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JPH08335180A - ファイル入出力制御方式 - Google Patents

ファイル入出力制御方式

Info

Publication number
JPH08335180A
JPH08335180A JP7139752A JP13975295A JPH08335180A JP H08335180 A JPH08335180 A JP H08335180A JP 7139752 A JP7139752 A JP 7139752A JP 13975295 A JP13975295 A JP 13975295A JP H08335180 A JPH08335180 A JP H08335180A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
file
buffer
access
input
type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7139752A
Other languages
English (en)
Inventor
Saburo Furubayashi
三郎 古林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP7139752A priority Critical patent/JPH08335180A/ja
Publication of JPH08335180A publication Critical patent/JPH08335180A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バッファプールと外部記憶装置との間でデー
タの一貫性を保ち、入出力処理の結果を確実に反映する
ファイル入出力制御方式を得る。 【構成】 ブロック型のファイルアクセスがなされる
と、アクセスされるファイルがバッファを使用するなら
ばONに設定されるブロック型アクセス中フラグ25を
具備するファイルステータステーブル22と、応用プロ
グラムが文字型のファイルアクセスをする際にブロック
型アクセス中フラグがONの場合には文字型のファイル
アクセスを不許可とする文字型アクセス判定部23とを
備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子計算機のオペレ
ーティングシステムの一部であるファイル管理システム
における、ファイル入出力制御方式に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図29は例えば「UNIXカーネルの設
計」(共立出版、1990年10月5日発行第3〜5
章)に示された従来のファイル入出力制御方式の構成を
示すブロック図であり、図において、10はファイル管
理システム、11は外部記憶装置、12はブロック型の
入出力要求を処理するブロック型ファイルアクセス部、
13は文字型の入出力要求を処理する文字型ファイルア
クセス部、15は応用プログラムと外部記憶装置11の
間におけるデータ授受を高速化するためのバッファを使
用中バッファ管理部18及びフリーバッファ管理部19
によって主記憶上のバッファプール20内で管理するバ
ッファ管理部、14はバッファ管理部15に対する入出
力を通常処理部17によって制御するバッファ制御部、
16は外部記憶装置11に対する実際の入出力を制御す
る外部記憶装置アクセス部である。また、図30〜図3
2はそれぞれ、従来のファイル入出力制御方式の文字型
ファイル入出力処理、ブロック型ファイル入出力処理、
及びバッファ入出力処理を示すフローチャートである。
【0003】かかるファイル入出力制御方式は電子計算
機のオペレーティング・システムの一部であるファイル
管理システムにおいて提供される。また、UNIXシス
テムは、一般に、ブロック(block)型装置と文字
(character)型装置と呼ばれる2種類の装置
を備えている。ブロック型装置は、ディスクやテープの
ようなシステムの他の部分からランダムアクセス可能な
記憶装置等であり、文字型装置は、端末やネットワーク
装置のような装置である。また、ブロック装置が文字型
装置としてのインターフェースを提供している場合もあ
り、例えば図29に示すように、外部記憶装置11は、
ブロック型及び文字型の両方のインターフェースを提供
しており、2つのタイプのファイルアクセス、即ち、ブ
ロック型ファイルアクセスと文字型ファイルアクセスと
が、ファイル管理システム10のブロック型ファイルア
クセス部12と文字型ファイルアクセス部13とによっ
てそれぞれ達成される。
【0004】次に動作について説明する。ファイル管理
システム10は、文字型ファイルアクセス部13からの
ファイル入出力処理は直接外部記憶装置11に対して行
い、ブロック型ファイルアクセス部12からのファイル
入出力処理は、バッファ管理部15に対して行う。
【0005】まず、文字型ファイルアクセス部13によ
る文字型ファイルアクセスの入出力処理の流れについて
図30を参照しながら説明する。ステップE1で、文字
型ファイルアクセス部13が応用プログラム(図示せ
ず)からファイル入出力要求を受け取ると、ステップE
2で、外部記憶装置アクセス部16に要求を出して、応
用プログラムと外部記憶装置11との間で直接データの
授受を行う。
【0006】次に、ブロック型ファイルアクセス部12
によるブロック型ファイルアクセスの入出力処理の流れ
について図31及び図32を参照しながら説明する。ス
テップF1で、ブロック型ファイルアクセス部12が応
用プログラム(図示せず)からファイル入出力要求を受
け取ると、ステップF2で、バッファ制御部14に対し
て通常の入出力処理を依頼する。次にバッファ制御部1
4は、図32に示すように、ステップG1において要求
種別を判定し、要求が入力であった場合にはステップG
2に進み、使用中バッファ管理部18によって入力する
データがバッファプール20上に存在するかどうかを判
定し、存在した場合ステップG3に進み、入力するデー
タを保持するバッファ(図示せず)をフリーバッファ管
理部19の管理下から外し、ステップG4にて、そのバ
ッファ上のデータを要求元に返す。
【0007】他方、ステップG2における使用中バッフ
ァ管理部18の判定の結果、入力するデータがバッファ
プール20上に存在しない場合はステップG5に進み、
フリーバッファ管理部19からフリーバッファを獲得す
る。そして、ステップG6において、獲得したバッファ
が再利用前に外部記憶装置11への書き出しが必要か否
かを判定し、書き出しが必要な場合にはステップG7に
進み、外部記憶装置アクセス部16に要求を出して、バ
ッファ上のデータを外部記憶装置11に書き出す。続い
て、ステップG5に戻って再度フリーバッファ管理部1
9からフリーバッファを獲得する。そして、ステップG
6において、獲得したバッファが再利用前に外部記憶装
置11へ書き出す必要がない場合、ステップG8に進
み、そのバッファをフリーバッファ管理部19の管理下
から外し、ステップG9において、そのバッファの使用
