JPH0845363A - 同軸ケーブル - Google Patents
同軸ケーブルInfo
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- JPH0845363A JPH0845363A JP20148394A JP20148394A JPH0845363A JP H0845363 A JPH0845363 A JP H0845363A JP 20148394 A JP20148394 A JP 20148394A JP 20148394 A JP20148394 A JP 20148394A JP H0845363 A JPH0845363 A JP H0845363A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】同軸ケーブルの外部導体層のばらけ防止または
変形防止を行うことができ、さらに端末処理に係わる生
産性を向上することができる同軸ケーブルを提供する。 【構成】線状導体あるいは帯状導体の横巻シールド層、
または粗い編組シールド層、あるいは帯状導体の縦沿シ
ールド層からなる外部導体層5が、絶縁体層3の外周面
に固着層4で固着されている同軸ケーブル1。および、
前記絶縁体層3が第1と第2の絶縁体層とに形成され、
前記外部導体層が前記第2の絶縁体層の外周面に固着し
た同軸ケーブル。 【効果】ジャケット層が無い状態でも外部導体層はばら
けたり、変形されことがなく、したがって外部導体層を
再度纏め直す必要がなく、よって同軸ケーブルの端末処
理に係わる生産性を著しく向上できる。
変形防止を行うことができ、さらに端末処理に係わる生
産性を向上することができる同軸ケーブルを提供する。 【構成】線状導体あるいは帯状導体の横巻シールド層、
または粗い編組シールド層、あるいは帯状導体の縦沿シ
ールド層からなる外部導体層5が、絶縁体層3の外周面
に固着層4で固着されている同軸ケーブル1。および、
前記絶縁体層3が第1と第2の絶縁体層とに形成され、
前記外部導体層が前記第2の絶縁体層の外周面に固着し
た同軸ケーブル。 【効果】ジャケット層が無い状態でも外部導体層はばら
けたり、変形されことがなく、したがって外部導体層を
再度纏め直す必要がなく、よって同軸ケーブルの端末処
理に係わる生産性を著しく向上できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は同軸ケーブルに係わ
り、特に、その端末処理が容易になる同軸ケーブルに関
する。
り、特に、その端末処理が容易になる同軸ケーブルに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、内側から順次に、内部導体と、こ
れを被覆する絶縁体層と、これらを包囲する外部導体層
とを具備し、さらには必要に応じてこれらを包囲するジ
ャケット層を有する同軸ケーブルが知られている。そし
て前記外部導体層を、例えばリジッドケーブル用の金属
管、あるいは編組密度が約90%以上の編組シールド層
と比べて、可撓性の向上または軽量化するために、例え
ば、線状導体あるいは帯状導体の横巻シールド層(巻回
体)、または編組密度が約50〜80%の範囲の粗い編
組シールド層、あるいは帯状導体の縦沿シールド層など
用いた同軸ケーブルも知られている。
れを被覆する絶縁体層と、これらを包囲する外部導体層
とを具備し、さらには必要に応じてこれらを包囲するジ
ャケット層を有する同軸ケーブルが知られている。そし
て前記外部導体層を、例えばリジッドケーブル用の金属
管、あるいは編組密度が約90%以上の編組シールド層
と比べて、可撓性の向上または軽量化するために、例え
ば、線状導体あるいは帯状導体の横巻シールド層(巻回
体)、または編組密度が約50〜80%の範囲の粗い編
組シールド層、あるいは帯状導体の縦沿シールド層など
用いた同軸ケーブルも知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した構造の外部導
体層を用いた同軸ケーブルでは、可撓性の向上または軽
量化などの目的は達成できるが、この同軸ケーブルの端
部から一定長分のジャケット層を除去した場合、もしく
は当初からジャケット層が無い場合は、その外部導体層
が、線状導体または帯状導体に起因する弾性的戻り力に
より、ばらけたり、あるいは少しの外力で容易に部分的
に変形されるという問題点が生じる。このようなばらけ
たり変形された外部導体層では、例えばこれを高周波用
同軸コネクタに電気的に接続する際、その外部導体層の
外径寸法を狭い範囲内に収めるために、この外部導体層
を再度纏め直して行わなければならず、生産性が著しく
低下する原因となる。さらに、一般的な配線であって
も、このばらけたり変形された外部導体層は、他の導電
材へ接触しやすいので、誤配線防止または漏洩防止のた
めに接続以前に再度纏め直して行わなければならない。
体層を用いた同軸ケーブルでは、可撓性の向上または軽
量化などの目的は達成できるが、この同軸ケーブルの端
部から一定長分のジャケット層を除去した場合、もしく
