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JPH0850281A - 液晶表示装置及びその製造方法 - Google Patents

液晶表示装置及びその製造方法

Info

Publication number
JPH0850281A
JPH0850281A JP12237995A JP12237995A JPH0850281A JP H0850281 A JPH0850281 A JP H0850281A JP 12237995 A JP12237995 A JP 12237995A JP 12237995 A JP12237995 A JP 12237995A JP H0850281 A JPH0850281 A JP H0850281A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
film
regions
display device
crystal display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12237995A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Kono
広明 河野
Susumu Ooima
進 大今
Yuji Okita
雄二 置田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP12237995A priority Critical patent/JPH0850281A/ja
Publication of JPH0850281A publication Critical patent/JPH0850281A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 視野角の拡大及び/または階調表示を可能と
するように、領域によって液晶分子の移動量が変化され
る液晶表示装置を得る。 【構成】 基板12上に導電膜13、絶縁膜14及び配
向膜15を形成してなり、絶縁膜14の残りの領域と誘
電率の異なる領域14a,14bを絶縁膜14に設ける
ことにより、導電膜13から液晶17に印加される電圧
を、領域によって異ならせる液晶表示装置11。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示装置に関し、
特に、液晶と液晶に電圧を印加するための導電膜との間
に形成される層の構造が改良された液晶表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、アクティブマトリックス型液晶表
示装置やTN型液晶表示装置、あるいは強誘電性液晶を
用いた液晶表示装置などの種々の液晶表示装置が知られ
ている。このような液晶表示装置の表示部の構造の一例
を図1に示す。
【0003】液晶表示装置1では、ガラスなどの透明材
料よりなる基板2,3間に液晶4が注入されている。基
板2,3の液晶4側の表面には、液晶に電圧を印加する
ための電極として機能する透明導電膜5,6及び配向膜
7,8が形成されている。透明導電膜5,6は、例えば
ITO(インジウム錫酸化物)よりなり、他方、配向膜
7,8はポリイミドなどの合成樹脂により構成されてい
る。配向膜7,8は、初期の液晶分子の配列の均一化を
果たすために設けられており、それによって表示特性の
向上が図られている。
【0004】なお、特に図示はしないが、例えばアクテ
ィブマトリックス型液晶表示装置では、図示されていな
い部分において画素を駆動するための薄膜トランジスタ
などが形成されており、かつカラー液晶表示装置では、
カラー表示を行うためのカラーフィルタなどが構成され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、液晶表示装
置1では、上記のように導電膜5,6上に単一の材料よ
りなる配向膜7,8が形成されているため、液晶分子の
初期配列状態は均一化されるものの、電圧が印加された
ときに、液晶分子が均一に移動する。すなわち、あるし
きい値電圧以上の電圧を印加した場合、配向膜8上の液
晶分子が均一に動き、その結果、視野角が狭くなりがち
であるという問題があった。
【0006】本発明の目的は、電圧印加時に液晶分子を
異なるように移動させることを可能とし、それによって
