JPH08313651A - 指針式時計 - Google Patents
指針式時計Info
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- JPH08313651A JPH08313651A JP14694495A JP14694495A JPH08313651A JP H08313651 A JPH08313651 A JP H08313651A JP 14694495 A JP14694495 A JP 14694495A JP 14694495 A JP14694495 A JP 14694495A JP H08313651 A JPH08313651 A JP H08313651A
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 5
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 claims 3
- 238000002788 crimping Methods 0.000 claims 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 claims 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 claims 1
- 238000005401 electroluminescence Methods 0.000 abstract description 8
- 239000002184 metal Substances 0.000 abstract description 2
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 2
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 2
- 239000003302 ferromagnetic material Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 description 1
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- Electromechanical Clocks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 時計ムーブメントの上方への移動を規制する
とともに、文字板として可撓性を有するシート状のもの
を用いることができるようにする。 【構成】 枠状のハウジング1の下面側には、時計ムー
ブメント収納孔2に突出する突出部3が設けられてい
る。時計ムーブメント収納孔2に上側から収納された時
計ムーブメント5は、突出部3にネジ10によって固定
されている。これにより、時計ムーブメント5の下方へ
の移動はもちろんのこと上方への移動も規制されること
になる。この結果、文字板として可撓性を有するシート
状のものを用いることができることになる。この場合、
ハウジング1および時計ムーブメント5の上面に薄い金
属板からなる筒車抑え板20が配置され、その上面に可
撓性を有するシート状のエレクトロルミネッセンス表示
素子26が配置され、その上面に透明な印刷シート27
が配置されている。
とともに、文字板として可撓性を有するシート状のもの
を用いることができるようにする。 【構成】 枠状のハウジング1の下面側には、時計ムー
ブメント収納孔2に突出する突出部3が設けられてい
る。時計ムーブメント収納孔2に上側から収納された時
計ムーブメント5は、突出部3にネジ10によって固定
されている。これにより、時計ムーブメント5の下方へ
の移動はもちろんのこと上方への移動も規制されること
になる。この結果、文字板として可撓性を有するシート
状のものを用いることができることになる。この場合、
ハウジング1および時計ムーブメント5の上面に薄い金
属板からなる筒車抑え板20が配置され、その上面に可
撓性を有するシート状のエレクトロルミネッセンス表示
素子26が配置され、その上面に透明な印刷シート27
が配置されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は指針式時計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の指針式時計には、地板にステップ
モータや輪列機構などが取り付けられた時計ムーブメン
トを枠状のハウジングの時計ムーブメント収納孔に上側
から収納し、これらを時計ケース内に下側から収納した
構造のものがある。この場合、ハウジングの時計ムーブ
メント収納孔に上側から収納された時計ムーブメント
は、下方への移動を規制されているが、上方への移動を
規制されていない。そこで、ハウジングの上面にハード
な文字板を取り付け、このハードな文字板によって時計
