JPH08326975A - ホース - Google Patents
ホースInfo
- Publication number
- JPH08326975A JPH08326975A JP13080195A JP13080195A JPH08326975A JP H08326975 A JPH08326975 A JP H08326975A JP 13080195 A JP13080195 A JP 13080195A JP 13080195 A JP13080195 A JP 13080195A JP H08326975 A JPH08326975 A JP H08326975A
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- JP
- Japan
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- hose
- projection
- peripheral surface
- pipe
- hole
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ホースと相手部材との引き抜き強度を向上させ
る。 【構成】相手部材2が挿入される端部の内周表面に相手
部材2の外周表面に形成された突起21と係合する凹部
10をもつことを特徴とする。凹部10と突起21との
機械的な係合により引き抜き強度が向上する。
る。 【構成】相手部材2が挿入される端部の内周表面に相手
部材2の外周表面に形成された突起21と係合する凹部
10をもつことを特徴とする。凹部10と突起21との
機械的な係合により引き抜き強度が向上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のウォーターホー
スなど、比較的低圧で使用されるホースに関する。
スなど、比較的低圧で使用されるホースに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車エンジンの冷却水を循環させるの
に用いられるゴム製のウォーターホース100は、図5
に示すようにシリンダブロックとラジエータから突出す
るパイプ200に両端が挿通されている。そして板バネ
クランプ101などを用いてパイプ200に締結するこ
とで、シール性と抜け止め性が確保されている。
に用いられるゴム製のウォーターホース100は、図5
に示すようにシリンダブロックとラジエータから突出す
るパイプ200に両端が挿通されている。そして板バネ
クランプ101などを用いてパイプ200に締結するこ
とで、シール性と抜け止め性が確保されている。
【0003】ところでクランプなどによる締結だけで高
いシール性と抜け防止性を確保するには、ホースの内周
表面とパイプの外周表面とを密接させ、かつその間の摩
擦抵抗を大きくすることが望ましい。そこでパイプの先
端にリング状の突条部を形成し、その突条部でホースを
拡径することでホースの弾性反力による緊迫力を発生さ
せ、パイプとの圧接力を高めている。
いシール性と抜け防止性を確保するには、ホースの内周
表面とパイプの外周表面とを密接させ、かつその間の摩
擦抵抗を大きくすることが望ましい。そこでパイプの先
端にリング状の突条部を形成し、その突条部でホースを
拡径することでホースの弾性反力による緊迫力を発生さ
せ、パイプとの圧接力を高めている。
【0004】また曲り形状のウォーターホースは、所定
の曲り形状をもつマンドレルを押出成形された未加硫ゴ
ムホースに挿入し、その状態で加硫することで製造され
ている。しかし曲り形状のマンドレルを未加硫ゴムホー
スに挿入する作業や、加硫後の曲りホースからマンドレ
ルを抜く作業には、多大な労力が必要となるという不具
合がある。そこで、未加硫ゴムホースの内周表面に離型
剤を塗布しておき、離型剤による摩擦抵抗の低減効果に
よりこの労力を低減することが行われているが、得られ
た曲りホースの内周表面には離型剤が付着し、これがパ
イプとの摩擦抵抗を低減するためパイプからホースが抜
け易くなるという問題があった。
の曲り形状をもつマンドレルを押出成形された未加硫ゴ
ムホースに挿入し、その状態で加硫することで製造され
ている。しかし曲り形状のマンドレルを未加硫ゴムホー
スに挿入する作業や、加硫後の曲りホースからマンドレ
ルを抜く作業には、多大な労力が必要となるという不具
合がある。そこで、未加硫ゴムホースの内周表面に離型
剤を塗布しておき、離型剤による摩擦抵抗の低減効果に
よりこの労力を低減することが行われているが、得られ
た曲りホースの内周表面には離型剤が付着し、これがパ
イプとの摩擦抵抗を低減するためパイプからホースが抜
け易くなるという問題があった。
【0005】そのため従来では、パイプの挿入前にホー
スを洗浄して離型剤を除去する工程が一般に行われてい
