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JPH08503030A - 繊維材料の連続蒸解用蒸解窯 - Google Patents

繊維材料の連続蒸解用蒸解窯

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JPH08503030A
JPH08503030A JP6511970A JP51197094A JPH08503030A JP H08503030 A JPH08503030 A JP H08503030A JP 6511970 A JP6511970 A JP 6511970A JP 51197094 A JP51197094 A JP 51197094A JP H08503030 A JPH08503030 A JP H08503030A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、繊維材料及び蒸解溶液を蒸解窯の頂部から入れ、蒸解窯の頂部と底部との間に設けられた少なくとも一つの蒸解窯スクリーン掛け装置(1D)から、使用済み蒸解溶液の回収がなされ、繊維材料が蒸解窯の底部(1C)から搬出され、蒸解窯の下半分に少なくとも一つのスクリーン掛け装置(2)を設けた高圧高温下で垂直蒸解窯(1)内の繊維材料を連続蒸解する蒸解窯において、前記スクリーン掛け装置(1,2)の少なくとも一方が、少なくとも一つのスクリーン要素(2A)を有し、スクリーン要素(2A)の外形が、四角形、好ましくは長方形、最も好ましくは正方形をなし、またスクリーン要素(2A)が、総面積が1m2より小さいスクリーン面(3A)を有し、さらにスクリーン要素(2A)が、シールされた容積空間(V)を形成するような仕方で蒸解窯壁(1A)に取り付けられ、前記容積空間(V)は、前記スクリーン面(3A)及び出入口手段(15)を介してそこから溶液のみを供給及び回収し、前記出入口手段が蒸解窯壁(1A)を貫通していることを特徴とする繊維材料の連続蒸解用蒸解窯に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 繊維材料の連続蒸解用蒸解窯 環境当局は、パルプ産業に対して、例えば塩素のような環境に有害な化学薬品 の使用を減らすことを従来以上に厳しく要求している。従って、漂白プラントや 、それに続く蒸解行程からの排水中に含まれる有機塩素化合物の排出許容量は累 進的に減らされており、今日では、前記した有機塩素化合物の排出許容量は、パ ルプ工場が漂白剤として有機塩素化合物を使用するのを全面的に中止しなければ ならない程、低くなっている。さらに、市場でも、漂白に塩素を使用しない紙製 品に対する需要が大きくなる傾向にある。 従って、パルプ産業では、この種の化学薬品を使用せずにパルプが漂白できる 方法を捜している。このような方法の一例としては、とりわけ過酸化水素を用い て漂白を行うリグノックス法(SE−A第8902058号)が挙げることがで きる。漂白用の化学薬品としては、他にオゾンを挙げることができ、実際にオゾ ンを漂白に適用することも増えている。従って、漂白剤として塩素化合物を使用 しなくても、この種の漂白材を使用することで、市場向きのパルプに求められる 白色度、すなわち89ISO以上の白色度を得ることは可能である。 しかし、塩素を含まないこれらの漂白剤を使用する公知の漂白方法には、パル プ繊維の品質を比較的大きく損なうという問題がある。 カミヤ社の援助のもとで行われた実験によって、驚くべきことに、蒸解窯全体 を同じ温度にしてパルプを蒸解した場合、即ち、全ての蒸解帯域をほぼ同じ温度 に保ち、さらに通常向流での洗浄に用いられる蒸解窯の最下帯域に一定量のアル カリを点火した場合には、脱リグニン及び強度特性に関して極めてすぐれた結果 が得られることが明らかになった。蒸解窯全体をほぼ同じ温度に保つことによっ て、比較的低温できわめて高度に脱リグニンを行うことができる。さらに、好ま しい強度特性が得られること、繊維原料の収量の高い製品が得られること、及び 不良品の量が低減することが明らかにされている。これらの効果は、改良された 従来の蒸解技術で蒸解したパルプ(軟材)と、本発明に基づく方法で(言い換え れば、上方並流蒸解帯域、中間向流蒸解帯域及び底部向流洗浄帯域を有する同様 な蒸解窯で)、蒸解したパルプとを比較して比較して示した第1図及び第2図の グラフから明らかである。