JPH08329469A - データ記録装置 - Google Patents
データ記録装置Info
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- JPH08329469A JPH08329469A JP13662995A JP13662995A JPH08329469A JP H08329469 A JPH08329469 A JP H08329469A JP 13662995 A JP13662995 A JP 13662995A JP 13662995 A JP13662995 A JP 13662995A JP H08329469 A JPH08329469 A JP H08329469A
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- JP
- Japan
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- recorded
- recording
- recording medium
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 CPU24の制御によって、光ディスク7の
ディスクIDを読み出し、メモリ47のテーブル内に、
上記読み出したディスクIDと同じ値のディスクIDが
あるか否かを検出し、テーブル内に上記ディスクIDが
記憶されている場合には、CPU24が光ピックアップ
40及びスレッド機構44を制御することによってレー
ザダイオード1を移動させ、上記ディスクIDに対応す
る記録パラメータに基づいてレーザダイオード1から最
適レーザ駆動パワーを出射し、データの記録を行う。 【効果】 従来のOPC動作の最大回数、即ち100回
以上のデータ記録動作を行った場合に、記録データの品
質を保つことができる。
ディスクIDを読み出し、メモリ47のテーブル内に、
上記読み出したディスクIDと同じ値のディスクIDが
あるか否かを検出し、テーブル内に上記ディスクIDが
記憶されている場合には、CPU24が光ピックアップ
40及びスレッド機構44を制御することによってレー
ザダイオード1を移動させ、上記ディスクIDに対応す
る記録パラメータに基づいてレーザダイオード1から最
適レーザ駆動パワーを出射し、データの記録を行う。 【効果】 従来のOPC動作の最大回数、即ち100回
以上のデータ記録動作を行った場合に、記録データの品
質を保つことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学的記録媒体にデー
タ信号を記録するデータ記録装置に関する。
タ信号を記録するデータ記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光学的記録媒体にデータ信号を記
録するデータ記録装置には、ディスク状の記録媒体にレ
ーザ光を照射して順次ピットを形成することにより情報
を記録し得るようになされた光ディスク装置があり、こ
の光ディスク装置としては、例えば、コンパクトディス
クいわゆるCD(Compact Disc)の規格に準拠したCD
−R(CD-Recordable)ドライブ装置がある。
録するデータ記録装置には、ディスク状の記録媒体にレ
ーザ光を照射して順次ピットを形成することにより情報
を記録し得るようになされた光ディスク装置があり、こ
の光ディスク装置としては、例えば、コンパクトディス
クいわゆるCD(Compact Disc)の規格に準拠したCD
−R(CD-Recordable)ドライブ装置がある。
【0003】このCD−Rドライブ装置で用いられる光
ディスクは、強いレーザ光を照射されることにより、予
め形成された案内溝であるプリグルーブ間の記録層の光
学的性質が変化されて1回だけ情報の記録を行うことが
できる、いわゆる追記型光ディスクである。
ディスクは、強いレーザ光を照射されることにより、予
め形成された案内溝であるプリグルーブ間の記録層の光
学的性質が変化されて1回だけ情報の記録を行うことが
できる、いわゆる追記型光ディスクである。
【0004】この光ディスクに対しては、複数曲分の音
楽データ、即ち複数トラック分のデータを連続して1回
だけ記録する動作(Disc at once)や、1トラック分の
データ毎に記録動作を行うトラック追記動作や、1トラ
ック分のデータをいくつかに分割した分割データ、即ち
パケットデータを記録する、いわゆるパケットレコーデ
ィングによって1曲分のデータを記録するトラック内追
記動作を行うことにより、データの記録を行う。
楽データ、即ち複数トラック分のデータを連続して1回
だけ記録する動作(Disc at once)や、1トラック分の
データ毎に記録動作を行うトラック追記動作や、1トラ
ック分のデータをいくつかに分割した分割データ、即ち
パケットデータを記録する、いわゆるパケットレコーデ
ィングによって1曲分のデータを記録するトラック内追
記動作を行うことにより、データの記録を行う。
【0005】この光ディスクの概略的な記録フォーマッ
トを図13に示す。この光ディスクには、音声データ等
を記録するプログラム領域PGが設けられており、この
プログラム領域PGの内周側にはTOC(Table of Con
tents)を含むリードイン領域LIが設けられ、また、
プログラム領域PGの外周側にはリードアウト領域LO
が設けられている。さらに、このリードイン領域LIの
内周側には、プログラム領域PGの記録状態を記録する
プログラム記憶領域PMAと、レーザ駆動パワーを調整
するためのパワー制御領域PCAとが設けられている。
トを図13に示す。この光ディスクには、音声データ等
を記録するプログラム領域PGが設けられており、この
プログラム領域PGの内周側にはTOC(Table of Con
tents)を含むリードイン領域LIが設けられ、また、
プログラム領域PGの外周側にはリードアウト領域LO
が設けられている。さらに、このリードイン領域LIの
内周側には、プログラム領域PGの記録状態を記録する
プログラム記憶領域PMAと、レーザ駆動パワーを調整
するためのパワー制御領域PCAとが設けられている。
【0006】また、パワー制御領域PCAは、1回のデ
ータ記録動作時に、データの記録に先立って行うOPC
(Optimum Power Control)動作、即ちレーザ駆動パワ
ーのキャリブレーション動作に使用される領域である。
ータ記録動作時に、データの記録に先立って行うOPC
(Optimum Power Control)動作、即ちレーザ駆動パワ
ーのキャリブレーション動作に使用される領域である。
【0007】上記パワー制御領域PCAは、内周側に位
置する試し書き領域と、この試し書き領域の外側に位置
するカウント領域とから成る。試し書き領域は1500
サブコードフレーム分の大きさであり、カウント領域は
100サブコードフレーム分の大きさである。このサブ
コードフレームは、図14に示すように、98個のいわ
ゆるEFMフレームを集めた、フレーム同期パターン部
86、サブコーディング部87、データ及びパリティ部
88から構成されるものであり、基準の線速度で1/7
5秒分のフレームである。
置する試し書き領域と、この試し書き領域の外側に位置
するカウント領域とから成る。試し書き領域は1500
サブコードフレーム分の大きさであり、カウント領域は
100サブコードフレーム分の大きさである。このサブ
コードフレームは、図14に示すように、98個のいわ
ゆるEFMフレームを集めた、フレーム同期パターン部
86、サブコーディング部87、データ及びパリティ部
88から構成されるものであり、基準の線速度で1/7
5秒分のフレームである。
【0008】この試し書き領域は100領域に分割され
ており、各分割領域はパーティションと呼ばれる。カウ
ント領域も試し書き領域と同様に100領域に分割され
ており、各分割領域はパーティションと呼ばれる。OP
C動作では、上記試し書き領域及び上記カウント領域の
各パーティションを単位として行われる。
ており、各分割領域はパーティションと呼ばれる。カウ
ント領域も試し書き領域と同様に100領域に分割され
ており、各分割領域はパーティションと呼ばれる。OP
C動作では、上記試し書き領域及び上記カウント領域の
各パーティションを単位として行われる。
【0009】次に、OPC動作について説明する。
【0010】このOPC動作では、先ず、カウント領域
内の、前回のOPC動作によって識別データが記録され
たパーティションを検出する。次に、この検出されたカ
ウント領域のパーティションに対応する試し書き領域内
のパーティションを検出することにより、今回のOPC
動作で試し書きデータを記録する試し書き領域内のパー
ティションを検出する。そして、そのパーティション内
の各サブコードフレーム毎に、記録用のレーザ駆動パワ
ーの出力を順次切り換えながら、試し書きデータを記録
する。次に、異なるレーザ駆動パワーで記録された試し
書きデータをそれぞれ再生して得られた各RF信号から
アシンメトリ値をそれぞれ検出する。この検出された複
数のアシンメトリ値から最適アシンメトリ値を選択し
て、この最適アシンメトリ値となる試し書きデータを記
録したときのレーザ駆動パワーを記録用の最適レーザ駆
動パワーとして決定する。この後、上記試し書きデータ
を記録した試し書き領域内のパーティションに対応する
カウント領域内のパーティションにランダムデータを記
録する。尚、上記試し書き領域及びカウント領域内の各
パーティションに対しては、光ディスクの内周側から外
周側に向かってデータが記録される。
内の、前回のOPC動作によって識別データが記録され
たパーティションを検出する。次に、この検出されたカ
ウント領域のパーティションに対応する試し書き領域内
のパーティションを検出することにより、今回のOPC
動作で試し書きデータを記録する試し書き領域内のパー
ティションを検出する。そして、そのパーティション内
の各サブコードフレーム毎に、記録用のレーザ駆動パワ
ーの出力を順次切り換えながら、試し書きデータを記録
する。次に、異なるレーザ駆動パワーで記録された試し
書きデータをそれぞれ再生して得られた各RF信号から
アシンメトリ値をそれぞれ検出する。この検出された複
数のアシンメトリ値から最適アシンメトリ値を選択し
て、この最適アシンメトリ値となる試し書きデータを記
録したときのレーザ駆動パワーを記録用の最適レーザ駆
動パワーとして決定する。この後、上記試し書きデータ
を記録した試し書き領域内のパーティションに対応する
カウント領域内のパーティションにランダムデータを記
録する。尚、上記試し書き領域及びカウント領域内の各
パーティションに対しては、光ディスクの内周側から外
周側に向かってデータが記録される。
【0011】具体的には、例えば、OPC動作を行うこ
とによって、カウント領域内の3番目のパーティション
まで識別データが記録されている場合には、試し書き領
域内の3番目のパーティションまでテストデータが記録
されて使用済みとなる。
とによって、カウント領域内の3番目のパーティション
まで識別データが記録されている場合には、試し書き領
域内の3番目のパーティションまでテストデータが記録
されて使用済みとなる。
【0012】このように、カウント領域内の各パーティ
ションは、試し書き領域内の各パーティションと一対一
で対応しており、1回のOPC動作によって試し書き領
域及びカウント領域内の1パーティションずつが使用さ
れ、カウント領域内のあるパーティションにデータが記
録済みであるならば、このパーティションに対応する試
し書き領域内のパーティションも使用済みであることを
示す。
ションは、試し書き領域内の各パーティションと一対一
で対応しており、1回のOPC動作によって試し書き領
域及びカウント領域内の1パーティションずつが使用さ
れ、カウント領域内のあるパーティションにデータが記
録済みであるならば、このパーティションに対応する試
し書き領域内のパーティションも使用済みであることを
示す。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
に、CD−Rドライブ装置において、データ記録時に
は、1回のOPC動作を行う。また、1回のOPC動作
では、試し書き領域内の1つのパーティションを使用す
る。この試し書き領域内のパーティションの数は100
であるから、1枚の光ディスク上で行うことができるO
