JPH08338281A - 電子制御スロットルによるエンジン制御装置 - Google Patents
電子制御スロットルによるエンジン制御装置Info
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- JPH08338281A JPH08338281A JP7148871A JP14887195A JPH08338281A JP H08338281 A JPH08338281 A JP H08338281A JP 7148871 A JP7148871 A JP 7148871A JP 14887195 A JP14887195 A JP 14887195A JP H08338281 A JPH08338281 A JP H08338281A
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- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
て、制御の共通化の図れる電子制御スロットルによるエ
ンジン制御装置を提供するにある。 【構成】コントロールユニット26は、制御量演算手段
40とスロットル開度制御手段43から構成されてい
る。制御量演算手段40は、アクセルポジションセンサ
19により検出されたアクセル踏込み量が零の時に,デ
イストリビュータ28により検出されたエンジン回転数
が所定値となるように、補助空気制御量を演算する。ス
ロットル開度制御手段43は、この制御量演算手段40
により演算された補助空気制御量に基づいて、スロット
ルアクチュエ−タ7の目標開度を演算し、スロットルア
クチュエ−タ7に出力して、スロットル弁6の開度を制
御する。
Description
よるエンジン制御装置に係り、特に、アイドルスピード
の制御の行える電子制御スロットルによるエンジン制御
装置に関する。
て、スロットル弁を電気的に制御して、吸気通路を流れ
る空気流量を制御してエンジンの制御を行う電子制御ス
ロットルによるエンジン制御装置が開発されている。一
方では、従来より、アイドルスピードを制御する装置と
して、バイパス通路を流れる空気流量を制御するアイド
ルスピード制御装置が知られている。これらの制御装置
は、それぞれ独立の制御装置として制御を実行している
ため、バイパス通路を流れる空気流量によって同一のア
クセル操作量であってもエンジン出力が異なり、運転者
に違和感を与えるため、例えば、特開昭61−8993
7号公報に記載のように、バイパス通路に流れる空気流
量に応じてスロットル弁の開度特性を補正することが知
られている。
方法は、2種類の制御系を用いるものであるため、発明
者らは、電子制御スロットルを用いてアイドルスピード
制御も行うことを検討した。アイドルスピードの制御を
スロットル弁の開度の制御により行うためには、新たな
制御ロジックを構築する必要がある。また、電子制御ス
ロットル自体はまだ高価であるため、同一の車両の中で
も、グレードの高い車種には、電子制御スロットルを採
用できるが、低グレードの車種では、従来からのアクセ
ルペダルとスロットル弁を直結した機械式のスロットル
制御を行う必要があり、かかる車種では、従来と同様な
アイドルスピード制御用の制御装置を備える必要があ
る。従って、同一車両の中でも、電子制御スロットルに
よりアイドルスピードを制御する車種と、従来からのア
イドルスピード制御用の制御装置によりアイドルスピー
ドを制御する車種が存在することとなり、制御の共通化
を図れないという問題がある。
ついて、制御の共通化の図れる電子制御スロットルによ
るエンジン制御装置を提供するにある。
に、本発明では、アクセル操作量を検出するアクセル検
出手段と、エンジンの情報を検出するエンジン情報検出
手段と、入力する制御信号に応じて、スロットル弁の開
度を制御するスロットルアクチュエ−タと、上記アクセ
ル検出手段が検出したアクセル操作量の情報及び上記エ
ンジン情報検出手段が検出したエンジン情報に基づい
て、上記スロットルアクチュエ−タに供給する制御信号
を演算する演算制御手段とを有する電子制御スロットル
によるエンジン制御装置において、上記演算制御手段
は、上記アクセル検出手段により検出されたアクセル踏
込み量が零の時に,上記エンジン情報検出手段により検
出されたエンジン回転数が所定値となるように、補助空
気制御量を演算する制御量演算手段と、この制御量演算
手段により演算された補助空気制御量に基づいて、上記
スロットルアクチュエ−タの目標開度を演算するスロッ
トル開度制御手段から構成するようにしたものである。
御装置において、好ましくは、上記制御量演算手段は、
補助空気制御量として、制御デユ−テイ値を演算するよ
うにしたものである。
御装置において、好ましくは、上記制御量演算手段は、
補助空気制御量として、制御ステップ値を演算するよう
にしたものである。
御装置において、好ましくは、上記エンジン情報検出手
段は、エンジンの水温を検出するとともに、上記スロッ
トル開度制御手段は、検出された上記水温に基づいて、
エンジンへの供給空気量を制御するに必要なスロットル
弁の開度を演算し、この開度を上記目標開度に加算し
て、目標開度として出力するようにしたものである。
御装置において、好ましくは、上記スロットル開度制御