視野角の拡大等を果たし得る液晶表示装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、液晶と、液晶
に電圧を印加するための導電膜とを有する液晶表示装置
において、導電膜上に形成されておりかつ誘電率の異な
る領域を有する印加電圧調整膜を有することを特徴とす
る液晶表示装置である。
【0008】すなわち、本発明の液晶表示装置では、電
極として機能する導電膜上に、誘電率の異なる領域を有
する上記印加電圧調整膜が形成されており、従って、導
電膜から液晶に電圧を印加した場合、領域によって液晶
分子に実際に印加される電圧が異なることになる。その
結果、領域によって液晶を動かすためのしきい値電圧が
異なることになるため、領域により液晶の動きが異なら
されて視野角が拡大される。
【0009】上記のように、導電膜上に形成される膜に
おいて誘電率が異なる領域を構成する態様としては種々
のものが考えられる。例えば、上記印加電圧調整膜を、
配向膜と、配向膜と導電膜との間に配置された少なくと
も1つの絶縁膜との積層膜により構成し、前記配向膜及
び絶縁膜のうち少なくとも一方が、誘電率の異なる領域
を有するように構成してもよい。
【0010】また、上記印加電圧調整膜を、配向膜と、
少なくとも1つの絶縁膜の積層膜により構成し、配向膜
及び絶縁膜の双方が誘電率の異なる領域を有し、かつ前
記配向膜及び絶縁膜の誘電率の異なる領域同士が部分的
に重なり合うように構成し、それによって印加電圧調節
膜において、誘電率が多段階に異なる領域を形成するよ
うにしてもよい。
【0011】さらに、本発明の液晶表示装置における印
加電圧調整膜は、配向膜を兼ねるものであってもよい。
すなわち、配向膜が導電膜上に形成されており、該配向
膜上に液晶が配置された液晶表示装置において、配向膜
に誘電率の異なる複数の領域を構成し、それによって配
向膜に印加電圧調整膜の機能をも与えてもよい。
【0012】また、本発明の液晶表示装置の製造方法
は、液晶に電圧を印加するための導電膜を有する液晶表
示装置の製造にあたり、上記導電膜を形成した後に、該
導電膜上に誘電率の異なる領域を有する印加電圧調整膜
を形成することを特徴とする。
【0013】上記印加電圧調整膜の形成については、種
々の方法で行うことができる。例えば、配向膜と、配向
膜と導電膜との間に配置された少なくとも1層の絶縁膜
とを有する印加電圧調整膜の形成にあたり、配向膜及び
絶縁膜の少なくとも一方にレーザーを照射することによ
り上記誘電率の異なる領域を形成してもよく、あるいは
配向膜及び絶縁膜の少なくとも一方にマスクを重ねてイ
オン注入を行うことにより上記誘電率の異なる領域を形
成してもよく、さらに、配向膜及び絶縁膜の少なくとも
一方にエネルギービームを照射し部分的に熱アニールす
ることにより誘電率の異なる領域を形成してもよい。
【0014】
【作用】本発明の液晶表示装置では、上記のように誘電
率が異なる領域を有する印加電圧調整膜が導電膜上に形
成されている。従って、導電膜から液晶に電圧を印加し
た場合、印加電圧調整膜が誘電率の異なる領域を有する
ため、液晶には、電圧が均一に印加されず、領域によっ
て異なる電圧が印加されることになる。
【0015】従って、液晶が移動し始めるしきい値電圧
以上の電圧を印加した場合、印加電圧調整膜上の液晶分
子は画一的に移動しない。よって、液晶表示装置の視野
角を拡大することができる。
【0016】また、1つの画素において上記のように誘
電率の異なる領域を印加電圧調整膜に構成した場合に
は、領域によって液晶分子に印加される電圧が異なるこ
とになるため、このような液晶分子に印加される電圧差
を利用することにより階調表示を行うことも可能とな
る。
【0017】また、上記印加電圧調整膜を、配向膜と、
少なくとも1つの絶縁膜とを有するように構成し、配向
膜及び絶縁膜の双方に誘電率の異なる領域を設け、配向
膜と絶縁膜の誘電率が異なる領域同士を部分的に重なり
合わせることにより、印加電圧調整膜において、誘電率
が多段階に異なる領域が構成される。その結果、導電膜
から液晶に電圧を印加した場合、領域によって液晶分子
の移動をより一層不均一化することができ、それによっ
て視野角をより一層拡大することができる。
【0018】特に、誘電率が多段階に異なる領域を構成
した構造を、1つの画素に適用した場合には、より一層
きめの細かい階調表示を行うことが可能となる。
【0019】
【実施例の説明】以下、本発明の実施例を説明すること
により、本発明を明らかにする。図2は、本発明の第1
