JPH0842006A - 通気性外壁パネル及びそのパネル下部の防水構造 - Google Patents
通気性外壁パネル及びそのパネル下部の防水構造Info
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- JPH0842006A JPH0842006A JP18321194A JP18321194A JPH0842006A JP H0842006 A JPH0842006 A JP H0842006A JP 18321194 A JP18321194 A JP 18321194A JP 18321194 A JP18321194 A JP 18321194A JP H0842006 A JPH0842006 A JP H0842006A
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- Building Environments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】防水性能を著しく向上させることが出来る外壁
パネルと、及びその外壁パネルの下部の防水構造とを目
的としている。 【構成】外壁2と内壁3との間に上下方向の通気層4を
介在させた外壁パネル1であって、その外壁パネル1の
外壁2の下端を内壁3の下端よりも高い位置に形成し、
外壁2の下端に取付金具10を介して水切り部材11を
着脱自在に取り付けられて構成した通気性外壁パネルの
構造である。
パネルと、及びその外壁パネルの下部の防水構造とを目
的としている。 【構成】外壁2と内壁3との間に上下方向の通気層4を
介在させた外壁パネル1であって、その外壁パネル1の
外壁2の下端を内壁3の下端よりも高い位置に形成し、
外壁2の下端に取付金具10を介して水切り部材11を
着脱自在に取り付けられて構成した通気性外壁パネルの
構造である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は外壁パネルで構成される
住宅等の建築物において、防水性能を向上させることが
出来る外壁パネル及びそのパネル下部の防水構造に関す
るものである。
住宅等の建築物において、防水性能を向上させることが
出来る外壁パネル及びそのパネル下部の防水構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の住宅等の建築物の外壁パネルは、
図3(A),(B)に示す如く、単層の外壁パネル51
が使用されていた。従って、従来の外壁パネル51を使
用した場合には、これ等の相互間に形成される目地52
の外面側に、図3(A)に示すような湿式コーキング
材、ガスケット等のシール材53が充填されて防水壁を
構成していた。
図3(A),(B)に示す如く、単層の外壁パネル51
が使用されていた。従って、従来の外壁パネル51を使
用した場合には、これ等の相互間に形成される目地52
の外面側に、図3(A)に示すような湿式コーキング
材、ガスケット等のシール材53が充填されて防水壁を
構成していた。
【0003】また、図3(B)に示す如く、外壁パネル
51の下部は、ベランダ等の床54に敷設された防水層
55が外壁パネル51の外面に沿って立ち上げられ、更
に防水層55の立ち上げ部の上端縁が外壁パネル51の
下部に穿設された水平溝56内に挿入され、かつその周
りにコーキング材57が充填されることによって防水処
理が施されていた。図中58は外壁パネル51の下面を
支持する自重受金具、59はZ型金物であって、ボルト
60を介して外壁パネル51に取り付けられている。6
1は躯体梁である。
51の下部は、ベランダ等の床54に敷設された防水層
55が外壁パネル51の外面に沿って立ち上げられ、更
に防水層55の立ち上げ部の上端縁が外壁パネル51の
下部に穿設された水平溝56内に挿入され、かつその周
りにコーキング材57が充填されることによって防水処
理が施されていた。図中58は外壁パネル51の下面を
支持する自重受金具、59はZ型金物であって、ボルト
60を介して外壁パネル51に取り付けられている。6
1は躯体梁である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然るに、前述の従来の
外壁パネルは、単層の構成であるので、外壁パネル51
の間の目地52の止水は、湿式のシーリング或いは乾式
のガスケット等のいずれを用いた場合でも、一重のシー
ル材53で防水処理が実施されていたので、目地52の
シール材53が損傷した場合には、即漏水となる問題が
あった。
外壁パネルは、単層の構成であるので、外壁パネル51
の間の目地52の止水は、湿式のシーリング或いは乾式
のガスケット等のいずれを用いた場合でも、一重のシー
ル材53で防水処理が実施されていたので、目地52の
シール材53が損傷した場合には、即漏水となる問題が