手段は、上記目標開度における修正値を求め、この修正
値によって上記目標開度を補正するようにしたものであ
る。
御装置において、好ましくは、上記スロットル開度制御
手段は、上記アクセル検出手段により検出されたアクセ
ル操作量に応じたスロットル目標開度を求めるととも
に,上記アクセル検出手段により検出されたアクセル操
作量が所定値以下である時には、このスロットル目標開
度を零として,上記目標開度に上記スロットル目標開度
を加算して目標開度として出力するようにしたものであ
る。
御装置において、好ましくは、上記スロットル開度制御
手段は、演算された上記目標開度と、その前のタイミン
グで演算された目標開度の差が所定値以下である時に
は,前の目標開度をそのまま出力するようにしたもので
ある。
御装置において、好ましくは、上記スロットル開度制御
手段は、上記補助空気制御量とそれに対応したスロット
ル開度の変換テ−ブルを記憶する記憶手段と、上記制御
量演算手段が出力する補助空気制御量に基づいて、上記
記憶手段に記憶された変換テ−ブルを用いて、上記目標
開度を補間演算するようにしたものである。
手段により検出されたアクセル踏込み量が零の時に,エ
ンジン情報検出手段により検出されたエンジン回転数が
所定値となるように、補助空気制御量を演算する制御量
演算手段と、この制御量演算手段により演算された補助
空気制御量に基づいて、スロットルアクチュエ−タの目
標開度を演算するスロットル開度制御手段から構成する
ことにより、アイドルスピ−ド制御もアクセルの踏込み
量に対応するスロットル弁制御も1系統で実現し得るも
のとなる。
として、制御デユ−テイ値を演算することにより、デユ
−テイ弁タイプのISCバルブに対して制御し得るもの
となる。
気制御量として、制御ステップ値を演算することによ
り、ステップモ−タ式のISCバルブに対して制御し得
るものとなる。
の水温を検出するとともに、スロットル開度制御手段
は、検出された水温に基づいて、エンジンへの供給空気
量を制御するに必要なスロットル弁の開度を演算し、こ
の開度を目標開度に加算して、目標開度として出力する
ことにより、電子制御スロットルによって、始動暖機を
行い得るものとなる。
は、目標開度における修正値を求め、この修正値によっ
て目標開度を補正することにより、スロットル開度制御
をより高精度にし得るものとなる。
ル検出手段により検出されたアクセル操作量に応じたス
ロットル目標開度を求めるとともに,アクセル検出手段
により検出されたアクセル操作量が所定値以下である時
には、このスロットル目標開度を零として,目標開度に
スロットル目標開度を加算して目標開度として出力する
ことにより、信号ラインノイズの影響を除去し得るもの
となる。
は、演算された目標開度と、その前のタイミングで演算
された目標開度の差が所定値以下である時には,前の目
標開度をそのまま出力することにより、不要な回転変動
を回避し得るものとなる。
気制御量とそれに対応したスロットル開度の変換テ−ブ
ルを記憶する記憶手段と、制御量演算手段が出力する補
助空気制御量に基づいて、記憶手段に記憶された変換テ
−ブルを用いて、目標開度を補間演算することにより、
この演算を簡単にでき、制御ロジックを容易に構築し得
るものとなる。
いて説明する。
制御装置の全体構成図である。
他端は、吸気通路2を介してエンジン1に連通してお
り、エンジン1に空気を供給する。エンジン1からの排
気は、排気通路4を介して大気中に排出される。排気通
路4には、触媒装置8が配設され、排気ガスを浄化す
る。
力要求に応じて踏込み操作され、そのアクセル操作量
は、アクセル検出手段であるアクセルペダルポジション
センサ19により検出され、コントロールユニット26
に取り込まれる。スロットル弁6は、吸気通路2に配設
され、吸入空気量を制御する。スロットル弁6を開閉作
動させるために、DCモータ等のスロットルアクチュエ
ータ7がスロットル弁6の軸に係合している。スロット
ル弁6の開度は、スロットルポジションセンサ22によ
り検出される。スロットル弁6は、アクセルペダル5の
踏込み量、つまり、アクセル操作量により電気的に制御
されることにより、電子制御スロットルを構成してい
る。
に配設され、触媒装置8の上流に開口し、その他端が吸
気通路2に配設されたスロットル弁6の下流に開口し
て、排気通路4の排気ガスの一部を吸気通路2に還流す
る。還流制御弁10が、排気還流通路9の途中に配設さ
れ、吸気負圧を動作源とするダイヤフラム装置等によ
り、排気還流量を制御する。還流制御弁10の開閉は、
ソレノイド弁11によって行われる。
出するエアフローメータ20が、スロットル弁6の上流
に配設されている。燃料噴射弁12が、吸気通路2に配
設されたスロットル弁6の下流に配設され、吸入空気量
に応じた燃料を噴射供給する。燃料噴射弁12は、燃料
ポンプ13及び燃料フィルタ14を配設した燃料供給通
路15を介して燃料タンク16に連通しており、燃料タ
ンク16からの燃料が供給されるとともに、その余剰燃
料は燃圧レギュレータ17を配設したリターン通路18
を介して燃料タンク16に還流され、よって所定圧の燃
料が燃料噴射弁12に供給されるようにしている。
ンジン温度検出手段としての温度センサ23が配設され
ている。O2センサ24が、排気通路4に配設された触
