JPH08328998A - ファイル制御装置 - Google Patents
ファイル制御装置Info
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- JPH08328998A JPH08328998A JP13896395A JP13896395A JPH08328998A JP H08328998 A JPH08328998 A JP H08328998A JP 13896395 A JP13896395 A JP 13896395A JP 13896395 A JP13896395 A JP 13896395A JP H08328998 A JPH08328998 A JP H08328998A
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- bus
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- bus request
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 38
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 67
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 25
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 22
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Bus Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、バス・リクエスト信号線を二重化
することなく、共用バスのバス・リクエスト信号のハー
ド故障を検出し、バス・リクエスト信号のハード故障に
起因するバス・ファイトを防止することを目的とする。 【構成】 データ転送制御機能を有する複数のファイル
制御装置間を接続する共用バスと、前記共用バスを使用
するときバス・リクエスト信号をアサートするバス・リ
クエスト信号線LA、LBと、前記バス・リクエスト信
号を生成するバス・リクエスト生成部1aと、バス・リ
クエスト信号発行要求コマンドを生成するコマンドデコ
ード部6aとを備えるファイル制御装置Aであって、相
手のファイル制御装置Bからのバス・リクエスト信号の
アサートがある一定時間以上検出できなかったとき、前
記コマンドデコード部6aから、前記相手のファイル制
御装置Bに対しバス・リクエスト信号発行要求コマンド
を送信する。
することなく、共用バスのバス・リクエスト信号のハー
ド故障を検出し、バス・リクエスト信号のハード故障に
起因するバス・ファイトを防止することを目的とする。 【構成】 データ転送制御機能を有する複数のファイル
制御装置間を接続する共用バスと、前記共用バスを使用
するときバス・リクエスト信号をアサートするバス・リ
クエスト信号線LA、LBと、前記バス・リクエスト信
号を生成するバス・リクエスト生成部1aと、バス・リ
クエスト信号発行要求コマンドを生成するコマンドデコ
ード部6aとを備えるファイル制御装置Aであって、相
手のファイル制御装置Bからのバス・リクエスト信号の
アサートがある一定時間以上検出できなかったとき、前
記コマンドデコード部6aから、前記相手のファイル制
御装置Bに対しバス・リクエスト信号発行要求コマンド
を送信する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファイル制御装置間バ
スのバス・ファイト(競合)を防止できるようにするフ
ァイル制御装置に関する。
スのバス・ファイト(競合)を防止できるようにするフ
ァイル制御装置に関する。
【0002】例えば、ディスク制御装置内の機能装置
(チャネルアダプタやデバイスアダプタ等)である装置
モジュール(以下、「モジュール」という)は、モジュ
ール間で、データの転送を行うための共用のデータ・バ
ス(共用バス)を備えている。そして、このデータ・バ
スを使用するモジュールが、相手モジュールに対してデ
ータの転送を通知するためにバス・リクエスト信号を用
いている。
(チャネルアダプタやデバイスアダプタ等)である装置
モジュール(以下、「モジュール」という)は、モジュ
ール間で、データの転送を行うための共用のデータ・バ
ス(共用バス)を備えている。そして、このデータ・バ
スを使用するモジュールが、相手モジュールに対してデ
ータの転送を通知するためにバス・リクエスト信号を用
いている。
【0003】2つのモジュールが同時にバス・リクエス
ト信号をアサート(信号をオンとする)した場合は、各
モジュール内で優先順位を決める分散調停を行い、予め
決められた優先順位の高いモジュールのバス・リクエス
トが有効となる。
ト信号をアサート(信号をオンとする)した場合は、各
モジュール内で優先順位を決める分散調停を行い、予め
決められた優先順位の高いモジュールのバス・リクエス
トが有効となる。
【0004】このような、バス・リクエスト信号におい
ては、バス・リクエスト信号線が、途中で切れる等のハ
ード故障が発生した場合にもバス・ファイトを防止でき
るようにすることが望まれている。
ては、バス・リクエスト信号線が、途中で切れる等のハ
ード故障が発生した場合にもバス・ファイトを防止でき
るようにすることが望まれている。
【0005】
【従来の技術】従来の装置モジュールにおいては、モジ
ュール間のバス・リクエスト信号線が、途中で切れる等
のハード故障が発生し、相手モジュールからのバス・リ
クエスト信号が検出できない場合がある。このような場
合、各モジュールは、相手モジュールのバス使用タイミ
ングを知ることができず、共用バスの使用を続行するこ
とが出来なかった。
ュール間のバス・リクエスト信号線が、途中で切れる等
のハード故障が発生し、相手モジュールからのバス・リ
クエスト信号が検出できない場合がある。このような場
合、各モジュールは、相手モジュールのバス使用タイミ
ングを知ることができず、共用バスの使用を続行するこ
とが出来なかった。
【0006】また、従来モジュール間のバス・リクエス
ト信号線の故障を検出するためには、バス・リクエスト
信号線の二重化を行い、一方のバス・リクエスト信号線
で送信した信号を、他方のバス・リクエスト信号線で返
送してもらい、各バス・リクエスト信号線の信号の比較
等を行っていた。
ト信号線の故障を検出するためには、バス・リクエスト
信号線の二重化を行い、一方のバス・リクエスト信号線
で送信した信号を、他方のバス・リクエスト信号線で返
送してもらい、各バス・リクエスト信号線の信号の比較
等を行っていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものにおい
ては、バス・リクエスト信号線が、途中で切れる等のハ
ード故障が発生した場合、各モジュールは、相手モジュ
ールのバス使用タイミングを知ることが出来ない。この
ため分散調停が行なえず、各モジュールが同時にバスを
使用開始することがあり、バス・ファイトが多発する恐
れがあった。また、ハード故障を検出するためには、バ
ス・リクエスト信号線を二重化する必要があり、二重化
したために故障の確率が増加する問題があった。
ては、バス・リクエスト信号線が、途中で切れる等のハ
ード故障が発生した場合、各モジュールは、相手モジュ
ールのバス使用タイミングを知ることが出来ない。この
ため分散調停が行なえず、各モジュールが同時にバスを
使用開始することがあり、バス・ファイトが多発する恐
れがあった。また、ハード故障を検出するためには、バ
ス・リクエスト信号線を二重化する必要があり、二重化
したために故障の確率が増加する問題があった。
【0008】本発明は、バス・リクエスト信号線を二重
化することなく、各モジュールが共用バスを介したコマ
ンドの送信により、相手モジュールに強制的にバス・リ
クエスト信号をアサートさせ、相手モジュールのバス・
リクエスト信号にハード故障が発生していないことを確
認することで、バス・リクエスト信号のハード故障に起
因するバス・ファイトを防止することを目的とする。
化することなく、各モジュールが共用バスを介したコマ
ンドの送信により、相手モジュールに強制的にバス・リ
クエスト信号をアサートさせ、相手モジュールのバス・
リクエスト信号にハード故障が発生していないことを確
認することで、バス・リクエスト信号のハード故障に起
因するバス・ファイトを防止することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図、図2は本発明の原理説明図(その2)である。図
1、図2中、A、Bはファイル制御装置、Ab、Bbは
記憶装置、LA、LBはバス・リクエスト信号線、A
1,A2はタイマ回路、1aはバス・リクエスト生成
部、2はリクエスト調停機能、6aはコマンドデコード
部、12aはラッチ回路、13aはエラー検出部、14
aはバス制御部、20aはエラー時バス・リクエスト生
成部、38aはエラー検出部である。
図、図2は本発明の原理説明図(その2)である。図
1、図2中、A、Bはファイル制御装置、Ab、Bbは
記憶装置、LA、LBはバス・リクエスト信号線、A
1,A2はタイマ回路、1aはバス・リクエスト生成
部、2はリクエスト調停機能、6aはコマンドデコード
部、12aはラッチ回路、13aはエラー検出部、14
aはバス制御部、20aはエラー時バス・リクエスト生
成部、38aはエラー検出部である。
【0010】図2において、上位装置からの指示に対し
てファイル制御装置Aが記憶装置Abにデータのリード
/ライトを行う系と、上位装置からの指示に対してファ
イル制御装置Bが記憶装置Bbにデータのリード/ライ
トを行う他系とがあり、ファイル制御装置Aとファイル
制御装置B間はバス・リクエスト信号線LA、LB及び
共用バスにより接続されている。これにより、それぞれ
のファイル制御装置は他系の記憶装置にもアクセスが可
能となる。
てファイル制御装置Aが記憶装置Abにデータのリード
/ライトを行う系と、上位装置からの指示に対してファ
イル制御装置Bが記憶装置Bbにデータのリード/ライ
トを行う他系とがあり、ファイル制御装置Aとファイル
制御装置B間はバス・リクエスト信号線LA、LB及び
共用バスにより接続されている。これにより、それぞれ
のファイル制御装置は他系の記憶装置にもアクセスが可
能となる。
【0011】本発明は、上記従来の課題を解決するた
め、次のように構成した。データ転送制御機能を有する
複数のファイル制御装置間を接続する共用バスと、前記
共用バスを使用するときバス・リクエスト信号をアサー
トするバス・リクエスト信号線LA、LBと、前記バス
・リクエスト信号を生成するバス・リクエスト生成部1
aと、バス・リクエスト信号発行要求コマンドを生成す
るコマンドデコード部6aとを備えるファイル制御装置
Aであって、相手ファイル制御装置Bからのバス・リク
エスト信号のアサートがある一定時間以上検出できなか
ったとき、前記コマンドデコード部6aから、前記相手
ファイル制御装置Bに対しバス・リクエスト信号発行要
求コマンドを送信する。
め、次のように構成した。データ転送制御機能を有する
複数のファイル制御装置間を接続する共用バスと、前記
共用バスを使用するときバス・リクエスト信号をアサー
トするバス・リクエスト信号線LA、LBと、前記バス
・リクエスト信号を生成するバス・リクエスト生成部1
aと、バス・リクエスト信号発行要求コマンドを生成す
るコマンドデコード部6aとを備えるファイル制御装置
Aであって、相手ファイル制御装置Bからのバス・リク
エスト信号のアサートがある一定時間以上検出できなか
ったとき、前記コマンドデコード部6aから、前記相手
ファイル制御装置Bに対しバス・リクエスト信号発行要
求コマンドを送信する。
【0012】また、ファイル制御装置間を接続する共用
バスと、前記共用バスを使用するときバス・リクエスト
信号をアサートするバス・リクエスト信号線LA、LB
と、前記バス・リクエスト信号を生成するバス・リクエ
スト生成部1aと、相手ファイル制御装置Bからのバス
・リクエスト信号のアサート検出によってクリアされる
タイマ回路A2と、バス・リクエスト信号発行要求コマ
ンドを生成するコマンドデコード部6aとを備えたファ
イル制御装置Aであって、前記タイマ回路A2がオーバ
ーフローとなったとき、前記コマンドデコード部6aか
ら、前記相手ファイル制御装置Bに対しバス・リクエス
ト信号発行要求コマンドを送信する。
バスと、前記共用バスを使用するときバス・リクエスト
信号をアサートするバス・リクエスト信号線LA、LB
と、前記バス・リクエスト信号を生成するバス・リクエ
スト生成部1aと、相手ファイル制御装置Bからのバス
・リクエスト信号のアサート検出によってクリアされる
タイマ回路A2と、バス・リクエスト信号発行要求コマ
ンドを生成するコマンドデコード部6aとを備えたファ
イル制御装置Aであって、前記タイマ回路A2がオーバ
ーフローとなったとき、前記コマンドデコード部6aか
ら、前記相手ファイル制御装置Bに対しバス・リクエス
ト信号発行要求コマンドを送信する。
【0013】さらに、前記バス・リクエスト生成部1a
は、前記タイマ回路A2のオーバーフロー信号をパルス
化してバス・リクエスト信号を生成する。また、前記タ
イマ回路A2のオーバーフロー後のバス・リクエスト信
