JPH08331508A - 記録再生システムとそのスクランブル装置およびデスクランブル装置 - Google Patents
記録再生システムとそのスクランブル装置およびデスクランブル装置Info
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- JPH08331508A JPH08331508A JP7136472A JP13647295A JPH08331508A JP H08331508 A JPH08331508 A JP H08331508A JP 7136472 A JP7136472 A JP 7136472A JP 13647295 A JP13647295 A JP 13647295A JP H08331508 A JPH08331508 A JP H08331508A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はデジタル映像信号を記録再生する記
録再生システムおよびそのスクランブル装置およびデス
クランブル装置に関するもので、一部のフレームを用い
て高速再生を行う場合に、スクランブルとそのデスクラ
ンブルが実現でき、高い安全性を実現するものを提供す
ることを目的とする。 【構成】 スクランブル装置では、IおよびPフレーム
からなる第1フレーム群に対しては全てのフレームを同
一処理で暗号化し、Bフレームからなる第2フレーム群
に対しては任意の暗号化を行う。再生装置は、高速再生
時には、映像信号の第1フレーム群の一部あるいは全て
のフレームを再生する。
録再生システムおよびそのスクランブル装置およびデス
クランブル装置に関するもので、一部のフレームを用い
て高速再生を行う場合に、スクランブルとそのデスクラ
ンブルが実現でき、高い安全性を実現するものを提供す
ることを目的とする。 【構成】 スクランブル装置では、IおよびPフレーム
からなる第1フレーム群に対しては全てのフレームを同
一処理で暗号化し、Bフレームからなる第2フレーム群
に対しては任意の暗号化を行う。再生装置は、高速再生
時には、映像信号の第1フレーム群の一部あるいは全て
のフレームを再生する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録の前に内容の秘匿
のためにスクランブルを行って記録し、再生時に高速再
生を行ったときにも正しくデスクランブルできる記録再
生システムとそのスクランブル装置およびデスクランブ
ル装置に関するものである。
のためにスクランブルを行って記録し、再生時に高速再
生を行ったときにも正しくデスクランブルできる記録再
生システムとそのスクランブル装置およびデスクランブ
ル装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術の説明に先駆けて、ムーヒ゛ンク゛ ヒ゜
クチャー エキスハ゜ート ク゛ルーフ゜(Moving Picture Expert Group
(MPEG): 国際標準化機構ISOと国際電気標準会
議IECの合同の作業グループ)標準について説明す
る。MPEG標準については、例えば、ISO/IEC IS 111
72(1993), ISO-IEC CD 13818 などの規格書およびドラ
フトがある。図5にMPEG標準におけるフレームの構
成を示す。MPEG標準に準拠した映像信号は、基本的
に図5に示すようにIフレームとPフレームとBフレー
ムから構成される。ここで、Iフレームは他のフレーム
に関係なく単独で画像を復元することが可能である。ま
た、Pフレームは予測フレームであり、その直前のIフ
レームと同時に用いる事により画像を復元する事がで
き、Bフレームは双方向予測フレームであり、その直前
直後のIフレームあるいはPフレームと同時に用いる事
により画像を復元する事が可能である。
クチャー エキスハ゜ート ク゛ルーフ゜(Moving Picture Expert Group
(MPEG): 国際標準化機構ISOと国際電気標準会
議IECの合同の作業グループ)標準について説明す
る。MPEG標準については、例えば、ISO/IEC IS 111
72(1993), ISO-IEC CD 13818 などの規格書およびドラ
フトがある。図5にMPEG標準におけるフレームの構
成を示す。MPEG標準に準拠した映像信号は、基本的
に図5に示すようにIフレームとPフレームとBフレー
ムから構成される。ここで、Iフレームは他のフレーム
に関係なく単独で画像を復元することが可能である。ま
た、Pフレームは予測フレームであり、その直前のIフ
レームと同時に用いる事により画像を復元する事がで
き、Bフレームは双方向予測フレームであり、その直前
直後のIフレームあるいはPフレームと同時に用いる事
により画像を復元する事が可能である。
【0003】このMPEG標準に準拠したI・P・Bの
3種類のフレームから構成される映像信号を記録再生す
る従来の記録再生システムにおいて、再生時に高速再生
する場合には、その速度に応じた間隔のIフレームある
いはIフレームおよびPフレームのみを再生していた。
3種類のフレームから構成される映像信号を記録再生す
る従来の記録再生システムにおいて、再生時に高速再生
する場合には、その速度に応じた間隔のIフレームある
いはIフレームおよびPフレームのみを再生していた。
【0004】また、従来のスクランブル装置およびデス
クランブル装置においては、全てのフレームを全く同一
の処理でスクランブル・デスクランブルしている。した
がって、前記従来の記録再生システムに適応した場合に
は、スクランブル後の画像に対して高速再生が行われ、
フレームの間引きが行われたとしても、デスクランブル
時に正しくデスクランブルする事が可能であった。
クランブル装置においては、全てのフレームを全く同一
の処理でスクランブル・デスクランブルしている。した
がって、前記従来の記録再生システムに適応した場合に
は、スクランブル後の画像に対して高速再生が行われ、
フレームの間引きが行われたとしても、デスクランブル
時に正しくデスクランブルする事が可能であった。
【0005】また、従来の記録システムにおいて、スク
ランブルされた映像信号を記録する場合に、スクランブ
ルされていない内容紹介映像を併せて記録しておき、こ
の内容紹介映像により全体の視聴を許可するという仕組
みが必要とされていた。従来の記録システムでは、この
機能を実現するためには、スクランブルされていない内
容紹介映像を作り、記録媒体の先頭部分などにこれを記
録することにより対応していた。
ランブルされた映像信号を記録する場合に、スクランブ
ルされていない内容紹介映像を併せて記録しておき、こ
の内容紹介映像により全体の視聴を許可するという仕組
みが必要とされていた。従来の記録システムでは、この
機能を実現するためには、スクランブルされていない内
容紹介映像を作り、記録媒体の先頭部分などにこれを記