る。
スを洗浄して離型剤を除去する工程が一般に行われてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが近年の自動車
の性能の向上により、冷却水の圧力が増大してウォータ
ーホースのシール性及び抜け止め性にもさらなる向上が
求められている。ホースに弾性による大きな緊迫力をも
たせるには、パイプ先端の突条部の外径をホースの内径
より大きくすることが有効であり、しかもその差が大き
いほど緊迫力も大きくなる。ところがこの差が大きくな
るほど、ホースにパイプを挿入する際の労力が大きくな
り作業性が低下するという背反事象の問題が生じる。
の性能の向上により、冷却水の圧力が増大してウォータ
ーホースのシール性及び抜け止め性にもさらなる向上が
求められている。ホースに弾性による大きな緊迫力をも
たせるには、パイプ先端の突条部の外径をホースの内径
より大きくすることが有効であり、しかもその差が大き
いほど緊迫力も大きくなる。ところがこの差が大きくな
るほど、ホースにパイプを挿入する際の労力が大きくな
り作業性が低下するという背反事象の問題が生じる。
【0007】また離型剤を除去するための洗浄工程も工
数が多大であり、できれば洗浄工程を省略し、離型剤が
付着していた場合であっても高い抜け止め性が得られる
ようにすることが望ましい。さらに、曲りホースを相手
部材と組付ける場合には、ホースの方向と位置を正確に
組付ける必要がある。そのためホースの外周表面にマー
カーペンなどで印を付けるマーキング工程が行われてい
るが、この工数も多大となっている。
数が多大であり、できれば洗浄工程を省略し、離型剤が
付着していた場合であっても高い抜け止め性が得られる
ようにすることが望ましい。さらに、曲りホースを相手
部材と組付ける場合には、ホースの方向と位置を正確に
組付ける必要がある。そのためホースの外周表面にマー
カーペンなどで印を付けるマーキング工程が行われてい
るが、この工数も多大となっている。
【0008】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、さほど大きな緊迫力をもたせなくとも、か
つ離型剤が付着している場合であっても、高い抜け止め
性能を有するホースとすることを目的とする。
ものであり、さほど大きな緊迫力をもたせなくとも、か
つ離型剤が付着している場合であっても、高い抜け止め
性能を有するホースとすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する第1
発明のホースは、相手部材が挿入される端部の内周表面
に相手部材の外周表面に形成された突起と係合する凹部
をもつことを特徴とする。また第1発明のホースのさら
に望ましい態様である第2発明のホースは、第1発明に
いう凹部は内周表面と外周表面を貫通する貫通孔である
ことを特徴とする。
発明のホースは、相手部材が挿入される端部の内周表面
に相手部材の外周表面に形成された突起と係合する凹部
をもつことを特徴とする。また第1発明のホースのさら
に望ましい態様である第2発明のホースは、第1発明に
いう凹部は内周表面と外周表面を貫通する貫通孔である
ことを特徴とする。
【0010】
【作用】ホースに相手部材を挿入してクリップなどでホ
ース外周表面から締結する一般のホース接続構造におい
ては、ホースの内径が大きくなるほど締結強度が大きく
なるという現象がある。これは、ホースの内径が大きい
ほど相手部材と接触する表面の面積が大きくなるためで
ある。したがって径の小さなホースほど引き抜き強度が
小さいという不具合がある。
ース外周表面から締結する一般のホース接続構造におい
ては、ホースの内径が大きくなるほど締結強度が大きく
なるという現象がある。これは、ホースの内径が大きい
ほど相手部材と接触する表面の面積が大きくなるためで
ある。したがって径の小さなホースほど引き抜き強度が
小さいという不具合がある。
【0011】しかし本発明のホースでは、相手部材が挿
入されたときに、相手部材の外周表面に形成された突起
がホース内周表面に形成された凹部と係合し、これによ
り引き抜き強度が向上する。この引き抜き強度は突起と
凹部の係合による機械的なものであり、ホースと相手部
材との摩擦力や密着力には依存していないので、ホース
の内径の大きさには無関係に引き抜き強度が向上し、特
に径の小さなホースの場合に有効である。そしてさほど
大きな緊迫力をもたせなくても、また離型剤が付着して
いたとしても高い引き抜き強度が得られる。
入されたときに、相手部材の外周表面に形成された突起
がホース内周表面に形成された凹部と係合し、これによ
り引き抜き強度が向上する。この引き抜き強度は突起と
凹部の係合による機械的なものであり、ホースと相手部
材との摩擦力や密着力には依存していないので、ホース
の内径の大きさには無関係に引き抜き強度が向上し、特
に径の小さなホースの場合に有効である。そしてさほど
大きな緊迫力をもたせなくても、また離型剤が付着して
いたとしても高い引き抜き強度が得られる。
【0012】また、突起と凹部の係合により相手部材の
挿入位置を規制することができ、ホースの接続方向及び
位置決めの確認も容易となる。さらに第2発明のホース
では、凹部が貫通孔であるので、相手部材の突起が貫通
孔内に存在する場合に突起が外部に表出する。したがっ
て相手部材の挿入が完全に行われたことを黙視で確認す
ることができ、ホースの接続方向の確認及び位置決めが
一層容易となるとともに、従来行われているホースへの
マーキングを廃止することができる。そして突起表面に
着色などしておけば、その確認が一層容易となり誤組付
も黙視で容易に判別できるという利点がある。
挿入位置を規制することができ、ホースの接続方向及び
位置決めの確認も容易となる。さらに第2発明のホース
では、凹部が貫通孔であるので、相手部材の突起が貫通
孔内に存在する場合に突起が外部に表出する。したがっ
て相手部材の挿入が完全に行われたことを黙視で確認す
ることができ、ホースの接続方向の確認及び位置決めが
一層容易となるとともに、従来行われているホースへの
マーキングを廃止することができる。そして突起表面に
着色などしておけば、その確認が一層容易となり誤組付
も黙視で容易に判別できるという利点がある。
【0013】
【実施例】以下、実施例により具体的に説明する。な
お、以下の実施例のホースは自動車のウォーターホース
に関するものである。 (実施例1)図1及び図2に本実施例のホース及びその
ホース1に挿入されるパイプ2を示す。このホース1は
補強糸層をもつゴム製であり、その端部の端面近傍には
内周表面と外周表面に貫通する1個の貫通孔10が形成
されている。この貫通孔10は、ホース1を成形・加硫
後に穿設されて形成されている。
お、以下の実施例のホースは自動車のウォーターホース
に関するものである。 (実施例1)図1及び図2に本実施例のホース及びその
ホース1に挿入されるパイプ2を示す。このホース1は
補強糸層をもつゴム製であり、その端部の端面近傍には
内周表面と外周表面に貫通する1個の貫通孔10が形成
されている。この貫通孔10は、ホース1を成形・加硫
後に穿設されて形成されている。
【0014】このホース1は、相手部材であるパイプ2
と締結されて用いられる。このパイプ2は、先端部に後
方に向かうにつれて外径が大きくなるリング状の突条2
0をもち、突条20より後方の外周表面には後方に向か
うにつれて高さが高くなる断面三角形状の1個の突起2
1が形成されている。また突起21の後方には鍔部22
が形成されている。突起21と鍔部22との距離は、ホ
ース1の貫通孔10と端面との距離に対応している。
と締結されて用いられる。このパイプ2は、先端部に後
方に向かうにつれて外径が大きくなるリング状の突条2
0をもち、突条20より後方の外周表面には後方に向か
うにつれて高さが高くなる断面三角形状の1個の突起2
1が形成されている。また突起21の後方には鍔部22
が形成されている。突起21と鍔部22との距離は、ホ
ース1の貫通孔10と端面との距離に対応している。
【0015】ホース1をパイプ2に挿入する際には、ホ
ース2は先ず突条20で拡径され、次いで突起21で拡
径される。そしてホース先端が鍔部22に当接する位置
で、突起21が貫通孔10と係合し、ホース1は鍔部2
2と突起21により前後方向の相対移動が規制される。
また突起21と貫通孔10の係合により、円周方向の相
対移動も規制される。
ース2は先ず突条20で拡径され、次いで突起21で拡
径される。そしてホース先端が鍔部22に当接する位置
で、突起21が貫通孔10と係合し、ホース1は鍔部2
2と突起21により前後方向の相対移動が規制される。
また突起21と貫通孔10の係合により、円周方向の相
対移動も規制される。
【0016】なお、このとき突起21と貫通孔10とを
係合させることで、ホース1とパイプ2の円周方向の位
置決めを行うことができる。また貫通孔10の有無によ
りホース1の挿通方向を間違えるのが防止されている。
したがってホース1が曲折形状である場合にきわめて有
効である。そして本実施例では、貫通孔10から突起2
1の頭部が表出する。したがって突起21の色などをパ
イプ2の他の部分と区別しておけば、突起21と貫通孔
10との係合の有無を外部から見るだけで判別すること
ができる。
係合させることで、ホース1とパイプ2の円周方向の位
置決めを行うことができる。また貫通孔10の有無によ
りホース1の挿通方向を間違えるのが防止されている。
したがってホース1が曲折形状である場合にきわめて有
効である。そして本実施例では、貫通孔10から突起2
1の頭部が表出する。したがって突起21の色などをパ
イプ2の他の部分と区別しておけば、突起21と貫通孔
10との係合の有無を外部から見るだけで判別すること
ができる。
【0017】その状態で突条20と突起21の間に相当
する位置に、ホース1の外周表面からクランプ3が装着
され、ホース1はパイプ2に締結される。これにより得
られたホース1の締結構造では、クランプ3が従来と同
様の強度で締結することにより、ホース1はパイプ2に
密着し従来と同等のシール性が確保される。またホース
1の抜ける方向の移動は、従来と同様に突条20による
拡径により発生するホース1の緊迫力とクランプ3によ
る締結力に加えて、突起21と貫通孔10との係合によ
って機械的に確実に規制されているので、従来に比べて
格段に高い引き抜き強度が得られる。したがって突条2
0の高さがあまり高くなくホース1に発生する緊迫力が
小さくとも、またホース1内周表面に離型剤が付着して
いようとも、使用中の抜けが確実に防止されている。 (実施例2)本実施例のホースを図3及び図4に示す。
このホース6は先端に拡径部60を持ち、拡径部60は
断面楕円形状とされている。そして拡径部60には、断
面の短軸側に長軸に対して対称に一対の貫通孔61が穿
設されている。また拡径部60以外の部分の断面形状は
真円形であり、その内径は拡径部60の短軸側の内径と
同一に構成されている。
する位置に、ホース1の外周表面からクランプ3が装着
され、ホース1はパイプ2に締結される。これにより得
られたホース1の締結構造では、クランプ3が従来と同
様の強度で締結することにより、ホース1はパイプ2に
密着し従来と同等のシール性が確保される。またホース
1の抜ける方向の移動は、従来と同様に突条20による
拡径により発生するホース1の緊迫力とクランプ3によ
る締結力に加えて、突起21と貫通孔10との係合によ
って機械的に確実に規制されているので、従来に比べて
格段に高い引き抜き強度が得られる。したがって突条2
0の高さがあまり高くなくホース1に発生する緊迫力が
小さくとも、またホース1内周表面に離型剤が付着して
いようとも、使用中の抜けが確実に防止されている。 (実施例2)本実施例のホースを図3及び図4に示す。
このホース6は先端に拡径部60を持ち、拡径部60は
断面楕円形状とされている。そして拡径部60には、断
面の短軸側に長軸に対して対称に一対の貫通孔61が穿
設されている。また拡径部60以外の部分の断面形状は
真円形であり、その内径は拡径部60の短軸側の内径と
同一に構成されている。
【0018】このホース6にはパイプ5が挿入される。
パイプ5は突起50が軸対称に一対設けられていること
以外は実施例1のパイプと同様の構成である。パイプ5
の挿入時には、ホース6の拡径部60の長軸側を径方向
に押圧して弾性変形させながらパイプ5を挿入する。こ
れにより拡径部60は断面略円形となり、短軸側の内径
が広がるので、突起50による挿入抵抗が低減されパイ
プ5を極めて容易に挿入することができる。そして貫通
孔61が突起50の位置まで到達した時点で拡径部60
の押圧を解除することにより、拡径部60は自身の弾性
により元の形状に復元し、貫通孔61が突起50と係合
して実施例1と同様の作用効果が奏される。
パイプ5は突起50が軸対称に一対設けられていること
以外は実施例1のパイプと同様の構成である。パイプ5
の挿入時には、ホース6の拡径部60の長軸側を径方向
に押圧して弾性変形させながらパイプ5を挿入する。こ
れにより拡径部60は断面略円形となり、短軸側の内径
が広がるので、突起50による挿入抵抗が低減されパイ
プ5を極めて容易に挿入することができる。そして貫通
孔61が突起50の位置まで到達した時点で拡径部60
の押圧を解除することにより、拡径部60は自身の弾性
により元の形状に復元し、貫通孔61が突起50と係合
して実施例1と同様の作用効果が奏される。
【0019】なお上記実施例ではパイプにクランプで締
結する例を示したが、本実施例はこれに限定されるもの
ではなく、本実施例の構成はパイプに金属スリーブを用
いてホースを加締める構造にも応用できることはいうま
でもない。また突起と凹部の形状は特に限定されない
が、確実な係合のためには互いに補い合う形状、つまり
突起が円柱形状であれば凹部は断面円形などとすること
が望ましいこともいうまでもない。
結する例を示したが、本実施例はこれに限定されるもの
ではなく、本実施例の構成はパイプに金属スリーブを用
いてホースを加締める構造にも応用できることはいうま
でもない。また突起と凹部の形状は特に限定されない
が、確実な係合のためには互いに補い合う形状、つまり
突起が円柱形状であれば凹部は断面円形などとすること
が望ましいこともいうまでもない。
【0020】
【発明の効果】すなわち本発明のホースによれば、凹部
が突起と係合することにより相手部材と組付け後の引き
抜き強度が格段に向上する。また組付け後にホースにさ
ほど高い緊迫力を発生させなくても、またホース内周表
面に離型剤が付着していたとしても、これらには依存せ
ず高い引き抜き強度が得られるので、相手部材の挿入作
業性を向上させることができる。
が突起と係合することにより相手部材と組付け後の引き
抜き強度が格段に向上する。また組付け後にホースにさ
ほど高い緊迫力を発生させなくても、またホース内周表
面に離型剤が付着していたとしても、これらには依存せ
ず高い引き抜き強度が得られるので、相手部材の挿入作
業性を向上させることができる。
【0021】また凹部を貫通孔とすれば、誤組付が防止
されるとともにホースの挿入方向の確認及び挿入位置決
めを確実に行うことができ、従来行われていたマーキン
グ工程を廃止することができる。
されるとともにホースの挿入方向の確認及び挿入位置決
めを確実に行うことができ、従来行われていたマーキン
グ工程を廃止することができる。
【図1】本発明の一実施例のホースを相手部材とともに
示す要部斜視図である。
示す要部斜視図である。
【図2】本発明の一実施例のホースを相手部材と組付け
た状態で示す要部断面図である。
た状態で示す要部断面図である。
【図3】本発明の第2の実施例のホースの要部断面図で
ある。
ある。
【図4】本発明の第2の実施例のホースを相手部材と組
付けた状態で示す要部断面図である。
付けた状態で示す要部断面図である。
【図5】従来のウォータホースの取付構造の説明図であ
る。
る。
1:ホース 2:パイプ(相手部材)
3:クランプ 10:貫通孔(凹部) 21:突起
3:クランプ 10:貫通孔(凹部) 21:突起
Claims (2)
- 【請求項1】 相手部材が挿入される端部の内周表面に
該相手部材の外周表面に形成された突起と係合する凹部
をもつことを特徴とするホース。 - 【請求項2】 凹部は内周表面と外周表面を貫通する貫
通孔であることを特徴とする請求項1記載のホース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13080195A JPH08326975A (ja) | 1995-05-29 | 1995-05-29 | ホース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13080195A JPH08326975A (ja) | 1995-05-29 | 1995-05-29 | ホース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08326975A true JPH08326975A (ja) | 1996-12-10 |
Family
ID=15043033
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13080195A Pending JPH08326975A (ja) | 1995-05-29 | 1995-05-29 | ホース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08326975A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004501323A (ja) * | 2000-04-19 | 2004-01-15 | ポウルトン,アドリアン,ロージャー | 接続装置 |
JP2017015114A (ja) * | 2015-06-29 | 2017-01-19 | 豊田合成株式会社 | 管体接続構造 |
CN112044008A (zh) * | 2020-09-05 | 2020-12-08 | 马海平 | 一种可快速安装的消防水带连接头 |
-
1995
- 1995-05-29 JP JP13080195A patent/JPH08326975A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004501323A (ja) * | 2000-04-19 | 2004-01-15 | ポウルトン,アドリアン,ロージャー | 接続装置 |
JP2017015114A (ja) * | 2015-06-29 | 2017-01-19 | 豊田合成株式会社 | 管体接続構造 |
DE102016007834B4 (de) | 2015-06-29 | 2022-05-19 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Leitungsverbindungsstruktur |
CN112044008A (zh) * | 2020-09-05 | 2020-12-08 | 马海平 | 一种可快速安装的消防水带连接头 |
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