[go: up one dir, main page]

JPH08323624A - 集塵処理装置およびその方法 - Google Patents

集塵処理装置およびその方法

Info

Publication number
JPH08323624A
JPH08323624A JP13706695A JP13706695A JPH08323624A JP H08323624 A JPH08323624 A JP H08323624A JP 13706695 A JP13706695 A JP 13706695A JP 13706695 A JP13706695 A JP 13706695A JP H08323624 A JPH08323624 A JP H08323624A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dust
water
machine body
water tank
cavity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13706695A
Other languages
English (en)
Inventor
Koshiro Mochizuki
浩四郎 望月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dainaka Seiki Inc
Original Assignee
Dainaka Seiki Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainaka Seiki Inc filed Critical Dainaka Seiki Inc
Priority to JP13706695A priority Critical patent/JPH08323624A/ja
Publication of JPH08323624A publication Critical patent/JPH08323624A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】被研磨材の研削・研磨により発生する粉塵を小
型で可搬式の装置により確実に除塵して、作業者に対す
る労働衛生の保全や作業性の向上を図ることができる集
塵処理装置およびその方法を提供する。 【構成】機体1の空洞部6における下部に水槽部2を設
け、空洞部6において導入体3をその下端と水槽部2の
水面とに隙間16を設けて取り付けて、導入体3の吸引
口23には集塵部材4を対応させると共に、機体1の空
洞部6に粉塵の吸引手段5を接続させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被研磨材の研削・研磨
により発生する粉塵を小型で可搬式の装置により確実に
除塵することができる集塵処理装置およびその方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、被研磨材、例えば、石材の表面の
研削・研磨にはディスクサンダー等の研磨機が用いられ
るもので、この作業はよって大量の粉塵が発生するた
め、この粉塵対策として、据置式または移動式等の集塵
機が一般的に用いられている。
【0003】そして、据置式の集塵機は、覆いを施した
所定スペースによる作業場所へ、この加工物をその都度
搬入・搬出しなければならないので、重量のある石材
は、その作業は作業者へ大きな労働負担を与える。
【0004】また、覆い内での作業は、集塵機の吸入口
へ向かって風が流れるので、冬期においての作業では寒
く作業環境を一層悪化させる。
【0005】一方、移動式の集塵機の場合は、移動式と
いってもその外形は大きくて重量のあるものが多いた
め、作業者により簡単に移動できないので、加工する石
材をも移動させなければならないので、十分な利用が計
れない。
【0006】また、この集塵機は、フィルターを用いた
除塵方式であるため、このフィルターにすぐに目詰まり
を起こして、頻繁な清掃が必要となって、主たる石材加
工に支障をきたす。等の様々な問題点を有するものであ
った。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記した問題
点を解決するためになされたもので、機体の空洞部にお
ける下部に水槽部を設け、空洞部において導入体をその
下端と水槽部の水面とに隙間を設けて取り付けて、導入
体の吸引口には集塵部材を対応させると共に、機体の空
洞部に粉塵の吸引手段を接続させることにより、被研磨
材の研削・研磨により発生する粉塵を小型で可搬式の装
置により確実に除塵して、作業者に対する労働衛生の保
全や作業性の向上を図ることができる集塵処理装置およ