録することにより対応していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記のよ
うな構成では、全てのフレームを同一の処理でスクラン
ブルするので、より高い安全性が要求されるときに対応
できないという第1の課題を有していた。
うな構成では、全てのフレームを同一の処理でスクラン
ブルするので、より高い安全性が要求されるときに対応
できないという第1の課題を有していた。
【0007】また、前記のような構成では、スクランブ
ルされていない内容紹介映像を記録するために記録領域
を設けなければならず、本来の映像信号用の記録容量が
減少するという第2の課題を有していた。
ルされていない内容紹介映像を記録するために記録領域
を設けなければならず、本来の映像信号用の記録容量が
減少するという第2の課題を有していた。
【0008】本発明はかかる点に鑑み、全てのフレーム
を同一の処理でスクランブルするよりも高い安全性を有
する記録再生システムおよび、そのスクランブル装置お
よびデスクランブル装置を提供することを第1の目的と
する。
を同一の処理でスクランブルするよりも高い安全性を有
する記録再生システムおよび、そのスクランブル装置お
よびデスクランブル装置を提供することを第1の目的と
する。
【0009】さらに、本発明はかかる点に鑑み、本来の
映像信号用の記録容量を減少させる事なしに、スクラン
ブルされていない内容紹介映像を記録できる記録再生シ
ステムを提供する事を第2の目的とする。
映像信号用の記録容量を減少させる事なしに、スクラン
ブルされていない内容紹介映像を記録できる記録再生シ
ステムを提供する事を第2の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は、
複数フレームから構成される映像信号を入力信号とし、
前記フレームを第1フレーム群および第2フレーム群に
分類し、前記映像信号と第1鍵データおよび第2鍵デー
タを入力とし、前記入力信号中の第1フレーム群の全て
のフレームを第1鍵データの制御により繰り返し同一処
理で暗号化し、前記入力信号中の第2フレーム群を第2
鍵データの制御により暗号化するスクランブル装置と、
前記スクランブル装置の出力を記録信号として記録する
記録装置と、前記記録信号を再生する際に、別途入力さ
れた制御信号により、前記記録信号中の全ての第1フレ
ーム群と第2フレーム群から構成される再生信号、ある
いは、前記記録信号中の第1フレーム群の一部あるいは
全てのフレームから構成される再生信号を出力する再生
装置と、前記再生装置から出力される再生信号と、前記
第1鍵データおよび前記第2鍵データを入力し、前記再
生信号中の第1フレーム群の全てのフレームを前記第1
鍵データの制御により同一処理で復号化し、前記再生信
号中の第2フレーム群を前記第2鍵データの制御により
復号化するデスクランブル装置とから構成されることを
特徴とする記録再生システムである。
複数フレームから構成される映像信号を入力信号とし、
前記フレームを第1フレーム群および第2フレーム群に
分類し、前記映像信号と第1鍵データおよび第2鍵デー
タを入力とし、前記入力信号中の第1フレーム群の全て
のフレームを第1鍵データの制御により繰り返し同一処
理で暗号化し、前記入力信号中の第2フレーム群を第2
鍵データの制御により暗号化するスクランブル装置と、
前記スクランブル装置の出力を記録信号として記録する
記録装置と、前記記録信号を再生する際に、別途入力さ
れた制御信号により、前記記録信号中の全ての第1フレ
ーム群と第2フレーム群から構成される再生信号、ある
いは、前記記録信号中の第1フレーム群の一部あるいは
全てのフレームから構成される再生信号を出力する再生
装置と、前記再生装置から出力される再生信号と、前記
第1鍵データおよび前記第2鍵データを入力し、前記再
生信号中の第1フレーム群の全てのフレームを前記第1
鍵データの制御により同一処理で復号化し、前記再生信
号中の第2フレーム群を前記第2鍵データの制御により
復号化するデスクランブル装置とから構成されることを
特徴とする記録再生システムである。
【0011】本発明の第2の発明は、複数フレームから
構成される映像信号を入力信号とし、前記フレームを第
1フレーム群および第2フレーム群に分類し、前記映像
信号と第1鍵データおよび第2鍵データを入力とし、前
記入力信号中の第1フレーム群の全てのフレームを第1
鍵データの制御により繰り返し同一処理で暗号化し、前
記入力信号中の第2フレーム群を第2鍵データの制御に
より暗号化することを特徴とするスクランブル装置であ
る。
構成される映像信号を入力信号とし、前記フレームを第
1フレーム群および第2フレーム群に分類し、前記映像
信号と第1鍵データおよび第2鍵データを入力とし、前
記入力信号中の第1フレーム群の全てのフレームを第1
鍵データの制御により繰り返し同一処理で暗号化し、前
記入力信号中の第2フレーム群を第2鍵データの制御に
より暗号化することを特徴とするスクランブル装置であ
る。
【0012】本発明の第3の発明は、複数フレームから
構成される映像信号を入力信号とし、前記フレームを第
1フレーム群および第2フレーム群に分類し、前記映像
信号と第1鍵データおよび第2鍵データを入力とし、前
記入力信号中の第1フレーム群の全てのフレームを第1
鍵データの制御により繰り返し同一処理で復号化し、前
記入力信号中の第2フレーム群を第2鍵データの制御に
より復号化することを特徴とするデスクランブル装置で
ある。
構成される映像信号を入力信号とし、前記フレームを第
1フレーム群および第2フレーム群に分類し、前記映像
信号と第1鍵データおよび第2鍵データを入力とし、前
記入力信号中の第1フレーム群の全てのフレームを第1
鍵データの制御により繰り返し同一処理で復号化し、前
記入力信号中の第2フレーム群を第2鍵データの制御に
より復号化することを特徴とするデスクランブル装置で
ある。
【0013】本発明の第4の発明は、複数フレームから
構成される映像信号を入力信号とし、前記フレームを第
1フレーム群および第2フレーム群に分類し、前記入力
信号と鍵データを入力とし、前記入力信号中の第2フレ
ーム群を鍵データの制御により暗号化するスクランブル
装置と、前記スクランブル装置の出力を記録信号として
記録する記録装置と、前記記録信号を再生する際に、別
途入力された制御信号により、前記記録信号中の全ての
第1フレーム群と第2フレーム群から構成される再生信
号、あるいは、前記記録信号中の第1フレーム群の一部
あるいは全てのフレームから構成される再生信号を出力
する再生装置と、前記再生装置から出力される再生信号
と鍵データを入力し、前記再生信号中の第2フレーム群
を前記鍵データの制御により復号化するデスクランブル
装置とから構成することを特徴とする記録再生システム
である。
構成される映像信号を入力信号とし、前記フレームを第