中バッファ管理部18における設定を新たにバッファ上
に読み込むデータのものへと更新する。そして、ステッ
プG10において、外部記憶装置アクセス部16に要求
を出して、バッファ上に外部記憶装置11からデータを
読み込み、ステップG4において、そのバッファ上のデ
ータを要求元に返す。
【0008】また、ステップG1において要求が出力で
あった場合には、ステップG11に進み、出力するデー
タを保持するバッファに再利用前に外部記憶装置11へ
の書き出しが必要である旨を設定し、ステップG12に
おいて、そのバッファをフリーバッファ管理部19の管
理下に置く。
【0009】このように、従来のファイル入出力制御方
式によれば、ブロック型ファイルアクセスについては、
外部記憶装置11へのアクセスを減らすため応用プログ
ラムと外部記憶装置11との間にバッファプール20を
介在させ、入力するデータがバッファプール20上に存
在する場合はバッファプール20からデータを獲得し、
出力する場合はバッファプール20上でデータの更新を
行うのみであり、出力するデータを保持するバッファは
再利用されるまで外部記憶装置11には書き出されな
い。一方、文字型ファイルアクセスについては、応用プ
ログラムと外部記憶装置11との間にバッファプール2
0は介在しないため、応用プログラムは直接外部記憶装
置11にアクセスしてデータ授受を行う。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のファイル入出力
制御方式は以上のように構成されているので、同一ファ
イルに対してブロック型ファイルアクセスと文字型ファ
イルアクセスとが競合した場合、バッファプール20上
のデータが外部記憶装置11に反映される時期が不定の
ため、例えば、ブロック型の出力を行ったデータの領域
に対して文字型の出力が行われ、文字型の出力が完了し
た後でバッファプール20上のブロック型の出力データ
が外部記憶装置11に反映された場合、文字型の出力が
無効になってしまうなど、両方のアクセスについて、応
用プログラムによる入出力結果が外部記憶装置11に対
して確実に行われたことを保証することができないなど
の問題点があった。
【0011】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、同一ファイルに対してブロック
型ファイルアクセスと文字型ファイルアクセスとが競合
した場合においても、バッファプールと外部記憶装置と
の間でデータの一貫性を保ち、ブロック型ファイルアク
セス及び文字型ファイルアクセスの両方について、応用
プログラムによる入出力の結果が外部記憶装置に対して
確実に反映されることを保証するファイル入出力制御方
式を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るフ
ァイル入出力制御方式は、ブロック型のファイルアクセ
ス時にバッファを使用するならばONに設定されるブロ
ック型アクセス中フラグをファイル毎に具備するファイ
ルステータステーブルと、応用プログラムからの文字型
のファイルアクセス時にアクセスされるファイルに対す
るブロック型アクセス中フラグがONの場合にはその文
字型のファイルアクセスを不許可とする文字型アクセス
判定手段を備えたものである。
【0013】請求項2の発明に係るファイル入出力制御
方式は、ファイルステータステーブルが、ファイル毎に
データを保持しているバッファを示す使用バッファビッ
トマップを具備しており、バッファ制御手段が、指定さ
れたファイルについてのファイルシンク要求がなされる
と、使用バッファビットマップを参照し、指定ファイル
のデータを保持するバッファをフラッシュして無効化す
るファイルシンク処理手段を具備するものである。
【0014】請求項3の発明に係るファイル入出力制御
方式は、文字型アクセス判定手段が文字型のファイルア
クセスを不許可と判定した場合に、使用バッファビット
マップを参照し、入出力を行うファイルのデータがバッ
ファプール上に存在しないようにしてから文字型のファ
イルアクセスを許可とする文字型アクセス制御手段を備
えたものである。
【0015】請求項4の発明に係るファイル入出力制御
方式は、応用プログラムからのブロック型ファイルアク
セス時に、対応する文字型アクセス中フラグがONであ
る場合ファイルのデータを保持しているバッファの制御
状態を無効に設定してからブロック型アクセスを許可と
するブロック型アクセス制御手段を備えており、バッフ
ァ制御手段が、バッファの制御状態が無効である場合そ
のバッファに展開したファイルのデータが二度と再利用
されないようにバッファ上のデータを無効にしてデータ
の入出力を制御するバッファ無効処理手段を具備するも
のである。
【0016】請求項5の発明に係るファイル入出力制御
方式は、ブロック型アクセス制御部が、ファイルの文字
型アクセスモードフラグがONに設定されている場合バ
ッファの制御状態をライトスルーであると判定する手段
を具備しており、バッファ制御手段が、バッファの制御
状態がライトスルーである場合、読み込みはバッファプ
ールに対して行い、書き込みは外部記憶装置に対して行
うライトスルー処理手段を具備するものである。
【0017】
【作用】請求項1の発明におけるファイル入出力制御方
式は、文字型アクセス判定手段が、指定されたファイル
に対応するファイルステータステーブルのエントリが保
持するブロック型アクセス中フラグの設定に基づいて入
出力許可の判定を行い、文字型の入出力処理は、この文
字型アクセス判定手段による許可を必要とするため、入
出力を行うファイルのデータがバッファプール上に存在
する場合禁止される。
【0018】請求項2の発明におけるファイル入出力制
御方式は、バッファ制御手段のファイルシンク処理手段
が、ファイルシンク要求により指定されたファイルに対
応するファイルステータステーブルのエントリが保持す
る使用バッファビットマップに基づいて、ファイルのデ
ータを保持するバッファのみをフラッシュして無効化す
る。
【0019】請求項3の発明におけるファイル入出力制
御方式は、文字型アクセス制御部が、文字型の入出力の
対象となるファイルに対応するファイルステータステー
ブルエントリが保持する使用バッファビットマップに基
づいて、例えばそのファイルのデータを保持するバッフ
ァのみをフラッシュして無効化することにより、データ
がバッファプール上に存在しないようにする。
【0020】請求項4の発明におけるファイル入出力制
御方式は、ブロック型アクセス制御手段が、指定された
ファイルに対応するファイルステータステーブルのエン
トリが保持する文字型アクセス中フラグの設定に基づい
て、そのファイルが文字型アクセスされる可能性のある
場合はファイルのデータを保持するバッファを無効にし
てからブロック型の入出力処理を許可し、ブロック型の
入出力処理では、ブロック型アクセス制御手段により入
出力するファイルについてバッファを無効化された場
合、以後バッファ制御手段のバッファ無効処理手段によ
ってバッファ無効状態での入出力処理が行なわれる。
【0021】請求項5の発明におけるファイル入出力制
