JPH08332416A - アンチ・バック・アイオナイゼーション用プローブを備えたスプレガンの取付けアッセンブリ - Google Patents
アンチ・バック・アイオナイゼーション用プローブを備えたスプレガンの取付けアッセンブリInfo
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- JPH08332416A JPH08332416A JP8137789A JP13778996A JPH08332416A JP H08332416 A JPH08332416 A JP H08332416A JP 8137789 A JP8137789 A JP 8137789A JP 13778996 A JP13778996 A JP 13778996A JP H08332416 A JPH08332416 A JP H08332416A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B5/00—Electrostatic spraying apparatus; Spraying apparatus with means for charging the spray electrically; Apparatus for spraying liquids or other fluent materials by other electric means
- B05B5/025—Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns
- B05B5/053—Arrangements for supplying power, e.g. charging power
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- B05B5/0535—Electrodes specially adapted therefor; Arrangements of electrodes at least two electrodes having different potentials being held on the discharge apparatus, one of them being a charging electrode of the corona type located in the spray or close to it, and another being of the non-corona type located outside of the path for the material
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B15/00—Details of spraying plant or spraying apparatus not otherwise provided for; Accessories
- B05B15/60—Arrangements for mounting, supporting or holding spraying apparatus
- B05B15/62—Arrangements for supporting spraying apparatus, e.g. suction cups
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B05B5/03—Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns characterised by the use of gas, e.g. electrostatically assisted pneumatic spraying
- B05B5/032—Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns characterised by the use of gas, e.g. electrostatically assisted pneumatic spraying for spraying particulate materials
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】コーティング材料を部品にスプレするスプレガ
ンを取付けるアッセンブリと、静電スプレ・コーティン
グ・システム内の自由イオンを収集する装置を提供。 【解決手段】スプレガン11を取付けバー12に取付け
るアッセンブリ10は、一端でバーに他端でガンに取付
けられたボール・ソケット継手31,33と、バーの外
面に沿って延在した調整スリーブとを具え、スリーブ
は、ボール・ソケット継手に取付けられ、バーに対して
ガンをしっかりと保持する為にスリーブを回転した時に
ソケットをボールの周囲に締付けるように構成する。取
付けアッセンブリはスプレガンを無制限の範囲の方向に
位置決めし、調整スリーブを回転し、固定機構を容易に
締付けかつ緩めることができる。アンチ・バック・アイ
オナイゼーション用プローブ44はガンに取付けられ、
細長のロッドを具備し、取外しが容易で、長さが容易に
調整可能である。
ンを取付けるアッセンブリと、静電スプレ・コーティン
グ・システム内の自由イオンを収集する装置を提供。 【解決手段】スプレガン11を取付けバー12に取付け
るアッセンブリ10は、一端でバーに他端でガンに取付
けられたボール・ソケット継手31,33と、バーの外
面に沿って延在した調整スリーブとを具え、スリーブ
は、ボール・ソケット継手に取付けられ、バーに対して
ガンをしっかりと保持する為にスリーブを回転した時に
ソケットをボールの周囲に締付けるように構成する。取
付けアッセンブリはスプレガンを無制限の範囲の方向に
位置決めし、調整スリーブを回転し、固定機構を容易に
締付けかつ緩めることができる。アンチ・バック・アイ
オナイゼーション用プローブ44はガンに取付けられ、
細長のロッドを具備し、取外しが容易で、長さが容易に
調整可能である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は静電スプレ・コーテ
ィング・システムに係わり、特にコーティング材料を部
品にスプレするスプレガンを取付けるアッセンブリと、
静電スプレ・コーティング・システム内の自由イオンを
収集する装置とに関する。
ィング・システムに係わり、特にコーティング材料を部
品にスプレするスプレガンを取付けるアッセンブリと、
静電スプレ・コーティング・システム内の自由イオンを
収集する装置とに関する。
【0002】
【従来の技術】静電スプレ・コーティング・システムで
は、コーティング材料は供給部から一本以上のスプレガ
ンにポンプ移送され、スプレガンはこのコーティング材
料を被覆すべき製品にスプレする。コーティング材料は
流動化された空気流内で搬送される乾燥粒子であるか、
又はガンによって霧化された液体である。スプレガンは
高電圧帯電用の電極によってコーティング粒子を帯電す
る。このコーティング粒子は、ガンの前部からスプレさ
れると、被覆すべき製品に静電吸引される。尚、この
時、被覆すべき製品は一般に電気接地された状態で、ス
プレ・ブース内の頭上コンベアから吊下げられている。
スプレガンはスプレ・ブース内で静止位置に取付けられ
るか、又はガンを所定の行路に沿って自動的に移動させ
るレシプロケーター(往復動機)やその他の装置に取付
けられる。帯電したコーティング粒子は、製品に堆積す
ると、静電吸引によってそこに付着し、その後にオーブ
ンに搬送されそこで硬化されるか、または粉体コーティ
ングの場合には溶融され互いに合流して製品上に連結コ
ーティングを形成する。
は、コーティング材料は供給部から一本以上のスプレガ
ンにポンプ移送され、スプレガンはこのコーティング材
料を被覆すべき製品にスプレする。コーティング材料は
流動化された空気流内で搬送される乾燥粒子であるか、
又はガンによって霧化された液体である。スプレガンは
高電圧帯電用の電極によってコーティング粒子を帯電す
る。このコーティング粒子は、ガンの前部からスプレさ
れると、被覆すべき製品に静電吸引される。尚、この
時、被覆すべき製品は一般に電気接地された状態で、ス
プレ・ブース内の頭上コンベアから吊下げられている。
スプレガンはスプレ・ブース内で静止位置に取付けられ
るか、又はガンを所定の行路に沿って自動的に移動させ
るレシプロケーター(往復動機)やその他の装置に取付
けられる。帯電したコーティング粒子は、製品に堆積す
ると、静電吸引によってそこに付着し、その後にオーブ
ンに搬送されそこで硬化されるか、または粉体コーティ
ングの場合には溶融され互いに合流して製品上に連結コ
ーティングを形成する。
【0003】従来のスプレガン用ガン取付け体は、典型
的にはブラケットを有し、該ブラケットはガンに取付け
られ、スプレ・ブース内に設置された取付けバーに接続
される。ブラケットはノブを使用して、バーに対して所
望の位置に締付けられる。これらのガン取付け体は充分
に機能するものであるが、使用の際にいくつかの問題が
発生する。
