JPH08330595A - 薄膜トランジスタ及びその製造方法 - Google Patents
薄膜トランジスタ及びその製造方法Info
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- JPH08330595A JPH08330595A JP13434095A JP13434095A JPH08330595A JP H08330595 A JPH08330595 A JP H08330595A JP 13434095 A JP13434095 A JP 13434095A JP 13434095 A JP13434095 A JP 13434095A JP H08330595 A JPH08330595 A JP H08330595A
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- Japan
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- thin film
- gate
- film transistor
- gate electrode
- channel layer
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- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D30/00—Field-effect transistors [FET]
- H10D30/60—Insulated-gate field-effect transistors [IGFET]
- H10D30/67—Thin-film transistors [TFT]
- H10D30/6729—Thin-film transistors [TFT] characterised by the electrodes
- H10D30/673—Thin-film transistors [TFT] characterised by the electrodes characterised by the shapes, relative sizes or dispositions of the gate electrodes
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D30/00—Field-effect transistors [FET]
- H10D30/60—Insulated-gate field-effect transistors [IGFET]
- H10D30/67—Thin-film transistors [TFT]
- H10D30/6729—Thin-film transistors [TFT] characterised by the electrodes
- H10D30/673—Thin-film transistors [TFT] characterised by the electrodes characterised by the shapes, relative sizes or dispositions of the gate electrodes
- H10D30/6733—Multi-gate TFTs
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Thin Film Transistor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】I字状のSi島1、画素電極7、ソース電極
4、ドレイン電極6、及びゲート配線バス3に接続され
たゲート電極2がチャネル長方向に複数備えられたトッ
プゲート型のTFTであって、該複数のゲート電極2
が、半導体チャネル層と交差しない領域であって、ゲー
ト配線バス3に接続された領域以外で、接続部を有する
ことを特徴とするTFT。 【効果】ゲート電極2と半導体チャネル層との交差部分
における断線発生による動作不良を救済する。
4、ドレイン電極6、及びゲート配線バス3に接続され
たゲート電極2がチャネル長方向に複数備えられたトッ
プゲート型のTFTであって、該複数のゲート電極2
が、半導体チャネル層と交差しない領域であって、ゲー
ト配線バス3に接続された領域以外で、接続部を有する
ことを特徴とするTFT。 【効果】ゲート電極2と半導体チャネル層との交差部分
における断線発生による動作不良を救済する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アクティブマトリクス
・ディスプレイ用の薄膜トランジスタに関する。特に、
その製造での欠陥発生を救済し、高い生産性を得ようと
する素子構造について開示する。
・ディスプレイ用の薄膜トランジスタに関する。特に、
その製造での欠陥発生を救済し、高い生産性を得ようと
する素子構造について開示する。
【0002】
【従来の技術】フラットパネルディスプレイのなかで主
流となっているのが液晶表示素子(LCD)であり、カ
ラー化と高速化、高画質化の要求に対応して、薄膜トラ
ンジスタ(TFT)などを利用したアクティブマトリク
ス型のLCDが実用化されている。
流となっているのが液晶表示素子(LCD)であり、カ
ラー化と高速化、高画質化の要求に対応して、薄膜トラ
ンジスタ(TFT)などを利用したアクティブマトリク
ス型のLCDが実用化されている。
【0003】TFTには半導体層として一般にアモルフ
ァスシリコン(非晶質シリコン、以後a−Siと略記す
る)が用いられている。しかしより大画面・高密度の表
示が求められるようになると、短時間での画素書き込み
が必要となる。これを実現するための方法の一つとし