あった。
【0005】また、ベランダ等の屋外床54に接して外
壁パネル51を設ける場合に、前述の如く、防水層55
の立ち上げ部は、外壁パネル51の表面に接続固定され
ているので、外壁パネル51内に一旦侵入してしまった
水は外部に排出することが出来ない問題があった。従っ
て、この部分の防水工事が複雑になり、作業が困難であ
る問題があった。
壁パネル51を設ける場合に、前述の如く、防水層55
の立ち上げ部は、外壁パネル51の表面に接続固定され
ているので、外壁パネル51内に一旦侵入してしまった
水は外部に排出することが出来ない問題があった。従っ
て、この部分の防水工事が複雑になり、作業が困難であ
る問題があった。
【0006】本発明に係る通気性外壁パネルは、前述の
従来の問題点に鑑み開発された全く新しい技術であっ
て、特に通気層を介して並列された外壁と内壁とで外壁
パネルを形成し、かつ該外壁パネルの下端所定位置に水
切り部材を取り付けて構成して、防水性を向上させた通
気性外壁パネルの技術を提供するものである。
従来の問題点に鑑み開発された全く新しい技術であっ
て、特に通気層を介して並列された外壁と内壁とで外壁
パネルを形成し、かつ該外壁パネルの下端所定位置に水
切り部材を取り付けて構成して、防水性を向上させた通
気性外壁パネルの技術を提供するものである。
【0007】また、本発明に係る外壁パネルの下部防水
構造は、前述の通気層を介して並列された外壁と内壁と
よりなる外壁パネルを用い、屋外床上に設けられた防水
層を通気層側に沿って立ち上げ、その立ち上げ部の上端
縁を内壁の内面でシール固定するように構成した外壁パ
ネル下部の防水構造の技術を提供するものである。
構造は、前述の通気層を介して並列された外壁と内壁と
よりなる外壁パネルを用い、屋外床上に設けられた防水
層を通気層側に沿って立ち上げ、その立ち上げ部の上端
縁を内壁の内面でシール固定するように構成した外壁パ
ネル下部の防水構造の技術を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る通気性外壁
パネルは、前述の従来の壁パネルの問題点を根本的に改
善した技術であって、その発明の要旨は、外壁と内壁と
の間に上下方向の通気層を有する通気性外壁パネルにお
いて、前記外壁の下端は内壁の下端よりも高い位置に置
かれ、該外壁の下端に水切り部材が着脱自在に取り付け
られて構成された通気性外壁パネルである。
パネルは、前述の従来の壁パネルの問題点を根本的に改
善した技術であって、その発明の要旨は、外壁と内壁と
の間に上下方向の通気層を有する通気性外壁パネルにお
いて、前記外壁の下端は内壁の下端よりも高い位置に置
かれ、該外壁の下端に水切り部材が着脱自在に取り付け
られて構成された通気性外壁パネルである。
【0009】本発明に係るパネル下部の防水構造は、前
述の従来の壁パネル下部の防水構造の問題点を根本的に
改善した技術であって、その発明の要旨は、請求項1の
通気性外壁パネルが屋外床に接して立設され、かつ屋外
床上に設ける防水層が該通気性外壁パネルの内壁の通気
層側に沿って立ち上げられ、更に防水層の立ち上げ部の
上端縁が外壁パネルの内壁の内面に於いてシールされて
構成された通気性外壁パネルの下部の防水構造である。
述の従来の壁パネル下部の防水構造の問題点を根本的に
改善した技術であって、その発明の要旨は、請求項1の
通気性外壁パネルが屋外床に接して立設され、かつ屋外
床上に設ける防水層が該通気性外壁パネルの内壁の通気
層側に沿って立ち上げられ、更に防水層の立ち上げ部の
上端縁が外壁パネルの内壁の内面に於いてシールされて
構成された通気性外壁パネルの下部の防水構造である。
【0010】
【作用】本発明に係る外壁パネルは、前述の如く、外壁
と内壁とを備え、これ等の外壁と内壁との間に通気層を
介在させたので、外壁間の目地より侵入した水も内部に
とどまらせることなく、通気層を介して流下せしめるこ
とが出来る。また、隣接された外壁パネルの外壁と内壁
とで形成される目地に、夫々別々にガスケット等の目地
材を充填させることが出来、個々に独立したシールを施
して二重の止水構造とすることが出来る。更に、外壁の
下端に内壁の下端よりも高い位置にし、かつ外壁下端に
所定の水切り部材を着脱自在に取り付けたので、通気層
内に風雨が逆流して侵入することを防止すると共に、通
気層内の水を外方にスムーズに排出せしめることが出来
る。
と内壁とを備え、これ等の外壁と内壁との間に通気層を
介在させたので、外壁間の目地より侵入した水も内部に
とどまらせることなく、通気層を介して流下せしめるこ
とが出来る。また、隣接された外壁パネルの外壁と内壁
とで形成される目地に、夫々別々にガスケット等の目地
材を充填させることが出来、個々に独立したシールを施
して二重の止水構造とすることが出来る。更に、外壁の
下端に内壁の下端よりも高い位置にし、かつ外壁下端に