PC動作は最高100回までである。
に、CD−Rドライブ装置において、データ記録時に
は、1回のOPC動作を行う。また、1回のOPC動作
では、試し書き領域内の1つのパーティションを使用す
る。この試し書き領域内のパーティションの数は100
であるから、1枚の光ディスク上で行うことができるO
PC動作は最高100回までである。
【0014】ここで、1枚の光ディスクに記録すること
ができる最大トラック数は99トラックとなっている。
従って、1回だけの記録動作を行う場合やトラック追記
動作を行う場合には、データ記録動作の回数が100回
以上になることはないので、OPC動作の回数が最高1
00回までしかできなくてもデータ記録動作には問題は
無い。
ができる最大トラック数は99トラックとなっている。
従って、1回だけの記録動作を行う場合やトラック追記
動作を行う場合には、データ記録動作の回数が100回
以上になることはないので、OPC動作の回数が最高1
00回までしかできなくてもデータ記録動作には問題は
無い。
【0015】ところが、トラック内追記動作を行う場合
には、1トラック分のデータを記録するのに複数回のデ
ータ記録動作を行うので、1枚の光ディスクに対するデ
ータ記録動作の回数は100回以上となる場合がある。
しかし、従来のOPC動作では、100回以上のOPC
動作を行うことができないので、100回以上のデータ
記録動作ではOPC動作を行わずにデータ記録が行われ
ることになる。このOPC動作を行わずに記録されたデ
ータの品質は、OPC動作を行って記録されたデータの
品質よりも落ちてしまう。
には、1トラック分のデータを記録するのに複数回のデ
ータ記録動作を行うので、1枚の光ディスクに対するデ
ータ記録動作の回数は100回以上となる場合がある。
しかし、従来のOPC動作では、100回以上のOPC
動作を行うことができないので、100回以上のデータ
記録動作ではOPC動作を行わずにデータ記録が行われ
ることになる。このOPC動作を行わずに記録されたデ
ータの品質は、OPC動作を行って記録されたデータの
品質よりも落ちてしまう。
【0016】そこで、本発明は上述の実情に鑑み、1枚
の光ディスクに対して100回以上のデータ記録動作を
行う際にも、記録されるデータの品質を落とすこと無く
データ記録動作を行うことができるデータ記録装置を提
供するものである。
の光ディスクに対して100回以上のデータ記録動作を
行う際にも、記録されるデータの品質を落とすこと無く
データ記録動作を行うことができるデータ記録装置を提
供するものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明に係るデータ記録
装置は、光学的記録媒体に対してレーザビームを照射す
るレーザ照射手段と、上記レーザ照射手段を駆動するレ
ーザ駆動手段と、上記レーザ照射手段を上記光学的記録
媒体に対して相対的に移動させる移動手段と、上記光学
的記録媒体を識別するための識別データと、上記光学的
記録媒体に上記データ信号を記録する際に用いる記録パ
ラメータとを記憶する記憶手段と、上記光学的記録媒体
に識別データが記録されているか否かを検出し、さら
に、この検出結果により、上記光学的記録媒体に識別デ
ータが記録されている場合には、上記記憶手段に、上記
光学的記録媒体の識別データと同じ識別データが記憶さ
れているか否かを検出し、この検出結果により、上記記
憶手段に、上記光学的記録媒体の識別データと同じ識別
データが記憶されている場合には、上記検出された識別
データに対応して記憶されている記録パラメータに基づ
いて、上記データ信号を記録するように上記レーザ駆動
手段及び上記上記移動手段を制御し、上記光学的記録媒
体に上記識別データが記録されていない場合には、上記
光学的記録媒体の識別データを決定し、上記光学的記録
媒体の記録パラメータを求めた後に、上記データ信号を
記録するように上記レーザ駆動手段及び上記移動手段を
制御する制御手段とを備えることにより上述した課題を
解決する。
装置は、光学的記録媒体に対してレーザビームを照射す
るレーザ照射手段と、上記レーザ照射手段を駆動するレ
ーザ駆動手段と、上記レーザ照射手段を上記光学的記録
媒体に対して相対的に移動させる移動手段と、上記光学
的記録媒体を識別するための識別データと、上記光学的
記録媒体に上記データ信号を記録する際に用いる記録パ
ラメータとを記憶する記憶手段と、上記光学的記録媒体
に識別データが記録されているか否かを検出し、さら
に、この検出結果により、上記光学的記録媒体に識別デ
ータが記録されている場合には、上記記憶手段に、上記
光学的記録媒体の識別データと同じ識別データが記憶さ
れているか否かを検出し、この検出結果により、上記記
憶手段に、上記光学的記録媒体の識別データと同じ識別
データが記憶されている場合には、上記検出された識別
データに対応して記憶されている記録パラメータに基づ
いて、上記データ信号を記録するように上記レーザ駆動
手段及び上記上記移動手段を制御し、上記光学的記録媒
体に上記識別データが記録されていない場合には、上記
光学的記録媒体の識別データを決定し、上記光学的記録
媒体の記録パラメータを求めた後に、上記データ信号を
記録するように上記レーザ駆動手段及び上記移動手段を
制御する制御手段とを備えることにより上述した課題を
解決する。
【0018】また、本発明に係るデータ記録装置は、光
学的記録媒体に対してレーザビームを照射するレーザ照
射手段と、上記レーザ照射手段を駆動するレーザ駆動手
段と、上記レーザ照射手段を上記光学的記録媒体に対し
て相対的に移動させる移動手段と、上記光学的記録媒体
に、現在使用しているデータ記録装置の識別データが記
録されているか否かを検出し、この検出結果により、上
記光学的記録媒体に上記データ記録装置の識別データが
記録されている場合には、上記検出された識別データに
対応して記録されている記録パラメータに基づいて、上
記データ信号を記録するように上記レーザ駆動手段及び
上記上記移動手段を制御し、上記光学的記録媒体に上記
識別データが記録されていない場合には、上記光学的記
録媒体の記録パラメータを求めた後に、上記データ信号
を記録するように上記レーザ駆動手段及び上記移動手段
を制御する制御手段とを備えることにより上述した課題
を解決する。
学的記録媒体に対してレーザビームを照射するレーザ照
射手段と、上記レーザ照射手段を駆動するレーザ駆動手
段と、上記レーザ照射手段を上記光学的記録媒体に対し
て相対的に移動させる移動手段と、上記光学的記録媒体
に、現在使用しているデータ記録装置の識別データが記
録されているか否かを検出し、この検出結果により、上
記光学的記録媒体に上記データ記録装置の識別データが
記録されている場合には、上記検出された識別データに
対応して記録されている記録パラメータに基づいて、上
記データ信号を記録するように上記レーザ駆動手段及び
上記上記移動手段を制御し、上記光学的記録媒体に上記
識別データが記録されていない場合には、上記光学的記
録媒体の記録パラメータを求めた後に、上記データ信号
を記録するように上記レーザ駆動手段及び上記移動手段
を制御する制御手段とを備えることにより上述した課題
を解決する。
【0019】
【作用】本発明においては、光学的記録媒体に記録され
た、この光学的記録媒体の識別のための識別データを読
み出し、この識別データと同じ識別データが、記憶手段
に記憶されているか否かを検出し、上記識別データが記
憶されている場合には、上記識別データに対応して記憶
されている記録パラメータに基づいて、制御手段がレー
ザ駆動手段及び移動手段を制御することにより、記録パ
ラメータを新たに求めることなく、データの記録動作を
行う。
た、この光学的記録媒体の識別のための識別データを読
み出し、この識別データと同じ識別データが、記憶手段
に記憶されているか否かを検出し、上記識別データが記
憶されている場合には、上記識別データに対応して記憶
されている記録パラメータに基づいて、制御手段がレー
ザ駆動手段及び移動手段を制御することにより、記録パ
ラメータを新たに求めることなく、データの記録動作を
行う。
【0020】また、データ記録装置に記憶されている識
別データと同じ識別データが、光学的記録媒体に記録さ
れているか否かを検出し、上記識別データが記録されて
いる場合には、上記識別データに対応して記録されてい
る記録パラメータに基づいて、制御手段がレーザ駆動手
段及び移動手段を制御することにより、記録パラメータ
を新たに求めることなく、データの記録動作を行う。
別データと同じ識別データが、光学的記録媒体に記録さ
れているか否かを検出し、上記識別データが記録されて
いる場合には、上記識別データに対応して記録されてい
る記録パラメータに基づいて、制御手段がレーザ駆動手
段及び移動手段を制御することにより、記録パラメータ
を新たに求めることなく、データの記録動作を行う。
【0021】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例について、図
面を参照しながら説明する。図1には、本発明に係るデ
ータ記録装置の概略的な構成を示す。
面を参照しながら説明する。図1には、本発明に係るデ
ータ記録装置の概略的な構成を示す。
【0022】このデータ記録装置は、光学的記録媒体で
ある光ディスク7に対してレーザビームを照射するレー
ザ照射手段であるレーザダイオード1と、上記レーザダ
イオード1を駆動するレーザ駆動手段である光ピックア
ップ40と、上記レーザダイオード1を光ディスク7に
対して相対的に移動させる移動手段であるスレッド機構
44と、上記光ディスク7を識別するための識別データ
であるディスクIDと、上記光ディスク7に上記データ
信号を記録する際に用いる記録パラメータとを記憶する
記憶手段であるメモリ47と、上記光ディスク7にディ
スクIDが記録されているか否かを検出し、さらに、こ
の検出結果により、上記光ディスク7にディスクIDが
記録されている場合には、上記メモリ47に、上記光デ
ィスク7のディスクIDと同じディスクIDが記憶され
ているか否かを検出し、この検出結果により、上記メモ
リ47に、上記光ディスク7のディスクIDと同じディ
スクIDが記憶されている場合には、上記検出されたデ
ィスクIDに対応して記憶されている記録パラメータに
基づいて、上記データ信号を記録するように上記光ピッ
クアップ40及びスレッド機構44を制御し、上記光デ
ィスク7に上記ディスクIDが記録されていない場合に
は、上記光ディスク7のディスクIDを決定し、上記光
ディスク7の記録パラメータを求めた後に、上記データ
信号を記録するように上記光ピックアップ40及びスレ
ッド機構44を制御する制御手段であるCPU24とを
備えるものである。
ある光ディスク7に対してレーザビームを照射するレー
ザ照射手段であるレーザダイオード1と、上記レーザダ
イオード1を駆動するレーザ駆動手段である光ピックア
ップ40と、上記レーザダイオード1を光ディスク7に
対して相対的に移動させる移動手段であるスレッド機構
44と、上記光ディスク7を識別するための識別データ
であるディスクIDと、上記光ディスク7に上記データ
信号を記録する際に用いる記録パラメータとを記憶する
記憶手段であるメモリ47と、上記光ディスク7にディ
スクIDが記録されているか否かを検出し、さらに、こ
の検出結果により、上記光ディスク7にディスクIDが
記録されている場合には、上記メモリ47に、上記光デ
ィスク7のディスクIDと同じディスクIDが記憶され
ているか否かを検出し、この検出結果により、上記メモ
リ47に、上記光ディスク7のディスクIDと同じディ
スクIDが記憶されている場合には、上記検出されたデ
ィスクIDに対応して記憶されている記録パラメータに
基づいて、上記データ信号を記録するように上記光ピッ
クアップ40及びスレッド機構44を制御し、上記光デ
ィスク7に上記ディスクIDが記録されていない場合に
は、上記光ディスク7のディスクIDを決定し、上記光
ディスク7の記録パラメータを求めた後に、上記データ
信号を記録するように上記光ピックアップ40及びスレ
ッド機構44を制御する制御手段であるCPU24とを
備えるものである。
【0023】また、データ記録装置の識別データである
ドライブIDを用いる場合には、このデータ記録装置
は、CPU24は、光ディスク7に、現在使用している
データ記録装置のドライブIDが記録されているか否か
を検出し、この検出結果により、上記光ディスク7に上