的にはブラケットを有し、該ブラケットはガンに取付け
られ、スプレ・ブース内に設置された取付けバーに接続
される。ブラケットはノブを使用して、バーに対して所
望の位置に締付けられる。これらのガン取付け体は充分
に機能するものであるが、使用の際にいくつかの問題が
発生する。
【0004】スプレ・ブースのガン・スロットは狭い場
合が往々にしてあり、取付け体のノブ及びピボットがブ
ースの壁と一直線上に並んだ時には、ガンの位置を調整
したりガンを取付けバーから取外す為に操作者がその手
をブース内に挿入しノブを把持しそのノブを回して緩め
ることが非常に困難になる。ガンが別の位置にある場合
でさえも、操作者がノブをひねって充分に締付けてガン
をしっかりと固定することも、時として困難となる。
合が往々にしてあり、取付け体のノブ及びピボットがブ
ースの壁と一直線上に並んだ時には、ガンの位置を調整
したりガンを取付けバーから取外す為に操作者がその手
をブース内に挿入しノブを把持しそのノブを回して緩め
ることが非常に困難になる。ガンが別の位置にある場合
でさえも、操作者がノブをひねって充分に締付けてガン
をしっかりと固定することも、時として困難となる。
【0005】これらのガン取付け体は、レシプロケータ
ーに使用された時には、緩みが生じ易く、この緩みによ
ってスプレガンが回転して下方にスプレしてしまう。詳
述すると、スプレガンの重心はピボットとノブとの前部
に位置しており、ガンは、レシプロケーターのストロー
クの頂点に達する毎に、ノズルの所で上向きに回転又は
旋回する。これが起こると、ガンは反時計方向に旋回
し、これにより、ガン取付けピボットも反時計方向に回
転させられる。これによって、ノブが反時計方向に回転
され、ノブの緩みを生ずる。実際、ノブは、ガンが取付
け体上で自由旋回してしまう程、緩むこともあり、その
重心がガンの前部に位置するのでガンは下方スプレ位置
へ旋回してしまう。
ーに使用された時には、緩みが生じ易く、この緩みによ
ってスプレガンが回転して下方にスプレしてしまう。詳
述すると、スプレガンの重心はピボットとノブとの前部
に位置しており、ガンは、レシプロケーターのストロー
クの頂点に達する毎に、ノズルの所で上向きに回転又は
旋回する。これが起こると、ガンは反時計方向に旋回
し、これにより、ガン取付けピボットも反時計方向に回
転させられる。これによって、ノブが反時計方向に回転
され、ノブの緩みを生ずる。実際、ノブは、ガンが取付
け体上で自由旋回してしまう程、緩むこともあり、その
重心がガンの前部に位置するのでガンは下方スプレ位置
へ旋回してしまう。
【0006】更に、公知のガン取付け体は洗浄が困難に
なりがちである。粉体スプレガンは、粉体がスプレ・ブ
ース内のすべての物に付着するような環境で使用され
る。公知のガン取付け体はその表面に粉体が積もり易
い。ノブは操作し易くする為にその表面が粗い面となっ
ているので特に粉体が積もってしまう。公知のガン取付
け体は、コンベアによってガンの方に向って移動中の部
品にスプレする為に(即ちリード・スプレ)又はコンベ
アによってガンから離れる方向に移動中の部品にスプレ
する為に(即ちラグ・スプレ)水平ガン位置を調整する
能力に乏しい。このようなリード及びラグ・スプレの能
力は、引き出しやキャビネットの内部の鉛直隅部をコー
ティングするような塗布作業で特に有用となる。ガンが
部品のコーティングにとって最良の位置に移動又はもた
らされるように、ガン取付け体によってガンがとり得る
すべての位置に位置決め可能であることが望ましい。
なりがちである。粉体スプレガンは、粉体がスプレ・ブ
ース内のすべての物に付着するような環境で使用され
る。公知のガン取付け体はその表面に粉体が積もり易
い。ノブは操作し易くする為にその表面が粗い面となっ
ているので特に粉体が積もってしまう。公知のガン取付
け体は、コンベアによってガンの方に向って移動中の部
品にスプレする為に(即ちリード・スプレ)又はコンベ
アによってガンから離れる方向に移動中の部品にスプレ
する為に(即ちラグ・スプレ)水平ガン位置を調整する
能力に乏しい。このようなリード及びラグ・スプレの能
力は、引き出しやキャビネットの内部の鉛直隅部をコー
ティングするような塗布作業で特に有用となる。ガンが
部品のコーティングにとって最良の位置に移動又はもた
らされるように、ガン取付け体によってガンがとり得る
すべての位置に位置決め可能であることが望ましい。
【0007】また、取付け体は一般に射出成形のプラス
チック部品から構成されている。ガンがレシプロケータ
ーによって移動されている時に、上述のプラスチック部
品は、ノズルの所でのガン移動を最小にするような所定
位置にガンを保持できなくなることがしばしば生ずる。
取付け体をマルチプライアーに取付けている2本のプラ
スチック製ネジが時々破損してしまう。更に、ガン取付
け体は、非導電性のプラスチック材料から作られている
ので、電気接地を必要とするアンチ・バック・アイオナ
イゼーション(anti−back−ionizati
on)(ABI)装置の取付けには使用することができ
なかった。
チック部品から構成されている。ガンがレシプロケータ
ーによって移動されている時に、上述のプラスチック部
品は、ノズルの所でのガン移動を最小にするような所定
位置にガンを保持できなくなることがしばしば生ずる。
取付け体をマルチプライアーに取付けている2本のプラ
スチック製ネジが時々破損してしまう。更に、ガン取付
け体は、非導電性のプラスチック材料から作られている
ので、電気接地を必要とするアンチ・バック・アイオナ
イゼーション(anti−back−ionizati
on)(ABI)装置の取付けには使用することができ
なかった。
【0008】ABI装置は、部品の方に引き寄せられる
自由イオンンを逆に引き付けるのに有用であることが判
明している。もし、ABI装置が存在しない場合には、
自由イオンがコーティング材料と一緒に部品上に運ばれ
てしまう。これによって電化が部品に形成されたコーテ
ィング層に蓄積し、ついには、その局所電界が非常に強
くなりコーティング層からのイオン化を生ずる。このよ
うな「バック・アイオナイゼーション」はコーティング
の付着を妨げるので硬化されたコーティングにクレータ
ーやその他の欠陥を生ずる。ABI装置の使用によっ
て、部品の表面仕上げ状態が改善できる。
自由イオンンを逆に引き付けるのに有用であることが判
明している。もし、ABI装置が存在しない場合には、
自由イオンがコーティング材料と一緒に部品上に運ばれ
てしまう。これによって電化が部品に形成されたコーテ
ィング層に蓄積し、ついには、その局所電界が非常に強
くなりコーティング層からのイオン化を生ずる。このよ
うな「バック・アイオナイゼーション」はコーティング
の付着を妨げるので硬化されたコーティングにクレータ
ーやその他の欠陥を生ずる。ABI装置の使用によっ
て、部品の表面仕上げ状態が改善できる。
【0009】ABI装置の一例が発明者Belmain
等の米国特許第4,921,172号に示されている。
このABI装置は粉体スプレガンの前部にカウンター電
極が取付けられている。ABI装置の別の例がヨーロッ
パ特許公告第0,620,045号に示されており、こ
のABI装置はカウンター電極リングがガンの前部の周
囲に取付けられている。既存のABI装置は、一般に所
定位置に固定されるか又はガンに内蔵されている為、調
整や取外しが容易ではなかった。
等の米国特許第4,921,172号に示されている。
このABI装置は粉体スプレガンの前部にカウンター電
極が取付けられている。ABI装置の別の例がヨーロッ
パ特許公告第0,620,045号に示されており、こ
のABI装置はカウンター電極リングがガンの前部の周
囲に取付けられている。既存のABI装置は、一般に所
定位置に固定されるか又はガンに内蔵されている為、調
整や取外しが容易ではなかった。
【0010】
【課題を解決するための手段】これらの問題及びその他
の問題は、本発明のガン取付け体とアンチ・バック・ア
イオナイゼーション装置との組合せによって解決され
る。本発明のガン取付け体は、公知のガン取付け体のノ
ブを除去して、このノブの代りに取付けバーに沿って延
在した調整スリーブを使用する。この調整スリーブは、
たとえガンがブース壁に一直線上に並んでいた時であっ
ても、操作者が容易に把持し易い位置にある。調整スリ
ーブの把持表面を位置決めすることによって、簡単に取
付けアッセンブリを充分に締付けることができ、これに
よってガンの位置がしっかりと保持できる。公知のガン
取付け体のノブを除去することによって、ガンはレシプ
ロケーターに取付け時に、緩む可能性が低減される。ま
た、ノブの除去によって、粉体が蓄積する表面が少なく
なるので、ガンの洗浄が大幅に容易になる。
の問題は、本発明のガン取付け体とアンチ・バック・ア
イオナイゼーション装置との組合せによって解決され
る。本発明のガン取付け体は、公知のガン取付け体のノ
ブを除去して、このノブの代りに取付けバーに沿って延
在した調整スリーブを使用する。この調整スリーブは、
たとえガンがブース壁に一直線上に並んでいた時であっ
ても、操作者が容易に把持し易い位置にある。調整スリ