の実施例にかかる液晶表示装置の要部を説明するための
略図的断面図である。液晶表示装置11では、ガラスや
透光性の合成樹脂よりなり透光性基板12上に、導電膜
13が形成されている。導電膜13上には、絶縁膜14
及び配向膜15がこの順序で積層形成されており、該絶
縁膜14及び配向膜15により印加電圧調整膜16が構
成されている。配向膜15上には、液晶17が注入され
ている。
【0020】なお、特に図示はしないが、液晶17の上
方にも、同様に、導電膜及び配向膜をさらに必要に応じ
て絶縁膜が形成された基板が配置され、該基板と、基板
12との間に液晶17が注入されている。
【0021】導電膜13は、液晶17に電圧を印加する
ための電極として機能するものであり、例えばITOの
ような透明導電材料により構成されている。導電膜13
上に形成されている絶縁膜14は、本実施例では、Ti
2 よりなる。もっとも、絶縁膜14は、他の絶縁性材
料、SiNなどにより構成してもよい。
【0022】また、絶縁膜14は、均一には形成されて
おらず、残りの領域と誘電率が異なる複数の領域14
a,14bが形成されている。TiO2 膜の比誘電率ε
は96であるのに対し、本実施例では、領域14a,1
4b以外の所にSiO2 が含有されて、領域14a,1
4bの誘電率が相対的に高められている。すなわち、S
iO2 の比誘電率はε=3.78であり、従って、該S
iO2 の含有量を調整することにより領域14a,14
b以外の領域の誘電率が低められている。
【0023】上記誘電率の異なる複数の領域14a,1
4bの形成は、例えばTiO2 膜を成膜した後、領域1
4a,14bの領域を例えばレジスト樹脂よりなるマス
クで覆い、領域14a,14b以外の所にSiイオンを
注入することにより行うことができる。
【0024】なお、本実施例では、TiO2 膜を絶縁膜
として用いたが、TiO2 以外に、後述の好ましい変形
例で用いるSiO2 のほか、PbO、Al2 3 、Ba
TiO3 、KNbO3 、BaTiO3 系PbTiO3
LiNbO3 、LiTaO3などから絶縁膜を構成して
もよい。
【0025】配向膜15は、誘電率の異なる領域14
a,14bを形成した後に、絶縁膜14上に形成され、
例えばポリイミド樹脂などのように、従来より液晶表示
装置において配向膜材料として用いられていた適宜の材
料により構成される。
【0026】第1の実施例の液晶表示装置11では、導
電膜13と、液晶17を介して導電膜13とは反対側に
配置された導電膜から電圧が印加され、液晶17の液晶
分子が移動されて表示が行われる。この場合、絶縁膜1
4に誘電率の異なる領域14a,14bが形成されてい
るため、電圧を印加したとしても、領域によって実際の
液晶分子に印加される電圧が異なることになる。すなわ
ち、領域14a,14bが残りの領域に比べて誘電率が
高められているため、領域14a,14b上の液晶分子
に、残りの領域上の液晶分子に比べて相対的に大きな電
圧が印加される。従って、図2に略図的に示すように、
領域14a,14b上における液晶分子の傾きAに比べ
て残りの領域上に液晶分子の傾きBの方が小さくなる。
従って、液晶表示装置11における視野角を拡大するこ
とができる。
【0027】また、1つの画素において、上記のように
誘電率の異なる領域14a,14bを有するように印加
電圧調整膜16を形成した場合には、1つの画素内にお
いて領域によって液晶分子に実際に印加される電圧が変
化されることになるため、液晶分子に印加される電圧差
を利用することにより階調表示を行うことも可能であ
る。
【0028】次に、第1の実施例の好ましい変形例を説
明する。第1の実施例では、絶縁膜14が、TiO2
からなり、該絶縁膜14の領域14a,14b以外の部
分にSiO2 を含有させて、領域14a,14b以外の
領域の誘電率を低めるとともに、領域14a,14bの
誘電率を相対的に高めていた。これに対して、次に述べ
る好ましい変形例は、絶縁膜14として、比誘電率ε=
3.78のSiO2 膜を成膜し、SiO2 膜に、ε=9
6のTiO2 を領域14a,14bに含有させたことを
特徴とする。その他の構成については、上記第1の実施
例と全く同様である。従って、第1の実施例で用いた各
構成部分の説明を援用し、異なる部分のみを説明するこ
とにする。
【0029】好ましい変形例では、第1の実施例とは逆
に、SiO2 膜からなる絶縁膜14の領域14a,14