は当初からジャケット層が無い場合は、その外部導体層
が、線状導体または帯状導体に起因する弾性的戻り力に
より、ばらけたり、あるいは少しの外力で容易に部分的
に変形されるという問題点が生じる。このようなばらけ
たり変形された外部導体層では、例えばこれを高周波用
同軸コネクタに電気的に接続する際、その外部導体層の
外径寸法を狭い範囲内に収めるために、この外部導体層
を再度纏め直して行わなければならず、生産性が著しく
低下する原因となる。さらに、一般的な配線であって
も、このばらけたり変形された外部導体層は、他の導電
材へ接触しやすいので、誤配線防止または漏洩防止のた
めに接続以前に再度纏め直して行わなければならない。
【0004】外部導体層の接続に関する、このような問
題を避けるために、従来は図6及び図7に示す如くの端
末処理の手順で行っていた。すなわち図6及び図7を参
照して説明すると、まず同軸ケーブル20の端末から、
ジャケット層11のみを符号Bの位置で切断し、この切
断されたジャケット層11aを、図示する如くジャケッ
ト層11及び11aの内側の外部導体層12が露出する
まで矢印Aの方向に移動させ、外部導体層12を部分的
に露出させる。この状態であれば、上記したような種類
の外部導体層12でも、その両端をジャケット層11及
び11aが保持しているから、ばらけたり、変形したり
することが少ない。そして、このように露出した外部導
体層12を、そのばらけ防止または変形防止のために、
はんだ付けなどで固める。次に、外部導体層12を符号
Cの位置で切断し、この符号Cよりも右側の外部導体層
とジャケット層11aとを除去して絶縁体層13を露出
させる。さらにこの絶縁体層13を符号Dの位置で切断
し、内部導体14を露出させるという手順で端末処理が
できる。しかしながら、このような手順の端末処理で
は、上記したようにジャケット層11aを途中まで除去
すること、および露出された外部導体層12をはんだ付
けなどで固めることなどの手作業的な処置が多く、よっ
て端末処理の生産性を向上することは困難であるという
問題点がある。
題を避けるために、従来は図6及び図7に示す如くの端
末処理の手順で行っていた。すなわち図6及び図7を参
照して説明すると、まず同軸ケーブル20の端末から、
ジャケット層11のみを符号Bの位置で切断し、この切
断されたジャケット層11aを、図示する如くジャケッ
ト層11及び11aの内側の外部導体層12が露出する
まで矢印Aの方向に移動させ、外部導体層12を部分的
に露出させる。この状態であれば、上記したような種類
の外部導体層12でも、その両端をジャケット層11及
び11aが保持しているから、ばらけたり、変形したり
することが少ない。そして、このように露出した外部導
体層12を、そのばらけ防止または変形防止のために、
はんだ付けなどで固める。次に、外部導体層12を符号
Cの位置で切断し、この符号Cよりも右側の外部導体層
とジャケット層11aとを除去して絶縁体層13を露出
させる。さらにこの絶縁体層13を符号Dの位置で切断
し、内部導体14を露出させるという手順で端末処理が
できる。しかしながら、このような手順の端末処理で
は、上記したようにジャケット層11aを途中まで除去
すること、および露出された外部導体層12をはんだ付
けなどで固めることなどの手作業的な処置が多く、よっ
て端末処理の生産性を向上することは困難であるという
問題点がある。
【0005】この発明はこのような従来技術の問題点に
鑑みなされたもので、同軸ケーブルの外部導体層のばら
け防止または変形防止を行うことができ、さらに端末処
理に係わる生産性を向上することができる同軸ケーブル
を提供することを目的とする。なお、シールド付絶縁電
線は、同軸ケーブルと構造的にほぼ同一であるから、本
発明の同軸ケーブルに含むこととする。
鑑みなされたもので、同軸ケーブルの外部導体層のばら
け防止または変形防止を行うことができ、さらに端末処
理に係わる生産性を向上することができる同軸ケーブル
を提供することを目的とする。なお、シールド付絶縁電
線は、同軸ケーブルと構造的にほぼ同一であるから、本
発明の同軸ケーブルに含むこととする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を達
成するためになされたもので、その要旨は、内部導体
と、この内部導体を被覆した絶縁体層と、これらを包囲
する外部導体層とを具備する同軸ケーブルにおいて、前
記外部導体層は、線状導体あるいは帯状導体の横巻シー
ルド層、または粗い編組シールド層、あるいは帯状導体
の縦沿シールド層からなり、かつ前記絶縁体層の外周面
に固着されていることを特徴とする同軸ケーブルにあ
る。また別の要旨は、この同軸ケーブルにおいて、前記
絶縁体層は第1の絶縁体層とこれを包囲する第2の絶縁
体層とに形成され、しかも、前記外部導体層が前記第2
の絶縁体層の外周面に固着されていることを特徴とする
同軸ケーブルにある。
成するためになされたもので、その要旨は、内部導体
と、この内部導体を被覆した絶縁体層と、これらを包囲
する外部導体層とを具備する同軸ケーブルにおいて、前
