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JPH08327984A - 液晶プロジェクタ - Google Patents

液晶プロジェクタ

Info

Publication number
JPH08327984A
JPH08327984A JP7132339A JP13233995A JPH08327984A JP H08327984 A JPH08327984 A JP H08327984A JP 7132339 A JP7132339 A JP 7132339A JP 13233995 A JP13233995 A JP 13233995A JP H08327984 A JPH08327984 A JP H08327984A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
light
thickness
refractive index
solid film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7132339A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikazu Saikai
義和 西海
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP7132339A priority Critical patent/JPH08327984A/ja
Publication of JPH08327984A publication Critical patent/JPH08327984A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液晶プロジェクタを構成する3枚のアクティ
ブマトリクス型液晶パネルの液晶層の厚さを同一にして
も投射される画像の色バランスが損なわれることを解消
する。 【構成】 白色光を波長0.436μmの青色光と波長
0.546μmの緑色光と波長0.700μmの赤色光
とに分光し、分光された3原色光と屈折率の異方性Δn
(LC)の同じ液晶層の厚さaの3枚のアクティブマト
リクス型液晶パネルとの間に正の屈折率の異方性Δn
(S)の固体膜を挿入し、各液晶パネル間の固体膜の厚
さDが、Δn(LC)*a/λ+Δn(S)*D/λ=
一定を満たすように、波長λが長い光を通過させる液晶
パネルほど厚くなるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の色の光を透過す
る液晶パネルの光の通り道に屈折率の異方性を有する固
体膜を設ける液晶表示装置に関する。
【0002】また、本発明は半導体基板や絶縁基板上に
形成された能動素子で液晶への印加電圧変動の周期を決
定するアクティブマトリクス型液晶パネルを3枚用い
て、3枚の液晶パネルに白色光から分光された3色光を
入射させ、3枚の液晶パネルからの光を投射レンズを通
じてスクリーン上に投射する液晶プロジェクタの光学部
品の配置に関する。
【0003】
【従来の技術】一般の液晶プロジェクタの部品配置図を
図6に示す。
【0004】図6において、白色光Wは、可視部の長波
長側の光を反射する赤反射鏡1で白色光Wと直交する中
心波長λ3=0.700μmの赤色光Rと、白色光Wと
平行な中心波長λ2=0.546μmの緑色光G及び中
心波長λ1=0.436μmの青色光Bとに分光され
る。
【0005】また、青色光Bは光路の途中にある青色光
を反射する青反射鏡3で反射される一方、緑色光Gは青
反射鏡3を通過して直進する。
【0006】分光された赤色光Rは反射鏡2で再び反射
されて液晶パネル内の液晶層の厚い赤色光が入射する赤
パネル4を通過する。
【0007】青反射鏡3で反射された青色光Bは最も液
晶層の薄い青パネル5を通過して、青パネル5に対して
透過側に位置している青反射鏡6でもう一回反射され
る。
【0008】同時に赤パネルRを透過した光は青反射鏡
6を通過して青色光Bと同じ方向に進行する。
【0009】赤色光Rや青色光Bと異なり、緑色光G
は、赤反射鏡1と青反射鏡3のようなダイクロイックミ
ラーを透過した後、そのまま赤パネル4と青パネル5と
の中間の厚さを有する緑パネル7に入射する。
【0010】緑パネル7を通過した緑色光Gは緑パネル
7の後ろに位置する反射鏡8で反射され、その後緑色光
