JPH08328773A - プリンタ - Google Patents
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- JPH08328773A JPH08328773A JP7131723A JP13172395A JPH08328773A JP H08328773 A JPH08328773 A JP H08328773A JP 7131723 A JP7131723 A JP 7131723A JP 13172395 A JP13172395 A JP 13172395A JP H08328773 A JPH08328773 A JP H08328773A
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- 238000012217 deletion Methods 0.000 claims description 31
- 230000037430 deletion Effects 0.000 claims description 31
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 5
- 230000008030 elimination Effects 0.000 abstract 1
- 238000003379 elimination reaction Methods 0.000 abstract 1
- 238000007726 management method Methods 0.000 description 101
- 238000000034 method Methods 0.000 description 43
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 27
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 14
- 230000006870 function Effects 0.000 description 7
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 1
- 238000010187 selection method Methods 0.000 description 1
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- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Information Transfer Between Computers (AREA)
- Computer And Data Communications (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 報告先が有限な個数の限度一杯まで登録され
ているときに、別の管理ステーションを報告先としてさ
らに追加登録を可能とするか否かの設定を行うことがで
きるようにする。 【構成】 登録判断手段15が報告先の登録個数の限度
を越えて新たな登録要求を受け付けるかどうかの設定を
する。設定手段11が管理ステーションからの登録要求
を受けると、登録限度判断手段14が報告先の登録個数
が限度一杯かどうかを判断し、空いていれば登録し、そ
の旨を報告する。限度一杯であれば、登録判断手段15
にて追加登録を許すかどうかを判断し、許さない場合
は、報告手段12により登録拒否を報告し、許す場合
は、削除対象選択手段16が選択した既登録の報告先の
いずれかを削除して、その旨を削除された報告先に報告
するとともに、代わりに登録要求した管理ステーション
を報告先として登録し、その旨を報告する。
ているときに、別の管理ステーションを報告先としてさ
らに追加登録を可能とするか否かの設定を行うことがで
きるようにする。 【構成】 登録判断手段15が報告先の登録個数の限度
を越えて新たな登録要求を受け付けるかどうかの設定を
する。設定手段11が管理ステーションからの登録要求
を受けると、登録限度判断手段14が報告先の登録個数
が限度一杯かどうかを判断し、空いていれば登録し、そ
の旨を報告する。限度一杯であれば、登録判断手段15
にて追加登録を許すかどうかを判断し、許さない場合
は、報告手段12により登録拒否を報告し、許す場合
は、削除対象選択手段16が選択した既登録の報告先の
いずれかを削除して、その旨を削除された報告先に報告
するとともに、代わりに登録要求した管理ステーション
を報告先として登録し、その旨を報告する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリンタに関し、特にネ
ットワークに接続されていて複数の管理ステーションに
よって管理されるプリンタに関する。
ットワークに接続されていて複数の管理ステーションに
よって管理されるプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワークに接続されたプリンタは、
ネットワークを通じて複数の管理ステーションによって
管理されることがある。この場合、プリンタにオペレー
タの介入を必要とするような事態が発生したときに、プ
リンタはその旨を管理ステーションに報告しなければな
らない。このため、オペレータが介入すべき事態が発生
したときに、これを報告すべき管理ステーションを、プ
リンタにあらかじめ登録するようにしている。
ネットワークを通じて複数の管理ステーションによって
管理されることがある。この場合、プリンタにオペレー
タの介入を必要とするような事態が発生したときに、プ
リンタはその旨を管理ステーションに報告しなければな
らない。このため、オペレータが介入すべき事態が発生
したときに、これを報告すべき管理ステーションを、プ
リンタにあらかじめ登録するようにしている。
【0003】たとえば、特開平2−254530号公報
には、プリンタにオペレータが介入すべき事態が発生し
たときに、それを報告すべき上位装置(管理ステーショ
ン)を設定する設定手段と、設定されている管理ステー
ションにそれを報告する報告手段とを有するプリンタが
開示されている。このプリンタによれば、設定手段によ
る報告先の管理ステーションの設定は、オペレータによ
り、または管理ステーションから送られてくる命令によ
り行われている。ここで、報告先は、特開平2−254
530号公報には特に明記されていないが、設定手段に
よりプリンタ内のメモリに格納され、報告手段により参
照されるように実施されるのが普通である。また、この
ようなメモリは、プリンタの電源を一度切って入れ直し
ても、設定手段によって格納された報告先が消えないよ
うにするために、不揮発性メモリとするのが一般的であ
る。
には、プリンタにオペレータが介入すべき事態が発生し
たときに、それを報告すべき上位装置(管理ステーショ
ン)を設定する設定手段と、設定されている管理ステー
ションにそれを報告する報告手段とを有するプリンタが
開示されている。このプリンタによれば、設定手段によ
る報告先の管理ステーションの設定は、オペレータによ
り、または管理ステーションから送られてくる命令によ
り行われている。ここで、報告先は、特開平2−254
530号公報には特に明記されていないが、設定手段に
よりプリンタ内のメモリに格納され、報告手段により参
照されるように実施されるのが普通である。また、この
ようなメモリは、プリンタの電源を一度切って入れ直し
ても、設定手段によって格納された報告先が消えないよ
うにするために、不揮発性メモリとするのが一般的であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように報告先がメ
モリに格納されるようなプリンタにおいては、そのメモ
リの大きさは有限であるため、報告先として登録するこ
とができる個数も有限にならざるを得ない。特開平2−
254530号公報では、報告先として登録できる管理
ステーションの個数が有限であるということに関する考
慮はなされていない。したがって、報告先が有限な個数
の限度一杯まで登録されているときに、別の管理ステー
ションを報告先としてさらに追加登録したいときには、
その追加登録を許さないか、既に登録されている管理ス
テーションの登録を削除した上で追加登録するといった
制御が必要になる。さらに、既に登録されている管理ス
テーションの登録を削除する際には、その管理ステーシ
ョン側で登録削除されたことを認識することができるよ
うな制御も必要である。
モリに格納されるようなプリンタにおいては、そのメモ
リの大きさは有限であるため、報告先として登録するこ
とができる個数も有限にならざるを得ない。特開平2−
254530号公報では、報告先として登録できる管理
ステーションの個数が有限であるということに関する考
慮はなされていない。したがって、報告先が有限な個数
の限度一杯まで登録されているときに、別の管理ステー
ションを報告先としてさらに追加登録したいときには、