記データ記録装置のドライブIDが記録されている場合
には、上記検出されたドライブIDに対応して記録され
ている記録パラメータに基づいて、上記データ信号を記
録するように上記光ピックアップ40及びスレッド機構
44を制御し、上記光ディスク7に上記ドライブIDが
記録されていない場合には、上記光ディスク7の記録パ
ラメータを求めた後に、上記データ信号を記録するよう
に上記光ピックアップ40及びスレッド機構44を制御
するものである。
ドライブIDを用いる場合には、このデータ記録装置
は、CPU24は、光ディスク7に、現在使用している
データ記録装置のドライブIDが記録されているか否か
を検出し、この検出結果により、上記光ディスク7に上
記データ記録装置のドライブIDが記録されている場合
には、上記検出されたドライブIDに対応して記録され
ている記録パラメータに基づいて、上記データ信号を記
録するように上記光ピックアップ40及びスレッド機構
44を制御し、上記光ディスク7に上記ドライブIDが
記録されていない場合には、上記光ディスク7の記録パ
ラメータを求めた後に、上記データ信号を記録するよう
に上記光ピックアップ40及びスレッド機構44を制御
するものである。
【0024】図1において、レーザダイオード1から出
射されるレーザ光は、コリメーションレンズ2で平行光
とされ、グレーティング3及びビームスプリッタ4を介
して対物レンズ6に導かれ、この対物レンズ6によって
光ディスク7上に集光される。
射されるレーザ光は、コリメーションレンズ2で平行光
とされ、グレーティング3及びビームスプリッタ4を介
して対物レンズ6に導かれ、この対物レンズ6によって
光ディスク7上に集光される。
【0025】また、上記ビームスプリッタ4に入射され
た光ビームの一部は、このビームスプリッタ4によって
分離されて、レーザモニタ5に入射される。このレーザ
モニタ5に入射された光ビームは、光電変換されて、光
量に応じた電流値が得られる。この電流値は、モニタヘ
ッドアンプ30に送られて電圧値に変換され、さらに自
動パワー制御(APC)回路31に送られる。
た光ビームの一部は、このビームスプリッタ4によって
分離されて、レーザモニタ5に入射される。このレーザ
モニタ5に入射された光ビームは、光電変換されて、光
量に応じた電流値が得られる。この電流値は、モニタヘ
ッドアンプ30に送られて電圧値に変換され、さらに自
動パワー制御(APC)回路31に送られる。
【0026】このAPC回路31は、上記モニタヘッド
アンプ30からの信号を用いて、上記レーザダイオード
1からのレーザ光の出射光量が温度等の外因に影響され
ずに一定となるように制御を行うものである。このAP
C回路31からの制御信号はレーザ変調回路29に送ら
れる。このレーザ変調回路29は、上記APC回路31
からの制御信号に基づいたレーザ駆動パワーで、レーザ
ダイオード1を駆動する。
アンプ30からの信号を用いて、上記レーザダイオード
1からのレーザ光の出射光量が温度等の外因に影響され
ずに一定となるように制御を行うものである。このAP
C回路31からの制御信号はレーザ変調回路29に送ら
れる。このレーザ変調回路29は、上記APC回路31
からの制御信号に基づいたレーザ駆動パワーで、レーザ
ダイオード1を駆動する。
【0027】上記光ディスク7上に照射されたレーザビ
ームの反射光は、対物レンズ6を介してビームスプリッ
タ4に入射される。このビームスプリッタ4では上記反
射光をマルチレンズ8に導く。このマルチレンズ8は円
筒レンズ及び集光レンズ等から成り、上記反射光をフォ
トディテクタ9上に集光させる。
ームの反射光は、対物レンズ6を介してビームスプリッ
タ4に入射される。このビームスプリッタ4では上記反
射光をマルチレンズ8に導く。このマルチレンズ8は円
筒レンズ及び集光レンズ等から成り、上記反射光をフォ
トディテクタ9上に集光させる。
【0028】上記フォトディテクタ9からの出力はヘッ
ドアンプ10によって電圧値に変換され、マトリックス
回路11に出力される。このマトリックス回路11で
は、上記ヘッドアンプ10からの出力の加減算を行うこ
とにより、トラッキングエラー信号TE、フォーカスエ
ラー信号FE、及びプッシュプル信号PPが生成され
る。上記トラッキングエラー信号TE及びフォーカスエ
ラー信号FEは、位相補償回路12、13にそれぞれ送
られる。
ドアンプ10によって電圧値に変換され、マトリックス
回路11に出力される。このマトリックス回路11で
は、上記ヘッドアンプ10からの出力の加減算を行うこ
とにより、トラッキングエラー信号TE、フォーカスエ
ラー信号FE、及びプッシュプル信号PPが生成され
る。上記トラッキングエラー信号TE及びフォーカスエ
ラー信号FEは、位相補償回路12、13にそれぞれ送
られる。
【0029】位相補償回路12で位相が調整されたトラ
ッキングエラー信号TEはドライブ回路14に送られ
る。このドライブ回路14は、上記位相補償回路12か
らのトラッキングエラー信号TEに基づいてトラッキン
グアクチュエータ16を動作させる。これにより、上記
対物レンズ6の上記光ディスク7に対するトラッキング
制御がなされる。
ッキングエラー信号TEはドライブ回路14に送られ
る。このドライブ回路14は、上記位相補償回路12か
らのトラッキングエラー信号TEに基づいてトラッキン
グアクチュエータ16を動作させる。これにより、上記
対物レンズ6の上記光ディスク7に対するトラッキング
制御がなされる。
【0030】また、位相補償回路13で位相が調整され
たフォーカスエラー信号FEはドライブ回路15に送ら
れる。このドライブ回路15は、上記位相補償回路13
からのフォーカスエラー信号FEに基づいてフォーカス
アクチュエータ17を動作させる。これにより、上記対
物レンズ6の上記光ディスク7に対するフォーカス制御
がなされる。
たフォーカスエラー信号FEはドライブ回路15に送ら
れる。このドライブ回路15は、上記位相補償回路13
からのフォーカスエラー信号FEに基づいてフォーカス
アクチュエータ17を動作させる。これにより、上記対
物レンズ6の上記光ディスク7に対するフォーカス制御
がなされる。
【0031】また、上記トラッキングエラー信号TEの
低域成分は、スレッド位相補償回路32に送られて位相
補償され、ドライブ回路33に送られる。このドライブ
回路33では、上記スレッド位相補償回路32からの信
号を用いてスレッドモータ34を駆動させることによ
り、スレッド機構44の位置が移動制御される。
低域成分は、スレッド位相補償回路32に送られて位相
補償され、ドライブ回路33に送られる。このドライブ
回路33では、上記スレッド位相補償回路32からの信
号を用いてスレッドモータ34を駆動させることによ
り、スレッド機構44の位置が移動制御される。
【0032】上記マトリックス回路11から出力される
プッシュプル信号PPは、ウォブル検出回路21に出力
される。このウォブル検出回路21では、光ディスク7
の物理トラックに沿って予め形成されているウォブル信
号が検出されて、ATIP(Absolute Time In Pre-gro
ove)デモジュレータ22に出力される。このATIP
デモジュレータ22では、ウォブル信号からATIP情
報及びATIP読み出しクロック信号が検出される。
プッシュプル信号PPは、ウォブル検出回路21に出力
される。このウォブル検出回路21では、光ディスク7
の物理トラックに沿って予め形成されているウォブル信
号が検出されて、ATIP(Absolute Time In Pre-gro
ove)デモジュレータ22に出力される。このATIP
デモジュレータ22では、ウォブル信号からATIP情
報及びATIP読み出しクロック信号が検出される。
【0033】このATIP情報は、光ディスク7上に予
め記録されている絶対番地情報信号から得られる時間で
あり、基準の線速度で1/75秒分のサブコードフレー
ムと等しい長さのフレーム単位で構成されている。この
フレームはATIPフレームと呼ばれる。
め記録されている絶対番地情報信号から得られる時間で
あり、基準の線速度で1/75秒分のサブコードフレー
ムと等しい長さのフレーム単位で構成されている。この
フレームはATIPフレームと呼ばれる。
【0034】上記ATIP情報及びATIP読み出しク
ロック信号はATIPデコーダ23に送られる。このA
TIPデコーダ23では、ATIP情報及びATIP読
み出しクロック信号を用いてアドレス情報が再生され
る。このアドレス情報は、上記CPU24に供給され
る。
ロック信号はATIPデコーダ23に送られる。このA
TIPデコーダ23では、ATIP情報及びATIP読
み出しクロック信号を用いてアドレス情報が再生され
る。このアドレス情報は、上記CPU24に供給され
る。
【0035】上記ウォブル検出回路21で検出されたウ
ォブル信号とATIPデモジュレータ22で検出された
ATIP読み出しクロック信号とは、スピンドルサーボ
回路25にも出力される。このスピンドルサーボ回路2
5は、上記ウォブル信号とATIP読み出しクロック信
号とを用いてモータドライバ26を介してスピンドルモ
ータ27を駆動する。このとき、スピンドルサーボ回路
25は、上記ウォブル検出回路21で検出されるウォブ
ル信号が22.05kHzの一定周波数になるように制
御を行うか、もしくは上記ATIPモジュレータ22か
ら出力されるATIP読み出しクロック信号が6.35
kHzの一定周波数になるように制御を行う。
ォブル信号とATIPデモジュレータ22で検出された
ATIP読み出しクロック信号とは、スピンドルサーボ
回路25にも出力される。このスピンドルサーボ回路2
5は、上記ウォブル信号とATIP読み出しクロック信
号とを用いてモータドライバ26を介してスピンドルモ
ータ27を駆動する。このとき、スピンドルサーボ回路
25は、上記ウォブル検出回路21で検出されるウォブ
ル信号が22.05kHzの一定周波数になるように制
御を行うか、もしくは上記ATIPモジュレータ22か
ら出力されるATIP読み出しクロック信号が6.35
kHzの一定周波数になるように制御を行う。
【0036】上記マトリックス回路11から出力される
RF信号は、2値化回路18に送られて2値化され、2
値化信号としてPLL回路19に送られる。このPLL
回路19では、上記2値化信号からクロック信号が生成
され、このクロック信号は2値化信号と共にデコーダ回
路20に送られる。このデコーダ回路20では、上記ク
ロック信号に基づいて上記2値化信号をデコードする。
これにより、データ信号及びサブコードが再生される。
再生されたデータ信号は出力端子42から出力される。
また、上記サブコードはCPU24に送られる。
RF信号は、2値化回路18に送られて2値化され、2
値化信号としてPLL回路19に送られる。このPLL
回路19では、上記2値化信号からクロック信号が生成
され、このクロック信号は2値化信号と共にデコーダ回
路20に送られる。このデコーダ回路20では、上記ク
ロック信号に基づいて上記2値化信号をデコードする。
これにより、データ信号及びサブコードが再生される。
再生されたデータ信号は出力端子42から出力される。
また、上記サブコードはCPU24に送られる。
【0037】また、上記PLL回路19で再生されたク
ロック信号は、スピンドルサーボ回路25に入力されて
基準クロック信号と比較される。そして、この比較出力
は、回転誤差信号としてモータドライバ26に送られ
る。このモータドライバ26では、上記回転誤差信号に
基づいてスピンドルモータ27の駆動を制御する。
ロック信号は、スピンドルサーボ回路25に入力されて
基準クロック信号と比較される。そして、この比較出力
は、回転誤差信号としてモータドライバ26に送られ
る。このモータドライバ26では、上記回転誤差信号に
基づいてスピンドルモータ27の駆動を制御する。
【0038】尚、上述した動作は、光ディスク7からの
データの再生時及び光ディスク7へのデータの記録時
に、共に行われる。
データの再生時及び光ディスク7へのデータの記録時
に、共に行われる。
【0039】また、光ディスク7へのデータの記録時に
は、RF検出回路45で、光ディスク7上の所定の領域
のデータを再生することによりマトリックス回路11か
ら出力されるRF信号に基づいて、光ディスク7にデー
タが記録されているか否かを検出し、この検出信号をC
PU24に供給する。
は、RF検出回路45で、光ディスク7上の所定の領域