所定の水切り部材を着脱自在に取り付けたので、通気層
内に風雨が逆流して侵入することを防止すると共に、通
気層内の水を外方にスムーズに排出せしめることが出来
る。
【0011】本発明に係るパネルの防水構造は、前述の
通気性外壁パネルが屋外床に接して立設され、かつ、屋
外床上に設けられる防水層が外壁パネルの通気層側に沿
って立ち上げられ、該立ち上げ部の上端縁が外壁パネル
の内壁の内面に沿ってシール固定されているので、外壁
及び通気層に侵入した水や結露水は全て屋外床に設けら
れた防水層を介して排水口より排出することが出来る。
通気性外壁パネルが屋外床に接して立設され、かつ、屋
外床上に設けられる防水層が外壁パネルの通気層側に沿
って立ち上げられ、該立ち上げ部の上端縁が外壁パネル
の内壁の内面に沿ってシール固定されているので、外壁
及び通気層に侵入した水や結露水は全て屋外床に設けら
れた防水層を介して排水口より排出することが出来る。
【0012】
【実施例】図により、本発明に係る通気性外壁パネル及
びそのパネル下部の防水構造について一実施例を具体的
に説明すると、図1は本発明に係る通気性外壁パネルの
要部の横断面説明図、図2は外壁パネル及びその下部の
防水構造を示す要部の縦断面説明図である。
びそのパネル下部の防水構造について一実施例を具体的
に説明すると、図1は本発明に係る通気性外壁パネルの
要部の横断面説明図、図2は外壁パネル及びその下部の
防水構造を示す要部の縦断面説明図である。
【0013】図1及び図2に於いて、1は外壁パネルで
あって、ALC板やサイデング材等よりなる外壁2と、
スチール板、アルミニウム板の他、木質繊維板等の通気
性や透湿性を有するボード等の内壁3との間に通気層4
を介在させることによって構成している。外壁2と内壁
3との間にはチャンネル材5が挿入され、かつこれ等の
外壁2と内壁3との小口面は小口支持金物6によって保
持固定されている。この小口支持金物6はアルミニウム
合金等の押出成形等により成形される変形金物であっ
て、その片端縁は外壁2内に喰込まれて固着されてお
り、かつその他端縁は内壁3の小口面を挟持している。
あって、ALC板やサイデング材等よりなる外壁2と、
スチール板、アルミニウム板の他、木質繊維板等の通気
性や透湿性を有するボード等の内壁3との間に通気層4
を介在させることによって構成している。外壁2と内壁
3との間にはチャンネル材5が挿入され、かつこれ等の
外壁2と内壁3との小口面は小口支持金物6によって保
持固定されている。この小口支持金物6はアルミニウム
合金等の押出成形等により成形される変形金物であっ
て、その片端縁は外壁2内に喰込まれて固着されてお
り、かつその他端縁は内壁3の小口面を挟持している。
【0014】また、この小口支持金物6には、軟質合成
樹脂製等の第1ガスケット7が取り付けられている。8
は外壁2間の目地内に嵌入された第2ガスケットであ
る。前記チャンネル材5と小口支持金物6とは背中合わ
せに接触されており、かつ、ビス9によって相互に接合
されている。特に図2に示す如く、前記外壁2の下端は
内壁3の下端よりも高い位置に置かれ、外壁2の下端に
は十字形取付金具10が固定され、この取付金具10に
は、水切り部材11がビス12を介して着脱自在に取り
付けられている。この水切り部材11の上下の長さは、
外壁2の下端と内壁の下端との中間位置まで先端を延長
することが出来る寸法を有している。
樹脂製等の第1ガスケット7が取り付けられている。8
は外壁2間の目地内に嵌入された第2ガスケットであ
る。前記チャンネル材5と小口支持金物6とは背中合わ
せに接触されており、かつ、ビス9によって相互に接合
されている。特に図2に示す如く、前記外壁2の下端は
内壁3の下端よりも高い位置に置かれ、外壁2の下端に
は十字形取付金具10が固定され、この取付金具10に
は、水切り部材11がビス12を介して着脱自在に取り
付けられている。この水切り部材11の上下の長さは、
外壁2の下端と内壁の下端との中間位置まで先端を延長
することが出来る寸法を有している。
【0015】前述の構造を有する外壁パネル1は、図2
に示す如く、床パネル13と防水層14等より形成され
る屋外床に接して立設されている。該屋外床に設けられ
た塩化ビニール等のシート防水材よりなる防水層14
は、外壁パネル1の通気層4に沿って立ち上げられ、更
にその立ち上げ部の上縁は、外壁パネル1の内壁3の内
面に取り付けられた固定金具15の凹所に挿入されると
共に、その凹所の周りにウレタン系や変形シリコン系等
のコーキング材16が充填されて固定されている。図中
17は防水層14の立ち上げ部を支持する防水パッキ
ン、18は躯体取付金具、19はアングルピース、20
は躯体梁である。
に示す如く、床パネル13と防水層14等より形成され
る屋外床に接して立設されている。該屋外床に設けられ
た塩化ビニール等のシート防水材よりなる防水層14