尚、本発明に基づく方法では、蒸解窯をほぼ+155 ℃の一定温度に保ってパルプの製造を行っている。 特に(排他的ではないが)、本発明は、比較的古い原理に基づいて設計された 上方並流蒸解帯域と下方向流洗浄帯域から成る蒸解窯を用いて、新しい方法に従 った蒸解処理を行うための一組の装置から成る有利な設備に関する。等温蒸解法 では、それに伴っていくつかの実用的な問題が生じるので、この設備は必要であ る。第一は、 蒸解窯の下方部分、すなわち通常は洗浄のために用いられる部分で、効率的に一 定温度に達してその温度を維持することが困難であるという問題である。 本発明の主目的は、蒸解窯内の循環や温度分布を改良するための、より効果的 なスクリーン掛け手段を作り出すことにある。これに関しては、任意の新しい方 法に従って作用する新しい蒸解窯だけでなく、改良された既存の蒸解窯にも関連 する蒸解窯スクリーン掛け設備に対する新しい概念を使用することが有利である ことは知られている。 さらにまた、本発明の目的は、スクリーン表面を効果的に洗浄するためのバッ クフラッシングシステム(back flushing system)を製造することにある。これ に関しては、特に、複数の導管及び弁装置の装備が有利が種類でコストをセーブ する等の目的を有する。 図面の簡単な説明 第1図は等温蒸解法と、いわゆる従来の蒸解法の改良型(MMC)とを比較し た3つのグラフである。 第2図は、脱リグニンと粘度(粘度は、通常、パルプの強度を示すと考えられ られている。)との関係を示すグラフである。 第3A図、第3B図及び第3C図は、改良可能な既存の蒸解窯が、円筒状のス クリーン(circular screens)を使用して、どのように新しい方法に従って作用 させるかを、特にバックフラッシングシステムが異なる実施例に ついて示す図である。 第4図は、蒸解窯の下方部分の側面図を示しており、この蒸解窯はヘッダー( header)を有する従来の最下スクリーン掛け装置を備え、その上方には好ましい 種類の四角いスクリーンが配置された下方スクリーン掛け装置が設けられている 。 第5図は請求の範囲第4項に従った蒸解窯の水平線に沿った断面図を示してい る。 第6図は、本発明に関する長方形のスクリーンの好ましい実施例の部分断面斜 視図を示している。 第7図は、好ましいスクリーンの最下部分の垂直線に沿った部分断面図である 。 第8図は、好ましいスクリーンの正面図であり、第9図は前記スクリーンの側 面図である。 詳細な説明 第1図は、等温蒸解法と従来の蒸解法の改良型(MCC)とから得られる異な る結果を比較した3つのグラフである。上のグラフから、アルカリを添加する等 温蒸解法を使用することで、実質的に低い値のカッパ数が得られることが驚く程 明瞭に分かる。さらに、二番目のグラフから、同じカッパ数まで蒸解した時に、 強度に顕著な改善が認められることがわかる。加えて、三番目のグラフは、廃物 となる木材(木片分)の量が減少するという効果があることを示している。この 事実に、温度を一定に保持した時に全体にわたってかなりエネルギを節減す ることを考慮すれば、驚くほど顕著な結果になることが明らかになる。加えて、 第2図から、本発明に関する方法を使用すれば、酸素脱リグニン後でも、優れた パルプ強度(粘度約1000)を維持しながら、同時に非常に低いカッパ数が得 られることが理解されよう。従って、本発明に関する方法を用いれば、過酸化水 素やオゾンのような、いわゆる環境に優しい漂白用化学薬品を、強度を低下させ ることなく、その後の漂白行程で所定の白色度のレベルまで漂白するために使用 することができ、それにより市場で要求される純度レベルが得られる。 第3A図は、蒸解窯1の下方部分を示しており、この蒸解窯1はその向流帯域 で温度を上昇することができるようにするために、既存の蒸解窯に新型蒸解窯ス クリーン掛け装置2を配置したものである。この種の蒸解窯は上方並流部分と下 方向流部分とを有するものである。このような蒸解窯では、通常並流帯域は完全 な蒸解温度(即ち、硬材に関しては162℃、軟材に関しては168℃)に維持 されるが、主として洗浄帯域として利用される向流帯域の下方スクリーン掛け装 置の部分の温度は約135℃にされる。 以下の説明では、従来の作業では洗浄帯域とみなされていた、スクリーン掛け 装置が設けられた蒸解窯の向流帯域を蒸解帯域と称する。 