媒装置8の上流に配設され、排気ガス中の酸素濃度成分
によりエンジン1の空燃比を検出する。還流制御弁10
には、排気還流量を検出する還流センサ25が付設され
ている。また、吸気通路を流れる吸入空気の空気温を検
出する空気温センサ21が吸気通路に配設されている。
アフローメータ20,空気温センサ21,スロットルポ
ジションセンサ22,水温センサ23,O2センサ24
及び還流センサ25の検出信号は、CPU等よりなるコ
ントロールユニット26に入力されていて、コントロー
ルユニット26により、スロットルアクチュエータ7や
ソレノイド弁11及び燃料噴射弁12が制御される。
チュエータ7の開度を制御することにより行われる。さ
らに、コントロールユニット26にはイグナイタ27が
接続されており、点火時期を制御する。
トリビュータ28及びバッテリ29が接続されていて、
それぞれ点火時期の制御用信号及びバッテリ電圧の信号
を入力している。
ピード制御のためのスロットル弁開度制御について、図
2を用いて説明する。
スロットルによるエンジン制御装置のアイドルスピード
制御のために用いるコントロールユニットの入出力及び
内部制御演算を示すブロック図である。
スであるISC Valve(アイドル・スピード・コ
ントロール・バルブ)や始動暖気デバイスである補助空
気デバイスは、従来の制御手段であり、本発明における
電子制御スロットルそのものでは用いていないが、本発
明との対比において、破線で示している。
手段40は、アクセルポジションセンサ19からのアク
セルポジションの信号により、アクセル5が踏み込まれ
ていないことを判別し、その場合には、アイドルスピー
ド制御のための演算を行う。制御量演算手段40は、デ
イストリビュータ28からのエンジン回転数の信号を入
力し、このエンジン回転数が、例えば、700rpm等
の所定値となるように制御する。
デバイスがあたかも存在するかのように、補助空気制御
量を演算する。ISCバルブが、例えば、デユーテイ弁
タイプのISCバルブであれば、制御デユーテイ(du
ty)値を補助空気制御量ISC dutyとして演算す
る。従って、この補助空気制御量ISC dutyは、その
まま、従来のDuty弁タイプのISCバルブに制御信
号として供給すれば、補助空気流路であるバイパス通路
に配設されたISCバルブの開度を制御でき、その結
果、アイドルスピード制御を行えるものである。
の制御量演算手段40の演算結果の補助空気制御量IS
C dutyをスロットル開度制御手段43に出力する。ス
ロットル開度制御手段43には、スロットル開度演算手
段42と流量特性記憶手段41が備えられている。スロ
ットル開度演算手段42は、制御量演算手段40から入
力された補助空気制御量ISC dutyに基づいて、スロ
ットル弁6の開度を制御するための目標開度TVOを演
算する。この演算に際して、スロットル開度演算手段4
2は、流量特性記憶手段41に記憶されたマップを参照
する。
づいて、スロットル弁6の開度を制御するための目標開
度TVOを求める原理について、図3及び図4を用いて
説明する。
来のバイパス通路を流れる空気流量であるISC流量Q
ISCの関係を表すグラフである。ISCバルブの開度
は、制御デユーテイ(duty)値で表されるが、IS
C dutyが15%以下では、ISC流量QISCは零である
が、それ以上ではISC dutyに比例してISC流量QI
SCが変化する。従って、所定のISC dutyであるDu
ty wに対して、図3の関係から、空気流量QISC w
が求められる。
流量Qpassとその時のスロットル弁6の開度TVOの関
係は、図4に示すようになっており、必要空気流量Qw
に対してその時のスロットル弁6の開度TVOwは一義
的に求められる。従って、空気流量QISC wに対するス
ロットル弁6の開度TVOISCが得られる。
ら、補助空気制御量ISC dutyに対するスロットル弁
6の開度TVOISCを求めることができる。そして、補
助空気制御量ISC dutyと,空気流量QISC と開度T
VOISCの関係に具体的数値を代入したテーブルが図5
のようになる。即ち、例えば、補助空気制御量ISC d
uty=19.2%に対して、空気流量QISC=30L/分
が対応し、さらに、これに対して、開度TVOISC=
0.2゜が対応する。
であるため、流量特性記憶手段41には、図5に示すテ
ーブルの内、補助空気制御量ISC dutyと開度TVOI
SCとの関係をマップとして記憶しておく。
算手段40から入力した補助空気制御量ISC dutyの
信号から、流量特性記憶手段41に記憶されたマップに
基づいて補間演算を行い、開度TVOISCを求める。ス
ロットル開度制御手段43は、この開度TVOISCを目
標開度TVOとしてスロットルアクチュエータ7に出力
する。スロットルアクチュエータ7には、図示しない独
立した制御ユニットが内蔵されており、この制御ユニッ
トは、コントロールユニット26から入力した目標開度
TVOの信号と、スロットルポジションセンサ22から
入力したスロットル開度の信号とに基づいて、実際のス
ロットル弁の開度が目標開度となるようにフィードバッ
ク制御を行う。
は、アイドルスピード制御が解除されるので、通常の電
子制御スロットルによるスロットル弁6の開度制御を行
