JPH08327387A - ナビゲーション装置 - Google Patents
ナビゲーション装置Info
- Publication number
- JPH08327387A JPH08327387A JP7132308A JP13230895A JPH08327387A JP H08327387 A JPH08327387 A JP H08327387A JP 7132308 A JP7132308 A JP 7132308A JP 13230895 A JP13230895 A JP 13230895A JP H08327387 A JPH08327387 A JP H08327387A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voice
- position data
- input
- key
- data
- Prior art date
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- Pending
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- Traffic Control Systems (AREA)
- Instructional Devices (AREA)
- Navigation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】使用者の要する音声を所望の箇所で再生できる
ナビゲーション装置を提供する事。 【構成】音声を入力する入力手段(14)と、この入力
手段(14)にて入力した任意の音声を位置データに対
応させて記憶する記憶手段(8)と、移動体の位置に係
るデータを取得する自己位置データ取得手段(2)と、
この自己位置データ取得手段(2)にて取得した自己位
置データと前記記憶手段(8)に記憶された位置データ
との一致、もしくはこの位置データとの対応を判定する
判定手段(9)と、この判定手段(9)での一致判定に
より、前記記憶手段(8)に記憶された位置データに対
応する音声を再生する再生手段(17)とを具備。
ナビゲーション装置を提供する事。 【構成】音声を入力する入力手段(14)と、この入力
手段(14)にて入力した任意の音声を位置データに対
応させて記憶する記憶手段(8)と、移動体の位置に係
るデータを取得する自己位置データ取得手段(2)と、
この自己位置データ取得手段(2)にて取得した自己位
置データと前記記憶手段(8)に記憶された位置データ
との一致、もしくはこの位置データとの対応を判定する
判定手段(9)と、この判定手段(9)での一致判定に
より、前記記憶手段(8)に記憶された位置データに対
応する音声を再生する再生手段(17)とを具備。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声を再生するナビゲ
ーション装置に関する。
ーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用のナビゲーション装置で
は、該装置を搭載した自動車の位置周辺の地図をモニタ
に表示するとともに、前記自動車が走行している位置を
前記地図上に表示している。そのため使用者は前記モニ
タに表示された地図を見ることにより、搭乗している自
動車の現在地を認識することができる。
は、該装置を搭載した自動車の位置周辺の地図をモニタ
に表示するとともに、前記自動車が走行している位置を
前記地図上に表示している。そのため使用者は前記モニ
タに表示された地図を見ることにより、搭乗している自
動車の現在地を認識することができる。
【0003】さらに従来のナビゲーション装置において
は、予め設定入力された音声を自動再生するものがあ
る。例えば当該装置を搭載した自動車が走行経路上の所
定の箇所に差し掛かると該当する音声が自動的に再生さ
れる。このような音声の自動再生には、経路誘導を行な
っている際に交差点等で案内メッセージを発生するもの
がある。また、使用者が音声を入力しその音声を認識さ
せることによりナビゲーション装置の操作を行なうもの
もある。
は、予め設定入力された音声を自動再生するものがあ
る。例えば当該装置を搭載した自動車が走行経路上の所
定の箇所に差し掛かると該当する音声が自動的に再生さ
れる。このような音声の自動再生には、経路誘導を行な
っている際に交差点等で案内メッセージを発生するもの
がある。また、使用者が音声を入力しその音声を認識さ
せることによりナビゲーション装置の操作を行なうもの
もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これら従来の
ナビゲーション装置においては、使用者が任意に音声を
録音し再生させることはできなかった。音声の再生を必
要とする地図上の箇所は、上述したような経路誘導のた
めの交差点等に限らず、使用者毎に音声発生を要する箇
所やそのメッセージの内容が異なる。例えば、ナビゲー
ション装置を搭載した自動車が急カーブ等走行に注意を
要する箇所に近付いた際に、「まもなく急カーブで
す。」といった運転上の注意を促す音声メッセージを発
生したり、例えば交通取締りが頻繁に行なわれる箇所に
近付いた際に、「取締り注意。」といった音声メッセー
ジを発生するといったように、使用者自身にとって必要
な運転上の注意等を所望の箇所で前記ナビゲーション装
置に音声で出力して欲しいことがある。また例えば、前
記自動車が使用者の知人の家の近くを通過する際に、
「ここは○○さんの家の近くです。」といった音声メッ
セージを発生させることにより、使用者が地理的に認識
している箇所に差し掛かったことを通知させ、円滑な運
転に役立てたいといった要望もある。
ナビゲーション装置においては、使用者が任意に音声を
録音し再生させることはできなかった。音声の再生を必
要とする地図上の箇所は、上述したような経路誘導のた
めの交差点等に限らず、使用者毎に音声発生を要する箇
所やそのメッセージの内容が異なる。例えば、ナビゲー
ション装置を搭載した自動車が急カーブ等走行に注意を
要する箇所に近付いた際に、「まもなく急カーブで
す。」といった運転上の注意を促す音声メッセージを発
生したり、例えば交通取締りが頻繁に行なわれる箇所に
近付いた際に、「取締り注意。」といった音声メッセー
ジを発生するといったように、使用者自身にとって必要
な運転上の注意等を所望の箇所で前記ナビゲーション装
置に音声で出力して欲しいことがある。また例えば、前
記自動車が使用者の知人の家の近くを通過する際に、
「ここは○○さんの家の近くです。」といった音声メッ
セージを発生させることにより、使用者が地理的に認識
している箇所に差し掛かったことを通知させ、円滑な運
転に役立てたいといった要望もある。
【0005】このような場合従来のナビゲーション装置
では、使用者が任意に音声を入力することができないた
め、自らが必要とする音声メッセージを所望の箇所で発