ーブの把持表面を位置決めすることによって、簡単に取
付けアッセンブリを充分に締付けることができ、これに
よってガンの位置がしっかりと保持できる。公知のガン
取付け体のノブを除去することによって、ガンはレシプ
ロケーターに取付け時に、緩む可能性が低減される。ま
た、ノブの除去によって、粉体が蓄積する表面が少なく
なるので、ガンの洗浄が大幅に容易になる。
【0011】本発明のガン取付け体は、ガンをほとんど
すべての位置、即ちコンベアによってガンに向って移動
されている部品にスプレしたり、コンベアによってガン
から離れる方向に移動されている部品にスプレする為に
ガンを水平位置に取付けるリード及びラグ位置を含んだ
ほとんどすべての位置に位置決めできるように、調整す
ることができる。こうして、ガン取付け体は全範囲にわ
たるスプレを可能にすると共に、スプレ作業を一層効率
化することができる。
すべての位置、即ちコンベアによってガンに向って移動
されている部品にスプレしたり、コンベアによってガン
から離れる方向に移動されている部品にスプレする為に
ガンを水平位置に取付けるリード及びラグ位置を含んだ
ほとんどすべての位置に位置決めできるように、調整す
ることができる。こうして、ガン取付け体は全範囲にわ
たるスプレを可能にすると共に、スプレ作業を一層効率
化することができる。
【0012】本発明のガン取付け体は幅が狭くなってお
り、位置決め及び調整用のスペースを少ししか必要とし
ないので、スプレ・ブース内のガン・スロットをもっと
狭くすることができる。これによって、スプレ・ブース
の全体の大きさを低減でき、従ってブース用のファンの
必要要件も減少できる。ガン・スロットの断面積が減少
した場合には、ファンによって生ずる空気流も、ガン・
スロットを流れる空気速度を適正にする為に、減少する
ことができる。
り、位置決め及び調整用のスペースを少ししか必要とし
ないので、スプレ・ブース内のガン・スロットをもっと
狭くすることができる。これによって、スプレ・ブース
の全体の大きさを低減でき、従ってブース用のファンの
必要要件も減少できる。ガン・スロットの断面積が減少
した場合には、ファンによって生ずる空気流も、ガン・
スロットを流れる空気速度を適正にする為に、減少する
ことができる。
【0013】本発明のガン取付け体は、公知のガン取付
け体とは異なり、導電性の金属から作られる。本発明の
金属部品は、公知のガン取付け体のプラスチック部品よ
りも強いので、ノズルのガン移動は、レシプロケーター
に取付けられた時のようにガンの移動時に最小になる。
本発明の金属ガン取付けアッセンブリは導電性であるの
で、アンチ・バック・アイオナイゼーション用のプロー
ブの取付けに特に適している。
け体とは異なり、導電性の金属から作られる。本発明の
金属部品は、公知のガン取付け体のプラスチック部品よ
りも強いので、ノズルのガン移動は、レシプロケーター
に取付けられた時のようにガンの移動時に最小になる。
本発明の金属ガン取付けアッセンブリは導電性であるの
で、アンチ・バック・アイオナイゼーション用のプロー
ブの取付けに特に適している。
【0014】本発明は、ガン取付け体に直接に取付けら
れかつガン取付け体からスプレガンの上部又は側部に沿
って延在するアンチ・バック・アイオナイゼーション
(ABI)用のプローブを提供する。本発明のプローブ
の構成は、調整又は取外しが容易になる。プローブの先
端位置は、ガン取付け体にプローブを調整可能に取付け
ることによって、調整することができる。伸長部を備え
た組立式プローブとすることもでき、これらの伸長部品
は追加したり取外したりすることができる。又は、異な
った長さのプローブを使用することもできる。
れかつガン取付け体からスプレガンの上部又は側部に沿
って延在するアンチ・バック・アイオナイゼーション
(ABI)用のプローブを提供する。本発明のプローブ
の構成は、調整又は取外しが容易になる。プローブの先
端位置は、ガン取付け体にプローブを調整可能に取付け
ることによって、調整することができる。伸長部を備え
た組立式プローブとすることもでき、これらの伸長部品
は追加したり取外したりすることができる。又は、異な
った長さのプローブを使用することもできる。
【0015】スプレガンを取付けバーに調整可能に取付
ける本発明の取付けアッセンブリによると、上述の利点
及びその他の利点が得られる。取付けアッセンブリは、
一端でバーに、他端でガンに夫々取付けられたボール・
ソケット継手と、バーの外面に沿って延在した調整スリ
ーブとを具備する。このスリーブは、ボール・ソケット
継手に取付けられると共に、ガンをバーに対して所望の
位置にしっかりと保持する為にスリーブを回転した時に
ボールの周囲にソケットを締付けることができる構成と
なっている。
ける本発明の取付けアッセンブリによると、上述の利点
及びその他の利点が得られる。取付けアッセンブリは、
一端でバーに、他端でガンに夫々取付けられたボール・
ソケット継手と、バーの外面に沿って延在した調整スリ
ーブとを具備する。このスリーブは、ボール・ソケット
継手に取付けられると共に、ガンをバーに対して所望の
位置にしっかりと保持する為にスリーブを回転した時に
ボールの周囲にソケットを締付けることができる構成と
なっている。
【0016】本発明は静電スプレガン・アッセンブリも
含むものであり、この静電スプレガン・アッセンブリ
は、電極を有するスプレガンと、ガンに取付けられガン
の側部に沿ってガンの外部に延在したアンチ・バック・
アイオナイゼーション用プローブとを具備し、このプロ
ーブは細長のロッドを有する。
含むものであり、この静電スプレガン・アッセンブリ
は、電極を有するスプレガンと、ガンに取付けられガン
の側部に沿ってガンの外部に延在したアンチ・バック・
アイオナイゼーション用プローブとを具備し、このプロ
ーブは細長のロッドを有する。
【0017】
【発明の実施の形態】図1において、ガン取付けアッセ
ンブリ10は自動粉体ガン11を取付ける為のものであ
り、取付けバー12に設けられている。この取付けバー
12はほとんどの自動スプレ設備に使用されているもの
であり、本発明のガン取付けアッセンブリ10はほとん
どのバーと協働できるように構成されている。ガン11
は空気流によって搬送される粉体を部品にスプレするの
に一般に使用されるもので、本体13とこの本体13に
接続された供給ホース14とを具備する。この供給ホー
ス14は粉体を出口ノズル15に供給し、粉体はこの出
口ノズル15から部品に向けてスプレされる。粉体はノ
ズル15の所で電極16によって電荷が付加される。こ
の電極16は、ガン本体13内に配置された適宜の電気
供給部材に接続され、電力が電気供給ライン17を介し
てガンに供給される。
ンブリ10は自動粉体ガン11を取付ける為のものであ
り、取付けバー12に設けられている。この取付けバー
12はほとんどの自動スプレ設備に使用されているもの
であり、本発明のガン取付けアッセンブリ10はほとん
どのバーと協働できるように構成されている。ガン11
は空気流によって搬送される粉体を部品にスプレするの
に一般に使用されるもので、本体13とこの本体13に
接続された供給ホース14とを具備する。この供給ホー
ス14は粉体を出口ノズル15に供給し、粉体はこの出
口ノズル15から部品に向けてスプレされる。粉体はノ
ズル15の所で電極16によって電荷が付加される。こ
の電極16は、ガン本体13内に配置された適宜の電気
供給部材に接続され、電力が電気供給ライン17を介し
てガンに供給される。
【0018】図2及び図3に詳細に示したように、ガン
取付けアッセンブリ10はフランジ22を具備し、この
フランジ22は取付けバー12の端を摺動し、一本以上
の止めネジ23によってバー12に保持される。手動調
整スリーブ24はフランジ22の上方に嵌合され、バー
12の周囲を取囲んでフランジ22の後部まで延在して
いる。この調整スリーブ24はバー12の外周において
容易に回転及び摺動可能であるが、バー12に取付けら
れているものではない。Oリング25はフランジ22の
外表面に設けられ、粉体が止めネジ23の近傍における
フランジ22の外面とスリーブ24の内面との間の環状
空間に侵入することを阻止している。
取付けアッセンブリ10はフランジ22を具備し、この
フランジ22は取付けバー12の端を摺動し、一本以上
の止めネジ23によってバー12に保持される。手動調
整スリーブ24はフランジ22の上方に嵌合され、バー
12の周囲を取囲んでフランジ22の後部まで延在して
いる。この調整スリーブ24はバー12の外周において
容易に回転及び摺動可能であるが、バー12に取付けら
れているものではない。Oリング25はフランジ22の
外表面に設けられ、粉体が止めネジ23の近傍における
フランジ22の外面とスリーブ24の内面との間の環状
空間に侵入することを阻止している。
【0019】フランジ22の前方端は先の尖った円形エ
ッジ29を有し、この円形エッジ29はボール・ピボッ
ト30に係合する。このボール・ピボット30はボール
部分31とステム部分32とから構成される。このボー
ル部分31は先の尖った円形エッジ29の所でフランジ
22の前方端内に入り込んでいる。キャップ33はスリ
ーブ24の前方端に螺合されている。このキャップ33