える。即ち、アクセルポジションセンサ19からのアク
セルペダル5の踏込み量の信号は、スロットル開度制御
手段43に取り込まれ、アクセルペダル5の踏込み量に
応じたスロットル開度の信号を出力することにより、そ
の信号を目標開度TVOとしてスロットルアクチュエー
タ7に出力することにより、アクセルペダル6の踏込み
量に対応したスロットル開度を得ることができる。勿
論、加速スリップ制御のように、アクセルペダル6が踏
み込まれた状態で、タイヤがスリップしたことを検知し
た時は、アクセルペダル6の踏込み量に拘らず、スロッ
トル弁6を閉じるような制御に用いることができる。
来からある補助空気制御量ISC dutyを求めるための
制御ロジックをそのまま利用して、この補助空気制御量
ISC dutyから目標開度TVOを求めるようにしてい
るので、アイドルスピード制御も通常のアクセルペダル
の踏込み量に対応するスロットル弁の制御等も全て1系
統の制御系である電子制御スロットルを用いて実施でき
るものである。
レードの車両に対しては、制御量演算手段からの信号を
取り出して、そのまま、従来からあるISCバルブに出
力することにより、バイパス空気通路の流量を制御して
アイドルスピード制御を実施できる。
標開度TVOを求めるロジックは、マップと補間演算だ
けであるので、全く新しく電子制御スロットルによりア
イドルスピードを制御するロジックを構築する場合に比
べて、その開発が容易である。
による電子制御スロットルによるエンジン制御装置につ
いて説明する。
イプのものでなく、ステップモータ式のバルブの場合に
ついて説明する。
0が求めるのは、補助空気制御量ISC dutyではな
く、補助空気制御量ISC stepである。従って、流量
特性記憶手段41には、補助空気制御量ISC stepを
目標開度TVOに変換するマップを記憶する必要があ
る。
空気流量QISC と開度TVOISCの関係に具体的数値を
代入したテーブルである。即ち、補助空気制御量ISC
step=15ステップに対して、空気流量QISC=30L
/分が対応し、さらに、これに対して、開度TVOISC
=0.2゜が対応する。
であるため、流量特性記憶手段41には、図6に示すテ
ーブルの内、補助空気制御量ISC stepと開度TVOI
SCとの関係をマップとして記憶しておく。スロットル開
度演算手段42は、制御量演算手段40から入力した補
助空気制御量ISC stepの信号から、流量特性記憶手
段41に記憶されたマップに基づいて補間演算を行い、
開度TVOISCを求める。スロットル開度制御手段43
は、この開度TVOISCを目標開度TVOとしてスロッ
トルアクチュエータ7に出力する。スロットルアクチュ
エータ7には、図示しない独立した制御ユニットが内蔵
されており、この制御ユニットは、コントロールユニッ
ト26から入力した目標開度TVOの信号と、スロット
ルポジションセンサ22から入力したスロットル開度の
信号とに基づいて、実際のスロットル弁の開度が目標開
度となるようにフィードバック制御を行う。
制御量ISC stepを求めるための制御ロジックをその
まま利用して、この補助空気制御量ISC stepから目
標開度TVOを求めるようにしているので、アイドルス
ピード制御も通常のアクセルペダルの踏込み量に対応す
るスロットル弁の制御等も全て1系統の制御系である電
子制御スロットルを用いて実施できるものである。
と電子制御スロットルによる制御の大部分の共通化を図
ることができる。
は、簡単な制御の追加でよいため、そのロジックの開発
が短時間で行える。
量に対応する流量特性41、開度演算42について説明
する。
2,図7及び図8を用いて説明する。
しての始動暖機デバイスの機能に相当するものを実施す
るものである。従来の始動暖機は、エンジン水温に応じ
て、水温が低い時には、アイドル回転数を高めるよう
に、始動暖機デバイスに信号を送ることにより、行って
いる。
温センサ23からのエンジン1の冷却水温の信号を入力
し、この水温信号を基に、水温が低いほどエンジン1へ
の供給空気量を増すことにより、エンジン回転数を通常
より高めることにより、エンジン始動時のエンジンの暖
機を早めるように制御する。
の水温とそれに対して必要とされる必要空気流量QFIの
関係を示す図である。図から明かなように、水温が60
℃〜100℃の時は、通常の水温であり、必要空気流量
QFIは最小でよいが、水温が低下する程、必要空気流量
QFIが増大する。スロットル弁6の通過空気流量Qpass
とスロットル弁6の開度TVOの関係は、図4に示した
とおりであるので、上述の必要空気流量QFIに対して必
要なスロットル開度TVOFIも図4を用いれば求めるこ
とができる。その結果は、スロットル開度TVOFIとし
て図7に表してあるようになる。即ち、水温センサ23
によって検出された水温に対して、必要空気流量QFIが
求まり、この必要空気流量QFIに対してスロットル開度
TVOFIが求めることができる。
ットル開度TVOFIの関係を具体的数値を代入したテー
ブルが図8のようになる。即ち、水温=−20℃に対し
て、必要空気流量QFI=300L/分が対応し、さら
に、これに対して、スロットル開度TVOFI=6.3゜
が対応する。
変数であるため、流量特性記憶手段41には、図8に示
すテーブルの内、水温とスロットル開度TVOFIとの関