記外部導体層は、線状導体あるいは帯状導体の横巻シー
ルド層、または粗い編組シールド層、あるいは帯状導体
の縦沿シールド層からなり、かつ前記絶縁体層の外周面
に固着されていることを特徴とする同軸ケーブルにあ
る。また別の要旨は、この同軸ケーブルにおいて、前記
絶縁体層は第1の絶縁体層とこれを包囲する第2の絶縁
体層とに形成され、しかも、前記外部導体層が前記第2
の絶縁体層の外周面に固着されていることを特徴とする
同軸ケーブルにある。
【0007】
【作用】この発明は上記の構成により、外部導体層が、
線状導体あるいは帯状導体の横巻シールド層、または粗
い編組シールド層、あるいは帯状導体の縦沿シールド層
からなるので、可撓性に富みまたは軽量化される同軸ケ
ーブルを得ることができる。しかも、当初からジャケッ
ト層が無い場合、またはジャケット層があってこの同軸
ケーブルの端部から一定長分のジャケット層を除去した
場合でも、絶縁体層の外周面に上記した種類の外部導体
層を固着しているから、この外部導体層はばらけたり、
変形されることがない。さらに、前記絶縁体層を、内側
の第1の絶縁体層とこれを包囲する外側の第2の絶縁体
層とに2重に形成すると共に、外部導体層を第2の絶縁
体層の外周面に固着するようにすれば、この外部導体層
は、内側の第1の絶縁体層を残して第2の絶縁体層と一
緒に容易に除去できる。したがってこのような構造のも
のであれば、外部導体層を再度纏め直す必要がないうえ
に、この外部導体層の部分的な除去も極めて容易にでき
るから、この端末処理に関する生産性をさらに著しく向
上することができる。
線状導体あるいは帯状導体の横巻シールド層、または粗
い編組シールド層、あるいは帯状導体の縦沿シールド層
からなるので、可撓性に富みまたは軽量化される同軸ケ
ーブルを得ることができる。しかも、当初からジャケッ
ト層が無い場合、またはジャケット層があってこの同軸
ケーブルの端部から一定長分のジャケット層を除去した
場合でも、絶縁体層の外周面に上記した種類の外部導体
層を固着しているから、この外部導体層はばらけたり、
変形されることがない。さらに、前記絶縁体層を、内側
の第1の絶縁体層とこれを包囲する外側の第2の絶縁体
層とに2重に形成すると共に、外部導体層を第2の絶縁
体層の外周面に固着するようにすれば、この外部導体層
は、内側の第1の絶縁体層を残して第2の絶縁体層と一
緒に容易に除去できる。したがってこのような構造のも
のであれば、外部導体層を再度纏め直す必要がないうえ
に、この外部導体層の部分的な除去も極めて容易にでき
るから、この端末処理に関する生産性をさらに著しく向
上することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明による同軸ケーブルを、その一
実施例について添付図面を参照しつつ説明するが、本発
明は勿論、以下に述べる実施例に限定されるものではな
く、本発明の技術思想内での変更実施は可能である。な
お、各図内の同じ部品は同じ符号を付して、その説明を
省略する。図1は本発明による同軸ケーブルの一実施例
を示す断面図である。図1を参照して説明すると、1は
同軸ケーブルであって、この同軸ケーブル1は、中心に
内部導体2を有し、この内部導体2を絶縁体層3が被覆
し、さらにこの絶縁体層3を固着層4を介して外部導体
層5が包囲している。内部導体2は、一般的に電気用導
体として適宜選択して用いれるものであり、例えば電気
用の軟銅線、無酸素銅線、銅合金線、銅被覆鋼線、ある
いはこれらからなる撚り線、さらにはこれらに錫、銀、
金、ニッケルをめっきした導体などが挙げられる。
実施例について添付図面を参照しつつ説明するが、本発
明は勿論、以下に述べる実施例に限定されるものではな
く、本発明の技術思想内での変更実施は可能である。な
お、各図内の同じ部品は同じ符号を付して、その説明を
省略する。図1は本発明による同軸ケーブルの一実施例
を示す断面図である。図1を参照して説明すると、1は
同軸ケーブルであって、この同軸ケーブル1は、中心に
内部導体2を有し、この内部導体2を絶縁体層3が被覆
し、さらにこの絶縁体層3を固着層4を介して外部導体
層5が包囲している。内部導体2は、一般的に電気用導
体として適宜選択して用いれるものであり、例えば電気
用の軟銅線、無酸素銅線、銅合金線、銅被覆鋼線、ある
いはこれらからなる撚り線、さらにはこれらに錫、銀、
金、ニッケルをめっきした導体などが挙げられる。
【0009】また、絶縁体層3は、一般的に電線用絶縁
材料として適宜選択して用いられる材料からなるもので
あり、例えばポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリアミ
ド、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、テトラ
フルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテ
ル共重合体(PFA)、テトラフルオロエチレン−ヘキ
サフルオロプロピレン共重合体(FEP)、テトラフル