1フレーム群および第2フレーム群に分類し、前記入力
信号と鍵データを入力とし、前記入力信号中の第2フレ
ーム群を鍵データの制御により暗号化するスクランブル
装置と、前記スクランブル装置の出力を記録信号として
記録する記録装置と、前記記録信号を再生する際に、別
途入力された制御信号により、前記記録信号中の全ての
第1フレーム群と第2フレーム群から構成される再生信
号、あるいは、前記記録信号中の第1フレーム群の一部
あるいは全てのフレームから構成される再生信号を出力
する再生装置と、前記再生装置から出力される再生信号
と鍵データを入力し、前記再生信号中の第2フレーム群
を前記鍵データの制御により復号化するデスクランブル
装置とから構成することを特徴とする記録再生システム
である。
【0014】本発明の第5の発明は、複数フレームから
構成される映像信号を入力信号とし、前記フレームを第
1フレーム群および第2フレーム群に分類し、前記入力
信号と鍵データを入力とし、前記入力信号中の第2フレ
ーム群を鍵データの制御により暗号化することを特徴と
するスクランブル装置である。
構成される映像信号を入力信号とし、前記フレームを第
1フレーム群および第2フレーム群に分類し、前記入力
信号と鍵データを入力とし、前記入力信号中の第2フレ
ーム群を鍵データの制御により暗号化することを特徴と
するスクランブル装置である。
【0015】本発明の第6の発明は、複数フレームから
構成される映像信号を入力信号とし、前記フレームを第
1フレーム群および第2フレーム群に分類し、前記入力
信号と鍵データを入力とし、前記入力信号中の第2フレ
ーム群を鍵データの制御により復号化することを特徴と
するデスクランブル装置である。
構成される映像信号を入力信号とし、前記フレームを第
1フレーム群および第2フレーム群に分類し、前記入力
信号と鍵データを入力とし、前記入力信号中の第2フレ
ーム群を鍵データの制御により復号化することを特徴と
するデスクランブル装置である。
【0016】
【作用】本発明の第1の発明の記録再生システムは前記
した構成により、再生装置が第1フレーム群の一部ある
いは全てのフレームのみを再生した場合にでも、スクラ
ンブル装置は第1フレーム群の全てのフレームについて
同一の処理で暗号化を行い、デスクランブル装置が第1
フレーム群の全てのフレームについて同一の処理で復号
化を行っているので、正しく復号する事ができる。この
再生装置における第1フレーム群の一部あるいは全ての
フレームを再生する処理は、高速再生を実現するもので
ある。したがって、スクランブル装置による処理の後で
高速再生が行われたとしても、デスクランブル装置が正
しくデスクランブルする事が可能である。また、第2フ
レーム群については任意の暗号化処理を行っているの
で、全てのフレームを同一の処理でスクランブルするよ
りも高い安全性を有することができる。
した構成により、再生装置が第1フレーム群の一部ある
いは全てのフレームのみを再生した場合にでも、スクラ
ンブル装置は第1フレーム群の全てのフレームについて
同一の処理で暗号化を行い、デスクランブル装置が第1
フレーム群の全てのフレームについて同一の処理で復号
化を行っているので、正しく復号する事ができる。この
再生装置における第1フレーム群の一部あるいは全ての
フレームを再生する処理は、高速再生を実現するもので
ある。したがって、スクランブル装置による処理の後で
高速再生が行われたとしても、デスクランブル装置が正
しくデスクランブルする事が可能である。また、第2フ
レーム群については任意の暗号化処理を行っているの
で、全てのフレームを同一の処理でスクランブルするよ
りも高い安全性を有することができる。
【0017】本発明の第2の発明のスクランブル装置は
前記した構成により、第1の発明の記録再生システムに
用いる事ができる。。
前記した構成により、第1の発明の記録再生システムに
用いる事ができる。。
【0018】本発明の第3の発明のデスクランブル装置
は前記した構成により、第1の発明の記録再生システム
に用いる事ができ、第2の発明のスクランブル装置で暗
号化された後の映像信号を正しく復元できる。
は前記した構成により、第1の発明の記録再生システム
に用いる事ができ、第2の発明のスクランブル装置で暗
号化された後の映像信号を正しく復元できる。
【0019】本発明の第4の発明の記録再生システムは
前記した構成により、再生装置が第1フレームの一部あ
るいは全てのフレームを再生した場合にでも、スクラン
ブル装置が第1フレーム群についてはスクランブルを行
っていないので、デスクランブル装置の有無に関わら
ず、正しい映像を試聴する事が可能である。したがっ
て、再生装置における第1フレームの一部あるいは全て
のフレームを再生する処理により、記録信号中の簡単な
内容を知らせる事が可能であり、そのために必要となる
記録領域を付加する必要はない。また、第2フレーム群
については鍵データの制御により暗号化されているの
で、完全な内容は秘匿する事ができる。
前記した構成により、再生装置が第1フレームの一部あ
るいは全てのフレームを再生した場合にでも、スクラン
ブル装置が第1フレーム群についてはスクランブルを行
っていないので、デスクランブル装置の有無に関わら
ず、正しい映像を試聴する事が可能である。したがっ
て、再生装置における第1フレームの一部あるいは全て
のフレームを再生する処理により、記録信号中の簡単な
内容を知らせる事が可能であり、そのために必要となる
記録領域を付加する必要はない。また、第2フレーム群
については鍵データの制御により暗号化されているの
で、完全な内容は秘匿する事ができる。
【0020】本発明の第5の発明のスクランブル装置は
前記した構成により、第1の発明の記録再生システムに
用いる事ができる。
前記した構成により、第1の発明の記録再生システムに
用いる事ができる。
【0021】本発明の第6の発明のデスクランブル装置
は前記した構成により、第1の発明の記録再生システム
に用いる事ができ、第2の発明のスクランブル装置で暗
号化された後の映像信号を正しく復元できる。
は前記した構成により、第1の発明の記録再生システム
に用いる事ができ、第2の発明のスクランブル装置で暗
号化された後の映像信号を正しく復元できる。
【0022】
【実施例】図2に本発明の第1の実施例におけるスクラ
ンブル記録再生システムの構成図を示す。図2におい
て、11はスクランブル装置、12は記録装置、13は
記録媒体、14は再生装置、15はデスクランブル装置
であり、スクランブル装置11において、111は分割
装置、112は第1暗号装置、113は第2暗号装置、
114は合成装置であり、デスクランブル装置15にお
いて、151は分割装置、152は第1復号装置、15
3は第2復号装置、154は合成装置である。なお、本
実施例の記録再生システムへの入力信号はMPEG標準
に準拠した映像信号である。
ンブル記録再生システムの構成図を示す。図2におい
