JPH08501420A - 信号処理 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
複合ビデオ信号から色情報を抽出するための信号処理装置は、第1信号及び第2信号(A及びB)を発生する横方向フィルタ(45、46)を備えている。ルックアップ・テーブル(47)が、比A/Bの非線形関数である制御信号を送出すると共に、積B×Cを発生する。この形態のフィルタは、周波数応答の勾配を急峻にすることとパルス応答の劣化を最小にとどめることとを両立させることができる。
Description
【発明の詳細な説明】信号処理
本発明は、アナログ信号ないしディジタル信号の処理に関するものであり、そ
の具体例のうちの最も重要なものを挙げるならば、フィルタ処理技法に関するも
のである。
公知のフィルタ処理技法のうちの1つに、入力信号を時間的ないし空間的にシ
フトした複数のコピー信号を作り出して、それら複数のコピー信号の線形和を求
めるようにしたフィルタ処理技法がある。この場合、適当な係数乗算器及び加算
器を使用してそれら複数のコピー信号を適当な重み値と合算する。このように構
成したフィルタの全体としての周波数特性とパルス応答との間には、周知のフー
リエ変換によって規定される一定の関係が存在している。他の条件を全て等しく
した場合に、そのフィルタの周波数帯域幅を狭めればパルス応答が長くなり、逆
にそのフィルタの周波数帯域幅を広げればパルス応答が短くなるという、基本的
な制約が存在している。周波数帯域幅を狭くすると同時にパルス応答を短くする
ことは一般的には不可能である。
多くの用途において、また特に映像信号処理の用途において、信号に大きな遅
延をもたらすことなく、またパルス応答にオーバーシュートやリップルを発生さ
せることなく、入力信号の周波数領域のうちの、ある狭い帯域だけを抑制または
抽出することがしばしば必要になる。
従って本発明の一局面における目的は、フィルタ処理の帯域幅を狭めることと
そのパルス応答の応答時間を短くし且つパルス応答にリップルが発生しないよう
にすることとを両立させることのできる、改良したフィルタ処理の方法を提供す
ることにある。
本発明の別の一局面における目的は、周波数応答の勾配が急峻で、しかもフィ
ルタ回路の著しい複雑化を強いられることなく、更には、信号経路に不都合な遅
延をもたらすことのない、改良したフィルタを提供することにある。
従って本発明はその1つの局面として、入力信号にフィルタ処理を施す方法を
含むものであり、この方法は、入力信号の周波数を検出して制御信号を生成する
ステップと、前記制御信号に応じて前記入力信号に補正を加えるステップとを含
んでいることを特徴とする方法である。
前記制御信号を生成する際には、前記入力信号に第1フィルタ処理と第2フィ
ルタ処理とを施して夫々第1中間信号と第2中間信号とを生成し、それら中間信
号どうしを比較して前記制御信号を生成すると有利である。
前記第1中間信号と前記第2中間信号との比を取ることによって前記制御信号
を生成することが好ましく、また、それをレベル独立のものとすれば更に好まし
い。
また本発明はその別の局面として、信号フィルタを含むものであり、この信号
フィルタは、周波数応答レギュレータ手段を包含している信号補正チャネルと、
入力信号の周波数を検出し且つそれに応じて前記周波数応答レギュレータ手段の
応答を制御するように機能する周波数検出手段を包含している並列なチャネルと
を備えたことを特徴とする信号フィルタである。
前記周波数検出手段は、互いに異なった種類の第1フィルタ及び第2フィルタ
と、それらフィルタの夫々の出力の関数として制御信号を生成する制御信号生成
手段とを備えているものとすると有利である。
前記制御信号生成手段を、前記第1フィルタの応答と前記第2フィルタの応答
との比を生成するように機能するものとすることが好ましい。
前記制御信号を前記比の非線形関数とすると好適な結果が得られ、また、この
非線形関数は、前記比の正負符号に左右されないものとしても良い。
本発明の幾つかの局面においては、周波数を検出する機能と入力信号の振幅ま
たは位相に補正を加える機能とを分離している(従来のフィルタではこれら2つ