生させることができなかった。使用者が目的地に速やか
に到達するためには上記経路誘導機能により最短の経路
を選択させ、交差点等の分岐点で道路の選択の指示を受
けるだけでなく、運転上の注意を要する箇所や使用者が
各々独自に目印としている箇所等で所望の音声を発生さ
せることにより、適宜必要な情報を享受しながら運転で
きることが好ましい。
では、使用者が任意に音声を入力することができないた
め、自らが必要とする音声メッセージを所望の箇所で発
生させることができなかった。使用者が目的地に速やか
に到達するためには上記経路誘導機能により最短の経路
を選択させ、交差点等の分岐点で道路の選択の指示を受
けるだけでなく、運転上の注意を要する箇所や使用者が
各々独自に目印としている箇所等で所望の音声を発生さ
せることにより、適宜必要な情報を享受しながら運転で
きることが好ましい。
【0006】本発明の目的は、使用者の要する音声を所
望の箇所で再生できるナビゲーション装置を提供するこ
とにある。
望の箇所で再生できるナビゲーション装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、本発明のナビゲーション装置は以下の
如く構成されている。
達成するために、本発明のナビゲーション装置は以下の
如く構成されている。
【0008】(1)本発明のナビゲーション装置は、音
声を入力する入力手段と、この入力手段にて入力した任
意の音声を位置データに対応させて記憶する記憶手段
と、移動体の位置に係るデータを取得する自己位置デー
タ取得手段と、この自己位置データ取得手段にて取得し
た自己位置データと前記記憶手段に記憶された位置デー
タとの一致、もしくはこの位置データとの対応を判定す
る判定手段と、この判定手段での一致判定により、前記
記憶手段に記憶された位置データに対応する音声を再生
する再生手段とから構成されている。
声を入力する入力手段と、この入力手段にて入力した任
意の音声を位置データに対応させて記憶する記憶手段
と、移動体の位置に係るデータを取得する自己位置デー
タ取得手段と、この自己位置データ取得手段にて取得し
た自己位置データと前記記憶手段に記憶された位置デー
タとの一致、もしくはこの位置データとの対応を判定す
る判定手段と、この判定手段での一致判定により、前記
記憶手段に記憶された位置データに対応する音声を再生
する再生手段とから構成されている。
【0009】(2)本発明のナビゲーション装置は、音
声を入力する入力手段と、この入力手段にて入力した音
声を移動体の走行条件に対応させて記憶する記憶手段
と、前記移動体の走行条件に係るデータを取得する走行
条件データ取得手段と、この走行条件データ取得手段に
て取得したデータと前記記憶手段に記憶された走行条件
との一致を判定する判定手段と、この判定手段での一致
判定により、前記記憶手段に記憶された走行条件に対応
する音声を再生する再生手段とから構成されている。
声を入力する入力手段と、この入力手段にて入力した音
声を移動体の走行条件に対応させて記憶する記憶手段
と、前記移動体の走行条件に係るデータを取得する走行
条件データ取得手段と、この走行条件データ取得手段に
て取得したデータと前記記憶手段に記憶された走行条件
との一致を判定する判定手段と、この判定手段での一致
判定により、前記記憶手段に記憶された走行条件に対応
する音声を再生する再生手段とから構成されている。
【0010】(3)本発明のナビゲーション装置は上記
(1)または(2)に記載の装置であって、かつ入力手
段は所定の入力端子に接続された音源から音声を入力す
る。
(1)または(2)に記載の装置であって、かつ入力手
段は所定の入力端子に接続された音源から音声を入力す
る。
【0011】
【作用】上記手段(1)〜(3)を講じた結果、それぞ
れ次のような作用が生じる。
れ次のような作用が生じる。
【0012】(1)本発明のナビゲーション装置におい
ては、入力した任意の音声を位置データに対応させて記
憶し、その位置データと取得した自己位置データとが一
致した場合対応する音声を再生するので、使用者が要す
る音声を地図上の所望の位置と対応させて記憶できるた
め、移動体の位置が前記所望の位置と一致した際に、前
記音声が再生される。これにより、使用者は前記移動体
が自身の欲する位置に到達した際に所望の音声を聞くこ
とができるため、当該装置を搭載した自動車を運転する
際必要とする情報を適確に享受でき、円滑な運転を行な
うことができる。
ては、入力した任意の音声を位置データに対応させて記
憶し、その位置データと取得した自己位置データとが一
致した場合対応する音声を再生するので、使用者が要す
る音声を地図上の所望の位置と対応させて記憶できるた
め、移動体の位置が前記所望の位置と一致した際に、前
記音声が再生される。これにより、使用者は前記移動体
が自身の欲する位置に到達した際に所望の音声を聞くこ
とができるため、当該装置を搭載した自動車を運転する
際必要とする情報を適確に享受でき、円滑な運転を行な
うことができる。
【0013】(2)本発明のナビゲーション装置におい
ては、入力した音声を移動体の走行条件に対応させて記
憶し、その走行条件と取得した走行条件に係るデータと
が一致した場合対応する音声を再生するので、使用者が
要する音声を所望の走行条件と対応させて記憶できるた
め、当該装置を搭載した自動車の走行に係る所定の条件
例えば走行速度、走行距離、走行時間等の変化に応じて
適切な音声を発生させることができる。これにより使用
者は前記自動車を運転する際、例えば超過速度となった
ときその旨を示す音声を聞くことにより走行速度に注意
をはらうことができ、また例えば走行距離や走行時間が
長くなったとき、その旨を示す音声を聞くことにより適
度な休憩に注意をはらうことができる。このように当該
装置を使用することにより、特に安全性を考慮しつつ運
転をより適確に行なうことができる。
ては、入力した音声を移動体の走行条件に対応させて記
憶し、その走行条件と取得した走行条件に係るデータと
が一致した場合対応する音声を再生するので、使用者が
要する音声を所望の走行条件と対応させて記憶できるた
め、当該装置を搭載した自動車の走行に係る所定の条件
例えば走行速度、走行距離、走行時間等の変化に応じて
適切な音声を発生させることができる。これにより使用
者は前記自動車を運転する際、例えば超過速度となった
ときその旨を示す音声を聞くことにより走行速度に注意
をはらうことができ、また例えば走行距離や走行時間が
長くなったとき、その旨を示す音声を聞くことにより適
度な休憩に注意をはらうことができる。このように当該
装置を使用することにより、特に安全性を考慮しつつ運
転をより適確に行なうことができる。
【0014】(3)本発明のナビゲーション装置におい
ては、上記音声は所定の入力端子に接続された音源から
入力するので、使用者は前記入力端子に音響機器等を接
続することにより、自らが発する音声以外の音声例えば
音楽や効果音等を入力し、再生させることができる。こ
れにより、使用者は当該装置を搭載した自動車が自身の