ムーブメントの上方への移動を規制している。
モータや輪列機構などが取り付けられた時計ムーブメン
トを枠状のハウジングの時計ムーブメント収納孔に上側
から収納し、これらを時計ケース内に下側から収納した
構造のものがある。この場合、ハウジングの時計ムーブ
メント収納孔に上側から収納された時計ムーブメント
は、下方への移動を規制されているが、上方への移動を
規制されていない。そこで、ハウジングの上面にハード
な文字板を取り付け、このハードな文字板によって時計
ムーブメントの上方への移動を規制している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の指
針式時計では、文字板としてハードなものを用いている
ので、文字板の材料や種類などに制約を受けるという問
題があった。例えば、文字板として可撓性を有するシー
ト状のものをただ単に用いると、時計ムーブメントの上
方への移動を確実に規制することができず、時計ムーブ
メントが指針と共に上下方向に微動し、不良品としての
印象を与えることになるので、好ましくない。この発明
の目的は、時計ムーブメントの上方への移動を規制する
ことができるとともに、文字板として可撓性を有するシ
ート状のものを用いることができる指針式時計を提供す
ることにある。
針式時計では、文字板としてハードなものを用いている
ので、文字板の材料や種類などに制約を受けるという問
題があった。例えば、文字板として可撓性を有するシー
ト状のものをただ単に用いると、時計ムーブメントの上
方への移動を確実に規制することができず、時計ムーブ
メントが指針と共に上下方向に微動し、不良品としての
印象を与えることになるので、好ましくない。この発明
の目的は、時計ムーブメントの上方への移動を規制する
ことができるとともに、文字板として可撓性を有するシ
ート状のものを用いることができる指針式時計を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
時計ムーブメントと、この時計ムーブメントを収納する
収納孔が形成された枠状のハウジングと、このハウジン
グおよび前記時計ムーブメントの上面に配置された可撓
性の文字板とを備え、前記ハウジングの下面側に前記収
納孔に突出する突出部を設け、この突出部に前記時計ム
ーブメントをネジによって固定したものである。
時計ムーブメントと、この時計ムーブメントを収納する
収納孔が形成された枠状のハウジングと、このハウジン
グおよび前記時計ムーブメントの上面に配置された可撓
性の文字板とを備え、前記ハウジングの下面側に前記収
納孔に突出する突出部を設け、この突出部に前記時計ム
ーブメントをネジによって固定したものである。
【0005】
【作用】請求項1記載の発明によれば、時計ムーブメン
トをハウジングにネジなどの固定手段によって固定して
いるので、時計ムーブメントの上方への移動を規制する
ことができることになる。この結果、ハウジングおよび
時計ムーブメント上に可撓性を有する文字板を配置する
ことができ、したがって文字板として可撓性を有するシ
ート状のものを用いることができることになる。
トをハウジングにネジなどの固定手段によって固定して
いるので、時計ムーブメントの上方への移動を規制する
ことができることになる。この結果、ハウジングおよび
時計ムーブメント上に可撓性を有する文字板を配置する
ことができ、したがって文字板として可撓性を有するシ
ート状のものを用いることができることになる。
【0006】
【実施例】図1〜図6はこの発明の第1実施例を説明す
るために示すもので、このうち図1は指針式時計の要部
の底面図、図2は図1のA−A線に沿う断面であって上
下を通常の状態とした場合を示す図、図3は図1のB−
B線に沿う断面図、図4はハウジングの底面図、図5は
ハウジングの時計ムーブメント収納孔に時計ムーブメン
トを収納した状態の平面図、図6はハウジングおよび時
計ムーブメントの上面に筒車抑え板を取り付けた状態の
平面図をそれぞれ示す。
るために示すもので、このうち図1は指針式時計の要部
の底面図、図2は図1のA−A線に沿う断面であって上
下を通常の状態とした場合を示す図、図3は図1のB−
B線に沿う断面図、図4はハウジングの底面図、図5は
ハウジングの時計ムーブメント収納孔に時計ムーブメン
トを収納した状態の平面図、図6はハウジングおよび時
計ムーブメントの上面に筒車抑え板を取り付けた状態の
平面図をそれぞれ示す。
【0007】まず、図2および図4に示すように、枠状
のハウジング1の中央部には時計ムーブメント収納孔2
が設けられている。また、ハウジング1の下面側には、
時計ムーブメント収納孔2に突出する所定の形状の突出
部3が設けられている。突出部3の所定の2個所には円
孔4が設けられている。そして、図1、図2および図5
に示すように、時計ムーブメント収納孔2には時計ムー
ブメント5が上側から収納されている。
のハウジング1の中央部には時計ムーブメント収納孔2