オロエチレン−エチレン共重合体(ETFE)、ポリビ
ニリデンフルオライド(PVDF)、ポリイミド、ポリ
エーテルエーテルケトン(PEEK)、シリコーン樹
脂、またはこれらの材料による発泡材料、さらには紙、
セラミクス、エラストマー(ゴム)などの絶縁材料が挙
げられる。
材料として適宜選択して用いられる材料からなるもので
あり、例えばポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリアミ
ド、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、テトラ
フルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテ
ル共重合体(PFA)、テトラフルオロエチレン−ヘキ
サフルオロプロピレン共重合体(FEP)、テトラフル
オロエチレン−エチレン共重合体(ETFE)、ポリビ
ニリデンフルオライド(PVDF)、ポリイミド、ポリ
エーテルエーテルケトン(PEEK)、シリコーン樹
脂、またはこれらの材料による発泡材料、さらには紙、
セラミクス、エラストマー(ゴム)などの絶縁材料が挙
げられる。
【0010】外部導体層5は、上記内部導体2に述べた
如く材料の線状導体を、絶縁体層4の周囲に螺旋状に巻
回した横巻シールド層、または同様の線状導体からなる
粗い編組シールド層からなる。この編組シールド層の粗
さは遮蔽率と可撓性との兼ね合いで決められるものであ
るが、例えば編組密度が約40〜90%の範囲、好まし
くは約50〜80%の範囲、さらに好ましくは約60〜
80%の範囲がある。また、この外部導体層5に帯状導
体を用いる場合は、例えば銅箔やアルミ箔などの金属箔
からなる帯状導体、あるいはこれらの帯状導体に、例え
ばポリエチレンやポリ塩化ビニルなどの樹脂テープが補
強材料として補強したラミネート式帯状導体などが用い
られ、この帯状導体を絶縁体層4の周囲に螺旋状に巻回
した横巻シールド層(巻回体)、あるいは絶縁体層3を
包囲するような帯状導体の縦沿シールド層からなる。こ
れらから適宜選択して外部導体層5として用いる。
如く材料の線状導体を、絶縁体層4の周囲に螺旋状に巻
回した横巻シールド層、または同様の線状導体からなる
粗い編組シールド層からなる。この編組シールド層の粗
さは遮蔽率と可撓性との兼ね合いで決められるものであ
るが、例えば編組密度が約40〜90%の範囲、好まし
くは約50〜80%の範囲、さらに好ましくは約60〜
80%の範囲がある。また、この外部導体層5に帯状導
体を用いる場合は、例えば銅箔やアルミ箔などの金属箔
からなる帯状導体、あるいはこれらの帯状導体に、例え
ばポリエチレンやポリ塩化ビニルなどの樹脂テープが補
強材料として補強したラミネート式帯状導体などが用い
られ、この帯状導体を絶縁体層4の周囲に螺旋状に巻回
した横巻シールド層(巻回体)、あるいは絶縁体層3を
包囲するような帯状導体の縦沿シールド層からなる。こ
れらから適宜選択して外部導体層5として用いる。
【0011】さらに、この外部導体層5の内周面は、絶
縁体層3の外周面に設けられた固着層4を介して固着さ
れている。したがって、外部導体層5は、上記した構造
の線状導体あるいは帯状導体が、ばらけたり、または少
しの外力による変形はしない。この固着層4は、例えば
接着剤あるいは粘着材によりなる、あるいは絶縁体層3
の外周表面に有機溶剤を塗布するか加熱して溶融させて
固着してなるものである。また、これら両者間の固着
は、外部導体層5のばらけ防止、変形防止ができる程度
でよいので、絶縁体層3の外周面の全面にわたって固着
層4を設けること以外に、少なくとも両者間の一部を固
着することで目的を達成することもある。例えば、絶縁
体層3の外周面に、その長手方向に沿って複数本の線状
の固着手段を設けた固着層4とし、外部導体層5の内周
面をこの固着手段に沿って固着するなどでできる。
縁体層3の外周面に設けられた固着層4を介して固着さ
れている。したがって、外部導体層5は、上記した構造
の線状導体あるいは帯状導体が、ばらけたり、または少
しの外力による変形はしない。この固着層4は、例えば
接着剤あるいは粘着材によりなる、あるいは絶縁体層3
の外周表面に有機溶剤を塗布するか加熱して溶融させて
固着してなるものである。また、これら両者間の固着
は、外部導体層5のばらけ防止、変形防止ができる程度
でよいので、絶縁体層3の外周面の全面にわたって固着
層4を設けること以外に、少なくとも両者間の一部を固
着することで目的を達成することもある。例えば、絶縁
体層3の外周面に、その長手方向に沿って複数本の線状
の固着手段を設けた固着層4とし、外部導体層5の内周
面をこの固着手段に沿って固着するなどでできる。
【0012】図2は本発明による同軸ケーブルの、別の
実施例を示す断面図てある。この図2に基づいて説明す
ると、1aは同軸ケーブルであって、この同軸ケーブル
1aの中心に内部導体2を有し、この内部導体2を第1
の絶縁体層3aが被覆し、さらにこの第1の絶縁体層3
aを第2の絶縁体層3bが被覆し、さらにこの第2の絶