bに、TiO2 が含有され、それによって領域14a,
14bの誘電率が高められ、他方、領域14a,14b
以外の領域の誘電率が相対的に低められている。この変
形例が、第1の実施例より好ましい理由は、注入される
TiO2 の比誘電率がε=96と、SiO2 膜の比誘電
率ε=3.78に比べて非常に高いため、TiO2 の含
有による誘電率調整効果が大きいからである。
【0030】次に、上記好ましい変形における具体的な
実験結果を説明する。絶縁膜14として、厚み3000
ÅのSiO2 膜を形成し、しかる後、領域14a,14
bにおいてTiイオンを注入し、TiO2 を領域14
a,14bに含有させた。その結果、領域14a,14
b以外の領域はε=3.78であるのに対し、領域14
a,14bのεは8となった。また、配向膜15として
は、厚み0.1μmのポリイミド樹脂からなる膜(ε=
3)を成膜した。さらに、上記絶縁膜14及び配向膜1
5からなる印加電圧調整膜16を形成してなる基板12
を用い、セルギャップが5μmの液晶表示装置を作製し
た。
【0031】上記のようにして作製した液晶表示装置で
は、5Vの電圧を印加した場合、領域14a,14bの
上方に位置する液晶セルと、領域14a,14b以外の
領域の上方に位置する液晶セルとの間の印加電圧差は約
0.85Vであることが確かめられた。
【0032】例えば、印加電圧差1.75Vで8階調を
表示する場合、1階調あたり、0.25Vの印加電圧差
が必要となる。従って、上記0.85Vの印加電圧差
は、3〜4階調分の印加電圧差を得ることを可能とする
ものであることがわかる。よって、上記変形例から明ら
かなように、絶縁膜14に、誘電率が相対的に高い領域
14a,14bと、それ以外の誘電率の相対的に低い領
域を設けて、誘電率差を調整することにより、種々の階
調表示を行ない得ることがわかる。
【0033】上記実験例では、領域14a,14bにお
いて、Tiイオンが注入され、その比誘電率ε=8とさ
れており、SiO2 のみからなる他の領域のε=3.7
8との間に、4.22の比誘電率差が設けられていた。
ところで、この誘電率の相対的に高い領域と相対的に低
い領域との比誘電率差は、一方の配向膜、液晶、他方の
配向膜及び絶縁膜からなる構成を直列容量と考えて計算
すると、上記の実験結果から、誘電率差が1のときに、
誘電率の相対的に高い領域の上方の液晶に加わる印加電
圧と、誘電率の相対的に低い領域の上方に位置する液晶
に加わる印加電圧との差が0.264Vとなることがわ
かる。従って、上記誘電率の異なる領域の比誘電率差が
1のときに、上述した1階調あたりに必要な電圧差0.
25Vを超えているため、階調表示用の印加電圧調整膜
として機能し得ると考えられる。
【0034】もっとも、液晶材料により、V−T特性の
立ち上がり領域の急峻性が異なり、該急峻性が高い液晶
材料では、1階調分に必要な印加電圧差が小さくなる。
従って、液晶材料によっては、誘電率が相対的に高い領
域と、相対的に低い領域との間の比誘電率差は1以下で
あっても、階調表示を行ない得ると考えられる。よっ
て、上記実験例では、比誘電率の相対的に高い領域と、
相対的に低い領域との間の比誘電率差は階調表示を行な
うには少なくとも1程度必要と考えられるが、この値に
必ずしも限定されるものではなく、階調表示を行ない得
る程度の比誘電率差を有するように相対的に誘電率の高
い領域と、相対的に低い領域との比誘電率差が決定され
ればよい。
【0035】図8は、上述した好ましい変形例に基づい
て作製されたアクティブマトリクス型液晶表示装置にお
ける視野角とコントラスト比との関係を示す図である。
図8において、□が、上記変形例による結果を示す。ま
た、△は上記変形例に加え、さらに配向膜においても、
誘電率の相対的に異なる領域を構成した第2の変形例の
結果を示す。また、○は、印加電圧調整膜が設けられて
いないことを除いては、同様にして構成された従来のア
クティブマトリクス型液晶表示装置における結果を示
す。
【0036】図8から明らかなように、従来例に比べ、
上記好ましい変形例及び第2の変形例では、広い視野角
にわたり、特に低視野角(0°〜+60°)においてコ
ントラストが高められていることがわかる。これに対し
て、従来例では、視野角が、0°近傍においてのみコン
トラストが高く、視野角がずれるに従ってコントラスト
が著しく低下している。
【0037】また、表示が逆転し、本来の白表示が黒表
示になる視野角が、従来例では、−30°で起こってい