号アサート後、前記相手ファイル制御装置Bからのバス
・リクエスト信号検出タイミングに、前記相手ファイル
制御装置Bからのバス・リクエスト信号が検出されない
ときセットされるラッチ回路12aを設ける。
は、前記タイマ回路A2のオーバーフロー信号をパルス
化してバス・リクエスト信号を生成する。また、前記タ
イマ回路A2のオーバーフロー後のバス・リクエスト信
号アサート後、前記相手ファイル制御装置Bからのバス
・リクエスト信号検出タイミングに、前記相手ファイル
制御装置Bからのバス・リクエスト信号が検出されない
ときセットされるラッチ回路12aを設ける。
【0014】さらに、データ転送制御機能を有する複数
のファイル制御装置間を接続する共用バスと、前記共用
バスを使用するときバス・リクエスト信号をアサートす
るバス・リクエスト信号線LA、LBと、前記バス・リ
クエスト信号を生成するバス・リクエスト生成部1a
と、相手ファイル制御装置Bからのバス・リクエスト信
号のアサート検出によってクリアされるタイマ回路A2
と、自ファイル制御装置Aのバス・リクエスト信号のア
サートによってクリアされるタイマ回路A1と、バス・
リクエスト信号発行要求コマンドを生成するコマンドデ
コード部6aと、前記タイマ回路A2がオーバーフロー
となったとき、前記コマンドデコード部6aから、前記
相手ファイル制御装置Bに対しバス・リクエスト信号発
行要求コマンドを送信し、その後、前記タイマ回路A1
がオーバーフローとなり、かつ、前記相手ファイル制御
装置Bからのバス・リクエスト信号のアサートを検出し
たときセットされるエラー検出部38aとを備える。
のファイル制御装置間を接続する共用バスと、前記共用
バスを使用するときバス・リクエスト信号をアサートす
るバス・リクエスト信号線LA、LBと、前記バス・リ
クエスト信号を生成するバス・リクエスト生成部1a
と、相手ファイル制御装置Bからのバス・リクエスト信
号のアサート検出によってクリアされるタイマ回路A2
と、自ファイル制御装置Aのバス・リクエスト信号のア
サートによってクリアされるタイマ回路A1と、バス・
リクエスト信号発行要求コマンドを生成するコマンドデ
コード部6aと、前記タイマ回路A2がオーバーフロー
となったとき、前記コマンドデコード部6aから、前記
相手ファイル制御装置Bに対しバス・リクエスト信号発
行要求コマンドを送信し、その後、前記タイマ回路A1
がオーバーフローとなり、かつ、前記相手ファイル制御
装置Bからのバス・リクエスト信号のアサートを検出し
たときセットされるエラー検出部38aとを備える。
【0015】また、データ転送制御機能を有する複数の
ファイル制御装置間を接続する共用バスと、前記共用バ
スを使用するときバス・リクエスト信号をアサートする
バス・リクエスト信号線LA、LBと、前記バス・リク
エスト信号を生成するバス・リクエスト生成部1aと、
相手ファイル制御装置Bからのバス・リクエスト信号の
アサート検出によってクリアされるタイマ回路A2と、
自ファイル制御装置Aのバス・リクエスト信号のアサー
トによってクリアされるタイマ回路A1と、バス・リク
エスト信号発行要求コマンドを生成するコマンドデコー
ド部6aと、前記タイマ回路A2のオーバーフロー後の
バス・リクエスト信号アサート後、前記相手ファイル制
御装置Bからのバス・リクエスト信号検出タイミング
に、前記相手ファイル制御装置Bからのバス・リクエス
ト信号が検出されないときセットされるラッチ回路12
aと、前記ラッチ回路12aのセット後、前記タイマ回
路A1がオーバーフローとなった後、前記相手ファイル
制御装置Bからのバス・リクエスト信号のアサートが検
出できないときセットされるエラー検出部13aとを備
える。
ファイル制御装置間を接続する共用バスと、前記共用バ
スを使用するときバス・リクエスト信号をアサートする
バス・リクエスト信号線LA、LBと、前記バス・リク
エスト信号を生成するバス・リクエスト生成部1aと、
相手ファイル制御装置Bからのバス・リクエスト信号の
アサート検出によってクリアされるタイマ回路A2と、
自ファイル制御装置Aのバス・リクエスト信号のアサー
トによってクリアされるタイマ回路A1と、バス・リク
エスト信号発行要求コマンドを生成するコマンドデコー
ド部6aと、前記タイマ回路A2のオーバーフロー後の
バス・リクエスト信号アサート後、前記相手ファイル制
御装置Bからのバス・リクエスト信号検出タイミング
に、前記相手ファイル制御装置Bからのバス・リクエス
ト信号が検出されないときセットされるラッチ回路12
aと、前記ラッチ回路12aのセット後、前記タイマ回
路A1がオーバーフローとなった後、前記相手ファイル
制御装置Bからのバス・リクエスト信号のアサートが検
出できないときセットされるエラー検出部13aとを備
える。
【0016】さらに、前記エラー検出部13aのセット
後、相手ファイル制御装置Bに対して発行するバス・シ
ーケンス切換コマンドを生成するコマンドデコード部6
aを備える。
後、相手ファイル制御装置Bに対して発行するバス・シ
ーケンス切換コマンドを生成するコマンドデコード部6
aを備える。
【0017】また、前記相手ファイル制御装置Bに対し
てバス・シーケンス切換コマンドを発行した後、前記タ
イマ回路A2のクリアからオーバーフローまでの間、バ
ス・リクエスト信号をアサートするためのタイミング信
号を生成するエラー時バス・リクエスト生成部20aを
備える。
てバス・シーケンス切換コマンドを発行した後、前記タ
イマ回路A2のクリアからオーバーフローまでの間、バ
ス・リクエスト信号をアサートするためのタイミング信
号を生成するエラー時バス・リクエスト生成部20aを
備える。
【0018】さらに、前記エラー検出部38aのセット
後、前記相手ファイル制御装置Bからのバス・シーケン
ス切換コマンドの受信により、前記相手ファイル制御装
置Bからのバス・リクエスト信号で、前記共用バスを活
性化できるバス制御部14aを備える。
後、前記相手ファイル制御装置Bからのバス・シーケン
ス切換コマンドの受信により、前記相手ファイル制御装
置Bからのバス・リクエスト信号で、前記共用バスを活
性化できるバス制御部14aを備える。
【0019】
【作用】上記構成に基づく本発明の作用を説明する。フ
ァイル制御装置Aは、相手ファイル制御装置Bからのバ
ス・リクエスト信号がある一定時間以上検出できなかっ
たとき、コマンドデコード部6aから、前記相手ファイ
ル制御装置Bに対しバス・リクエスト信号発行要求コマ
ンドを送信する。これにより、所定のタイミングで相手
ファイル制御装置Bからのバス・リクエスト信号のアサ
ートが検出できたときバス・リクエスト信号線LA、L
Bが正常であると判断でき、また、所定のタイミングで
相手ファイル制御装置Bからのバス・リクエスト信号の
アサートが検出できないときバス・リクエスト信号線L
A、LBのどこかに故障があると判断できる。
ァイル制御装置Aは、相手ファイル制御装置Bからのバ
ス・リクエスト信号がある一定時間以上検出できなかっ
たとき、コマンドデコード部6aから、前記相手ファイ
ル制御装置Bに対しバス・リクエスト信号発行要求コマ
ンドを送信する。これにより、所定のタイミングで相手
ファイル制御装置Bからのバス・リクエスト信号のアサ
ートが検出できたときバス・リクエスト信号線LA、L
Bが正常であると判断でき、また、所定のタイミングで
相手ファイル制御装置Bからのバス・リクエスト信号の
アサートが検出できないときバス・リクエスト信号線L
A、LBのどこかに故障があると判断できる。
【0020】また、ファイル制御装置Aは、相手ファイ
ル制御装置Bからのバス・リクエスト信号のアサート検
出によってクリアされるタイマ回路A2がオーバーフロ
ーとなったとき、コマンドデコード部6aから、前記相
手ファイル制御装置Bに対しバス・リクエスト信号発行
要求コマンドを送信する。このため、相手ファイル制御
装置Bからのバス・リクエスト信号のアサートを、タイ
マ回路A2でカウントしたある一定時間内に検出できた
かどうかを監視して、前記バス・リクエスト信号がある
一定時間以上検出できなかったとき自動的にコマンドデ
コード部6aから、前記相手ファイル制御装置Bに対し
バス・リクエスト信号発行要求コマンドを送信すること
ができる。
ル制御装置Bからのバス・リクエスト信号のアサート検
出によってクリアされるタイマ回路A2がオーバーフロ
ーとなったとき、コマンドデコード部6aから、前記相
手ファイル制御装置Bに対しバス・リクエスト信号発行
要求コマンドを送信する。このため、相手ファイル制御
装置Bからのバス・リクエスト信号のアサートを、タイ
マ回路A2でカウントしたある一定時間内に検出できた
かどうかを監視して、前記バス・リクエスト信号がある
一定時間以上検出できなかったとき自動的にコマンドデ
コード部6aから、前記相手ファイル制御装置Bに対し
バス・リクエスト信号発行要求コマンドを送信すること
ができる。
【0021】さらに、バス・リクエスト生成部1aは、
前記タイマ回路A2のオーバーフロー信号をパルス化し
てバス・リクエスト信号を生成する。このため、前記タ
イマ回路A2のオーバーフロー信号をパルス化した信号
を、相手ファイル制御装置Bに対するバス・リクエスト
信号として使用することができ、バス・リクエスト信号
生成が容易になる。
前記タイマ回路A2のオーバーフロー信号をパルス化し
てバス・リクエスト信号を生成する。このため、前記タ
イマ回路A2のオーバーフロー信号をパルス化した信号
を、相手ファイル制御装置Bに対するバス・リクエスト
信号として使用することができ、バス・リクエスト信号
生成が容易になる。
【0022】また、前記タイマ回路A2のオーバーフロ
ー後のバス・リクエスト信号アサート後、前記相手ファ
イル制御装置Bからのバス・リクエスト信号検出タイミ
ングに、前記相手ファイル制御装置Bからのバス・リク
エスト信号が検出されないときラッチ回路12aがセッ
トされる。このため、このラッチ回路12aがセットさ
れたときの出力信号を用いて、ファイル制御装置Aをエ
ラー処理に自動的に切り換えることができる。
ー後のバス・リクエスト信号アサート後、前記相手ファ
イル制御装置Bからのバス・リクエスト信号検出タイミ
ングに、前記相手ファイル制御装置Bからのバス・リク
エスト信号が検出されないときラッチ回路12aがセッ
トされる。このため、このラッチ回路12aがセットさ
れたときの出力信号を用いて、ファイル制御装置Aをエ
ラー処理に自動的に切り換えることができる。
【0023】さらに、相手ファイル制御装置Bからのバ
ス・リクエスト信号のアサート検出によってクリアされ
るタイマ回路A2が、オーバーフローとなったとき、コ
マンドデコード部6aから、前記相手ファイル制御装置
Bに対しバス・リクエスト信号発行要求コマンドを送信
し、その後、ファイル制御装置Aのバス・リクエスト信
号のアサートによってクリアされるタイマ回路A1がオ
ーバーフローとなり、かつ、前記相手ファイル制御装置
Bからのバス・リクエスト信号のアサートを検出したと
きに、エラー検出部38aがセットされる。このため、
このエラー検出部38aがセットされたときの出力信号
により、相手ファイル制御装置Bからのバス・リクエス
ト信号のアサートは検出できたので、バス・リクエスト
信号線LA側の故障と判断できる。この場合、相手ファ
イル制御装置Bがこの故障を検出するまで共用バスの使
用を中止することによりバス・ファイトを防止すること
ができる。
ス・リクエスト信号のアサート検出によってクリアされ
るタイマ回路A2が、オーバーフローとなったとき、コ
マンドデコード部6aから、前記相手ファイル制御装置
Bに対しバス・リクエスト信号発行要求コマンドを送信
し、その後、ファイル制御装置Aのバス・リクエスト信
号のアサートによってクリアされるタイマ回路A1がオ
ーバーフローとなり、かつ、前記相手ファイル制御装置
Bからのバス・リクエスト信号のアサートを検出したと
きに、エラー検出部38aがセットされる。このため、
このエラー検出部38aがセットされたときの出力信号
により、相手ファイル制御装置Bからのバス・リクエス
ト信号のアサートは検出できたので、バス・リクエスト
信号線LA側の故障と判断できる。この場合、相手ファ
イル制御装置Bがこの故障を検出するまで共用バスの使
用を中止することによりバス・ファイトを防止すること
ができる。
【0024】また、前記タイマ回路A2のオーバーフロ
ー後のバス・リクエスト信号アサート後、前記相手ファ
イル制御装置Bからのバス・リクエスト信号検出タイミ
ングに、前記相手ファイル制御装置Bからのバス・リク
エスト信号が検出されないときラッチ回路12aがセッ
トされ、前記ラッチ回路12aのセット後、前記タイマ
回路A1がオーバーフローとなった後、前記相手ファイ
ル制御装置Bからのバス・リクエスト信号のアサートが
検出できないときエラー検出部13aがセットされる。
このため、このエラー検出部13aがセットされたとき
の出力信号により、相手ファイル制御装置Bからのバス
・リクエスト信号のアサートは検出できなかったので、
バス・リクエスト信号線LB側の故障と判断できる。こ
の場合、ファイル制御装置Aがエラー時の処理に切り換
えることにより、正常なバス・リクエスト信号線LAを
使用してある程度の効率で共用バスの使用を続行するこ
とができる。
ー後のバス・リクエスト信号アサート後、前記相手ファ
イル制御装置Bからのバス・リクエスト信号検出タイミ
ングに、前記相手ファイル制御装置Bからのバス・リク
