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JPH08311766A - ポリエステル系繊維構造物およびその製造方法 - Google Patents

ポリエステル系繊維構造物およびその製造方法

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Publication number
JPH08311766A
JPH08311766A JP7121915A JP12191595A JPH08311766A JP H08311766 A JPH08311766 A JP H08311766A JP 7121915 A JP7121915 A JP 7121915A JP 12191595 A JP12191595 A JP 12191595A JP H08311766 A JPH08311766 A JP H08311766A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
owf
compound
polyester fiber
fiber structure
quaternary ammonium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7121915A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Umeki
英雄 梅木
Shogo Hiraiwa
省吾 平岩
Jiro Tabata
次郎 田畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP7121915A priority Critical patent/JPH08311766A/ja
Publication of JPH08311766A publication Critical patent/JPH08311766A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】ポリエステル系繊維内部にハロゲン化シクロア
ルカン化合物を1.3%owf以上含有し、繊維表層部
に第4アンモニウム塩または/およびビグアニド基を有
する化合物を0.04〜2.1%owf含有することを
特徴とするポリエステル系繊維構造物。 【効果】本発明により得られるポリエステル系繊維構造
物は、防炎基準に合格する難燃性能を維持し、しかも洗
濯耐久性に優れた抗菌性を有している。また、これまで
困難とされていたポリエステル系繊維の難燃、抗菌性能
の複合化が可能になり、カーテン分野などへの商品展開
を幅広いものとすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリエステル系繊維構
造物およびその製造方法に関するものである。さらに詳
細には、抗菌性、難燃性を有するポリエステル系繊維構
造物およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリエステル系繊維製品は衣料用、イン
テリア用に幅広く使用されているが、こうした繊維製品
においては、繊維表面に付着した人体からの汗や、大気
中の汚れを栄養源として繁殖した細菌や黴などの微生物
により悪臭を発したりする問題がある。
【0003】一方、マッチ、煙草などを出火源とする火
災の被害を最小限に抑えるため、ホテル、病院、映画館
などで使用されるインテリア材料は消防法により防炎規
制がされている。こうした状況の中で、安全性が高く快
適な生活環境をつくるうえで、抗菌性、難燃性を同時に
兼ね備えた繊維製品の開発が望まれている。
【0004】従来から抗菌加工製品は、種々開発され特
公平2−30340号公報に第4アンモニウム塩基を有
するオルガノシリコーンを付与する方法が示されている
が、シリコーン系第4アンモニウム塩の抗菌剤は、綿製
品では洗濯耐久性は得られるが、ポリエステル繊維等の
合成繊維製品では洗濯に対してはそれだけでは効力に持
続性がない。
【0005】また、特開平1−11076号公報に示さ
れている第4アンモニウム塩とメラミン樹脂を併用する
加工方法では、抗菌性の耐久性は得られるが、難燃性ポ
リエステル繊維に処理した場合、溶融時の粘度が高くな
りドリップ性が悪くなるため必要な難燃性が得られな
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、ポリ
エステル系繊維構造物に対して、商業洗濯耐久性のある
抗菌性、難燃性を付与した繊維製品を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に本発明のポリエステル系繊維構造物は次の構成を有す
る。
【0008】すなわち、ポリエステル系繊維内部にハロ
ゲン化シクロアルカン化合物を1.3%owf以上含有
し、繊維表層部に第4アンモニウム塩または/およびビ
グアニド基を有する化合物を0.04〜2.1%owf
含有することを特徴とするポリエステル系繊維構造物で
ある。