の機能が一体になっている)ため、フィルタ設計上の大きな融通性が得られてい
る。
2種類の在来のフィルタの出力信号どうしの比を算出して制御信号を生成する
という一本発明の好適態様における一方式は、特に重要である。こうして生成す
る制御信号は、その比の線形関数とすることも、非線形関数とすることもでき、
フィルタ全体として「ロゴメトリック」なものにすることができる。ロゴメトリ
ッ
ク・フィルタは、対応するフィルタどうしの加算ではなく除算を行なうものであ
るため、帯域幅を狭めることまたは周波数応答を勾配を急峻にすること(或いは
それら両方)と、パルス応答を応答時間が短く正確なものとすることとを、両立
させることができる。
更に重要なことは、ロゴメトリック・フィルタでは、信号スペクトルのうちの
抑制または抽出すべき成分のレベルが反映されるばかりでなく、更に、その他の
スペクトル成分も反映されるということである。これに対して、在来のフィルタ
の出力では、抑制または抽出すべき帯域または領域の外にあるスペクトルの部分
は無視される。例えば、周波数応答曲線の形が略々矩形の低域通過フィルタの場
合では、在来のフィルタの出力は、高い周波数の信号成分の形状とは完全に無関
係なものになる。本発明に係るロゴメトリック・フィルタは、その形状をも反映
したものとなる。これが有利であるのは、例えば、2T正弦二乗パルス入力に対
する応答を考慮するときである。幾らかの高い周波数の情報が保存されることに
よって、そのパルスの形状が維持される。
このロゴメトリック・フィルタは、アナログの構成とすることも、ディジタル
の構成とすることも可能であるが、ただし、2つの信号を高速で決定する必要の
ある動作領域では、ディジタルの構成の方がしばしば好ましい。ルックアップ・
テーブルを用いた構成は、特に、フィルタ全体の中の除算関数とその他の非線形
関数とを、ただ1つのルックアップ・テーブルで組合せるようにした場合に有利
である。以上のようにすることによって、本発明に係るフィルタは、以上に述べ
た利点を有し、しかも、対応する在来のフィルタと比較してより経済的な構造の
ものとなっている。
以下に添付図面を参照しつつ実施例に即して本発明を説明して行く。添付図面
については以下のとおりである。
図1は、本発明の一局面に係るフィルタのブロック図、
図2は、図1のフィルタ・システムの構成要素である周波数応答レギュレータ
の更に詳細なブロック図、
図3は、図1に示したフィルタの構成要素である周波数検出回路の更に詳細な
ブロック図、
図4は、図1、図2、及び図3に示したフィルタのディジタルの構成とした実
施例の回路図、
図5は、図4のフィルタ回路の中の特定の幾つかの点における周波数応答とパ
ルス応答とを示した一連のグラフであって、図5(a)には周波数応答を示し、
図5(b)にはパルス応答を示しており、
図6は、PAL方式ないしSECAM方式のデコーダに用いるための輝度信号
プリフィルタを示した図、
図7は、NTSC方式のデコーダに用いるための変更例の輝度信号プリフィル
タを示した図、
図8は、図6に示した回路を2次元用に改変した変形例を示した図、
図9は、図7に示した回路を2次元用に改変した変形例を示した図、
図10は、図8のフィルタと類似であるが、ただしコム・ブレークダウン検出
部を含んでいる、PAL方式のデコーダ用色信号分離回路を示した図、
図11は、図10のものと類似のPAL方式のデコーダであるが、ただし、更
に改変を加えたものを示した図、そして、
図12は、SECAM方式のデコーダを示した図である。
先ず図1について説明すると、入力端子(10)から入力する信号は、周波数
応答レギュレータ(12)を通過して出力端子(13)へ出力するようにしてあ
り、またこれと並行して、その信号の現在周波数を周波数検出部(14)で検出
するようにしている。この検出の結果として周波数検出部(14)の出力端子か
ら送出される周波数依存性の信号Cが、周波数応答レギュレータ(12)のパラ
メータを制御し、これによって、このフィルタの全体としての応答を所望の応答
形態に変化させるようにしている。例えば信号Cが、F1〜F2の周波数帯域内
