JPH08322419A - 活貝の処理方法及び装置 - Google Patents
活貝の処理方法及び装置Info
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- JPH08322419A JPH08322419A JP7132174A JP13217495A JPH08322419A JP H08322419 A JPH08322419 A JP H08322419A JP 7132174 A JP7132174 A JP 7132174A JP 13217495 A JP13217495 A JP 13217495A JP H08322419 A JPH08322419 A JP H08322419A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/80—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
- Y02A40/81—Aquaculture, e.g. of fish
Landscapes
- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は活貝の活性を向上させると共に貝
肉の味覚を向上し、更に異物を除去することを目的とし
たものである。 【構成】 活水石で処理した水を用いて活貝を養殖、蓄
養することを特徴とした活貝の処理方法。活水石で処理
した水を用いて活貝の砂出しを行わせることを特徴とし
た活貝の処理方法。活水石を収容した養殖槽(蓄養槽)
に、温度調節装置付の循環水装置を設けた活貝処理装
置。活貝を収容した水槽に、活水石を収容した水処理槽
および温度調節装置を接続した活貝処理装置。
肉の味覚を向上し、更に異物を除去することを目的とし
たものである。 【構成】 活水石で処理した水を用いて活貝を養殖、蓄
養することを特徴とした活貝の処理方法。活水石で処理
した水を用いて活貝の砂出しを行わせることを特徴とし
た活貝の処理方法。活水石を収容した養殖槽(蓄養槽)
に、温度調節装置付の循環水装置を設けた活貝処理装
置。活貝を収容した水槽に、活水石を収容した水処理槽
および温度調節装置を接続した活貝処理装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は活貝の活性を向上させ
る共に味覚を向上させ、更に活貝からの異物の除去を効
果的に行うことを目的とした活貝の処理方法及び装置に
関する。
る共に味覚を向上させ、更に活貝からの異物の除去を効
果的に行うことを目的とした活貝の処理方法及び装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、輸入活貝を海浜の活貝槽に散布し
て養殖したり、海浜の活貝槽に散布して出荷までの間、
当該活貝槽に蓄えつつ養殖(以下、本明細書において
「蓄養」という)し、注文に応じて出荷することが行わ
れている。
て養殖したり、海浜の活貝槽に散布して出荷までの間、
当該活貝槽に蓄えつつ養殖(以下、本明細書において
「蓄養」という)し、注文に応じて出荷することが行わ
れている。
【0003】また料理前(食用に供する前)には真水あ
るいは塩水に入れて砂その他の異物を活貝から吐かせる
ことが一般に行われている。
るいは塩水に入れて砂その他の異物を活貝から吐かせる
ことが一般に行われている。
【0004】
【発明により解決すべき課題】然し乍ら、養殖、蓄養そ
のほかの取扱い中に、活貝がストレスを生じて砂その他
の異物を含み込み、放出しなかったり、肉質が硬く変化
し勝ちであり、時には臭気を生じる恐れもあるなどの問
題点があった。
のほかの取扱い中に、活貝がストレスを生じて砂その他
の異物を含み込み、放出しなかったり、肉質が硬く変化
し勝ちであり、時には臭気を生じる恐れもあるなどの問
題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】然るにこの発明は、活水
石を散布した砂中で活貝を養殖あるいは蓄養すること又
は活水石により処理した水を養殖槽あるいは蓄養槽へ供
給、循環させることにより、活貝の活性を増進し、肉質
を改善させると共に、活貝の異物の含み込みが減少する
など、前記問題点を悉く改善したのである。
石を散布した砂中で活貝を養殖あるいは蓄養すること又
は活水石により処理した水を養殖槽あるいは蓄養槽へ供
給、循環させることにより、活貝の活性を増進し、肉質
を改善させると共に、活貝の異物の含み込みが減少する
など、前記問題点を悉く改善したのである。
【0006】また、この発明は、活貝を収容した水槽中
へ活水石により処理した水を供給、循環させることによ
り、料理前(食用に供する前)に砂その他の異物をより
効果的に吐かせ、異物の含み込みを減少させると共に、
肉質の改善を図ることができたのである。
へ活水石により処理した水を供給、循環させることによ
り、料理前(食用に供する前)に砂その他の異物をより
効果的に吐かせ、異物の含み込みを減少させると共に、
肉質の改善を図ることができたのである。
【0007】特に肉質改善により甘みを増加し、養殖、
蓄養中の育ちが良くなると共に、特有の臭気を消去し得
るるなどの効果が認められた。
蓄養中の育ちが良くなると共に、特有の臭気を消去し得
るるなどの効果が認められた。
【0008】すなわち、方法の発明は、活水石で処理し
た水を用いて活貝を養殖あるいは蓄養することを特徴と
した活貝の処理方法である。ここで、活水石による水の
処理は、活貝の養殖槽あるいは蓄養槽中の砂に活水石を
混入すること又は活水石を混入したコンクリート骨材を
用いて側壁を形成した活貝の養殖槽あるいは蓄養槽中の
砂に活水石を混入することとしたものである。
た水を用いて活貝を養殖あるいは蓄養することを特徴と
した活貝の処理方法である。ここで、活水石による水の
処理は、活貝の養殖槽あるいは蓄養槽中の砂に活水石を
混入すること又は活水石を混入したコンクリート骨材を
用いて側壁を形成した活貝の養殖槽あるいは蓄養槽中の