御方式は、ブロック型アクセス制御手段が、指定された
ファイルに対応するファイルステータステーブルのエン
トリが保持する文字型アクセスモードの設定が読み込み
専用の場合、バッファの制御状態をライトスルーと判定
し、ブロック型の入出力処理では、バッファ制御手段の
ライトスルー処理手段によって、読み込みをバッファプ
ールに対して行い、書き込みを外部記憶装置に対して行
なわれる。
【0022】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の実施例1によるファイル入出力
制御方式の構成を示すブロック図であり、図において、
従来のものと同一符号は同一または相当部分を示すので
説明を省略する。22はファイルアクセスに付するバッ
ファの制御情報を保持するファイルステータステーブ
ル、23はブロック型ファイルアクセス時にバッファを
使用している場合は文字型ファイルアクセスを不許可と
する文字型アクセス判定部(文字型アクセス判定手
段)、21はファイルステータステーブル22と文字型
アクセス判定部23とを用いてファイルのアクセスを監
視するファイルアクセス監視部である。
【0023】図2はファイルステータステーブル22の
構造を示す説明図であり、図において、24は各ファイ
ルステータステーブルエントリのインデックスとして
の、アクセスするファイルのファイル番号、25は各フ
ァイルステータステーブルエントリを構成しており、フ
ァイルがバッファを使用しているか否かを示すブロック
型アクセス中フラグである。
【0024】次に動作について説明する。図3はこの実
施例によるブロック型ファイルのオープン処理の流れを
示すフローチャートであり、以下この図3を参照しなが
ら説明する。
【0025】ブロック型ファイルアクセス部12は、ス
テップH1において、応用プログラムからファイルオー
プン要求を受け取ると、ステップH2において、指定さ
れたファイルのオープン処理を行い、ステップH3にお
いて、ファイルのファイル番号で示されるファイルステ
ータステーブル22の一エントリ内のブロック型アクセ
ス中フラグ25をONに設定する。
【0026】図4はこの実施例によるブロック型ファイ
ルのクローズ処理の流れを示すフローチャートであり、
以下この図4を参照しながら説明する。
【0027】ブロック型ファイルアクセス部12は、ス
テップI1において、応用プログラムからファイルクロ
ーズ要求を受け取ると、ステップI2において、指定さ
れたファイルのクローズ処理を行い、ステップI3にお
いて、ファイルのファイル番号で示されるファイルステ
ータステーブル22の一エントリ内のブロック型アクセ
ス中フラグ25をOFFに設定する。
【0028】図5はこの実施例による文字型ファイルの
入出力処理の流れを示すフローチャートであり、以下こ
の図5を参照しながら説明する。
【0029】文字型ファイルアクセス部13は、ステッ
プJ1において、応用プログラムからファイル入出力要
求を受け取り、ステップJ2における文字型アクセス判
定部23によるアクセス判定の結果入出力が許可された
場合、ステップJ3に進み、外部記憶装置アクセス部1
6に要求を出して、応用プログラムと外部記憶装置11
との間で直接データの授受を行う。一方、ステップJ2
において、文字型アクセス判定部23が入出力を許可し
なかった場合、ステップJ4に進み、文字型ファイルア
クセス部13は入出力要求元にエラーを返す。
【0030】図6は図5のステップJ2の実行時に実施
される、この実施例による文字型アクセス判定処理の流
れを示すフローチャートであり、以下この図6を参照し
ながら説明する。
【0031】文字型ファイルアクセス部13から要求を
受けた文字型アクセス判定部23は、ステップK1にお
いて、ファイルステータステーブル22の対応するエン
トリを参照し、ステップK2において、ブロック型アク
セス中フラグ25の設定を検査し、ONに設定されてい
る場合、ステップK3に進み、間い合わせ元の文字型フ
ァイルアクセス部13に対してアクセスは不許可と通知
する。一方、ステップK2において、ブロック型アクセ
ス中フラグ25の設定がOFFの場合、ステップK4に
進み、問い合わせ元の文字型ファイルアクセス部13に
対してアクセスを許可すると通知する。
【0032】ブロック型ファイルアクセス部12を介し
たファイル入出力処理は、図3のフローチャートに従っ
たブロック型ファイルのオープン処理後実行される。こ
のファイル入出力処理の流れと、ブロック型ファイルア
クセスの際の入出力処理におけるバッファ制御部(バッ
ファ制御手段)14の通常処理部17によるバッファ入
出力処理の流れとは、従来例の図31及び図32に示し
たものと同様であるので、ここではそれらの処理につい
ての重複説明は省略する。
【0033】この実施例によれば、以上述べた構成によ
り、文字型の入出力の対象となるファイルのデータがバ
ッファプール20上に存在している場合、文字型の入出
力処理は禁止されるため、バッファプール20と外部記
憶装置11との間で常にデータの一貫性を保つことがで
き、ユーザによる入出力データが確実に反映されること
を保証できる。
【0034】実施例2.図7はこの発明の実施例2によ
るファイル入出力制御方式の構成を示すブロック図であ
り、図において、図1と同一符号は同一又は相当部分を
示すので、その説明を省略する。26は指定されたファ
イルについてのみそのファイルのデータを保持するバッ
ファをフラッシュして無効化するファイルシンク処理部
(ファイルシンク処理手段)である。図8はファイルス
テータステーブル22の構造を示す説明図であり、図に
おいて、図2と同一符号は同一又は相当する部分を示し
ており、その説明は省略する。27はファイルのデータ
を保持するバッファの一覧を示す使用バッファビットマ
ップである。
【0035】次に動作について説明する。図9はこの実
施例によるバッファ制御部14の通常処理部17による
バッファ入出力処理の流れを示すフローチャートであ
る。以下この図9を参照しながらブロック型ファイルア
クセス部12によるファイル入出力処理の際のバッファ
入出力処理について説明する。
【0036】ステップL1において、通常処理部17は
まず要求種別を判定し、要求が入力であった場合ステッ
プL2に進み、使用中バッファ管理部18によって入力
するデータがバッファプール20上に存在するか否かを
判定し、存在した場合ステップL3に進み、入力するデ
ータを保持するバッファをフリーバッファ管理部19の
管理下から外し、ステップL4において、そのバッファ
上のデータを要求元に返す。一方、ステップL2におけ
る使用中バッファ管理部18の判定の結果、入力するデ
ータがバッファプール20上に存在しない場合はステッ
プL5に進み、フリーバッファ管理部19からフリーバ
ッファを獲得する。そしてステップL6において、獲得
したバッファが再利用前に外部記憶装置11への書き出
しが必要か否かを判定し、書き出しが必要な場合ステッ
プL7に進み、外部記憶装置アクセス部16に要求を出
して、バッファ上のデータを外部記憶装置11に書き出
す。続いて、ステップL5に戻って再度フリーバッファ
管理部19からフリーバッファを獲得する。
