容易な 正規行列であり、Rは主対角線上にのみ非零要素を有している対角行列であり、 この行列も容易に逆にすることができる。Aを上記の如く分解できれば、その逆 A-1は下記の如く容易に得ることが可能であり、それは A-1=Vt-1U しかしながら、U、V及びRは計算しなければならず、実際には、これは通常非 現実的な長い計算となり、許容限度を超えた数値計算丸め誤差を免れなくなる。 この公知の「単値分解(single value decompositio n)」方法は、従って、行列FBを逆にする問題への実際的な回答を提供しない 。 しかしながら、本発明によれば、行列FBの反転をフーリエ変換に関係する行 列Wを利用することにより事実上達成することが可能であり、該行列は以下の如 く構成することが可能である。即ち、 最初に、 W=exp(−2jπ/N)とする、 但し、expは指数関数であり、j=(−1)1/2であり、Nはデータベクトル gを得るときに駆動信号が印加される電極の互いに隣接した対の数である。(フ ーリエ変換に対する行列Wの関係により、Nが整数の重積分べきである必要があ ることに留意する必要があり、従って、上記の例ではN=16=24である。) 次に、 Wn=exp(−2jπ/N)であることは指数関数の性質である。 nが零から(N−1)までの各整数の値であり且つ斯かる2つの整数の各々の 積の値であり、各斯かる値に対して、 で定義されるN×N対角行列Wnが形成されるとしたなら、上記の行列Wnは、必 要な行列Wの要素として配置することが可能であり、該行列は以下の如くとなる 、 FBが、 Q=W(FB)W、 但し、WはWの複素共役である演算を前提とするとしたなら、Qは以下の形式 を有することになる、 但し、Qi(i=1,...16)は16×16の行列である。上記いずれの構 成行列のいずれの行又は列が他の行列の行又は列と重ならないため、Qの逆は、 以下により求められる、 行列Qiの各々が16×16に過ぎないから、容易に逆にでき、従って、Qの 逆を容易に求めることが可能となる。実際、Qは256×256であるが、その 階数が120×120に過ぎないため、状況は、上記に述べたよりはかなり複雑 なものである。しかしながら、この複雑な状況に対処するための良く確立された 方法があるから、問題となることはない。 FBからの行列Q及びその逆であるQ-1の微分することで、FBのサイズが大 きい場合でも、比較的容易にFBを反転することができる。FBを、 FB=WOWとすれば、 その逆は、 (FB)-1=WQ-1となる。 従って、データベクトルgのバックプロジェクションが画像ベクトルcを生む ために本発明は、 c=Bg′=B(FB)-1g=BWQ-1g、即ち、 c=BWQ-1g の方法またはアルゴリズムを提供する。 上記の方法で(FB)-1を分解する利点は、16本の電極を備えた例において も説明することができる。(FB)-1が上記方法で分解されない場合には、gか らg′を計算するには、(電極が16本の場合には)256×256の演算(即 ち、65000以上の演算)が必要となる。(FB)-1が最初に上記方法で分解 される場合には、g′の計算は、先ず、Wgを計算して(この計算は、高速フ ーリエ変換(Fast Fourier Transform(FFT)を使用 することができることから迅速である)、次いで、Q-1で乗する(これは、最大 で16×16×16の演算に相当し、従って、(FB)-1で直接乗するより16 倍速く、次いで、Wで乗する(これも、FFTを使用できることから迅速である )。概して、電極が16本の場合には、速度が約3倍速くなることが期待でき、 32本の場合には速度増加は5倍になることが期待され、斯かる場合でデータベ クトルgのデータ数が相応して増大し、数が増大すれば速度は更に増大する。こ れらの処理速度の増大は、勿論、上記のFBの分解をしなかった場合で、FBの サイズが大きい場合にはその逆(FB)-1を得るのが非常に困難かまたは不可能 になると言う事実に加えて、利点となる。例えば、1024×1024行列の直 接反転は、手軽にできる仕事ではないが、本発明を利用すれば、これを、各々の サイズが32×32である行列32個を反転するまでに軽減され、より簡単にな る。 以上、本発明を電気インピーダンスまたは応用電位断層撮影に関係した応用を 説明しながら例示したが、X線コンピュータ連動断層撮影、磁気共鳴結像及びラ ジオアイソトープ断層撮影(単光子射出コンピュータ連動断層撮影またはSPE CT、及び陽電子射出断層撮影、PET)を含む様々な断層撮影技術のいずれか において、画像を再生するバックプロジェクション方法に利用することが可能な ことを理解しておく必要がある。