砂に活水石を混入することとしたものである。
【0009】また、他の方法は、活水石で処理した水を
活貝の養殖槽あるいは蓄養槽へ供給、循環させることに
より、活貝を活水石で処理した水を用いて養殖あるいは
蓄養する活貝の処理方法である。この方法において、更
に、活貝の養殖槽あるいは蓄養槽中の砂に活水石を混入
すること及び/または活貝の養殖槽あるいは蓄養槽中の
側壁を活水石を混入したコンクリート骨材を用いて形成
したことを特徴とした活貝の処理方法である。
活貝の養殖槽あるいは蓄養槽へ供給、循環させることに
より、活貝を活水石で処理した水を用いて養殖あるいは
蓄養する活貝の処理方法である。この方法において、更
に、活貝の養殖槽あるいは蓄養槽中の砂に活水石を混入
すること及び/または活貝の養殖槽あるいは蓄養槽中の
側壁を活水石を混入したコンクリート骨材を用いて形成
したことを特徴とした活貝の処理方法である。
【0010】これらのこの発明の方法は、海浜の活貝槽
など、屋外に設けられた活貝の養殖槽あるいは蓄養槽に
おいて活貝を養殖あるいは蓄養する上で有効である。
など、屋外に設けられた活貝の養殖槽あるいは蓄養槽に
おいて活貝を養殖あるいは蓄養する上で有効である。
【0011】他の方法の発明は、活貝を収容した水槽中
に活水石で処理した水を供給、循環させることを特徴と
した活貝の処理方法である。この方法は、料理前(食用
に供する前)に砂その他の異物をより効果的に吐かせ、
異物の含み込みを減少させると共に、活貝の肉質の改善
を図る(肉の甘みの増加を図る)上で効果的である。す
なわち、活貝の砂を抜きつつ、活貝の肉質の改善を図っ
て蓄養することを可能とする方法である。
に活水石で処理した水を供給、循環させることを特徴と
した活貝の処理方法である。この方法は、料理前(食用
に供する前)に砂その他の異物をより効果的に吐かせ、
異物の含み込みを減少させると共に、活貝の肉質の改善
を図る(肉の甘みの増加を図る)上で効果的である。す
なわち、活貝の砂を抜きつつ、活貝の肉質の改善を図っ
て蓄養することを可能とする方法である。
【0012】次に装置の発明は、活水石を混入した砂を
収容する活貝の養殖槽あるいは蓄養槽に温度調節装置付
の水循環装置を接続したことを特徴とする活貝の処理装
置である。ここで、活貝の養殖槽あるいは蓄養槽の側壁
を活水石を混入したコンクリート骨材を用いて形成した
装置とすることもできる。
収容する活貝の養殖槽あるいは蓄養槽に温度調節装置付
の水循環装置を接続したことを特徴とする活貝の処理装
置である。ここで、活貝の養殖槽あるいは蓄養槽の側壁
を活水石を混入したコンクリート骨材を用いて形成した
装置とすることもできる。
【0013】他の装置の発明は、活貝の養殖槽あるいは
蓄養槽に活水石を収容した水処理槽を備えた温度調節装
置付の水循環装置を接続したことを特徴とする活貝の処
理装置である。ここで、活貝の養殖槽あるいは蓄養槽
は、活水石を混入した砂を収容している装置とすること
及び/または活貝の養殖槽あるいは蓄養槽はの側壁を活
水石を混入したコンクリート骨材を用いて形成した装置
とすることができる。
蓄養槽に活水石を収容した水処理槽を備えた温度調節装
置付の水循環装置を接続したことを特徴とする活貝の処
理装置である。ここで、活貝の養殖槽あるいは蓄養槽
は、活水石を混入した砂を収容している装置とすること
及び/または活貝の養殖槽あるいは蓄養槽はの側壁を活
水石を混入したコンクリート骨材を用いて形成した装置
とすることができる。
【0014】これらの装置は、海浜の活貝槽など、屋外
に設けられた活貝の養殖槽あるいは蓄養槽において活貝
を養殖あるいは蓄養する上で有効である。
に設けられた活貝の養殖槽あるいは蓄養槽において活貝
を養殖あるいは蓄養する上で有効である。
【0015】更に他の装置の発明は、活貝を収容した水
槽中に、温度調節装置および活水石を収容した水処理槽
を介して水を供給、循環させることを特徴とした活貝の
処理装置である。この装置は、料理前(食用に供する
前)に砂その他の異物を活貝から吐かせつつ活貝の蓄養
を図る場合に有効である。
槽中に、温度調節装置および活水石を収容した水処理槽
を介して水を供給、循環させることを特徴とした活貝の
処理装置である。この装置は、料理前(食用に供する
前)に砂その他の異物を活貝から吐かせつつ活貝の蓄養
を図る場合に有効である。
【0016】前記において、活貝の養殖槽あるいは蓄養
槽中の砂に活水石を混入する場合には、従来の活貝の養
殖槽あるいは蓄養槽に使用されている砂、小砂利、大砂
利等に粒状化あるいは粉状化した活水石を混合する。
槽中の砂に活水石を混入する場合には、従来の活貝の養
殖槽あるいは蓄養槽に使用されている砂、小砂利、大砂
利等に粒状化あるいは粉状化した活水石を混合する。
【0017】また、活水石で処理した水を活貝の養殖
槽、蓄養槽あるいは活貝を収容した水槽に供給、循環す
る場合には、大砂利状、小砂利状の活水石及び粒状化あ
るいは粉状化した活水石を適宜積み重ねて構成した濾床
を通過させることによって、濾過、活性化処理した水を
供給、循環する。
槽、蓄養槽あるいは活貝を収容した水槽に供給、循環す
る場合には、大砂利状、小砂利状の活水石及び粒状化あ
るいは粉状化した活水石を適宜積み重ねて構成した濾床
を通過させることによって、濾過、活性化処理した水を
供給、循環する。
【0018】この発明に用いる活水石は、鉱物学上、石
英斑岩、あるいは花岡斑岩に属し、アルカリ長石と石英
とを主成分とした鉱石であって、天然のミネラルを多く
含んでおり、多孔質で、高い吸着能力を有している。ま
たこの鉱石を用いて水を処理することにより、水の活性
化、水質改善を図ることができるので、活水石と仮称し
た。
英斑岩、あるいは花岡斑岩に属し、アルカリ長石と石英
とを主成分とした鉱石であって、天然のミネラルを多く
含んでおり、多孔質で、高い吸着能力を有している。ま
たこの鉱石を用いて水を処理することにより、水の活性
化、水質改善を図ることができるので、活水石と仮称し
た。
【0019】この発明に用いる活水石は、前記鉱物学的