るのに対し、本発明を具体化した上記好ましい変形例及
び第2の変形例では、それぞれ、−40°、−50°と
広くなっていることがわかる。
【0038】よって、上記印加電圧調整膜を設けること
により、視野角を効果的に広げ得ることがわかる。図3
は、本発明の第2の実施例にかかる液晶表示装置を説明
するための略図的断面図である。第2の実施例の液晶表
示装置21では、基板12上に導電膜13が形成されて
おり、該導電膜13上に絶縁膜14及び配向膜25から
なる印加電圧調整膜26が積層形成されている。印加電
圧調整膜26上には、液晶17が注入されている。本実
施例においても、液晶17の上方に、同様に液晶17側
に配向膜及び導電膜がさらに必要に応じて絶縁膜が形成
された基板が配置される。
【0039】第2の実施例の第1の実施例と異なるとこ
ろは、配向膜25において誘電率の異なる複数の領域2
5a〜25cが形成されていることにある。誘電率の異
なる領域25a〜25cでは、配向膜25の残りの領域
に比べて、その比誘電率が相対的に高められている。ま
た、領域25a〜25cは、絶縁膜14の誘電率の相対
的に高められた領域14a,14bと部分的に重なるよ
うに形成されている。その他の点については、第1の実
施例の液晶表示装置11と同様であるため、同一の部分
については同一の参照番号を付することにより、その説
明は省略する。
【0040】本実施例では、配向膜25においても、誘
電率の異なる領域25a〜25cが形成されているた
め、印加電圧調整膜26を全体として見た場合、液晶に
印加される電圧が異なる4つの領域が構成されることに
なる。すなわち、液晶に印加される電圧の高い順から、
領域25a〜25cと、領域14a,14bとが重な
り合っている領域、領域14a,14bが形成されて
いる領域であって、かつ領域25a〜25cと重なり合
っていない領域、領域25a〜25cが形成されてい
る領域であって、領域14a,14bと重なり合ってい
ない領域、領域25a〜25c及び領域14a,14
bが形成されていない領域の順となる。
【0041】従って、本実施例の液晶表示装置21にお
いて、導電膜13と、他方側の導電膜との間で電圧を印
加した場合、実際に液晶分子に印加される電圧は、上記
4種類の領域によって異なることになる。すなわち、上
記〜で示した領域の順でより大きな印加電圧が印加
され、従って、しきい値電圧以上の電圧を印加したとし
ても、液晶分子の移動が領域によって異ならされるた
め、第1の実施例と同様に視野角を拡大することがで
き、しかも、第1の実施例に比べて多段階に液晶分子の
移動を調整することができるため、より一層視野角を拡
大することができる。
【0042】また、上記のように〜の4種類の領域
を印加電圧調整膜26に設けているため、1つの画素内
において上記のような4種類の領域を構成することによ
り、第1の実施例に比べてより一層きめの細かい階調表
示を行うことも可能である。
【0043】なお、配向膜25において、誘電率が相対
的に高い領域25a〜25cを形成する方法としては、
上述した第1の実施例におけるマスクの積層を用いる。
また、第1の実施例では、誘電率の相対的に高い領域を
形成するにあたって、マスクを絶縁膜に積層し、イオン
注入を行う方法を説明したが、他の方法により誘電率の
相対的に高い領域あるいは低い領域を形成することも可
能である。例えば、絶縁膜に、レーザーを照射し、それ
によって誘電率の異なる領域を形成してもよく、あるい
は絶縁膜を部分的に熱アニールすることにより、誘電率
の異なる領域を形成してもよい。
【0044】なお、第1の実施例では、絶縁膜14に誘
電率の異なる領域14a,14bを設け、第2の実施例
では、絶縁膜14及び配向膜25の双方に誘電率の異な
る領域を設けたが、配向膜側にのみ誘電率の異なる領域
を設けてもよい。
【0045】また、絶縁膜を用いずに、配向膜のみが形
成されている構造において、該配向膜に誘電率の異なる
領域を形成することにより、本発明の印加電圧調整膜を
配向膜と兼ねるように構成してもよい。このような配向
膜を形成する方法としては、例えば、誘電率の異なる複
数の配向膜材料を混合しスピンコーティングする方法な
どを挙げることができる。
【0046】第1,第2の実施例では、1つの絶縁膜1
4が導電膜13上に形成されていたが、本発明では、2
以上の絶縁膜が導電膜13上に形成されていてもよく、
その場合、少なくとも1つの絶縁膜に誘電率の異なる領
域が構成される。また、好ましくは、誘電率の異なる領