て、a−Siに比べ移動度の高い多結晶Siを用いると
いうことが挙げられる。
ァスシリコン(非晶質シリコン、以後a−Siと略記す
る)が用いられている。しかしより大画面・高密度の表
示が求められるようになると、短時間での画素書き込み
が必要となる。これを実現するための方法の一つとし
て、a−Siに比べ移動度の高い多結晶Siを用いると
いうことが挙げられる。
【0004】さらに、多結晶Siを用いることにより、
TFTの小型化による開口率の向上、駆動回路の同一の
基板上への集積化などが可能となる。こうしたことによ
り、多結晶Siを用いたTFT−LCDは、次世代LC
Dとして有望視される。
TFTの小型化による開口率の向上、駆動回路の同一の
基板上への集積化などが可能となる。こうしたことによ
り、多結晶Siを用いたTFT−LCDは、次世代LC
Dとして有望視される。
【0005】多結晶SiのTFTを作製するために10
00℃前後の高温プロセスを用いた製造方法は既に実用
化されている。しかし、これは高温に耐えられる石英基
板を使用しなければならない。これに対し、レーザービ
ームを用いた高速ビームアニール法を用いて、a−Si
を多結晶化せしめ、600℃以下、好ましくは400℃
以下の低温プロセスで多結晶Siを得ることが可能とな
っている。例えば、特開平4−226039などがあげ
られる。この製造方法の場合、通常のLCD用ガラス基
板(旭硝子社 AN635、コーニング社 7059な
ど)の使用が可能となる。
00℃前後の高温プロセスを用いた製造方法は既に実用
化されている。しかし、これは高温に耐えられる石英基
板を使用しなければならない。これに対し、レーザービ
ームを用いた高速ビームアニール法を用いて、a−Si
を多結晶化せしめ、600℃以下、好ましくは400℃
以下の低温プロセスで多結晶Siを得ることが可能とな
っている。例えば、特開平4−226039などがあげ
られる。この製造方法の場合、通常のLCD用ガラス基
板(旭硝子社 AN635、コーニング社 7059な
ど)の使用が可能となる。
【0006】これにより、より大画面用の基板サイズの
LCDであっても、高い生産性を維持して製造すること
ができる。通常のLCD用ガラス基板を使用すること
で、従来のプロセスの大半をそのまま用いることができ
る。つまり、従来からある大型a−SiTFT用プロセ
スを流用できる。
LCDであっても、高い生産性を維持して製造すること
ができる。通常のLCD用ガラス基板を使用すること
で、従来のプロセスの大半をそのまま用いることができ
る。つまり、従来からある大型a−SiTFT用プロセ
スを流用できる。
【0007】現在、a−SiのTFTの多くは、半導体
チャネル層よりもゲート電極の層が下に位置するボトム
ゲート構造が採用されている。これに対し、多結晶Si
を用いたTFTでは、ゲート電極の層が半導体チャネル
層よりも上に位置するトップゲート構造をとることが多
い。
チャネル層よりもゲート電極の層が下に位置するボトム
ゲート構造が採用されている。これに対し、多結晶Si
を用いたTFTでは、ゲート電極の層が半導体チャネル
層よりも上に位置するトップゲート構造をとることが多
い。
【0008】理由の一つはイオン注入法によってCMO
S回路が容易に作れるため、回路の集積化には都合が良
いことである。プロセスによっては、多結晶Siの形成
時にゲート電極が耐えることのできない温度に上がって
しまうため、ゲート電極の形成が後になるトップゲート
が必須となる場合もある。
S回路が容易に作れるため、回路の集積化には都合が良
いことである。プロセスによっては、多結晶Siの形成
時にゲート電極が耐えることのできない温度に上がって
しまうため、ゲート電極の形成が後になるトップゲート
が必須となる場合もある。
【0009】また、多結晶Siの特徴として、a−Si
に比べリーク電流が大きいことが挙げられる。この対策
として様々な方法があるが、その一つとして、複数のト
ランジスタを直列接続するという方法がある。例えば、
特公平5−44195があげられる。
に比べリーク電流が大きいことが挙げられる。この対策
として様々な方法があるが、その一つとして、複数のト
ランジスタを直列接続するという方法がある。例えば、
特公平5−44195があげられる。
【0010】2つのトランジスタを直列接続したTFT
は、図2のように、1つのTFTのチャネル長方向にゲ
ート電極を2つ設けた形状になるので、以下これをデュ
アルゲート構造と呼ぶ。
は、図2のように、1つのTFTのチャネル長方向にゲ
ート電極を2つ設けた形状になるので、以下これをデュ
アルゲート構造と呼ぶ。
【0011】これに対し、図3のような、通常のゲート
電極が1つのTFTをシングルゲート構造と呼ぶことと
する。デュアルゲート構造にすることで、リーク電流の
低減と、ソース・ドレイン間耐圧の向上という効果が得
られる。
電極が1つのTFTをシングルゲート構造と呼ぶことと
する。デュアルゲート構造にすることで、リーク電流の
低減と、ソース・ドレイン間耐圧の向上という効果が得
られる。
【0012】上記のような理由により、液晶ディスプレ
イの画素駆動用TFTとして多結晶Siを用いる場合、
トップゲート構造かつデュアルゲート構造を用いること
が多い。
イの画素駆動用TFTとして多結晶Siを用いる場合、
トップゲート構造かつデュアルゲート構造を用いること
が多い。
【0013】ところが、トップゲート構造では、ゲート
電極がSiの層より上に位置するため、ゲート電極がS
iの段差上で断線することがある。この様子を図4と図
6に示す。この断線がゲート配線バス側の段差上で起こ
ると、ゲート電極に走査電位を与えることができずTF
Tが正常動作しないので、当該TFTが正常に動作し得
ず、そのためディスプレイの点欠陥となってしまう。