分類になるが、産地によって成分に多少の相違がある。
例えば、表1、表2のように、各成分量にばらつきがみ
られる。然し乍ら、多孔質であって、吸着性が大きく、
無水珪酸を主成分(50%以上)含み、ついで酸化アル
ミニウムを10%以上含む点は共通している。
分類になるが、産地によって成分に多少の相違がある。
例えば、表1、表2のように、各成分量にばらつきがみ
られる。然し乍ら、多孔質であって、吸着性が大きく、
無水珪酸を主成分(50%以上)含み、ついで酸化アル
ミニウムを10%以上含む点は共通している。
【0020】
【表1】
【0021】
【表2】
【0022】この発明に用いる活水石は、日本国内、中
国等各所にあって、麦飯石(商標)又は角長石(商標)
と呼ばれている。
国等各所にあって、麦飯石(商標)又は角長石(商標)
と呼ばれている。
【0023】前記表2(中国産)の元素分析結果は表3
の通りである。
の通りである。
【0024】
【表3】
【0025】この発明においては、水処理槽及び活貝を
収容した水槽には、送気管を介してブロワーに接続され
た噴気管を敷設することもできる。噴気管より加圧空気
を噴出させることにより、水処理槽中の活水石層等の洗
浄、処理水中の溶存酸素量の増加を図る事ができる。ま
た、活貝を収容した水槽へ処理水を供給する場合には、
噴気管より加圧空気を噴出させることにより、処理水中
の溶存酸素量の増加を図ることが可能となり、また加圧
空気の噴出、停止を調整することにより、活貝から砂を
吐かせるのに要する時間の調整をすることも可能であ
る。
収容した水槽には、送気管を介してブロワーに接続され
た噴気管を敷設することもできる。噴気管より加圧空気
を噴出させることにより、水処理槽中の活水石層等の洗
浄、処理水中の溶存酸素量の増加を図る事ができる。ま
た、活貝を収容した水槽へ処理水を供給する場合には、
噴気管より加圧空気を噴出させることにより、処理水中
の溶存酸素量の増加を図ることが可能となり、また加圧
空気の噴出、停止を調整することにより、活貝から砂を
吐かせるのに要する時間の調整をすることも可能であ
る。
【0026】この発明によれば、活水石の作用により活
貝の処理に用いる水が活性化される。水の活性化に要す
る時間は、使用する水の量、使用する活水石の量などに
応じて変わるが、通常、海浜の活貝槽など、屋外に設け
られた活貝の養殖槽あるいは蓄養槽に使用されている水
の活性化は、この発明の装置を一昼夜程度稼働させれば
達成できる。
貝の処理に用いる水が活性化される。水の活性化に要す
る時間は、使用する水の量、使用する活水石の量などに
応じて変わるが、通常、海浜の活貝槽など、屋外に設け
られた活貝の養殖槽あるいは蓄養槽に使用されている水
の活性化は、この発明の装置を一昼夜程度稼働させれば
達成できる。
【0027】また、料理前(食用に供する前)に砂その
他の異物をより効果的に吐かせ、活貝の肉質の改善を図
る(肉の甘みの増加を図る)ために、活貝を収容した水
槽中に、温度調節装置および活水石を収容した水処理槽
を介して水を供給、循環させるこの発明の活貝の処理装
置を使用する場合には、少なくとも2時間程度この発明
の装置を稼働させれば、十分な効果が得られる。
他の異物をより効果的に吐かせ、活貝の肉質の改善を図
る(肉の甘みの増加を図る)ために、活貝を収容した水
槽中に、温度調節装置および活水石を収容した水処理槽
を介して水を供給、循環させるこの発明の活貝の処理装
置を使用する場合には、少なくとも2時間程度この発明
の装置を稼働させれば、十分な効果が得られる。
【0028】この発明の装置に用いる温度調節装置での
水温の調整は、養殖、蓄養あるいは砂だしさせる貝の種
類にもよるが、10℃〜15℃程度に調整する事が好ま
しい。また、水温を低くして、餌の消費がより少ない状
態に保つ場合には、5℃程度に水温を保つ事もできる。
水温の調整は、養殖、蓄養あるいは砂だしさせる貝の種
類にもよるが、10℃〜15℃程度に調整する事が好ま
しい。また、水温を低くして、餌の消費がより少ない状
態に保つ場合には、5℃程度に水温を保つ事もできる。
【0029】
【作用】この発明によれば、活貝の養殖、蓄養、砂だし
等に用いる水を活水石で処理したので、水が活性化さ
れ、水質の改善が図られ、活貝の活性を増進させること
ができ、養殖、蓄養中の良好な育成、肉質の改善を可能
とすると共に、特有の臭気を消去させ得るという効果を
奏する。
等に用いる水を活水石で処理したので、水が活性化さ
れ、水質の改善が図られ、活貝の活性を増進させること
ができ、養殖、蓄養中の良好な育成、肉質の改善を可能
とすると共に、特有の臭気を消去させ得るという効果を
奏する。
【0030】また、閉鎖した循環系で養殖、蓄養、砂だ
し用の海水、真水等を循環させるので、処理中に蒸発し
た水分に見合う量の真水を適宜循環系に追加するのみで
よい。一方、このように、閉鎖系で処理水を循環させて
いながらも、活水石によって循環させる水を処理するこ
とによって、処理水の活性化、水質改善を図り、更に
は、活水石から溶出するミネラルによって、処理水のミ
ネラルバランスが保たれ、活貝の良好な育成を図ること
ができる。また、必要に応じて、循環させる処理水をエ
アレーション処理することによって、処理水中の溶存酸
素量を増加させることもできる。
し用の海水、真水等を循環させるので、処理中に蒸発し
た水分に見合う量の真水を適宜循環系に追加するのみで
よい。一方、このように、閉鎖系で処理水を循環させて
いながらも、活水石によって循環させる水を処理するこ
とによって、処理水の活性化、水質改善を図り、更に
は、活水石から溶出するミネラルによって、処理水のミ
ネラルバランスが保たれ、活貝の良好な育成を図ること
ができる。また、必要に応じて、循環させる処理水をエ
アレーション処理することによって、処理水中の溶存酸
素量を増加させることもできる。
【0031】また、活貝からの砂出し処理の場合には、
活水石で処理した水によって効率よく砂出しを行わせ、
活貝表面の汚れの除去ができるのみならず、同時に活貝