て、11はスクランブル装置、12は記録装置、13は
記録媒体、14は再生装置、15はデスクランブル装置
であり、スクランブル装置11において、111は分割
装置、112は第1暗号装置、113は第2暗号装置、
114は合成装置であり、デスクランブル装置15にお
いて、151は分割装置、152は第1復号装置、15
3は第2復号装置、154は合成装置である。なお、本
実施例の記録再生システムへの入力信号はMPEG標準
に準拠した映像信号である。
【0023】以上のように構成されたこの実施例のスク
ランブル記録再生システムにおいて、以下その動作を説
明する。
ランブル記録再生システムにおいて、以下その動作を説
明する。
【0024】スクランブル装置11は、MPEG標準に
準拠した入力映像信号および第1鍵データと第2鍵デー
タを入力し、第1および第2鍵データの制御により入力
映像信号を撹拌する。スクランブル装置11に映像信号
が入力されると、まず分割装置111が映像信号をIフ
レームおよびPフレームからなる第1フレーム群と、B
フレームからなる第2フレーム群に分割する。次に、第
1暗号装置112は、第1フレーム群と第1鍵データを
入力し、第1鍵データの制御により第1フレーム群を暗
号化する。この時、第1フレーム群の全てのフレームを
同じ処理で繰り返し暗号化する。また、第2暗号装置1
13は、第2フレーム群と第2鍵データを入力し、第2
鍵データの制御により第2フレーム群を暗号化する。こ
のときの暗号化処理においては、同じ処理を繰り返すな
どの制限はなく、正しく復元が可能な方法であれば任意
の処理で構わない。次に、合成装置114は、第1暗号
装置112から出力される暗号化後の第1フレーム群と
第2暗号装置113から出力される暗号化後の第2フレ
ーム群を入力し、これらを分割装置11の逆の変換で合
成し、MPEG標準に準拠した形式のデータにして出力
する。
準拠した入力映像信号および第1鍵データと第2鍵デー
タを入力し、第1および第2鍵データの制御により入力
映像信号を撹拌する。スクランブル装置11に映像信号
が入力されると、まず分割装置111が映像信号をIフ
レームおよびPフレームからなる第1フレーム群と、B
フレームからなる第2フレーム群に分割する。次に、第
1暗号装置112は、第1フレーム群と第1鍵データを
入力し、第1鍵データの制御により第1フレーム群を暗
号化する。この時、第1フレーム群の全てのフレームを
同じ処理で繰り返し暗号化する。また、第2暗号装置1
13は、第2フレーム群と第2鍵データを入力し、第2
鍵データの制御により第2フレーム群を暗号化する。こ
のときの暗号化処理においては、同じ処理を繰り返すな
どの制限はなく、正しく復元が可能な方法であれば任意
の処理で構わない。次に、合成装置114は、第1暗号
装置112から出力される暗号化後の第1フレーム群と
第2暗号装置113から出力される暗号化後の第2フレ
ーム群を入力し、これらを分割装置11の逆の変換で合
成し、MPEG標準に準拠した形式のデータにして出力
する。
【0025】次に、記録装置12はスクランブル装置1
1の出力を記録に適したデータに変換した後に、記録媒
体13に記録する。次に、再生装置14は、記録媒体1
3からデータを再生する。この時再生装置14は、別途
入力された高速再生指示信号により高速再生が指示され
た場合には、指示された高速再生の速度に応じた間隔
で、全てあるいは一部の第1フレーム群を再生する。
1の出力を記録に適したデータに変換した後に、記録媒
体13に記録する。次に、再生装置14は、記録媒体1
3からデータを再生する。この時再生装置14は、別途
入力された高速再生指示信号により高速再生が指示され
た場合には、指示された高速再生の速度に応じた間隔
で、全てあるいは一部の第1フレーム群を再生する。
【0026】最後にデスクランブル装置15は、再生装
置14より出力された映像信号、および第1鍵データと
第2鍵データを入力し、第1および第2鍵データの制御
により再生装置14より出力された映像信号を撹拌す
る。デスクランブル装置15に映像信号が入力される
と、まず分割装置151が映像信号を第1フレーム群と
第2フレーム群に分割する。次に、第1復号化装置15
2は、第1フレーム群および第1鍵データを入力し、第
1鍵データの制御により第1フレーム群を復号化する。
この時、第1フレーム群の全てのフレームを同じ処理で
繰り返し復号化する。これは、第1暗号装置112の逆
変換である。また、第2復号化装置153は、第2フレ
ーム群と第2鍵データを入力し、第2鍵データの制御に
より第2フレーム群を復号化する。これは、第2暗号装
置113の逆変換である。次に、合成装置154は、第
1復号化装置152から出力される復号化後の第1フレ
ーム群と第2暗号装置153から出力される復号化後の
第2フレーム群を入力し、これらを分割装置151の逆
の変換で合成し、MPEG標準に準拠した形式のデータ
にして出力する。ここで、分割装置151および合成装
置154は、スクランブル装置11における分割装置1
11および合成装置114と同様の構成である。
置14より出力された映像信号、および第1鍵データと
第2鍵データを入力し、第1および第2鍵データの制御
により再生装置14より出力された映像信号を撹拌す
る。デスクランブル装置15に映像信号が入力される
と、まず分割装置151が映像信号を第1フレーム群と
第2フレーム群に分割する。次に、第1復号化装置15
2は、第1フレーム群および第1鍵データを入力し、第
1鍵データの制御により第1フレーム群を復号化する。
この時、第1フレーム群の全てのフレームを同じ処理で
繰り返し復号化する。これは、第1暗号装置112の逆
変換である。また、第2復号化装置153は、第2フレ
ーム群と第2鍵データを入力し、第2鍵データの制御に
より第2フレーム群を復号化する。これは、第2暗号装
置113の逆変換である。次に、合成装置154は、第
1復号化装置152から出力される復号化後の第1フレ
ーム群と第2暗号装置153から出力される復号化後の
第2フレーム群を入力し、これらを分割装置151の逆
の変換で合成し、MPEG標準に準拠した形式のデータ
にして出力する。ここで、分割装置151および合成装
置154は、スクランブル装置11における分割装置1
11および合成装置114と同様の構成である。
【0027】図1に本発明の第1の実施例におけるスク
ランブル記録再生システムの処理の概要を説明する説明
図を示す。図に示すように、入力映像信号をIフレーム
およびPフレームからなる第1フレーム群と、Bフレー
ムからなる第2フレーム群に分割し、第1暗号装置11
2は、第1フレーム群の全てのフレームを同一の処理
(処理1)で暗号化する。また、第2暗号装置113
は、第2フレーム群の各フレームを任意の処理(処理2
〜処理11)で暗号化する。そして、再生装置12は高
速再生が指示されたときには、第1フレーム群のフレー