も先の尖った円形エッジ34を有し、ボール・ピボット
30のボール部分31は先の尖った円形エッジ34の所
でキャップ32の内部に入り込んでいる。こうして、フ
ランジ22とキャップ33はボール・ソケット継手(玉
継手)のソケットを構成し、ボール・ピボット30のボ
ール部分31はフランジ22及びキャップ33の2個の
平行な円形エッジ29,34の間に捕捉されている。
ッジ29を有し、この円形エッジ29はボール・ピボッ
ト30に係合する。このボール・ピボット30はボール
部分31とステム部分32とから構成される。このボー
ル部分31は先の尖った円形エッジ29の所でフランジ
22の前方端内に入り込んでいる。キャップ33はスリ
ーブ24の前方端に螺合されている。このキャップ33
も先の尖った円形エッジ34を有し、ボール・ピボット
30のボール部分31は先の尖った円形エッジ34の所
でキャップ32の内部に入り込んでいる。こうして、フ
ランジ22とキャップ33はボール・ソケット継手(玉
継手)のソケットを構成し、ボール・ピボット30のボ
ール部分31はフランジ22及びキャップ33の2個の
平行な円形エッジ29,34の間に捕捉されている。
【0020】フランジ22とキャップ33の各々は、硬
い材料、好ましくはステンレス鋼から作られているの
で、変形せず、ボール部分31の把持が緩むことがな
い。ボール・ピボット30は、キャップ33やフランジ
22よりも軟らかい金属であるアルミニウムから作られ
る。従って、キャップ33及びフランジ22の先の尖っ
た硬いエッジ34,29はボール・ピボット30をわず
かに変形させ、これによる2個の円形くぼみによって、
ボール・ピボット30はしっかりと保持され、ガン11
の移動が阻止される。尚、ボール・ピボット30のステ
ム部分32とボール部分31とは、単一部品として作る
代りに別個の部品として作ることもできる。ステム部分
32は、別個の部品として作る場合には、ステンレス鋼
のようなもっと高硬度の強い金属から作ることができ、
この場合ステム部分32は永久圧入のような方法によっ
てボール部分31に固着され、これによってボール・ピ
ボット30が作られる。
い材料、好ましくはステンレス鋼から作られているの
で、変形せず、ボール部分31の把持が緩むことがな
い。ボール・ピボット30は、キャップ33やフランジ
22よりも軟らかい金属であるアルミニウムから作られ
る。従って、キャップ33及びフランジ22の先の尖っ
た硬いエッジ34,29はボール・ピボット30をわず
かに変形させ、これによる2個の円形くぼみによって、
ボール・ピボット30はしっかりと保持され、ガン11
の移動が阻止される。尚、ボール・ピボット30のステ
ム部分32とボール部分31とは、単一部品として作る
代りに別個の部品として作ることもできる。ステム部分
32は、別個の部品として作る場合には、ステンレス鋼
のようなもっと高硬度の強い金属から作ることができ、
この場合ステム部分32は永久圧入のような方法によっ
てボール部分31に固着され、これによってボール・ピ
ボット30が作られる。
【0021】取付け板38は一対のネジ40によってス
プレガン11の上面に取付けられるように構成されてい
る。この取付け板38は開口39を有し、この開口39
は取付け板38の一端において或る角度で延在してい
る。ボール・ピボット30のステム部分32が開口39
内に摺動する。好ましくは、開口39は、ガン11の長
手方向軸に対して60°の角度、即ちガンが水平に位置
された時には鉛直に対して30°の角度で延在してい
る。ステム部分32はその側面にくぼみ、又はドリル凹
部を有し、このくぼみには、取付け板38の側面から延
在した孔に螺合した一本以上の止めネジ41(図1及び
図4)が係合し、これによって、ステム部分32を開口
39に取外可能に保持し、こうしてガン11が取付けバ
ー12に取外可能に保持される。止めネジ41はアレン
・レンチ又はネジ回しを用いて締め付けたり緩めたりさ
れる。このアレン・レンチ又はネジ回しを使用する代り
に、手動ノブを止めネジの頭部に取付けて、この手動ノ
ブを用いて止めネジを回してボール・ピボット30のス
テム部分32を取付け板38に固定してもよい。このノ
ブは工具を使用することなく、手動によって止めネジ4
1を調整可能とするが、しかしこのようなノブの使用に
よって、取付けアッセンブリの全幅が増大し、これは、
スプレ・ブース内のガン・スロットが狭い場合には問題
となる恐れがある。止めネジ41を回す、即ち緩めるこ
とによって、ガン11を取付けバー12から分離するこ
とは、非常に簡便な方法である。止めネジ41を使用し
ない場合には、ガンを取り外す為にスリーブ24はキャ
ップ33との螺合を解かなければならない。取付け板3
8の上面から延在した開口39内にステム部分32を取
付ける代りに、取付け板の後面に延在する開口を設ける
こともでき、これによって、ステム部分32はガンの後
部から延在する。このような構成によって、取付けアッ
センブリの高さが低くなる。別の孔43が取付け板38
を貫通して取付け板の前面から後面まで延在する。この
孔43はアンチ・バック・アイオナイゼーション (A
BI)プローブ44を取付け支持する。このABIプロ
ーブ44を使用しない場合には、孔43を除去すること
ができるし、又はその孔43をプラグ又はネジで塞ぎそ
こに粉体が蓄積しないようにすることができる。
プレガン11の上面に取付けられるように構成されてい
る。この取付け板38は開口39を有し、この開口39
は取付け板38の一端において或る角度で延在してい
る。ボール・ピボット30のステム部分32が開口39
内に摺動する。好ましくは、開口39は、ガン11の長
手方向軸に対して60°の角度、即ちガンが水平に位置
された時には鉛直に対して30°の角度で延在してい
る。ステム部分32はその側面にくぼみ、又はドリル凹
部を有し、このくぼみには、取付け板38の側面から延
在した孔に螺合した一本以上の止めネジ41(図1及び
図4)が係合し、これによって、ステム部分32を開口
39に取外可能に保持し、こうしてガン11が取付けバ
ー12に取外可能に保持される。止めネジ41はアレン
・レンチ又はネジ回しを用いて締め付けたり緩めたりさ
れる。このアレン・レンチ又はネジ回しを使用する代り
に、手動ノブを止めネジの頭部に取付けて、この手動ノ
ブを用いて止めネジを回してボール・ピボット30のス
テム部分32を取付け板38に固定してもよい。このノ
ブは工具を使用することなく、手動によって止めネジ4
1を調整可能とするが、しかしこのようなノブの使用に
よって、取付けアッセンブリの全幅が増大し、これは、
スプレ・ブース内のガン・スロットが狭い場合には問題
となる恐れがある。止めネジ41を回す、即ち緩めるこ
とによって、ガン11を取付けバー12から分離するこ
とは、非常に簡便な方法である。止めネジ41を使用し
ない場合には、ガンを取り外す為にスリーブ24はキャ
ップ33との螺合を解かなければならない。取付け板3
8の上面から延在した開口39内にステム部分32を取
付ける代りに、取付け板の後面に延在する開口を設ける
こともでき、これによって、ステム部分32はガンの後
部から延在する。このような構成によって、取付けアッ
センブリの高さが低くなる。別の孔43が取付け板38
を貫通して取付け板の前面から後面まで延在する。この
孔43はアンチ・バック・アイオナイゼーション (A
BI)プローブ44を取付け支持する。このABIプロ
ーブ44を使用しない場合には、孔43を除去すること
ができるし、又はその孔43をプラグ又はネジで塞ぎそ
こに粉体が蓄積しないようにすることができる。
【0022】こうして、ガン取付けアッセンブリ10
は、スプレガン11を取付けバー12に対して事実上無
制限の位置に調整可能に固定する。このようなほぼ任意
の位置にガンを位置決めできる点は、上述のボール・ソ
ケット継手、即ち実質的に球形のボール部分31がフラ
ンジ22とキャップ33との間に形成されたソケット内
に保持された構成のボール・ソケット継手によって部分
的に達成される。キャップ33はまた前面エッジから後
方へ延在する単一の溝45(図3)を有する。この溝4
5は、ボール・ピボット30のステム部分32が溝45
内に入り込める大きさに定められ、この溝45の壁はス
テム部分32を支持している。溝45はほぼキャップ3
3の底に位置しているので、ステム部分32はボール部
分31から下方へ溝45を貫通している。ステム部分3
2は、取付け板38に固着されているので、ガンに対し
て一定の方向、好ましくはガンの長手方向軸に対して6
0°の角度方向に延在しており、これによって、溝45
は、ガン11が水平に対して30°の角度で下方に向く
ような位置にガン11を支持し、たとえガンの重心が取
付け板38における取付け部の前方に位置する場合であ
っても、溝45はガンの前部が更に下方向に傾くことを
防止している。たとえボール部分31がフランジ22と
キャップ33との係合を解かれた場合にも、ステム部分
32が溝45内に位置決めされているので、この位置決
めによってガン11は上述の30°の下方位置に確実に
支持され、これによりガンの位置決めは、たとえ操作者
が取付けアッセンブリを充分に締付けなかった場合にも