これらの断層撮影技術の全てには、それそれの (FB)-1関数を定式化することが含まれており、それらの断層撮影技術の全て において、この定式化及び該定式化がその一部である画像再生を本発明の方法に より有効に達成することが可能となる。 特にSPECT及びPETに言及すると、考慮するしなければならない一つの 要素は、残留した未吸収のガンマ放射線がガンマカメラにより検出される前に検 査中の当該人体部分の組織中に生じるガンマ線減衰である。SPECTでは、収 集データの間接歪みを補正する理論的方法が存在するが、該方法は非常に不安定 であり、従って、実際には使用されない。SPECTにおける減衰を補正する代 替の方法は反復方法であるが、これには収束の問題があり、時間のかかるもので ある。回答らしきものを与える一,二の特別な方法がある。該方法による補正は 不完全なものであり、また、該方法により作り出される画像は、従って、依然と して不正確なものであるが、速く且つ実際にSPECTに使用される方法である 。反復技術のみがガンマ線減衰が検査中の人体全体を通じて均一でないと言う事 実を完全に説明することができるものであるが、CT画像がこのために必要であ り、従ってそれはめったになされない。本発明の方法は、上記の特別な方法より 上手にSPECTにおけるガンマ線減衰を補正するが、速度はそれほど遅くもな く、上記の反復技術より速度は速い。従って、SPECT及びEITに関連した 改良として広く認識されるようになることが期待されている。PETに関しては 、減衰の補正は理論上完全に達成可能であるが、実際にはSPECTに類似した 方法を使用する方がコスト的にはより効果的なものとなってしまう操作上の問題 がある。上記の特別な方法を使用すればこの傾向は増大するが、SPECTにお いてと同様にPETにおいても、本発明が重要な改良を提供することを期待して も良い。 本発明を前記の技術のいずれかに応用する際には、行列(FB)及びその要素 F及びBを状況の物理的現象を適切に具現化する方法で定式化する必要がある。 例えば、X線の直線減衰係数がその方法の本質的な性質であり、且つ、X線拡散 は重要でなく且つ無視できて、距離従属点拡張関数(PSF)を考慮しなくて良 いX線コンピュータ連動断層撮影に関しては、前進変換行列Fを拡散またはPS Fのための誤差補正項を含まない比較的単純な公式Foとすることができる。実 際的には、Foの転置であるFo tをBの公式としてしようすることが可能であり 、従って、行列(FB)は(Foo t)として比較的単純に公式化される。本発 明を放射された放射線に関して適切な考慮がなされなければならないSPECT に応用する際には、F行列中に必要な補正を組み込んで減衰認識前進変換行列Fa を得ることでこれを効果的になすことが可能である。この場合も、Faは上記に 言及したFoより若干複雑であるが、Faの転置であるFa tをBの公式として使用 し、且つ、従って、行列(FB)の公式として(Faa t)を使用するのが適切 である。本発明をSPECT及びPETに応用する際には、前進変換行列Fで減 衰のみならずPSFをも効果的に考慮することが可能である。この場合、これら 全ての要素及び状況のジオメトリを適切に考慮する適切なより複雑な行列Fgを 行列Fとして公式化することが可能である。原則的には、(FB)を計算する際 に、Fgの転置であるFg tを行列Bとして使用することも適切であるかも知れな い。しかしながら、Faに比較してFgの複雑さが増大することを鑑みると、Fg t の計算はFa tの計算より相当遅くなるであろうし、この場合、行列(FB)とし て(Fga t)を使用するのが好適(且つ実際には許容できるものであると判明 した)である。 EITに応用された例として本発明を説明した前記の開示におけるw及び行列 Wの定義において、Nはデータベクトルgを得る際に駆動信号が印加される電極 の相互に隣接した対の数に等しいものとして定義された。より一般的且つ特に本 発明をSPECTまたはPETに応用する場合に関しては、Nをデータベクトル gを形成するのに収集集合されるデータプロファイル数に等しいものとして定義 することが可能である。Nはしばしば2の重べき、例えば16、32または64 であるが、その他の整数のべきであっても良い。例えば、しばしば64個のプロ ファイルがSPECTを実行する際に収集されるが、81(=34)には理論的 な利点があり、実際にもそうのように照明することが可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),JP,US