Gの進路の途中に有る緑反射鏡9でさらに反射されて投
射レンズ10からスクリーン上に投射される。
【0011】同様に赤色光R及び青色光Bは緑反射鏡9
を直進した後、投射レンズ10からスクリーンに投影さ
れる。
【0012】このように、従来の液晶プロジェクタは、
白色光を中心波長λ1<λ2<λ3の3色光に分光し、
分光された3色光をそれぞれ液晶層の厚さa1<a2<
a3に設定された3枚の液晶パネルに通した後、スクリ
ーンに投射していた。
【0013】上記の構成の液晶プロジェクタは、特開平
4−140719号公報に記載されている従来の液晶プ
ロジェクタである。
【0014】何故、従来のプロジェクタで波長が長くな
るに従って液晶層の厚さを厚く設定するかと言うと、位
相I=Δn*d/λを一定に保つためである。
【0015】ここで、Δnは屈折率の異方性、dは層の
厚さ、λは液晶層を透過する光の波長である。また、Δ
nとdとの積を強調するため、×の代わりに*を用い
る。
【0016】ところで、位相Iの変化の仕方を考える前
に、屈折率の異方性Δnの成分である屈折率の波長依存
性について考察する。
【0017】一般に、屈折率nはn=1+(qe 2/2ε
0m)Σ(Nk/(ωk 2−ω2+iγkω))で表される式
が成立する。
【0018】上式は、複数個の特定波長λk(=2πc
/ωk)で屈折率nが大きくなり、屈折率nが波打った
形で変化することを示している。
【0019】さらに、屈折率nは温度Tと波長λの関数
となるので、波長λだけの変化率∂n/∂λは∂n/∂
λ<0となる。また、この時、∂n/∂ω>0となる。
【0020】また、有機物からなる液晶でωkは紫外部
に有り、角振動数ωの可視光を用いる液晶プロジェクタ
の場合、屈折率nはn≒1+Nqe 2/(2ε0m(ω0 2
−ω2))と簡略化される。
【0021】上式でω0>ω(=2πc/λ)であるこ
とに注目すれば、波長が長くなるに連れて屈折率nが減
少する正常分散と呼ばれる現象が発生することが分か
る。
【0022】屈折率と同様に屈折率の異方性Δnも変動
し、例えば温度20℃での4−(4−ヘプチルシクロヘ
キサン)1−シアノベンゼンではλ1=0.436μm
でΔn=0.122、λ2=0.546μmでΔn=
0.116、λ3=0.700μmでΔn=0.109
となる。
【0023】上記の如く、位相Iに関与する屈折率の異
方性Δn、物質の厚さd、物質を通過する光の波長λの
内、屈折率の異方性Δnの変化割合が波長の変化割合に
比べて小さいことから、主として、位相Iは物質の厚さ
と波長によって変わることが分かる。
【0024】尚、液晶の特性で記述したように、以下の
記述は全て20℃での物性値を用いている。
【0025】従来の技術の要点を明確にするため、中心
波長の異なる光に対して各液晶パネル内の液晶層の厚さ
がどのように設定されているかだけに注目することにす
る。
【0026】図7に入射される波長が長くなるに従って
厚くなる3枚の液晶パネルの液晶層の断面図を示す。
【0027】図7でそれぞれ青パネルをB−LCD、緑
パネルをG−LCD、赤パネルをR−LCDとし、ま
た、それぞれのパネルの液晶層の厚さをaB、aG、a
Rとすると、入射される波長λが長くなるにつれて、屈
折率の異方性Δn(LC)の各液晶層の厚さaがB−L
CD、G−LCD、R−LCDに対してそれぞれ、aB
<aG<aRとなっている。
【0028】以上のように従来は、先に述べた位相I=
Δn*d/λを一定に保つために波長λ1<λ2<λ3
の場合、それぞれの液晶層の厚さaをaB<aG<aR
としなければならなかった。
【0029】より分かり易く言うと各液晶パネルの厚さ
が同じ場合、液晶プロジェクタを構成する3枚の液晶パ
ネルで光の透過率が異なり、白色光の色差ΔEがΔE>
5以上となって、スクリーン上に投射された光が低輝度
側で青味がかって見えることになる。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】ところが、液晶パネル
内の液晶層の厚さを3枚の液晶パネル毎に変えると、よ
り薄く作るパネル程、厚さのバラツキが大きくなるた
め、液晶パネルの歩留まりが青パネルで決定されてしま
い、効率的でなかった。
【0031】一方、各液晶パネル内の液晶層の厚さを単
に同じにするだけではスクリーン上に投射される画像の
色の再現性に問題があった。
【0032】即ち、液晶パネルの厚さを透過光の波長λ