が設けられている。また、ハウジング1の下面側には、
時計ムーブメント収納孔2に突出する所定の形状の突出
部3が設けられている。突出部3の所定の2個所には円
孔4が設けられている。そして、図1、図2および図5
に示すように、時計ムーブメント収納孔2には時計ムー
ブメント5が上側から収納されている。
【0008】時計ムーブメント5は、ムーブメント本体
(地板)6の中心部の上面側に筒車7などからなる指針
軸が設けられている。一例として、筒車7は、ムーブメ
ント本体6の所定の個所に設けられたステップモータ8
の回転を、ムーブメント本体6の他の所定の個所に設け
られた輪列機構9を介して伝達され、図示しない時針と
共に、時計方向に12時間で1回転するようになってい
る。そして、図1および図2に示すように、ハウジング
1の2つの円孔4(図4参照)に挿通されたネジ10が
ムーブメント本体6にねじ込まれていることにより、時
計ムーブメント5はハウジング1に固定されている。
(地板)6の中心部の上面側に筒車7などからなる指針
軸が設けられている。一例として、筒車7は、ムーブメ
ント本体6の所定の個所に設けられたステップモータ8
の回転を、ムーブメント本体6の他の所定の個所に設け
られた輪列機構9を介して伝達され、図示しない時針と
共に、時計方向に12時間で1回転するようになってい
る。そして、図1および図2に示すように、ハウジング
1の2つの円孔4(図4参照)に挿通されたネジ10が
ムーブメント本体6にねじ込まれていることにより、時
計ムーブメント5はハウジング1に固定されている。
【0009】この場合、図3に示すように、ハウジング
1の円孔4の部分においては、ハウジング1の突出部3
とムーブメント本体6との間にはステップモータ8のス
テータ11、コイルコア12および輪列受13が介在さ
れている。また、ムーブメント本体6の所定の個所には
ボス14が設けられ、ボス14の軸心部には円孔15が
設けられている。そして、ボス14にステータ11の円
孔16およびコイルコア12の円孔17が嵌合された状
態で、ネジ(この場合、タッピングネジ)10がハウジ
ング1の円孔4および輪列受13の円孔18を挿通して
ボス14の円孔15にねじ込まれていることにより、ス
テータ11、コイルコア12および輪列受13がムーブ
メント本体6に取り付けられている。したがって、この
場合、時計ムーブメント5をハウジング1に固定するた
めのそれ専用のネジを必要とせず、部品点数が増加しな
いようにすることができる。なお、図3において符号1
9はステップモータ8のコイルを示す。
1の円孔4の部分においては、ハウジング1の突出部3
とムーブメント本体6との間にはステップモータ8のス
テータ11、コイルコア12および輪列受13が介在さ
れている。また、ムーブメント本体6の所定の個所には
ボス14が設けられ、ボス14の軸心部には円孔15が
設けられている。そして、ボス14にステータ11の円
孔16およびコイルコア12の円孔17が嵌合された状
態で、ネジ(この場合、タッピングネジ)10がハウジ
ング1の円孔4および輪列受13の円孔18を挿通して
ボス14の円孔15にねじ込まれていることにより、ス
テータ11、コイルコア12および輪列受13がムーブ
メント本体6に取り付けられている。したがって、この
場合、時計ムーブメント5をハウジング1に固定するた
めのそれ専用のネジを必要とせず、部品点数が増加しな
いようにすることができる。なお、図3において符号1
9はステップモータ8のコイルを示す。
【0010】このように、時計ムーブメント5をハウジ
ング1にネジ10によって固定しているので、時計ムー
ブメント5の下方への移動はもちろんのこと上方への移
動も規制することができる。この結果、後で説明するよ
うに、文字板などとして可撓性を有するシート状のもの
を用いることが可能となる。
ング1にネジ10によって固定しているので、時計ムー
ブメント5の下方への移動はもちろんのこと上方への移
動も規制することができる。この結果、後で説明するよ
うに、文字板などとして可撓性を有するシート状のもの
を用いることが可能となる。
【0011】この指針式時計の残りの構造について説明
を続けると、図2に示すように、ハウジング1および時
計ムーブメント5の上面には強磁性材料からなる薄い金
属板で形成された筒車抑え板20が配置されている。筒
車抑え板20は、図6に示すように、所定の2個所に折
曲形成された係合片21をハウジング1の上面側の所定
の2個所に形成された係合用凹部22(図5参照)に圧
入係合されているとともに、他の所定の2個所に折曲形
成された係合片23をムーブメント本体6の上面側の所
定の2個所に形成された係合用凹部24(図5参照)に
圧入係合されていることにより、ハウジング1および時
計ムーブメント5の上面に取り付けられている。この状
態では、筒車7の歯車部は、筒車抑え板20によってム
ーブメント本体6の上面に抑え付けられ、上方への移動