【0009】また、本発明のポリエステル系繊維構造物
の製造方法は次の構成を有する。
【0010】すなわち、1.5〜20%owfのハロゲ
ン化シクロアルカン化合物を含む染色浴中、浴比を1:
50〜1:5とし、80℃以上で処理し、洗浄した後、
0.04〜2.1%owsの第4アンモニウム塩または
/およびビグアニド基を有する化合物、10%ows以
下のハロゲン化シクロアルカン化合物を含む処理液を繊
維表面に付与し、100〜210℃で熱処理を行うこと
を特徴とするポリエステル系繊維構造物の製造方法であ
る。
【0011】
【作用】以下、本発明のポリエステル系繊維構造物につ
いて詳細に説明する。
【0012】本発明のポリエステル系繊維構造物として
は、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフ
タレートなどに代表されるポリアルキレンテレフタレー
ト繊維またはこれらのアルキレンテレフタレート単位を
主体とし、これら共重合成分との共重合体繊維からなる
不織布、織物、編物、縫製品などを用いることができ
る。
【0013】また、繊維断面形態としては丸形、異形な
ど特に限定されない。なお、これら繊維構造物にはあら
かじめ、染料、顔料、酸化防止剤、抗菌剤または含リ
ン、含ハロゲンあるいは含アンチモンなどの難燃性化合
物を含有させることできる。
【0014】本発明においては、第4アンモニウム塩ま
たはビグアニド基を有する化合物として、3−(トリメ
トキシシリル)プロピルジメチルオクタデシルアンモニ
ウムクロリド、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニ
ウム、ポリオキシエチレントリメチルアンモニウムクロ
リド、アルキルトリメチルアンモニウム塩、臭化フェノ
ドデシウム、イソオクチルフェノキシエトキシエチルジ
メチルベンジルアンモニウムクロリド、セシルジメチル
ベンジルアンモニウムクロリド、(3,4−ジクロルベ
ンジル)ドデシルジメチルアンモニウムクロリド、アル
キルジメチルエチルアンモニウム塩、アルキルアミドプ
ロピルジメチルベンジルアンモニウム塩、ジイソブチル
クレゾキシエトキシエチルベンジルアンモニウム塩、
1,1′−ヘキサメチレンビス[5−(p−クロルフェ
ニルビグアニド)]塩酸塩、ドデシルグアニンジン塩酸
塩、ポリ−オキシエチレン(ジメチルイミノ)エチレン
(ジメチルイミノ)エチレンジクロリド(以下、PMI
ECという)、ビス−(p−クロル−フェニルビグアニ
ド)ヘキサン、ポリヘキサメチレンビグアニジン塩酸塩
などを用いることができるが、これに限定されるもので
はない。
【0015】第4アンモニウム塩もしくはビグアニド基
を有する化合物、または第4アンモニウム塩およびビグ
アニド基を有する化合物は繊維表層部に0.04〜2.
1%owf含有されてなるものであり、0.1〜1%o
wf含有されてなるのは好ましい。
【0016】0.04%owfに満たない場合には、十
分な抗菌性能の洗濯耐久性が得られない問題があり、一
方、2.1%owfを越える場合には難燃性が低下する
問題がある。ここで、繊維表層部とは、単繊維表面から
単繊維半径の1/2までの領域をいう。なお、第4アン
モニウム塩およびビグアニド基を有する化合物がこの領
域に存在するか否かは、試料を含金染料等により染色
し、繊維断面を光学顕微鏡で観察することにより確認す
ることができる。
【0017】本発明においてはアミノプラスト樹脂はト
リメチロールメラミン、ヘキサメチロールメラミンなど
のメラミン樹脂、ジメチロールプロピレン尿素、ジメチ
ロールエチレン尿素、ジメチロールヒドロキシ尿素など
の尿素系樹脂、ジメチロールウロンなどのウロン樹脂な
どを用いることができるが、これに限定されるものでは
ない。樹脂の付着量は繊維に対して、0.01〜0.3
5%owfが好ましく、0.05〜0.2%owfがよ
り好ましい。
【0018】また、難燃性が阻害されない範囲であれ
ば、他のウレタン系、エポキシ系あるいはアクリル系な
どの合成樹脂を併用することもできる。
【0019】本発明のハロゲン化シクロアルカン化合物
とは、環状飽和炭化水素化合物または少なくとも1個の
環状飽和炭化水素基を有する飽和炭化水素化合物であっ
て、水素原子の少なくとも1部分がハロゲンにより置換
された化合物をいう。かかる化合物の具体例としては、
例えば、1,2,3,4,5,6−ヘキサブロモシクロ
ヘキサン、1,2,3,4−テトラブロモシクロオクタ
ン(以下、TBCOと略記する)、1,2,5,6,
9,10−ヘキサブルモシクロドデカン(以下、HBC
Dと略記する)、1,2−ビス(3,4−ジブロモシク
ロヘキシル)1,2−ジブロモエタンまたはこれらの化
合物の臭素が塩素で置換されたものなどを用いることが
できる。かかる化合物の中でもハロゲンの大部分または
すべてを臭素としたものは吸尽効率が極めて高いため、
本発明に好適である。
【0020】ハロゲン化シクロアルカン化合物の繊維内
部の含有量は、1.3%owf以上とするものである。
【0021】一般的には、耐光堅牢度や吸尽効率の観点