の肉質の改善、蓄養を図ることができる。
活水石で処理した水によって効率よく砂出しを行わせ、
活貝表面の汚れの除去ができるのみならず、同時に活貝
の肉質の改善、蓄養を図ることができる。
【0032】以下、この発明の好ましい実施例を添付図
面を用いて説明する。
面を用いて説明する。
【0033】
【実施例1】図1は、この発明の第一の実施例を現す概
念図である。
念図である。
【0034】図1中、符号2a、2b、2cは、活貝の
養殖あるいは蓄養に用いる養殖槽あるいは蓄養槽を現
す。養殖槽2a、2b、2cに送水管3と排水管4を連
結し、排水管4は処理槽5に導く。処理槽5は仕切壁5
a、5bにより受槽6、調温槽7、送水槽8に区画され
ている。送水槽8はポンプ9を介装した送水管3により
養殖槽(蓄養槽)2a、2b、2cに接続されてる。調
温槽7にはクーラー10の冷媒管11を敷設してある。
養殖あるいは蓄養に用いる養殖槽あるいは蓄養槽を現
す。養殖槽2a、2b、2cに送水管3と排水管4を連
結し、排水管4は処理槽5に導く。処理槽5は仕切壁5
a、5bにより受槽6、調温槽7、送水槽8に区画され
ている。送水槽8はポンプ9を介装した送水管3により
養殖槽(蓄養槽)2a、2b、2cに接続されてる。調
温槽7にはクーラー10の冷媒管11を敷設してある。
【0035】養殖槽2a、2b、2cには、従来から活
貝の養殖槽あるいは蓄養槽に使用されている砂、小砂
利、大砂利等に粒状化あるいは粉状化した活水石(表1
のもの)を混合して養殖床(蓄養床)1としたものを収
容してある。
貝の養殖槽あるいは蓄養槽に使用されている砂、小砂
利、大砂利等に粒状化あるいは粉状化した活水石(表1
のもの)を混合して養殖床(蓄養床)1としたものを収
容してある。
【0036】前記において、養殖床(蓄養床)1に活貝
を散布すると共に、ポンプ9を動かして、水を矢示1
8、19のように養殖槽(蓄養槽)2a、2b、2cに
供給、循環させる。
を散布すると共に、ポンプ9を動かして、水を矢示1
8、19のように養殖槽(蓄養槽)2a、2b、2cに
供給、循環させる。
【0037】養殖槽(蓄養槽)2a、2b、2cに供
給、循環される水は、養殖床(蓄養床)1中の活水石の
作用によって、活性化され、水質が改善されるので、活
貝の活性を増進させ、養殖、蓄養中の良好な育成、肉質
の改善を可能とすると共に、特有の臭気を消去させるこ
とができる。
給、循環される水は、養殖床(蓄養床)1中の活水石の
作用によって、活性化され、水質が改善されるので、活
貝の活性を増進させ、養殖、蓄養中の良好な育成、肉質
の改善を可能とすると共に、特有の臭気を消去させるこ
とができる。
【0038】また、養殖床(蓄養床)1中の活水石の作
用によって、水質の酸性化防止、水の富栄養化防止、水
の腐敗化防止、水中の有害物質の吸着及び静菌等が図ら
れるため、養殖槽(蓄養槽)2a、2b、2cに供給す
る水を取り替える必要がなくなり、いわば閉鎖系で水を
循環させることが可能になる。活貝の養殖あるいは蓄養
には海水を養殖槽(蓄養槽)2a、2b、2cに供給す
るが、本実施例の場合には、このように供給する海水を
循環させるので、一旦海水を取り入れて稼働開始してか
らは、循環の過程で蒸発した水分を補うだけの真水を適
宜追加すればよいことになる。
用によって、水質の酸性化防止、水の富栄養化防止、水
の腐敗化防止、水中の有害物質の吸着及び静菌等が図ら
れるため、養殖槽(蓄養槽)2a、2b、2cに供給す
る水を取り替える必要がなくなり、いわば閉鎖系で水を
循環させることが可能になる。活貝の養殖あるいは蓄養
には海水を養殖槽(蓄養槽)2a、2b、2cに供給す
るが、本実施例の場合には、このように供給する海水を
循環させるので、一旦海水を取り入れて稼働開始してか
らは、循環の過程で蒸発した水分を補うだけの真水を適
宜追加すればよいことになる。
【0039】このようにした場合でも、養殖床(蓄養
床)1に混入した活水石の作用によって、循環水の水質
を改善し、更には、活水石から溶出するミネラルによっ
て、循環水のミネラルバランスが保たれ、活貝の良好な
育成を図ることができる。
床)1に混入した活水石の作用によって、循環水の水質
を改善し、更には、活水石から溶出するミネラルによっ
て、循環水のミネラルバランスが保たれ、活貝の良好な
育成を図ることができる。
【0040】本実施例において、養殖槽(蓄養槽)2
a、2b、2cの側壁を活水石を混入したコンクリート
骨材を用いて形成することもできる。このようにすれ
ば、養殖床(蓄養床)1に混入した活水石の作用とあい
まって、一層良好な効果を得ることができる。
a、2b、2cの側壁を活水石を混入したコンクリート
骨材を用いて形成することもできる。このようにすれ
ば、養殖床(蓄養床)1に混入した活水石の作用とあい
まって、一層良好な効果を得ることができる。
【0041】また、クーラー10を作動させて水温の管
理をすれば、養殖槽(蓄養槽)2a、2b、2c中へ常
時一定の温度の水を供給することができる。水温は、活
貝の種類にもよるが、例えば、10℃〜15℃、あるい
は5℃程度に設定することができる。
理をすれば、養殖槽(蓄養槽)2a、2b、2c中へ常
時一定の温度の水を供給することができる。水温は、活
貝の種類にもよるが、例えば、10℃〜15℃、あるい
は5℃程度に設定することができる。
【0042】更に、循環する水から浮遊物などを除去す
るために処理槽5内へ従来公知のフィルターを設置して
おくこともできる(図示していない)。
るために処理槽5内へ従来公知のフィルターを設置して
おくこともできる(図示していない)。
【0043】本実施例は、海浜の活貝槽など、屋外に設
けられた活貝の養殖槽あるいは蓄養槽において活貝を養
殖あるいは蓄養する上で有効である。
けられた活貝の養殖槽あるいは蓄養槽において活貝を養
殖あるいは蓄養する上で有効である。
【0044】
【実施例2】図2は、この発明の第二の実施例を現す概
念図である。
念図である。
【0045】この実施例は、実施例1における処理槽5