では最大値を取り、この周波数帯域外では最小値を取るように、検出部(14)
を調節しておけば、レギュレータ(12)の制御入力端子(15)の極性の正負
に応じて、このフィルタの全体としての周波数応答を、F1〜F2の帯域におけ
る帯域通過フィルタまたは帯域遮断フィルタとすることができる。
次に図2を参照しつつ、図1にブロックの形で示したレギュレータ(12)の
1つの好適形態について更に詳細に説明する。端子(10)から入力する入力信
号は、補償用遅延線(20)及び加算器(21)を通過して出力端子(13)へ
出力していると共に、それと並行して、フィルタ(22)及び乗算器(23)を
通過して加算器(21)の第2入力端子へ入力している。端子(15)から入力
する制御信号Cは、入力信号に加算されるフィルタ処理済信号の量に影響を及ぼ
すことによって、入力端子(10)から出力端子(13)への周波数応答に影響
を及ぼす。
次に図3を参照しつつ、図1にブロックの形で示した周波数検出部(14)の
1つの好適形態について更に詳細に説明する。端子(10)から入力する入力信
号は、2つのフィルタ(31)と(32)とを夫々に通過して、除算器(35)
の入力端子(33)と(34)とへ供給されるようにしてあり、この除算器の出
力端子(36)から、この除算器の2つの入力ヘ供給されている2つのフィルタ
処理済信号A及びBの絶対値の比に比例した信号が送出されるようにしてある。
信号B(分母)が「0」に近いときに、この除算器(5)の出力信号が不定とな
るのを避けるために、入力信号Bが所定のスレショルド値以下のときには、この
除算器(5)の出力信号をデフォールト値に設定するようにしている。フィルタ
(31)の周波数応答と、フィルタ(32)の周波数応答とを適宜に選択するこ
とによって、端子(36)へ送出される信号を、入力正弦波信号の現在周波数だ
けに応じて変化するロゴメトリックな信号(即ち、レベルの高低に無関係なレベ
ル独立の信号)にすることができる。
除算器(35)の出力端子(36)から送出される制御信号をそのまま使用し
て図1のレギュレータ(12)の周波数応答を制御することも不可能ではない。
しかしながら、ここでは、使用するフィルタの複雑度を軽減するために、また処
理済信号の遅延を確実に短縮するために、その制御信号に対して先ず、非線形デ
バイス(37)の中で補正を加えて、前記比の値と、前記レギュレータの制御入
力端子へ供給することが望まれる値との間に、必要な関係が確立されるようにし
ている。これによって、この構成の全体としての周波数応答の形が、入力信号の
遅延させた複数のコピー信号の重み付け和だけによって決まるものではなく、そ
れと共に更に、ラグの無いデバイス(35)及び(37)の非線形振幅伝達関数
の形によっても左右されるものとなっている。この特徴は、このロゴメトリック
・
フィルタと在来の様々なフィルタとの間の、特性上並びに性能上の重大な差異を
成している。
図4に示したディジタルの構成では、入力信号が、互いに同一構成の4つの遅
延線(41、42、43、44)を通過して行くようにしてある。それら遅延線
から5つの信号S1、S2、S3、S4、S5を取り出し、それら信号を2つの
加算器(45)及び(46)で適宜加え合わせて、2つのフィルタ処理済信号A
及びBを生成している。ルックアップ・テーブル・デバイス47は、図3に示し
たブロック(35)及びブロック(37)の夫々の機能に、更に図2に示した乗
算器(23)の機能を兼備させたものである。加算器(46)と遅延線(41〜
44)とで、図2に示したフィルタ(22)の機能を得ている。容易に理解され
るように、このような構成態様は、必要部品点数という点で非常に経済的な構成
態様である。このルックアップ・テーブルの出力を、加算器(48)において中
央タップ信号S3と加え合わせることによって、フィルタ処理済出力が端子49
から出力されるようにしている。
次に図5(a)を参照しつつ、図4の回路が正弦波信号に対してどのように動
作するかを理解し易く説明して行く。
グラフ(i)〜(v)はいずれも周波数に対するレベルを示したグラフであり
入力信号をグラフ(i)に示した。
グラフ(ii)に示した信号Aと信号Bとはいずれも正弦波信号であり、しかも