から、上限値は10%owf以下とするのが好ましい。
【0022】1.3%owfに満たない場合には、抗菌
加工により難燃性能が低下する問題があり、難燃性能、
耐光堅牢度などの観点から、2%owf以上8%owf
以下とするのが好ましい。
【0023】本発明のポリエステル系繊維構造物の製造
方法は、例えば、まず染色浴中に上記した難燃性を付与
するためのハロゲン化シクロアルカン化合物を投入し、
染色と同時に難燃加工を行うものである。この場合、ハ
ロゲン化シクロアルカン化合物は繊維に対して1.5〜
20%owfとするものである。ハロゲン化シクロアル
カン化合物の使用量が1.5%owfに満たない場合に
は、抗菌剤により難燃性が低下し安定した難燃性能が得
られない問題があり、一方、20%owfを越える場合
にはその化合物のロスが大きく、作業性やコスト面で実
用的でないなどの問題がある。
【0024】また、染料の他、通常の染色に使用される
pH調整剤、均染剤および金属封鎖剤またはキャリアー
などを適宜添加することができる。
【0025】この際、浴比は1:50〜1:5とするも
のである。難燃剤や染料のロス、色ブレおよび色ムラの
観点から、1:20〜1:5が好ましい。浴比が1:5
0に満たないと難燃剤や染料のロスが大きく、色ブレな
どの問題があり、一方、1:5を越える場合には難燃剤
を繊維内部に均一に分布させることは難しく、また色ム
ラになりやすいなどの問題がある。
【0026】また、浴中処理温度は80℃以上とするも
のである。吸尽性の観点から、120〜145℃で浴中
処理するのが好ましい。その後、洗浄を行う。浴中処理
時間としては通常20〜60分程度が採用される。温度
が80℃より低い場合、難燃剤が繊維に吸尽されにく
く、耐久性がなくなるなどの問題がある。
【0027】さらに、染色前後あるいは、いずれか一方
で、ハロゲン化シクロアルカン化合物またはリン系の難
燃性化合物などを繊維表面に付与し、150〜210℃
の乾熱で処理することもできる。
【0028】その後、第4アンモニウム塩もしくはビグ
アニド基を有する化合物、または第4アンモニウム塩お
よびビグアニド基を有する化合物を0.04〜2.1%
ows、ハロゲン化シクロアルカン化合物を0.1〜1
0%ows含む処理液を浸漬処理、スプレー処理、泡処
理、グラビア処理などの任意の方法により繊維表面に付
与し、100〜210℃の乾燥、熱処理を行なうもので
ある。
【0029】第4アンモニウム塩もしくはビグアニド基
を有する化合物、または第4アンモニウム塩およびビグ
アニド基を有する化合物の濃度が0.04%owsに満
たない場合は、十分な抗菌性能の洗濯耐久性が得られな
い問題がある。一方、2.1%owsを越える場合に
は、難燃性能が低下し、コスト面でも実用上好ましくな
い。
【0030】また、抗菌性の耐久性および難燃性への悪
影響の観点から、処理液にアミノプラスト樹脂を0.0
1〜0.35%ows含有せしめるのも好ましい。
【0031】また、ハロゲン化シクロアルカン化合物の
量が10%owsを越えると黄変や堅牢度低下が見られ
るため好ましくない。また、処理液にはアミノプラスト
樹脂の触媒として無機酸塩、有機酸塩などが適量含まれ
ていてもよく、リン系の難燃剤なども併用することがで
きる。
【0032】熱処理としては、乾燥とセットを同時に行
うテンター1段仕上げを採用することも可能である。1
00℃未満の熱処理では耐久性の面で十分でなく、一
方、210℃を越えると繊維の黄化、脆化の問題があ
る。
【0033】
【実施例】本発明を、実施例および比較例によりさらに
詳細に説明する。
【0034】なお、実施例中の性能評価方法を下記に示
す。
【0035】[洗濯方法]JIS L 1042の6.
6.1(1)(洗濯装置)に準じて、弱アルカリ洗剤
“ザブ”(登録商標、花王(株)製)0.1%、温度6
0℃±2℃、浴比1:40で75分間処理した後、排液
脱水し、25分間すすぎ洗いを3回繰り返し行う。これ
を洗濯5回とする。
【0036】[難燃性評価]JIS L 1091 D
法(接炎試験)に準じて評価した。
【0037】[抗菌性評価]試験方法は菌数測定法を採
用した。試験菌株はStapylococcus−au
reus IID1677(MRSA)を用いた。試験
方法は減菌試料布に上記の試験菌液を注加し、35℃、
18時間培養後の生菌数を測定し、殖菌数に対する菌数
を測定し、次の基準に従った。
【0038】log(B/A)>2の条件下、log
(B/C)を菌数増減値差とし、1.6以上を合格レベ
ルとした。
【0039】ただし、Aは無加工品の接種直後分散回収
した菌数、Bは無加工品の18時間培養後分散回収した
菌数、Cは加工品の18時間培養分散回収した菌数を表
す。 [耐光堅牢度]JIS L 0842に準じて測定し
た。
【0040】[実施例1、比較例1]ポリエステル系繊
維100%の150d−48filの加工糸の編物を
“サンデットG−29”(三洋化成(株)製)1g/
l、水酸化ナトリウム(30%)2g/lを含む処理液
中で80℃、15分間の条件で精練を行なった後、乾燥
し180℃で30秒間の中間セットを行い、次の配合の