ムのみから構成される再生信号を生成する。
ランブル記録再生システムの処理の概要を説明する説明
図を示す。図に示すように、入力映像信号をIフレーム
およびPフレームからなる第1フレーム群と、Bフレー
ムからなる第2フレーム群に分割し、第1暗号装置11
2は、第1フレーム群の全てのフレームを同一の処理
(処理1)で暗号化する。また、第2暗号装置113
は、第2フレーム群の各フレームを任意の処理(処理2
〜処理11)で暗号化する。そして、再生装置12は高
速再生が指示されたときには、第1フレーム群のフレー
ムのみから構成される再生信号を生成する。
【0028】以上のようにこの実施例によれば、高速再
生時にフレームが間引かれ、第1フレーム群の全てある
いは一部のフレームのみが再生される。スクランブル装
置11において第1フレーム群の全てのフレームは同一
の処理で暗号化され、復号時にも全て同一の処理で復号
化されるので、第1フレーム群のフレームは単独でスク
ランブル・デスクランブルが可能である。したがって、
スクランブルして記録された映像信号を高速再生したと
きにでも、正しくデスクランブルが可能である。また、
第2フレーム群については、任意の方法で暗号化するの
で、映像信号の全てのフレームを同一の処理でスクラン
ブルするよりも高い安全性を得る事ができる。
生時にフレームが間引かれ、第1フレーム群の全てある
いは一部のフレームのみが再生される。スクランブル装
置11において第1フレーム群の全てのフレームは同一
の処理で暗号化され、復号時にも全て同一の処理で復号
化されるので、第1フレーム群のフレームは単独でスク
ランブル・デスクランブルが可能である。したがって、
スクランブルして記録された映像信号を高速再生したと
きにでも、正しくデスクランブルが可能である。また、
第2フレーム群については、任意の方法で暗号化するの
で、映像信号の全てのフレームを同一の処理でスクラン
ブルするよりも高い安全性を得る事ができる。
【0029】なお、図1に示した本実施例におけるスク
ランブル記録システムにおいては、IフレームおよびP
フレームを第1フレーム群とし、Bフレームを第2フレ
ーム群としているが、この限りではない。Iフレームを
第1フレーム群とし、PフレームおよびBフレームを第
2フレーム群とするような構成にしても同様の効果が得
られる。
ランブル記録システムにおいては、IフレームおよびP
フレームを第1フレーム群とし、Bフレームを第2フレ
ーム群としているが、この限りではない。Iフレームを
第1フレーム群とし、PフレームおよびBフレームを第
2フレーム群とするような構成にしても同様の効果が得
られる。
【0030】なお、第1の実施例の記録システムを図1
に示すような構成としているが、この限りではない。ス
クランブル装置11およびデスクランブル装置15は、
それぞれ単独で使用する事が可能であり、例えばスクラ
ンブル装置11およびデスクランブル装置15の間を、
有線や無線などでつながれた通信装置で接続するような
伝送システムに使用しても良い。また、スクランブル装
置11でスクランブルした後の信号を伝送し、その後に
記録装置12で記録するような構成にしても良く、伝送
されてくる映像信号を記録した場合にでも高速再生への
対応が可能であると言うさらなる効果が生じる。
に示すような構成としているが、この限りではない。ス
クランブル装置11およびデスクランブル装置15は、
それぞれ単独で使用する事が可能であり、例えばスクラ
ンブル装置11およびデスクランブル装置15の間を、
有線や無線などでつながれた通信装置で接続するような
伝送システムに使用しても良い。また、スクランブル装
置11でスクランブルした後の信号を伝送し、その後に
記録装置12で記録するような構成にしても良く、伝送
されてくる映像信号を記録した場合にでも高速再生への
対応が可能であると言うさらなる効果が生じる。
【0031】図4に本発明の第2の実施例におけるスク
ランブル記録再生システムの構成図を示す。図4におい
て、21はスクランブル装置、22は記録装置、23は
記録媒体、24は再生装置、25はデスクランブル装置
であり、スクランブル装置21において、211は分割
装置、212は暗号装置、213は合成装置であり、デ
スクランブル装置25において、251は分割装置、2
52は復号装置、253は合成装置である。なお、本実
施例の記録再生システムへの入力信号はMPEG標準に
準拠した映像信号である。
ランブル記録再生システムの構成図を示す。図4におい
て、21はスクランブル装置、22は記録装置、23は
記録媒体、24は再生装置、25はデスクランブル装置
であり、スクランブル装置21において、211は分割
装置、212は暗号装置、213は合成装置であり、デ
スクランブル装置25において、251は分割装置、2
52は復号装置、253は合成装置である。なお、本実
施例の記録再生システムへの入力信号はMPEG標準に
準拠した映像信号である。
【0032】以上のように構成されたこの実施例のスク
ランブル記録再生システムにおいて、以下その動作を説
明する。
ランブル記録再生システムにおいて、以下その動作を説
明する。
【0033】スクランブル装置21は、MPEG標準に
準拠した入力映像信号および鍵データを入力し、鍵デー
タの制御により入力映像信号を撹拌する。スクランブル
装置21に映像信号が入力されると、まず分割装置21
1が映像信号をIフレームからなる第3フレーム群と、
PフレームおよびBフレームからなる第4フレーム群に
分割する。次に、暗号装置212は、第4フレーム群と
鍵データを入力し、鍵データの制御により第4フレーム
群を暗号化する。このときの暗号化処理においては、そ
の逆変換が存在する任意の処理で構わない。次に、合成
装置213は、分割装置211から出力される第3フレ
ーム群と、暗号装置212から出力される暗号化後の第
4フレーム群を入力し、これらを分割装置211の逆の
変換で合成し、MPEG標準に準拠した形式のデータに
して出力する。
準拠した入力映像信号および鍵データを入力し、鍵デー
タの制御により入力映像信号を撹拌する。スクランブル
装置21に映像信号が入力されると、まず分割装置21
1が映像信号をIフレームからなる第3フレーム群と、
PフレームおよびBフレームからなる第4フレーム群に
分割する。次に、暗号装置212は、第4フレーム群と
鍵データを入力し、鍵データの制御により第4フレーム
群を暗号化する。このときの暗号化処理においては、そ
の逆変換が存在する任意の処理で構わない。次に、合成
装置213は、分割装置211から出力される第3フレ
ーム群と、暗号装置212から出力される暗号化後の第
4フレーム群を入力し、これらを分割装置211の逆の
変換で合成し、MPEG標準に準拠した形式のデータに
して出力する。
【0034】次に、記録装置22はスクランブル装置2
1の出力を記録に適したデータに変換した後に、記録媒
体23に記録する。次に、再生装置24は、記録媒体2