互いに同位相である。それら信号の振幅の比は、入力信号の周波数に応じて決ま
る。前述のルックアップ・テーブルの中では、この比に基づいて制御信号Cを生
成するようにしており、生成した制御信号Cを示したのがグラフ(iii)である
。更に(同じこのルックアップ・テーブルの中で)信号Bに、この仮想制御信号
Cを乗じる乗算を行なっている。このルックアップ・テーブルの出力信号は、中
央タップ信号S3と同位相の正弦波信号となり、この正弦波信号の振幅は、所定
の周波数帯域の中では略々一定でその周波数帯域の領域を外れると急速に低下し
、これをグラフ(iv)に示した。そのため、グラフ(v)に示した出力信号は、
この周波数帯域内の成分を含まない信号になっており、なぜならば、そのような
成分は加算器(48)において打ち消されてしまうからである。
次に図5(b)を参照しつつ、パルス応答に関して、図4の回路がどのように
動作するかを説明して行く。
信号A及び信号Bは、グラフ(ii)から分かるように、グラフ(i)に示した
中央タップ信号S3の第2差分と同じ形状を持っているが、これら信号の幅とピ
ークピーク振幅とは互いに異なっている。信号Aの絶対値が信号Bの絶対値を超
えたところで、グラフ(iii)に示した制御信号Cはレベルを下げ始め、そのた
めグラフ(iv)に示したルックアップ・テーブルの出力端子に送出される信号も
同じくレベルを下げ始めている。その結果、C×B信号の高さが低下して幅が狭
まっている。従ってこのフィルタのパルス応答は、帯域幅が同等の3タップのF
IRフィルタと比べればパルス応答がより高く、また周波数応答の勾配が同程度
に急峻なマルチ・タップのFIRフィルタと比べればパルス応答がはるかに短縮
されている。
特に重要なことは、この種のフィルタでは、その中心周波数、帯域幅、深さ、
それに周波数応答の形までもが、前述のルックアップ・テーブルの内容を変更す
ることによって制御可能だということである。
本発明に係るフィルタ及び信号処理回路構成は、多くの用途を有するものであ
り、中でも特に、ビデオの分野において多くの用途を持つものである。その簡明
な具体例を示すならば、図4に示した遅延線(41〜44)の遅延時間をテレビ
ジョンの走査線1本分の持続時間に等しく設定することによって、例えばインタ
ーラインフリッカを低減させるのに適した、経済的で効果的な垂直方向LPFが
得られる。
本発明の特に重要な用途の1つに、色情報の分離に関係したビデオ信号のエン
コード及びデコードという用途がある。概略的に述べるならば、在来のノッチ・
フィルタを本発明に係る帯域遮断フィルタに置き換えることによって、回路の複
雑度を著しく増大させることなく (場合によっては減少させることもなく)設
計上の選択の幅を格段に拡大することができる。
以下に、PAL、NTSC、及びSECAMの放送方式で様々に動作するエン
コーダまたはデコーダの回路構成ないしは回路構成要素の一連の実施例について
説明して行く。
先ず図6について説明すると、同図には、色クロストークを発生するおそれの
ある輝度信号成分を除去するための、PAL方式ないしSECAM方式のエンコ
ーダの輝度チャネルに用いる回路を示した。
図示のディジタル・システムは、13.5 MHzのサンプリング・レートで動作する
ように設計したものであり、2つの横方向フィルタ(60、61)を備えていて
、約3〜5 MHzの帯域通過応答を提供する。第3の横方向フィルタ(62)とル
ックアップ・テーブル(63)とで、本発明に係るノッチ・フィルタを構成して
あり、このノッチ・フィルタのノッチ応答は、2.25 MHz及び6.75 MHzにピークを
持ち、4.5 MHzにゼロ応答を持つ。このノッチ・フィルタを通過する(従って色
クロストークを発生するおそれのある)3〜5 MHzの帯域内の輝度情報が、減算
器(64)の輝度メイン・チャネルから除去される。これらに更にバランス用遅
延部(65)が加わってこの回路が完成している。
ルックアップ・テーブル16に採用しているアルゴリズムについて以下に説明
する。
以上において、
である。
以上から分かるように、信号A(これは横方向フィルタ(62)からの出力で
