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JPH08319607A - 自発光式表示装置 - Google Patents

自発光式表示装置

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Publication number
JPH08319607A
JPH08319607A JP8033997A JP3399796A JPH08319607A JP H08319607 A JPH08319607 A JP H08319607A JP 8033997 A JP8033997 A JP 8033997A JP 3399796 A JP3399796 A JP 3399796A JP H08319607 A JPH08319607 A JP H08319607A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solar cell
self
case
storage battery
transparent plate
Prior art date
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Granted
Application number
JP8033997A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2789556B2 (ja
Inventor
Toshiro Yamauchi
敏郎 山内
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Box KK
Original Assignee
Box KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 視認性並びに防水性の高い自発光式表示装置
の提供。 【解決手段】 箱状をなす上下のケース40、50の平
坦な上面に太陽電池20とEL30を配設するととも
に、太陽電池20からの電力を蓄電する蓄電池60と、
周囲が所定の明るさ以下になったとき蓄電池60から電
力を供給してEL30を自発光させる制御装置70とを
内部に収容し、太陽電池20とEL30の上に透明板1
0を重ね、かつ透明板10の周囲と上ケース40の間及
びEL30と上ケース40の上面との間にシール材80
を充填する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ELを用いた自
発光式路面舗装用ブロックなどに好適な自発光式表示装
置に関する。なお、本出願においてELとは、EL(エ
レクトロルミネッサンス)素子、電導膜並びにガラス、
樹脂もしくはアルミの保護膜等で構成される面発光装置
全体を意味するものとする。
【0002】
【従来の技術】このような自発光式表示装置として、交
差点に設けられるマーカーが公知である。このマーカー
は略4角錐台状をなし、上面に太陽電池を設け、側面に
LEDを配設し、かつ内部に太陽電池からの電力を蓄電
する蓄電池と、周囲の照度が所定値以下になったとき蓄
電池から電力を供給してLEDを自発光させる制御装置
とを内部に収容してある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
マーカーはLEDが指向性を有するため、認識できる範
囲が狭い範囲に限定され、かつ表示面が直立乃至は傾斜
する用例に限定されるため、路面に敷設又は埋設する場
合など、略180゜の範囲から認識できることが要求さ
れるような用途には適していない。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本願にかかる自発光式表示装置は、箱状をなすケースの
平坦な上面に太陽電池とELを配設するとともに、太陽
電池からの電力を蓄電する蓄電池と、周囲が所定の明る
さ以下になったとき蓄電池から電力を供給してELを自
発光させる制御装置とを内部に収容したことを特徴とす
る。
【0005】このとき太陽電池とELの上に透明板を重
ね、かつ透明板の周囲とケースの間及びELとケース上
面との間にシール材を充填することもできる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1乃至図5に基づいて舗装用ブ
ロックとして構成された一実施の形態を説明する。図1
はこのブロックの図2における1−1線に沿う断面であ
り、図2は全体の外観斜視図、図3は構成部品を分解し
た展開斜視図、図4は電気部品の平面配置を示す図、図
5は制御装置のブロック図である。
【0007】これらの図に明らかなように、ブロック
は、透明板10、太陽電池20、EL30、上ケース4
0及び下ケース50を備え、上下のケースを合わせるこ
とにより略箱状をなすケースの内部空間に、蓄電池60
と制御装置70が収容されている(図4参照)。
【0008】透明板10はガラスなどの適宜材料を舗装
用として十分な強度を有する厚さに形成したものであ
り、太陽電池20はEL30の表示に邪魔にならないよ
うに配置され、EL30は必要により適当な表示形状に
形成される。
【0009】上ケース40及び下ケース50は必要強度
を得るため、アルミ合金など適宜剛性材料で形成され、
かつ軽量化のため多数のリブ41、51が格子状に形成
されている。なお、格子状以外にもハニカム状など種々
な補強構造を採用できる。
【0010】また、蓄電池60を収容できる半円弧状の
凹部42、52及び制御装置70の収容部43、53が
形成されている。さらに各リブ41、51を横断するよ
うに配線用のコード穴44と凹部54が形成されてい
る。
【0011】上ケース40の上部には透明板10、太陽
電池20、EL30を収容するための凹部45が形成さ
れ、その底部45aは平坦部になっている。またそのコ
ーナー部には小凹部46a、bが形成され、それぞれに
配線用のコード穴47a、bが貫通して形成されてい
る。