【0037】そして、ステップL6において、獲得した
バッファが再利用前に外部記憶装置11への書き出す必
要がない場合、ステップL8に進み、そのバッファをフ
リーバッファ管理部19の管理下から外し、ステップL
9において、そのバッファの使用中バッファ管理部18
における設定を新たにバッファ上に読み込むデータのも
のへと更新する。そして、ステップL10において、そ
のバッファに対するファイルステータステーブル22の
エントリ内の使用バッファビットマップ27の設定を新
たにそのバッファ上に読み込むデータのものへと更新す
る。続いて、ステップL11において、外部記憶装置ア
クセス部16に要求を出して、バッファ上に外部記憶装
置11からデータを読み込み、ステップL4において、
そのバッファ上のデータを要求元に返す。
【0038】ステップL1において要求が出力であった
場合、ステップL12に進み、出力するデータを保持す
るバッファに、再利用前に外部記憶装置11への書き出
しが必要である旨を設定し、ステップL13において、
そのバッファをフリーバッファ管理部19の管理下に置
く。
【0039】図10はこの実施例のブロック型ファイル
シンク処理の流れを示すフローチャートであり、また、
図11はこの実施例におけるバッファ制御部14のバッ
ファファイルシンク処理の流れを示すフローチャートで
ある。以下、これらの図10及び図11を参照しながら
ブロック型ファイルシンク処理について説明する。
【0040】ステップM1において、ブロック型ファイ
ルアクセス部12がファイルシンク要求を受け取ると、
ステップM2において、バッファ制御部14に対してフ
ァイルシンク処理を依頼する。
【0041】次に、図11に示すように、バッファ制御
部14は、ステップN1において、指定されたファイル
に対するファイルステータステーブル22のエントリ内
の使用バッファビットマップ27を先頭から順次検査
し、ステップN2において、使用しているバッファを見
つけた場合は、ステップN3に進み、そのバッファを使
用中バッファ管理部18の管理下から外し、ステップN
4おいて、そのバッファが再利用時には外部記憶装置1
1への書き出しが必要か否かを判定し、外部記憶装置1
1への書き出しが必要な場合は、ステップN5に進み、
外部記憶装置アクセス部16に要求を出して、そのバッ
ファの保持するデータを外部記憶装置11に書き出す。
そして、ステップN6において、そのバッファをフリー
バッファ管理部19の管理下に置き、ステップN7にお
いて、そのバッファに対する使用バッファビットマップ
27の設定を削除してステップN2に戻る。そして、ス
テップN2において、そのファイルの使用しているバッ
ファが見つからなかった場合に処理を終了する。また、
ステップN4において、外部記憶装置11へ書き出しが
必要でない場合はステップN6へと進む。
【0042】なお、この実施例におけるブロック型ファ
イルアクセス部12によるファイル入出力処理の流れは
従来例と同様である。また、ブロック型ファイルアクセ
ス部12によるファイルオープン処理及びファイルクロ
ーズ処理の流れと、文字型ファイルアクセス部13によ
るファイル入出力処理の流れと、ファイルアクセス監視
部21における文字型のアクセス判定処理の流れなどは
実施例1と同様であり、重複説明は省略する。
【0043】以上述べたように、この実施例によれば、
指定したファイルについてのみそのファイルのデータを
保持するバッファをフラッシュして無効にできるため、
入出力を行うファイルのデータがバッファプール20上
に存在していた場合でも、ファイルシンク処理を行うこ
とにより、ブロック型の入出力処理を意識することなく
文字型の入出力処理を行うことができる。
【0044】実施例3.図12はこの発明の実施例3に
よるファイル入出力制御方式の構成を示すブロック図で
あり、図において、図7と同一符号は同一又は相当部分
を示すので、その説明を省略する。28はファイルアク
セス監視部21に設けられており、文字型アクセス判定
部23によって文字型ファイルアクセスが不許可とされ
た場合に、入出力を行うファイルのデータがバッファプ
ール20上に存在しないようにしてから文字型アクセス
を許可とする文字型アクセス制御部(文字型アクセス制
御手段)である。なお、ファイルステータステーブル2
2の構造は、上記実施例2の図8に示すものと同様であ
る。
【0045】次に動作について説明する。図13はこの
実施例による文字型ファイル入出力処理の流れを示すフ
ローチャートであり、以下この図13を参照しながら説
明する。
【0046】ステップO1において、文字型ファイルア
クセス部13が応用プログラムからファイル入出力要求
を受け取ると、ステップO2において、ファイルアクセ
ス監視部21の文字型アクセス判定部23が入出力を許
可するか否かを判定し、文字型アクセス判定部23のア
クセス判定の結果入出力が許可された場合、ステップO
3に進み、外部記憶装置アクセス部16に要求を出し
て、応用プログラムと外部記憶装置11の間で直接デー
タの授受を行う。他方、ステップO2において、入出力
が許可されなかった場合、ステップO4に進み、文字型
アクセス制御部28に対して、文字型の入出力許可状態
への移行処理を依頼する。そして、ステップO3に進
み、外部記憶装置アクセス部16に要求を出して、応用
プログラムと外部記憶装置11の間で直接データの授受
を行う。
【0047】図14はこの実施例による文字型アクセス
制御処理の流れを示すフローチャートであり、以下この
図14を参照しながら説明する。
【0048】文字型ファイルアクセス部13から要求を
受けた文字型アクセス制御部28は、ステップP1にお
いて、バッファ制御部14に対してファイルシンク処理
を依頼する。以下、バッファ制御部14のファイルシン
ク処理は上記実施例2と同様に図11に示すフローチャ
ートに従って実行される。
【0049】なお、この実施例におけるブロック型ファ
イルアクセス部12によるファイル入出力処理の流れは
従来例と同様である。また、ブロック型ファイルアクセ
ス部12によるファイルオープン処理及びファイルクロ
ーズ処理の流れと、ファイルアクセス監視部21におけ
る文字型のアクセス判定処理の流れは実施例1と同様で
ある。また、ブロック型ファイルアクセス部12による
ファイルシンク処理の流れ、及びバッファ制御部14の
有する通常処理部17によるバッファ入出力処理の流れ
も上記実施例2と同様であり、重複説明は省略する。
【0050】以上述べたように、この実施例によれば、
文字型の入出力処理を行う際、ファイルアクセス監視部
21の有する文字型アクセス制御部28が、入出力を行
うファイルについてのみ、自動的にそのファイルのデー
タを保持するバッファをフラッシュして無効にするた
め、実施例2のようなユーザによる明示的なファイルシ
ンク処理が必要なくなり、ユーザの利便性が向上する。
【0051】実施例4.図15はこの発明の実施例4に
よるファイル入出力制御方式の構成を示すブロック図で
あり、図において、図12と同一符号は同一又は相当部
分を示すので、その説明を省略する。29はファイルア
クセス監視部21に設けられており、ブロック型アクセ
スが実行されるファイルが文字型アクセスが実行される