係をマップとして記憶しておく。スロットル開度演算手
段42は、水温センサ2から入力した水温信号から、流
量特性記憶手段41に記憶されたマップに基づいて補間
演算を行い、スロットル開度TVOFIを求める。なお、
アイドルスピード制御用のスロットル開度TVOISCは
既に求めてあるので、スロットル開度演算手段42は、
スロットル開度TVOISCとスロットル開度TVOFIを
加算したものを目標開度TVOとしてスロットルアクチ
ュエータ7に出力する。
uty=19.2%の時は、スロットル開度TVOISCは、
0.2゜であり、水温=−20℃の時は、スロットル開
度TVOFIは、6.3゜であるため、目標開度TVO
は、両方の和の6.5゜であり、この信号がスロットル
アクチュエータ7に出力される。
ない独立した制御ユニットが内蔵されており、この制御
ユニットは、コントロールユニット26から入力した目
標開度TVOの信号と、スロットルポジションセンサ2
2から入力したスロットル開度の信号とに基づいて、実
際のスロットル弁の開度が目標開度となるようにフィー
ドバック制御を行う。
弁を用いて、始動暖機運転の制御が可能となる。
2,図9,図10及び図11を用いて説明する。
御量からスロットル弁6の目標開度を変換して算出する
方法について説明したが、スロットル弁6の開度TVO
と通過空気流量Qpassの関係は、図9に示すように、厳
密には直線関係にはない。
空気デバイスの空気流量を仮にQ1とすると、スロット
ル弁の目標開度TVOがA点にある時には、補助空気量
Q1に対応してスロットル開度TVO1の開度変化として
与えられる。しかしながら、スロットル弁の目標開度T
VOがB点にある時には、同じ補助空気量Q1に対応し
てスロットル開度TVO2の開度変化となる。このと
き、厳密には、スロットル開度TVO1≠スロットル開
度TVO2である。即ち、スロットル弁の開度がどこの
位置に有るかによって、目標開度を修正する必要があ
る。
われる最小流量とその流量に対応するスロットル開度T
VOおよび補助空気デバイスで扱われる最大流量と対応
するスロットル開度はあらかじめ把握することは容易で
あり、この範囲に対して目標開度の修正を行えば良いこ
とが分かる。なお、ここで、エンジンに吸入される空気
流量は、例えば、2000ccの排気量のエンジンを6
000rpmで回転する場合には、6000L/分であ
り、それに対して、補助空気デバイスで扱われる最小流
量は、例えば、約80L/分であり、補助空気デバイス
で扱われる最大流量は、例えば、約400〜500L/
分である。
を用いて説明する。
ば、A点を基準として、その開度以上の任意の開度位置
(θ1、θ2、θ3、・・・・)、例えば、B点を考え
て、B点での単位開度当たりの空気流量変化がA点の何
倍になっているかを考える。仮に、1.2倍で有れば、
B点においてはA点基準に算出した結果に対して、その
逆数の0.83倍で修正することで厳密に要求空気流量
Q1を与えることができることになる。このように、そ
れぞれの開度位置における修正値Kを求めて、図10に
示すマップとして、流量特性記憶手段41に記憶してお
く。
手段43は、図11に示したフローチャートに示したス
テップに従って、目標開度TVOを求める。なお、この
フローチャートは、第1,第2及び第3の実施例を全て
含むものである。
御量演算手段40は、アクセルポジションセンサ19か
らの信号により、アイドル判定を行う。このアイドル判
定は、アクセルポジションが零以外であれば、アクセル
ペダルは、踏み込まれているので、ステップ51におい
て、スロットル開度演算手段42は、スロットル開度T
VOISCを0を含めた固定値とする。アイドル状態であ
れば、ステップ52において、制御量演算手段40は、
従来と同様に、例えば、定常の回転数制御等のための補
助空気制御量ISC dutyを演算算出する。
開度演算手段42は、先に述べた補助空気制御量ISC
stepから目標開度TVOへの変換を行い、目標開度T
VOISCを求める。次に、ステップ54において、スロ
ットル開度演算手段42は、水温センサ23から入力し
たエンジン水温の信号を基に、スロットル開度TVOFI
の演算を行う。ステップ55において、スロットル開度
演算手段42は、スロットル開度TVOISCとスロット
ル開度TVOFIを加算して、目標開度TVOを算出す
る。さらに、ステップ56において、スロットル開度演
算手段42は、より高精度な制御のために、修正値Kに
よるスロットル絶対位置による補正を行って、目標開度
TVOを算出するものである。
トル弁の開度制御を行うことができる。
2,図12,図13及び図14を用いて説明する。
コントロールユニットに入力するノイズの影響をなくそ
うとするものである。
ペダル5が踏み込まれ、アクセルポジションセンサ19
からの信号が零でなくなると、その信号値に応じてスロ
ットル開度TVOACCを演算して出力する。この時、ア
クセルポジションセンサ19からの信号にノイズが重畳
すると、このノイズによってエンジン回転の変動を引き
起こすことがある。
る。図12(A),(B),(C)において、横軸は、
いづれも、時間を表している。
では、アクセルペダルは踏み込まれておらず、アクセル
踏込み量θACCは、0であり、時刻T2において、アクセ