の受槽6において、養殖槽(蓄養槽)から排出されてき
た水を、活水石を用いて濾過、浄化する機能を付加した
ものである。
の受槽6において、養殖槽(蓄養槽)から排出されてき
た水を、活水石を用いて濾過、浄化する機能を付加した
ものである。
【0046】図2中、符号20a、20b、20cは、
活貝の養殖あるいは蓄養に用いる養殖槽あるいは蓄養槽
を現す。養殖槽20a、20b、20cに送水管21と
排水管22を連結し、排水管22は処理槽23に導く。
処理槽23は仕切壁24、25により活水槽26、調温
槽27、送水槽28に区画されている。送水槽28はポ
ンプ29を介装した送水管21により養殖槽(蓄養槽)
20a、20b、20cに接続されてる。調温槽27に
はクーラー12の冷媒管17を敷設してある。
活貝の養殖あるいは蓄養に用いる養殖槽あるいは蓄養槽
を現す。養殖槽20a、20b、20cに送水管21と
排水管22を連結し、排水管22は処理槽23に導く。
処理槽23は仕切壁24、25により活水槽26、調温
槽27、送水槽28に区画されている。送水槽28はポ
ンプ29を介装した送水管21により養殖槽(蓄養槽)
20a、20b、20cに接続されてる。調温槽27に
はクーラー12の冷媒管17を敷設してある。
【0047】養殖槽20a、20b、20cには、従来
から活貝の養殖槽あるいは蓄養槽に使用されている砂、
小砂利、大砂利等に粒状化あるいは粉状化した活水石を
混合して養殖床(蓄養床)1aとしたものを収容してあ
る。これらの構成は、実施例1と同様である。
から活貝の養殖槽あるいは蓄養槽に使用されている砂、
小砂利、大砂利等に粒状化あるいは粉状化した活水石を
混合して養殖床(蓄養床)1aとしたものを収容してあ
る。これらの構成は、実施例1と同様である。
【0048】図3、4は、活水槽26内の構成を現した
ものである。活水槽26の底部には、送気管31を介し
てブロワー32に接続された噴気管30が敷設されてい
る。噴気管30は、その下面側に噴気用の小孔30aを
有している。噴気管30の上に、養殖槽(蓄養槽)20
a、20b、20cから排出管22を介して流入してき
た循環水を濾過、浄化するための濾床33が積み重ねら
れている。
ものである。活水槽26の底部には、送気管31を介し
てブロワー32に接続された噴気管30が敷設されてい
る。噴気管30は、その下面側に噴気用の小孔30aを
有している。噴気管30の上に、養殖槽(蓄養槽)20
a、20b、20cから排出管22を介して流入してき
た循環水を濾過、浄化するための濾床33が積み重ねら
れている。
【0049】濾床33は、図4図示のように、下側から
大砂利程度の大きさの活水石の層13、小砂利程度の大
きさの活水石の層14、小さな活水石の層15、極めて
小さな活水石の砂層16を順次積層して構成されてい
る。
大砂利程度の大きさの活水石の層13、小砂利程度の大
きさの活水石の層14、小さな活水石の層15、極めて
小さな活水石の砂層16を順次積層して構成されてい
る。
【0050】この濾床33を構成するために使用した活
水石の成分は、前記表2の通りである。
水石の成分は、前記表2の通りである。
【0051】なお、実施例1で用いた表1の成分構成か
らなる活水石を用いても同様の効果を達成することがで
きる。
らなる活水石を用いても同様の効果を達成することがで
きる。
【0052】異なる大きさの活水石の各層の積層順は、
特にこの実施例の構成に限定される必要はない。全体を
混合して用いても差支えない。要は、養殖槽(蓄養槽)
から排出されてきた循環水を活水石を用いて濾過、浄化
することが可能な構成となっていればよい。
特にこの実施例の構成に限定される必要はない。全体を
混合して用いても差支えない。要は、養殖槽(蓄養槽)
から排出されてきた循環水を活水石を用いて濾過、浄化
することが可能な構成となっていればよい。
【0053】実施例1と同様に、養殖床(蓄養床)1に
活貝を散布すると共に、ポンプ29を動かして、水を矢
示21、35のように養殖槽(蓄養槽)20a、20
b、20cに供給、循環させる(図2)。
活貝を散布すると共に、ポンプ29を動かして、水を矢
示21、35のように養殖槽(蓄養槽)20a、20
b、20cに供給、循環させる(図2)。
【0054】本実施例の場合には、養殖槽(蓄養槽)2
0a、20b、20cから排水管22を介して矢示35
のように排出されてきた水を活水槽26で、濾過、浄化
できる点に特徴がある。すなわち、養殖槽(蓄養槽)2
0a、20b、20cから排出されてきた水が汚染され
ていても、活水槽26内の濾床33の働きによって濾
過、浄化されるので、装置内を循環する水の浄化、活性
化、水質改善をより一層効果的に行うことができる。こ
れにより活貝の活性を一層増進させ、養殖、蓄養中の良
好な育成、肉質の改善を図ることができる。
0a、20b、20cから排水管22を介して矢示35
のように排出されてきた水を活水槽26で、濾過、浄化
できる点に特徴がある。すなわち、養殖槽(蓄養槽)2
0a、20b、20cから排出されてきた水が汚染され
ていても、活水槽26内の濾床33の働きによって濾
過、浄化されるので、装置内を循環する水の浄化、活性
化、水質改善をより一層効果的に行うことができる。こ
れにより活貝の活性を一層増進させ、養殖、蓄養中の良
好な育成、肉質の改善を図ることができる。
【0055】図4中、排水管22から矢示58のように
活水槽26内へ流入した水は、濾床33を通過して濾
過、活性化される。活水槽26の仕切壁24側下端に
は、通水用の小孔56aを有する連通管56が敷設され
ており(図3、図4)、濾過、活性化された水は、通水
用の小孔56aを介して連通管56内に入り、仕切壁2
4の下を通る導管57を通って矢示58のように調温槽
27内に入る(図4)。
活水槽26内へ流入した水は、濾床33を通過して濾
過、活性化される。活水槽26の仕切壁24側下端に
は、通水用の小孔56aを有する連通管56が敷設され
ており(図3、図4)、濾過、活性化された水は、通水
用の小孔56aを介して連通管56内に入り、仕切壁2