可能性を有する場合はそのファイルのデータを保持する
バッファを無効にしてからブロック型アクセスを許可と
するブロック型アクセス制御部(ブロック型アクセス制
御手段)、30は外部記憶装置11に対して同期的に入
出力を行い、その結果バッファに展開されたファイルの
データが二度と再利用されないようにそのバッファ上の
データを無効にするバッファ無効処理部(バッファ無効
処理手段)である。
【0052】図16はファイルステータステーブル22
の構造を示す説明図であり、図において、図8と同一符
号は同一又は相当部分を示すので、その説明を省略す
る。31はファイルが文字型アクセスを実行される可能
性を有するか否かを示す文字型アクセス中フラグであ
る。
【0053】次に動作について説明する。図17はこの
実施例による文字型ファイルオープン処理の流れを示す
フローチャートであり、以下この図17を参照しながら
説明する。
【0054】文字型ファイルアクセス部13は、ステッ
プQ1において、応用プログラムからファイルオープン
要求を受け取ると、ステップQ2において、指定された
ファイルのオープン処理を行い、ステップQ3におい
て、そのファイルのファイル番号で示されるファイルス
テータステーブル22の一エントリ内の文字型アクセス
中フラグ31をONに設定する。
【0055】図18はこの実施例によるブロック型ファ
イルのクローズ処理の流れを示すフローチャートであ
り、以下この図18を参照しながら説明する。
【0056】ブロック型ファイルアクセス部12が、ス
テップR1において、応用プログラムからブロック型フ
ァイルのクローズ要求を受け取ると、ステップR2にお
いて、指定されたファイルのクローズ処理を行い、ステ
ップR3において、そのファイルのファイル番号で示さ
れるファイルステータステーブル22の一エントリ内の
文字型アクセス中フラグ31をOFFに設定し、ステッ
プR4において、ファイルステータステーブル22のそ
のエントリ内のブロック型アクセス中フラグ25をON
に設定する。
【0057】図19はこの実施例によるブロック型ファ
イル入出力処理の流れを示すフローチャートであり、以
下この図19を参照しながら説明する。
【0058】ブロック型ファイルアクセス部12が、ス
テップS1において、応用プログラムからファイル入出
力要求を受け取ると、ステップS2において、ブロック
型アクセス制御部29に対してバッファの制御処理を依
頼する。そして、ステップS3において、ブロック型ア
クセス制御部29によるバッファの制御状態が無効状態
である場合、ステップS4に進み、バッファ制御部14
に対してバッファ無効状態での入出力処理を依頼する。
他方、ステップS3において、ブロック型アクセス制御
部29によるバッファの制御状態が無効状態でなかった
場合、ステップS5に進み、バッファ制御部14に対し
て通常の入出力処理を依頼する。
【0059】図20はこの実施例によるブロック型アク
セス制御処理の流れを示すフローチャートであり、以下
この図20を参照しながら説明する。
【0060】ブロック型ファイルアクセス部12から要
求を受けたブロック型アクセス制御部29は、ステップ
T1において、指定されたファイルに対応するファイル
ステータステーブル22のエントリを参照し、ステップ
T2において、文字型アクセス中フラグ31の設定を判
定し、ONである場合ステップT3に進み、ブロック型
アクセス中フラグ25の設定を判定し、ONである場合
ステップT4に進み、バッファ制御部14に対して、フ
ァイルシンク処理を依頼する。そして、ステップT5に
おいて、要求元のブロック型ファイルアクセス部12に
対して、バッファの制御状態を無効と通知する。他方、
ステップT2において、文字型アクセス中フラグ31の
設定がOFFである場合、ステップT6に進み、要求元
のブロック型ファイルアクセス部12に対して、バッフ
ァの制御状態を通常と通知する。また、ステップT3に
おいてブロック型アクセス中フラグ25の設定がOFF
である場合、ステップT5へと進む。
【0061】図21はこの実施例によるバッファ制御部
14が有するバッファ無効処理部30によるバッファ無
効入出力処理の流れを示すフローチャートであり、以下
この図21を参照しながらブロック型ファイル入出力処
理の際のバッファ入出力処理について説明する。
【0062】ステップU1において、バッファ制御部1
4のバッファ無効処理部30は、まず要求種別を判定
し、要求が入力であった場合ステップU2に進み、フリ
ーバッファ管理部19からフリーバッファを獲得する。
そしてステップU3において、獲得したバッファが再利
用前に外部記憶装置11への書き出しが必要か否かを判
定し、書き出しが必要な場合ステップU4に進み、外部
記憶装置アクセス部16に要求を出して、バッファ上の
データを外部記憶装置11に書き出す。続いて、ステッ
プU2に戻って再度フリーバッファ管理部19からフリ
ーバッファを獲得する。そしてステップU3において、
獲得したバッファが再利用前に外部記憶装置11へ書き
出す必要がない場合、ステップU5に進み、そのバッフ
ァをフリーバッファ管理部19の管理下から外し、ステ
ップU6にて、そのバッファの使用中バッファ管理部1
8の管理下から外す。
【0063】そして、ステップU7において、そのバッ
ファに対するファイルステータステーブル22のエント
リ内の使用バッファビットマップ27の設定を削除す
る。続いて、ステップU8において、外部記憶装置アク
セス部16に要求を出して、バッファ上に外部記憶装置
11からデータを読み込み、ステップU9において、そ
のバッファ上のデータを要求元に返す。そして、ステッ
プU10おいて、そのバッファをフリーバッファ管理部
19の管理下に置く。ただし、ステップU10におい
て、そのバッファが出力のために獲得したバッファであ
る場合は、そのバッファをフリーバッファ管理部19の
管理下に置かない。ステップU1において要求が出力で
あった場合にはステップU11に進み、外部記憶装置ア
クセス部16に要求を出して、バッファ上のデータを外
部記憶装置11に書き出す。そして、ステップU12に
おいて、そのバッファをフリーバッファ管理部19の管
理下に置く。
【0064】図22はこの実施例によるファイル入出力
制御方式におけるバッファ制御部14のファイルシンク
処理の流れを示すフローチャートであり、以下この図2
2を参照しながら説明する。
【0065】ファイルシンク処理部26は、ステップV
1において、指定されたファイルに対するファイルステ
ータステーブル22のエントリ内の使用バッファビット
マップ27を先頭から順次検査し、ステップV2におい
て、使用しているバッファを見つけた場合は、ステップ
V3に進み、そのバッファを使用中バッファ管理部18
の管理下から外し、ステップV4において、そのバッフ
ァが再利用時には外部記憶装置11への書き出しが必要
か否かを判定し、外部記憶装置11への書き出しが必要
な場合は、ステップV5に進み、外部記憶装置アクセス
部16に要求を出して、そのバッファの保持するデータ
を外部記憶装置11に書き出す。そして、ステップV6
において、そのバッファをフリーバッファ管理部19の