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.B(FB)-1g=c、但し、cは再生される画像データベクトルであり、g は、適当な形式に配列されて、画像データベクトルcが再生される測定データベ クトルであり、Fはcからgへの前進演算を表す行列であり、Bは対応する直接 バックプロジェクション演算を表す行列、であるバックプロジェクション画像再 生方法またはアルゴリズムにおいて、同値で、計算上はより扱い易い行列積WQ-1が行列(FB)-1を置換し、WはWの複素共役であり、Q-1は演算Q= W(FB)Wにより行列FBから得られる行列Qの逆数であり、Wはフーリエ 変換(Fourier Transform)に関連し且つ下記の如く定義され る行列であり、 Wの要素Wnの各々はN×Nの下記の如き対角行列であり、 n=exp(−2jπn/N)であり、Nは整数の重積分べきであって、測定 データベクトルgを形成するのに収集かつ集合されるデータプロファイル数と等 しいことを特徴とするバックプロジェクション画像再生方法またはアルゴリズム 。 2.B(FB)-1g=c、但し、cは再生される画像データベクトルであり、g は、適当な形式に配列されて、画像データベクトルcが再生される測定データベ クトルであり、Fはcからgへの前進演算を表す行列であり、Bは対応する直 接バックプロジェクション演算を表す行列、であるバックプロジェクション画像 再生方法またはアルゴリズムを実行するのに使用される行列(FB)-1を定式化 する方法において、同値で、計算上はより扱い易い行列積WQ-1Wが定式化され て行列(FB)-1を置換し、WはWの複素共役であり、Q-1は演算Q=W( FB)Wにより行列FBから得られる行列Qの逆数であり、Wはフーリエ変換( Fourier Transform)に関連し且つ下記の如く定義される行列 であり、 Wの要素Wnの各々はN×Nの下記の如き対角行列であり、 n=exp(−2jπn/N)であり、Nは整数の重積分べきであって、測定 データベクトルgを形成するのに収集かつ集合されるデータプロファイル数と等 しいことを特徴とするバックプロジェクション画像再生方法またはアルゴリズム 。 3.行列Qが導き出される行列(FB)が(FFt)として定式化され、但し、 FtはFの転置であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の方法ま たはアルゴリズム。 4.行列Fが減衰、拡散または点拡張関数の誤差補正を組み込んでいない行列Fo として定式化され、且つ、行列(FB)が(Foo t)として定式化されるこ とを特徴とする請求項3に記載の方法。 5.行列Fが減衰の誤差補正を組み込んだ行列Faとして定式化され、且つ、行 列(FB)が(Faa t)として定式化される請求項3に記載の方法。 6.行列Qが導き出される行列(FB)が(Fga t)として定式化され、Fg は減衰、拡散及び点拡張関数の誤差補正を組み込んだFの公式であり、Fa tが減 衰の誤差補正を組み込んでいるが点拡張関数の誤差補正は組み込んでいないFの 公式Faの転置であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の方法。 7.B(FB)-1g=cであるバックプロジェクション画像再生方法またはアル ゴリズムにおいて、略本書にて説明した如き同値で、計算上より扱いやすい行列 で行列(FB)-1を置換することを特徴とするバックプロジェクション画像再生 方法またはアルゴリズム。 8.B(FB)-1g=cであるバックプロジェクション画像再生方法またはアル ゴリズムを実行する際に行列(FB)-1を置換する同値で計算上より扱いやすい 行列を定式化することを特徴とする略本書に記載された如き方法。
JP6512884A 1992-11-20 1993-11-19 画像再生 Pending JPH08503551A (ja)

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ID=26302019

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