縁体層3bを固着層4を介して外部導体層5が包囲して
いる。すなわち、上記の同軸ケーブル1と比較すれば、
絶縁体層3が第1の絶縁体層3aと第2の絶縁体層3b
とに多層化された以外は、同構造である。したがって、
内部導体2、固着層4、及び外部導体層5についての説
明は省略する。
実施例を示す断面図てある。この図2に基づいて説明す
ると、1aは同軸ケーブルであって、この同軸ケーブル
1aの中心に内部導体2を有し、この内部導体2を第1
の絶縁体層3aが被覆し、さらにこの第1の絶縁体層3
aを第2の絶縁体層3bが被覆し、さらにこの第2の絶
縁体層3bを固着層4を介して外部導体層5が包囲して
いる。すなわち、上記の同軸ケーブル1と比較すれば、
絶縁体層3が第1の絶縁体層3aと第2の絶縁体層3b
とに多層化された以外は、同構造である。したがって、
内部導体2、固着層4、及び外部導体層5についての説
明は省略する。
【0013】これら第1の絶縁体層3aと第2の絶縁体
層3bには、上記した絶縁体層3で説明した材料と同様
な材料を用いられるが、共に同種の絶縁材料を用いるこ
とに限らず、例えば、第1の絶縁体層3aにFEPを用
い、第2の絶縁体層3bにポリエチレンを用いるなど、
互いに異種の絶縁材料を適宜選択して組み合わせること
ができる。さらに、例えば第1の絶縁体層3aを樹脂押
し出し方法により行い、そして第2の絶縁体層3bを、
樹脂製テープを螺旋状に巻回して樹脂層にすることな
ど、これら第1の絶縁体層3aと第2の絶縁体層3bと
は製造方法が異なってもよい。そして、外部導体層5と
第2の絶縁体層3bとの間は、上記したような固着層4
により固着される。なお、第1の絶縁体層3aと第2の
絶縁体層3bとの間は、特に必要がなければ固着されな
い。またこれらの絶縁体層3a、3b間に空隙がある場
合は、この空隙を例えばシリコンオイルなどの他の絶縁
材料で埋めることもある。
層3bには、上記した絶縁体層3で説明した材料と同様
な材料を用いられるが、共に同種の絶縁材料を用いるこ
とに限らず、例えば、第1の絶縁体層3aにFEPを用
い、第2の絶縁体層3bにポリエチレンを用いるなど、
互いに異種の絶縁材料を適宜選択して組み合わせること
ができる。さらに、例えば第1の絶縁体層3aを樹脂押
し出し方法により行い、そして第2の絶縁体層3bを、
樹脂製テープを螺旋状に巻回して樹脂層にすることな
ど、これら第1の絶縁体層3aと第2の絶縁体層3bと
は製造方法が異なってもよい。そして、外部導体層5と
第2の絶縁体層3bとの間は、上記したような固着層4
により固着される。なお、第1の絶縁体層3aと第2の
絶縁体層3bとの間は、特に必要がなければ固着されな
い。またこれらの絶縁体層3a、3b間に空隙がある場
合は、この空隙を例えばシリコンオイルなどの他の絶縁
材料で埋めることもある。
【0014】したがって、この同軸ケーブル1aでは、
絶縁体層を残して外部導体層5を除去することが極めて
容易である。すなわち、固着層4で一体化されている外
部導体層5と第2の絶縁体層3bとを、第1の絶縁体層
3aに達しないように切断すれば、第1の絶縁体層3a
と第2の絶縁体層3bとは固着されていないから、この
切断された外部導体層5は、第1の絶縁体層3aを残し
て、第2の絶縁体層3bと共に除去できるのである。な
お、このように絶縁体層3bは外部導体層5と共に除去
されるものであるから、その除去の容易性または絶縁体
層3aの絶縁性の確保からみて、この絶縁体層3bの肉
厚を第1の絶縁体層3aの肉厚と比べて薄くしたほうが
好ましい。
絶縁体層を残して外部導体層5を除去することが極めて
容易である。すなわち、固着層4で一体化されている外
部導体層5と第2の絶縁体層3bとを、第1の絶縁体層
3aに達しないように切断すれば、第1の絶縁体層3a
と第2の絶縁体層3bとは固着されていないから、この
切断された外部導体層5は、第1の絶縁体層3aを残し
て、第2の絶縁体層3bと共に除去できるのである。な
お、このように絶縁体層3bは外部導体層5と共に除去
されるものであるから、その除去の容易性または絶縁体
層3aの絶縁性の確保からみて、この絶縁体層3bの肉
厚を第1の絶縁体層3aの肉厚と比べて薄くしたほうが
好ましい。
【0015】ここで、これらの同軸ケーブルの端末処理
について述べる。図3は本発明による同軸ケーブルの、
さらに別の実施例の端末部を示す側面図である。図3を
参照して説明すると、この同軸ケーブル1bは、上記し
た同軸ケーブル1あるいは1aの周囲に、必要に応じて
ジャケット層6を被覆したものである。このジャケット
層6は、例えばポリ塩化ビニル、ポリウレタン、各種フ
ッ素樹脂など、一般的な電線用絶縁材料から適宜選択し
て用いられる。したがって、ジャケット層6以外は同軸
ケーブル1あるいは1bと同様であるから、これらの部
分の説明は省略する。
について述べる。図3は本発明による同軸ケーブルの、
さらに別の実施例の端末部を示す側面図である。図3を
参照して説明すると、この同軸ケーブル1bは、上記し
た同軸ケーブル1あるいは1aの周囲に、必要に応じて