ある)が、フィルタ(60)及び(61)で構成した帯域通過フィルタの出力端
子から送出される信号Bよりはるかに小さいときには、ルックアップ・テーブル
(67)から送出される出力Cは、その信号Bに所定係数を乗じたコピー信号に
なる。2つの経路の利得及び遅延を調節して、入力信号が減算器64の出力端子
において総合的に打ち消されるようにしている。信号Aの周波数がノッチのゼロ
点から比較的遠く離れると、(グラフ(2)から明らかなように)振幅が増大し
て比A/Bの絶対値が「1」に近くなる。スレショルド値(Th)及び係数K1、K2
を適当な値に選択することによって、適当な幅及び深さのノッチを備えた多種多
様な所望形状の周波数応答を作り出すことができる。本発明の基本的な利点の1
つに、広帯域信号の歪みを回避し、また特に2T正弦二乗パルスの歪みを回避し
得るということがある。この種の入力信号を取扱う場合には、信号Aの形と信号
Bの形との関係を、オーバーシュートが小さく対称形でありながら、パルスの全
高が低くなったりリンギングが長くなったりしないような関係にしておく。
このルックアップ・テーブルを用いた方式は融通性に富むものであるため、信
号Bが矩形の帯域通過の形ないしはその他の所望の帯域通過の形からかけ離れた
ものとなる場合には、更なる補償を施すことができる。
図7にはNTSC方式に適合させるために必要な変更を施した構成を示した。
図から分かるように、この構成では横方向フィルタ(72)の細部構造が異なっ
ており、この横方向フィルタ(72)はタップを更に2つ多く備えており、3.5M
Hzの近傍にゼロ利得になる周波数位置を持っている。パラメータTh、k1、及びk2
の値は表1に示したとおりである。補償用遅延(75)は必然的に大きくなって
いる。
エンコード及びデコードのためのビデオ信号の2次元フィルタ処理にも同様の
原理を適用することができる。
図8には、PAL方式のエンコーダのための2次元ダイナミック・トラップを
示した。構成要素(80〜85)は、図6の1次元用の構成における構成要素と
略々対応しているが、ただし、横方向フィルタ(82)の係数が一定していない
点が異なっている。この変更例の構成においては、ノッチ・フィルタの利得が、
特性周波数4.5 MHzにおいて常に「0」になるのではなく、信号A’及びB’に
よってアドレスするようにした第2のルックアップ・テーブル86からの制御信
号C’に従って変化するようにしてある。信号B’は、(87)においてライン
2本分遅延させた、帯域通過フィルタ処理済信号の単なるコピー信号である。信
号A’は、加算器(88)と適当なライン遅延部(87、89)とで構成された
くし形フィルタによって生成される信号である。
信号A’及びB’から制御信号C’を導出するためにルックアップ・テーブル
(86)に採用しているアルゴリズムは、信号A、B、及びCに関して表1に示
したアルゴリズムと同様のものである。尚、制御信号C’は、0〈C'〈0.5の範囲
内の値を有する信号である。
信号A’は、PAL方式の色信号に対応した夫々の空間周波数では「0」にな
ることが分かる。そしてその場合には、制御信号C’が「0.5」になるため、
色信号検出部が最大感度になる。信号C’がそれより小さくなるにつれて色信号
検出部の応答は次第に平坦になり、C'=0になったならば、その応答が完全に平坦
になるため、システムの出力は単に入力信号に遅延が加わっただけのコピー信号
になる。
ここで重要なことは、信号A’及びB’の正負符号は結果に影響を及ぼさない
ということである。このことによって、2Hくし形フィルタの3つのタップだけ
で、2つのローブを有する垂直方向応答を達成することが可能になっている。従
って輝度信号の45°ダイアゴナルは、検出されることなく、このシステムによ
って減衰される。
図9にはNTSC方式のための変更例を示した。この変更例は、先の変更例と
同様に、FIR(92)の細部構成が異なっており、このFIR(92)は、ノ
ッ
チの中心点を定めており、また、くし形フィルタに必要な遅延部(99)を備え
ている。
以上に説明した、エンコーダの輝度信号プリフィルタにおいて色クロストーク
が発生するおそれを除くための様々な構成は、デコーダの色信号分離部の構成と