は、外壁パネル1の通気層4に沿って立ち上げられ、更
にその立ち上げ部の上縁は、外壁パネル1の内壁3の内
面に取り付けられた固定金具15の凹所に挿入されると
共に、その凹所の周りにウレタン系や変形シリコン系等
のコーキング材16が充填されて固定されている。図中
17は防水層14の立ち上げ部を支持する防水パッキ
ン、18は躯体取付金具、19はアングルピース、20
は躯体梁である。
【0016】本発明に係る外壁パネル1は、前述の如
く、外壁2と内壁3との間に通気層4が介在されている
ので、外壁2側から侵入した水は、この通気層4で流下
せしめることが出来る。また、外壁2と内壁3とに夫々
独立させてガスケット7,8を取り付けたので、二重に
止水構造を構成することが出来、これによって、第1ガ
スケット7のシールが損傷しても雨水が壁内に侵入する
ことを防止出来る。更に、外壁2の下端に水切り部材1
1を取り付けたので、通気層4内に風雨が逆流すること
を防止出来、別に、通気層4に侵入した水を外方に排水
口21より排水することが出来る。
く、外壁2と内壁3との間に通気層4が介在されている
ので、外壁2側から侵入した水は、この通気層4で流下
せしめることが出来る。また、外壁2と内壁3とに夫々
独立させてガスケット7,8を取り付けたので、二重に
止水構造を構成することが出来、これによって、第1ガ
スケット7のシールが損傷しても雨水が壁内に侵入する
ことを防止出来る。更に、外壁2の下端に水切り部材1
1を取り付けたので、通気層4内に風雨が逆流すること
を防止出来、別に、通気層4に侵入した水を外方に排水
口21より排水することが出来る。
【0017】本発明に係るパネル下部の防水構造は、外
壁パネル1が屋外床に接して立設され、かつ屋外床の防
水層14が外壁パネル1の通気層4に沿って立ち上げら
れ、この立ち上げ部の上端縁が内壁3の内面に設けられ
た固定金具15の凹所に挿入固定されると共に、コーキ
ング材16でコーキングされているので、外壁パネル1
の外壁2及び通気層4内に侵入した水や外壁の裏面等に
発生した結露水等を全てこの防水層14で受けて屋外床
の排水路よりスムーズに排出せしめることが出来る。ま
た、水切り部分11が着脱自在なので、コーキング材1
6の施工が容易である。
壁パネル1が屋外床に接して立設され、かつ屋外床の防
水層14が外壁パネル1の通気層4に沿って立ち上げら
れ、この立ち上げ部の上端縁が内壁3の内面に設けられ
た固定金具15の凹所に挿入固定されると共に、コーキ
ング材16でコーキングされているので、外壁パネル1
の外壁2及び通気層4内に侵入した水や外壁の裏面等に
発生した結露水等を全てこの防水層14で受けて屋外床
の排水路よりスムーズに排出せしめることが出来る。ま
た、水切り部分11が着脱自在なので、コーキング材1
6の施工が容易である。
【0018】
【発明の効果】本発明に係る通気性外壁パネル及びその
パネル下部の防水構造は、前述の構造と作用とを有する
ので、次のような多大な効果を有している。
パネル下部の防水構造は、前述の構造と作用とを有する
ので、次のような多大な効果を有している。
【0019】(1)外壁或いは通気層に侵入した水や結
露水を通気層を介して容易かつ確実に排出することが出
来る。(2)外壁及び内壁間に形成される目地を夫々独
立した状態でシールすることが出来る。(3)従って、
二重の止水構造を構成することが出来る。(4)外壁の
下端に取り付けられた水切り部材によって、風雨が通気
層内に逆に侵入することを防止出来る。
露水を通気層を介して容易かつ確実に排出することが出
来る。(2)外壁及び内壁間に形成される目地を夫々独
立した状態でシールすることが出来る。(3)従って、
二重の止水構造を構成することが出来る。(4)外壁の
下端に取り付けられた水切り部材によって、風雨が通気
層内に逆に侵入することを防止出来る。
【0020】(5)屋外床の防水層の一部を通気層に沿
って簡単に立ち上げることが出来る。(6)防水層の立
ち上げ部の上縁を内壁内面に固定したので、外壁及び通
気層に侵入した水を全てこの防水層で受けて屋外床上の
排水口に排出することが出来る。(7)従って、水切部
材が着脱自在であるので、屋外床と外壁パネルとの接合
部分の防水層及びコーキング材の施工を容易にすること
が出来、かつ防水を確実にすることが出来る。
って簡単に立ち上げることが出来る。(6)防水層の立
ち上げ部の上縁を内壁内面に固定したので、外壁及び通
気層に侵入した水を全てこの防水層で受けて屋外床上の
排水口に排出することが出来る。(7)従って、水切部
材が着脱自在であるので、屋外床と外壁パネルとの接合
部分の防水層及びコーキング材の施工を容易にすること
が出来、かつ防水を確実にすることが出来る。
【図1】本発明に係る通気性外壁パネルの要部の横断面
説明図である。
説明図である。
【図2】外壁パネル及びその下部の防水構造を示す要部
の縦断面説明図である。
の縦断面説明図である。