ルペダルが踏み込まれ、図に実線で示すように、アクセ
ル踏込み量θACCが増加するものとする。時刻T1におい
て、信号ラインにノイズが重畳しているが、この現象に
ついては後述する。
ACCの変化に対して、スロットル弁の目標開度TVO
は、図12(B)に示すように、変化する。即ち、図1
2(B)において、時刻T0から時刻T2までは、目標開
度TVOは所定の開度に保たれている。そして、時刻T
2からは、アクセル踏込み量θACCは、所定の関数あるい
はアクセル踏込み量に対応するテーブル等によって目標
スロットル開度TVOを算出して出力し、図中に実線で
示すように変化する。
Oの変化に対応して、エンジンの回転数NLは、図12
(C)に示すように変化する。即ち、時刻T0から時刻
T2までは、エンジン回転数NLは、アイドル回転数に保
たれており、時刻T2から目標開度TVOに応じて、回
転数NLが増加する。
に、時刻T1において、信号ラインにノイズが重畳する
と、それに対応して、運転者がアクセルを踏み込んでい
ないにも拘らず、図12(B)に示すように、目標開度
TVOが変化をし、さらに、図12(C)に示すよう
に、この目標開度の変化に従ってスロットル弁が操作さ
れた結果として、エンジンの回転数の不要な変化を引き
起こすことになる。即ち、アイドル回転が不安定となる
現象が生じることになる。
算手段42において、アクセル踏込み量,アクセル開度
θACCから目標スロットル開度TVOACCを算出する際
に、図13に示すような関係を用いるようにしている。
この関係で特徴的なことは、アクセル開度を基にスロッ
トル弁6の目標開度の算出時点で制御不感帯θlowを設
けたことにある。
で、運転者のアイドル意志である。この状態からアクセ
ルが踏み込まれた場合には、当然アクセル踏込み量に対
してスロットル弁6を開方向に制御するわけであるが、
アイドル状態でのノイズ対策として、制御不感帯θlow
を設けてその対策を行うものである。
ーチャートに従って、制御演算を行うようにしている。
60において、アクセル開度=踏込み量が、しきい値θ
lowを越えたか否かを判定する。越えていなければ、ス
テップ61において、スロットル開度演算手段42は、
アクセル踏込み量に対応するスロットル弁6の目標開度
TVOACC=0として、次へ進む。
いれば、ステップ62において、スロットル開度演算手
段42は、踏込み量θACCに対応するスロットル弁6の
目標開度TVOACCを算出する。算出方法についてはな
んら限定されるものではない。
算出されると、ステップ63において、スロットル開度
演算手段42は、最終的にスロットル弁6の目標開度T
VOを算出する。本実施例では、アクセル踏込み量対応
のTVOACCと先に説明したTVOISCとTVOFIを加算
するものであるが、特に限定されるものではない。
目標開度を求めるに当たって、不感帯θlowを設けるこ
とによって、信号ラインに重畳したノイズの影響を除去
してノイズによるエンジンの回転変動を防止することが
できる。
の回転変動を防止することができる。
断を避けること、すなわち、不要なアクセル信号ライン
のノイズ等をマスクするので、アイドル時の不要な回転
変動等を回避でき、アイドル制御(=アクセルオフ)か
らアクセル追従制御への移行をスムーズにし得るものと
なる。
2,図15,図16及び図17を用いて説明する。
体の制御分解能、すなわち、最小動作開度は有限であ
る。一方、スロットル開度演算手段42による目標開度
の演算自体は、電子制御スロットルの最小動作開度に拘
らず、最小動作開度以下の微小開度を演算する。例え
ば、電子制御スロットル自体の制御分解能θminが、
0.1゜とすると、演算の分解能θcalは、0.01゜
のように分解能が相違している。従って、電子制御スロ
ットルの最小動作開度以下の演算結果をそのままの形で
目標開度として出力すると、以下に述べるような、問題
が発生する。
御スロットルが移動(応答)しきれずに、偏差を残した
状態が継続され、次の開度出力タイミングで再度目標が
更新された場合に、偏差が大きくなり、このタイミング
でスロットル弁の移動(応答)が発生する。従って、一
回の移動(応答)での開度が大きくなり、それに伴っ
て、エンジン回転数変化が発生する。
能、すなわち、最小動作開度をθminとして、以下に図
15を用いて説明する。
いて演算の最小分解能のまま、目標開度を求めて、電子
制御スロットルにより減速時のダッシュポット制御を行
った場合の制御状態を示したものである。
行われているが、この点Aでは、目標開度変化(今回の
TVO−前回のTVO)≧θminの関係にあり、実際の
開度(実開度)は破線で示すように問題なく応答してい
る。但し、B点での目標開度更新点では、目標開度変化
はθmin以下であり、実開度の十分な追従が行われず、
この時点で制御偏差を伴った状態になっている。更に、
次の更新タイミングであるC点で、再度、目標開度の更
新行われると、この時点で制御偏差(絶対値(目標−実
開度))が大きく積算された状態となっており、実開度
も追従することにより、所定の目標変化開度以上の変化
が発生する。この大きな開度変化によりエンジン1のア
ウトプットである回転変動が実線で示すように引き起こ
る結果となる。
ーチャートに従って、制御演算を行うようにしている。