その追加登録を許さないか、既に登録されている管理ス
テーションの登録を削除した上で追加登録するといった
制御が必要になる。さらに、既に登録されている管理ス
テーションの登録を削除する際には、その管理ステーシ
ョン側で登録削除されたことを認識することができるよ
うな制御も必要である。
【0005】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、報告先が有限な個数の限度一杯まで登録され
ているときに、別の管理ステーションを報告先としてさ
らに追加登録を可能とするか否かの設定およびその設定
に基づいた登録を、管理ステーションの側から行うこと
ができるようなプリンタを提供することを目的とする。
のであり、報告先が有限な個数の限度一杯まで登録され
ているときに、別の管理ステーションを報告先としてさ
らに追加登録を可能とするか否かの設定およびその設定
に基づいた登録を、管理ステーションの側から行うこと
ができるようなプリンタを提供することを目的とする。
【0006】また、本発明は登録しようとした管理ステ
ーションが登録を受諾、拒否あるいは削除されたことを
認識することができるプリンタを提供することを目的と
する。
ーションが登録を受諾、拒否あるいは削除されたことを
認識することができるプリンタを提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、ネットワークに接続されていて複数の管
理ステーションによって管理されるプリンタにおいて、
オペレータが介入すべき事態が発生したときの報告先と
する管理ステーションを登録または削除する設定手段
と、登録されている報告先の管理ステーションにオペレ
ータの介入を必要とする旨の報告を行う報告手段と、あ
る管理ステーションからオペレータが介入すべき事態の
発生の報告先を登録する要求が送られてきたときに報告
先の登録個数が限度一杯かどうかを判断する登録限度判
断手段と、報告先の登録個数の限度を越えて新たな登録
要求を受け付けるかどうかの設定および登録要求時の参
照を行う登録判断手段と、報告先の登録個数の限度を越
えて新たな登録要求を受け付けたときに既に登録されて
いる報告先の管理ステーションのいずれを削除するかを
選択する削除対象選択手段と、を備えていることを特徴
とするプリンタが提供される。
決するために、ネットワークに接続されていて複数の管
理ステーションによって管理されるプリンタにおいて、
オペレータが介入すべき事態が発生したときの報告先と
する管理ステーションを登録または削除する設定手段
と、登録されている報告先の管理ステーションにオペレ
ータの介入を必要とする旨の報告を行う報告手段と、あ
る管理ステーションからオペレータが介入すべき事態の
発生の報告先を登録する要求が送られてきたときに報告
先の登録個数が限度一杯かどうかを判断する登録限度判
断手段と、報告先の登録個数の限度を越えて新たな登録
要求を受け付けるかどうかの設定および登録要求時の参
照を行う登録判断手段と、報告先の登録個数の限度を越
えて新たな登録要求を受け付けたときに既に登録されて
いる報告先の管理ステーションのいずれを削除するかを
選択する削除対象選択手段と、を備えていることを特徴
とするプリンタが提供される。
【0008】
【作用】上述の手段によれば、管理ステーションからの
指示により、登録判断手段が別の管理ステーションの登
録を受け付けないように設定している状態で、設定手段
がある管理ステーションの登録要求を受けて、登録限度
判断手段が限度であると判断した場合は、登録要求のあ
った管理ステーションを登録しないようにする。一方、
管理ステーションからの指示により、登録判断手段が別
の管理ステーションの登録を受け付けるように設定して
いる状態で、設定手段がある管理ステーションの登録要
求を受けて、登録限度判断手段が限度であると判断した
場合は、削除対象選択手段が選択した管理ステーション
の登録を削除し、代わりに登録しようとした管理ステー
ションを登録する。
指示により、登録判断手段が別の管理ステーションの登
録を受け付けないように設定している状態で、設定手段
がある管理ステーションの登録要求を受けて、登録限度
判断手段が限度であると判断した場合は、登録要求のあ
った管理ステーションを登録しないようにする。一方、
管理ステーションからの指示により、登録判断手段が別
の管理ステーションの登録を受け付けるように設定して
いる状態で、設定手段がある管理ステーションの登録要
求を受けて、登録限度判断手段が限度であると判断した
場合は、削除対象選択手段が選択した管理ステーション
の登録を削除し、代わりに登録しようとした管理ステー
ションを登録する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明によるプリンタの基本構成を示す
図である。
明する。図1は本発明によるプリンタの基本構成を示す
図である。
【0010】本発明によるプリンタ10は、ネットワー
ク20に接続され、このネットワーク20にはプリンタ
10を管理する複数の管理ステーション31,32・・
が接続され、さらに印刷ジョブデータを発行する複数の
コンピュータ41,42・・が接続されている。
ク20に接続され、このネットワーク20にはプリンタ
10を管理する複数の管理ステーション31,32・・
が接続され、さらに印刷ジョブデータを発行する複数の
コンピュータ41,42・・が接続されている。
【0011】プリンタ10は、このプリンタ10に対し
てオペレータが介入すべき事態が発生したときに、この
事態を報告すべき報告先の管理ステーションを、管理ス
テーション31,32・・から送られるデータによって
登録する設定手段11と、オペレータが介入すべき事態
がこのプリンタ10内にて発生したときに、設定手段1
1によって登録された管理ステーションにこの事態を報
告する報告手段12と、設定手段11によって報告先の
管理ステーションが登録される報告先記憶手段13とを
備えている。プリンタ10は、さらに、設定手段11が
新たな管理ステーションを登録するときに、報告先記憶
手段13を参照して登録可能数の限度を越えたかどうか
を判断する登録限度判断手段14と、この登録限度判断
手段14により登録可能数の限度を越えたと判断された
ときに、その新たな管理ステーションを登録するか否か
をあらかじめ設定された登録受付判断情報15aに従っ
て判断する登録判断手段15と、この登録判断手段15
により新たな管理ステーションを登録すると判断された
ときに、既に登録されている管理ステーションの内の1
つまたは複数を登録削除対象として選択する削除対象選
択手段16とを備えている。登録判断手段15での判断
基準となる登録受付判断情報15aは、管理ステーショ
ンから送られるデータに基づいて設定手段11により登
録判断手段15内または他の適当な記憶域に設定され
る。
てオペレータが介入すべき事態が発生したときに、この
事態を報告すべき報告先の管理ステーションを、管理ス
テーション31,32・・から送られるデータによって
登録する設定手段11と、オペレータが介入すべき事態
がこのプリンタ10内にて発生したときに、設定手段1
1によって登録された管理ステーションにこの事態を報
告する報告手段12と、設定手段11によって報告先の
管理ステーションが登録される報告先記憶手段13とを
備えている。プリンタ10は、さらに、設定手段11が
新たな管理ステーションを登録するときに、報告先記憶
手段13を参照して登録可能数の限度を越えたかどうか
を判断する登録限度判断手段14と、この登録限度判断
手段14により登録可能数の限度を越えたと判断された
ときに、その新たな管理ステーションを登録するか否か
をあらかじめ設定された登録受付判断情報15aに従っ
て判断する登録判断手段15と、この登録判断手段15
により新たな管理ステーションを登録すると判断された
ときに、既に登録されている管理ステーションの内の1
つまたは複数を登録削除対象として選択する削除対象選
択手段16とを備えている。登録判断手段15での判断
基準となる登録受付判断情報15aは、管理ステーショ
ンから送られるデータに基づいて設定手段11により登
録判断手段15内または他の適当な記憶域に設定され
る。
【0012】ある管理ステーションからの指示により、
登録判断手段15の登録受付判断情報15aが別の管理
ステーションの登録を受け付けないように設定されてい
る状態で、設定手段11がある管理ステーションの登録
要求を受けた場合、まず、登録限度判断手段14は報告
先記憶手段13を参照してそこに登録可能な空きがある
かどうかを判断する。登録限度判断手段14によって、
報告先記憶手段13に登録可能数の限度まで登録されて
いると判断された場合は、登録要求のあった管理ステー
ションを登録しないようにし、報告手段12は登録が拒
否されたことを要求元の管理ステーションに対して報告
する。
登録判断手段15の登録受付判断情報15aが別の管理
ステーションの登録を受け付けないように設定されてい
る状態で、設定手段11がある管理ステーションの登録