電極がSiの層より上に位置するため、ゲート電極がS
iの段差上で断線することがある。この様子を図4と図
6に示す。この断線がゲート配線バス側の段差上で起こ
ると、ゲート電極に走査電位を与えることができずTF
Tが正常動作しないので、当該TFTが正常に動作し得
ず、そのためディスプレイの点欠陥となってしまう。
【0014】このように、デュアルゲート構造の場合、
2つのゲート電極のうちどちらか1つが断線しただけで
もTFTは正常動作できなくなる。そのため、シングル
ゲート構造に比べ、点欠陥の生じる確率が高くなる。そ
して、この確率は素子構造の幾何学的寸法と密接な関係
がある。つまり、回路全体がそれほど縮小されず、例え
ばTFTの半導体チャネル(図5のL)が10〜数10
μm程度とされ、比較的長いときには、電極に切れ込み
が入っても断線にまで至ることが少なく、大きな問題で
はなかった。しかし、液晶ディスプレイの高精細化に伴
ってチャネル長Lが小さくなるにしたがって、深刻な問
題となった。
2つのゲート電極のうちどちらか1つが断線しただけで
もTFTは正常動作できなくなる。そのため、シングル
ゲート構造に比べ、点欠陥の生じる確率が高くなる。そ
して、この確率は素子構造の幾何学的寸法と密接な関係
がある。つまり、回路全体がそれほど縮小されず、例え
ばTFTの半導体チャネル(図5のL)が10〜数10
μm程度とされ、比較的長いときには、電極に切れ込み
が入っても断線にまで至ることが少なく、大きな問題で
はなかった。しかし、液晶ディスプレイの高精細化に伴
ってチャネル長Lが小さくなるにしたがって、深刻な問
題となった。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】多結晶SiでTFTア
クティブマトリクス・ディスプレイの画素駆動用TFT
を形成するのに、トップゲート構造かつデュアルゲート
構造をとると、シングルゲート構造の場合に比べて、ゲ
ート電極の断線による点欠陥が発生しやすくなってい
た。本発明の目的はこのような欠点を解消しようとする
ものである。
クティブマトリクス・ディスプレイの画素駆動用TFT
を形成するのに、トップゲート構造かつデュアルゲート
構造をとると、シングルゲート構造の場合に比べて、ゲ
ート電極の断線による点欠陥が発生しやすくなってい
た。本発明の目的はこのような欠点を解消しようとする
ものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は前項における問
題点を解決すべくなされたものであり、すなわち、ゲー
ト配線バスに接続されたゲート電極が半導体チャネル層
よりも上に配置され、一つの薄膜トランジスタあたりチ
ャネル長方向に複数のゲート電極が備えられた薄膜トラ
ンジスタにおいて、該複数のゲート電極が、半導体チャ
ネル層と交差しない領域であって、ゲート配線バスに接
続された領域以外で、接続部を有することを特徴とする
薄膜トランジスタを提供する。これを第1の発明と呼
ぶ。
題点を解決すべくなされたものであり、すなわち、ゲー
ト配線バスに接続されたゲート電極が半導体チャネル層
よりも上に配置され、一つの薄膜トランジスタあたりチ
ャネル長方向に複数のゲート電極が備えられた薄膜トラ
ンジスタにおいて、該複数のゲート電極が、半導体チャ
ネル層と交差しない領域であって、ゲート配線バスに接
続された領域以外で、接続部を有することを特徴とする
薄膜トランジスタを提供する。これを第1の発明と呼
ぶ。
【0017】また、第1の発明において、該複数のゲー
ト電極のそれぞれの幅が8μm以下とされたことを特徴
とする薄膜トランジスタを提供する。これを第2の発明
と呼ぶ。
ト電極のそれぞれの幅が8μm以下とされたことを特徴
とする薄膜トランジスタを提供する。これを第2の発明
と呼ぶ。
【0018】また、第1または第2の発明において、接
続部の幅が2〜6μmとされたことを特徴とする薄膜ト
ランジスタを提供する。これを第3の発明と呼ぶ。
続部の幅が2〜6μmとされたことを特徴とする薄膜ト
ランジスタを提供する。これを第3の発明と呼ぶ。
【0019】また、第1〜第3のいずれか1つの発明に
おいて、接続部と半導体チャネル層との間の距離が2〜
8μmとされたことを特徴とする薄膜トランジスタを提
供する。これを第4の発明と呼ぶ。
おいて、接続部と半導体チャネル層との間の距離が2〜
8μmとされたことを特徴とする薄膜トランジスタを提
供する。これを第4の発明と呼ぶ。
【0020】また、第1〜第4のいずれか1つの発明に
おいて、ゲート電極の厚みが100nm以上、かつ半導
体チャネル層が50nm以上とされたことを特徴とする
薄膜トランジスタを提供する。これを第5の発明と呼
ぶ。
おいて、ゲート電極の厚みが100nm以上、かつ半導
体チャネル層が50nm以上とされたことを特徴とする
薄膜トランジスタを提供する。これを第5の発明と呼
ぶ。
【0021】また、第1〜第5のいずれか1つの発明に
おいて、画素面積が20000μm2 以下とされたこと
を特徴とする薄膜トランジスタを提供する。これを第6
の発明と呼ぶ。
おいて、画素面積が20000μm2 以下とされたこと
を特徴とする薄膜トランジスタを提供する。これを第6
の発明と呼ぶ。
【0022】また、第1〜第6のいずれか1つの発明に
おいて、ゲート電極が1種類の金属からなることを特徴
とする薄膜トランジスタを提供する。これを第7の発明
と呼ぶ。
おいて、ゲート電極が1種類の金属からなることを特徴
とする薄膜トランジスタを提供する。これを第7の発明
と呼ぶ。
【0023】また、第7のいずれか1つの発明におい
て、ゲート電極がCrからなることを特徴とする薄膜ト
ランジスタを提供する。これを第8の発明と呼ぶ。
て、ゲート電極がCrからなることを特徴とする薄膜ト