相似形である。単に輝度信号の代わりに複合信号を入力信号とするだけで、デコ
ーダが送出する輝度信号出力が得られると共に、(減算器(64、74、84)
または(94)の負入力端子に)色信号出力が得られる。
その「正常時の」動作について説明するならば、図8のルックアップ・テーブ
ル(83)ないし図9のルックアップ・テーブル(93)からの出力は、「清浄
な」色信号(または疑似色信号)であり、入力信号からこの信号を減じることに
よって、「清浄な」輝度信号が得られる。しかしながら、この構成形態にはあら
ゆる種類の線形くし形フィルタ検出部に共通する短所が付随しており、それは、
垂直方向に、ある飽和色から別の飽和色へ遷移している箇所では、劇的に機能を
喪失して、いわゆる「ハンギング・ドット」パターンを発生するという短所であ
る。
図10には、このようなくし形フィルタの機能喪失を回避するための変更例を
示した。この変更例はデコーダの構成としたものである。この変更例では、ルッ
クアップ・テーブル(106)の出力に更に垂直方向フィルタ(107)で処理
を施しており、この垂直方向フィルタ(107)は、2つの1H遅延ユニットと
1つの非加算混合器とから成る。図示の具体例では、このフィルタは3つの入力
のうちの最大の入力を選択するように構成してある。そのため制御信号C’は、
くし形フィルタが機能を喪失したときにも適当なレベルに維持される。そうなる
理由は、くし形フィルタは、連続した2本のラインにおいて機能を喪失すること
があっても、連続した3本以上のラインにおいて機能を喪失することはないから
である。機能を喪失した領域より上の領域、及び/または、それより下の領域で
は、くし形フィルタは飽和色を正常に検出する。ただしこの構成態様にも短所が
あり、それは、斜め方向の輝度解像度の低下が、飽和色の領域ばかりでなく2H
で拡張した領域にまで及ぶということである。
更に別の構成態様として、色信号復調器の出力信号を用いて、色情報の存在の
有無並びにその彩度の大小を評価するという構成態様がある。図11について説
明すると、同図に示した2Hくし形フィルタ及び色信号復調器(117)はU出
力とV出力とを発生し、それら出力が非加算混合器(118)に取り込まれる。
非加算混合器(118)は、それらU出力及びV出力の絶対値のうちの大きい方
の値(それらのうちでの最大値)を出力する。この信号に、2つの1H遅延ユニ
ット(119)と、1つの水平方向遅延ユニット(120)と、2つの非加算混
合器(121)及び(122)とから成る2次元非加算混合部によって更に処理
を施す。スケーラ・ユニット(123)が、適切にチャネル利得を全体制御する
機能を果たしている。ルックアップ・テーブル(113)から出力される、分離
された「清浄な」色信号を使用することによって、色復調を改善できる。この構
成では垂直方向のフィルタ処理を行なっていないため、その信号は、垂直方向の
色解像度を完全に保存している。
SECAM方式の動作モードでも、信号の分離度を向上させるためには、何ら
かの追加の処理を施す必要がある。垂直方向フィルタ処理を施すことも可能であ
るが、そうしたときの結果は、PAL方式ないしNTSC方式の場合のようには
良好なものとならない。これより図12を参照しつつ、1つの変更例について説
明して行く。
図中、復調器及び非加算混合器(151)(これにはmax(abs(Fb),(abs(Fr))
という関数を組み込んである)から出力される復調信号は、現在FMシーケンス
色信号周波数に比例した信号であり、この復調信号を、遅延ユニット(152)
と、減算器(154)と、絶対値関数ユニット(156)とから成る制御チェー
ンの入力信号として使用する。このようにして制御信号Kを、復調器信号の一階
微分の絶対値に比例するように関係付けている。従って、ある飽和色から別の飽
和色への遷移が存在する箇所では、色信号検出部の感度が増大してトラップの幅
が広がり、出力輝度信号中の残留色信号の振幅がより小さくなる。同様に、非飽
和(モノクローム)領域においては、複合SECAM信号の成分のうちの、副搬
送波の周波数と著しく異なったスペクトル成分が保存され、なぜならばAチャネ