管理下に置き、ステップV7において、そのバッファに
対する使用バッファビットマップ27の設定を削除し
て、ステップV2に戻る。そして、ステップV2におい
て、そのファイルの使用しているバッファが見つからな
くなった場合、ステップV8に進み、ファイルステータ
ステーブル22のそのエントリ内のブロック型アクセス
中フラグ25をOFFにして処理を終了する。また、ス
テップV4において外部記憶装置11への書き出しが必
要でない場合はステップV6へと進む。
【0066】なお、この実施例におけるブロック型ファ
イルアクセス部12によるファイルオープン処理及びフ
ァイルクローズ処理の流れと、ファイルアクセス監視部
21における文字型のアクセス判定処理の流れは上記実
施例1と同様である。また、ブロック型ファイルアクセ
ス部12によるファイルシンク処理の流れ、及びバッフ
ァ制御部14の通常処理部17によるバッファ入出力処
理の流れは上記実施例2と同様である。従って、ここで
はこれらの処理についての重複説明は省略する。
【0067】以上述べたように、ブロック型のファイル
入出力処理が、入出力を行うファイルが文字型の入出力
をされる可能性がある間は、常にバッファを無効状態に
してから行われるため、同一ファイルに対してブロック
型、文字型両方の入出力処理が行われる場合、バッファ
の無効化のための処理が1回で十分となり、そのファイ
ルに対する2回目以降のブロック型または文字型による
入出力処理時間を短くできる。
【0068】実施例5.図23はこの発明の実施例5に
よるファイル入出力制御方式の構成を示すブロック図で
あり、図において、図15と同一符号は同一又は相当部
分を示すので、その説明を省略する。32はバッファ制
御部14に設けられており、読み込みはバッファプール
20に対して行うが、書き込みは外部記憶装置11に対
して同期的に行うライトスルー処理部(ライトスルー処
理手段)である。また、図24はファイルステータステ
ーブル22の構造を示す説明図であり、図において、図
16と同一符号は同一又は相当部分を示すので、その説
明を省略する。また、図において、33は対応するファ
イルが文字型アクセスの要求を受けている場合にそのア
クセスモードを示す文字型アクセスモードである。
【0069】図25はこの実施例による文字型ファイル
オープン処理の流れを示すフローチャートであり、以下
この図25を参照しながら説明する。
【0070】文字型ファイルアクセス部13が、ステッ
プW1において、応用プログラムからファイルオープン
要求を受け取ると、ステップW2において、指定された
ファイルのオープン処理を行い、ステップW3におい
て、そのファイルのファイル番号で示されるファイルス
テータステーブル22の一エントリ内の文字型アクセス
中フラグ31をONに設定し、ステップW4において、
ファイルステータステーブル22のそのエントリ内の文
字型アクセスモード33に読み込み専用か否かを示すア
クセスモードを設定する。
【0071】図26はこの実施例によるブロック型ファ
イル入出力処理の流れを示すフローチャートであり、以
下この図26を参照しながら説明する。
【0072】ブロック型ファイルアクセス部12が、ス
テップX1において、応用プログラムからファイル入出
力要求を受け取ると、ステップX2において、ブロック
型アクセス制御部29に対してバッファの制御処理を依
頼する。そして、ステップX3において、ブロック型ア
クセス制御部29によるバッファの制御状態が無効状態
である場合、ステップX4に進み、バッファ制御部14
に対してバッファ無効状態での入出力処理を依頼する。
他方、ステップX3においてブロック型アクセス制御部
29によるバッファの制御状態が無効状態でなかった場
合、ステップX5に進み、ブロック型アクセス制御部2
9によるバッファの制御状態がライトスルーであった場
合、ステップX6に進み、バッファ制御部14に対して
ライトスルーの入出力処理を依頼する。他方、スナップ
X5においてブロック型アクセス制御部29によるバッ
ファの制御状態がライトスルーでなかった場合、ステッ
プX7に進み、バッファ制御部14に対して通常の入出
力処理を依頼する。
【0073】図27はこの実施例によるブロック型アク
セス制御処理の流れを示すフローチャートであり、以下
この図27を参照しながら説明する。
【0074】ブロック型ファイルアクセス部12から要
求を受けたブロック型アクセス制御部29は、ステップ
Y1において、指定されたファイルに対応するファイル
ステータステーブル22のエントリを参照し、ステップ
Y2において、文字型アクセス中フラグ31の設定を判
定し、ONである場合ステップY3に進み、文字型アク
セスモード33の設定を判定し、読み込み専用に設定さ
れている場合、ステップY7に進み、要求元であるブロ
ック型ファイルアクセス部12に対して、バッファの制
御状態をライトスルーであると通知する。他方、ステッ
プY2において文字型アクセス中フラグ31設定がOF
Fである場合、ステップY8に進み、要求元であるブロ
ック型ファイルアクセス部12に対して、バッファの制
御状態を通常と通知する。ステップY3において文字型
アクセスモード33の設定が読み込み専用に設定されて
いなかった場合、ステップY4に進み、ブロック型アク
セス中フラグ25の設定を判定し、ONである場合ステ
ップY5に進み、バッファ制御部14に対して、ファイ
ルシンク処理を依頼する。そして、ステップY6におい
て、要求元であるブロック型ファイルアクセス部12に
対して、バッファの制御状態を無効と通知する。また、
ステップY4においてブロック型アクセス中フラグ25
の設定がOFFである場合、ステップY6へと進み要求
元であるブロック型ファイルアクセス部12に対して、
バッファの制御状態を無効と通知する。
【0075】図28はこの実施例によるバッファ制御部
14のライトスルー処理部32によるバッファ入出力処
理の流れを示すフローチャートであり、以下この図28
を参照しながら説明する。
【0076】ライトスルー処理部32は、ステップZ1
において、まず要求種別を判定し、要求が入力であった
場合ステップZ2に進み、使用中バッファ管理部18に
よって入力するデータがバッファプール20上に存在す
るか否かを判定し、存在した場合ステップZ3に進み、
入力するデータを保持するバッファをフリーバッファ管
理部19の管理下から外し、ステップZ4において、そ
のバッファ上のデータを要求元に返す。ステップZ2に
おける使用中バッファ管理部18の判定の結果、入力す
るデータがバッファプール20上に存在しない場合はス
テップZ5に進み、フリーバッファ管理部19からフリ
ーバッファを獲得する。そしてステップZ6において、
獲得したバッファが再利用前に外部記憶装置11への書
き出しが必要か否かを判定し、書き出しが必要な場合ス
テップZ7に進み、外部記憶装置アクセス部16に要求
を出して、バッファ上のデータを外部記憶装置11に書
き出す。続いて、ステップZ5に戻って再度フリーバッ
ファ管理部19からフリーバッファを獲得する。
【0077】そして、ステップZ6において獲得したバ
ッファが再利用前に外部記憶装置11への書き出す必要