3からデータを再生する。この時再生装置24は、別途
入力された内容紹介指示信号により内容紹介が指示され
た場合には、第3フレーム群の全てあるいは一部のフレ
ームを再生する。
1の出力を記録に適したデータに変換した後に、記録媒
体23に記録する。次に、再生装置24は、記録媒体2
3からデータを再生する。この時再生装置24は、別途
入力された内容紹介指示信号により内容紹介が指示され
た場合には、第3フレーム群の全てあるいは一部のフレ
ームを再生する。
【0035】最後にデスクランブル装置25は、再生装
置24より出力された映像信号、および鍵データを入力
し、鍵データの制御により再生装置24より出力された
映像信号を撹拌する。デスクランブル装置25に映像信
号が入力されると、まず分割装置251が映像信号を第
3フレーム群と第4フレーム群に分割する。次に、復号
化装置252は、第4フレーム群および鍵データを入力
し、鍵データの制御により第4フレーム群を復号化す
る。この時、暗号装置212の逆変換を行う。次に、合
成装置253は、分割装置251から出力される第3フ
レーム群と、復号化装置252から出力される復号化後
の第4フレーム群を入力し、これらを分割装置251の
逆の変換で合成し、MPEG標準に準拠した形式のデー
タにして出力する。ここで、分割装置251および合成
装置253は、スクランブル装置21における分割装置
211および合成装置213と同様の構成である。
置24より出力された映像信号、および鍵データを入力
し、鍵データの制御により再生装置24より出力された
映像信号を撹拌する。デスクランブル装置25に映像信
号が入力されると、まず分割装置251が映像信号を第
3フレーム群と第4フレーム群に分割する。次に、復号
化装置252は、第4フレーム群および鍵データを入力
し、鍵データの制御により第4フレーム群を復号化す
る。この時、暗号装置212の逆変換を行う。次に、合
成装置253は、分割装置251から出力される第3フ
レーム群と、復号化装置252から出力される復号化後
の第4フレーム群を入力し、これらを分割装置251の
逆の変換で合成し、MPEG標準に準拠した形式のデー
タにして出力する。ここで、分割装置251および合成
装置253は、スクランブル装置21における分割装置
211および合成装置213と同様の構成である。
【0036】図3に本発明の第1の実施例におけるスク
ランブル記録再生システムの処理の概要を説明する説明
図を示す。図に示すように、入力映像信号をIフレーム
からなる第3フレーム群と、PフレームおよびBフレー
ムからなる第4フレーム群に分割し、第1フレーム群は
暗号化せず、暗号装置212は、第4フレーム群の各フ
レームを任意の処理で暗号化する。そして、再生装置2
2は内容紹介が指示されたときには、第3フレーム群の
フレームのみから構成される再生信号を生成する。
ランブル記録再生システムの処理の概要を説明する説明
図を示す。図に示すように、入力映像信号をIフレーム
からなる第3フレーム群と、PフレームおよびBフレー
ムからなる第4フレーム群に分割し、第1フレーム群は
暗号化せず、暗号装置212は、第4フレーム群の各フ
レームを任意の処理で暗号化する。そして、再生装置2
2は内容紹介が指示されたときには、第3フレーム群の
フレームのみから構成される再生信号を生成する。
【0037】以上のようにこの実施例によれば、内容紹
介が指示された時にフレームが間引かれ、第3フレーム
群の一部あるいは全てのフレームのみが再生される。ス
クランブル装置21において第3フレーム群の全てのフ
レームは暗号化されていないので、内容紹介が指示され
たときの再生信号はデスクランブル装置25や鍵データ
の有無に関わらず、乱れていない映像が試聴でき、内容
紹介としての機能が実現できる。また、この第3フレー
ム群は本来の映像信号として記録されている部分であ
る。すなわち、内容紹介のために付加的な記憶容量は必
要ない。さらに、第4フレーム群については暗号化され
ているので、内容紹介に用いる以外の部分については、
秘匿される。
介が指示された時にフレームが間引かれ、第3フレーム
群の一部あるいは全てのフレームのみが再生される。ス
クランブル装置21において第3フレーム群の全てのフ
レームは暗号化されていないので、内容紹介が指示され
たときの再生信号はデスクランブル装置25や鍵データ
の有無に関わらず、乱れていない映像が試聴でき、内容
紹介としての機能が実現できる。また、この第3フレー
ム群は本来の映像信号として記録されている部分であ
る。すなわち、内容紹介のために付加的な記憶容量は必
要ない。さらに、第4フレーム群については暗号化され
ているので、内容紹介に用いる以外の部分については、
秘匿される。
【0038】したがって、スクランブルを行う記録再生
システムにおいて、付加的な記録容量無しに、内容紹介
を行う事ができる。
システムにおいて、付加的な記録容量無しに、内容紹介
を行う事ができる。
【0039】なお、第2の実施例では、Iフレームを第
3フレーム群とし、PフレームおよびBフレームを第4
フレーム群とするような構成にしているが、これに限ら
れる者ではない。Iフレームの一部を第3フレーム群と
し、残りのフレームを第4フレーム群とするような構成
にしても良く、さらに高い秘匿が得られる。
3フレーム群とし、PフレームおよびBフレームを第4
フレーム群とするような構成にしているが、これに限ら
れる者ではない。Iフレームの一部を第3フレーム群と
し、残りのフレームを第4フレーム群とするような構成
にしても良く、さらに高い秘匿が得られる。
【0040】なお、第2の実施例の記録システムを図4
に示すような構成としているが、この限りではない。ス
クランブル装置21およびデスクランブル装置25は、
それぞれ単独で使用する事が可能であり、例えばスクラ
ンブル装置21およびデスクランブル装置25の間を、
有線や無線などでつながれた通信装置で接続するような
伝送システムに使用しても良い。また、スクランブル装
置21でスクランブルした後の信号を伝送し、その後に
記録装置22で記録するような構成にしても良く、伝送
されてくる映像信号を記録した場合にでも内容紹介への
対応が可能であると言うさらなる効果が生じる。
に示すような構成としているが、この限りではない。ス
クランブル装置21およびデスクランブル装置25は、
それぞれ単独で使用する事が可能であり、例えばスクラ
ンブル装置21およびデスクランブル装置25の間を、
有線や無線などでつながれた通信装置で接続するような
伝送システムに使用しても良い。また、スクランブル装
置21でスクランブルした後の信号を伝送し、その後に
記録装置22で記録するような構成にしても良く、伝送
されてくる映像信号を記録した場合にでも内容紹介への
対応が可能であると言うさらなる効果が生じる。
【0041】なお、第2の実施例では、再生装置22に