のデータを再生することによりマトリックス回路11か
ら出力されるRF信号に基づいて、光ディスク7にデー
タが記録されているか否かを検出し、この検出信号をC
PU24に供給する。
【0040】ここで、RF検出回路45の概略的な構成
の一実施例を図2に示し、また、このRF検出回路45
における各信号のタイミングチャートを図3に示して、
RF検出回路45の動作について説明する。
の一実施例を図2に示し、また、このRF検出回路45
における各信号のタイミングチャートを図3に示して、
RF検出回路45の動作について説明する。
【0041】図3のAに示すように、データが記録され
ている記録領域から再生されたRF信号は信号レベルが
変化しているが、未記録領域から再生されたRF信号は
信号レベルがほぼ一定となっている。このRF信号は、
ハイパスフィルタ(HPF)55を介すことにより、0
レベルを中心とする図3のBに示すような信号となる。
このHPF55からの出力信号は、コンパレータ56に
入力される。
ている記録領域から再生されたRF信号は信号レベルが
変化しているが、未記録領域から再生されたRF信号は
信号レベルがほぼ一定となっている。このRF信号は、
ハイパスフィルタ(HPF)55を介すことにより、0
レベルを中心とする図3のBに示すような信号となる。
このHPF55からの出力信号は、コンパレータ56に
入力される。
【0042】このコンパレータ56では、所定のスライ
スレベルで上記出力信号をスライスする。これにより、
図3のCに示すように、記録領域では周期3T〜11T
のパルス幅の信号に応じた’0’及び’1’の2値化信
号となり、未記録領域ではパルス幅が周期11Tより長
くなり、常に’1’となる出力信号が得られる。この出
力信号は、パルス幅検出回路57に入力される。
スレベルで上記出力信号をスライスする。これにより、
図3のCに示すように、記録領域では周期3T〜11T
のパルス幅の信号に応じた’0’及び’1’の2値化信
号となり、未記録領域ではパルス幅が周期11Tより長
くなり、常に’1’となる出力信号が得られる。この出
力信号は、パルス幅検出回路57に入力される。
【0043】このパルス幅検出回路57からは、上記2
値化信号のパルス幅が周期11Tより短いときには、記
録領域からの再生信号であることを示す’1’となり、
上記2値化信号のパルス幅が周期11Tより長いときに
は、未記録領域からの再生信号であることを示す’0’
となる検出信号が出力される。この検出信号は、図3の
Dに示すものである。
値化信号のパルス幅が周期11Tより短いときには、記
録領域からの再生信号であることを示す’1’となり、
上記2値化信号のパルス幅が周期11Tより長いときに
は、未記録領域からの再生信号であることを示す’0’
となる検出信号が出力される。この検出信号は、図3の
Dに示すものである。
【0044】次に、このデータ記録装置におけるデータ
記録の具体的な動作手順の第1の実施例のフローチャー
トを図4に示し、以下に説明する。
記録の具体的な動作手順の第1の実施例のフローチャー
トを図4に示し、以下に説明する。
【0045】この第1の実施例によるデータ記録動作
は、データ記録装置に、光ディスクのディスクIDと、
この光ディスクで行ったOPC動作によって得られた記
録パラメータとを記憶しておき、データ記録時には、デ
ータ記録装置に記憶されている、光ディスクに記録され
ているディスクIDと同じディスクIDに対応する記録
パラメータに基づいて、OPC動作を行わずにデータ記
録動作を行うものである。
は、データ記録装置に、光ディスクのディスクIDと、
この光ディスクで行ったOPC動作によって得られた記
録パラメータとを記憶しておき、データ記録時には、デ
ータ記録装置に記憶されている、光ディスクに記録され
ているディスクIDと同じディスクIDに対応する記録
パラメータに基づいて、OPC動作を行わずにデータ記
録動作を行うものである。
【0046】先ず、ステップS1で、光ディスク7が挿
入されているか否かを判別する。この光ディスク7が挿
入されているか否かの判別は、ディスク検出器37から
の検出結果に応じて判別される。このディスク検出器3
7は、フォトカプラ等によって構成することができる。
ディスク検出器37からの検出結果はCPU24に送ら
れる。
入されているか否かを判別する。この光ディスク7が挿
入されているか否かの判別は、ディスク検出器37から
の検出結果に応じて判別される。このディスク検出器3
7は、フォトカプラ等によって構成することができる。
ディスク検出器37からの検出結果はCPU24に送ら
れる。
【0047】このCPU24によって光ディスク7が挿
入されていると判別されたときに、データ記録動作のた
めの、ホストコンピュータ(図示せず)からのコマンド
や、このデータ記録装置に接続された入力装置等からの
コマンド等が入力された場合には、ステップS2に進ん
で、光ディスク7内にディスクIDが記録されているか
否かを判別する。このディスクIDは、光ディスク7内
のプログラム記憶領域PMAに記録されている。
入されていると判別されたときに、データ記録動作のた
めの、ホストコンピュータ(図示せず)からのコマンド
や、このデータ記録装置に接続された入力装置等からの
コマンド等が入力された場合には、ステップS2に進ん
で、光ディスク7内にディスクIDが記録されているか
否かを判別する。このディスクIDは、光ディスク7内
のプログラム記憶領域PMAに記録されている。
【0048】ここで、プログラム記憶領域PMAについ
て説明する。このプログラム記憶領域PMAには、図1
4で示すサブコードフレームによってデータが記録され
る。さらに、このサブコードフレーム内のサブコーディ
ング部87内のサブコードQチャンネルフレームのフォ
ーマットは、図5に示すものである。このサブコードQ
チャンネルフレームは、2ビットの同期ブロック11
1、4ビットの制御ブロック112、4ビットのアドレ
スブロック113、72ビットのデータブロック11
4、及び16ビットのCRCブロック115から構成さ
れる。上記同期ブロック111のデータは、図14のサ
ブコーディング部87の同期を示す信号である。また、
上記制御ブロック112には記録されるデータの種類等
を示すデータが記録され、上記アドレスブロック113
にはデータブロック114に記録されるデータの種類を
示すモードの値が記録され、上記CRCブロック115
には巡回符号(Cyclic Redundancy Check Code)の誤り
検出を行うためのデータが記録されている。
て説明する。このプログラム記憶領域PMAには、図1
4で示すサブコードフレームによってデータが記録され
る。さらに、このサブコードフレーム内のサブコーディ
ング部87内のサブコードQチャンネルフレームのフォ
ーマットは、図5に示すものである。このサブコードQ
チャンネルフレームは、2ビットの同期ブロック11
1、4ビットの制御ブロック112、4ビットのアドレ
スブロック113、72ビットのデータブロック11
4、及び16ビットのCRCブロック115から構成さ
れる。上記同期ブロック111のデータは、図14のサ
ブコーディング部87の同期を示す信号である。また、
上記制御ブロック112には記録されるデータの種類等
を示すデータが記録され、上記アドレスブロック113
にはデータブロック114に記録されるデータの種類を
示すモードの値が記録され、上記CRCブロック115
には巡回符号(Cyclic Redundancy Check Code)の誤り
検出を行うためのデータが記録されている。
【0049】また、上記データブロック114は、図6
に示すように、各8ビットのトラック番号部121、イ
ンデックス部122、経過時間分成分部123、経過時
間秒成分部124、経過時間フレーム番号部125、0
部126、絶対時間分成分部127、絶対時間秒成分部
128、及び絶対時間フレーム番号部129から構成さ
れる。上記各部の値は、2桁の二進化十進法(Binary C
oded Decimal:BCD)で表現される。
に示すように、各8ビットのトラック番号部121、イ
ンデックス部122、経過時間分成分部123、経過時
間秒成分部124、経過時間フレーム番号部125、0
部126、絶対時間分成分部127、絶対時間秒成分部
128、及び絶対時間フレーム番号部129から構成さ
れる。上記各部の値は、2桁の二進化十進法(Binary C
oded Decimal:BCD)で表現される。
【0050】図5のアドレスブロック113の値が1で
あるとき、即ちモード1のときには、トラック番号部1
21にはトラック番号が記録され、経過時間分成分部1
23、経過時間秒成分部124、及び経過時間フレーム
番号部125には、記録されたデータの終了時間の値が
記録され、絶対時間分成分部127、絶対時間秒成分部
128、及び絶対時間フレーム番号部129には、記録
されたデータの光ディスク7上の開始時間が記録され
る。尚、このサブコードQチャンネルフレームは、同じ
データのサブコードQチャンネルフレームが10回記録
されるものであり、0部126には、上記記録回数を示
すために、0〜9までの値が記録されている。
あるとき、即ちモード1のときには、トラック番号部1
21にはトラック番号が記録され、経過時間分成分部1
23、経過時間秒成分部124、及び経過時間フレーム
番号部125には、記録されたデータの終了時間の値が
記録され、絶対時間分成分部127、絶対時間秒成分部
128、及び絶対時間フレーム番号部129には、記録
されたデータの光ディスク7上の開始時間が記録され
る。尚、このサブコードQチャンネルフレームは、同じ
データのサブコードQチャンネルフレームが10回記録
されるものであり、0部126には、上記記録回数を示
すために、0〜9までの値が記録されている。
【0051】また、アドレスブロック113の値が2で
あるとき、即ちモード2のときには、経過時間分成分部
123、経過時間秒成分部124、及び経過時間フレー
ム番号部125に、6桁のBCDで表現されるディスク
IDが記録される。よって、ディスクIDとしては、0
〜999999までの1000000種類の値をとるこ
とが可能である。このディスクIDの値は、CPU24
により、乱数によって発生されるものであり、CPU2
4は、1000000種類の値ができるだけ等確率であ
るように乱数を発生させる。このとき、絶対時間秒成分
部128は光ディスクの種類を示す。この光ディスクの
種類は16進数で表現され、この値が’00’のときに
はCD−DA又はCD−ROMディスクを示し、’1
0’のときにはCD−Iディスクを示し、’20’のと
きにはCD−ROM XAディスクを示す。また、トラ
ック番号部121、インデックス部122、絶対時間分
成分部127、及び絶対時間フレーム番号部129に
は、’0’が記録される。
あるとき、即ちモード2のときには、経過時間分成分部
123、経過時間秒成分部124、及び経過時間フレー
ム番号部125に、6桁のBCDで表現されるディスク
IDが記録される。よって、ディスクIDとしては、0
〜999999までの1000000種類の値をとるこ
とが可能である。このディスクIDの値は、CPU24
により、乱数によって発生されるものであり、CPU2
4は、1000000種類の値ができるだけ等確率であ
るように乱数を発生させる。このとき、絶対時間秒成分
部128は光ディスクの種類を示す。この光ディスクの
種類は16進数で表現され、この値が’00’のときに
はCD−DA又はCD−ROMディスクを示し、’1
0’のときにはCD−Iディスクを示し、’20’のと
きにはCD−ROM XAディスクを示す。また、トラ
ック番号部121、インデックス部122、絶対時間分
成分部127、及び絶対時間フレーム番号部129に
は、’0’が記録される。
【0052】データ記録を行う際には、上述した、プロ
グラム記録領域PMAの全てのサブコードQチャンネル
フレームのデータが読み出されて記憶される。このと
き、CPU24は、ドライブ回路33に制御信号を送る
ことにより、スレッドモータ34を制御し、スレッド機
構44を駆動して、光ピックアップ40を光ディスク7
の半径方向に移動させる。これにより、光ピックアップ
40は、光ディスク7のプログラム記憶領域PMAに移
動される。さらに、CPU24は、APC回路31に制
御信号を送ることにより、再生用のレーザ駆動パワーで
レーザダイオード1が駆動され、光ピックアップ40に
よって全てのサブコードQチャンネルフレームのデータ