欲する位置に到達した際、または所定の走行条件が満た
された場合に所望の音楽や効果音等を聞くことができ
る。
ては、上記音声は所定の入力端子に接続された音源から
入力するので、使用者は前記入力端子に音響機器等を接
続することにより、自らが発する音声以外の音声例えば
音楽や効果音等を入力し、再生させることができる。こ
れにより、使用者は当該装置を搭載した自動車が自身の
欲する位置に到達した際、または所定の走行条件が満た
された場合に所望の音楽や効果音等を聞くことができ
る。
【0015】
【実施例】以下、GPSを利用した自動車用ナビゲーシ
ョン装置に本発明を適用した場合の一実施例について図
面を参照して説明する。
ョン装置に本発明を適用した場合の一実施例について図
面を参照して説明する。
【0016】図1は本実施例に係るナビゲーション装置
の回路構成を示すブロック図である。図1において1は
アンテナであり、アンテナ1は車体のルーフ上等に設置
されているとともに、GPSブロック2に接続されてい
る。このGPSブロック2はアンテナ1が受信した衛星
からのL1帯( 1.57542GHz)のC/Aコードを逆拡
散LSIにより復調、解読して現在地の緯度、経度等を
割出すものである。
の回路構成を示すブロック図である。図1において1は
アンテナであり、アンテナ1は車体のルーフ上等に設置
されているとともに、GPSブロック2に接続されてい
る。このGPSブロック2はアンテナ1が受信した衛星
からのL1帯( 1.57542GHz)のC/Aコードを逆拡
散LSIにより復調、解読して現在地の緯度、経度等を
割出すものである。
【0017】GPSブロック2はグラフィックブロック
3に接続されている。このグラフィックブロック3に
は、主として後述するリモコンユニット20で構成され
るキーブロック4、道路情報及び地名情報からなる地図
データを記録した記録媒体であるCD−ROMが装着さ
れたCDブロック5、CRTやLCDパネルで構成され
る表示装置を有するモニタブロック6が接続されてい
る。またグラフィックブロック3には、ROM7に格納
された動作プログラム及びRAM8に記憶された種々の
データに基づいて装置全体を制御するCPU9が備えら
れている。またROM7には動作プログラムの他に複数
の定型の高速道路背景パターンが固定記憶されている。
さらにRAM8は後述するように使用者が入力する音声
メッセージと緯度、経度データとを対応付けて記憶する
領域を有している。
3に接続されている。このグラフィックブロック3に
は、主として後述するリモコンユニット20で構成され
るキーブロック4、道路情報及び地名情報からなる地図
データを記録した記録媒体であるCD−ROMが装着さ
れたCDブロック5、CRTやLCDパネルで構成され
る表示装置を有するモニタブロック6が接続されてい
る。またグラフィックブロック3には、ROM7に格納
された動作プログラム及びRAM8に記憶された種々の
データに基づいて装置全体を制御するCPU9が備えら
れている。またROM7には動作プログラムの他に複数
の定型の高速道路背景パターンが固定記憶されている。
さらにRAM8は後述するように使用者が入力する音声
メッセージと緯度、経度データとを対応付けて記憶する
領域を有している。
【0018】CPU9は通常の一般道路走行時におい
て、上記GPSブロック2から現在地の緯度、経度デー
タすなわち自己位置データが送られてくると、CPU周
辺回路ゲートアレイ(G/A)10を介して現在地周辺
の地図データ及び道路データをCDブロック5から呼出
すとともに、それらの情報をビデオRAM11を接続し
たグラフィックコントローラ12を介し、映像信号とし
て上記モニタブロック6に送るよう動作する。これによ
りモニタブロック6の表示画面に道路地図等が表示され
る。またグラフィックブロック3にはD/A変換器15
およびアンプ16を介してスピーカ17が接続されてい
る。CPU9の再生指令のもとRAM8に記憶されてい
る音声メッセージがD/A変換器15にてD/A変換さ
れ、さらにアンプ16にて増幅されスピーカ17から出
力される。なお前記再生指令はキーブロック4から手動
で所定のキー操作を行ない入力することも可能である。
また上記キーブロック4は後述する入力端子38を有し
ている。さらにキーブロック4には、A/D変換器13
を介して後述するマイク36で構成される音声入力部1
4が接続されている。
て、上記GPSブロック2から現在地の緯度、経度デー
タすなわち自己位置データが送られてくると、CPU周
辺回路ゲートアレイ(G/A)10を介して現在地周辺
の地図データ及び道路データをCDブロック5から呼出
すとともに、それらの情報をビデオRAM11を接続し
たグラフィックコントローラ12を介し、映像信号とし
て上記モニタブロック6に送るよう動作する。これによ
りモニタブロック6の表示画面に道路地図等が表示され
る。またグラフィックブロック3にはD/A変換器15
およびアンプ16を介してスピーカ17が接続されてい
る。CPU9の再生指令のもとRAM8に記憶されてい
る音声メッセージがD/A変換器15にてD/A変換さ
れ、さらにアンプ16にて増幅されスピーカ17から出
力される。なお前記再生指令はキーブロック4から手動
で所定のキー操作を行ない入力することも可能である。
また上記キーブロック4は後述する入力端子38を有し
ている。さらにキーブロック4には、A/D変換器13
を介して後述するマイク36で構成される音声入力部1
4が接続されている。
【0019】図2は上記キーブロック4を主として構成
するリモコンユニット20の外観構成を示す図であり、
図2の(a)は左側面図、図2の(b)は上面図であ
る。リモコンユニット20は、リモコン本体ケース21
がケーブル40によりキーブロック4に接続されている
ワイヤードリモートコントローラである。図2の(a)
に示すように、リモコン本体ケース21の左側面にはス
ライドスイッチにより電源のオン/オフを行なう電源ス
イッチ22、音声メッセージ録音を開始、終了する際に
操作するRECORDキー37、後述する外部音声源を
接続するための入力端子38が設けられている。また図
2の(b)に示すようにリモコン本体ケース21の上面
には、電源LED23、NAVI/CDキー24、TV
キー25、FM/DATAキー26、MENUキー2
7、カーソルキー28、ENTERキー29、ポジショ
ンキー(図3の(b)では「POS」と示す)30、縮
尺変更/チューニングキー31、MARKキー32、P
OINTキー33、HOMEキー34、VIDEOキー
35、マイク36が備えられている。
するリモコンユニット20の外観構成を示す図であり、
図2の(a)は左側面図、図2の(b)は上面図であ
る。リモコンユニット20は、リモコン本体ケース21
がケーブル40によりキーブロック4に接続されている
ワイヤードリモートコントローラである。図2の(a)
に示すように、リモコン本体ケース21の左側面にはス
ライドスイッチにより電源のオン/オフを行なう電源ス