維持される。
は、スプレガン11を取付けバー12に対して事実上無
制限の位置に調整可能に固定する。このようなほぼ任意
の位置にガンを位置決めできる点は、上述のボール・ソ
ケット継手、即ち実質的に球形のボール部分31がフラ
ンジ22とキャップ33との間に形成されたソケット内
に保持された構成のボール・ソケット継手によって部分
的に達成される。キャップ33はまた前面エッジから後
方へ延在する単一の溝45(図3)を有する。この溝4
5は、ボール・ピボット30のステム部分32が溝45
内に入り込める大きさに定められ、この溝45の壁はス
テム部分32を支持している。溝45はほぼキャップ3
3の底に位置しているので、ステム部分32はボール部
分31から下方へ溝45を貫通している。ステム部分3
2は、取付け板38に固着されているので、ガンに対し
て一定の方向、好ましくはガンの長手方向軸に対して6
0°の角度方向に延在しており、これによって、溝45
は、ガン11が水平に対して30°の角度で下方に向く
ような位置にガン11を支持し、たとえガンの重心が取
付け板38における取付け部の前方に位置する場合であ
っても、溝45はガンの前部が更に下方向に傾くことを
防止している。たとえボール部分31がフランジ22と
キャップ33との係合を解かれた場合にも、ステム部分
32が溝45内に位置決めされているので、この位置決
めによってガン11は上述の30°の下方位置に確実に
支持され、これによりガンの位置決めは、たとえ操作者
が取付けアッセンブリを充分に締付けなかった場合にも
維持される。
【0023】また、開口39はガンの軸に対して60°
の角度に定める代りに、ガンの軸に垂直に延在させるこ
ともできる。このように定めた場合には、取付けアッセ
ンブリが緩んだり、又は充分に締付けられなかった時に
もガンは一定の水平位置に保持される。
の角度に定める代りに、ガンの軸に垂直に延在させるこ
ともできる。このように定めた場合には、取付けアッセ
ンブリが緩んだり、又は充分に締付けられなかった時に
もガンは一定の水平位置に保持される。
【0024】ガンは、フランジ22及びキャップ33の
先の尖った円形エッジ29,34とボール部分31との
係合によって所望位置に係止される。この係合は手動調
整スリーブ24を回転することによって行われる。この
スリーブ24は基本的には、キャップ33に螺合係合し
たハンドルであり、フランジ22がスリーブ24とキャ
ップ33との間に介在しており、スリーブ24を回転す
ることによって、このスリーブ24のネジ部がキャップ
33のネジ部に螺合係合して、スリーブ24をキャップ
33に対してバー12に沿って長手方向に移動させる。
スリーブ24は充分な長さを有するので、操作者はスリ
ーブ24を確実に把持して回転することができる。スリ
ーブ24が一方向に回転されると、キャップ33はスリ
ップの方へ引き寄せられ、ボール・ピボット30はキャ
ップ33とフランジ22との間でしっかりと保持され、
これによってフランジとキャップとはボール部分31と
の係合状態にもたらされる。スリーブ24が逆方向に回
転されると、キャップ33はスリーブ24から離れる方
向に移動し、これによって、ボール部分31が解放され
ガン11の位置調整が可能となる。Oリング47がスリ
ーブ24とバー12との間であってスリーブ24の内面
に設けられ、このOリング47はスリーブ24がキャッ
プ33との係合を解かれた時にスリーブ24がバー12
から滑り落ちることを防止している。Oリング47はま
た、スリーブ24の回転時の抵抗を付与し、操作者によ
るスリーブ使用時の「感触」を改善している。
先の尖った円形エッジ29,34とボール部分31との
係合によって所望位置に係止される。この係合は手動調
整スリーブ24を回転することによって行われる。この
スリーブ24は基本的には、キャップ33に螺合係合し
たハンドルであり、フランジ22がスリーブ24とキャ
ップ33との間に介在しており、スリーブ24を回転す
ることによって、このスリーブ24のネジ部がキャップ
33のネジ部に螺合係合して、スリーブ24をキャップ
33に対してバー12に沿って長手方向に移動させる。
スリーブ24は充分な長さを有するので、操作者はスリ
ーブ24を確実に把持して回転することができる。スリ
ーブ24が一方向に回転されると、キャップ33はスリ
ップの方へ引き寄せられ、ボール・ピボット30はキャ
ップ33とフランジ22との間でしっかりと保持され、
これによってフランジとキャップとはボール部分31と
の係合状態にもたらされる。スリーブ24が逆方向に回
転されると、キャップ33はスリーブ24から離れる方
向に移動し、これによって、ボール部分31が解放され
ガン11の位置調整が可能となる。Oリング47がスリ
ーブ24とバー12との間であってスリーブ24の内面
に設けられ、このOリング47はスリーブ24がキャッ
プ33との係合を解かれた時にスリーブ24がバー12
から滑り落ちることを防止している。Oリング47はま
た、スリーブ24の回転時の抵抗を付与し、操作者によ
るスリーブ使用時の「感触」を改善している。
【0025】調整スリーブ24は、その外表面への粉体
の蓄積をできるだけ少なくする為にプラスチック製とす
ることが好ましいが、しかし金属やその他の適宜の材料
製とすることもできる。図面に示したように、スリーブ
24は、比較的滑らかな外表面を有する円筒形状である
が、正方形や六角形とすることもできるし、または外表
面の平面にぎざぎざを付けて把持し易くすることもでき
る。特に外表面に粉体が付着して滑り易くなっている場
合には、外表面を平面化したり、ぎざぎざを付すること
によってスリーブ24の把持・回転を容易にする。しか
しながら、このような表面は、スリーブの洗浄を困難に
するであろう。
の蓄積をできるだけ少なくする為にプラスチック製とす
ることが好ましいが、しかし金属やその他の適宜の材料
製とすることもできる。図面に示したように、スリーブ
24は、比較的滑らかな外表面を有する円筒形状である
が、正方形や六角形とすることもできるし、または外表
面の平面にぎざぎざを付けて把持し易くすることもでき
る。特に外表面に粉体が付着して滑り易くなっている場
合には、外表面を平面化したり、ぎざぎざを付すること
によってスリーブ24の把持・回転を容易にする。しか
しながら、このような表面は、スリーブの洗浄を困難に
するであろう。
【0026】ABIプローブ44は、導電性のガン取付
けアッセンブリ10と、スプレ・ブース内で共通接地さ
れている取付けバー12とを介して接地される。これを
詳述すると、導電路は、ABIプローブ44から、この
プローブが取付けられた取付け板38と、止めネジ41
によって取付け板38に取付けられたボール・ピボット
30と、このボール・ピボット30に係合するフランジ
22及びキャップ33とを夫々介して、止めネジ23に
よってフランジ22に取付けられた取付けバー12に至
る。ABIプローブ44の目的は、スプレガン11の帯
電用電極16のと所に発生したイオンを収集することで
ある。ガン電極16は部品に向って前方に集中する電界
を発生するが、プローブ44もプローブに向って後方に
集中する電界を発生する。ガンの帯電用電極16からの
イオンの大部分を収集する為には、プローブ44の先端
と帯電用電極16の先端との間の距離は、帯電用電極1
6の先端とスプレされる部品との間の距離よりも小さく
すべきである。このような距離の関係を保っているなら
ば、帯電用電極16とプローブ44との間の電界は、帯
電用電極16と部品との間の電界よりも強くなる。
けアッセンブリ10と、スプレ・ブース内で共通接地さ
れている取付けバー12とを介して接地される。これを
詳述すると、導電路は、ABIプローブ44から、この
プローブが取付けられた取付け板38と、止めネジ41
によって取付け板38に取付けられたボール・ピボット
30と、このボール・ピボット30に係合するフランジ
22及びキャップ33とを夫々介して、止めネジ23に
よってフランジ22に取付けられた取付けバー12に至
る。ABIプローブ44の目的は、スプレガン11の帯
電用電極16のと所に発生したイオンを収集することで
ある。ガン電極16は部品に向って前方に集中する電界
を発生するが、プローブ44もプローブに向って後方に
集中する電界を発生する。ガンの帯電用電極16からの
イオンの大部分を収集する為には、プローブ44の先端
と帯電用電極16の先端との間の距離は、帯電用電極1
6の先端とスプレされる部品との間の距離よりも小さく
すべきである。このような距離の関係を保っているなら
ば、帯電用電極16とプローブ44との間の電界は、帯
電用電極16と部品との間の電界よりも強くなる。
【0027】プローブ44はイオンを、部品に付かない
ように、収集するので、部品の表面仕上げ状態が改善さ
れる。もし、ABIプローブを使用しない場合には、電
荷がスプレによって部品に形成された粉体層に蓄積し
て、ついには局所電界が強くなって粉体層からのイオン
化(電離)を引き起こす。この「バック・アイオナイゼ
ーション」は粉体の付着を妨げ、これによって部品の硬
化コーティングにクレーターやその他の欠陥が発生す
る。ABIプローブの使用によって、このようなクレー