ランジスタを提供する。これを第8の発明と呼ぶ。
【0024】また、第1〜第8のいずれか1つの発明に
おいて、ガラス基板が用いられ、多結晶Siが半導体チ
ャネルに用いられてなることを特徴とする薄膜トランジ
スタのを提供する。これを第9の発明と呼ぶ。
おいて、ガラス基板が用いられ、多結晶Siが半導体チ
ャネルに用いられてなることを特徴とする薄膜トランジ
スタのを提供する。これを第9の発明と呼ぶ。
【0025】また、ゲート配線バスに接続されたゲート
電極が半導体チャネル層よりも上に配置され、一つの薄
膜トランジスタあたりチャネル長方向に複数のゲート電
極が備えられた薄膜トランジスタの製造方法であって、
サイドエッチング法を用いて半導体チャネル層にオフセ
ット構造を形成し、該複数のゲート電極が、半導体チャ
ネル層と交差しない領域であって、ゲート配線バスに接
続された領域以外で、接続部を有するようにパターン形
成することを特徴とする薄膜トランジスタの製造方法を
提供する。
電極が半導体チャネル層よりも上に配置され、一つの薄
膜トランジスタあたりチャネル長方向に複数のゲート電
極が備えられた薄膜トランジスタの製造方法であって、
サイドエッチング法を用いて半導体チャネル層にオフセ
ット構造を形成し、該複数のゲート電極が、半導体チャ
ネル層と交差しない領域であって、ゲート配線バスに接
続された領域以外で、接続部を有するようにパターン形
成することを特徴とする薄膜トランジスタの製造方法を
提供する。
【0026】
【作用】デュアルゲート構造では、ゲート電極がSiの
島の段差を横切る箇所は、TFT1つあたり4箇所(図
5のa、b、c、d)ある。従来は、ゲート配線バス側
の2箇所(図5のa、c)のうちどちらかで断線が起こ
ると(図6)、ゲート電極に正しい電位を与えられなく
なり、TFTは正常動作できなくなっていた。
島の段差を横切る箇所は、TFT1つあたり4箇所(図
5のa、b、c、d)ある。従来は、ゲート配線バス側
の2箇所(図5のa、c)のうちどちらかで断線が起こ
ると(図6)、ゲート電極に正しい電位を与えられなく
なり、TFTは正常動作できなくなっていた。
【0027】これに対し、本発明では、1箇所が断線し
ただけならば(図7)ゲート電極には正しい電位が与え
られるので、TFTは正常動作する。
ただけならば(図7)ゲート電極には正しい電位が与え
られるので、TFTは正常動作する。
【0028】1つの段差に断線が生じる確率をp(0<
p<1)とし、互いに独立であるとすると、ゲート電極
の断線によって1つのTFTが正常動作できなくなる確
率は、ゲート電極1つあたりのチャネル長Lが等しいと
して表1のように近似できる。
p<1)とし、互いに独立であるとすると、ゲート電極
の断線によって1つのTFTが正常動作できなくなる確
率は、ゲート電極1つあたりのチャネル長Lが等しいと
して表1のように近似できる。
【0029】
【表1】
【0030】デュアルゲートの場合の不良発生の確率
は、シングルゲート、言い換えれば1つのゲート電極に
おける不良発生の確率pに対して、1−(1−p)2 =
2p−p2 ≒2p(通常p≪1であるため)となるから
である。つまり、デュアルゲートの場合シングルゲート
の約2倍の確率でゲート電極の断線による点欠陥が発生
することになる。Lが等しい場合、デュアルゲートTF
Tではオン電流がシングルゲートTFTよりも小さくな
るので、多くの場合、オン電流をかせぐために、デュア
ルゲートTFTではLを小さくする。
は、シングルゲート、言い換えれば1つのゲート電極に
おける不良発生の確率pに対して、1−(1−p)2 =
2p−p2 ≒2p(通常p≪1であるため)となるから
である。つまり、デュアルゲートの場合シングルゲート
の約2倍の確率でゲート電極の断線による点欠陥が発生
することになる。Lが等しい場合、デュアルゲートTF
Tではオン電流がシングルゲートTFTよりも小さくな
るので、多くの場合、オン電流をかせぐために、デュア
ルゲートTFTではLを小さくする。
【0031】すると上記したように、断線がますます起
こりやすくなり、pが大きくなるので、点欠陥となる確
率はさらに大きくなる。その結果、シングルゲートの2
倍以上となる。
こりやすくなり、pが大きくなるので、点欠陥となる確
率はさらに大きくなる。その結果、シングルゲートの2
倍以上となる。
【0032】本発明によると、図5のa、b、c、dの
段差のうち、(1)4つ全部が断線していたとき、
(2)3つが断線していたとき、(3)2つが断線して
いたとき(bとdの両方が断線している場合を除く)
に、TFTは正常動作できなくなる。この場合、欠陥の
発生する総合確率は、以下の数1のようになる。
段差のうち、(1)4つ全部が断線していたとき、
(2)3つが断線していたとき、(3)2つが断線して
いたとき(bとdの両方が断線している場合を除く)
に、TFTは正常動作できなくなる。この場合、欠陥の
発生する総合確率は、以下の数1のようになる。
【0033】
【数1】 p4 +4(1−p)p3 +5(1−p)2 p2 =5p2 −6p3 +2p4 ≒5p
【0034】ここで、pは一般に非常に小さいため、5
p2 ≪2pとなる。すなわち、本発明により、ゲート電
極の断線により点欠陥が起こる確率は大幅に小さくな
る。
p2 ≪2pとなる。すなわち、本発明により、ゲート電
極の断線により点欠陥が起こる確率は大幅に小さくな
る。
【0035】また、薄膜トランジスタの各部の幾何学的
寸法とも一定の関連性がある。例えば、ゲート電極の幅
は実質的にチャネル長そのものであって、また、1つあ
たりの薄膜トランジスタの占有面積の制限もあり、あま
り長くすることができない。通常8μm以下とされる
(図7の符号D)。また、2本のゲート電極の間隙はお
よそ3〜8μm程度とされる(図7の符号C)。及び、