域を有する複数の絶縁膜を形成し上下の誘電率の異なる
領域を部分的に重なり合うように配置することにより、
印加電圧調整膜においてより一層多段階に誘電率の異な
る領域を構成してもよい。
【0047】第1及び第2の実施例では、印加電圧調整
膜16,26の機能を説明するために、液晶表示装置の
厚み方向に沿う断面図で印加電圧調整膜を説明したが、
上記誘電率の異なる領域の平面形状については必要に応
じて任意変更し得る。このような誘電率の異なる領域の
変形例を、図4〜図6を参照して説明する。
【0048】図4(a)は、1つの画素内において誘電
率の異なる領域を形成した場合の誘電率の異なる領域の
平面形状を示す平面図である。図4(a)に示す例で
は、画素31内において、誘電率のもっとも高い領域3
1Aが中央においてストライプ状に形成されており、そ
の両側に帯状に誘電率が領域31Aよりも低い領域31
B,31Cが形成されている。また、領域31B,31
Cの外側に誘電率がもっとも低い領域31D,31Eが
形成されている。この構造は、例えば、第1の実施例に
おいて、絶縁膜14に、上記領域31A〜31Eを形成
することにより構成することができる。すなわち、絶縁
膜14内に、誘電率のもっとも高い領域、誘電率の中間
の領域及び誘電率の最も低い領域を形成することにより
構成することができる。あるいは、第2の実施例におい
て、配向膜25側に領域31Aに位置するように、誘電
率が残りの領域に比べて高い領域を形成しておき、絶縁
膜14側において、領域31A〜31Cに対応する領域
に相対的に誘電率の高い領域を形成しておくことにより
構成することができる。
【0049】このように、図4(a)に示した5つの領
域31A〜31Eは、絶縁膜14に設けられる領域の誘
電率及び絶縁膜14及び配向膜25に設けられる誘電率
の異なる領域14a,14b,25a〜25cの配置を
工夫することにより、適宜達成し得るものである。
【0050】同様に、図4(b)に示した例では、画素
32内に、誘電率の相対的に高い領域32A,32B
が、ストライプ状に形成されており、かつ領域32Aと
領域32Bとの間に誘電率の相対的に低い領域32C
が、領域32Aの領域32Cとは反対側に同じく誘電率
の相対的に低い領域32Dが形成されている。各領域3
2A〜32Dは、全て同一幅を有するように構成されて
いるが、この幅についても適宜変更し、それによって目
的とする階調表示を行わせることができる。
【0051】図4(b)に示した例においても、上記領
域32A,32Bは、例えば第1の実施例において絶縁
膜14に設けられる領域14a,14bを上記領域32
A,32Bに対応するように形成することにより、構成
することができる。また、配向膜側に、領域32A,3
2Bに対応するように誘電率の相対的に高い領域を形成
してもよい。
【0052】上述してきた第1,第2の実施例及び図4
(a),(b)の構成では、印加電圧調整膜が設けられ
ている部分のみを略図的に示し、液晶表示装置を構成す
る際の他の具体的な構成、例えばアクティブマトリクス
型液晶表示装置を構成する場合のトランジスタなどとの
物理的な位置関係等については省略して説明していた
が、このような構成の例を、図7(a)及び(b)を参
照して一例として説明する。
【0053】図7(a)及び(b)は、図4(b)のパ
ターンで印加電圧調整膜が構成されているアクティブマ
トリクス型液晶表示装置における主要部を説明するため
の平面図及び部分切欠断面図である。
【0054】図7(a)に示すように、図4(b)に示
すパターンで印加電圧調整膜を形成したアクティブマト
リクス型液晶表示装置の基板上においては、画素を構成
するためのITO膜よりなるほぼ矩形の透明の表示電極
41が形成されており、該表示電極41の側方を、ゲー
トライン42,43及びドレインライン44が通過して
いる。
【0055】また、図7(a)のB−B線に沿う部分に
相当し、かつ印加電圧調整膜形成後の断面構造を示す図
7(b)から明らかなように、表示電極41上に、絶縁
膜45及び配向膜46が積層形成されている。この絶縁
膜45が、第1の実施例おける絶縁膜14に相当し、内
部に相対的に誘電率の高い領域45a,45bと、誘電
率の相対的に低い残りの領域とを有するように構成され
ている。すなわち、上記誘電率の相対的に高い領域45
a,45bが、図4(b)に示す領域32a,32bに
相当する。
【0056】また、図7(b)において、47は薄膜ト