ターや欠陥は発生せず、コーティングも滑らかになる。
ABIプローブはイオンを、部品に集まらないように収
集するので、新たにスプレされた粉体が既に付着してい
る粉体によって反発されることがなくなり、従って、部
品上に厚いコーティングを得ることができる。ABIプ
ローブの使用によって、前もってコーティングされた部
品に2度目のコーティングを塗布することが容易にな
る。その理由は、上述のようにABIプローブの使用に
より部品への電荷の蓄積が少ないからである。
ように、収集するので、部品の表面仕上げ状態が改善さ
れる。もし、ABIプローブを使用しない場合には、電
荷がスプレによって部品に形成された粉体層に蓄積し
て、ついには局所電界が強くなって粉体層からのイオン
化(電離)を引き起こす。この「バック・アイオナイゼ
ーション」は粉体の付着を妨げ、これによって部品の硬
化コーティングにクレーターやその他の欠陥が発生す
る。ABIプローブの使用によって、このようなクレー
ターや欠陥は発生せず、コーティングも滑らかになる。
ABIプローブはイオンを、部品に集まらないように収
集するので、新たにスプレされた粉体が既に付着してい
る粉体によって反発されることがなくなり、従って、部
品上に厚いコーティングを得ることができる。ABIプ
ローブの使用によって、前もってコーティングされた部
品に2度目のコーティングを塗布することが容易にな
る。その理由は、上述のようにABIプローブの使用に
より部品への電荷の蓄積が少ないからである。
【0028】ガンの帯電用電極から部品に向う電界はA
BIプローブの存在の為に弱くなっているので、ガン
は、ガンに最も近いエッジでのコーティングを厚くして
しまうことなく、一層均一な厚さのコーティングを部品
に塗布する。プローブが存在しない場合には、電界ライ
ンが通常ガンに最も近いエッジに集中するので、その領
域のコーティングが厚くなってしまう。ABIプローブ
の使用によって電界が弱くなるので、コーティングは強
い電界によるエッジの方へ偏向を受けることがなく、部
品のファラデー箱領域のコーティング品位が向上する。
摩擦帯電ガンは高電圧帯電電極を具備せず、かつ余り多
くのイオンを発生せず、かつガンと部品との間の電界も
余り強くないので、ABIプローブを備えたコロナ帯電
ガンは摩擦帯電ガンと同様のスプレ特性を有する。
BIプローブの存在の為に弱くなっているので、ガン
は、ガンに最も近いエッジでのコーティングを厚くして
しまうことなく、一層均一な厚さのコーティングを部品
に塗布する。プローブが存在しない場合には、電界ライ
ンが通常ガンに最も近いエッジに集中するので、その領
域のコーティングが厚くなってしまう。ABIプローブ
の使用によって電界が弱くなるので、コーティングは強
い電界によるエッジの方へ偏向を受けることがなく、部
品のファラデー箱領域のコーティング品位が向上する。
摩擦帯電ガンは高電圧帯電電極を具備せず、かつ余り多
くのイオンを発生せず、かつガンと部品との間の電界も
余り強くないので、ABIプローブを備えたコロナ帯電
ガンは摩擦帯電ガンと同様のスプレ特性を有する。
【0029】ABIプローブは種々の実施例を使用する
ことができる。好ましくは、プローブ44は導電性材料
の単一ロッドであり、これは取付け板38を貫通する開
口43内に止めネジ49によって保持される。プローブ
44の両端は半球形状に丸められている。開口43は取
付け板38を完全に貫通しているので、プローブ44
は、その不使用長さ部分を取付け板の後部から突出させ
ることによって、所望の任意位置に保持できる。例えば
プローブ44は10インチの長さに作ることができ、こ
の場合、プローブ44はその1インチの部分を取付け板
38の開口43内に入れることによって、取付け板38
から9インチ突出し、またその2.5インチが開口43
内を延在して3インチが取付け板の後から突出した時に
はプローブは取付け板から4.5インチだけ突出する。
プローブの長さは、一組の異なった長さのプローブを用
意することによって変更することができ、これによっ
て、その距離は或る長さのプローブを取外し、異なった
長さのプローブに取替えることによって、調整すること
ができる。
ことができる。好ましくは、プローブ44は導電性材料
の単一ロッドであり、これは取付け板38を貫通する開
口43内に止めネジ49によって保持される。プローブ
44の両端は半球形状に丸められている。開口43は取
付け板38を完全に貫通しているので、プローブ44
は、その不使用長さ部分を取付け板の後部から突出させ
ることによって、所望の任意位置に保持できる。例えば
プローブ44は10インチの長さに作ることができ、こ
の場合、プローブ44はその1インチの部分を取付け板
38の開口43内に入れることによって、取付け板38
から9インチ突出し、またその2.5インチが開口43
内を延在して3インチが取付け板の後から突出した時に
はプローブは取付け板から4.5インチだけ突出する。
プローブの長さは、一組の異なった長さのプローブを用
意することによって変更することができ、これによっ
て、その距離は或る長さのプローブを取外し、異なった
長さのプローブに取替えることによって、調整すること
ができる。
【0030】図5に示したように、プローブ44´は一
本以上の直線状組立部分51,52と丸められた先端組
立部分53とから構成することもできる。直線状組立部
分の一方51は6.25インチのように比較的長くAB
Iプローブ44´の公称長さを構成する。他方の直線状
組立部分52は、もっと長いプローブを必要とする場合
に使用される伸長体とすることができる。各伸長用組立
部分52は長さがほぼ1インチであり、一本以上の伸長
組立部分52が基部分51と共に使用することができ
る。先端部分53は基部分51の端部又は最終伸長部分
52に取付けられ、プローブの丸先端を形成する。部分
51,52の各々は夫々の端にネジ付きの接続部を有
し、一方の端がオネジ部で他方の端がメネジ部となって
いる。部分53はその一端がオネジの接続部となり、他
端が先端となっている。取付け板38の前面に形成され
た開口は、基部分51の一端用のメネジ接続部とするこ
とができる。これらの部分51,52,53は互いにネ
ジ結合されてプローブ44´を作る。こうして作られた
プローブ44´は所望の効果を奏する所望の長さであ
り、取付け板38から突出するように取付けられる。プ
ローブ部分51,52,53は黄銅又はアルミニウムの
ような強固かつ良導電性の材料製である。
本以上の直線状組立部分51,52と丸められた先端組
立部分53とから構成することもできる。直線状組立部
分の一方51は6.25インチのように比較的長くAB
Iプローブ44´の公称長さを構成する。他方の直線状
組立部分52は、もっと長いプローブを必要とする場合
に使用される伸長体とすることができる。各伸長用組立
部分52は長さがほぼ1インチであり、一本以上の伸長
組立部分52が基部分51と共に使用することができ
る。先端部分53は基部分51の端部又は最終伸長部分
52に取付けられ、プローブの丸先端を形成する。部分
51,52の各々は夫々の端にネジ付きの接続部を有
し、一方の端がオネジ部で他方の端がメネジ部となって
いる。部分53はその一端がオネジの接続部となり、他
端が先端となっている。取付け板38の前面に形成され
た開口は、基部分51の一端用のメネジ接続部とするこ
とができる。これらの部分51,52,53は互いにネ
ジ結合されてプローブ44´を作る。こうして作られた
プローブ44´は所望の効果を奏する所望の長さであ
り、取付け板38から突出するように取付けられる。プ
ローブ部分51,52,53は黄銅又はアルミニウムの
ような強固かつ良導電性の材料製である。
【0031】プローブは別の構成も可能である。例え
ば、ABIプローブは引っ込み式(リトラクタブル)ア
ンテナで使用されている構造と同様の入れ子式構造とす
ることもできる。また別の構造例としては、プローブ
は、開口43にプローブ44を保持する止めネジ49を
使用しない構造とすることもできる。この場合には、プ
ローブは取付け板の孔に形成されたメネジに螺合するオ
ネジをそのプローブの所定長さにわたって形成し、これ
によって使用者はプローブを時計方向又は反時計方向に
回転することによって、簡単にプローブの有効長さを調
整することができる。プローブは、長さ方向に沿って規
則的な間隔、例えば0.5インチ又は1インチ毎に目印
を付けることもでき、これによって使用者は、プローブ
の有効長さを調整する時に、プローブの長さを容易に確
認できプローブを繰り返し所定位置に位置決めすること
ができる。
ば、ABIプローブは引っ込み式(リトラクタブル)ア
ンテナで使用されている構造と同様の入れ子式構造とす
ることもできる。また別の構造例としては、プローブ
は、開口43にプローブ44を保持する止めネジ49を
使用しない構造とすることもできる。この場合には、プ
ローブは取付け板の孔に形成されたメネジに螺合するオ
ネジをそのプローブの所定長さにわたって形成し、これ
によって使用者はプローブを時計方向又は反時計方向に
回転することによって、簡単にプローブの有効長さを調
整することができる。プローブは、長さ方向に沿って規