イッチ22、音声メッセージ録音を開始、終了する際に
操作するRECORDキー37、後述する外部音声源を
接続するための入力端子38が設けられている。また図
2の(b)に示すようにリモコン本体ケース21の上面
には、電源LED23、NAVI/CDキー24、TV
キー25、FM/DATAキー26、MENUキー2
7、カーソルキー28、ENTERキー29、ポジショ
ンキー(図3の(b)では「POS」と示す)30、縮
尺変更/チューニングキー31、MARKキー32、P
OINTキー33、HOMEキー34、VIDEOキー
35、マイク36が備えられている。
【0020】電源LED23は、上記電源スイッチ22
により電源がオンとされた際に赤色で点灯する。NAV
I/CDキー24は、当該ナビゲーション装置でナビゲ
ーション動作を行なうとき、または本実施例では説明を
省略するがCDブロック5に音楽用のCDを装着して音
楽鑑賞を行なうときに操作するキーである。TVキー2
5は、本実施例では説明を省略するがグラフィックブロ
ック3に図示しないテレビチューナを接続して上記モニ
タブロック6にてテレビ鑑賞を行なうときに操作するキ
ーであり、FM/DATAキー26は、同じく本実施例
では説明を省略するがグラフィックブロック3に図示し
ないFMチューナを接続して上記モニタブロック6にて
FMデータ多重放送による文字データ等を表示させると
きに操作するキーである。MENUキー27はメニュー
画面の表示を指示するキーであり、カーソルキー28は
メニュー画面等でモニタブロック6の表示画面上に表示
されるカーソルの上下左右各方向への移動を指示するリ
ング状のキーである。また、ENTERキー29は上記
カーソルキー28の移動により表示画面上のカーソルで
指し示されるアイコン等を操作指示するためのキーであ
る。
により電源がオンとされた際に赤色で点灯する。NAV
I/CDキー24は、当該ナビゲーション装置でナビゲ
ーション動作を行なうとき、または本実施例では説明を
省略するがCDブロック5に音楽用のCDを装着して音
楽鑑賞を行なうときに操作するキーである。TVキー2
5は、本実施例では説明を省略するがグラフィックブロ
ック3に図示しないテレビチューナを接続して上記モニ
タブロック6にてテレビ鑑賞を行なうときに操作するキ
ーであり、FM/DATAキー26は、同じく本実施例
では説明を省略するがグラフィックブロック3に図示し
ないFMチューナを接続して上記モニタブロック6にて
FMデータ多重放送による文字データ等を表示させると
きに操作するキーである。MENUキー27はメニュー
画面の表示を指示するキーであり、カーソルキー28は
メニュー画面等でモニタブロック6の表示画面上に表示
されるカーソルの上下左右各方向への移動を指示するリ
ング状のキーである。また、ENTERキー29は上記
カーソルキー28の移動により表示画面上のカーソルで
指し示されるアイコン等を操作指示するためのキーであ
る。
【0021】ポジションキー30は上記アンテナ1及び
GPSブロック2により割出された現在地の緯度、経度
等を表示させるためのキーであり、縮尺変更/チューニ
ングキー31はナビゲーション動作時に表示される地図
の縮尺の変更指示を行なうとともに、テレビまたはラジ
オの受信動作時にアップ/ダウンチューニングを指示す
るキーである。MARKキー32は地図データの任意位
置に経路誘導機能での通過位置等をマーキングするため
のキー、POINTキー33は経路誘導機能の動作時に
目的地の設定及び目的地側への画面スクロール等を指示
するキー、HOMEキー34は同じく経路誘導機能の動
作時に現在地の設定及び現在地側への画面スクロール等
を指示するキーである。VIDEOキー35は本実施例
では説明を省略するがグラフィックブロック3に図示し
ないビデオカメラ等を接続して上記モニタブロック6に
てビデオ鑑賞を行なうときに操作するキーである。マイ
ク36は使用者が音声メッセージを入力するためのもの
である。このマイク36から入力された音声メッセージ
は音声入力部14からA/D変換器13へ出力され、デ
ジタルデータに変換される。そしてこの変換されたデジ
タルデータはA/D変換器13からキーブロック4を介
してグラフィックブロック3に出力され、後述するよう
にRAM8に記憶される。
GPSブロック2により割出された現在地の緯度、経度
等を表示させるためのキーであり、縮尺変更/チューニ
ングキー31はナビゲーション動作時に表示される地図
の縮尺の変更指示を行なうとともに、テレビまたはラジ
オの受信動作時にアップ/ダウンチューニングを指示す
るキーである。MARKキー32は地図データの任意位
置に経路誘導機能での通過位置等をマーキングするため
のキー、POINTキー33は経路誘導機能の動作時に
目的地の設定及び目的地側への画面スクロール等を指示
するキー、HOMEキー34は同じく経路誘導機能の動
作時に現在地の設定及び現在地側への画面スクロール等
を指示するキーである。VIDEOキー35は本実施例
では説明を省略するがグラフィックブロック3に図示し
ないビデオカメラ等を接続して上記モニタブロック6に
てビデオ鑑賞を行なうときに操作するキーである。マイ
ク36は使用者が音声メッセージを入力するためのもの
である。このマイク36から入力された音声メッセージ
は音声入力部14からA/D変換器13へ出力され、デ
ジタルデータに変換される。そしてこの変換されたデジ
タルデータはA/D変換器13からキーブロック4を介
してグラフィックブロック3に出力され、後述するよう
にRAM8に記憶される。
【0022】次に、以上のように構成されたナビゲーシ
ョン装置の動作を図3および図4に示すフローチャート
を基に説明する。なお図3は使用者が当該ナビゲーショ
ン装置にて音声メッセージを入力する動作手順を示し、
図4は当該ナビゲーション装置にて自動的に前記音声メ
ッセージを再生する動作手順を示している。
ョン装置の動作を図3および図4に示すフローチャート
を基に説明する。なお図3は使用者が当該ナビゲーショ
ン装置にて音声メッセージを入力する動作手順を示し、
図4は当該ナビゲーション装置にて自動的に前記音声メ
ッセージを再生する動作手順を示している。
【0023】当該ナビゲーション装置にて音声メッセー
ジを入力する場合、まずステップS1で、使用者がリモ
コンユニット20のカーソルキー28等を操作しモニタ
ブロック6の表示画面上に表示されている道路地図上
で、カーソルにより音声メッセージの発生を要する箇所
を指定する(例えば、急カーブの入口付近)。そしてス
テップS2で、CPU9は使用者がリモコンユニット2
0のRECORDキー37をONにしたことを、キーブ
ロック4から検出すると、ステップS3で、RAM8に
おける音声録音の領域に録音が可能か否かすなわち録音
の領域が空いているか否かを判定する。そして空いてい
ると判定した場合、ステップS4で、CPU9は使用者
がマイク36すなわち音声入力部14から任意に音声メ
ッセージ(例えば、「急カーブです。スピード押さえ