算手段42は、アクセルポジションセンサ19からのア
クセル開度の信号に基づいて、目標開度TVOを算出す
る。この目標開度は、図14のステップ63において算
出された目標開度を用いることできる。この目標開度の
算出に当たっては、アクセル開度の信号に比例した目標
開度を算出するものであってもよいが、さらに、この目
標開度に対して水温に基づく補正や、アクセルペダル操
作の変位による加減速補正等の種々の補正が従来より考
えられており、これらの補正が行われた上で、目標開度
TVOが求められたものとしてもよい。
開度演算手段42は、更新すべき目標開度TVOと前回
の目標値(TVOold)との差の絶対値が、スロットル
弁6の固有の分解能θmin以上であるか否かを判定す
る。ここで、(TVO−TVOold)の演算において
は、スロットル弁6の閉方向移動に際しては判別式が負
になるのを避けるために、変化開度の絶対値で判別す
る。また、比較開度を前回の出力値TVOoldとしてい
るが、スロットルポジションセンサ22によって検出さ
れた目標開度更新時の実際のスロットル開度と目標開度
TVOを比較しても同様の結果が得られる。ステップ7
1において、判別結果がNO、すなわち、更新開度変化
が固有の分解能θmin以下であれば、ステップ72にお
いて、目標開度の更新はせず、目標開度TVOとして
は、前の目標開度TVOoldに置き換える。そして、ス
テップ73において、置き換えた目標開度TVOを出力
する。
YESの場合には、新たに算出された目標開度TVOを
置き換えることなく、次のステップ73において、その
目標開度TVOを出力する。
が固有の分解能よりも小さい時には、前の目標開度をそ
のまま用いるようにしているので、スロットルアクチュ
エータ7は、目標開度制御信号は変化していないものと
して制御する。
って、電子制御スロットルにより減速時のダッシュポッ
ト制御を行った場合の制御状態について説明する。
て、目標開度の更新を行おうとするものであるが、この
中で、D,E,G,Iの各点においては、通常のよう
に、目標開度の更新を行っている。しかしながら、例え
ば、点F,H,Jにおいては、目標開度の算出を行った
結果、更新開度変化が固有の分解能よりも小さいので、
目標開度の更新は行っておらず、そのままの状態を保持
して次の更新タイモングで目標開度変化が確実にθmin
以上のタイミングで更新していることである。
はなめらかに変化させることができ、不要な回転変動を
回避できる。
トル開度演算手段による演算結果の分解能に係らず、エ
ンジンの回転数変化はなめらかに変化させることがで
き、不要な回転変動を回避でき、制御性を改善できる。
御スロットルの追従を確実なものとすることができ、す
なわち、不要に微小開度の更新を繰り返し、電子制御ス
ロットルが十分に追従できず結果的に制御偏差を残し、
やがて、積算された大きな制御偏差を解消するような動
作を回避でき、従って、スムーズな不連続の無い回転数
制御あるいはダッシュポット制御が可能になる。
よるエンジン制御装置において、アイドルスピード制御
の共通化の図れることができる。
全体構成図である。
よるエンジン制御装置のコントロールユニットのブロッ
ク図である。
ある。
の開度の関係を表す図である。
ある。
である。
である。
図である。
す図である。
る。
る。
る。
る。
る。
図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 アクセル操作量を検出するアクセル検出
手段と、 エンジンの情報を検出するエンジン情報検出手段と、 入力する制御信号に応じて、スロットル弁の開度を制御
するスロットルアクチュエ−タと、 上記アクセル検出手段が検出したアクセル操作量の情報
及び上記エンジン情報検出手段が検出したエンジン情報
に基づいて、上記スロットルアクチュエ−タに供給する
制御信号を演算する演算制御手段とを有する電子制御ス
ロットルによるエンジン制御装置において、 上記演算制御手段は、 上記アクセル検出手段により検出されたアクセル踏込み
量が零の時に,上記エンジン情報検出手段により検出さ
れたエンジン回転数が所定値となるように、補助空気制
御量を演算する制御量演算手段と、 この制御量演算手段により演算された補助空気制御量に
基づいて、上記スロットルアクチュエ−タの目標開度を
演算するスロットル開度制御手段から構成されることを
特徴とする電子制御スロットルによるエンジン制御装
置。 - 【請求項2】 請求項1記載の電子制御スロットルによ
るエンジン制御装置において、 上記制御量演算手段は、補助空気制御量として、制御デ
ユ−テイ値を演算することを特徴とする電子制御スロッ
トルによるエンジン制御装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の電子制御スロットルによ
るエンジン制御装置において、 上記制御量演算手段は、補助空気制御量として、制御ス
テップ値を演算することを特徴とする電子制御スロット
ルによるエンジン制御装置。 - 【請求項4】 請求項2又は請求項3のいづれかに記載
の電子制御スロットルによるエンジン制御装置におい
て、 上記エンジン情報検出手段は、エンジンの水温を検出す
るとともに、 上記スロットル開度制御手段は、検出された上記水温に
基づいて、エンジンへの供給空気量を制御するに必要な