4の下を通る導管57を通って矢示58のように調温槽
27内に入る(図4)。
【0056】濾床33が汚染した場合には、ブロワー3
2から送気管31を介して矢示36のように加圧空気を
送り(図2)、噴気管30の噴気孔30aから噴出させ
ることにより、濾床33を矢示37(図2)のように逆
洗させることにより清掃することができる。逆洗により
発生した汚れた水は、オーバーフロー55から活水槽2
6外へ排出させる。
2から送気管31を介して矢示36のように加圧空気を
送り(図2)、噴気管30の噴気孔30aから噴出させ
ることにより、濾床33を矢示37(図2)のように逆
洗させることにより清掃することができる。逆洗により
発生した汚れた水は、オーバーフロー55から活水槽2
6外へ排出させる。
【0057】また、この噴気管30からの加圧空気の噴
出により循環水中の溶存酸素量の増加を図り、活貝の活
性を増進させることができる。
出により循環水中の溶存酸素量の増加を図り、活貝の活
性を増進させることができる。
【0058】養殖槽(蓄養槽)20a、20b、20c
の側壁を活水石を混入したコンクリート骨材を用いて形
成できること、クーラー12を作動させて水温の管理を
すれば常時一定の温度の水を供給、循環できること、閉
鎖系で養殖あるいは蓄養のための海水を循環させるの
で、蒸発した水分に見合う真水を適宜循環系に追加する
のみでよいこと等は、前記実施例1の場合と同様であ
る。
の側壁を活水石を混入したコンクリート骨材を用いて形
成できること、クーラー12を作動させて水温の管理を
すれば常時一定の温度の水を供給、循環できること、閉
鎖系で養殖あるいは蓄養のための海水を循環させるの
で、蒸発した水分に見合う真水を適宜循環系に追加する
のみでよいこと等は、前記実施例1の場合と同様であ
る。
【0059】本実施例は、実施例1と同様に、海浜の活
貝槽など、屋外に設けられた活貝の養殖槽あるいは蓄養
槽において活貝を養殖あるいは蓄養する上で有効であ
る。
貝槽など、屋外に設けられた活貝の養殖槽あるいは蓄養
槽において活貝を養殖あるいは蓄養する上で有効であ
る。
【0060】
【実施例3】図5は、活貝から砂出しさせるのに適した
装置の概念図である。
装置の概念図である。
【0061】即ち活貝を収容する水槽38を送水管39
を介して活水槽41の送水側と接続すると共に、水槽3
8からの排水管40をフィルタ45、ポンプ44、調温
器43、給水管42を介して活水槽41の受水側に接続
し、こうして閉鎖された循環系を構成する。
を介して活水槽41の送水側と接続すると共に、水槽3
8からの排水管40をフィルタ45、ポンプ44、調温
器43、給水管42を介して活水槽41の受水側に接続
し、こうして閉鎖された循環系を構成する。
【0062】活水槽41の構成は、前記実施例2の活水
槽26内の構成と同一につき、説明を省略する。図4
中、符号48は噴気管、符号46が濾床を現している。
濾床46の構成も、前記実施例2の濾床33の構成(図
4)と同一につき説明を省略する。
槽26内の構成と同一につき、説明を省略する。図4
中、符号48は噴気管、符号46が濾床を現している。
濾床46の構成も、前記実施例2の濾床33の構成(図
4)と同一につき説明を省略する。
【0063】要は、活貝に砂出しさせるという活貝の処
理において、循環供給する水を活水石を用いて濾過、浄
化並びに活性化させるというものである。
理において、循環供給する水を活水石を用いて濾過、浄
化並びに活性化させるというものである。
【0064】活水槽41の底部には、前記実施例2の活
水槽26と同じく送気管50を介してブロワー51の吐
出管52に接続された噴気管48が敷設されている。濾
床46が汚染した場合には、ブロワー51から吐出管5
2、送気管50を介して加圧空気を送り噴気管48より
噴出させて逆洗することにより濾床46を清掃できる。
水槽38の底部には、送気管49を介してブロワー5
1の吐出管52に接続された噴気管47が敷設されてい
る。噴気管47から加圧空気を噴出させるエアーレーシ
ョンにより、溶存酸素量の増加を図り活貝の活性化を図
ることができる。またかかるエアーレーションの作動、
停止の間隔を調整することにより、活貝からの砂出しに
要する時間を調整することも可能である。
水槽26と同じく送気管50を介してブロワー51の吐
出管52に接続された噴気管48が敷設されている。濾
床46が汚染した場合には、ブロワー51から吐出管5
2、送気管50を介して加圧空気を送り噴気管48より
噴出させて逆洗することにより濾床46を清掃できる。
水槽38の底部には、送気管49を介してブロワー5
1の吐出管52に接続された噴気管47が敷設されてい
る。噴気管47から加圧空気を噴出させるエアーレーシ
ョンにより、溶存酸素量の増加を図り活貝の活性化を図
ることができる。またかかるエアーレーションの作動、
停止の間隔を調整することにより、活貝からの砂出しに
要する時間を調整することも可能である。
【0065】この実施例において、水槽38中に砂出し
処理すべき活貝を投入し、ポンプ44を作動させると、
水は矢示53、54、55のように閉鎖系内を循環す
る。この循環する水は、活水槽41内の濾床46によっ
て、濾過、浄化されると共に、濾床46内を構成する活
水石の作用によって、活性化され、水質が改善される。
処理すべき活貝を投入し、ポンプ44を作動させると、
水は矢示53、54、55のように閉鎖系内を循環す
る。この循環する水は、活水槽41内の濾床46によっ
て、濾過、浄化されると共に、濾床46内を構成する活
水石の作用によって、活性化され、水質が改善される。
【0066】かかる活性化され、水質改善された水によ
って、水槽38中の活貝が処理されることにより、活貝
の砂出しが効率善く行われる。また、単に砂出し処理が
行われるだけでなく、活水石によって活性化され、水質
改善された水によって処理されるため、砂出し処理と同
時並行的に、活貝の肉質の改善(肉の甘みの増加)を図
ることができる。
って、水槽38中の活貝が処理されることにより、活貝