第3A図における新型蒸解窯スクリーン掛け装置2は、蒸解窯の下方部分の蒸 解溶液を回収する導管3用の複数 の環状に配置されたスクリーン2からなり、下方スクリーン掛け装置1Bのすぐ 上に、好ましくは下方スクリーン掛け装置1Bの上端から新型蒸解窯スクリーン 掛け装置2の下端までの距離が最大で1.5mに、さらに好ましくは最大で1m になるよう配置されている。蒸解窯1の下方部分には、蒸解窯1の底部1A付近 に接続された流入装置4を通して洗浄液が供給され、また蒸解溶液は、中央導管 5A及び5Bを通して供給される。蒸解処理されたパルプは蒸解窯1の底部1A から導管1Eを通して送り出される。 一方の中央管5Aは、蒸解窯1の基本構造に含まれるもので、蒸解窯1の下方 スクリーン掛け装置1Bまで貫通して下がっており、溶液は第1の熱交換器6A で加熱された後、当該中央導管5Aを通して下方スクリーン掛け装置1Bが設け られた部分で放水される。その後、溶液の一部は向流方向で新型のスクリーン掛 け装置2に向かって流れる。このシステムから回収された溶液は、回収用の導管 3を通過し、放水される前に熱交換器6Bで所定の温度まで加熱され、第2の新 型中央導管5Bを通って、新型スクリーン掛け装置2のすぐ上方で放水される。 このような方法で供給されることによって、所定の温度(例えば158℃)、所 定の化学的濃度及び蒸解釜1の断面全体に亘る分布(広がり)に達した蒸解溶液 の一部は、蒸解釜1の中を上方向に向けて流れ続ける。中間スクリーン掛け装置 1Dでは、送られてきた蒸解溶液 が溶解してない木材材料と一緒にくみ出され、さらに処理が行われる。 各スクリーン要素2Aの表面は、比較的小さく、好ましくは0.3m2より小 さく形成されており、四角いスクリーンを使用する場合には500mm×500 mmの寸法が好ましい。スクリーン要素2Aを小面積でにすることで、効果的な バックフラッシングを得ることができ、それにより流れを効率的に循環するよう になる。新型スクリーニン掛け装置2には、好ましくはリング片2Cが取り付け られ、このリング片2Cからは独立した導管がスクリーン要素2Aの各々全てに 行き渡っている。このような構造と、この構造に適用された弁装置とを使用すれ ば、限定された数(例えば4つ)のスクリーニン要素2Aは同時に効果的にバッ クフラッシュされ得る。これらの状況下では、バックフラッシュされるスクリー ン表面が全体として小さいので(例えば0.5-12)、スクリーンを浄化する ために非常に効果的なバックフラッシングが得られ、それによって、高い効率で 循環がなされるようになる。 第3B図では、このようなバックフラッシングシステムがどのように配置され 得るかの第1の実施例を示している。実施例として、バックフラッシングシステ ムを円筒状のスクリーンに連結したものを示しているが、もちろん四角いスクリ ーン、例えば正方形のスクリーンを使用してもよい。バックフラッシング溶液は 、スクリーン 要素2Aから導管3を通して中央管5Bに流れる循環溶液から、分岐管7(主管 はバックフラッシング用)を通して集められる。前記主バックフラッシング管7 内に供給される溶液(バックフラッシング溶液)は、その後、複数の弁装置8, 9(第3B図の拡大図参照)によって種々のスクリーン要素2Aに供給される。 バックフラッシュ用として各スクリーン要素2Aに必要とされる2つの弁装置に 加えて、さらに主弁装置10が設けられ、この主弁装置10はスクリーン全体か ら出る溶液を、またスクリーン全体に供給する溶液を遮断することができる。溶 液がリング片2Cを通して(その後、導管3を通り)スクリーン要素2Aから回 収されている時は、主弁装置10及び回収弁装置9は開弁されるが、バックフラ ッシング弁装置8は閉弁される。 バックフラッシング行程の間、主弁装置10及びバックフラッシング弁装置8 は開弁され、回収弁装置9は閉弁される。好ましくは、この作用は連続的に行わ れ、4つのスクリーン要素2Aが同時にバックフラッシュされ、その間、残った スクリーン要素2A、例えば20個のスクリーン要素2Aからは溶液が回収され る。従って、バックフラッシュ用の主管7内の圧力は実質的に均一にされる。 第3C図では、バックフラッシングシステム(四角いスクリーンにも使用する ことができる。)の配置方法の好ましい実施例を示している。