要求を受けた場合、まず、登録限度判断手段14は報告
先記憶手段13を参照してそこに登録可能な空きがある
かどうかを判断する。登録限度判断手段14によって、
報告先記憶手段13に登録可能数の限度まで登録されて
いると判断された場合は、登録要求のあった管理ステー
ションを登録しないようにし、報告手段12は登録が拒
否されたことを要求元の管理ステーションに対して報告
する。
【0013】一方、管理ステーションからの指示によ
り、登録判断手段15の登録受付判断情報15aが別の
管理ステーションの登録を受け付けるように設定されて
いる状態で、設定手段11がある管理ステーションの登
録要求を受けた場合、まず、登録限度判断手段14は報
告先記憶手段13を参照してそこに登録可能な空きがあ
るかどうかを判断する。登録限度判断手段14によっ
て、報告先記憶手段13に登録可能数の限度まで登録さ
れていると判断された場合は、削除対象選択手段16が
削除すべき管理ステーションを選択し、設定手段11は
選択された管理ステーションの登録を報告先記憶手段1
3から削除し、削除することによって空いた場所に登録
を要求した管理ステーションを登録する。このとき、報
告手段12は削除対象となった管理ステーションに削除
する旨を報告し、登録された管理ステーションに対して
は登録許諾を報告する。
り、登録判断手段15の登録受付判断情報15aが別の
管理ステーションの登録を受け付けるように設定されて
いる状態で、設定手段11がある管理ステーションの登
録要求を受けた場合、まず、登録限度判断手段14は報
告先記憶手段13を参照してそこに登録可能な空きがあ
るかどうかを判断する。登録限度判断手段14によっ
て、報告先記憶手段13に登録可能数の限度まで登録さ
れていると判断された場合は、削除対象選択手段16が
削除すべき管理ステーションを選択し、設定手段11は
選択された管理ステーションの登録を報告先記憶手段1
3から削除し、削除することによって空いた場所に登録
を要求した管理ステーションを登録する。このとき、報
告手段12は削除対象となった管理ステーションに削除
する旨を報告し、登録された管理ステーションに対して
は登録許諾を報告する。
【0014】図2は本発明のプリンタが適用されるネッ
トワークシステムの構成例を示す図である。図示の例に
よれば、ある事業所100に、営業部110と、総務部
120と、経理部130とがあるとし、営業部110の
中ではネットワーク111によってプリンタ112、管
理ステーション113、コンピュータ(PC)114,
115,116が相互に接続され、総務部120および
経理部130の中にも別のネットワーク121,131
があり、それぞれ管理ステーション122,132が接
続されている。さらに、営業部110、総務部120お
よび経理部130のネットワーク111,121,13
1は、ルータ117,123,133によって事業所1
00のネットワーク101に接続され、このネットワー
ク101はそのゲートウェイ102を介してサービス会
社200に接続されている。サービス会社200には、
ネットワーク201を有し、ゲートウェイ202を介し
て事業所100のネットワーク101に接続され、さら
に、ネットワーク201に接続された管理ステーション
203を有している。
トワークシステムの構成例を示す図である。図示の例に
よれば、ある事業所100に、営業部110と、総務部
120と、経理部130とがあるとし、営業部110の
中ではネットワーク111によってプリンタ112、管
理ステーション113、コンピュータ(PC)114,
115,116が相互に接続され、総務部120および
経理部130の中にも別のネットワーク121,131
があり、それぞれ管理ステーション122,132が接
続されている。さらに、営業部110、総務部120お
よび経理部130のネットワーク111,121,13
1は、ルータ117,123,133によって事業所1
00のネットワーク101に接続され、このネットワー
ク101はそのゲートウェイ102を介してサービス会
社200に接続されている。サービス会社200には、
ネットワーク201を有し、ゲートウェイ202を介し
て事業所100のネットワーク101に接続され、さら
に、ネットワーク201に接続された管理ステーション
203を有している。
【0015】ここで、事業所100の営業部110に設
置されたプリンタ112が本発明の対象とするプリンタ
であり、コンピュータ114,115,116からの印
刷ジョブデータを印字する。プリンタ112は、営業部
110の管理ステーション113により、紙切れ/紙詰
まり障害が監視され、総務部120の管理ステーション
122により、消耗品発注のため、紙切れ/トナー切れ
など消耗品に関する障害が監視され、経理部130の管
理ステーション132により、課金管理のため、プリン
ト枚数などの情報が取得され、そして、サービス会社2
00の管理ステーション203では、故障予知のため、
紙詰まりに関する障害が監視されている。いずれの管理
ステーション113,122,132,203もプリン
タ112が正常に稼働している状態でそれぞれの目的を
果たすことが必要とされており、オペレータが介入すべ
き事態が発生したことの報告先としてプリンタ112に
登録されているものとする。
置されたプリンタ112が本発明の対象とするプリンタ
であり、コンピュータ114,115,116からの印
刷ジョブデータを印字する。プリンタ112は、営業部
110の管理ステーション113により、紙切れ/紙詰
まり障害が監視され、総務部120の管理ステーション
122により、消耗品発注のため、紙切れ/トナー切れ
など消耗品に関する障害が監視され、経理部130の管
理ステーション132により、課金管理のため、プリン
ト枚数などの情報が取得され、そして、サービス会社2
00の管理ステーション203では、故障予知のため、
紙詰まりに関する障害が監視されている。いずれの管理
ステーション113,122,132,203もプリン
タ112が正常に稼働している状態でそれぞれの目的を
果たすことが必要とされており、オペレータが介入すべ
き事態が発生したことの報告先としてプリンタ112に
登録されているものとする。
【0016】プリンタ112は、たとえば4個の報告先
が登録可能であり、既に登録先記憶部には空きがないと
する。図2におけるシステム構成において、事業所10
0内の別の部署、たとえば情報企画部がプリンタの新規
導入の是非を検討していて、プリンタ112の稼働率を
得るために新規の管理ステーションを設置したとする。
このような状況において、この新規の管理ステーション
を、プリンタ112にオペレータが介入すべき状態が発
生したことの報告先として登録しようとする場合に、本
発明によるプリンタの機能が活かされる。
が登録可能であり、既に登録先記憶部には空きがないと
する。図2におけるシステム構成において、事業所10
0内の別の部署、たとえば情報企画部がプリンタの新規
導入の是非を検討していて、プリンタ112の稼働率を
得るために新規の管理ステーションを設置したとする。
このような状況において、この新規の管理ステーション
を、プリンタ112にオペレータが介入すべき状態が発
生したことの報告先として登録しようとする場合に、本
発明によるプリンタの機能が活かされる。
【0017】図3は本発明のプリンタの実施例を示すブ
ロック図である。図中、301はプリンタ300の全体
の制御を行う制御ユニットである。302は記録用紙上
に印字を行うプリンタエンジンである。303はプリン
タ300の状態を表示する表示ユニットである。304
はオペレータがプリンタ300を操作するための操作ボ
タンである。305は後述するように報告先の登録時間
を得るためのシステム時計である。306は、ネットワ
ーク307に接続されたコンピュータからの印刷ジョブ
データや、ネットワークに接続された管理ステーション
への報告データなど、プリンタ300とそれら外部装置
とのデータを送受信するためのネットワークインタフェ
ースである。
ロック図である。図中、301はプリンタ300の全体
の制御を行う制御ユニットである。302は記録用紙上
に印字を行うプリンタエンジンである。303はプリン
タ300の状態を表示する表示ユニットである。304
はオペレータがプリンタ300を操作するための操作ボ
タンである。305は後述するように報告先の登録時間
を得るためのシステム時計である。306は、ネットワ
ーク307に接続されたコンピュータからの印刷ジョブ
データや、ネットワークに接続された管理ステーション
への報告データなど、プリンタ300とそれら外部装置
とのデータを送受信するためのネットワークインタフェ
ースである。
【0018】ネットワーク307に接続されたコンピュ
ータから送られる印刷ジョブデータは、ネットワークイ
ンタフェース306を介して制御ユニット301に入力
される。制御ユニット301は印刷ジョブデータである
ことを認識し、それを解析して実際に印字するための印
字データとしてプリンタエンジン302に送る。プリン