染色、難燃剤処理液を使用して液流染色機により、浴比
1:10として130℃で60分間処理した。
【0041】 <染色、難燃剤処理液の配合> 分散染料:レゾリン ブルー FBL(Resolin Blue FBL) 0.03%owf 助剤: イオネットTD−208 1g/l フィクサ−PH−500 1g/l ハロゲン化シクロアルカン化合物: HBCD 6%owf 次に、“サンデットG−29”(三洋化成(株)製)1
g/l、水酸化ナトリウム(30%)2g/l、ハイド
ロサルファイト1g/lからなる浴で80℃、20分間
還元洗浄し、60℃、10分湯洗後、さらに水洗を行っ
た。その後、ピンテンターで120℃、2分間乾燥し
た。
【0042】ついで、PMIECを0.03%ows、
0.05%ows、2.0%ows、2.2%ows含
む各水溶液にトリメチロールメラミンを0.16%ow
s、HBCDを5%ows加え処理液を調製し、該染色
布帛を浸漬した後、ピックアップ率100%で絞り、ピ
ンテンターで120℃、2分間乾燥、180℃、30秒
間熱処理してポリエステル系繊維構造物を得た。得られ
た繊維構造物の抗菌性、難燃性を評価した。
【0043】さらに、比較のため実施例1の染色、難燃
布帛を、トリメチロールメラミンを0.5%owsとし
た処理液に浸漬し、以下実施例1と同一の条件で処理し
た。表1に示す結果のとおり、抗菌剤の含有量が0.0
4%owf未満(比較例1−1)では、洗濯後の抗菌性
が不十分であった。2.1%owfを越えた場合(比較
例1−2)では難燃性が低下した。また、アミノプラス
ト樹脂の含有量が0.35%owf以上では難燃性も低
下した。
【0044】
【表1】 [実施例2、比較例2]実施例1において、HBCDを
含まずに、他の条件は同一で処理した染色布帛を、HB
CDを1.5%ows,2%ows,15%owsに調
製した処理液に浸漬した後、ピックアップ率100%で
絞り、ピンテンターで120℃、2分間乾燥後、195
℃、30秒間熱処理した。
【0045】次に、該染色、難燃布帛を、PMICEを
0.5%ows、トリメチロールメラミンを0.2%o
ws、スミテックスアクセラレータを0.1%ows含
む処理液に浸漬した後、ピックアップ率100%で絞
り、ピンテンターで120℃、2分間乾燥後、180
℃、30秒間熱処理してポリエステル系繊維構造物を得
た。得られた繊維構造物の抗菌性、難燃性を評価した。
【0046】その結果を表2に示す。表2のとおり、難
燃剤の付着量が1.3%owf未満(比較例2−1)で
は難燃性が低下した。またHBCDの付着量が10%o
wfを越えると耐光堅牢度が低下した。
【0047】
【表2】
【0048】
【発明の効果】本発明により得られるポリエステル系繊
維構造物は、防炎基準に合格する難燃性能を維持し、し
かも洗濯耐久性に優れた抗菌性を有している。
【0049】また、これまで困難とされていたポリエス
テル系繊維の難燃、抗菌性能の複合化が可能になり、カ
ーテン分野などへの商品展開を幅広いものとすることが
できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // D06M 101:32 D06M 13/38 13/46

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリエステル系繊維内部にハロゲン化シク
    ロアルカン化合物を1.3%owf以上含有し、繊維表
    層部に第4アンモニウム塩または/およびビグアニド基
    を有する化合物を0.04〜2.1%owf含有するこ
    とを特徴とするポリエステル系繊維構造物。
  2. 【請求項2】アミノプラスト樹脂を0.01〜0.35
    %owf含有することを特徴とする請求項1記載のポリ
    エステル系繊維構造物。
  3. 【請求項3】第4アンモニウム塩が主鎖に第4アンモニ
    ウム塩を有することを特徴とする請求項1または2記載
    のポリエステル系繊維構造物。
  4. 【請求項4】ビグアニド基を有する化合物が主鎖にビグ
    アニド基を有する化合物を有することを特徴とする請求
    項1、2または3記載のポリエステル系繊維構造物。
  5. 【請求項5】1.5〜20%owfのハロゲン化シクロ
    アルカン化合物を含む染色浴中、浴比を1:50〜1:
    5とし、80℃以上で処理し、洗浄した後、0.04〜
    2.1%owsの第4アンモニウム塩または/およびビ
    グアニド基を有する化合物、10%ows以下のハロゲ
    ン化シクロアルカン化合物を含む処理液を繊維表面に付
    与し、100〜210℃で吸尽処理を行うことを特徴と
    するポリエステル系繊維構造物の製造方法。
  6. 【請求項6】処理液が0.01〜0.35%owsのア
    ミノプラスト樹脂を含むことを特徴とする請求項5記載
    のポリエステル系繊維構造物の製造方法。
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