の砂出しが効率善く行われる。また、単に砂出し処理が
行われるだけでなく、活水石によって活性化され、水質
改善された水によって処理されるため、砂出し処理と同
時並行的に、活貝の肉質の改善(肉の甘みの増加)を図
ることができる。
【0067】この実施例においては、調温器43の働き
によって、水槽38に供給する水の温度を一定に保つこ
とができる。水槽38に投入する貝の種類にもよるが1
0℃〜15℃程度、あるいは5℃前後の水温に保つ事が
可能である。また、フィルタ45の働きによって、処理
水中の浮遊物等を除去することができる。調温器43、
フィルタ45を介装する位置は、図5図示の位置に限ら
ない。この処理装置の機能を効果的に発揮させることの
できる位置へ適宜介装可能である。
によって、水槽38に供給する水の温度を一定に保つこ
とができる。水槽38に投入する貝の種類にもよるが1
0℃〜15℃程度、あるいは5℃前後の水温に保つ事が
可能である。また、フィルタ45の働きによって、処理
水中の浮遊物等を除去することができる。調温器43、
フィルタ45を介装する位置は、図5図示の位置に限ら
ない。この処理装置の機能を効果的に発揮させることの
できる位置へ適宜介装可能である。
【0068】この実施例の装置は、料理前(食用に供す
る前)に行う活貝の砂出し処理に用いるものであり、か
かる処理の際に活貝の肉質改善、特有の臭気の消去をも
同時行うことができるという効果がある。また、活水石
よって活性化され、水質改善された水で処理するため、
活貝の表面に付着している汚れの除去も同時に行うこと
ができる。
る前)に行う活貝の砂出し処理に用いるものであり、か
かる処理の際に活貝の肉質改善、特有の臭気の消去をも
同時行うことができるという効果がある。また、活水石
よって活性化され、水質改善された水で処理するため、
活貝の表面に付着している汚れの除去も同時に行うこと
ができる。
【0069】
【発明の効果】この発明によれば、活貝の養殖、蓄養、
砂だし等に用いる水を活水石で処理したので、水が活性
化され、水質の改善が図られ、活貝の活性を増進させる
ことができ、養殖、蓄養中の良好な育成、肉質の改善を
可能とすると共に、特有の臭気を消去させ得るという効
果を奏する。
砂だし等に用いる水を活水石で処理したので、水が活性
化され、水質の改善が図られ、活貝の活性を増進させる
ことができ、養殖、蓄養中の良好な育成、肉質の改善を
可能とすると共に、特有の臭気を消去させ得るという効
果を奏する。
【0070】特に活水石を用いて水を処理することによ
り、水質の酸性化防止、水富栄養化防止、水の腐敗防
止、水中の有害物質・有害有機物の吸着及び静菌、PH
の安定化、養殖槽(蓄養槽)・水槽内における堆積物の
清浄化、金気による活貝への障害防止など種々の効果を
得ることができる。また、活水石の多孔性による水中の
酸素の保全、濾過能力の向上、水の清澄化も図られる。
り、水質の酸性化防止、水富栄養化防止、水の腐敗防
止、水中の有害物質・有害有機物の吸着及び静菌、PH
の安定化、養殖槽(蓄養槽)・水槽内における堆積物の
清浄化、金気による活貝への障害防止など種々の効果を
得ることができる。また、活水石の多孔性による水中の
酸素の保全、濾過能力の向上、水の清澄化も図られる。
【0071】また、この発明においては、閉鎖した循環
系で養殖、蓄養、砂だし用の海水、真水等を循環させる
ので、処理中に蒸発した水分に見合う量の真水を適宜循
環系に追加するのみでよい。一方、このように、閉鎖系
で処理水を循環させていながらも、活水石によって循環
させる水を処理することによって、処理水の活性化、水
質改善を図り、更には、活水石から溶出するミネラルに
よって、処理水のミネラルバランスが保たれ、活貝の良
好な育成を図ることができる。また、必要に応じて、循
環させる処理水をエアレーション処理することによっ
て、処理水中の溶存酸素量を増加させることもできる。
系で養殖、蓄養、砂だし用の海水、真水等を循環させる
ので、処理中に蒸発した水分に見合う量の真水を適宜循
環系に追加するのみでよい。一方、このように、閉鎖系
で処理水を循環させていながらも、活水石によって循環
させる水を処理することによって、処理水の活性化、水
質改善を図り、更には、活水石から溶出するミネラルに
よって、処理水のミネラルバランスが保たれ、活貝の良
好な育成を図ることができる。また、必要に応じて、循
環させる処理水をエアレーション処理することによっ
て、処理水中の溶存酸素量を増加させることもできる。
【0072】また、活貝からの砂出し処理の場合には、
エアレーション処理を併用することにより効率よく砂出
しを行わせ、活貝表面の汚れの除去ができるのみなら
ず、隣接活貝の咬み合いによる貝割れが皆無となり同時
に活貝の肉質の改善、蓄養を図ることができる。
エアレーション処理を併用することにより効率よく砂出
しを行わせ、活貝表面の汚れの除去ができるのみなら
ず、隣接活貝の咬み合いによる貝割れが皆無となり同時
に活貝の肉質の改善、蓄養を図ることができる。
【図1】 この発明の実施例の概念図。
【図2】 同じく他の実施例の概念図。
【図3】 同じく図2の実施例における活水槽の濾床を
積み重ねる前の一部を省略した平面図。
積み重ねる前の一部を省略した平面図。
【図4】 同じく図2の実施例における活水槽の一部拡
大断面図。
大断面図。
【図5】 同じく活貝の砂出しに用いる実施例の概念
図。
図。
1 養殖床(蓄養床) 2 a、2b、2c、養殖槽(蓄養槽) 3 送水管 4 排水管 5 処理槽 6 受槽 7 調温槽 8 送水槽 9 ポンプ 10 クーラー 11 冷媒管 12 クーラー 13 大砂利程度の大きさの活水石の層 14 小砂利程度の大きさの活水石の層 15 小さな活水石の層 16 極めて小さな活水石の砂層 17 冷媒管 20a、20b、20c 養殖槽(蓄養槽) 21 送水管 22 排水管 23 調節槽 24、25 仕切壁 26 活水槽 27 調温槽 28 送水槽 29 ポンプ 30 噴気管 31 送気管 32 ブロワー 33 濾床 38 水槽 39 送水管 40 排水管 41 活水槽 42 給水管 43 調温器 44 ポンプ 45 フィルター 46 濾床 47、48 噴気管 49、50 送気管 51 ポンプ 52 吐出管 55 オーバーフロー 56 連通管内 57 導管