タエンジン302はこの印字データを記録用紙に印字す
る。
ータから送られる印刷ジョブデータは、ネットワークイ
ンタフェース306を介して制御ユニット301に入力
される。制御ユニット301は印刷ジョブデータである
ことを認識し、それを解析して実際に印字するための印
字データとしてプリンタエンジン302に送る。プリン
タエンジン302はこの印字データを記録用紙に印字す
る。
【0019】図4は制御ユニットの処理の流れを示すフ
ローチャートである。まずステップS1において、ネッ
トワークインタフェース306において受信されたプリ
ンタ300あてに送られてきたデータを、制御ユニット
301が受信データとして受け取る。この受信データの
データ構成例を以下に示す。
ローチャートである。まずステップS1において、ネッ
トワークインタフェース306において受信されたプリ
ンタ300あてに送られてきたデータを、制御ユニット
301が受信データとして受け取る。この受信データの
データ構成例を以下に示す。
【0020】図5は送受信データの構成例を示す図であ
る。ネットワークインタフェース306を介して送受信
されるデータ400は、ヘッダHとテイラTとによって
挟まれ、その間において区分子Dによって区切られた送
信元アドレスフィールド401、送信先アドレス(すな
わちプリンタ300のアドレス)フィールド402、デ
ータ種別フィールド403、およびデータ内容フィール
ド404から構成されている。ここで送信元アドレスフ
ィールド401および送信先アドレスフィールド402
の値としてはインターネットシステムにおいて公知であ
るところのIPアドレスが入るものとし、4オクテット
(32ビット)のフィールドを持つものとする。また、
データ種別フィールド403は1オクテット(8ビッ
ト)のフィールドを持ち、以下に示す値のいずれかが入
るものとする。データ内容フィールド404は、データ
種別フィールド403の値に応じた値が長さ0以上の不
定長で入るものとする。データ種別フィールド403に
入る値の例として、 0:印刷ジョブデータ 1:登録データ 2:受付指示データ 240:登録受諾報告データ 241:登録拒否報告データ 242:登録削除報告データ 255:オペレータ介入要求データ 254:オペレータ介入要求解除データ があり、最初の3つは外部からプリンタ300に入力さ
れるデータに使用され、残りはプリンタ300から外部
へ出力されるデータに使用される。
る。ネットワークインタフェース306を介して送受信
されるデータ400は、ヘッダHとテイラTとによって
挟まれ、その間において区分子Dによって区切られた送
信元アドレスフィールド401、送信先アドレス(すな
わちプリンタ300のアドレス)フィールド402、デ
ータ種別フィールド403、およびデータ内容フィール
ド404から構成されている。ここで送信元アドレスフ
ィールド401および送信先アドレスフィールド402
の値としてはインターネットシステムにおいて公知であ
るところのIPアドレスが入るものとし、4オクテット
(32ビット)のフィールドを持つものとする。また、
データ種別フィールド403は1オクテット(8ビッ
ト)のフィールドを持ち、以下に示す値のいずれかが入
るものとする。データ内容フィールド404は、データ
種別フィールド403の値に応じた値が長さ0以上の不
定長で入るものとする。データ種別フィールド403に
入る値の例として、 0:印刷ジョブデータ 1:登録データ 2:受付指示データ 240:登録受諾報告データ 241:登録拒否報告データ 242:登録削除報告データ 255:オペレータ介入要求データ 254:オペレータ介入要求解除データ があり、最初の3つは外部からプリンタ300に入力さ
れるデータに使用され、残りはプリンタ300から外部
へ出力されるデータに使用される。
【0021】図4に戻って、ステップS1にて、制御ユ
ニット301が受信データを受け取ると、その送信元ア
ドレスの値を、送信元アドレス記憶域に記憶する。一例
として、IPアドレスが4オクテット(32ビット)の
「129.249.229.180」で示されるアドレ
スの外部装置からデータを受信したとする。
ニット301が受信データを受け取ると、その送信元ア
ドレスの値を、送信元アドレス記憶域に記憶する。一例
として、IPアドレスが4オクテット(32ビット)の
「129.249.229.180」で示されるアドレ
スの外部装置からデータを受信したとする。
【0022】次にステップS2、S3、S4において、
受け取ったデータが印刷ジョブデータか、登録データ
か、受付指示データか、あるいはその他のデータかを判
定する。それに際しては、受信データのデータ種別フィ
ールド403の値が、印刷ジョブデータを表す「0」
か、登録データを表す「1」か、受付指示データを示す
を表す「2」かによってデータ種別が判断される。
受け取ったデータが印刷ジョブデータか、登録データ
か、受付指示データか、あるいはその他のデータかを判
定する。それに際しては、受信データのデータ種別フィ
ールド403の値が、印刷ジョブデータを表す「0」
か、登録データを表す「1」か、受付指示データを示す
を表す「2」かによってデータ種別が判断される。
【0023】ステップS2において、受信データが印刷
ジョブデータであると判断された時は、ステップS5の
印刷処理へ進む。この印刷処理の詳細を以下に示す。図
6は印刷処理の流れを示すフローチャートである。
ジョブデータであると判断された時は、ステップS5の
印刷処理へ進む。この印刷処理の詳細を以下に示す。図
6は印刷処理の流れを示すフローチャートである。
【0024】印刷処理においては、まず、ステップS2
1において、印刷可能か否か、すなわち、オペレータの
介入が必要か否かが判断される。ステップS21の判断
において、オペレータ介入が必要であると判断された場
合は、ステップS22に進み、表示ユニット303にオ
ペレータ介入要求を通知する表示を行い、ステップS2
3に進む。
1において、印刷可能か否か、すなわち、オペレータの
介入が必要か否かが判断される。ステップS21の判断
において、オペレータ介入が必要であると判断された場
合は、ステップS22に進み、表示ユニット303にオ
ペレータ介入要求を通知する表示を行い、ステップS2
3に進む。
【0025】ステップS23では、後述の処理によって
登録されている報告先の管理ステーションにオペレータ
介入要求データを送信する。この際、プリンタ300の
IPアドレスを送信元アドレスとし、報告先記憶域に記
憶されている各IPアドレスを送信先アドレスとし、デ
ータ種別をオペレータ介入要求データを示す値「25
5」とし、データ内容を空データとした送信データを構
成し、報告先記憶域に記憶されている各IPアドレスの
管理ステーションのそれぞれに対して、ネットワークイ
ンタフェース306を介してその送信データを送信す
る。ここで、報告先記憶域における報告先の記憶例を以
下に示す。
登録されている報告先の管理ステーションにオペレータ
介入要求データを送信する。この際、プリンタ300の
IPアドレスを送信元アドレスとし、報告先記憶域に記
憶されている各IPアドレスを送信先アドレスとし、デ
ータ種別をオペレータ介入要求データを示す値「25
5」とし、データ内容を空データとした送信データを構
成し、報告先記憶域に記憶されている各IPアドレスの
管理ステーションのそれぞれに対して、ネットワークイ
ンタフェース306を介してその送信データを送信す
る。ここで、報告先記憶域における報告先の記憶例を以
下に示す。
【0026】図7は報告先記憶域における報告先の記憶
例を示す図である。図示の例によれば、報告先記憶域5
00は、報告先の管理ステーションのIPアドレスのデ
ータ501と、そのIPアドレスが報告先として報告先
記憶域に登録された登録時刻のデータ502との対で、
最大4つまで登録できる4エントリからなる構成をとっ
ている。IPアドレスについては、送信元アドレス記憶
域と同様の構成をしており、4オクテット(32ビッ
ト)で構成されている。登録時刻のデータは6オクテッ
ト(48ビット)からなり、各オクテットに年、月、
日、時、分、秒を示す値が入るようになっている。この
対のエントリは整数インデクス「1」から「4」でアク
セスできるものとする。また、登録時刻の年、月、日、
時、分、秒を示す値がすべて0になっているエントリ
は、報告先としての登録がされていない、すなわち空き
であることを示している。図7の例においては、インデ
クス「4」で示される4番目の記憶域は空きであること
を示している。図6のステップS23の処理では、イン
デクス「1」から「3」のエントリに記憶されている
「129.249.229.123」、「129.24
9.229.220」、「129.249.229.1
10」のアドレスを持つ各管理ステーションに対してオ
ペレータ介入要求が送信されることとなる。
例を示す図である。図示の例によれば、報告先記憶域5
00は、報告先の管理ステーションのIPアドレスのデ
ータ501と、そのIPアドレスが報告先として報告先