スロットル弁の開度を演算し、この開度を上記目標開度
に加算して、目標開度として出力することを特徴とする
電子制御スロットルによるエンジン制御装置。 - 【請求項5】 請求項4記載の電子制御スロットルによ
るエンジン制御装置において、 上記スロットル開度制御手段は、上記目標開度における
修正値を求め、この修正値によって上記目標開度を補正
することを特徴とする電子制御スロットルによるエンジ
ン制御装置。 - 【請求項6】 請求項1記載の電子制御スロットルによ
るエンジン制御装置において、 上記スロットル開度制御手段は、上記アクセル検出手段
により検出されたアクセル操作量に応じたスロットル目
標開度を求めるとともに,上記アクセル検出手段により
検出されたアクセル操作量が所定値以下である時には、
このスロットル目標開度を零として,上記目標開度に上
記スロットル目標開度を加算して目標開度として出力す
ることを特徴とする電子制御スロットルによるエンジン
制御装置。 - 【請求項7】 請求項6記載の電子制御スロットルによ
るエンジン制御装置において、 上記スロットル開度制御手段は、演算された上記目標開
度と、その前のタイミングで演算された目標開度の差が
所定値以下である時には,前の目標開度をそのまま出力
することを特徴とする電子制御スロットルによるエンジ
ン制御装置。 - 【請求項8】 請求項1記載の電子制御スロットルによ
るエンジン制御装置において、 上記スロットル開度制御手段は、 上記補助空気制御量とそれに対応したスロットル開度の
変換テ−ブルを記憶する記憶手段と、 上記制御量演算手段が出力する補助空気制御量に基づい
て、上記記憶手段に記憶された変換テ−ブルを用いて、
上記目標開度を補間演算することを特徴とする電子制御
スロットルによるエンジン制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14887195A JP3636771B2 (ja) | 1995-06-15 | 1995-06-15 | 電子制御スロットルによるエンジン制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14887195A JP3636771B2 (ja) | 1995-06-15 | 1995-06-15 | 電子制御スロットルによるエンジン制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08338281A true JPH08338281A (ja) | 1996-12-24 |
JP3636771B2 JP3636771B2 (ja) | 2005-04-06 |
Family
ID=15462593
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14887195A Expired - Lifetime JP3636771B2 (ja) | 1995-06-15 | 1995-06-15 | 電子制御スロットルによるエンジン制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3636771B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010003227A (ko) * | 1999-06-22 | 2001-01-15 | 정몽규 | 전자 스로틀 제어 시스템 및 그 제어 방법 |
JP2010127145A (ja) * | 2008-11-26 | 2010-06-10 | Toyota Motor Corp | スロットルバルブの制御装置 |
KR101274138B1 (ko) * | 2007-07-06 | 2013-06-11 | 현대자동차주식회사 | 차량의 엔진 제어장치 및 방법 |
JP2017053226A (ja) * | 2015-09-07 | 2017-03-16 | 株式会社ケーヒン | 移動量算出装置 |
-
1995
- 1995-06-15 JP JP14887195A patent/JP3636771B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20010003227A (ko) * | 1999-06-22 | 2001-01-15 | 정몽규 | 전자 스로틀 제어 시스템 및 그 제어 방법 |
KR101274138B1 (ko) * | 2007-07-06 | 2013-06-11 | 현대자동차주식회사 | 차량의 엔진 제어장치 및 방법 |
JP2010127145A (ja) * | 2008-11-26 | 2010-06-10 | Toyota Motor Corp | スロットルバルブの制御装置 |
JP2017053226A (ja) * | 2015-09-07 | 2017-03-16 | 株式会社ケーヒン | 移動量算出装置 |
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JP3636771B2 (ja) | 2005-04-06 |
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