が大きい液晶パネル程、厚くすると最も薄い液晶パネル
の歩留まりによって液晶プロジェクタ全体の歩留まりが
制限され、逆に液晶プロジェクタの液晶パネルの厚さを
単に均一化するとスクリーン上に投射される色バランス
が損なわれてしまう欠点があった。
【0033】本発明は、各液晶パネル内の液晶層の厚さ
を従来通り、ほぼ等しくするとともに新たに固体の異方
性屈折率膜を設けて、液晶プロジェクタの歩留まりと色
再現性を向上させることを目的とするものである。
【0034】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶表示装置
は、厚さa、屈折率の異方性Δn(LC)の液晶と、厚
さD、屈折率の異方性Δn(S)の固体膜と、液晶及び
固体膜を透過する、強度分布が波長λにより異なる光と
を備える液晶表示装置であって、Δn(LC)*a/λ
+Δn(S)*D/λが略一定に保たれているものであ
る。
【0035】請求項2の発明の液晶プロジェクタは、3
枚の液晶パネル間の液晶層の厚さaの差Δaが、3色光
の波長λの差Δλを液晶の屈折率の異方性Δn(LC)
で割った値Δλ/Δn(LC)以内であり、中心波長λ
1<λ2<λ3の3色光を透過する3枚の液晶パネルに
新たに液晶パネルの近傍に厚さDで液晶の屈折率の異方
性と異なる屈折率の異方性Δn(S)の固体膜を設け
て、3色光にそれぞれ対応する該固体膜の厚さD1、D
2及びD3がΔn(LC)*a1/λ1+Δn(S)*
D1/λ1=Δn(LC)*a2/λ2+Δn(S)*
D2/λ2=Δn(LC)*a3/λ3+Δn(S)*
D3/λ3を満たすように設計するものである。
【0036】また、請求項3の発明の液晶プロジェクタ
は、中心波長λ1、λ2、λ3の3色光をそれぞれ可視
部の青色光、緑色光、赤色光とするものである。
【0037】さらに、請求項4の発明の液晶プロジェク
タは、固体膜の厚さD1、D2、D3のいずれかの1つ
の厚さが0μmとして、いずれかの光の通路に固体膜を
付けないものである。
【0038】あるいは、請求項5の発明の液晶プロジェ
クタは、厚さD、常屈折率noの固体膜の厚さDが、固
体膜を通過する3色光の波長をλ、M=2N+1となる
自然数をM、Nとして、D=Mλ/(2no)を満たす
とき、固体膜を液晶パネルの前後に2分割配置して、2
分割された固体膜の厚さdを最大透過条件d=D/2=
(N+1/2)λ/(2no)とするものである。
【0039】そして、請求項6の発明の液晶プロジェク
タは、固体膜の結晶軸方向と液晶パネルの優先視角方向
とを一致させるものである。
【0040】加えて、請求項7の発明の液晶プロジェク
タは、固体膜と液晶パネルとが離れているものである。
【0041】
【作用】強度分布が波長λにより異なる光、可視部で言
い換えれば、色の異なる光を透過する液晶層の厚さaが
大体同じ液晶表示装置において、2つの異なる光の代表
的な2つの波長λi、λj(≠λi)の各色の光に対し
て、固体膜の厚さDを調整して、Δn(LC)*a1/
λi+Δn(S)*D1/λi=Δn(LC)*a2/
λj+Δn(S)*D2/λjとするか、または屈折率
の異方性Δn(S)の異なる固体膜を利用して、Δn
(LC)*a1/λi+Δn(S1)*D/λi=Δn
(LC)*a2/λj+Δn(S2)*D/λjとすれ
ば、液晶表示装置の色再現性と歩留まりとが向上する。
【0042】請求項2の発明によれば、屈折率の異方性
Δn(S)と厚さDとを有する固体膜により位相I=Δ
n(LC)*a/λ+Δn(S)*D/λの値を3色光
間で等しくして、ほぼ同じ厚さaの液晶層に異なる波長
の光を透過させることによって生じる液晶の位相差ΔI
=(Δn(LC)*a/λ1−Δn(LC)*a/λ
2)を解消するので、液晶プロジェクタの歩留まりと色
バランスが良くなる。
【0043】また、請求項3に記載の発明にあっては、
λ1=0.436μm、λ2=0.546μm、λ3=
0.700μm付近の可視部の光を用いたので、∂n/
∂ω<0となる異常分散の領域を含まず、屈折率の異方
性Δnの符号の逆転が必要なくなり、3枚の液晶パネル
に同じ材料の固体膜が用いられる。
【0044】そして、請求項4に記載の発明にあって
は、3色光を透過させる固体膜のいずれか1つを除くの
で、液晶プロジェクタの組立てが容易になる。
【0045】あるいは、請求項5に記載の発明にあって
は、常屈折率noの固体膜の厚さDが、固体膜を通過す