て。」)を入力し、RECORDキー37をOFFにし
たことを検知すると、ステップS5で、その入力された
音声メッセージをA/D変換器13でデジタルデータに
変換しキーブロック4を介してグラフィックブロック3
内に入力する。そしてCPU9は上記ステップS1で指
定された道路地図上の箇所に該当する緯度、経度データ
をCDブロック5から読出し、その緯度、経度データと
前記音声メッセージとを対応させてRAM8に記憶す
る。
ジを入力する場合、まずステップS1で、使用者がリモ
コンユニット20のカーソルキー28等を操作しモニタ
ブロック6の表示画面上に表示されている道路地図上
で、カーソルにより音声メッセージの発生を要する箇所
を指定する(例えば、急カーブの入口付近)。そしてス
テップS2で、CPU9は使用者がリモコンユニット2
0のRECORDキー37をONにしたことを、キーブ
ロック4から検出すると、ステップS3で、RAM8に
おける音声録音の領域に録音が可能か否かすなわち録音
の領域が空いているか否かを判定する。そして空いてい
ると判定した場合、ステップS4で、CPU9は使用者
がマイク36すなわち音声入力部14から任意に音声メ
ッセージ(例えば、「急カーブです。スピード押さえ
て。」)を入力し、RECORDキー37をOFFにし
たことを検知すると、ステップS5で、その入力された
音声メッセージをA/D変換器13でデジタルデータに
変換しキーブロック4を介してグラフィックブロック3
内に入力する。そしてCPU9は上記ステップS1で指
定された道路地図上の箇所に該当する緯度、経度データ
をCDブロック5から読出し、その緯度、経度データと
前記音声メッセージとを対応させてRAM8に記憶す
る。
【0024】また上記ステップS3で、RAM8に録音
の領域が空いていないと判定した場合、CPU9はステ
ップS6で、予めRAM8に記憶されている録音ができ
ない旨を示すメッセージ(例えば、“録音できませ
ん”)をグラフィックコントローラ12を介し、モニタ
ブロック6に送るよう動作する。これによりモニタブロ
ック6の表示画面に録音ができない旨のメッセージが表
示される。なお、この録音ができない旨のメッセージ
は、D/A変換器15およびアンプ16を介してスピー
カ17から音声にて出力することもできる。
の領域が空いていないと判定した場合、CPU9はステ
ップS6で、予めRAM8に記憶されている録音ができ
ない旨を示すメッセージ(例えば、“録音できませ
ん”)をグラフィックコントローラ12を介し、モニタ
ブロック6に送るよう動作する。これによりモニタブロ
ック6の表示画面に録音ができない旨のメッセージが表
示される。なお、この録音ができない旨のメッセージ
は、D/A変換器15およびアンプ16を介してスピー
カ17から音声にて出力することもできる。
【0025】次に、当該ナビゲーション装置にて上述し
た手順で録音した音声メッセージを再生する場合、まず
ステップS7で、CPU9はGPSブロック2から現在
地の緯度、経度データが送られてくると、ステップS8
で、その緯度、経度データに対応した音声メッセージが
RAM8に記憶されているか否かを検索する。そして記
憶されている場合、ステップS9で、CPU9はその緯
度、経度データと対応して記憶されている音声メッセー
ジ(上記「急カーブです。スピード押さえて。」)をR
AM8から読出し、D/A変換器15およびアンプ16
を介してスピーカ17から出力する。
た手順で録音した音声メッセージを再生する場合、まず
ステップS7で、CPU9はGPSブロック2から現在
地の緯度、経度データが送られてくると、ステップS8
で、その緯度、経度データに対応した音声メッセージが
RAM8に記憶されているか否かを検索する。そして記
憶されている場合、ステップS9で、CPU9はその緯
度、経度データと対応して記憶されている音声メッセー
ジ(上記「急カーブです。スピード押さえて。」)をR
AM8から読出し、D/A変換器15およびアンプ16
を介してスピーカ17から出力する。
【0026】また上記ステップS8で、前記緯度、経度
データに対応した音声メッセージがRAM8に記憶され
ていない場合、再び上記ステップS7でCPU9はGP
Sブロック2から現在地の緯度、経度のデータを取得す
る。このようなステップS7乃至S9の一連の動作を、
CPU9がステップS10で電源スイッチ22がオフに
されたことを検出するまで繰り返し実行する。
データに対応した音声メッセージがRAM8に記憶され
ていない場合、再び上記ステップS7でCPU9はGP
Sブロック2から現在地の緯度、経度のデータを取得す
る。このようなステップS7乃至S9の一連の動作を、
CPU9がステップS10で電源スイッチ22がオフに
されたことを検出するまで繰り返し実行する。
【0027】上記実施例によれば、使用者は地図上の任
意の位置や前記地図上に表示される所定のマークあるい
は交差点等を指定して音声メッセージ入力を行なう。そ
して、認識中の現在地が該音声メッセージの自動再生条
件に合致している、すなわちGPSブロック2から取得
した緯度、経度データとRAM8に記憶されているいず
れかの緯度、経度データとが一致していると判断された
場合該当する音声メッセージが自動再生される。このよ
うにしてナビゲーション装置を所謂音声メモに活用する
ことが可能になる。
意の位置や前記地図上に表示される所定のマークあるい
は交差点等を指定して音声メッセージ入力を行なう。そ
して、認識中の現在地が該音声メッセージの自動再生条
件に合致している、すなわちGPSブロック2から取得
した緯度、経度データとRAM8に記憶されているいず
れかの緯度、経度データとが一致していると判断された
場合該当する音声メッセージが自動再生される。このよ
うにしてナビゲーション装置を所謂音声メモに活用する
ことが可能になる。
【0028】上記実施例による音声メッセージには、以
下のような例が考えられる。
下のような例が考えられる。
【0029】・「ここは○○さんの家のそば」(使用者
の知人の家の近くを通過するとき) ・「この角は右に曲がる」(見通しの悪い曲り角に近付
いたとき) ・「交通規制多い」(速度規制や車線規制等の多い箇所
にて) ・「気をつけてね」(自宅を出発するとき) ・「もうすぐだから頑張って」(目的地に近付いたと
き) (変形例)上記実施例に示されたナビゲーション装置は
下記の変形例を含んでいる。
の知人の家の近くを通過するとき) ・「この角は右に曲がる」(見通しの悪い曲り角に近付
いたとき) ・「交通規制多い」(速度規制や車線規制等の多い箇所
にて) ・「気をつけてね」(自宅を出発するとき) ・「もうすぐだから頑張って」(目的地に近付いたと
き) (変形例)上記実施例に示されたナビゲーション装置は
下記の変形例を含んでいる。
【0030】(1) 上記実施例では使用者の声を録音する
例を示したが、入力端子38に接続された外部音源から
音楽や効果音等を入力、録音し諸条件に連動して再生さ
せることも可能である。例えば、○○家の付近を通過し