を規制されている。また、筒車7の筒部は、筒車抑え板
20の所定の個所に形成された円孔25を貫通して筒車
抑え板20の上側に突出されている。
を続けると、図2に示すように、ハウジング1および時
計ムーブメント5の上面には強磁性材料からなる薄い金
属板で形成された筒車抑え板20が配置されている。筒
車抑え板20は、図6に示すように、所定の2個所に折
曲形成された係合片21をハウジング1の上面側の所定
の2個所に形成された係合用凹部22(図5参照)に圧
入係合されているとともに、他の所定の2個所に折曲形
成された係合片23をムーブメント本体6の上面側の所
定の2個所に形成された係合用凹部24(図5参照)に
圧入係合されていることにより、ハウジング1および時
計ムーブメント5の上面に取り付けられている。この状
態では、筒車7の歯車部は、筒車抑え板20によってム
ーブメント本体6の上面に抑え付けられ、上方への移動
を規制されている。また、筒車7の筒部は、筒車抑え板
20の所定の個所に形成された円孔25を貫通して筒車
抑え板20の上側に突出されている。
【0012】次に、図2に示すように、筒車抑え板20
の上面には可撓性を有するシート状のエレクトロルミネ
ッセンス表示素子26が配置され、このエレクトロルミ
ネッセンス表示素子26の上面には可撓性を有する印刷
シート27が配置されていて、エレクトロルミネッセン
ス表示素子26および印刷シート27で可撓性の文字板
を構成している。印刷シート27は、例えば、透明シー
トの上面または下面に1〜12の時間を示す数字などが
印刷されたものからなっている。エレクトロルミネッセ
ンス表示素子26は、指針を照明するためのものであ
る。なお、筒車7の筒部は、エレクトロルミネッセンス
表示素子26および印刷シート27の各所定の個所に形
成された円孔28、29を貫通して印刷シート27の上
側に突出されている。
の上面には可撓性を有するシート状のエレクトロルミネ
ッセンス表示素子26が配置され、このエレクトロルミ
ネッセンス表示素子26の上面には可撓性を有する印刷
シート27が配置されていて、エレクトロルミネッセン
ス表示素子26および印刷シート27で可撓性の文字板
を構成している。印刷シート27は、例えば、透明シー
トの上面または下面に1〜12の時間を示す数字などが
印刷されたものからなっている。エレクトロルミネッセ
ンス表示素子26は、指針を照明するためのものであ
る。なお、筒車7の筒部は、エレクトロルミネッセンス
表示素子26および印刷シート27の各所定の個所に形
成された円孔28、29を貫通して印刷シート27の上
側に突出されている。
【0013】印刷シート27の上面にはリング状の文字
板抑え部材31が配置されている。文字板抑え部材31
は、外周部の所定の4個所に形成された係合片32をハ
ウジング1の外周面の所定の4個所に形成された係合部
33(図5および図6参照)に係合されていることによ
り、ハウジング1の上面側に取り付けられている。この
状態では、印刷シート27およびエレクトロルミネッセ
ンス表示素子26は、文字板抑え部材31によって筒車
抑え板20の上面に抑え付けられている。この場合、筒
車抑え板20は、エレクトロルミネッセンス表示素子2
6を補強するための補強板を兼ねている。
板抑え部材31が配置されている。文字板抑え部材31
は、外周部の所定の4個所に形成された係合片32をハ
ウジング1の外周面の所定の4個所に形成された係合部
33(図5および図6参照)に係合されていることによ
り、ハウジング1の上面側に取り付けられている。この
状態では、印刷シート27およびエレクトロルミネッセ
ンス表示素子26は、文字板抑え部材31によって筒車
抑え板20の上面に抑え付けられている。この場合、筒
車抑え板20は、エレクトロルミネッセンス表示素子2
6を補強するための補強板を兼ねている。
【0014】なお、上記第1実施例では、図3に示すよ
うに、時計ムーブメント5をハウジング1に固定するの
にネジ10を用いているが、これに限定されるものでは
ない。例えば、図7に示す第2実施例のように、ボス1
4を一点差線で示すようにある程度長くし、このボス1
4にステータ11の円孔16、コイルコア12の円孔1
7、輪列受13の円孔18およびハウジング1の円孔4
を嵌合させ、ハウジング1の円孔4から突出したボス1
4の先端部を実線で示すように溶融してカシメることに
より、ステータ11、コイルコア12および輪列受13
をムーブメント本体6に取り付けるとともに、時計ムー
ブメント5をハウジング1に固定するようにしてもよ
い。このようにした場合には、第1実施例の場合のネジ
10が不要となり、部品点数を少なくすることができ
る。また、ボス14は、時計ムーブメント5をハウジン
グ1に固定するためのボスと、ステータ11などをムー
ブメント本体6に取り付けるためのボスとを兼ねている
ので、溶融してカシメる箇所が増加しないようにするこ
とができる。なお、ハウジング1の突出部3にボスを設