2本のゲート電極を接続する接続部の幅はゲート電極の
幅と同程度に設けるがおよそ2〜6μmとする(図7の
符号B)。以下に、本発明を図を参照しつつ説明する。
寸法とも一定の関連性がある。例えば、ゲート電極の幅
は実質的にチャネル長そのものであって、また、1つあ
たりの薄膜トランジスタの占有面積の制限もあり、あま
り長くすることができない。通常8μm以下とされる
(図7の符号D)。また、2本のゲート電極の間隙はお
よそ3〜8μm程度とされる(図7の符号C)。及び、
2本のゲート電極を接続する接続部の幅はゲート電極の
幅と同程度に設けるがおよそ2〜6μmとする(図7の
符号B)。以下に、本発明を図を参照しつつ説明する。
【0036】
(実施例1)TFTアクティブマトリクスタイプの液晶
ディスプレイを作製した。TFTとしては、コプレーナ
型を用いた。
ディスプレイを作製した。TFTとしては、コプレーナ
型を用いた。
【0037】最初に、ガラス基板上にプラズマCVDに
よって下地膜としてSiNX 膜を200nm、a−Si
を100nm、SiNX 膜を50nm形成した。次に、
HSBA(アルゴンイオンレーザを用いた高速ビームア
ニール法)によって、a−Siのうち必要な部分を多結
晶化した。この基板からSiNX 膜を除去した後、Si
を島状にパターニングした。
よって下地膜としてSiNX 膜を200nm、a−Si
を100nm、SiNX 膜を50nm形成した。次に、
HSBA(アルゴンイオンレーザを用いた高速ビームア
ニール法)によって、a−Siのうち必要な部分を多結
晶化した。この基板からSiNX 膜を除去した後、Si
を島状にパターニングした。
【0038】この上にプラズマCVDでゲート絶縁膜と
してSiO2 (2酸化シリコン)膜を120nm成膜し
た。次にスパッタによりCrを300nm成膜し、パタ
ーニングしてゲート電極およびゲート配線バスを形成し
た。このとき、デュアルゲート構造となるようにパター
ニングを行なうが、2つのゲート電極がゲート配線バス
と反対側で互いに接続されているように設ける。チャネ
ル長Lはゲート電極1つあたり5μmとした。
してSiO2 (2酸化シリコン)膜を120nm成膜し
た。次にスパッタによりCrを300nm成膜し、パタ
ーニングしてゲート電極およびゲート配線バスを形成し
た。このとき、デュアルゲート構造となるようにパター
ニングを行なうが、2つのゲート電極がゲート配線バス
と反対側で互いに接続されているように設ける。チャネ
ル長Lはゲート電極1つあたり5μmとした。
【0039】また、2本のゲート電極の間隙は5μmと
した。ゲート電極は半導体チャネル層を間に挟んで、一
方の領域に位置するゲート電極バスで接続され、残る他
方の領域で接続されるように設けた。コの字型のパター
ンをなしている。接続部は半導体チャネル層から十分に
離れ、かつ占有面積に影響を与えないように設けた。半
導体チャネル層との間の距離は3μmとした。さらに、
このCrをマスクとして、SiO2 膜をエッチングし
た。
した。ゲート電極は半導体チャネル層を間に挟んで、一
方の領域に位置するゲート電極バスで接続され、残る他
方の領域で接続されるように設けた。コの字型のパター
ンをなしている。接続部は半導体チャネル層から十分に
離れ、かつ占有面積に影響を与えないように設けた。半
導体チャネル層との間の距離は3μmとした。さらに、
このCrをマスクとして、SiO2 膜をエッチングし
た。
【0040】次にもう一度Crのエッチング液に浸すこ
とにより、ゲート電極Crをサイドエッチングした。こ
のあと、イオン注入装置でP(リン)イオンを注入し
た。上記サイドエッチングを行なったため、イオン注入
された領域と、チャネルとなる領域との間にオフセット
領域が形成された。ここでは1μm弱のオフセット領域
を形成した。このオフセット領域が存在することによっ
てソース・ドレイン間の耐圧が向上する。上述したよう
に、ゲート電極の断線が起こるのは主としてこのサイド
エッチング工程においてである。
とにより、ゲート電極Crをサイドエッチングした。こ
のあと、イオン注入装置でP(リン)イオンを注入し
た。上記サイドエッチングを行なったため、イオン注入
された領域と、チャネルとなる領域との間にオフセット
領域が形成された。ここでは1μm弱のオフセット領域
を形成した。このオフセット領域が存在することによっ
てソース・ドレイン間の耐圧が向上する。上述したよう
に、ゲート電極の断線が起こるのは主としてこのサイド
エッチング工程においてである。
【0041】続いて、ゲート電極バス(配線ライン)と
ソース・ドレイン電極バス(配線)の絶縁のために、プ
ラズマCVDでSiNX 膜を300nm成膜した。この
上にスパッタで画素電極となるITO膜を50nm成膜
しパターニングした。そしてソース・ドレイン電極バス
とSiとのコンタクトをとるために、SiNX 膜をパタ
ーニングした。
ソース・ドレイン電極バス(配線)の絶縁のために、プ
ラズマCVDでSiNX 膜を300nm成膜した。この
上にスパッタで画素電極となるITO膜を50nm成膜
しパターニングした。そしてソース・ドレイン電極バス
とSiとのコンタクトをとるために、SiNX 膜をパタ
ーニングした。
【0042】この上にスパッタでCrを50nm、続い
てAlを300nm成膜し、このAlおよびCrをパタ
ーニングしてソース・ドレイン電極バスを形成した。最
後に、保護膜としてCVDでSiNX 膜を400nm成
膜し、パターニングした。このように、ソース・ドレイ
ン電極バスは金属の2層構造とした。
てAlを300nm成膜し、このAlおよびCrをパタ
ーニングしてソース・ドレイン電極バスを形成した。最
後に、保護膜としてCVDでSiNX 膜を400nm成
膜し、パターニングした。このように、ソース・ドレイ