ジャケット層6を被覆したものである。このジャケット
層6は、例えばポリ塩化ビニル、ポリウレタン、各種フ
ッ素樹脂など、一般的な電線用絶縁材料から適宜選択し
て用いられる。したがって、ジャケット層6以外は同軸
ケーブル1あるいは1bと同様であるから、これらの部
分の説明は省略する。
【0016】この図3を参照して、この同軸ケーブル1
bの端末処理について述べると、まず同軸ケーブル1b
のジャケット層6のみを符号Eの位置で切断し、符号E
より右側にある図示しないジャケット層を除去し、外部
導体層5を露出する。このように露出された外部導体層
5は、絶縁体層3(3B)の外周面に固着層4で固着さ
れているので、ばらけたり、少しの外力により変形され
ることはない。次に、この同軸ケーブル1bが同軸ケー
ブル1にジャケット層6を被覆したものであれば、図示
の符号Fよりも右部分の外部導体層5のみを、剥がすま
たは削り取るなどの手段により除去して絶縁体層3を露
出させる。また、同じくこの同軸ケーブル1bが同軸ケ
ーブル1aにジャケット層6を被覆したものであれば、
外部導体層5とこれが固着されている第2の絶縁体層3
bとを、共に符号Fの位置で第1の絶縁体層3aに達し
ないように切断して除去し、第1の絶縁体層3aを露出
させる。さらに、この絶縁体層3または3aを符号Gの
位置で内部導体2に達しないように切断し除去し、内部
導体2を露出させることで端末処理が成される。
bの端末処理について述べると、まず同軸ケーブル1b
のジャケット層6のみを符号Eの位置で切断し、符号E
より右側にある図示しないジャケット層を除去し、外部
導体層5を露出する。このように露出された外部導体層
5は、絶縁体層3(3B)の外周面に固着層4で固着さ
れているので、ばらけたり、少しの外力により変形され
ることはない。次に、この同軸ケーブル1bが同軸ケー
ブル1にジャケット層6を被覆したものであれば、図示
の符号Fよりも右部分の外部導体層5のみを、剥がすま
たは削り取るなどの手段により除去して絶縁体層3を露
出させる。また、同じくこの同軸ケーブル1bが同軸ケ
ーブル1aにジャケット層6を被覆したものであれば、
外部導体層5とこれが固着されている第2の絶縁体層3
bとを、共に符号Fの位置で第1の絶縁体層3aに達し
ないように切断して除去し、第1の絶縁体層3aを露出
させる。さらに、この絶縁体層3または3aを符号Gの
位置で内部導体2に達しないように切断し除去し、内部
導体2を露出させることで端末処理が成される。
【0017】このようにした端末部では、従来技術の同
軸ケーブル20のようにジャケット層11aを途中まで
抜き、露出した外部導体層12をはんだなどで固めるな
どの処置が不要で、しかも外部導体層5を再度纏め直し
する必要もなく、そのまま配線可能な形態での端末処理
ができるから生産性が著しく向上する。また上記したよ
うに同軸ケーブル1aでは、外部導体層5の除去が第2
の絶縁体層3bと共に極めて容易に除去できるから、さ
らに端末処理の生産性が向上する。
軸ケーブル20のようにジャケット層11aを途中まで
抜き、露出した外部導体層12をはんだなどで固めるな
どの処置が不要で、しかも外部導体層5を再度纏め直し
する必要もなく、そのまま配線可能な形態での端末処理
ができるから生産性が著しく向上する。また上記したよ
うに同軸ケーブル1aでは、外部導体層5の除去が第2
の絶縁体層3bと共に極めて容易に除去できるから、さ
らに端末処理の生産性が向上する。
【0018】また、図4は本発明による同軸ケーブルを
用いた多心ケーブルの一実施例を示す断面図である。図
4を参照して説明すると、30は多心ケーブルであっ
て、この多心ケーブル30は、上記した同軸ケーブル
1、1aまたは1bのいずれかの同軸ケーブル31の
(a)〜(g) の7本を撚り合わせ、これらの周囲に外装層
32を被覆したものである。また、同軸ケーブル31が
同軸ケーブル1、1aであれば、ジャケット層を設けな
くてもよいから、従来の同軸ケーブル20と比較してこ
のジャケット層の肉厚分だけ細くでき、したがって多心
ケーブル30の外径を細くすることができる。これりよ
り、例えば医療用ケーブルなど、体内に挿入するために
できる限り細径にすると共に、微弱な電気信号を保持す
るために遮蔽層が必要な多心ケーブルには好適である。
また、各同軸ケーブル1、1aでは外部導体層5が露出
しているから接地は一箇所で済む。なお、この多心ケー
ブル30の同軸ケーブル31の本数を増減すること、ま
たは他の電線、チューブなどと共に撚り合わせるなどの
変更は勿論できる。
用いた多心ケーブルの一実施例を示す断面図である。図
4を参照して説明すると、30は多心ケーブルであっ
て、この多心ケーブル30は、上記した同軸ケーブル
1、1aまたは1bのいずれかの同軸ケーブル31の
(a)〜(g) の7本を撚り合わせ、これらの周囲に外装層
32を被覆したものである。また、同軸ケーブル31が
同軸ケーブル1、1aであれば、ジャケット層を設けな
くてもよいから、従来の同軸ケーブル20と比較してこ
のジャケット層の肉厚分だけ細くでき、したがって多心
ケーブル30の外径を細くすることができる。これりよ