たら「ベ−ト−ベンの第9」の音楽が流れる等。
例を示したが、入力端子38に接続された外部音源から
音楽や効果音等を入力、録音し諸条件に連動して再生さ
せることも可能である。例えば、○○家の付近を通過し
たら「ベ−ト−ベンの第9」の音楽が流れる等。
【0031】(2) CPU9による再生指令出力の条件
は、上記実施例のように該当する緯度、経度データがR
AM8に記憶されているか否かに限らない。例えば走行
速度、走行距離、走行時間、表示中の画面の変化、特定
のキー操作、図示しないペンの入力による地図上の任意
の位置の指定等に連動して再生させることも可能であ
る。音声メッセージの例としては、 ・「そろそろ休んだら?」(連続走行時間が長時間例え
ば2時間等、予め設定されている時間を越えたとき) ・「スピードの出し過ぎです」(例えば60km/h等、予
め設定された速度を越えたとき)等。
は、上記実施例のように該当する緯度、経度データがR
AM8に記憶されているか否かに限らない。例えば走行
速度、走行距離、走行時間、表示中の画面の変化、特定
のキー操作、図示しないペンの入力による地図上の任意
の位置の指定等に連動して再生させることも可能であ
る。音声メッセージの例としては、 ・「そろそろ休んだら?」(連続走行時間が長時間例え
ば2時間等、予め設定されている時間を越えたとき) ・「スピードの出し過ぎです」(例えば60km/h等、予
め設定された速度を越えたとき)等。
【0032】(3) 上記実施例では緯度、経度データに応
じて自動再生させており、現在地の認識手段として人工
衛星を使用したGPSにより現在地の位置決めを行なう
ようにしたが、方位センサ(進行方向検出手段)と距離
センサ(移動量検出手段)とにより走行軌跡を求めて相
対位置を求めるようにしてもよい。この方法は推測航法
と呼ばれるものである。また、この推測航法により求め
た走行軌跡と地図の道路形状とを比較し、通過道路を判
定することにより地図上の位置を求めるようにしてもよ
い。この方法はマップマッチングと呼ばれるものであ
る。また、このマップマッチングとGPSとを組み合わ
せてもよい。
じて自動再生させており、現在地の認識手段として人工
衛星を使用したGPSにより現在地の位置決めを行なう
ようにしたが、方位センサ(進行方向検出手段)と距離
センサ(移動量検出手段)とにより走行軌跡を求めて相
対位置を求めるようにしてもよい。この方法は推測航法
と呼ばれるものである。また、この推測航法により求め
た走行軌跡と地図の道路形状とを比較し、通過道路を判
定することにより地図上の位置を求めるようにしてもよ
い。この方法はマップマッチングと呼ばれるものであ
る。また、このマップマッチングとGPSとを組み合わ
せてもよい。
【0033】(4) 上記実施例では緯度、経度データに応
じて自動再生させているが、緯度、経度データに加え
て、進行方向データにも応じて自動再生させることもで
きる。すなわち、ある地点を通過する際に、特定の方向
に向かっている時のみ自動再生するようにするもので、
このようにすることによってその進行方向先にのみ関連
する情報等には有効である。また、緯度、経度データに
加えて、時間データにも応じて自動再生させることで、
例えば右左折の可/不可の情報などのように時間帯によ
りその有効性が変化するデータの場合、データが有効な
時間帯だけ自動再生させるようにすることで不必要に自
動再生することが避けられる。
じて自動再生させているが、緯度、経度データに加え
て、進行方向データにも応じて自動再生させることもで
きる。すなわち、ある地点を通過する際に、特定の方向
に向かっている時のみ自動再生するようにするもので、
このようにすることによってその進行方向先にのみ関連
する情報等には有効である。また、緯度、経度データに
加えて、時間データにも応じて自動再生させることで、
例えば右左折の可/不可の情報などのように時間帯によ
りその有効性が変化するデータの場合、データが有効な
時間帯だけ自動再生させるようにすることで不必要に自
動再生することが避けられる。
【0034】(5) さらに、上記実施例では使用者が入力
した緯度、経度データに対応させて音声メッセージを入
力するようにしているが、例えば走行中に自己位置(自
己位置の緯度、経度データ)に対応させて音声メッセー
ジを入力できるようにすることで、使い勝手の向上を図
ることができる。このデータを自動再生させる際には、
対応する緯度、経度データに応じて自動再生させる方法
以外に、対応する緯度、経度データの付近に近付いた時
に自動再生させるようにすると音声入力時のタイムラグ
が相殺されて再生されることになり、さらに使い勝手が
良好になる。
した緯度、経度データに対応させて音声メッセージを入
力するようにしているが、例えば走行中に自己位置(自
己位置の緯度、経度データ)に対応させて音声メッセー
ジを入力できるようにすることで、使い勝手の向上を図
ることができる。このデータを自動再生させる際には、
対応する緯度、経度データに応じて自動再生させる方法
以外に、対応する緯度、経度データの付近に近付いた時
に自動再生させるようにすると音声入力時のタイムラグ
が相殺されて再生されることになり、さらに使い勝手が
良好になる。
【0035】また、それ以外に走行中に音声メッセージ
を入力する時には、走行中に自己位置の少し前、若しく
は少し後、または少し前と後の緯度、経度データに対応
させて音声メッセージを入力するようにしておけば、緯
度、経度データに応じて自動再生するだけで充分に使い
勝手がよくなる。
を入力する時には、走行中に自己位置の少し前、若しく
は少し後、または少し前と後の緯度、経度データに対応
させて音声メッセージを入力するようにしておけば、緯
度、経度データに応じて自動再生するだけで充分に使い
勝手がよくなる。
【0036】(実施例のまとめ)実施例に示された構成
および作用効果をまとめると次の通りである。
および作用効果をまとめると次の通りである。
【0037】[1]実施例に示されたナビゲーション装
置は、音声を入力する入力手段(14)と、この入力手
段(14)にて入力した任意の音声を位置データに対応
させて記憶する記憶手段(8)と、移動体の位置に係る
データを取得する自己位置データ取得手段(2)と、こ
の自己位置データ取得手段(2)にて取得した自己位置
データと前記記憶手段(8)に記憶された位置データと
の一致、もしくはこの位置データとの対応を判定する判
定手段(9)と、この判定手段(9)での一致判定によ
り、前記記憶手段(8)に記憶された位置データに対応
する音声を再生する再生手段(17)とから構成されて
いる。
置は、音声を入力する入力手段(14)と、この入力手
段(14)にて入力した任意の音声を位置データに対応
させて記憶する記憶手段(8)と、移動体の位置に係る
データを取得する自己位置データ取得手段(2)と、こ
の自己位置データ取得手段(2)にて取得した自己位置
データと前記記憶手段(8)に記憶された位置データと
の一致、もしくはこの位置データとの対応を判定する判