が再生されて記憶される。
グラム記録領域PMAの全てのサブコードQチャンネル
フレームのデータが読み出されて記憶される。このと
き、CPU24は、ドライブ回路33に制御信号を送る
ことにより、スレッドモータ34を制御し、スレッド機
構44を駆動して、光ピックアップ40を光ディスク7
の半径方向に移動させる。これにより、光ピックアップ
40は、光ディスク7のプログラム記憶領域PMAに移
動される。さらに、CPU24は、APC回路31に制
御信号を送ることにより、再生用のレーザ駆動パワーで
レーザダイオード1が駆動され、光ピックアップ40に
よって全てのサブコードQチャンネルフレームのデータ
が再生されて記憶される。
【0053】この後、上記記憶された全てのサブコード
Qチャンネルフレーム内のアドレスブロック113の値
が2であるか否かを検出する。これにより、アドレスブ
ロック113内の値が2であるサブコードQチャンネル
フレームが検出された場合には、ステップS2では、光
ディスク7内にディスクIDが既に記録されていると判
別され、ステップS3に進む。
Qチャンネルフレーム内のアドレスブロック113の値
が2であるか否かを検出する。これにより、アドレスブ
ロック113内の値が2であるサブコードQチャンネル
フレームが検出された場合には、ステップS2では、光
ディスク7内にディスクIDが既に記録されていると判
別され、ステップS3に進む。
【0054】このステップS3では、検出したサブコー
ドQチャンネルフレーム内のディスクIDを読み出し
て、このディスクIDの値をメモリ47に記憶する。
ドQチャンネルフレーム内のディスクIDを読み出し
て、このディスクIDの値をメモリ47に記憶する。
【0055】一方、アドレスブロック113の値が2で
あるサブコードQチャンネルフレームが検出されない場
合には、ステップS2では、光ディスク7内にディスク
IDが記録されていないと判別され、ステップS4に進
む。このとき、光ディスク7に対しては、データが記録
されていないか、もしくは、ディスクIDを記録しない
データ記録装置によってデータ記録が行われていること
になる。
あるサブコードQチャンネルフレームが検出されない場
合には、ステップS2では、光ディスク7内にディスク
IDが記録されていないと判別され、ステップS4に進
む。このとき、光ディスク7に対しては、データが記録
されていないか、もしくは、ディスクIDを記録しない
データ記録装置によってデータ記録が行われていること
になる。
【0056】ステップS4では、CPU24によって乱
数を発生させて、この光ディスク7のディスクIDの値
を決定する。
数を発生させて、この光ディスク7のディスクIDの値
を決定する。
【0057】そして、ステップS5で、OPC動作を行
う。
う。
【0058】ここで、データ記録時及び再生時の具体的
な信号生成について説明する。
な信号生成について説明する。
【0059】データ記録時には、記録データにEFM
(Eight to Fourteen Modulation) を施すことにより、
図7のAに示すような、論理0及び1の発生確率が等し
くなるようにした変調信号B1を生成する。この変調信
号B1を基準にしてレーザダイオードからレーザ光が出
射され、この変調信号B1の論理レベルに対応して間歇
的にレーザ光が光ディスク7上に照射される。これによ
り、プリグルーブ間の記録層に反射率の低い領域、即ち
ピットが形成される。尚、このときレーザダイオードは
高出力で駆動される。
(Eight to Fourteen Modulation) を施すことにより、
図7のAに示すような、論理0及び1の発生確率が等し
くなるようにした変調信号B1を生成する。この変調信
号B1を基準にしてレーザダイオードからレーザ光が出
射され、この変調信号B1の論理レベルに対応して間歇
的にレーザ光が光ディスク7上に照射される。これによ
り、プリグルーブ間の記録層に反射率の低い領域、即ち
ピットが形成される。尚、このときレーザダイオードは
高出力で駆動される。
【0060】この変調信号B1は、基準周期Tを基準に
して周期3T〜11Tの範囲でHレベル及びLレベルが
連続するように生成される。これにより、図7のBに示
すように、順次ピットPが形成されてデータが記録され
る。尚、ピットPの形成されなかった反射率の高い領域
をランドと呼ぶ。
して周期3T〜11Tの範囲でHレベル及びLレベルが
連続するように生成される。これにより、図7のBに示
すように、順次ピットPが形成されてデータが記録され
る。尚、ピットPの形成されなかった反射率の高い領域
をランドと呼ぶ。
【0061】また、データ再生時には、低出力でレーザ
ダイオード1を駆動して、出射されたレーザ光を光ディ
スク7に照射する。レーザ光が照射された光ディスク7
からの反射光はフォトディテクタ9で受光される。この
反射光の光量に応じて、図7のCに示すように信号レベ
ルが変化する再生信号、即ちRF信号が得られる。そし
て、スライスレベルSLを基準にしてRF信号の信号レ
ベルを検出することにより、図7のDに示す再生データ
D1が検出される。
ダイオード1を駆動して、出射されたレーザ光を光ディ
スク7に照射する。レーザ光が照射された光ディスク7
からの反射光はフォトディテクタ9で受光される。この
反射光の光量に応じて、図7のCに示すように信号レベ
ルが変化する再生信号、即ちRF信号が得られる。そし
て、スライスレベルSLを基準にしてRF信号の信号レ
ベルを検出することにより、図7のDに示す再生データ
D1が検出される。
【0062】このとき、変調信号B1がEFMにより生
成され、論理0及び1の発生確率が等しいので、再生デ
ータD1においても論理0及び1の発生確率が等しくな
るようにスライスレベルSLを選定する。
成され、論理0及び1の発生確率が等しいので、再生デ
ータD1においても論理0及び1の発生確率が等しくな
るようにスライスレベルSLを選定する。
【0063】これに対して、データ記録時には、レーザ
ダイオード1が一定のパワーで駆動されてレーザ光が出
射されたとしても、周囲温度の変化及びレーザ波長の変
化等に応じてピットの大きさが変化する。
ダイオード1が一定のパワーで駆動されてレーザ光が出
射されたとしても、周囲温度の変化及びレーザ波長の変
化等に応じてピットの大きさが変化する。
【0064】このため、データ記録時には、OPC動作
によって、レーザダイオード1の駆動パワーを順次切り
換えて、光ディスクの試し書き領域に試し書きデータを
記録し、この試し書きデータを再生して各レーザ駆動パ
ワーにおけるアシンメトリ値Asyを検出する。そし
て、これらの検出したアシンメトリ値Asyの中から予
め決められているアシンメトリ値Asyに最も近いアシ
ンメトリ値Asyを選択する。これにより、選択したア
シンメトリ値Asyを得た時の駆動パワーがレーザダイ
オード1の最適レーザ駆動パワーの値として決定され、
同時に、目標ピットレベルを得ることができる。
によって、レーザダイオード1の駆動パワーを順次切り
換えて、光ディスクの試し書き領域に試し書きデータを
記録し、この試し書きデータを再生して各レーザ駆動パ
ワーにおけるアシンメトリ値Asyを検出する。そし
て、これらの検出したアシンメトリ値Asyの中から予
め決められているアシンメトリ値Asyに最も近いアシ
ンメトリ値Asyを選択する。これにより、選択したア
シンメトリ値Asyを得た時の駆動パワーがレーザダイ
オード1の最適レーザ駆動パワーの値として決定され、
同時に、目標ピットレベルを得ることができる。
【0065】ここで、アシンメトリ値とはピットとラン
ドとの時間平均の比を表す。具体的には、光ディスクか
ら再生されるRF信号は図8に示す波形となり、図7の
Dに示す再生データD1に対して論理0及び1の発生確
率が等しくなるスライスレベルSLと、再生信号のピー
クレベル及びボトムレベルとの関係により表される。即
ち、アシンメトリ値Asyは、周期11Tのパルス幅の
信号のピークレベルX1 及びボトムレベルX4 と、周期
3Tのパルス幅の信号のピークレベルX2 及びボトムレ
ベルX3 とを用いて、以下に示す(1)式で表すことが
できる。
ドとの時間平均の比を表す。具体的には、光ディスクか
ら再生されるRF信号は図8に示す波形となり、図7の
Dに示す再生データD1に対して論理0及び1の発生確
率が等しくなるスライスレベルSLと、再生信号のピー
クレベル及びボトムレベルとの関係により表される。即
ち、アシンメトリ値Asyは、周期11Tのパルス幅の
信号のピークレベルX1 及びボトムレベルX4 と、周期
3Tのパルス幅の信号のピークレベルX2 及びボトムレ
ベルX3 とを用いて、以下に示す(1)式で表すことが
できる。
【0066】
【数1】
【0067】尚、最適レーザ駆動パワーを求める場合に
は、ピットレベルをPL、レーザ駆動パワー値比をR
C、反射率比をHC、目標ピットレベルをPRiとする
と、以下に示す(2)式が成り立つようにする。
は、ピットレベルをPL、レーザ駆動パワー値比をR
C、反射率比をHC、目標ピットレベルをPRiとする
と、以下に示す(2)式が成り立つようにする。
【0068】
【数2】
【0069】ここで、上記レーザ駆動パワー値比RC
は、現在のレーザ駆動パワー目標値をRnとし、最適レ
ーザ駆動パワー値をRiとすると、以下の(3)式で表
すことができる。
は、現在のレーザ駆動パワー目標値をRnとし、最適レ
ーザ駆動パワー値をRiとすると、以下の(3)式で表
すことができる。
【0070】
【数3】
【0071】また、上記反射率比HCは、現在の反射率
をHn、反射率の初期値をHiとすると、以下の(4)式
で表すことができる。
をHn、反射率の初期値をHiとすると、以下の(4)式
で表すことができる。
【0072】
【数4】
【0073】また、現在の反射率Hnは、ランドレベル
をLL、データ再生用のレーザ駆動パワーをROとする
と、以下の(5)式で表すことができる。
をLL、データ再生用のレーザ駆動パワーをROとする
と、以下の(5)式で表すことができる。
【0074】
【数5】
【0075】次に、OPC動作を具体的に説明する。
【0076】CPU24の制御によって、光ピックアッ
プ40をカウント領域に移動し、識別データの記録状態
を検出することにより、上記カウント領域に対応する試
し書き領域の使用状態を検出する。
プ40をカウント領域に移動し、識別データの記録状態
を検出することにより、上記カウント領域に対応する試
し書き領域の使用状態を検出する。
【0077】次に、CPU24からの制御によって、ス
イッチ35を端子b側に切り換えてメモリ36と接続
し、メモリ36に記憶されているテストデータを読み出
す。このテストデータは、データエンコーダ28を介し
てレーザ変調回路29に送られる。また、CPU24
は、ドライブ回路33を制御することにより、光ピック
アップ40を光ディスク7のパワー制御領域PCAに移
動させ、APC回路31を制御し、複数の異なるレーザ
駆動パワーでレーザダイオード1を駆動する。これによ
り、光ディスク7のパワー制御領域PCAに、レーザ駆
動パワーを変えながら、メモリ36から読み出したテス
トデータを順次パワー制御領域PCAに記録する。
イッチ35を端子b側に切り換えてメモリ36と接続
し、メモリ36に記憶されているテストデータを読み出
す。このテストデータは、データエンコーダ28を介し
てレーザ変調回路29に送られる。また、CPU24
は、ドライブ回路33を制御することにより、光ピック
アップ40を光ディスク7のパワー制御領域PCAに移
動させ、APC回路31を制御し、複数の異なるレーザ
駆動パワーでレーザダイオード1を駆動する。これによ
り、光ディスク7のパワー制御領域PCAに、レーザ駆
動パワーを変えながら、メモリ36から読み出したテス
トデータを順次パワー制御領域PCAに記録する。
【0078】この後、上記各レーザ駆動パワーで記録さ
れたテストデータを再生し、これによって得られるRF
信号をアシンメトリ検出回路46に送る。このアシンメ
トリ検出回路46では各レーザ駆動パワーにおけるアシ
ンメトリ値を検出する。CPU24は、アシンメトリ検
出回路46で検出された各レーザ駆動パワーにおけるア
シンメトリ値の内で、目標アシンメトリ値に最も近いア
シンメトリ値を選択し、このアシンメトリ値が得られた
ときのレーザ駆動パワーの値を最適レーザ駆動パワーと
する。この最適レーザ駆動パワーを、目標ピットレベル