ン電極バスは金属の2層構造とした。
【0043】以上のようにして、多結晶Siを用いたT
FT基板を得た。画素のTFTとその周辺部を図1に示
す。基板上のTFTの数は約30万個である。このTF
T基板と対向基板を組み合わせ、液晶ディスプレイを作
製した。また同様のプロセスを用いて、従来型のデュア
ルゲート構造TFT(図2)の基板を作製し、LCDを
作製した。このLCDのTFTの数は約33万個であ
る。TFTのチャネル長、チャネル幅、配線の幅などは
同じである。
FT基板を得た。画素のTFTとその周辺部を図1に示
す。基板上のTFTの数は約30万個である。このTF
T基板と対向基板を組み合わせ、液晶ディスプレイを作
製した。また同様のプロセスを用いて、従来型のデュア
ルゲート構造TFT(図2)の基板を作製し、LCDを
作製した。このLCDのTFTの数は約33万個であ
る。TFTのチャネル長、チャネル幅、配線の幅などは
同じである。
【0044】このようにして得た液晶ディスプレイに画
像を表示して、点欠陥の数を調べた。従来型のものは、
基板によって異なるものの、数十〜百数十個の点欠陥が
見られた。これに対して、本発明に基づいて2つのゲー
ト電極がゲート配線バスと反対側で互いに接続したもの
は、0〜数個しか点欠陥が見られなかった。
像を表示して、点欠陥の数を調べた。従来型のものは、
基板によって異なるものの、数十〜百数十個の点欠陥が
見られた。これに対して、本発明に基づいて2つのゲー
ト電極がゲート配線バスと反対側で互いに接続したもの
は、0〜数個しか点欠陥が見られなかった。
【0045】
【発明の効果】以上に示したように、本発明によれば、
トップゲート構造かつデュアルゲート構造のTFTを用
いたアクティブマトリクスのディスプレイにおいて、点
欠陥を大幅に低減することができた。
トップゲート構造かつデュアルゲート構造のTFTを用
いたアクティブマトリクスのディスプレイにおいて、点
欠陥を大幅に低減することができた。
【0046】本発明は大型のガラス基板(対角サイズが
8サイズ≒20cm以上、30万画素以上(例:640
×480のアクティブマトリックスディスプレイ))を
用いた低温形成の多結晶SiTFTアレー基板の製造に
おいて、高い製造歩留を得ることができた。特に、大き
な基板面積の中に多数設けられた薄膜トランジスタの段
差部分での接続欠陥を救済することができ、表示の点欠
陥不良のない液晶表示素子を容易に形成できるようにな
った。
8サイズ≒20cm以上、30万画素以上(例:640
×480のアクティブマトリックスディスプレイ))を
用いた低温形成の多結晶SiTFTアレー基板の製造に
おいて、高い製造歩留を得ることができた。特に、大き
な基板面積の中に多数設けられた薄膜トランジスタの段
差部分での接続欠陥を救済することができ、表示の点欠
陥不良のない液晶表示素子を容易に形成できるようにな
った。
【0047】また、従来から知られているSi層のテー
パー処理を用いずに、断線防止を達成することができる
ようになった。そのため、テーパー処理に応じて必要と
なる薄膜トランジスタの設計ルールを回避することがで
きる。例えば、オン電流を確保するためにチャネル幅を
大きくする必要がなくなり、その場合のオフ電流の上昇
や、寄生容量の増加といった二次的なマイナス要素を克
服することができる。
パー処理を用いずに、断線防止を達成することができる
ようになった。そのため、テーパー処理に応じて必要と
なる薄膜トランジスタの設計ルールを回避することがで
きる。例えば、オン電流を確保するためにチャネル幅を
大きくする必要がなくなり、その場合のオフ電流の上昇
や、寄生容量の増加といった二次的なマイナス要素を克
服することができる。
【0048】また、ゲート電極及びゲート電極バスはC
rなどの金属1層で設けることが製造プロセス全体の観
点から好ましい、この場合、金属の厚みを厚くすると応
力の発生により、段差での断線が発生しやすくなる傾向
がある。また、内部の半導体チャネル層の厚みも関係
し、電気的特性などの観点から一定の厚みが必要となる
が、このような場合であっても、本発明を用いることで
高い製造歩留を得ることができる。
rなどの金属1層で設けることが製造プロセス全体の観
点から好ましい、この場合、金属の厚みを厚くすると応
力の発生により、段差での断線が発生しやすくなる傾向
がある。また、内部の半導体チャネル層の厚みも関係
し、電気的特性などの観点から一定の厚みが必要となる
が、このような場合であっても、本発明を用いることで
高い製造歩留を得ることができる。
【0049】このように、本発明は単に欠陥救済を達成
するばかりでなく、その他の製造工程に影響を与えるこ
となく安定した生産性と高い製品性能を得ることができ
る。
するばかりでなく、その他の製造工程に影響を与えるこ
となく安定した生産性と高い製品性能を得ることができ
る。
【0050】また、本発明はその効果を損しない範囲で
種々の応用ができる。
種々の応用ができる。
【図1】本発明の実施例を表す平面図。
【図2】従来のデュアルゲート構造TFTの平面図。
【図3】従来のシングルゲート構造TFTの平面図。
【図4】ゲート電極の断線の様子をあらわす断面図。
【図5】デュアルゲート構造TFTにおける、ゲート電
極がSi島の段差を横切る箇所を示す平面図。
極がSi島の段差を横切る箇所を示す平面図。
【図6】従来のデュアルゲート構造TFTで、ゲート電
極の断線が起きた様子を示す平面図。
極の断線が起きた様子を示す平面図。
【図7】本発明においてゲート電極の断線が起きた様子
を示す平面図。
を示す平面図。
1:Si島 2:ゲート電極 3:ゲート配線バス 4:ソース電極 5:ソース配線 6:ドレイン電極 7:画素電極(ITO) 8:ゲート絶縁膜 9:下地膜 10:ガラス基板
Claims (9)