る3色光の波長をλ、M=2N+1となる自然数をM、
Nとして、最大反射条件D=Mλ/(2no)を満たす
とき、固体膜を液晶パネルの前後に2分割配置して、2
分割された固体膜の厚さdを最大透過条件d=D/2=
(N+1/2)λ/(2no)とするので、液晶プロジ
ェクタからスクリーン上に投射される画像が明るくな
る。
【0046】そして、請求項6に記載の発明にあって
は、固体膜の結晶軸方向と液晶パネルの優先視角方向と
を一致させるので、液晶プロジェクタから投射される画
像のコントラストが向上する。
【0047】さらに、請求項7に記載の発明にあって
は、固体膜と液晶パネルとが離れているので、経時変化
によって汚れが付着して光透過率が減少した固体膜を容
易に交換することができる。
【0048】
【実施例】
[第1の実施例]図1は波長の長い光を透過させる液晶
パネルほど液晶パネルに付与される固体膜の厚さが厚く
なる本発明の実施例の液晶プロジェクタの概略構成図で
ある。
【0049】図1において、赤膜11、緑膜12、青膜
13は、それぞれ赤色光、緑色光、青色光を通過させ、
また、それぞれの厚さDR、DG、DBが赤膜から青膜
にかけて薄くなっている本発明の特徴である屈折率の異
方性を有する固体膜である。
【0050】同図において、白色光Wは赤反射鏡1で分
光され、赤反射鏡1で反射された中心波長λ3=0.7
00μmの赤色光Rは、反射鏡2で再び反射されて液晶
パネルの対向偏光板上に蒸着されている厚さDR=5
4.1μmの屈折率の異方性ΔnR=0.0116のM
gF2製の赤膜11に入射してΔnR(MgF2)*DR
/λRの値に相当する位相変化を受ける(Δnの後の添
Rで赤色光Rに対する特性値を示している。以下緑色
光G、青色光Bに対しても同様にしている。)。続い
て、赤色光Rは、4−(4−ヘプチルシクロヘキサン)
1−シアノベンゼン製の液晶層の厚さがaR=7μmで
屈折率の異方性ΔnR(LC)=0.109の赤パネル
4を通過してΔnR(LC)*aR/λRの値に相当する
位相変化を生じる。結果として、液晶層と固体膜とを共
に通過した赤色光の位相Iは、I=ΔnR(LC)*a
R/λR+ΔnR(MgF2)*DR/λR=0.109*
7/0.7+0.0116*54.1/0.7=1.0
9+0.90=1.99となる。
【0051】一方、赤反射鏡1を透過した青色光Bと緑
色光Gとは青反射鏡3で分光され、中心波長λ2=0.
546μmの緑色光Gと中心波長λ1=0.436μm
の青色光Bとに分かれる。
【0052】このうち、青反射鏡3を透過する緑色光G
は、液晶パネルの対向偏光板上に蒸着されている厚さD
G=23.1μmの屈折率の異方性ΔnG=0.011
8のMgF2製の緑膜12に入射してΔnG(MgF2
*DG/λGの値に相当する位相変化を受ける。続い
て、緑色光Gは液晶層の厚さが赤パネルと同じ厚さのa
G=7μmで屈折率の異方性ΔnG(LC)=0.11
6の緑パネル7を通過してΔnG(LC)*aG/λG
値に相当する位相変化を生じ、結果としてI=0.11
6*7/0.546+0.0118*23.1/0.5
46=1.49+0.50=1.99となる。
【0053】また、青反射鏡3で反射された青色光B
は、液晶パネルの対向偏光板上に蒸着されている最も薄
い厚さDB=1.08μmの屈折率の異方性ΔnB
0.0121のMgF2製の青膜13に入射してΔn
B(MgF2)*DB/λBの値に相当する位相変化を受
ける。続いて、青色光Bは液晶層の厚さが赤パネル4と
同じ厚さのaB=7μmで屈折率の異方性ΔnB(L
C)=0.122の青パネル5を通過してΔnB(L
C)*aB/λBの値に相当する位相変化を生じ、結果
としてI=0.122*7/0.436+0.0121
*1.08/0.436=1.96+0.03=1.9
9となる。
【0054】概略式で表すとΔn>0の場合、屈折率の
異方性Δnの波長依存性が比較的小さいため、I≒小/
小=中/中=大/大=厚さ/波長となっている。
【0055】上述のように、液晶の屈折率の異方性Δn
(LC)が正で同じ液晶層の厚さの液晶パネルに、新た
に設けた屈折率の異方性Δn(S)の固体膜を、透過す
る光の波長λが長くなるに従って厚くすることにより、
各液晶パネルの厚さが略同じであっても位相が等しくな
って、各液晶パネルの光透過率が均一化され、スクリー
ンに投影される画像の色再現性が向上する。
【0056】さらに、請求項6の発明に記載されたよう