け、ムーブメント本体6に円孔を設けるようにしてもよ
い。
うに、時計ムーブメント5をハウジング1に固定するの
にネジ10を用いているが、これに限定されるものでは
ない。例えば、図7に示す第2実施例のように、ボス1
4を一点差線で示すようにある程度長くし、このボス1
4にステータ11の円孔16、コイルコア12の円孔1
7、輪列受13の円孔18およびハウジング1の円孔4
を嵌合させ、ハウジング1の円孔4から突出したボス1
4の先端部を実線で示すように溶融してカシメることに
より、ステータ11、コイルコア12および輪列受13
をムーブメント本体6に取り付けるとともに、時計ムー
ブメント5をハウジング1に固定するようにしてもよ
い。このようにした場合には、第1実施例の場合のネジ
10が不要となり、部品点数を少なくすることができ
る。また、ボス14は、時計ムーブメント5をハウジン
グ1に固定するためのボスと、ステータ11などをムー
ブメント本体6に取り付けるためのボスとを兼ねている
ので、溶融してカシメる箇所が増加しないようにするこ
とができる。なお、ハウジング1の突出部3にボスを設
け、ムーブメント本体6に円孔を設けるようにしてもよ
い。
【0015】また、図8に示す第3実施例のように、ム
ーブメント本体6の外周面上部にフランジ部41を設け
るとともに外周面下部の複数箇所に係合片42を設け、
またハウジング1の時計ムーブメント収納孔2の壁面上
部にリング状の係合部43を設けるとともに壁面下部の
複数箇所に係合部44を設け、そして時計ムーブメント
5を時計ムーブメント収納孔2に上側から係合片42を
弾性変形させつつ収納し、フランジ部41を係合部43
に係合させることにより、時計ムーブメント5の下方へ
の移動を規制し、また係合片42を係合部44に係合さ
せることにより、時計ムーブメント5の上方への移動を
規制し、かくして時計ムーブメント5をハウジング1に
固定するようにしてもよい。
ーブメント本体6の外周面上部にフランジ部41を設け
るとともに外周面下部の複数箇所に係合片42を設け、
またハウジング1の時計ムーブメント収納孔2の壁面上
部にリング状の係合部43を設けるとともに壁面下部の
複数箇所に係合部44を設け、そして時計ムーブメント
5を時計ムーブメント収納孔2に上側から係合片42を
弾性変形させつつ収納し、フランジ部41を係合部43
に係合させることにより、時計ムーブメント5の下方へ
の移動を規制し、また係合片42を係合部44に係合さ
せることにより、時計ムーブメント5の上方への移動を
規制し、かくして時計ムーブメント5をハウジング1に
固定するようにしてもよい。
【0016】また、上記第1実施例では、エレクトロル
ミネッセンス表示素子26および印刷シート27で文字
板を構成したが、これに限定されるものではない。例え
ば、可撓性の文字板として、エレクトロルミネッセンス
表示素子26の上面に時字を印刷してなるもの、あるい
は不透明な可撓性を有するシートに時字を印刷してなる
ものを用いてもよい。また、エレクトロルミネッセンス
表示素子26の代わりに、可撓性を有するシート状のソ
ーラーパネルなどからなる電子部品を用いてもよい。
ミネッセンス表示素子26および印刷シート27で文字
板を構成したが、これに限定されるものではない。例え
ば、可撓性の文字板として、エレクトロルミネッセンス
表示素子26の上面に時字を印刷してなるもの、あるい
は不透明な可撓性を有するシートに時字を印刷してなる
ものを用いてもよい。また、エレクトロルミネッセンス
表示素子26の代わりに、可撓性を有するシート状のソ
ーラーパネルなどからなる電子部品を用いてもよい。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、時計ムーブメントをハウジングにネジなど
の固定手段によって固定しているので、時計ムーブメン
トの上方への移動を規制することができる。この結果、
ハウジングおよび時計ムーブメント上に可撓性を有する
文字板を配置することができ、したがって文字板として
可撓性を有するシート状のものを用いることができる。
明によれば、時計ムーブメントをハウジングにネジなど
の固定手段によって固定しているので、時計ムーブメン
トの上方への移動を規制することができる。この結果、
ハウジングおよび時計ムーブメント上に可撓性を有する
文字板を配置することができ、したがって文字板として
可撓性を有するシート状のものを用いることができる。
【図1】この発明の第1実施例における指針式時計の要
部の底面図。
部の底面図。
【図2】図1のA−A線に沿う断面であって上下を通常
の状態とした場合を示す図。
の状態とした場合を示す図。
【図3】図1のB−B線に沿う断面図。
【図4】ハウジングの底面図。
【図5】ハウジングの時計ムーブメント収納孔に時計ム
ーブメントを収納した状態の平面図。
ーブメントを収納した状態の平面図。
【図6】ハウジングおよび時計ムーブメントの上面に筒
車抑え板を取り付けた状態の平面図。