【図3】図3(A),(B)は、夫々従来の外壁パネル
及びその外壁パネルの下部の防水構造を示す断面説明図
である。
及びその外壁パネルの下部の防水構造を示す断面説明図
である。
1 外壁パネル 2 外壁 3 内壁 4 通気
層 5 チャンネル材 6 小口
支持金物 7,8 ガスケット 9 ビス 10 取付金具 11 水切
り部材 12 ビス 13 床パ
ネル 14 防水層 15 固定
金具 16 コーキング材 17 防水
パッキン 18 躯体取付金具 19 アン
グルピース 20 躯体梁 21 排水
口 51 外壁パネル 52 目地 53 シール材 54 床 55 防水層 56 水平
溝 57 コーキング材 58 自重
受金具 59 Z型金物 60 ボル
ト 61 躯体梁
層 5 チャンネル材 6 小口
支持金物 7,8 ガスケット 9 ビス 10 取付金具 11 水切
り部材 12 ビス 13 床パ
ネル 14 防水層 15 固定
金具 16 コーキング材 17 防水
パッキン 18 躯体取付金具 19 アン
グルピース 20 躯体梁 21 排水
口 51 外壁パネル 52 目地 53 シール材 54 床 55 防水層 56 水平
溝 57 コーキング材 58 自重
受金具 59 Z型金物 60 ボル
ト 61 躯体梁
Claims (2)
- 【請求項1】外壁と内壁との間に上下方向の通気層を有
する通気性外壁パネルにおいて、前記外壁の下端は内壁
の下端よりも高い位置に置かれ、該外壁の下端に水切り
部材が着脱自在に取り付けられて構成された通気性外壁
パネル。 - 【請求項2】請求項1の通気性外壁パネルが屋外床に接
して立設され、かつ屋外床上に設ける防水層が該通気性
外壁パネルの内壁の通気層側に沿って立ち上げられ、更
に防水層の立ち上げ部の上端縁が外壁パネルの内壁の内
面に於いてシールされて構成された通気性外壁パネルの
下部の防水構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18321194A JPH0842006A (ja) | 1994-08-04 | 1994-08-04 | 通気性外壁パネル及びそのパネル下部の防水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18321194A JPH0842006A (ja) | 1994-08-04 | 1994-08-04 | 通気性外壁パネル及びそのパネル下部の防水構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0842006A true JPH0842006A (ja) | 1996-02-13 |
Family
ID=16131730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18321194A Withdrawn JPH0842006A (ja) | 1994-08-04 | 1994-08-04 | 通気性外壁パネル及びそのパネル下部の防水構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0842006A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000027351A (ja) * | 1998-07-09 | 2000-01-25 | Sanko Metal Ind Co Ltd | クリーンルーム |
JP2010095956A (ja) * | 2008-10-20 | 2010-04-30 | Misawa Homes Co Ltd | 外断熱パネルおよび外断熱構造 |
RU2481769C1 (ru) * | 2012-02-22 | 2013-05-20 | Владимир Николаевич Антоненко | Улей "жужу" |
-
1994
- 1994-08-04 JP JP18321194A patent/JPH0842006A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000027351A (ja) * | 1998-07-09 | 2000-01-25 | Sanko Metal Ind Co Ltd | クリーンルーム |
JP2010095956A (ja) * | 2008-10-20 | 2010-04-30 | Misawa Homes Co Ltd | 外断熱パネルおよび外断熱構造 |
RU2481769C1 (ru) * | 2012-02-22 | 2013-05-20 | Владимир Николаевич Антоненко | Улей "жужу" |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011106 |