則的な間隔、例えば0.5インチ又は1インチ毎に目印
を付けることもでき、これによって使用者は、プローブ
の有効長さを調整する時に、プローブの長さを容易に確
認できプローブを繰り返し所定位置に位置決めすること
ができる。
【0032】ABIプローブ44は、図1に示したよう
に取付け板38に取付けることが好ましいが、取付け板
38に取付ける代りに、ガン本体に直接取付けることも
でき、この場合にはガン取付けアッセンブリ10のガン
に取付けられる箇所以外の位置に取付けられる。また、
手動操作式のスプレガンにあっては、例えばプローブは
ガンの側部又は上部に取付けられるブラケットに取付け
ることができる。ABIプローブの取付け位置は、種々
の位置を使用できるが、しかしながらプローブはアンチ
・バック・アイオナイゼーション効果を達成する為に充
分に接地することが重要である。
に取付け板38に取付けることが好ましいが、取付け板
38に取付ける代りに、ガン本体に直接取付けることも
でき、この場合にはガン取付けアッセンブリ10のガン
に取付けられる箇所以外の位置に取付けられる。また、
手動操作式のスプレガンにあっては、例えばプローブは
ガンの側部又は上部に取付けられるブラケットに取付け
ることができる。ABIプローブの取付け位置は、種々
の位置を使用できるが、しかしながらプローブはアンチ
・バック・アイオナイゼーション効果を達成する為に充
分に接地することが重要である。
【0033】図示しかつ説明した本発明の特別の実施例
には、本発明の精神及び範囲内において、他の種々の変
形例や変更例が存在することは、当業者には明らかであ
ろう。本発明はその特別な実施例に基づき図示し説明し
たが、これらの実施例は限定の目的でなく例示の為のも
のである。従って、本特許はその範囲及び効果が上述し
た図示の特別の実施例に限定されるものではなく、かつ
本発明によってなされた技術的進歩の程度に一致しない
いかなる形でも限定されるものではない。
には、本発明の精神及び範囲内において、他の種々の変
形例や変更例が存在することは、当業者には明らかであ
ろう。本発明はその特別な実施例に基づき図示し説明し
たが、これらの実施例は限定の目的でなく例示の為のも
のである。従って、本特許はその範囲及び効果が上述し
た図示の特別の実施例に限定されるものではなく、かつ
本発明によってなされた技術的進歩の程度に一致しない
いかなる形でも限定されるものではない。
【図1】本発明のガン取付けアッセンブリを有するスプ
レガンを示した側面図。
レガンを示した側面図。
【図2】図1のガン取付けアッセンブリを詳細に示した
側面断面図。
側面断面図。
【図3】図2の線3−3に沿ったガン取付けアッセンブ
リの平面断面図。
リの平面断面図。
【図4】図2の線4−4に沿ったガン取付けアッセンブ
リの一部を示した平面断面図。
リの一部を示した平面断面図。
【図5】別の実施例のアンチ・バック・アイオナイゼー
ション用のプローブを分解状態で示した断面図。
ション用のプローブを分解状態で示した断面図。
10 ガン取付けアッセンブリ 11 ガン 12 取付けバー 13 ガン本体 22 フランジ 24 調整スリーブ 30 ボール・ピボット 33 キャップ 44 アンチ・バック・アイオナイゼーション
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アラン ジェー. ノブ アメリカ合衆国.44001 オハイオ,アム ハースト,マッキントッシュ レーン 545 (72)発明者 カーティス ビー. ハラー アメリカ合衆国.44053 オハイオ,ロー レイン,オバーリン アヴェニュー 4656
Claims (10)
- 【請求項1】 スプレガンを取付けバーに調整可能に取
付ける取付けアッセンブリであって、 一端で上記バーに、他端で上記ガンに夫々取付けられる
ボール・ソケット継手と、 上記バーの外面に沿って延在する調整スリーブと、 を具備し、上記スリーブは、上記ボール・ソケット継手
に取付けられると共に、上記ガンを上記バーに対する所
望位置にしっかりと保持する為に上記スリーブを回転し
た時に上記ソケットを上記ボールの周囲で締付けるよう
に構成されていることを特徴とする取付けアッセンブ
リ。 - 【請求項2】 上記ボール・ソケット継手の上記他端を
上記ガンに取付ける取付け板を更に具備することを特徴
とする請求項1に記載の取付けアッセンブリ。 - 【請求項3】 上記取付け板に取付けられたアンチ・バ
ック・アイオナイゼーション装置を更に具備することを
特徴とする請求項2に記載の取付けアッセンブリ。 - 【請求項4】 コーティング材料を部品にスプレする静
電スプレガン・アッセンブリであって、 長手方向軸を有する細長本体と、上記本体に接続された
コーティング材料供給部と、上記コーティング材料を帯
電する電極とを含むスプレガンと、 上記ガン本体に取付けられると共に上記ガン本体の外側
に沿って上記ガンの外部に延在するアンチ・バック・ア
イオナイゼーション用のプローブと、 を具備し、上記プローブは細長のロッドを含むことを特
徴とする静電スプレガン・アッセンブリ。 - 【請求項5】 上記プローブは長さが調整可能であるこ
とを特徴とする請求項4に記載の静電スプレガン・アッ
センブリ。 - 【請求項6】 上記プローブは上記プローブの長さを変
える為に異なった位置に取付け可能であることを特徴と
する請求項5に記載の静電スプレガン・アッセンブリ。 - 【請求項7】 上記プローブは上記プローブの長さを変
える為に組立て及び分解できる複数の組立部分から構成
されることを特徴とする請求項5に記載の静電スプレガ
ン・アッセンブリ。 - 【請求項8】 上記ガンに取付けられると共に上記ガン
を取付けバーに接続するガン取付けアッセンブリを更に
具備し、 上記プローブは、上記取付けアッセンブリに直接取付け
られることによって、上記ガン本体に取付けられること
を特徴とする請求項4に記載の静電スプレ・ガセン・ア
ッセンブリ。 - 【請求項9】 上記ガン取付けアッセンブリは、 一端で上記バーに、他端で上記ガンに夫々取付けられる
ボール・ソケット継手と、 上記バーの外面に沿って延在する調整スリーブと、 を具備し、上記スリーブは、上記ボール・ソケット継手
に取付けられると共に、上記ガンを上記バーに対する所
望位置にしっかりと保持する為に上記スリーブを回転し
た時に上記ソケットを上記ボールの周囲で締付けるよう
に構成されていることを特徴とする請求項8に記載の静
電スプレガン・アッセンブリ。 - 【請求項10】 上記調整スリーブは上記バーの長さの
一部に沿って上記バーを完全に取囲んでいることを特徴
とする請求項9に記載の静電スフレ・ガン・アッセンブ
リ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US45647295A | 1995-06-01 | 1995-06-01 | |
US08/456472 | 1995-06-01 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08332416A true JPH08332416A (ja) | 1996-12-17 |
Family
ID=23812894
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8137789A Pending JPH08332416A (ja) | 1995-06-01 | 1996-05-31 | アンチ・バック・アイオナイゼーション用プローブを備えたスプレガンの取付けアッセンブリ |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5957396A (ja) |
EP (1) | EP0745431B1 (ja) |
JP (1) | JPH08332416A (ja) |
DE (1) | DE69629330T2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6478242B1 (en) * | 1999-09-16 | 2002-11-12 | Nordson Corporation | Powder spray gun |
WO2003031075A1 (en) * | 1999-09-16 | 2003-04-17 | Nordson Corporation | Powder spray gun with inline angle spray nozzle |
WO2002060595A1 (en) * | 2001-01-31 | 2002-08-08 | Nordson Corporation | Powder spray gun mount and cleaning arrangements |
US20100044670A1 (en) | 2008-08-19 | 2010-02-25 | Peiching Ling | Semiconductor device structures having single-crystalline switching device on conducting lines and methods thereof |