内容紹介制御信号を入力するものとしているが、その制
御により内容紹介の動作をするものにしているが、この
限りではない。再生装置22が内容紹介制御信号の代わ
りに高速再生制御信号が入力され、その指示により高速
再生として同様の動作を行うような構成でも良く、この
場合には、内容紹介を行いたい場合には高速再生の動作
を行えば良い。これによれば、内容紹介を行うために付
加的な回路は不要となる。
内容紹介制御信号を入力するものとしているが、その制
御により内容紹介の動作をするものにしているが、この
限りではない。再生装置22が内容紹介制御信号の代わ
りに高速再生制御信号が入力され、その指示により高速
再生として同様の動作を行うような構成でも良く、この
場合には、内容紹介を行いたい場合には高速再生の動作
を行えば良い。これによれば、内容紹介を行うために付
加的な回路は不要となる。
【0042】なお、第1および第2の実施例では、MP
EG標準に準拠した信号を入力映像信号としているが、
この限りではなく、複数のフレームから構成される映像
信号であれば、任意の信号に対応可能である。
EG標準に準拠した信号を入力映像信号としているが、
この限りではなく、複数のフレームから構成される映像
信号であれば、任意の信号に対応可能である。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1およ
び第2および第3の発明によれば、スクランブル後に特
殊再生を行った場合にでも、正しくデスクランブルする
事が可能であり、全てのフレームを同一の処理でスクラ
ンブルするよりも高い安全性を有する記録再生システム
およびそのスクランブル装置およびデスクランブル装置
を提供することができ、その実用的効果は大きい。
び第2および第3の発明によれば、スクランブル後に特
殊再生を行った場合にでも、正しくデスクランブルする
事が可能であり、全てのフレームを同一の処理でスクラ
ンブルするよりも高い安全性を有する記録再生システム
およびそのスクランブル装置およびデスクランブル装置
を提供することができ、その実用的効果は大きい。
【0044】また、本発明の第4および第5および第6
の発明によれば、デスクランブルのための装置やデータ
を有する者以外にでも、記録されている信号の簡単な内
容を知らしめることが可能で、そのために必要な記録容
量を付加する事のない記録再生システムおよびそのスク
ランブル装置およびデスクランブル装置を提供する事が
でき、その実用的効果は大きい。
の発明によれば、デスクランブルのための装置やデータ
を有する者以外にでも、記録されている信号の簡単な内
容を知らしめることが可能で、そのために必要な記録容
量を付加する事のない記録再生システムおよびそのスク
ランブル装置およびデスクランブル装置を提供する事が
でき、その実用的効果は大きい。
【図1】本発明の第1の実施例における記録システムの
処理の概要を示す説明図
処理の概要を示す説明図
【図2】同実施例の構成図
【図3】本発明の第2の実施例における記録システムの
処理の概要を示す説明図
処理の概要を示す説明図
【図4】同実施例の構成図
【図5】従来の記録システムの処理の概要を示す説明図
11、21 スクランブル装置 12、22 記録装置 13、23 記録媒体 14、24 再生装置 15、25 デスクランブル装置 111、151、211、251 分割装置 112 第1暗号装置 113 第2暗号装置 114、154、223、253 合成装置 152 第1復号装置 153 第2復号装置 212 暗号装置 252 復号装置
Claims (15)
- 【請求項1】複数フレームから構成される映像信号を入
力信号とし、前記フレームを第1フレーム群および第2
フレーム群に分類し、 前記映像信号と第1鍵データおよび第2鍵データを入力
とし、前記入力信号中の第1フレーム群の全てのフレー
ムを第1鍵データの制御により繰り返し同一処理で暗号
化し、前記入力信号中の第2フレーム群を第2鍵データ
の制御により暗号化するスクランブル装置と、 前記スクランブル装置の出力を記録信号として記録する
記録装置と、 前記記録信号を再生する際に、別途入力された制御信号
により、前記記録信号中の全ての第1フレーム群と第2
フレーム群から構成される再生信号、あるいは、前記記
録信号中の第1フレーム群の一部あるいは全てのフレー
ムから構成される再生信号を出力する再生装置と、 前記再生装置から出力される再生信号と、前記第1鍵デ
ータおよび前記第2鍵データを入力し、前記再生信号中
の第1フレーム群の全てのフレームを前記第1鍵データ
の制御により同一処理で復号化し、前記再生信号中の第
2フレーム群を前記第2鍵データの制御により復号化す
るデスクランブル装置とから構成されることを特徴とす
る記録再生システム。 - 【請求項2】複数フレームから構成される映像信号を入
力信号とし、前記フレームを第1フレーム群および第2
フレーム群に分類し、 前記映像信号と第1鍵データおよび第2鍵データを入力
とし、前記入力信号中の第1フレーム群の全てのフレー
ムを第1鍵データの制御により繰り返し同一処理で暗号
化し、前記入力信号中の第2フレーム群を第2鍵データ
の制御により暗号化することを特徴とするスクランブル
装置。 - 【請求項3】複数フレームから構成される映像信号を入
力信号とし、前記フレームを第1フレーム群および第2
フレーム群に分類し、 前記映像信号と第1鍵データおよび第2鍵データを入力
とし、前記入力信号中の第1フレーム群の全てのフレー
ムを第1鍵データの制御により繰り返し同一処理で復号
化し、前記入力信号中の第2フレーム群を第2鍵データ
の制御により復号化することを特徴とするデスクランブ
ル装置。 - 【請求項4】MPEG標準に準拠した映像信号を処理の
対象とし、IフレームおよびPフレームを第1フレーム
群とし、Bフレームを第2フレーム群とすることを特徴
とする請求項1記載の記録再生システム。 - 【請求項5】MPEG標準に準拠した映像信号を処理の
対象とし、IフレームおよびPフレームを第1フレーム
群とし、Bフレームを第2フレーム群とすることを特徴
とする請求項2記載のスクランブル装置。 - 【請求項6】MPEG標準に準拠した映像信号を処理の
対象とし、IフレームおよびPフレームを第1フレーム
群とし、Bフレームを第2フレーム群とすることを特徴
とする請求項3記載のデスクランブル装置。 - 【請求項7】MPEG標準に準拠した映像信号を処理の
対象とし、Iフレームを第1フレーム群とし、Pフレー
ムおよびBフレームを第2フレーム群とすることを特徴
とする請求項1記載の記録再生システム。 - 【請求項8】MPEG標準に準拠した映像信号を処理の
対象とし、Iフレームを第1フレーム群とし、Pフレー
ムおよびBフレームを第2フレーム群とすることを特徴
とする請求項2記載のスクランブル装置。 - 【請求項9】MPEG標準に準拠した映像信号を処理の
対象とし、Iフレームを第1フレーム群とし、Pフレー