- 【請求項1】ゲート配線バスに接続されたゲート電極が
半導体チャネル層よりも上に配置され、一つの薄膜トラ
ンジスタあたりチャネル長方向に複数のゲート電極が備
えられた薄膜トランジスタにおいて、該複数のゲート電
極が、半導体チャネル層と交差しない領域であって、ゲ
ート配線バスに接続された領域以外で、接続部を有する
ことを特徴とする薄膜トランジスタ。 - 【請求項2】該複数のゲート電極のそれぞれの幅が8μ
m以下とされたことを特徴とする請求項1の薄膜トラン
ジスタ。 - 【請求項3】接続部の幅が2〜6μmとされたことを特
徴とする請求項1または2の薄膜トランジスタ。 - 【請求項4】接続部と半導体チャネル層との間の距離が
2〜8μmとされたことを特徴とする請求項1〜3のい
ずれか1項の薄膜トランジスタ。 - 【請求項5】ゲート電極の厚みが100nm以上、かつ
半導体チャネル層が50nm以上とされたことを特徴と
する請求項1〜4のいずれか1項の薄膜トランジスタ。 - 【請求項6】画素面積が20000μm2 以下とされた
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項の薄膜ト
ランジスタ。 - 【請求項7】ゲート電極が1種類の金属からなることを
特徴とする請求項1〜6のいずれか1項の薄膜トランジ
スタ。 - 【請求項8】ゲート電極がCrからなることを特徴とす
る請求項7の薄膜トランジスタ。 - 【請求項9】ゲート配線バスに接続されたゲート電極が
半導体チャネル層よりも上に配置され、一つの薄膜トラ
ンジスタあたりチャネル長方向に複数のゲート電極が備
えられた薄膜トランジスタの製造方法であって、サイド
エッチング法を用いて半導体チャネル層にオフセット構
造を形成し、該複数のゲート電極が、半導体チャネル層
と交差しない領域であって、ゲート配線バスに接続され
た領域以外で、接続部を有するようにパターン形成する
ことを特徴とする薄膜トランジスタの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13434095A JPH08330595A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 薄膜トランジスタ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13434095A JPH08330595A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 薄膜トランジスタ及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08330595A true JPH08330595A (ja) | 1996-12-13 |
Family
ID=15126069
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13434095A Pending JPH08330595A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 薄膜トランジスタ及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08330595A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7208352B2 (en) | 2001-12-19 | 2007-04-24 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Method of fabricating a thin film transistor with multiple gates using metal induced lateral crystallization |
US7365805B2 (en) | 2004-01-26 | 2008-04-29 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Display device, manufacturing method thereof, and television receiver |
US7371625B2 (en) | 2004-02-13 | 2008-05-13 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Semiconductor device and manufacturing method thereof, liquid crystal television system, and EL television system |
JP2009301058A (ja) * | 2000-02-03 | 2009-12-24 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 発光装置 |
CN103543565A (zh) * | 2012-07-13 | 2014-01-29 | 群康科技(深圳)有限公司 | 显示器 |
US8957422B2 (en) | 1998-11-17 | 2015-02-17 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Method of fabricating a semiconductor device |
US9423644B2 (en) | 2012-07-13 | 2016-08-23 | Innolux Corporation | Display |
-
1995
- 1995-05-31 JP JP13434095A patent/JPH08330595A/ja active Pending