CN102448237A (zh) * | 2011-08-17 | 2012-05-09 | 上海华力微电子有限公司 | 一种离子棒 |
CN105772300B (zh) * | 2016-04-01 | 2019-09-17 | 上海新力动力设备研究所 | 一种紧凑型衬层涂覆设备 |
CN107262320B (zh) * | 2017-06-26 | 2023-08-29 | 中信戴卡股份有限公司 | 一种混线式轮毂螺栓孔自动清粉系统及组合式清粉枪 |
EP3946751B1 (en) | 2019-04-05 | 2023-11-01 | Graco Minnesota Inc. | Mounting of external charging probe on electrostatic spray gun |
Family Cites Families (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE85636C (ja) * | ||||
FR444879A (fr) * | 1912-06-12 | 1912-10-28 | Giovanni Sgherlino | Chalumeau à air comprimé ou à souffle humain, monté sur colonne tournante |
US2433594A (en) * | 1946-08-22 | 1947-12-30 | Calo Carlo | Drum stand |
US2573904A (en) * | 1950-01-04 | 1951-11-06 | Richard M Grossman | Shower head |
DE856361C (de) * | 1951-07-13 | 1952-11-20 | Willy Hartmann | Tischstativ |
US2960273A (en) * | 1958-06-24 | 1960-11-15 | Gen Motors Corp | Electrostatic spray painting apparatus |
US3116856A (en) * | 1960-08-24 | 1964-01-07 | Aerosol Tech Inc | Actuator for aerosol valve, provided with a pivoted directional spout |
FR1330178A (fr) * | 1962-04-25 | 1963-06-21 | Sames Mach Electrostat | Perfectionnements aux têtes de pulvérisation électrostatique |
US3441222A (en) * | 1967-04-25 | 1969-04-29 | Harold C Law | Garden hose nozzle positioner |
US3408995A (en) * | 1967-05-22 | 1968-11-05 | Thomas A. Johnson | Combustion chamber design and material for internal combustion cylinders and engines |
US3558052A (en) * | 1968-10-31 | 1971-01-26 | F I N D Inc | Method and apparatus for spraying electrostatic dry powder |
SU865302A2 (ru) * | 1979-07-12 | 1981-09-23 | Специальное Конструкторское Бюро "Спецавтоматика" | Ствол-распылитель |
US4568027A (en) * | 1983-05-13 | 1986-02-04 | Hydralast Products, Inc. | Fluid spray-forming device |
DE3505618A1 (de) * | 1985-02-19 | 1986-08-21 | Kopperschmidt-Mueller Gmbh & Co Kg, 4800 Bielefeld | Verfahren zum beschichten von gegenstaenden mit hilfe eines spruehstrahls und vorrichtung zur durchfuehrung dieses verfahrens |
DE3510199A1 (de) * | 1985-03-21 | 1986-10-02 | Ransburg-Gema AG, St. Gallen | Beschichtungseinrichtung zum automatischen spruehbeschichten von gegenstaenden |
US4779564A (en) * | 1986-06-09 | 1988-10-25 | Morton Thiokol, Inc. | Apparatus for electrostatic powder spray coating and resulting coated product |
FR2620354B2 (fr) * | 1987-02-12 | 1990-01-05 | Sames Sa | Dispositif de projection electrostatique de produit en poudre |
DE4022643C1 (en) * | 1990-07-17 | 1991-11-21 | Heidelberger Druckmaschinen Ag, 6900 Heidelberg, De | Electrostatic powder spray gun - has sleeve which can be screwed over contact spindle from one end |
JP3202052B2 (ja) * | 1992-01-10 | 2001-08-27 | 松下電器産業株式会社 | カメラ取付台 |
FR2692173B1 (fr) * | 1992-06-10 | 1994-09-02 | Sames Sa | Dispositif de projection électrostatique d'un produit de revêtement en poudre à tête d'ionisation tournante. |
DE4312262A1 (de) * | 1993-04-15 | 1994-10-20 | Gema Volstatic Ag | Elektrostatische Sprühvorrichtung |
DE4325911A1 (de) * | 1993-08-02 | 1995-02-09 | Gema Volstatic Ag | Elektrostatische Pulversprühvorrichtung |
KR960007018A (ko) * | 1994-08-17 | 1996-03-22 | 이마무라 가즈스께 | 정전 파우더 도장 방법과 장치 |
-
1996
- 1996-05-31 DE DE69629330T patent/DE69629330T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1996-05-31 JP JP8137789A patent/JPH08332416A/ja active Pending
- 1996-05-31 EP EP96303950A patent/EP0745431B1/en not_active Expired - Lifetime
-
1997
- 1997-10-28 US US08/959,723 patent/US5957396A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5957396A (en) | 1999-09-28 |
DE69629330T2 (de) | 2004-06-17 |
DE69629330D1 (de) | 2003-09-11 |
EP0745431A3 (en) | 1998-12-16 |
EP0745431A2 (en) | 1996-12-04 |
EP0745431B1 (en) | 2003-08-06 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051214 |
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A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20060314 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20060317 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061211 |