定手段(9)と、この判定手段(9)での一致判定によ
り、前記記憶手段(8)に記憶された位置データに対応
する音声を再生する再生手段(17)とから構成されて
いる。
【0038】したがって上記ナビゲーション装置におい
ては、入力した任意の音声を位置データに対応させて記
憶し、その位置データと取得した自己位置データとが一
致した場合対応する音声を再生するので、使用者が要す
る音声を地図上の所望の位置と対応させて記憶できるた
め、移動体の位置が前記所望の位置と一致した際に、前
記音声が再生される。これにより、使用者は前記移動体
が自身の欲する位置に到達した際に所望の音声を聞くこ
とができるため、当該装置を搭載した自動車を運転する
際必要とする情報を適確に享受でき、円滑な運転を行な
うことができる。
ては、入力した任意の音声を位置データに対応させて記
憶し、その位置データと取得した自己位置データとが一
致した場合対応する音声を再生するので、使用者が要す
る音声を地図上の所望の位置と対応させて記憶できるた
め、移動体の位置が前記所望の位置と一致した際に、前
記音声が再生される。これにより、使用者は前記移動体
が自身の欲する位置に到達した際に所望の音声を聞くこ
とができるため、当該装置を搭載した自動車を運転する
際必要とする情報を適確に享受でき、円滑な運転を行な
うことができる。
【0039】[2]実施例に示されたナビゲーション装
置は、音声を入力する入力手段(14)と、この入力手
段(14)にて入力した音声を移動体の走行条件に対応
させて記憶する記憶手段(8)と、前記移動体の走行条
件に係るデータを取得する走行条件データ取得手段と、
この走行条件データ取得手段にて取得したデータと前記
記憶手段(8)に記憶された走行条件との一致を判定す
る判定手段(9)と、この判定手段(9)での一致判定
により、前記記憶手段(8)に記憶された走行条件に対
応する音声を再生する再生手段(17)とから構成され
ている。
置は、音声を入力する入力手段(14)と、この入力手
段(14)にて入力した音声を移動体の走行条件に対応
させて記憶する記憶手段(8)と、前記移動体の走行条
件に係るデータを取得する走行条件データ取得手段と、
この走行条件データ取得手段にて取得したデータと前記
記憶手段(8)に記憶された走行条件との一致を判定す
る判定手段(9)と、この判定手段(9)での一致判定
により、前記記憶手段(8)に記憶された走行条件に対
応する音声を再生する再生手段(17)とから構成され
ている。
【0040】したがって上記ナビゲーション装置におい
ては、入力した音声を移動体の走行条件に対応させて記
憶し、その走行条件と取得した走行条件に係るデータと
が一致した場合対応する音声を再生するので、使用者が
要する音声を所望の走行条件と対応させて記憶できるた
め、当該装置を搭載した自動車の走行に係る所定の条件
例えば走行速度、走行距離、走行時間等の変化に応じて
適切な音声を発生させることができる。これにより使用
者は前記自動車を運転する際、例えば超過速度となった
ときその旨を示す音声を聞くことにより走行速度に注意
をはらうことができ、また例えば走行距離や走行時間が
長くなったとき、その旨を示す音声を聞くことにより適
度な休憩に注意をはらうことができる。このように当該
装置を使用することにより、特に安全性を考慮しつつ運
転をより適確に行なうことができる。
ては、入力した音声を移動体の走行条件に対応させて記
憶し、その走行条件と取得した走行条件に係るデータと
が一致した場合対応する音声を再生するので、使用者が
要する音声を所望の走行条件と対応させて記憶できるた
め、当該装置を搭載した自動車の走行に係る所定の条件
例えば走行速度、走行距離、走行時間等の変化に応じて
適切な音声を発生させることができる。これにより使用
者は前記自動車を運転する際、例えば超過速度となった
ときその旨を示す音声を聞くことにより走行速度に注意
をはらうことができ、また例えば走行距離や走行時間が
長くなったとき、その旨を示す音声を聞くことにより適
度な休憩に注意をはらうことができる。このように当該
装置を使用することにより、特に安全性を考慮しつつ運
転をより適確に行なうことができる。
【0041】[3]実施例に示されたナビゲーション装
置は上記[1]または[2]に記載の装置であって、か
つ入力手段は所定の入力端子(38)に接続された音源
から音声を入力する。
置は上記[1]または[2]に記載の装置であって、か
つ入力手段は所定の入力端子(38)に接続された音源
から音声を入力する。
【0042】したがって上記ナビゲーション装置におい
ては、上記音声は所定の入力端子(38)に接続された
音源から入力するので、使用者は前記入力端子(38)
に音響機器等を接続することにより、自らが発する音声
以外の音声例えば音楽や効果音等を入力し、再生させる
ことができる。これにより、使用者は当該装置を搭載し
た自動車が自身の欲する位置に到達した際、または所定
の走行条件が満たされた場合に所望の音楽や効果音等を
聞くことができる。
ては、上記音声は所定の入力端子(38)に接続された
音源から入力するので、使用者は前記入力端子(38)
に音響機器等を接続することにより、自らが発する音声
以外の音声例えば音楽や効果音等を入力し、再生させる
ことができる。これにより、使用者は当該装置を搭載し
た自動車が自身の欲する位置に到達した際、または所定
の走行条件が満たされた場合に所望の音楽や効果音等を
聞くことができる。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、使用者の要する音声を
所望の箇所で再生できるナビゲーション装置を提供でき
る。
所望の箇所で再生できるナビゲーション装置を提供でき
る。
【図1】本発明の一実施例に係るナビゲーション装置の
回路構成を示すブロック図。
回路構成を示すブロック図。
【図2】本発明の一実施例に係るリモコンユニットの外
観構成を示す図。
観構成を示す図。
【図3】本発明の一実施例に係るナビゲーション装置の
動作を示すフローチャート。
動作を示すフローチャート。
【図4】本発明の一実施例に係るナビゲーション装置の
動作を示すフローチャート。
動作を示すフローチャート。
1…アンテナ、2…GPSブロック、3…グラフィック
ブロック、4…キーブロック、5…CDブロック、6…
モニタブロック、7…ROM、8…RAM、9…CP
U、10…CPU周辺回路ゲートアレイ(G/A)、1
1…ビデオRAM、12…グラフィックコントローラ、
13…A/D変換器、14…音声入力部、15…D/A
変換器、16…アンプ、17…スピーカ、20…リモコ
ンユニット、21…リモコン本体ケース、22…電源ス
イッチ、23…電源LED、24…NAVI/CDキ
ー、25…TVキー、26…FM/DATAキー、27
…MENUキー、28…カーソルキー、29…ENTE
Rキー、30…ポジションキー、31…縮尺変更/チュ
ーニングキー、32…MARKキー、33…POINT