車抑え板を取り付けた状態の平面図。
【図7】この発明の第2実施例における指針式時計の図
3同様の断面図。
3同様の断面図。
【図8】この発明の第3実施例における指針式時計の図
2同様の断面図。
2同様の断面図。
1 ハウジング 2 時計ムーブメント収納孔 3 突出部 5 時計ムーブメント 6 ムーブメント本体(地板) 8 ステップモータ 10 ネジ 20 筒車抑え板 26 エレクトロルミネッセンス表示素子 27 印刷シート 31 文字板抑え部材
Claims (6)
- 【請求項1】 時計ムーブメントと、 この時計ムーブメントを収納する収納孔が形成された枠
状のハウジングと、 このハウジングおよび前記時計ムーブメントの上面に配
置された可撓性の文字板とを備え、 前記ハウジングの下面側に前記収納孔に突出する突出部
を設け、この突出部に前記時計ムーブメントをネジによ
って固定したことを特徴とする指針式時計。 - 【請求項2】 前記ネジは、少なくともステップモータ
のステータおよびコイルコアを前記時計ムーブメントに
固定するネジを兼ねていることを特徴とする請求項1記
載の指針式時計。 - 【請求項3】 時計ムーブメントと、 この時計ムーブメントを収納する収納孔が形成された枠
状のハウジングと、 このハウジングおよび前記時計ムーブメントの上面に配
置された可撓性の文字板とを備え、 前記ハウジングの下面側に前記収納孔に突出する突出部
を設け、この突出部の所定の個所とこれに対応する前記
時計ムーブメントのムーブメント本体とのうち一方に設
けたボスを他方に設けた孔に嵌合させ、この孔から突出
した前記ボスの先端部を溶融してカシメることにより、
前記時計ムーブメントを前記ハウジングに固定したこと
を特徴とする指針式時計。 - 【請求項4】 前記ボスは、少なくともステップモータ
のステータおよびコイルコアを前記時計ムーブメントに
固定するボスを兼ねていることを特徴とする請求項3記
載の指針式時計。 - 【請求項5】 時計ムーブメントと、 この時計ムーブメントを収納する収納孔が形成された枠
状のハウジングと、 このハウジングおよび前記時計ムーブメントの上面に配
置された可撓性の文字板とを備え、 前記時計ムーブメントの外周面下部に係合片を設けると
ともに、前記ハウジングの前記収納孔の壁面下部に係合
部を設け、前記係合片を前記係合部に係合することによ
り、前記時計ムーブメントを前記ハウジングに固定した
ことを特徴とする指針式時計。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の発明に
おいて、前記可撓性の文字板はシート状のエレクトロル
ミネッセンス表示素子からなることを特徴とする指針式
時計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14694495A JPH08313651A (ja) | 1995-05-23 | 1995-05-23 | 指針式時計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14694495A JPH08313651A (ja) | 1995-05-23 | 1995-05-23 | 指針式時計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08313651A true JPH08313651A (ja) | 1996-11-29 |
Family
ID=15419112
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14694495A Pending JPH08313651A (ja) | 1995-05-23 | 1995-05-23 | 指針式時計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08313651A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000003310A1 (fr) * | 1998-07-10 | 2000-01-20 | Citizen Watch Co., Ltd. | Montre |
-
1995
- 1995-05-23 JP JP14694495A patent/JPH08313651A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000003310A1 (fr) * | 1998-07-10 | 2000-01-20 | Citizen Watch Co., Ltd. | Montre |
US6310836B1 (en) | 1998-07-10 | 2001-10-30 | Citizen Watch Co., Ltd. | Timepiece |
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