また、ここでは導 管3は 溶液を回収ために使用され、また主管7はバックフラッシング溶液を供給するた めに使用される。2つのスクリーン要素2Aがループを形成する導管を介して相 互に連結されている。このループ管13Aの上方部分は、分岐管7Aを介してバ ックフラッシング用の主管7と相互に連結している。この分岐管7Aには弁装置 11が配設されている。ループ管13Bの下方部分は、回収用導管3に連結され た分岐管3Aと相互に連結している。弁装置12は分岐管3Aに設けられている 。溶液回収行程中は、上方分岐管7A内の弁装置11は閉弁されているが、回収 用の弁装置12は開弁されている。その時、溶液はループ13Bの下方部分、分 岐管3A及び回収用導管3を通して両方のスクリーン2Aから回収される。バッ クフラッシング行程の間、上方の弁装置11は開弁され、下方の弁装置12は閉 弁され、その時バックフラッシング溶液は、分岐管7Aを通ってループ13Aの 上方部分から両方のスクリーン要素2A内に供給され、スクリーン要素2Aのス クリーン面を浄化する。後者の実施例は、従来の装置に対して必要な弁装置の数 を減らすことができるという利点がある。 第4図には、蒸解窯の下方部分内に高い効率で溶液を分配するように設計され た蒸解窯の下方部分を示している。蒸解窯の作用は第3A図に示した蒸解窯と同 じである。しかし、第4図に示した蒸解窯は、その最下円筒部分1E(いわゆる 最下ステップアウト)内に、2つのス クリーン掛け装置1B及び2が設けられている点で第3図に示した蒸解窯と大き く異なる。第4図(第8図も参照)から分かるように、第2スクリーン掛け装置 2は、複数の長方形(好ましくは正方形)のスクリーン要素2Aを備え、これら のスクリーン要素2Aは最下スクリーン掛け装置1B上に隣接して形成されたチ ェス(chess)内に位置決めされている。(すでに説明したスクリーン掛け装置 と同様に)最下スクリーン掛け装置1Bは従来の種類のもので、環状に配置され た複数のスクリーン要素を有し、各スクリーン要素は管寄せ部に連結され、溶液 は、当該管寄せ部を介して、スクリーン要素2Aから回収され、熱交換器6Aを 通って循環流内に流れ、その後中央導管5A内に流れる。さらにまた、第4図に 示すように、各スクリーン要素には、溶液及びバックフラッシング溶液を回収す るための独立した入口及び出口が各々設けられている。 バックフラッシングを行うためには、第3B図及び第3C図で説明した2つの 方法の何れかが使用され得るが、好ましくは第3C図に関する方法が使用される 。さらに、これに関しては、溶液流量が一定であるので、各スクリーン要素のバ ックフラッシュの効率は、同時にバックフラッシュするスクリーン要素の数に反 比例すること、言い換えれば、全ての溶液流を二つのスクリーン要素に流したほ うが、4つのスクリーン要素に流すより効率がよくなることに注意すべきである 。例えば、4つのスクリ ーン要素の溶液回収を同時に遮断することはできるが、同時にバックフラッシュ されるのはそれらの2つだけである。例えば、4つのスクリーン要素の各セット が20秒間遮断されると、それらの二つは初めに10秒間バックフラッシュがな され、残りの一組が最後の10秒間でバックフラッシュがなされる。このような システムを使用すると、各スクリーンは4分間毎に10秒間バックフラッシュさ れることになる。例えば5秒間の間に、同時に1つのスクリーンをバックフラッ シュすることがより効果的である。 第5図には、第4図に示された蒸解窯装置の水平線に沿った断面図が示されて いる。この第5図を参照すると、スクリーン要素は蒸解窯1の壁1Aを貫通して おらず、溶液回収及び供給用の導管15だけが壁1Aを貫通していることが明ら かである。 第6図は、本発明の好ましい実施例に関するスクリーン要素の斜視図を示して おり、この図面から、各スクリーン要素2Aが、蒸解窯1の容器の内壁上に溶接 されていることが分かる。スクリーン要素2Aが、スクリーン要素2Aを効果的 にバックフラッシュできるようにするために、シーリング効果が得られるような 仕方で蒸解窯1の壁1Aに溶接されていることも重要である。 この実施例では(排他的ではないが)、スクリーン面3Aを形成する棒状部材 3が示されている。棒状部材3は、それに対して垂直な棒状部材4上に溶接され ている。 好ましくは、棒状部材3は、その高さ(H)がその幅(d)より大きくなってい る。通常、棒状部材3間の隙間は、およそ3〜5mmの間である。