びその方法を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ための本発明の手段は、内部に空洞部を有する箱形の機
体と、該機体の空洞部における下部に設けた水槽部と、
前記機体の空洞部において下端を前記水槽部の水面とに
隙間を設けて取り付けた粉塵の導入体と、この導入体の
吸引口に接続して前記機体の一側に設けた粉塵発生源に
対応させる集塵部材と、前記機体においてその空洞部に
接続させた粉塵の吸引手段と、を備えさせた集塵処理装
置の構成にある。
【0009】また、集塵部材は、吸引口に連結した折曲
自在のアームと、このアームの先端部に取り付けた集塵
フードとからなる。
【0010】更に、導入体は、その外側に整流手段を付
設する。
【0011】更にまた、水槽部は、その水位を検知する
検知手段と、この検知手段により適宜給水される補助タ
ンクとを備えさせる。
【0012】また、集塵処理方法は、機体における空洞
部を吸引手段により吸引し、機体に接続した集塵部材に
より吸引した粉塵を、機体における空洞部の導入体内へ
送り込み、この粉塵を空洞部の下部に設けた水槽部の水
面上の隙間において、前記導入体の下端から該導入体の
外方へ流動させて、この隙間において吸引手段の吸引作
用により水槽部の水を巻き上げつつ粉塵に干渉させて除
塵させる。
【0013】
【作用】前記のように構成される本発明は以下に述べる
作用を奏する。
【0014】機体における空洞部内に設けた粉塵の導入
体へ、その吸引口へ機体において集塵部材を接続し、水
槽部へ所定水位の水を充填させて吸引手段を稼働させた
状態において、集塵部材を粉塵発生源へ対応させると、
粉塵は集塵部材から機体内の導入体の内部へと吸引され
る。
【0015】この粉塵は、吸引手段により導入体の下端
へと流動して、水槽部の水面とこの下端との隙間を通過
するもので、この隙間を流動する際に、吸引手段の吸引
力により水槽部の水面に波立ちを発生させると共に、こ
の隙間において巻き上げられる水の飛沫に吸引された粉
塵が干渉するので、該水の飛沫に吸収され、水の飛沫の
落下と共に水槽部に沈下することで除塵される。
【0016】集塵部材は、折曲時材のアームを接続させ
ることで、粉塵発生源の効率の良い集塵位置へその集塵
フードを対応させる。
【0017】導入体は、その外側に整流手段を付設する
ことで、吸引手段による吸引力を部分的に遮蔽させて、
水槽部の水との干渉効果を向上させたり、この部分に舞
い上がった水滴の吸引移動を規制させて水槽部へ落とし
たり、遮蔽による水槽部への粉塵の落下を促進させる。
【0018】水槽部に水位の検知手段と補助タンクを連
係させることで、水槽部の水位を常に希望する位置に保
持させ、水面と導入体との隙間の間隔を一定に保つ。
【0019】
【実施例】次に本発明に関する集塵処理装置およびその
方法の実施の一例を図面に基づいて説明する。
【0020】図1および図3,図5においてAは集塵処
理装置で、粉塵発生源における被研磨材、例えば、石材
b等に対して施す切削や研削・研磨の際に発生する粉塵
を吸引して、水中に取り込み除去するもので、機体1
と、水槽部2と、導入体3と、集塵部材4と、吸引手段
5とにより基本的に構成される。
【0021】前記した機体1は、所定の大きさの箱形に
形成して、その内部全体に空洞部6を設けてあって、下
側部には、その少なくとも四箇所に自在や固定車輪1a
を取り付けて、装置A全体を容易に可搬できるようにし
てある。
【0022】前記した水槽部2は、機体1の空洞部6に
おける下部に設けて、この空洞部6内に吸引された粉塵
を、その水中へ吸着して下層部に沈殿させるものであっ
て、機体1の側部に設けた給水口7より適量が供給され
ると共に、機体1の下部に設けたコック2bから排水す
る。
【0023】そして、この水槽部2は、その水位を検知
する検知手段8と、この検知手段8により適宜給水され
る補助タンク9とを有するもので、検知手段8は、図1
および図2に示すように、慣用のボールタップ式のもの
や、図6に示すように、ホース式等が使用される。
【0024】この検知手段8にあって、図1および図2
に示すものは、機体1の一側に固着した弁機構(図示せ
ず)を有する本体10をねじ等の止着部材11により回
動自在に取り付けてあって、この本体10の外端部に
は、連杆12を介して水槽部2の水面2aに浮くフロー
ト13を設けてあるもので、水位の降下に伴ってフロー
ト13が下がることにより前記弁機構が作動し、機体1
の側部へ着脱自在に取り付けた補助タンク9内の水が供
給される。
【0025】なお、この検知手段8は、装置Aを傾斜地
等において使用する場合には、その傾斜により水位が変
化して、補助タンク9から水が出過ぎたり、出なかった
りすることがあるので、本体10の固定用止着部材11
を緩めて、該本体10を適宜回動してフロート13位置
を調整することにより、水槽部2内に一定量の水が維持
されるものである。
【0026】また、図6に示す場合は、機体1の側部に
設けた補助タンク9の底部にコック付きの送出管60を
取り付け、この排水管60に水槽部2における水位2a
部付近にその吐出孔61を対応させたホース62を取り
付けてある。
【0027】そして、補助タンク9は、その一側部に設
けた供給孔63から内部に水が供給され、蓋64により
内部が密封状態に保持されていて、水槽部2の水位2a
がホース62の吐出孔61より下がったとき、この吐出
孔61から空洞部6の空気が補助タンク9内へ入ること
で、該タンク9内の水が水槽部2へ送り出されるもので
あって、該吐出孔61を、水槽部6の水位2aの上昇に
より、その水が覆うことで送出管60からの水の供給が
停止される。
【0028】更に、前記した水槽部2には、その底部に
機体1の側部に設けた扉式の開閉部14から出し入れさ
れる沈殿箱15が設けられているもので、水槽部2に吸
着された粉塵をこの中に沈殿させて適宜外部へ取り出す
ことにより、機体1内の清掃を容易にする。
【0029】前記した導入体3は、機体1の空洞部6に
おいて、その下端と水槽部2の水面2aとに隙間16を
設けて取り付けてあって、後記する集塵部材4からの粉
塵を水槽部2の水面2aへ向かって導入する。
【0030】この導入体3は、図1および図3〜図4に
示すように、機体1の両内壁とにその空洞部6におい
て、所定の粉塵の流動路17,17、および、中間部に
導入路18が得られるように、一対の仕切り壁19,1
9を機体1へ固着してあるもので、導入路18からの粉
塵は、前記した隙間16を通って流動路17,17へと
流れ込む。
【0031】また、この導入体3には、その外側に後記
する吸引手段5による水槽部2の水の吸い上げを規制す
る整流手段20を付設してあるもので、仕切り壁19,
19の外側には流動路17,17へ臨ませた羽根状の突
起物を突設してあり、該仕切り壁19,19の上部に
は、同様に、流動路17,17へ臨むように配設した屋
根状の部材を取り付けてあるもので、流動路17,17
内に送り込まれた水等の吸引物は、これら手段20に当
たりつつ蛇行状態で移動させるもので、吸引物を吸引手
段5へ直接流動させないようにすることで、吸引手段5
のファン38に水分が吸引されない。
【0032】この整流手段20は、更に、機体1におけ
る内側壁において流動路17,17へ臨むように、か
つ、前記手段20,20の中間部に突設させれば、一層
吸引物の蛇行流動が促進される。
【0033】そして、更には、導入体3における仕切り
壁19,19の下端部の外側に、その隙間16,16に
対応させて円弧状の迂回部材21,21を機体1へそれ
ぞれ取り付けることにより、吸引物は、流動路17,1
7において円滑に上方へ移動できる。
【0034】なお、この導入体3における仕切り壁1
9,19の下端部を、図4に示すように、ギザギザの波
状端縁22を形成しておけば、この隙間16において、
後記する吸引手段5による吸引力により、水槽部2の水
面2aからの水の巻き上げが促進され、該水がこの付近
一体に飛沫状に散乱してシャワー効果が得られるので、
隙間16を通過する粉塵が、この飛沫へ万遍なく触れて
吸着・除去効果を向上させる。
【0035】また、この導入体3において仕切り壁1
9,19の上部に設けた屋根状の整流手段20の一側部
には、吸引物の吸引口23を設けてあって、その吸引管
24を機体1より突出させてある。
【0036】前記した集塵部材4は、導入体3に設けた
吸引口23における吸引管24に接続して粉塵発生源に
対応させるもので、吸引口23の吸引管24に連結した
折曲自在のアーム25と、このアーム25の先端部に取
り付けた集塵フード26とからなる。
【0037】アーム25は、図1に示すように、機体1
に設けた取付片26へ、支軸27により回動自在のリン
ク状に連結したフレーム体28を取り付け、このフレー
ム体28へ合成樹脂等の軽量の筒体29,30をビス止
めしてあって、これら筒体29,30の端部に蛇腹等の
可撓部材31,32,33により接続してある。
【0038】また、アーム25におけるフレーム体28
は、自在に折曲できるもので、折曲した位置が保持され
るように緊張ばね34,35をそれぞれ配設してあっ
て、希望する位置に該アーム25および集塵フード26
を止められる。
【0039】集塵フード26は、アーム25における可
撓部材33に接続してあって、非加工物bの加工部に対
応させるもので、集塵効率を上げるように先端をラッパ
状に形成してあると共に、該加工部に迅速に対応できる
ように取手36を付設してあるものであって、この集塵
フード26の開口部は任意の角度に変換できるようにし
て、被加工材bに対する任意の位置に対応させる。
【0040】前記した吸引手段5は、被加工材bより発
生する粉塵等を吸引して機体1における空洞部6内へ送
り込むもので、機体1においてその空洞部6に接続させ
てある。
【0041】この吸引手段5は、機体1の上部における
中央部に開口させた排気口37に、内部にファン38を
設けた取付框39を連結してあって、このファン38へ
モータ等の駆動部材40を接続してあると共に、取付框
39の一側には筒状の排気部材41を取り付けてある。
【0042】これにより、この吸引力を被加工材bに作
用させ、集塵部材4を介して機体1のおける空洞部6内
へ送り込み、空洞部6内の除塵された空気を吸引して外
気へ排出させる。
【0043】なお、取付框39の手前には、蓋付き(図
示せず)のフィルターケース42を取り付けてあって、
この内部に交換自在あるいは洗浄可能のフィルター43
が内蔵されていて、除塵されずに残った粉塵をこれに付
着させて除去する。
【0044】したがって、前記のように構成される本発
明の実施例装置Aは、機体1内の水槽部2へ、その給水
口7から水位計44を見ながら水を適性量供給し、吸引
手段5を作動させた状態で、集塵部材4における集塵フ
ード26を取手36により操作すると、その折曲自在の
アーム25により円滑に移動して、粉塵発生源へ容易に
対応することができるもので、被加工材bの加工に伴っ
て発生する粉塵や周囲の空気等の吸引物は、集塵部材4
を介して機体1における空洞部6内の導入体3へその吸
引口23より内部へと吸引される。
【0045】すると、この吸引物は、吸引手段5の吸引
により導入体3の導入路18に沿ってその下方へと流動
する。
【0046】このとき、水槽部の水面とこの導入体3の
下端との隙間16において、吸引手段5の吸引力によ
り、仕切り壁19,19の波状端縁22と相俟って、水
槽部2の水面2aに大きな波立ちや水の巻き上げを生ず
るため、この隙間16を通過する吸引物の粉塵は、この
隙間16において巻き上げられる水の飛沫に隙間16付
近の粉塵が触れて干渉するので、粉塵は該水のシャワー
状飛沫に吸収され、水の飛沫の落下と共に水槽部2内に
入り、下部へと沈下することで除塵される。
【0047】沈下した粉塵は、水槽部2の底部に設けた
沈殿箱15に納まり、適宜、開閉部14から外に取り出
されて回収される。
【0048】また、隙間16を通過してほとんど除塵さ
れた吸引物は、空洞部6における流動路17,17へ移
動するもので、機体1や仕切り壁19,19の外側に付
設した整流手段20が吸引物の流動を妨げるため、該吸
引物は蛇行状態で上方の吸引手段5へと吸い込まれる。
【0049】これにより、吸引物の部分的な遮蔽によっ
て、空洞部6に負圧を生じ、水槽部2の水との干渉効果
が向上したり、遮蔽による抵抗で水槽部2への残った粉
塵の落下を促進させることができる。
【0050】こうして除塵された空気は、更に、機体1
に設けたフィルター43により除去されなかった粉塵を
取り除き、取付框39の排気部材41より大気へ清浄と
なった空気が放出される。
【0051】この装置Aは、機体1の中央に設けた排気
口37の中央から粉塵を吸い込み、空洞部6の両側から
水槽部2の水を巻き上げながら排水するので、効率的な
除塵がなされ、機体1の大きさを可及的に狭くすること
ができて、これによって、機体1を軽量に製作でき、し
かも、移動にも容易でかさばらない。
【0052】また、水槽部2の水は使用により徐々に減
少するものであるが、その水位2aは機体1に設けた検
知手段8が逐次作動して、補助タンク9からの水の補給
を行なうので、常に適正レベルに水位2aが保持される
ものであって、水面2と導入体3における仕切り壁1
9,19の下部との隙間16の間隔を一定に保つことが
できる。
【0053】図5において45は、導入体3の吸引口2
3における吸引管24に設けた切換手段で、集塵部材4
による加工部の大容量吸塵と、小径ホース46による作
業周りの清掃とを簡便に切り換えて行なう。
【0054】このものは、吸引管24の途中に、この開
口の閉塞および開放を行なう仕切り体47を進退自在に
設け、この仕切り体47が吸引管24の通路を開放した
ときは、吸引手段5の吸引力は、集塵部材4へ向かって
働き、大容量吸塵が行なえるものである。
【0055】また、仕切り体47が吸引管24の通路を
閉塞したときは、吸引手段5による集塵部材4の吸塵力
は遮蔽され、吸引管24の取付管48へ取り付けた小径
ホース46への吸引力が働くので、このホース46の先
端に取り付けたノズル49によるゴミや粉塵等の細部の
清掃が行なえる。
【0056】なお、集塵部材4による吸引を行なうとき
は、吸引管24の取付管48は閉塞されることが好まし
い。
【0057】図3および図5において50は、機体1の
両側部に設けた点検窓で、可透性の部材を張設して、機
体1の内部の汚れや水槽部2の水の状態等を、使用者の
目視により点検できるようにしてある。
【0058】
【発明の効果】前述したように本発明の集塵処理装置お
よびその方法は、その装置全体が小型に形成されるの
で、除塵箇所までの運搬が容易であり、また、粉塵を水
に溶入させるため、装置の清掃等にあって粉塵があたり
に飛散することがなく、保守等が大幅に軽減される。
【0059】機体内に設けた導入体により、単一当たり
の粉塵空気の取入量を可及的に大量に行なうことができ
るので、粉塵発生源からの空気の取り入れを大きくする
ことができ、除塵能力を大幅に向上させることができ
る。
【0060】集塵部材に、折曲自在のアームを接続する
ことにより、粉塵発生源に対してもっとも集塵効率の良
い箇所への集塵フードの対応を行なうことができる。
【0061】水槽部の水位は、補助タンクを接続した検
知手段により常に一定に維持されるので、吸引物の流動
に際して効率の良い水との接触がなされる。等の格別な
効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関する集塵処理方法を採用した集塵処
理装置の一実施例を示す一部を破断した正面図である。
【図2】図1における検知手段の要部を示す正面図であ
る。
【図3】図1における機体内を破断した側面図である。
【図4】図1における機体と導入体との関係を示す前部
を断面した斜視図である。
【図5】図1における集塵部材の他の取付例を示す要部
の正面図である。
【図6】図1における検出手段の他の例を示す要部の説
明図である。
【符号の説明】
b 粉塵発生源 1 機体 2 水槽部 2a 水面 3 導入体 4 集塵部材 5 吸引手段 8 検知手段 9 補助タンク 16 隙間 20 整流手段 25 アーム 26 集塵フード

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に空洞部を有する箱形の機体と、該
    機体の空洞部における下部に設けた水槽部と、前記機体
    の空洞部において下端を前記水槽部の水面とに隙間を設
    けて取り付けた粉塵の導入体と、この導入体の吸引口に
    接続して前記機体の一側に設けた粉塵発生源に対応させ
    る集塵部材と、前記機体においてその空洞部に接続させ
    た粉塵の吸引手段とを備えさせたことを特徴とする集塵
    処理装置。
  2. 【請求項2】 集塵部材は、吸引口に連結した折曲自在
    のアームと、このアームの先端部に取り付けた集塵フー
    ドとからなることを特徴とする請求項1記載の集塵処理
    装置。
  3. 【請求項3】 導入体は、その外側に整流手段を付設し
    たことを特徴とする請求項1記載の集塵処理装置。
  4. 【請求項4】 水槽部は、その水位を検知する検知手段
    と、この検知手段により適宜給水される補助タンクとを
    備えさせたことを特徴とする請求項1記載の集塵処理装
    置。
  5. 【請求項5】 機体における空洞部を吸引手段により吸
    引し、機体に接続した集塵部材により吸引した粉塵を、
    機体における空洞部の導入体内へ送り込み、この粉塵を
    空洞部の下部に設けた水槽部の水面上の隙間において、
    前記導入体の下端から該導入体の外方へ流動させて、こ
    の隙間において吸引手段の吸引作用により水槽部の水を
    巻き上げつつ粉塵に干渉させて除塵させることを特徴と
    する集塵処理方法。
JP13706695A 1995-06-05 1995-06-05 集塵処理装置およびその方法 Pending JPH08323624A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13706695A JPH08323624A (ja) 1995-06-05 1995-06-05 集塵処理装置およびその方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13706695A JPH08323624A (ja) 1995-06-05 1995-06-05 集塵処理装置およびその方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08323624A true JPH08323624A (ja) 1996-12-10

Family

ID=15190106

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13706695A Pending JPH08323624A (ja) 1995-06-05 1995-06-05 集塵処理装置およびその方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08323624A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1764443A1 (fr) * 2005-09-16 2007-03-21 Speno International S.A. Dispositif de reprofilage des rails de chemins de fer avec captage des déchets
CN102343555A (zh) * 2011-09-29 2012-02-08 东莞市创智涂装设备工程有限公司 家具打磨用的除尘设备
JP2017001164A (ja) * 2015-06-15 2017-01-05 株式会社ディスコ 研磨装置
CN114809535A (zh) * 2022-03-28 2022-07-29 胡笑笑 一种可均匀和高效作业的装配建筑用墙面平整装置
KR102700313B1 (ko) * 2023-12-07 2024-08-29 주식회사 메디칼현대기획 약제 분말 집진장치

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1764443A1 (fr) * 2005-09-16 2007-03-21 Speno International S.A. Dispositif de reprofilage des rails de chemins de fer avec captage des déchets
JP2007083393A (ja) * 2005-09-16 2007-04-05 Speno Internatl Sa 屑を捕捉する鉄道レールの再成形装置
US7322879B2 (en) 2005-09-16 2008-01-29 Speno International S.A. Reprofiling device for the rails of railroads that captures waste
CN102343555A (zh) * 2011-09-29 2012-02-08 东莞市创智涂装设备工程有限公司 家具打磨用的除尘设备
JP2017001164A (ja) * 2015-06-15 2017-01-05 株式会社ディスコ 研磨装置
CN114809535A (zh) * 2022-03-28 2022-07-29 胡笑笑 一种可均匀和高效作业的装配建筑用墙面平整装置
CN114809535B (zh) * 2022-03-28 2024-04-19 浙江夯土建筑装饰工程有限公司 一种可均匀和高效作业的装配建筑用墙面平整装置
KR102700313B1 (ko) * 2023-12-07 2024-08-29 주식회사 메디칼현대기획 약제 분말 집진장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5287581A (en) Cleaning device having at least one rotating cylindrical sponge
JP6336063B2 (ja) ダスト容器
US20120096671A1 (en) Floor cleaning apparatus employing a combined sweeper and vaccum assembly
KR100943691B1 (ko) 먼지제거장치
US3808750A (en) Dental model trimmer
CN107237480A (zh) 一种多功能墙面修饰一体机
KR102000240B1 (ko) 대기 미세먼지 정화장치를 포함하는 청소차
JP4436255B2 (ja) 単一ブロックのプラスチック・ブースと内蔵された供給および濾過装置とを有する工業用の洗浄設備
JP2001219422A (ja) 廃棄物簡潔処理コンクリートカッター機
CN104015127B (zh) 一种无尘石雕磨削系统
US5775979A (en) Enclosed abrasive blasting apparatus
JPH08323624A (ja) 集塵処理装置およびその方法
KR20110091696A (ko) 폐기용 먼지 백을 갖는 로봇식 진공 청소기
JPH0351481A (ja) 吹付けアスベスト層の除去方法とその装置
CN105922139B (zh) 一种无尘的石雕磨削方法
JP2000117632A (ja) 研削盤の吸塵清掃装置
CN222489469U (zh) 一种道路扬尘处理装置
CN105751076B (zh) 一种无尘石雕系统
CN214918530U (zh) 一种带清洁效果的喷砂机
CN214240729U (zh) 一种汽车座椅快速吸尘清洁装置
CN221111375U (zh) 一种具有除尘功能的喷砂装置
CN118634582B (zh) 一种施工用空气除尘设备及控制方法
CN221872233U (zh) 一种板材切割粉尘收集装置
CN210099699U (zh) 一种可吸尘抛光机
CN209736333U (zh) 一种线性轧钢车间除尘系统