に、固体膜の結晶軸を液晶パネルの優先視角方向に一致
させると、スクリーン上の画像のコントラストが5%向
上する。
【0057】次に、図2に基づいて、液晶プロジェクタ
内の液晶パネルと固体膜について詳細に説明する。
【0058】図2に液晶プロジェクタ中の緑パネル及び
緑膜の断面図を示す。
【0059】図2において、緑パネルは、互いに偏光軸
が平行な偏光板14と対向偏光板15とで最外側が構成
されており、偏光板14に、基板の接着面との反対側に
a−Si、多結晶Si製の薄膜トランジスタがマトリク
ス配置されたTFT基板16が、また、対向偏光板15
に、基板の接着面との反対側に薄膜トランジスタの接続
された多数の島状の表示電極に対向する共通電極が配置
された対向基板17が相互に接着されているNBモード
のアクティブマトリクス型液晶パネルとなっている。
【0060】一方、ガラス製のTFT基板16上に島状
に点在するITO製の表示電極18が、さらに表示電極
18上にポリイミド製の配向膜19が積層されている。
【0061】他方、ガラス製の対向基板17上の全面に
ITO製の共通電極20が、さらに共通電極20上に対
向する配向膜19と同一組成の対向配向膜21が堆積さ
れている。
【0062】また、緑パネルのTFT基板16と対向基
板17との間に配向膜19と対向配向膜21とに挟まれ
た屈折率の異方性Δnが0.03〜0.2の液晶22が
挟持されている。
【0063】ここで、液晶として可視光領域で波長λが
大きくなるにつれて、屈折率の異方性Δnが小さくなる
∂Δn(LC)/∂λ<0の液晶材料を用いる。
【0064】図2で緑膜12は材料がMgF2の場合、
常温で減圧下に必要に応じて、対向偏光板15上に直接
または1μmの紫外線硬化樹脂を積層した対向偏光板1
5上に厚さD=23.1μmで形成されている。
【0065】このような第1の実施例の構成によれば青
味がかった表示が解消され、色の再現性の尺度の白色光
の色差ΔEがΔE<3になる。 [第2の実施例]第2の実施例として、3色光に対して
いずれかの1つの固体膜を除く構成を示す。
【0066】例えば、視野角の広い屈折率の異方性Δn
がΔn(LC)=0.03と低く、液晶層の厚さaがa
=10μmに設定された液晶パネルにMgF2を蒸着す
る場合、緑パネルに蒸着するMgF2の膜厚DGはDG
=6.43μm、また、赤パネルに蒸着するMgF2
膜厚DRはDR=15.7μmとされ、青パネルには蒸
着しない。
【0067】本発明で用いられる固体膜は前述したフッ
化マグネシウム(MgF2)のみならず、方解石(Ca
CO3)、水晶(SiO2)などの屈折率の異方性Δn≠
0の固体膜でも良い。 [第3の実施例]次に、第2の実施例と同様に液晶プロ
ジェクタの内、1枚の液晶パネルに固体膜を備えず、か
つ、固体膜として屈折率の異方性がMgF2と異なる水
晶を用いた実施例を説明する。
【0068】中心波長λB=0.436μmの青色光、
λG=0.546μmの緑色光、λR=0.700μmの
赤色光に対して、屈折率の異方性ΔnB(SiO2)=
0.0116、ΔnG(SiO2)=0.0096、Δn
R(SiO2)=0.0089、常屈折率noB=1.5
37、noG=1.548、noR=1.562となる
水晶(SiO2)の場合の固体膜の厚さ(D)を示す。
【0069】まず、厚さ7μm、屈折率の異方性ΔnB
(LC)=0.122の4−(4−ヘプチルシクロヘキ
サン)1−シアノベンゼンでは、位相I=ΔnB(L
C)*aB/λB=0.122*7μm/0.436μ
m=1.959となる。
【0070】緑色光で考えると、I=ΔnG(LC)*
aG/λG+ΔnG(SiO2)*DG/λG=0.116
*7μm/0.546μm+0.0096*DGμm/
0.546μmとなる。
【0071】上式をDGについて解くとDG=0.54
6*(1.959−1.487)/0.0096=2
6.85μmが求められる。
【0072】同様に、赤色光で考えると、I=Δn
R(LC)*aR/λR+ΔnR(SiO2)*DR/λR
=0.109*7μm/0.7μm+0.0089*D
Gμm/0.7μmとなる。
【0073】上式をDRについて解くとDR=0.54
6*(1.959−1.090)/0.0089=5
3.31μmが求められる。 [第4の実施例]続いて、第1から第3実施例までと異
なり、固体膜の屈折率の異方性Δn(S)が負の実施例
を次に述べる。
【0074】第4の実施例として、中心波長λB=0.