エスト信号が検出されないときラッチ回路12aがセッ
トされ、前記ラッチ回路12aのセット後、前記タイマ
回路A1がオーバーフローとなった後、前記相手ファイ
ル制御装置Bからのバス・リクエスト信号のアサートが
検出できないときエラー検出部13aがセットされる。
このため、このエラー検出部13aがセットされたとき
の出力信号により、相手ファイル制御装置Bからのバス
・リクエスト信号のアサートは検出できなかったので、
バス・リクエスト信号線LB側の故障と判断できる。こ
の場合、ファイル制御装置Aがエラー時の処理に切り換
えることにより、正常なバス・リクエスト信号線LAを
使用してある程度の効率で共用バスの使用を続行するこ
とができる。
【0025】さらに、前記エラー検出部13aのセット
後、コマンドデコード部6aで相手ファイル制御装置B
に対して発行するバス・シーケンス切換コマンドを生成
する。これにより、ファイル制御装置Aからのバス・リ
クエスト信号を使用してある程度の効率で、ファイル制
御装置A、Bは共用バスの使用を続行することができ
る。
後、コマンドデコード部6aで相手ファイル制御装置B
に対して発行するバス・シーケンス切換コマンドを生成
する。これにより、ファイル制御装置Aからのバス・リ
クエスト信号を使用してある程度の効率で、ファイル制
御装置A、Bは共用バスの使用を続行することができ
る。
【0026】また、前記相手ファイル制御装置Bに対し
てバス・シーケンス切換コマンドを発行した後、前記タ
イマ回路A2のクリアからオーバーフローまでの間、エ
ラー時バス・リクエスト生成部20aでバス・リクエス
ト信号をアサートするためのタイミング信号を生成す
る。これにより、エラー時バス・リクエスト生成部20
aはタイマ回路A2からの出力で、タイミング信号を容
易に生成でき、また、このエラー時バス・リクエスト生
成部20aからのバス・リクエスト信号を使用してある
程度の効率で、バス・ファイトすることなくファイル制
御装置A、Bは、共用バスの使用を続行することができ
る。
てバス・シーケンス切換コマンドを発行した後、前記タ
イマ回路A2のクリアからオーバーフローまでの間、エ
ラー時バス・リクエスト生成部20aでバス・リクエス
ト信号をアサートするためのタイミング信号を生成す
る。これにより、エラー時バス・リクエスト生成部20
aはタイマ回路A2からの出力で、タイミング信号を容
易に生成でき、また、このエラー時バス・リクエスト生
成部20aからのバス・リクエスト信号を使用してある
程度の効率で、バス・ファイトすることなくファイル制
御装置A、Bは、共用バスの使用を続行することができ
る。
【0027】さらに、前記エラー検出部38aのセット
後、前記相手ファイル制御装置Bからのバス・シーケン
ス切換コマンドの受信により、バス制御部14aは前記
相手ファイル制御装置Bからのバス・リクエスト信号
で、前記共用バスを活性化できるようにする。このた
め、バス・リクエスト信号線LA側の故障の場合は、フ
ァイル制御装置Aからのバス・リクエスト信号は使用し
ないため、ファイル制御装置A、Bは、バス・ファイト
することなく共用バスの使用を続行することができる。
後、前記相手ファイル制御装置Bからのバス・シーケン
ス切換コマンドの受信により、バス制御部14aは前記
相手ファイル制御装置Bからのバス・リクエスト信号
で、前記共用バスを活性化できるようにする。このた
め、バス・リクエスト信号線LA側の故障の場合は、フ
ァイル制御装置Aからのバス・リクエスト信号は使用し
ないため、ファイル制御装置A、Bは、バス・ファイト
することなく共用バスの使用を続行することができる。
【0028】また、共用バスを介して他系のファイル制
御装置Bの配下にある記憶装置Bbに対してアクセス可
能となるように接続されたファイル制御装置Aにおい
て、前記課題を解決するための手段を用いることによ
り、ファイル制御装置を含む全体の装置の信頼性を向上
することができる。
御装置Bの配下にある記憶装置Bbに対してアクセス可
能となるように接続されたファイル制御装置Aにおい
て、前記課題を解決するための手段を用いることによ
り、ファイル制御装置を含む全体の装置の信頼性を向上
することができる。
【0029】
【実施例】図3〜図12は本発明の実施例を示した図で
あり、以下、図面に基づいて実施例を説明する。
あり、以下、図面に基づいて実施例を説明する。
【0030】1):2個のモジュールの全体構成の説明 図3は装置構成図であり、モジュールAとモジュールB
が、共用バス、バス・リクエスト信号線LA、バス・リ
クエスト信号線LBを通して接続されている。そして、
これらのモジュールAとモジュールBには、それぞれリ
クエスト・パルス生成機能部1、リクエスト調停機能
2、バス制御機能3が設けてある。
が、共用バス、バス・リクエスト信号線LA、バス・リ
クエスト信号線LBを通して接続されている。そして、
これらのモジュールAとモジュールBには、それぞれリ
クエスト・パルス生成機能部1、リクエスト調停機能
2、バス制御機能3が設けてある。
【0031】リクエスト・パルス生成機能部1は、自モ
ジュール(例えばモジュールA)が共用バスを使用する
とき、相手モジュール(例えばモジュールB)にバス・
リクエスト信号線を通しバス・リクエスト信号(15)
又は(16)を送信するものである。
ジュール(例えばモジュールA)が共用バスを使用する
とき、相手モジュール(例えばモジュールB)にバス・
リクエスト信号線を通しバス・リクエスト信号(15)
又は(16)を送信するものである。
【0032】リクエスト調停機能2は、自モジュール
(例えばモジュールA)のバス・リクエスト信号(1
5)と相手モジュール(例えばモジュールB)のバス・
リクエスト信号(16)が同時にアサートされた時、予
め決められた優先順位によりバス制御機能3を制御する
ものである。
(例えばモジュールA)のバス・リクエスト信号(1
5)と相手モジュール(例えばモジュールB)のバス・
リクエスト信号(16)が同時にアサートされた時、予
め決められた優先順位によりバス制御機能3を制御する
ものである。
【0033】バス制御機能3は、リクエスト調停機能2
の出力信号により自モジュール(例えばモジュールA)
と共用バスとの接続のオン、オフを行うものである。 <共用バス使用シーケンスの説明>図4は共用バス使用
シーケンスの説明図であり、図4(a)はバス・リクエ
ストが競合しない場合の説明、図4(b)はバス・リク
エストが競合する場合の説明(優先順位はモジュールA
がモジュールBより高い場合)である。以下、図3、図
4に基づいて共用バス使用シーケンスの説明をする。
の出力信号により自モジュール(例えばモジュールA)
と共用バスとの接続のオン、オフを行うものである。 <共用バス使用シーケンスの説明>図4は共用バス使用
シーケンスの説明図であり、図4(a)はバス・リクエ
ストが競合しない場合の説明、図4(b)はバス・リク
エストが競合する場合の説明(優先順位はモジュールA
がモジュールBより高い場合)である。以下、図3、図
4に基づいて共用バス使用シーケンスの説明をする。
【0034】図4(a)において、モジュールAがデー
タをモジュールBに転送する場合、モジュールAは、モ
ジュールBにバス・リクエスト信号線LAを通しバス・
リクエスト信号(15)を送信する。その後モジュール
Aは、モジュールBに共用バスを通してデータを転送す
る。なお、上部のクロック信号は各部の動作の同期化の
ための信号である。
タをモジュールBに転送する場合、モジュールAは、モ
ジュールBにバス・リクエスト信号線LAを通しバス・
リクエスト信号(15)を送信する。その後モジュール
Aは、モジュールBに共用バスを通してデータを転送す
る。なお、上部のクロック信号は各部の動作の同期化の
ための信号である。
【0035】図4(b)において、モジュールAがデー
タをモジュールBに転送する場合、モジュールAは、モ
ジュールBにバス・リクエスト信号線LAを通しバス・
リクエスト信号(15)をアサートする。この時同時に
モジュールBがモジュールAにデータを転送するため、
バス・リクエスト信号線LBでバス・リクエスト信号
(16)をアサートする。
タをモジュールBに転送する場合、モジュールAは、モ
ジュールBにバス・リクエスト信号線LAを通しバス・
リクエスト信号(15)をアサートする。この時同時に
モジュールBがモジュールAにデータを転送するため、
バス・リクエスト信号線LBでバス・リクエスト信号
(16)をアサートする。
【0036】これらのバス・リクエスト信号(15)及
び(16)のアサートをモジュールAのリクエスト調停
機能2が検出し、このリクエスト調停機能2が、バス制
御機能3を優先順位に従って制御することにより、先ず
モジュールAがモジュールBに共用バスを通してデータ
を転送し、次にモジュールBがモジュールAに共用バス
を通してデータを転送する。
び(16)のアサートをモジュールAのリクエスト調停
機能2が検出し、このリクエスト調停機能2が、バス制
御機能3を優先順位に従って制御することにより、先ず
モジュールAがモジュールBに共用バスを通してデータ
を転送し、次にモジュールBがモジュールAに共用バス
を通してデータを転送する。
【0037】2):モジュールの詳細な説明 図5はモジュールAの構成図である。モジュールAは、
モジュールBと共用バス、バス・リクエスト信号線L
A、バス・リクエスト信号線LBを介して接続されてい
る。
モジュールBと共用バス、バス・リクエスト信号線L
A、バス・リクエスト信号線LBを介して接続されてい
る。
【0038】モジュールAには、リクエスト監視タイマ
A1、リクエスト監視タイマA2、リクエスト調停機能
2、バス制御機能3、リクエストパルス生成機能4、パ
ルス切出機能5、送受信コマンドデコード機能6、送信
コマンドレジスタ7、受信コマンドレジスタ8、マルチ
プレクサ回路(MPX)9、ラッチ回路10、レジスタ
12、エラーレジスタ13、エラー検出レジスタ38、
マルチプレクサ回路(MPX)14、レジスタ15、オ
ア回路(OR)16、17、18、エラー時バス・リク
エスト生成回路20、アンド回路(A)21、22、2
5、26、37、フリップフロップ(FF)28、2
9、インバータ32、33、34、35が設けてある。
A1、リクエスト監視タイマA2、リクエスト調停機能
2、バス制御機能3、リクエストパルス生成機能4、パ
ルス切出機能5、送受信コマンドデコード機能6、送信
コマンドレジスタ7、受信コマンドレジスタ8、マルチ
プレクサ回路(MPX)9、ラッチ回路10、レジスタ
12、エラーレジスタ13、エラー検出レジスタ38、
マルチプレクサ回路(MPX)14、レジスタ15、オ
ア回路(OR)16、17、18、エラー時バス・リク
エスト生成回路20、アンド回路(A)21、22、2
5、26、37、フリップフロップ(FF)28、2
9、インバータ32、33、34、35が設けてある。
【0039】リクエスト監視タイマA1は、電源がオン
となるパワーオン・リセット状態において始動し、この
リクエスト監視タイマA1がオーバーフローとなった場
合オーバーフロー信号(1)をアンド回路25、アンド
回路37に与え、また、このリクエスト監視タイマA1
はバス・リクエスト信号(15)の送信(アサート)に
よりクリアされる。但し、後述のリクエスト・チェック
・コマンド送信時のバス・リクエスト信号(15)送信
時はクリアされない。
となるパワーオン・リセット状態において始動し、この
リクエスト監視タイマA1がオーバーフローとなった場
合オーバーフロー信号(1)をアンド回路25、アンド
回路37に与え、また、このリクエスト監視タイマA1
はバス・リクエスト信号(15)の送信(アサート)に
よりクリアされる。但し、後述のリクエスト・チェック
・コマンド送信時のバス・リクエスト信号(15)送信
時はクリアされない。
【0040】リクエスト監視タイマA2は、電源がオン
となるパワーオン・リセット状態において始動し、この
リクエスト監視タイマA2がオーバーフローとなった場
合オーバーフロー信号(2)を送受信コマンドデコード
機能6、エラー時バス・リクエスト生成回路20、アン
ド回路21、26、37に出力し、バス・リクエスト信
号(16)の受信(アサート)によりクリアされる。
となるパワーオン・リセット状態において始動し、この
リクエスト監視タイマA2がオーバーフローとなった場
合オーバーフロー信号(2)を送受信コマンドデコード
機能6、エラー時バス・リクエスト生成回路20、アン
ド回路21、26、37に出力し、バス・リクエスト信
号(16)の受信(アサート)によりクリアされる。
【0041】リクエスト調停機能2は、バス・リクエス
ト信号(15)と相手モジュールBのバス・リクエスト
信号(16)が同時にアサートされた時、予め決められ
た優先順位で共用バスを使用するようにマルチプレクサ
回路(MPX)14を介してバス制御機能3を制御する
ものである。
ト信号(15)と相手モジュールBのバス・リクエスト
信号(16)が同時にアサートされた時、予め決められ
た優先順位で共用バスを使用するようにマルチプレクサ
回路(MPX)14を介してバス制御機能3を制御する
ものである。
【0042】バス制御機能3は、マルチプレクサ回路
(MPX)14の出力によりデータを送信するため共用
バスの開閉制御を行うものである。リクエストパルス生
成機能4は、CPU(処理装置)等に接続されたプロセ