ルの利得が高いため、それによって決定される排除帯域幅が狭いからである。
副ルックアップ・テーブル(158)は、システムの計算動作周波数の精密調
節に必要な信号を発生する機能を果たしている。この副ルックアップ・テーブル
(158)が、色信号周波数が一定のNTSC方式やPAL方式では不要なもの
であることは言うまでもない。この副ルックアップ・テーブル(158)は、パ
ラメータk2を、1.6<K2<1.85の範囲で変化させるようにしてある。
以上の本発明の説明はあくまでも具体例を提示するためのものであり、従って
本発明の範囲から逸脱することなく広範な様々な変更が可能であることを理解さ
れたい。以上の具体例は、ビデオ信号処理の分野から選択したものであったが、
本発明はそのような用途だけに限られるものではなく、以上に説明しまた請求項
に記載したフィルタ処理技法は、オーディオ、通信、データ処理、それに画像処
理等をはじめとする様々な分野に広範な用途を有するものである。例えば通信の
分野では特定の周波数成分を抽出または抑制する必要がしばしば生じるが、これ
などは本発明が正確且つ効率的に実行することのできるタスクである。
【手続補正書】特許法第184条の8
【提出日】1994年6月17日
【補正内容】
請求の範囲
1.入力ビデオ信号にフィルタ処理を施す方法において、前記入力信号に第1
フィルタ処理と第2フィルタ処理とを施して夫々第1中間信号と第2中間信号と
を生成するステップと、それら中間信号どうしの比を取って制御信号を生成する
ステップと、前記制御信号に応じて前記入力信号に補正を加えるステップとを含
んでいることを特徴とする方法。
2.前記入力信号と前記制御信号とを夫々にアドレスとしたルックアップ・テ
ーブルを用いて前記入力信号に補正を加えることを特徴とする請求項1記載の方
法。
3.ビデオ信号処理方法において、入力信号に複数通りのフィルタ処理を施し
て夫々にフィルタ処理済の中間信号を生成し、それら中間信号の解析関数として
制御信号を生成し、前記制御信号に応じて前記入力信号に補正を加えることを特
徴とする信号処理方法。
4.前記制御信号が前記中間信号のレベル独立の関数であることを特徴とする
請求項3記載の方法。
5.前記制御信号が2つの中間信号の比であることを特徴とする請求項3また
は4記載の方法。
6.前記制御信号が前記比の非線形関数であることを特徴とする請求項3また
は4記載の方法。
7.色信号と輝度信号との分離に用いるカラーテレビジョン信号処理装置にお
いて、入力信号から第1フィルタ処理済信号を生成する第1フィルタ手段と、制
御信号に応じて前記第1フィルタ処理済信号に補正を加える信号補正手段と、前
記入力信号から第2フィルタ処理済信号を生成する第2フィルタ手段と、前記第
1フィルタ処理済信号と前記第2フィルタ処理済信号との比を取ることによって
前記制御信号を生成するように機能する制御手段とを備えたことを特徴とするカ
ラーテレビジョン信号処理装置。
8.前記制御手段がルックアップ・テーブルを含んでいることを特徴とする請
求項7記載の信号処理装置。
9.前記ルックアップ・テーブルが更に前記信号補正手段としても機能するこ
とを特徴とする請求項8記載の信号処理装置。
10.前記第1フィルタ手段が帯域通過フィルタから成ることを特徴とする請
求項7から9までのいずれかに記載の信号処理装置。
11.請求項7から10までのいずれかに記載の複合テレビジョン信号デコー
ダ。
12.請求項7から10までのいずれかに記載の輝度フィルタを有する複合テ
レビジョン信号エンコーダ。
13.カラー・ビデオ信号処理方法において、異なった種類の同位相の色指標
値を夫々が表わしている第1信号と第2信号とを形成するステップと、前記第1
信号と前記第2信号との比の非線形関数である制御信号を生成する制御信号生成
ステップと、前記制御信号と前記第1信号との積を形成する積形成ステップとを
含んでいることを特徴とするカラー・ビデオ信号処理方法。
14.前記制御信号生成ステップ及び前記積形成ステップが、それらステップ
に共通のルックアップ・テーブルを用いて算出することから成る請求項13記載