好ましくは、 棒材部材4は、他の支持部材なしに棒状部材3を支持できるように、顕著な強度 を有する材料から作られる。ショルダー7は、各端部で各棒状部材4を支持して いる。また、ショルダー7は符号9で示すように蒸解窯壁1A上に溶接されてい る。 既に説明したように、各スクリーン要素は、実質的にシールされた蒸解釜1の 壁1Aとスクリーン裏面3Bとの間、言い換えれば、棒状部材3間の隙間及び出 入口導管15を介してのみ連通可能な領域に、所定の容積空間が形成されるよう に、設けられる必要がある。このシール状態を得るために、スクリーン要素には L字状に形成された棒状部材10が、その外縁に沿って設けられる(第7図も併 せて参照)。これらL字状の棒状部材10は、前記外縁の垂直なエッジの位置で 、垂直に延長する支持材13上に位置決めされ、この支持材13は蒸解窯壁1A に溶接され、また、この支持材13は棒状部材3と棒状部材4との合計の高さよ り、実質的に高い高さを有する。この高さは、L字状棒状部材10の内壁が支持 部材13の内側に面する表面に保持された時に、垂直棒材4が肩部7上に支持さ れるような仕方で適合される。また、スクリーン要素2の水平縁に沿っても同じ 原理が使用され、言い換えれば、水平に配置された支持部材1 4が蒸解窯壁1Aに溶接され、この支持部材14は実質的に水平に延長するL字 状に形成された棒状部材5に結合される。 第8図及び第9図には、出入口導管15が、効果的に溶液を引き上げるために 、スクリーン要素の下方部分に位置決めされていることが示されている。スクリ ーン2の水平L字状棒状部材5はパルプのたれを回避するように設計されている 。従って、この水平L字状棒状部材5はスクリーン面から距離をおいて配置され 、この目的に有利な角度を持っている。さらに、棒状部材3の外方に突出してい る端部を受け入れるスロット5Bが設けられている。スクリーン要素を分解する 必要がある時には、支持部材13,14上のL字状棒状部材5及び10を固定し ている溶接部分は(例えばグラインドによって)除去される。その後、新しいス クリーン要素が、上述したような仕方で支持部材13及び14に取り付けられる 。垂直支持部材13は2つのスクリーン要素を支持した時に、隣接するL字状棒 状部材10間に、溶接及びグラインドをするための空間が得られるような幅を有 する。 本発明は上記した説明に限定されるものでなく、請求の範囲の範囲内で変形が 可能である。従って、種々の蒸解窯に上述のようなスクリーン要素が適用でき、 またスクリーン要素は蒸解窯内の任意のレベルに適用可能であることは当業者に は明らかである。また。例えば、いわゆるMCC型又は水圧型の蒸解窯も、いわ ゆる等温式又 は非等温式蒸解用の本発明に関する蒸解窯スクリーン掛け装置に有利に適用され 得る。さらに、この方法が主として硫酸塩パルプを製造することを意図していた としても、蒸解溶液の全ての形式に関して好ましい方法として使用され得る。加 えて、本発明は、上述した例示的な温度レベルに限定されないことは当業者に明 らかである。しかし、これに関して、蒸解窯内の温度レベルの平均は、+150 ℃を越えるが+165℃より低いことが好ましく、また、硬材に対しては+15 0℃〜+155℃の間に、軟材に対しては+160℃〜+165℃の間にあるこ とが好ましく、さらにまた、一つ若しくは複数の蒸解帯域内の温度平均は、硬材 の場合には150℃±1℃が好ましく、軟材の場合の蒸解窯内の温度平均は+1 59℃±1℃が好ましい。加えて、正方形の形状以外のスクリーン要素、例えば 長方形のスクリーン要素もまた使用し得ることは理解される。さらに、旧型及び 新型蒸解窯の両方に本発明に関するスクリーン要素が適用され得ることが強調さ れる。さらにまた、基本設計概念も、ロッド形式、例えばスロットを有するスク リーン表面以外の他のスクリーン表面と共に使用され得ることは注意すベきであ る。実施例において、各スクリーン表面の裏側にシールされた容積空間を作るた めに、溶接以外の他の種類の取り付け方法、例えば接着剤を使用することやシー ル手段と共にネジを使用することも可能である。たとえ各スクリーン要素2Aに 対して一つに出入口導管15を 使用するのが好ましいとしても、もちろん2つ又はそれ以上のスクリーン要素を 一つの同じ出入口導管に接続することも可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,CA, CH,CZ,DE,DK,ES,FI,GB,HU,J P,KP,KR,LK,LU,MG,MN,MW,NL ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE, SK,UA,US (72)発明者 スヴアンベルグ,ヨハンナ スウエーデン国.エス―652 23・カルル スタード.カルラガタン.30