Cited By (19)
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---|---|---|---|---|
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JP2017083897A (ja) * | 2000-02-03 | 2017-05-18 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 電気器具 |
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US7235435B2 (en) | 2001-12-19 | 2007-06-26 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Method for fabricating thin film transistor with multiple gates using metal induced lateral crystallization |
US7235434B2 (en) | 2001-12-19 | 2007-06-26 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Thin film transistor with multiple gates using metal induced lateral crystallization and method of fabricating the same |
US7294537B2 (en) | 2001-12-19 | 2007-11-13 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Method of fabricating thin film transistor with multiple gates using super grain silicon crystallization |
US7381990B2 (en) | 2001-12-19 | 2008-06-03 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Thin film transistor with multiple gates fabricated using super grain silicon crystallization |
US7208352B2 (en) | 2001-12-19 | 2007-04-24 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Method of fabricating a thin film transistor with multiple gates using metal induced lateral crystallization |
US7732818B2 (en) | 2004-01-26 | 2010-06-08 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Display device, manufacturing method thereof, and television receiver |
US7993993B2 (en) | 2004-01-26 | 2011-08-09 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Display device, manufacturing method thereof, and television receiver |
US7365805B2 (en) | 2004-01-26 | 2008-04-29 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Display device, manufacturing method thereof, and television receiver |
US7776667B2 (en) | 2004-02-13 | 2010-08-17 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Semiconductor device and manufacturing method thereof, liquid crystal television system, and EL television system |
US7371625B2 (en) | 2004-02-13 | 2008-05-13 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Semiconductor device and manufacturing method thereof, liquid crystal television system, and EL television system |
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US9423644B2 (en) | 2012-07-13 | 2016-08-23 | Innolux Corporation | Display |
US9897845B2 (en) | 2012-07-13 | 2018-02-20 | Innolux Corporation | Display |
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