り、例えば医療用ケーブルなど、体内に挿入するために
できる限り細径にすると共に、微弱な電気信号を保持す
るために遮蔽層が必要な多心ケーブルには好適である。
また、各同軸ケーブル1、1aでは外部導体層5が露出
しているから接地は一箇所で済む。なお、この多心ケー
ブル30の同軸ケーブル31の本数を増減すること、ま
たは他の電線、チューブなどと共に撚り合わせるなどの
変更は勿論できる。
【0019】また、図5は本発明による同軸ケーブルを
用いた平形ケーブルの一実施例を示す断面図である。図
5に基づいて説明すると、40は平形ケーブル、41は
同軸ケーブル、42は絶縁性樹脂製テープなどの補助板
である。同軸ケーブル41は、上記した同軸ケーブル
1、1aまたは1bのいずれかである。この平形ケーブ
ル40は、例えば絶縁性樹脂製テープなどの補助板42
の片面に、この同軸ケーブル41の (a)〜(e) の5本を
並列に配置させると共に、補助板42に各々固着したも
のである。同軸ケーブル41に同軸ケーブル1、1aを
用いるのであれば、この平形ケーブル40の幅及び厚み
がジャケット層6の肉厚分だけ小さくできるので、高密
度配線する際に好適である。また、各同軸ケーブル41
の外部導体層5は露出しているから、図示の如く各同軸
ケーブル1aを接触させておけば接地は一箇所で済む。
なお、各同軸ケーブル41を離間状態で並列配置するこ
と、および同軸ケーブル41の本数を増減すること、さ
らには2枚の補助板42により並列配置された複数本の
同軸ケーブル41を挟持することなどの変更は勿論でき
る。なお、上記した以外の材料または手段を、内部導
体、絶縁体層、固着層、または外部導体層に用いること
などは、本発明の技術思想内での変更実施は可能であ
る。
用いた平形ケーブルの一実施例を示す断面図である。図
5に基づいて説明すると、40は平形ケーブル、41は
同軸ケーブル、42は絶縁性樹脂製テープなどの補助板
である。同軸ケーブル41は、上記した同軸ケーブル
1、1aまたは1bのいずれかである。この平形ケーブ
ル40は、例えば絶縁性樹脂製テープなどの補助板42
の片面に、この同軸ケーブル41の (a)〜(e) の5本を
並列に配置させると共に、補助板42に各々固着したも
のである。同軸ケーブル41に同軸ケーブル1、1aを
用いるのであれば、この平形ケーブル40の幅及び厚み
がジャケット層6の肉厚分だけ小さくできるので、高密
度配線する際に好適である。また、各同軸ケーブル41
の外部導体層5は露出しているから、図示の如く各同軸
ケーブル1aを接触させておけば接地は一箇所で済む。
なお、各同軸ケーブル41を離間状態で並列配置するこ
と、および同軸ケーブル41の本数を増減すること、さ
らには2枚の補助板42により並列配置された複数本の
同軸ケーブル41を挟持することなどの変更は勿論でき
る。なお、上記した以外の材料または手段を、内部導
体、絶縁体層、固着層、または外部導体層に用いること
などは、本発明の技術思想内での変更実施は可能であ
る。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の同軸ケー
ブルは、可撓性を向上させるまたは軽量化するなどの、
目的に応じた外部導体層を用いることができ、しかもジ
ャケット層が無い状態でも外部導体層はばらけたり、変
形されことがなく、したがって外部導体層を再度纏め直
す必要がなく、よって同軸ケーブルの端末処理に係わる
生産性を著しく向上できるという効果を奏する。しかも
絶縁体層を第1及び第2の絶縁体層にすると共に、外部
導体層を第2の絶縁体層に固着することにすれば、この
外部導体層の除去を著しく容易にでき、よってこの端末
処理の生産性がさらに向上する。
ブルは、可撓性を向上させるまたは軽量化するなどの、
目的に応じた外部導体層を用いることができ、しかもジ
ャケット層が無い状態でも外部導体層はばらけたり、変
形されことがなく、したがって外部導体層を再度纏め直
す必要がなく、よって同軸ケーブルの端末処理に係わる
生産性を著しく向上できるという効果を奏する。しかも
絶縁体層を第1及び第2の絶縁体層にすると共に、外部
導体層を第2の絶縁体層に固着することにすれば、この
外部導体層の除去を著しく容易にでき、よってこの端末
処理の生産性がさらに向上する。
【図1】本発明による同軸ケーブルの一実施例を示す断
面図
面図
【図2】本発明による同軸ケーブルの、別の実施例を示
す断面図
す断面図
【図3】本発明による同軸ケーブルの、さらに別の実施
例の端末部を示す側面図
例の端末部を示す側面図
【図4】本発明による同軸ケーブルを用いた多心ケーブ
ルの一実施例を示す断面図
ルの一実施例を示す断面図
【図5】本発明による同軸ケーブルを用いた平形ケーブ
ルの一実施例を示す断面図
ルの一実施例を示す断面図
【図6】従来の同軸ケーブルの端末部を示す側面図
【図7】従来の同軸ケーブルの端末部を示す側面図
1,1a,1b,20,31,41 同軸ケーブル 2,14 内部導体 3,13 絶縁体層 3a 第1の絶縁体
層 3b 第2の絶縁体