がない場合、ステップZ8に進み、そのバッファをフリ
ーバッファ管理部19の管理下から外し、ステップZ9
において、そのバッファの使用中バッファ管理部18に
おける設定を新たにバッファ上に読み込むデータのもの
へと更新する。そして、ステップZ10において、その
バッファに対するファイルステータステーブル22のエ
ントリ内の使用バッファビットマップ27の設定を新た
にそのバッファ上に読み込むデータのものへと更新す
る。続いて、ステップZ11において、外部記憶装置ア
クセス部16に要求を出して、バッファ上に外部記憶装
置11からデータを読み込み、ステップZ4に進み、そ
のバッファ上のデータを要求元に返す。ステップZ1に
おいて要求が出力であった場合には、ステップZ12に
進み、外部記憶装置アクセス部16に要求を出して、バ
ッファ上のデータを外部記憶装置11に書き出す。そし
て、ステップZ13において、そのバッファをフリーバ
ッファ管理部19の管理下に置く。
【0078】なお、上記の構成において、この実施例に
おけるブロック型ファイルアクセス部12によるファイ
ルオープン処理及びファイルクローズ処理の流れと、フ
ァイルアクセス監視部21における文字型のアクセス判
定処理の流れは上記実施例1と同様である。また、ブロ
ック型ファイルアクセス部12によるファイルシンク処
理の流れと、バッファ制御部14の通常処理部17によ
るバッファ入出力処理の流れは上記実施例2と同様であ
る。また、文字型ファイルアクセス部13によるファイ
ルクローズ処理の流れと、バッファ制御部14のファイ
ルシンク処理の流れと、バッファ制御部14のバッファ
無効処理部30によるバッファ入出力処理の流れは上記
実施例4と同様である。従って、ここではこれらの処理
についての重複説明は省略する。
【0079】以上述べたように、この実施例によれば、
文字型のファイルアクセスが読み込み専用である場合、
そのファイルに対するブロック型のファイル入出力処理
が、書き込みは直接外部記憶装置11に対して同期的に
行うが、読み込みはバッファプール20に対して行い、
バッファプール20上のそのファイルのデータを有効と
するため、バッファプール20をより効率的に運用で
き、同一ファイルに対してブロック型、文字型両方の入
出力処理が行われる場合、ブロック型の入出力処理時間
を短くできる。
【0080】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、ブロック型のファイルアクセス時にバッファを使用
するならばONに設定されるブロック型アクセス中フラ
グをファイル毎に具備するファイルステータステーブル
と、応用プログラムからの文字型のファイルアクセス時
にアクセスされるファイルに対するブロック型アクセス
中フラグがONの場合にはその文字型のファイルアクセ
スを不許可とする文字型アクセス判定手段を備えるよう
に構成したので、文字型の入出力を行うファイルのデー
タがバッファプール上に存在している場合文字型の入出
力処理を禁止することができ、それ故、バッファプール
と外部記憶装置との間で常にデータの一貫性を保つこと
ができ、入出力データを確実に反映することを保証でき
る効果がある。
【0081】請求項2の発明によれば、ファイルステー
タステーブルが、ファイル毎にデータを保持しているバ
ッファを示す使用バッファビットマップを具備してお
り、バッファ制御手段が、指定されたファイルについて
のファイルシンク要求がなされると、使用バッファビッ
トマップを参照し、指定ファイルのデータを保持するバ
ッファをフラッシュして無効化するファイルシンク処理
手段を具備するように構成したので、入出力を行うファ
イルのデータがバッファプール上に存在していた場合で
も、ファイルシンク処理を行うことにより、ブロック型
の入出力処理を意識することなく文字型の入出力処理を
行うことができる効果がある。
【0082】請求項3の発明によれば、文字型アクセス
判定手段が文字型のファイルアクセスを不許可と判定し
た場合に、使用バッファビットマップを参照し、入出力
を行うファイルのデータがバッファプール上に存在しな
いようにしてから文字型のファイルアクセスを許可とす
る文字型アクセス制御手段を備えるように構成したの
で、文字型の入出力処理を行う際入出力を行うファイル
についてのみ、自動的にそのファイルのデータを保持す
るバッファをフラッシュして無効にでき、ユーザによる
明示的なファイルシンク処理が必要なくなり、ユーザの
利便性を向上できる効果がある。
【0083】請求項4の発明によれば、応用プログラム
からのブロック型のファイルアクセス時に、対応する文
字型アクセス中フラグがONである場合ファイルのデー
タを保持しているバッファの制御状態を無効に設定して
からブロック型アクセスを許可とするブロック型アクセ
ス制御手段を備えており、バッファ制御手段が、バッフ
ァの制御状態が無効である場合そのバッファに展開した
ファイルのデータが二度と再利用されないようにバッフ
ァ上のデータを無効にしてデータの入出力を制御するバ
ッファ無効処理手段を具備するように構成したので、同
一ファイルに対してブロック型、文字型両方の入出力処
理が行われる場合、バッファの無効化のための処理が1
回で十分となり、そのファイルに対する2回目以降のブ
ロック型または文字型による入出力処理時間を短くでき
る効果がある。
【0084】請求項5の発明によれば、ブロック型アク
セス制御部が、ファイルの文字型アクセスモードフラグ
がONに設定されている場合バッファの制御状態をライ
トスルーであると判定する手段を具備しており、バッフ
ァ制御手段が、バッファの制御状態がライトスルーであ
る場合、読み込みはバッファプールに対して行い、書き
込みは外部記憶装置に対して行うライトスルー処理手段
を具備するように構成したので、バッファプールをより
効率的に運用でき、同一ファイルに対してブロック型、
文字型両方の入出力処理が行われる場合、ブロック型の
入出力処理時間を短くできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1によるファイル入出力制
御方式の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示すファイルステータステーブルの構
造を示す説明図である。
【図3】 図1に示すブロック型ファイルのオープン処
理の流れを示すフローチャートである。
【図4】 図1に示すブロック型ファイルのクローズ処
理の流れを示すフローチャートである。
【図5】 図1に示す文字型ファイル入出力処理の流れ
を示すフローチャートである。
【図6】 図1に示す文字型アクセス判定部処理の流れ
を示すフローチャートである。
【図7】 この発明の実施例2によるファイル入出力制
御方式の構成を示すブロック図である。
【図8】 図7に示すファイルステータステーブルの構
造を示す説明図である。
【図9】 図7に示すバッファ入出力処理の流れを示す
フローチャートである。
【図10】 図7に示すブロック型ファイルシンク処理
の流れを示すフローチャートである。
【図11】 図7に示すバッファファイルシンク処理の
流れを示すフローチャートである。