436μmの青色光、λG=0.546μmの緑色光、
λR=0.700μmの赤色光に対して、屈折率の異方
性ΔnB(CaCo3)=−0.196、ΔnG(CaC
3)=−0.176、ΔnR(CaCo3)=−0.1
64、常屈折率noB=1.689、noG=1.66
5、noR=1.647となる方解石(CaCo3)の
場合の固体膜の厚さ(D)を示す。
【0075】固体膜の屈折率の異方性Δn(S)がΔn
(S)<0と負の場合、各固体膜の厚さはλ1<λ2<
λ3となる3色光に対して、D1>D2>D3と変化す
る。
【0076】具体的には、DR=0として、DG=0.
546*(1.09−1.49)/(−0.176)=
1.24μm、DB=0.436*(1.09−1.9
6)/(−0.196)=1.94μmとなる。
【0077】ところで、ここまでの記述において、位相
差だけに注目していたが、固体膜の屈折率と厚さによっ
ては、液晶パネルを通過する光の透過率が低くなる場合
がある。
【0078】そこで、以下に液晶パネルに本発明で新た
に設けられる固体膜の配置を工夫して液晶パネルの光透
過率を高くすることを考察する。
【0079】例えば、MgF2の常屈折率をno(Mg
2)、波長をλ、Nを整数として、D=(N+1/
2)λ/(2no(MgF2))の透過条件を満たすよ
うにすると投射レンズからスクリーンに投影される画像
を明るくすることができる。
【0080】上式で、赤色光R、緑色光G、青色光Bに
対して、各固体膜の透過反射条件を決定する透過反射条
件のNR、NG、NBは、整数に近いとき透過条件とな
り、半整数に近いとき反射条件となる。
【0081】実際に算出すると、前述の第1の実施例で
は整数Nはそれぞれ、noR(MgF2)=1.373に
対してNR=2*no*D/λ−0.5=2*1.37
3*54.1/0.7−0.5=211.7、no
G(MgF2)=1.378に対してNG=2*1.37
8*23.1/0.546−0.5=116.1、no
B(MgF2)=1.385に対してNB=2*1.38
5*1.08/0.436−0.5=6.3となる。
【0082】固体膜の厚さ55μmのバラツキは少なく
とも±1μmぐらいなので、液晶パネル面内で整数条件
が成立し、透過率が上がることになる。
【0083】また、液晶層の厚さ7〜8μmの液晶パネ
ルの厚さのバラツキは±1μmはMgF2に換算して2
0.0<DG<26.3、46.7<DR<61.6に
相当し、それぞれ設定値DG=23.1、DR=54.