層 4 固着層 5,12 外部導体層 6,11,11a ジャケット層 30 多心ケーブル 32 外套層 40 平形ケーブル 42 補助板
層 3b 第2の絶縁体
層 4 固着層 5,12 外部導体層 6,11,11a ジャケット層 30 多心ケーブル 32 外套層 40 平形ケーブル 42 補助板
Claims (2)
- 【請求項1】内部導体と、この内部導体を被覆した絶縁
体層と、これらを包囲する外部導体層とを具備する同軸
ケーブルにおいて、前記外部導体層は、線状導体あるい
は帯状導体の横巻シールド層、または粗い編組シールド
層、あるいは帯状導体の縦沿シールド層からなり、かつ
前記絶縁体層の外周面に固着されていることを特徴とす
る同軸ケーブル。 - 【請求項2】特許請求の範囲の請求項1に記載の同軸ケ
ーブルにおいて、前記絶縁体層は第1の絶縁体層とこれ
を包囲する第2の絶縁体層とに形成され、しかも、前記
外部導体層が前記第2の絶縁体層の外周面に固着されて
いることを特徴とする同軸ケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20148394A JPH0845363A (ja) | 1994-08-03 | 1994-08-03 | 同軸ケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20148394A JPH0845363A (ja) | 1994-08-03 | 1994-08-03 | 同軸ケーブル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0845363A true JPH0845363A (ja) | 1996-02-16 |
Family
ID=16441818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20148394A Pending JPH0845363A (ja) | 1994-08-03 | 1994-08-03 | 同軸ケーブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0845363A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100710975B1 (ko) * | 2000-01-05 | 2007-04-24 | 휴렛-팩커드 컴퍼니(델라웨어주법인) | 잉크젯 프린터 카트리지 및 그 제조방법 |
JP2011058915A (ja) * | 2009-09-09 | 2011-03-24 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | 同軸プローブピン、同軸ケーブルおよびその製造方法 |
JP2011181352A (ja) * | 2010-03-01 | 2011-09-15 | Yoshinokawa Electric Wire & Cable Co Ltd | 超極細同軸ケーブル及びその製造方法 |
JP2017228449A (ja) * | 2016-06-23 | 2017-12-28 | 日立金属株式会社 | 同軸ケーブル、多芯ケーブル及び同軸ケーブルの接続部 |
-
1994
- 1994-08-03 JP JP20148394A patent/JPH0845363A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100710975B1 (ko) * | 2000-01-05 | 2007-04-24 | 휴렛-팩커드 컴퍼니(델라웨어주법인) | 잉크젯 프린터 카트리지 및 그 제조방법 |
JP2011058915A (ja) * | 2009-09-09 | 2011-03-24 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | 同軸プローブピン、同軸ケーブルおよびその製造方法 |
CN102472772A (zh) * | 2009-09-09 | 2012-05-23 | 三菱电线工业株式会社 | 同轴探针、同轴电缆及其制造方法 |
JP2011181352A (ja) * | 2010-03-01 | 2011-09-15 | Yoshinokawa Electric Wire & Cable Co Ltd | 超極細同軸ケーブル及びその製造方法 |
JP2017228449A (ja) * | 2016-06-23 | 2017-12-28 | 日立金属株式会社 | 同軸ケーブル、多芯ケーブル及び同軸ケーブルの接続部 |
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A977 | Report on retrieval |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040831 |
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