キー、34…HOMEキー、35…VIDEOキー、3
6…マイク、37…RECORDキー、38…入力端
子、40…ケーブル。
ブロック、4…キーブロック、5…CDブロック、6…
モニタブロック、7…ROM、8…RAM、9…CP
U、10…CPU周辺回路ゲートアレイ(G/A)、1
1…ビデオRAM、12…グラフィックコントローラ、
13…A/D変換器、14…音声入力部、15…D/A
変換器、16…アンプ、17…スピーカ、20…リモコ
ンユニット、21…リモコン本体ケース、22…電源ス
イッチ、23…電源LED、24…NAVI/CDキ
ー、25…TVキー、26…FM/DATAキー、27
…MENUキー、28…カーソルキー、29…ENTE
Rキー、30…ポジションキー、31…縮尺変更/チュ
ーニングキー、32…MARKキー、33…POINT
キー、34…HOMEキー、35…VIDEOキー、3
6…マイク、37…RECORDキー、38…入力端
子、40…ケーブル。
Claims (3)
- 【請求項1】音声を入力する入力手段と、 この入力手段にて入力した任意の音声を位置データに対
応させて記憶する記憶手段と、 移動体の位置に係るデータを取得する自己位置データ取
得手段と、 この自己位置データ取得手段にて取得した自己位置デー
タと前記記憶手段に記憶された位置データとの一致、も
しくはこの位置データとの対応を判定する判定手段と、 この判定手段での一致判定により、前記記憶手段に記憶
された位置データに対応する音声を再生する再生手段
と、 を具備したことを特徴とするナビゲーション装置。 - 【請求項2】音声を入力する入力手段と、 この入力手段にて入力した音声を移動体の走行条件に対
応させて記憶する記憶手段と、 前記移動体の走行条件に係るデータを取得する走行条件
データ取得手段と、 この走行条件データ取得手段にて取得したデータと前記
記憶手段に記憶された走行条件との一致を判定する判定
手段と、 この判定手段での一致判定により、前記記憶手段に記憶
された走行条件に対応する音声を再生する再生手段と、 を具備したことを特徴とするナビゲーション装置。 - 【請求項3】入力手段は所定の入力端子に接続された音
源から音声を入力することを特徴とする請求項1または
2に記載のナビゲーション装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7132308A JPH08327387A (ja) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | ナビゲーション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7132308A JPH08327387A (ja) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | ナビゲーション装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08327387A true JPH08327387A (ja) | 1996-12-13 |
Family
ID=15078279
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7132308A Pending JPH08327387A (ja) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | ナビゲーション装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08327387A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001141494A (ja) * | 1999-11-10 | 2001-05-25 | Mitsubishi Electric Corp | 車載用ナビゲーション装置 |
JP2002365067A (ja) * | 2001-06-06 | 2002-12-18 | Denso Corp | データ出力装置およびプログラム |
JP2004198233A (ja) * | 2002-12-18 | 2004-07-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ナビゲーション装置 |
JP2007040869A (ja) * | 2005-08-04 | 2007-02-15 | Nissan Motor Co Ltd | 走行支援装置および方法 |
JP2008224604A (ja) * | 2007-03-15 | 2008-09-25 | Funai Electric Co Ltd | ナビゲーション装置 |
JP2021032857A (ja) * | 2019-08-29 | 2021-03-01 | 株式会社Subaru | 情報処理装置、情報処理方法、音声出力システム、プログラム |
-
1995
- 1995-05-30 JP JP7132308A patent/JPH08327387A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001141494A (ja) * | 1999-11-10 | 2001-05-25 | Mitsubishi Electric Corp | 車載用ナビゲーション装置 |
JP2002365067A (ja) * | 2001-06-06 | 2002-12-18 | Denso Corp | データ出力装置およびプログラム |
JP2004198233A (ja) * | 2002-12-18 | 2004-07-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ナビゲーション装置 |
JP2007040869A (ja) * | 2005-08-04 | 2007-02-15 | Nissan Motor Co Ltd | 走行支援装置および方法 |
JP2008224604A (ja) * | 2007-03-15 | 2008-09-25 | Funai Electric Co Ltd | ナビゲーション装置 |
JP2021032857A (ja) * | 2019-08-29 | 2021-03-01 | 株式会社Subaru | 情報処理装置、情報処理方法、音声出力システム、プログラム |
US12152898B2 (en) | 2019-08-29 | 2024-11-26 | Subaru Corporation | Information processor, information processing method, audio output system, and computer-readable recording medium |
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