ムおよびBフレームを第2フレーム群とすることを特徴
とする請求項3記載のデスクランブル装置。 - 【請求項10】複数フレームから構成される映像信号を
入力信号とし、前記フレームを第1フレーム群および第
2フレーム群に分類し、 前記入力信号と鍵データを入力とし、前記入力信号中の
第2フレーム群を鍵データの制御により暗号化するスク
ランブル装置と、 前記スクランブル装置の出力を記録信号として記録する
記録装置と、 前記記録信号を再生する際に、別途入力された制御信号
により、前記記録信号中の全ての第1フレーム群と第2
フレーム群から構成される再生信号、あるいは、前記記
録信号中の第1フレーム群の一部あるいは全てのフレー
ムから構成される再生信号を出力する再生装置と、 前記再生装置から出力される再生信号と鍵データを入力
し、前記再生信号中の第2フレーム群を前記鍵データの
制御により復号化するデスクランブル装置とから構成さ
れることを特徴とする記録再生システム。 - 【請求項11】複数フレームから構成される映像信号を
入力信号とし、前記フレームを第1フレーム群および第
2フレーム群に分類し、 前記入力信号と鍵データを入力とし、前記入力信号中の
第2フレーム群を鍵データの制御により暗号化すること
を特徴とするスクランブル装置。 - 【請求項12】複数フレームから構成される映像信号を
入力信号とし、前記フレームを第1フレーム群および第
2フレーム群に分類し、 前記入力信号と鍵データを入力とし、前記入力信号中の
第2フレーム群を鍵データの制御により復号化すること
を特徴とするデスクランブル装置。 - 【請求項13】MPEG標準に準拠した映像信号を処理
の対象とし、一部あるいは全てのIフレームを第1フレ
ーム群とし、第1フレーム群以外のフレームを第2フレ
ーム群とすることを特徴とする請求項10記載の記録再
生システム。 - 【請求項14】MPEG標準に準拠した映像信号を処理
の対象とし、一部あるいは全てのIフレームを第1フレ
ーム群とし、第1フレーム群以外のフレームを第2フレ
ーム群とすることを特徴とする請求項11記載のスクラ
ンブル装置。 - 【請求項15】MPEG標準に準拠した映像信号を処理
の対象とし、一部あるいは全てのIフレームを第1フレ
ーム群とし、第1フレーム群以外のフレームを第2フレ
ーム群とすることを特徴とする請求項12記載のデスク
ランブル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7136472A JPH08331508A (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | 記録再生システムとそのスクランブル装置およびデスクランブル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7136472A JPH08331508A (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | 記録再生システムとそのスクランブル装置およびデスクランブル装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08331508A true JPH08331508A (ja) | 1996-12-13 |
Family
ID=15175927
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7136472A Pending JPH08331508A (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | 記録再生システムとそのスクランブル装置およびデスクランブル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08331508A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11112491A (ja) * | 1997-10-06 | 1999-04-23 | Toshiba Corp | 発信情報監視方法及び端末装置 |
JP2001189914A (ja) * | 1999-11-22 | 2001-07-10 | Thomson Multimedia Sa | スクランブルされたmpegストリームを記録する方法 |
WO2005101826A1 (ja) * | 2004-04-16 | 2005-10-27 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | データ処理装置、サーバおよびデータ処理方法 |
JP2010004191A (ja) * | 2008-06-19 | 2010-01-07 | Hitachi Ltd | コンテンツ再生装置、記録装置、記録再生装置及び再生方法 |
JP2010522950A (ja) * | 2007-03-28 | 2010-07-08 | ロヴィ・ソリューションズ・コーポレーション | コンテンツデータを提供する装置および方法 |
-
1995
- 1995-06-02 JP JP7136472A patent/JPH08331508A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11112491A (ja) * | 1997-10-06 | 1999-04-23 | Toshiba Corp | 発信情報監視方法及び端末装置 |
JP2001189914A (ja) * | 1999-11-22 | 2001-07-10 | Thomson Multimedia Sa | スクランブルされたmpegストリームを記録する方法 |
WO2005101826A1 (ja) * | 2004-04-16 | 2005-10-27 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | データ処理装置、サーバおよびデータ処理方法 |
JP2010522950A (ja) * | 2007-03-28 | 2010-07-08 | ロヴィ・ソリューションズ・コーポレーション | コンテンツデータを提供する装置および方法 |
US8930718B2 (en) | 2007-03-28 | 2015-01-06 | Rovi Solutions Corporation | Apparatus for and a method of providing content data |
JP2010004191A (ja) * | 2008-06-19 | 2010-01-07 | Hitachi Ltd | コンテンツ再生装置、記録装置、記録再生装置及び再生方法 |
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