【0012】図1に明らかなように、凹部45内にはE
L30、太陽電池20及び透明板10がこの順に入れら
れ、太陽電池20の周囲は透明接着剤21で透明板10
とEL30とへ接着されている。なお、太陽電池20が
設けられない範囲は、透明板10とEL30の間に形成
される略太陽電池20の厚み分の間隙を透明接着剤21
の層のみで埋めている。
【0013】透明板10の周囲と上ケース40の周縁部
48の間には、シリコン樹脂など適宜な透明シール材8
0が充填されている。このシール材80はEL30と凹
部45の底部45aとの間に回り込んでシール層81が
形成されている。
【0014】さらに、シール材80は小凹部46a、b
内にも充填層82を形成し、その一部はコード穴47
a、bにも入り込んでコード90、91とその周囲を充
填する穴部シール83になっている。
【0015】図4に明らかなように、蓄電池60のコー
ド92が制御装置70へ接続され、この制御装置70は
コード90で太陽電池20と、コード91でEL30と
接続されている。
【0016】図5に明らかなように、制御装置70は太
陽電池20の電力を過放電過充電防止回路72を介して
蓄電池60と接続されている。蓄電池60の電力は過放
電過充電防止回路72を介してEL駆動回路73と接続
する。
【0017】このEL駆動回路73は太陽電池20の発
電量から照度を検出する照度検出回路71及び所定時間
だけEL30を駆動させるためのタイマー回路74と接
続し、これらで定められた所定条件でインバータ回路7
5を介してEL30を点灯させる。
【0018】上ケース40と下ケース50は周縁部48
と58はパッキン95を接合部に挟んだ状態でボルト9
6によって液密に一体化されている。また、それぞれの
周側部には凹部49、59が形成されている。
【0019】次に、本実施の形態の作用を説明する。図
1において、上面を露出して土97中に埋設された状態
で、昼間は太陽電池20で発電した電力が蓄電池60へ
蓄えられる。夜間など、周囲が所定の明るさになると、
照度検出回路71が働きタイマー回路74で設定された
間EL30を点灯させる。
【0020】このEL30による表示は、略180゜の
範囲から認識できるので、表示面を水平に敷設又は埋設
しても十分に認識できる。したがって、表示面の設置に
関して自由度が大きくなる。
【0021】また、上ケース40と下ケース50をほぼ
液密に合わせ、かつシール材80で太陽電池20及びE
L30を透明板10と上ケース40の間で液密にシール
したので、屋外使用に十分な防水性能を得ることができ
る。
【0022】さらに、コード90、91の周囲も穴部シ
ール83で十分なシールが可能なる。そのうえ、電源を
全て内蔵し外部電源と接続しないので、この点でも防水
性能を高めやすくなる。
【0023】そのうえ、図1に示すように、上ケース4
0と下ケース50の周側部には凹部49、59が形成さ
れているので、土97中に埋設された状態でも、埋設状
態で上ケース40だけを取り外すことができ、メンテン
ナンス性が向上する。
【0024】
【発明の効果】この自発光式表示装置は、太陽電池がケ
ース上面の平坦部へ設けられているため、十分な取付面
積を確保し、かつ太陽電池が昼間の受光量で発電し、十
分な電力を確保できる。この電力は蓄電池へ蓄えられ、
夜間など周囲が所定の明るさ以下になると、制御装置が
蓄電池からELへ電力を供給して自発光させることがで
きる。
【0025】このELによる表示は、略180゜の広い
範囲から認識可能であるため、 路面表示など水平な表
示面にすることを可能にできる。
【0026】そのうえ、透明板の周囲とケースの間及び
ELとケース上面との間にシール材を充填することによ
り、屋外使用でも十分な防水性能を得ることができる。
【0027】しかも、蓄電池、制御装置を内蔵すること
により外部電源を接続しないで済むため、この点でも高
い防水性能を確保し易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態に係る図2の1−1線に沿う断面
【図2】 実施の形態における斜視図
【図3】 実施の形態における分解斜視図(図中上段は
上ケースの表側、中断は同反転させた裏側を示す。下段
は下ケースを上側から、すなわち上ケースと重ね合わせ
られる側から示してある。)
【図4】 要部の平面図
【図5】 制御装置のブロック図
【符号の説明】
10:透明板、20:太陽電池、30:EL、40:上
ケース、50:下ケース、60:蓄電池、70:制御装
置、80:シール材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】箱状をなすケースの平坦な上面に太陽電池
    とELを配設するとともに、太陽電池からの電力を蓄電
    する蓄電池と、周囲が所定の明るさ以下になったとき蓄
    電池から電力を供給してELを自発光させる制御装置と
    を内部に収容したことを特徴とする自発光式表示装置。
  2. 【請求項2】太陽電池とELの上に透明板を重ね、かつ
    透明板の周囲とケースの間及びELとケース上面との間
    にシール材を充填したことをことを特徴とする請求項1
    記載の自発光式表示装置。
JP8033997A 1995-03-17 1996-02-21 自発光式表示装置 Expired - Fee Related JP2789556B2 (ja)

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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030079381A (ko) * 2002-04-04 2003-10-10 김두환 유기이엘 소자를 이용한 도로경계 블록
KR20110064410A (ko) * 2009-12-08 2011-06-15 엘지디스플레이 주식회사 표시 장치 및 그 제조 방법

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