ッサ・バスと接続されており、モジュールAが共用バス
を使用する時に、バス・リクエスト・パルスを生成する
ものである。このリクエストパルス生成機能4の出力
は、リクエスト監視タイマA1のクリア端子、オア回路
18、アンド回路22に与えられる。
(MPX)14の出力によりデータを送信するため共用
バスの開閉制御を行うものである。リクエストパルス生
成機能4は、CPU(処理装置)等に接続されたプロセ
ッサ・バスと接続されており、モジュールAが共用バス
を使用する時に、バス・リクエスト・パルスを生成する
ものである。このリクエストパルス生成機能4の出力
は、リクエスト監視タイマA1のクリア端子、オア回路
18、アンド回路22に与えられる。
【0043】パルス切出機能5は、オア回路16の出力
をバス・リクエスト信号(15)として使用する波形に
切出を行うものである。送受信コマンドデコード機能6
は、送信コマンド及び受信コマンドをデコードして送受
信コマンドデコード信号であるシーケンス切換コマンド
(6)と送信リクエスト・チェック・コマンド(7)と
受信リクエスト・チェック・コマンド(8)を出力する
ものである。このシーケンス切換コマンド(6)は送信
コマンドレジスタ7とオア回路16に与えられ、送信リ
クエスト・チェック・コマンド(7)は送信コマンドレ
ジスタ7とオア回路16に与えられ、受信リクエスト・
チェック・コマンド(8)は送信コマンドレジスタ7と
レジスタ15に与えられるものである。
をバス・リクエスト信号(15)として使用する波形に
切出を行うものである。送受信コマンドデコード機能6
は、送信コマンド及び受信コマンドをデコードして送受
信コマンドデコード信号であるシーケンス切換コマンド
(6)と送信リクエスト・チェック・コマンド(7)と
受信リクエスト・チェック・コマンド(8)を出力する
ものである。このシーケンス切換コマンド(6)は送信
コマンドレジスタ7とオア回路16に与えられ、送信リ
クエスト・チェック・コマンド(7)は送信コマンドレ
ジスタ7とオア回路16に与えられ、受信リクエスト・
チェック・コマンド(8)は送信コマンドレジスタ7と
レジスタ15に与えられるものである。
【0044】送信コマンドレジスタ7は、送信コマンド
を記憶するものであり、受信コマンドレジスタ8は、受
信コマンドを記憶するものである。マルチプレクサ回路
(MPX)9は、オア回路18の出力とエラー時バス・
リクエスト生成回路20の出力信号(14)のどちらか
を選択してバス・リクエスト信号(15)を出力するも
のであり、ラッチ回路10がセットされた出力信号(1
2)が入力された時、エラー時バス・リクエスト生成回
路20の出力信号(14)を選択するものである。
を記憶するものであり、受信コマンドレジスタ8は、受
信コマンドを記憶するものである。マルチプレクサ回路
(MPX)9は、オア回路18の出力とエラー時バス・
リクエスト生成回路20の出力信号(14)のどちらか
を選択してバス・リクエスト信号(15)を出力するも
のであり、ラッチ回路10がセットされた出力信号(1
2)が入力された時、エラー時バス・リクエスト生成回
路20の出力信号(14)を選択するものである。
【0045】ラッチ回路10は、アンド回路22の出力
によりセットされるレジスタ等であり、その出力信号
(12)はマルチプレクサ回路(MPX)9とリクエス
ト監視タイマA2の入力端子***に与えられる。
によりセットされるレジスタ等であり、その出力信号
(12)はマルチプレクサ回路(MPX)9とリクエス
ト監視タイマA2の入力端子***に与えられる。
【0046】レジスタ12は、アンド回路26の出力に
よりセットされるラッチ回路であり、その出力信号
(9)はアンド回路25に与えられる。エラーレジスタ
13は、アンド回路25の出力によりセットされ、その
出力信号(10)は、プロセッサ・バス、オア回路1
6、アンド回路21、22に与えられる。
よりセットされるラッチ回路であり、その出力信号
(9)はアンド回路25に与えられる。エラーレジスタ
13は、アンド回路25の出力によりセットされ、その
出力信号(10)は、プロセッサ・バス、オア回路1
6、アンド回路21、22に与えられる。
【0047】マルチプレクサ回路(MPX)14は、リ
クエスト調停機能2の出力とバス・リクエスト信号(1
6)をインバータ33で反転した信号のどちらかを選択
してバス制御機能3に出力するものであり、レジスタ1
5がセットされた出力が入力された時、インバータ33
の出力を選択して出力するものである。
クエスト調停機能2の出力とバス・リクエスト信号(1
6)をインバータ33で反転した信号のどちらかを選択
してバス制御機能3に出力するものであり、レジスタ1
5がセットされた出力が入力された時、インバータ33
の出力を選択して出力するものである。
【0048】レジスタ15は、送受信コマンドデコード
機能6の出力信号であるリクエスト・チェック・コマン
ド(8)によりセットされ、その出力をマルチプレクサ
回路(MPX)14のセレクト端子に出力するものであ
る。オア回路16、17、18は、入力信号の論理和演
算を行うものである。
機能6の出力信号であるリクエスト・チェック・コマン
ド(8)によりセットされ、その出力をマルチプレクサ
回路(MPX)14のセレクト端子に出力するものであ
る。オア回路16、17、18は、入力信号の論理和演
算を行うものである。
【0049】エラー時バス・リクエスト生成回路20
は、バス・リクエスト信号線LB側に故障が発生した場
合にバス・リクエスト信号(15)を生成する回路であ
る。アンド回路(A)21、22、25、26、37
は、入力信号の論理積演算を行うものである。
は、バス・リクエスト信号線LB側に故障が発生した場
合にバス・リクエスト信号(15)を生成する回路であ
る。アンド回路(A)21、22、25、26、37
は、入力信号の論理積演算を行うものである。
【0050】フリップフロップ(FF)28、29は、
入力信号を1サイクル遅らせて出力する回路である。イ
ンバータ32、33、34、35は、入力信号を反転し
て出力する回路である。
入力信号を1サイクル遅らせて出力する回路である。イ
ンバータ32、33、34、35は、入力信号を反転し
て出力する回路である。
【0051】エラー検出レジスタ38は、アンド回路3
7の出力によりセットされ、その出力信号(11)は、
プロセッサ・バスに与えられる。なお、モジュールB
は、上記モジュールAと同様の構成を持つものである。
7の出力によりセットされ、その出力信号(11)は、
プロセッサ・バスに与えられる。なお、モジュールB
は、上記モジュールAと同様の構成を持つものである。
【0052】3):エラー時バス・リクエスト生成回路
20の説明 図6はエラー時バス・リクエスト生成回路20の説明図
である。エラー時バス・リクエスト生成回路20には、
パルス回路11、オア回路19、アンド回路23、2
4、フリップフロップ27、インバータ31が設けてあ
る。
20の説明 図6はエラー時バス・リクエスト生成回路20の説明図
である。エラー時バス・リクエスト生成回路20には、
パルス回路11、オア回路19、アンド回路23、2
4、フリップフロップ27、インバータ31が設けてあ
る。
【0053】パルス回路11は、リクエスト監視タイマ
A2のオーバーフロー信号(2)をパルス化し、その出
力信号(13)をオア回路19とアンド回路23に出力
するものである。オア回路19は、パルス回路11の出
力信号(13)とフリップフロップ(FF)27の出力
信号(14)の入力信号の論理和をアンド回路(24)
に出力するものである。
A2のオーバーフロー信号(2)をパルス化し、その出
力信号(13)をオア回路19とアンド回路23に出力
するものである。オア回路19は、パルス回路11の出
力信号(13)とフリップフロップ(FF)27の出力
信号(14)の入力信号の論理和をアンド回路(24)
に出力するものである。
【0054】アンド回路(A)23は、パルス回路11
の出力信号(13)とフリップフロップ(FF)27の
出力信号(14)の入力信号の論理積をインバータ31
を介してアンド回路(24)に出力するものである。
の出力信号(13)とフリップフロップ(FF)27の
出力信号(14)の入力信号の論理積をインバータ31
を介してアンド回路(24)に出力するものである。
【0055】アンド回路(A)24は、オア回路19の
出力とインバータ31出力の入力信号の論理積をフリッ
プフロップ(FF)27に出力するものである。フリッ
プフロップ(FF)27は、アンド回路(24)からの
入力信号を1サイクル遅らせて出力信号(14)として
出力する回路である。
出力とインバータ31出力の入力信号の論理積をフリッ
プフロップ(FF)27に出力するものである。フリッ
プフロップ(FF)27は、アンド回路(24)からの
入力信号を1サイクル遅らせて出力信号(14)として
出力する回路である。
【0056】4):リクエスト監視タイマA2の説明 図7はリクエスト監視タイマA2の切り換えの説明図で
あり、リクエスト監視タイマA2には、カウンタ部4
1、アンド回路42、43、44、オア回路45、イン
バータ46が設けてある。カウンタ部41には、カウン
タビット(0)、(1)、(2)、・・・(n)が設け
てある。
あり、リクエスト監視タイマA2には、カウンタ部4
1、アンド回路42、43、44、オア回路45、イン
バータ46が設けてある。カウンタ部41には、カウン
タビット(0)、(1)、(2)、・・・(n)が設け
てある。
【0057】各カウンタビット(0)、(1)、
(2)、・・・(n)は、アンド回路42の入力に接続
され、アンド回路42は、nビットのカウンタ41のオ
ーバーフローを出力するものである。アンド回路42の
出力は、アンド回路43に接続されている。
(2)、・・・(n)は、アンド回路42の入力に接続
され、アンド回路42は、nビットのカウンタ41のオ
ーバーフローを出力するものである。アンド回路42の
出力は、アンド回路43に接続されている。
【0058】アンド回路43には、アンド回路42の出
力とラッチ回路10の出力信号(12)をインバータ4
6で反転した信号が入力され、その出力はオア回路45
を通してオーバーフロー信号(2)として出力される。
力とラッチ回路10の出力信号(12)をインバータ4
6で反転した信号が入力され、その出力はオア回路45
を通してオーバーフロー信号(2)として出力される。
【0059】アンド回路44には、カウンタビット
(0)の出力とラッチ回路10の出力信号(12)が入
力され、その出力はオア回路45を通してオーバーフロ
ー信号(2)として出力される。
(0)の出力とラッチ回路10の出力信号(12)が入
力され、その出力はオア回路45を通してオーバーフロ
ー信号(2)として出力される。
【0060】このリクエスト監視タイマA2の切り換え
は、ラッチ回路10の出力信号(12)が「低」レベル
の時、アンド回路42の出力がアンド回路43及びオア
回路45を通してオーバーフロー信号(2)として出力
される。また、ラッチ回路10の出力信号(12)が
「高」レベルの時、カウンタビット(0)の出力がアン
ド回路44及びオア回路45を通してオーバーフロー信
号(2)として出力される。
は、ラッチ回路10の出力信号(12)が「低」レベル
の時、アンド回路42の出力がアンド回路43及びオア
回路45を通してオーバーフロー信号(2)として出力
される。また、ラッチ回路10の出力信号(12)が
「高」レベルの時、カウンタビット(0)の出力がアン
ド回路44及びオア回路45を通してオーバーフロー信
号(2)として出力される。
【0061】5):モジュールAの動作の説明 共用バス使用シーケンスの説明 図8は共用バス使用シーケンスの説明図であり、図8
(a)はバス・リクエストが競合しない場合の説明、図
8(b)はバス・リクエストが競合する場合の説明(優
先順位はモジュールAがモジュールBより高い場合)で
ある。
(a)はバス・リクエストが競合しない場合の説明、図
8(b)はバス・リクエストが競合する場合の説明(優
先順位はモジュールAがモジュールBより高い場合)で
ある。
【0062】図8(a)において、モジュールAがデー
タをモジュールBに転送する場合、先ず、モジュールA
は、リクエスト・パルス生成機能4で出力信号(3)を
出力する。この出力信号(3)は、オア回路18、マル
チプレクサ回路9を通し、バス・リクエスト信号線LA
でバス・リクエスト信号(15)としてモジュールBに
送信する。また、この出力信号(3)は、リクエスト監
視タイマA1のクリア端子にも同時に与えられる。
タをモジュールBに転送する場合、先ず、モジュールA
は、リクエスト・パルス生成機能4で出力信号(3)を
出力する。この出力信号(3)は、オア回路18、マル
チプレクサ回路9を通し、バス・リクエスト信号線LA
でバス・リクエスト信号(15)としてモジュールBに
送信する。また、この出力信号(3)は、リクエスト監
視タイマA1のクリア端子にも同時に与えられる。
【0063】その後、モジュールAが共用バスを通して
モジュールBにデータを転送する。なお、上部のクロッ
ク信号は各部の動作の同期化のための信号である。図8
(b)において、モジュールAがデータをモジュールB
に転送する場合、モジュールAは、リクエスト・パルス
生成機能4で出力信号(3)を出力する。この出力信号
(3)は、オア回路18、マルチプレクサ回路9を通
し、バス・リクエスト信号線LAでバス・リクエスト信