記憶域に登録された登録時刻のデータ502との対で、
最大4つまで登録できる4エントリからなる構成をとっ
ている。IPアドレスについては、送信元アドレス記憶
域と同様の構成をしており、4オクテット(32ビッ
ト)で構成されている。登録時刻のデータは6オクテッ
ト(48ビット)からなり、各オクテットに年、月、
日、時、分、秒を示す値が入るようになっている。この
対のエントリは整数インデクス「1」から「4」でアク
セスできるものとする。また、登録時刻の年、月、日、
時、分、秒を示す値がすべて0になっているエントリ
は、報告先としての登録がされていない、すなわち空き
であることを示している。図7の例においては、インデ
クス「4」で示される4番目の記憶域は空きであること
を示している。図6のステップS23の処理では、イン
デクス「1」から「3」のエントリに記憶されている
「129.249.229.123」、「129.24
9.229.220」、「129.249.229.1
10」のアドレスを持つ各管理ステーションに対してオ
ペレータ介入要求が送信されることとなる。
【0027】これにより管理ステーションのユーザはプ
リンタ300のオペレータ介入要求を認識することがで
きる。そこでユーザがプリンタ300のオペレータ介入
要求に対応する。この対応により制御ユニット301は
ステップS24で印字可能となり、ステップS25に進
み、表示ユニット303に表示されているオペレータ介
入要求を消去する。
リンタ300のオペレータ介入要求を認識することがで
きる。そこでユーザがプリンタ300のオペレータ介入
要求に対応する。この対応により制御ユニット301は
ステップS24で印字可能となり、ステップS25に進
み、表示ユニット303に表示されているオペレータ介
入要求を消去する。
【0028】次に、ステップS26に進み、ステップS
23でオペレータ介入要求を通知した管理ステーション
に対して、ステップS23と同様の処理により、データ
種別がオペレータ介入要求解除データの値「254」と
した送信データを構成し、これを送信することにより、
オペレータ介入要求を解除する。
23でオペレータ介入要求を通知した管理ステーション
に対して、ステップS23と同様の処理により、データ
種別がオペレータ介入要求解除データの値「254」と
した送信データを構成し、これを送信することにより、
オペレータ介入要求を解除する。
【0029】その後、ステップS27へ進み、受信した
印刷ジョブデータに基づいて印字データを構成し、プリ
ンタエンジン302に送って印字する。最後に、ステッ
プS28に進み、ここでジョブが終了したかどうか判断
する。ジョブが終了していなければ、ステップS21に
戻り、上述の場合と同様にジョブの終了まで印字を繰り
返す。
印刷ジョブデータに基づいて印字データを構成し、プリ
ンタエンジン302に送って印字する。最後に、ステッ
プS28に進み、ここでジョブが終了したかどうか判断
する。ジョブが終了していなければ、ステップS21に
戻り、上述の場合と同様にジョブの終了まで印字を繰り
返す。
【0030】ステップS28において、ジョブが終了し
たと判断された場合は、ステップS1に戻り、次の受信
データを待つ。この際、先の印刷ジョブデータの印刷処
理の終了を、ステップS1で送信元アドレス記憶域に記
憶しておいたアドレスの管理ステーションに報告しても
良い。
たと判断された場合は、ステップS1に戻り、次の受信
データを待つ。この際、先の印刷ジョブデータの印刷処
理の終了を、ステップS1で送信元アドレス記憶域に記
憶しておいたアドレスの管理ステーションに報告しても
良い。
【0031】ところで、ステップS21において、オペ
レータ介入が必要でないと判断された場合、すなわち印
刷が可能である場合は、ステップS27へ進み、上述と
同様の処理にて印字を行う。
レータ介入が必要でないと判断された場合、すなわち印
刷が可能である場合は、ステップS27へ進み、上述と
同様の処理にて印字を行う。
【0032】図4に戻って、ステップS2において、受
信データが印刷ジョブデータでないと判断され、ステッ
プS3において、受信データが登録データであると判断
された時には、ステップS6に進む。
信データが印刷ジョブデータでないと判断され、ステッ
プS3において、受信データが登録データであると判断
された時には、ステップS6に進む。
【0033】ステップS6では、図7で示した報告先記
憶域500に空きがあるか否か、つまり登録の限度一杯
まで登録されているか否かを判断する。これは図1で述
べた登録限度判断手段14の処理であり、その詳細なフ
ローチャートを図8に示す。なお、本実施例では、上述
したように、図7に示す報告先記憶域500に登録可能
な報告先の数は4である。
憶域500に空きがあるか否か、つまり登録の限度一杯
まで登録されているか否かを判断する。これは図1で述
べた登録限度判断手段14の処理であり、その詳細なフ
ローチャートを図8に示す。なお、本実施例では、上述
したように、図7に示す報告先記憶域500に登録可能
な報告先の数は4である。
【0034】図8は報告先記憶域が登録限度かどうかの
判断処理の流れを示すフローチャートである。まず、ス
テップS31で、変数iを1に初期化する。この変数i
は報告先記憶域のIPアドレスと登録時刻との各対のエ
ントリを指し示すインデクスとして働く。ステップS3
2に進み、iが登録可能数より大きいか否かを判定す
る。ここでは登録可能数は4であり、iは1であるの
で、ステップS33に進む。
判断処理の流れを示すフローチャートである。まず、ス
テップS31で、変数iを1に初期化する。この変数i
は報告先記憶域のIPアドレスと登録時刻との各対のエ
ントリを指し示すインデクスとして働く。ステップS3
2に進み、iが登録可能数より大きいか否かを判定す
る。ここでは登録可能数は4であり、iは1であるの
で、ステップS33に進む。
【0035】ステップS33で、変数tに報告先記憶域
のi番目のエントリの登録時刻データを設定する。今、
iが1であるので、tに設定されるデータの時刻は、
年、月、日、時、分、秒がそれぞれ「95」、「0
2」、「11」、「14」、「20」、「31」とな
る。
のi番目のエントリの登録時刻データを設定する。今、
iが1であるので、tに設定されるデータの時刻は、
年、月、日、時、分、秒がそれぞれ「95」、「0
2」、「11」、「14」、「20」、「31」とな
る。
【0036】次に、ステップS34で、tの年、月、
日、時、分、秒が全て0か否かを判定する。ここではい
ずれも0ではないので、ステップS35に進み、変数i
の値を1増加させて2とし、ステップS32に戻る。
日、時、分、秒が全て0か否かを判定する。ここではい
ずれも0ではないので、ステップS35に進み、変数i
の値を1増加させて2とし、ステップS32に戻る。
【0037】上述した処理は、ステップS32におい
て、変数iの値が登録可能数4を越えるか、ステップS
34において、tの年、月、日、時、分、秒が全て0と
判定されるまで繰り返される。ステップS32におい
て、変数iの値が登録可能数4を越えた場合は、報告先
記憶域500に空きがないと判断され、ステップS36
にて、登録限度判断手段14は登録限度が一杯である旨
を出力する。一方、ステップS34において、tの年、
月、日、時、分、秒がすべて0と判定されたときは、ス
テップS37にて、その時のi番目のエントリが空きで
ある旨を出力する。図7に示す報告先記憶域500の例
では、4番目のエントリが空きである旨が出力される。
て、変数iの値が登録可能数4を越えるか、ステップS
34において、tの年、月、日、時、分、秒が全て0と
判定されるまで繰り返される。ステップS32におい
て、変数iの値が登録可能数4を越えた場合は、報告先
記憶域500に空きがないと判断され、ステップS36
にて、登録限度判断手段14は登録限度が一杯である旨
を出力する。一方、ステップS34において、tの年、
月、日、時、分、秒がすべて0と判定されたときは、ス
テップS37にて、その時のi番目のエントリが空きで
ある旨を出力する。図7に示す報告先記憶域500の例
では、4番目のエントリが空きである旨が出力される。
【0038】これらの出力が図4におけるステップS6
の判断結果となる。つまり、i番目のエントリが空きで
あると判断された時は、ステップS10に進み、登録限
度が一杯であると判断された時は、ステップS7に進
む。
の判断結果となる。つまり、i番目のエントリが空きで
あると判断された時は、ステップS10に進み、登録限
度が一杯であると判断された時は、ステップS7に進
む。
【0039】i番目のエントリが空きであると判断され
て、ステップS10に進むと、制御ユニット301は管
理ステーションの登録処理を実行する。すなわち、まず
空きエントリのインデクスiを得、報告先記憶域500
のi番目のエントリのIPアドレスのデータ501とし
て、送信元アドレス記憶域の内容をコピーして記憶す
る。そして、登録時刻のデータ502としては、システ
ム時計305から現在の時刻データを取り出し、報告先