の方法。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.入力信号にフィルタ処理を施す方法において、入力信号の周波数を検出し て制御信号を生成するステップと、前記制御信号に応じて前記入力信号に補正を 加えるステップとを含んでいることを特徴とする方法。 2.前記制御信号を生成する際に、前記入力信号に第1フィルタ処理と第2フ ィルタ処理とを施して夫々第1中間信号と第2中間信号とを生成し、それら中間 信号どうしを比較して前記制御信号を生成することを特徴とする請求項1記載の 方法。 3.前記第1中間信号と前記第2中間信号との比を取ることによって前記制御 信号を生成することを特徴とする請求項2記載の方法。 4.前記入力信号と前記制御信号とを夫々にアドレスとしたルックアップ・テ ーブルを用いて前記入力信号に補正を加えることを特徴とする請求項1から3ま でのいずれかに記載の方法。 5.信号処理方法において、入力信号に複数通りのフィルタ処理を施して夫々 にフィルタ処理済の中間信号を生成し、それら中間信号の関数として制御信号を 生成し、前記制御信号に応じて前記入力信号に補正を加えることを特徴とする信 号処理方法。 6.前記制御信号が前記中間信号の解析関数であることを特徴とする請求項5 記載の方法。 7.前記制御信号が前記中間信号のレベル独立の関数であることを特徴とする 請求項5または6記載の方法。 8.前記制御信号が2つの中間信号の比であることを特徴とする請求項5から 7までのいずれかに記載の方法。 9.信号フィルタにおいて、周波数応答レギュレータ手段を包含している信号 補正チャネルと、入力信号の周波数を検出し且つそれに応じて前記周波数応答レ ギュレータ手段の応答を制御するように機能する周波数検出手段を包含している 並列なチャネルとを備えたことを特徴とする信号フィルタ。 10.前記周波数検出手段が、互いに異なった種類の第1フィルタ及び第2フ ィ ルタと、それらフィルタの夫々の出力の関数として制御信号を生成する制御信号 生成手段とを備えていることを特徴とする請求項9記載の信号フィルタ。 11.前記制御信号生成手段が、前記第1フィルタの応答と前記第2フィルタ の応答との比を生成するように機能することを特徴とする請求項10記載の信号 フィルタ。 12.前記制御信号が前記比の非線形関数であることを特徴とする請求項11 記載の信号フィルタ。 13.色信号と輝度信号との分離に用いるカラーテレビジョン信号処理装置に おいて、第1フィルタ処理済信号を生成する第1フィルタ手段と、制御信号に応 じて前記第1フィルタ処理済信号に補正を加える信号補正手段と、第2フィルタ 処理済信号を生成する第2フィルタ手段と、前記第1フィルタ処理済信号と前記 第2フィルタ処理済信号との比を取ることによって前記制御信号を生成するよう に機能する制御手段とを備えたことを特徴とするカラーテレビジョン信号処理装 置。 14.前記制御手段がルックアップ・テーブルを含んでいることを特徴とする 請求項13記載の信号処理装置。 15.前記ルックアップ・テーブルが更に前記信号補正手段としても機能する ことを特徴とする請求項14記載の信号処理装置。 16.前記第1フィルタ手段が帯域通過フィルタから成ることを特徴とする請 求項13から15までのいずれかに記載の信号処理装置。 17.請求項13から16までのいずれかに記載の複合テレビジョン信号デコ ーダ。 18.請求項13から16までのいずれかに記載の輝度フィルタを有する複合 テレビジョン信号エンコーダ。 19.カラー・ビデオ信号処理方法において、異なった種類の同位相の色指標 値を夫々が表わしている第1信号と第2信号とを形成するステップと、前記第1 信号と前記第2信号との比の非線形関数である制御信号を生成する制御信号生成 ステップと、前記制御信号と前記第1信号との積を形成する積形成ステップとを 含んでいることを特徴とするカラー・ビデオ信号処理方法。 20.前記制御信号生成ステップ及び前記積形成ステップが、それらステップ に共通のルックアップ・テーブルを用いて算出することから成る請求項19記載 の方法。
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