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.繊維材料及び蒸解溶液を蒸解窯の頂部から入れ、 蒸解窯の頂部と底部との間に設けられた少なくとも一つの蒸解窯スクリーン掛 け装置(1D)から、使用済み蒸解溶液の回収がなされ、 繊維材料が蒸解窯の底部(1C)から搬出され、 蒸解窯の下半分に少なくとも一つのスクリーン掛け装置(2)を設けた 高圧高温下で垂直蒸解窯(1)内の繊維材料を連続蒸解する蒸解窯において、 前記スクリーン掛け装置(1,2)の少なくとも一方が、少なくとも一つのス クリーン要素(2A)を有し、 スクリーン要素(2A)の外形が、四角形、好ましくは長方形、最も好ましく は正方形をなし、またスクリーン要素(2A)が、総面積が1m2より小さいス クリーン面(3A)を有し、 さらにスクリーン要素(2A)が、シールされた容積空間(V)を形成するよ うな仕方で蒸解窯壁(1A)に取り付けられ、 前記容積空間(V)は、前記スクリーン面(3A)及び出入口手段(15)を 介してそこから溶液のみを供給及び回収し、 前記出入口手段が蒸解窯壁(1A)を貫通していること を特徴とする繊維材料の連続蒸解用蒸解窯。 2.スクリーン要素(2A)がスクリーン面組立体(3,4,5,10)を備 え、前記スクリーン面組立体(3,4,5,10)がショルダー(7)に支持さ れ、前記ショルダー(7)が、水平に配置された少なくとも一つの棒状部材(4 )の両端を支持することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の蒸解窯。 3.前記スクリーン要素(2A)が、好ましくは溶接手段で組み立てられ、蒸 解窯壁に溶接手段で取り付けられたことを特徴とする請求の範囲第2項に記載の 蒸解窯。 4.前記スクリーン要素(2A)が、蒸解窯(1A)の最下広がり部分、いわ ゆる最下ステップアウト内に配置されていることを特徴とする請求の範囲第1項 に記載の蒸解窯。 5.複数のスクリーン要素(2A)が、蒸解窯(1A)の前記最下広がり部分 内に位置決めされていることを特徴とする請求の範囲第4項に記載の蒸解窯。 6.前記複数のスクリーン要素(2A)が、パターンに似たチェスを形成する ために、複数のスクリーン要素(2A)が配置された二つの円筒状の列を有する ことを特徴とする請求の範囲第5項に記載の蒸解窯。 7.前記複数のスクリーン要素(2A)をバックフラッシュシステム(7)に 連結し、限定された数の、好ましくは4個のスクリーン要素(2A)を所定の周 期でバックフラッシュし、残りの、好ましくは20個のスクリーン要素(2A) で蒸解窯から溶液を回収するようにし たことを特徴とする請求の範囲第5項に記載の蒸解窯。 8.前記蒸解窯スクリーン掛け装置(2)が、前記スクリーン掛け装置(2) の近くに、好ましくはすぐ上に液体を放出する中央導管(5B)に供給するため の溶液を回収するように設計された複数のスクリーン要素(2A)から成ること を特徴とする請求の範囲第1項に記載の蒸解窯。 9.最下蒸解窯スクリーン掛け装置(1B)の上端と、新型蒸解窯スクリーン 掛け装置(2)の下端との間の間隔が5mより小さく、好ましくは2mより小さ く、さらに好ましくは1mより小さいことを特徴とする請求の範囲第8項に記載 の蒸解窯。 10.底部から数えて2番目の蒸解釜スクリーン掛け装置(2A)の位置又は その上部にある繊維材料及び上方に流れる溶液の温度が、残りの一つの蒸解帯域 又は複数の蒸解帯域と、最大+4℃、好ましくは+2℃、最も好ましくは+1℃ しか違わないことを特徴とする請求の範囲第8項に記載の蒸解釜。
JP51197094A 1992-11-18 1993-04-08 繊維材料の連続蒸解用蒸解窯 Expired - Fee Related JP3287849B2 (ja)

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