及び最適アシンメトリ値と共に、光ディスク7にデータ
記録を行う際の記録パラメータとして、上記決定したデ
ィスクIDに対応させてメモリ47に記憶する。
れたテストデータを再生し、これによって得られるRF
信号をアシンメトリ検出回路46に送る。このアシンメ
トリ検出回路46では各レーザ駆動パワーにおけるアシ
ンメトリ値を検出する。CPU24は、アシンメトリ検
出回路46で検出された各レーザ駆動パワーにおけるア
シンメトリ値の内で、目標アシンメトリ値に最も近いア
シンメトリ値を選択し、このアシンメトリ値が得られた
ときのレーザ駆動パワーの値を最適レーザ駆動パワーと
する。この最適レーザ駆動パワーを、目標ピットレベル
及び最適アシンメトリ値と共に、光ディスク7にデータ
記録を行う際の記録パラメータとして、上記決定したデ
ィスクIDに対応させてメモリ47に記憶する。
【0079】この後、ステップS8で、CPU24は、
最適レーザ駆動パワーとなるようにAPC回路31を制
御し、データの記録を行う。このデータ記録時には、ス
イッチ35は端子a側に切り換えられて信号入力端子4
3に接続されており、この信号入力端子43からは記録
用のデータが入力される。この入力された記録用のデー
タは、スイッチ35を介してデータエンコーダ28でエ
ンコードされ、レーザ変調回路29に送られる。レーザ
変調回路29では、APC回路31からの制御信号に基
づいたレーザ駆動パワーでレーザダイオード1を駆動す
ることにより、データの記録が行われる。このとき、光
ディスク7に対する、連続するデータの記録及び再生
は、光ディスク7の内周側から外周側に向けて行われ
る。
最適レーザ駆動パワーとなるようにAPC回路31を制
御し、データの記録を行う。このデータ記録時には、ス
イッチ35は端子a側に切り換えられて信号入力端子4
3に接続されており、この信号入力端子43からは記録
用のデータが入力される。この入力された記録用のデー
タは、スイッチ35を介してデータエンコーダ28でエ
ンコードされ、レーザ変調回路29に送られる。レーザ
変調回路29では、APC回路31からの制御信号に基
づいたレーザ駆動パワーでレーザダイオード1を駆動す
ることにより、データの記録が行われる。このとき、光
ディスク7に対する、連続するデータの記録及び再生
は、光ディスク7の内周側から外周側に向けて行われ
る。
【0080】尚、ステップS8のデータの記録に際し
て、光ディスク7にディスクIDが記録されていない場
合には、先ず、プログラム記憶領域PMA内のサブコー
ドQチャンネルフレームのアドレスブロック113に2
を書き込み、上記決定されたディスクIDの値及び光デ
ィスクの種類を書き込んだ後に、データ記録を行う。
て、光ディスク7にディスクIDが記録されていない場
合には、先ず、プログラム記憶領域PMA内のサブコー
ドQチャンネルフレームのアドレスブロック113に2
を書き込み、上記決定されたディスクIDの値及び光デ
ィスクの種類を書き込んだ後に、データ記録を行う。
【0081】また、メモリ47としては、揮発性メモ
リ、例えばSRAMを用いればよいが、不揮発性メモ
リ、例えばEEPROMやFlash ROMを用いる
ことにより、データ記録装置の電源のON/OFF動作
を行ったときや、ホストコンピュータからのコマンド等
によって、データ記録装置のリセットが行われたときに
も、このデータ記録装置においてデータ記録を行った光
ディスクのディスクID及び記録パラメータを記憶して
おくことができる。
リ、例えばSRAMを用いればよいが、不揮発性メモ
リ、例えばEEPROMやFlash ROMを用いる
ことにより、データ記録装置の電源のON/OFF動作
を行ったときや、ホストコンピュータからのコマンド等
によって、データ記録装置のリセットが行われたときに
も、このデータ記録装置においてデータ記録を行った光
ディスクのディスクID及び記録パラメータを記憶して
おくことができる。
【0082】また、ステップS3で、この光ディスク7
のディスクIDをメモリ47に記憶した後には、ステッ
プS6に進んで、CPU24により、上記記憶したディ
スクIDと、メモリ47に記憶されているディスクID
と記録パラメータとから成るテーブル内のディスクID
の値とを比較し、記憶したディスクIDの値と同じ値の
ディスクIDがテーブル内に存在するか否かを判別す
る。
のディスクIDをメモリ47に記憶した後には、ステッ
プS6に進んで、CPU24により、上記記憶したディ
スクIDと、メモリ47に記憶されているディスクID
と記録パラメータとから成るテーブル内のディスクID
の値とを比較し、記憶したディスクIDの値と同じ値の
ディスクIDがテーブル内に存在するか否かを判別す
る。
【0083】上記記憶したディスクIDと同じ値のディ
スクIDがテーブル内に無いと判別された場合には、ス
テップS5に進む。このステップS5では、上述のよう
にOPC動作を行って記録パラメータを得て、上記記憶
したディスクIDと、これに対応する、上記得た記録パ
ラメータとをテーブルとしてメモリ47に記憶する。そ
して、ステップS8で、上記記録パラメータに基づいて
データの記録を行う。
スクIDがテーブル内に無いと判別された場合には、ス
テップS5に進む。このステップS5では、上述のよう
にOPC動作を行って記録パラメータを得て、上記記憶
したディスクIDと、これに対応する、上記得た記録パ
ラメータとをテーブルとしてメモリ47に記憶する。そ
して、ステップS8で、上記記録パラメータに基づいて
データの記録を行う。
【0084】また、ステップS6で、上記記憶したディ
スクIDと同じディスクIDが、テーブル内に存在する
と判別された場合には、ステップS7に進んで、メモリ
47のテーブルから記録パラメータを得る。そして、ス
テップS8で、この記録パラメータに基づいてデータの
記録を行う。
スクIDと同じディスクIDが、テーブル内に存在する
と判別された場合には、ステップS7に進んで、メモリ
47のテーブルから記録パラメータを得る。そして、ス
テップS8で、この記録パラメータに基づいてデータの
記録を行う。
【0085】また、このデータ記録装置におけるデータ
記録の具体的な動作手順の第2の実施例のフローチャー
トを図9に示し、以下に説明する。
記録の具体的な動作手順の第2の実施例のフローチャー
トを図9に示し、以下に説明する。
【0086】この第2の実施例によるデータ記録動作
は、光ディスク内に、この光ディスクに対してデータ記
録を行ったデータ記録装置のドライブIDと、このデー
タ記録装置によるOPC動作によって得られた記録パラ
メータとをテーブルとして記録しておき、データ記録時
には、光ディスクに記録されている、データ記録を行う
データ記録装置のドライブIDと同じ値のドライブID
に対応する記録パラメータに基づいて、OPC動作を行
わずに、データ記録動作を行うものである。
は、光ディスク内に、この光ディスクに対してデータ記
録を行ったデータ記録装置のドライブIDと、このデー
タ記録装置によるOPC動作によって得られた記録パラ
メータとをテーブルとして記録しておき、データ記録時
には、光ディスクに記録されている、データ記録を行う
データ記録装置のドライブIDと同じ値のドライブID
に対応する記録パラメータに基づいて、OPC動作を行
わずに、データ記録動作を行うものである。
【0087】先ず、ステップS11で、光ディスク7が
挿入されているか否かをディスク検出器37からの検出
結果によって判別する。ディスク検出器37からの検出
結果はCPU24に送られる。
挿入されているか否かをディスク検出器37からの検出
結果によって判別する。ディスク検出器37からの検出
結果はCPU24に送られる。
【0088】このCPU24によって光ディスク7が挿
入されていると判別されたときに、データ記録動作のた
めの、ホストコンピュータからのコマンドや、このデー
タ記録装置に接続された入力装置等からのコマンド等が
入力された場合には、ステップS12に進んで、光ディ
スク7にドライブIDが記録されているか否かを判別す
る。このドライブIDは、光ディスク7のプログラム記
憶領域PMAのサブコードフレームのデータ部内に、こ
の光ディスク7に対してデータ記録動作を行ったデータ
記録装置によるOPC動作によって得られた記録パラメ
ータと共に、テーブルとして記録されている。
入されていると判別されたときに、データ記録動作のた
めの、ホストコンピュータからのコマンドや、このデー
タ記録装置に接続された入力装置等からのコマンド等が
入力された場合には、ステップS12に進んで、光ディ
スク7にドライブIDが記録されているか否かを判別す
る。このドライブIDは、光ディスク7のプログラム記
憶領域PMAのサブコードフレームのデータ部内に、こ
の光ディスク7に対してデータ記録動作を行ったデータ
記録装置によるOPC動作によって得られた記録パラメ
ータと共に、テーブルとして記録されている。
【0089】尚、データ記録装置内のドライブIDは、
データ記録装置の製造時に、データ記録装置内の不揮発
性メモリに記憶させてあり、具体的な内容としては、シ
リアル番号や製造時の年・月・日・時間等が考えられ
る。
データ記録装置の製造時に、データ記録装置内の不揮発
性メモリに記憶させてあり、具体的な内容としては、シ
リアル番号や製造時の年・月・日・時間等が考えられ
る。
【0090】ステップS12では、CPU24の制御に
より、光ピックアップ40を、上記前回のデータ記録動
作時に記録されたプログラム記憶領域PMA内のサブコ
ードフレームのデータ部に移動され、このデータ部の全
データを読み出して記憶する。そして、テーブルが記録
されているか否かを判別する。これにより、テーブルが
記録されていないと判別されたならば、ステップS14
に進む。このとき、この光ディスク7に対しては、デー
タ記録が行われていないか、もしくは、ドライブIDを
記憶していないデータ記録装置によってデータ記録が行
われていることになる。
より、光ピックアップ40を、上記前回のデータ記録動
作時に記録されたプログラム記憶領域PMA内のサブコ
ードフレームのデータ部に移動され、このデータ部の全
データを読み出して記憶する。そして、テーブルが記録
されているか否かを判別する。これにより、テーブルが
記録されていないと判別されたならば、ステップS14
に進む。このとき、この光ディスク7に対しては、デー
タ記録が行われていないか、もしくは、ドライブIDを
記憶していないデータ記録装置によってデータ記録が行
われていることになる。
【0091】ステップS14では、OPC動作を行い、
現在使用しているデータ記録装置からドライブIDを読
み出し、このドライブIDとOPC動作による記録パラ
メータとをテーブルとして、プログラム記憶領域PMA
のデータ部に記録する。
現在使用しているデータ記録装置からドライブIDを読
み出し、このドライブIDとOPC動作による記録パラ
メータとをテーブルとして、プログラム記憶領域PMA
のデータ部に記録する。
【0092】一方、ステップS12で、光ディスク7内
にテーブルが記録されていると判別されるならば、ステ
ップS13で、テーブル内のドライブIDのデータを読
み出す。
にテーブルが記録されていると判別されるならば、ステ
ップS13で、テーブル内のドライブIDのデータを読
み出す。
【0093】この後、ステップS15で、読み出したド
ライブIDのデータ内に、現在使用しているデータ記録
装置のドライブIDが存在するか否かを判別する。
ライブIDのデータ内に、現在使用しているデータ記録
装置のドライブIDが存在するか否かを判別する。
【0094】これにより、データ記録装置のドライブI
Dのデータと同じデータが、光ディスク7に記録されて
いるドライブIDのデータ内に存在しないと判別される
ならば、現在使用しているデータ記録装置によって、光
ディスク7に対するデータ記録動作が行われていないこ
とになる。よって、ステップS14に進んで、OPC動
作を行い、現在使用しているデータ記録装置からドライ
ブIDを読み出し、このドライブIDとOPC動作によ
る記録パラメータとをテーブルとして、プログラム記憶
領域PMAのデータ部に記録する。そして、ステップS
17で、上記記録パラメータに基づいてデータの記録を
行う。
Dのデータと同じデータが、光ディスク7に記録されて
いるドライブIDのデータ内に存在しないと判別される
ならば、現在使用しているデータ記録装置によって、光
ディスク7に対するデータ記録動作が行われていないこ