1μmのMgF2の蒸着膜の誤差範囲内に入る。
【0084】次いで、請求項4の発明に相当する第2、
第3及び第4の実施例の場合の透過反射条件を求めるこ
とにする。
【0085】まず、固体膜にフッ化マグネシウムを用い
る第2の実施例の場合、NG=31.96、NR=6
1.09となって透過条件を満足する。
【0086】次に、固体膜に水晶を用いる第3の実施例
の場合、緑膜について、NG=(2*noG*DG/λ
G)−0.5=2*1.548*26.85/0.54
6−0.5=151.75、赤膜について、NR=(2
*1.537*53.31/0.7)−0.5=23
3.61となり赤膜が反射条件に近いことが分かる。
【0087】さらに、固体膜に方解石を用いる第4の実
施例の場合、DR=0として、DG=1.24μm、D
B=1.94μmであったから、第1の実施例で述べた
D=(N+1/2)λ/(2no(S))の式をNを左
辺にして変形し、上記の値を代入すると、透過反射条件
のNは、NG=7.06、NB=14.53と青膜で半
整数となり、反射条件に近くなり、好ましくないことが
分かる。 [第5の実施例]以上のように、第3の実施例と第4の
実施例において、それぞれ、赤膜、青膜が反射条件に近
くなることを示したが、より透過条件に近付けるための
具体的構成について以下に説明する。
【0088】図3に、透過条件に近くなるように固体膜
を液晶パネルの前後で分けて2分割された固体膜の厚さ
dをd=D/2=(N+1/2)λ/(2no)とする
液晶パネルの断面図を示す。
【0089】図3において、青膜は青色光の透過側の偏
光板14に貼りつけられた厚さd=DB/2=0.97
μmの裏青膜23と青色光の入射側の対向偏光板15に
貼りつけられた厚さd=DB/2=0.97μmの表青
膜24とから構成されている。
【0090】その他の構成は図2の構成と同様である。
【0091】本構成によれば、液晶パネルの色バランス
が良くなるだけでなく、透過率も高くなる。
【0092】図4に固体膜の屈折率の異方性Δn(S)
が正の場合の固体膜の厚さと液晶パネルを透過する光と
の関係図を示す。
【0093】図4に示す如く、液晶層の厚さaを各液晶
パネル間で同等にしてΔn(S)>0とする場合、固体
膜の厚さDは波長が長い光ほど大きくなることが分か
る。
【0094】また、各液晶パネルの厚さが多少異なって
いる程度であれば、固体膜の厚さの調整で各液晶パネル
の位相を等しくすることが可能である。
【0095】ただし、図4でB−LCDと青パネルを表
示しているが、パネルに限らず、青色光が透過する画素
であってもよい。 [第6の実施例]ここまで、液晶パネルと固体膜とを接
触させる実施例だけを記述してきたが、本発明の液晶プ
ロジェクタの固体膜と液晶パネルとは必ずしも接触させ
る必要が無い。
【0096】図5に液晶パネルと固体膜とを離して配置
する本発明の液晶プロジェクタの構成図を示す。
【0097】図5において、赤膜11は反射鏡2と赤パ
ネル4との間に位置し、また、緑膜12は青反射鏡3と
緑パネル7との間に位置している。
【0098】また、青パネルに対応する固体膜は備えて
いない。
【0099】図5のような構成によれば、固体膜の交換
が容易になる。
【0100】以上のいずれの実施例においても、液晶プ
ロジェクタの歩留まりが10%向上すると共に色差ΔE
<3となって色の再現性が改善された。
【0101】尚、本発明の実施例においては固体膜は各
液晶パネルで一様な厚さDで形成し、かつ複数の液晶パ
ネル間で同じ材料を用いたが、直視型の1枚のパネルに
おいて、場所によって厚さの多少異なる1枚の液晶パネ
ルに波長の異なる光に対して違う厚さの固体膜や、複数
の液晶パネル間で屈折率の異方性が相違する材料を用い
ても構わない。
【0102】また、位相を合わせる基準として、液晶パ
ネルを通過する光の中心波長を用いたが、最大波長λm
ax、最小波長λminとしてI=∫I(λ)dλ/
(λmax−λmin)で表される平均強度Iのときの
平均波長Λなどの実質的に液晶パネルを通過する光の代
表的な値の波長を採用しても良い。
【0103】
【発明の効果】本発明の液晶表示装置は、色毎に異なる
光の位相差を固体膜の厚さや屈折率の異方性を変えるこ
とにより補償して、製造歩留まりと発色の忠実性が向上
するという効果がある。
【0104】または、本発明の液晶プロジェクタの液晶
パネルの厚さを一定にすると共に、固体膜で位相差を補
償するので、液晶プロジェクタの歩留まり及び液晶プロ
ジェクタから投射される画像の色再現性が向上する。
【0105】特に、請求項3に記載の液晶プロジェクタ
においては、可視光を用いるので異常分散が生じず、同
じ膜を利用することができる。
【0106】さらに、請求項4に記載の液晶プロジェク