記憶域のi番目のエントリに現在時刻を設定する。
て、ステップS10に進むと、制御ユニット301は管
理ステーションの登録処理を実行する。すなわち、まず
空きエントリのインデクスiを得、報告先記憶域500
のi番目のエントリのIPアドレスのデータ501とし
て、送信元アドレス記憶域の内容をコピーして記憶す
る。そして、登録時刻のデータ502としては、システ
ム時計305から現在の時刻データを取り出し、報告先
記憶域のi番目のエントリに現在時刻を設定する。
【0040】図9は報告先記憶域に空きエントリがない
記憶例を示す図である。図示の例によれば、報告先記憶
域500のインデクスi=4の空きエントリには、送信
元アドレス記憶域に記憶されていたIPアドレス「12
9.249.229.180」と、登録した時の時刻が
95年2月11日15時31分20秒である時には、登
録時刻「95」、「02」、「11」、「15」、「3
1」、「20」とが記憶される。これで図4のステップ
S10の処理が終了し、次にステップS11に進む。
記憶例を示す図である。図示の例によれば、報告先記憶
域500のインデクスi=4の空きエントリには、送信
元アドレス記憶域に記憶されていたIPアドレス「12
9.249.229.180」と、登録した時の時刻が
95年2月11日15時31分20秒である時には、登
録時刻「95」、「02」、「11」、「15」、「3
1」、「20」とが記憶される。これで図4のステップ
S10の処理が終了し、次にステップS11に進む。
【0041】ステップS11では、管理ステーションに
登録を受け付けた旨を報告する。これは図1に示した報
告手段12の1つの機能である。この登録受諾報告処理
では、送信元アドレスがプリンタ300のIPアドレ
ス、送信先アドレスが送信元アドレス記憶域に記憶され
ているアドレス、データ種別が登録受諾報告データを示
す値「240」とし、データ内容を空データとした図5
の形式を持つ送信データを構成し、この送信データを変
数dataに代入する。次いで、送信元アドレス記憶域
に記憶されているアドレスに送信データdataの内容
をネットワークインタフェース306を介して送信す
る。これで図4 のステップS11の処理が終了し、ステ
ップS1に戻り、次の受信データを待つ。
登録を受け付けた旨を報告する。これは図1に示した報
告手段12の1つの機能である。この登録受諾報告処理
では、送信元アドレスがプリンタ300のIPアドレ
ス、送信先アドレスが送信元アドレス記憶域に記憶され
ているアドレス、データ種別が登録受諾報告データを示
す値「240」とし、データ内容を空データとした図5
の形式を持つ送信データを構成し、この送信データを変
数dataに代入する。次いで、送信元アドレス記憶域
に記憶されているアドレスに送信データdataの内容
をネットワークインタフェース306を介して送信す
る。これで図4 のステップS11の処理が終了し、ステ
ップS1に戻り、次の受信データを待つ。
【0042】上述したステップS6において、報告先記
憶域500の内容がたとえば図9に示したものであり、
送信元アドレス記憶域に記憶されているアドレスが、た
とえば「129.249.229.100」であるとし
た状況のときでは、登録限度が一杯であるという判断が
得られる。この時は、ステップS7に進み、新しい管理
ステーションの登録を受け付けるか否かを判断する。こ
れは図1で示した登録判断手段15が果たす機能であ
る。本実施例ではこの判断に際して、登録判断手段15
が参照できる登録受付判断フラグの値に従って判断する
ものとし、登録受付判断フラグの値が「0」の場合は、
登録を受け付けず、登録受付判断フラグの値が「0」で
ないときは、受け付けると判断する。この登録受付判断
フラグの値は後述の図1に示した設定手段11の一部の
機能として設定されるが、今、この値が「0」であると
すると、ステップS7では、登録を受け付けないと判断
され、ステップS12に進む。
憶域500の内容がたとえば図9に示したものであり、
送信元アドレス記憶域に記憶されているアドレスが、た
とえば「129.249.229.100」であるとし
た状況のときでは、登録限度が一杯であるという判断が
得られる。この時は、ステップS7に進み、新しい管理
ステーションの登録を受け付けるか否かを判断する。こ
れは図1で示した登録判断手段15が果たす機能であ
る。本実施例ではこの判断に際して、登録判断手段15
が参照できる登録受付判断フラグの値に従って判断する
ものとし、登録受付判断フラグの値が「0」の場合は、
登録を受け付けず、登録受付判断フラグの値が「0」で
ないときは、受け付けると判断する。この登録受付判断
フラグの値は後述の図1に示した設定手段11の一部の
機能として設定されるが、今、この値が「0」であると
すると、ステップS7では、登録を受け付けないと判断
され、ステップS12に進む。
【0043】ステップS12では、新たに登録しようと
した管理ステーションに登録拒否を報告する。これは図
1に示した報告手段12の1つの機能である。つまり、
送信元アドレスがプリンタ300のIPアドレス、送信
先アドレスが送信元アドレス記憶域に記憶されているア
ドレス「129.249.229.100」、データ種
別が登録拒否報告データを示す値「241」とし、デー
タ内容を空データとした図5の形式を持つ送信データを
構成し、このデータを変数dataに代入する。そし
て、送信元アドレス記憶域に記憶されているアドレスに
送信データdataの内容をネットワークインタフェー
ス306を介して送信する。これで図4のステップS1
2の処理が終了し、ステップS1に戻って、次の受信デ
ータを待つ。
した管理ステーションに登録拒否を報告する。これは図
1に示した報告手段12の1つの機能である。つまり、
送信元アドレスがプリンタ300のIPアドレス、送信
先アドレスが送信元アドレス記憶域に記憶されているア
ドレス「129.249.229.100」、データ種
別が登録拒否報告データを示す値「241」とし、デー
タ内容を空データとした図5の形式を持つ送信データを
構成し、このデータを変数dataに代入する。そし
て、送信元アドレス記憶域に記憶されているアドレスに
送信データdataの内容をネットワークインタフェー
ス306を介して送信する。これで図4のステップS1
2の処理が終了し、ステップS1に戻って、次の受信デ
ータを待つ。
【0044】上述のステップS7において、登録受付判
断フラグの値が「0」でない値、たとえば「1」のとき
は、登録を受け付ける旨の判断を下す。この場合、ステ
ップS8に進み、既に登録されているものから削除対象
を選択する。これは図1で示した削除対象選択手段16
が果たす機能であり、本実施例での処理の詳細を図10
のフローチャートに示す。なお、本実施例ではこの選択
に際して、報告先記憶域500に記憶されているIPア
ドレスと登録時間の対のうち、最も古い時刻を持つ対に
おけるIPアドレスで示される管理ステーションを削除
対象として選択するものとする。
断フラグの値が「0」でない値、たとえば「1」のとき
は、登録を受け付ける旨の判断を下す。この場合、ステ
ップS8に進み、既に登録されているものから削除対象
を選択する。これは図1で示した削除対象選択手段16
が果たす機能であり、本実施例での処理の詳細を図10
のフローチャートに示す。なお、本実施例ではこの選択
に際して、報告先記憶域500に記憶されているIPア
ドレスと登録時間の対のうち、最も古い時刻を持つ対に
おけるIPアドレスで示される管理ステーションを削除
対象として選択するものとする。
【0045】図10は削除対象選択処理の流れの一例を
示すフローチャートである。削除対象選択処理では、ま
ず、ステップS41で、変数iを1に初期化する。この
変数iは報告先記憶域500のIPアドレスおよび登録
時刻の各対のエントリを指し示すインデクスとして働
く。ステップS42では、年、月、日、時、分、秒の値
がすべて「255」であるような時刻データを構成し、
それを変数t0に代入する。ステップS43に進み、変
数iが登録可能数より大きいか否かを判定する。ここで
は登録可能数は4であり、iは1であるので、ステップ
S44に進む。
示すフローチャートである。削除対象選択処理では、ま
ず、ステップS41で、変数iを1に初期化する。この
変数iは報告先記憶域500のIPアドレスおよび登録
時刻の各対のエントリを指し示すインデクスとして働
く。ステップS42では、年、月、日、時、分、秒の値
がすべて「255」であるような時刻データを構成し、
それを変数t0に代入する。ステップS43に進み、変
数iが登録可能数より大きいか否かを判定する。ここで
は登録可能数は4であり、iは1であるので、ステップ
S44に進む。
【0046】ステップS44では、変数tに報告先記憶
域500のi番目のエントリの登録時刻データを設定す
る。今、iが1であるのでtに設定されるデータの時刻
は、年、月、日、時、分、秒がそれぞれ「95」、「0
2」、「11」、「14」、「20」、「31」とな
る。
域500のi番目のエントリの登録時刻データを設定す