とになる。よって、ステップS14に進んで、OPC動
作を行い、現在使用しているデータ記録装置からドライ
ブIDを読み出し、このドライブIDとOPC動作によ
る記録パラメータとをテーブルとして、プログラム記憶
領域PMAのデータ部に記録する。そして、ステップS
17で、上記記録パラメータに基づいてデータの記録を
行う。
【0095】また、ステップS15で、データ記録装置
のドライブIDのデータと同じデータが、光ディスク7
に記録されているドライブIDのデータ内に存在すると
判別されるならば、ステップS16に進む。
のドライブIDのデータと同じデータが、光ディスク7
に記録されているドライブIDのデータ内に存在すると
判別されるならば、ステップS16に進む。
【0096】ステップS16では、テーブル内の、現在
使用しているデータ記録装置のドライブIDに対応する
記録パラメータを得て、データの記録動作を行う。そし
て、ステップS17で、上記記録パラメータに基づいて
データの記録を行う。
使用しているデータ記録装置のドライブIDに対応する
記録パラメータを得て、データの記録動作を行う。そし
て、ステップS17で、上記記録パラメータに基づいて
データの記録を行う。
【0097】尚、データ記録装置において、トラック内
追記動作、即ちパケットレコーディングを行う場合に
は、パケットレコーディングによるデータ内に、ドライ
ブIDと記録パラメータとから成るテーブルを記録して
おくことも可能である。
追記動作、即ちパケットレコーディングを行う場合に
は、パケットレコーディングによるデータ内に、ドライ
ブIDと記録パラメータとから成るテーブルを記録して
おくことも可能である。
【0098】ここで、パケットレコーディングによって
記録されるパケットデータのフォーマットを図10に示
す。この図10に示す1パケットPCのデータは、デー
タの中断及び開始を示す1サブコードフレーム分のリン
クブロックLB、データの読み出しを補償するための4
サブコードフレーム分のランイン(Run−in)ブロ
ックRIB1、RIB2、RIB3、RIB4、画像や音楽
等の情報データ等が記録されるユーザデータブロックU
DB、及びユーザデータブロックUDBの領域に遅れて
記録されるデータを補償するための2サブコードフレー
ム分のランアウト(Run−out)ブロックRO
B1、ROB2から成る。
記録されるパケットデータのフォーマットを図10に示
す。この図10に示す1パケットPCのデータは、デー
タの中断及び開始を示す1サブコードフレーム分のリン
クブロックLB、データの読み出しを補償するための4
サブコードフレーム分のランイン(Run−in)ブロ
ックRIB1、RIB2、RIB3、RIB4、画像や音楽
等の情報データ等が記録されるユーザデータブロックU
DB、及びユーザデータブロックUDBの領域に遅れて
記録されるデータを補償するための2サブコードフレー
ム分のランアウト(Run−out)ブロックRO
B1、ROB2から成る。
【0099】また、上記各ブロックのフォーマットは、
図11に示すものである。図11のAは、CD−ROM
のモード1の規定によるフォーマットであり、12バイ
トの同期部131、4バイトのヘッダ部132、204
8バイトのユーザデータ部133、4バイトのEDC部
134、8バイトの0データ部135、及び276バイ
トのECC部136から構成される。上記ヘッダ部13
2は、各1バイトの分成分部141、秒成分部142、
フレーム番号部143、及びモード部144から成る。
また、図11のBは、CD−ROMのモード2の規定に
よるフォーマットであり、12バイトの同期部151、
4バイトのヘッダ部152、及び2336バイトのユー
ザデータ部153から構成される。上記ヘッダ部152
は、各1バイトの分成分部161、秒成分部162、フ
レーム番号部163、及びモード部164から成る。上
記同期部131、151には、このフォーマットデータ
の同期パターンが記録され、上記ヘッダ部132、15
2には、このフォーマットデータの時間が記録され、上
記EDC部134には誤り検出符号が記録され、上記E
CC部136には誤り訂正符号が記録されている。
図11に示すものである。図11のAは、CD−ROM
のモード1の規定によるフォーマットであり、12バイ
トの同期部131、4バイトのヘッダ部132、204
8バイトのユーザデータ部133、4バイトのEDC部
134、8バイトの0データ部135、及び276バイ
トのECC部136から構成される。上記ヘッダ部13
2は、各1バイトの分成分部141、秒成分部142、
フレーム番号部143、及びモード部144から成る。
また、図11のBは、CD−ROMのモード2の規定に
よるフォーマットであり、12バイトの同期部151、
4バイトのヘッダ部152、及び2336バイトのユー
ザデータ部153から構成される。上記ヘッダ部152
は、各1バイトの分成分部161、秒成分部162、フ
レーム番号部163、及びモード部164から成る。上
記同期部131、151には、このフォーマットデータ
の同期パターンが記録され、上記ヘッダ部132、15
2には、このフォーマットデータの時間が記録され、上
記EDC部134には誤り検出符号が記録され、上記E
CC部136には誤り訂正符号が記録されている。
【0100】図11のA、Bに示すフォーマットのモー
ド部144、164の内で、最下位(LSB)ビットで
あるビット0及びビット1の2ビットは、このデータフ
ォーマットのモードを示し、最上位(MSB)ビットで
あるビット7〜5の3ビットは、このフォーマットデー
タが上記リンクブロックLB、ランインブロックRIB
1、RIB2、RIB3、RIB4、ユーザデータブロック
UDB、ランアウトブロックROB1、ROB2の内のど
のブロックのデータであるのかを示す。
ド部144、164の内で、最下位(LSB)ビットで
あるビット0及びビット1の2ビットは、このデータフ
ォーマットのモードを示し、最上位(MSB)ビットで
あるビット7〜5の3ビットは、このフォーマットデー
タが上記リンクブロックLB、ランインブロックRIB
1、RIB2、RIB3、RIB4、ユーザデータブロック
UDB、ランアウトブロックROB1、ROB2の内のど
のブロックのデータであるのかを示す。
【0101】このように、この第2の実施例において
は、上記パケットデータのリンクブロックLB、ランイ
ンブロックRIB1、RIB2、RIB3、RIB4、ラン
アウトブロックROB1、ROB2の内のいずれか1種類
のブロックを指定し、指定した種類のブロック全てのユ
ーザデータ部に、ドライブIDと記録パラメータとから
成るテーブルを記録しておけばよい。
は、上記パケットデータのリンクブロックLB、ランイ
ンブロックRIB1、RIB2、RIB3、RIB4、ラン
アウトブロックROB1、ROB2の内のいずれか1種類
のブロックを指定し、指定した種類のブロック全てのユ
ーザデータ部に、ドライブIDと記録パラメータとから
成るテーブルを記録しておけばよい。
【0102】また、この第2のデータ記録動作では、異
なるデータ記録装置でデータ記録動作を行う度に、光デ
ィスク7から読み出して記憶したテーブルのデータに、
今回行ったデータ記録装置のドライブID及び記録パラ
メータの値を追加して、テーブルのデータ記録を行う。
なるデータ記録装置でデータ記録動作を行う度に、光デ
ィスク7から読み出して記憶したテーブルのデータに、
今回行ったデータ記録装置のドライブID及び記録パラ
メータの値を追加して、テーブルのデータ記録を行う。
【0103】尚、本発明に係るデータ記録装置は、上述
した第1の実施例又は第2の実施例の内のいずれか一方
のデータ記録動作を行うものである。
した第1の実施例又は第2の実施例の内のいずれか一方
のデータ記録動作を行うものである。
【0104】また、1枚の光ディスクに対して、複数回
のデータ記録動作を行う場合には、最初のデータ記録時
のOPC動作によって得られた記録パラメータを記憶し
ておき、この後のデータ記録動作時には、記憶した記録
パラメータに基づいてデータ記録を行うことによって
も、OPC動作を省略することができる。このときのデ
ータ記録装置におけるデータ記録の動作手順を第3の実
施例とし、このフローチャートを図12に示し、以下に
説明する。
のデータ記録動作を行う場合には、最初のデータ記録時
のOPC動作によって得られた記録パラメータを記憶し
ておき、この後のデータ記録動作時には、記憶した記録
パラメータに基づいてデータ記録を行うことによって
も、OPC動作を省略することができる。このときのデ
ータ記録装置におけるデータ記録の動作手順を第3の実
施例とし、このフローチャートを図12に示し、以下に
説明する。
【0105】先ず、ステップS21で、CPU24によ
り、ディスク交換情報がONであるか否かが判別され
る。この光ディスク7が交換されたか否かの判別は、デ
ィスク検出器37からの検出結果に応じて判別される。
尚、光ディスク7が交換されるまでは、このディスク交
換情報はOFFであり、光ディスク7が交換されるとO
Nになるようになされている。
り、ディスク交換情報がONであるか否かが判別され
る。この光ディスク7が交換されたか否かの判別は、デ
ィスク検出器37からの検出結果に応じて判別される。
尚、光ディスク7が交換されるまでは、このディスク交
換情報はOFFであり、光ディスク7が交換されるとO
Nになるようになされている。
【0106】このステップS21において、ディスク交
換情報がONであると判別された場合には、光ディスク
7がデータ記録装置に装着されてからデータ記録動作が
1回も行われていないことになる。この場合には、ステ
ップS22に進み、OPC動作を行って、記録パラメー
タを得る。この記録パラメータはメモリ47に記憶され
る。この後、ステップS24に進み、上記得られた記録
パラメータに基づいて、データの記録を行う。
換情報がONであると判別された場合には、光ディスク
7がデータ記録装置に装着されてからデータ記録動作が
1回も行われていないことになる。この場合には、ステ
ップS22に進み、OPC動作を行って、記録パラメー
タを得る。この記録パラメータはメモリ47に記憶され
る。この後、ステップS24に進み、上記得られた記録
パラメータに基づいて、データの記録を行う。
【0107】一方、ステップS21で、ディスク交換情
報がOFFであると判別された場合には、ステップS2
3に進み、メモリ47に記憶されている記録パラメータ
を読み出す。そして、ステップS24に進み、上記記録
パラメータに基づいて、データの記録を行う。
報がOFFであると判別された場合には、ステップS2
3に進み、メモリ47に記憶されている記録パラメータ
を読み出す。そして、ステップS24に進み、上記記録
パラメータに基づいて、データの記録を行う。
【0108】このように、光ディスクの交換情報を用い
て、OPC動作の省略を行うことも可能である。
て、OPC動作の省略を行うことも可能である。
【0109】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明に係るデータ記録装置は、光学的記録媒体に対してレ
ーザビームを照射するレーザ照射手段と、上記レーザ照
射手段を駆動するレーザ駆動手段と、上記レーザ照射手
段を上記光学的記録媒体に対して相対的に移動させる移
動手段と、上記光学的記録媒体を識別するための識別デ
ータと、上記光学的記録媒体に上記データ信号を記録す
る際に用いる記録パラメータとを記憶する記憶手段と、
上記光学的記録媒体に識別データが記録されているか否
かを検出し、さらに、この検出結果により、上記光学的
記録媒体に識別データが記録されている場合には、上記
記憶手段に、上記光学的記録媒体の識別データと同じ識
別データが記憶されているか否かを検出し、この検出結
果により、上記記憶手段に、上記光学的記録媒体の識別
データと同じ識別データが記憶されている場合には、上
記検出された識別データに対応して記憶されている記録
パラメータに基づいて、上記データ信号を記録するよう
に上記レーザ駆動手段及び上記上記移動手段を制御し、
上記光学的記録媒体に上記識別データが記録されていな
い場合には、上記光学的記録媒体の識別データを決定
し、上記光学的記録媒体の記録パラメータを求めた後
に、上記データ信号を記録するように上記レーザ駆動手
段及び上記移動手段を制御する制御手段とを備えること
により、光ディスクを何回も出し入れしたり、データ記