タにおいては、3色光のいずれか1つだけの光路の途中
に固体膜を置かないので、液晶プロジェクタを容易に組
み立てることができる。
【0107】それから、請求項5に記載の液晶プロジェ
クタにおいては、固体膜の厚さを透過条件にするので、
投射される画像を高輝度化できる。
【0108】そして、請求項6に記載の液晶プロジェク
タにおいては、固体膜の結晶軸と液晶パネルの優先視角
とを一致させるので、投射される画像をより鮮明にする
ことができる。
【0109】加えて、請求項7に記載の液晶プロジェク
タにおいては、固体膜と液晶パネルとが離れているの
で、固体膜を簡単に交換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】液晶パネルに固体膜が付いている本発明の液晶
プロジェクタの構成図である。
【図2】液晶パネルの片面に固体膜が付いている本発明
の液晶パネルの断面図である。
【図3】液晶パネルの両面に固体膜が付いている本発明
の液晶パネルの断面図である。
【図4】同じ厚さの液晶層に対する固体膜の厚さの波長
依存性を示した説明図である。
【図5】液晶パネルと固体膜とが離れる本発明の液晶プ
ロジェクタの構成図である。
【図6】従来の液晶プロジェクタの構成図である。
【図7】従来の液晶パネルの液晶層の厚さの波長依存性
を示した説明図である。
【符号の説明】
1 赤反射鏡 2 反射鏡 3 青反射鏡 4 赤パネル 5 青パネル 6 青反射鏡 7 緑パネル 8 反射鏡 9 緑反射鏡 10 投射レンズ 11 赤膜 12 緑膜 13 青膜 14 偏光板 15 対向偏光板 16 TFT基板 17 対向基板 18 表示電極 19 配向膜 20 共通電極 21 対向配向膜 22 液晶 23 裏青膜 24 表青膜 W 白色光 R 赤色光 G 緑色光 B 青色光 λ 波長 D 固体膜の厚さ a 液晶層の厚さ I 位相差 no 常屈折率 Δn 屈折率の異方性

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厚さa、屈折率の異方性Δn(LC)の
    液晶と、厚さD、屈折率の異方性Δn(S)の固体膜
    と、液晶及び固体膜を透過する、強度分布が波長λによ
    り異なる光とを備える液晶表示装置であって、Δn(L
    C)*a/λ+Δn(S)*D/λが略一定に保たれて
    いることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 白色光を中心波長λ1、λ2、λ3の3
    色光に分光し、分光された3色光をそれぞれ液晶層の厚
    さa1、a2、a3の3枚の液晶パネルに通した後、ス
    クリーンに投射する液晶プロジェクタにおいて、前記3
    枚の液晶パネル間の液晶層の厚さaの差Δaが、3色光
    の波長λの差Δλを液晶の屈折率の異方性Δn(LC)
    で割った値Δλ/Δn(LC)以内であり、かつ前記液
    晶パネルの近傍に厚さDで液晶の屈折率の異方性と異な
    る屈折率の異方性Δn(S)の固体膜を設けて、3色光
    にそれぞれ対応する該固体膜の厚さD1、D2及びD3
    がΔn(LC)*a1/λ1+Δn(S)*D1/λ1
    =Δn(LC)*a2/λ2+Δn(S)*D2/λ2
    =Δn(LC)*a3/λ3+Δn(S)*D3/λ3
    を満たすことを特徴とする液晶プロジェクタ。
  3. 【請求項3】 中心波長λ1、λ2、λ3の3色光がそ
    れぞれ可視部の青色光、緑色光、赤色光であることを特
    徴とする請求項2の液晶プロジェクタ。
  4. 【請求項4】 3色光に対していずれか1つの固体膜の
    厚さがないことを特徴とする請求項2の液晶プロジェク
    タ。
  5. 【請求項5】 厚さD、常屈折率noの固体膜の厚さD
    が、固体膜を通過する3色光の波長をλ、M=2N+1
    となる自然数をM、Nとして、D=Mλ/(2no)を
    満たすとき、固体膜を液晶パネルの前後に2分割配置し
    て、2分割された固体膜の厚さdを最大透過条件d=D
    /2=(N+1/2)λ/(2no)とすることを特徴
    とする請求項2の液晶プロジェクタ。
  6. 【請求項6】 固体膜の結晶軸方向と液晶パネルの優先
    視角方向とを一致させることを特徴とする請求項2の液
    晶プロジェクタ。
  7. 【請求項7】 固体膜と液晶パネルとが離れていること
    を特徴とする請求項2の液晶プロジェクタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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