号(15)としてモジュールBに送信する。
モジュールBにデータを転送する。なお、上部のクロッ
ク信号は各部の動作の同期化のための信号である。図8
(b)において、モジュールAがデータをモジュールB
に転送する場合、モジュールAは、リクエスト・パルス
生成機能4で出力信号(3)を出力する。この出力信号
(3)は、オア回路18、マルチプレクサ回路9を通
し、バス・リクエスト信号線LAでバス・リクエスト信
号(15)としてモジュールBに送信する。
【0064】この時同時にモジュールBからのバス・リ
クエスト信号(16)をバス・リクエスト信号線LBで
受けたとき、リクエスト調停機能2に、バス・リクエス
ト信号(15)とバス・リクエスト信号(16)が入力
される。この時はリクエスト調停機能2が、マルチプレ
クサ回路14を通し予め決められた優先順位に従ってバ
ス制御機能3を制御するより、先ずモジュールAがモジ
ュールBに共用バスを通してデータを転送し、次にモジ
ュールBがモジュールAに共用バスを通してデータを転
送することになる。
クエスト信号(16)をバス・リクエスト信号線LBで
受けたとき、リクエスト調停機能2に、バス・リクエス
ト信号(15)とバス・リクエスト信号(16)が入力
される。この時はリクエスト調停機能2が、マルチプレ
クサ回路14を通し予め決められた優先順位に従ってバ
ス制御機能3を制御するより、先ずモジュールAがモジ
ュールBに共用バスを通してデータを転送し、次にモジ
ュールBがモジュールAに共用バスを通してデータを転
送することになる。
【0065】 リクエスト監視タイマの動作の説明 図9はリクエスト監視タイマの動作説明図であり、図9
(a)はリクエスト監視タイマA1の動作説明、図9
(b)はリクエスト監視タイマA2の動作説明である。
(a)はリクエスト監視タイマA1の動作説明、図9
(b)はリクエスト監視タイマA2の動作説明である。
【0066】図9(a)において、リクエスト監視タイ
マA1は、電源が投入されたタイミングで出力されるパ
ワーオン・リセットにより「00」にクリアされ、クロ
ックのサイクル毎にカウントアップされる。リクエスト
監視タイマA1のカウント「03」の時、リクエスト・
パルス生成機能4で出力信号(3)が出力された場合、
リクエスト監視タイマA1は次のサイクルで「00」に
クリアされる。但し、リクエスト・チェック・コマンド
送信時のバス・リクエスト信号(15)送信ではクリア
されない。
マA1は、電源が投入されたタイミングで出力されるパ
ワーオン・リセットにより「00」にクリアされ、クロ
ックのサイクル毎にカウントアップされる。リクエスト
監視タイマA1のカウント「03」の時、リクエスト・
パルス生成機能4で出力信号(3)が出力された場合、
リクエスト監視タイマA1は次のサイクルで「00」に
クリアされる。但し、リクエスト・チェック・コマンド
送信時のバス・リクエスト信号(15)送信ではクリア
されない。
【0067】図9(b)において、リクエスト監視タイ
マA2は、電源が投入されたタイミングで出力されるパ
ワーオン・リセットにより「00」にクリアされ、クロ
ックのサイクル毎にカウントアップされる。リクエスト
監視タイマA2のカウント「03」の時、モジュールB
からのバス・リクエスト信号(16)を受信した場合、
リクエスト監視タイマA2は次のサイクルで「00」に
クリアされる。
マA2は、電源が投入されたタイミングで出力されるパ
ワーオン・リセットにより「00」にクリアされ、クロ
ックのサイクル毎にカウントアップされる。リクエスト
監視タイマA2のカウント「03」の時、モジュールB
からのバス・リクエスト信号(16)を受信した場合、
リクエスト監視タイマA2は次のサイクルで「00」に
クリアされる。
【0068】 リクエスト・チェック・コマンド送信
の説明 図10はリクエスト・チェック・コマンド送信の説明図
である。一定時間内にモジュールBからバス・リクエス
ト信号(16)がアサートされない場合、リクエスト監
視タイマA2は、クリア信号が入力されないためカウン
ト「FF」でオーバーフローし、オーバーフロー信号
(2)を出力する。
の説明 図10はリクエスト・チェック・コマンド送信の説明図
である。一定時間内にモジュールBからバス・リクエス
ト信号(16)がアサートされない場合、リクエスト監
視タイマA2は、クリア信号が入力されないためカウン
ト「FF」でオーバーフローし、オーバーフロー信号
(2)を出力する。
【0069】このオーバーフロー信号(2)の出力によ
り、送受信コマンドデコード機能6は出力信号(7)
を、オア回路16を通しパルス切出機能5に出力する。
パルス切出機能5は、オア回路18、マルチプレクサ回
路9を通し、バス・リクエスト信号線LAでバス・リク
エスト信号(15)としてモジュールBに送信する。ま
たこの時、送受信コマンドデコード機能6は、送信コマ
ンドレジスタ7にバス・リクエスト・信号発行要求コマ
ンドであるリクエスト・チェック・コマンド(7)をセ
ットする。
り、送受信コマンドデコード機能6は出力信号(7)
を、オア回路16を通しパルス切出機能5に出力する。
パルス切出機能5は、オア回路18、マルチプレクサ回
路9を通し、バス・リクエスト信号線LAでバス・リク
エスト信号(15)としてモジュールBに送信する。ま
たこの時、送受信コマンドデコード機能6は、送信コマ
ンドレジスタ7にバス・リクエスト・信号発行要求コマ
ンドであるリクエスト・チェック・コマンド(7)をセ
ットする。
【0070】次に、モジュールAからリクエスト・チェ
ック・コマンドを共用バスでモジュールBに送信する。
リクエスト・チェック・コマンドを受信したモジュール
Bの送受信コマンドデコード機能6は、出力信号(6)
を出力する。このモジュールB内の出力信号(6)は、
モジュールB内のオア回路16を通しモジュールB内の
パルス切出機能5に出力される。
ック・コマンドを共用バスでモジュールBに送信する。
リクエスト・チェック・コマンドを受信したモジュール
Bの送受信コマンドデコード機能6は、出力信号(6)
を出力する。このモジュールB内の出力信号(6)は、
モジュールB内のオア回路16を通しモジュールB内の
パルス切出機能5に出力される。
【0071】このパルス切出機能5のパルス出力信号
(4)は、モジュールB内のオア回路18、マルチプレ
クサ回路9を通し、バス・リクエスト信号線LBでバス
・リクエスト信号(16)としてモジュールAに送信す
る。このバス・リクエスト信号(16)を受信したモジ
ュールAは、リクエスト監視タイマA2のカウントを
「00」にクリアする。
(4)は、モジュールB内のオア回路18、マルチプレ
クサ回路9を通し、バス・リクエスト信号線LBでバス
・リクエスト信号(16)としてモジュールAに送信す
る。このバス・リクエスト信号(16)を受信したモジ
ュールAは、リクエスト監視タイマA2のカウントを
「00」にクリアする。
【0072】 バス・リクエスト信号にハード故障が
発生した場合の説明 <バス・リクエスト信号線の故障検出の説明>モジュー
ルAのリクエスト監視タイマA2がオーバーフロー信号
(2)を出力し、モジュールBにリクエスト・チェック
・コマンドを送信した場合において、モジュールAがバ
ス・リクエスト信号(16)のアサートを検出できない
時がある。この時、モジュールAは、バス・リクエスト
信号線LA側の故障か、バス・リクエスト信号線LB側
の故障かを判断するためリクエスト監視タイマA1がオ
ーバーフロー状態となるまで待つ。
発生した場合の説明 <バス・リクエスト信号線の故障検出の説明>モジュー
ルAのリクエスト監視タイマA2がオーバーフロー信号
(2)を出力し、モジュールBにリクエスト・チェック
・コマンドを送信した場合において、モジュールAがバ
ス・リクエスト信号(16)のアサートを検出できない
時がある。この時、モジュールAは、バス・リクエスト
信号線LA側の故障か、バス・リクエスト信号線LB側
の故障かを判断するためリクエスト監視タイマA1がオ
ーバーフロー状態となるまで待つ。
【0073】通常リクエスト監視タイマA1のカウンタ
値は、相手側のモジュールBのリクエスト監視タイマA
2のカウンタ値と等しくなる。しかし、リクエスト・チ
ェック・コマンドが発行された場合、相手側のモジュー
ルBのリクエスト監視タイマA2はモジュールAからの
バス・リクエスト信号(15)によりクリアされるがモ
ジュールAのリクエスト監視タイマA1はクリアされな
い(図9のリクエスト監視タイマの動作説明図参照)。
値は、相手側のモジュールBのリクエスト監視タイマA
2のカウンタ値と等しくなる。しかし、リクエスト・チ
ェック・コマンドが発行された場合、相手側のモジュー
ルBのリクエスト監視タイマA2はモジュールAからの
バス・リクエスト信号(15)によりクリアされるがモ
ジュールAのリクエスト監視タイマA1はクリアされな
い(図9のリクエスト監視タイマの動作説明図参照)。
【0074】従って、リクエスト・チェック・コマンド
の発行後は、モジュールAのリクエスト監視タイマA1
と相手側のモジュールBのリクエスト監視タイマA2の
カウンタ値は等しくならない。
の発行後は、モジュールAのリクエスト監視タイマA1
と相手側のモジュールBのリクエスト監視タイマA2の
カウンタ値は等しくならない。
【0075】しかし、モジュールAがリクエスト・チェ
ック・コマンド発行時に、バス・リクエスト信号線LA
側に故障が発生してバス・リクエスト信号(15)がア
サートされないとき、受信側モジュールBのリクエスト
監視タイマA2はクリアされない。この場合は、送信側
モジュールAのリクエスト監視タイマA1と受信側モジ
ュールBのリクエスト監視タイマA2のカウンタ値は等
しいままとなる。
ック・コマンド発行時に、バス・リクエスト信号線LA
側に故障が発生してバス・リクエスト信号(15)がア
サートされないとき、受信側モジュールBのリクエスト
監視タイマA2はクリアされない。この場合は、送信側
モジュールAのリクエスト監視タイマA1と受信側モジ
ュールBのリクエスト監視タイマA2のカウンタ値は等
しいままとなる。
【0076】従って、モジュールAがリクエスト・チェ
ック・コマンド発行時に、バス・リクエスト信号線LA
側に故障が発生してバス・リクエスト信号(15)がア
サートされないとき、即ちモジュールAのリクエスト監
視タイマA1がオーバーフロー状態のとき、リクエスト
・チェック・コマンド受信側モジュールBのリクエスト
監視タイマA2が、オーバーフロー状態となる。この
時、モジュールBは、リクエスト・チェック・コマンド
を発行するためバス・リクエスト信号(16)をアサー
トする。
ック・コマンド発行時に、バス・リクエスト信号線LA
側に故障が発生してバス・リクエスト信号(15)がア
サートされないとき、即ちモジュールAのリクエスト監
視タイマA1がオーバーフロー状態のとき、リクエスト
・チェック・コマンド受信側モジュールBのリクエスト
監視タイマA2が、オーバーフロー状態となる。この
時、モジュールBは、リクエスト・チェック・コマンド
を発行するためバス・リクエスト信号(16)をアサー
トする。
【0077】これにより、モジュールAは、リクエスト
監視タイマA1がオーバーフロー状態の時バス・リクエ
スト信号(16)のアサートを検出した場合は、バス・
リクエスト信号線LA側に故障が発生したと判断でき
る。
監視タイマA1がオーバーフロー状態の時バス・リクエ
スト信号(16)のアサートを検出した場合は、バス・
リクエスト信号線LA側に故障が発生したと判断でき
る。
【0078】また、モジュールAは、モジュールBにリ
クエスト・チェック・コマンドを送信したにも係わら
ず、モジュールAのリクエスト監視タイマA1のオーバ
ーフロー状態でバス・リクエスト信号(16)がアサー
トされなかった場合は、バス・リクエスト信号線LB側
に故障が発生してバス・リクエスト信号(16)がアサ
ートされないと判断できる。
クエスト・チェック・コマンドを送信したにも係わら
ず、モジュールAのリクエスト監視タイマA1のオーバ
ーフロー状態でバス・リクエスト信号(16)がアサー
トされなかった場合は、バス・リクエスト信号線LB側
に故障が発生してバス・リクエスト信号(16)がアサ
ートされないと判断できる。
【0079】このようにして、バス・リクエスト信号線
LA、LBの二重化を行うことなく、バス・リクエスト
信号(15)、(16)のハード故障を検出することが
できる。
LA、LBの二重化を行うことなく、バス・リクエスト
信号(15)、(16)のハード故障を検出することが
できる。
【0080】<バス・シーケンス切り換えの説明>モジ
ュールAがバス・リクエスト信号線LB側に故障が発生
したと判断した場合、モジュールAはモジュールBに共
用バスを介してバス・シーケンス変更通知コマンドであ
るバス・シーケンス切換コマンドを送信する。このバス
・シーケンス切換コマンド送信後、リクエスト監視タイ
マA2は、一旦、クリアされた後、前記バス・シーケン
ス切り換え後のタイマカウント動作を続行する。
ュールAがバス・リクエスト信号線LB側に故障が発生
したと判断した場合、モジュールAはモジュールBに共
用バスを介してバス・シーケンス変更通知コマンドであ
るバス・シーケンス切換コマンドを送信する。このバス
・シーケンス切換コマンド送信後、リクエスト監視タイ
マA2は、一旦、クリアされた後、前記バス・シーケン
ス切り換え後のタイマカウント動作を続行する。
【0081】このバス・シーケンス切換コマンド送信
後、先ず、モジュールAのリクエスト監視タイマA2が
クリアされた後、オーバーフローとなるまでの間、バス
・リクエスト信号(15)がアサートされる。これによ
り、モジュールAはバス・リクエスト信号(15)がア
サートされている間のみ共用バスを使用する。
後、先ず、モジュールAのリクエスト監視タイマA2が
クリアされた後、オーバーフローとなるまでの間、バス
・リクエスト信号(15)がアサートされる。これによ
り、モジュールAはバス・リクエスト信号(15)がア
サートされている間のみ共用バスを使用する。
【0082】上記、バス・シーケンス切換コマンド送信
後、クリアされた後、オーバーフローとなったモジュー
ルAのリクエスト監視タイマA2は、次のサイクルです
ぐにクリアされ、カウント動作を続行する。再び、モジ
ュールAのリクエスト監視タイマA2がオーバーフロー
となるまでの間、バス・リクエスト信号(15)はネゲ
ート(信号オフ)され、この間は、モジュールBが共用
バスを使用する。
後、クリアされた後、オーバーフローとなったモジュー
ルAのリクエスト監視タイマA2は、次のサイクルです
ぐにクリアされ、カウント動作を続行する。再び、モジ
ュールAのリクエスト監視タイマA2がオーバーフロー
となるまでの間、バス・リクエスト信号(15)はネゲ
ート(信号オフ)され、この間は、モジュールBが共用
バスを使用する。
【0083】このように、バス・リクエスト信号線LB
側に故障が検出された後は、モジュールAのリクエスト
監視タイマA2の動きに同期して、モジュールAとモジ
ュールBが交互に共用バスを使用する。
側に故障が検出された後は、モジュールAのリクエスト
監視タイマA2の動きに同期して、モジュールAとモジ
ュールBが交互に共用バスを使用する。
【0084】<タイミングチャートによるバス・リクエ
スト信号線LB側の故障の場合の説明>図11はバス・
リクエスト信号線LB側に故障が発生した場合の説明図
である。以下、点線で示したシーケンス(S1)〜(S
11)に基づいて説明する。
スト信号線LB側の故障の場合の説明>図11はバス・
リクエスト信号線LB側に故障が発生した場合の説明図
である。以下、点線で示したシーケンス(S1)〜(S
11)に基づいて説明する。
【0085】(S1):一定時間内にモジュールBから
バス・リクエスト信号(16)を受信できない場合、モ
ジュールAのリクエスト監視タイマA2がカウント値
「FF」でオーバーフローする。これにより、オーバー
フロー信号(2)が出力され、送受信コマンドデコード
機能6の出力信号(7)が出力される。この出力信号
(7)は、オア回路16を介しパルス切出機能5に与え
られ出力信号(4)が出力される。
バス・リクエスト信号(16)を受信できない場合、モ
ジュールAのリクエスト監視タイマA2がカウント値
「FF」でオーバーフローする。これにより、オーバー
フロー信号(2)が出力され、送受信コマンドデコード
機能6の出力信号(7)が出力される。この出力信号
(7)は、オア回路16を介しパルス切出機能5に与え
られ出力信号(4)が出力される。
【0086】(S2):パルス切出機能5の出力信号
(4)は、オア回路18、マルチプレクサ回路9を通し
バス・リクエスト信号(15)としてモジュールBに送
信されると共に、フリップフロップ28に与えられる。
(4)は、オア回路18、マルチプレクサ回路9を通し
バス・リクエスト信号(15)としてモジュールBに送
信されると共に、フリップフロップ28に与えられる。
【0087】(S3):次に、モジュールAは、共用バ
スを使用してリクエスト・チェック・コマンドをモジュ
ールBに送信する。 (S4):このリクエスト・チェック・コマンドを受信
した相手側モジュールBは、モジュールBの送受信コマ
ンドデコード機能6の出力信号(6)が出力され、この
出力信号(6)により、モジュールBのパルス切出機能
5から出力信号(4)が出力される。ところが、バス・
リクエスト信号線LBに故障があるためバス・リクエス
ト信号(16)を、モジュールAは、検出できない。
スを使用してリクエスト・チェック・コマンドをモジュ
ールBに送信する。 (S4):このリクエスト・チェック・コマンドを受信
した相手側モジュールBは、モジュールBの送受信コマ
ンドデコード機能6の出力信号(6)が出力され、この
出力信号(6)により、モジュールBのパルス切出機能
5から出力信号(4)が出力される。ところが、バス・
リクエスト信号線LBに故障があるためバス・リクエス
ト信号(16)を、モジュールAは、検出できない。
【0088】(S5):アンド回路26は、オーバーフ
ロー信号(2)の出力とインバータ32の出力(バス・
リクエスト信号(16)が検出できない)とフリップフ
ロップ29の出力(出力信号(4)をフリップフロップ
28、29で2サイクル遅らせた信号=相手モジュール
Bからのバス・リクエスト信号(16)の検出タイミン
グ)との論理積をレジスタ12に出力する。このアンド
回路26の出力によりセットされたレジスタ12は、そ
の出力信号(9)はラッチされアンド回路25に与えら
れる。
ロー信号(2)の出力とインバータ32の出力(バス・
リクエスト信号(16)が検出できない)とフリップフ
ロップ29の出力(出力信号(4)をフリップフロップ
28、29で2サイクル遅らせた信号=相手モジュール
Bからのバス・リクエスト信号(16)の検出タイミン
グ)との論理積をレジスタ12に出力する。このアンド
回路26の出力によりセットされたレジスタ12は、そ
の出力信号(9)はラッチされアンド回路25に与えら
れる。
【0089】(S6):一方、モジュールAのリクエス
ト監視タイマA1がカウント値「FF」でオーバーフロ
ーすると、このオーバーフロー信号(1)をアンド回路
25に出力する。このため、アンド回路25は、その出
力でエラーレジスタ13をセットし、このエラー検出部
の出力信号(10)がラッチされる。
ト監視タイマA1がカウント値「FF」でオーバーフロ
ーすると、このオーバーフロー信号(1)をアンド回路
25に出力する。このため、アンド回路25は、その出
力でエラーレジスタ13をセットし、このエラー検出部
の出力信号(10)がラッチされる。
【0090】(S7):エラーレジスタ13の出力信号
(10)により、バス・シーケンス切換コマンドを送信
するためリクエスト・パルス生成機能4から出力信号
(3)を出力し、この出力信号(3)をオア回路18、
マルチプレクサ回路9を介し、バス・リクエスト信号線
LAにバス・リクエスト信号(15)として出力する。
また、この出力信号(10)と出力信号(3)は、アン
ド回路22に入力されラッチ回路10をセットする。更
に、この出力信号(10)はアンド回路21に入力さ
れ、このアンド回路21の出力をオア回路17を介して
リクエスト監視タイマA2のクリア端子に入力し、リク
エスト監視タイマA2をクリアする。
(10)により、バス・シーケンス切換コマンドを送信
するためリクエスト・パルス生成機能4から出力信号
(3)を出力し、この出力信号(3)をオア回路18、
マルチプレクサ回路9を介し、バス・リクエスト信号線
LAにバス・リクエスト信号(15)として出力する。
また、この出力信号(10)と出力信号(3)は、アン
ド回路22に入力されラッチ回路10をセットする。更
に、この出力信号(10)はアンド回路21に入力さ
れ、このアンド回路21の出力をオア回路17を介して
リクエスト監視タイマA2のクリア端子に入力し、リク
エスト監視タイマA2をクリアする。
【0091】(S8):ラッチ回路10の出力信号(1
2)は、マルチプレクサ回路9のセレクト端子に入力さ
れると共に、リクエスト監視タイマA2の入力端子**
*に入力され、リクエスト監視タイマA2を1ビットカ
ウンタとして動作するように切り換える。
2)は、マルチプレクサ回路9のセレクト端子に入力さ
れると共に、リクエスト監視タイマA2の入力端子**
*に入力され、リクエスト監視タイマA2を1ビットカ
ウンタとして動作するように切り換える。
【0092】(S9):モジュールAは、送信コマンド
レジスタ7からモジュールBに共用バスを介してバス・
シーケンス切換コマンドを送信する。 (S10):また、リクエスト監視タイマA2のオーバ
ーフロー信号(2)がエラー時バス・リクエスト生成回
路20のパルス回路11に入力され、このパルス回路1
1の出力信号(13)が、オア回路19とアンド回路2
3に入力され、オア回路19とアンド回路23のもう1
つの入力はエラー時バス・リクエスト生成回路20の出
力信号(14)が与えられる。このアンド回路23の出
力はインバータ31を介してアンド回路24に与えられ
る。
レジスタ7からモジュールBに共用バスを介してバス・
シーケンス切換コマンドを送信する。 (S10):また、リクエスト監視タイマA2のオーバ
ーフロー信号(2)がエラー時バス・リクエスト生成回
路20のパルス回路11に入力され、このパルス回路1
1の出力信号(13)が、オア回路19とアンド回路2
3に入力され、オア回路19とアンド回路23のもう1
つの入力はエラー時バス・リクエスト生成回路20の出
力信号(14)が与えられる。このアンド回路23の出
力はインバータ31を介してアンド回路24に与えられ
る。
【0093】したがって、アンド回路24の出力は、出
力信号(13)と出力信号(14)が「高」レベルの時
「低」レベルとなり、出力信号(13)が「高」レベル
で出力信号(14)が「低」レベルの時「高」レベルと
なる。そして、このアンド回路24の出力がフリップフ
ロップ27に与えられ、このフリップフロップ27の出
力が、エラー時バス・リクエスト生成回路20の出力信
号(14)として出力される。
力信号(13)と出力信号(14)が「高」レベルの時
「低」レベルとなり、出力信号(13)が「高」レベル
で出力信号(14)が「低」レベルの時「高」レベルと
なる。そして、このアンド回路24の出力がフリップフ
ロップ27に与えられ、このフリップフロップ27の出
力が、エラー時バス・リクエスト生成回路20の出力信
号(14)として出力される。
【0094】エラー時バス・リクエスト生成回路20の
出力信号(14)は、リクエスト監視タイマA2の最初
のオーバーフロー信号(2)(前記シーケンスS1の
時)で「高」レベルになっているため、今回のオーバー
フロー信号(2)の出力時は「低」レベルとなり、この
オーバーフロー信号(2)によりアンド回路21、オア
回路17を介してリクエスト監視タイマA2はすぐにク
リアされ、そして、次回のオーバーフロー信号(2)の
出力時は「高」レベルとなる。
出力信号(14)は、リクエスト監視タイマA2の最初
のオーバーフロー信号(2)(前記シーケンスS1の
時)で「高」レベルになっているため、今回のオーバー
フロー信号(2)の出力時は「低」レベルとなり、この
オーバーフロー信号(2)によりアンド回路21、オア
回路17を介してリクエスト監視タイマA2はすぐにク
リアされ、そして、次回のオーバーフロー信号(2)の
出力時は「高」レベルとなる。
【0095】(S11):エラー時バス・リクエスト生
成回路20の「高」レベルの時の出力信号(14)は、
出力信号(12)が「高」レベルのため、マルチプレク
サ回路9を介してバス・リクエス信号(15)としてモ
ジュールBに送信される。
成回路20の「高」レベルの時の出力信号(14)は、
出力信号(12)が「高」レベルのため、マルチプレク
サ回路9を介してバス・リクエス信号(15)としてモ
ジュールBに送信される。
【0096】この様に、バス・リクエスト信号線LB側
に故障が検出された後(エラーレジスタ13がセットさ
れた時)オーバーフローとなったリクエスト監視タイマ
A2は、すぐにクリアされ、カウント動作を続行する。
そして再び、オーバーフローとなるまでの間バス・リク
エスト信号(15)は、「低」レベル(ネゲート)とさ
れ、この間はモジュールBが共用バスを使用する。
に故障が検出された後(エラーレジスタ13がセットさ
れた時)オーバーフローとなったリクエスト監視タイマ
A2は、すぐにクリアされ、カウント動作を続行する。
そして再び、オーバーフローとなるまでの間バス・リク
エスト信号(15)は、「低」レベル(ネゲート)とさ
れ、この間はモジュールBが共用バスを使用する。
【0097】これにより、バス・リクエスト信号線LB
側に故障の検出後は、モジュールAのリクエスト監視タ
イマA2の動きに同期してモジュールA、モジュールB
が交互に共用バスを活性化して使用する。
側に故障の検出後は、モジュールAのリクエスト監視タ
イマA2の動きに同期してモジュールA、モジュールB
が交互に共用バスを活性化して使用する。
【0098】<バス・リクエスト信号線LAの故障の場
合の説明>モジュールAのリクエスト監視タイマA2が
オーバーフロー状態のときリクエスト監視タイマA1が
オーバーフローとなった前記シーケンス(S5)におい
て、モジュールAがバス・リクエスト信号(16)のア
サートを検出した場合、モジュールAのバス・リクエス
ト信号線LAの故障のためモジュールBがバス・リクエ
スト信号(15)を受信できなかったと判断できる。
合の説明>モジュールAのリクエスト監視タイマA2が
オーバーフロー状態のときリクエスト監視タイマA1が
オーバーフローとなった前記シーケンス(S5)におい
て、モジュールAがバス・リクエスト信号(16)のア
サートを検出した場合、モジュールAのバス・リクエス
ト信号線LAの故障のためモジュールBがバス・リクエ
スト信号(15)を受信できなかったと判断できる。
【0099】このため、モジュールAは、前記(S1)
〜(S11)のシーケンスによりモジュールB側がバス
・リクエスト信号線LAの故障を検出するまで、共用バ
スの使用を中止する。
〜(S11)のシーケンスによりモジュールB側がバス
・リクエスト信号線LAの故障を検出するまで、共用バ
スの使用を中止する。
【0100】以下、図12のバス・リクエスト信号線L
A側に故障が発生した場合の説明図を、点線で示したシ
ーケンス(S21)〜(S25)に基づいて説明する。 (S21):一定時間内にモジュールBからバス・リク
エスト信号(16)を受信できない場合、モジュールA
のリクエスト監視タイマA2がカウント値「FF」でオ
ーバーフローする。これにより、オーバーフロー信号
(2)が出力され、送受信コマンドデコード機能6の出
力信号(7)が出力される。この出力信号(7)は、オ
ア回路16を介しパルス切出機能5に与えられ出力信号
(4)が出力される。
A側に故障が発生した場合の説明図を、点線で示したシ
ーケンス(S21)〜(S25)に基づいて説明する。 (S21):一定時間内にモジュールBからバス・リク
エスト信号(16)を受信できない場合、モジュールA
のリクエスト監視タイマA2がカウント値「FF」でオ
ーバーフローする。これにより、オーバーフロー信号
(2)が出力され、送受信コマンドデコード機能6の出
力信号(7)が出力される。この出力信号(7)は、オ
ア回路16を介しパルス切出機能5に与えられ出力信号
(4)が出力される。
【0101】(S22):この出力信号(4)は、バス
・リクエスト信号線LA側に故障があるため、モジュー
ルBは、バス・リクエスト信号(15)を検出できな
い。 (S23):次に、モジュールAは、共用バスを使用し
てリクエスト・チェック・コマンドをモジュールBに送
信する。
・リクエスト信号線LA側に故障があるため、モジュー
ルBは、バス・リクエスト信号(15)を検出できな
い。 (S23):次に、モジュールAは、共用バスを使用し
てリクエスト・チェック・コマンドをモジュールBに送
信する。
【0102】(S24):モジュールBは、バス・リク
エスト信号(15)を検出できないため、モジュールB
のリクエスト監視タイマA2がオーバーフローする。こ
れにより、オーバーフロー信号(2)が出力され、モジ
ュールBの送受信コマンドデコード機能6の出力信号
(7)が出力される。この出力信号(7)は、モジュー
ルBのオア回路16を介しモジュールBのパルス切出機
能5に与えられモジュールBの出力信号(4)が出力さ
れる。この出力信号(4)は、モジュールBのオア回路
18、モジュールBのマルチプレクサ回路9を通しバス
・リクエスト信号(16)としてモジュールAに送信さ
れ、その後、リクエスト・チェック・コマンドがモジュ
ールBからモジュールAに送信されてくる。
エスト信号(15)を検出できないため、モジュールB
のリクエスト監視タイマA2がオーバーフローする。こ
れにより、オーバーフロー信号(2)が出力され、モジ
ュールBの送受信コマンドデコード機能6の出力信号
(7)が出力される。この出力信号(7)は、モジュー
ルBのオア回路16を介しモジュールBのパルス切出機
能5に与えられモジュールBの出力信号(4)が出力さ
れる。この出力信号(4)は、モジュールBのオア回路
18、モジュールBのマルチプレクサ回路9を通しバス
・リクエスト信号(16)としてモジュールAに送信さ
れ、その後、リクエスト・チェック・コマンドがモジュ
ールBからモジュールAに送信されてくる。
【0103】(S25):バス・リクエスト信号(1
6)を受信したモジュールAは、オーバーフロー信号
(1)とオーバーフロー信号(2)とバス・リクエスト
信号(16)をアンド回路37に入力し、このアンド回
路37の出力でエラー検出レジスタ38をセットする。
このエラー検出部の出力であるエラー検出レジスタ38
の出力信号(11)がプロセッサ・バスに与えられるこ
とにより、モジュールAは、モジュールBがバス・リク
エスト信号線LAの故障を検出するまで、共用バスの使
用を中止する。
6)を受信したモジュールAは、オーバーフロー信号
(1)とオーバーフロー信号(2)とバス・リクエスト
信号(16)をアンド回路37に入力し、このアンド回
路37の出力でエラー検出レジスタ38をセットする。
このエラー検出部の出力であるエラー検出レジスタ38
の出力信号(11)がプロセッサ・バスに与えられるこ
とにより、モジュールAは、モジュールBがバス・リク
エスト信号線LAの故障を検出するまで、共用バスの使
用を中止する。
【0104】その後、モジュールBがバス・リクエスト
信号線LA側の故障を検出して、バス・シーケンス切換
コマンドを送信してくる。このバス・シーケンス切換コ
マンドを受信したモジュールAは、受信コマンドレジス
タ8、送信コマンドレジスタ7、送受信コマンドデコー
ド機能6を介してレジスタ15をセット(ラッチ)す
る。このレジスタ15のラッチされた出力は、マルチプ
レクサ回路14のセレクト端子に与えられる。これによ
り、バス・リクエス信号(16)をインバータ33で反
転した信号がバス制御機能3に与えられる。このため、
バス・リクエス信号(16)が「低」レベルのとき、モ
ジュールAが共用バスを活性化して使用し、「高」レベ
ルのとき、モジュールBが共用バスを活性化して使用す
る。
信号線LA側の故障を検出して、バス・シーケンス切換
コマンドを送信してくる。このバス・シーケンス切換コ
マンドを受信したモジュールAは、受信コマンドレジス
タ8、送信コマンドレジスタ7、送受信コマンドデコー
ド機能6を介してレジスタ15をセット(ラッチ)す
る。このレジスタ15のラッチされた出力は、マルチプ
レクサ回路14のセレクト端子に与えられる。これによ
り、バス・リクエス信号(16)をインバータ33で反
転した信号がバス制御機能3に与えられる。このため、
バス・リクエス信号(16)が「低」レベルのとき、モ
ジュールAが共用バスを活性化して使用し、「高」レベ
ルのとき、モジュールBが共用バスを活性化して使用す
る。
【0105】これにより、モジュールBが、バス・リク
エスト信号線LA側の故障の検出後は、モジュールBの
リクエスト監視タイマA2の動きに同期してモジュール
A、モジュールBが交互に、共用バスを使用することに
なる。
エスト信号線LA側の故障の検出後は、モジュールBの
リクエスト監視タイマA2の動きに同期してモジュール
A、モジュールBが交互に、共用バスを使用することに
なる。
【0106】なお、前記実施例のモジュールA、Bは、
ハードウエア構成で説明したが、ソフトウェアで構成す
ることも可能である。また、前記実施例では、2個のモ
ジュールについて説明したが3個以上の場合も実施可能
である。
ハードウエア構成で説明したが、ソフトウェアで構成す
ることも可能である。また、前記実施例では、2個のモ
ジュールについて説明したが3個以上の場合も実施可能
である。
【0107】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば次の
ような効果がある。 (1)相手ファイル制御装置Bからのバス・リクエスト
信号がある一定時間以上検出できなかったとき、コマン
ドデコード部から、前記相手ファイル制御装置Bに対し
バス・リクエスト信号発行要求コマンドを送信するた
め、所定のタイミングで相手ファイル制御装置Bからの
バス・リクエスト信号のアサートを検出することでバス
・リクエスト信号線に故障があるかどうかを判断でき、
故障の場合は直ちに故障処理を行うことが出来るためバ
ス・ファイトを防止することができる。
ような効果がある。 (1)相手ファイル制御装置Bからのバス・リクエスト
信号がある一定時間以上検出できなかったとき、コマン
ドデコード部から、前記相手ファイル制御装置Bに対し
バス・リクエスト信号発行要求コマンドを送信するた
め、所定のタイミングで相手ファイル制御装置Bからの
バス・リクエスト信号のアサートを検出することでバス
・リクエスト信号線に故障があるかどうかを判断でき、
故障の場合は直ちに故障処理を行うことが出来るためバ
ス・ファイトを防止することができる。
【0108】(2)相手ファイル制御装置Bからのバス
・リクエスト信号のアサート検出によってクリアされる
タイマ回路A2がオーバーフローとなったとき、コマン
ドデコード部から、前記相手ファイル制御装置Bに対し
バス・リクエスト信号発行要求コマンドを送信するた
め、相手ファイル制御装置Bからのバス・リクエスト信
号のアサートが、タイマ回路A2でカウントしたある一
定時間内に検出できたかどうかを監視して、前記バス・
リクエスト信号がある一定時間以上検出できなかったと
き自動的にコマンドデコード部から、前記相手ファイル
制御装置Bに対しバス・リクエスト信号発行要求コマン
ドを送信することができ、バス・リクエスト信号線に故
障があるかどうかを容易に判断できる。
・リクエスト信号のアサート検出によってクリアされる
タイマ回路A2がオーバーフローとなったとき、コマン
ドデコード部から、前記相手ファイル制御装置Bに対し
バス・リクエスト信号発行要求コマンドを送信するた
め、相手ファイル制御装置Bからのバス・リクエスト信
号のアサートが、タイマ回路A2でカウントしたある一
定時間内に検出できたかどうかを監視して、前記バス・
リクエスト信号がある一定時間以上検出できなかったと
き自動的にコマンドデコード部から、前記相手ファイル
制御装置Bに対しバス・リクエスト信号発行要求コマン
ドを送信することができ、バス・リクエスト信号線に故
障があるかどうかを容易に判断できる。
【0109】(3)タイマ回路A2のオーバーフロー信
号をパルス化してバス・リクエスト信号を生成するた
め、前記タイマ回路A2のオーバーフロー信号をパルス
化した信号を、そのまま相手ファイル制御装置Bに対す
るバス・リクエスト信号として使用することができ、バ
ス・リクエスト信号生成が容易になる。
号をパルス化してバス・リクエスト信号を生成するた
め、前記タイマ回路A2のオーバーフロー信号をパルス
化した信号を、そのまま相手ファイル制御装置Bに対す
るバス・リクエスト信号として使用することができ、バ
ス・リクエスト信号生成が容易になる。
【0110】(4)タイマ回路A2のオーバーフロー後
のバス・リクエスト信号アサート後、相手ファイル制御
装置Bからのバス・リクエスト信号検出タイミングに、
前記相手ファイル制御装置Bからのバス・リクエスト信
号が検出されないときラッチ回路がセットされるため、
このラッチ回路がセットされたときの出力信号を用い
て、ファイル制御装置Aをエラー処理に自動的に切り換
えることができ、切り換え処理が容易になる。
のバス・リクエスト信号アサート後、相手ファイル制御
装置Bからのバス・リクエスト信号検出タイミングに、
前記相手ファイル制御装置Bからのバス・リクエスト信
号が検出されないときラッチ回路がセットされるため、
このラッチ回路がセットされたときの出力信号を用い
て、ファイル制御装置Aをエラー処理に自動的に切り換
えることができ、切り換え処理が容易になる。
【0111】(5)タイマ回路A2が、オーバーフロー
となったとき、コマンドデコード部から、相手ファイル
制御装置Bに対しバス・リクエスト信号発行要求コマン
ドを送信し、その後、ファイル制御装置Aのバス・リク
エスト信号のアサートによってクリアされるタイマ回路
A1がオーバーフローとなり、かつ、前記相手ファイル
制御装置Bからのバス・リクエスト信号のアサートを検
出したときにエラー検出部がセットされるため、このエ
ラー検出部がセットされたときの出力信号により、ファ
イル制御装置Aが共用バスを使用するときのバス・リク
エスト信号線LA側の故障と判断でき、この場合、相手
ファイル制御装置Bがこの故障を検出するまで共用バス
の使用を中止することによりバス・ファイトを防止する
ことができる。
となったとき、コマンドデコード部から、相手ファイル
制御装置Bに対しバス・リクエスト信号発行要求コマン
ドを送信し、その後、ファイル制御装置Aのバス・リク
エスト信号のアサートによってクリアされるタイマ回路
A1がオーバーフローとなり、かつ、前記相手ファイル
制御装置Bからのバス・リクエスト信号のアサートを検
出したときにエラー検出部がセットされるため、このエ
ラー検出部がセットされたときの出力信号により、ファ
イル制御装置Aが共用バスを使用するときのバス・リク
エスト信号線LA側の故障と判断でき、この場合、相手
ファイル制御装置Bがこの故障を検出するまで共用バス
の使用を中止することによりバス・ファイトを防止する
ことができる。
【0112】(6)タイマ回路A2のオーバーフロー後
のバス・リクエスト信号アサート後、相手ファイル制御
装置Bからのバス・リクエスト信号検出タイミングに、
前記相手ファイル制御装置Bからのバス・リクエスト信
号が検出されないときラッチ回路がセットされ、前記ラ
ッチ回路のセット後、前記タイマ回路A1がオーバーフ
ローとなった後、前記相手ファイル制御装置Bからのバ
ス・リクエスト信号のアサートが検出できないときエラ
ー検出部がセットされるため、このエラー検出部がセッ
トされたときの出力信号により、相手ファイル制御装置
Bが共用バスを使用するときのバス・リクエスト信号線
LB側の故障と判断でき、この場合、ファイル制御装置
Aがエラー時の処理に切り換えることにより、正常なバ
ス・リクエスト信号線LAを使用してある程度の効率で
共用バスの使用を続行することができる。
のバス・リクエスト信号アサート後、相手ファイル制御
装置Bからのバス・リクエスト信号検出タイミングに、
前記相手ファイル制御装置Bからのバス・リクエスト信
号が検出されないときラッチ回路がセットされ、前記ラ
ッチ回路のセット後、前記タイマ回路A1がオーバーフ
ローとなった後、前記相手ファイル制御装置Bからのバ
ス・リクエスト信号のアサートが検出できないときエラ
ー検出部がセットされるため、このエラー検出部がセッ
トされたときの出力信号により、相手ファイル制御装置
Bが共用バスを使用するときのバス・リクエスト信号線
LB側の故障と判断でき、この場合、ファイル制御装置
Aがエラー時の処理に切り換えることにより、正常なバ
ス・リクエスト信号線LAを使用してある程度の効率で
共用バスの使用を続行することができる。
【0113】(7)バス・リクエスト信号線LB側の故
障と判断した時のエラー検出部のセット後、コマンドデ
コード部で相手ファイル制御装置Bに対して発行するバ
ス・シーケンス切換コマンドを生成するため、相手ファ
イル制御装置Bは、このコマンドを受信してエラー処理
に切り換えができ、ファイル制御装置Aからのバス・リ
クエスト信号を使用してある程度の効率で、ファイル制
御装置A、Bは、共用バスの使用を続行することができ
る。
障と判断した時のエラー検出部のセット後、コマンドデ
コード部で相手ファイル制御装置Bに対して発行するバ
ス・シーケンス切換コマンドを生成するため、相手ファ
イル制御装置Bは、このコマンドを受信してエラー処理
に切り換えができ、ファイル制御装置Aからのバス・リ
クエスト信号を使用してある程度の効率で、ファイル制
御装置A、Bは、共用バスの使用を続行することができ
る。
【0114】(8)相手ファイル制御装置Bに対してバ
ス・シーケンス切換コマンドを発行した後、タイマ回路
A2のクリアからオーバーフローまでの間、エラー時バ
ス・リクエスト生成部でバス・リクエスト信号をアサー
トするためのタイミング信号を生成するため、エラー時
バス・リクエスト生成部は、タイマ回路A2からの出力
で、タイミング信号を容易に生成でき、また、このエラ
ー時バス・リクエスト生成部からのバス・リクエスト信
号を使用してある程度の効率で、バス・ファイトするこ
となくファイル制御装置A、Bは、共用バスの使用を続
行することができる。
ス・シーケンス切換コマンドを発行した後、タイマ回路
A2のクリアからオーバーフローまでの間、エラー時バ
ス・リクエスト生成部でバス・リクエスト信号をアサー
トするためのタイミング信号を生成するため、エラー時
バス・リクエスト生成部は、タイマ回路A2からの出力
で、タイミング信号を容易に生成でき、また、このエラ
ー時バス・リクエスト生成部からのバス・リクエスト信
号を使用してある程度の効率で、バス・ファイトするこ
となくファイル制御装置A、Bは、共用バスの使用を続
行することができる。
【0115】(9)バス・リクエスト信号線LA側の故
障と判断した時のエラー検出部のセット後、相手ファイ
ル制御装置Bからのバス・シーケンス切換コマンドの受
信により、バス制御部は前記相手ファイル制御装置Bか
らのバス・リクエスト信号で、前記共用バスを活性化で
きるようにするため、故障したファイル制御装置Aから
のバス・リクエスト信号は使用しないので、バス・リク
エスト信号線LA側の故障後も、ファイル制御装置A、
Bは、ある程度の効率でバス・ファイトすることなく共
用バスの使用を続行することができる。
障と判断した時のエラー検出部のセット後、相手ファイ
ル制御装置Bからのバス・シーケンス切換コマンドの受
信により、バス制御部は前記相手ファイル制御装置Bか
らのバス・リクエスト信号で、前記共用バスを活性化で
きるようにするため、故障したファイル制御装置Aから
のバス・リクエスト信号は使用しないので、バス・リク
エスト信号線LA側の故障後も、ファイル制御装置A、
Bは、ある程度の効率でバス・ファイトすることなく共
用バスの使用を続行することができる。
【0116】(10)共用バスを介して他系のファイル
制御装置Bの配下にある記憶装置に対してアクセス可能
となるように接続されたファイル制御装置Aにおいて、
これらの装置全体の信頼性を向上することができる。
制御装置Bの配下にある記憶装置に対してアクセス可能
となるように接続されたファイル制御装置Aにおいて、
これらの装置全体の信頼性を向上することができる。
【0117】尚、本件は、ファイル制御装置として記載
したが、ファイル制御装置に限らず、共通バスにより接
続され、データ等を転送処理する機能を有する装置であ
れば本願と同じ作用効果を得ることができる。
したが、ファイル制御装置に限らず、共通バスにより接
続され、データ等を転送処理する機能を有する装置であ
れば本願と同じ作用効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の原理説明図(その2)である。
【図3】実施例における装置構成図である。
【図4】実施例における共用バス使用シーケンスの説明
図である。
図である。
【図5】実施例におけるモジュールAの構成図である。
【図6】実施例におけるエラー時バス・リクエスト生成
回路の説明図である。
回路の説明図である。
【図7】実施例におけるリクエスト監視タイマA2の切
り換えの説明図である。
り換えの説明図である。
【図8】実施例における共用バス使用シーケンスの説明
図である。
図である。
【図9】実施例におけるリクエスト監視タイマの動作説
明図である。
明図である。
【図10】実施例におけるリクエスト・チェック・コマ
ンド送信の説明図である。
ンド送信の説明図である。
【図11】実施例におけるバス・リクエスト信号線LB
側に故障が発生した場合の説明図である。
側に故障が発生した場合の説明図である。
【図12】実施例におけるバス・リクエスト信号線LA
側に故障が発生した場合の説明図である。
側に故障が発生した場合の説明図である。
A、B ファイル制御装置 Ab、Ab 記憶装置 A1、A2 タイマ回路 LA、LB バス・リクエスト信号線 1a バス・リクエスト生成部 2 リクエスト調停機能 6a コマンドデコード部 12a ラッチ回路 13a エラー検出部 14a バス制御部 20a エラー時バス・リクエスト生成部 38a エラー検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西山 眞治 神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目4番19 号 株式会社富士通プログラム技研内 (72)発明者 富張 清隆 神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目4番19 号 株式会社富士通プログラム技研内
Claims (9)
- 【請求項1】 データ転送制御機能を有する複数のファ
イル制御装置間を接続する共用バスと、 前記共用バスを使用するときバス・リクエスト信号をア
サートするバス・リクエスト信号線と、 前記バス・リクエスト信号を生成するバス・リクエスト
生成部と、 バス・リクエスト信号発行要求コマンドを生成するコマ
ンドデコード部とを備えるファイル制御装置であって、 相手のファイル制御装置からのバス・リクエスト信号の
アサートがある一定時間以上検出できなかったとき、前
記コマンドデコード部から、前記相手のファイル制御装
置に対しバス・リクエスト信号発行要求コマンドを送信
することを特徴としたファイル制御装置。 - 【請求項2】 データ転送制御機能を有する複数のファ
イル制御装置間を接続する共用バスと、 前記共用バスを使用するときバス・リクエスト信号をア
サートするバス・リクエスト信号線と、 前記バス・リクエスト信号を生成するバス・リクエスト
生成部と、 相手のファイル制御装置からのバス・リクエスト信号の
アサート検出によってクリアされるタイマ回路(A2)
と、 バス・リクエスト信号発行要求コマンドを生成するコマ
ンドデコード部とを備えたファイル制御装置であって、 前記タイマ回路(A2)がオーバーフローとなったと
き、前記コマンドデコード部から、前記相手のファイル
制御装置に対しバス・リクエスト信号発行要求コマンド
を送信することを特徴としたファイル制御装置。 - 【請求項3】 前記バス・リクエスト生成部は、前記タ
イマ回路(A2)のオーバーフロー信号をパルス化して
バス・リクエスト信号を生成することを特徴とした請求
項2記載のファイル制御装置。 - 【請求項4】 前記タイマ回路(A2)のオーバーフロ
ー後のバス・リクエスト信号アサート後、前記相手のフ
ァイル制御装置からのバス・リクエスト信号検出タイミ
ングに、 前記相手のファイル制御装置からのバス・リクエスト信
号が検出されないときセットされるラッチ回路を設ける
ことを特徴とした請求項2記載のファイル制御装置。 - 【請求項5】 データ転送制御機能を有する複数のファ
イル制御装置間を接続する共用バスと、 前記共用バスを使用するときバス・リクエスト信号をア
サートするバス・リクエスト信号線と、 前記バス・リクエスト信号を生成するバス・リクエスト
生成部と、 相手のファイル制御装置からのバス・リクエスト信号の
アサート検出によってクリアされるタイマ回路(A2)
と、 自ファイル制御装置のバス・リクエスト信号のアサート
によってクリアされるタイマ回路(A1)と、 バス・リクエスト信号発行要求コマンドを生成するコマ
ンドデコード部と、 前記タイマ回路(A2)がオーバーフローとなったと
き、前記コマンドデコード部から、前記相手のファイル
制御装置に対しバス・リクエスト信号発行要求コマンド
を送信し、その後、前記タイマ回路(A1)がオーバー
フローとなり、かつ、前記相手ファイル制御装置からの
バス・リクエスト信号のアサートを検出したときセット
されるエラー検出部とを備えることを特徴としたファイ
ル制御装置。 - 【請求項6】 データ転送制御機能を有する複数のファ
イル制御装置間を接続する共用バスと、 前記共用バスを使用するときバス・リクエスト信号をア
サートするバス・リクエスト信号線と、 前記バス・リクエスト信号を生成するバス・リクエスト
生成部と、 相手のファイル制御装置からのバス・リクエスト信号の
アサート検出によってクリアされるタイマ回路(A2)
と、 自ファイル制御装置のバス・リクエスト信号のアサート
によってクリアされるタイマ回路(A1)と、 バス・リクエスト信号発行要求コマンドを生成するコマ
ンドデコード部と、 前記タイマ回路(A2)のオーバーフロー後のバス・リ
クエスト信号アサート後、前記相手のファイル制御装置
からのバス・リクエスト信号検出タイミングに、前記相
手のファイル制御装置からのバス・リクエスト信号が検
出されないときセットされるラッチ回路と、 前記ラッチ回路のセット後、前記タイマ回路(A1)が
オーバーフローとなった後、前記相手のファイル制御装
置からのバス・リクエスト信号のアサートが検出できな
いときセットされるエラー検出部とを備えることを特徴
としたファイル制御装置。 - 【請求項7】 前記エラー検出部のセット後、相手のフ
ァイル制御装置に対して発行するバス・シーケンス切換
コマンドを生成するコマンドデコード部を備えることを
特徴とした請求項6記載のファイル制御装置。 - 【請求項8】 前記相手のファイル制御装置に対してバ
ス・シーケンス切換コマンドを発行した後、前記タイマ
回路(A2)のクリアからオーバーフローまでの間、バ
ス・リクエスト信号をアサートするためのタイミング信
号を生成するエラー時バス・リクエスト生成部を備える
ことを特徴とした請求項7記載のファイル制御装置。 - 【請求項9】 前記エラー検出部のセット後、前記相手
のファイル制御装置からのバス・シーケンス切換コマン
ドの受信により、前記相手のファイル制御装置からのバ
ス・リクエスト信号で前記共用バスを活性化できるバス
制御部を備えることを特徴とした請求項5記載のファイ
ル制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13896395A JPH08328998A (ja) | 1995-06-06 | 1995-06-06 | ファイル制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13896395A JPH08328998A (ja) | 1995-06-06 | 1995-06-06 | ファイル制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08328998A true JPH08328998A (ja) | 1996-12-13 |
Family
ID=15234278
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13896395A Withdrawn JPH08328998A (ja) | 1995-06-06 | 1995-06-06 | ファイル制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08328998A (ja) |
-
1995
- 1995-06-06 JP JP13896395A patent/JPH08328998A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020806 |