る。今、iが1であるのでtに設定されるデータの時刻
は、年、月、日、時、分、秒がそれぞれ「95」、「0
2」、「11」、「14」、「20」、「31」とな
る。
【0047】次に、ステップS45にて、tの時刻がt
0の時刻より古いかどうか判断する。つまり、tの年、
月、日、時、分、秒をt0のそれと年の値から比較し、
値が小さいことが分かった時点でtの時刻がt0の時刻
より古いことが判断できる。ここでは、tの時刻はt0
より古いので、ステップS46に進み、変数t0に変数
tの値を代入し、ステップS47にて変数jに変数iの
値を代入し、ステップS48で、変数iの値を1増加さ
せて「2」とし、ステップS43に戻る。ここで、変数
jは、報告先記憶域500の「1」からそのときのiま
でのエントリについて、最も古い登録時刻をもつエント
リのインデクスとなる。なお、ステップS45で、tの
時刻がt0の時刻より若いと判断された時はステップS
48に進み、同様の処理を行う。
0の時刻より古いかどうか判断する。つまり、tの年、
月、日、時、分、秒をt0のそれと年の値から比較し、
値が小さいことが分かった時点でtの時刻がt0の時刻
より古いことが判断できる。ここでは、tの時刻はt0
より古いので、ステップS46に進み、変数t0に変数
tの値を代入し、ステップS47にて変数jに変数iの
値を代入し、ステップS48で、変数iの値を1増加さ
せて「2」とし、ステップS43に戻る。ここで、変数
jは、報告先記憶域500の「1」からそのときのiま
でのエントリについて、最も古い登録時刻をもつエント
リのインデクスとなる。なお、ステップS45で、tの
時刻がt0の時刻より若いと判断された時はステップS
48に進み、同様の処理を行う。
【0048】上述した処理は、ステップS43で、変数
iの値が登録可能数4を越えるまで繰り返され、この場
合結果として図9に示す2番目のインデクスのエントリ
の登録時刻が最も古いことが示され、jが2となってス
テップS49に進む。
iの値が登録可能数4を越えるまで繰り返され、この場
合結果として図9に示す2番目のインデクスのエントリ
の登録時刻が最も古いことが示され、jが2となってス
テップS49に進む。
【0049】ステップS49では、報告先記憶域500
の2番目のエントリのIPアドレス、つまり、「12
9. 249. 229. 220」で示されるIPアドレス
を、削除対象アドレス記憶域にコピーする。そしてステ
ップS50で報告先記憶域500の2番目のエントリの
IPアドレスおよび登録時刻を0クリアする。
の2番目のエントリのIPアドレス、つまり、「12
9. 249. 229. 220」で示されるIPアドレス
を、削除対象アドレス記憶域にコピーする。そしてステ
ップS50で報告先記憶域500の2番目のエントリの
IPアドレスおよび登録時刻を0クリアする。
【0050】図11は報告先記憶域に空きエントリが作
成された記憶例を示す図である。この例によれば、登録
時刻の最も古い2番目のエントリが0クリアされ、限度
一杯に登録されていた報告先記憶域500に1エントリ
分の空きが作成されたことになる。
成された記憶例を示す図である。この例によれば、登録
時刻の最も古い2番目のエントリが0クリアされ、限度
一杯に登録されていた報告先記憶域500に1エントリ
分の空きが作成されたことになる。
【0051】そして、図10のステップS51におい
て、報告先記憶域500の2番目に空きがあることを出
力し、図4のステップS8における削除処理が終わる。
その後、ステップS9において、ステップS8で削除対
象となった管理ステーションに削除された旨を報告す
る。これは図1で示した報告手段12が果たす機能の1
つである。この削除報告処理によれば、送信元アドレス
がプリンタ300のIPアドレス、送信先アドレスが削
除対象アドレス記憶域に記憶されているアドレス「12
9.249.229.220」、データ種別が登録削除
報告データを示す値「242」とし、データ内容を空デ
ータとした図5の形式を持つ送信データを構成し、変数
dataに代入する。
て、報告先記憶域500の2番目に空きがあることを出
力し、図4のステップS8における削除処理が終わる。
その後、ステップS9において、ステップS8で削除対
象となった管理ステーションに削除された旨を報告す
る。これは図1で示した報告手段12が果たす機能の1
つである。この削除報告処理によれば、送信元アドレス
がプリンタ300のIPアドレス、送信先アドレスが削
除対象アドレス記憶域に記憶されているアドレス「12
9.249.229.220」、データ種別が登録削除
報告データを示す値「242」とし、データ内容を空デ
ータとした図5の形式を持つ送信データを構成し、変数
dataに代入する。
【0052】次に、削除対象アドレス記憶域に記憶され
ているアドレスに送信データdataの内容をネットワ
ークインタフェース306を介して送信する。これでス
テップS9の削除報告処理が終了し、ステップS8で出
力された報告先記憶域500の空きエントリのインデク
スである「2」をもって、ステップS10の管理ステー
ション登録処理に進む。このステップS10以降の処理
は上述したとおりである。
ているアドレスに送信データdataの内容をネットワ
ークインタフェース306を介して送信する。これでス
テップS9の削除報告処理が終了し、ステップS8で出
力された報告先記憶域500の空きエントリのインデク
スである「2」をもって、ステップS10の管理ステー
ション登録処理に進む。このステップS10以降の処理
は上述したとおりである。
【0053】ステップS3において、受信データが登録
データでないと判断され、ステップS4において、受信
データが受付指示データであると判断された時は、ステ
ップS13に進む。このステップS13は、図1の設定
手段11の一機能であり、登録受付判断情報15aの設
定である。ステップS13の登録受付判断情報処理で
は、まず、図5の形式で受信した受信データのデータ内
容を変数dataに代入し、そのdataの値を登録受
付判断フラグに記憶する。この値は上述したように、図
4のステップS7で登録限度いっぱいのときの新規登録
を受け付けるか否かの判断に用いられる。これでステッ
プS13の処理が終了し、ステップS1に戻り、次の受
信データを待つ。なおこの際、先の指示データの受諾を
ステップS1において、送信元アドレス記憶域に記憶し
ておいたアドレスに報告しても良い。
データでないと判断され、ステップS4において、受信
データが受付指示データであると判断された時は、ステ
ップS13に進む。このステップS13は、図1の設定
手段11の一機能であり、登録受付判断情報15aの設
定である。ステップS13の登録受付判断情報処理で
は、まず、図5の形式で受信した受信データのデータ内
容を変数dataに代入し、そのdataの値を登録受
付判断フラグに記憶する。この値は上述したように、図
4のステップS7で登録限度いっぱいのときの新規登録
を受け付けるか否かの判断に用いられる。これでステッ
プS13の処理が終了し、ステップS1に戻り、次の受
信データを待つ。なおこの際、先の指示データの受諾を
ステップS1において、送信元アドレス記憶域に記憶し
ておいたアドレスに報告しても良い。
【0054】また、ステップS4において、受信データ
が受付指示データでないときは、ステップS1に戻り、
新たな受信データを待つことになる。なお、ステップS
8の削除対象選択処理においては、最も古い登録時刻が
記録されたエントリのIPアドレスで示される管理ステ
ーションを削除対象として選択するようにしたが、この
選択方法はこれに限定されるものではない。たとえば、
一旦、すべての管理ステーションを削除してしまう方
法、報告先として登録されている管理ステーションの稼
働状態を見て、非稼働の管理ステーションを1つまたは
複数削除する方法、報告先として登録されている管理ス
テーションに確認を取り、削除してよいという応答のあ
った管理ステーションのうち1つまたは複数を削除する
方法、あるいはそれらを組み合わせた方法を採ることも
できる。
が受付指示データでないときは、ステップS1に戻り、
新たな受信データを待つことになる。なお、ステップS
8の削除対象選択処理においては、最も古い登録時刻が
記録されたエントリのIPアドレスで示される管理ステ
ーションを削除対象として選択するようにしたが、この
選択方法はこれに限定されるものではない。たとえば、
一旦、すべての管理ステーションを削除してしまう方
法、報告先として登録されている管理ステーションの稼
働状態を見て、非稼働の管理ステーションを1つまたは
複数削除する方法、報告先として登録されている管理ス
テーションに確認を取り、削除してよいという応答のあ
った管理ステーションのうち1つまたは複数を削除する
方法、あるいはそれらを組み合わせた方法を採ることも
できる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、登録限
度判断手段を備えて、管理ステーションから登録要求が