録装置の電源のON/OFFを何回行ったりしても、同
一のデータ記録装置で、同一の光ディスクに対してデー
タ記録動作を行うときには、データ記録に必要な記録パ
ラメータの算出動作を省略することができるので、従来
のOPC動作の最大回数、即ち100回以上のデータ記
録動作を行った場合に、記録データの品質を保つことが
できる。特に、パケットレコーディングにおいては、デ
ータ記録動作の回数が100回以上となる場合があるの
で、このときの記録データの品質を保つことが可能とな
る。また、OPC動作を行わないでデータ記録を行うこ
とにより、データ記録動作にかかる時間を短縮すること
ができる。
明に係るデータ記録装置は、光学的記録媒体に対してレ
ーザビームを照射するレーザ照射手段と、上記レーザ照
射手段を駆動するレーザ駆動手段と、上記レーザ照射手
段を上記光学的記録媒体に対して相対的に移動させる移
動手段と、上記光学的記録媒体を識別するための識別デ
ータと、上記光学的記録媒体に上記データ信号を記録す
る際に用いる記録パラメータとを記憶する記憶手段と、
上記光学的記録媒体に識別データが記録されているか否
かを検出し、さらに、この検出結果により、上記光学的
記録媒体に識別データが記録されている場合には、上記
記憶手段に、上記光学的記録媒体の識別データと同じ識
別データが記憶されているか否かを検出し、この検出結
果により、上記記憶手段に、上記光学的記録媒体の識別
データと同じ識別データが記憶されている場合には、上
記検出された識別データに対応して記憶されている記録
パラメータに基づいて、上記データ信号を記録するよう
に上記レーザ駆動手段及び上記上記移動手段を制御し、
上記光学的記録媒体に上記識別データが記録されていな
い場合には、上記光学的記録媒体の識別データを決定
し、上記光学的記録媒体の記録パラメータを求めた後
に、上記データ信号を記録するように上記レーザ駆動手
段及び上記移動手段を制御する制御手段とを備えること
により、光ディスクを何回も出し入れしたり、データ記
録装置の電源のON/OFFを何回行ったりしても、同
一のデータ記録装置で、同一の光ディスクに対してデー
タ記録動作を行うときには、データ記録に必要な記録パ
ラメータの算出動作を省略することができるので、従来
のOPC動作の最大回数、即ち100回以上のデータ記
録動作を行った場合に、記録データの品質を保つことが
できる。特に、パケットレコーディングにおいては、デ
ータ記録動作の回数が100回以上となる場合があるの
で、このときの記録データの品質を保つことが可能とな
る。また、OPC動作を行わないでデータ記録を行うこ
とにより、データ記録動作にかかる時間を短縮すること
ができる。
【0110】また、本発明に係るデータ記録装置は、上
記光学的記録媒体に、現在使用しているデータ記録装置
の識別データが記録されているか否かを検出し、この検
出結果により、上記光学的記録媒体に上記データ記録装
置の識別データが記録されている場合には、上記検出さ
れた識別データに対応して記録されている記録パラメー
タに基づいて、上記データ信号を記録するように上記レ
ーザ駆動手段及び上記上記移動手段を制御し、上記光学
的記録媒体に上記識別データが記録されていない場合に
は、上記光学的記録媒体の記録パラメータを求めた後
に、上記データ信号を記録するように上記レーザ駆動手
段及び上記移動手段を制御する制御手段を備えることに
より、光ディスクを何回も出し入れしたり、データ記録
装置の電源のON/OFFを何回行ったりしても、同一
のデータ記録装置で、同一の光ディスクに対してデータ
記録動作を行うときには、データ記録に必要な記録パラ
メータの算出動作を省略することができるので、従来の
OPC動作の最大回数、即ち100回以上のデータ記録
動作を行った場合に、記録データの品質を保つことがで
きる。特に、パケットレコーディングにおいては、デー
タ記録動作の回数が100回以上となる場合があるの
で、このときの記録データの品質を保つことが可能とな
る。また、OPC動作を行わないでデータ記録を行うこ
とにより、データ記録動作にかかる時間を短縮すること
ができる。
記光学的記録媒体に、現在使用しているデータ記録装置
の識別データが記録されているか否かを検出し、この検
出結果により、上記光学的記録媒体に上記データ記録装
置の識別データが記録されている場合には、上記検出さ
れた識別データに対応して記録されている記録パラメー
タに基づいて、上記データ信号を記録するように上記レ
ーザ駆動手段及び上記上記移動手段を制御し、上記光学
的記録媒体に上記識別データが記録されていない場合に
は、上記光学的記録媒体の記録パラメータを求めた後
に、上記データ信号を記録するように上記レーザ駆動手
段及び上記移動手段を制御する制御手段を備えることに
より、光ディスクを何回も出し入れしたり、データ記録
装置の電源のON/OFFを何回行ったりしても、同一
のデータ記録装置で、同一の光ディスクに対してデータ
記録動作を行うときには、データ記録に必要な記録パラ
メータの算出動作を省略することができるので、従来の
OPC動作の最大回数、即ち100回以上のデータ記録
動作を行った場合に、記録データの品質を保つことがで
きる。特に、パケットレコーディングにおいては、デー
タ記録動作の回数が100回以上となる場合があるの
で、このときの記録データの品質を保つことが可能とな
る。また、OPC動作を行わないでデータ記録を行うこ
とにより、データ記録動作にかかる時間を短縮すること
ができる。
【図1】本発明に係るデータ記録装置の概略的な構成を
示す図である。
示す図である。
【図2】RF検出回路の概略的な構成を示す図である。
【図3】RF検出回路の動作を説明するためのタイミン
グチャートである。
グチャートである。
【図4】データ記録の動作手順の第1の実施例のフロー
チャートである。
チャートである。
【図5】サブコードQチャンネルフレームのフォーマッ
トを示す図である。
トを示す図である。
【図6】図5のデータブロックのフォーマットを示す図
である。
である。
【図7】データの記録及び再生時の各信号波形等を示す
図である。
図である。
【図8】RF信号のアシンメトリ値を示す図である。
【図9】データ記録の動作手順の第2の実施例のフロー
チャートである。
チャートである。
【図10】パケットのフォーマットを示す図である。
【図11】図10のパケット内の各ブロックのフォーマ
ットを示す図である。
ットを示す図である。
【図12】データ記録の動作手順の第3の実施例のフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図13】光ディスクの記録フォーマットを示す図であ
る。
る。
【図14】サブコードフレームのフォーマットを示す図
である。
である。
1 レーザダイオード 7 光ディスク 24 CPU 36 メモリ 37 ディスク検出器 40 光ピックアップ 44 スレッド機構 47 メモリ
Claims (3)
- 【請求項1】 光学的記録媒体にデータ信号を記録する
データ記録装置において、 上記光学的記録媒体に対してレーザビームを照射するレ
ーザ照射手段と、 上記レーザ照射手段を駆動するレーザ駆動手段と、 上記レーザ照射手段を上記光学的記録媒体に対して相対
的に移動させる移動手段と、 上記光学的記録媒体を識別するための識別データと、上
記光学的記録媒体に上記データ信号を記録する際に用い
る記録パラメータとを記憶する記憶手段と、 上記光学的記録媒体に識別データが記録されているか否
かを検出し、さらに、この検出結果により、上記光学的
記録媒体に識別データが記録されている場合には、上記
記憶手段に、上記光学的記録媒体の識別データと同じ識
別データが記憶されているか否かを検出し、この検出結
果により、上記記憶手段に、上記光学的記録媒体の識別
データと同じ識別データが記憶されている場合には、上
記検出された識別データに対応して記憶されている記録
パラメータに基づいて、上記データ信号を記録するよう
に上記レーザ駆動手段及び上記上記移動手段を制御し、
上記光学的記録媒体に上記識別データが記録されていな
い場合には、上記光学的記録媒体の識別データを決定
し、上記光学的記録媒体の記録パラメータを求めた後
に、上記データ信号を記録するように上記レーザ駆動手
段及び上記移動手段を制御する制御手段とを備えること
を特徴とするデータ記録装置。 - 【請求項2】 上記記憶手段は不揮発性メモリであるこ
とを特徴とする請求項1記載のデータ記録装置。 - 【請求項3】 光学的記録媒体にデータ信号を記録する
データ記録装置において、 上記光学的記録媒体に対してレーザビームを照射するレ
ーザ照射手段と、 上記レーザ照射手段を駆動するレーザ駆動手段と、 上記レーザ照射手段を上記光学的記録媒体に対して相対
的に移動させる移動手段と、 上記光学的記録媒体に、現在使用しているデータ記録装
置の識別データが記録されているか否かを検出し、この
検出結果により、上記光学的記録媒体に上記データ記録
装置の識別データが記録されている場合には、上記検出
された識別データに対応して記録されている記録パラメ
ータに基づいて、上記データ信号を記録するように上記
レーザ駆動手段及び上記上記移動手段を制御し、上記光
学的記録媒体に上記識別データが記録されていない場合
には、上記光学的記録媒体の記録パラメータを求めた後
に、上記データ信号を記録するように上記レーザ駆動手
段及び上記移動手段を制御する制御手段とを備えること
を特徴とするデータ記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13662995A JPH08329469A (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | データ記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13662995A JPH08329469A (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | データ記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08329469A true JPH08329469A (ja) | 1996-12-13 |
Family
ID=15179781
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13662995A Pending JPH08329469A (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | データ記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08329469A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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-
1995
- 1995-06-02 JP JP13662995A patent/JPH08329469A/ja active Pending
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US7385892B2 (en) | 2001-02-19 | 2008-06-10 | Pioneer Corporation | Recording medium, information recording apparatus, information recording method, information recording medium, and recording program |
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WO2004109665A1 (ja) * | 2003-06-03 | 2004-12-16 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 記録再生装置、記録再生方法、記録再生システム、そのプログラム、および記録媒体 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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