【図12】 この発明の実施例3によるファイル入出力
制御方式の構成を示すブロック図である。
【図13】 図12に示す文字型ファイル入出力処理の
流れを示すフローチャートである。
【図14】 図12に示す文字型アクセス制御処理の流
れを示すフローチャートである。
【図15】 この発明の実施例4によるファイル入出力
制御方式の構成を示すブロック図である。
【図16】 図15に示すファイルステータステーブル
の構造を示す説明図である。
【図17】 図15に示す文字型ファイルオープン処理
の流れを示すフローチャートである。
【図18】 図15に示す文字型ファイルクローズ処理
の流れを示すフローチャートである。
【図19】 図15に示すブロック型ファイル入出力処
理の流れを示すフローチャートである。
【図20】 図15に示すブロック型アクセス制御処理
の流れを示すフローチャートである。
【図21】 図15に示すバッファ無効入出力処理の流
れを示すフローチャートである。
【図22】 図15に示すバッファファイルシンク処理
の流れを示すフローチャートである。
【図23】 この発明の実施例5によるファイル入出力
制御方式の構成を示すブロック図である。
【図24】 図23に示すファイルステータステーブル
の構造を示す説明図である。
【図25】 図23に示す文字型ファイルオープン処理
の流れを示すフローチャートである。
【図26】 図23に示すブロック型ファイル入出力処
理の流れを示すフローチャートである。
【図27】 図23に示すブロック型アクセス制御処理
の流れを示すフローチャートである。
【図28】 図23に示すバッファライトスルー入出力
処理の流れを示すフローチャートである。
【図29】 従来のファイル入出力制御方式の構成を示
すブロック図である。
【図30】 従来のファイル入出力制御方式における文
字型ファイル入出力処理の流れを示すフローチャートで
ある。
【図31】 従来のファイル入出力制御方式におけるブ
ロック型ファイル入出力処理の流れを示すフローチャー
トである。
【図32】 従来のファイル入出力制御方式におけるバ
ッファ入出力処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
11 外部記憶装置、14 バッファ制御部(バッファ
制御手段)、15 バッファ管理部(バッファ管理手
段)、20 バッファプール、22 ファイルステータ
ステーブル、23 文字型アクセス判定部(文字型アク
セス判定手段)、25 ブロック型アクセス中フラグ、
26 ファイルシンク処理部(ファイルシンク処理手
段)、27 使用バッファビットマップ、28 文字型
アクセス制御部(文字型アクセス制御手段)、29 ブ
ロック型アクセス制御部(ブロック型アクセス制御手
段)、30 バッファ無効処理部(バッファ無効処理手
段)、31 文字型アクセス中フラグ、32 ライトス
ルー処理部(ライトスルー処理手段)。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 応用プログラムと外部記憶装置の間にお
    けるブロック型のファイルアクセス時のデータ授受を高
    速化するバッファをバッファプール内で管理するバッフ
    ァ管理手段と、応用プログラムからのブロック型のファ
    イルアクセス時に前記バッファ管理手段に対するデータ
    の入出力を制御するバッファ制御手段と、ブロック型の
    ファイルアクセス時にバッファを使用するならばONに
    設定されるブロック型アクセス中フラグをファイル毎に
    具備するファイルステータステーブルと、応用プログラ
    ムからの文字型のファイルアクセス時にアクセスされる
    ファイルに対する前記ブロック型アクセス中フラグがO
    Nの場合には該文字型のファイルアクセスを不許可とす
    る文字型アクセス判定手段とを備えたファイル入出力制
    御方式。
  2. 【請求項2】 前記ファイルステータステーブルは、フ
    ァイル毎にデータを保持しているバッファを示す使用バ
    ッファビットマップを具備しており、前記バッファ制御
    手段は、指定されたファイルについてのファイルシンク
    要求がなされると、前記使用バッファビットマップを参
    照し、前記指定ファイルのデータを保持するバッファを
    フラッシュして無効化するファイルシンク処理手段を具
    備することを特徴とする請求項1記載のファイル入出力
    制御方式。
  3. 【請求項3】 前記文字型アクセス判定手段が文字型の
    ファイルアクセスを不許可と判定した場合に、前記使用
    バッファビットマップを参照し、入出力を行うファイル
    のデータが前記バッファプール上に存在しないようにし
    てから文字型のファイルアクセスを許可とする文字型ア
    クセス制御手段を備えたことを特徴とする請求項2記載
    のファイル入出力制御方式。
  4. 【請求項4】 前記ファイルステータステーブルは、文
    字型のファイルアクセスが実行される可能性がある場合
    にONに設定される文字型アクセス中フラグをファイル
    毎に具備しており、応用プログラムからのブロック型の
    ファイルアクセス時に、対応する前記文字型アクセス中
    フラグがONである場合前記ファイルのデータを保持し
    ているバッファの制御状態を無効に設定してからブロッ
    ク型アクセスを許可とするブロック型アクセス制御手段
    を備えており、前記バッファ制御手段は、バッファの制
    御状態が無効である場合該バッファに展開した前記ファ
    イルのデータが二度と再利用されないように前記バッフ
    ァ上の前記データを無効にしてデータの入出力を制御す
    るバッファ無効処理手段を具備することを特徴とする請
    求項3記載のファイル入出力制御方式。
  5. 【請求項5】 前記ファイルステータステーブルは、文
    字型のファイルアクセスの要求が読み込み専用である場
    合にONに設定される文字型アクセスモードフラグをフ
    ァイル毎に具備しており、前記ブロック型アクセス制御
    手段は、ファイルの前記文字型アクセスモードフラグが
    ONに設定されている場合バッファの制御状態をライト
    スルーであると判定する手段を具備しており、前記バッ
    ファ制御手段は、バッファの制御状態が前記ライトスル
    ーである場合、読み込みは前記バッファプールに対して
    行い、書き込みは前記外部記憶装置に対して行うライト
    スルー処理手段を具備することを特徴とする請求項4記
    載のファイル入出力制御方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1100001A2 (en) * 1999-10-25 2001-05-16 Sun Microsystems, Inc. Storage system supporting file-level and block-level accesses

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