ランジスタを構成するためのソース電極を、48はドレ
イン電極を、49はゲート電極を示す。また、50,5
1は、それぞれ、ソース電極47,ドレイン48を表示
電極41やドレインラインと電気的に接続するためのコ
ンタクト部である。また、ゲート電極49の下方には、
絶縁膜52が形成されている。
【0057】なお、上記のような画素を駆動するための
TFTが構成されている部分においては、図7(b)か
ら明らかなように、ソース電極47のコンタクト部50
の上方では表示電極41とコンタクト部50とを電気的
に接続する必要があるため、上記印加電圧調整膜を構成
するための絶縁膜45は、コンタクトホールの上方には
至らないように形成されている。
【0058】なお、図7(a)及び(b)は、あくまで
も、アクティブマトリクス型液晶表示装置に適用した場
合の構造の一例を示すものであり、本発明において印加
電圧調整膜の周辺の具体的な構造は、目的とする液晶表
示装置によって適宜変形され得るものであることを指摘
しておく。
【0059】図4に示した例では、1つの画素内を複数
のストライプ状領域に分割し、各ストライプ状領域間に
おいて誘電率を異ならせていたが、図5(a)に示すよ
うに、1つの画素33内をマトリクス状に整列された複
数の矩形の領域に分割し、誘電率の異なる領域を該各領
域を用いて構成してもよい。すなわち、図5(a)で
は、画素33の中央において、誘電率の最も高い領域3
3A〜33Dが形成されており、その外側に、誘電率が
次に高い領域33E〜33Lが形成されており、コーナ
ー部分に誘電率が最も低い領域33M〜33Pが形成さ
れている。領域33A〜33Pは、第1の実施例の絶縁
膜14において誘電率が3段階に異なる領域を、前記領
域33A〜33Pに応じて形成することにより構成する
ことができる。あるいは、第2の実施例において、絶縁
膜14に誘電率の相対的に高い領域を領域33A〜33
Lに合わせて形成し、配向膜25において領域33A〜
33Dに応じて誘電率の高い領域を形成することにより
得ることができる。
【0060】また、図5(b)に示すように、1つの画
素34内において、中央に誘電率の相対的に高い領域3
4Aを形成し、残りの領域34Bに比べて中央部の誘電
率を高めてもよい。このような構成は、1つの画素34
内において、第1の実施例において絶縁膜14に領域3
4Aに応じて誘電率の異なる領域を形成することにより
形成することができる。
【0061】図4及び図5に示した例では、1つの画素
内において誘電率の異なる領域が上記のように種々の平
面形状を有するように構成され、それによって階調表示
を行うことが可能とされる。もっとも、本発明において
は、液晶表示装置のパネル全体としてみたときに、誘電
率の異なる領域を設けてもよく、そのような例を、図6
に正面図で示す。
【0062】図6に示す液晶表示パネル35では、表示
パネルの中央に、誘電率の相対的に高い領域35Aが形
成されており、周囲の領域35Bとの間で誘電率差が与
えられている。
【0063】なお、本発明は、上記液晶表示装置におけ
る電極として機能する導電膜と液晶との間において液晶
に印加される電圧を調整するために印加電圧調整膜を設
けたことに特徴を有するものであり、従って、例えば、
マトリクス型液晶表示装置、TN型液晶表示装置、強誘
電性液晶または反強誘電性液晶を用いた液晶表示装置な
どの液晶表示装置一般に適用することができる。
【0064】
【発明の効果】本発明の液晶表示装置では、導電膜上に
誘電率の異なる領域を有する印加電圧調整膜が形成され
ているため、導電膜から液晶に電圧を印加した場合、実
際に液晶に印加される電圧が領域によって異なることに
なる。そのため、領域によって液晶分子の移動量が異な
らされるため、視野角を広げることができ、かつ例えば
1つの画素内において上記誘電率の異なる領域を形成す
ることにより階調表示を行うことが可能となる。
【0065】また、上記印加電圧調整膜を、配向膜と、
少なくとも一層の絶縁膜との積層膜により構成し、配向
膜及び絶縁膜の誘電率の異なる領域同士を部分的に重ね
合わせることにより、印加電圧調整膜に多段階に異なる
領域を構成してもよく、その場合には、より一層視野角
の拡大を図ることができ、かつよりきめの細かな階調表
示を行うことができる。
【0066】また、上記印加電圧調整膜に誘電率の異な
る領域を形成するにあたっては、例えば、レーザー照
射、イオン注入またはエネルギービームの照射による熱
アニールなどの適宜の方法により容易に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の液晶表示装置を説明するための断面図。
【図2】第1の実施例の液晶表示装置を説明するための
略図的断面図。
【図3】第2の実施例の液晶表示装置の要部を説明する
ための略図的断面図。
【図4】(a)及び(b)は、1つの画素内においてス
トライプ状の誘電率の異なる領域を形成した例を示す各
平面図。
【図5】(a)及び(b)は、1つの画素内に矩形の誘
電率の異なる領域を形成した例を示す各平面図。
【図6】1つの液晶表示パネルにおいて中央に誘電率の
異なる領域を構成した例を示す平面図。
【図7】(a)及び(b)は、それぞれ、図4(b)の
パターンの印加電圧調整膜が形成されているアクティブ
マトリクス型液晶表示装置の主要部を説明するための平
面及び断面図。
【図8】本発明例及び従来例の液晶表示装置との視野角
とコントラスト比との関係を示す図。
【符号の説明】
11…液晶表示装置 12…基板 13…導電膜 14…絶縁膜 14a,14b…絶縁膜中の誘電率の異なる領域 15…配向膜 16…印加電圧調整膜 17…液晶 21…液晶表示装置 25…配向膜 25a〜25c…誘電率が残りの領域と異なる領域

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶と、液晶に電圧を印加するための導
    電膜とを有する液晶表示装置において、前記導電膜上に
    形成されておりかつ誘電率の異なる領域を有する印加電
    圧調整膜を有することを特徴とする、液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記印加電圧調整膜が、配向膜と、配向
    膜と前記導電膜との間に配置された少なくとも一層の絶
    縁膜との積層膜からなり、前記配向膜及び絶縁膜のうち
    少なくとも一方が、誘電率の異なる領域を有するように
    構成されている、請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 前記印加電圧調整膜が、配向膜と、少な
    くとも1つの絶縁膜とを有し、配向膜及び絶縁膜の双方
    が誘電率の異なる領域を有し、かつ前記配向膜及び絶縁
    膜の誘電率の異なる領域同士が部分的に重なり合わされ
    ており、それによって前記印加電圧調整膜において、誘
    電率が多段階に異なるように複数の領域が構成されてい
    る、請求項1または2に記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 前記印加電圧調整膜が配向膜である、請
    求項1に記載の液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 液晶に電圧を印加するための導電膜を有
    する液晶表示装置の製造方法において、前記導電膜を形
    成した後、該導電膜上に誘電率の異なる領域を有する印
    加電圧調整膜を形成することを特徴とする、液晶表示装
    置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記印加電圧調整膜が、配向膜と、配向
    膜と導電膜との間に配置された少なくとも一層の絶縁膜
    とを有し、前記絶縁膜にレーザを照射することにより前
    記誘電率の異なる領域を形成する、請求項5に記載の液
    晶表示装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記印加電圧調整膜が、配向膜と、配向
    膜と導電膜との間に配置された少なくとも一層の絶縁膜
    とを有し、前記絶縁膜にマスクを重ねてイオン注入を行
    うことにより前記誘電率の異なる領域を形成する、請求
    項5に記載の液晶表示装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記印加電圧調整膜が、配向膜と、配向
    膜と導電膜との間に配置された少なくとも一層の絶縁膜
    とを有し、前記絶縁膜にエネルギービームを照射して部
    分的にアニールすることにより前記誘電率の異なる領域
    を形成する、請求項5に記載の液晶表示装置の製造方
    法。
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