Claims (13)
- 【請求項1】 活水石で処理した水を用いて活貝を養殖
あるいは蓄養することを特徴とした活貝の処理方法。 - 【請求項2】 活貝の養殖槽あるいは蓄養槽中の砂に活
水石を混入することを特徴とした請求項1記載の活貝の
処理方法。 - 【請求項3】 活水石を混入したコンクリート骨材を用
いて側壁を形成した活貝の養殖槽あるいは蓄養槽中の砂
に活水石を混入することを特徴とした請求項1記載の活
貝の処理方法。 - 【請求項4】 活水石で処理した水を活貝の養殖槽ある
いは蓄養槽へ供給、循環させることを特徴とした請求項
1記載の活貝の処理方法。 - 【請求項5】 活貝の養殖槽あるいは蓄養槽中の砂に活
水石を混入するとともに、活水石で処理した水を前記養
殖槽あるいは蓄養槽へ供給、循環させることを特徴とし
た請求項1記載の活貝の処理方法。 - 【請求項6】 活水石を混入したコンクリート骨材を用
いて側壁を形成した活貝の養殖槽あるいは蓄養槽中の砂
に活水石を混入するとともに、活水石で処理した水を前
記養殖槽あるいは蓄養槽へ供給、循環させることを特徴
とした請求項1記載の活貝の処理方法。 - 【請求項7】 活貝を収容した水槽中に活水石で処理し
た水を供給、循環させることを特徴とした活貝の処理方
法。 - 【請求項8】 活水石を混入した砂を収容する活貝の養
殖槽あるいは蓄養槽に温度調節装置付の水循環装置を接
続したことを特徴とする活貝の処理装置。 - 【請求項9】 活貝の養殖槽あるいは蓄養槽の側壁は、
活水石を混入したコンクリート骨材を用いて形成されて
いることを特徴とする請求項8記載の活貝の処理装置。 - 【請求項10】 活貝の養殖槽あるいは蓄養槽に活水石
を収容した水処理槽を備えた温度調節装置付の水循環装
置を接続したことを特徴とする活貝の処理装置。 - 【請求項11】 活貝の養殖槽あるいは蓄養槽は、活水
石を混入した砂を収容していることを特徴とする請求項
10記載の活貝の処理装置。 - 【請求項12】 活貝の養殖槽あるいは蓄養槽は、活水
石を混入したコンクリート骨材を用いて側壁が形成され
ていると共に、当該養殖槽あるいは蓄養槽中に活水石を
混入した砂を収容していることを特徴とする請求項10
記載の活貝の処理装置。 - 【請求項13】 活貝を収容した水槽中に、温度調節装
置および活水石を収容した水処理槽を介して水を供給、
循環させることを特徴とした活貝の処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7132174A JPH08322419A (ja) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | 活貝の処理方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7132174A JPH08322419A (ja) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | 活貝の処理方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08322419A true JPH08322419A (ja) | 1996-12-10 |
Family
ID=15075111
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7132174A Pending JPH08322419A (ja) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | 活貝の処理方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08322419A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102511426A (zh) * | 2012-01-04 | 2012-06-27 | 鲁东大学 | 一种使埋栖型双壳贝类快速吐沙的方法 |
JP5913717B1 (ja) * | 2015-11-02 | 2016-04-27 | 株式会社 ヒガシマル | 砂地生息水中生物の養殖装置 |
CN115136818A (zh) * | 2021-03-31 | 2022-10-04 | 四季洋圃生物机电股份有限公司 | 农殖循环系统 |
CN115956534A (zh) * | 2023-03-02 | 2023-04-14 | 江苏海洋大学 | 一种青蛤分层养殖装置 |
-
1995
- 1995-05-30 JP JP7132174A patent/JPH08322419A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102511426A (zh) * | 2012-01-04 | 2012-06-27 | 鲁东大学 | 一种使埋栖型双壳贝类快速吐沙的方法 |
JP5913717B1 (ja) * | 2015-11-02 | 2016-04-27 | 株式会社 ヒガシマル | 砂地生息水中生物の養殖装置 |
JP2017085903A (ja) * | 2015-11-02 | 2017-05-25 | 株式会社 ヒガシマル | 砂地生息水中生物の養殖装置 |
CN115136818A (zh) * | 2021-03-31 | 2022-10-04 | 四季洋圃生物机电股份有限公司 | 农殖循环系统 |
CN115956534A (zh) * | 2023-03-02 | 2023-04-14 | 江苏海洋大学 | 一种青蛤分层养殖装置 |
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