あった場合に報告先の登録個数が限度一杯か否かを判断
するようにし、登録判断手段を備えて、報告先の登録個
数が限度一杯のときに、別管理ステーションを受け付け
るか否かを設定できるようにし、削除対象選択手段を備
えて、登録限度を越えて新たな登録要求があった場合に
登録されているどの報告先を削除するかを選択するよう
に構成した。さらに、報告手段を備えて、登録受諾、登
録拒否、登録削除の報告を行えるように構成した。
度判断手段を備えて、管理ステーションから登録要求が
あった場合に報告先の登録個数が限度一杯か否かを判断
するようにし、登録判断手段を備えて、報告先の登録個
数が限度一杯のときに、別管理ステーションを受け付け
るか否かを設定できるようにし、削除対象選択手段を備
えて、登録限度を越えて新たな登録要求があった場合に
登録されているどの報告先を削除するかを選択するよう
に構成した。さらに、報告手段を備えて、登録受諾、登
録拒否、登録削除の報告を行えるように構成した。
【0056】これにより、報告先が有限な個数の限度一
杯まで登録されているときに、別の管理ステーションを
報告先としてさらに追加登録を可能とするか否かの設定
を、管理ステーションからの指示により行うことが可能
になるので、既に登録されている管理ステーションへの
報告を優先するか、新しく登録する管理ステーションへ
の報告を優先するかを選択することができ、報告先の管
理を柔軟に行うことができる。
杯まで登録されているときに、別の管理ステーションを
報告先としてさらに追加登録を可能とするか否かの設定
を、管理ステーションからの指示により行うことが可能
になるので、既に登録されている管理ステーションへの
報告を優先するか、新しく登録する管理ステーションへ
の報告を優先するかを選択することができ、報告先の管
理を柔軟に行うことができる。
【0057】報告先が有限な限度一杯まで登録されてい
るとき、別の管理ステーションを報告先としてさらに追
加登録を許さない場合に、登録しようとした管理ステー
ションが登録拒否の旨を知ることができるため、管理ス
テーションのユーザにその旨の注意を促すことが可能に
なる。また、拒否された管理ステーションはそのことを
知って、再び報告先としての登録要求を発するタイミン
グを管理ステーション側で得ることができる。
るとき、別の管理ステーションを報告先としてさらに追
加登録を許さない場合に、登録しようとした管理ステー
ションが登録拒否の旨を知ることができるため、管理ス
テーションのユーザにその旨の注意を促すことが可能に
なる。また、拒否された管理ステーションはそのことを
知って、再び報告先としての登録要求を発するタイミン
グを管理ステーション側で得ることができる。
【0058】削除される場合も、管理ステーション側で
知ることができるため、管理ステーションのユーザにそ
の旨の注意を促すことが可能になる。また、削除された
管理ステーションはそのことを知って、再び報告先とし
ての登録要求を発するタイミングを管理ステーション側
で得ることができる。
知ることができるため、管理ステーションのユーザにそ
の旨の注意を促すことが可能になる。また、削除された
管理ステーションはそのことを知って、再び報告先とし
ての登録要求を発するタイミングを管理ステーション側
で得ることができる。
【図1】本発明によるプリンタの基本構成を示す図であ
る。
る。
【図2】本発明のプリンタが適用されるネットワークシ
ステムの構成例を示す図である。
ステムの構成例を示す図である。
【図3】本発明のプリンタの実施例を示すブロック図で
ある。
ある。
【図4】制御ユニットの処理の流れを示すフローチャー
トである。
トである。
【図5】送受信データの構成例を示す図である。
【図6】印刷処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】報告先記憶域における報告先の記憶例を示す図
である。
である。
【図8】報告先記憶域が登録限度かどうかの判断処理の
流れを示すフローチャートである。
流れを示すフローチャートである。
【図9】報告先記憶域に空きエントリがない記憶例を示
す図である。
す図である。
【図10】削除対象選択処理の流れの一例を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図11】報告先記憶域に空きエントリが作成された記
憶例を示す図である。
憶例を示す図である。
10 プリンタ 11 設定手段 12 報告手段 13 報告先記憶手段 14 登録限度判断手段 15 登録判断手段 15a 登録受付判断情報 16 削除対象選択手段 20 ネットワーク 31,32 管理ステーション 41,42 コンピュータ
Claims (3)
- 【請求項1】 ネットワークに接続されていて複数の管
理ステーションによって管理されるプリンタにおいて、 オペレータが介入すべき事態が発生したときの報告先と
する管理ステーションを登録または削除する設定手段
と、 登録されている報告先の管理ステーションにオペレータ
の介入を必要とする旨の報告を行う報告手段と、 ある管理ステーションからオペレータが介入すべき事態
の発生の報告先を登録する要求が送られてきたときに報
告先の登録個数が限度一杯かどうかを判断する登録限度
判断手段と、 報告先の登録個数の限度を越えて新たな登録要求を受け
付けるかどうかの設定および登録要求時の参照を行う登
録判断手段と、 報告先の登録個数の限度を越えて新たな登録要求を受け
付けたときに既に登録されている報告先の管理ステーシ
ョンのいずれを削除するかを選択する削除対象選択手段
と、 を備えていることを特徴とするプリンタ。 - 【請求項2】 前記報告手段は、前記登録判断手段が登
録個数の限度を越えて新たな登録要求を受け付けない設
定にしているときに登録個数の限度を越えて新たな登録
要求があった場合、登録しようとした管理ステーション
に対して登録拒否の報告を行うように構成されているこ
とを特徴とする請求項1記載のプリンタ。 - 【請求項3】 前記報告手段は、前記削除対象選択手段
により選択された管理ステーションに対して登録削除の
報告を行い、登録要求が受け付けられた管理ステーショ
ンに対しては登録受諾報告を行うように構成されている
ことを特徴とする請求項1記載のプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13172395A JP3240880B2 (ja) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13172395A JP3240880B2 (ja) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | プリンタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08328773A true JPH08328773A (ja) | 1996-12-13 |
JP3240880B2 JP3240880B2 (ja) | 2001-12-25 |
Family
ID=15064700
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13172395A Expired - Fee Related JP3240880B2 (ja) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | プリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3240880B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001195216A (ja) * | 2000-01-07 | 2001-07-19 | Nec Corp | ネットワークに接続された記録装置、それを使用する記録システム及びそれを使用するサポート方法 |
JP2011045023A (ja) * | 2009-08-24 | 2011-03-03 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
-
1995
- 1995-05-30 JP JP13172395A patent/JP3240880B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001195216A (ja) * | 2000-01-07 | 2001-07-19 | Nec Corp | ネットワークに接続された記録装置、それを使用する記録システム及びそれを使用するサポート方法 |
JP2011045023A (ja) * | 2009-08-24 | 2011-03-03 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3240880B2 (ja) | 2001-12-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |